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シッキム州巡り/ペリン、ユクサム、ガントク


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全8泊のシッキム総まとめです。大雑把過ぎますかね。

なお、シッキムの上の方はまた別の入域許可が必要で、旅行会社を通してガイドも雇わないといけないみたいな話だったので行きませんでした。



<7/19〜21 ペリン>

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まずはカリンポンからペリンに移動しました。

ペリンはシッキム州なので州境での入域チェックがありますが、今回私はダージリンで許可証を貰って来たのでスムーズでした。

写真は道中3回あった、土砂崩れの崩れ待ち及び道の開通待ちです。崩れ切って落ち着いたらショベルカーが出動し、車両の通行が再開します。日常茶飯事なんでしょうね。



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ペリンの中心ロータリー

ペリンは宿とレストランがあるだけの小さな村でした。

シーズン中は雪山絶景を求めて沢山の旅行者が訪れるそうですが、残念ながらこの時期は雲に隠れて見えないし、他の旅行者もほぼいませんでした。何しに来たんでしょうね私は。

なのに3泊もしてしまったのは、ダージリンで貰った風邪がなかなか治らなくて療養していたからです。いつもは一晩で治すのですけども。



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ペリンの宿「Ladakh Guest House」

元相方ちゃんが持っていた歩き方を読ませて貰っていたので、そこに載っていた宿に入りました。

先述の通り今はシーズンオフのため全然お客さんが来ていないようで、宿の人達も「え、お客さん?」みたいな反応でした。ちなみに最後のお客は一ヶ月前で、日本人でした。



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ポークトゥクパ

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チキンモモ

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無念の料理名メモ紛失。ミニすいとんみたいなシッキム料理 

ロータリーにある確か「Treat Restaurant」みたいな名前の店がめちゃんこ美味しかったので、通いました。



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チャイを頼むとどこの店も可愛い茶器でたっぷり出してくれました。器は中国っぽいのに中身はチャイというのもちょっと面白いです。でもこの辺りでは「チャイ」だと通じないことがあって、皆さん普通に「ティー」と呼んでいました。ミルクティーはそのまま「ミルクティー」。

わたくしチャイとミルクティーの違いがよく分からなくなってきております。甘くて濃くてスパイス入りのは文句なしにチャイって感じがするものの、インド全土において普通のミルクティーを「チャイ」と言って出してくれるお店の方が圧倒的に多いので、チャイとは一体?いやそもそも「普通のミルクティー」とは?私が普通だと思ってるこのミルクティーは結構濃いし作り方は多分チャイのそれだぞ?でも味的にはロイヤルミルクティーだぞ?チャイとは?そして宇宙とは?



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Sangchen Pemayangtse Monastery/50ルピー

ペリン観光です。

似たようなゴンパを色々回ったせいでちょっと記憶が曖昧なのですが、確かこのゴンパには博物館があって、中にある立体地獄極楽図みたいなのが必見の代物でした。写真撮影禁止なのでお見せできませんが。



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Sanghak Choeling Monastely

ペリンの村を挟んで、先程のゴンパとは反対側の山の上にあるゴンパです。両者は数キロ離れていますが、木陰の道をのんびり散歩しながら行けるのでさして苦にならない距離と言えます。タクシーでも行けますし。

そして先程書いた立体地獄極楽図ですが、こちらのゴンパにあったかもしれません。すみません全然思い出せなくて。



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雪山は見えませんが、ときおり見える青空だけでも十分ありがたかったです。曇り続きでビタミンD(だったかな)が不足すると鬱になりやすいとか何とか。洗濯物も乾かないし、たまには晴れて欲しいのです。



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ペリン・ツーリストインフォメーションの掲示より

次は近くのケチュパリ湖に泊まりに行く予定でしたが、どうもアクセスが良くないようです。ペリンーケチュパリはいいけどその後に行くユクサムまでの足がありません。一旦ペリンに戻ってこないと。

というのも面倒なので全部歩いて行こうかな、そんな遠くないし。なんて考えてワクワクっとしましたが、残念ながら晴れたのは初日だけで、その後は雨続きだったので諦めざるを得ませんでした。運動不足にビタミン不足、ついでにトラブル連鎖に雨連鎖と来たらそりゃ風邪も長引くと言うものです。ずっと濡れた服着てますし。



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シッキム州限定ビール「Hit」

というわけで飲んでいます。いや、というわけも何も無いんですけど、シッキム州は酒税が安くてですね、写真のような地ビールもあるので飲まないわけにはいかなかったのです。

それで「Hit」なんですけども、割と甘めでした。何故か常温で出てきたので冷やせばもう少し飲みやすいと思うのですが、残念ながらそこまで好みの味では無かったです。でもアルコール度数がやや高めなのは良いと思います。



<7/22〜24 ユクサム>

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シェアジープ待ち中

ユクサムに移動します。

ユクサムは以前ラジャスタンで知り合ったイラン人が勧めてくれた村で、何がお勧めだったのかは全く覚えていないのですがとりあえず行ってみます。



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ユクサムの宿「Hotel Pradhan」


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宿からユクサム・バザール(村の中心)を見下ろす

着いてすぐ声をかけてくれた宿が予算内だったので決めました。情報があまり無かったので心配しましたが、小さな集落ながら宿は10数軒見かけました。



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ユクサムはのどかで素敵な村でした。例によってシーズンオフなのでひっそりしていますが、シーズン中は周辺雪山へのトレッキング基地になるようです。是非シーズン中に来たかったですね。ガッデム。



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ユクサム・バザールにあった巨大マニ車小屋



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Coronation Throne of Norbugang/20ルピー

こちらはシッキムの始まりの場所なんだそうです。ちなみに入場料20ルピー(35円くらい)の支払いが必要でしたが、誰もいなくて払えませんでした。



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この村好きです。

雨でトレッキングができない今は「何も無い村」と表現することもできますが、その何も無さが心を穏やかにしてくれます。



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ペリンもでしたが、野犬が多いです。そしてここらの野犬はすぐ寄って来るし飛びかかってくるしどこまででも付いて来ます。大変可愛らしいですが、服に穴が空くのでもう少し落ち着いて頂きたいものです。



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ペリンは(というかあのレストランが)めちゃんこ美味しかったのに、ユクサムではなかなか美味しいものに出会えませんでした。いえ文句を言う気はないのですが、カリーが嫌でトゥクパを頼んでいるのにカリー味にするのはどういうつもりなのかと。文句ですけど。



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国立公園管理局っぽいもの

今日はトレッキングコースをちょっとだけ覗いてみたいと思います。どうやら入山申請を出さなきゃいけないっぽいですが、今回は入り口あたりまでしか行かないのでスルーしました。マズイかなとも思いつつ。



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しかし道を間違えて全然トレッキングコースじゃない普通の道を歩いたので、問題ありませんでした。



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本日の相棒

この子が村からずっと付いて来ています。

野犬のくせに体力がないらしくすぐバテるし他の野犬に絡まれてるのを仲裁してあげないといけないし、世話の焼ける子です。何故そうまでして付いて来るのでしょう。愛情に飢えてるんですかね。



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Dubdi Monastery

地図を見たら僧院があったのでここまで歩いてみたのですが、近道して裏口に回ったら門が閉まっており、入れませんでした。そして番犬がいると思ったら相棒でした。

相棒が「ここまで来て入れないの!?疲れたんだけど!」みたいな分かりやすい態度を取ってくるので、今日はここまでにして帰ります。いい運動になりました。



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帰りは別の道を通ったら、かなりの近道だったようですぐ村に帰ってきてしまいました。

トレッキングはできませんでしたが、のんびり散歩するだけでも十分楽しめる素敵な村でした。そして汗をかいたおかげで風邪も治りました。



<7/25〜26 ガントク>

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ガントクに移動しました。シッキム州の州都らしく、なかなかに立派でお洒落な町です。



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ガントクの宿「Gohills Bed&Breakfast」

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宿の朝ごはん

宿探しはかなり苦戦しました。なかなか安宿がなく、スマホも壊れたのです。方向音痴からGPSを取り上げたら命に関わるんですよ分かっているのですか。

バングラデシュで一旦壊れてその後持ち直したアレですが、また機嫌を悪くしたようです。今回もなんとか持ち直しましたが、このあと何度も死亡と再生を繰り返すことになりました。



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Enchey Monastery

ガントク観光です。こちらは山の上にあるゴンパ。霧に包まれた巨大ゴンパはなかなかに神秘的でした。



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Namgyal Institute of Tibetology/20ルピー

チベット学研究所。博物館です。 

ここ素晴らしかったです。大きな博物館ではないのですが、非常に質の高い絵画や工芸品などがみっちり展示されており見応え十分でした。



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ロープウェイ(霧の中にうっすら見えるケーブルが多分そう)/117ルピー

こちらは楽しみにしていたロープウェイですが、結局乗りませんでした。

霧と雨で景色が全く見えないし、値上げもされていたので嫌になってしまったのです。天気が良ければ、周辺の山々やガントクの町並みを見下ろせる楽しい時間が過ごせたようなのですが。




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インドSIMのネットチャージが明日で切れるのですが、シム有効3ヶ月期限もそろそろ切れるのでついでに新しいものを購入しました。このルールはどうやらAirtelという携帯会社だけらしいのですが、すっかり使い慣れてしまったので新しいシムもAirtelです。でも3ヶ月後は流石にもうインドを出ていると思うので、大丈夫です。多分。

で、三回目となる今回のシム購入ですが、笑っちゃうくらい簡単でした。

一回目のコルカタは書類を書いてパスポートコピーや顔写真を提出して6時間待ってアクティベート(使用開始手続きみたいな)してうんたらかんたら〜と割と面倒くさく、

二回目のチェンナイは手続き自体は一回目より楽に感じましたが提出物などは一回目と同じで、そして何だかんだと手続きに3日を要しました。

そして三回目の今回は、

私「くださいな」
店の人「はいどうぞ」

で終了でした。

パスポートコピーはその場で撮ってくれたし、顔写真もスマホでパシャリと撮ってくれたし、書類も何も書いていないし、私がしたことと言えばお金を払ってシムを受け取ってスマホに挿しただけです。そして2時間待ったら勝手に使えるようになっていました。

私「なんでこんなに簡単なんですか!?前回結構苦労しましたよ!?」
店の人「簡単な方がいいじゃん(笑)」

そりゃそうですけど、じゃあ前回前々回は何だったのという話で・・・


一応、小売店とかではなく正規の店で買ったので、手続きなどは何も問題ないはずです。あっても知りませんけど。



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シッキムビール1「HIT」とキムチっぽいツマミ

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シッキムビール2「danceberg」とポークモモ

ガントクは綺麗で栄えていて宿が高くて正直居心地が良くないのですが、酒屋とバーがワンサカあったので良い町と言えます。先述しました通りシッキム州は酒税が安いので、キング・フィッシャーなどのビール中瓶を酒屋で買うと60〜70ルピー(100円)くらい。バーでも100〜130ルピー(160円とか)ほどで飲めるのです。

しかも、シッキムにはチベット料理店が沢山あるのです。モモとビール。これが!やりたかった!!のです。幸せな2日間でした。

以上、シッキム観光でした。次は是非雪山の映えるシーズン中に再訪したいものです。


明日からはインド北東部、セブンシスターズ(七姉妹州)巡りです。まずはメガラヤ州に移動し、「生きた橋」とか言うのっぴきならねえものを見に行きます。


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<うろ覚え情報コーナー>

◯ カリンポンからペリン

あまり本数が無い様子。私は朝7:00にバススタンドに行ったが午後まで待てと言われ、12:30発のシェアジープに乗った。運賃220ルピー、所要確か4、5時間。途中、メリーMelliのチェックポストでシッキム州入域手続きがある。入域許可証を既に持っている場合、所要2、3分。

◯ ペリンの宿

「Ladakh Guest House」
ドミもあるがシーズンオフで準備が出来ていないとかで、ツイン400ルピーの部屋をシングル利用200ルピーで借してくれた。ファンなし、wifiなし。トイレバケツシャワー共同だが、いつもピカピカでありがたい。言えばバケツにお湯を貰える。宿のオーナーご家族はとても親切で暖かい。天気が良ければ中庭からの眺めが良さそう。

◯ ペリンからケチュパリ湖、ユクサム

ツーリストインフォメーションによると、シェアジープはどちら行きも午後のみ、12:00くらいから待っていればそのうち来るとのこと。実際12:00から3時間ほど待った結果、ユクサム行きは4、5台。ケチュパリ湖行きは2台通った。ケチュパリ湖とユクサムを繋ぐ便はなく、一度ペリンに戻らないといけない。ケチュパリ発ペリン行きは朝6:30、ユクサム発ペリン行きは朝7:00とのこと。つまり、どちらもペリンからの日帰りはできない。タクシーチャーターならおそらく可能。

◯ ペリンからユクサム

12:00くらいから15:00くらいの間に4、5台のシェアジープが通ったが、どれも満席で5台目くらいでようやく乗れた。運賃は全然覚えてないけど距離の割に高かった気がする。200とかそんなんだったような。所要2時間半くらいだったと思う。

◯ ユクサムの宿

「Hotel Pradhan」
ユクサム・バザール(ユクサムの一応中心部)にあり便利。トイレホットバケツシャワー付きのシングル400ルピー。ファンなし、wifiなし。

◯ ユクサムからガントク

シェアジープがユクサム・バザールから、確か朝6:00発の運賃350ルピー。7時間くらいはかかったような気がする。これはガントク直行便なので少し早く着けるが、他にペリンやジョレタン経由で乗り継いで行く方法もある。ペリン行き(おそらくだがジョレタンまで行く)は朝7:00発とのこと。
 
◯ ガントクの宿

「Gohills Bed&Breakfast(Gohills Hostel)」
ドミ一人550ルピー、朝食付き。wifiありだがあまり繋がらない。ファンなし。トイレホットシャワー共同。とても小さな宿だが、M.Gロードの端にありどこへ行くにも便利。オーナー家族は若いご夫妻とチビッコで、とても親切にして頂いた。壁に色んなシッキム情報が貼られているのもありがたい。

◯ ガントクのロープウェイ

チケットオフィス9:45〜12:30/13:30〜16:30。
前は70ルピーくらいだったはずだが今年の4月から117ルピーに値上げされていた。

| インド | 23:30 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

ダージリン、カリンポン


<7/14〜17 ダージリン>

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シリグリTenzing Norgay Central Bus Terminal

ジャルパイグリからシリグリ、シリグリからダージリンへとバスで移動しました。



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ダージリンへはトイトレインという可愛らしい列車でも行けるのですが、道路と線路が並行しているのでこんなロマン溢れる風景を見られました。



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そしてトイトレインとも遭遇。 

乗りたいけど結構高いしどうしようかなと思っていましたが、こうやって外から見るのもなかなか良いものです。



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ダージリンの宿1「Shrestha Lodge &Restaurant」(1泊目)

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ダージリンの宿2「Hotel Tranquility」(2〜4泊目)

ダージリンには4泊しました。あまり観光はしていないのですが、街歩きが楽しくて毎日ふらふら出歩いていたらあっという間に時間が過ぎてしまいまして。



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ダージリンは雪山に囲まれた美しい町のはずですが、雨季ですので空はいつも真っ白でした。そして寒いので、常夏の地上から急に標高を上げた私はまんまと風邪を引きました。ツイッターで「風邪に気を付けないと」とか言ってたくせに。



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雪山は見られませんでしたが、全く晴れなかったかと言うとそうでも無かったです。霧が晴れて緑の山々が突如現れる瞬間は、何度見ても心が沸き立ちました。



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ダージリン風景です。

余談ですが、このあたりの写真を撮ったのを最後にメインのデジイチカメラを落として壊したので、これ以降はサブのコンデジで撮影しております。





最後のは完全に自分のせいなのですが、一応これまでの軌跡を残しておきます。失敗によって冷静さを失い、さらに失敗を呼んでいるのかもしれませんね。



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ダージリンにはアンティークショップが沢山ありました。色々悩んで結局買わなかったのですが、惜しかったかなと今更思っています。「かわいい〜」とか久し振りに言いました。



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ダージリンで食べたものの一部です。

ダージリンは観光地化されたお洒落タウンですが、町のあちこちにローカルなお店や屋台もあるので両方楽しめました。また、このあたりはチベットやネパール文化の濃いエリアなので、ドゥクパやモモなど懐かしの味を堪能できました。



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バングラ脱出記念に一度だけバーにも行きました。

この町は飲める店があまり多くなく、写真のバーもこれまでで一番高かったです。キング・フィッシャー中瓶が一本250ルピー(400円くらい)。これまで行ったバーは最安が60ルピーで最高が確か150ルピーだったので、だいぶ贅沢しました。まあこれまでは基本的に酒税の安い州でしか飲んでいなかったというのもありますが。



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でも、ツマミに頼んだ豚肉料理がとっても懐かしくて美味しくて最高でした。インドはベジ料理が多いしあってもチキンかマトンだし、スリランカはチキンと魚は見るけど豚は無かったし、バングラデシュはイスラムの国なので豚を一切食べないということで、およそ半年ぶりくらいのぶうさんだったのです。

久しぶりに食べる豚肉は、豚臭かったです。でも牛は牛臭いし鶏は鶏臭いし、そういうものだと思うんです。慣れてしまって気付かないだけで。あと、日本の肉はやたらと臭みを消したがるのでそういう理由もあります。でも肉の臭みは旨味だと思うので、あんまり爽やかにし過ぎないで欲しいなと思っています。マトンやラムなどは特に。あれが美味しいのではありませんか。



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ダージリンティー

ダージリンティーも飲みました。ちょっと良いやつ。値段が全てではありませんが、ちょっとお高いやつはやはり味も香りも違いますなあと分かったような感想を言ってみたりしました。



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チベット難民センター

ダージリンの外れの山の中にあるチベット難民センターです。



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手描きのポストカード購入 

チベット工芸品工房&販売店もかねており、ここでの買い物は直接チベット難民の人々への支援に繋がります。



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チベット難民センターはダージリンの町の中心(時計塔あたり)から徒歩一時間かからないので、ちょっとしたハイキングを楽しめます。シェアタクシーでも行けますが、隣町行きに便乗する形なので帰りの足の確保が難しいです。どのタクシーも満席で来るので。

行かれる方は、徒歩かタクシーチャーターが良いのではないかと思います。



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Foreignes Registration Officer

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Office of the District Magistrate

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シッキム入域許可証

ダージリンの後はシッキム州に入りたいので、入域許可を取りに行きました。本当は先日通ったシリグリで取るのが一番楽だったみたいです。

ダージリンで取るシッキム州入域許可は、持ち物はパスポートだけだし当日取れるし無料だしで決して難しくはないのですが、何故か書類を受け取るオフィスとそれを提出するオフィスが別でだいぶ離れているのが面倒でした。



<7/18 カリンポンへ>

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本日から相方ちゃんと別れ、また一人旅に戻ります。

本日の行き先はカリンポン。まだシッキム州ではありません。本当はペリン(シッキム州)に行きたかったのですが、それにはかなり遠回りのメリーMelliチェックポイントにまず行かなければいけないと言われたので、メリー近くのカリンポンに立ち寄ることにしたのです。

ジープスタンドの人にこれを言われたときはまたまたご冗談をと思いましたが、シッキム入域許可オフィスの人も同じことを言っていたのでおそらく本当です。そもそもこのあたりはインドであってインドではないので、これまでのようなしょうもないインディアンホラを吹かれることはあまりないのです。



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カリンポン・バス&ジープスタンド

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カリンポンの宿「Mayuri Lodge」

カリンポンです。



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カリンポン・ハット

カリンポンは毎週水曜と土曜にカリンポン・ハットという市場が開かれるそうで、ラッキーなことに今日がその水曜なので見てきました。それほど大きな市場ではありませんが、ローカル色満載で面白かったです。



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トンサ・ゴンパ

カリンポンには立派なゴンパ(お寺)がいくつもありました。

こちらはブータン王国で主流な宗派のゴンパなのだそうで、国王ご夫妻と可愛らしい王子様の写真が飾ってありました。

実はブータン王国に気軽に行ける方法を教わったのですが、違法でありながらも意外と難しくないからか結構これをしている旅人が多いようで、そろそろ国王様がお嘆きになるのではないかと思うので私はやめておきます。せっかく良好な関係を築けているのに、自分のせいで壊したくないではありませんか。

情報を下さった方、答えられず申し訳ありません。私はブロガー向きの積極的な性格ではなく、法や規則の壁を越えられないのです。でも、ワクワクさせて下さってありがとうございました!



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ドゥルピン・ゴンパ

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ドゥルピン・ゴンパから見るカリンポン

こちらは博物館も併設している大きなゴンパで、トンサ・ゴンパと同じく壁画が鮮やかで美しいです。小さな博物館にはみっちりとチベット仏教美術品や仏具が収められていて、壁には沢山の写真や資料や悲痛なメッセージが掲げられていました。

博物館を開けてくれたお坊さんは、チベット支配に関する解説を特によく読んでほしいと、静かに、かつ強く訴えていました。

チベットに行ってみたいと、改めて思いました。自治区ではなく、チベットの人達がチベット人として笑顔で暮らせる、チベットという国に。

 

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本日のお昼ごはん

帰宅後は遅めの昼食をとりに大衆食堂へ。

ポークモモがあったので喜々としてこれを頼んだら、小さな肉まんみたいな形をしていました。このあと行ったシッキム州でもこの形が多かったので、このあたりのモモはそれが主流なのかもしれません。

このお店がすごく美味しかったので珍しく店名をメモしたのですが、スマホがぶっ壊れて以下略。


明日からはシッキム州を巡ります。


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<うろ覚え情報コーナー/意外と覚えてる自分に感心>

◯ ジャルパイグリからダージリン

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シリグリTenzing Norgay Central Bus Terminal時刻表

ジャルパイグリからシリグリ確か一時間か二時間か。全然覚えてない。シリグリTenzing Norgay Central Bus Terminalからダージリンまでのバスは午前中に何本もあるが、正午が最終。(時刻表には11:00最終とあるが、窓口の人が言うには12:00にもう一本あるらしい。)私は13:30発のグームGhoom行きに乗り、グームからダージリン約6キロはシェアタクシー(確か30ルピー)で行った。トータル6時間くらいだったと思う。
また、上記バススタンド前にはダージリン行きのシェアジープが何台も待機しており、こちらは午後でも出るしバスよりずっと本数が多い。

◯ ダージリンの宿

「Shrestha Lodge &Restaurant」
BIGBAZAARの左斜め前、歩き方に載ってるホテル・プレスティージの階段の下。トイレホットシャワー付きのツイン一室確か950ルピー。ファンなし、wifiなし。インド料理レストラン併設。

「Hotel Tranquility」
坂の上の方にあるので行くのは大変だが、景色は良い、かと言うとそうでもない。シングルに近いダブル800ルピー、トリプル1,000ルピー。トイレホットシャワー付き。ファンなし、wifiあり。オーナーご夫妻は英語が堪能だし親切で感じが良い。素敵なリビングもあり、アットホームな雰囲気。

◯ シッキム州入域許可

シリグリで取るほうが早くて簡単らしい。ダージリンの場合、まず時計塔近くのForeignes Registration Officerに行って書類を記入、それを持って今度は駅前通りを北へ1キロほど行ったOffice of the District Magistrateに行き、許可証を貰う。無料、要パスポート。

◯ ダージリンからカリンポン

シェアジープ140ルピー、確か4時間くらいかかった。カリンポン行きシェアジープ切符売り場はバス&シェアジープスタンド内にあるが、隠れていて場所が分かりにくい。

◯ カリンポンの宿

「Mayuri Lodge」
トイレ冷水バケツシャワー付きのシングル400ルピー。言えばバケツにお湯を貰える。ファンあり、wifiなし。バス&ジープスタンドからHarijan Roadに入り、1分ほど歩いた右手側。

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バングラデシュの熱視線(4コマっぽい漫画5本)

Twitterに上げたバングラ漫画のまとめです。


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半年分積もった恨みがちょっと・・


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| バングラデシュ | 22:52 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

バングラ出国からのインド再入国

現在ブログが一か月遅れと酷いことになっておりますが、ツイッターに書きましたようにスマホがぶっ壊れまして、一ヶ月分の日記と5日分のブログ書き溜めが吹っ飛び遊ばした上に新しいスマホ(インド産)が色々酷すぎて空いた時間にブログを書き直そうにもこれまでの3〜5倍時間がかかりやってられるかこのΨ▷№□€°·<£

でもよく考えたら「長文ブログやめます」と宣言したにも関わらず元に戻っているので、これを機にまた軌道修正を図りたいと思います。とりあえずバングラデシュ編だけは完結させます。頑張って追い上げますので、今後もよろしくお付き合いください。


<7/13 バングラデシュ出国からのインド再入国>

移動及び出入国情報も日記と共に天に召されましたので、思い出せる範囲で適当にまとめます。


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スマホ昇天前に作ってあった画像によると、ディナジプールから北部ブリマリ国境まではこんなルートを辿ったようです。バスを3本くらい乗り継いだ覚えがあります。目標はダージリンですが距離からして一日でここまではたどり着けないので、本日の目標は国境を越えるところまでです。



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バングラ側イミグレ

出国はスムーズだったと記憶しています。あと、ここで出国税500+手数料25タカを支払いました。ブリマリの銀行で事前に支払うのが正式だそうですが、閉まっていまして。



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一応銀行の画像を載せておきます。銀行名は忘れました。



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インド側イミグレ

インド側イミグレはのどかな集落で、どこからでも入り放題出放題という感じでした。

また、入国直後のエリアにあった両替屋のレートが良かったため、残りのバングラタカを全てインドルピーに替えました。



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国境からこちらのマイナグリという町に移動します。

マイナグリ行きバス乗り場までは歩けるという情報があった気がしたのですが、お久しぶりのインド人力車愚連隊が非常にやかましくマップを見る隙さえ与えてくれず、



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相変わらずですねお前らと思いました。



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本日の宿「Hotel Paying Guest」(多分こんな名前だった)

マイナグリでは宿が見つからなかったので、お隣のジャルパイグリに移動して宿を見つけました。本日は朝8:00にディナジプールを出て、18:00少し前にジャルパイグリに着いたと記憶しています。

あわよくばダージリン行きの起点となるシリグリまで行きたいと思っていましたが、バスの乗り継ぎも国境越えもかなりスムーズに行ったにも関わらず結構時間がかかったので、ディナジプール・シリグリ間を一日で移動したい方はだいぶ朝早くに出た方がいいんでないかなと思います。



さて、そんなこんなでバングラ出国及びインド再入国を果たしたわけですが、バングラ旅は二週間程度だったにも関わらず、何やら異様に忙しかったです。でもまあ、出国してしまえばこちらのもの。バングラ難ともこれでオサラバと・・・

・・おや?何やらクレジットカード会社からメールが来ています。至急連絡してくれとのこと。

カード会社の人(電話)「お使いのカードが不正使用された疑いがあります。」「7/1にバングラデシュでキャッシングをされましたよね?おそらくそのときにスキミングされたのではないかと・・」

私「・・・。」


バングラ難は続きます。


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<うろ覚え情報コーナー>

◯ ディナジプールからダージリン方向へ国境越え(本日はジャルパイグリまで)

(1)ディナジプール→ブリマリまで直行便はなく、ローカルバス3、4本を繋ぐ。私は確かディナジプール→ランプル→ラルモニハット→パトグラムとバスで繋いで、パトグラムからブリマリは力車に乗った。どの町も大きなバススタンドが無く、バス降車場所から次のバス乗車場所までいちいち力車に乗らざるを得なかった。所要時間はトータルで確か5時間くらい。

(2)バングラデシュ出国は500タカ+手数料25タカの出国税支払いが必要。ブリマリの指定銀行(銀行名紛失)で先に払うのが正式だが、イミグレでも普通に受理される。
インドイミグレ直後に両替屋が数軒並んでおり、レートが良い。

(3)インド側国境の町チャングラバンダからマイナグリまでバス移動、運賃確か20とか40ルピー、所要40分くらいだったと思う。マイナグリにも宿はあるが数が少ない。マイナグリからジャルパイグリまで市バス一時間弱、確か20ルピー。

◯ ジャルパイグリの宿

「Hotel Paying Guest」(名前うろ覚え)
トイレ冷水シャワー付ダブルが一室780ルピーだったと思う。ファン付き。宿の人が親切で感じが良い。有線LANならあるらしいが、wifiは無い。ジャルパイグリは大きめの町で、宿も沢山ある。

| バングラデシュ | 22:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ディナジプール


<7/11 ジョイプールハットからディナジプールへ>

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ディナジプールに移動しました。ここがバングラ旅最後の町になります。

私はここから再南下及び東進しもう少しバングラ観光を楽しむつもりでしたが、トラブルが続きすぎてもう疲れたので北の国境から逃げることにしたのです。

いやトラブルそのものよりも、そのトラブルによって行く先々の警察署の人と連絡先を交換しボブさんから毎日電話がかかり次の行き先を報告しなければいけないという、この軽監視状態に耐えられなくて。いやこれは監視じゃなくて見守りで、感謝するところだということは分かっているのですけども。



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本日の宿

さてそんなわけでディナジプールに着きましたが、本日の宿はなんと、件のボブさんが予約を入れてくれたものです。



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ボブさん(電話)「今日はどこへ行くんだ?」
私「ディナジプールに行きます。」
ボブさん「わお!ディナジプールは俺の故郷だよ!マンゴーが有名で~省略~」
ボブさん「で、ホテルは決まってるのか?ホームステイには泊まるなよ?ちゃんとしたホテルに泊まるんだぞ?」

私「わはは、はい。先日はご迷惑をおかけしました。」
ボブさん「ホテルが見つかったらまた電話するから。」
私「へ!?いえ、ホテルは自分達で探すので大丈夫です。ちゃんとしたホテルに泊まりますから心配しないでください。」
ボブさん「分かった。」



10分後。


ボブさん「○○ホテル予約しといたよ~( ´∀` )b」

よほど信用ならなかったんでしょうね。



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本日の晩ごはん

移動が遅くもう夕方だったので、今日は特に何もせず夕飯だけ食べに出ました。確かチャーハンか何かだったと思います。

余談ですが、先ほどホテルの階段を踏み外し左足首を捻挫しました。今このブログを3週間遅れで書いておりますが、まだ痛いです。治りがけにトレッキングとかするから・・



<7/12 ディナジプール観光>

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ディナジプールの町並み

翌日は観光へ。

ディナジプールの町は都会ではないですがそこそこ大きくて、雰囲気も良く変に綺麗すぎず、好きな感じでした。



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市場です。



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大小の山羊たちがめちゃんこ可愛いです。食用ですけど。

山羊は野犬のようになついてはくれませんが、警戒心が弱いのか割と近くまで寄れるし、こちらがじっとしていたらヨチヨチ近付いて来て服やリュックを食み始め おいやめろ。



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サトウキビジュース

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本日のお昼ごはん

バングラの美味しいロティ(薄焼きパン)を久しぶりに食べたかったのですが、この食堂にはごはんしかありませんでした。ごはんももちろん好きですけども、この国とにかくパンが美味しいのです。

本日のおかずは、何も言っていないのに勝手に出てきたマトンカリーと謎の団子とヌメッとした緑色のヘドロでした。団子は多分里芋と粉を混ぜた感じの何かで、緑色のは多分モロヘイヤ的な野菜かなと思いましたが、原型を留めていなかったのでよくわかりませんでした。手づかみで食べるのがまたヌチョォッとしてもうね。



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カントノゴル・バザール(バス下車ポイント)

ディナジプールに来た目的は、郊外のヒンドゥー教寺院を見ることです。

町からバスに揺られて30分、寺院近くの路上で降ろして貰ったので、ここから寺院までは歩いて参ります。



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数年前の旅人のブログ記事だと木製か竹製の橋がかかっているはずでしたが、立派な石橋が完成していました。

遊びに来ただけの旅人としては風情ある光景が無くなり残念に思いますが、地元の人にとっては生活かより便利になったわけですから、喜ばしいことです。



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田畑を見るだけでみるみる心が癒されていきます。美しくてありがたくて美味しい光景です。

バングラデシュの主要産業はお米だそうで、バス車内で喋ったおっちゃんに「米作りは日本がナンバーワン!バングラデシュがナンバーツー!」なんて可愛いらしいヨイショをして頂きました。「バングラデシュがナンバーワンですよ。日本はナンバーツー。」と返してみたら、テヘヘと笑っていらっしゃいました。

ちなみに生産量で見ると、ナンバーワンは中国、次がインド、インドネシアと続いて4位にバングラデシュ。日本はと言うと、まさかの13位に沈んでおりました。(2016年Gloval Noteより)

いや国面積や人口や輸出量で見たらまさかということもないかもしれませんが、日本国内だけでもだいぶ食べているイメージだったので、5位以内には入っているかと思っていました。小麦食品やらスーパーフードとやらに押されているとは言え。



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途中にあった集落に立ち寄ったら、動物達の楽園のような光景が広がっていました。小さい命が沢山生まれていていとおしかったです。まあ食用ですけど。



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カントノゴル寺院

カントノゴル寺院に着きました。イスラム教国のバングラデシュでは珍しい、ヒンドゥー教寺院です。

パッと見は普通のお寺ですが、ちょっと瞼をカッと見開いてよくご覧ください。



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すんっばらしいでしょう。わたくし興奮しすぎてどうにかなりそうでした。

バングラデシュさんたら素晴らしいものをお持ちではないですか。何故ここを大々的に宣伝しないのでしょう。バングラはイスラム教国であるのに対し、ここがヒンドゥー教寺院だからでしょうか。あるいは、そもそもこの国は観光産業に力を入れていないからでしょうか。良いもの沢山持ってるのに。



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写真撮られ隊



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寺院の裏手にも可愛らしい遺跡がありました。

遺跡とは言っても、カントノゴル寺院やこれはたった300年前(200年前だったかも)の仕事なんだそうです。まだまだ現役でやれる年頃ですね。


ところでこの遺跡の近くで医学部の女学生達がフィールドワークをやっておりまして、皆さん先生の話を聞きながらチラチラこちらを気にしてくれてまあ可愛らしいと思っていたら、先生らしき人が見かねて

先生「オーケー、行って良し!」
女学生達「きゃああああ!」


私達は一瞬で取り囲まれ自撮りに巻き込まれました。

あまりに無邪気で可愛らしかったので調子に乗って30枚くらいお付き合いしてしまいましたが、外国人観光客が少ないとはいえそこまで珍しいものかね?と今日も不思議に思うのでした。

あとついでに気付いたことは、バングラ(インドも)の女性陣は一緒に写真を撮るとき皆均等に入る感じの構図を考えてくれるのですが、野郎共は半数が「ガイジンと俺」「なんか知らん日本人と俺」みたいな自分大プッシュの写真を撮りたがることです。角度を変え髪型を変えサングラスをかけ直しパシャパシャパシャパシャパシャパシャいい加減にしろこのナルシスト野ろ



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外国人取り囲み隊の中の一人が「近くのモスジット(モスク)もすごく良いよ!」と教えてくれたので、向かっております。2キロくらいだそうなので歩きです。



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途中通ったこちらの村がまた大変村らしい村で、心躍りました。こういうのが好きです。



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モスジット

名前を忘れましたが、モスジットです。

管理人さんとイマム(宗教的指導者、お坊さんみたいな)がいらして、簡単な遺跡の説明をしてくださいました。こちらのモスジットは、先ほどのカントノゴル寺院とほぼ同い年なんだそうです。

なお、写真に写っているサングラスの兄貴がまさかのイマムです。



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イマムがちょうどカントノゴル寺院方向に出かける用事があるとのことで、力車に相乗りさせてもらいました。そしたらギリギリのタイミングでスコールにあい、寺院前のチャースタンドに逃げ込みました。人間も動物も仲良く雨宿りです。


その後、雨が止んだので別の力車に乗りバス乗り場まで戻りましたが、狙ったかのようなタイミングで警察二人組が現れ、パスポートを見せるように言われました。相手はにこやかでしたし、簡単な質問に答えパスポートコピーを渡したらあっさり解放されましたが、私はまた警察のお世話になるのかと心臓が早鐘のように鳴り、もはやこれまでかと思いました。心身ともに。



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本日の晩ごはん

夕飯は町の人にお勧めを聞き、こちらの隠れ家的お店に来てみました。流石は地元民お勧めの店。とっても安くて美味しかったです。食べたのは切望のロティと野菜カリーと、駅とかでもよく売ってるポン菓子料理です。


明日はバングラデシュを出て、インドに再入国します。


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<情報コーナー>

○ ジョイプールハットからディナジプール

直行バスは無い模様。ジョエプルハットからインド国境の町ヒリまで30タカ、一時間くらい。ヒリ村内の別のバススタンドまで力車で移動、10タカ、5分くらい。ディナジプールまで100タカ、3時間くらい。

○ ディナジプールの宿

「MRIGOYA PREMIUM 」
エアコン無しファン有りのツイン一室1,000タカ。トイレ冷水シャワー付き。シャワーの出が良い。Wi-Fiありだが使える速度とは言えない。

○ カントノゴル寺院

ディナジプール・バスターミナルから「カントノゴル・バザール」までバス25タカ、30分くらい。そこから西に徒歩20分くらい。入場無料。

○ モスク(モスジット)
カントノゴルから南に徒歩20分くらい。「モスジット」と言えば村の皆さんが道を教えてくれる。入場無料。

| バングラデシュ | 21:43 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

パハルプール事件簿

パハルプールで起きた盗難事件の記録です。長いです。


<7/9 事件発生>

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宿のキッチン

丸一日パハルプール観光を楽しんだ私達は、お母さんが作ってくれる夕飯を待ちながら宿でのんびり過ごしていました。なお、今回の宿にはツインルームがなかったので、私と相方ちゃんは隣同士の別の部屋に泊まっております。

夜7時過ぎ。シャワーを済ませ、ご主人の部屋で村の写真などを見せて貰っていると、ラウンジで何やら相方ちゃんが慌てていることに気がつきました。

聞くと、サブバッグが無くなっているとのことでした。



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(7月9日夜19:00頃、盗難事件発生)

相方ちゃんが言うには、バッグと一緒に財布代わりのポーチも消えており、それらの中には現金ほぼ全額、クレジットカード数枚、そしてパスポートも入っていたそうです。

私達二人と、宿のご家族も総出で消えたバッグを探します。

ご主人「どこで無くしたんだ?さっき外に出ただろう。忘れてきたのか?」
私(通訳)「ちゃんと持って帰って来たと彼女は言っています。私もそれは見ました。」
ご主人「どこに行っていたんだ?どこに忘れてきたか覚えてるか?」
私「ですからちゃんと持って帰りました。外で無くしたのではありません。」
ご主人「どこを歩いた?どこに忘れてきたか思い出し
私「聞いてますか?確実に持って帰ってきました。この家の中で無くなったんです。」(半おこ)


話にならないご主人は無視して、「いつから無いのか、最後に見たのはいつか」と相方ちゃんに聞くと、

相方ちゃん「少なくとも帰宅時にはあった。ベッド脇の台座に置いたところまでは思い出せる。」
「その後いつ無くなったのかは分からない。部屋に鍵はかけてなかったけど、ずっと部屋の前のテーブルにいたから誰か入ったら気づく。誰も入ってないはず。」


とのことでした。

ならばと思い窓の鍵なども確認しましたが、鍵はかかっているし、そもそも鉄格子がはまっており外部から侵入できるようなものではありません。

しかし話をしているうちに、相方ちゃんはあることを思い出しました。

相方ちゃん「シャワーの水が出なかったから一度ご主人に見てもらった。その間数十秒、私も一緒にバスルームを覗いてた。そのとき背後にもう一人誰かいた気がする。」

そいつだ・・!


しかしそれが誰だったのか、顔は見ていないと相方ちゃん。多分男だった気がするけど、確かではないとのことです。

私(通訳)「この家に誰か来ましたか?」
ご主人「誰も来ていない。家族しかいない。」
私「私達が帰ってきたとき、ロビーに若い男の子が何人かいましたよね?」
ご主人「彼らは私の生徒だ。」

家族以外が来とるやんけと思いましたが、「まさか生徒さんが犯人では」なんて言えません。


その後も捜索は続きます。

ご主人「この家には誰も入ってきていない。いるのは私の家族だけだ。なんなら私達の部屋をチェックしてくれてもいいが?(笑)」

何笑っとんじゃと思いましたが、ここで喧嘩をしても何も良いことはありません。この家には立派な鉄製の玄関があるし、庭のキッチンには奥さんとお母さんが常にいたはずだし、ロビーには相方ちゃんも子供達もいました。「誰も来ていない」を信じるならば犯人はご家族の誰か(あるいは生徒さん)しかいないのですが、それは推測にすぎません。

そして事件発生から30分ほど経ったころ、何故か誰も聞いてこなかったバッグの形状と色を改めてご家族全員に説明したら、宿の娘ちゃんが何かに気づいたような反応をして、ご主人に何やら訴え初めました。何を言っているかは分かりません。この家で英語を話すのはご主人だけなのです。

そしてその直後。庭の暗闇から現れた奥さんが、「あったよ~!」みたいなことを(多分)言いながら件のバッグを掲げました。



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(同日19:45ごろ、紛失バッグ発見)

相方ちゃんは急いで中身を確認し始めます。その間私は奥さんとご主人に話を聞いていました。

ご主人「バッグはここ(庭の隅の石段の上)にあったって!」ニコニコ
ご主人「さっき彼女ここでキッチンの写真を撮ってたから、そのときに置き忘れたんだね!」ニコニコ


私「なんだあ相方ちゃんが忘れただけだったんですね〜いやあすみませんお騒がせしちゃって・・でもほんと見つかって良かった!!」

相方ちゃん「現金全部抜かれてる。」
相方ちゃん「あとこのバッグなんかすごい藁まみれになってるんだけど。」
相方ちゃん「私写真なんか撮ってないし。庭にも行ってない。」


私「・・・・」
相方ちゃん「・・・・」
私「・・どこにあったって言いました?」
ご主人「ここ。」

そこはアスファルトで、藁まみれになるような場所じゃありません。

私「彼女はここに来ていません。写真も撮ってないそうです。ちなみにここに来て写真を撮っていた人物は私です。」
ご主人「・・・・」



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(紛失バッグ発見、しかしパスポート以外の貴重品紛失)

この時点で私は、なんとなくこのご家族を疑ってしまっていました。非常に残念だしすごく嫌な話ですが、状況からしてそうとしか考えられなかったのです。

私「何が無くなってる?」
相方ちゃん「現金全部と、クレジットカード全部。あとポータブル充電器とか手帳も無い。」
私(通訳)「だそうです。」
ご主人「・・・・」

私「このまま荷物が出てこなかったら、私達は警察に行かなければいけません。(だから盗んだものを今すぐ出せ。)」

脅しをかけてみる私。


すると数分後、奥さんがどこからかクレジットカードの束を持ってきました。

私「どこにあったんですか?」
奥さん「・・・(庭の一角を指差す)」

そこは私もさっきチェックしましたが、クレジットカードなんて落ちていませんでした。

私「今から警察に行きます。警察署の場所を教えてください。」
ご主人「あー、・・・」

ご主人は何故か急に歯切れが悪くなり、警察署の場所も教えてくれません。色々と質問しても、先程までの態度が嘘のようにモゴモゴと聞き取れない返事を繰り返すばかりです。

私はますます、この人達を疑わなければいけない嫌な気持ちが膨らんで行きました。相方ちゃんは半分パニック、半分消沈状態で、「誰を信じていいのか全然分からない・・」と呟いていました。目が死んでいました。



その後、スマホの地図で最寄り警察署を探しながら、「何が無くなっているか」「現金はいくらあったか」など相方ちゃんに思い出して貰っていると、何やらゴツいお兄さんが訪ねて来ました。誰だ?親戚か?と思いつつ気にせず出掛けようとしたら、

ご主人「警察に行く必要はない。彼はポリスだ。」
彼「ニヤニヤ」


無視して警察に行きました。



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パハルプール警察署

警察署は、宿のすぐ近くにありました。オーナーと奥さん、そしてニヤニヤ男も渋々といった様子で付いてきましたが、ニヤニヤ男、命名・ニヤオはまさかの本物ポリスでした。

私が「盗難届を出します。書類を作ってください」と言うとニヤ男は面倒くさそうに何かの裏紙を取り出し、「で?」みたいな態度を取ります。

私「こんなメモじゃなく、正式な書類を書いてください。」
ニヤ男「イエス、ディスイズ(ニヤニヤ)」

明らかに適当な紙ですがこいつに何を言っても無駄だと思ったので、「私達は盗難届を出そうとしました」という記録だけは残そうと、とりあえずその紙を受け取り相方ちゃんに紛失物を書き出してもらいました。後から「なんでその日のうちに盗難届を出さなかったのか」とか言われても反論出来るように。

で、相方ちゃんが盗まれた現金の詳細を分かる範囲で書き出していると、「USドル:約500ドル」という一文に対しご主人が

ご主人「ドルは100だろう!」

とか言い出しました。

私「・・・どういう意味ですか?」
ご主人「あ、いや、100ドルはだいたい8,000タカだよ。」
私「"ドルは100だった"って言いましたよね?どういう意味ですか?」
ご主人「うん、100ドルは8,000タカだ。」

急に英語が通じなくなるご主人。 

私はもう完全にこの人を疑い、虫けらを見るような目をしていました。

・・・しかしこの件については、実はオーナーが真っ黒とも言い切れません。

何故なら、相方ちゃんが最初500ドルと書いた数字は別の場所(後述します)で書いた時には50ドルになっており、最終的には10ドルになったからです。いくら持っていたか全然覚えていなかったらしくて、「いややっぱこれくらいだったかも・・」とみるみる数字が減って行きまして。

事件直後で混乱していたというのが大きいのでしょうけど、手持ちの現金が10ドルなのか500ドルなのかも思い出せないというのはちょっと管理がずさん過ぎます。現金ほぼ全額(バングラではかなりの大金)とクレジットカードをまとめて持ち歩いているのも危ないし、そもそも10ドルしかないのに500ドルなんて書いてしまって、完全に虚偽申告じゃないですか!捕まりますよ!

・・と思った私はこれを本人にも言ったのですが、盗難被害に遭い傷ついている相手をあまり追い詰めるのも・・と思いオブラート5重包みくらいにしてしまったので、ちゃんと伝わらなかったかもしれません。ウザがられようが追い詰めることになろうが、今後の彼女のためを思うならはっきり言うべきでした。




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話を元に戻します。

一応盗難届は書いたものの、前述の通りこれは盗難届でも何でもないただのメモ書きでした。そして、ニヤ男を見る限りこの警察署の人々に事件を解決する気があるとは思えませんでした。

なので私は、ニヤ男や宿オーナーや、何だか分からないけどいつの間にか私達を取り囲んでいた10数人の野郎共に向かってスマホの連絡帳をかかげ、「この人に電話をかけてください。ダッカの警察の人です。」と要求しました。いや自分でかけたかったのですが、圏外だったので。

電話の相手はダッカのツーリストポリス、我らがボブさんです。



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何故お前は圏外じゃないんだニヤ男、は、しぶしぶ電話をかけてボブさんと繋がったそれを私に渡したがりませんでした。しかしボブさんに何か言われたのか、嫌そうにその携帯を私に寄越しました。

私「夜分にすみません。ボブさん聞いてください。実はこうこうこういうことがあったんです。」
「盗難届を書いてほしいのに、ここのポリス達はそれをしてくれなくて困っているんです。」
「そして出来れば盗られたものを取り返したいのですが、誰も助けてくれなさそうなんです。」
「私達はどうすればいいでしょうか?」


ボブさん「オーケー分かった。今夜の宿は確保出来ているのか?」
私「はい、問題の宿に泊まるしかないですが、一応寝るところはあります。」
ボブさん「オーケー、その宿の主人に変わりなさい。」

ボブさんと話すご主人。しばらくして、また私に携帯が渡されました。

ボブさん「その宿は一部屋800タカだそうだ。君達は今夜ちゃんと泊まることができるぞ!安心していい。」

ボブさんありがとう。でも私達は別に宿の心配はしていません。

私「ありがとうございます。それはさておき、私達は盗難の件について困っているのです。盗られたものを取り返したいし、盗難届も欲しいのです。どうすればいいですか?」
ボブさん「明日はどこへ行くんだ?」
私「ここにはもう居たくないので、近くのジョイプールハットに泊まろうと思います。」
ボブさん「オーケー、ジョイプールハットは良い町だ。ホテルもある。何も心配するな!」

やっぱり論点がズレているボブさん。

その後も同じやり取りを繰り返し「駄目だこの人・・」と絶望的な気持ちになりましたが、なんやかんやで「明日ジョイプールハットの警察署に行きなさい。」「そしてそこからもう一度私に電話しなさい。」というお言葉を頂くことが出来ました。



その後はご主人と謎の取り囲み野郎共と一緒に宿に帰ったのですが、その中の一人に

謎の男「この宿に泊まっている限り君達は大丈夫だ!100%セキュリティだ!安心していいぞ!」

と言われました。

盗難事件直後に100%セキュリティとか言われてもねと思いました。



<7/10 事件翌日>

昨日は結局何も食べずに眠り、酷く疲れた気持ちで目覚めた朝は、蒸し暑くて薄暗くて頭が痛くて、昨日のアレが夢だったらいいのになあなんて思いました。被害者でもないのに。

そして、事件はまだ解決していません。

荷物をまとめていつでも出られる状態にした後、部屋で相方ちゃんと今後について話し合っていると、奥さんとお母さんと子供達がわらわらと団子になり、床の掃き掃除をしながらこちらを覗きこんできました。

そのゴミの中から、盗まれたはずの手帳を見つけました。中に挟んであったというクレジットカードの最後の一枚も一緒でした。

相方ちゃん「どこにあったんですか!?」
奥さん「(相方ちゃんの部屋を指差す)」

相方ちゃんの部屋は昨日重箱の隅をつつくようにチェックしました。床にそれが落ちていたのなら、見落とすはずがありません。

突如始まった掃除も、不自然にゴミに紛れていた手帳も、こちらを覗きこんできた仕草も、全てがわざとらしい小芝居のように思えました。とにかくパスポートやクレジットカードなど無くしたら困るものだけ返して、それで納得させようとしているのでは?というのが私と相方ちゃんの共通の見解でした。



出発前に、改めてご主人と話しました。ご主人はかなり気まずそうというか落胆しているというか、あまり話をしたくなさそうな雰囲気でした。

私「何か進展はありましたか?」
ご主人「僕は何も分からないよ・・」
私「改めて聞きますが、バッグはどこにあったんですか?」
ご主人「庭の隅だよ」
私「バッグはゴミまみれでした。本当にそこに置いてあったんですか?」
ご主人「君は僕を疑っているのだろうが・・僕はこの宿を10年やってるが、今までこんなことは無かったんだ。僕はすごくショックを受けてる。」
私「私達はもっとショックを受けています。」
ご主人「僕は貧乏な人間だ。毎日の稼ぎでなんとか生きてるんだ。一生懸命やってるんだ。」
私「その事とこの話は何の関係もありません。」

何故こんな会話をしなければいけないのか、腹立たしいのとやるせないのとが入り雑じった複雑な感情で、さらに頭が痛くなってきました。


私「私達は今からジョイプールハットに行きます。そして夕方まで待ちます。それまでにお金が出てきたら、出てこなくても、一度電話をください。」
「彼女は誰が犯人かは気にしないと言っています。無くしたものが戻って来されすれば、それでいいそうです。」
「私達は警察に行くことを望んでいません。無くしたものが見つかりさえすれば、警察には行きません。」
「ジョイプールハットのホテルが決まったら連絡します。夕方そこに来てください。昨日の宿泊費はそのときに渡します。」

私「私は貴方を信じます。宜しくお願いします。」

ご主人「分かった。」

そして私達は、パハルプールを後にしました。



上で言った内容は全て私の独断で、被害者の相方ちゃんを差し置いて勝手にそういう話に持って行ってしまいました。下手に追い詰めるより、「今なら穏便に済ませます」と言った方が良い結果になると思ったのです。

あと、「ほぼご家族で確定だろう」と思っている一方で、少しだけ、まだ信じたい気持ちもありました。ご主人は遺跡を丁寧に案内してくれたし、物静かながら仕事熱心だし、物腰も柔らかでいかにも良い人そうでした。私は正直なところ、何を信じて何を疑えばいいのか、よくわからなくなっていました。



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ジョイプールハットの宿

ジョイプールハットに着いた後適当な宿に入り、二人してグッタリとベッドに倒れこんでそのままウトウトしていたら、ボブさんから電話がかかってきました。



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ボブさん「ジョイプールハットに着いたか?」
私「はい、今着いたところです。」
ボブさん「よし、では今すぐ警察に行きなさい。そして着いたらまた私に電話しなさい。私から事情を話そう。」
私「分かりました。よろしくお願いします。」

今朝ご主人とした「夕方まで待ちます。それまで警察には行きません。」という約束を思いっきり破ることになりますが、致し方ありません。もうなるようになれです。



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警察二軒目/ジョイプールハット警察署

ジョイプールハットの警察署に入り簡単に事情を説明し、それからボブさんに電話をかけました。そしてボブさんが事のあらましを説明してくれましたが、残念ながら「パハルプールはうちの管轄じゃないんだ。君達は隣町のバダルガチー警察署まで行かないといけない。」というお返事でした。地図を見たらそう遠くない町ですし、とにかく行く他ありません。

しかしここからがまたバングラ警察の恐ろしい所で、私達は一旦別の立派な部屋に案内され、警察署長みたいな人と面会し、何故かチャーとお菓子をご馳走になり、署長さんと電話番号を交換した上で談笑し、パトカーに乗せられバス乗り場まで送って頂き、バダルガチー警察署に無事行けるようバスの係員さんに言付けまでしていただきました。

結果、私達は迷うことなくバダルガチー警察署に辿り着くことが出来ました。

バングラデシュ警察の皆さんの優しさ、そして面倒見の良さ。昨日からの流れで疲弊しきった心に急に過度な栄養を与えられ、私は全身の震えを感じると共にちょっと酸欠を起こしそうになっていました。今切実に、良いことも悪いことも起きない、退屈な日々を過ごしたい気持ちです。



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警察三軒目/バダルガチー警察署

バダルガチー警察署の人には事前に連絡が行っていたらしく、すぐに執務室みたいな所に案内して頂けました。

偉い人が入れ替わり立ち代わり部屋に入ってきて、その度に事件について説明し直したりボブさんと電話を繋げたりと忙しくはありましたが、昨日とは違い確実に事の処理が進んでいるのが分かります。

バダルガチー警察署の皆さんは色んなところに電話をかけ、事前に用意しておいた「紛失物リスト」にもしっかり目を通してくれ、書類を書いてはまたどこかに電話して、私達に確認を取り、また電話をして・・と忙しく動いてくださいました。

そしてここでもまたジュースやお菓子を出して頂きました。警察署に来ている緊張感から喉が渇いていた私はこれに大分助けられましたが、飲んでも飲んでもやっぱり喉は渇きました。



そして。

バダルガチー警察署到着からおよそ3時間。ジョイプールハット到着から数えると5時間。そして事件発生からはそろそろ24時間になろうかという頃、事件はついに解決の時を迎えました。



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なんと、盗まれた品々が戻って来たのです。

私は驚きすぎて言葉が出てきませんでした。相方ちゃんは「イヤホンが無いんだけど。」とか言っていました。君冷静だな。


相方ちゃんが品物を受け取り、警察の人と一緒に中身を確認します。

ポータブル充電器は二つとも無事。イヤホンは戻らず。現金は、インドルピーや日本円は無事。バングラデシュタカはやや減っていたようですが、9割は無事。USドルは500と言っていたのが10ドルしか戻りませんでしたが、相方ちゃん曰く「元々こんなもんだったかも」とのことでした。彼女の金銭感覚はどうなっているのでしょう。そしてご主人の昨日の発言(「ドルは100だった」)は何だったんでしょう。



そして肝心の犯人ですが、紛失物と一緒に連行されて来ていました。

犯人は、全く見覚えのない10代後半くらいの少年でした。

ご家族ではなかったのです。



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話の流れとは特に関係のない猫(気分転換)

私達は、すごく腑に落ちない気持ちでした。

"犯人"の少年と一緒にオーナーご夫妻も来ていたのですが、ご主人の話によると

ご主人「彼は近所の家具屋の少年だよ。彼はよく仕事で家に来る子で、昨日も来てたんだ。」ニコニコ
ご主人「彼が君の部屋からバッグを盗んで、中身を抜いて庭に放り投げたんだ。」ニコニコ


ご主人は、何故か微笑をたたえていました。

私達が腑に落ちないのは、あれだけ怪しさ満点だったのにそれが全て白だったという理解しがたいこの結果です。そして、ご主人の昨日の発言と今日の発言が、だいぶ矛盾している事です。

昨日は何度聞いても「だれも来てない。家族しかいなかった」と言い張っていたのに、今日は平気で「家具屋の少年が来ていた」とかのたまいます。昨日は「バッグはここに置いてあった」と庭の隅の石段を指していたのに、今日は「庭に放り投げてあった」とか言い出します。

宿の構造上、"犯人"の彼が本当に入って来ていたのなら誰か気付いたはずだし、相方ちゃんの部屋からバッグを持ち出す姿が目撃されなかったはずもありません。仮に持ち出せたとしても、そのバッグが庭に放り投げられていたらすぐに見つかるはずです。私も庭はチェックしましたが、そんなものは絶対に落ちていませんでした。


相方ちゃんは当然ながらかなり怒っていて、

相方ちゃん「何それ!?この子誰!?本当に犯人!?どうやって見つけたの!?・・って聞いて!!」

私(顎で使われる通訳)「どうやってこの子を見つけたんですか?」
ご主人「この子は近所の家具屋の子だよ。」
私「そうじゃなくて、どうやって、この子が犯人だと言うことに貴方は気付けたんですか?」
ご主人「この子がバッグを持ち出して、庭に投げたんだよ。」

ご主人はまた英語が分からない人になっていました。

そして、

ご主人「彼はこれから罰を受けることになるわけだけど・・・君達はそんなことを望むのかい?」ニッコリ

訳のわからんことを言い出しました。


私は冷静を装っていましたが、内心相当頭に来ていました。そして疲れきっていました。

昨日から警察署を何軒も巡り、何回も同じ話をさせられ、そもそも私は大して英語が得意ではないし、それなのに通訳をやらされ当事者より目立っているし、ご主人はボソボソと私にしか聞こえない(私にも聞こえない)声で話すし、都合の悪い時は急に英語ワカリマセンになるし、何か見たことない少年が急に犯人だとか言って出てくるし、トドメに「この子を罰するなんて君そんな酷いことするの?」とかもうお前らいい加減にしろと思っていました。

そしてそんなドロドロの頭で考えたのは、

「この人は少年に罪を着せたんじゃないか?」「あるいはグルなんじゃないのか?」「それで少年にいくらか渡して私達に減刑を望ませて、何か上手いこと収めようとしてるんじゃないのか?」

ということでした。

もちろん、こんなものはただの妄想です。警察がしっかり動いてくれたのですから、「少年が犯人、ご家族は無関係」が答えなのだと思います。実際、盗難時に相方ちゃんが背後に感じたのは「多分男」で、ご家族にはご主人と小さな息子さん以外に男性はいないのですから。

しかし、つい「グルなのでは?」とか考えてしまうくらい腑に落ちない点が多いため、この結果には納得が行きませんでした。事件は解決したのに、全くスッキリしません。



スッキリしないと言えば、宿泊費をまだ払っていませんでした。盗難事件と言い水の出ないシャワーと言い家庭内害虫Gの大量発生と言い中々酷い宿でしたが、ご主人は当然、宿泊費を要求して来ました。警察の人達には聞こえないヒソヒソ声で。さきほど宿のセキュリティの酷さについてこっぴどく叱られていましたので、そのせいもあるかと思われます。

昨日事件が起こるまでは宿泊費+夕飯&遺跡ガイドのお礼で少し多めに払うつもりだったのですが、色々考えた末に結局、言い値よりやや安い金額を渡しました。自分の中で妥当と思われる金額を。

「これが私達の怒りです。」という言葉を添えたら、ご主人はグゥッと言うような顔をしてこれを受けとりました。こちらもウグッとなりました。被害者ぶるなと言われるかもしれませんが、(いや実際被害者ですが、)私達はこんな結末は望んでいませんでした。パハルプールは本当に良い村だったし、遺跡も素晴らしかったのに。



その後は何故か警察署の皆さんが大喜びの大フィーバーで、バングラ警察恒例の大記念撮影大会が催されました。そしてふと気づくと室内はすごい数の人で溢れていました。狭い執務室にミッチリ20人くらいの人がいました。



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もう訳が分かりませんでした。



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私は疲れていました。



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新聞に載ったかもしれません。



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本日の晩ごはん

帰りはパトカーで送ってもらい、無事ジョイプールハットの宿に帰って来ました。バングラデシュのパトカーに乗るのはこれで三回目です。普通に旅をしているだけなのに何故こうも警察のお世話になるのでしょう。

帰宅後すぐにボブさんと、最初にお世話になったジョイプールハット警察署の偉い人に電話をし、「無事解決しました」という報告と助けて頂いたお礼を言いました。

晩ごはんは相方ちゃんが奢ってくれました。「面倒をかけてすみませんでした。色々とありがとう。」と言って貰えました。


これにて、パハルプール盗難事件は終劇したのでした。

チャンチャン。バタッ(←爆睡)


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◯ ジョイプールハットの宿

「Hotel Saurav」
トイレ冷水シャワー付きのツイン一室500タカ。ACなし、ファンあり。部屋もトイレバスも広くて使いやすい。レセプションのお爺ちゃんが優しい。メインバザールに面しており便利な立地。

| バングラデシュ | 23:49 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

パハルプールの仏教遺跡

「次回は盗難事件について書きます」と予告しましたが、バハルプールの観光写真を見直していたらあまりにのどかで綺麗で笑顔に溢れていてガビーンとなったので、今回は観光日記だけで終わりたいと思います。美しい思い出と嫌な事件を一緒にしたくないと思ってしまいまして。

大嘘予告をしてしまいすみませんでした。盗難事件については次回改めて書かせて頂きます。



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本日はパハルプールに移動しました。ここには世界遺産にも登録されている仏教遺跡があります。

ボグラからジョイプールハットを経由して、バス二本と力車一台を乗り継いだ計3時間の旅でした。



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この村には宿泊施設は無いとのことでしたが、一軒だけ、遺跡の敷地内にレストハウスがあります。ですが、なんだか分かりませんが泊まれませんでした。政府の許可が降りないみたいなことを言っていました。

非常に重要な余談でございますが、いや余談なのに重要って酷い矛盾ですがそれはさておき、コルカタで読んだバングラの歩き方2015年版(多分)にこのレストハウスの電話番号が載っていましたので、到着前に一度予約の電話を入れました。すると、出た人に

「僕もうパハルプールにいないんだよ。別の番号を教えるからそっちにかけて~」

と言われました。まさかの個人番号疑惑です。

バングラの歩き方最新版があれば修正されているかもしれませんが、もし2015年版をお持ちの方がいらしたら同じ結果に終わるかもしれないですし電話の相手が気の毒なので、一応情報として残させて頂きます。そして肝心の新しく聞いた番号ですが、また個人の番号だったらいけないので一応掲載は控えさせて頂きます。役に立たないブログで申し訳ありません。



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本日の宿

というわけで泊まれなかった遺跡レストハウスですが、代わりに村内のホームステイ先を見つけることが出来ました。遺跡入口前でそこのオーナーさんに声をかけて頂きまして。遺跡ガイドや、各国からの団体ツアー客のガイド、昼食の世話などをしているお家のようでした。

しかし非常に残念なことに、この夜、このホームステイ内で盗難事件が発生してしまいました。



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話は逸れますが、以前この宿に来た日本の団体ツアー客か誰かがお土産にこれを寄越したそうです。崎陽軒のシュウマイ、豚肉入りです。バングラデシュはイスラム教国。ここのご家族もムスリムです。

わざとやった訳ではないと信じたいですが、知らずにやったとしても、とんでもない過ちであると思います。

未開封でしたし、ご家族は中身がどういうものかはご存じでなく、しかしやはり怖かったようで「これはどういう食べ物?」「良かったら貰ってくれない?」と言われました。私は「肉と小麦粉のお料理です」と答えましたが、豚肉であることは言えませんでした。

で、これを私達が食べるか持ち帰るかするはずだったのですが、上記盗難事件のおかげでゴタつき、回収を忘れたまま宿を出てきてしまいました。

私も同罪な気がして、結構堪えております。食べずに処分してくれたことを祈るばかりです。賞味期限も大分前に過ぎていましたし。



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遺跡観光です。ホームステイのオーナーさんが案内してくれています。

こちらは先日行った「バゲルハットのモスク群」と並ぶ、バングラデシュ唯二の世界遺産のうち一つです。

8世紀半ばから9世紀にかけて建設された仏教寺院遺跡群。 バングラデシュはイスラム教国であるが、当時、この地域はパーラ王朝の支配を受け、その時代には仏教が大いに栄えた。これと共に、この地域には多数の仏教寺院が建設され、その最大級のものがパハルプールである。ちなみに、ベンガル語でパハルは「山」、プールは「中核」を意味する。

です。Wikipedia先生いつもすみません。



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富士山のような形をしたこちらは基礎部分で、以前はここに立派な尖塔が建っていたのだそうです。

しかしこの地域の仏教は次第にヒンドゥー教やイスラム教勢力に押されていき、寺院は放棄され、19世紀初頭に外国人学者による発掘・研究が始まった頃にはすっかりジャングルに飲み込まれていたそうです。博物館に当時の写真が残っていました。



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遺跡の足元や壁面には、沢山のレリーフが残されています。なお、こちらは殆どがレプリカで、本物は博物館にあったりもう無かったりするそうです。

このレリーフがご覧の通りなかなかユニークな造形をしていまして、端からじっくり見ていくと



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心配で声をかけたくなる人もいれば、



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絶対関わりたくない人もいます。

あとはまあ、動物とかヒンドゥー教の神様とかです。

仏教遺跡なのにヒンドゥー教の神々がいるのは、インドを中心としたこの辺りの地域の仏教はヒンドゥー教に吸収合併されているからです。良く言うと融合ですが、悪く言うとジャイアンです。



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大教室だそうです。



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177の小部屋

尖塔の周りには僧坊跡が残されています。その名の通り177部屋あるのだそうです。最盛期には千人もの僧侶達がここで暮らし学んでいたのだとか。1,000÷177は5、6人。ちょっと狭そうです。



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キッチン、かまど

こういうの大好きです。歴史博物館にしたって遺跡にしたってリトルワールドにしたって、台所のロマンは計り知れないものがあります。 

特に愛知県犬山市の民族博物館リトルワールドは、台所を含む世界の家屋が忠実に再現され外から見るだけではなく中に入ってじっくり見学することが出来るので家屋のスケールや住み心地の良し悪しまで体験できる非常に優れた博物館であると言え(金を受け取ってると思われるといけないので略。)(金はいらないけどあわよくば年間パスポートが欲しい。)



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博物館

博物館は入り口の近くにあるので真っ先に入ったのですが、そのときは停電していたので後回しにしました。ら、まだ停電していて日は暮れかけ。余計見にくくなっただけでした。

懐中電灯の明かりを頼りに見た博物館は結構見ごたえがありましたが、ここは別料金で200タカ要求される件について、「遺跡入場料に含めておいてちょうだいよ」と思う程度にはシンプルでした。まあ物足りなく思うのは私の知識の無さが原因なんですけど。実際は宝の山なわけですし。



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遺跡観光の後はパハルプールの村を散策しました。

世界遺産の四文字も手伝って外国人観光客はそこそこ来るそうですが、それでもバングラ人の好奇心とフレンドリーっぷりは留まるところを知らず、私達は今日もまた大人気芸能人でした。

笑顔だけですまなかったのは、物乞いの少年に何十分もずっと付いて来られてしまったことです。バングラもインドと同じく物乞いの人は多いですが、インドよりグイグイ来ると言うか、腕や足にまとわりついて来るのでかなり動揺してしまいます。

それに対して何も感じない人間にはなりたくないですが、何かを感じたところで大したことが出来る訳でもありません。

ただお金を渡せばいいという話でもない気がするし、絶対渡すべきではないと思う場面も多いし、かといって、そのたった1ドルや10セントで今日死なずに済むくらい追い詰められている人も実際います。しかし一方で、相方ちゃんがコルカタのマザーハウスで聞いてきた話は、「自力で物乞いができる人はまだ大丈夫。本当に危ないのは、今すぐ助けが必要なのは、その体力すら残っていない人。」というものだったそうです。

こういう問題に対して何が正解かなんてことは、一生答えは出せないんだろうなと思っています。私達日本人が持つ物差しとインドやバングラやその他の国の人々が持つ物差しは長さも形状も全く異なるのですから、私達が外から(あるいは上から)出した「物乞いに対する"正しい対処法"」なんてものは、きっとすごく浅はかでトンチンカンな結論なんです。



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パハルプールの話に戻ります。パハルプールの中心部はすごく小さくまとまっていますが、少し歩けば民家が点々と続くこんな広い風景にも出会えます。



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見るもの全てに惹かれます。



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動物達にも出会えます。

出来ることなら二、三泊して、ゆっくりゆっくり歩きたい村でした。


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<情報コーナー>

○ ボグラからジョイプールハット

ボグラ、Chal Mataバスターミナルからジョイプールハット行きバス80タカ、所要2時間くらい。ジョイプールハットのバスターミナルは町の2、3キロ手前。バスターミナルから町の中心まで力車30タカくらい。

○ パハルプールの仏教遺跡

遺跡入場料200タカ、博物館は別途200タカ。
上記、ジョイプールハットのバスターミナルからパハルプール行きバスが出ている。確か18タカだった。所要30分くらいで商店街みたいな分岐(パハルプール・バザール)で降ろされるので、そこから遺跡まで力車で20タカ、10分くらい。

○ パハルプールの宿

「Paharpur Homestay」
※ 盗難事件が起きたのであまり紹介したくないのですが、注意喚起の意味も含めて掲載させて頂きます。ここの人達がやったともそうじゃないとも言い切れずちょっと色々複雑なのですが、少なくともセキュリティには難ありです。

家族経営のホームステイ型ゲストハウス。遺跡から徒歩2分。トイレ冷水シャワー付きのダブル(ベッドはシングルに近い)、言い値1,000タカを800にまけてもらった。遺跡ガイド料や食事は気持ち分をお渡しするシステム。シャワーがほぼ使い物にならなかったり、別の部屋は全く水が出なかったり、特別不潔な訳でもないのに家庭内害虫Gが何匹も登場するなど、色々と気になる所あり。

パハルプールの村には見た感じ普通のホテルは一軒もない。かろうじて食堂や売店はある。遺跡内のレストハウスは政府の許可がどうとかで泊まれなかった。ジョイプールハットに泊まってそこから日帰りするのが簡単。ジョイプールハットからパハルプール遺跡までトータル40分くらい。

| バングラデシュ | 21:52 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

ボグラ観光


<6/7 タンガイル→ボグラ>

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ボグラに移動しました。



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宿左隣のチャースタンド(宿入口の目印に)

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本日の宿「Akboria Grand Hotel」

午後からの移動でしたので町に着いた頃にはもう日暮れ前で、しかも良さげな宿が見当たらず困ったのですが、町の人が教えてくれたホテルに行ってみたらこれがとても良かったです。



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本日の晩ごはん

宿の人が紹介してくれた、宿の隣のレストランが安くて美味しかったです。あと、上に写真を載せた宿前のチャースタンドも大変美味しかったです。甘くて濃厚でロイヤルミルクティみたいでした。



<6/8 ボグラ観光>

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「asia」のドイ

翌朝。宿近くに人気のお菓子屋さんがあり、そこのドイ(ヨーグルト)が大人気で売り切れ必至と聞いたので朝イチで買ってきました。

陶器の器に入っており、直径30センチくらいと予想外に大きくて若干引きましたが、とっても美味しかったです。カラメルのような風味があり、酸味は控えめ。結構甘いですが他の拷問お菓子に比べればまだ控えめな方で、美味しく頂けました。ただ二人で食べるには大きすぎるので、二日に分けました。



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モハスタンの町並み

ヨーグルトで腹ごしらえを済ませた後は、近郊の遺跡見学へ。町で話したおっちゃんと

おっちゃん「モハスタンにはもちろん行くんだろ!?」
私「もっちろーん!☆」

という会話をしつつ実はどこそれ状態だったのですが、ボグラの北10キロほどの所にある都市遺跡でした。



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モハスタン風景

都市遺跡ですので見所は点在しています。

まずは国道沿いから力車に乗り、ドライバーさんに勧められるがまま何かの遺跡へ。そこへ至るまでの道が大変のどかでした。



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何かの跡地なのは確かなのですが、崩れてしまっており何が何だか分からない上に周囲の田畑に侵食されていました。



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遺跡から続く城壁が最高の散歩コースになっており、周りの風景も素敵でした。インドからバングラにかけて人口密度の高い町が続き酸欠気味でしたので、緑の多さが嬉しいです。



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博物館

そのまま歩いて博物館まで来ましたが残念ながら閉まっており、博物館の周りにあった他の遺跡郡は、申し訳ないことにそれほど興味を持てなかったので入りませんでした。

こういうことを書くと歴史好きの父に怒られるのですが、どうしてもキュンと来ない時もあるではございませんか。気の乗らないときに良いものを見てもそれが良いものと気づけないので、きっと今はタイミングじゃないのです。気になったらまた来れば良いだけの話です。



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モハメッド・アリ・パレス博物館

町に戻った後は相方ちゃんと久々の別行動を取り、私は市内にある博物館へ。

こちらはボグラの元領主様の館です。マネキンを使って当時の暮らしを再現しているとのことでしたが、



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薄暗い暮らしをなさっていたんだなと思いました。



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館の庭は小さな遊園地になっており、不気味な像が子供たちの精神に揺さぶりをかけている他、



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ジャックフルーツ(でしたっけ)だらけの薄暗い中庭では恋人たちが等間隔で座り、愛を語り合っていました。

イスラムの国ですからあまり堂々とデートは出来ないのでしょうけど、それにしたって薄暗かったです。



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本日のおやつ/ハリム

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雨がポツポツ降り始めていたのですが呑気にハリムを食べてたら、ものっすごい降ってきて宿に帰れなくなりました。毎日ではありませんが、夕方は結構な確率でスコールになります。傘なんか役に立たないくらいの。



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それでも力車は走ります。



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本日の晩ごはん

マトン・ビリヤニにしました。

バングラのマトンもおそらくヤギです。羊臭さが全くないですし、家畜もほぼヤギしか見かけないので。


明日は世界遺産の村バハルプールに移動します。盗難事件が起きたので、それについてもねっとり書き綴ります。


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<情報コーナー>

○ タンガイルからボグラ 

中距離バス250ルピー。所要時間はメモし忘れたので不確かだが、3、4時間だったと思う。ボグラにはバススタンドがいくつかあり、タンガイルやダッカ方面からのバスが着くのは町の東3キロくらいの分岐。町まで力車で10分くらい。

○ ボグラの宿

「Akboria Grand Hotel 」
ACなしツイン800タカ。ファン、冷水シャワーあり。広くてなかなか快適なお部屋。町の中心にあるので移動も便利。Wi-Fiは端末一台24時間につき一パスワード制。部屋にも届く。

○ モハスタン

チャルマタ・バスターミナルの交差点からモハスタン行きのバスに乗り、10タカ、所要15分くらい。そこから博物館までは2キロくらいあり、サイクル力車だと20タカ。途中500mくらいの地点から博物館手前まで城壁を歩くと楽しい。

博物館は日曜休み。それ以外の遺跡は開いていた。博物館目の前のGovinda Bhita寺跡地は入場料100タカ、博物館手前の何か分からない場所は200タカ。

○ モハメッド・アリ・パレス博物館

シャット・マタ東側の通りを真っ直ぐ行った突き当たり。入り口が地味。敷地内の入場50タカ、博物館は別途10タカ。

| バングラデシュ | 22:37 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

タンガイル


<7/6 タンガイル①>

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ダッカからタンガイルに移動しました。



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本日の宿

国道沿いの分岐でバスを降ろされ、力車で中心部まで移動。目の前にあった宿が大変小汚くて安かったので決めました。



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タンガイル町歩き

実はタンガイルの町には特に用はなく、この付近にのどかな田園地帯と織物工場がいくつかあるそうなのでそれを目当てに来ております。農業開発・研究地帯でもあるようで、そこらへんにも興味津々です。が、本日はもう夕方に近いのでタンガイル市内散策だけにしておきます。

タンガイルは小さくてゴチャッとしていて、なかなか面白い反面少し嫌な雰囲気もあるような無いような、そんな町でした。タンガイルで検索すると売春街がどうとかの少々ダークな記事がヒットしますので、それを読んだことによる先入観が大きいかもしれません。



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本日のおやつ1/フスカ

モレルガンジで食べて以来すっかり虜のフスカです。一皿だいたい30~50タカ(40円~70円)くらい。お店によって少しずつ味や具材が違いますが、大体の雰囲気は似ておりどれも美味しく頂けます。



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本日のおやつ2/ハリム

いくつか調べて気になっていたバングラ料理のうち、一番食べてみたかったのがこちら、モツと豆の煮込みの「ハリム」です。20タカ。

カリー風味のシチューみたいなお料理で、味がしっかりしているのでパンか何かに付けて頂きたいところですが、皆さんそのまま召し上がっています。



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本日の晩ごはん

宿近くの食堂に適当に入ったら、どこのオサレレストランですかというような金額を要求されてしまいました。まあ先に聞かなかった私達がいけないのですけども、どう見てもお手頃そうな店構えだったものですから。

しかし、「いやこの値段で合ってるしツーン」みたいな態度のレジ係に対し「そんな訳ないでしょう」と少し強めに怒ったら、「じゃ、じゃあディスカウントするし」とすぐに値下げされたのでちょっと笑ってしまいました。そこは貫かんかい。


<7/7 タンガイル②>

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翌日。

今日は付近の農村を見に行きましょう!と元気に宿を飛び出したら、突然スマホのタッチパネルが反応しなくなりました。

先程まで元気に活動していたスマホです。落としたとか水をかけたとかでもなく、本当になんの前触れもなく、突然おかしくなりました。再起動しても画面を拭いても変わりません。

「付近の農村」の名前や場所を知っているのは私のスマホだけです。相方ちゃんはその辺りの情報を把握しておらず、宿はネットがないため私のスマホが飛ばすWi-Fi(デザリング)しか世界と繋がる方法はありません。つまるところ、このスマホが使えないと何の情報も得られないわけです。

だいぶ困る私達。



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が、こちらをご覧ください。

わたくしのスマホはHUAWEIという中国の会社が作ったいわゆる格安スマホなのですが、



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宿の隣にHUAWEIのサービスセンターが!!

うーん流石私ですね。日頃の行いが良いからすぐに救いの手が表れるのですよ。


・・まあ、スマホは直らなかったんですけどね。



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というわけで、その辺の田園風景を見ながら途方に暮れているわけでございます。

今回、私の脳ミソも珍しく仕事をしまして、村の名前だけは思い出せたのです。でも誰に聞いても「どこそれ?」状態で、使用言語の合致する人にも出会えず、全くたどり着けなかったのであります。写真は適当に乗った力車に適当に連れてこられた国道沿いジャンクションです。ここは昨日見たっつーに。



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本日のお昼ごはん

タンガイルに戻り、とりあえずお昼休憩にしました。食べたのは何とかサンドです。名前は忘れましたが中東のお料理です。

で、

どうしましょっかねえ・・というか私はどうすれば?このスマホずっとこのままなの?ボグラ(次に行く予定の大きめの町)ならすぐ修理出来るって言われたからまあそうする他ないけど、とりあえず今日はどうしたらいいかなあ・・・

とグダグダ言っていたら、

相方ちゃん「よし、もうタンガイルは出よう。今からボグラに行こう。」

相方ちゃんの決断力に痺れました。



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ボグラ行きバス乗り場

というわけで、特に観光はせず、不当に高い飯を食し、トドメにスマホが壊れるという録な思い出の残らなかったタンガイルを後にしたのでした。

ちなみにスマホはバスの中で突然直りました。

何だったんだ・・・


明日はボグラについて書きます。


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<情報コーナー>

○ ダッカからタンガイル

ダッカのMohakhariバスターミナルからタンガイル近くの国道ジャンクションまで150タカ、所要3時間半。ジャンクションにはシェア力車が何台も待機しており、町の中心まで10分弱、確か20タカくらい。

○ タンガイルの宿

「HOTEL SEFAT」
Victoria Road沿い、力車乗り場の目の前。トイレ冷水シャワー付きのツインが一泊600タカ。掃除はされているが水回りがやや臭うのと、メイン通り沿いなせいで早朝から遅くまで喧しいのと、ベッドに南京虫がいたのとであまりお勧めできない。アイロンで簡易の退治はしてくれる。

| 未分類 | 23:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

バングラデシュの首都、ダッカ


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ダッカ風景

バングラデシュの首都ダッカの観光まとめです。


<6/3 ダッカ①>

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ダッカの宿「Hotel New York」

ダッカはホテルの数は多いですが、高いです。そんな中で何軒か目星をつけていた比較的安価な宿はどこも満室で、仕方なくちょっと高めのホテルに入りました。もっと歩いて探せばあったのかもしれませんが。なお、予定していた日本人宿あじさいはかなり北の外れにあり、旧市街観光をするには立地が良くないのでやめました。バングラの歩き方を読みに行きたかったんですけども。


チェックインを済ませ、シャワーを浴びて洗濯して、少し休憩していたら電話がかかってきました。相手は例のツーリストポリスinダッカの人でした。名前はボブさん(仮)。「無事ダッカに着いたか?」という確認でした。

ボブさんは私達の事をよく気にかけてくださり、このあとも何度も何度も電話をかけてきては「次の町に移動するときは必ず連絡するように」「着いたらまた連絡するように」「現地警察にも顔を出しておくように」という、申し訳ないけどちょっと面倒に思える要求を何度もしてくれました。

でも現地警察として外国人観光客を守らなければいけないのだろうし、件の酷いテロ事件の事もあるし、そうと分かっていてこの国に踏み込んだのは私達なのだから、ここは感謝と反省をするところであって文句を言うのは大間違いだよなあ・・

なんて思って素直に従っていたのですが、ボブさんと話しているうちに少しずつ分かってきたことがあります。

ボブさん「朝飯食った?カリーとロティ?いいねえ!」
「次はどこ行くの?バハルプール?あそこはいい所だよお!」
「今日すんごい忙しくて参ったよ~!君達は何してた?そういえば今日さあ」



・・・もしや暇潰しでかけてきてますね?


「警察から電話がかかってくる」というプレッシャーから、24時間着信音の幻聴を聞くようになってしまった私の壊れメンタルをどうしてくれるのですか。



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本日のお昼ごはん

色んなアレからの生還記念にチキンケバブとしけこみました。

菜食主義者の多いインドとは異なりバングラデシュでは肉もよく食されるようで、町を歩いていると美味しそうな鶏の丸焼きをよく見かけます。イスラム教の国ですから豚は食べませんが、牛は普通に食べられるので嬉しいです。インドではなかなかお目にかかれないので。



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ピンク・パレス

本日はダッカ市内観光です。見所の多い旧市街に宿を取ったので、歩いたりサイクル力車に乗ったりしながら周ります。

まず来たのはピンク・パレスです。正しい名前が別にあるのですが、通称ピンク・パレス、ピンクの宮殿です。まんまです。残念ながら内部の写真撮影は禁止なのですが、150年くらい前の領主様の居城だそうで、イギリス統治時代の影響か色濃く見える西洋風調度品が素敵です。アジアにいることを忘れそうになります。



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スター・モスク

こちらも通称です。何故スターモスクかと言うと、所々に星の装飾が施されているからです。まんまです。

外観も可愛らしいと評判のモスクなのですが、修復中らしく全体像は見られませんでした。



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中には何故か富士山のタイルがあります。



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Kassabtulyモスク

礼拝中だったので入れませんでしたが、通りすがりに見かけたこちらのモスクも良かったです。旧市街には至る所にモスクがあり、いちいち装飾が可愛いのでつい吸い寄せられてしまいます。



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旧市街を中心に、その辺をそぞろ歩きます。

流石首都なだけあって背の高いビルか多いです。というか、どうやら世界7位の人口の多くがダッカなどの都市部に集中しているようなので、この人達を詰め込むには縦に伸びていくしかないのかもしれません。東京などと同じく。

ダッカはいくつかのエリアに分かれており、観光客向けの見所が集まる旧市街や、ビジネス街となっているナントカ地区や、お洒落なカフェやショッピングモールのあるカントカ地区などがあるようです。ほぼ旧市街から出なかったのでよく知りませんが。聞くところによると、バングラデシュの経済成長は近年目覚ましく、首都ダッカなどは特に大建設フィーバーなんだそうです。言われてみれば建設中の建物をよく見かけます。



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ダブルデッカー

歴史の名残か、ロンドン名物ダブルデッカーがいました。ボロッボロですが現役のようです。



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小舟

ロケットスチーマーが到着した港の近くには、こんな小舟の集まる小さな船着き場がありました。バングラの下半分は河川の張り巡らされた水の国なので、移動・運搬の足として舟は非常に重要です。



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ダッカはインドの各街と同じく車両の往来が激しく、力車やサイクル力車も溢れていますが、インドほどクラクションがやかましくないのが良いです。あと、サイクル力車の背中が派手で可愛いです。



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ゴミを漁る羊

この国も所々散らかっている部分はあるのですが、インドを見たあとそう酷くない気がします。少なくとも便所臭くはないですし。



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売られるものたち



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本日のおやつ/ボングラー

帰宅前におやつタイム。ボングラーという名前のお菓子だそうで、見た目はプリンですが味はヨーグルトっぽかったです。

ホテルに戻りチンタラしていたら夜遅くなってしまい、ボブさんに見張られ見守って頂いている手前夜間外出はどうかと思われたので、夕飯は諦めました。

実際ダッカでは日本人が強盗に襲われる事件も起きているので、暗くなる前に帰るのが得策です。



<6/4 ダッカ②>

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チャー

宿を出て、とりあえずそのへんでチャーを飲むことに。前にも書いたかもしれませんが、チャーを飲んだりお店を覗くために少しでも立ち止まったが最後、顔を上げると四方八方バングラ人に取り囲まれ逃げ場無し!!な状況になるので、人混みが苦手な人は注意が必要です。注意しても囲まれますけど。

皮肉でも批判でも僻みでも卑屈でもなく純粋な疑問なのですが、いや僻みと卑屈は認めますが、現地民と激しく交流してニコニコの集合写真をブログに載せ「すげえ楽しかった~!!」とか書いてる人はどんだけ強靭なメンタルをしているのですか。その人数一人でさばいたんですよね?全員倒すのに何時間かかったのですか?そしてその戦闘の後にその笑顔なんですよね?

私が知らないだけで皆これが出来るのか、あるいは旅人だけの特殊能力なのか、むしろそういう人が旅に出やすいのか、そうでない旅人はこの世界をどう生き抜けばいいのか・・。私は透明人間になって旅をしたいと毎日思っています。

・・という話を以前旅先で知り合った日本人女性にしたら、「ええ~?じゃあ現地の人と遊んだりしないのぉ!?うそぉ信じられなぁい!!それ旅の意味ないじゃぁ〜ん!!」とか言われてその首捻り落としてやろうかと思

・・まあ過ぎた話です。



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本日の朝ごはん兼昼ごはん

野菜カリーとナンです。地元食堂みたいなところに入ったのですが、ごく自然に二階のエアコン付きレストランに案内されました。甘やかすのはやめてください。私は多少辛い環境の方が元気が出るのです。



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道端両替屋

ライバル店並びすぎ問題に突っ込めばいいのか、無防備すぎる札束の山に突っ込めばいいのか、手前のゴミに突っ込めばいいのか全然分かりませんが、両替屋です。多分。



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バングラの硬貨はめちゃんこ可愛いのですが、額が小さすぎてなかなか手に入りません。このお花のコインだけでもここで買っておけば良かったです。



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バス

本日は郊外のショナルガオンと言う町に行ってみたいと思います。なんか素敵な町並みが見られるそうで。

で、宿近くのバスターミナルからショナルガオン行きのバスを見つけて乗り込んだのですが、相場の3倍額くらいを払わされた上に途中で降ろされてしまいました。降ろされたのはまあ乗り換えの為と言うことで納得できるのですが、ボッタクリーヌに関しては本当にボッタクリでした。しかも計画的なやつ。

集金係の人が常にニコニコしていて他の人が払っているときに私たちからはお金を受け取ってくれないので、「え、無料にしてくれるの?いやいやまさか。でもバングラ人ならそういうことしてくれかねない・・」とか思っていたら全員降りたあとバッチリ3倍額を回収されまして。信じることの愚かさよ。相場も言葉も分からないので向こうの指差すままに紙幣を渡してしまったことと、「乗り換えだ!急いで!」と急かされるままにドタバタ降りてしまったのが大失敗でした。阿呆すぎて大変悔しいです。

で、非常に残念なことに次のバスでもボッタクリ被害にあいかけました。他の乗客を見る限り二人で40タカのはずが、100タカ回収されお釣りを貰えなかったのです。「そんな高いわけないでしょ」と主張しても「いいや100タカだ!」と言い張り、他のお客さんにこっそり聞いても「100だって言ってるだろ!」と叫んでくる集金係。

しかし先程のバスと違うところは、今回は周りのお客さん達が怒ってくれたことです。言葉は分かりませんが、単語を拾う限り「ちゃんと返してやれ!」「バングラデシュの恥を晒すな!」みたいなことを言って下さっていることが感じられ、車内総出で激しく怒ってくれたので無事お釣りが返ってきました。大変ありがたく温かかった半面、滅茶苦茶怖かったです。(←ビビり)

でも、流石はバングラデシュだなあと嬉しく思いました。たまに嫌なことをしてくる人がいても、その他大多数の皆さんは親切で正直で面倒見が良くて、とてもとても優しいのです。

なのでご本人達に「バングラデシュの人々はとても優しくて素敵ですね」と伝えると、「ありがとう、でも悪い人もいるから気を付けてね」なんて教えてくれる始末。インド人なんか「インドは世界一安全で正直で紳士的な国だぜガッハッハ」とか言ってましたよあの詐欺師共が。



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ジョナルガオンの町より少し手前の分岐で降ろしてもらい、1.5キロほど歩いて博物館へ。しかし残念ながら、博物館はお休みでした。



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パナム・ノゴル

博物館からまた少し歩き、目当ての町並みまでやって参りました。こちらは「パナム・ノゴル」と呼ばれているようです。

何百年も前に栄えた町の、主に富裕層が住んでいたエリアだそうです。しかし徐々に衰退してしまい、今ではナイス廃墟群となっております。



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撮られたので撮り返しました。



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賑やかな像達を見かけました。



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ふざけてるんでしょうか。



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本日のおやつ

パナル・ノゴルの隅っこにあった軽食スタンドで、バングラ人が大好きだという揚げ物を色々試しました。ピリ辛コロッケみたいなやつと、インドでもよく見る小麦粉多めのかき揚げが美味でした。



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本日の晩ごはん

今宵も夕飯を食べる前に暗くなってしまいましたが、宿から徒歩1分のところに食堂があったので行ってみました。ベジタブルカリーとロティです。名前ロティじゃなかったかも。インドでもよく見る薄焼きパンです。

バングラデシュの薄焼きパンはどこで食べてもべらぼうに美味しくて、相方ちゃんと二人してドハマりしました。フカフカのホカホカで小麦が焼ける良い香りがして、良い具合の塩加減で、カリーなぞなくても何枚もいけてしまいます。


<6/5 ダッカ③>

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本日のおやつ/チキンバーガー(上)

本日は州立博物館を見に行きましたが、残念ながらお休みでした。ちゃんと調べてから出たつもりだったのですが、どうも最近博物館運が良くないです。

写真はニューマーケットという屋外ショッピングセンターみたいなところで食べたチキンバーガーです。バングラ人はサクサクフライドチキンのチキンバーガーがお好きらしく、パン屋や軽食屋台などでもよく見かけます。ただ、様々なチキン料理を食べる度に思うのですが、バングラのチキンは少々痩せすぎております。栄養が行き届いていない感じ。あるいは品種の問題でしょうか。

あと、インドでもそうだったのですが鶏皮を食べる習慣があまりないらしく、どのお料理もこれが入っていないのでとても寂しいです。鶏皮ポン酢が食べたいです。



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本日のお昼ごはん

今日は情報収集日にでもしましょうかと言うことで、力車に乗ってWi-Fiのあるオサレカフェに来ました。調子に乗ってボロネーゼなぞ頼みましたが、だいぶ唐辛子が効いていて流石バングラデシュだなと思いました。いい加減分かってきましたが、この国のお料理はいちいち辛いです。



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食後はのんびり珈琲を飲みながら、今後のルート計画を立てました。相方ちゃんは北上して北の国境からダージリンへ。私はひとまず北上して、国境直前で引き返して東へ。バングラ東部を少し観光したあと、東の国境から北東インドに抜ける予定です。

まあこのあとまた次々とトラブルに見舞われ、結局私も北の国境から逃げるように出国することになるのですが。


明日はタンガイルという町に移動します。


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<情報コーナー>

○ ダッカの宿

「Hotel New York」
31/B Topkhana Road. Dhaka-1000

エアコン無しのツイン一泊1,700タカ。ファンあり、冷水シャワーあり、エレベーター無し。Wi-Fiはレセプション近くのみ。掃除は行き届いているが設備が古く、水の出も悪い。

○ ピンク・パレス

入場料100タカ。カメラや荷物は持ち込み禁止との事だったが、持って入れた。ただし写真撮影は禁止。

○ ショナルガオン

博物館100タカ。水曜に行ったら休みだった。パナム・ノゴル100タカ。町の人たちの通り道でもあるから休みとか無さそう。

ショナルガオンまでは、ダッカ旧市街のグリスタン・バスターミナルから直行バス40タカ。または二本乗り継ぎで20タカ+20タカ。所要1時間半くらい。ショナルガオンミュージアムとかパナム・ノゴルとか言えば、町より1キロ少々手前の分岐で降ろしてくれるはず。そこから博物館まで1.5キロくらい。博物館からパナム・ノゴルまで1.5キロくらい。ダッカに戻る際は、多分上記の分岐からでも乗れるが町のバス乗り場まで行った方が始発に乗れて安心。パナム・ノゴルからショナルガオンのバス乗り場まで力車40タカ、10分弱。

| バングラデシュ | 23:21 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

老船・ロケットスチーマー


この日の日記を見たら

Jさんが
朝ごはん


の二行しか書かれていませんでした。思考停止していたんでしょうね。
そういう訳ですので、思い出しながらちまちま書いて参ります。



怒濤の展開から一夜明け。

少し早めに起き身支度を整え一息ついていたら、ムスリムの正装に身を包んだJさんが突如現れワワワワワとなりました。

私「わざわざ来てくださるなんて!!すみません!遠かったですよね!?本当にすみません!!」
Jさん「バイクだとすぐですよ~大丈夫大丈夫( ´∀` )b」

しかもJさんは、私が現地SIMカードをまだ買えていないことを知りそれを買ってきてくれ、チャージまでしてくださいました。

ありがとうとごめんなさいが限界突破して、頭がパーンしそうになりました。



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本日の朝ごはん

Jさんと共に現れたヘッド、にっこりBさん、その他婦警さんや知らない人達と改めて今回の誤解や真実や結末を話し合い全員が納得した後は、何故かその全員で朝ごはんを食べに出かけました。ヘッドが奢ってくれました。

その後は全員で記念撮影をしました。その場にいる人ほぼ全員がスマホを取り出し代わる代わる撮影した他、個別にツーショット写真やスリーショット写真なども撮りました。全員ニコニコのワイワイでした。私だけが冷や汗ダラダラでした。何だこの展開。



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凱旋パレード中

さらにその後は、パトカーに乗せられその後ろからはJさんを始め何人もの警察の人がバイクで付いてきてくれ、道行く人々に大注目され手を振り返すという凱旋パレードみたいなことになりました。私のメンタルはもう駄目です。誰か。



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ロケットスチーマー乗船

で、念願のロケットスチーマーに乗船しました。私はもう目が回っていてそれどころじゃないですけども。

出港までまだ時間があるのでJさんやヘッド達も一旦乗り込み甲板で談笑したのですが、ここでヘッドから「それで結局何しに来たの?(6回目)」という質問が飛び出しました。まだ納得しとらんかったんかい。

「観光です(6回目)」はもう使えないとようやく察した私は、こんなこともあろうかと用意しておいたバングラ専用スーパーカード・ローラさんを出させて頂きました。皆さんご存じ、モデルのローラさんは、バングラデシュ人のお父様と、日本人とロシア人のハーフであるお母様を持つバングラハーフの女性です。ロシアクォーターに関しては私も今Wikipedia先生を読んで知りましたけども。

そんなわけで、画像を見せながら

私「このローラちゃんと言う子は日本の人気モデルで、バングラ人の ~省略~ というわけで私はバングラデシュに興味を抱いたのであります。」
ヘッド「なるほどそうか。」

納得して貰えたようです。

ありがとうローラさん。愛らしき女神よ。


今回の件、そしてこの後のバングラ旅を通して身をもって知ったことは、バングラの人達はこの国に観光的魅力があるとは全く考えていないということです。

彼らは自国に観光客など来るはすがないと考えており、外国人を見かけたらその人は仕事か海外協力隊かジャーナリストあたりに違いないと考える様です。「私達は観光客ですよ」と答えても、「なんで?何を見に来たの?本当に観光客?」と返される始末。

かなり魅力的な国だと思うんですけどね。そりゃ確かに派手な世界遺産や壮大な景勝地は無いかもしれませんが、のどかな風景があって温かい人達がいて、ちょっとした見所があって、それで十分ではありませんか。のんびり穏やかな旅を楽しみたい人には最高の国だと思うんです。

まあ行く先々で取り囲まれ全くのんびり出来ない点や、観光客であることを信じて貰えず警察署に軟禁される点はさておき。




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Jさんと警察の皆さんに何度もお礼を言い、念のためヘッドとも連絡先を交換した後は、大きく手を振って皆さんと別れました。

恐ろしくて刺激的で温かな出会いでした。



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そんなわけでロケットスチーマーです。

ロケットスチーマーは80年くらい前に造られ未だ現役の外輪船で、全部で4隻あります。うち、本日乗るのはレプチャ号です。他の船とどう違うのかは存じません。



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外輪です。

かっ!!っっこいい!!!

でしょう。これが見たくて。



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エンジンルームです。頼んだら特別に見せてもらえないだろうかなんて思っていましたが、特別扱いなど無くても入り放題でした。



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操舵室です。老船の頭部分。痺れるったらないですね。



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本日の寝床/2等寝室

本日の寝床です。

今回買ったチケットは二等寝室で、エアコン無し、ファン付き、トイレシャワーは共同のツインルームとなっております。

モレルガンジ・ダッカ間の料金は二人で使うと一人1,050タカ(1,400円くらい)ですが、一人利用だと二人分を払わなければいけないと実際一人で乗った人から聞いております。



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シャワー

なにぶん古いのであまり綺麗とは言えませんが、掃除はしっかりされています。しかしシャワーはバケツ式で、茶色い川の水そのままなので一応やめておきました。あまりサッパリしなさそうですし。なお、手洗い場の蛇口から出る水も川の水そのままです。「絶対飲まないように」とJさんから言われております。



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二等食堂

ご飯を食べるスペースもありますが、部屋でも一応食べられるし一等食堂を使わせて貰うこともできるようです。私達も夕飯時はそちらにお邪魔しました。



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そんなことより、二等食堂の脇に普通に客室のスペアキーが放置してあるのが滅茶苦茶気になります。鍵の意味がないではありませんか。

二等エリアには物売りの少年や物乞いの人達が好きに入って来るし、窓から部屋の中を覗きこんできて何十分も帰ってくれないし、あまり落ち着ける状況ではありませんでした。

残念なことではありますが、乗られる方は貴重品の管理など十分お気をつけください。



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一等客室及び食堂です。こちらはエアコン付き。二等客室は満室だったのに対し、一等客室はだいぶ余裕があるようでした。値段は確か、二等の1.5倍~2倍くらいだったと記憶しております。



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二等は船尾にあるのに対し一等は前の方に造られているので、こんな特等席が設けられています。

私共は一等の客ではありませんが、サービス係の人がご厚意で入れてくださいました。爽やかな風が吹いていました。



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エコノミー席

エコノミー席です。席というか大広間に雑魚寝する形です。夜になると皆横になるので、足の踏み場もない感じに。

大変興味深かったですが、絶対取り囲まれて休む暇もないだろうという恐怖から利用は控えました。一睡もできない自信があります。



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売店

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チャー

売店です。

お菓子やチャーはまだ安い方ですが、ボトル入りの水やジュースはべらぼうに高いです。持ち込みを推奨します。

そしてチャーですが、あとから相方ちゃんが「川の水沸かしてました」という衝撃の事実に気づいてしまい、二人して無言になるのでした。ある程度透き通っていればまあ沸かせば大丈夫でしょと思うのですが、あの色はまずいと思うんです。



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この色です。



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風景はあまり変わりませんが、のどかで良い感じです。

小さな港に停まり人々が乗り降りする様子を見るのも楽しいです。



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洗い場

インドと同じくバングラでもお弁当文化が強いようで、船内にはお弁当箱や食器を洗うスペースもありました。お弁当はいいですよね。宿にキッチンがあったら、私も昼はお弁当で毎日遠足気分を味わいたいです。



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船内販売

なんだか可愛らしかったので撮りました。お姫様ボックスですね。



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本日のお昼ごはん

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おやつ

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晩ごはん

食事は持ち込んでもいいし、少し長めに停まる港があるので降りて何か買ってもいいし、一等または二等食堂で頂いてもいいです。

私達が頂いた昼食と夕食は一食ひとり160タカで、おやつが何故か一番高くて180タカでした。料金は下船時にまとめて支払います。

このおやつですが、夕方4時ごろに現れたサービス係さんに「ブレックファスト食べる?」と聞かれ、何故この時間に明日の朝食の話を?と思い「ディナーのこと?」と聞き返したら「いや、ブレックファストだ」とキッパリ言うので「じゃあお願いします」と答えたら、おやつでした。美味しかったので別に何でもいいですけども。



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日中は蒸し暑かったですが、日が落ちるとだんだん涼しくなってきて気持ちよく眠る事ができました。



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翌朝8:00ダッカ着

翌朝8:00。予定の6:00より良い感じに2時間遅れ、ダッカに到着しました。

以上、ロケットスチーマー乗船日記でした。


次回は首都ダッカと近郊の観光についてまとめます。


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<情報コーナー>

○ ロケットスチーマー

http://www.biwta.gov.bd (BIWTC公式サイト)

クルナとダッカを結ぶ外輪船。モレルガンジ朝9:30発、翌朝6:00ダッカ着。ただし大抵遅れるとのこと。
モレルガンジ発着は年中・ほぼ毎日あるが、クルナ発着は時期によって無くなったり本数が少なかったりする。よってサイト内の運航スケジュールは正確ではない。必ず現地で確認を。

モレルガンジ・ダッカ間二等寝室(ツイン)一人10,50タカ。その他の運賃は公式サイト参照。

| バングラデシュ | 22:55 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

モレルガンジ事件簿


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昨日の朝ごはん

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本日の朝ごはん

宿の無料朝食です。

昨日の分を載せ忘れたのでついでに載せておきます。昨日は西洋風でしたが、本日は朝から食べるには少々油分過多なバングラご飯でした。美味しいんですけどね。



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本日はモレルガンジに向かいます。モレルガンジ発のロケットスチーマーは朝9:30発なので、乗り遅れないよう前日に移動しておく作戦です。



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Sonadanga Bus Terminal

昨日とは別のバスターミナルから、モレルガンジに向かいます。

お菓子の写真に見えるかもしれませんが、お菓子の写真です。ターミナル写真を撮り忘れたものですから。サクサク甘くて美味しいので、バングラにお越しの際は是非お試しください。

さて、モレルガンジまでの直行バスは見つからなかったので、バス勧誘の人の案内に従いまずはサインバードという町まで行くことにしました。上の地図にあるバゲルハット(昨日行った世界遺産の町)でも乗り換えられるそうですが、サインバードはバゲルハットよりもう少しモレルガンジ寄りの町であり、モレルガンジへの分岐にあるのでこちらの方が乗り換えが容易とのことです。



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モレルガンジ・バスターミナルのある集落

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渡し船乗り場(違う方)

モレルガンジに着きました。バスターミナルというか、「突き当たりの集落にバスが停まるだけ」という感じでした。

そしてもう少し移動は続きます。モレルガンジの町は川を挟んで向こう側なので、渡し舟に乗らないといけないのです。しかし写真のこれは主に車両などを運ぶための渡し場で、私の探す小舟はここからは出ていませんでした。




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渡し舟乗り場(正しい方)

すぐ近くにあったこちらの渡し場がどうやら正解です。なんか変な像が目印。

ところで先程から面倒臭い人に絡まれておりまして、違う方の渡し場では「渡し舟は300タカだよ!」と事前情報の300倍ほどの金額を言われ、正しい方の乗り場を自力で見つけたら何故か付いてきて、途中で追い越され、「急げ!」と言われたものの渡し舟は僅差で出てしまい、「ハア~君のせいで乗り遅れた」みたいなことを何度も言われ、「もう渡し舟は来ない」「向こうの船着き場に行くしかない」としつこく言われ、面倒臭いので途中から無視していたら「君は失礼だ!」などと言いながら周りの英語が通じない人達に現地語で(多分)あることないこと吹き込まれこいつ川に突き落としてやろうか



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5分ほど待ったら渡し舟が来て、無事対岸に渡ることができました。無料でした。

ロケットスチーマーが出る港はここではなく、私達は明日の乗船にそなえその辺りに宿を取りたいので、さらに力車に乗って移動します。

いつもはケチなのとインド人力車マンと喧嘩したくないのとで5キロくらいまでなら歩いてしまいますが、今は二人で割れるし力車代がそもそも安いし、バングラ人は全然吹っ掛けてこないので安心して乗ることが出来ます。あと、下手に町歩きなぞしたら地元バングラ人に取り囲まれ質問攻めにあい何千もの目がうわああああああ


サイクルか電動サイクル力車なら、だいたい1キロ10タカ(13円)くらいで乗れるようです。首都のダッカはもう少し高くなるらしいですが。

該当の金額を渡すと高確率で「もうちょっと」と言われますが、10ほど上乗せするだけで嬉しそうにしてくれるので、こちらも嬉しくなってしまいます。



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BIWTC船着き場

15分くらいで着きました。明日乗るロケットスチーマーがもう来ております。わたくし大興奮です。



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ロケットスチーマーチケット

チケットカウンターっぽいものは閉まっていたのですが、近くにいた謎のおっちゃんとおじいちゃんが「よく来たな!僕ら係員!」みたいなことを言うので付いていったら、無事明日のチケットを買うことが出来ました。昨日の電話を受けて、そろそろ日本人が来るぞーと待っていてくれたのかもしれません。

お二人は少し英語を話してくれたのですが、私達が今夜どこに泊まるのかが心配なようで、「ゴバメントバンガロー(政府の宿泊施設?)」とやらを紹介してくれました。セキュリティのしっかりしたそちらに泊まるべきだと。

名前からして恐ろしいので一度は断ったのですが、いや一度と言わず五度は断ったのですが、伝わらなかったのか意志が固かったのか、おっちゃんはその政府バンガローとやらに電話して無理矢理予約を取ってしまいました。そして私達は力車に載せられ、強制的に政府バンガロー送りになりました。



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先程の力車もそうでしたが、今回も滅茶苦茶注目されました。
今回はさらに、同乗のおっちゃんが周りからの質問に対し

「日本人だ!」

「日本人だよ!」

「マイゲストの日本人だぜ~!!」

私「ちょ、やめて」


外国人を狙ったテロ対策のため出来るだけ目立たないようにしなければいけないのに、わたくし冷や汗だけで脱水症状を起こしそうです。



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ゴバメントバンガローとやらです。実際泊まったのはもう少し奥の小さな建物ですが、政府機関ということで写真掲載は控えます。ここは子供達がボール遊びしているような場所なので大丈夫かと。


さて、ここに来るまでは政府経営なだけの普通のホテルである可能性をわずかに信じていたのですが、違いました。まず通されたのはホテルのレセプションなどではなく、執務室と面会室を合わせたような部屋でした。

そこにいた警察官ぽい人は英語が堪能で、色々なことを質問されました。そして話をしているうちに、

・この町はあまり安全とは言えないこと。
・ここは政府や警察関係者が泊まる特別な宿泊費施設であること。
・このエリア(町?施設?)に来ることは事前に連絡するべきだったのに、私達は突然来てしまったので少々問題があること。


が分かりました。

一気に汗が吹き出す私。「すみませんすぐに出ていきます」と返したかったですが、どうもそれで済む話では無さそうです。

警察っぽい人「とにかく今日はここに泊まりなさい。大丈夫、そこにいる彼(管理人さん?)が一晩中寝ずに君達を守るから。」


そこまでしなくて大丈夫です・・!!


最終的には笑顔で部屋に案内してもらえたものの、予想外の展開になってしまったことに怯えると共に、大変な迷惑をかけてしまっていることを強く反省しました。こういうとき「自己責任」などという言葉は何の言い訳にもなりません。こちらが勝手に覚悟して踏み込んだとしても、現地警察には市民や観光客を守らなければいけない使命があるのです。

何故こんな事になっているのか、何故あの時もっと強い口調で断らなかったのか、そもそもバングラデシュに来たことが自体が間違いだったのか。後悔と自己嫌悪で頭がクラクラします。

一方、相方ちゃんはケロッとしていました。君のメンタルはどうなっているの。



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モレルガンジ町歩き

さっきの人の話からすると私達は保護対象なのであまり出歩いてはいけないと思うのですが、管理人さん(仮)に聞いたらOKを出してくれたので、少しだけ外出しました。朝から何も食べていないので、このまま眠るのは少々辛かったのです。



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予想できたことですが予想より目立ってしまい、外出したことを激しく後悔しました。「目立ってはいけない」という理由ももちろんですが、「目立つのコワイ」もあって。一昨日から薄々気付いてはいましたが、わたくしこの国に向いておりません。

滅茶苦茶良い国なんです。人々は優しいし明るいし親切だし、最高に暖かい国なんです。ただ、私が根暗で対人恐怖症なのがいけないのです。どうしたら治りますか。



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フスカ

町中で知り合った女の子が町を案内してくれると言うので、ついでに美味しいものがないか聞いてみたら、こちらのフスカという軽食を紹介してくれました。

インドのパニプリみたいなもので、サクサクカリカリのミニプーリーにマッシュポテトやゆで卵、玉ねぎ、パクチーのみじん切りなどを詰め、何か酸味のあるタレをかけて頂きます。これが非常に美味しくて、しかも割とどこにでも売っているのでドハマりしてしまい、この後も何度も食べました。



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ポン菓子

激辛ポン菓子も食べました。

もしかして今「ポン菓子」とか言わないですか。「米はぜ」ならどうですか。まさかポップライスとかライスエモーションとか小洒落た名前で呼んでるんじゃないでしょうね目を覚ませコンニャロー。

それはさておき辛いです。ビールが欲しい感じ。でもバングラはイスラム教国なので、ビールは簡単に買えないし買えても高いし、そしてあまり美味しくないそうです。



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最後に女の子のご実家にお邪魔させてもらいお茶とお菓子を頂き、周辺散歩にも付き合ってもらいました。とっても優しくて可愛らしい女の子でした。



その後。


政府宿に帰宅し、雰囲気の良い町だったね~明日の船楽しみだね~なんて談笑していたら、突如ドアがノックされました。あら何かしらとドアを開けたら、すごく怖い顔をしたおじさんと、微笑をたたえた年配のおじさんと、管理人さんが立っていました。


え、何?




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(※ 肖像権の観点からお顔は多少変えて描写しております。)

謎の人A「私はここのヘッドだ。」
私「あ、そうですか・・えーと、こんばんは。」
ヘッド「何しに来た?」
私「(貴方こそ何しに来た?)バングラデシュにですか?観光です。」

ヘッド「何しに来たんだ!(怒)」

私「ひええ!も、モレルガンジにですか!?ロケットスチーマーに乗るた

ヘッド「何故連絡しなかった!外国人はここに来る前に私に連絡しないといけないんだ!許可が必要なんだ!お前達が急に来るから私は頭が痛いんだ!」

私「おひゃあ、す、すみません、許可が必要だとは知らな

ヘッド「だから何しに来たと聞いてるんだ!(3回目)」

私「うひい、私達はツーリストですぅ。ロケットスチーマーに乗りに来たんですぅ」

ヘッド「このエリアに来るには許可が必要なんだ!(2回目)私は頭が痛いんだ!(2回目)お前は一体何しに来たんだ!(4回目)」

私「ひょええ、そのことは本当にすみません、許可が必要なことを知らなかったんです。そのエリアとはモレルガンジですか?クルナ管区ですか?色々調べましたがそんな情報は無かっ

ヘッド「この!エリアだ!!どれくらいバングラデシュにいるつもりだ!?次はどこへ行くんだ!!」

私「にゃひいい、分かりませんが二週間くらいだと思いますぅ。明日ダッカに行きますですぅ」

ヘッド「明日ダッカに行くのか!?ホテルはどこだ!?」

私「ほへえ、ジャパニーズホテルあじさいに行くと思うですぅ」

ヘッド「ジャパニーズホテルだと!?」

私「はひい」

ヘッド「OK。」
私「OK!?」


帰っていくヘッド達一行。


何だったんだ・・・



よくわかりませんが、「明日立ち去るなら多目に見てやろう」ってことでしょうか。 

しかし、上にも書きました通りモレルガンジが外国人立ち入り制限エリアなんて情報は見なかったし、この町に普通に訪れて普通に立ち去った人達のブログも何件かあったし、この施設には無理矢理連れて来られただけだし、どの部分が問題だったのかがよくわかりません。



その後。


ああ怖かった~でも許して貰えたみたいで良かったねえ・・なんて相方ちゃんと話しながら過ごしていたら、一時間後くらいにまたドアがノックされました。

まさかまたヘッド達が来たんじゃないでしょうね?




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また来ました。


さっきの会話で解決したかと思っていたのに、ヘッドはまた怖い顔でパスポートを出せと凄んで来ます。

私達がパスポートを差し出すと、その中身をチェックしだすおっちゃん達。

ヘッド「何しに来たんだ!!(5回目)」
私「観光です。(5回目)」


その後も先程とほぼ同じやり取りをしつつ、ヘッドはパスポートの顔写真ページとバングラ入国スタンプのページをスマホで撮り始めました。さらに名前やパスポート番号をメモり、どこぞに電話をかけ始めました。

このとき私は、「まさか日本大使館じゃないだろうな・・」とビクビクしていました。外国人に怒られるより日本人に怒られる方が怖いです。せんせいには言わないで!状態です。ママには言わないでかも。


そうこうしているうちに、ヘッドの電話が終わったようです。

ヘッド「ペラペラペラペラペラペラ、OK、バイ。」

カチャリ。

ヘッド「OK!」
私「OK!?」



先程までとは打って変わって、穏やかな表情で帰っていくヘッド達一行。
 

何だったんだ・・・



でもとにかく、今度こそ大丈夫そうです。どなたか存じませんが、電話の向こうからOKを出してくれた人がいるのです。何がOKなのかは全然分かりませんが、とにかくOKのようです。

そんなわけで私もようやく安心し、シャワーを浴びたり洗濯をしたり、いつもの夜を過ごし始めました。

すると、

ドンドンドンドン(ノック)




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また来ました。


ヘッド「ジャパニーズだ」
相方ちゃん「えっ」

ヘッドに差し出されたスマホを相方ちゃんが受け取り、何やら日本語の単語のみを並べて会話を始めました。日本人ではなさそうですが、日本語を知っている人のようです。

相方ちゃんがしばらく話した後、今度は私にスマホが渡されました。

電話の相手は警察なのか観光局か何かなのか、どういう人なのかは全然分かりませんが、ダッカにいるバングラデシュ人の様です。ときおり日本語の単語を交えながら、英語で質問してきます。

相手「バングラデシュには何しに来たの?」
私「観光です。私達はツーリストです。」
相手「おうツーリスト!?」

なんですかその今初めて聞いたみたいな反応は。ヘッドから聞いていないのですか。情報共有してください。頼むから。

相手「いいかい、そこはセンシティブ(敏感な、デリケートな)なエリアなんだ。外国人が来るのは問題があるんだ。どうして来たの?」
私「ごめんなさい、そのことを知らなかったんです。問題なのはモレルガンジですか?それともクルナ管区でしょうか?」
相手「そのエリアだ。君はすぐにダッカに戻る必要がある。」

何故かダッカからモレルガンジに移動したと思われているようですが、そしてそのエリアとはどのエリアなのかを誰も答えてくれず悶々としますが、ともかく私達はちょうどダッカに向かうところなので、そう説明します。


私「はい、私達は明日ダッカに向かう予定でいます。」
相手「よろしい。では明日ダッカに着いたら、すぐに私のオフィスに来なさい。」

これは・・怒られるやつですね。先程からずっと気が重いですが、さらに5トンほど加重された気分です。


私「はい・・わかりました。でもすみません、船で行くので明日は行けないんです。到着は明後日の朝になるのですがそれでもいいですか?」
相手「駄目だ、遅すぎる。明日バスで来なさい。」
私「もう船を予約してお金も払ってしまったんです。必ず行きますから、明後日まで待って頂く訳にはいきませんか?」
相手「それは駄目だ。船はキャンセルしてバスで来なさい。」


相手は話し方や声は穏やかだし、私が上手く聞き取れず何度も聞き返しても丁寧に答えてくれるし、優しい感じの人です。しかし、説教日を遅らせるのだけは許してくれません。

その後もしぶとく粘りましたが、状況は全く変わりませんでした。


私「分かりました・・船はキャンセルして明日バスで向かいます。」

私は諦めました。


ここまで来てロケットスチーマーに乗れない悲しさと、これだけ怒られてさらにまたダッカまで怒られに行く憂鬱。そして、そんな重要な情報を掴めずのこのこ来てしまった自分の愚かさと、現地警察の人に大変な迷惑をかけてしまった申し訳なさ。さらに相方ちゃんを巻き込んでしまった後悔に、私は地の底まで落ち込みました。


私「あの・・貴方のオフィスにはどうやって行けばいいでしょうか?住所を教えてください・・」
相手「心配いらない。明日朝ポリスが君達を迎えに行き、ダッカまで連れていく。」

連行?


私「わ、分かりました・・」
相手「わはは、大丈夫だよ。ダッカには日本人が沢山いるし、私は日本は良い国だと思っているよ。トーキョー、ヨコハマ、オーサカ・・」
私「ははは」(笑うしかない)

相手「明日君と私はダッカで会える。何も心配するな。また明日会おう。」
私「はい、ありがとうございます・・また明日・・・」


ヘッドにスマホを返し、彼らが立ち去るのを見送ってから、私は机に突っ伏しました。どうやら説教される感じでは無さそうですが、とにかく私達は明日ダッカに行かなくてはいけません。

私は相方ちゃんに顛末を話し、私が船に乗りたいなどと言い出したばっかりにトラブルに巻き込んでしまったことを謝りました。

しかし。

相方ちゃんは実は、私が謎のダッカおじさんとの電話に四苦八苦している間に警察Bさんに頼んで電話を借り、Jさんに助けを求めるというスーパープレイをしてくれていました。昨日バゲルハットで知り合い色々と案内して下さった、日本語を話すあのJさんです。実は「何かあったら電話して」と言って、電話番号を教えてくださっていたのです。まさか昨日の今日で「何かある」とは思わなかったでしょうけども。

残念ながらこの時は電話は繋がらなかったものの、その後30分ほどしてからJさんの方からかけ直して来てくれ、彼と話すことが出来ました。

全員が立ち去った後だったのですが、Bさんが「(君の)フレンド!フレンド!」と言いながら携帯を持ってきてくださって。めっちゃ笑顔でした。Bさんは実は最初からずっと優しいのです。怒り狂うヘッドの横で何度も「ディナー食べた?」という謎の横やりを入れてくれるくらい。

落ち込みすぎて死にかけている私に代わり相方ちゃんが電話を受け取り、今私達が置かれている状況をJさんに説明してくれました。その後電話をBさんに渡し、JさんとBさんがベンガル語で何かを話し始めました。このときヘッドもいたかもしれませんが、目まぐるしすぎて記憶が曖昧です。

BさんとJさんの会話を固唾を飲んで見守る私達。そして数分後、電話が私に渡されました。


Jさん「もう大丈夫ですよ!ロケットスチーマーに乗ってゆっくりダッカに行ってください!( ´∀` )b」
私「へえ!?んな、どう、ええ!?」(大混乱)


Jさん「ただの誤解だったんですよ。モレルガンジってすごい田舎でしょ?外国人なんて滅多に来ないから、皆ビックリしてこの人達誰!?何しに来たの!?ってなっちゃったみたいです。(笑)」

私「えええ・・いや、でも、外国人の立ち入りは許可がいるみたいな話は・・」

Jさん「そんなの全然いらないですよ!(笑)普通に観光していいし、ロケットスチーマーにも乗っていいし、ダッカのツーリストポリスにも行く必要ないですよ!」

私「そうなんですか・・(あの人ツーリストポリスだったんか・・)」


Jさん「はい、とにかく大丈夫です。普通の観光客だって分かって貰えましたから、この後も自由に旅行していいですからね!」

私「あ、ありがとうございます・・!!」(半泣き)



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ロケットスチーマー(まだ乗ってないけど)

まさかの大逆転でした。

あれだけ説明したのに「私達は観光客です」という部分が全く伝わっていなかった(というか信じて貰えなかった)のも衝撃ですが、勘違いで連行されかけたのも中々の衝撃です。どんだけ観光客少ないんですかこの町は。観光客じゃないなら私達は一体何だと思われていたのですか。

しかし、この時は混乱していて全く思い至らなかったのですが、「センシティブ」には「(国家などの)機密を扱う」という意味もあったので、「このエリア」とはまさにこの警察の施設のことを指していたのかもしれません。つまり、ここにノコノコ泊まりに来てしまったことが問題だったのかも。

そうだとしたら私達をここに連れて来たのは船のチケットオフィスのおっちゃんだし、彼はそこら辺を(おそらく)説明してくれたはずだし、入ってはいけない施設ならその時点で追い返してくれれば良かったのでは?と少々疑問も残るのですが。


・・・なんだか分かりませんが、とにかく誤解は解けたようです。もう無理だと思ったロケットスチーマーにも乗ることが出来るし、これ以上怒られることもなくなりました。

Jさんがいなかったら、昨日の出会いが無かったら、私達の旅はここで終わっていたかもしれません。それどころか、もっと大変な事態になっていたかもしれません。

Jさんに感謝感謝感謝感謝です。何度この二文字を並べても伝えきれないくらい大きな大きな感謝に、涙が溢れそうでした。



そして翌日。

バイクに乗って駆けつけてくれたJさんに驚きと感謝で泡を吹きそうになると共に、何故かヘッドを含む警察の皆さん全員と記念写真を撮り、その後パトカーとバイク数台で凱旋パレードのように港に送られ船に乗せられ大々的に見送られるという意味不明な展開に、私のメンタルは5回ほど限界を迎えるのでした。


つづく。


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<情報コーナー>

◯ クルナからモレルガンジ

クルナからサインバード100タカ、1時間少々。サインバードからモレルガンジ50タカ、30分少々。モレルガンジの町はバスターミナルの対岸にあり、渡し船で渡る。3分くらい。そんなわけないと思うのだが無料だった。対岸からBIWTCオフィス及びロケットスチーマー乗り場まではサイクル力車で15分くらい、20タカ。

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