2018年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年04月

| PAGE-SELECT |

キャメルサファリ


20180316001722ecd.jpeg
ジャイサルメール駅

列車は良い感じに1時間遅れてくれ、朝7:00にジャイサルメールに到着しました。

ジャイサルメールはツイッターにてお薦めしてもらった町なので、とても楽しみにしていました。




20180316001722e4a.jpeg
朝のチャイ

本日はこのまま砂漠ツアーに行くかジャイサルメールに一泊するか、駅構内でチャイを飲みながら考えています。

ここジャイサルメールは砂漠の町で、ジープやラクダに乗って行く砂漠ツアーが人気なのだそうです。中でも一番人気は一泊二日のキャメルサファリ。夕方ごろラクダに乗って砂漠に乗り込み、夕焼けを見てご飯を食べて砂漠に泊まって、翌朝帰ってくるというものです。ジャイサルメールから行くのが主流ですが私にとっては少々お高く、近郊の村まで自力で行けば安いツアーがあると聞いたので、そのつもりでおります。

ですので、それを今日このまま行こうか、ジャイサルメールで一泊休んでから明日行くか悩んでいるというわけです。



そんな朝の出来事です。

昨夜列車内で私に名刺を渡し、英語と日本語を交えて明るく「ジャイサルメールの宿は決まってる?うちのホテルに泊まらない?日本語が得意な理由は日本人の友達が沢山いるからだよ!日本人大好き!」などと話しかけてきた宿勧誘の男性が、再び話しかけてきたのであります。

しかしこういうのは地雷だと分かっているので、丁重にお断りします。

私「すみませんが、別のホテルに行くと決め

話の途中で立ち去るインド人。

うん、カモじゃなくなりましたからね。あまりに鮮やかな切り替えっぷりにちょっと笑ってしまいましたけども。



その後引き続きチャイを飲んでいたら、今度はタクシー勧誘のお兄さんが来ました。優しそうな笑顔のお兄さんです。

お兄さん「ナマステ~、トゥクトゥクに乗りませんか?それとも今から列車に乗るところ?」
私「ええ、今出るところです」

一瞬で真顔になり立ち去るインド人。


なんかすごいですねこの町。皆こうなんでしょうか。しつこく食い下がって来るよりは何倍もいいですが、ここまであからさまなのも珍しいです。

しかしこっちの方が楽だと思う一方で、「インド人が13億人いたら純粋に友情と交流を求めて絡んでくる人が15人くらいはいるかもしれない」と思っていたものが、「やっぱ4人くらいかもしれない」と一気に書き換えられました。4人の希望を残しているところが私の甘さです。その4人に出会える可能性はゼロだとしても。


・・・と、まあそういうわけですので、今から砂漠ツアーに行くことにします。人間はもういいです。時代はラクダです。




201803160017223ea.jpeg
クーリー村行きバス乗り場

こちら駅から徒歩5分のところにあるバススタンドのはずです。

早朝とは言え、まさか誰もいないしバスもいないとは思いませんでした。いや、よく見ると小さな売店の脇にインド人が2人・・いや3人いる・・・?

バススタンドのはずです。

これから参ります、いや参れるのか?と思っているのは、クーリー村というところです。先ほど書いた、安価な砂漠ツアーを出している村です。

あと、クーリー村自体が小さくて何もないという、素晴らしくそそられる村なんだそうです。さらに一泊100ルピーで3食昼寝付きおかわり自由という夢のような掘っ立て小屋があるとも聞いたので、そちらにも興味があります。むしろそちらに興味があります。




20180316001722811.jpeg

売店の木陰に移動しました。

ここはクーリー村行きバス乗り場で合っているし、バスは10:30に出るとのことです。ここには違うバスも来るので間違えて乗らないように、「ちゃんと教えてあげるからここにいなさい」とも言ってもらえました。優しいですね。変に絡んでこないインド人は優しくて親切ってことは私ちゃんと知っているんですよ。

まあこの後チャイや水やお菓子の購入を激しく薦められ、お釣りを誤魔化されかけましたけども。

その結末も知っていたので大丈夫ですよ。




20180316001722bc7.jpeg
ちなみに

買った水とお菓子とバナナです。

売店のおっちゃんは「クーリー村には水も食べ物も無いからここで買って行ったほうがいいよ!」と言っていました。クーリー村の人達は砂でも食って生きてるんでしょうか。




20180316001722ac5.jpeg
クーリー村行きバス

バスが来ました。

期待していた通り、ここで砂漠ツアー目当ての外国人観光客数名と知り合うことができました。ツアーに一人で行くと何かと面倒そうなので、お仲間を得られるかどうかが問題だったのです。

それが解決したので、これでツアー参加は決まりです。




20180316001903b97.jpeg
アルジュンさんの宿

クーリー村に着きました。

クーリー村からのキャメルサファリについて日本語で調べると、ここアルジュンさんの宿から出るツアーの話ばかり出てくるので他に無いのかなと思っていたら、宿もキャメルサファリもいくつか候補がありました。が、バスを降りた瞬間スカウトしてきたのがアルジュンさんだけだったので、何も考えずこの人に付いて行きました。私は砂漠でキャンプさえできれば主催者は誰でもいいです。

バス車内で知り合った他の外国人旅行者達はロンプラにでも載っているのか別の宿に直行してしまいましたので、同じく車内で知り合った日本人女性と共にアルジュンツアーに参加することになりました。




20180316001903204.jpeg
本日のお昼ご飯

ツアー代は昨年まで500ルピーのはずでしたが、600ルピーに値上がりしていました。その辺りを聞いたら550ルピーまで下げてくれましたが、これ以上は無理とのことでした。でも、ツアーとは別に本日のお昼ご飯をつけてくれました。

また、ツアーは16:00スタートでそれまで4時間あるので、待ち時間に宿のシャワーや充電やベッドを好きに使っていいとのことでした。




20180316001903355.jpeg
アルジュンさんの宿(元)

ツアーは一泊二日で、明日帰って来たあとは先ほど書いた掘っ立て小屋に一泊したいと思っていました。

その掘っ立て小屋はアルジュンさん家にありましたが想像よりしっかりしており、さらにこちらはもう宿として貸していないそうです。貸しているのは普通の快適そうなお部屋だけとのこと。小屋ホテルは他にもあり本日の相棒の日本人女性が値段を聞いてきてくれましたが、予算外でした。

アルジュン宿の快適部屋は一泊200ルピーに3食昼寝付きとのことですが、3食付きには惹かれるものの普通の宿に泊まっても面白くないので、明日はジャイサルメールに帰ります。




20180316045132e59.jpeg

暇なので村を散策。砂漠の村ですので当たり前ですが、暑くてカラカラです。

どれくらいカラカラかと言うと、シャワーを浴びたついでに洗って干したTシャツが20分後にまた着られるくらいです。人間も小一時間で乾きますねこりゃ。




201803160019037ef.jpeg

20180316001903759.jpeg

2018031600190314f.jpeg

クーリー村は確かに何も無いのどかな村で、あるのは民家と家畜小屋くらいです。観光向け施設と言ったら宿数件と一応売店があるくらいで、お菓子や冷たい水やジュースは買えますが、レストランや食堂は皆無です。だから宿は三食付きなんですね。




20180316002104c45.jpeg

各ご家庭の玄関前には水汲み場がありました。この砂漠で各ご家庭が掘り起こした井戸を持つのは厳しそうなので、汲んで来た水を溜めるタンクであると思われます。




2018031600210482a.jpeg
このお人形・・・

素材が牛のうんこの可能性があります。




201803160021042d7.jpeg

201803160021046c5.jpeg
本日のラクダ

午後のバスでさらに参加者が増える予想でしたが今日は来なかったようで、結局日本人二人とガイドさん二人とラクダ二頭で出発することになりました。二人はアルジュンさん一族の人で、一人は英語が堪能な大人の青年ですがもう一人は中学生くらいの男の子です。ラクダはニヤけています。




20180316002104deb.jpeg

出発しました。ラクダは立ち上がるときに激しく揺れますが、わたくしモンゴルでこれを経験済みなのでヒョヒョイのヒョイでございます。

いらん経験ばかり蓄積されております。日本では何の役にもたちません。




20180316002218a9d.jpeg

20180316002218425.jpeg

20180316002218212.jpeg
村の外れの井戸

村の外れに共同井戸がありました。重そうなカメをいくつも頭に乗せて運ぶ女性達が見事でした。




2018031600221834d.jpeg

途中からガイドさんとの二人乗りになりました。前のこけしが私で、後ろの携帯いじってるのが中学生(仮)です。こけしはフードです。

ラクダの歩みは遅く、景色も大して変わらないので10分で飽きました。歩いて行ってもいいですか。




2018031600221870c.jpeg

砂漠っぽくなって来ました。しかしそう広くはなく、砂漠というか砂丘です。

というか、砂漠というのは何も一般的にイメージされる砂のアレだけを指すのではなく、降水量が少なく植物の生息率が低いエリア全般を指すのだそうです。以前初めてそれを知ったときは、ロマンが一部砂と化した気がしました。




20180316002218bbd.jpeg
ラクダの足裏

ラクダの足裏は馬の蹄と違って柔らかそうで、砂の上をモッチモッチと進んで行きます。足跡がハート型っぽくて可愛いです。




20180316002301478.jpeg
別の村

名前は存じませんが、別の村を見学に来ました。中に入るとマネーギャングに絡まれるとのことで、外から眺めるのみです。

ここは急遽訪問が決まった場所で、特にツアールートではないようです。しかしツアーは別にルートが決まっている訳ではなかったみたいで、砂丘での夕焼け観賞に間に合えば割と好きに動けるようです。




201803160023011a3.jpeg

この子達はこのあとキャンプまで付いて来ました。




20180316002301773.jpeg
ディアだったかな?

野性動物にも遭遇しました。




20180316002301762.jpeg
本日のキャンプ地

砂丘に着きました。本日はここで寝るみたいです。

一応キャンプということになっていますが、実際はテントを張るわけでもなく砂漠に布団を敷いて寝るという、野宿・・いや野宿でもないか?布団?砂漠に?という謎キャンプです。




2018031600230190d.jpeg
砂浴びするラクダ

死んでるようにしか見えないのでやめてください。




20180316002301fef.jpeg
スカラベ




20180316002323359.jpeg
夕焼け




201803160023231c9.jpeg

20180316002323265.jpeg

夕焼けをバックにガイドさん達が夕飯を作ってくれています。




201803160023576a2.jpeg
砂漠で野菜を切る

20180316002357314.jpeg
砂漠でカレーを作る

この辺までは分かるのですが、




20180316002357005.jpeg
砂漠で生地を練って伸ばす

20180316002357e5b.jpeg
砂漠でチャパティを焼く

この辺「そこまでやらんでも」と思いました。




2018031600235794d.jpeg
本日の晩ごはん

蚊が来るのでライトは点けるなと言われたので、何も見えない暗闇晩餐会です。少しくらい寄って来てもいいので明かりが欲しいです。

晩ごはんはカリー、野菜炒め、チャパティ、ライスというインド定番プレートでしたが、お外で食べるそれは格別に美味しかったです。

ただ、手も洗えない砂漠の真ん中ご飯にもかかわらず、まさかの手掴みだったのがおおっとなりました。本日の相棒さんにウェットティッシュを頂けたので、事なきを得ましたが。そういう衛生観念をすっかり忘れていた私です。アルコール除菌も長いこと使っておりません。


夕飯の後は火を見ながら少し談笑しましたが、他にやることもないので早々に砂丘の上の方に移動し寝床に入りました。お楽しみのキャンプファイヤーは一瞬でした。キャンプファイヤーというか夕飯作りの残り火なので、消えたら終わりでした。頼んだら大きくしてくれたでしょうけども。


砂漠に敷いたお布団から見上げる空は星がきらめいて、天の川が見えました。流れ星も一回。

砂にやられることを危惧してデジタル一眼レフを置いてきたことが悔やまれます。こないだ満月が過ぎたばかりなので、星空は綺麗に見られないと思っていました。今日は代わりに防塵デジカメを持ってきています。流石にコンパクトデジカメで星空は撮れません。


満天の星空に見下ろされ、爽やかで涼しい砂漠の風にふかれながら眠る夜は最高でした。

が、夜更けに風が強くなり砂嵐に襲われ、さらにそこそこ寒くなり、布団を頭からかぶって朝を待つことになりました。

砂漠に布団はそれほど快適ではないことを知りました。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

◯ クーリー村行きバス

ジャイサルメール駅から南に徒歩5分のところにクーリー村行きバススタンドがある。他のバスも来るが、クーリー村行きは10:30発。午後にもあるらしい。運賃40ルピー、所要1時間半くらい。

◯ クーリー村の宿とキャメルサファリツアー

「Arjun Family Guest House」
三食付き、ファンありの部屋が一泊200ルピー。ホットシャワーは無さそうだが砂漠の暑い町なので水でいいと思う。Wi-Fiなし。電気は来ているので充電はできる。

キャメルサファリは現在600ルピー。16:00出発、翌朝9:00帰還。食事やガイド料など全て混み。水は持参。水やビールはアルジュン宿でも購入できる。ツアースタートまで宿の部屋やシャワー、充電を使わせて貰える。

| インド | 21:42 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |