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シュリーナガル⑤丘から町を見下ろす


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バススタンド

次の移動のため、バススタンドに行って時刻を聞いて来ました。

次はアムリトサルという町に行きますが、来たときと同じようにジャンムーを経由する必要があるようです。ジャンムーからアムリトサルはバスも列車もあるとのこと。

おじいちゃんは「天気が悪いから数日間は道が塞がっていて動けない。バスはない。(だから連泊しなさい)」と言っていましたが、ゆうてもおじいちゃんインド人だからなあ・・と思っていたらやっぱりインド人でした。バススタンドの人に聞いたら、道は普通に開いているしバスももちろんあるとのこと。まったくもう。おじいちゃん初日からずっとこんな調子なんですもの。

ただ、雪が降るような冬期ど真ん中は実際バスが出ないこともあるそうなので、その時期に行かれる方は時間に余裕を持ってお過ごしください。




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宿じゃないハウスボート

ダル湖の観光エリアに並んでいるハウスボートはほぼ全て宿ですが、こちらの川沿いに浮かぶそれらは普通のお宅の様です。元は宿だったらしい看板付きの船が多いので、宿オーナーがそれをやめたか、中古船を購入して住んでいるのかもしれません。

そういえば、おじいちゃんが「ハウスボートはここ30年新しく作られていない。高くてとても作れないんだ」というようなことを言っていました。

普通の家を買うよりは安価そうに見えますが、船は製造に何か特別な技術を要するとか、何かそういうのがあるんでしょうか。あるいは家が思いの外安いとか。インドの家って上流階級のそれを除いては鉄骨刺しーの石積みーのコンクリ固めーのみたいな手作り感溢れるものも多いので、案外後者で当たりかもしれません。




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SPS MUSEUM

おじいちゃんにお薦めしてもらった博物館に来ました。

おじいちゃんはこれまでフルパッケージ男と組んでツアー勧誘や連泊勧誘やカシミール手工芸購入勧誘に全力投球でしたが、私がフル男に対しピクリとも笑顔を見せなくなったことを裏で聞いたのかもしれません。ツアーについてあまり言ってこなくなったし、代わりに色んな見所やそこへ自力で行く方法を教えてくれるようになりました。商売熱心なところもありますが、基本的には面倒見の良い人なんだと思います。

ちなみにカシミール手工芸については、未だ毎日のように

爺ちゃん「何を買うか決めたか?」

私「いや買うかどうかも決めてな
「オーケーオーケーゆっくり悩めばいい決まったら奴に電話して持って来させるから。」

私「いやでも安い買い物じゃないのでど
「うんうんそうだな銀行に行く時間が必要だノープロブレム奴は待たせておこう。」

私「いやそうじゃなくてわた
「ああそうだな絨毯は重いから郵送しようノープロブレムだ。」

という体力を根こそぎ奪われる会話を続けています。相手がおじいちゃんじゃなかったらとっくに船と船の間の隙間に落としているところです。


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参考:船と船の間の隙間




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古い紙幣

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原版

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ガネーシャさん

すぐ話が逸れますが、博物館です。

こちらはシュリーナガルやカシミール地方の歴史、文化、工芸などを集めた博物館のようで、ものすごく好きなタイプの展示物が沢山並んでいました。

が、




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停電しました。

せめてこれを撮った後で停電してほしかったです。貨幣の歴史年表という最高に興奮する展示物だったのに・・

その後は懐中電灯を借りて見学しましたがだいぶ無理があったため、残念ですが早めに退館しました。




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市場や地元商店街を覗きながら湖畔に戻り、周辺の散歩をしていたところ、




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絨毯屋に連れ込まれました。

「見るだけ!見るだけでいいから!」と言うので。本当に見るだけで帰りますよ。でもきっとお茶を出してくれると思うので、しっかりそれを頂いてから帰りますよ。




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相変わらずとんでもなく美しいですが、そう簡単に買えるものではありません。日本の住宅にはなかなか合わせ辛いですし。

もし私が富豪だったらちょっと大きめの家に住んで、伝統工芸品の絨毯や織物や木工細工を所狭しと並べて掃除が追い付かず埃をかぶっているお部屋や、お茶スペース付きの温室内に草木やハーブを育てていたけど成長速度すさまじくただのジャングルになって温室天井をぶち破っているお部屋や、野菜畑と果樹園を作ったけどカナブンが大量発生して収拾がつかなくなっているお庭などを作りたいです。和室と縁側と地下貯蔵庫(干肉や乾燥昆布を保存)も欠かせません。




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宿近くまで戻って来ましたが、まだ門限まで時間があるのであの丘に登ってみようと思います。門限は16:00ですが、シレッと18:00くらいまでに帰れば大丈夫です。

丘のてっぺんには立派なヒンドゥー教寺院があり、また、そこから見下ろすシュリーナガルの町並みが素晴らしいのだそうです。




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丘の入り口は警察らしき人達が張っており酷く緊張しましたが、国籍とこの道を登る理由を聞かれただけで特に問題はありませんでした。「景色が良いと聞いたので」と答えたら「うむ、その通りだ」と言っていました。




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ぐねんぐねんのつまらない車道です。さっきの警察の人曰く、てっぺんまでは5.5キロあるそうです。開始10分で早くも飽きているのに、一時間半くらい歩くみたいです。




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4分の3くらい来たかという所で、既にかなり良い景色が拝めました。あの向こうに見えているのが先日行きそびれた丘の上の城塞です。

もう町は見下ろしたし帰っても良いような気もしますが、




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展望台隣に良い道を発見したのでこれを行ってみることに。




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山道を歩くこと10分程度。途中なんか下りだしたぞと思ったら、また素晴らしい展望ポイントに出ました。




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おそらくこの写真のちょうど真ん中あたりに我が宿があります。シカラで通る道がぐねぐねと複雑なので、こうして上から見てみても全然分からないんですけども。




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陸の家々です。モノポリーハウスみたいでちょっと可愛い感じ。




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さて、寺院への道かと思ったものがまさかの寺院素通りで別の場所に出ましたが、今さら来た道を戻りまた車道に乗るのも面倒臭いです。門限がだいぶ前に過ぎましたし。16:00の方の。

まあでもお寺はもういいやという気持ちにもなって来たので、この道をさらに進んでみることにしました。地図アプリにはこの道の情報は出ていませんが、下り調子に見えるので多分町に降りられると思うんです。




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道中見たお墓

が、町は見えているのにそこに繋がる道がなく、みるみる宿から遠ざかって行きます。山中に薪拾いのちびっこ達や何をしているのか分からない謎の男達が沢山いるので道はあるはずなのですが、地元民ですので柵の破れたところとか獣道とかを使って町と山を繋いでいるのかもしれません。




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生還

ようやく降りられた場所は宿近くの船着き場からだいぶ離れた所でしたが、ここまで大変楽しかったので良いです。門限はだいぶ前に過ぎましたが。今更慌てても遅いのでのんびり帰ります。




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本日の晩ごはん

船着き場からは今日もシカラタクシーに乗りましたが、観光客がほぼいない関係からすっかり顔を覚えられており、宿名も言っていないのに「知ってるぞ、まかせろ。」と顔パス状態でした。

本日の晩ごはんは停電中の暗闇の中食べたので写真がイマイチですが、赤豆とじゃがいものカリー、マトンとマッシュルームのトマト煮込み、キャベツとトマトの煮込み、そしてご飯でした。このキャベツトマトがすごく美味しかったです。トマトからにしては少し変わった酸味と風味だったので、このキャベツはザワークラウトみたいなものだったんじゃないかと思っています。ドイツの発酵キャベツのような。

帰国したら作ってみたいお料理ばかりですが、その頃には他のお料理に上書きされて味を覚えていない気がします。



食後はいつものようにお爺ちゃんとお喋りしました。お爺ちゃんが投げまくり、私がそれを受けて投げ返そうとするところを新しいボールが来てデッドボールを連発する大怪我必至のキャッチボールです。こういうのはお喋りとは言いません。喋るインド人と私です。

明後日出るので最終日の明日は水上マーケットに行きたいと言っているのに、

爺ちゃん「天気が悪く道が塞がってるから出られない。バスは無い。」
私「バスありましたよ。バススタンドで聞いてきました。」
爺ちゃん「じゃあ明日はグルマルグ(近郊の雪山)を見に行くといい。ノープロブレムだ。」
私「(何がじゃあなんだ・・)雪山には行きません。天気悪いんでしょ?」
爺ちゃん「シェアジープは駄目だがツアーなら大丈夫だ。40ドルで行ける。」
私「(雨がツアーを避けるのか?)雪山は行きませ「グルマルグではゴンドラに乗れるし乗馬もできるからペラペラペラペラペラペラペラペラ

私「・・・・」


嘘でしょそんな人いる?と思う方がいらっしゃるかもしれないのでこれだけは言っておきたいのですが、実際はもっと酷いです。

営業妨害になってはいけないので控えめに書いております。悪い人ではないと思うんです。ただインド人なだけで。おじいちゃんはカシミール紛争について「ここはインドじゃないしパキスタンでもない。カシミールだ。」と言っていましたが、そうですね、カシミール人としての誇りを持つ貴方は素敵ですが貴方どう見てもインド人


明日は水上マーケットを見に行きます。


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<情報コーナー>

○ 博物館 SPS MUSEUM

入場料50ルピー、写真撮影50ルピー。あと庭園か何かが併設されているらしく、そちらは別料金とのこと。

○ シャンカラ・アーチャリアの丘

ガート沿いにそびえる小高い丘。湖畔の入り口からてっぺんまではなだらかな道を登って5.5キロくらい。タクシーでも行ける。

| インド | 20:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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