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アムリトサル①シク教の宿とか国境セレモニーとか


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本日の宿

本日は宿を移動しました。昨日書きました、シク教寺院内にある寄付制の宿泊施設というやつです。


シク教とは、

16世紀にインドで始まった宗教。スィク教、スィック教、あるいはシーク教とも呼ぶ。総本山はインドのパンジャーブ州のアムリトサルに所在するハリマンディル(ゴールデン・テンプル、黄金寺院)。世界で五番目に大きい宗教で、約3000万人の信者がいる。

です。Wikipedia先生より。




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寺院内には大きな宿泊施設、ならびに中庭で雑魚寝している皆さんが沢山いますが、




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外国人専用宿泊施設

外国人には専用のお部屋があるので、そちらに泊まらせて頂きます。

昨日は満室でしたが今日は皆さんチェックアウトしていったようで、朝の段階でガラガラ、夜になっても半分近くのベッドは空いていました。何かタイミングとか波みたいなものがあるのかもしれませんね。




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大部屋

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我が寝床

部屋は大部屋ひとつに小部屋が多分3つで、ベッドは20台以上ありますが、シャワールームはひとつしかありません。そしてお手洗いが見当たりません。が、先程載せた中庭の奥に男女別の立派なお手洗い及びシャワー室があったので、こちらを利用すればいいようです。利用者はすごく多いはずなのに、いつ行っても綺麗に掃除されていました。

宿泊費は寄付制で、自分の思う金額を自主的に募金箱に入れます。自由募金とは言えシク教徒でない私達が無料で堂々とその恩恵に預かるのは何か間違えている気がするので、慎んで投じさせて頂きます。




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本日のお昼ご飯会場

お昼ご飯はシク教総本山の食堂にて、これまた無料の配給ごはんを頂きました。食堂はかなり広く、何百人もの人々が一緒に食事を取っていました。

こちらの食材及び調理費も、寄付によって賄われているとのことです。流石に24時間ではないと思いますが、割と早朝からかなり夜遅くまで、いつでも食べることができるそうです。

良いなと思ったのは、こうして大食堂で並んで食べるのはインドのカースト制度を否定する意味があるらしい事です。シク教はどんな者とも互いに愛し合わないければいけないという教えのため、何者をも差別することはない、というスタンスをとっているのだそうで。Wikipedia先生より。

だから私達外国人旅行者も優しく受け入れて貰えるのでしょうか。異教徒お断りの宗教施設も多い中で、こんな風に宿も食事も無料(くどい様ですが正確には寄付制)で振る舞って貰えるなんて、懐が深いにも程があります。

そもそも、仮にシク教徒だけが対象であったとしても、これだけ与えられるのはすごいなと思うのです。無料で提供されているものは水、食べ物、寝る所。衣食住のうち衣は欠けているものの、生きる為に必要な3つが全ての人に等しく与えられています。「ここには命を繋ぐものが揃っている」という印象を受けました。食・住に加え衛生環境もちゃんと整えられている点に、「人が人として生きる為に必要なものは何か」がしっかり考えられている感じがします。

「食べられる」「眠れる」そして「衛生的である」という多くの日本人にとっては当然であるそれは、実は「欠けると死んでしまうもの」であり、今回はそれを再確認できる良い機会となりました。





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本日のお昼ごはん

というわけでお昼ごはんです。食べさせて貰ったのは、豆カリー、野菜のカリー、チャパティ、ミルク粥でした。

チャパティが薄くて固めの初めて出会うタイプだった以外は普段よく食べるインドカリーのお味で、とっても美味しかったです。もちろんチャパティも美味しいです。

あと、ミルク粥が甘くて最初ギョッとするのですが、妙に癖になるお味でした。なんとなくコンデンスミルクっぽい味と酒粕っぽい風味があったのですが、どうやって作っているのか全く分かりませんでした。違う宗教ですが、仏陀が極限時に食べた例のお粥はこんな味だったんでしょうか。




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水の配給車

お料理はそれぞれバケツみたいな器に入ったものを杓子ですくってドバーッとついで貰え、チャパティはポイポーイと投げて貰えるので手を差し出して受けとります。たまに受け取り損じたものが床に落ちてます。だいたい二枚くれますが、1とか2とか指で合図するとそのように渡して貰えます。また、配給係の人達は何度も回って来てくれるので、おかわりがほしければ貰うことができます。

写真は水の配給車です。面白かったので撮りました。




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洗い場

食事を作る人も食器を洗う人も、皆ボランティアなのだそうです。

旅行者ももちろんこれに加わって良いのですが、わたくし重度のビビり及び人混み恐怖症でございまして、こんなに大勢の知らない人達の中に単身突っ込んで行ったら命を落とすので、すみませんがご容赦ください。代わりと言ってはなんですが、宿募金を気持ち多目に入れさせて頂きますのでほんと許してください。



さて、この食堂の利用方法については他の旅人の皆さんが書かれた情報がネットに溢れており、私はこれを見てもう行った気になり町ごと素通りしかけた程ですが、私も一応として、簡単にまとめさせて頂きます。食堂の場所は下の情報コーナーに載せました。

<シク食堂の利用方法>

① 裸足(靴の持ち込み自体不可、寺院内に預かり所がある)、頭に布か何かを巻いて会場へ。
② 入り口で食器を受け取りつつ、案内及び人々の流れに沿って食事会場へ。奥から順に腰かける。
③ おかずやチャパティを順番に配って貰えるので、ありがたく受けとる。
④ 美味しい
⑤ おかわり
⑥ 食器を持って退場。人々の流れに沿って行けば返却口がある。

以上です。いつ行ってもかなりの人数がおり人の流れが出来ているので、付いて行って真似するだけです。

補足ですが、

裸足で入場については、お寺宿に泊まっている場合は食堂は道路を挟んですぐお向かいなので、宿から裸足で行ってしまえば楽です。シク教の皆さんもお外でも裸足の人が多いので大丈夫です。

頭部を隠す布についてはタオルとかを巻くだけでも大丈夫の様ですし、オレンジ色のハンカチみたいなバンダナみたいなのを貸して貰うこともできます。ただどこでこれを借りられるかは不明です。町中とか寺院前とかで配布人をたまに見かけますが、彼ら神出鬼没なので。


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参考:オレンジのハンカチ




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チャイ

食堂前のスペースでは、チャイも頂くことができます。

かなり甘いですがとても美味しいチャイですし、いつも飲んでるチャイの3倍くらいの量をそそいで貰えるのが嬉しいです。




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蛇口からチャイが

ただこの器が一瞬で熱くなるので、底を持った状態でこれを受けると危険です。器の口の部分を両手でそっと支えると良いです。

ところでもし愛媛県民の方がいらしたら、愛媛県内にはみかんジュースが出る蛇口があるという都市伝説は真か否か教えてください。ずっと気になっているんです。ちなみに名古屋人は海老フライをそんなに食べないしエビフリャーとも言いません。そんなコテコテなのは市長さんくらいです。




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黄金寺院

続いて、アムリトサルと言えば外してはならない黄金寺院を見学します。こちらの寺院こそがシク教の総本山であり、シク教徒の皆さんが焦がれてやまない場所です。シク教徒でもないのに来てしまいました。旅人はいつも簡単に人の憧れを攫って行きます。

寺院周りには大きな池があり、沐浴場になっています。男性はその場で沐浴し、女性には建物に覆われた別の沐浴場が用意されていました。




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周囲は白く巨大な建物に覆われていますが、これが何なのかは分かりませんでした。その辺の人に聞いてみれば良かったのですが、宗教施設だしまだシク教のことをよく分かっていないので、下手に話しかけてそれがタブーだったとしたら・・!!

と思ったのですが皆さん割と自撮りのお誘いとかして来ました。フランクぅ。そしてその衝撃で結局聞きそびれるのでした。




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黄金寺院は中に入ることができます。が、ものっすごい行列なのでまあいいやというか並ぶ前からグッタリしてしまって挑めませんでした。いいんです。私ただの観光客ですので。




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ジューススタンド

黄金寺院と宿舎の間の道を奥まで行くと、格安ジューススタンドがあります。冷えっ冷えの瓶コーラまたは何かよく分からない炭酸が一本5ルピーです。普通に町中で買ったら確か15ルピーとかそんなんだった気がするやつです。シク教プライスでしょうか。




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本日のお昼ごはん2

シク教ごはんはお代わり自由なのでいっぱい頂けば良かったのですが、本気で食べると絶対に無料で頂いてはいけない量を平らげてしまうので自重しました。ので、空きっ腹を満たすために本日二度目のお昼ご飯です。

本日のお昼ごはん2は、クルチャというお料理です。この右のパンケーキみたいなやつ。アムリトサル名物なのだそうで、アムリトサル○○クルチャという名前で至るところで売っています。○○にはオニオンとかチーズとかが入ります。

今回頼んだのはじゃがいものクルチャで、40ルピー(65円くらい)でした。かなりお安い上に、これが仰天の美味しさでした。

見た目は普段たまに食べるパラータに似ているのですが、生地の中にパクチーとかネギっぽいのとか私がオーダーしたじゃがいもだとかが入っており、それを油で焼いたのか表面サクサクカリカリの中ホクホク具だくさん。そんなのにバターをたっぷり載せてくれるものだからまあ大変です。そしてそのままでも十分美味しいのに、豆カリーと酸味のあるタレみたいなのまでつけてくれるものだからもう大フィーバーでした。私アムリトサルに移住します。ただこれ絶対太るやつなので、毎日食べたら大変なことになると思います。




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インド・パキスタン国境、インド側

午後からはインド・パキスタン国境を見に来ました。

しかしパキスタン入りするわけでは勿論なく、ここで毎夕行われているという国境閉鎖式を見にきたのです。ここまではシェアジープで来ました。詳細は下の情報コーナーにて。

ここでの閉鎖式は、両国負けじと大声を張り合げ叫んで競って大騒ぎ!大迫力!みたいなのを昔テレビか雑誌で見て、いつか行ってみたいと思っていた夢がようやく叶いました。しかしこれまですっかり忘れており、アムリトサルについて調べていたらこれが出て来て「あれ?なんかこれ行くの夢だった気がする」と思い出すという、実にちっぽけな夢です。

座席は、外国人は優先的にパキスタン国境に近いところに通して貰えます。私は早く着いたので前の方の席にも座れましたが、暑いので上段の日陰に引っ込んでおります。

外国人が優遇されることについては、こうすることで「こちらにはこんなに外国人観光客が来ているんだぞ!」とパキスタン側にアピールしているのではないかという記述をどこかで見た覚えがありますが、もっと自国民を全面に押し出した方が良いのではないかと思いました。このセレモニーの本質は愛国心の見せ合いなんでしょう。私は別にインドを愛してはいませんよ。




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こちらパキスタン側です。

インド側もパキスタン側も、セレモニーは17:00からだと言うのに16:00現在既に結構な盛り上がりを見せています。いや、パキスタン側は盛り上がっているのかどうかよく分かりませんが。インド側がやかまし過ぎるのです。あちらの様子が読み取れないではないですか。




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インド側が具体的にどう盛り上がっているかと言うと、司会者みたいな人が叫んだり、女性達がインド国旗を持って走り回ったり、躍り倒したり、歓声が上がったり、インド女性達の輪に外国人女性が加わるとさらに歓声が上がったり、何のこっちゃいという盛り上がりです。

何故女性限定なのかと言うと、これまたどこで見たのか分からない情報で信憑性も何もなくて恐縮ですが、「パキスタン側がイスラム教社会なのに対し、インドの女性はこんなに明るく自由に生きてるぞ!」というアピールなのではないかとのことでした。真偽のほどは不明だしそれほど興味も無いので調べませんが、インドの女性も言うほど自由じゃないのでは?と思いました。田舎の方とか特に。




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パキスタン側はインド側よりやや大人しめに見えますが、太鼓の音を響かせながらくるくる回る兵隊さんが素敵でした。よく見ると片足の人のようでしたが、そうとは思えない見事な動きで高く高く跳んでおり、とても格好良かったです。




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セレモニーが始まりました。

大音量、そして大歓声です。鼓膜が破れそうです。兵士達が揃って国境ラインまで前進しますが、このとき足を高く上げ、一つ一つ大きな動きをするので迫力があります。

このアクションのためか、これまた謎アピールのためか、セレモニーを行っている兵隊さん達は皆妙に足が長く長身です。そういう人を選んでいるのかヒールの類か、どっちなんでしょう。




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セレモニーの最後の方で両国揃って国境の門を開く瞬間は、心が大きく震えました。力強く、一気にこれを開くのです。

開かれた門の前では両国の兵士が威嚇するような力を見せつけるようなーズを取り合い、しかし最後は固い握手を交わし、両者揃って敬礼します。・・と、ネットの観光案内サイトに書いてありました。ここからだとちょうど見えない位置なのでございます。一応日陰からは出てきたのですが、場所取りが甘かったようです。




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あと、ワンコ達がお尻を高くあげペコリとお辞儀するというこの世の奇跡かと思うようなめちゃんこ可愛いシーンがあったのですが、こちらも写真を撮り損ねました。多分他の方が撮った写真がネットに上がっていると思うので、そちらをご参照ください。この一瞬のためだけでも、このセレモニーを見に来る価値はあります。




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最後は両国合わせた動きで国旗を下ろし、これを大切に運んで片付けて、門を再び閉じて、セレモニーは終了です。

不仲極まりないかと思っていたインド・パキスタンの関係ですが、今日のセレモニーを見る限り、いくらでも未来はあるのでは?と思いました。

力の見せ合いを主としたパフォーマンスではありましたが、何だかんだで両国の連携はしっかり取れていたし、パキスタン側の太鼓の音に合わせて両国の兵士が交互に動いてみせる様は、胸に来るものがありました。

いつかまた、パキスタン側からこのセレモニーを見てみたいです。




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本日の晩ごはん

来たときと同じシェアジープに乗り、アムリトサルの町に戻ってきました。

まずチャイコーナーで喉を潤した後は、またしてもシーク食堂にて晩ごはんを頂きました。メニューは昼と同じですが、基本的にこのメニューなんだそうです。相変わらずミルク粥が甘くて苦手なのにスプーンが止まらない謎の中毒性をかもしていました。




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夜の黄金寺院は息を飲む美しさでした。




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夜のアムリトサル

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本日の晩ごはん2

お寺宿の熱々たっぷりバケツシャワーを浴びたら、大変スッキリすると共に先程食べたエネルギーを全消費したので、ふらりと夜の町に繰り出しました。そして二度目の晩ごはんです。アムリトサルの中心部は夜でも明るく人が溢れており、お店も遅くまで開いていて楽しいです。夜が綺麗な町は良い町だと思います。でも中心から一本外に出ると嘘のように真っ暗です。昨夜の経験より。

本日の晩ごはん2は、昼間も食べたクルチャです。今回はオニオンクルチャにしてみました。40ルピー(65円くらい)。

昼間のクルチャが美味しかったのはお店が大当たりなだけかと思いきや、今回入った全く流行ってなさそうなお店も大変美味でした。添え物2つは片方がカリー、もう片方が何か酸っぱいやつと、昼間食べたものと大変よく似ていました。クルチャセットは大体こういう感じが定番なのでしょうか。




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アイスキャンディー

アイスも食べました。なんか知らんけどいっぱい売ってたのです。こちらも名物なんでしょうか。

つい3日前までダウンを着て息を白くしていたのに、もう半袖でアイスなんて食べています。大した距離は移動していないのに、やはり山岳地帯と下界は違いますね。そしてどうやら下界には夏が迫っていますね。南下するタイミングを誤りまくっている気がしてなりません。




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本日の晩ごはん3

まだ物足りなかったのでシーク食堂に戻って来ました。私燃費が悪いのです。さっきの今ですのでもちろん同じメニューですが、相変わらずミルク粥が以下略。




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中庭の様子

21:00過ぎに戻ったら中庭もそろそろお休みタイムでした。

我が外国人宿も22:00ごろには皆さん徐々に眠り始めたので、私も少し早めに就寝しました。当たり前ですがこの宿にはネットがなく、携帯のネットもだいぶ前にチャージが切れているので特に出来ることがありません。

あ、そういえばこの宿のベッドは痒い虫が住んでいることで有名らしく、しかし南京虫ではなさそうなのでまあ大丈夫だろうと泊まりに来た私でございますが、幸い虫は出ませんでした。ベッドにもよるんでしょうかね。今朝別のベッドに数分腰かけた際は何か全長2ミリくらいの蛆虫みたいなのに足を噛まれたので、もしかしたらあの子達が例の痒い虫かもしれません。すぐ払ったせいか別に痒みは来ませんでしたが。

というわけで、大変よく眠れました。


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<情報コーナー>

○ シク教寺院の宿泊施設

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赤いピンの所が宿

黄金寺院南東側入り口の、道を挟んでちょうど向かいにある。「SHRI GURU RAMDAS JI NIWAS」と書かれた入り口から入り、真っ直ぐ中庭に向かって進むと中庭に出る直前左手に外国人用宿舎がある。宿泊費は寄付制で、入り口近くに募金箱がある。チェックインはベッドの空きさえあれば、チェックアウトも24時間いつでも可能。ただし気遣いは忘れずに。なお、この地図の黄金寺院と宿舎の間にある建物が食堂。

○ 黄金寺院

入場無料。入場時は靴、革製品などの持ち込み不可で、無料の預かり所を利用する。また、頭部を布などで覆う必要がある。バンダナなどを被るだけでも大丈夫な様子。

○ インド・パキスタン国境閉鎖式

私が見たときは17:00~17:30だったが、季節によって多少前後するとのこと。また、この1時間近く前から割と盛り上がっているので早めに行くと楽しい。会場には危険物や大きな荷物、携帯のポータブル充電器なども持ち込めないので、最小限の荷物で行くと良い。私はほぼ手ぶらにカメラを下げて行った。荷物預かり所は国境近くにいくつかあるが、何か不安になる店構え。屋台みたいなのとか。

アムリトサルからの行き方は、14:30出発19:00帰還のツアーバス往復が250ルピー、同じ時間のシェアジープ往復が言い値200ルピー、などがある。後者は交渉したら150ルピーまで下がった。市バスの有無は分からなかったが、普通に国境越えする人がいる以上無い訳がないと思う。ただ帰りの足が不安。

| インド | 23:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

アムリトサルへ


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去って行くおじいちゃん 

船宿やシカラの上で聞くちゃぷちゃぷ心地良い水の音も今日までです。結局デリーのおっちゃんは戻って来なかったですし、楽しかったけど色々やり残した気がする6日間でした。

そして山岳地帯滞在も今日までです。焚き火の松ヤニが燃える匂いも、雪の中で飲んだ格別に美味しいチャイともこれでお別れかと思うと、すごく寂しいです。

ここ一ヶ月は毎日寒くて凍えていたにも関わらず、身体の調子がすこぶる良かったです。入国からこちら深いお付き合いを続けてきた下痢もすっかり治りましたし。病は気からと言いますが、健康も気からなのではないかと思います。

しかし、この一ヶ月の山籠りのおかげでインドビザが残り一ヶ月半となっており、ちょっと調子に乗り過ぎたかなあ~?

マズイぞこれは。

という状況です。

まだ西も南も北東もまるっと残っているのに。さらにスリランカとバングラデシュにも寄ろうと思っているのに。




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さて、本日はまずジャンムーに向かいます。シュリーナガルに来るときも通った便所臭い町です。いや別にジャンムーを悪く言いたい訳ではなく、単にそれしか印象にないのです。前回の滞在は一瞬だったので。

今回も前回と同じくジャンムーで一泊を予定していますが、前回と同じく「こんな大きな町泊まりたくないわ!」とか言い出す可能性がすこぶる高く、まず泊まることはないだろうと思っております。ジャンムーからアムリトサルは夜行列車がありますので、それが狙いです。




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本日のバス

来たときと同じく、バスでジャンムーに向かいます。来たときに乗ったバスはどうやら民営でしたが、今回は政府運営のバスです。ガバメント・バスと呼ばれているやつ。2~3月は20%オフと掲示が出ており、お値段は420ルピー(700円くらい)でした。順調に行けば所要8時間とのことです。

ジャンムー・シュリーナガル間はシェアジープも走っており、バススタンド前で沢山勧誘されましたが、こちらは高くつくのでやめておきました。

が、バスに乗ろうとする私に対し、「俺のジープに乗れば400ルピーだし6時間で着いたのになあ~」としょうもない嘘をつくインド人。いたちの最後っぺみたいな野郎です。




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出発してしばらく走ると、美しい雪山が見えてきました。

これ多分、フルパッケージ男に会うたび誘われていた雪山です。綺麗ですね。この時期はトレッキングが出来ないですし、雪山と言うよりスノーリゾートらしいので行きませんでしたが。

そんな景色を見ながらぐいぐい山を越えて行きますが、途中銃を持った軍人さんだか警察官だかの姿をやたらと見かけ、パスポートチェックも一度ありました。他の乗客はチェックされなかったので、外国人だけを対象としているようです。

パスポートの中身をチェックされた他、シュリーナガルで泊まっていた宿の名前や滞在日数、本日の行き先、職業など結構細かく聞かれて面倒でした。カシミール紛争は現在停戦中とは言え「大丈夫」と言いきれる状態ではないし、やはり扮装地帯なんだなあと改めて思いました。

そんなところを呑気に旅するなよという話なのですが、自分でもかなり調べ、インド人や周辺住民、そして現地民に十分意見を聞いた上で来ました。「今のご時世どこもそんなんばっかじゃないですか」という憤りと諦めに近い感情があったことも事実です。ヨーロッパとか。




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アムリトサル行きバス

バスは16:30にジャンムーに着きました。そしてバスを降りた瞬間アムリトサル行きバスの勧誘を受け、「何故私がアムリトサルに行きたいと分かった!?」と驚愕したので乗りました。

今回乗ったのはエアコン付きバスで、最初の言い値は400ルピーでした。しかし列車のスリーパークラスなら190ルピーなのでそれで行くと言ったら、300ルピーまで下がったので決めました。

実のところ、列車だと駅まで5キロ歩いた上に21:30まで出発を待たないとならず、ついでにアムリトサル着は深夜2:00なのでちょっとアレかな~と思っていたのです。




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21:00アムリトサル着

遅くなってしまいましたが、アムリトサルに着きました。

そして目星をつけていたバススタンド近くの宿に向かうと、そこに宿はありませんでした。頼んますぜブッキ○グどっとこむさん。




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本日の晩ごはん

アムリトサルの町は大きくて綺麗でキラキラでまだまだ眠る予定は無さそうでしたが、「まずは宿を見つけてそれから・・」などと言っていたら食いっぱぐれることは確実なので、食べながら宿を探します。

実は、バススタンド近くの宿は夜遅くに到着する事情から目をつけていただけで、本当に泊まりたかったのはお寺がやっている宿泊施設です。ここアムリトサルはシーク教の聖地と呼ばれているのですが、そのシーク教が提供してくれている無料(正確には寄付制)の宿泊施設があるそうなのです。しかしこの宿は満室で、「明日朝にまた来てみて」と言われてしまったので現在宿無し状態です。

というわけでいつものように歩いて宿探しをしていますが、町の中心に宿はいくらでもあるものの、どこもお高く予算外です。困りましたね。




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本日の宿

結局、なんとか予算内の宿を見つけてチェックインできたのは23:00近くでした。

これ以上探して駄目だったら、もうお寺の中庭で雑魚寝しようかと思っていたところです。なんかいっぱい寝てる人がいるし、下界に下りたおかげで夜でも暖かいし、ここにいるのは全員穏やかで優しいと噂のシーク教徒の皆さんなので、一緒に雑魚寝しても別に問題なさそうだなと思って。「何言ってんのあんたちょっとそこに座りなさい」という母の声が聞こえてきそうですがお母様、そのへん含め明日の日記に書きますのですみませんでした。


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<情報コーナー>

◯ シュリーナガルからジャンムー行きバス

ガバメント・バスが朝8:00発。これは一日置きにジャンムーとシュリーナガルを行き来しているものなので、2日に一本ということになる。運賃420ルピー(期間限定の20%ディスカウント価格)、所要8時間となっているが、道の状態によりかなり左右されるとのこと。

この公営バスの他、おそらく民営バスもあるしシェアジープがいくらでもある。

◯ ジャンムーからアムリトサル行きバス

私が乗ったのは17:00発の民営エアコンバス、言い値400ルピー。所要4時間くらい。ジャンムー発アムリトサル行きバスは沢山ありそうだった。その他、列車でも行ける。

◯ アムリトサルの宿

「Backpackers Nest」

ドミ一泊6ドル。黄金寺院から徒歩10分くらい。殺風景だけどやたら広いラウンジと大変優秀なホットシャワーが、どこも滅茶苦茶綺麗に掃除されている。wifiも悪くない。

| インド | 22:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

シュリーナガル⑥水上マーケット


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本日は水上マーケットを見に行きます。5:30起きの6:00出発、夜明け前でございます。寒いです。




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参考:シカラ

シカラは靴を脱いでゆったり座れる作りになっていますので、完全防寒の上おじいちゃんに借りた毛布にくるまり、自宅のようにくつろいでおります。寒いのであまり快適ではないですけども。

ところでシュリーナガルはインド人カップルの旅行先として人気があるとどこかで聞きましたので、きっとこのシカラに二人でゆったり腰かけて湖を見ながらイチャコラキャッキャとええい沈没してしまえ。




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参考:これもシカラ

なお、一般家庭で使われているこちらの小舟もシカラなのだそうです。おじいちゃんは「スモールシカラ」と呼んでいました。




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真っ暗闇の中出発しましたが、だんだん明るくなってきました。ほの暗い湖面に映る家々が不気味かつ美しいです。




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着いたようです。ここまで30分くらいだったでしょうか。




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なかなかの賑わいを見せております。ただし早朝なためか観光客相手じゃないためか皆さん割と静かで、チャプチャプという水の音と、穏やかな話し声が心地よいです。




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なんかロマンチックな写真が撮れてしまった

花や種を売っている人もいました。ターゲットは主に観光客のようで私の所にも来ましたが、花の種を持って旅をするというのもどうかと・・・いや、意外と物語がありますねそれ。

「一人で旅をしているの?」
「はい。あの人に貰った花の種を、世界の果てに蒔きたいのです。」

あの人:インドの知らないおっちゃん

駄目ですねこれは。



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外国人観光客の姿も見えます。いたんですね外国人観光客。私だけかと思っていました。




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橋がかかっていたので上ってみました。宿の位置さえ近ければですが、歩いても来られたようです。




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「この水上マーケットは一昔前までは観光客なんて全くいない普通の地元市場だったが、日本人が“ベジタブルマーケット”と本で紹介したことにより世界中に情報が広がり観光客が来るようになった」

とシカラドライバーさんが言っていました。

急に流暢な英語を喋りだすのでびっくりしました。さっきまでむっつり無言だったので現地語の方なんだと思っていましたよ。




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野菜たちが瑞々しくて美味しそうです。

おじいちゃん曰く、シュリーナガルの浮島栽培野菜は一日に三回収穫するのだそうです。だから市場に並ぶ野菜は常に新鮮そのものなんだよ、とのこと。




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取引中




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値段の算出はてんびんで

ここにいる人たちのほとんどは八百屋と一般のお客さんではなく買い付けの人々で、ここで売り買いした野菜をこのあと陸の市場に売りに行くのだそうです。




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紅茶ブレイク

おじいちゃんに持たせて貰った温かい紅茶です。息の白い朝の湖上で飲むカシミール紅茶は最高でした。




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井戸端会議するチョイ悪爺ちゃん達

水上マーケットは早朝のみ開催ということで、時間が経つにつれ舟は一隻また一隻と離脱し、市場は少しずつ落ち着いていきました。




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帰宅中

というわけで、私も帰ります。




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水上コンビニ

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水上マーケット(衣類など)

途中通ったマーケットですが、これは誰用に展開しているものなんでしょうか。水上生活者が沢山いるとは言え買い物するのに陸まで出掛けるのは難しくないはずですし、何故わざわざこんなところで服を売っているのかと不思議です。コンビニは分からんでもないですが。




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宝石売り

宝石売りの人が来ました。宝石ってわざわざ湖上で買わなきゃいけないものなんですかね。

見せて貰った、というか強制的に次々見せられたオモチャみたいなジュエリーは実際オモチャで、どう見ても粗悪品でした。でもこれを本物だと言い張るインド人のガッツは見習いたいと思います。




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小島

帰り道で小島の公園に寄って貰いました。カフェなどもあり、シカラツアーの寄り道には持ってこいな感じでしたが、朝なので開いていませんでした。




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遠くの山々は今日もぼんやりしています。

滞在中一度くらいはパキッと湖面に映る雪山を見られないものかと思っていましたが、今回はこれまでのようです。

きっといつか、春か夏に再訪してみたいです。その頃には治安情報も明るい色になっているといいのですが。




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ハウスボートのキッチン

帰宅しました。そして今日はキッチンで朝食を取らせて貰っているのですが、例のフルパッケージ男が久々に登場しまして、

フル男「山はいつ行く?今日行く?」
私「行きません」
フル男「なんで?お金無いの?」

あるわ!

いや無いけど!!


そんなことよりこちらのキッチンをご覧ください。なんと戸棚の中にコンロがあります。こんなキッチン初めて見ました。危なくないんでしょうか。




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卵を焼くおじいちゃん

しかしこれはこの家だけではなく、どの家も結構やってるよとのことです。ハウスボートが次から次へと大炎上するイメージしか湧いてきません。




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ミルクティ

こちらはカシミール地方でよく飲まれるミルクティなんだそうです。甘いチャイとは異なりこちらは塩味で、牛乳を入れてあるとのことですがバターのような風味があり、少し油が浮いていました。

このミルクティは頭痛によく効くんだそうです。

ただしお腹を壊すんだそうです。

なんですかその二択は。




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本日のお昼ご飯

本日は極力外出はせず、宿に引きこもって調べものをしたり溜まりに溜まったブログを片付けたいのに停電です。

それはさておき、出掛けないということは食事にありつけないということで、一食くらい我慢するつもりだったのですがお腹が空きすぎて湖に落ちそうだったので、おじいちゃんに頼んで食べさせて貰いました。

おかずは昨日と同じで、赤豆と芋のカリー、キャベツのトマト煮込みでした。




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昼食後また部屋に引きこもっていたら、例の絨毯&織物ショップのおっちゃんが大量の商品を抱えて襲撃してきました。

確かに昨日おじいちゃんに「布を一枚買いたい気持ちなので、できたらもう一度見に行きたいです」と相談しましたが、まさかあちらから来てくれるとは思いませんでした。ものすごいプレッシャーを感じます。「やっぱやめます」とか口が避けても言えない感じ。




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商品ですので、許可を取って撮影しております。

やはりカシミールの刺繍は素晴らしいです。絨毯も美しいですが、個人的に一番興味があるのは刺繍です。見るだけでなくちょっとやってみたいのですが、私少々根気に欠けるところがあるので、10センチも進まないかもしれません。





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先日書きました通り刺繍の購入は早い段階で断念していましたが、代わりに機織りストールを購入しました。ショールですかね?違いを知らないんですってば。

こちらは美しさから購入を決めた部分が大きいですが、こういう布が必要だったというのもあります。モスクに入る時などは観光客と言えど頭部を隠す必要があり、私はしょっちゅうモスクに遊びに行くので大きな布が欲しかったのです。これまではタオルをひょっとこの様にしばりその上からフードを被ることで乗り切ってきましたが、どうも格好がつかないなと思っていたのです。失礼な気もしますし。

こちらカシミヤとシルクの混合だそうで、私にとってはそこそこのお値段だったので血を吐く思いで支払いましたが、もう絶対笑われる覚悟で白状しますがせんさんびゃくえんでした。

無職貧乏旅行者にとっては大金なんですってば。働いてるときだったら1,300円くらい払えるんですからねっ。




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本日の晩ごはん

本日の晩ごはんはミックス野菜の炒めもの、鶏肉と玉ねぎの炒め物、サラダ、ご飯でした。

急におかずの数と量が減ったのは先程おじいちゃんと喧嘩したからかもしれないし、そうじゃないかもしれません。

実は、「一泊8ドルのところを7ドルに割引、朝食&夕食付き」という約束になっていたはずなのに、急に「部屋代は7ドルだけど夕飯は別でプラス8ドル」なんて言われてしまったのです。つまり6泊で42ドルだったはずのものが、90ドル+今日の昼食分もしっかり入って98ドル請求されております。ぎゃふんです。

いや昼食代が別途なのは分かりますけども、夕食代が込みか別料金かについてはチェックイン時にしっかり三回確認を取ったので、聞き間違いや勘違いということはないはずです。英語が得意ではない自覚があるからこそ、何度も聞き返したのです。食い過ぎによる課金だったとしたらぐうの音も出ないですけども。

「食費は込みだったはずです。この金額は受け入れられません」と抗議する私と、「息子に電話して聞いてみなさい。そうすれば分かる」と得意気に言い放つおじいちゃん。いやデリーのおっちゃんと貴方どう考えてもグルでしょうが。その電話は私にとって敵を増やすだけです。

「電話なんか意味ないです。貴方と私の約束でしょう」と引き続き訴えましたが、おじいちゃんは「かければ分かるんだ!」と頑なで、ぶつぶつ言いながらデリーのおっちゃんに電話をかけ始めました。

爺ちゃん「ほら息子だ」

携帯を寄越すおじいちゃん。私は仕方なくその電話を受け取りました。

デリーのおっちゃん「やあ元気?」
私「ええまあ・・・聞きましたか?」
デリーのおっちゃん「うん。払わなくてもいいよ~(^o^)」


息子よ(笑)


というわけで、まさかの裏切りにあったおじいちゃんは電話で息子と大喧嘩でしたが、私はホッと胸を撫で下ろしたのでした。

もりもり美味しく食べさせて貰った手前払いたくないとは滅茶苦茶言い辛かったですし、未だにこれで良かったのかと悶々としていますが、インド人とのこの手のトラブルはもう慣れっこかつウンザリだったので、結局約束通りのお金+αの支払いで納得してもらいました。

+αは今日の昼食代と、食べ過ぎた事への反省と、美味しいご飯を作ってくれたのにそれを無下にする様な結末を選んでしまったことに対する、お母さんへのお詫びです。


このまま喧嘩別れになるのならその方が良かったのですが、その後落ち込み笑わなくなった私に焦ったのかおじいちゃんは急に優しくなり、「またシュリーナガルに遊びに来るか?・・来ないか」とか呟くものだから泣きそうになりました。シュリーナガルにはまた来られても、きっとおじいちゃんに会いには行けないんだろうなと思います。


明日はアムリトサルに移動します。


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○ 水上マーケット

シカラツアー2~3時間くらいで。出発地点にもよるが、水上マーケットだけなら2時間で足りると思う。シカラツアーは勧誘ドライバー達の言い値は一時間200ルピーだが、150という人もいた。私が宿で頼んだのは、2.5時間のツアーで600ルピーだった。マーケットは早朝6:30とかから始まるので、朝早くに出発することになる。

| インド | 21:19 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

シュリーナガル⑤丘から町を見下ろす


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バススタンド

次の移動のため、バススタンドに行って時刻を聞いて来ました。

次はアムリトサルという町に行きますが、来たときと同じようにジャンムーを経由する必要があるようです。ジャンムーからアムリトサルはバスも列車もあるとのこと。

おじいちゃんは「天気が悪いから数日間は道が塞がっていて動けない。バスはない。(だから連泊しなさい)」と言っていましたが、ゆうてもおじいちゃんインド人だからなあ・・と思っていたらやっぱりインド人でした。バススタンドの人に聞いたら、道は普通に開いているしバスももちろんあるとのこと。まったくもう。おじいちゃん初日からずっとこんな調子なんですもの。

ただ、雪が降るような冬期ど真ん中は実際バスが出ないこともあるそうなので、その時期に行かれる方は時間に余裕を持ってお過ごしください。




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宿じゃないハウスボート

ダル湖の観光エリアに並んでいるハウスボートはほぼ全て宿ですが、こちらの川沿いに浮かぶそれらは普通のお宅の様です。元は宿だったらしい看板付きの船が多いので、宿オーナーがそれをやめたか、中古船を購入して住んでいるのかもしれません。

そういえば、おじいちゃんが「ハウスボートはここ30年新しく作られていない。高くてとても作れないんだ」というようなことを言っていました。

普通の家を買うよりは安価そうに見えますが、船は製造に何か特別な技術を要するとか、何かそういうのがあるんでしょうか。あるいは家が思いの外安いとか。インドの家って上流階級のそれを除いては鉄骨刺しーの石積みーのコンクリ固めーのみたいな手作り感溢れるものも多いので、案外後者で当たりかもしれません。




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SPS MUSEUM

おじいちゃんにお薦めしてもらった博物館に来ました。

おじいちゃんはこれまでフルパッケージ男と組んでツアー勧誘や連泊勧誘やカシミール手工芸購入勧誘に全力投球でしたが、私がフル男に対しピクリとも笑顔を見せなくなったことを裏で聞いたのかもしれません。ツアーについてあまり言ってこなくなったし、代わりに色んな見所やそこへ自力で行く方法を教えてくれるようになりました。商売熱心なところもありますが、基本的には面倒見の良い人なんだと思います。

ちなみにカシミール手工芸については、未だ毎日のように

爺ちゃん「何を買うか決めたか?」

私「いや買うかどうかも決めてな
「オーケーオーケーゆっくり悩めばいい決まったら奴に電話して持って来させるから。」

私「いやでも安い買い物じゃないのでど
「うんうんそうだな銀行に行く時間が必要だノープロブレム奴は待たせておこう。」

私「いやそうじゃなくてわた
「ああそうだな絨毯は重いから郵送しようノープロブレムだ。」

という体力を根こそぎ奪われる会話を続けています。相手がおじいちゃんじゃなかったらとっくに船と船の間の隙間に落としているところです。


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参考:船と船の間の隙間




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古い紙幣

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原版

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ガネーシャさん

すぐ話が逸れますが、博物館です。

こちらはシュリーナガルやカシミール地方の歴史、文化、工芸などを集めた博物館のようで、ものすごく好きなタイプの展示物が沢山並んでいました。

が、




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停電しました。

せめてこれを撮った後で停電してほしかったです。貨幣の歴史年表という最高に興奮する展示物だったのに・・

その後は懐中電灯を借りて見学しましたがだいぶ無理があったため、残念ですが早めに退館しました。




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市場や地元商店街を覗きながら湖畔に戻り、周辺の散歩をしていたところ、




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絨毯屋に連れ込まれました。

「見るだけ!見るだけでいいから!」と言うので。本当に見るだけで帰りますよ。でもきっとお茶を出してくれると思うので、しっかりそれを頂いてから帰りますよ。




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相変わらずとんでもなく美しいですが、そう簡単に買えるものではありません。日本の住宅にはなかなか合わせ辛いですし。

もし私が富豪だったらちょっと大きめの家に住んで、伝統工芸品の絨毯や織物や木工細工を所狭しと並べて掃除が追い付かず埃をかぶっているお部屋や、お茶スペース付きの温室内に草木やハーブを育てていたけど成長速度すさまじくただのジャングルになって温室天井をぶち破っているお部屋や、野菜畑と果樹園を作ったけどカナブンが大量発生して収拾がつかなくなっているお庭などを作りたいです。和室と縁側と地下貯蔵庫(干肉や乾燥昆布を保存)も欠かせません。




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宿近くまで戻って来ましたが、まだ門限まで時間があるのであの丘に登ってみようと思います。門限は16:00ですが、シレッと18:00くらいまでに帰れば大丈夫です。

丘のてっぺんには立派なヒンドゥー教寺院があり、また、そこから見下ろすシュリーナガルの町並みが素晴らしいのだそうです。




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丘の入り口は警察らしき人達が張っており酷く緊張しましたが、国籍とこの道を登る理由を聞かれただけで特に問題はありませんでした。「景色が良いと聞いたので」と答えたら「うむ、その通りだ」と言っていました。




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ぐねんぐねんのつまらない車道です。さっきの警察の人曰く、てっぺんまでは5.5キロあるそうです。開始10分で早くも飽きているのに、一時間半くらい歩くみたいです。




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4分の3くらい来たかという所で、既にかなり良い景色が拝めました。あの向こうに見えているのが先日行きそびれた丘の上の城塞です。

もう町は見下ろしたし帰っても良いような気もしますが、




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展望台隣に良い道を発見したのでこれを行ってみることに。




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山道を歩くこと10分程度。途中なんか下りだしたぞと思ったら、また素晴らしい展望ポイントに出ました。




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おそらくこの写真のちょうど真ん中あたりに我が宿があります。シカラで通る道がぐねぐねと複雑なので、こうして上から見てみても全然分からないんですけども。




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陸の家々です。モノポリーハウスみたいでちょっと可愛い感じ。




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さて、寺院への道かと思ったものがまさかの寺院素通りで別の場所に出ましたが、今さら来た道を戻りまた車道に乗るのも面倒臭いです。門限がだいぶ前に過ぎましたし。16:00の方の。

まあでもお寺はもういいやという気持ちにもなって来たので、この道をさらに進んでみることにしました。地図アプリにはこの道の情報は出ていませんが、下り調子に見えるので多分町に降りられると思うんです。




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道中見たお墓

が、町は見えているのにそこに繋がる道がなく、みるみる宿から遠ざかって行きます。山中に薪拾いのちびっこ達や何をしているのか分からない謎の男達が沢山いるので道はあるはずなのですが、地元民ですので柵の破れたところとか獣道とかを使って町と山を繋いでいるのかもしれません。




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生還

ようやく降りられた場所は宿近くの船着き場からだいぶ離れた所でしたが、ここまで大変楽しかったので良いです。門限はだいぶ前に過ぎましたが。今更慌てても遅いのでのんびり帰ります。




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本日の晩ごはん

船着き場からは今日もシカラタクシーに乗りましたが、観光客がほぼいない関係からすっかり顔を覚えられており、宿名も言っていないのに「知ってるぞ、まかせろ。」と顔パス状態でした。

本日の晩ごはんは停電中の暗闇の中食べたので写真がイマイチですが、赤豆とじゃがいものカリー、マトンとマッシュルームのトマト煮込み、キャベツとトマトの煮込み、そしてご飯でした。このキャベツトマトがすごく美味しかったです。トマトからにしては少し変わった酸味と風味だったので、このキャベツはザワークラウトみたいなものだったんじゃないかと思っています。ドイツの発酵キャベツのような。

帰国したら作ってみたいお料理ばかりですが、その頃には他のお料理に上書きされて味を覚えていない気がします。



食後はいつものようにお爺ちゃんとお喋りしました。お爺ちゃんが投げまくり、私がそれを受けて投げ返そうとするところを新しいボールが来てデッドボールを連発する大怪我必至のキャッチボールです。こういうのはお喋りとは言いません。喋るインド人と私です。

明後日出るので最終日の明日は水上マーケットに行きたいと言っているのに、

爺ちゃん「天気が悪く道が塞がってるから出られない。バスは無い。」
私「バスありましたよ。バススタンドで聞いてきました。」
爺ちゃん「じゃあ明日はグルマルグ(近郊の雪山)を見に行くといい。ノープロブレムだ。」
私「(何がじゃあなんだ・・)雪山には行きません。天気悪いんでしょ?」
爺ちゃん「シェアジープは駄目だがツアーなら大丈夫だ。40ドルで行ける。」
私「(雨がツアーを避けるのか?)雪山は行きませ「グルマルグではゴンドラに乗れるし乗馬もできるからペラペラペラペラペラペラペラペラ

私「・・・・」


嘘でしょそんな人いる?と思う方がいらっしゃるかもしれないのでこれだけは言っておきたいのですが、実際はもっと酷いです。

営業妨害になってはいけないので控えめに書いております。悪い人ではないと思うんです。ただインド人なだけで。おじいちゃんはカシミール紛争について「ここはインドじゃないしパキスタンでもない。カシミールだ。」と言っていましたが、そうですね、カシミール人としての誇りを持つ貴方は素敵ですが貴方どう見てもインド人


明日は水上マーケットを見に行きます。


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<情報コーナー>

○ 博物館 SPS MUSEUM

入場料50ルピー、写真撮影50ルピー。あと庭園か何かが併設されているらしく、そちらは別料金とのこと。

○ シャンカラ・アーチャリアの丘

ガート沿いにそびえる小高い丘。湖畔の入り口からてっぺんまではなだらかな道を登って5.5キロくらい。タクシーでも行ける。

| インド | 20:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

シュリーナガル④雨の日


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今日は朝から雨です。

ハウスボートは防寒のためか窓がしっかり閉まっておりカーテンも分厚く、外の様子が分かりづらいです。また、湖に浮いている関係から常にどこかから水の音が聞こえており、雨の音に全然気がつきませんでした。

こんな日はバルコニーでのんびりブログ更新でも・・・といきたいところですが、ガッツリ停電しております。ハウスボートでの日々は結構空き時間があるはずなのですが、度重なる停電と食堂に行くたびに絡んで来るフルパッケージ男及びお喋り大好き(ただし投げっぱなし)おじいちゃんのタッグによりなんだかあまり自分の時間が取れません。

ブログが溜まってしまったのは私のせいではないアピールです。よしなに。




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ちなみに「食堂」とはここであるはずなのですが、




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私が通されるのは常にここです。ごはん on 床。

床で食べるのは宿の人も同じなのでこの辺りの習慣でしょうし、抵抗は特にないのですが、正直食べづらいなと思っております。




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暇なので宿内の素敵カシミール工芸の写真を撮って回っています。




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昨夜この穴に落ちました。停電していて見えなかったのです。




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おじいちゃんに借りたぶっ壊れ傘

昼ごろに雨が止んだので出掛けました。そしたら陸に上がった直後にまた激しく振り出し、カフェに逃げ込みましたなうです。一応おじいちゃんに傘を借りてはきましたが、呑気に観光できるお天気ではありません。そして寒いです。




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カフェモカ

適当に入ったカフェは少々お高かったもののその分シャレオツで、カフェモカなぞというインドらしくない飲み物がありました。そのシャレモカを入れてくれたのは無愛想で顔の濃い髭面インド親父で、貴方どんな顔してこのチョコレートのギザギザつくったのと思うといっそう美味しく感じられました。



さて、本日の目的地はハズラッド・バルというモスク、通称ホワイトモスクです。今いるカフェはモスクのすぐ近くなのですが、ここまでは市バスで参りました。大体の行き方はおじいちゃんに聞いていたものの、バスに乗るんだったかシェアタクシーだったか思い出せず、うーんと考え込みながら湖畔の路上に突っ立っていたら力車ドライバーのお兄さんに声をかけられました。

しかし、一応モスクまでのお値段を聞いてみたもののちょっとお高かったので、お断り申し上げました。どっこいブイブイ追いかけてくるお兄さん。

お兄さん「安くするよ!」
私「いえ、シェアタクシーを探してみます」
お兄さん「シェアタクシーは来ないよ!」
私「そうですか(お得意の嘘だな)」
お兄さん「この道を通る“ダルガダルガ~”って言ってるバスに乗れば行けるよ!運賃は10ルピーだよ!」

優しいなお兄さん!!

疑ってごめんなさい。そしてびっくりしました。そんな客を逃すだけの情報をあっさりくれるなんて、貴方はインドでは生き辛いのではないですか。もう一度言いますが疑ってごめんなさい。

謝罪と驚きと感謝を込めて、「優しいですね!ありがとう!本当に優しいですね!!」としつこいくらいお礼を言って、お兄さんとにこやかに別れました。

勧誘しまくりシカラドライバー達も何だかんだで絡み方がソフトだし、この辺の人達はなんとなく人が良い感じがにじみ出ている気がします。むしろ私の方が歪んでいるではないですか。




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ホワイトモスク

雨が少し弱まったので、ホワイトモスクに来ました。

でもここは性別の関係で中まで入れないらしいので、遠くから見学するのみにします。もう少し踏み込めるような気もしますが、怒られたら怖いのでこの辺で。私は石橋を渡らないタイプです。隣の吊り橋は渡ることもありますが。(そしてまんまと落ちます。)




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本日のおやつ

傘をどう差しても濡れるのでもう帰ります。

自由旅行なのですから、雨が降ったらお休みすれば良いのです。何故出て来てしまったんでしょうか。きっと雨のハウスボートは風情があったでしょうに。

昼食を食べていなかったですが夕飯の時間も近いので、簡単なおやつをと買ったこちらはフライドポテトに玉ねぎチリソースをかけたものです。冷えきっていましたが、揚げたてだったら相当美味しいはずです。10ルピー(17円)でした。




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湖畔にいた犬

そういえば到着初日に飛びかかって来た犬とはあれから会っていません。この辺がナワバリのはずなのですが。濡れ手でなければいくらでも遊ぶのに、会いたい時には出て来てくれないものですね。まあ今日会ってもまた濡れ手でしょうけども。




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本日の晩ごはん

本日の晩ごはんはチキンケバブのトマト煮込み、温野菜の煮物、豆カリー、サラダ、そしてご飯でした。

ツイッターにも書いたのでもうそのままコピペしますが、宿の晩ごはんが日に日に量が増えて嬉しいです。朝食も増えてます。毎度お代わりするので向こうもそれに対応してくれているのでしょう。本日の晩ごはんは初日の倍近くまで増えたもののまだ腹8分目手前なので、あと二日くらいで適量になります。

食い過ぎと怒られる気配は無いので遠慮なく食べていますが、いっぱい食べて「美味しかった」というと嬉しそうにしてくれるので、余計にいっぱい食べたくなってしまうのです。


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◯ ハズラッド・バル(ホワイトモスク)

ダルゲート(ダル湖の端っこ、ガート1の近く)から「ダルガダルガ」と呼び掛けている市バスに乗り、20分くらい。運賃10ルピー。

| インド | 20:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

シュリーナガル③ムガルガーデンとダル湖横断道


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本日の朝ごはん

本日は朝から停電しており、パンが冷えていて悲しいです。

それはさておき、この右側のパンが美味しいです。そのまま食べると薄くて硬くて乾いていてちょっとイマイチなのですが、焼いてバターを塗るとすごく癖になる感じに。




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町中のパン屋というかパン窓口みたいなのでどっさり売られており、本当に食べ物を扱っているのか疑問に思うほど大雑把に袋詰めされ、家庭での保存の仕方も雑です。クチャクチャかじったパンをバッグに戻すんじゃないよそこのフルパッケージ男。お前のそういう所が嫌いなんじゃ。




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シャリマール・ガーデン

さて、本日はムガルガーデン見学をします。シュリーナガルにはムガル帝国時代の歴史ある庭園がいくつもあり、春から夏にかけては花が咲き乱れて大変美しいのだとか。

まあ今冬なんですけど。写真を見てお察しください。




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噴水らしきものが見える池はすっかり枯れ果てておりますが、時期が来ればこちらもちゃんと動かすのだと思います。

花はなく、水も止まり、草木も冬枯れた庭園はそりゃもう寂しい風景ですが、そんなに嫌いじゃありません。秋冬の物悲しさが美しくも見えるように。風情の分かる旅人ですからね私は。ふふん。


寒いので帰りますね。




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ニシャットガーデン

宿のおじいちゃんには4つの庭園を紹介されていたのですが一個目で大体察したので、今日はもうひとつだけ見て終わりにします。他にはチューリップガーデンとかもあって4月ごろに行くとそりゃあもう美しいそうですが今まだ芽が出たくらいでしょうし。




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でもこのニシャットガーデンは、結構格好良かったです。

少し坂になっているところに造られた庭園で、庭園最上段から流れる水が水路を下ってダル湖に流れ着く様がとっても素敵なのだと思います。シーズン中は。シーズンオフだって言ってるでしょうが。





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続いて、ダル湖を歩いて横断してみたいと思います。

地図アプリ上でこれを発見した瞬間から絶対行こうと思っていました。ピンがワイワイ刺さっていて分かり辛いですが、湖真ん中を東西に横切る白い線がそうです。この赤ピンは行きたい所メモです。どんだけ遊び倒すつもりなんでしょうか。




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本日のお昼ごはん

とりあえず腹ごしらえです。宿の朝ごはんが日に日に量が増えてくれるのであまりお腹は減っていないのですが、湖の真ん中で力尽きたら嫌なので。対岸まで5キロほどある様です。

本日のお昼ごはんは、ときどき無性に食べたくなるフライド・モモです。ときどきっていうか割といつも食べたいです。はまっております。




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本日のおやつ

おやつに玉ねぎフライを買って、湖の真ん中で食~べよっと!と思っていたのに何故か道に入る前に全部無くなりました。




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湖横断道は想像以上に良い道でした。この時期は常に霞がかっているそうで遠くの雪山が全く見えないのが残念ですが、これが見えましたら貴方もう大変なことですよ。興奮して鼻血を吹いてしまいます。




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水上畑

かなり大きな島もあるので浮島なのか地球から生えてる小島なのかよく分かりませんが、小さいのは多分浮島だと思います。なんかそういう紹介を見た覚えがあります。

と思い後からおじいちゃんに聞いてみたところ、浮島で合っているようです。ただ泥が沈殿して若干大地と繋がっているのと、木を生やして固定・・とは言ってもこれは大地とは繋がっていないとのことなので仕組みはよく分かりませんが、そういう感じなので浮き島とは言えどんぶら流れて行ってしまうことはないそうです。

上の写真を見ると細木をつき立てて固定しているように見えますが、下の写真の様に立派な木が生えている島もあり、それも浮島だと言っていました。




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この浮島畑では沢山の野菜を栽培しており、これらはシュリーナガル自慢のピカピカ野菜として路上でお安く販売されています。ピカピカ野菜と書きましたが、本当にピカピカです。トマトとか宝石みたいです。

写真が果物屋なのは野菜と果物の区別がついていないという訳では流石になく、単に八百屋を撮り忘れたので代用しただけです。




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湖畔の村

湖の一部は陸と水が混ざりあった複雑な地形になっており、そこには小さな村がありました。

ここがたいそう魅力的な景色でして、そして




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人々が明るく懐っこいのなんの。

100人いたら95人が話しかけてくる感じで、右からも左からも声がかかるので笑顔を振り撒くのが大変でした。この根暗にあまり無理をさせないでください。




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動物シリーズ。




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新メンバー加入。




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シュリーナガルの紙細工

帰り道でこんなものを購入しました。紙で作った小箱です。シュリーナガル名物なんだそうです。

紙製ですがちょっと水をつけたくらいじゃ壊れないそうで、宝石を入れるのにピッタリだよ!と言われました。おはじきでも入れとこうと思います。




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本日の晩ごはん

夕飯のこともあるのでおじいちゃんに「17:00までに帰るように」と言われていたのですが、今日はこれが「16:00まで」になりました。子供じゃないんですから頼みますよおじいちゃん。

本日の晩ごはんは、ディムカリー(エッグカレー)、サラダ、あと写真を見ても何だったか思い出せませんがとっても美味しいものでした。


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<情報コーナー>

○ ムガルガーデン

4箇所あるらしいが、今回行ったのは以下の二箇所。
・シャリマール・ガーデンShalimar Gardens
・ニシャット・ガーデンNishat Gardens
共に入場料24ルピー。

ハウスボートの並ぶガート1~20あたりからだと、シャリマールガーデンが一番遠くて9キロくらい、シェアタクシーで30ルピー。そこからニシャットガーデンは来た道を戻って3.5キロ、シェアタクシーだと10ルピー。各庭園間の移動はだいたい10ルピーとのこと。

○ 湖横断道

ニシャット・ガーデン脇から。

| インド | 22:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

シュリーナガル②カシミール手工芸と旧市街観光


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織物直売所

なんか知らんけど絨毯&織物ショップに連れ込まれております。

いや、宿のおじいちゃんにそういう話をされましてですね、

私「そうですねー興味はありますけど多分買わないと思いますよー」
爺ちゃん「カシミール地方の織物は本当に素晴らしく云々かんぬん」
私「それは知っていますが買わないと思いますよー」
爺ちゃん「私の知人の店は高品質低価格で云々かんぬん」
私「いや買わないですよ」
爺ちゃん「他の町や店で買うとすごく高くてここでしか云々かんぬん」
私「買いません」
爺ちゃん「分かった見るだけでもいいんだ。見てから決めればいい」

おお珍しくちゃんと私の話に反応したぞ・・・

という流れもありましたし、正直なところカシミール織には非常にとってもものすごく興味があり、買わないアピールを受け入れた上で連れていきたいというならよっしゃ行ったろうやないかワクワクと思ったので来た次第です。




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とりあえず先にお店までの道のり写真です。ここまではシカラと呼ばれる小舟で連れてきて貰ったのですが、湖に暮らす人々の様子が見られて大変楽しかったです。

おじいちゃん曰く、湖は7、8フィート(2~2.5m)、深いところでも10フィート(3m)程度なんだそうです。大部分はしっかり湖の顔をしていますが、一部は浅瀬や半陸地となっている部分や浮島やハウスボートの並びが複雑な水路を形成しており、そこにさらに橋をかけ陸地を繋いでいるため、本当に迷路の様です。

インドのヴェネチアと誰かが言ったとか言ってないとか聞きましたが、確かにそんな雰囲気もあります。




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今日も今日とて寒いですが、移動中はこんなものを貸してもらえました。持ち歩き火鉢とでも言いますか、つまるところカイロです。マナリーなどでもこれを持っている道端行商人の人を見かけた覚えがあります。結構あったかいです。




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絨毯

そしてカシミール手工芸です。

カシミール地方はカシミヤの語源になっていることからも分かるようにカシミヤ製品が有名で、他にもパシュミナ、絨毯など自慢の伝統工芸品が沢山あります。絨毯は特に手間と時間と熟練の技術が必要で、

・・あ、先に申し上げておきますが私は別にこの店の回し者でも日本の輸入ショップと繋がっているわけでもカシミールへの観光斡旋業者でもありません。

絨毯は特に手間と時間と熟練の技術が必要で、たたみ一畳ほどのそれを仕上げるのに1日5,6時間×6ヶ月だったか一年だったか肝心なところを忘れましたが、とにかくかなりの時間がかかるそうです。値段は全く買う気が無かったのでちゃんと聞いていませんでしたが、えらく安くないかと驚愕した覚えがあります。それが欧米や日本に上陸するとゼロが一つ増えるんでしょうか。輸入関税とかもありますし。

買うことは出来ませんが、本当に美しいし派手なのに嫌らしくない素晴らしいデザインだと思います。




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パシュミナ

パシュミナの手触りの良さに驚きました。

パシュミナとカシミヤの違いも知らない、ついでにショールとストールの違いも分からない無知な私でも、触っただけでこいつぁえらいこっちゃだぞと気づくくらいパシュミナ100%はフワフワでした。ファッファでした。ファッファッファーホエー!買います!!でした。

いや買いませんけども。価値の分からない私が買ってどうするんですか。




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パシュミナ山羊だそうです。パシュミナって山羊の名前だったんですか。見せて頂いた上記の織物は、この山羊の顎の毛のみを使っているからファッファファーのファンファーレなんだそうです。

ちょっと気になったのでこのあと別の店を何軒か覗いて自称パシュミナ100%を触り倒して来たのですが、おっちゃんの店のパシュミナファンファーレ1,000%は手触りが段違いでした。まさかの優良店疑惑です。

あと、すぐに値段を言う点が良いなと思いました。インドによくあるしょうもない店は、値段を聞いているのに

私「おいくらですか?」
相手「これは素晴らしく質の高い製品で云々」
私「はい。それでおいくらですか?」
相手「君は日本人だから特別価格で提供しよう。日本人は素晴らしく云々」
私「おいくらなんですか?」
相手「他の店で買うと高いばかりか質が「おいいくらなんだ。」

という回りくどい会話をしないといけないので。

こういうよく口が回る店が優良店である可能性は限りなく低いので、注意が必要です。




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カシミヤ&刺繍(左のと右の)

これはとっても欲しかったけどもちろん買えませんでした。値段どうこうより、こんな旅をしていてはこの美しくとんでもない手間と時間をかけた工芸品を大切に出来ないからです。もはや美術品です。刺繍は全て手縫いなので、バックパックに突っ込んでいいものではないと思います。

またおっちゃんの回し者みたいなことを言うと、他の店とは明らかにその針の多さと繊細さが違っており、本当にちゃんと一針一針丁寧に作られているものなんだなと感動致しました。

私はお金の使い方が別の方向に行ってしまっただけでこういったものに全く興味が無いわけではなく、むしろ刺繍も調度品も黄金も宝石もビーズもビー玉も、綺麗なものやキラキラしたものは大抵好きなカラスみたいな奴なのでございますが、中でも刺繍は特に好きです。

売り物となると少し話は違って来ますが、刺繍や模様というものは本来その一つ一つに意味があります。そしてその一針一針に込められた思いや、あらゆるモチーフが徐々に形を変え模様に昇華されていく過程を思うと興奮してもう。刺繍というか、模様や装飾デザインの類が好きなんだと思います。刺繍ももちろん好きですが。




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ちょっと休憩

買う気がないのでサッ!と見てシュバッ!と逃げるつもりだったのですが、楽しすぎて既に一時間くらいここにいます。出して頂いたお菓子ももりもり食べてしまいました。

うっかり「ちょっと何か一枚買おうかしら・・とっても素敵だしハアハア」という気持ちになってしまっています。おじいちゃんの仕掛けた罠にまんまとハマっております。




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カシミール名物のコート

カシミール名物かシュリーナガル名物かよく知りませんが、ここシュリーナガルに住まう男性の多くが着ている大きなコートです。女性も着ていますがそちらはやや細身かつカラフルで、保温効果で言うと男性用の方が性能が良さそうです。色々着こんだ上からガッポリ着るのだそうで、ウール100%のこちらはかなり温かそうでした。

これは本当に欲しかったのでお値段を聞いたら、とても買えない数字でした。日本人の金銭感覚に戻ればまあ買えますが、今インド人感覚になっているので。冬期用の部屋着にしたかったんですけども。




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旧市街

「今決められないのでちょっと時間をください~あと一週間くらいここにいますのでえ~」みたいな事を言って逃げてきました。実際考える時間は必要です。

近くの旧市街まで車で送って貰えたので、今日はこのままシュリーナガル観光としけこみたいと思います。




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旧市街には雰囲気のある建物や路地が沢山ありました。

建物の多くは石と木を組み合わせてあるのですが、サラハンやレコンピオ、マナリーのあるヒマーチャル・プラデーシュ州とはまただいぶ雰囲気の違う姿形をしています。何故こんなテトリスみたいな形になってしまったのでしょう。住み心地はいかほどでしょうか。




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立ったまま寝る犬(しかも鼻がタレている)

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並ぶ犬達




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Dastgir Sahibにて

旧市街にはモスクが沢山ありました。

写真のこれはイスラム教典か何かでしょうか。古い本の山が、大変そそられる光景でした。

旅先で買いたくなるものトップ3に入り、しかし重すぎて断念するものトップ3にも入っているのが古書です。全然読めないものほど模様や装丁を純粋に楽しめるため、画集くくりで入手したくなります。

私旅中は旅を円滑にかつ長く続けることを第一に考えるのでほぼ買い物をしませんが、一度スーツケースを引いて、買い物を目的とした短期旅をしてみたいなとよく思います。本をいっぱい買いたいのです。全然読めない古くそそられる本たちを。




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Khanqah Shahi Hamadan

こちらは中に入ることはできませんでしたが、入り口から写真を撮らせて貰えました。ビビって入り口近くで様子を伺っていたら、「ここから写真を撮るといい」と案内して貰えまして。

今日は既に4つほどモスク巡りをしていますが、ここが一番装飾が美しかったです。




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あまり観光地化されていない町のようで、観光客向けのレストランやいかにもな土産物屋を見かけません。ハウスボート付近の陸地にはそういうのも一応ありますが。閑古鳥付きの。

写真は地元色満載の市場の一画です。日本の百均やホームセンターもワクワクしますが、日本では最近どんどん見かけなくなっているこうした専門店のゴチャゴチャした店先を見るのがとても楽しいです。




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あの丘の上の城塞に行きたいのですが、入り口がよく分かりません。




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丘の上の城塞下のモスク下の広場

上だの下だの。

城塞はてっぺんにありますが、その下にはモスクがありました。そしてモスクのさらに下には、ちょっとした観光市場が展開していました。




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巨大プーリー

直径50センチはあろうかという巨大なプーリー(薄い小麦生地を揚げたもの)が売られていました。すごく美味しそうなのですがあまりに大きいので、「半分だけ買えますか?」と聞いてみたらOKでした。お値段50ルピー(80円くらい)。

プーリーだけを売ってくれると思いきやこれに栗かサツマイモの甘露煮をペースト状にしたみたいなのを巻いてくれ、ずっしり500グラムくらいありそうな巨大おやつになりました。

が、この甘露煮(仮)が甘過ぎてただの地獄でした。プーリーは油べったしながらも美味しいのですが、甘露煮が食べても食べても減らず結局全部食べきるのに3日かかりました。後半は新聞がプーリーの油を吸ってべったりくっ付き、「これもうプーリー食べてんだか新聞食べてんだか・・あ、新聞食べてた。」

みたいな状態でした。

食べ物の傷みにくい時期で良かったです。ただ、糖分過多により食べるともれなく頭痛に襲われるので、この3日間は大変辛かったです。




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丘の上のモスク

モスク前ではなんか黄色いご飯を配っている人がおり、人々がそれを手のひらやビニール袋で受け取ってそのままもりもり食べていました。宗教儀式の一環かな?そしておそらくサフランライスだな?と思いドサクサに紛れて手を伸ばしてみたものの、直前で配り終わってしまいました。ああ~配給が。

で、宿に帰ってからおじいちゃんに聞いてみたところ、あれはやはりサフランライスで宗教がどうとかというより施しに近いものなんだそうです。

日本で暮らしていると「施し」という単語には馴染みが無く、むしろ若干の違和感すら覚えますが、こちらでのそれは「持っている者が与えればいい」という非常にシンプルかつ合理的な考え方で、そこには必ずしも貧富の差が関わって来るわけでは無いようです。

その証拠に、後日うちの宿のフルパッケージツアー男爵も船着き場でサフランライスを配っており、それに群がるのは特に食べるには困っていなさそうなシカラドライバー達でした。「おやつが来た」くらいの感覚の様で。




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モスクを出て引き続き城塞への道を探していますが、下町に迷いこんで行くばかりです。




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これでしょうか。なんかトゲ付き鉄線が巻かれており物々しい雰囲気ですが・・

と思いながらも登ってみた先には銃を持った警察だか警備兵だかがおり、パスポートチェック、手荷物チェックなどを受けました。

そして見張られながら進んだ先には・・・




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謎のお寺がありました。

見た感じヒンドゥー教寺院ですが、あの人達はこの小さなお寺を守るためにずっとあそこにいるんでしょうか。そんなに重要なお寺なんでしょうか。そして私はこのためだけにわざわざ町外れまで歩き長い階段を登り、どんだけ熱心なヒンドゥー教徒だと思われているんでしょうか。




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お寺から眺めるシュリーナガル風景

兵隊さんたちにお礼を言って速やかに下山しましたが、この一件で心身ともにだいぶ疲れたのでもう城塞はいいことにしました。

先程から陽気な歌を口ずさんでいる私でございますが、最近気づいたのですがわたくし動揺すると歌うのです。無意識に心の安定を保とうとしているんでしょうね。つまり私は今、たいそう動揺しているということです。お家に帰った方がいいです。




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チベット・コロニー

ここシュリーナガルにもチベット人の居住区がありました。

世界中に散らばる亡命チベット人が最も多く暮らすのはインドで、この辺りはチベットから近いエリアですので、こんな風に各町に居住区があるのかもしれません。




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ザ・下町みたいな所を歩いております。紛争の影響でただでさえ観光客が少なく、しかもこんな端っこの方に来る外国人はほぼいないのでしょう。悪目立ちしてしまい、子供達が大フィーバーでした。





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引き続き町を見ながら歩いて帰宅中です。だいたい5キロくらいなのでいけるかと思いましたが、意外と遠かったです。道がウネウネしておりまして。




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ダル湖とシカラ

宿エリアに戻って来ました。

この辺りは町や旧市街とは随分雰囲気が違い、下手したら唯一かもしれない外国人観光客の私はやたらめったら声をかけられます。声かけはシカラ周遊の勧誘が主で、「ハロ~、シカラ~、ベリーチ~プ、ワンナワー200ルピ~」と同じ台詞を延々繰り返して来ます。

これまで下界インドで見てきた勧誘人達は大勢で取り囲んで耳元で叫んで来たのでいっちょ○ったろかと毎回思っていましたが、ここシュリーナガルの勧誘人達は客がいなさすぎてぶっ壊れ遊ばしているのかもしれません。傷入りレコードのように淡々と全員全く同じ台詞を繰り返すので、腹が立つどころか気の毒だしちょっと怖いです。




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本日の晩ごはん

本日の晩ごはんは、チキンヨーグルトカリー、オクラと茄子とグリーンピースのトマト煮込み、サラダ、サフランライスでした。

ヨーグルトカリーが爽やかな酸味で美味でした。サフランライスは今日丘の上のモスクで貰い損ねたので、ナイスタイミングで嬉しかったです。シュリーナガルは野菜や果物の栽培が盛んですが、サフラン栽培もまた盛んなのだそうです。


明日はシュリーナガル名物の庭園群を見に行きます。


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| インド | 23:08 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

シュリーナガル①船の宿ハウスボート


<前回までのあらすじ>

バスが深夜3:30にシュリーナガルに着いてくれた。滅茶苦茶寒い。




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ダラムシャーラーに着いた時も全く同じことを書いた気がします。

しかも今回着いた場所はただの路上で、一応目の前にバススタンドがありますが真っ暗でとても入って休憩できる雰囲気ではないので、状況はさらに悪いです。手持ちのデジカメ・サイバーショットさんが異様に暗闇に強いため明るい写真となっていますが、実際は手元も見えないくらい暗いです。あと息が白いです。凍死するう。

しかしありがたいことに、バススタンド近くの路上には暗闇のなか営業しているチャイ屋さんがありました。なので一杯これを頂き、少しだけ温まることができました。そしてそのままの流れでベンチを探しに歩き出そうとしたらその場にいた謎の人たちに止められたので、チャイ屋脇で寝袋にくるまりしゃがみこみました、というのが上の写真です。

謎の人たちはタクシードライバー及び宿勧誘の人のようです。宿はもう予約していると言っているのに、

宿男「どこの宿?うちに来なよ」
私「いえ、すみませんがもう予約してあるので」
宿男「その宿は今営業してないよ」
私「いえもう予約してあるので」
宿男「いくら払った?うちはもっと安いよ」
私「いえもう予約してあるので」
宿男「うちはホットシャワーにWi-Fiに・・」
私「いえもう予約してあるので」



ザ・インド人との会話も飽きたので、無視して寝ることにしました。

とは言ってもこの寒さ及び路上の土の上にしゃがみこんでおりますなうではとても寝られないので、引き続き日記作成という名の一人お喋りを続けたいと思います。インド人の止まらない勧誘をBGMに。

私だって一応、深夜に着いた場合の対処法くらい考えてはいたのです。大きな町のようですからスタバやマクドナルドや24時間影響のカフェくらいあるでしょうし、そういうところに入って夜明けを待とうかなと。しかし愛用の地図アプリに聞いてみたら、最寄りのスタバは645km先のデリー。最寄りのマクドナルドは165km先のパキスタン内だったのです。

んなわけあるかいと思いましたが、思うだけで終わりました。何故なら愚連隊が逃がしてくれず、歩いてそれを探すことができないからです。

愚連隊が逃がしてくれないのは勧誘の為というのももちろんですが、「湖畔は真っ暗で店も何も開いていなくてジャンキーがうろついていて危ないから行くな」と、そういう話のようです。

が、30分ほどしたら

宿男「僕今から湖の方行くけど一緒に行く?湖畔で夜明けを待ったらいいんじゃないかな?」

あんたさっき湖畔は危ないとか言ってなかったか?

言う事がコロコロコロコロコロンコロンゴロンゴロンゴロン変わるのはインド人の特徴の一つなので今更腹は立ちませんが、相変わらず面倒臭いなこいつらって思いました。インド人のいないインドに行きたいです。



結局2時間半チャイ屋脇の道端で待ちましたが、うち一時間ほど記憶がないので多分寝ていました。

おそらく寝たら死ぬぞ状態だったと思うのですが、早朝に流れた大音量アザーンに助けられました。そういえばここシュリーナガルはイスラム教徒の多いエリアだと聞いたことがあります。私なんとなくアザーンの響きやイスラム世界が好きなので、なんだか懐かしく、ほっこりしました。




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さて、6:00を過ぎたしもうぼちぼち夜も明けるかなと目当ての宿まで歩いて行く途中ですが、何故か警官の詰め所で焚き火に当たっています。

実はこのすぐ近くで暗闇の段差につまずき盛大にすっ転びまして、それを見られていたのかどうかは分かりませんが、ポリスメンにコイコイされたのです。そして火に当たりなさいと。既にだいぶ凍えていたので、お言葉に甘えて銃を持った警官達に取り囲まれながら暖を取っております、というのが上の写真です。

警官隊の代表格と思われる恰幅の良いおっちゃんはスキンシップ過多でしたが明るく親切で、シュリーナガルの見所やそこへの行き方、「○○へはバスは無いと必ず言われると思うが、バスはある。そっちの方が安くて簡単に行ける」「○○と言ってくる奴がいても付いて行ってはいけない。それは嘘だ」などありがたい情報をくれました。さすがツーリストポリス(自称)。ツーリストポリスって銃持ってるものですか?

あと、デリーのおっちゃんの話をしたら名前を聞かれ、どうも知り合いだったらしく「フェロス・○○って奴だろ?昔から知ってるよ。あいつは悪い奴じゃないが信用するな!」と言われました。

おっちゃん、言われてますよ。




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ダル湖

警官隊の皆さんにお礼を言って別れ、湖畔の道に移動しました。しかし辺りに人影はなく、さらに雨が降りだしました。

慌てて船着き場の屋根の下に逃げ込みましたが、すでにだいぶ濡れておりさらに冷たい風にさらされ、折角温まった身体がまた一気に冷えてしまいました。なんだか酷く悲しく、心細いです。私は何故3時間も極寒の暗闇にうずくまった上雨に降られているのでしょうか。何の罪でこの罰を受けているのでしょうか。人間不信の根暗野郎だからでしょうか。

既に宿のチェックイン可能時間に入っていますのでとっとと移動すればいいのですが、本日の宿はハウスボート。湖に浮かぶ船の宿なのです。そこまで道や桟橋は伸びていないため、小舟に乗っていかなければいけません。が、その小舟が一隻もいません。

本当は宿または例のおっちゃんに電話をすれば迎えに来てくれる約束になっていますが、それもできません。何故なら私が買ったインドSIMはカシミール地方では機能しないからです。領土争いをしている地域だからでしょうか。このことは例のおっちゃんもシムラのナイスミドルも言っていたので、私のSIMだけの問題では無いようです。

その後、とりあえずカフェか何かに逃げないと凍え死んでしまうと思い少し弱まった雨の中を歩いていたら、一匹の野犬がしっぽを振りながらこちらに寄って来ギャアアアア濡れた足で飛びかかってくるなあああああ




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小舟にて移動開始

野犬を追い払ってくれた通行人の人にドサクサに紛れて宿への電話を頼み、ようやく送迎に来て貰えました。来てくれたのは宿オーナーのおじいちゃん。デリーのおっちゃんのお父様です。

デリーのおっちゃんはちょうどデリーに出張中らしく、この日は会えませんでした。来週まで戻ってこないそうなのでこのまま会えない可能性もありますが、まあどっちでもい


小雨降りしきる中ですが湖の景観は穏やかで美しく、こんなところでのんびり出来たらと胸が高鳴りました。が、どうやらここも冬なので、想像していた「ハウスボートのバルコニーでポカポカのんびり」は出来そうにありません。「ハウスボートのバルコニーで極寒耐久何日持つか!?」が正解です。




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本日の宿

さて、そんなこんなでたどり着きました本日の宿はこちら。先程も書きました通り、ハウスボートと呼ばれる船ホテルです。

イギリス統治時代において、シュリーナガルの偉い人が「外国人は陸に家を建てるべからず」などと強気なことを言ったらしく、該当の人々が仕方なく湖の上に住み始めた、というのがハウスボートの始まりなのだそうです。

現在でも普通にこれに住んでいる人達もいますが、少なくともこの辺りのボートはほぼ全て宿として解放されており、ズラッと並ぶ船上には立派な宿看板が掲げられています。が、残念ながらガラガラです。カシミール紛争の影響にシーズンオフがタッグを組んで、閑古鳥すら鳴くのをやめて撤退している感じです。





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船内は素晴らしくお耽美な世界でした。

何が良いって、船宿というだけでロマンの塊なのに内部はカシミール地方の伝統工芸天国なのです。美しく鮮やかな織物や絨毯や、古き良き木製の調度品達。百年前にタイムスリップしたかのようです。




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本日のねぐら

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暖炉つきのお部屋も

客室もこの通り。いつもは質素でコンクリートむき出しで隙間風が入ってくる様な部屋に寝ているのに、急に宮殿泊です。緊張して眠れないかもしれません。




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トイレバスもしっかり付いているし、バスタブまであるし、電気も来ているしWi-Fiもあるしお湯も出ます。電気はよく停電するので若干問題ありですが、これはどこのハウスボートも同じのようです。

そしてこんな素晴らしいお部屋なのに、宿泊費はなんと一泊8ドルです。しかも私はデリーのおっちゃん割引でもう少し安くしてもらっています。これについては後で一悶着あったのですが、詳しくは後日。あと朝夕の二食が料金に含まれているはずだったのですが、これについても一悶着ありました。詳しくはまた後日。

などと引っ張る様な話でもないので先にネタバレしますと、後から別の金額を請求されたのであります。だいたい約束の倍額ほどを。まあここインドですので、さして驚くことではありません。詳しくはまた後日。




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宿の人達の住まい

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船と船との境界

宿の人達の住み家と客船の間は結構な隙間が空いていて、しかも船が少し傾いており足場もナナメなので渡る度にハラハラします。自分が落ちそうなのもあるし、携帯やカメラを落としそうで。





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船にはバルコニーがあり、そこからの眺めが悪くないです。が、先ほども書きました通り本日は雨で今は冬ですので、寒くてバルコニーになぞいられません。




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本日の朝ごはん

宿泊初日の本日は朝ごはんをいただく権利はないはずですが、ありがたいことに食べさせて貰えました。しかもパンのお代わりを沢山くれました。バタートーストに目玉焼きにカシミール紅茶が、冷えきった身体に染み渡ります。

そして気づいたら座ったまま寝ており、おじいちゃんに「今日はもう寝たらどう?一ヶ月くらいいるんだろ?」と

デリーのおっちゃんはお父様にどんなホラを吹き込んだんでしょうか。


でも実際ほぼ徹夜と冷えきりミッドナイトでだいぶ弱っていたし、雨も止まないので寝させて貰いました。




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本日のおやつ

5時間ほど寝て15:00に起きましたが、「遊びに行きたいので船出してください」と言う勇気が出ず、結局一日船内に引きこもってしまいました。

船宿は面白いですが、想像以上に不便かもしれません。自分のタイミングで出掛けたり帰ったりできないのは大問題です。「遠慮せずいつでも言いなさい」とは言って貰えましたが、我ら日本人が遠慮しないわけがないではありませんか。




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本日の晩ごはん

宿のお母さん手作りの晩ごはんは、カシミール地方の伝統的家庭料理でした。メニューはサラダ、青唐辛子とおろし玉ねぎと多分ヨーグルトときゅうりも入っていそうなペースト(ドレッシング代わり)、鶏の煮込み、野菜の煮物、そしてご飯でした。

野菜の煮物はインドのターリー(セットプレート)を頼むとよく出てくるものに似ていましたが、鶏の煮込みはカレーよりミャンマーのヒンに近い感じがしました。味だけでなく、油が多い点も似ています。

カシミール料理は肉をよく使うのが特徴のひとつらしく、鶏肉の塊なぞ久しぶりに食べたので嬉しかったです。インドはベジタリアン料理が多く、肉もあるにはありますが値段が倍くらい違うのでなかなか食べられないのです。




夕飯後は、どこからか沸いてきたガイド業の男性の怒濤のツアー勧誘に体力を削がれました。頼んでいないし何も聞いていないのに勝手に「シュリーナガル周遊6日間スペシャルフルパッケージツアー!」とやらを組んでくれ、「全部込みで165ドル!格安だよ!」と。

宿と食事は別とは言え確かに6日間フルツアーでその値段は安いのでしょうが、私はツアーがあまり好きではありません。便利で安心感もあり非常に利用価値の高いものだとは思いますが、私は自分であれこれ悩むのが好きなのです。それが旅のお楽しみなのです。何故私の旅のことを貴方が決めるのですか。ツアー云々よりも貴方が勝手に作ったその細かなスケジュール表が吐き気を催すほど嫌です。165ドル貰っても絶対に行きたくありません。

私「そういうの好きじゃありません。」
ガイド「ベストプライスだよ!」
私「値段の問題じゃないんです。ツアーが好きじゃないんです。」
ガイ「よしじゃあ○○にも行こう!」
私「だからツアーが嫌いなんです。一人で観光したいんです。ツアーには行きません。」 
ガ「この○○は美しいぞ~9:00には出た方がいいな!それで翌日は」
私「聞いてますか?ツアーは嫌いなんです。行きませんよ。」
ガ「何故だ!?一人で行ったら一日100ドルはかかるぞ!6日で1,000ドルだ!」
私「(どんな計算だ・・)理由は何度も言いました。とにかくツアーには行きません。」
ガ「よし明日の集合時間は・・・」


その耳引きちぎってやろうか?


インド人はどうしてこう人の話を聞かないんでしょうか。そしてこちらの話を遮ってまで話し続けるのでしょうか。宿のおじいちゃんもそうですし、デリーのおっちゃんもそうです。ついでに言えば今朝の警察のおっちゃんもそうでしたし、バススタンド近くで話した宿勧誘達もそうでしたし、湖畔で話した物売り達もそうでしたし、犬もそうでした。

あとノープロブレムをやたらと言います。問題しかないぞコンニャロー。

今まで出会ったインド人の半分が人の話を聞きませんでしたが、残り半分はそうではなかったのでインド人全員の特徴とまでは言いません。が、カシミール人に関してはいまのところ100%です。どうなってるんですかこの町は。

早くもチェックアウトしたい気分ですが、デリーのおっちゃんへの義理もあるのでしばらく我慢します。


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| インド | 22:48 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

カシミール地方、シュリーナガルへ


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本日のバス

本日はシュリーナガルに向かいます。

三週間ほど前の日記に書いたデリーの え、もう三週間!? 三週間も山に・・ちょっと遊び過ぎたか・・・




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話が逸れましたがシュリーナガルはデリーで知り合ったおっちゃんの故郷であり、湖の景観が風光明媚だと聞いていてとっても楽しみであり、おっちゃんが最近カシミール地方の絨毯やカシミヤ製品がいかに安価で高品質かという話しかしなくなったのでちょっと行くの面倒くさいなーという町です。

ついでに領土問題を抱える紛争地帯です。いやついでに言っていいことではありませんが。停戦中なので現在は落ち着いており、「旅行するくらい別に問題ないと思うよ」とはインドで知り合った人々談です。





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ところでこの写真、よく見たらシヴァ神が写り込んでいますね。自慢の槍片手にバスに乗り、どちらへお出かけでしょうか。





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16:30ジャンムー着

朝9:40にダラムシャーラーを出たバスは、7時間ほどでジャンムーに到着しました。

今日はここで一泊して明日朝イチのバス(あれば)に乗るつもりでしたが、バスを降りた瞬間お久しぶりのインドに直面しまして、やかましいわきちゃないわで教えておじいさんアルムの森の木よと思ったので、すぐ脱出することに。

幸い、「ちょうど今出るところだ!」というバスがいたのですぐこれに乗ることができました。

まあ「ちょうど今」と言いながら一時間出なかったし、道行く青年のドライバーさんに対する水掛けイタズラの流れ弾を喰らいびしょ濡れになりましたし、荷物はでっかいバスの屋根の上にポーイと放りなげられ固定もされずサヨナラ私のバックパック、もう再会する事は無いでしょうと思いましたし、何から何までインド感丸出しでシュリーナガル後の下山が不安になりましたが。ヨロレイホー。





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17:30出発

「ちょうど今出るところ」に飛び乗ったためか、普通の座席ではなく運転席周りの雑魚寝ならぬ雑魚座り席でした。夜行で10時間以上かかるらしいのに、背もたれがアルミ製で直角なのが少々辛いです。

ただ、隣の席のおっちゃんがお菓子をくれたり膝掛けを貸してくれたり、色々と世話を焼いてくれたのが大変ありがたかったです。

使用言語は異なるおっちゃんなのですが、

おっちゃん「₮₮€₰₳₳€?」
私「え?」
おっちゃん「₤₤※""€₳₳*₤₵」
私「すみません分かりません」
おっちゃん「うんうん(満足げ)」

何なんだ・・・

という会話がだいたい30分に一回くらい繰り返されていました。寝させてください。





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11キロあるというトンネル

でも「このトンネルは11キロあるんだよ!」というのだけは分かりました。何故かそこだけ流暢な英語だったので。おっちゃん実は喋れるのでは?

そんな世話を焼いてくれるおっちゃんに対し私はサンキューを繰り返しましたが、たまにダンニャバーを挟むと馬鹿ウケでした。

インドのありがとうはダンニャバー(ド)ですが、これは相当改まった表現らしく例えるなら「ありがたき幸せ」とか、若干見下した表現とも聞いたので「そなたでかしたぞ」とかそんな感じでしょうか。

後者だとしたら良くない表現ですが、でもそんな言葉を外国人が何もワカリマセンみたいな顔で使うものだから面白くてしゃーないのでしょう。私はそうと知りながらたまにわざと使って笑いを取っています。笑いを取らない方の普通のお礼は、サンキューでいいみたいです。


などという阿呆なことをしているうちに夜は更けて行き、バスはまたしても深夜3:30にシュリーナガルに到着しました。毎度のことながら滅茶苦茶寒いです。

明日の日記に続きます。


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<情報コーナー>

○ ダラムシャーラーからシュリーナガル

2018年2月現在直行バスはなく、ちょうど中間あたりのジャンムーJammuを経由する。ダラムシャーラー発ジャンムー行きは朝9:40の一本のみ。所要7時間程度、運賃239ルピー。

あるいは、パターンコート、ジャンムーの2つの町を経由する。ダラムシャーラー発パターンコート行きはジャンムー行きより多く、所要4時間程度。運賃不明。パターンコート発ジャンムー行きは頻発、所要3時間程度。

ジャンムーからシュリーナガルは所要10時間程度、運賃450ルピー。私が乗ったのは夕方17:30発の夜行バスだが、満席になり次第出発する類のバスなので時間は決まりがない。政府がやっているバスは朝便のみで一日置きにシュリーナガル行き・帰りを繰り返しているそうなので、私が乗ったのは私営バスと思われる。

人数が集まり次第出るシェアジープ(割と四六時中ありそう)は言い値1,200だったが、料金交渉も可能。少し話して見た感じだと、おそらく半額にはなる。

| インド | 22:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チベットという国

ここマクロード・ガンジで色々なものを見た直後は若干混乱しよく分からないことを書き殴りそうになりましたが、数日寝かせたらだいぶ落ち着いてきました。

が、結局色んな思いが混ざりあい、何が言いたいのかよく分からない文章になりましたので、その事について先にお詫び申し上げておきます。



<マクロード・ガンジ滞在を通して見た、チベットという国について>


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チベットの国旗・雪山獅子旗

ここマクロード・ガンジはチベット動乱時におけるダライ・ラマ14世の亡命先であり、現在もお住まいの町であり、チベット亡命政府の拠点でもあります。

現チベット自治区では使用が禁止されているこのチベット国旗も、この町では随所で見ることが出来ます。




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ツクラカン・コンプレックス

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ダライ・ラマ邸

チベット亡命政府の拠点ツクラカン・コンプレックスは、観光客でも比較的自由に見学することができます。また、タイミングさえ合えばダライ・ラマ14世のお話を直接聞ける機会もあります。




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町の商店街ではチベット人らしきお顔立ちの人々や僧侶の姿をよく見かけますが、買い物やレストランでの食事を楽しんでいるところなど、彼らが穏やかな日々を送れている様子が伺えます。少なくともここでは。




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チベット博物館

ツクラカン・コンプレックスの敷地内にはチベット博物館というのがあり、ここではチベットの歴史や動乱前後の出来事について学ぶことができるそうです。

ただ、旧正月休みでずっと閉館していたため、私は結局これを見学することができませんでした。




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博物館の前には、チベットの人々の叫びをそのまま形にしたようなモニュメントがあります。




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我関せずな子がいました。穏やかで可愛らしい寝顔です。何よりです。




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パンチェン・ラマ11世

パンチェン・ラマとはチベット仏教においてダライ・ラマの次に重要な人物であり、ダライ・ラマと同じく生まれ変わりによって世代交代していくとされています。

写真の少年は1995年に認定された第11代目のパンチェン・ラマですが、彼はその3日後に「政治犯」として両親と共にかの国に誘拐され、現在も消息不明です。当時6歳だったそうです。




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マクロード・ガンジの町中で見かけた、パンチェン・ラマ11世を含む行方不明者達の写真です。




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コラ・サーキット

ツクラカン・コンプレックスがある丘の真下あたりには、コラ・サーキットと呼ばれる巡礼の道があります。




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タルチョはためく祈りの道です。




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巡礼道の真ん中には、沢山の顔写真が並べられている一角があります。全ての写真には名前、年齢、Self-immolationを図った場所などの情報が添えられています。

Self(自己の)immolation(犠牲)。焼身自殺の事を指します。

僧侶や尼僧や、一般のチベットの人々によるチベット支配に対する抗議自殺が多発しているといいます。

写真を一枚一枚見ていくと20代前後の若者が圧倒的に多く、中には俳優のようにハンサムな男の子や、16歳の女の子の姿もありました。焼身自殺を図った直後の、ショッキングな写真もありました。





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ツクラカン・コンプレックスに掲げられていた、かつてのチベットの中心地、ラサのポタラ宮の絵


チベットについて。

チベットの人達はここマクロード・ガンジでは何とか穏やかに暮らしているように見えますが、ここはあくまで亡命先の借りている土地であり、彼らの故郷は奪われたままです。現在ではチベット自治区なんて呼ばれてすっかりかの国の一部とされ、「チベットらしさ」はみるみる消失していると聞きます。

チベット自治区は外国人でも入ることができますが、自由に旅行することはできません。まず入域許可証を取得しないといけないし、観光するにはかの国公認のガイドを付けなければいけないし、行動も制限されてしまうそうです。

チベット自治区にある青蔵鉄道は大変眺めの良い景勝鉄道として有名で、私もこれに乗りたいとずっと思っていましたが、チベットのあれこれやこの鉄道の成立状況などを考えると、どうも今すぐ行きたいという気持ちになれません。チベットの今を見てみたい、知りたいと思う気持ちと、私が落としたお金はチベットではない所に行くんでしょう?という疑問がない交ぜになって悶々としています。




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チベット仏教について。

かつてあったチベットという国、過去から現在まで継続している重大な問題、チベット仏教、そしてチベットの人々の現在についてはニュースで見た程度の知識しかなかった私ですが、アジア地域を旅する中で、その事はだんだん実際この世界で起きている事実であるとの認識に変わっていきました。

特にチベット仏教のタルチョは視覚的にもその意味を持ってしても非常に印象深いものなので、旅先でこれを見たことにより、チベットとはどういう国なのか、チベット仏教の教えとはどんなものなのかということに、強い興味を抱く様になりました。

これまで巡った国や町や山や道や高原で見かけた何万枚もの鮮やかなタルチョは、風を受けて力強くはためいているようにも見えたし、今にもその風に拐われてしまいそうにも見えました。

宗教家の多くない私達日本人には馴染みの無い話かもしれませんが、宗教の否定というのはその人の人生の否定であり、魂の否定です。それを奪い、壊し、押さえつけるなどということは、本来あってはならないことであると私は考えます。




かの国について。

チベット進行についてのかの国の一番の目的は、土地そのものやその土地が持つ資源や、そういった部分にあるのだろうと推測します。他にも色々あるでしょうが。

その欲、こうした事柄において欲という言葉は正確ではありませんが、そういったものを前にしては、チベットの人達の人権や歴史や信仰など全て「利益」の二文字に置き換えられてしまったのかもしれません。日本を含む世界中が、かつて同じ過ちを犯してしまったように。

そしてその過ちは直接的にしろ間接的にしろかの国のチベット進行に繋がっていると言え、そう考えると私達は一方的にかの国を責められるのだろうかと、私はふと言葉に詰まってしまいます。しかし罪の無い人間しか声を上げてはいけないと言う事になると、本当に誰も何も言えなくなり、チベットは益々追い詰められて行ってしまいます。




かの国、中国について。

「チベット」をタイトルに掲げた記事の中でこんなことを書くと大きな誤解を生みかねないのですが、私は単純に中国という国を批判する文章を書きたいわけではありません。いえ、チベット問題については知れば知るほど怒りと悲しみが沸いてきます。その件についてかの国を庇おうとしているわけでは決してありません。が、批判するべきはあくまで政府のやり方であり、かの国そのものでもそこに暮らす人々でも無いというところを間違えたくないので、その部分は必ず補足しておきたいと思いました。

私は世界中で出会った、私の顔を見るなり「チナ!(中国人に対する蔑称)」と言って唾を吐きつけたり中指を立てたり脇腹を叩いてくれた馬鹿共と同じにはなりたくありません。

かの国のせいでこんな目に遭うのだと悔しく思う気持ちと、仮に私が彼らの言う「チナ」であったとしても初対面の人間に唾を吐かれる覚えはないという怒り。そして「違います、日本人です」と言うと掌を返すように「ソーリーソーリー」と笑いかけてくる、あの醜悪な顔たち。どこへこの悔しさと怒りをぶつければいいのか分からずただ黙って耐えながら、これまで旅を続けて来ました。


それを踏まえた上で、今回マクロード・ガンジで触れた中国によるチベット支配の事実です。隣人として同じアジア人としてかの国のことが気になり、出来れば理解したいとこのところずっと考えて来たのに、ついネガティブな感情が沸き上がってしまって、訳が分からなくなりました。つっけんどんだけど本当は優しいあの人達の国で、こんなことが起こっているのかと。

良い印象ばかりではないかの国を実際訪問しこの目で見て、正しく理解していきたいと考えていた中で、別の角度から提示された一面がショッキング過ぎて、また何も分からなくなった気持ちです。そんな「良い国か悪い国か」みたいな極端な考え方をする必要は無いと理解しつつも、考えれば考える程にドツボにはまっていきます。



全くまとまりませんでしたが、これ以上は難しいので締めくくります。
以上が、私がマクロード・ガンジで見たものと抱えた混乱の一部です。全ては書ききれません。


「現地」の一つであるマクロード・ガンジで見るチベット問題は、これまで持っていた知識以上に衝撃的で悲惨な出来事であったし、二国間の問題で片付けていいようなものでは無かったし、その事について調べれば調べるほど解決の道は果てしなく遠い様に思えました。

「チベットの人々の自由と解放を願っています」というたった一行の祈りが、何だか重すぎて、上手く言葉になりません。



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| インド | 23:38 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

マクロード・ガンジで食べたチベット料理まとめ


ひとつの記事にする程のものでもない簡易のまとめです。旧正月休業祭りじゃなかったらもっと色々食べてみたかったのですが。大食漢の腹の見せ所でしたのに。

追加3枚を除いては以前一度載せたものです。



<マクロード・ガンジで食べたチベット料理まとめ>


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Gyathuk1/Jimmys

ギャートゥクというすごく美味しいチベット料理があると聞いて頼んだ一皿です。

事前に得た情報ではマトン挽肉が載っており少し酸味がありパクチーが添えられていて・・とのことでしたが、何か違う料理が来ました。醤油っぽいこっくりスープに、ズッキーニと菜っ葉と鶏肉が載っていました。

まあ店によって色々違うのだろうということで、検証を続けることに。




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Gyathuk2/200階段の一番上の店

別の店で頼んだギャートゥク。

麺とスープの味は上の店と似ていると言えなくもないですが、載っているものはマトンと野菜の炒め物で、そこは異なっていました。ちなみにマトンは私が選んだだけで、チキンバージョンもベジタリアンバージョンもありました。ということはギャートゥクをギャートゥクたらしめているのはこの麺とスープか!?と一瞬思ったものの、たった2店では検証にならず。本当は5店は試したかったのにガッデムでございます。

というわけで、「レシピを聞いてこい」とこの人見知りに無茶振りをしてくれたお姉様。スープはマトン挽肉を炒めたついでに出汁をとって塩と黒胡椒と醤油と何かオイスターソースっぽい味もしたのでその辺を混ぜて、麺は普通のラーメンかソーメン辺りで代用して、そこにさっきのマトン挽肉と何か野菜とパクチーを載せて、噂の酸味についてはライムを絞るなりすれば多分なんとなくそれっぽい味になると思うので、それで納得してください。二杯食べただけじゃよう分かりませんでした。マトンさえ入れれば美味しくなると思います。

以上、ギャートゥクレポートでした。

また別のチベット圏に行ったら検証の続きをやりたいです。




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Keema Thukpa/Jimmys

ギャートゥクのレシピ(模造)を提出したのでもう真の目的は果たしたのですが、一応、引き続きチベット料理レポートです。

こちらはキーマ(ひき肉)トゥクパ(ヌードル)。肉が選べると言うのでマトンにしたら、これがギョッとするほど美味しかったです。マトン万歳と思いました。もうこれがギャートゥクでいいんじゃとも思いました。豚や鳥ではこの味は出ません。味付けは、これまたちょっと醤油っぽかったです。




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前に食べたネパール料理店?のトゥクパ

ちなみに以前シムラとサラハンのネパール料理店で食べたトゥクパはどちらも少し酸味がありましたが、チベット料理店のトゥクパは(少なくともこのお店のは)酸味はありませんでした。

でも今思えば、これらの店は別にネパール料理店では無かったかもしれません。何か勝手にそう思い込んでいましたが、今調べたらトゥクパはもともとチベット料理のようですし。




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Thenthunk(左)/店名不明

タントゥク、又はテントゥク。

停電のせいでこんな写真しかなく何も伝わらないかと思いますが、左がタントゥクです。前回この写真を載せたときにトゥクパですと書きましたが、よくよく思い返してみたらこれタントゥクでした。一緒に食べたマトン・モモがあまりに美味しくてタントゥクの記憶が吹っ飛んだのです。

タントゥクとは、きしめんをさらにつぶしたみたいな薄くて幅の広い、短めの麺のことを指すようです。別の店の英語メニューには「手でプレスした麺」みたいなことが書かれていました。

このお店のタントゥクは麺自体もスープも急いで仕上げましたみたいな感じでイマイチでしたが、おそらく店を選べばとっても美味しいトゥルトゥルタントゥクが食べられるんじゃないかと思います。スープに入ったタントゥクもあれば、あんかけみたいなのもあるようです。




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Aloo Phing(右)とTingmo(左)/Jimmys

アルーフィングとやらはジャガイモ、春雨、チンゲン菜の入ったスープで、味付けはギャートゥク1とよく似ていました。何を隠そう同じ店だからです。

今回のスープはややとろみがあり、蒸しパン・ティン(グ)モとよく合っていました。そしてお腹の中でティン(グ)モがスープを吸って急成長を遂げ、後からウッとなるのでした。




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Dry Thukpa/Tibet Kitchen

ドライトゥクパ、その名の通りドライなトゥクパです。肉が選べたのでもちろんマトンにしましたが、濃い味のマトン挽肉が麺に絡んで大変美味でした。少しパサつきというかまあドライな感じもしますが、雰囲気としては油そばっぽい感じで、麺は普通のラーメンに近い食感でした。




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フライド・モモ/その辺の路上

しょっちゅう食べてるフライド・モモです。モモはネパール料理だと思っていましたが、チベット料理だったのですね。今wikipediaを読んで知りました。「モモはネパール料理だと思っている日本人が多いが・・」と書いてありました。テヘッと思いました。

蒸しモモも揚げモモもすもももももももものうちですが辛いタレが付いており、これがよく合います。マナリーでは野菜のモモかチキンモモが多かったですが、マクロード・ガンジではこれにマトン・モモが加わり、これがまたべらぼうに美味しかったです。肉汁たっぷりで。マトンがあれば世の中は上手く回ります。北海道かモンゴルに移住したいです。

マクロード・ガンジの路上で売ってるフライド・モモは半分ジャガイモのモモを入れてくれるのですが、これがホクホクでとっても美味しいです。残り半分の野菜のモモは、何故かどの店もイマイチです。


以上、マクロード・ガンジのチベット料理一覧(旧正月の罠バージョン)でした。色々と中途半端なのは私のせいではありません。無念なり。


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| インド | 05:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ダラムシャーラー④ヒマラヤを臨むトリウンド登山(成功)


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トレイル入口

今日は開いていました。





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本日の朝ごはん

本日も最初からねっとり書いて参ります。

まず本日の朝ごはんは、何だか毎日通っている軽食スタンドにてホットドッグです。通っているとは言っても違いの分からない店が三軒並んでおり順番に回っているので、各店の訪問回数は今のところ一回ないし二回です。

それでホットドッグなのですが、それはお店側の自称であって実際はウインナーの代わりに何かでんぷんを揚げたような謎のフライが入っており、ケチャップをかけることによってわずかながらホットドッグ感が出る・・いや出てるか?これという感じの食べ物です。ベジタリアン料理というわけです。

その工夫は見事ですが、残念ながらそんなに美味しいものでは無かったです。初日に食べたベジバーガーは割と好きだったのですが。





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ガル寺への道

町を出て、登山口のあるガル寺への道を歩きます。先日は道を間違えて最後に急斜面を登ることになりましたが、今回はちゃんと正しい道を選べました。杉の木に囲まれた道はひんやりしており、なんだか熊野古道みたいです。熊野古道行ったことないけど。





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ガル寺着

マクロード・ガンジからここまで一時間弱でした。しかし問題はここから。今日は登山道は開いているのか・・!?




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登山口

「開いてました」って最初に書きましたねそういえば。

ここで登山記録を取ると聞いていましたが入口に誰もいなかったので、勝手に歩き出しました。皆さんそうしていたのでそのシステムは無くなったのかもしれません。

ここからトリウンドまでは大体3時間の道のりと聞いていますが、多分もう少し早く着けると思います。自分で言うのもなんですが、わたくし健脚なのです。




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9:30 トレッキングスタート

良い感じの山道を進みます。道はしっかり整備されてはいませんが、こういうのが好きなので楽しく登って行けます。




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少し登っただけでもうこんな良い景色が見られました。

半分憶測なので間違っていたらごめんなさいですが、この左側がプールのあるバグス村で、右側がゆったりのどかなダラムコートで、真ん中の森の向こう側、三角のお山にくっついてるのが我が村マクロード・ガンジで、その向こうに広がっているのがダラムシャーラーです。




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そしてさらに右にカメラを向けると、登頂開始地点のガル寺及びDoukashiteru Guesthouseがあります。昨日の日記参照。




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地図アプリに載っているカフェ以外にも、小さな軽食スタンドや売店は結構な頻度で点在しています。なのでうっかりエネルギー切れを起こしても大丈夫そうです。




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雪山が少しずつ近づいて来ます。




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10:15 Magicview Cafe着

マジックビューカフェという所に着きました。ここが大体中間地点なんだそうです。ガル寺からここまで45分で来られましたので、かなり良いペースなのではないでしょうか。




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バグス村やマクロード・ガンジがもうあんなに遠いです。




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カフェの少し下にはキャンプ場が。

もう少し頑張ればトリウンドなのでわざわざここに泊まる人はあまりいないような気もしますが、この時点でかなり景色は良いですし遠く見える村にも往復90分で行き来できると思えば、ここにキャンプを構えて身軽になってトリウンド登頂。二、三泊して町を見下ろしながら焚き火でチーズサラミを炙ってワインを飲むなんて滅茶苦茶贅沢じゃないですか!最高の立地だぞここ!




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興奮しながら15分ほど休憩し(全然休憩になりませんでした)、再び歩き出しました。

ここからはなんとなくゴールっぽいのが見えていて、さらに岩山が格好良いことから俄然足取りが軽くなりました。




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登って来た道です。




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山頂に近づくにつれ、道に雪が増えてきました。とたんに歩きにくくなりましたが、進めないほどではありません。




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そして最後にもう一踏ん張りしたら、




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11:30 トリウンド到着 

ゴールしました。

中間地点からここまでは1時間。ガル寺からのトータルは2時間でした。随分あっけなかったです。

いっぱい追い抜いて来たので割と早足だったとは思いますが、体力馬鹿である点を抜きにしてもそう険しい道のりでは無かったように思います。割と軽装の人や、おじいちゃんおばあちゃんも見かけましたし。




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ときに、あちらに山頂っぽいものが見えているし地図アプリにも山頂マークが付いているのですが、じゃあここは一体何なんでしょうか。

でも事前にネットで調べた限りではこの風景をトリウンドと紹介していたし、他の皆さんも開放的な面持ちで記念撮影をしているし、ここはゴールのトリウンドで間違いないと思うんです。

とすると、上方に見えているあれは何なんでしょうか。




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まあいいやということで。

トリウンド自体もちょっとした高原になっており心踊る光景ですが、そしてこの森のような犬が気になってしゃーないですが、




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ヒマラヤ山脈の展望が素晴らしいです。

いやほんと素晴らしい。この色彩のコントラストは何事でしょうか。世界の全ては白と青と土と緑で出来ていると言い切れそうなくらい力強く、説得力があります。これまで色んな山の町を楽しんで参りましたが、ここまで雪山に近づけたのは初めてです。





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ところで君はなんちゅうところで寝ているの。




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斜面の反対側はマクロード・ガンジやバグス村、ダラムシャーラーまで一望できます。

でも1,000m近く標高を上げたこともあり流石に遠すぎるので、こちら側の景観を楽しむならやはりマジックビューカフェのキャンプ場の方が良い感じがします。

そういえばここトリウンドにもキャンプ場(ゲストハウスだったかも)があると聞いていましたが、どうもそれっぽいのが見当たりません。勝手にテントを張って寝ていいってことでしょうか。誰もいないこの高原で。興奮して来ました。





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本日のおやつ

そんな景色を楽しみながら帰路のためのエネルギー補給をしていたら、インド人男性グループに声をかけられました。

インド人「やあ。」
私「こんにちは。」
インド人「君どうして一人なの?」
私「じゃあ聞くが君らはなんで4人なの?言ってみろ。おお?」


最後の一行はフィクションです。




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さて帰り道ですが、来た道を戻るのもつまらないなと思ったら別ルートがしっかりあり、こちらを下ると一昨日行った滝近くのシヴァカフェに出られるようです。なのでこの道を下りまして、シヴァカフェで珈琲なぞ飲んでから我が村に帰るスペシャルプランで行ってみようと思います。




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この帰り道が、大変素晴らしかったです。この壮大な景色と来たら。遠くの雪山も良いですが、近くの岩石ゴロゴロ道も大好きです。




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下りはじめてすぐの所に宿泊施設らしきものがありました。鍵がかかっていたので本当に宿泊施設なのか、そして営業しているのかどうかは確認出来ませんでしたが。

まあ鍵がかかっている時点で閉鎖中っぽいのですが、周りの岩に毛布などが干されていたのと、建物近くでお昼寝中の管理人ぽい人がいたことから、なんか開いている様な気もします。





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ずっと空の下を歩いて行きます。




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道はときどき道でなくなりますが、所々こういった階段が作られています。新たな材料を持ち込むのではなくそこらにあった石を使用している感じが、人口物なのに自然と調和していてとても良いです。




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石に書かれた分かりづらい標識に従って尾根道から外れ、シヴァカフェ方向に歩き出しました。私には優秀な地図アプリが付いているので大丈夫ですが、道も標識もあって無いようなものなので地図を持っていない人は危ないかもしれません。

実際、数人ではありますがこの道を登って来た人達全員に「君トリウンドから来たの?」「この道で合ってる?」という質問をされました。

うち一組は上方を指しながら「トリウンド?」としか言わなかったので、「イエス(この道はトリウンド行きで合ってますよ)」と答えたのですが、彼らと別れた後振り返ってみたら大きな丘みたいなのがそびえており、もしかして「あの丘の上がゴール?」という質問だったのか?とちょっと血の気が引きました。

何故ならその丘はゴールでも何でもなく、トリウンドはまだだいぶ先だからです。丘を越えてゴールでも何でもない風景を見た瞬間のお兄さん二人を思うと今でも申し訳ない気持ちでいっぱいになりますが、そもそも聞き方が悪い気もするので、このまま忘れることにします。どうせもう5日も前の話ですし、時間的には余裕でゴール&生還できたはずです。知らんぞ私は。




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だいぶ降りて来ました。

遠くから見えていたこれをシヴァカフェだと思い込んでいましたが、どうやらお寺とその回りの何かだったようです。何でしょうかこれ。勝手に壊れたというよりは破壊された感じがするので、もしかしたらそういうアレでしょうか。建設中という可能性も無くはないですが。




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破壊寺(仮)の隣には、小さな売店がありました。しかも屋根の上に毛布や洗濯物が干されていた感じからすると、このピンクのお兄さんはここに住んでるっぽいです。誰が買いに来るんでしょうか。生活は成り立っているのでしょうか。

でもなんか、ちょっとロマンがあるなと思いました。




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14:00 シヴァカフェ着

12:00から下山を開始してちょうど2時間。思いの外時間がかかりました。

つい先ほどすれ違った人達は上りということでおそらく3、4時間はかかるので、ちゃんと日暮れまでに登頂及び下山できるか心配です。というか絶対に無理なので、正気か!?と思いました。まあトリウンドまで行く人達とは限らないのですが。先程の売店のお客さんかもしれませんし。




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本日のおやつ

トレッキング終了後のお楽しみおやつは、とっても甘いカフェオレとバターチャパティです。このバターチャパティが中々良いおやつでした。甘すぎるカフェオレも、運動後の体力回復には丁度良いです。



このあとカフェを出て少し歩いたところで、インド人旅行者っぽい男性に「君どこから来たの?」と声をかけられました。出身を聞かれているのかと思いきやそうではなく、「君がカフェの向こうの斜面を降りてくるのが見えたから・・」とのことでした。

それを聞かれた私はと言うと、なんだかすごく嬉しかったです。「そうなんです。私冒険してきたんです。」という感じで。

別にハードな登山をしてきたわけではないし自慢することでも何でも無いのですが、山から降りてきた私が頼んだカフェオレは、きっと町から来た人達が飲むそれよりちょっとだけ美味しいんですよ、なんて思ったりして。ぬふふ。





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ここからは知っている道を歩いて町に戻ります。

私もしかして前世に来た道を戻ったことにより命を落とした記憶でもあるのか?と思うくらい、来た道を戻ることに抵抗があるのですが、「知ってる道を歩く」と言い換えればまだ良い感じがするぞということに最近気がつきました。

でも「知らない道を行く」のロマンには到底叶いません。




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ので、途中からは知らない道を歩きました。とは言ってもマクロード・ガンジからいつも見えていた集落なので全く知らない訳ではないですが、遠くから見るのと実際歩いて見るのとでは、発見の数も内容も異なります。

この集落は小さいながらもいり組んでおりあっという間に道に迷いましたが、いかにもツーリストな私は絶対マクロード・ガンジに向かっているだろうということで、村人達が「あっちよ」と度々合図をくれたのがとても嬉しかったです。





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我が宿

すぐそこに我が宿が見えていますが、もう少しだけ探検します。


その広さに反して人のいない静かな車道を下っていくと、




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あ!橋だ!

この橋はマクロード・ガンジから毎日眺めて、いつか歩きに行こうと焦がれていた橋です。

別に綺麗でも何でもない普通の橋なのですが、何でもないものだからこそ「必要だから架けました」という純粋ストレートな理由が見えて何かグッと来るというか、ある種の生活道路萌えみたいな感情が刺激されるのです。

何言ってんだコイツという声が聞こえてきそうなので補足しますと、この生活道路萌えは機能美を好む思考とちょっと似ています。いややっぱ違うな。なんと言いますか、そんなに多くの人が必要とする橋ではないんだけどそれが必要な人達はわずかながら存在して、その人達がこの地味な橋を渡ってどこかへ行く姿を見ると「ワーイどこ行くんですか!?その先に何があるんですか!?便利ですよねその橋!いいですよね!!」という・・・

説明すればするほどドツボにはまるのでこの辺にしておきますね。





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既にライフワークと化しているチベット博物館チェックを本日も行いましたが、やっぱり閉まっていました。博物館ですので明日月曜も閉まる気がするし、そもそも旧正月休みがいつ明けるか分からないし、このまま見られずに終わる気配が濃厚です。絶対見るべきなのですが、開いていないものはどうにもなりません。




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コラ・サーキット

その代わりではないですが、今日は博物館近くにあるコラ・サーキットという巡礼の道を歩いて来ました。

ここで見たものや感じた事はトレッキング日記のついでに書いていい様な簡単なものではないので、ちょっと今日は止めておきます。明日の日記に色々まとめたいと思います。




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本日の晩ごはん

ぼちぼち開いている店も増えてきましたがチベット料理店休業祭は以前変わりなく、このお店に来るのはもう三回目です。数少ない開いているチベット料理店です。

頼んだのはAloo Phingと、店員さんのお薦めにより添えられたTingmoという蒸しパンです。アルーはインド料理店でもよく目にするじゃがいもの事だと思いますが、フィングは何でしょう。実際のお料理は、醤油っぽい味付けのトロッとしたスープに春雨とじゃがいもと野菜、ラム肉が入っていました。ラム肉は私が選択しただけなので、これが無くても料理名は同じです。

ティン(グ)モは中華料理屋でよく見る花巻と同じものでした。肉まんの皮だけ蒸したみたいなやつ。


明日はチベットについて真面目に書こうと思っていますが、考えても考えても深淵に落ちていく感じがするので、その前にチベット料理のまとめでも載せて一回落ち着こうと思います。


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ダラムシャーラー③ヒマラヤを臨むトリウンド登山(失敗)


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トリウンド・トレイル入口

登山道が閉鎖されていましてね。

時期的なものかと思いきや基本的には通年オープンらしく、「天候次第だけど明日は多分開いてるよ」とのことでした。本日は夕方になってから天気が崩れましたので閉鎖はそのためか、あるいは正月休みかもしれません。




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本日の朝ごはん

とりあえずここに来るまでの冒険を書いておきます。

まずこちらは本日の朝ごはん。軽食スタンドで適当に買ったものですが、中身は何とシャヒパニール(チーズカリー)でした。結構大きなサンドイッチでしたが、好物ですのでペロリと平らげてしまいました。半分はお昼ご飯にするつもりだったんですけども。




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ロバの運び屋さん

ダラムコートまで来ました。この辺りは車道も伸びていますが道が悪く、そもそも車両は入れない・登れないような小道も多いのでロバが大活躍です。

・・っていうところまで書いてから気づいたのですが、これ馬ですね。よう似ていらっしゃる。




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まだトレイル入口にも着いていませんが、すでにだいぶ登らされております。




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Gallu Temple

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登山口脇のカフェ

ダラムコートのてっぺん、トリウンド・トレイルの入り口があるガル寺に到着しました。別の場所から入れる登山道もあるようですが、ガル寺スタートが一番一般的で分かりやすいとのことです。宿の人情報より。

マクロード・ガンジからここまでは歩いて一時間半ほどでした。少し道に迷いましたので、普通にまっすぐ来たら一時間程で足りると思います。また、ここまでならタクシーで来ることも可能のようです。





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トレイル入口(閉鎖)

以上です。

トリウンドの冒険おわり。




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ダラムコートとバグス村

山頂で食べるつもりだったおやつのバナナを食べながら眺める二つの村がとっても綺麗です。でも少しだけ虚しい気持ちです。




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ところでこちらをご覧ください。

昨日バグス村を歩いたときに「なんか山のてっぺんに家が・・まさか宿じゃないよね」「あんな僻地に誰がわざわざ泊まりに行くの」「いやでも欧米人パッカーはどうかしてるからなあ・・」とか思いましたが、





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本当に宿でした。どうかしてます。

でもここまで一応車道が伸びていたので、ちょっと安心しました。もし本当に歩いてしか来られない僻地だったら、ちょっとグッと来てしまうところでした。





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Waterfall trail 

このまま帰ってもつまらないので、すぐ隣にある滝トレイルを歩いてみることにしました。





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本日の相棒達(未)

トレイル入口からすぐの所には眺めの良いカフェがあり、そこで飼われていると思われる二匹の大型犬が付いてきてくれ・・たかと思いきや、あっという間に森の中に消えていきました。相棒たちよ。




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でも所々に彼らの痕跡が残っていて、大変ほっこりしました。





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写真を撮りながら一時間弱歩き、滝に到着しました。滝は小さいですが、水が碧くて綺麗です。





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ウォーターフォール・カフェ

滝の隣にはカフェがあり、最初は閉まっていたのですが私の直後にここへ来たおじいちゃんがこれを開けてくれました。

まさに山のじいちゃんって感じの人でしたが、お洒落に珈琲とか出してくれるようです。粋ではありませんか。




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滝の周りには痺れるほど厳つく格好良い岩山がそびえており、その絶壁を猿の群れが飛びかっていました。




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そしてそれを追いかけて行くワンコ達。




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あっという間にあそこまで駆け登ってしまいました。10秒もかかっていません。稲妻のように速く、風のように鮮やかでした。

動物ってどうしてあんなに格好良いんだろうかと、遥か上方まで行ってしまった犬達の姿がとても眩しく見えました。




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滝の先は行き止まりなので、来た道を戻ります。来る時は誰とも会いませんでしたが、帰りは何十ものグループとすれ違いました。皆さんトリウンド断念組でしょうか。

それはさておきほぼ全員に「滝まであとどれくらい?」と聞かれるので、時計を見ながら目算するのが大変でした。

あと、「滝って大きい?行く価値ある?」と聞かれたのには困りました。滝は小さいけど綺麗だったし、猿が飛び回る崖の風景は素晴らしかったのでそう説明すると、「滝の写真ある?見せて。どれくらい小さい?」と

お前は大きさでしか物事を図れんのか世の中には小さいけれど美しいものが沢山(略




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坊っちゃん刈りの馬

トレイル入口に戻って来ました。

気合いを入れて早くに宿を出たせいでまだ11:00前なので、また別のトレイルを通って、昨日のナディ村にもう一度行ってみたいと思います。地図アプリを見たらなんか近そうなので。




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このトレイルが大変良い雰囲気でした。

ただ、4分の1も進んでいないところからナディ村直前まで変質者に付きまとわれていたので、あまり良い思い出になりませんでした。

山道を小走りで駆け抜け変質者をまける自分の脚の強さと、点々とちょうど良い間隔で山仕事をしてくれていたナディ村の人達に感謝します。人がいてくれたおかげで面倒な事にならなくて済みました。

ただ、こんな美しい山の中にもああいうのがいるんだなと、なんか悔しいのか悲しいのか分からない嫌な気持ちになりました。私達女性は日中の木漏れ日輝くトレイルですら一人で歩いてはいけないんでしょうか。「自己責任」という言葉が持つ本来の意味以上の重圧に、ときおり心が折れそうになります。





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ナディ村

ナディ村に着きました。昨日書いた「美しいけど夕方で光量がいまいちだったので明日また行きます」の村です。




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美しいでしょう。

楽園のようでしょう。




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遠くの雪山は、残念ながら今日もはっきりとは見られませんでした。

村の周囲は晴れているのですが、やはり山の天気は難しいですね。あの向こうに雲より高い雪山がそびえているはずなのですが。

写真をよくご覧頂くと、真ん中辺りの雲の層の中に一箇所彩度の高い部分があると思いますが、これは白い雲ではなくその向こうの雪山です。私はこれに気付いた瞬間、興奮のあまり変な声が出ました。





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ナディ村内側


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外周

ナディ村の真ん中辺りはそりゃもうのどかで素朴で観光のかの字も無く異質なのは私だけでしたが、村の外側を走る車道沿いにはホテルや飲食店なども数軒ありました。ただ安宿っぽいのは見かけなかったし、飲食店も地元民向けの小さなものだけでしたので、物好きパッカー共にも少々選ばれにくい感じがします。





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帰りは昨日と同じ道を通ってマクロード・ガンジに戻りました。

知っている道は安心感がありますが、つまらないです。でも昨日は何ともなかった水道管が今日は激しく水漏れしていたので、「知ってる道も知らない顔になるんだなあ」とウンウン頷きながら写真を撮りました。水道業者さんお早く。




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本日のお昼ごはん

時刻は14:00。少し遅めですが、宿近くのカフェにてお昼ごはんにしました。

今日も今日とて飲食店がほとんど閉まっており、店の選択肢は無いに等しいです。今日は旧正月で言うところの1月2日に当たるので、まだまだ正月休みなのでしょう。インド料理店は開いてますが、チベット料理が食べたいので。

観光客のワガママな視点で言えば是非店を開けて欲しいところですが、年末年始も休めない来るところまで来ているジャパンの出身としましては、「どうぞゆっくり休んでください」と言いたいです。私たち日本人も、20年前までの「休んでもいい」お正月をいつか取り戻せるでしょうか。


話を元に戻しまして、本日のお昼ごはんはマンチョウ・スープというのにしてみました。チベット料理かどうかは全然分かりません。いや、選択肢の少なさに負けて普通のカフェに入ってしまったので。マンチョウ・スープは酸辣湯みたいでとっても美味しかったです。揚げ焼きそばみたいなのが少しだけ入っていました。




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下山中

ちょっとダラムシャーラーに行って、バスの時刻表をチェックしてきます。まだ今すぐは出ませんが、念のため早めの情報収集をと思いまして。

時刻表は到着初日にチェック済みの相変わらず抜かりない私でございますが、私の乗りたいバス情報はそこに無かったので窓口の人に直接聞く必要があります。何故初日に聞いておかないのでしょう。抜かっとるではないですか。



マクロード・ガンジからダラムシャーラーは、急斜面のヘアピンカーブを下って3.5キロくらいです。反対斜面にあるバス用の大きな通りだとこれが10キロに伸びるので、当然前者を選択しました。

一昨日の到着初日(深夜)、あまりの寒さにこの3.5キロを登って温まろうかと画策しましたが、止めておいて良かったです。多分足腰肩に大ダメージを食らった上に、暗闇で車両に轢かれていました。





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ダラムシャーラー風景

観光客が集まるのはマクロード・ガンジですが、単純に町の規模が大きいのはここダラムシャーラーの方です。物も人も溢れております。




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ダラムシャーラー・バススタンド

着きました。時間を測るのを忘れましたが、多分マクロード・ガンジからここまで1時間はかかっていないと思います。45分くらいでしょうか。




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肝心のバスですが、割と良い時間のがありました。

行き先は例のシュリーナガルですが直接行けるバスは無いそうなので、まずはちょうど中間辺りにあるジャンムーを目指します。ダラムシャーラーからシュリーナガルまでは450キロくらいあり、インドバスがこれを1日で走破できるとは思えないので、今回も2日に分ける作戦です。

が、実はちょっとシュリーナガルに行きたくなくなっています。

「デリーで知り合ったおっちゃんのお父様がシュリーナガルで宿をやっていて~」という話を先日書きましたが、そのおっちゃんが最近メールで「シュリーナガルの伝統織物がいかに安価で高品質か」という話しかしなくなったので、面倒くさいのです。デリーで話した時点でややその片鱗を見せてはいたのですが。

最近シーズンオフという単語も言い飽きて来たし、無理に北上せずそろそろ下界に降りるタイミングなのかもしれません。あのやかましくて汚くてしつこくて鬱陶しいインドの喧騒に。

想像しただけでゲンナリできたので、やっぱシュリーナガルに行こうと思います。




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本日の晩ごはん

帰りはバスに乗り、着いたころにはそこそこの時間だったので晩ごはんにしました。

本日の晩ごはんはキーマ・トゥクパというのを選んでみました。ちなみにお店は例のあれです。初日に行った、旧正月でも構わず開いてるチベット料理店のホープ。

で、このキーマ・トゥクパ(挽き肉ラーメン)なのですが、べらぼうに美味しかったです。衝撃のコクと旨味でした。決め手は間違いなくマトンミンチです。先日ギャートゥクというチベット麺の話に触れましたが、同じ店で食べたギャートゥクよりこちらのキーマ・トゥクパの方にこそギャートゥクの可能性を感じました。例の漫画でもマトンミンチが入っていたので、近いんじゃないかと思うのです。もう少し色々試してみたいと思います。


明日はトリウンド登山にもう一度挑みます。


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ダラムシャーラー②周辺色々練り歩き


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マクロード・ガンジのチベット仏教寺

本日2月16日は春節ということで、ほとんどのお店が閉まるよ!うちの店も明日から閉めるから買うなら今しかないよ!と言っていた店は普通に開いてました。

春節のリトルチベットは昨日とそこまで大きな違いは見られませんが、チベット料理店の多くが閉まっていたり、道行く人々の民族衣装率が急上昇していたり、タルチョ(チベット仏教の五色の旗)を新しいものに付け変えていたり、やや元旦らしい雰囲気はありました。インド系の皆さんにはあまり関係の無い話ということで、インド料理店は普通に開いていました。



さて、町は昨日じっくり見たので、本日は周辺の散策です。まずはマクロード・ガンジから2kmほどの所にある、お隣のバグス村に行ってみることに。




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マクロード・ガンジ

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我が宿

少し離れた所から見たマクロード・ガンジです。

こうして見ると結構下の方に泊まっていますね。道理で町に出るたび良い汗をかくわけです。でも、マナリー(ヴァシシュト)の丘の上ホテルといい今回の丘の下アパートメントといい、多少不便な所の方が静かで居心地が良いです。

私将来定住することがあるとしたら、町から車で一時間、そこから徒歩一時間くらいの僻地に住んで、備蓄食料と家庭菜園と飼ってる鶏と干し肉と近くの池か川で釣れる魚だけで数ヶ月引きこもり侵入者を知らせる罠を仕掛けて猟犬と共に住んで・・というところまで妄想して、山に住む人嫌いの変な老人とかはこうして生まれるんだなと思いました。




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マクロード・ガンジとその周辺の村々では清掃やリサイクルに力を入れているらしく、こうしたメッセージをよく見かけます。

ポイ捨てに疑問を持たない困ったインド人達でも、地域によってはこういう活動をしているのですね。ここの人達はチベット人と混ざって暮らしているし、ダライ・ラマ14世のお住まいでもありますからその辺り何らかの影響があるのでしょうか。あるいは、ヒマラヤ山脈のお膝元で自然と共に生きてきた人達だからでしょうか。




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インドの町が散らかるのは野生&半野生の皆さんのせいもあると思うのですが、それはさておき。




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この絵は神様っぽい人がゴミの池で凄んでいるようにしか見えませんが、そのままの解釈でいいんでしょうか。余の池になにしてくれとんじゃみたいな。あるいは、「貴方が落としたのはこのポテチのゴミですか?それともクッキーのゴミですか?」「いいえ何も落としていません。」「正直者の貴方にはこのゴミを全部あげま

駄目だ正直者が馬鹿を見る話になってしまった。




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バグス村

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お寺のプール

着きましたが、想像していた村よりだいぶ栄えていました。

そしてバグス村の中心っぽいお寺の写真をバッチリ撮り忘れました。お寺前に何故かあったプールの写真はいっぱいあるのですが。本日は比較的暖かいとは言え今冬なのですが、この人達大丈夫でしょうか。




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本日のお昼ごはん

毎度お馴染みターリーです。

マクロード・ガンジはチベット料理や洋食など食の選択肢が広く大変嬉しいのですが、そうすると何故かカレーが食べたくなる不思議です。食べたら食べたで「もうしばらくはいいわ」と思うのですが。何でしょうねこの飽きているのに無性に食べたくなる現象は。これが噂のカレー中毒でしょうか。




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続いて、村の先にあるという滝を見に行きます。

ご覧の通り道も滝も既に見えており、谷の間からヒューヒュー騒ぐ声が響いて来るので何かもう行かなくてもいいような気がしています。




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バグス滝

着きました。

バグス村からここまで10分くらいと想像以上に近かったですが、ポカポカお日様が気持ち良かったです。良いお散歩コースでした。滝は小ぶりでしたが、水が透き通っておりなんとも爽やかです。




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本日のおやつ

滝からさらに5分ほど登った所にあるシヴァ・カフェにて、本日のおやつです。はちみつパンケーキと、何だかお久しぶりな気がするチャイを頂きました。

シヴァ・カフェはもっとこう物好きしか来ないメニューはチャイと珈琲しか無いような隠れ家的カフェかと思っていたら、随分立派なカフェでした。メニューもインディアンからイタリアンまで豊富だし、地上に比べて特別高いというわけでもないし、なかなか良いカフェです。しかし大音量音楽が流れており、室内に席を取ると注文が中々通りません。頼んますぜシヴァさん。




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続いてはダル湖というのを目指します。

宿の管理人さんが昨日チェックインもそこそこにマクロード・ガンジ周辺の見所について熱く語ってくれたので、大体の見所は把握している私でございます。

ダル湖はマクロード・ガンジの向こう側にあるので一旦町へ戻るのかと思ったら、地図アプリは素敵な山の道を提案してくれました。貴方のそういうところが好きです。何度か書いた気もするし書いていない気もするのでとりあえず紹介しときますが、「MAPS.ME」というアプリです。有名なので知っている方も多いと思いますが。

Googleマップが使えない中国でもしっかり機能するし、エリア別の地図を先にダウンロードしておけばオフラインでも働くし、これにGPSと組み合わせると方向音痴の私でもグイグイ山に踏み込める最強の相棒になります。でもたまに情報が間違っており遭難することもあります。


話がそれましたが、ワクワク山道の続きです。景色の良いこちらの道は歩道兼水の道にもなっているようで、無数に伸びた太い管の中からはサラサラという水の音が聞こえていました。滝の水をバグス村に引いているんですかね。




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バグス村の上の方に出ました。後から知ったのですが、この辺りはバグス村ではなく隣接のダラムコート村だったようです。ダラムコート地域かな?ともかく、二つは隣接して混ざっています。

こちらでは何故か欧米系バックパッカーの姿がよく見られました。この辺りは明らかに村の中心から外れており間違っても便利とは言えないエリアですが、おそらくのんびり滞在型の皆さんなのでしょう。便利ではないけれどここらにもちょっとしたお店やお洒落なカフェはありますので、食べるには困らないと思います。

彼らは本当にこういう素朴で静かな環境を見つけるのが上手いなと、毎度感心します。大体ドイツ人かフランス人あたりがこうした「フロンティア」を発見し、彼らの2,3年後に韓国人と日本人が続いていくイメージです。

そして5年10年もすればそのフロンティアはカフェやクラブやレストランが立ち並び、すっかり別世界に書き換えられてしまいます。私達旅行者はときにただの侵略者と成り果ててしまうので、異邦人としてどうあるべきか、どう過ごさせてもらうべきか、ちゃんと考えて行動しないといけないと思っています。





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村の外れが良い雰囲気でした。




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バグス村を出て少し歩くと、明らかにメイン道路ではない、最近人が歩いた形跡のない道を案内されました。大丈夫ですかMAPS.MEさん。




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よく見ると周囲の木々の影から猿達がこちらを伺っています。木霊のように。

木霊みたいに無害で可愛いければいいですが、お猿達はたまに襲いかかってくるので全然ほっこりできません。この道大丈夫ですかねMAPS.MEさん。頼みますよ。




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かぶれの葉

この葉っぱものすごく懐かしいのですが、皆さんも同じ気持ちがするでしょうか。触るとかぶれる、通称「かぶれの葉」あるいは「かぶれっ葉」です。うちの実家近くでは最近見なくなったなあと思っていましたが、もしかしたら植物そのものが生息しなくなったのではなく、私が大人になってその存在に気づけなくなっただけかもしれません。




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チベット小学校

ダル湖の近くにはチベットの子供たち用に建てられた学校がありました。

その周囲には民家が並び、ベンチに腰かけて談笑する人々や路上で遊ぶ子供たちは皆親しみやすいアジア顔をしています。彼らは笑顔が可愛らしく、元々の性質なのか置かれている状況のせいなのか、ちょっぴりシャイで大人しい感じもしますが、道に迷っていたらすかさず声をかけてくれたのが嬉しかったです。




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ダル湖

チベット村を横切って丘を降りたら、すぐにダル湖が現れました。ダル湖・・池では?という感想しか出てきませんでした。




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ナディ村

続いて、ダル湖から20分くらいだったか坂道を登り、ナディ村というところにやって参りました。ここは山々を臨むビューポイントとして有名らしいですが、それと同じくらい村そのものの風景も素晴らしかったです。

が、夕方なこともありちょっと薄暗くあまり良い写真が撮れなかったため、今回は載せないでおきます。翌日再び行きましたので、明日の日記にてまた美しの村写真を載せたいと思います。




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チベット小学校再び

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山道

帰りは校庭を横切らせてもらい、山道を歩いてマクロード・ガンジに戻りました。




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本日の晩ごはん

春節ということで目星をつけていたレストランが軒並み閉まっている中で、マトンモモなる看板を出している店があったので入ってみました。頼んだのはもちろんマトンモモです。あとトゥクパ(麺)。

写真がまた降霊術みたいになってるのは、食べようとした瞬間停電したからです。

マトンモモは肉汁たっぷりジューシーで、ものっっすごく美味しかったです。インドのマトンはだいたいヤギだそうなので、この美味しいやつもヤギということでしょうか。私モンゴル以降羊肉が大好物になりましたが、ヤギも大好きになりそうです。問題はどちらの肉も日本ではお高く、綺麗に処理されすぎていて美味しい臭みが薄れてしまっているところです。モンゴルのマトンは本当に美味しかったです。




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本日の晩ごはん2

マクロード・ガンジの観光通りには、夕方ごろから路上モモ屋さんが並びます。

先ほどの夕飯では物足りなかったので、揚げモモを買ってみたらミックス野菜のモモとじゃがいものモモの8個入りプレートが40ルピー(65円くらい)と素敵なお値段でした。この店の野菜モモは初めて食べるイマイチモモとして記憶に刻まれたのですが、じゃがいもモモはホクホクで大変美味しかったです。後日別の店で食べてもやっぱり野菜のモモはイマイチでした。謎レシピが横行しているのでしょうか。




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春節のお祝い

夕方ごろから外がえらく賑わっていたので宿の人に聞いて見ると、「春節のお祝いをやってるんだよ。覗いて来たら?誰でも入れるよ。」とのことだったので薄暗がりから覗いています。私がこのトンデモアウェイの中に入っていける性格とお思いですか。


明日はトリウンドという、ヒマラヤ山脈を望める標高3,000mくらいのお山に登ってみます。先にネタバレしておきますと、登山道が閉まっていて登れませんでした。


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ダラムシャーラー①マクロード・ガンジ


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ダラムシャーラー・バススタンド

ダラムシャーラーに着きました。

マナリーを昨夜18:40に出たバスは、事前にバススタンドの人に聞いたところ「10時間でダラムシャーラーに着くよ」とのことでした。なので15時間くらいかなと思っていたら、9時間で着きました。

深夜3:30なうです。

とりあえず夜が明けるまでここを動けないので、かろうじて屋根はある冬の標高1,500m近いバススタンドで3時間ほど待機します。せっかく極寒の夜行バスを生き延びたのに、もはやこれまでかもしれません。





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野犬に激しく絡まれるの図

寄ってきた一匹の野犬で暖を取ろうとしたら、追加で3匹襲来しました。向こうは遊んでいるつもりでも、大型犬4匹に本気でじゃれつかれたらほぼ襲われているようなものです。

お陰さまで寝袋に穴は開くわ手袋は奪われるわ服は毛だらけになるわ、壮絶な夜となりました。でも身体は一時温まったので良かったです。犬達が余所者退治に出掛けて行ってからは、また冷えましたが。

なお、手袋はちゃんと取り返しました。




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市バス

凍死するかと思いましたが、なんとか夜明けを迎えられました。

でも6:30の始発バスに乗るはずが7:30まで気づかず寝ていたので、もしかしたら仮死状態だったのかもしれません。起きたら周りに人が溢れていてびっくらしました。




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マクロードガンジ・メインスクエア

ダラムシャーラーから市バスで30分。標高を500mほど上げた所にある、マクロード・ガンジという町にやって参りました。

「市バス30分、標高500m上昇」というと先日の宿無しカルパ村と非常に良く似た条件なので気づいた瞬間身の毛がよだったのですが、マクロード・ガンジはちゃんと営業してくれていました。

しかしまだ8:00過ぎなためか町は静かで、宿もやっているのかいないのか、人の気配が全くしない所ばかりです。




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有名らしい200段くらいある階段

坂が多いやたら疲れる町をさ迷い歩くこと一時間。

ここまで数軒の宿を訪ねましたが呼び掛けに答えてくれる所は一軒もなく、トボトボ町を歩いていたら、一人の男性に「泊まるとこ探してるの?」と声をかけられました。





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本日の宿

そして決まった本日の宿はこちら。

正確には宿ではなくアパートメントで、開いている部屋をホテルとして間借りさせていただく形です。声をかけてくれた人(管理人さん)曰く、「人に何か聞かれたら一ヶ月住むって言っといて」だそうです。政府が厳しいらしくて。なので、今回は一応情報コーナーには載せないでおきます。写真は載せているのでアレですが、まあそれくらいは大丈夫でしょう。

こちらの宿は一泊400ルピーのところを300ルピー(500円くらい)にしてもらったのですが、そのお手頃価格に反して




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安宿では滅多に見ない座るとこあり、




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調理器具の揃ったキッチンあり、




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監獄じみたバルコニーあり、




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黒猫が毎日睨みをきかせに来る特典ありの、とても500円とは思えない素晴らしい物件でした。

ちなみに最初に紹介してもらった600ルピーのお部屋も、広い室内に大きなベッドあり、3つ星ホテルみたいな座るとこあり、冷蔵庫付きの豪華なキッチンあり、杉の木に阻まれて何も見えない不思議ビューバルコニーありの、素晴らしいお部屋でした。

でも立派すぎて落ち着かなかったので、安い方のお部屋を借りました。そもそも600ルピーは予算オーバーですし。




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路肩に沢山出ている八百屋

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肉の扱いが雑な食肉輸送業者

部屋にキッチンがあり、八百屋や肉屋も沢山あるこの町では自炊一択!

・・と行きたいところなのですが、ここマクロード・ガンジはインドでありながらチベットなので、自炊は控えめにしてチベット料理店に通いたいと思います。




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本日のお昼ごはん

というわけで、時間は少し早いですがチベット料理店にて本日のお昼ごはんです。こちらのお店には、とある事情によりこの後何度も通うことになりました。詳しくは明日以降の日記で。

などという思わせぶりな書き方は好きじゃないので先に説明しますと、明日2/16はチベット(中国なども)の旧正月であり、5日ほど正月休みは続き、ほとんどの飲食店が閉まったためにずっと開いていてくれたこちらのお店に通うしかなかった、という寸法です。旧正月とは関係ないインド料理店は開いていましたが、どうしてもチベット料理が食べたかったので。

まあ美味しくて比較的安価な店なので、それは幸いだったのですが。

前置きが長くなりましたが、本日食べたのはギャートゥクというチベット料理です。漫画家、流水りんこさん作のインド漫画にこのお料理が出てきて、すごく美味しそうなので食べてみてあわよくばレシピを聞いてこいとの姉からのミッションなのです。

が、このお店のギャートゥクは漫画で紹介されていたものとはちょっと違う感じでしたので、レシピ調査はお預けとしました。そもそもレストランでレシピって聞きづらくないですか?お姉様。





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ツクラカン・コンプレックス

昼食後は、ツクラカン・コンプレックスというチベット亡命政府の中心地に行きました。




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ダライ・ラマ邸

ここマクロード・ガンジはダライ・ラマ14世の亡命先であり、亡命チベット政府の拠点であり、そして本来の居住地から逃れてきたチベットの人々が多く暮らす、彼らにとって数少ない安住の地なのです。




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チベット博物館

ツクラカン・コンプレックスにはチベット博物館というのがあります。ここではチベットの歴史などが学べるはずでしたが、到着時は開いていたものの一旦お預けにしてツクラカン見学を先にしたら、一時間後には閉館してしまっていました。

そして翌日からは旧正月休館に入り、3日遅れでブログを書いております2/18現在、毎日確認に行っているのに未だ見学できておりません。何故最初に見ておかなかったのか、今更言っても仕方の無い後悔に苛まれています。このときは旧正月のことなぞすっかり失念していたのです。





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壁画や布

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お供え物

敷地内にあるお寺は一部撮影禁止なのですが、その禁止のお部屋にある壁画が素晴らしかったです。繊細で鮮やかで、しかし力強く熱量があって、本当に素晴らしかったです。

上の写真はもちろん違うお部屋です。上記の壁画の美しさには及びませんが、大体こんな風味の壁画でしたよという紹介のため載せております。




さて、今回マクロード・ガンジに滞在するにあたり、その手の資料(ネット情報に限定されてしまうので偏りはあるかと思いますが)を読みあさりましたし、実際この地に来たことにより色々なものを見て、沢山の知識と感情を得ましたが、それについては後日まとめて書きたいと思います。ショックを受けた感情そのままに書きなぐっても、あまり良い結果になりません。一度落ち着いて引き続き勉強もして、頭を整頓しなくては。




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マクロード・ガンジ風景

チベットの事については後日真面目に書きますので、ここからはまた能天気な記事ですがご容赦ください。

マクロード・ガンジは短期から長期まで様々なタイプの旅行者が集まる町であるため、土産物屋や旅行者向けレストランが沢山あります。そんな賑やかな道を、地元インド人や外国人観光客に混じりチベット仏教僧達が歩いて買い物している光景は、なんだか良い感じです。




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土産物屋には写真のような可愛らしい衣料品が沢山並び、町を鮮やかにしてくれています。




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日本食レストラン

マクロード・ガンジにはちゃんと日本人が経営している日本食レストランがあると聞いて、大変楽しみにしていたのですが、残念ながら冬期休業中でした。

実は昨日までいたマナリー(ヴァシシュト)にも日本食レストランはあったのですが、こちらも冬期休業中でした。

二回も続くとさすがに悲しいです。




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本日のおやつ

小腹がすいたのでおやつタイムです。

マクロード・ガンジの中心であるらしい小さなスクエアにはケーキ屋さんが数軒あり、それが何とも美味しそうだったので買ってみました。残念ながらこのケーキはスポンジが乾いており、イマイチでしたが。でもこういう感じも嫌いじゃないです。駄菓子屋さんの安価で低クオリティだけど懐かしさだけでいくらでも行けるアレみたいな感じで。




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本日のおやつ2

口の中が砂糖地獄で倒れそうだったので、塩気のあるもので調整します。

今回買ってみたのはハンバーガーですが、ベジタリアンバーガーだったらしく肉ではなく豆かじゃがいもと思われる不思議食感フライが入っていました。面白美味しかったです。




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その辺で買った野菜

埃を被った道端野菜達が妙に美味しそうだったので、買って帰って夕飯は野菜たっぷりインスタントラーメンにしました。トマト風味の。

野菜はこれだけ買って40ルピー(65円くらい)でした。量り売りかと思いきやそういう行程は踏まず、適当に値段を決めているらしいところが実にインドでした。もちろんある程度の基準はあるのでしょうが。



マクロード・ガンジ周辺には良い感じの森やトレッキングスポットが多数あるようなので、4、5泊して満足行くまで歩き回りたいと思います。

明日は滝や池や村を見に行ってみます。


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マナリー⑤ダラムシャーラーへ移動


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雪がたいぶ溶けてきて、濡れた地面が太陽光を反射してキラキラ輝いています。





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牛はのんびり草を食んでいるし、犬達も日向ぼっこが気持ち良さそうです。雪も綺麗ですが、やはり暖かな晴れの日は格別です。




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さて、本日はもう一泊してのんびり散策&温泉を楽しむつもりでしたが、急遽夜行バスで町を出ることにしました。

明日からまた少し天気が崩れそうなので道路状況が気になり、宿の人に聞いてみたところ「明日の朝便だと道が凍るしまた雪が降りそうだから、今夜出た方がまだいいと思う」というアドバイスを頂いたので。

夜行バスは折角の絶景が見られないし極寒だしで絶対乗りたく無かったのですが、このままこの村に閉じ込められたら堪りません。のんびり5、6泊するつもりだったヴァシシュト村ですが、村には飽きてないけど食べ物に飽きたのです。飲食店が四軒くらいしか開いていないんですもの。




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そんな四軒しか開いていないうち二軒は隣同士で繋がっているため、初めて頼んだ筈のこの店の揚げモモは、先日隣で食べたのと全く同じ味でした。相変わらず美味しいですが、なんか虚しいです。





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腹ごしらえも済んだので、ちょっと遊びに出掛けます。

本日の目標はヴァシシュト村のすぐ近くにあるという滝です。徒歩30分くらいだそうなので、3歩進んで2歩滑る本日は1時間くらいかかるものと見ております。




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少し歩いて村を出た後は、良い感じの森の中を進みました。




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杉の木

道中見かけた杉の木です。枝が全部落ちて丸裸になっても、まだまだ新たな芽を出してしっかり生きている姿があまりに美しかったので撮りました。





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滝が見えてきました。




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ツルツル滑ってそのまま奈落の底にチェックインしそうになりながらも、急斜面を登って滝の真下までやって参りました。綺麗ですが乾期のためか水量が少なく、頑張った割に寂しい光景です。後ろの岩山が壮大で格好良い分、余計に。




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でも雪解け水と遠くの雪山が美しいので、それでいいです。




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お寺

滝の近くには小さなお寺がありました。

後で気づいたのですがここも土足禁止で、でもご覧の通り真っ白なので、靴を脱いでいる人は一人もいませんでした。雪の上で素足になるなど礼節を通り越してただの苦行です。





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ヴァシシュト村風景

村に戻って来ました。



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温泉寺

そういえばまだお寺を見ていなかったなと思い、最後に見学しました。毎日目の前を通るのに、いつでも見られると思うとつい後回しにしてしまうものです。

このお寺の向かいにあるのが例の温泉で、これは沐浴場であって決してぬくぬく幸せ温泉ではないのですが、ここ4日間大変気持ちよく利用させて貰いました。熱々幸せ温泉でした。温泉があまりに気持ち良かったので、そのためだけに2週間くらいここにいたろかなというのも真剣に考えました。飲食店がしっかり開いていたら、プチ沈没していたかもしれません。




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ニューマナリー

18:40のバスに乗るため、少し早めにニューマナリーまで降りて来ました。バスの時刻は昨日ここへ来たついでに窓口の人に聞いておきました。私は今日も抜かりがありません。




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バスの発車まで少しあるので、夕飯代わりの軽食を。

このパンにカリーを挟む感じのファストフードがずっと気になっていたのですが、値段を聞いたら80ルピー(130円くらい)とえらく高かったので断念しました。でもこの辺りはサモサも30ルピー(普通は10ルピー)と色々高いので、別の町に行けば安く食べられるかもしれません。また次の機会を待ちたいと思います。




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代わりに食べたのはこちら。マッシュポテトを挟んだサンドイッチを丸揚げにした感じの、非常に脂ぎった食べ物です。でも妙に美味しかったです。

下は路上で蒸気を上げていた蒸しモモです。見るとつい食べたくなってしまうのです。




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本日のバス

18:40発、ダラムシャーラー行きのバスです。先日泊まったマンディを経由して行きます。

一週間ほど前にレコンピオから乗った極寒バスの失敗を生かし、本日は本気の防寒をしてきております。念のため寝袋も出してありますので、これを被ればだいぶマシなはずです。靴は濡れたままですのでそこからやられる可能性は高いですが。

バスは10時間でダラムシャーラーに着くとのことですので、夜明けごろ無事目を覚ますことができたら、ダラムシャーラーです。


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<情報コーナー>

マナリー発ダラムシャーラー行き、282ルピー、所要10時間。

8:15/18:40/19:10/20:00(ボルボバス)の一日4本。時期によってスケジュールは変わるかもしれない。

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マナリー④オールドマナリーまで散歩


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村のちびっこ達

午前中で雪が止んだので散歩に出かけることにしました。宿の部屋に暖炉でもあれば喜んで引きこもりますが、あの部屋滅茶苦茶寒いのです。外の方がまだ暖かいです。




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本日の目標は、ぐるーっと大回りして川を渡って対岸のナントカ村を通りつつオールドマナリーまで行ってお昼ごはんを食べて、そのままニューマナリーまで行って酒と手袋を買って帰るところまでです。

総距離はだいたい10kmくらいだと思いますが、雪のため時間がかかるので丸一日遊べるだろうという算段です。




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ヴァシシュト村風景

雪が踏み固められた上凍結しており、ツルッツルよう滑ります。村人達は本日は長靴装備です。開始15分でトレッキングシューズと尻をビタビタにしている観光客とは訳が違います。




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ナントカ村

対岸に例のナントカ村が見えています。ええとGoshal村だそうです。ゴーシャル村かな?読み方が分かりません。




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枝に帽子を取られた記念

うちのおばあさんに編んでもらった毛糸の帽子です。可愛いでしょう。ただの自慢ですが枝に取られたのは本当です。もちろん取り返しましたが。




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洗い場

ヴァシシュト村の外れまで来ました。温泉寺の脇にある洗い場とは違いここはおそらく冷水・・を通り越して雪解け水で洗っていると思うので、すごくすごく辛いと思います。




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車道に出ました。歩いていくにつれ何かどんどん賑わっていきます。

スキーウェアのレンタルショップみたいなのが沢山あるし、スキー場が近いんでしょうか。インドとスキー場ってだいぶイメージの異なる組み合わせですが。




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スキー場

ありました。

ただ想像していたスキー場とはだいぶ違いました。そもそもここほぼ平坦ですし、雪上を何故かヤクが闊歩していますし。でも、人々はとても楽しそうです。ニューマナリーでもヴァシシュト村でもインド人観光客っぽい人々をよく見るので、彼らもまた雪を珍しがって遊びに来ているのかもしれません。




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対岸に渡る橋が雪景色に隠れて全然分からず、ちょっと迷いましたがようやく見つけました。

大きな橋ではなく、三ヶ所に渡り小さな川に小さな橋がかけてありました。そして橋の上は犬糞だか牛糞だか人糞だかが散乱して色彩のハーモニーを奏でており、ここで転ぶくらいなら潔く川に飛び込もうと私は強く決意するのでした。




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Goshal村

Goshal村に着きました。

この村は見た限りでは宿やレストランなど全然なく、本当に普通の村でした。のどかで落ち着く風景です。




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車道を歩いてオールドマナリーに向かいます。

楽しそうな山道もありましたが、この雪では厳しいので止めました。この辺りは小さな散策コースが沢山ある様なのでそれを楽しみにしていたのですが、雪で予定が狂っております。これはこれで楽しいですけども。




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オールドマナリーに着きました。ヴァシシュト村からここまで2時間半くらいかかったでしょうか。距離としては5キロ程度なのですが、雪道侮りがたしです。

オールドマナリーもヴァシシュト村と同じく宿もレストランも土産物屋も結構な確率で閉まっていましたが、こちらの方が店数が多い分余計に寂しく見えました。人気の宿泊エリアとは言え、閑散期には抗えないものなのですね。




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オールドマナリーは観光客向けに改造されまくっており何がオールドなんじゃいって感じでしたが、メインの車道を外れれば良い感じの村の風景も見られました。あの不思議な形の木俗建築が沢山あります。

これ強度は大丈夫なのかなと見るたび思いますが、サラハンのお寺を見た限りではこのはみ出している部分は廊下になっており、重い家具や多くの人の体重が一度に乗る部分はちゃんと土台の上にあるはずです。なので、大丈夫なんじゃないかと思います。




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お寺を見学

ずいぶん変わった形をしています。木馬みたいな。

中はどんなんだったか・・この寒いのに靴も靴下も脱いで最初の数歩は雪の上を歩かねばならず、それが大変辛かったことしか覚えておりません。




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本日のお昼ごはん

何でもいいから異国の味が食べたかったので、何やらお洒落なカフェに入ってトマトチーズパスタを頼みました。以前バラナシで食べたスパイス地獄トマトスープの記憶があるので身構えましたが、ちゃんとトマトチーズパスタの味でした。

このお店ではヒーターを貸してもらい、店のWi-Fiで優雅にツイッターなぞやりながら足元を乾かしました。節約のため普段はあまりカフェとか入れないのですが、のんびり出来て良いものですね。靴下も乾くし。




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お寺を見学2

オールドマナリーから出て、ニューマナリーへの道すがらお寺を見学しました。中は何か巨大な岩が安置されていました。

何故か生き物のツノが飾られているこの好戦的な感じは、さてはカーリー女神を祀っているな!?と思ったら別の神様でした。ハディンバ女神というこの辺りの守護神なのだそうです。ヒンドゥー教の女神様達はどうしてこう血生臭いんでしょう。




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ニューマナリー

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本日のミッション1・手袋を買いました。

先日買ったばかりの手袋を2日で無くすという失態をやらかしたので、反省のため一週間手袋無しで頑張ってみたのですが、これ以上は無理でした。

ここ数日の私は部屋の中が寒すぎて布団から手を出せず、じっとベッドに座って毛布にくるまり数時間経過・・みたいな日々を過ごしていました。今日からは少なくとも布団から手が出せるので、行動の幅が広がりそうです。パラパラを踊るとか。




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本日の晩ごはん

またしても揚げモモです。ちょっとはまってしまったのです。このお店のモモはクミンっぽいスパイスが効いており、日本の餃子とは少し異なる味付けでしたが美味でした。




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本日のミッション2・酒も買いました。

インドはビールが高いみたいですし、その他のワインやウイスキーなんかも高く感じたので、インド産らしき謎のお酒にしてみました。70ルピー(120円くらい)の安酒です。アルコール50度なので炭酸で割ろうと思います。

割る前に一回そのままなめてみたら、なんか歯磨き粉みたいな味がしました。追加でファンタを買って来て誤魔化しながら飲みましたが、悪酔いはしなかったのでそう悪いお酒では無さそうです。


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マナリー③ インド雪見温泉


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今日も周辺野山の散策に行こうと思い部屋を出たら、どうも散策向きのお天気では無さそうでした。寒いとは思いましたが雪という発想は全く無かったので、だいぶビックリしました。




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インドでも雪が降るんですね。

シムラでも溶け残った雪は見ましたが、降るにしてもここまでガッツリだとは思っていませんでした。今年はまだ雪を見ていなかったし、そもそも私の地元はあまり雪が降らないのでなんだか嬉しいです。




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無人の洗い場

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石かと思った

せっかく出かける支度をしたので、せめてお昼ごはんでもと外出したらほんの3分くらいの距離で雪まみれになってしまいました。





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本日のお昼ごはん

寒すぎたのでとりあえずチャイを飲んだ後、本日のお昼ごはんは蒸しモモにしました。フライドモモとスープびたしモモは食べたものの、蒸しモモはまだでしたので。どうもこの三種がモモの主な食べ方のようです。

蒸しモモもやはりポン酢が欲しくなる見た目とお味でしたが、唐辛子ダレが良く合っていました。モモは日本の一般的な餃子に比べやや皮が厚い点以外はそう大きな違いはなく、しかしここインドではお国柄肉なしのモモが多いので、野菜だけでこんなに甘く美味しくなるんだなあと毎度感動しております。




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突然向かいの店が閉店しました。

この雪ではお客さんも来ないでしょうし、正しい判断です。ただ飲食店は大丈夫ですかね?一軒でもいいので開いていてくれないと、今夜は腹ペコナイトを過ごさなければいけません。




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温泉寺

さて、宿に戻っても寒いので暖かいカフェにでも籠城したい所ですが、残念ながらカフェがどこにあるのか知りません。そもそもやっているのかどうか。

なので温泉に入りに来ました。現在午後2時過ぎですが、時間帯か雪のためか、利用客は私一人でした。浴室内は当然撮影禁止ですが、誰もいないならこの機会に撮っておけば良かったです。そもそもカメラの持ち込み自体禁止な気もしますが。




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本日の晩ごはん

晩ごはんはターリーにしました。ちなみに店の選択肢はここ一店のみでした。雪の夜恐ろしや。早めに食べに来て良かったです。




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雪は降ったり止んだりを繰り返し、ほぼ一日中村を白く覆っていました。

今日は何も出来ませんでしたが、こんな日もたまには良いです。


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マナリー② 遭難経由ニューマナリーで買い物


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遭難中

割とよく遭難するのであまり心が動きません。



最初から説明いたします。

本日はニューマナリーに酒とサバ缶を買いに行こうと思い、昼前に宿を出ました。



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理由 : 部屋の灰皿がサバ缶で食べたくなったから





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そしたら地図アプリ上に「滝」そして「洞穴」の文字を見つけたので、ちょっと寄り道しようかなと思ったのであります。




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滝までの道は全然人がおらずのどかで、とても気持ちの良い散歩コースでした。




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地図アプリではさらに上方の滝を指していましたが、道中出会ったおじいちゃんが「上まで行くことないよ。そこの滝の方が良いよ」と教えてくれたので言われた通り近くの滝へ。

しかし私は上方の滝近くにある洞穴にも用があるので、引き続き上方の滝を目指すことにしました。 




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本日の相棒

相棒も得ました。




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多少迷ったものの途中までは割と順調かつ心落ち着く風景が続き、




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滝も見られましたが、




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最後に見た相棒

いつの間にか相棒を見失い、だんだん道も分からなくなってきて、




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どこ

そして遭難しました。

説明おわり。




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まあ眼下に人里は見えているので、そう慌てる必要はありません。ここまで割と急斜面を登ってきたので「これ降りられるかな?」という問題に直面している程度の話です。





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そして問題の洞穴ですが、多分あれじゃないかと思うんです。ちょっと行ってみます。




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どこ

やっぱり遭難しました。

さっきの穴はどこに行ったのか、そしてどの道を登って来たのか、どうやって帰ればいいのか、もう全然分かりません。




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洞穴? 

これ以上踏み入っても生存率が下がるだけなので、洞穴はもうこれでいいことにします。

どうせ洞穴です。洞窟なら興味深いですが、洞穴なんてせいぜい熊のねぐら程度のもんでしょう。あ、熊が出たらどうしましょう。




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遠くの雪山を見ながら途方に暮れつつ人生を振り返り、「これ走馬灯か?」と不安になってきた頃、下界から能天気な大音量音楽とヒューヒューギャハハと騒ぐ声が聞こえてきました。おうおう楽しそうですなあ。(訳 : 静かにしてください。)


と思っていたら、急斜面を50m程下った辺りに人影がありました。あそこに道があるようですね。でもあの脳細胞デンデロリン共とは出来ればお近づきになりたくありません。




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猫(久しぶりに見ました)

ので、引き続き遭難ロードを突き進んでいたらいつしかまともな道に復帰しました。そして気づいたらデンデロ共が後ろから付いてきていました。道理で

ポンッポンポンポンッポンポンポンッポンポンポッポッポ

みたいな間の抜けた音楽が頭から離れないと思ったんですよ。実際聞こえていたんじゃないですか。

山の音がこんなに美しいのに台無しです。音楽を楽しむのは素敵なことですが、ヘッドホンを使いなさいよ。そして足を踏み外しなさいよ。




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ニューマナリー

ヴァシシュト村に無事戻った後は、予定通りニューマナリーに向かいました。いや予定よりだいぶ過ぎて現在午後4時ですが、まあいいことにします。夕飯でも食べてゆっくり帰ります。

ニューマナリーは割と栄えている町で、バススタンド横の歩行者天国は大層賑わっていました。




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本日のおやつ

そんな賑やかな通りに脳髄をやられ、この寒いのにソフトクリームなぞ買ってしまいました。体の芯から冷えきりましたが、久しぶりのソフトクリームは美味しかったです。




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焼き落花生

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シロップ漬けドーナツ

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葉たばこ

道端で売ってるものシリーズです。




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美味しそうな野菜達

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すごく好きな見た目の犬




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本日の晩ごはん

本日の晩ごはんはニューマナリーの食堂にて、ターリーにしました。

ヴァシシュト村のレストランや食堂は半分以上閉まっており、あの村では食の選択肢が少ないかもしれないぞと思ったら急にカレーが恋しくなって。適当に入った店ですが、かなり美味しかったです。好物のシャヒ・パニール(チーズカリー)も入っていましたし。

最近分かってきたのですが、ターリーはプレーン、スペシャル、肉入りスペシャルみたいな感じで二、三種類用意している店が多く、スペシャル以上のを頼むとシャヒ・パニールが付いてる率が高いです。今のところ100%でございます。




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本日の収穫

サバ缶は見つからなかったので、代わりにマンゴーピックルを買って来ました。青いマンゴーのピクルスです。カジュラホで食べて以来気に入っていたのです。お酒は、ピンと来るものが無かったので適当に安いアップルスパークリングにしました。

暗闇に浮かぶ雪山を見ながら飲むお酒はとても良かったですが、できれば熱燗が飲みたかったです。部屋がめちゃくちゃ寒いのです。山は大好きだし温泉があるのも最高ですが、ぼちぼち暖かい場所も恋しくなってきました。でも下山はしたくないし、悩むところです。


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| インド | 21:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

レコン・ピオからマナリー② マナリーへ


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本日はマナリーに向かいますが、そんなに時間はかからないようなのでお昼頃にのんびり出ることにします。

飛び石的滞在とは言えせっかく来ましたので、午前中はマンディ観光に当てたいと思います。宿の人も「急いで出る事ないよ。マンディもちょっと見て行きなよ」と言ってくれましたし。マンディはあまり観光向けの町ではなさそうですが、地元の人が地元を紹介してくれるのはとっても温かい気持ちになります。

私は名古屋出身(正確には名古屋近郊の別の市出身)ですがこちらも同じく観光向けの都市ではなく、日本つまんない都市ベストテンみたいな奴の栄光に輝いてしまったそうですが、それでも私は地元愛知が好きだし良い所だと思っています。ですので、皆さん良かったら名古屋のB級グルメでも食べにいらしてくださいと言っておきます。ついでに犬山のリトルワールドに寄るといいですよ。




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マンディ風景

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ホテル前にあるお寺

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とりあえずその辺を歩いてみましたが割と人が多く落ち着かなかったので、あの丘に登って街をのんびり見下ろしてみたいと思います。




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本日の相棒




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てっぺんには大きな建物がありました。マンションには見えないので、病院とかそういう施設でしょうか。




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マンディ風景です。やはり大きな街のようです。




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帰りは反対側の斜面を下ったらちょうど宿前に出たので、短いですがマンディ観光は終了としました。




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マンディ・バススタンド

マナリー行きのバスは多発しているとのことで、「クル!マナリー!」と叫んでいるバスに「マナリー行きですか?」「イエス!」という確認をしてから乗り込みました。

そしたら集金のときに「クルまでしか行かないよ!」と言われました。さっきのアレは何だったんですかインド人よ。

しかも、距離的にはマナリーまで100ルピー(170円)もしないくらいだろうと思っていたのに、クルまでで100取られました。

切符が手書きだし集金係は何かニヤニヤしてるし、さては貴様悪いインド人だな!バスも本当はマナリーまで行くんでしょう!絶対クルでなんか降りないぞ!!追加料金も払わないぞ!!100ルピーでマナリーまで行ってやるぞコンニャロー!!!

と心の中で憤慨していたら、他のお客さんを見る限りクルまで100ルピーは正規料金で、バスは本当にクルでストップし、そして集金係さんは私をちゃんとマナリー行きのバスまで案内してくれました。

なんかほんと・・すみませんでした。ちょっと落ち着きましょう私。最近迷走しすぎです。




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道中の景色が良かったです。毎日言ってますねこれ。

この区間は川沿いをずっと走りましたが、その川がとても綺麗でした。クリーンという意味でもビュリホーという意味でも。

最近私は本当にインドにいるのか、気づかぬうちにネパールかパキスタンあたりに紛れ込んでしまったんじゃないかと不安です。それくらい今まで見てきたインドのイメージと違う世界を旅しています。




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クル・バススタンド

ちょっとした経由地くらいに思っていたら、随分大きな町でした。




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クルからマナリーまでのバスは、小さな村々が全部繋がっている感じの道を走るので楽しいです。途中の村にもしっかり宿があったので、この辺で力尽きても寝る場所には困らなさそうです。

バスが力尽きることはあまり無いでしょうが、車窓から欧米系チャリダー二人組の姿を見ましたので。この辺りは坂の連続なので本人達は厳しいでしょうが、見ているこちらはワクワクしました。




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ニューマナリーバススタンド

およそ2時間でマナリーに着きました。マンディからクルは2時間半でしたので、乗り継ぎ含め4時間半〜5時間もあればマンディからマナリーまで行けるということになります。

なお、今いるここはニューマナリーです。ここがこの辺りの中心の町であり当然宿も沢山あるようですが、旅行者に人気なのはここから2キロほど離れたオールドマナリー、または川を挟んで反対側にある、3.5キロほど先のヴァシシュト村だそうです。

より人気が高いのはオールドマナリーとのことですが、バックパッカーの巣窟だそうで何か怖いので、私はのどかそうなヴァシシュト村に行ってみます。温泉があるそうですし。




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ヴァシシュトに向かって歩いております。川の景色が大変良いです。




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モンゴルみたい




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車道に飽きたのでショートカットです。良い感じの景色が続きます。




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ヴァシシュト村

着きました。ここまで歩いて一時間くらいでした。

先日のカルパ宿無し事件のおかげで結構ドキドキしながらここまで来ましたが、村はしっかり機能していました。所々閉まっている宿やレストランもありますが、これだけ開いていれば十分です。




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ヴァシシュト村風景


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犬も寒そう

毎度のことながらこの村も寒いです。そういえば昨日いたマンディは少し暖かく感じましたが、標高が低かったんでしょうか。




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温泉のお湯を利用した洗濯場

寒さ厳しいこの村には、なんと温泉が湧いております。静かな環境うんぬんもそうですが、温泉に入りたくてこの村を選んだ部分も大きいです。




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本日の宿

本日の宿はこちらにしました。

ヴァシシュト村界隈で一番高いところにある宿・・正確に言えばもう少し高い宿が隣にありますが冬期休業中のようですので、現状この辺りのてっぺんは我が城です。多分。




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そんなわけで景色が素晴らしいです。

雪山は見えるわヴァシシュト村は見下ろせるわ、最高ではありませんか。しかもお願いしたらすぐに値下げしてくれ、トイレバス付きの立派なダブルのお部屋が300ルピー(500円ちょい)になりました。

かなり良い感じの宿ですがシーズンオフの煽りをもろに受けており、客は私を入れて二人しかいません。宿主も別館在住なので、大変静かです。




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本日の晩ごはん

本日の晩ごはんは、ネパール餃子モモの揚げたやつにしました。習慣としては酢醤油かポン酢をつけたくなってしまいますが、出して貰ったピリ辛ダレをつけても大変美味でした。

写真が降霊術みたいになっているのは、村中が停電しているためです。モモで呼んでも多分ネパール人しか降りて来ません。

宿ももちろん停電中で、食後に帰宅してもまだまだ全然復旧しておらず電気はつかないホットシャワーも使えないWi-Fiも充電ももちろん駄目で、他はどうでもいいけどシャワーは何とかしてくれんと凍えます!という状態でした。

しかしここヴァシシュト村には温泉寺、正確には木浴場ですがそういうアレがあるのを思い出したので、行って来ました。

男女別に分かれた温泉は体感45度くらいある痛いくらいの江戸っ子風呂で、慣れると大変気持ちが良かったです。ここ数日上がることの無かった体温が戻ってきた感じがします。

温泉は、下だけは履いて入る決まりのようです。下着や布を巻いたまま湯船につかる形です。洗い場では脱いでいる人もいましたが。私は一応水着を着てきましたが、普通の下着で良さそうです。

温泉ももれなく停電中のため真っ暗で、私を含めた何人かが持ち込んだ灯りを頼りに温泉に浸かるのが、何だか面白かったです。




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帰宅してもまだ電気は戻っていなかったので、蝋燭を買ってきました。見知らぬ土地で青い暗闇に浮かび上がる山々を眺めながら、一人静かなキャンドルナイト。すんごい楽しいです。

一回どこか山の村で観光抜きの連泊をしたいと思っていましたので、ここで数泊してのんびり山を眺めたいと思います。


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<情報コーナー>

○ マンディからマナリー

マンディからクル100ルピー、所要2時間半くらい。クルからマナリー(ニューマナリー)50ルピー、所要2時間くらい。両バス共に頻発。

○ ニューマナリーからヴァシシュト

3㎞ちょいで前半なだらかな坂、後半割と登る。歩くと一時間くらい。タクシーやオート力車でも行ける。

○ ヴァシシュトの宿

「DAMINI GUEST HOUSE」
温泉寺の坂道を登りきった所。受付は手前の緑のお家で。
部屋まで届く快適なWi-Fi、ホットシャワーあり。トイレバス付きナイスビューのお部屋が300ルピー。トイレバス別の部屋が言い値400だったのを200まで下げて貰った経緯があるので、上記の部屋も元は500くらいかと思う。この値引きはおそらくシーズンオフ価格。

| インド | 22:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

レコン・ピオからマナリーへ①


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レコンピオバススタンド(市場脇の方)

夜明け前の午前4:30発、凍えながらマンディ行きのバスを待っております。携帯にマイナス9度とか出てます。いやそこまで低くはないでしょうせいぜいマイナス2度くらいですよ盛らないで頂きたい。

とか一人でぶつぶつ言っていたらバスが来たので乗り込みました。車内はちょっとはマシかと思ったら外と全く同じ寒さでした。もう駄目かもしれません。




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本日の目標はマンディという町です。

この町に特に用はなく行きたいのはその先のマナリーなのですが、レコン・ピオからマナリーへ行くバスはなく、乗り継ぎ時間も考えるとちょっと厳しそうなので、じゃあ今日はマンディでいいやという感じで決まった目的地です。

地図を見ると少し遠回りな気がして、なんとか道を外れずにマナリーまで行けないのものかと昨日いくつかのバススタンドで記録した時刻表を並べてウンウン唸ったのですが、今日中にレコンピオに着けそうな良い乗り継ぎは見つかりませんでした。

シムラのナイスミドルも一昨日のバスで話した集金係のおっちゃんもレコンピオのツーリストインフォメーションの人も皆「マンディで乗り換えなさい」と言っていたので、結局このルートが一番無理が無いんだと思います。




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7:30ジュリJyuri 到着

先日も利用した、サラハンの麓の町・ジュリに到着しました。ここまで3時間でした。現在時刻は7:30。夜は明けておりますが山間部を走る道なので陽が入らず、まだまだまだまだ寒いです。いやほんと寒いです。

マイナス9度は嘘でもマイナス5度くらいは行くかもしれません。もう少し着こんで来るべきでした。手持ちの服は8割方着ているので、もうあまり足すものは無いですけども。




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8:30ランプーRampur到着

ここまで4時間。先日は5時間でしたので、たいぶ飛ばしているようです。

気温は相変わらずマイナス9度を指しています。さては適当な数字を載せていますね?寒いですけど今は絶対マイナスは行っていませんよ。




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10:30Luhri到着

ここからは知らない道です。なので起きました。先程までは寒さと知っている道のつまらなさでほぼ冬眠していたので、ここまで体感は一瞬で来られました。

ピオからここまで休憩を挟みながら6時間で来たわけですが、地図アプリで距離を出したところ、ピオからここまでで133km、ここからマンディまでは131kmとなっています。

ということはちょうど中間地点ですので、道の状態にもよりますがここからマンディまでも6時間くらいはかかりそうです。そうすると到着は16:30。あわよくば今日中にマナリーに着けないかと思っていましたが、マンディからマナリーは3,4時間かかる見積りなのでちょっと悩みます。知らない町に暗くなってから着くのも嫌ですし。




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そうなるとこの期に及んで「このマンディ・マナリーの分岐点で飛び降りてマンディから来るバスを捕まえれば二時間くらい短縮・・とか考えてしまうのですが、どうなんでしょう。山岳ガイド・バス関係者・ツーリストインフォメーションの地元情報三天王がマンディで乗り換えろと言っているのに、それに逆らった私に明日はあるのでしょうか。




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なーんてことを考えていたら、バスは想定と違うルートを進み始めました。こんなところに道があったのですね。

というわけで、分岐飛び降り大作戦はあっという間に企画倒れです。





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この道がまた良い景色でした。

この辺りは景色が良くて移動が楽しいので、夜行バスに乗ろうなんて発想は全く出て参りません。移動が楽しい旅は良い旅だと思っています。ここ数日、私は本当に素晴らしい旅をしています。




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13:30 Karsog

なんだか大きな町に着きました。やたら人が多くて賑やかで宿も多いです。それはいいですけどこの人混みはアレなんではよ出発してください私のメンタルがやられる前に。





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その後も絶景を越え何度か休憩を繰り返し、最後あと20数キロというところの町で何故かバスの乗り換えがありました。しかも乗り換えたバスがおもむろにドアの修理を始めました。

何故わざわざ壊れている方に乗り換えさせるんでしょうか。

インド人というものが本当に分かりません。




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マンディバススタンド(右)

マンディに着いたのは日がどっぷり暮れた20:00過ぎでした。実に15時間の道のりだったことになります。たかだか300キロくらいと、峠道をなめていました。あとインド人もなめてました。

マンディは妙に大きな町でちょっと怖じ気づきましたが、今日はもうここに泊まるしかありません。頑張って踏み込みたいと思います。




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本日の宿

大きな町、そしてどうやら交通の要所なだけあって宿もかなり多く、ギリギリ予算内の宿が見つかりました。・・とは言っても最近安宿が見つからず、「ギリギリ予算内」がすでに予算オーバーで定例化しているのですが。

私のインドにおける宿予算は、

理想 100~200ルピー(170~340円)
ギリギリOK 300ルピー(510円)
本当にギリギリ 400ルピー(680円)
最近の本当にギリギリのギリ 500ルピー(850円)

となっております。ヨーロッパや何やに比べれば格段に安いんですけども。

本日の宿はWi-Fiもホットシャワーもいらないので300までで!と思っていたのですがそういうのは見つからず、どちらも付いている500ルピーのお部屋に泊まっております。ここも最初は800ルピーで交渉しても600までしか下がらなかったのですが、トボトボ退席し他の宿を聞いて回り、結局良いのが見つからずトボトボ戻ってきたら「500でいいから!」と反対車線から叫ばれてしまったのでつい釣られました。ありがたいことです。


明日は少しマンディを歩いた後、マナリーに移動します。


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<情報コーナー>

◯ レコン・ピオからマナリー

直行便は無いため、マンディ等で乗り換える。朝4:30のレコンピオ発マンディ行きがある。所要15時間くらい、運賃327ルピー。その他、レコンピオ発ランプー行き(またはランプー経由どっか行き)バスならいくらでもあるのでこれを利用してもいいが、ランプーからでも結局マンディ乗り換えになる。ランプー発マンディ行きは見た限りだと9:30発、13:00発の二本。この9:30のは多分4:30レコンピオ発マンディ行きと同じもの。

◯ マンディの宿

「HOTEL SANGAM」
バススタンドから徒歩5分くらい。橋を渡ってすぐの道を左折したところ。
トイレバス付きのシングルが800との事だったが、500にまけて貰った。ホットシャワーありだが少々水圧が弱い。Wi-Fiは途中で切れてそのまま使えなくなったが、これはどこの宿でも同じだと思う。

ここと同じ通りには沢山宿があるが、どこも言い値500~でWi-Fi無しだった。橋を渡ってそのまま真っ直ぐ行った道にも宿はいくつかあるが、こちらは聞かなかったので詳細不明。

| インド | 21:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

レコン・ピオ散歩


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朝から洗濯をし、バルコニーで雪山を見ながらブログを書いています。風は冷たいですが、お日様ポカポカで気持ちが良いです。

宿のバルコニーはタルチョはためく良い風が吹いていて、洗濯物がよく乾きます。山に入ってから寒くて、持ってる服の大半を着込んでいる状態なので洗濯が間に合いません。なのでこういう機会に一気に洗わなくては。




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本日の朝ごはん

小銭を作りたかったので、宿併設のレストランで優雅な朝ごはんです。インディアンスタイル・ブレックファーストみたいなメニューを頼んだらまずラッシーとパラータ(パンケーキみたいの)が出てきて、




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その後Chanma Bhaturaというお料理が出てくるはずでしたが、またパラータでした。違うのはお皿だけです。

私「これもう食べましたよ」
給仕係「今日はBhatura無いんだ」

だからパラータ2つ出しときゃいいだろうというインド人的発想。

まあ折角なので頂きますけども。




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レコン・ピオ風景

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ツーリストインフォメーション

レコンピオにはツーリストインフォメーションがあったので、バス情報を聞きに行きました。バススタンドに立派な時刻表があったのですが、そこに書かれているバスが年中運行しているかは分からなかったので。

結果としてはちゃんと年中・毎日出ている便でしたので、これで明日の足は決まりです。




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この後は本当は、カザという町に行くはずでした。この辺りはスピティ渓谷というのが広がっており、雄大な景色やトレッキングやチベット文化や、その他様々なものが楽しめるものすごく好きな感じの町だったのです。絶対行きたいと思っていました。

が、シーズンオフだというのを主な理由に断念しました。




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まず今の時期はトレッキングが出来ないし、昨日のアレが結構堪えていてシーズンオフの宿問題はもうコリゴリだと思ってしまったし、何よりカザより先の道が冬期は閉鎖されているのです。




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本来ならカザからスムーズに次の目的地マナリーに行け、その後ダラムシャラ、シュリーナガルと美しく繋がってい・・・あ、ほんと美しいなこれ。こんな地図出さなきゃ良かったです。どうにもならない悔しさが募るではありませんか。

カザ/マナリー間の道は閉ざされているとは言え町自体が停止しているわけではなく、来た道を戻って何日かかければ普通にカザにもマナリーにも行けるのですが、この「来た道を戻る」というのがものっっっすごく嫌です。少しくらいならいいですが、結構な距離ですので。

というわけで、この町およびこのルートはいつかの夏のお楽しみに取っておくことにします。後悔を少しずつ残すくらいでないと、行った町の数だけ増えてそれで満足してしまいます。そんなのはつまらないです。



なお、レコンピオからカザに向かうには途中で国境不安定エリアを通るため、事前の「入域許可証」取得が必要です。ただし複数人以上からという決まりがあり一人では取得できないらしく、本日バスの件でツーリストインフォメーションに行ったら「パーミッション取りに来たんじゃないの?今日は他のグループがいるからチャンスなのに!」と言われグワア"ア"ア"ア"決断が揺らぐううううう




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ココア

心を落ち着けるために、金欠のため滅多にやらない珈琲ブレイクinカフェテリアとしけこんでおります。珈琲を頼んだら何故かココアが出てきましたが、ココアの方がちょっと高いのでなんか得したなって思いました。




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レコンピオ散歩



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洗濯物の干し方が雑

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こいぬ

レコンピオは雄大な山々の景色を楽しめる以外は、これといって目立った名所は無い町のようです。時期が時期ならトレッキングなんかもできると思いますが、今シーズンオフですので。そんな「何もない」を楽しむためにさらに何もないカルパ村に泊まりたかったのですが、さすがに宿が無いのは困ります。

シーズンオフは人が少なくて快適ではありますが、やはりオフはオフなりの理由があるのだなと痛感した次第です。





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本日の晩ごはん

本日の晩ごはんは、宿併設のレストランにてスペシャルターリーです。時期的な問題か通年なのか、全然流行っていないレストランなので不安でしたが、美味しかったです。


明日はマンディ経由でマナリーに向かいます。引き続き山です。


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<情報コーナー>

○ レコンピオのWi-Fiありのカフェレストラン

「Little Chefs」
市場とバススタンド(市場横の方)の間くらいにある角の、二階部分。分かりづらい。

「Cafeteria Roof Hotel & Restrant」
ホテル併設(昨日の情報コーナー参照)、市場を東方向に歩いてすぐ左手側。看板が地味で分かりづらい。「Little Chefs」の姉妹店らしく、メニューが同じ。

| インド | 22:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

カイラス山の麓・レコン・ピオへ


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本日はレコン・ピオという町に行ってみます。北か東かで悩んでいましたが、とりあえず行けるところまで東進してみることにしました。北はその後です。

レコン・ピオは、地元の人はピオと呼ぶようです。昨日宿の人と売店のおっちゃんに聞いたところ、サラハンから直接ピオに行くバスは無いけれど、麓のジュリまで降りればバスは沢山通るよとのこと。

昨日ランプーのバススタンドでバスの時刻表をチェックしておいた抜かり無い私ですので、大体の時間は分かっております。ランプー出発時刻に一時間ほど足せば、バスがジュリを通る時間です。





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サラハンバススタンド(の様なもの)

9:00頃にジュリを通るバスを目指して、念のため少し早めの7:00に宿を出ました。

しかしバススタンドにはシェアタクシーはおろか、一人っ子一人いませんでした。





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犬っ子はいました。

昨日の子とそのお友達のようですね。相変わらずなつっこく、尻尾をふりながら鼻先アタックをかましてきます。




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犬と戯れながら20分ほど待ちましたが誰も来なかったので、歩いて行くことにしました。あんな所でじっとしていたら凍えます。

地図アプリが言うには車道とは別にあるこの道を下って行けば、ヘアピンカーブをショートカットしてネクストロードに藪からスティックだそうです。




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雪山に傘雲がかかっていました。




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どうもこういう形の家屋はお寺限定ではなさそうです。この辺りの建築の特徴でしょうか。ちらほらこの形を見かけます。




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20分ほどで車道に出ましたが、期待していたシェアタクシー通りすがりの「おっと良い所に」作戦は出来そうにありません。シェアタクシーどころか町がまだ半分寝ています。起きているのは早朝ジョギング中の軍人さん達だけ。近くに宿舎があるようです。




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その後さらに30分ほど歩いたら、昨日のぶっ壊れポイントに着きました。下りですので、サラハンからここまで一時間ほどでした。

また誰もいなかったらどうしようと思いましたがバスはちゃんといたし、人も結構乗っていました。皆さんどこから湧いていらしたんでしょうか。道中ほぼ誰にも会わなかったのですが。





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別の道からバスが登っていくのが見えました。サラハンのバススタンドにも待機中のバスがいましたし、国道から延びているもう一本の道はしっかり機能しているようです。

そうでなかったらサラハンは陸の孤島になってしまいますので、何よりな光景でございます。




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Jyuri

たいたい30分で麓のジュリまで降りて来ました。そしたら丁度レコンピオ方向に行きそうなバスが通りかかったので、降りてきた乗客の男性に「これレコンピオ行きですか?」と聞いてみたら違うとのこと。でも5分か10分くらいしたら来るよと教えてくれました。

男性「ピオに行くのかい?」
私「はい」
男性「なんで?」

な、なんで・・?

私「えと・・山が好きだからです」
男性「ピオめっちゃ寒いよ~雪降るかもよ」

なんと。

私暑さには比較的強いですが寒さには弱いので、ちょっと怖じ気づきました。でも雪は見たいです。それに、寒いなかで飲むチャイや温かいシャワー(あればの話)や温かいお布団(あればの話)は格別だと思うんです。

・・・不安になってきました。





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おっかない道をブイブイ走ります。インドはバスの落下事故が多いそうですが、こんな道をこんなスピードで走っていたらそら事故もおきます。実際、道路脇にベコベコになった元バスや乗用車が転がっているのを何度も見ました。




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雪山が見えてきました。ピオはキノール・カイラス山の麓にある町なのです。


その後しばらく谷底を走っていましたが急にどんどん標高を上げ、




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とんでもなく素晴らしい景色が見えてきました。




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あれがキノール・カイラスですかね?知っている名前なのですごくテンションが上がりますが、残念ながらどれがそうなのか分かりません。




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レコン・ピオバススタンド

レコン・ピオに到着しました。山岳地帯にしては割と大きめの町のようです。


バススタンドで次の町へのバス時刻表をチェックした後は、もう少し移動があります。近郊のカルパ村まで泊まりに行くのです。

カルパ村はピオからバスで30分くらい、標高400mほど上方にあります。400mも登るわけですから、そこから眺めるキナウル山はピオ以上に素晴らしいのだとか。本日はそこに泊まり、あわよくば三泊くらいのんびりして山を眺めたいと思っております。





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が、その辺にいた人に「カルパ行きのバスってどれですか?」と聞いたら「無いよ。歩いて行くしかない」と言われました。

そこに住んでいる人がいるのだから無いはずがないのですが、他の人に聞いて回るのも面倒くさいので歩き始めました。どうせ一本道なのですから、バスが通ったら捕まえれば良いだけの話です。




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ショートカット

カルパ村までは4、5キロだそうで、距離はともかく400m標高を上げないといけないので結構な坂道です。バックパックを背負って歩くのはちょいと辛い距離です。

しかし途中いくつかショートカットがあったので、そういう道を積極的に選び距離を縮めます。地元民用のショートカットはほとんどの部分が山肌むき出しで歩きにくいですが、ちょっと楽しいから困ります。やはり山です。





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雪山が近くなってきました。

一時間ほど歩いても全然バスが来ず、まさかおっちゃん本当の事を言っていたのか?インド人に限ってそんな・・と不安になり始めたころにようやくバスが通りました。良かった。やっぱり嘘だったのですね。

半分くらいの地点から乗ったからか麓からでも同料金なのか、バスは5ルピー(9円)と格安でした。




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カルパ村

バスに乗っていたのは地元民ばかりで、私以外に観光客の姿はありませんでした。シーズンオフを痛感します。





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カルパ村風景

バススタンド付近は小さな商店が並び民家も多く、割と賑やかと言えなくもない雰囲気でしたが、それを過ぎると・・





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急にこんな感じになりました。

この風景を一瞬で気に入り嬉しくなると同時に、なんかすごく不安になってきました。宿はちゃんとあるのでしょうか。





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レコン・ピオからの景色でも十分感動しましたが、ここはさらに雪山に近く本当に絶景です。こんな中で数泊できたら心がピッカピカになりそうですが、





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宿が軒並み閉まっていました。

本当に、本当に軒並み閉まっていました。

welcomeって書いておきながらその頑丈そうな南京錠は何なのですか。

現在この辺りは完全なシーズンオフで、宿の多くが閉まると言うのは聞いてはいましたが、まさか全滅だとは思いませんでした。まあ一軒だけ明らかに予算の5倍は行きそうなホテルを素通りしたので、もしかしたらもしかしたかもしれませんが。

でもそこも全く人がいる気配がなかったので、多分もしかしないと思います。





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仕方がないので下山してレコンピオで宿を探すことにします。

気分は重いわ荷物は重いわで大分遠い目をしていた私でございますが、カルパ村中心部へのショートカットが良い景色だったので、ちょっと復活しました。





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この辺りの地域でよく見る木と石を組み合わせた壁がなんだか格好良くて好きです。ただすきま風がかなり寒そうなので、中がどうなっているのか気になります。モンゴルのゲルみたいに分厚い布を巻いたり貼ったりしているのでしょうか。





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お寺

本当はカルパに二、三泊して明日辺りのんびり見に来ようと思っていたお寺ですが、今日済ませます。「済ませる」とか言い始めた時点でもうね。こんなはずじゃなかったのですが。




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誰もいませんでしたが、雰囲気のあるお寺でした。 




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さて、下山します。

バススタンドにはバスが数台停まっていましたが、動く気配が見えないので今回もとりあえず歩いてみて、良いタイミングで来たら捕まえる作戦でいきます。




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さようならカルパ村。疲労と哀しみと肩の痛みだけを提供してくれた村よ。




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下りは登りの時よりショートカットを見つけやすく、すごく楽しかったです。ほぼ全てのカーブにあったんじゃないでしょうか。「どこかな~、お、あった!!」という小さな冒険です。

新幹線より鈍行、鈍行より市バス、市バスより自転車、自転車より徒歩。やはり速度が遅ければ遅いほど、冒険と発見に満ちています。やりたいことは見えているんですけどね。




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下山

途中何台かバスは通りましたが、もうすっかり楽しくなっていたので最後まで歩きました。気分は高揚していますが、肩はバッキバキです。早く宿を見つけて荷を下ろさなくては。




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レコンピオ風景

ピオは大きな街ですので宿だらけかと思いきや、想像よりだいぶ少なかったです。ついでに閉まっているっぽい宿も数軒あり、宿探しは難航しました。あるにはあるのですが、ことごとく予算オーバーで。




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が、なんとか払える金額&Wi-Fiありの宿を見つけ出しました。もう疲れたので二泊はしたいし、二泊するなら少しはブログを片付けたいのでWi-Fiは必要です。

本日の宿は、言い値800だったので流石に予算オーバーだと立ち去ろうとしたらすぐ600まで下がり、二泊するから550にしてくださいと粘ったらOK。しかし代表っぽい人は苦虫を潰したような顔をしていたので、ちょっとやりすぎたなと思いました。

そして会計時に請求されたのは、二泊で1,000ルピーでした。向こうは一泊500まで値切られたつもりだったようです。そら苦虫も二、三匹潰れますわ。すみませんでした。




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本日の晩ごはん

今日は朝から何も食べずにだいぶ歩いたので、贅沢していっぱい食べるぞ!ということで好物のシャヒ・パニールです。例の太るチーズカレーです。しかもこのお店のそれはバターたっぷり増量コースでした。さらにご飯をお代わりしてしまったので、もうまっしぐらです。




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しかしご飯より先にカレーが無くなってしまいました。計算ミスです。

白いご飯は好きですが、このご飯土の味がするしそのまま食べるのはやや辛し。・・と思っていたら、サービスでダール(豆カリー)を出してくれました。

なんとお優しい!土の味とか言ってすみませんでした。大地の味というべきでした。


お腹いっぱい幸せになり、宿の温かな布団にくるまれてゆっくり眠りました。


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<情報コーナー>

○ サラハンからレコン・ピオ

サラハンからレコン・ピオへの直行バスはない。

麓のジュリJyuriまでシェアタクシーとバスで40分くらい、バス運賃15ルピー。ジュリからレコン・ピオ行きのバスに乗れる。ピオまでほぼ一本道なので適当なバスを乗り継いでもいいが、一応ランプーRampur発レコン・ピオ行きの時刻は以下の通り。ランプーからジュリは一時間少々なのでこれを足す。

ランプー発レコンピオ行き
6:20/6:40/7:55/8:10(Kalpa行)

この他にもシムラ発ピオ行き等が通るので、本数はもっと増える。午後の便も当然あるはず。

○ レコン・ピオからカルパ村

市バスが頻発している模様。その他、ランプー発カルパ村行きもある。

○ レコン・ピオの宿

「Cafeteria Roof Hotel and Restrant 」 
ツーリストインフォメーションとパーミーットオフィスがある通りをマーケット方向に進んだ左側。ホットシャワーはないが、お湯は出るのでバケツに貯めてかぶるスタイル。Wi-Fiありだがよく切れる。看板が分かりにくい。レストラン併設。

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山の上のお寺・サラハン


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シムラの朝

本日はシムラから東に200kmほど行った所にある、サラハンという町を目指します。例のナイスミドルがお薦めしてくれた町で、一風変わった木造建築のお寺があるそうです。




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Rivoli bus stand

シムラからサラハンに行くには、サラハンより40キロ手前のランプーという町でサラハン行きに乗り換えるのがスムーズとのことです。なのでまずはシムラに複数あるバススタンドのうち、ランプー行きが出ているというRivoliバススタンドに来ました。

でもバスが何台も停まっていてよく分からないので、とりあえずその辺にいた人に聞いてみました。そしたら「ランプー行きはここじゃないよ」との衝撃の回答が。

私「え、じゃあどこですか?」
おっちゃん「別のバススタンドだ。タクシーで行くしかない」

バスドライバーさん「ランプ~、ランプ~」


あるじゃないですか。(怒)


コントみたいな見事なタイミングだったので無事バスに乗れましたが、うっかりおっちゃんを信じなくて良かったです。インド人は嘘つき野郎共だということを忘れていました。ガッデム。




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ランプー行きバス

でもまあ、今回は聞いた相手がタクシードライバー(多分)だっただけで普通のインド人はそんなことないということは、もう知っております。

カンガルーラリアのワーホリで知り合ったインド人黒い4連星は本物の嘘つきでしたが、それを踏まえてインド好き旅人達に「インド人て嘘つきだよね?」と聞くと、皆さん「いや彼らに悪気はないんだよ・・」と返してくれるので「悪気なく嘘つく方が問題じゃないのか?」

と我ながらド正論の突っ込みを繰り返して来ましたが、旅人達の言っていた意味が最近分かってきました。彼らは息をするように嘘をつくので、それを全く悪いことだと思っていないだけでインド人いい加減にしろ




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後ろの窓から

さてランプー行きのバスですが、山道をかなりのスピードで飛ばすのでビョンビョン跳ねてまともに座っていられません。しかも道には先週降ったという雪が残っており、見た感じ凍結もしています。そんな道を爆走するとは。賭けるのは貴方の命だけにしていただけませんか。

それはさておき、バスは縦にも横にもグワングワン揺れますので乗り物に弱い方は一発KOであると思われます。私も少々やられました。お気をつけください。




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この凄まじい揺れの中では中々写真が撮れませんが、かなりの絶景の中を走っております。




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隣で寝ているチビッコの可愛いさときたら。ちゃんと落下対策をしているところが小さいながらに地元民です。ちなみにベンチ下の赤い人がお母さんです。すごい所で寝ています。




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3時間ほど走った所で休憩タイムがありました。パンを焼いているお店の人が「カナカナカナカナ〜!」と叫んでいました。カナとは「食べる」という意味ですので、「食え食え食え食え〜!」でしょうか。熱意を感じます。




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さらにガンガン走り、




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Rampur  new bus stand 

およそ5時間でランプーに到着しました。ランプーのバススタンドはニューとオールドの2つあり先にオールドを通りますが、ニューの方で降りました。こちらの方が大きそうだったからです。




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とりあえずサラハン行きのバスを先に見つけておき、出発までの待ち時間にちょっと情報収集を。

このあとの予定でちょっと悩んでおりまして、さらに東進するか、北上してマナリーという町に行くか決めかねているのです。行きたいのは東なのですが、この先冬期は色々と厳しいようなので今回は見送って、ベストシーズンのお楽しみにとっておく方がいいかなーとか色々考えて唸っています。

情報収集の結果としては、東進するバスも、ランプーからマナリー方向に行くバスも両方ありました。どちらも乗り換えながらの旅になりますが。

サラハン滞在中に選択したいと思います。




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サモサ

もういちいち載せなくていいんじゃないかというくらいしょっちゅう食べているサモサです。どこで買っても10ルピー(17円)で、小腹が空いたときにちょうど良いものですから。ただ割と冷めていることも多いので、そこらへんの見分け方を身に付けたいところです。




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サラハン行きバス

サラハン行きのバスは一度来た道を戻り、オールドバススタンドからも客を拾いました。

いきなりサラハンとは逆方向に走り出すものだから、隣の人や後ろの人や運転手さんに「サラハン行きですよね!?ですよね!?」と聞いてまわってしまいました。「そうだよ」と言われているのに、まるでインド人を信用していないみたいじゃないですか。否定はしませんけど。




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バスは一時間と少し走った所でJeori(Jyuri)という幹線道路沿いの小さな町で停まり、15分ほどの休憩を取りました。

その後サラハンを目指してお山を登り始めたバスは、何故かサラハンよりだいぶ手前で止まり、乗客全員を降ろしました。訳もわからずキョトーンとしていると、集金係の人が「バスはここまでしか来られないんだ。そこからシェアタクシーに乗れるよ。運賃は30ルピーだよ。」と教えてくれました。





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少し歩くと、道は工事中の様でバッサリ途切れていました。対岸に噂のシェアタクシーらしきものが沢山停まっています。他の乗客の人々が獣道のような歩道を歩いて行くので、私もそれに続きます。

何故サラハンまで道が繋がっていないのでしょうか。国道からサラハンに行く道は二本あるようですので、こちらはまだ作り途中のニューロードなのか、あるいは何らかの理由で無くなったのか・・





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原因発見

無くなったみたいです。




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シェアタクシー荷台より

ジープの荷台に乗り、サラハンを目指します。どこからがサラハンなのかどこまでがJeoriなのか、道中には民家や商店が転々とありました。




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サラハンバススタンドみたいな所

サラハンに到着しました。バスと乗り継ぎの時間も入れて、麓から40〜50分ほどかかったように思います。

中心地はもう少し観光地っぽいかと思っていましたが、なんというか寂れています。宿は沢山あるようですがやっているのかいないのか・・シーズンオフの現実を見た気持ちです。




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本日の宿があるお寺

とりあえずナイスミドルに聞いておいた名前を頼りに、本日の宿へ。まさかこれだとは思いませんでしたが、これでした。メインのお寺ではありませんか。サブが沢山あってそのどれかに泊まれる感じだと思っていました。





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本日の宿

しかし近づいてみると、お寺そのものに泊まる訳ではなく敷地内にちゃんとした宿泊施設がありました。名前は「テンプル・レストハウス」とそのまんまです。なんかありがたみが下がるのですが。





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部屋から見たお寺

名前はアレですが、お寺と同じ敷地にありお寺入り口も目の前という、本物の一等地です。

お寺内ですのでもちろんWi-Fiなぞという浮かれたエレキはありませんが、こういう環境は好きです。以前ブルガリアの修道院に泊まったことが思い出されます。あのときもWi-Fiはなく人も少なく外界から遮断された寒い夜でしたが、その分静かで、特別な夜でした。

でも今回の宿は何故かテレビがあるので台無しです。そういうのいらないんですよ。




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ビーマ・カーリー寺院

とりあえず荷物を置いて、お寺見学へ。また録に調べずに来てしまいましたが、カーリー寺院ということはヒンドゥー教寺院ですね。




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寺院はなんとも変わった形をしています。そしてよく見ると破風・・でいいんでしょうか、屋根と言っていいのか床と言っていいのか分からない先端部分に、小さな木製装飾が無数にぶら下がっており、風にゆらゆら揺れています。こういう装飾は初めて見ました。



ここから先は撮影禁止で、カメラや携帯などは無料のロッカーに預ける必要があります。靴と靴下も脱がないといけないので、この季節はちょいと辛いです。地面は石造りですし、ひんやりどころではありません。また、入場の際は帽子か何かを被る必要があります。私は手持ちのキャップでOKでしたが、無い人は布をまくとか、帽子を借りることもできるそうです。

私日本で培った習慣でお参りのときは必ず帽子を脱ぐのですが、よく考えたら帽子を被るのがマナーの国や文化は山ほどあるわけで、今まで知らず知らずのうちに間違った行動を取っていたようです。モスクに入るときは布を巻くとかそのへんは気をつけていたんですけども、ヒンドゥー文化のことは未だ不勉強で。いけませんね。



写真の右の寺院の方が古く左は新しい方だそうですが、その新しい方のお寺には入ることができます。中は四階建てになっており、上階にはカーリー女神と思われるお人形が奉られていました。

僭越ながらカーリー女神について解説させて頂きますと、ヒンドゥー教二大神であるシヴァ神の奥様が複数持っているお顔の一つで、長い舌を持ち生首の首飾りを下げ、何本もの腕を振り回し踊りながら大地を破壊しつくさんとしたところをシヴァさんが身を呈して止めたという伝説が・・・

・・なんで結婚したんでしょうね。奥様複数のお顔をお持ちですから、「優しいところもあるんですよ」ってそれDV被害者の方が言ってしまう台詞ですけどもシヴァさん大丈夫ですか。まあご本人も破壊神ですから、もしかしたらまんざらでもないのかもしれませんけども。





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サラハン風景

見所と言ったらお寺くらいの小さな町サラハンですが、観光客が見るエリアが狭いというだけで、実際は山の斜面に沢山の民家が張り付くそこそこ面積のある町です。でも村と呼びたくなってしまうのは、とっても静かでのどかだからです。




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すぐ近くに雪山が見えます。すごく嬉しいです。こんな山の風景が見たくて、シーズンオフにもかかわらず北上してきたのです。




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お寺っぽいものが他にもありましたが、これお寺で合っているでしょうか。お寺というより高級な別荘みたいな感じもしますが。サラハン情報はネットにもほとんど落ちていないので、謎が多いです。





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老犬と出会いました。



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居座られました。



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付いてきます。


お寺の中まで付いてきてしばらく部屋の前で待っていてくれましたが、宿の人に怒られるといけないので相手にできず、カーテンの隙間からずっとその姿を眺めるしかできませんでした。可愛くて切なかったです。





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本日の晩ごはん

一応ここインドのはずですが、位置的に中国、チベット、ネパール文化が勝っているようでインド料理店を見かけません。代わりに見るのは、ネパール料理店と中華屋です。食べられないと思うとカレーが恋しくなる不思議。飽きてるはずですのに。

そんなわけでネパール料理店っぽいのに入り、昨日も食べたモモ・トゥクパをお願いしました。適当に入った食堂にメニューがなく、それしか料理名を知らなかったからです。



夕飯後はバケツにお湯をためてお湯浴びをし、部屋にあったタンスからありったけの毛布を引っ張り出して来てみのむしになりました。流石は山岳地帯。めちゃんこ寒いです。

その後、夜8:00頃になるとどこからともなく儀式音楽みたいなのが聞こえてきて、何か盛り上がってるわあとそれに耳を傾けながら過ごしたのですが、出所は目の前のお寺だったようです。しかもプージャー(礼拝)が見学できたそうです。特等席に宿泊していながら見逃すとは、事前の情報収集が甘すぎました。


明日は東進してレコン・ピオ という町を目指します。


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<情報コーナー>

○ シムラからサラハンSarahan

シムラのRivoliバススタンドからランプーRampur行きに乗る。所要約5時間、運賃188ルピー。本数はそこそこ多いとのこと。その後ランプーでサラハン行きに乗り換えて約1時間半、運賃50ルピー。サラハンの麓の町Jeori(Jyuri)を通るバスはいくらでもあるが、サラハンまで行くバスは本数が減る。

2018年2月現在、ジュリからサラハンへの道が崩壊しておりバスはサラハンまで行けない。ただしそこからはシェアタクシー(30ルピー)に乗ることができる。また、ジュリから2キロほど東の国道沿い分岐の道はサラハンまで行ける模様。

○ シムラのRivoli bus stand 

教会広場近くにあるツーリストインフォメーションの脇から、北側斜面を降り切った所。広場から徒歩7,8分。

○ サラハンの宿

「Temple Rest House」
トイレバス付きシングル350ルピー。シャワーはないが、熱々のお湯とそれをためるバケツがあるのでお湯浴びはできる。Wi-Fiなし。500ルピーとかの良いお部屋もあるとのこと。

チェックイン時にパスポートとビザページのコピー提出を求められるが、お寺の目の前のお店で5ルピーで作ってもらえる。

| インド | 21:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

シムラまとめ

2日分をまとめました。


<2/4日記>

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本日の朝ごはん

仕事に行く前のナイスミドルと一緒に朝ごはんに出掛けました。ロンプラか何かに載っているらしい「インディアン珈琲ハウス」というお店で、バタートーストとプレーンオムレツを頂いております。プレーンと言いながら青唐辛子がたっぷり入っています。ほんとインド人はどうかしてますわ。




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店員さん

雰囲気のある店内には、雰囲気ありまくりの店員さんがいました。




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ナイスミドルが仕事に行ったので一人で観光です。

ここシムラには、150年ほど前にはイギリス領だったという歴史を感じさせる古い建物が沢山あります。





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教会広場

そういう名前の広場かどうかは知りませんが、分かりやすいのでそう呼ばせて頂きます。

ここは町のシンボル的な位置付けであるクライストチャーチ前にある広場で、人々の憩いの場となっている様子です。朝早くにはジョギング中の人々を、昼から夜にかけてはのんびりお散歩中の人々を沢山見かけます。





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反対斜面側 

山の反対斜面側を覗いて見ました。

駅や教会広場のあるメインエリア側が綺麗でイギリス混じりで若干の高級感と観光エリア感があるのに対し、こちら側は比較的地元の雰囲気があるほっとするエリアでした。宿も沢山あります。

地元の雰囲気とは言ってもここは山岳地帯の入り口で、デリーやバラナシやコルカタで見た「地元」とはだいぶ雰囲気が違います。道行く人々も、インド人に混じってチベットの人っぽいお顔立ちや服装の人をちらほら見かけます。





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どっかで見た顔

なんか既視感のあるお人形が。君チャンディーガルにいませんでしたか?





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本日の宿/YMCA 

ただのお散歩と思うたか!

遊んでいるように見せかけてしっかり本日の移動先を探していた、抜かりない旅人・私でございます。聞いていた通りシムラは総じて宿が高くWi-Fi環境も良くない町でしたが、シーズンオフなためか、ネットで得た前情報よりは安価の宿が何軒か見つかりました。

反対斜面側に景色が好みの宿があったのですが、そこはWi-Fiが無かったので同じ値段でWi-FiありのYMCAに泊まることに。500ルピー(850円くらい)となかなか苦しいお値段ですが、先日泊まったシャワーなし、底冷え廊下Wi-Fiのチャンディーガルの宿と同じ値段だと思うとアラ不思議、安く感じます。

シムラの宿情報は下の情報コーナーにまとめてあります。





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宿の確保後、仕事終わりのナイスミドルと合流してちょいとお散歩です。

目標は山の上にあるハヌマーンさんの像です。英国風の建物が建ち並ぶおシャンティーなシムラの町を見下ろす、赤くてでっかいハヌマーンさん。英国に染まりきらないインドです。いいぞいいぞ!





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ハヌマーンさんの像

想像よりさらに巨大でした。108フィート、およそ33メートルあるそうです。

この丘は、その昔ハヌマーンさんが遠くのお山を目指していたときにちょっと休憩した場所なんだとか。ちなみに彼は不死身ですので、「他の神様は皆死んだけどハヌマーンだけはまだこの世のどこかに生きてるんだよ!」と誰だったかインド人が教えてくれた事があります。他の神様死んだんかいって方が気になりますけども。

ヒンドゥー教徒の皆さんはその手の話をすごく丁寧に教えてくれるので、私もどんどん詳しくなっております。ヒーロー列伝みたいな神様が多いので面白いです。





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お猿

お猿の神様ハヌマーンさんの周りには、本物のお猿達がいました。すぐ近くには「モンキー寺」と呼ばれているヒンドゥー教寺院もあります。中は撮影禁止ですがラーマーヤナの物語を模ったレリーフがあり、小さなお寺ながら見応えがあります。





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お猿2

猿達は目が合うと襲いかかってくることがあるため、基本目をそらしながら撮影します。と、こういう写真になります。




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本日の晩ごはん

ナイスミドルにお礼を言って別れ、少し休憩した後一人で夕飯へ。朝食を食べたのと同じインディアン珈琲ハウスにて、マサラ・ドーサです。パリパリクレープにマッシュポテトが入っている、南インドのお料理です。

ここはレストランというよりカフェなので、お食事メニューはボリュームがいまいちでした。でも味は美味しかったです。あとこのお店、かなり安いです。今朝食べたバタートーストなんて確か19ルピー(32円)とかでした。




<2/5日記>

このあとのネット環境が非常に怪しいため、用もないのにもう一泊してブログの片付けをしていました。といいつつ全然片付かなかったのですが。

何故片付かなかったかというと、インドビザ取得のためだけに予約した出国券(ネパール航空、カトマンズ行き)をキャンセルするのに忙しかったからです。しかし結論から言うと、まだキャンセルできておりません。結論じゃないですねこれ。問題は未だ進行形です。

まずネットでやろうとしたら「キャンセル不可」と出て、「いや払い戻し不可なら分かるけどキャンセル不可ってことはないだろう」とネパール航空デリー支社に電話をかけることに。

しかしあっちへかけろこっちへかけろとたらい回しにされ、仕方なく国際電話でネパール航空本社に直接電話をするも、やはりたらい回しに。国際電話ですのでインドSIMのチャージがみるみる減っていきます。

結局6軒目くらいで嫌になり、シムラ市内にある旅行会社に助けを求めたら別のネパール国内電話番号を渡されて、

お兄さん「ここにかければいいよ!」
私「代わりにかけて貰えませんか」
お兄さん「自分で出来ると思うよ!」
私「もう無理です。私の携帯を使ってください。お願いします」
お兄さん「分かった貸して。(プルルルル)ハイかかったよ!」
私「・・・・。」

で、仕方なく自分で電話の相手と話したら、「ホニャララにメールしてホニャラララララすればキャンセルできます」という答えがようやく得られたため、ホニャララにメールを・・・え、ちょっともう一回言ってください。


その後4回聞き直しましたが全く聞き取れなかったので、ネパール航空のホームページに出ていた連絡先に「キャンセル用のメールアドレスを教えてください。あとホニャラララララって何ですか」とメールしましたなうです。

後はいつ来るかも分からない、むしろ来るのかどうかも分からない返信を待つだけです。

ちなみに3日遅れでブログを書いております2/9現在、返信は来ておりません。しかもその後送り直したらエラーメッセージが返って来るようになり、連絡がつかなくなりました。もしや受信拒否でしょうか。そりゃ面倒臭い客という自覚はありますけども。

何でもいいですが、本当にどうやったらキャンセル出来るんでしょうか。





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サモサ

シムラ中心部には揚げ物屋が4軒集まって睨み合っている小さな通りがあるのですが、そこのサモサがどの店も具だくさんでピリ辛でホクホクで、絶品でした。今まで食べたどのサモサより美味しかったです。さすが四つ巴で頑張っているだけの事はあります。





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こちらのお店には可愛らしいケーキやサンドイッチ、ハンバーガー、お菓子類がずらりと並び、見ているだけで楽しいです。

購入したクリーム・プディングはすごく甘かったですが、キャンセル戦争に敗れ疲れ切った頭には最適で、とっても美味しかったです。




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シムラ風景


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市場

教会広場の周辺は観光色とイギリス色が強めですが、少し下れば地元民向けの市場に出られます。坂道にみっちり並ぶ小さな店はどれも鮮やかで、そぞろ歩きが楽しいです。




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ただし坂と階段がえげつないです。




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手袋を買いました。50ルピー(85円くらい)。ここから北上するにつれ寒くなる・・というか既に大分寒いので、防寒の為に。

安物の手袋はあまり暖かくなく、これは買い直した方がいいかなあ・・でも買ったばっかだし・・・と思っていたら2日後さっそく紛失しました。この声は別に天に届かなくて良かったです。





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本日のお昼ごはん 

市場近くにあったネパール料理屋っぽい小さな食堂で、モモ・トゥクパというのを頼んでみました。モモとはネパールの餃子だそうです。見た目はただの盛り付けが雑なラーメンですが、中に冷めたモモが3つほど沈んでいました。

全体的にぬるい件はともかくとして、こちらカレーとは全く無縁のアジアっぽい味がしてすごく美味しかったです。少し酸味があるのはお酢の類いか、発酵キャベツでも使っているのでしょうか。なんにせよ、好きな味でした。




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本日の晩ごはん

一度タンドリーチキンを食べないといけない気がして、ちょっと良い店に入りました。タンドリーチキンとはタンドールという特別な窯がある店でないと焼けないそうで、そういうお店は価格帯が高めになりがちらしいのです。

ちなみにインド料理と言えば!のナンもこのタンドールで焼くため、小さな食堂だと置いていないことが多いです。ナンはどちらかというと高級パンの部類で、一般的にはチャパティがよく消費されているようです。

さて、そんなタンドリーチキンですが、日本でも食べたことがあるものの本番インドではどんなお味なんでしょう、と思っていたら同じ味でした。実家の最寄りインド料理店は本場の味を提供していたんだなあと、しみじみ思った次第です。従業員パキスタン人らしいですけど。


以上、シムラ滞在日記でした。
宿は高いけどなんとなく居心地の良い、良い町でした。

明日はサラハンという町に移動します。
 

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<情報コーナー>

○ シムラの宿

注:実際泊まったのはYMCAだけで、他は見学しただけです。ホットシャワーはお湯が出ることを確認しただけなので、実はシャワーヘッドのないバケツ式かもしれません。

「YMCA」
教会(クライストチャーチ)右手の小道を登り切った所。徒歩1分くらい。部屋数の多い巨大宿泊施設。トイレシャワー共同のダブルの部屋をシングル利用で500ルピー。シングルの部屋は元々ないのか満室なのかは不明。部屋には届きにくいがWi-Fiあり。24時間ではないが熱々快適なホットシャワーあり。湯量もあるちゃんとしたシャワー。

「Woodland Hotel」
教会からハヌマーンさんの像がある方向にまっすぐ歩き、突き当たりを登り切ったあたり。看板が出ているので分かると思う。徒歩10分くらい。トイレバス付きのシングルが800ルピーからとのことだったが、他の宿に泊まると言ったら勝手に500まで下がった。ホットシャワー、Wi-Fiありとのこと。

「Hotel Flora」
教会広場に立って右手に教会を見ると、左手奥に反対斜面に降りられる道がある。その道を少し下った左手側。広場からは徒歩5分くらい。トイレバス付きのシングルが言い値600で、交渉したら500まで下がった。ダブルは800ルピー。ホットシャワーあり、Wi-Fiなし。山の斜面にあるので景色が良い。

宿は教会広場周辺に沢山あるが、シーズンオフにも関わらず満室の所が多かった。ただしもう少し範囲を広げれば宿はいくらでもある。比較的安価そうなホテルはWi-Fi無しの所がほとんど。

○ 無料Wi-Fiありのカフェ

「Hide Out Cafe」
Mall Roadにある小さなカフェ。メニューはやや高めだが美味しい。

○ ハヌマーンさんの像

クライストチャーチ右手の道から、シェアタクシーで10分くらい、20ルピー。または徒歩30~40分くらい。あるいはロープウェイで250ルピー。

| インド | 21:51 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

カルカ・シムラ山岳鉄道


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本日はタイトルの山岳鉄道に乗って、インド北部山岳地帯の入口あたりにあるシムラという町に参ります。山岳地帯に山岳鉄道。楽しいことばっかりだぞお。

インドには4つの山岳鉄道があり、車両の小さなこの列車達はトイ・トレインと呼ばれ親しまれているそうです。また、これら鉄道群はまとめて「インド山岳鉄道群」として世界遺産登録されているそうです。





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ローカルバス

まずはカルカに移動します。

昨日宿の人に聞いたらカルカ行きのバスはバススタンド43から出ているとのことで、早速来てみたら

おっちゃん「カルカ~カルカ~」
私「今カルカって言いましたか?」
おっちゃん「おうこのバスだよ!」

という感じであっさり見つかりました。宿の人曰く、カルカ行きのバスは頻発しているそうです。




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カルカ風景

ちょうど一時間でカルカに到着しました。

バスを降りたのは駅の手前1キロくらいの地点です。もう少し駅近くまで行けそうでしたが、念のため隣のマダムにカルカで降りたい旨を事前にアピールしておいたところ、町に入ったあたりで「ここがカルカの町よ」とにこやかに教えてくれたので、嬉しくってつい降りてしまったのでございます。どうも現地マダムの笑顔に弱いです。

カルカの町は山岳鉄道の始発点というだけあって既にちょっとした山の風景が始まっており、ワクワクしました。小さな町のようですが宿や銀行などもちゃんとあり、ここに宿泊して朝イチの列車に乗るのも良さそうです。安宿があればの話ですが。




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駅までの道がまたなんとものどかでした。

ここに来るまでに何度かタクシー運転手さんに声をかけられましたが、全くしつこくなく、「歩いて行けますので~」と答えると「おうそうか」と簡単に逃がしてくれました。町によってこうも違うもんかと驚くばかりです。





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駅近くには野宿ポイントが沢山ありました。こういうの大好きです。

一応おことわり申し上げておきますと、想像するとワクワクするというだけで積極的に野宿をする気はないので大丈夫です。命と財産を守る意思はちゃんと持ち合わせています。





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カルカ駅

小さくて可愛い駅です。





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本日の朝ごはん

列車の出発は12:10。順調に着きすぎてあと二時間あるので、とりあえず朝ごはんにしました。駅の売店にて、いつもの野菜のパイとチャイでしめて20ルピー(35円くらい)です。



その後ホームのベンチでのんびり日記を書いていたら、謎のナイスミドルに声をかけられました。彼はシムラを拠点に山岳地方のトレッキングガイドをやっている人で、今はシーズンオフなので普通の個人ツアーを世話しているそうです。今日はデリーから来るお客さんをシムラ行き列車に案内するため、カルカに来たんだとか。

その雰囲気や話ぶりから特に怪しさは感じられなかったので、これはチャンスと思いメモ帳片手にグイグイ質問攻めにして北方情報を集めました。

そうしましたらば、ネットであれほど調べてもよう分からんかった冬期道路閉鎖の謎がズバッと一気に解決し、目星をつけていた町々がしっかり繋がりました。ついでに知らなかった良さげな町や村や山や谷情報ももりもり追加され、北方インド旅プランが一気に現実的&華やかなものに。おめでとうございます。ありがとうございます。やはり最強は現地調査だったのです。ぶっ千切れ!ネット回線!

ついでに今夜の宿問題も解決しました。ナイスミドルはカウチサーフィンというある種の民泊サービスネットワーク的なものに登録しており、良かったらおいでと言ってくれたのです。シムラは宿が総じて高く、バックパッカー泣かせと聞いていたのでこれは助かるお話です。

そんな人をナイスミドルなどと適当なあだ名で呼び続けるのも失礼なのですが、名前を晒すのもあれなのでこのままで行かせて頂きます。





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本日の列車

列車には乗らず車で移動するらしいナイスミドルと一旦別れ、山岳鉄道に乗り込みます。トイトレインと言う名の通りの、小降りで可愛らしい列車です。





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各車両には乗客名簿が貼られていました。これ出発前には剥がしてくれるんですかね。出発後剥がれて風に乗る個人情報の姿がありありと想像できるんですけども。

まあ名前くらい大丈夫と言えば大丈夫ですが、不要なトラブルを避けるために基本偽名かつ個人情報を濁しながら旅をしている自分がむなしくなるんですよ。





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ガタンゴトンという列車音があまりに優しかったため、車掌さんによる乗客名簿確認後は一瞬で眠りに落ちてしまいました。そしておよそ一時間後に目を覚ますと、もう山の中にいました。

生き返ります。

やはり山です。海もいいし川もいいしたまには街もいいけど、やっぱり山なのです。

このあと入っていくインド北部はネパールから続く険しい山岳地帯。時期的に極寒でしょうが、はげ散らかった山々とそこに暮らす人々と温かいチャイともしかしたら暖炉やキャンプファイヤーが私を待っているかと思うと

ワハアアアアアアアア




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途中停車駅にて

ときおり長めに停まる駅があるため、そこで軽食やチャイを買うことができます。

ただ一分くらいで出てしまう駅もあるので、時刻表を事前にチェックしておいた方がいいです。何度か発車後に走って飛び乗る乗客を目にしました。ドアは常に開けっ放しなので、列車と同じ速度で走る脚力さえあればどこでも乗り放題降り放題です。

というか、今気づきましたがエアコン車両なのに何故開けっ放しなのですか。道理で寒い訳ですよ。





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楽しい景色が続きます。

見た感じ、カルカ発の列車は右側の席を確保した方が景色が良さそうです。ネット予約だと窓際か否かは選べても左右の選択はできないので、そこら辺は運次第ですけども。





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だんだん標高が高くなり陽も落ちて来て、窓から来る風が冷たくなってきました。山の斜面に張り付くような町を沢山見かけます。


線路と平行するように車道も伸びており、カルカからでもチャンディーガルからでもデリーからでも、バスでシムラを目指すことができます。デリーその他については知りませんが、少なくともカルカからシムラまではバスの方が圧倒的に速いようです。現に、列車には乗っていないはずのナイスミドルが行く先々の停車駅に先回りしており、何度も会うのでちょっとしたホラーでした。





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シムラ駅ホーム

列車は時刻通りにシムラ駅に到着しました。こういうのは珍しく、この列車は普段はよく遅れるそうです。

ナイスミドルはお客さんを送る仕事があるため一旦別れ、私は徒歩で町の中心を目指します。この町には力車がなく、移動はタクシーか市バスのみです。ホテルの場所によっては車両が入れないため、徒歩で移動する場面も多いとのことです。そんなわけで、高いホテルの周りにはポーターの人が待ち構えています。





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駅近くから眺めるシムラの町です。この時点でもうだいぶ好きでした。

駅から町の中心までは、確か徒歩40分くらいだったと思います。距離としてはそう遠くはないですが、なにせ坂の町なので少々骨が折れました。





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夜のシムラ商店街と教会

坂にへばりつくようなシムラの町は狭い路地があっちゃこっちゃに伸びており、そこにみっちり地元色の強いお店やお洒落なカフェ等が並ぶ異文化ごちゃまぜファンタスティックタウンでした。

何故ごちゃまぜかと言うと、ここはインドがイギリス領だった時代の夏の避暑地だったからだそうです。つまりインドとイギリスと、ネパールやチベットや中国寄りの山岳文化が混ざっています。





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大きな町なのに、昨日までいたチャンディーガルとはえらい違いです。

あの町はやたらと広いだけの困った町で、この町は広いけど観光エリアはギュッとまとまった便利で綺麗で可愛らしい町なのです。ついでに州都ですので管理がしっかりしており、ゴミも滅多に落ちていないし路上喫煙禁止だったり車両進入禁止だったり警察の巡回がちゃんとされていたり、かなりパリッとした町です。そして山です。素晴らしいですね。





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本日の晩ごはん

ナイスミドルと合流し、一緒に晩ごはんを食べに行きました。いつものお楽しみプレート・ターリーを頼んだのですが、昨日食べて一瞬でどハマりしたチーズカリーのシャヒ・パニールが付いていました。手前のやつです。

もうこれから毎日食べてやろうというくらいハマっているのですが、ナイスミドルから「ものすごくカロリーが高いから毎日食べたら太ってしまうよ」との忠告がありました。

私ちょいちょい「旅先では食べても食べても痩せるんですのよオホホ」とかいう感じ悪い発言をしますが、それは旅先では動きまくっているからであって、実家に帰ったら一瞬で体重は元に戻るし、あまり動かずいつものペースで食べたら普通に太るので、決して特異体質な訳ではありません。なのでエブリデイチーズカリーはちょっとやめておこうと思います。


で、夜はナイスミドル宅にホームステイさせて頂いたのですが、夕飯を御馳走になったりお菓子を買ってくれたり珈琲を入れてくれたり上着を貸してくれたり合鍵を貸してくれたり親切にしてもらいすぎてビビり、私の中の遠慮シスギーヌと借りてきた猫症候群と対人恐怖症の入り交じった疾患がザワザワ音をたて始めたので、明日は普通のホテルに引っ越すことにしました。ナイスミドルは「カウチサーフィンってこういうものだよ。遠慮はいらないのに」と言ってくれましたが。

もっと臆せず交友関係を築ける人間になりたかったですが、私はもう良い大人で人格は形成・確定済みなので、今後変われる事はないだろうと諦めています。パーリーピーポーやウィーアーザワールドを好まないのは、単に彼らが羨ましすぎて見てらんないからです。



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<情報コーナー>

○ チャンディーガルからカルカ

バススタンド43からローカルバスに乗り、ちょうど一時間くらい。運賃40ルピー。

○ カルカ・シムラ山岳鉄道(Kalka-Simla)

他の列車と同じくCleartripからネット予約できる。所要約5時間半。私が買ったのはカルカ12:10発のACCクラス(エアコン付き座席)で、運賃300ルピーだった。

また、カルカからシムラ、あるいはチャンディーガルからシムラはバスも走っている。

| インド | 21:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

コルビュジェの街チャンディーガル

本日はチャンディーガル観光をします。

ここチャンディーガルはル・コルビュジェが設計した計画都市で、基本ゴチャゴチャした造りのインドには珍しい縦!横!ビシィッ!!な街並みが特徴です。また、別の作家が作ったアート公園がありその他の博物館も多くあることから、建築とアートの町などと紹介されているオサレタウンです。





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コルビュジェさん

ル・コルビュジエとは、

スイスで生まれ、フランスで主に活躍した建築家。フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」として位置づけられる。

という人です。Wikipedia先生より。

確か鉄筋コンクリートを使った装飾性の低い建造物をよく創る、モダニズム建築の巨匠とかそんな感じです。




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チャンディーガルを上空から見るとこんな感じです。

縦!横!ビシィッ!!でしょう。ナナメ!ナナメ!ビシィッ!!ですかね。




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本日はまず、ル・コルビジェの作品群がみられるキャピトル・コンプレックスという所に行ってみます。

だいぶ遠いのでバスに乗ろうと思い、現在バススタンドを目指して歩いているところです。が、この風景。道が異様に広くて長く、1ブロック歩くのにえらい時間がかかります。何なんですかこれ。歩いても歩いても景色が変わらないんですけど。




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本日の朝ごはん

ようやく辿り着いたバススタンドから市バスに乗り目的地まで来ましたが、キャピトル・コンプレックスの見学は必ずガイドツアーに参加する必要があり、一回目10:00のそれに遅刻しました。ツアーは10:00/12:00/15:00なので、次は12:00です。

というわけで、とりあえず朝ごはんにしました。

サモサ・チャンナというのにしてみたら、サモサのカレーがけでした。いらんもんかけよってからにと思いましたが、これが思いの外美味しかったです。サクサクサモサに熱々ジュンワリカレーがピッタリで。完全に飽きたと思っていましたが、カレーもまだまだ行けそうです。




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ネック・チャンド・ロックガーデン

12:00まであと一時間半あるので、キャピトル・コンプレックスの近くにある別の名所を見に来ました。

こちらの「ネック・チャンド・ロックガーデン」は、およそ50年ほど前にネック・チャンドさんと言う人が作った廃材アート公園です。街作りの過程で出た廃材を使って、夜中に一人でコソコソと作品を作り続けていたのだとか。それが今や大人気テーマパークです。




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中は迷路のように入り組んでおり、そして広いです。想像の10倍くらい広いです。これキャピトル・コンプレックスまでの移動を含めて1時間半で片付くものじゃなかったかもしれません。





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こんな良い感じのエリアもあり、のんびりできます。





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おそらく敷地全体は後から作り足されたもので、ネック・チャンドさんの作品はこの辺りが主であると思われます。こんなのが何百何千とあるので結構不気味ですが、よく見ると愛嬌のある顔をしており、よく見なくてもマヌケな姿のお人形もあります。可愛いです。


という感じのロックガーデン見学でした。時間がないのでかなり早足で見ましたが、もっとじっくり時間をかけたら色んな発見がありそうです。





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セクター1のツーリストインフォメーション

キャピトル・コンプレックス見学ツアーに参加するには、こちらの事務所で参加登録をする必要があります。パスポート必須です。

記帳などする必要はなく、受付のお兄さんがパスポートのコピーを撮って他のお客さんと談笑しながらPCに何か入力するのをボケーーーーーーーーーーっと15分くらい待っていれば完了します。仕事が遅すぎやしませんか。大丈夫ですか。





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インド若者の群れ

本日はデリーの大学だか高校の建築科の学生達が見学に来ており、彼らだけで既に108人のビッグツアーになっていたそうです。そこに普通の観光客10人くらいを混ぜて、120人ツアーはゾロゾロとスタートしました。やはり10:00の方に参加すべきだったようですね。

しかしこうして108人の煩悩達を見ていて思うのは、インド人の中にはたまに驚くような男前がいるということです。日に焼けたオーランド・ブルームみたいな人とか。私世界一の美女はインドにいるんじゃないかと勝手に思っているのですが、世界一の男前もインドにいるのかもしれません。





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オープン・ハンド・モニュメント

そうして始まったキャピトル・コンプレックスツアーですが、まず現れたのはこちら。オープン・ハンド・モニュメントです。ハンドということは手ですね。鳩サブレーかと思いました。

このサブレーは町のシンボルなのだそうで、その意味するところをガイドさんがしっかり説明してくれましたが、全然聞き取れませんでした。ちょっとガイドさんと私の間に言葉の壁及び108の壁が。若者達より前に出てパードゥン?する勇気は無いのです。





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高等裁判所

続いてはこちら。逆行で何が何だか分かりませんが、高等裁判所です。

ここチャンディーガルの町はナントカ州の州都ですので、こうした重要な施設がいくつもあります。それらを集めたものがキャピトルコンプレックスですので、個人で勝手に見学するわけにはいかないのだと思います。実際、ツアーの横には銃を持った警備員が常に引っ付いていました。


ガイドさんは、

「以前はラホールが州都だったけど、パキスタンがインドから独立したときにラホールはパキスタン側になってしまった。代わりにこのチャンディーガルを州都にするべく再開発した。」

「で、どうせならすごく立派で美しい街にしてやるぞ見さらせパキスタン!と言うことで、著名な建築家コルビジェ先生を呼んで街の設計をしてもらった。」

というような話をしていました。いや流石にそんなハッキリとは言っていませんでしたが、つまるところはそういう話でした。





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影の塔

かろうじて聞こえた解説によると、この中に光が入って暖かく、冬はとっても良いですよとのことでした。

今回私は12:00のツアーに参加しましたが、15:00のツアーだと西日が良い感じに入って綺麗な影が出来るんじゃないかと推測します。タイトルがこれですので何かしら影に関係させないと。





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行政庁舎

これは外から見るだけですが、コルビュジェコンクリートに覆われた巨大建造物は迫力がありました。





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議事堂

議事堂は内部の見学ができました。ただし撮影は禁止で、リュックや携帯などは全てクローク(無料)に預けないといけません。

内部は鉄筋コンクリートが空間を横切り機能そのものがデザインと化した、まさにコルビュジェの世界でした。

議事堂は州のものなので大きくなく、そのせいで余計に閉塞感がありますが、天井部分に謎のまだら模様の板が貼られていました。このころにはもうガイドさんの解説をほぼ聞いていませんでしたが、「キドニー(腎臓)」という単語が聞こえたので内臓を型どった装飾なのかもしれません。何故議事堂に内蔵を。

・・と思い調べて見たところ、コルビュジェはこの街全体を人体に見立てていたそうです。行政の中心であるセクター1が頭部で、色んな店が集まる商業の中心地セクター17が心臓、という具合に。頭部に腎臓があるみたいですが大丈夫でしょうか。




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ツアー終了後のお散歩

以上、キャピトル・コンプレックスツアーでした。大体一時間半のツアーでした。

見学の仕方が雑だった件をお詫び申し上げます。私美術工芸は割と好きな方ですが、建築は全く詳しくなかったのです。いや美術工芸も詳しくはないですが。

それなのに何故この街に来ようと思ったかというと、なんかそういうお洒落な世界に触れてみたかっただけです。





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Government Museum and Art Gallery

セクター1からまた無駄に広く長い道を歩いてやって参りましたのは、政府運営の博物館&アートギャラリーです。こちらの建物もコルビュジェの設計です。なのに入場料10ルピーの、写真撮影許可5ルピー。合わせて15ルピー(26円)です。コルビュジェ先生の叩き売りはやめて差し上げてください。





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こういうのが好き

平面美術のコーナーが良かったです。古い宗教画やイラストなど。撮影許可を得ているのを良いことに、気に入った作品をバシャバシャバシャバシャパパラッチ並みに連写しました。すごく楽しかったです。

最近描いていない旅漫画ですが、実はこういう要素を取り入れた歴史文化デザインインテリジェントオサレ漫画にしたいと思っていました。幸い世界の美術デザイン資料はコツコツと撮り溜めていますので。それがどうしてあんな感じになってしまったのか、不思議でなりません。





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セクター17

博物館からさらに歩いて、セクター17へ。この辺りはお店が建ち並ぶ商業エリアと聞いていましたが、確かにお店は建ち並んでるけど向こう岸が遠くて行く気にならん・・という商業施設の設計としてはちょっと問題がある気がする造りでした。





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本日のおやつ

この街広すぎてすごく疲れるので、夕飯前ですがおやつを食べてエネルギー補給をしました。

本日のおやつは野菜のパイと、バススタンドの売店で買ったハンバーガーです。野菜のパイはややカレー味でしたが、ハンバーガーはマヨネーズ味でした。

インドはすっかりカレー粉に溺れとると思っていましたが、意外とそれ以外の味も食べられるもんだなと、ちょっと安心しました。




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バススタンド17からまた市バスに乗り、我が宿のあるセクター45に戻って参りました。ここはブロックの内側に入るとごっちゃりインドワールドが戻って来て、悔しいですがちょっと安心感があります。

インドの喧騒は未だ好きにはなれませんが、コルビュジェタウンのズバーン!ビシーイッ!オサレッ!な感じに比べれば随分落ち着くことが分かりました。私はスイスよりはインド寄りの感性ということでしょうか。ちょっと納得いかないですけど。





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ジャンク街

わたくし車もバイクも全く詳しくないですが、このジャンク風景にはときめきました。

ジャンク品というか廃材なんじゃという商品ばかりですが、インド人はこれをしっかり使いこなすのですね。素晴らしい技術です。そら事故も多発しますわ。





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本日の晩ごはん

本日の晩ごはんは、昨日と同じ店で謎の何かを指差し注文してみました。

そしたらこれが大変美味しくて感動しました。お豆腐みたいなチーズがたっぷり入ったカリーなのですが、ルーが濃厚でチャパティと相性バツグンだったのです。一瞬でハマりました。シャヒ・パニールというお料理のようです。パニールはカッテージチーズを押し固めたものとのことです。


以上、チャンディーガル 観光でした。

明日は山岳鉄道でシムラという町を目指します。
ここからはお楽しみのインド北部山岳地帯を巡る旅です。


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<情報コーナー>

○ キャピトル・コンプレックスとロックガーデン

キャピトル・コンプレックスはセクター1にある。10:00/12:00/15:00のどれかのガイドツアーに参加して見学する。セクター1のツーリストインフォメーションで参加登録をするので、開始15分前くらいには行った方がいい。登録にパスポートが必要。参加費無料。約1時間半ほどの徒歩ツアー。英語解説あり。

ロックガーデンもセクター1にあり、ツーリストインフォメーションから徒歩10分くらい。入場料30ルピー。

○ チャンディーガルの市バス

分かる範囲だけ。

バススタンド43から市バス202番がセクター17を経由してセクター1の高等裁判所まで行く。運賃20ルピー。

バススタンド17から市バス20番に乗ると、セクター44と45の間のバス停で下車できる。今回の宿(昨日の情報コーナー参照)にも近い。運賃15ルピー。

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デリー寄り道チャンディーガル行き


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本日はチャンディーガルという町を目指します。


次の町はデリーの予定でその次はアムリトサルで〜、と思っていたのを直前でチャンディーガルに変更したので、当然列車の予約もギリギリになり、昨日は朝からすったもんだでした。

まず週に一本しかないチャンディーガル直行列車が売り切れで、外国人専用チケットを買いに駅までチャリンコをこいだのにこちらも売り切れ。

ならばとデリー経由を買おうとしたもののなんやかんやで予約できず、とりあえず乗り継ぎ便のデリー発チャンディーガル行きを先に押さえて、デリー行きは朝イチでバスを探すことに。

と思っていたら良い時間の列車の空席が出ているのを夜更けに発見、急いで予約。しかし早朝5:20発なので4:00ごろには宿を出てタクシーを捕まえねばならず、事前に宿に頼んでおこうと思ったらちょうど同じ時間に駅に行く子がいたのでワーイ相乗りしましょうそうしましょう!

→ 後から利用駅が違ったことが判明。



というわけで、早朝4:00、日の出前、タクシー予約はしておりませんなうです。

宿の人も寝ている状態で一人宿前の暗闇に足を踏み出した私は、この時間町中にはオート力車愚連隊などいないことを知りました。駅までは7,8キロなので、歩いていてはとても列車に間に合いません。

とにかく早足で歩いてタージ・マハル前まで来てみましたが、人っ子一人おりません。要らないときはいくらでも沸いてくるくせに、必要なときに一人もいないとは。稼ぎ時ですよお前ら出あえ出あえ!ほんとに遅刻するう!!

・・いや、でも待ってください。よく考えたら、乗るのはインド鉄道です。しかも遥々どこか遠くからやってくるインド鉄道です。必ず数時間の遅れを出しているはず!さっそくネットで運行状況を調べてみましょう!


「運行状況:7分の遅れ」


なぜ7分しか遅れていないのですかやる気を出さないでください!!




その後、唸る野犬と飛び交う野猿達を避けて一時間ほど町をさ迷いましたが力車は見つからず、幹線道路に出ようとしたらゲートが閉まっていて振り出しに戻り、ついに列車出発まで30分を切ってしまいました。駅までは6キロです。


これはもう無理っぽいですね。





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アグラ・カント駅

・・と、諦めかけた瞬間はぐれ力車が目の前を通ったので、101回目のプロポーズをかましました。

言い値で乗るよ!200か!?300か!?と必死の形相で詰め寄ったら、なんと100ルピーでした。結婚してください。




さて、本日はスリーパークラスが満席で取れなかったので、一個上のAC3クラスを予約してあります。

列車は遠くどこかから夜を越えて来たものなので、車内には既にぐっすりおねむの皆さんが詰まっていました。真っ暗闇の中から見つけ出した私のベッドは先ほどまで誰かが寝ていた様子でしたが、気にせずそのまま寝ようとしたら、車掌さんが新しいシーツを持ってきてくれ、名簿確認もしてくれました。

直前でプラットホームが変わった列車に急いで飛び乗ったのでこれで合っているか不安でしたが、大丈夫だったようです。


列車は9:05デリー着ですので、それまで少し眠りました。





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ニューデリー駅

時間通りの9:05。列車は終点のニューデリー駅に到着しました。この後乗るチャンディーガル行きは14:35の出発ですので、それまで自由時間です。

一応電光掲示板をチェックしてみたら流石にまだ列車情報は出ていませんでしたが、薄汚れた服装の謎のおじいちゃんに声をかけられ、チャンディーガルに行くんですよと答えたら「14:35発のチャンディーガル行きだな。プラットホームは10番だよ」と教えてくれました。な、何者・・!?と驚いていたらそれが伝わったようで、「俺は駅員だよ」と腕章を見せ、ニヤリと笑ってくれました。

正直しびれましたが、出来ればもうちょっと駅員ぽい格好をしてください。せめて便所サンダルを脱いで普通の靴を履いてください。





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ニューデリー風景

駅を出たらタクシー愚連隊に取り囲まれるだろうと覚悟を決めていたのに、囲まれるどころか声さえかけられませんでした。そのあと商店街を歩いてみても、愚連隊からもホテル呼び込みからも旅行会社からも全く声がかかりません。私が見えないんでしょうか。すぐそばにいるのに。紅。

いやほんと、何なんでしょうかこの街。調子狂います。




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野犬達

デリーの野犬は肥えていました。

今いるセントラルパークの辺りは外国ブランドの店やオサレカフェが多く比較的裕福なエリアっぽいので、野犬も良いものを食べているのでしょうか。





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セントラルパーク

芝生に寝っころがって、先ほど知り合ったおっちゃんと喋っています。歩いていたら声をかけてきた第一街人のおっちゃんです。




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シュリーナガル

怪しさ満点のそのおっちゃんを最初は警戒していたのですが、少しだけ話を聞いてみたら北方のシュリーナガル出身でそこにお父様が宿を構えているらしく、北方情報を沢山お持ちだったのでノコノコ付いて行ってチャイを奢ってもらいあまつさえ芝生で談笑しております。情報に釣られるちょろ旅人、私です。

シュリーナガルは特に行く予定のなかった・・というかその存在すら知らなかった町ですが、おっちゃんが見せてくれた現地の写真がんまあああああえあいあああえあ素晴らしい山の風景で一瞬で好きになったので、行きます。宿の住所と連絡先、行き方、お薦めバス会社の名前、そしてちゃっかり宿泊割引の約束も取り付けたのでもうこっちのものです。

ただ、地図からもわかるようにこの辺りは領土問題で揉めているエリアなので、その辺だけ心配です。おっちゃんが見せてくれた宿の紹介ページや町の写真を見る限り平和そのものですし、旅行者も普通にいるようなのでまあ大丈夫だとは思いますが。




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本日のお昼ごはん/ケンタッキー

デリーには必ずファストフード店があるはずと思い、楽しみにしていました。しつこいようですが、カレーに飽きたんです。

久しぶりに食べるジャンクフードの味はこんなに美味しかったっけ?と驚くくらい絶品で、五臓六腑に染み渡る思いがしました。五臓六腑に染み渡るジャンクフード。身体に悪そうです。

肉も久しぶりに食べました。筋骨が生き返る感じがします。ベジタリアンやビーガンの人はどうやって身体を保っているのか、ずっと気になっています。やはり大豆でしょうか。



さておき、今後もたまにジャンクフードや中華など、インド料理じゃないものを挟んで気分転換をはかりたいと思います。

本当はカップ麺でも食べさせて貰えればお口リフレッシュで財布も温かなのですが、インドの宿はあまりお湯をくれないのです。たまにくれても有料だったりで。そう考えると、いつでもどこでもカップ麺と無料のお湯が手に入る中国は良い国でした。




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地下鉄

ケンタッターを楽しんだセントラルパーク界隈とニューデリー駅はかなり近いのですが、首都の地下鉄がどんなものか見てみたかったので一駅分ですが乗ってみました。空港みたいに広い地下鉄駅は広々綺麗で案内も分かりやすく、首都って感じがしました。

都会と言うだけで敬遠していましたが、もしかしてそんなに悪い街じゃないのかもしれないなと思えてきました。

シュリナガルのおっちゃんは「デリーの人間は決して信用するな!」と言っていましたが。でもインドの人って大抵他の町の悪口を言うので、聞いていたらキリがないです。それに貴方のことも別に信用してな





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本日の列車

駅構内の薄暗いフードコートで時間を潰し、時間より少し前に来た(などという奇跡は初めて見た)列車に乗り込みました。

本日の予約席はセカンド・シッティングとかいうクラスで、たぶん二等座席みたいな感じです。スリーパークラス以上の混沌車両かと思いきや、皆ちゃんと自分の席に座って大人しくしていました。隣人との境界がなくポテチの粉が降り注ぐスリーパークラスより、よほど快適な旅ができそうです。




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車窓から


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チャイ

車内でチャイを買ったら珍しい形態でした。普通のチャイの方がそりゃ美味しいですが、ビスケットのおまけが嬉しかったです。




(駅の写真撮り忘れ)

列車はぴったり時間通りにチャンディーガル駅に着きましたので、市バスで最寄りのバススタンドまで行き、そこからはオート力車と徒歩で本日の宿にやって参りました。

バススタンドからは全編徒歩でも良かったのですが、チャンディーガルは完璧に整備された町なので道路が異常に広くて長くてまっすぐで、広いせいで街灯が間に合っていなくて、ついでに人もまばらで妙に閑散としているので、そんな道を夜間に一人で歩くのは流石に怖かったのです。あのやかましくて暑苦しいインドの喧騒はどこへ行ってしまったのでしょう。




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本日の宿

で、本日の宿なのですが、高いです。

チャンディーガルは安宿が全然ない町らしいのです。一応バススタンド内に国だか町だかがやっている比較的安い宿があるようなのですが、到着が夜なのでどうせ満室だろうと思い早々に諦めました。

代わりにネットで見つけた中では一番安い宿を予約しておいたのですが、それでも8ドルです。バラナシの久美子さん家なんか1.5ドルなのに。




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宿の案内(右のピン)と実際の所在地(左のピン)

しかもこの宿、予約サイトに出ていた場所と全く違うところにあります。案内に従って右の場所を目指した私は案の定宿を見つけられず、途方に暮れてその辺の布屋さんに助けを求めました。

そしたらすごく親切にしてもらいました。

言葉が通じないにも関わらず、布屋さんは私のおかれている状況を瞬時に理解して宿に電話をかけ迎えを頼んでくれ、その間私を店の中で待たせてくれたばかりか、ジュースまで奢ってくれたのです。

夜間到着&迷子の不安も相まって、その温かさに泣きそうになりました。インド人を全ていっしょくたにして文句を言っていた二週間前の自分を、力一杯ぶん殴りたいです。優しくてあったかい人がいっぱいいるのに。





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これは一体

で、その温かさが一瞬で冷めるような本日の宿なのですが、シャワーがありませんでした。上の写真は本来シャワーがあるべき場所に引っ付いていた何かです。

シャワーは室内に無いだけではなく、外に共同バスルームさえない本当のバス無しです。他の部屋にはあるようですが、一番安いこの部屋には無いのだそうで。




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これでいくか

まあこういうのはあるのでシャワーくらいどうとでもなりますが、この寒いのに当然お湯は出ないので、そこがだいぶ辛いです。まあ二泊くらいシャワー無しでも別にいいんですけども。どうせここインドですし。

ただ、先ほど書いた飲用熱湯貰えない問題も含め、電気ケトルかコイルヒーターを買っておくと大分便利かもしれないなあと最近考え始めています。




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本日の晩ごはん

道に迷ったせいでもう21:00近いので、宿から徒歩10秒のところにある食堂に入りました。すごく小さくて目立たない店なのに、ここのターリーが大変美味しかったです。明日も来ようと思います。


明日はチャンディーガル観光をします。


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<情報コーナー>

○ チャンディーガル駅から市内

東側のメインゲートから出て駅を背に数100m歩くと小さなバス停があるので、そこから市バスに乗る。バススタンド17または43行きが分かりやすく本数も多い。運賃10~20ルピーくらい。

上記二つのバススタンドからは各セクター行きのバスが出ている他、デリーやシムラなど、他の町へ行く中・長距離バスもある。

○ チャンディーガルの宿

「New Hotel Royal Blue 1」
シャワー無しシングルが8ドル。トイレは流石にある。シーツがどうみても交換されてない。Wi-Fiはあるが部屋には届かず、共同スペースなども無いので廊下や階段で使うしかない。全くお薦めではないが、ネット予約できる中では最安値だった。
バススタンド43から2キロ、徒歩だと30分くらい。オート力車は値切って50ルピー。booking.comで予約できるが地図が間違っているので注意。(本文参照)

その他、バススタンド17にドミトリー300とか500?の宿がある。チラッとしか見ていないので値段は不確か。チャンディーガルの宿は総じて高い模様。

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