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コルカタ④さらに体力を奪われる


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コルカタ市内外国人用チケットオフィス

次の町はバラナシに決めましたので、列車の切符を買いに参りました。当初はブッダガヤの予定でしたが、色々考えた末に変更しました。

インド国内の移動はバスもあるけど列車が主だそうで、しかしインド列車の切符はすぐに売り切れてしまうので早めの予約を!数日前には絶対!!6本先まで予約できるから!!!数か月前に売り切れてしまうことも!!!!などという頭痛を通り越して脳がパーンとなりそうなレベルの面倒臭い情報がネットに溢れていました。

なので私はインド鉄道なんか絶対乗るものかと思っていたのですが、実際のところは前日とか当日に買えないこともないということが分かったので、仕方無く乗ってやることにしました。仕方無くなっ!




切符は二日前までならキャンセル料が格安なことから、とりあえず予約しておいて予定が変わったらがんがんキャンセル&ニューチケット購入、という方法がよく取られているそうです。そのために「キャンセル待ちチケット」というのも沢山発行されていますが、キャンセル待ち番号が若ければ結構普通に乗れるそうで。

私の目当ての列車はキャンセル待ち2件でしたのでおそらく乗れるでしょうが、私はインド鉄道初心者ですので今回は無理をせず、しっかり空きのある一日後(明後日)の切符を買います。また、スリーパークラスというのが安くて良さそうですが、こちらは地元インド人で溢れており初心者は簡単に負けそうなので、まずはAC3という上位クラスの一番下に乗ってみます。さらに、駅の切符窓口はインド人の大群との戦いが待ち受けているとかいないとかいう話を聞いたので、「外国人用券売オフィス」なるものに来てみたわけです。

完璧でしょう。わたくし慎重派なのでございます。

なお、切符はネットの予約サイトを使って購入することもできます。私は昨日4時間ほどかけてこのサイトのメンバー登録を行ったんですけども、クレジットカード決済がうまくいかずに結局買えませんでした。

なので、この列車の番号をメモしてこのオフィスまで来ました。






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外国人用オフィスというので欧米系バックパッカーとかが沢山来ているかと思いきや、そういう人は二人しか見かけず、その他ほとんどのお客さんはインド人ぽい人達でした。もしかしたらお顔立ちが似ているだけの近隣諸国民かもしれませんが。



さっそく申込用紙を貰って乗りたい列車番号や搭乗者情報などを記入し、番号が呼ばれるのを待ちます。窓口は2つ開いていて、一つはおじちゃん二人がのんびり対応。もう一つは怖い顔をしたおばちゃんが大声で怒りながら切符を発行していました。

この人に当たりませんようにこの人に当たりませんように・・・

すると私の前の番号17番の人がこの人に呼ばれたので、ホッと一安心。18番の私はおじちゃん窓口に行けそうです。

が、17番の人の書類に不備があったようで、

おばちゃん「書き直して来なさい!次!18番!!」


ヒエエエエエ




しかし実際対応してくれたおばちゃんは、決して嫌な人ではありませんでした。声が大きくて圧があるので滅茶苦茶怖いですが、一つ一つの項目を丁寧に確認して、頷きながら情報入力をしてくれています。声が大きいのは、おそらく不慣れな外国人にも聞き取りやすくしてくれているのだと思います。


おばちゃん「電話番号はこれで間違いないわね!?」
私「ヒイ!イエス!!」

おばちゃん「パスポート番号はこれね!?」
私「イエス、サー!」

おばちゃん「名前のスペルはこれで合ってる!?」
私「はい喜んで!!」


チビるかと思いました。



私のメンタルをカンナでバリバリ削りながら予約を進めてくれるおばちゃんですが、私が選んだ列車番号をPCに入力するや、「これは駄目よ!」と急に顔色が変わりました。つい先ほど確認した際は空席があったので満席ということでは無いと思うのですが、おばちゃんが言うには「外国人は駄目なのよ」とのことで。そして「あなたが予約できるのはこれかこれか、この列車だけよ」と別の列車を提案してくれました。

ちょっと相手方の英語に日本人には不馴れな訛りがあったのと、声の大きさにビビって冷静にリスニングができなかったために「外国人は買えない」ではなく「この外国人オフィスでは取り扱ってない」とかそういう話だったのかもしれませんが、怖すぎて聞き返せなかったので、言われるがまま別の列車のチケットをお願いしました。

しかしここで、私の申込用紙にも不備があることが判明。チャンス!

私「向こうで書き直して来ますね!」
おばちゃん「ここで書きなさい!」


逃げられませんでした。



おばちゃんに言われるがままいくつかの項目を修正したり書き足したりしましたが、携帯に入れておいたホテル住所を探す間、おばちゃんの視線が怖くて怖くて怖くて怖くて手が震えました。別に催促されることも怒られることもないのですが、とにかくもう迫力がすごくて。

そしてようやく全ての項目を記入し終えて列車の座席も確保でき、値段を聞くとネットで見たより1.5倍ほど高くなっていました。

私「せ、1,600ルピーですか?」
おばちゃん「OK!?」
私「ヒィ!お、OKです!」

私「・・・・」

私「ああああの、何故この表示価格よりた、高くなったんでしょうか・・っ!?(震え声)」


おばちゃん「ベラベラベラだからよ!OK!?」
私「おおおOKですっ!!」

全然OKじゃありませんが、怖すぎてこれ以上の追及は無理でした。



後から分かったことですが、私が買ったのは「外国人枠」なる特別な切符だったようです。各クラスか一部クラスかに数席だけ確保されている、インド人は買えない切符なんだとか。

言われてみれば、ネットで調べた限りキャンセル待ちだったはずの切符が、ちゃんと座席の確保をした上で購入できています。一般枠は売り切れでも、外国人枠は残っているということは珍しくないそうなのです。


というわけで、結果として高いチケットを買ってしまったけどまあ席の確保はできたので・・まあ・・・今回は初回ということで・・・

と自分を納得させ、とりあえず第一回チケット戦争(白旗)は終了したのでございます。






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本日のお昼ごはん

頭クラクラ心臓バクバクのままオフィスを出たら、道端食堂のおっちゃんが手招きするのでふらふらと入店しガタガタと着席しました。そして薦められるがまま魚のカレーを注文しました。こちらは手掴み食堂だったようで、スプーンなどは出てきませんでした。

初の手掴みカレーを食べた感想はというと、ぬるかったです。まあ手で混ぜるのに熱々だったら困りますので当然と言えば当然なのですが。魚には大きめの骨が沢山残っていましたので、それを避けるのは大変やりやすかったです。ただ左手は不浄ということで使ってはいけないため、全てを片手で片付けるのは少々難しかったです。

あと食べたあとのベタベタの手はどうするんだろうというのが長年の疑問だったのですが、店の脇にちゃんと手洗い場がありました。樽に水を貯めただけで石鹸もない簡易の洗い場なので、手は黄色いままだしカレーの匂いが残っていますが、思ったよりはすっきりしました。







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聖ポール大聖堂

頭クラクラが回復しないので癒されに来ました。

非常に静かでひんやりした大聖堂の中は、大変落ち着きました。そんな中で一時間ほど座ってぼんやりステンドグラスを見ていたらようやく意識が戻ってきたので、よっこいしょと立ち上がり退席しました。

インド人との戦いinインドはまだまだ続きます。






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Maidan公園

コルカタの地図を開くとでっかい公園がまず目に入るのですが、実際来てみたら土地の贅沢使い甚だしい公園でした。モンゴルを思い出してしまうほどの。

ただっ広い公園で寝っころがる人々や駆け回る子供達、そして何故かいる沢山の馬達を見ながらチャイを飲んだら、とても穏やかな気持ちになれました。






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ベルガチア駅近くのパレシュナート寺院

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コルカタ駅

その後また観光に出かけましたが目当ての寺院が見つからず、目当てじゃない方の寺院すら閉まっていたので、近くにあったコルカタ駅を見学して帰宅しました。頭クラクラの日は色々うまく行かないものです。

なお、コルカタ駅は市街地北のやや離れた所に位置しており、旅行者が主に利用するのは市街地西のハウラー駅なんだそうです。私が本日購入した切符もハウラー駅発です。申請書に「ハウラー駅(コルカタ)」と書いたら「どっちなの!?」と言って(コルカタ)をジャッ!!と消されたことが思い出されます。あのおばちゃんのことは生涯忘れられないと思います。






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本日のおやつ

夕飯の前に、何か不思議な食べ物が売っていたので買ってみました。ポン菓子にふかした芋、トマト、パクチー、ライム、香辛料などが入っていて、サラサラさくさく食べる感じの食べ物でした。こちらも手掴みスタイルでしたので手がベッチャベチャになりました。






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本日の晩ごはん

マサラドーサです。パリパリのクレープのようなものの中に、ほくほくマッシュポテトが入っていました。そのまま食べても美味しいですが、一緒についてきたカレーやヨーグルトソースみたいなのを付けるとさらに美味でした。

こちらも手掴みでしたので、手がベッチャベチャになりました。






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本日の夜食 

宿に戻って冷水シャワーをかぶり、あとは寝るだけというところですが小腹が空いたのでカレーを食べに来ました。宿近くの店にて玉子カレーです。こちらはスプーン付きでしたので、手はベッチャベチャになりませんでした。

食後、ついでにチャイも飲んでほっこりし、明日からまだまだ続くインド人との戦いに備えるのでした。


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