2017年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年08月

| PAGE-SELECT |

ナラントール・ザハとチョイバルサン移動


20170804175043462.jpg
ナラントール・ザハ

本日は東の町チョイバルサンに向かいますが、出発は18:00なのでそれまで町をプラプラします。

まずはナラントール・ザハへ。ザハというのは市場のことで、ここナラントール・ザハはウランバートル最大の市場なんだそうです。ということはおそらく国内最大なのだと思います。





201708041750432b6.jpg

10時半に着いたらまだほとんどの店が半開きでしたので、隣の屋根のある市場に来てみました。店同士が透明な板で区切られていて、なんだか面白い光景です。

ここでは変わったチーズや謎の食べ物も売られていて、何か買おうかなと思いましたが、常温であと2週間以上もつかわからなかったので断念。日本でバックパックを開けたら新種の菌類が大フィーバー!していたらすごく嫌です。





20170804175043f38.jpg

20170804175043260.jpg

20170804175043fa0.jpg

20170804175231504.jpg

2017080417523130b.jpg

少し時間を置いて、再びザハへ。色んなものが売っています。

自転車やチャリパーツの細かなものも売っていましたので(中古っぽいのも多いですが)、パーツを求めるチャリダーの方はここを覗いてみると良いのではないでしょうか。

また、馬具はここでも売っていました。キャンプ用品も。生きた馬は流石に見ませんでしたが、チャリ旅なり馬旅なりに必要な道具は、大方ここで手に入りそうです。





201708041756578eb.jpg

今回是非とも騎馬民族の伝統ブーツを買おうと思っていたのですが、気に入ったのがありませんでした。残念。試しにお値段を聞くと、ロングブーツの言い値が80,000Tg(3,600円くらい)と割とお手頃価格でした。

代わりにモンゴル人がいつも羊の肉を削ぐのに使っているナイフを買おうかと思い付いたものの、結局こちらも断念。日本には銃刀法があったことを思い出したからです。割と厳しいですよねあのルール。ナイフをチャラチャラ持ち歩いてる輩なんかは言語道断ですが、キャンプ用とか料理人とかも引っ掛かりかねないと聞いて戦慄しております。





20170804175801138.jpg
バヤンズルフ・バスターミナル

20170804175657871.jpg
本日のバス

宿に戻って荷物を受け取り、バスターミナルに来ました。18:00のチョイバルサン行きに乗ります。切符は昨日のうちにここへ来て買っておいたので、あとは乗るだけです。こう見えて割と計画的に動いているんですよ私は。ふふふ。

およそ12時間のバス移動ですが、乗り込むやいなや隣のおっちゃんビールを差し出され、「飲むか?」みたいなことを聞かれました。トイレに行きたくなったら面倒なので断りましたが、そうじゃなかったら絶対貰っています。非常に残念です。


明日は一日チョイバルサン滞在です。件の東部国境越えバスチケットを買うという一大ミッションがあります。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

○ ウランバートルからチョイバルサンへバス

バヤンズルフ・バスターミナルから、毎日8:00/13:00/18:00。所要11時間くらい、運賃31,600Tg。

○ バヤンズルフ・バスターミナル

東方面に行くトロリーバスのT2かT4に乗り、中心部より所要20〜30分ほど。
ライオンというかチャウチャウにしか見えないモニュメントを過ぎて、2つ目のバス停で下車。反対斜線に渡って右に50mほど歩いたところにバスターミナルがある。地味なので、本文の写真参照。切符売り場は写真左手の小さな建物の中。

| モンゴル | 17:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ウランバートル帰還(3回目)


20170804171702e92.jpg
ウランバートル行きバス

本日はウランバートルに戻ります。もう何回目だという感じですが、全ての道はウランバートルに通ず状態なので仕方ありません。私だってもう飽きているのです。


ハラホリンは、なかなか収穫の多い町でした。町自体というより、宿で知り合った人々から聞いた話が非常に興味深かったです。

まずライダーに出会い、「モンゴルは走るのは大変だけど、キャンプはしやすいし景色が最高」という話を聞きました。また、バスの走っていない地方の町と町を繋ぐ道もあるとのこと。「ダートばっかでウンザリするけどね~」とも言っていましたが、そう語るお顔は楽しそうでした。

チャリダーにも出会いました。こちらは宿の人に「ようやるわ」と呆れられていましたが、不可能ではないようです。ただしこちらもダートにやられ、ルートは絞っているそうです。

馬具を買い付けている西洋人も見ました。本人には会えずその荷物を預かった人に会っただけなので、詳しい購入方法や値段は分かりませんでしたが、購入場所はどうやら宿のオーナーのご友人からです。昨日乗馬ツアーに付き合ってくれた人。外国人でも馬や馬具を購入できるということです。

さらに、バス車内で知り合ったフランス人の女の子からは、5泊6日乗馬ツアーの話を聞きました。全日テント泊、4人参加で一人一日60,000Tg(2,700円くらい)だったそうです。安いじゃないですか。しかも全日キャンプとな!?乗馬も上手くなるし、参加すれば良かったです。本当に。

彼女いわく、「楽しいけど身体中痛くなるし、炎天下に一日中だから正直キツかった!」だそうですが、それでもやりたいです。



この子とはモンゴル旅行の話で盛り上がり、フブスグル湖畔を歩いたという話をしたら、「何日くらいかかった?テントは自分の?」と聞かれ衝撃を受けました。西欧人は発想が違うなと。

西欧人バックパッカーはトレッキングやカヤッキング、その他体を使ったアクティビティや、田舎町のんびり滞在が好きな人が多いです。私を含め、どちらかというと町と町を繋ぎどんどん移動していく人が多い日本人旅行者とは、そもそも旅の目的が違う気がしました。もちろん旅行者全員に言えることではなく、傾向の話なのですが。

しかし我等が歩き方先生が指し示す名所と、彼等の道標ロンリープラネットが指し示す見所が随分異なっている点は、非常に気になるところです。

ガイドブックは重いのであまり持ちたくないのですが、私も一度ロンプラを携帯してみようか・・なんて、最近たまに考えます。電子版とか。





201708041717023a0.jpg

ウランバートルに向かう道すがら、謎の地点でフランス人旅行者達が数人降りていきました。反対側の窓なので写真は撮れませんでしたが、道沿いにツーリストキャンプが見えました。隣に座る例のフランス人の女の子に聞くと、「この辺りはミニ砂漠がみられる所らしいよー、砂漠を3日歩くんだって」との事でした。

それ死ぬのでは?

と思いましたが、おそらく自力ではなくツアーに参加してくれるでしょうから、大丈夫だと思います。アメリカ人だったらやりかねませんが、フランス人はそういう無茶はしないと信じています。





201708041717029a1.jpg
ランチ休憩

昼食時、夕食時にまたがるバスは食事休憩を取りますが、私は食べている間に置いていかれてはかなわんのでいつも食べずにバスを見張っています。

今回は暑さに負けてアイスを買ってみましたが、ぬか漬けの味がしました。これ何味だったんでしょうか。




その後時間通りウランバートルに着き、予約した宿に向かいましたが、宿に入れませんでした。宿自体は目の前に見えているのに入口が分からず、ようやく見つけるも鍵がかかっており入れず、ノックにも応答なし。仕方なくドアに貼ってあった番号に電話するも、こちらも応答なし。その後数十分待っても何も変わらず、流石にキイ!となりました。





201708041717021cc.jpg
本日の宿/前回、前々回と同じ所

で、仕方なく予約を蹴飛ばして、前と同じホステルに戻りました。三度目のこんにちは。それがちょっと気恥ずかしくて別の宿に泊まろうとしたんですけどね。





20170804171702327.jpg
本日の晩ごはん

夕飯は前回から気になっていた謎のラーメン屋に入りました。メニューは色々ありましたが、チーズ&羊ミートボールというおよそラーメンとは無縁と思われる組み合わせを頼んでみることに。

お味はというと、サッポロ塩ラーメンをくたくたに煮て溶き卵を加え、チーズと羊ミートボールを載せた味でした。もしや使っていますね?


明日は東方の町、チョイバルサンに移動します。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

○ハラホリンからウランバートル

10:00/14:00の一日二本、17,000Tg、所要6時間くらい。

| モンゴル | 20:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ハラホリン② モンゴルの草原を馬で駆ける


20170804014111865.jpg
本日の相棒(馬)

本日は馬に乗ります。





20170804014111045.jpg
本日の相棒(人)

乗馬ガイドさんです。私が泊まっている宿のオーナーさんのご友人なんだとか。モンゴル語の人ですがこちらが投げかける英単語は割と拾ってくれ、日本語も「ヤギ」と「ナンテコッタ〜」だけ知っていました。誰だ教えた奴。





20170804014542c97.jpg
今日はよろしく

私は乗馬は全くの初めてというわけではなく、以前南米で乗ったことがあります。

そのときのガイドさんは年若い少年だったため、だいぶ無茶をしてくれて死ぬかと思いましたが、それで乗馬に慣れたかというとそうでもないです。むしろ恐怖心を植えつけられただけの様な。なのでやはり、私は乗馬ど素人ということになります。

というわけでガイドさんに手綱をもう一本引っ張ってもらい、「決して離してくれるなよ」と念を押しての安全第一乗馬体験、スタートです。





201708040141115dd.jpg

歩き始めてすぐに、他の乗馬ツアーグループに遭遇しました。私とは違い、皆ひとりで馬を歩かせています。いいなあ!と思ったのでさっそくガイドさんに申し出て、私もひとりで乗らせてもらうことに。早くも安全第一主義を放り投げました。






20170804014111c32.jpg

20170804014111064.jpg

一人で乗ってみたり、ちょっと走らせてみたり、明後日の方向に行きかけたり、再びガイドさんに引っ張って貰ったりしながら40分程度。少し慣れて来たところで最初の休憩です。ガイドさんのご友人宅か、もしかしたらご本人宅かもしれません。

このお宅では、ヨーグルトを振舞って頂けました。牛のヨーグルトだそうで、少し酸味が強いものの割と知っている味に近いです。

あと、子猫がいました。防犯上大型犬を飼っているゲル宅はよく見ますが、猫はあまり見ないです。よ、久しぶり!って感じです。国やエリアによって犬が多いところと猫が多いところに分けられますが、それでいうとモンゴルは圧倒的に犬が多いです。野犬も多く狂犬病注意地域ではあるものの、今のところ凶暴な野犬には出会っていません。皆どことなくのんびり顔です。





201708040141518c7.jpg
牛の群れ

時期的に子牛が多く見られます。小さいながらもしっかりした足取り。可愛いです。





20170804014151777.jpg
ヤギの群れ

ヤギもまた、子ヤギの姿が多く見られます。





20170804014151852.jpg

20170804015124da3.jpg

山の向こう側にぐるっと回ると、良い感じの景色が広がっていました。

ゲルが点々とあり、そこの家畜と思われる牛やヤギ達がそこかしこで草を食んでいます。馬の群れもおり、ガイドさんが口笛で合図すると待ってましたとばかりに走り寄って来ました。まあ可愛らしい。ガイドさん家の馬なんでしょうか。

馬達が自由に草原を駆ける姿は美しく、しかしモンゴルの馬は結構ずんぐりむっくりな体型なので、ちょっと親しみやすくて可愛いかったです。





20170804015124084.jpg

2回目の休憩。ちょくちょく休憩を挟みますが、慣れない乗馬であっという間にお尻と膝が痛くなってしまった私には、大変ありがたかったです。

ここにもゲルがあり、お菓子と温かいお茶を飲ませて頂いたのですが、そのお茶がまんまスーテイ・ツァイ(モンゴリアンミルクティー)だったので驚きました。あの独特の風味はミルク由来だと思っていたら、お茶そのものの風味だったんだなあと。ちょっとしたことですが、こういう日々の発見が楽しいです。





20170804015124a43.jpg

ここにテントを張って3泊くらいしたいです。

そのへんの農家に牛乳を売ってもらって、一人ミルク鍋パーチーをするのです。羊肉とじゃがいもを入れて。満点の星空を見ながら。





20170804015124890.jpg
牛追い

2017080401512463d.jpg
羊追い

もともとのガイドさんの仕事なのか私を楽しませてくれているのか、牛やら羊やらを追い回しました。羊は追いかけて散らしただけなのでまあお遊びでしょうが、牛はこの4頭を町の近くまで連れていったので、ガイドついでに一仕事こなしたのかもしれません。

私を連れているせいもあり、まっすぐに誘導できずあっちへフラフラこっちへフラフラする牛達を追うのは大変そうでした。そしてフラつく牛達の「ん?」みたいなトボけ顔がまた可笑しいのなんの。いや本人達は真剣な顔のつもりかもしれませんけども。





201708040159007de.jpg
待ちぼうけ

ガイドさんが本気で牛追いをするために、私と白馬君は一旦お休みです。今日は私の様な素人を乗せて大変でしょうが、もう少しだけ付き合ってください。

ガイドさんに握って貰っている2本目の手綱は時折離され、こうして一人と一匹で待ったり乗って歩いてみたりもできますが、馬は他の馬に付いて行きたがるという何とも可愛らしい性質があるらしく、一人で勝手にどこかへ行ってしまう事はあまりないそうです。ですので、手綱を離されているときもガイドさんの馬と並走でき、安心感があります。






2017080401590092b.jpg

20170804015900f1e.jpg

その後は牛を追いながら来た道を戻り、





20170804015900d66.jpg

最初の休憩ポイントまで戻って来ました。
乗馬はここまでで、帰りは町まで車で送ってくれるそうです。

休憩時間を抜いておよそ5時間の乗馬体験は、お尻以上に膝が痛くなりました。緊張して変な力が入っていたためか、はたまた座り方が悪かったのか。






20170804015900e92.jpg

今日はお世話になりました。

ひとりで自由に馬を走らせられるくらいまで練習したかったですが、日程の都合上今回はここまでです。またどこかで、あるいはまたモンゴルで、しっかり乗馬練習をしたいと思っております。

そして馬旅を目指すからには、馬の生態についても勉強しなければいけません。相手は生き物なので、「故障しちゃったから交換〜」という訳にはいかないですし。相棒を大事にできないのなら、やるべきではないのだと思います。





2017080401590011b.jpg
本日の晩ご飯

宿の食堂メニューにゴリヤシ(モンゴル版グヤーシュ。羊肉の煮込み)があったので頼んだら、「今日はゴリヤシは無理かも。何でもいいなら作るけどどうする?」と聞かれ受け入れたらこれが出て来ました。羊入り野菜炒めとごはんです。シンプルですが、羊の風味が効いててすごく美味しかったです。

モンゴル滞在も残り約一週間。日本では羊は高いですしそもそも冷凍羊はイマイチだと思うので、帰国後羊が恋しくて悶絶するのではないかと今から心配です。

ちなみにモンゴルでは羊肉が肉の中で一番安く、時期にもよりますが1キロ200円とか300円で買えるのだそうです。

私モンゴル人になろう、と思いました。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

○ 一日乗馬体験

ガヤズゲストハウスから、一人一日(6時間くらい)80,000Tg+スタート地点までの送迎10,000Tg。馬レンタル代、ガイド料込み。

なお、ハトガルの「MS Guest House」では確か60,000Tgだったと思うので、大体この辺りがモンゴルの一日乗馬体験の相場だと思われる。二人以上ならもう少し安くもなると思う。

| モンゴル | 21:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ハラホリン①エルデニ・ゾー


20170802101652d1d.jpg

本日はこの町に来た第一目的、世界遺産のお寺エルデニ・ゾーを見に来ました。一応世界遺産だし第一目的と言っているだけで正直それほど興味は無

写真に写っている白い塔(ストゥーパ)に囲まれた広いエリアがそうです。ウランバートルからハラホリンに着くと、このストゥーパが並ぶ白い壁が最初に目に入ります。





2017080210165297b.jpg
入場門

ハラホリンにはかつてカラコルムという名で呼ばれており、モンゴル帝国の首都だったのだそうです。件のエルデニ・ゾーはその名残です。首都・カラコルムがここに生まれたのが1235年で、エルデニ・ゾーの建設が始まったのが1585年だそうなので、カラコルムの歴史で言うとエルデニ・ゾーは割と後ろの方に位置するということでしょうか。

と思いながらwikipedia先生等を読んでいたら、「カラコルムの宮殿などの建築資材を利用」「エルデニ・ゾー建設の資材調達のためカラコルムは荒廃」という一文があり、仲良しかと思いきや食って食われる関係だったんかと驚愕しております。





20170802101652907.jpg

2017080210165200b.jpg

一大観光地なので、目の前には土産物屋や記念撮影コーナーがあります。モンゴルの伝統衣装を着て撮影ができるのですが、滅茶苦茶暑そうなので全くやってみようという気がおきません。大体こういうのは、一人でやるととても虚しい気持ちになるのです。今回はやめておきます。次回はないと思いますが。

しかし、モンゴル人の皆さんは流石によく似合っています。私はド派手な伝統衣装より、普段着のデールを着てみたいです。あのベルトとブーツが格好良いんですよねえ。





2017080210165252f.jpg

201708021016528cd.jpg

入場しました。

外から見るとただっ広そうな印象でしたが、中に入ると想像以上にただっ広いです。どんな感じで見学すればいいのか全然分かりません。

そして入場料は5000Tg(230円くらい)と聞いていたのですが、払っていません。このあたりまでは無賃で見せてもらえるということでしょうか。私は入り口でこれを買うものとばかり思っていたので、今かなり狼狽えてソワソワキョロキョロと挙動不審です。





20170802102902955.jpg
ストゥーパ

108本あるのだそうです。





20170802102902b29.jpg
3つのお寺ゴルバン・ゾー

ここからが有料でした。やっとチケットが買えて一安心。しかし、ここからは撮影禁止のようです。そうとは知らず何枚か撮ってしまったのですが、禁止ということなので写真は載せないでおきます。上の写真は係員さんの真横で撮っても何も言われなかったので、大丈夫・・・なのか?よく分かりませんが、ドツボにはまるのであまり深く考えないことにします。

写真のこれは、仏教寺院です。似たようなのが三棟と、両脇に小さな建物が二棟建っていました。装飾が鮮やかで素敵です。中には大きな仏像や閻魔大王みたいな強面の像、仏画、掛け軸、仏具諸々が沢山ありました。地獄絵図が多かったような。


見学者は、地元の人達以上に外国人ツアーグループの姿が目立ちました。ハラホリンを含めた中央モンゴル周遊ツアーというのが人気なので、それに参加している人達であると思われます。彼らは英語ガイドを連れているので、私は偶然横にいたドサクサで一緒に勉強させてもらうのでした。不可抗力不可抗力。





201708021029026e9.jpg

再び外に出ました。外というか中というか。まだ敷地内なのですが、広すぎて境内という感じが全くしません。





20170802102902818.jpg

件のお経ぐるぐるがここにもありました。一回回すとお経を一回唱えたことになるというあれです。私もこう見えて多少はお勉強しながら旅をしているわけですけども、いや学んだはしから忘れるのであまり意味はないんですけども、最近知ったこのお経ぐるぐるの名前は、「マニ車」というそうです。必ず右回り(時計回り)で回し歩きなさいとのこと。

モンゴルの仏教はチベット仏教由来なので、これもまたそこから来ているのだと思います。一度本場チベットに行ってみたいものです。





201708021029022db.jpg

巨大ぐるぐるもあったので、とりあえず3周しておきました。

モンゴル人含む他の観光客の皆さんも回していましたが、すごく気だるげだったり談笑しながら適当にはたいて回している人がいたり、「お経とは・・」と、やっぱりそこが気になる私でございました。




20170731162922ede.jpg

ついでなので他のお勉強の成果を披露しますと、昨日載せた写真のこれはオボーといいい、山の上や草原の真ん中や河原など、モンゴル中のいたる所で見られます。人々が様々な祈りを持って積んでいった石の山で、そこを通る人々への道しるべの役割も持っているのだそうです。



以上です。他にもついに羊とヤギの区別がつくようになったり、馬と牛とヤギまたは羊のうんこの区別がつくようになったり、ヤギと羊のうんこの区別はまだつかなかったり、日々成長している私です。





20170802102902f83.jpg

エルデニ・ゾー再び。

こちらはラブラン寺といい、現役でしっかり機能しています。中には参拝者の方が沢山いらして、静かにお祈りをしていました。内装といい並べられた仏具といい参拝者の姿といい大変興味深い光景でしたが、さすがにここでカメラを構えるわけにはいかないので、少しだけ見せてもらった後そっと退室しました。



以上、エルデニ・ゾー観光でした。写真が少ないと日記はあっという間に終わってしまいますが、見学自体はそこそこ時間がかかります。急いで1時間、じっくり見て3時間というところでしょうか。

後から調べたら、エルデニ・ゾー内外に他にもいくつか見所があったみたいですが、私はそうとは知らずスルーしてしまいました。行く前に調べるべきでしたね。 





20170802103637c8f_201708021036389f7.jpg

続いて博物館を見学します。こちらは日本の大学やジャイカプロジェクトががっつり関わっている博物館ということで、一部日本語の解説が見られます。

ここにはカラコルムの遺跡から出土した遺物や様々な資料が展示されています。中でも、展示室中央にある首都カラコルムの再現ジオラマがとても良かったです。

こちらも撮影禁止(というか有料)なので、内部の写真はありません。


やはり写真がないとあっという間に終わってしまいますね。せめて本日の晩ごはん写真でも載せようかと思いましたが、カップ麺しか食べていませんでした。




20170802103637c8f.jpg

羊の写真でも載せておきます。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

○ ハラホリン観光

エルデニ・ゾー/入場料5000Tg
ハラホリン博物館/入場料8000Tg
どちらも町の入口あたりにある。小さな町なのでよほど郊外に宿を取らない限り歩いて行ける。

| モンゴル | 21:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ウランバートル帰還からのハラホリン乗り継ぎ



20170731161100c03.jpg

本日はウランバートルに帰ります。バスは15:00。ですがバスの出る隣町行きのミニバスが午前発なので、割と早めに出なければいけません。





20170731161100746.jpg

「ミニバスに連絡したから宿まで迎えに来てくれるよ!11:00ね!」は結局11:45になり、しかも来たのはタクシーでしたが、ミニバスと200円くらいしか違わなかったので遠慮なく乗せてもらうことに。行きは三人で70,000Tgだったんですけど、今回は20,000Tgです。あれが高かったのか今回が安すぎるのか、どっちなんでしょう。


それはさておき、車窓から見える景色がすごく綺麗です。
このあたりを自転車で走ったらさそがし気持ちが良いでしょうね。

モンゴルはいずれ馬旅をすると決めており今回は下見に近いのですが、旅をするうちに、チャリ旅もいいなあと思い始めています。そもそも下見のはずがまだ乗馬体験もしていませんし。忘れてました。

チャリ旅の話に戻りますが、ゴビはダート地獄だったものの今回の道は全編アスファルトで走りやすそうでした。しかも、国道からちょっと外れれば芝生に小川に井戸水に乾いたうんこと、キャンプに必要な条件が全て揃っているのです。うんこは燃料です。なんか誤解を招く気がしたので念のため。



モンゴルは国土の90%がキャンプサイトなのではと思うくらい、本当にどこもかしこも素らしい景色&テント張り放題です。

ただチャリ旅をするにあたり問題なのは、全ての道がウランバートルを中心に走っており、地方の町と町を繋ぐ線がほとんど無いと言うことです。あってももれなくダートなので、まわり辛いことこの上なしです。となると、やはり草原でも山でも越えられる馬が、モンゴル周遊には向いているということでしょうか。





その後、40分ほど走ったところでタクシーが急に停まり、どこかに電話をかけ始めました。

「日本人」「ムルン」だけ聞き取ることができ、そして多分なのですが、「ガソリン」の事と思われる単語も口にしていました。つまり、「ガス欠でムルンまでいけないからこの日本人を誰かムルンに送ってくれ」ということでしょうか。メーターを見ると、確かに危ない位置を指しています。何故先に入れとかないのかモンゴル人。

バスに間に合うんかいなと思いながら運転手さんの後ろ頭を見つめていると、その視線に気づいたようで彼は身ぶり手振り筆談で「バス15:00、ヤー?ムルン、ヤー?あの町、友達、ヤー?君、ムルン、ヤー?」と一生懸命説明してくれました。何をヤーヤー言うとんじゃとは思いましたが、15:00のバスに間に合わせなきゃいけないと言うことは理解してくれているようです。






201707311611003c9.jpg

その後30分ほど動きがなかったのでうとうとしていたら、いつの間にか他の車両が停まってくれていました。

お迎えが来たかと思いきや、中に乗っていたのは普通のご家族連れ。別のタクシーを呼んだものだと思っていたのですが、通りすがりの車両に止まってもらったのかもしれません。

モンゴルでは町と町の距離が遠く遭難しやすいためか、道端に不審に停まっている車両を見かけると声をかける習慣があるそうです。実際、ゴビツアーでもうちのバンが誰かのために止まったり、他の車両が私達を気にかけ止まってくれることが何度かありました。




そして結局、この車に乗せてもらってムルンまで行くことになりました。

信じられないくらい可愛いどこの天使かと思うようなニッコニコの美少女赤ちゃんと、元気な子供たち。飴ちゃんをくれた優しいお母さんに、綺麗なママさんとパパさん。そして赤ちゃんをあやす、優しく、不思議な響きのモンゴル語の子守唄。

ああ、なんて穏やか・・・な空間なのですが、その空間があまりにも美しすぎて私は

早く着いてくれ・・・!

状態でした。

逆にもう少し殺伐としてくれていた方が居心地がいいです。すみませんこういうのに慣れてなくて。






20170731161100f2c.jpg
ムルンバスターミナル到着

ご家族にお礼を言って、お別れしました。本当に素敵なご家族連れだったのですが、バスターミナルの前にちょっとザハ(マーケット)に寄って水を買った後、何故か赤ちゃん抜きで出発したのですがいいのか・・・!?

モンゴル語が分からないので聞こうにも聞けず、あの子は誰かに預けたのか、もともと他所の子だったのか、あるいは天界に帰ったのか・・・と疑問がグルグル回り私はバスどころではありませんでした。





201707311611002a2.jpg
ウランバートル・ドラゴンバスターミナル再び

で、また寝台でもなんでもないバスに一晩揺られ、ウランバートルに帰ってきました。到着時刻は朝7:00。行きが13時間だったのに対し、帰りは16時間かかっています。道の混み具合に差はなかったと思うのですが、何が違ったのでしょう。





2017073116110091d.jpg
本日の朝ごはん

さて、今日はこのまま別のバスに乗り継ぎます。ハラホリンという町です。ウランバートルからはバスで6時間の距離。このまま・・・と言うにはちょいと遠めの4時間後の出発ですが、朝ごはんでも食べながらのんびり待てばすぐです。

朝ごはんはまたケバブを食べております。もっとモンゴルらしいものを食べなさいよという話なのですが、モンゴルのケバブはもれなく羊が入っていて美味しいのです。そういう意味ではモンゴルらしいと言えるので、大丈夫です。






201707311625557f6.jpg

いつの間にかガッツリ寝ており、慌てて飛び起きたら出発20分前のベストタイムでした。さすが腐っても日本人の私。なんか、電車の中で寝て目覚ましもかけずに目的の駅で起きられる日本人は、外国勢から驚愕の目で見られているとかなんとか。以前西洋の皆さんから聞きました。


で、写真なのですが、一番下がバスチケットで、上二つはハラホリンのゲストハウスのパンフレットです。バスターミナルで声をかけられて、ハラホリンに行きますよと答えたらバスまで案内してくれたばかりか、今夜の宿予約までしてくれまして。しかも、ネットで軽く調べて目星を付けていた所です(2枚目の宿)。ついでにハラホリンのバスターミナルまで迎えに来てくれるそうで。まあ至れり尽くせり。

ハラホリン行きの列車はなく、バスは一日二本。ということは、ハラホリンのバスターミナルで宿勧誘の人に出会えるかな?と期待はしていましたが、まさかウランバートルで決着がつくとは思いませんでした。

バスを探して歩き回って夜明け前に着いてタクシーに別宿に連れ去られたフブスグル湖のあれとは、えらい違いではありませんか。






20170731162555092.jpg

20170731162555459.jpg
本日の宿

ハラホリンに着きました。聞いていたとおり宿のオーナーさんがバスターミナルまで迎えに来てくださり、ものすごくスムーズに宿に着くことができました。ありがたや。

本日の宿は、歩き方先生にもロンプラにも乗っているらしいガヤズゲストハウスというゲルキャンプです。さらにウランバートルの宿でも激しく勧められ、中央モンゴルツアーの皆さんもよく泊まりに来るそうです。

女性オーナーのガヤさんが滅茶苦茶明るく、早口の英語でよく話しかけてくれます。





2017073116255516e.jpg

手作りフェルト製品ショップも併設。





20170731162922b20.jpg
「馬売ります、買います」

パンフレットに滅茶苦茶気になる一文が。





201707311629223da.jpg

日暮れ時を待ち、宿の裏手にある丘に登ってみました。ガヤさんがここから見る夕焼けは最高よと教えてくれたので。もちろんビールを持ってきています。抜かりはありません。

なお、モンゴルのビールは大きい缶が一本大体90円くらいで買えます。小瓶なら60円くらいから。良い国です。





20170731162922ede.jpg

丘の中腹にありました。





2017073116292217c.jpg

風にビュンビュン吹かれ、ビールを飲みながら眺める夕焼けは最高でした。

明日は町中にある世界遺産のお寺と、博物館を見に行きます。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>


○ ウランバートルからハラホリン

ドラゴンバスターミナルからバス11:00発、所要6時間くらい。17,000Tg。

○ ハラホリンの宿

「Gaya's Guest House」

女性オーナー、ガヤさんが経営する宿。普通のドミトリーもゲルキャンプもある。ドミ一泊8ドル、朝食付き。事前連絡でバスターミナル無料送迎をしてくれる。各種ツアーがあり、人気の宿なのでツアー仲間も見つけやすいと思われる。ハンドメイドの土産物ショップ併設。何種類かから選べる夕飯は一食3ドル。

| モンゴル | 20:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ハトガル3、湖畔散歩とか


201707310053385d0.jpg
宿の犬か迷い犬

今日は宿に籠ってブログを片付けていました。朝夕冷え込む北部の町にいながらゴビ暑い熱いと書き続けるのも、そろそろ終わりにしなければ。





201707310053386eb.jpg
ビジターセンター

なんていいつつ、結局じっとしていられなくて散歩に出ました。私は日本にいるときは酷い出不精なのですが、旅先では割と動いてしまいます。周りの旅人達がワクワクする話をしているのが聞こえて来るので、じっとしていられなくなるのです。

で、用もないのにビジターセンターを訪れたのですが、今日は開いていました。昨日も一昨日も閉まっていたのに、三度目の正直とはこのことです。

が、入り口は開いていたものの、畳一畳ほどの空間を開けて、向こうにある二番目のドアに鍵がかかっていました。畳一畳にはフブスブル湖周辺の地図看板と、「こんなものが見られますよ〜」という紹介写真が置かれているのみです。

きっと明日来れば次のドアが開き、何日か連続で来ればラスボスに会えるのでしょう。





20170731013235ce6.jpg

さて、他の旅人達から聞いた話の中で、今回最も心踊った内容はこちら。ロシアへの国境越えの話から何となく手持ちの地図アプリを拡大したら、これが出てきたのです。ブリヤード共和国とは一体!?

ブリヤード共和国とは、ロシア連邦を構成する共和国の一つ。東シベリアのバイカル湖の南東部に位置する。元々はモンゴル系のブリヤート人の居住地であり、伝統的な牧畜などが営まれていた。民族構成はロシア人、ブリヤート人など。現在はロシア人が全人口の7割を超え、混血も進んでいる。

とのことです。Wikipedia先生より。


連邦国家を分解して考えたら、こういう小さな国が世界中に沢山あるんですよね。さらに、公式非公式も無視してシーランドとか入れた日には世界は一体何百ヶ国になってしまうんでしょう。なんだかワクワクすると共に、若干引き気味の私でございます。

「世界一周の定義」みたいな話になってくるのですが、世界一周と大きく出たからには何らかのゴールを見いださなければいけないわけで、それを「全ての国に行く」に定めるとしたらそれって可能なのか?いや国際情勢的に不可能だろう。そもそも国の定義とは?どこまでを国とカウントするのか?一歩足を踏み入れたら一カウントなのか?飛行機のトランジットで物理的には入国してるけど記録上はしてない場合は?

などなどなどなど疑問が膨らんでいき、頭が痛くなるのです。

そしてとっくにゴールを見失っている私です。
どこまで行けば「世界一周完了」になるんでしょうか。
終わりが全く見えません。





20170731005338fb4.jpg

201707310053383b0.jpg

201707310129275e9.jpg

2017073100533810c.jpg

話が大幅に逸れましたが、引き続きハトガル散歩です。

今日はいいお天気なので、湖がキラキラ輝いて綺麗です。





20170731012927f79.jpg

ゴミをいっぱい拾ってきました。

湖畔クリーン大作戦とかではなく、今晩用の着火材です。手持ちのゴミは燃やし切ってしまったので。こういう準備をするのも火遊びの楽しさの一つなので、液体着火剤とかは敵だと思っています。まああれはあれで面白いんですけど。





20170731012927535.jpg
本日の晩ご飯

本日も宿の食堂メニューより、ビーフトマトスパゲティです。麺が伸びています。




20170731012927523.jpg

で、火遊びと晩酌をしてから寝ました。
とっても楽しい3日間でした。

明日はウランバートルに戻り、そのままバスを乗り継いで別の町に移動します。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。

| モンゴル | 23:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

雨天決行、湖畔でピクニック


201707292112467d4.jpg
現在地

本日はフブスグル湖の対岸に行ってみたいと思います。

とても徒歩では一周できない大きな湖ですが、地図を見る限りハトガルの町は湖の端っこに位置するため、少し歩けば対岸に渡ることは可能だと思います。

対岸から町を見て、山の上でお弁当を食べるのが本日のメインイベントです。





20170729210916a9b.jpg

201707292109162ef.jpg

宿を出て、とりあえず昨日から気になっていたこの東ドイツ的雰囲気をかもし出す建物を見に来ました。

裏側の入り口が開いていたので中を覗いてみたら、ただの倉庫でした。ただのと言いつつ、巨大な建物の中に薪やら何やらが詰まっている光景は、なかなかそそられるものがありました。






20170729211109fb2.jpg

201707292111096b8.jpg

20170729211109143.jpg
湖畔の道

出発前にビジターセンターに寄ったのですが閉まっており、地図が手に入らなかったので適当に歩きます。湖に沿って歩けば対岸まで行けるはずです。





20170729211246b7e.jpg

ここフブスグル湖は、実は世界で二番目に透明度が高い湖なのだそうです。ちなみに一番はロシアのバイカル湖。しかしバイカル湖よりフブスブル湖の方が透明だという情報もあり、いやいや日本の摩周湖が世界一という情報もあったのでもう何が何だか。みんな一番!とでも言っておきましょうかね。

なおバイカル湖は国境を挟んですぐそこですので、二つはきっと繋がっているのでしょう。





20170729211355105.jpg

湖が狭まり、だんだん対岸が近付いて来ました。あちら側にもツーリストキャンプらしきゲルがちょこちょこありますが、その数は多くなく、良い雰囲気です。車でここに来られるなら、町側ではなくあちらのスッキリしたエリアに泊まりたいものです。そしてあわよくば火を焚いてキャンプをしたいものです。





20170729211355d4e.jpg

対岸がいよいよすぐそこに見えて参りました。が、湖に沿って対岸まで歩いていくつもりだったのに相手はどう見ても崖です。安全によじ登れるでしょうか。

いや、それよりも問題なのは、





20170729211355d20.jpg

なんか雲行きが怪しいような。

後ろからゴロゴロ聞こえたので振り向いてみたらこれです。風向きからすると、あの雨雲はじきこちらに来ます。これはいけません。雨が降るなどとは全く想像していなかったので、カッパを持ってきていません。






20170729212746112.jpg

帰ろうか、しかし折角ここまで来たし・・・と唸りながらもう少しだけ進んでみたら、橋を発見しました。これはまさしく対岸への道。そして屋根です。雨が降ってきたら、あそこで雨宿りをすればいいということです。






20170729212746a6e.jpg

はぐれ牛がいました。先程牛の群れの横を通りましたので、おそらくそこから外れてしまったのだと思います。あるいは、彼もまた孤独を好むタイプか。






20170729212746558.jpg

橋まで来ました。

車も渡れる、立派な橋です。雲行きはいよいよ怪しく今にも降り出しそうですが、対岸に行くと決めて出てきたからには渡らないと夕飯抜きなので、お散歩は続行します。





2017072921310087f.jpg

対岸に渡りました。そしたら、こんな良い景色が見られました。
今は雲っていてやや薄暗いですが、晴天時ならさらに美しく壮大なはずです。 






20170729213100d40.jpg

あのあたり降ってますね。もう追いつかれそうです。






20170729213100bad.jpg

湖に沿って歩くつもりでしたが、あの向こうの山にも行ってみたい感じです。

森を歩くトレッキングが好きなので、比較的スッキリした見た目のモンゴルの山はそれに向かないかと思っていましたが、どうしてなかなか良い感じではありませんか。ときどきお日様を浴びながら、木々の間を行くのも良さそうです。

しかし今行ったら浴びるのはお日様ではなく雷雨なので、今日はやめておきましょう。





20170729213100368.jpg

予定通り、湖に沿って対岸を歩きます。傾斜は急であるものの崖ではなくちゃんと道がありましたので、これを登ってみることに。





20170729213528a9b.jpg

良い感じです。ただし油断すると崖下に転落するので、気をつけて歩きます。崖下は湖から流れ出す川ですが、浅いのでポチャンからのガツン、そしてチーンです。危険です。





20170729213528927.jpg

崖の上に見えていたカントリーハウスみたいな所まで来ました。

遠目からはカントリー調に見えたのですが、ゲルでした。モンゴルのスイスなんて言っておいて、近付けばしっかりモンゴルの顔をしているところがこの町の好ましい所です。個々のアイデンティティを保つのは大切なことだと思うんです。他国の文化と混ざるのも良いですが、染まりきってしまってはつまらないなーと。個人的な意見ですけども。





201707292135288a7.jpg

ハトガルの町が見えます。

ここはまだ対岸と言うには不十分な位置ですが、ちょっと本当に雷様が頭上でスタンバイ完了しているので、このあたりで打ち止めにします。こんなところでご光臨されては、標的は間違いなく私です。





2017072921352877b.jpg

降ってきました。予定通り、橋の下に潜ります。





20170729214042bdf.jpg

お腹が空いたのでお弁当タイムにすることに。

本日のお弁当は左から、中国で買ったまま忘れていた何か、ウランバートルで知り合った日本人がくれたビッグカツ、他の旅行者に貰ったチョコ、そしてゴビツアーの暑さで変形したチョコです。

ビッグカツは20年ぶりくらいに食べましたが、子供だましかと思いきや大人になってから食べても結構美味しいなと思いました。懐かしさも手伝って。

中国の何かは、食べても何なのかわかりませんでしたがピリ辛の漬物みたいな食べ物でした。ピリ辛どころかすごく辛いのですが、ビールに合いそうなナイスパンチ。ビール持ってくれば良かったです。橋の下で雨宿りをしながらビールというのも、なかなかに乙ではありませんか。





2017072921404263b.jpg

豪快に降り出しました。しかもこの橋、あちこち隙間が空いていて漏ります。これはいけません。乾いていて無害だった牛のうんこが、湿気ってその存在感を主張し始めております。

しかも、帰宅方向を見ると先程までは見えていた雲の隙間がすっかりなくなっています。ちょっと雨宿りくらいのつもりだったのに、全くやむ気配がありません。これでは帰れないではありませんか。雷様のテンションも上がり切っていますし、この状況は結構怖いです。そして滅茶苦茶寒いです。





2017072921450945f.jpg
さっきのはぐれ牛

一緒に雨宿りしませんか。

というか、本当に貴方めがけて雷が落ちかねないのでこっち来た方がいいです。





20170729214509a8a.jpg

結局2時間近く橋の下で膝を抱えていたのですが、徐々に雨は弱くなり、橋の向こう側が晴れて来ました。帰る方角は雨雲が引くまで少し長めに待ったものの、最終的にはちゃんと橋の下から脱出することができました。





20170729214509af1.jpg
橋脱出

お世話になりました。






201707292148050e6.jpg

そこそこ歩いたつもりでしたが、帰りは車道を歩いたらあっという間に宿に着きました。近かったんですねえ。

でも、楽しかったです。すっかり冷えきってしまったので、宿の温かい夕飯や暖炉に火をくべる瞬間が、また楽しみです。





20170729214805596.jpg
本日の晩ごはん

本日も宿の食堂で、牛肉の炒め物とごはんとフライドポテトです。

フライドポテトににんにくが絡めてあってすごく美味しかったです。でも肉は羊が良かった・・・しかし、メニューに羊の文字はありません。外国人ツーリストの多い宿ですので、羊が苦手な人に配慮して牛メインにしているのかもしれません。





20170729214805767.jpg

そして今日も、暖炉に火をくべて暖まりました。この町、そしてこの宿、本当に居心地が良いです。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。

| モンゴル | 21:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

湖畔の町ハトガル


201707282024472c0.jpg
ムルンバスターミナル

早朝4:30に、バスはムルンに到着しました。18~22時間と聞いていたのが、13時間で着いてしまいました。困ります。まだ町が寝ているではないですか。

ここから目的の町ハトガルまでは、乗客が集まり次第出発するという類いのミニバスが出ています。ですがこんな夜明け前から出ているのかどうか・・・などと考えながらバスを降りた瞬間、タクシー愚連隊の皆さんに取り囲まれました。早朝からご苦労様です。

今回は同じバスに乗っていたアルゼンチン人カップルも一緒に取り囲まれたので、三人でお金を出しあってハトガルまで行くことになりました。70,000Tgを三人で割って、一人23,000Tg (1000円ちょっと)です。ミニバスなら15,000Tgだったそうですが、まあ仕方ありません。滅茶苦茶寒いのでとっとと移動しましょう。





201707282024476c4.jpg

201707282024472e4.jpg
本日の宿

1時間半くらいでハトガルに到着しまして、行き先を告げてあったにもかかわらず別の宿に連れていかれて熱烈な宿泊勧誘を受けるという観光地ならではの出来事もありましたが、それはさておき。

本日の宿は、こんな素敵なゲル村です。ツーリストキャンプとも言いますが、ゴビのあれに比べてなんと心地よい雰囲気をかもし出しているのでしょうか。着いた瞬間「やったぜ!」と思いました。

宿だけでなく、町に着いた瞬間やったぜ!と思いました。滅茶苦茶好きな雰囲気だったのです。この辺りはその景観から「モンゴルのスイス」と呼ばれているそうですが、スイスというより、チリのアウストラル街道チャリ旅で訪れたビーニャ・オヒギンスを思い出しました。(オヒギンスあたりの日記。参考までに)

湖畔の町という点や、町の規模・・は面積で言うとオヒギンスの方が随分小さかったですが、なんとなく雰囲気が似ています。家同士の間隔とか、建物の感じとか。このゲル村についても、オヒギンスにはもちろんゲルはありませんてしたが、全体の雰囲気がすごく似ています。敷地にテントを張って寝ている人もいます。いいですねいいですね!

早くもこの町が好きになってしまいました。





20170728202447d62.jpg

ドミトリーを借りるつもりでしたが、ゲルの二人部屋を一人で使わせてもらえるみたいです。しかも暖炉があるではありませんか。火遊びをしなければ。





20170728202447cfa.jpg

なんと、シャワーまで薪ストーブ式です。素晴らしい・・・!楽しい・・・!!興奮しすぎて鼻水出そうです。





20170728203512609.jpg

20170728203512332.jpg

とりあえず町歩きに出掛けました。なんと良い雰囲気の町なんでしょうか。町というか、村と呼びたい雰囲気です。美しい湖がある以外は特別目立った見所があるわけではなく、のんびり滞在向きの町であるようです。

そしてこの小ぶりさと穏やかな雰囲気が、もうここにいるだけで「この町好きです!」と言えてしまうほど心地良いです。





20170728204235db5.jpg

20170728204235ad0.jpg

20170728204235277.jpg

湖畔の町ですので、少し歩けばこんな景色にも出会えます。私の宿は湖からほんの少しだけ歩きますが、バッチリ湖畔の宿も多いです。そういうところに泊まったら湖畔でビールが飲めたなあとは思うものの、湖畔は牛のうんこ爆弾が落ちていましたので、大人しくゲルで飲むことにします。





20170728205402a4b.jpg
ビジターセンター

20170728205402b15.jpg
銀行

小さな町ですが、ビジターセンターも銀行もあります。銀行にはATMもあるようです。






20170728205402069.jpg

港に来てみました。

先程までの雰囲気とはうって変わって観光客で賑わい、楽しげな雰囲気です。しかし外国人観光客はほとんどいないようです。ここは地元モンゴルの人達に人気の避暑地なのだそうで。

後から分かったことですが、外国人観光客の多くは別の場所から出るモーターボートに乗ったり、馬や車で行く数日泊の近郊の村ツアーに出かけるのが主流のようです。宿には西欧バックパッカーが沢山いるのに、町ではあまり会わない理由はそれだったのですね。





20170728205402c90.jpg

一日二回、フブスグル湖を周遊する観光船が出ているそうです。1000円くらいだったので乗ってみることに。

が、チケット売り場がわかりません。

現在時刻は14:00前。出港は12:00/15:00と看板に書いてありますのでまだまだ二本目の出航には早いですが、右往左往する私を尻目に、モンゴル人の皆さんはどんどん船に乗り込んでいきます。

もしかしてチケットは船上で買うのかな?と思いつきましたが、モンゴル人の皆さんは良くても私はゲートをくぐることすら許されません。なじぇですか。外国人差別はやめてください!遺憾の意を表明しますよ!





201707282057093bf.jpg

20170728205402d6f.jpg
チケット売り場とチケット

その後、とりあえずチケットは買えました。券売所でもなんでもない普通のコンビニみたいな店で売っていました。こんなん分かるかいというツッコミは飲み込んで、チケットを持って再びゲートに挑みます。

私「チケットです!」
係員さん「二時半からだよ」


あーそうか、まだ早すぎたから乗れなかったんですね。失礼しました。

じゃあなんで皆は乗り込んでるんですか!外国人差別はやめてください!





2017072821172345f.jpg
乗船

2:30になり、無事船に乗り込むことができました。このころには、先程まで船上を賑わせていた人々はすっかりいなくなり、定刻に新たに集まった人々が全員同じタイミングで船に乗り込みました。

さっき見た船上の人々は、きっと夜行明けの疲れた頭が見せたまぼろしだったのだと思います。ちょっとホラーじみてるので、深く考えるのはよしましょう。





2017072821172339b.jpg

出港しました。船上には小さな売店もあり、皆写真を撮ったり軽食を食べたり、思い思いの時間を過ごしています。麗しのフブスグル湖の旅です。のんびり、ゆったり、優雅な船旅・・・

のはずが、突然陽気な音楽が流れだし、キャプテンぽい出で立ちの女性乗務員が





2017072821172302d.jpg

船長「お前ら盛り上がってるか~!」
乗客「イエ~イ!!」


みたいなことを始めました。

ちょっと、想像していたのは違う船に乗ってしまったようです。





20170728211723fd5.jpg

20170728211723793.jpg

その後2時間ほどかけてフブスグル湖の一部を回った船ですが、思ったほど景色は変わらず、そして思ったほどスイスでもなく、ミセスキャプテンはなんか歌い始め、人々は踊り始め、私は船上の熱い風と船外からの冷たい風に吹かれながら、ただ静かに遠くの山を見つめるのでした。





20170728214339d3f.jpg

20170728214339b5a.jpg

20170728214339ec9.jpg

港の隣には、スピードボート乗り場や鷹(鷲?)との記念撮影コーナー、ラクダ乗りコーナーなどがありました。スピードボートには、海外からの観光客らしき人が多く乗っています。正解はこちらだったようですね。完全に間違えました。





20170728214946867.jpg
本日の晩ごはん

本日の晩ごはんは、宿の食堂で選べるお楽しみディナーから頂きました。

選んだのはホーショールです。いや選んだというか、メニューをろくに読みもせず一番上のを頼んだらこれでした。ホーショールは既に何度も食べているのに、ちょっと失敗。しかも中身が牛です。羊なら良かったのに。

メニューは見たところ曜日によって2、3品用意されているようで、お値段はどれも7,000Tg (320円くらい)でした。安くはありませんがお腹一杯になれて嬉しかったので、明日も頼もうと思います。





20170728214946236.jpg

夜はもちろん、暖炉に火を入れて遊びました。昼間はそうでもなかったものの夜になったら結構冷えこんだので、他のゲルでも皆火を焚いていました。久しぶりにやったのと着火用の紙類が足りなかったことで中々火がつかず苦労しましたが、その苦労が楽しかったです。やっぱ火遊びは楽しいです。

暖炉に乗っているのは、昼間スーパーで買っておいたオイルサーディントマト味です。グツグツ煮え立つオイルサーディンは夜風で冷えたビールに抜群に合い、とっても楽しく美味しい夜を過ごせました。

明日もやります。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>


○ ハトガルの宿 

「MS Guesthouse 」
ハトガルの町の割と手前の方にあるゲストハウス。国道沿い、右手に看板あり。ゲルドミ一人20,000Tg、朝食5,000Tg 、夕食はいくつかメニューから選べて、一品7,000Tg。珈琲紅茶飲み放題。ロビーにてWi-Fi無料、ゲルにもギリギリ届いたり届かなかったり。ホットシャワーは温度は素晴らしいが水圧が弱い。スタッフの人達は英語を話し、穏やかでとても親切。宿全体の雰囲気がすごく良い。各種ツアーあり。バス切符の手配などもしてくれる。

○ フブスグル湖観光船

夏期のみ毎日12:00/15:00、運賃23,000Tg 。1時間45分くらいの湖畔観光。チケットは入り口左手の247と書かれたミニマーケットで買う。(本文の写真参照)

| モンゴル | 22:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

東の中蒙国境情報を求めております


20170726111105208.jpg
ウランバートルツーリストインフォメーション

ゴビツアー後はウランバートルに二泊して、ブログを片付けつつ情報収集などもしていました。





20170727223804d46.jpg

ここに中蒙国境があるのですが、実際通れるのかな~というのを調べてました。

国境、特に陸路国境は両国地元民や貿易関係の車両は通れても、外国人旅行者は通れない場合が結構あります。で、この国境もそういう類いのやつだと思って気にもしていなかったのですが、なんか通れるらしくて。


どこでそんな情報を見つけたかというと、皆大好き歩き方先生です。「中蒙国境で外国人が通れるのはザミンウード国境とコレの二ヶ所」と書いてありました。「国際バスが走っている」とも。

しかし、同時に確認した世界のロンプラ大先生では、この国境には×印が付いていました。

ならばと今度はインターネッツ大先生に尋ねてみましたが、大先生はそんなこと話題にすら出していませんでした。先生ときどき冷たいですよね。ザミンウード国境の方は「大事なことなので200回言いました」状態になっているのに。

で、らちが明かないので現地で確認しようと、モンゴルの首都・ウランバートルのツーリストインフォメーション・・のうち最も専門的な事が聞けそうなこちら(上の写真)を尋ねてみたのですが、「そこは通れない」と険しい顔で一蹴され、代わりにザミンウード国境について詳しく教えて貰えました。わあいありがとうございます。でもこないだ通ったので大丈夫です。よく知ってます。





20170727225836042.jpg
ウランバートルの地図もくれた

歩き方先生は一体どこでそんな話を聞いてきたんでしょうか。

私はただでさえ同じ道を帰るのが嫌で億劫になっていた所に、こんな情報を得たのですっかり乗り気になっていたのに、急に道が塞がれた気持ちです。正直しょんぼりです。何なら今日から低橋ションボリーヌと呼んで頂いても構いません。ジョリバシーナも治って来たことですし。


あとは実際国境まで行ってみて確認するという手が残っていますが、流石にそれは面倒臭いというか何故外国人がこんなところに!逮捕!されそうで怖いと言うか。相手は中国さんだし。そして駄目だったらまた何日もかけてウランバートルに戻らないといけないので、滞在日数期限の問題が出てきます。

どうしたもんかな、というのが現状です。ここを通ってハルビンに行くつもりだったんですけど、通れないとなるとザミンウード国境まで南下してまた改めて北上・・面倒臭い・・・



というわけで前説が長くなりましたが、もしこの国境について何か知っている方がいたら是非教えてください、というお話がしたかったのでした。

ハルビンに行くかどうかはこの国境にかかっております。そして駄目だった場合もまたザミンウード国境を通って帰るだけだしハルビンは無かったことになるだけなので、ご心配には及びません。ただちょっとやさぐれて日記の文体が乱暴になる可能性があるだけです。





20170726111105e11.jpg
ウランバートル・ドラゴンバスターミナル

さてさて、そんなこんなで意外と休まらなかったウランバートルに別れを告げ、次なる目的地へ参ります。

次なる目的地はモンゴル北部にある、フブスグル湖畔の町、ハトガルです。このフブスグル湖とその周辺の景観がすごく綺麗で、モンゴルのスイスとか呼ばれているらしいです。

ゴビで心身ともに乾ききってしまったので、湖畔の町で再びこれに潤いを与えます。





20170726113915f9d.jpg

場所はこちらです。ウランバートルからの直行バスは無く、近隣の町まで18~22時間。そこからさらにミニバスで2時間程度とのことです。カナダ人おばあちゃんに見せてもらったロンプラ調べ。





201707261111058bc.jpg

201707261111050d5.jpg
本日のバス

18~22時間の長丁場、そして夜行なので寝台バスだとばかり思っていたのですが、普通の4列シートでした。これは失敗。横になって寝る気満々で、薄手のパーカーとジャージで来てしまいました。滅茶苦茶寒いです。




2017072722541492c.jpg
バスチケット

あと、バスターミナルは立派ですがバスの発着場が立派ではなく、裏道まではみ出しているので目的のバスを見つけるのに苦労しました。ホーム番号とかがなく、チケットに書いてあるバスの車種とナンバープレートを頼りに探すシステムです。斬新。でもまあ、乗り間違えは起きにくいかと思います。


というわけで、出発します。目が覚めたらそこはスイスのはずです。



にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

○ ドラゴンバスターミナル 

Peace Avenue通りを西方向に行くバスまたはトロリーバスのうち、2、23、Y1、Y3、T2などに乗り20~30分。5キロちょい。

○ ウランバートルからムルン

8:00、15:00、18:00発の一日三本。所要18~22時間のはずだったが13時間で着いた。切符の購入にはパスポートが必要。私は当日買えたが、売り切れることもあるそうなので早めの購入が望ましい。32,600Tg。

○ ムルンからハトガル

ムルンのザハ前からミニバスが出ている。満員になり次第出発。15,000Tg。

| モンゴル | 22:35 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴビツアー最終日・お家に帰ろう


20170725212341c09.jpg

良いお天気です。

長かったようなあっという間だったような7泊8日のゴビツアーも、ついに最終日。今日はもうウランバートルに帰る日です。

昨日はベッドはあるのに布団がない謎ホテルで寝袋にくるまって寝ましたが、お陰様でしっかり眠れて気分は爽やかです。さあウランバートルに帰りましょう。とっとと。今すぐに。




昨日の件は、宣言通りおばあちゃんがガイドさんと話してくれました。

おばあちゃん「宿代の件だけど」
ガイドさん「うん」

「今回の宿代は4ドルよね?これまで泊まった宿はいくらだったの?同じ4ドル?では私達のために一日に払った金額は?食費が三食分で何ドルだったら車レンタル代に貴方達のお給料にナンチャラがいくらでどうちゃらがいくらだから私達が払ったうち何%が会社の取り分でコミッションがどうたらで税率がうんちゃらで還元分がどうちゃらこうちゃら」

ちょっと待ってよく分からなくなってきた! 

・・・いえ、そんな数学的な怒り方をするとは思っていなかったのです。すみません私ときたら「全部込みって言ったのにまた払うのヤダヤダぶーぶー」くらいの単純な思考で怒っていました・・・すみませんなんか・・・ほんとすみません・・・・



そんなわけで、数字と難しい英単語を並べるおばあちゃんを前に私は何だか目が回ってしまって、昨日の怒りはすっかりふっ飛んでしまいました。誰かが怒っていると自分は妙に冷静になってしまう事ってありますよね。いや今の私は冷静なのではなく目が回っているだけですが、それはともかく。

ガイドさんはその後もコロコロ言うことを変え、おばあちゃんもヒートアップしてきましたが、話は平行線のまま。「もういいわツアー会社の社長と直接話すから」ということになりましたが、私もおばあちゃんも結局それはしませんでした。なんとなく納得できなかっただけで、別に怒り心頭という程では無かったからです。面倒臭くなったとも言います。



しかし、やはりツアーって苦手だなと思いました。

客として期待してしまう部分と、期待通りに行かないのは仕方ないと思う部分のせめぎ合いが、時として大きなストレスを生む事があるからです。他の人達との顔色の伺い合いにも、なんだか疲れました。いっそイタリア人でも交じっていてくれれば、しっちゃかめっちゃかごきげんツアーになってかえって気持ちがいいのですが。スケジュールは崩壊しますけど。

やはり個人旅行が好きです。楽しいも苦しいも全部自分で処理できるので、気が楽なのです。





20170725212341b82.jpg

ゴビからすっかり離れウランバートルに近づいて来たことで、景色も草原色になってきました。





20170725212341337.jpg

靴が死にかけています。

3年ほど前に買って以来、あまり旅が出来なかったのでそんなに負荷はかけていないつもりでしたが、いつの間にこんなことになっていたのでしょう。意外と歩いていたのでしょうか。あるいは、ゴビにやられたのでしょうか。

靴ってバックパックの次に付き合いの深い旅の友なので、あまり買い換えたくありません。





201707252123411f0.jpg

ゴビツアー最後の食事タイムは、草原の真ん中で無数のハエに公転されながらでした。

しかも料理中にガスが切れ、慌ててうんこを集めて火を起こすというスペシャルイベント付き。昨日の雨のせいでうんこが湿気っており大きな火は起こせず、結局、通りすがりのバイク少年にガスを持ってきてもらってようやく昼食が完成しました。





20170725212525642.jpg

2017072521252577b.jpg
本日のお昼ごはん

本日の、そして最後のお昼ご飯は、ヌードル入りのツナスープでした。これまで朝食以外の全ての食事に羊が入っていたのに、ここへ来てようやく品切れとなったようです。

ガスを持ってきてくれた少年も一緒にごはんを食べ、食後あっさりと走り去っていく姿が、なんだかモンゴルっぽくて良いなと思いました。





2017072521252511e.jpg

その後、どんどん大地が緑に染まり民家の数が増えていき、





20170725212525d53.jpg
本日の宿/前と同じ

無事ウランバートルに帰って来ました。


一週間ぶりに浴びたまともなシャワーはサッパリしましたが、ヤギ達と共に浴びたあの井戸水の気持ち良さには叶わず。そして久しぶりに自炊したトマトパスタは、あの空の下で食べた麺の伸びきった塩辛い羊パスタの美味しさに到底及びませんでした。

なんだかんだ言って、楽しかったんだなあと思いました。


そして夕食後ネットを開いたら、別のツアー会社から「明日からゴビツアーに行くグループがいるけど君もどう?」というメールが来ており、宿のロビーでは別の日本人がゴビツアーの説明を受けるための解説と通訳の真似事をさせられ、ほんとゴビくそ食らえと思いました。


ゴビツアー編、終わり。

以下にツアー代金などの情報をまとめます。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

○ ゴビ砂漠ツアー

私が参加したのは宿から申し込んだ7泊8日のゴビ周遊ツアーで、複数人割で一人一日65米ドル×8日間、総額は520ドル。食費、宿代、各種入場料、運転手付きバンのチャーター代、ガイド料など全部混み。これが一人参加だと一日120ドル、二人なら95ドル、三人なら75ドル、四人なら65ドル、五人なら55ドルと金額は下がっていく。

これより高い会社も沢山あったし、逆に安い会社もあった。ただし安いツアーは食事なし(自分で調達)ということもあるので、内容をよく確認のこと。

モンゴルは物価は安いが、ツアー代金は決して安くない。とにかく人数を集めることが安くあげるコツなので、人の多い時期や人気の宿を選ぶと良いかも。

今回のツアーでは、水は一日1.5リットルボトルが一本支給された。寝袋必須。なければツアー会社から借りられる。トイレットペーパー、懐中電灯なども必須。トイレが真っ暗で紙もないため。その他、ウェットティッシュがあると便利。

| モンゴル | 21:26 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴビツアー7日目・地方ナーダムでモンゴル相撲


20170725143919770.jpg
出発

昨夜は雨が降りました。靴をちゃんとゲルの中に入れておいたのに、雨漏りしていたせいで結局水浸しです。お陰でゲルの床は無事ですよ。全て私の右靴が受け止めましたからねっ。

しかし、雨になったということは結局昨日キャンプをしなかったガイドさんの判断は正しかったと言えます。彼はこれを知っていたのでしょうか。そうは思えないぞーブーブー





201707251439193f8.jpg
ナーダム会場

本日はなんと、地方ナーダムを見られるとのことです。そういえばウランバートルの国家ナーダムを見られず、地方のそれに賭けていたのでした。ゴビの熱波にやられて忘れてました。





20170725143919d3a.jpg

でもその前にお昼ごはん。作ってもらっている間少し会場を見に行きましたが、まだ何も始まっていない様子でしたのでまずは腹ごしらえです。

本日の昼食は、トマト風味のさっぱりスープにペンネが入ったものです。美味です。






20170725143919f37.jpg

昼食後、再びナーダム会場へ。今回もナーダム・ホーショールを食べました。揚げたてで美味しいです。
ナーダム名物のこの軽食ですが、ホーショール自体はいつでもどこでも食べられるそうです。




20170725144232aa4.jpg

201707251442327d1.jpg

ナーダム会場には、民族衣装で着飾った格好良いじいちゃんや、麗しのおばあちゃんが沢山いました。若いお兄さんやおっちゃんも割とこれを着ていますが、若い女性は洋服の人が多かったです。

この衣装はデールといい、老若男女関係なく皆着ます。小さな子供は肩をつめてあったり、女の子のはドレスみたいにアレンジしてあったりして可愛いです。





201707251442329bd.jpg
デールとバイクの組み合わせが粋

男女関係なく着るデールですが、男性は比較的ゆったりした着方、女性、特に若い女性は体の線に沿った細身のものを着ているのをよく見かけました。男性用と女性用があるのだと思います。多くの人は帽子をかぶり、男性はブーツ、女性はハイヒールやサンダルと合わせて各々のお洒落を楽しんでいました。

人によって・・なんとなく年配の男性に多かった気がしますが、袖がすごく長いデールを着て腕をプラプラさせながら歩いている人もいて、なんだか可愛いかったです。





20170725144232aff.jpg

20170725144232e26.jpg

また、デールは無地のものや柄入りのものなど様々ですが、どちらかというと年配の方の方が大きな柄入りの派手なデールを着ており、これがまた最高に決まっていました。

若い人の中には、暑いのか片袖を脱いだり、上着部分を腰に巻いて着崩している人もいました。中身は白いカッターシャツだったり、ポップなTシャツだったり。これもまた格好良かったです。





20170725144534d6d.jpg

ナーダムと言えば!のモンゴル相撲を見学したいのですが、なかなか始まりません。

代わりに、本日出場する相撲レスラーの方に写真を撮らせてもらいました。さすが相撲レスラーなだけあって恰幅が良く、格好いいです。でも日本の力士だって、負けず劣らず滅茶苦茶格好良いです。世界一格好良いスポーツだと思っています。





201707251445340c7.jpg

20170725144534da8.jpg

子供達による騎馬勝負を見学。

子供の部とかではなく、この競技はもともと子供しか参加できないのだそうです。大体小学生くらいの子供達が参加しているように見えますが、ガイドさんに「6、7歳から10歳くらいまでですかね?15歳くらい?」と聞いたところ、目を泳がせながら「あー、うん」と言っていました。知らないなら知らないと言ってもいいんですよ。





20170725144534f90.jpg
馬乳酒

馬乳酒とやらを飲ませてもらいました。アルコール度数はかなり低く、お酒という感じは全くしません。お味は、馬乳がそうであったのと同じように強い酸味と、謎の風味があります。

不味くはないし割と癖になりそうな味とも言えるのですが、かなり独特なので、私も全部は飲めませんでした。
 




20170725144534589.jpg
ナーダムメイン会場 

その後しばらく待ちましたが相撲も何も始まらず、そして誰に聞いてもスケジュールを知らないという素晴らしきかなモンゴリアンタイムに翻弄された私達は、ひとまず宿を探しにいくことにしました。もちろんキャンプの話は無かったことになっていますが、今日は雨ですのでどのみちその選択肢はありません。

ですが、ここでうっかりガイドさんと衝突してしまいました。軽くですが。

こんな話は読む人も楽しくないと思うので省略しますが、全額込みのツアー代金だったはずなのに追加で宿代を徴収されたことと、そういえばモンゴリアンバーベキューも何故か追加で払ったぞという点を中心に、その他諸々の不信感が限界突破してしまいまして。

キャンプができない悲しみで少々冷静さを欠いていた可能性も、恥ずかしながら否定できません。





201707251458410aa.jpg

201707251458412f0.jpg
本日の宿

結局、一人あたり10,000Tg(460円)を追加で払い、こちらの宿に泊まることに決まりました。

460円ばかし、そしてモンゴリアンバーベキューの250円ばかしを払いたくなくて怒っていた訳ではありません。いや払わなくていいなら払いたくないですけど。

そうではなくて、契約内容を曖昧にされたこと、それに対する説明が足りていないこと、返答が二転三転すること、そしてあまり誠実とは言えないここ数日の彼の態度が、堪忍袋に切れ込みを入れたのです。

衝突と言うほどではない、静かなやり取りではありましたが、結果的に場の空気を冷やしてしまいました。私もヤーヤーフヒヒを貫いた方が、きっと皆幸せのまま終われました。彼は正しかったのです。





201707251458417da.jpg

その後少なからず落ち込む私に対し、おばあちゃんが「今日は何も言えなかったけど、私も変だと思ったわよ。明日私からもちょっと話してみるわね」と、優しく話しかけてくれました。おばあちゃんありがとう。その一言でなんだかもういいかなって思えました。味方がいるって、それだけで慰められますね。




で、おばあちゃんとの心暖まるやりとりとは全く関係ないスキャンダラスな写真を載せてしまいましたが、ナーダム会場再びです。モンゴル相撲がついに始まったのです。

横殴りの雨に、雷まで鳴っています。嵐が来るぞお~

地方ナーダムですので参加選手は少なく、たったの4人です。「割と少ないんですね」と聞いたら、ガイドさんは「まあ100人くらいかな」と答え、この人の目には私には見えない96人が写っているのか?と頭上にでっかいハテナが浮かびましたが、まあ多分昨日までに予選でふるい落とされたのだろうと想像することにしました。





201707251458418e6.jpg

二組同時開催しましたが、一組は1分も待たずにあっという間に決着がつき、もう一組は10分ほどの長い戦いになりました。何度も組み直しぶつかり合う、白熱した素晴らしい戦いでした。が、雨で前が見えずおまけに寒すぎたせいで、決着の瞬間は見逃しました。決まり手は足技だった気がします。

勝者の証である帽子を与えられ、誇らしげに舞う選手。鳥の羽ばたきを模しているそうです。これも撮りそこねました。すみませんポンコツで。思考停止するくらい寒かったのです。


モンゴル相撲は日本の相撲と違い土俵がなく、手をついてもOKなので、決着はつきそうで中々つかないです。まわしが無く、胴体に直接組み付いて投げないといけないのでやりにくそうな感じ。しかし日本の相撲には無い様々な手技足技その他諸々があるので、相撲とはまた違った楽しみ方ができます。





20170725145841f19.jpg

衣装はぱっと見ハレンチですが、よく考えたら日本の相撲レスラーの方がよほど露出度が高く、豪快な脱ぎっぷりです。でも適度に露出度を下げた方がよりセクシーという説もありますから、モンゴル相撲のこの衣装は着衣と裸体の間を攻めた絶妙な・・・

何を言ってるんでしょうね私は。
思ったより疲れているのかもしれません。


取り組みの動画を撮ったので、あとでツイッターに上げてみます。もし48時間ほど経っても上がってこなかったら、こいつは本当に文明に付いて行けてないなと思って頂ければ、そういうことです。






2017072515062693b.jpg
本日の晩ごはん

本日の晩ごはんは、透明なカタクリ麺っぽいものに羊入り塩味ソースかけたものでした。

これまで超絶塩辛かったのに、ここにきて急に無味に近い薄味に。何でしょうこの極端から極端に行く感じは。私が塩辛いのに慣れただけでしょうか。そんな急に味を感じなくなるほど慣れるものですか?






20170725150626f9a.jpg
本日の晩ごはん2

ドライバーのおっちゃんが羊肉餃子とミルクティを持ってきてくれました。おっちゃんはこの町の出身だそうで、今でも家族や親戚が住んでいるんだとか。なのでおっちゃんは、今日は自宅に泊まります。

おやすみおっちゃん、また明日。




20170725150626aea.jpg

普通の宿で飲んでも面白くないので、結果ビールが余りまくってしまいました。

ゴビツアー8日目(最終日)に続きます。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。

| モンゴル | 23:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴビツアー6日目・キャンプがしたいです


20170724192245f17.jpg
ハリネズミ

ガイドさんのゲルに潜り込んでいたそうです。





2017072419224549b.jpg
道を塞ぐラクダの群れ

本日もひたすら移動です。昨日から曇っているのか黄砂なのか、お日様が隠れているためちょっと涼しいです。少しずつゴビ砂漠のエリアから離れて行っているのを感じます。




20170724192245e96.jpg

途中、ちょっとだけ雨が降りました。雨なんてすごく久しぶりに見た気がします。

でも今日は天気が良ければ小川の近くで!!キャンプ!!!しようという話になっているので、雨はこれ以上降らないで頂きたいところ。私はもはや、キャンプのためだけにこのツアーに参加していると言っても過言ではありません。





20170724203709446.jpg

201707242037095b4.jpg
ゲル訪問

なんだか分かりませんが唐突に人様のゲルにお邪魔することになりました。うちのガイドちゃんは最近こちらから聞かない限りろくに説明をしてくれません。そして私も特に聞かなくなったので、謎は謎のまま終わります。

ゲルの中は、普通の家と同じようにベッドや家具類が揃っています。こちらのゲルにはテレビまでありましたが、昨今はそう珍しいことでもないそうです。





2017072420370900b.jpg

201707242037099e9.jpg

ここでちょっとゲルの作り方について、聞きかじった知識を披露しようと思います。写真に写っているのは、ゲルの骨です。

ゲルを組み立てるにはまず①の柵のようなものを円形に広げ、壁を作ります。同時に②のドアも設置しますが、これは小さいのでここから家具は入れ辛いです。ですので、大きな家具は柵を広げる前に中に配置しておくそうです。

続いて、③の二本の柱を支えつつ、④の大量の棒と⑤の天井中心に来る部分を繋ぎ、屋根部分を組み立てます。壁と天井はしっかり釘打ちするわけではなく、乗っているだけ、あるいは紐やネジなどで簡単に固定してあるだけの場合が多いようです。柱は地面にしっかり固定するわけでは無く、ただ支えあいながら立っているだけなので、ぶつかるとおそらく家ごと倒れます。

と、これで骨組みは出来上がりました。





20170724204334ceb.jpg
天井部分

あとは、柵の内側に壁紙代わりとなる薄手の布を、外側全体に分厚いフェルトの生地ともう一枚丈夫な白い布を被せ、布が飛んで行かないようロープを巻きつけ、いくつかの重しを下げます。そして、地面に床材や絨毯などを敷き詰めたら完成です。



ゴビのツーリストキャンプでは見かけませんでしたが、一般家庭のゲルでは中央に暖炉と煙突を設置するそうです。モンゴルの冬は冷え込み、マイナス20度とか30度とかを叩き出すので暖炉は必須です。ゴビもしっかり冷えるのですが、夏季のみ営業のキャンプが多いそうなので、そちらには暖炉は必要ないのかもしれません。

簡易な作りですので、組み立ても解体も小一時間で出来てしまうそうです。そして写真の通り材料はコンパクトにまとまりますので、移動も容易です。

ドアはしゃがまないと通れないくらい低いものの、中に入ると意外と広く天井は高く、しっかり立って歩き回れます。天井の真ん中は天窓になっており、日中は光が入ってかなり明るいです。夜はロウソクやランプの灯りを用いますが、昨今は太陽光やエンジン式の発電機、町中だとゲルまで電気を引いているご家庭もあるそうです。

安価なツーリストゲルだと床と壁の間に隙間が空いており、外と内の境界が曖昧になっている場合も多いです。草が侵入していたり。ですが夏季の日中は暑いので、そこから風が入って来てかえってありがたいです。ご家庭のちゃんとしたゲル、特に冬季に住まう場合は、ちゃんと隙間風対策をするものと思われます。

以上です。日本にある材料で作れます。





20170724205128f16.jpg

毎度お馴染みモンゴリアンミルクティーの、スーテイ・ツァイを御馳走になりました。今回使われているのはラクダの乳だそうです。私が昨日ラクダの乳を飲んでみたいと言ったからここのご家族に頼んでくれたのかな?と思いましたが、ガイドさんは何故か私と目を合わせようとしません。さては嘘だなコンニャロー。

・・と思いきや、後でネットで調べてみたらラクダ乳の味の解説が私の持った感想と同じだったので、これは本当にラクダ乳だったようです。ガイドさん、何故そんな紛らわしい真似を。

それでラクダの乳ですが、牛乳よりサッパリしていて、少し香ばしいような風味がありました。まあこれはスーテイ・ツァイ由来の風味かもしれませんが。どちらにせよ乳自体の癖は強くないので、どなたでも飲める味だと思います。





201707242054048ff.jpg

ラクダチーズだそうです。これが異常に固くて、噛み砕けずこのあとしばらくポケットに入れていたらポケットが乳臭くなりました。後日ちゃんと食べましたので感想を述べますと、ヤギチーズのように酸っぱくないので食べやすく、強すぎない爽やかなチーズの風味と塩気の組み合わせがとっても美味でした。削って料理にかけると良さそうです。





2017072419224502f.jpg

20170724192245e11.jpg
本日のお昼ごはん

本日のお昼ごはんは、小麦粉麺みたいなミニすいとんみたいなのが入ったスープです。ちょっとお粥っぽい仕上がり。料理名はパンタンと言うそうで、モンゴルのご家庭ではよく食べられているんだとか。麺になりきらなかった小麦粉がスープにとろみを出し、これがなかなか美味でした。日本でも気軽に作ってみたい感じです。






20170724205128e92.jpg

201707242051283af.jpg

本日のハイライトはこちら。仏教施設の遺跡です。

しかし、解説板はモンゴル語ばかりだしガイドさんはほぼ機能しなくなっているため、どういう遺跡なのかよくわかりません。





20170724205128445.jpg
博物館

でもよく分からないなりに、古い物達の展示は興味深いです。

建築なり宗教美術なり、そのデザインを見るのが好きです。仏教についてちゃんと学んだならここに並ぶ物一つ一つに対する理解も深まるのでしょうが、どうもそのデザインであったり、色彩についてばかりに興味が行ってしまいます。特に国や宗教の境ではそのデザインが混ざり合って新しい発想が生まれているので、それが面白くて好きです。





20170724205128428.jpg

こちらはぐるぐる回る作りになっており、回すとお経を1回だか1ページだか唱えたことになるそうです。持ち運び出来るポータブルお経ぐるぐるも販売されています。お経とは。そして修行とは。と、仏教事情に明るくない私は一人頭を抱えるのでした。





201707242059580ea.jpg

その後本日のキャンプ地探しへ!!川沿い川沿い!!

・・・と思ったら、悩むそぶりさえ見せずにすぐ隣のツーリストキャンプに入りました。キャンプは?

私「キャンプは?」
ガイドさん「明日だよ」


今日って言ったのに・・・言ったのに・・・・

というか、私はもう気付いているんですよ。貴方がここ一週間、何に対しても今日だ明日だ明後日だと適当な返事を繰り返して来たことを。そしておそらく、明日もキャンプはしないということを。





20170724205958097.jpg

川はありました。
その川を見つめ、ボーっとしました。

そもそも、ツアーでキャンプに連れてきてもらおうというのが間違いだったのかもしれません。自分で行かなくてはいけなかったのです。しばらくこういう事をしていなかったので、ちょっと間違えました。

私のゴビツアーは、もはや一秒でも早く終わるのを待つばかりとなりました。






2017072421040395f.jpg

20170724210403c28.jpg

ツーリストを一本釣りする気としか思えない、わざとらしくかつそそられる風景があったので見に来ました。岩山の上に立つ、ヤギの彫像です。近くで見ると割と雑な造り。






20170724210403b6d.jpg
反対側

しかし、ここからの景色は悪くないです。日の入りの頃になったら、ビールを持ってもう一度来てみましょう。ポジティブシンキングよ!ってカナダ人おばあちゃんが言っていました。ありがとうおばあちゃん。とりあえずビールにトイレットペーパーを巻いて水をかけ、風に当ててきます。





20170724205958c5b.jpg

先程の川に戻り、軽く水浴びをしました。ちょっと手足を洗った程度ですが。

本日のゲル村には立派なトイレシャワー及び水道がありますが、鍵がかかっていて自由に入れません。代わりに、トイレは少し離れたところに半野外のよく見るそれがあります。シャワーは5,000Tg(230円くらい)と、少々高額です。水のないゴビでももっと安かったらしいというのに。カナダ人おばあちゃん曰く。

私は水浴びは好きでもシャワーに対する興味はすでに失っているので、どうでもいいのですが。日本に帰るまでにこの呪いを解かないと、ただの不潔な人になってしまいます。






20170724205958288.jpg

よく見ると、川沿いには良い感じの木陰があります。こっちで飲むのもいいですね。

先程まで無の境地にいましたが、落ち着いて見渡して見ればなかなか良い所ではないですか。というか、ここにテントを張ればいいのでは?ヤギのうんこが敷き詰められている点に目をつぶれば、最高のロケーションだと思うんです。





2017072421100612d.jpg
何故かニッコリ顔のヤギ

さっきはいなかったヤギ達がどこかから集まって来ていました。モリモリ草を食べています。こうして見ると、草もなかなか美味しそうです。

ところで、ヤギはものすごくわざとらしく鳴くのですね。メ~という声がなんかこう発音が良すぎるというか、人がやるヤギ真似の方がよほどヤギらしいというか。ヤギのメ~って、すごくメ~なんですよ。はっきりと「めー」って言ってるんです。奴らきっと素人です。





20170724211006f7a.jpg
本日の晩ごはん

晩ごはんはトマト羊根野菜丼です。ガイドさんのトマト味料理は大抵美味しいです。塩辛いのにも随分慣れて来ました。羊はもともと好きですが、毎日食べたことによりすっかり私の中で無くてはならない存在になりました。好きな肉ランキング1位に躍り出る勢いです。





20170724211006bc8.jpg
ヤギの骨占い(羊だったかも)

4つの骨を転がし、その結果から運勢を占うというモンゴルの遊びです。同じものがウランバートルの土産物屋で売られていた気がします。

私の出した結果は、「沢山の困難と障害が君を待っている」みたいな内容でした。

待ってなくていいですよ。先行っててください。後から行けたら行くんで。





20170724211006287.jpg

岩山に夕焼けを見に来ました。もちろん、ビールとツマミを持って。しかしやはり皆考えることは同じのようで、山頂は結構な人口密度でしたのでビールを出すのは控えました。人がいなくなってから、一人でゆっくり飲むことにします。

と、ここでモンゴル人の少女に話しかけられました。14歳だそうです。現在日本語を勉強中で、私が日本人っぽかったから話しかけてみた、とのことです。

彼女は日本語ばかりでなく、英語、韓国語も同時に学んでいるそうです。英語で話しましたがこれも上手で、そればかりか私が投げ掛けるモンゴルに関する質問にも全て的確に答えてくれ、色々な疑問が解決しました。なんと聡明な子なんでしょう。

彼女は大人になったら世界中を旅して、色んな国の人と関わる仕事に就きたいんだそうです。

君なら何にだってなれるよ!




その後、彼女と一緒に来ていたらしい父親が岩の上に立ち何故か外国人ツーリスト達相手に講演会を初め、

「バイカル湖はモンゴルのものだ!だって語源がモンゴル系だもん!」
「プーチンはモンゴル人だ!だって名前がモンゴル系だもん!」


と無茶なことを言い出しましたが、モンゴル系民族の分布図を見る限りちょっと気になる話ではあります。しかし後ろでお母さんが肩を震わせていたので、私も話半分に聞いて楽しむことにしました。仲の良い、素敵なご家族連れでした。

あと、聴衆の中にいたスペイン人がドサクサに紛れて「日本語の源流はスペイン語だ!アリガトウはオブリガード(ありがとうの意)から来ているんだ!だって発音が似てるもん!」と言っていましたが、それは否定しておきました。




講演会終了後、すっかり暗くなってから皆で下山しました。ちょっと仲良くなってしまったので、私だけここに残るとは言い辛くて。

しかし今日の私はいつも以上に一人で飲みたい気分。その後も人気のないところを探して頭にはヘッドライト、右手にビール、左手にピクルスの瓶という、シルエットだけ見れば丑の刻参りみたいな出で立ちでゲル村の回りを徘徊しましたが、良い場所は見つからず。

結局、ベンチでさっと一本だけ飲んでゲルに帰り、眠りについたのでした。


ゴビツアー7日目に続く。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。

| モンゴル | 22:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴビツアー5日目・ひとり流血沙汰


201707240033213c1.jpg

おはようございます。

ちょっとゴビ砂漠をもう一度見に行きます。昨日のあれだけではやはりちょっと寂しい気がしたので、朝焼けでも見て砂漠満足度の向上を目指します。

・・・と思っていたのに早くも夜が明けそうです。うちのおおらかうっかりガイドさんが日の出は3時か4時か5時とか曖昧なことを言うから、一時間置きに目が覚めて疲れ果て、肝心なときに起きられなかったではありませんか。そして朝ゲルを出ると同時に何故か大量の鼻血を吹いたではありませんか。左鼻からだけ。

暑さでのぼせたのか、昨日の砂漠ショックでのぼせたのか。なんだか分かりませんが、とにかく時間がないので鼻血をぬぐって出発します。





2017072400332114b.jpg

川を裸足で渡っております。昨日渡ったはずの橋が見つからなかったからです。橋どころか道も最初から分かっていませんが、砂漠はそこに見えているので大丈夫です。あの方角を目指して歩くだけです。





20170724003321404.jpg

帰ります。

砂漠はまだ遠いですが、あそこまで行っていたらツアーバンの出発時間までにゲル村に戻れないからです。

砂漠リベンジ編おわり。





20170724003321160.jpg
ゲル近くから見た夜明け

なお、日の出は結局6時でした。
そして7時に出るというから急いで帰ったのに、出発は8時半でした。

あのガイド野郎。






20170724003321bca.jpg
バイクでラクダを追う少年

今日は暑くない場所とやらに移動する以外、特に予定を聞いていません。しかし暑くない場所というからには、砂漠から離れ結構遠くまで行くつもりでしょうか。どうか見所は端折らずにちゃんと連れて行って欲しいものです。






20170724003321ed8.jpg
本日の命の水確保

201707240034398a9.jpg
野うさぎ

20170724003439fed.jpg
どこかの村の犬

砂漠付近では買い物はできないと聞いていましたが、今のところ毎日どこかの村のミニマーケットに寄っています。南へ行くほどに品数は減り値段もやや上がりますが、そう酷い変化ではありません。やや割高でも、冷たい飲み物が買えるのはありがたいことです。



ところで、実は先ほど怪我をしました。

荒野を飛ばすツアーバンの中でいつものようにウトウトしていたら、何があったか急ブレーキを踏まれ、向かいに座るおばあちゃんと激突したのです。このバン、酷いダートを走る割にシートベルトが無いので、とっても危険です。

結果、おばあちゃんは前頭部を、私は顔面を強打。唇が上下共にバックリ割れ、結構な流血沙汰になってしまいました。正直悶絶するほど痛いし服も手も血まみれですが、私よりおばあちゃんが心配です。何故ならおばあちゃんだからです。ご老人が頭部強打はマズイのでは。

痛い思いをしたのは二人共ですが、怪我の程度が派手なのは私なのでどうしてもこちらに注目が集まってしまいます。暑くてのぼせているせいもあってか血はその後2時間止まらず、唇は腫れる一方。そんな私を見て焦ったのか、ガイドさんは場を和ませようと

「あー結構腫れてるな・・でもアンジェリーナ・ジョリーみたいでいいと思うよ!」

まあほんと?ありがとう蜂の巣にするぞお前


しかし今日は鼻から流血口から流血と、随分景気が良いではありませんか。私のことは今日から低橋ジョリバシーナと呼んで頂いても構いませんけど、それはさておき顔の怪我くらいで済んで良かったです。おばあちゃんが吹っ飛んだ先には木製棚の角があったので、ひとつ間違えばとんでもない事態になっているところでした。不幸中の幸いでした。






20170724003439304.jpg

20170724003439739.jpg

20170724003439020.jpg

20170724003439c4f.jpg
本日の宿

昼過ぎ、早くも本日のキャンプに到着しました。

暑いです。暑くない場所に移動とは何だったのか。しかも完全なるツーリストキャンプではありませんか。訳のワカラン建物はあるし・・・あ、水洗トイレにシャワーまであります。Wi-Fiは流石に無いですが発電機により充電ができるようになっています。

そんなものは、いらないのです。私が求めているのは広い大地にテントに水場にヤギに羊に青空トイレです。ここは色んな物があるものの、ヤギのうんこ不足が深刻です。こんなのモンゴルじゃありません。

でも久しぶりのシャワーは気持ちが良かったです。お湯は出ないし水圧は残念ですが、充分です。自然が好きとか言っておきながら、結局文明に手懐けられている私。せめてもの腹いせに服を着たままシャワーを浴びましたが、洗濯が同時に済まされ血痕も落ち、全身とってもスッキリしただけでした。敗北感・・・






20170724003533258.jpg
本日のお昼ご飯

本日のお昼ご飯は、ピリ辛トマトペンネです。

口が痛いと言うとるのに何故わざわざピリ辛にするのか。昨日まで辛い料理なんか一度も出さなかったでしょうが。何故このタイミングで。





20170724003533d98.jpg
本日の晩ご飯

昼食後たっぷり4時間自由時間を取り、特に何も出来ぬまま再び食事の時間が来ました。いつものように塩辛いスープです。滅茶苦茶傷に沁みます。くそおビールも飲めない。飲むけども。






201707240035333bf.jpg

20170724003533165.jpg

流石にいかんと気がついたのか、夕食後ちょっとした観光に連れて行ってもらえました。

バヤンザグという所です。世界で最初に恐竜の化石が発見された場所なんだとか。それを見つけた人は、さぞかしビックリしたでしょうね。なんだこの生き物は!?って思ったでしょうね。想像するだけでウフッとなります。


ゴビツアー6日目に続きます。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。

| モンゴル | 22:24 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴビ砂漠ツアー4日目・砂漠ツアーとは


20170723203347a0c.jpg

2017072320334753b.jpg

山羊の鳴き声で目覚めると、一匹群れから外れこちらに遊びに来ていました。




20170723203347da8.jpg

フランス人カップルは朝8:00のウランバートル行きバスに乗るため、早朝に出発してしまいました。残された私達3人は、何もない草原でボケ~っとツアーバンが戻ってくるのを待つだけです。お腹を空かせた黒山羊にじっと見つめられながら。パン食べるかい?




ところで、昨日参加者全員を脂まみれにした羊肉の残りは残念ながら捨てられてしまいました。野性動物が食べるから平気だよとのこと。あの脂身の多い羊肉でもカレーにしたらきっと美味しいでしょうに、残念です。

野性動物と言えば、モンゴルは狼が出るんだそうです。
モンゴルの治安の話をしているときに、

ガイドさん「ああ治安ね、結構悪いよ。ときどきツーリストが行方不明になったり」
私「ええ〜、拐われちゃうんですか?」
ガイドさん「うん。狼に食われてる。」

それ治安の問題か?


という会話から発覚しまして。モンゴルを長期個人旅行する外国人旅行者も少なくないけど、徒歩だと野生動物から逃げ切れないから危険だよとのこと。馬やバイクで旅するならいいけど、と。

チャリ旅ならどうですかね?襲われるなら夜寝ているときが多いでしょうから、馬とか徒歩とか関係ない気もしますが。





20170723203347e06.jpg
バイクで羊を追う少年

そんなわけで本日も元気に出発しましたが、今日はついに砂漠に着けるそうです。道理で暑い訳ですね。日に日に体感温度が上がってきています。風も熱風で、全く涼しくありません。

私の両腕及び首の後ろは、早くも真っ黒に焼けて皮膚が剥がれてきています。日焼け止めは塗っていたんですけども。暑くても長袖を着るべきでした。

顔面は帽子にガードされていたのでそんなに焼けていないものの、この夏休み明けの小学生みたいな腕ときたら。いい年をした大人がこんなんでいいんでしょうか。






20170723203420519.jpg

20170723203420266.jpg

201707232034209c6.jpg
本日のお昼ご飯

本日のお昼ご飯は、岩影にてトマトピラフです。いい感じの岩場なのにここはランチの為に寄っただけで、また熱風の荒野に戻るとのこと。

それはさておき、ピラフの油と塩気が強すぎます。私は別に、特別に薄味やさっぱり味が好きなわけではありません。とんこつラーメンとか好きです。ただモンゴル料理ときたら、羊が塩背負って油を振り撒きながら攻めて来る感じがなんともこう・・

羊と塩はともかく、油はうちのガイドさんの好みに過ぎないような気もしているのですが。





20170723204604398.jpg

昨日買った羊が少し残っており、未だ段ボールの中、そして常温保存されています。でも何の問題もなさそう。冷凍・解凍を繰り返すことにより肉が傷むというのは理解しているのですが、それにしたって常温でもちすぎじゃないですかね?塩漬け肉とかじゃないんですよ。

本当に謎です。肉に詳しい方がいらしたら、是非教えてください。





201707232047501b7.jpg

今日は早めの16:00ごろにツーリストキャンプに到着しました。
日が長いので、まだまだ真昼の明るさです。

今回のキャンプも5、6個ゲルがありますが、一昨日のそれに比べれば小規模です。しかし2、300メートルほどの間隔をあけて似たようなツーリストキャンプがいくつも点在しています。きっとここが、ゴビ砂漠の最寄りキャンプエリアなのでしょう。





201707232047506dd.jpg

で、ゴビ砂漠はあれだそうです。

ここでガイドさんから提案が。

「普通ここで二泊して砂漠を歩いたりするんだけど、暑いから一泊にして明日は別の所に泊まろう」

とのことです。

ん?それは砂漠では遊ばないということですか?砂漠ツアーなのに?

しかしカナダ人おばあちゃんは砂漠に興味がないのか、「いいわねそうしましょう」と乗り気です。唯一の味方と思われた日本人男性も、ガイドさんの話を理解しているのかいないのか、何を聞かれても「ヤーヤーフヒヒ」しか言いません。

ちょっとよくない流れです。





20170723204750dca.jpg

二時間ほどの自由時間を挟み、夕方から一時間のラクダ乗り体験をしました。ラクダはこの2こぶの間に乗るとさぞかし安定感があるだろうと思っていたのですが実際はそうでもなく、馬と似たようなものでした。むしろ、馬より横幅がある分座りづらいです。





20170723204750a24.jpg

20170723204750c4f.jpg

そして砂丘に突っ込むかと思いきや、荒野を歩いただけで終わりました。

でもラクダの間抜け顔は可愛いかったです。頭や首を撫でると気持ちいいのか、顔をこちらに寄せてきます。とても大人しいいい子でした。

あと、ラクダのコブは意外とやわらかかったです。軟骨みたいなソフトな手触り。中身は水か油かというのが幼少期から長年持ち続けた謎でしたが、正解は油だそうです。油というか、脂肪です。エネルギーを蓄えているのだとか。






20170723205456592.jpg
本日の晩ごはん

夕飯はさっぱり塩味の羊スープでした。いやさっぱりはしていますが、しょっぱいです。いつもの感じです。でもちょっと慣れて来ました。




20170723205456c19.jpg

夕飯を食べ終わるか食べ終わらないかくらいのタイミングで、「夕日見に行くから急いで」と言われ連れ出されました。夕日は見たいですが、何故先に言っておかないのか。おばあちゃんは「私はいいわ」と言ってすっかり休息モードに入ってしまいました。

そして案の定そのタイミングはギリギリで、「もう間に合わないからここから見ればいいよね」とのたまうガイド野郎ガイドさん。ツアーも中盤に差し掛かりガイドさんも疲れて来たのか、急に怠惰というか適当というか、おや?と思ってしまう振る舞いが増えて来ている気がします。

仏の顔無限野郎と名高い私でも、これには流石に反論せざるを得ません。いや仏のくだりは嘘ですけど。

私「明日はもうここを離れるんですよね?」
ガイド「そうだよ」
私「じゃあ砂漠はこれで終わりですか?遠くから見ただけで?」
ガイド「そうだね」
私「それは残念すぎます。これを楽しみに来たのに」
日本人男「ヤーヤーフヒヒ」





20170723205456805.jpg

結局、「間に合わなくてもいいから私は砂漠に行く。止めてくれるな」と言ってこれをかけ登った私は、こうして綺麗な夕焼けを見ることができました。ひとまずホッと一安心。砂の上に一度も立つことなく、後悔と悲しみと小さな怒りを抱えてツアーを終えるところでした。

これだけでツアー最大のハイライトが終わってしまうのは寂しいですが、残念ながら今の私には味方がいません。スタッフを含め3人がここを離れたがっており、残る1人はヤーヤーフヒヒ。ここは空気を読んでグッとこらえ、ビールでも飲んで忘れることといたしましょう。

砂漠でキャンプ、砂漠でビール、砂漠で火を囲んで旅人達の語らい・・・楽しみにしていたそれらのイメージが頭のなかを駆け巡っていることに、気づかないふりをしながら。

あのヤーヤーフヒヒ男がっ(やつあたり)


いや、いい人なんですよ。いい人すぎてイエスしか言わない事が、今の私にはコンニャロー案件なだけで。ガイドさんも、ちょっと適当だけどいい奴なんですよ。暴言吐いてすみませんでした。






20170723210015cfd.jpg

201707232100152ad.jpg

20170723210015fed.jpg

さてさて、そんなわけで今この瞬間のゴビを全力で楽しむ必要が出てきたわけですが、ゴビ砂漠は私が想像していた広大な砂漠とは、ちょっと違ったようです。

こちらはホンゴル砂丘というゴビ最大の砂丘ですが、長さは100キロだか200キロだかあるものの、幅は数百メートルから数キロ程度しかありません。非常に細長い形をしています。

あの砂丘の向こうには行く時間がありませんでしたが、行った人に尋ねたところ、こちら側とほぼ同じ光景が広がっているだけだったそうです。越えようと思えば簡単に越えられ、そして砂漠はそこで終わっていたと。

ではゴビとは一体?というところですが、「ゴビ砂漠」と言ってしまえばそりゃもちろん砂漠をイメージしますが、実際の「ゴビ」とはこれまで見てきた荒野、昨日見た草原、そして緑溢れる渓谷などの全てをひっくるめた、実に様々な色を持った地域全体のことを指していたのでした。思い返して見れば、ツアー名は「ゴビ砂漠ツアー」ではなく、「色とりどりのゴビツアー」でした。

ああそうだったのね、と思いました。
そして、ならまあいっかと。

砂漠はいずれ行くであろうサハラ砂漠あたりに期待をして、今回は色とりどりのゴビ地域を楽しもうではありませんか。キャンプももう一回やるそうなので、主にその辺りを。

あのヤーヤーフヒ(まだちょっと気持ちの整理がつかない)




その後はゲル村に戻り、昨日少し触れた、何度も会う他グループの旅行者と一緒にビールを飲みながら語らいました。暗闇で全く顔が見えませんが、聞くところによるとトルコ人だそうです。後からわかったことですが、昨日の渓谷写真に写っていた映画のポスターみたいな人がそうです。

ゴビ砂漠肩すかし事件のやけっぱちで割と多めに飲んだ私と、すでに飲んだくれて出来上がっていたらしいトルコ人は、

私「トルコのさあ、東のさあ、あそこ行ったんだよホラあれあれ名前出てこないけど」
トルコ人「あーはいはい、アレね、アレアレ名前出てこないけど」

という全く身にならない話を小一時間繰り広げ、結局お互いの顔も名前も分からないまま別れました。最後に「またどこかで」みたいな会話をしたものの、お互い全く顔が見えなかったので会ってもわからないと思います。

・・・思いましたが、翌朝普通に会いお互いの声でそれと認識し、そしてその日の宿も次の日の宿でもまた会い、割と仲良くなったのでした。


ゴビ砂漠ツアー改め、ゴビツアー5日目に続く。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。

| モンゴル | 22:34 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴビ砂漠ツアー3日目・草原でキャンプ!!


20170723115451ee5.jpg
出発

今日も良い天気です。これは暑くなりそうですね。





20170723115451131.jpg
休憩

暑くなりました。知ってましたよ。それはさておき、何故こんな何もないところで休憩するのでしょうか。ツアーバンが何台も仲良く並んで。





20170723115451c53.jpg
ダランザドガドかな?のバスターミナル

明日は残念ながらフランス人カップルとお別れする日なので、街に寄ってバスの切符を事前購入しました。地図を見た感じ、ここは多分ダランザドガドという街じゃないかと思います。南ゴビの中では比較的大きな街です。

バス会社の看板にダランザドガドって書いてありますか?私はもうキリル文字はすっかり諦めましたので、読めません。

今回はガイドさんにここまで連れてきてもらえたからいいものの、個人でここに来ていたらこれをバスターミナルと認識できる気がしません。あまりにも小ぶりだし、中に入ってもここは本当にバスターミナルなのか・・・それ以前に営業しているのか?という感じです。このあたり、やはりゴビ地域はかなり旅行者泣かせな気がします。そうでなかったら、そりゃもちろん個人で来たかったです。





201707231154516a9.jpg

ついでに肉屋に寄って、羊肉の塊を買いました。今夜はキャンプ!でバーベキュー!!だそうです!!!ついにこの日が!!!!!!!!!!!

肉は塊で買ってもかなり安く、ツアー客5人で割ったら一人250円くらいでした。バーベキュー代もツアー代金に含まれるとか言ってなかったっけな、と思いながらも大した金額ではないので払いましたが、この辺りの曖昧さがツアー後半で争乱を巻き起こすことに。





201707231154519ea.jpg

肉はダンボール箱に直で入れられました。保冷材などあるはずがありません。そもそも店で売られている時点から思いっきり常温でしたので、今更気にすることではありません。

南米や東南アジアのマーケットでも肉は常温で叩き売りされていましたが、日本のスーパーで見るものよりよほど新鮮で美味しそうに見えました。実際買って食べてみても、問題はなかったように思います。

肉はおろして常温に置いてそのまま食べるのが美味しい、・・んだとは思いますが、日本ではなかなか難しいですよね。ところで話の流れとはちょっと関係ないのですが、熊鍋を食べてみたいです。グリズリー鍋でもいいです。全日本のクマ出没地域の皆さん、及び北米全土グリズリー出没地域にお住いの方がいたら、熊鍋情報をください。あれは料亭とかに行けば食べられるんですか?あるいは、猟師さん宅に突撃隣の晩ご飯をすればいいんですか?アポ無しで突撃したら撃たれませんか?





201707231210101b7.jpg

20170723121010dd5.jpg
本日のお昼ご飯

本日のお昼は、競馬場か何かの脇にてモンゴル焼きそばです。焼きそばというか焼うどんというか、蒸しうどんという感じ。ツォイワンという名前のお料理だそうです。思えば、ウランバートルに着いた日にご馳走になったお昼ご飯もこれでした。モンゴルの定番家庭料理のようですね。





201707231210101aa.jpg

日に日に暑くなり、そして緑がなくなっていく荒野を走り抜け、もうすっかりゴビだわねと思っていたら急にこんな所に出ました。ここはヨリーン・アム渓谷。南ゴビ地域のハイライトのひとつです。





201707231210109ed.jpg

20170723121453c24.jpg

20170723121453ecf.jpg

201707231214539c7.jpg

なんと、緑に溢れ川が流れているばかりか、花まで咲いているではありませんか。どうしたんですかゴビさん。ご所属は一応砂漠ってことになってませんでしたか。アイデンティティが崩壊していますよ。





20170723121753e86.jpg

この渓谷は馬をレンタルして歩くことが出来ますが、牛に乗った少年もいました。この牛達がどういう目的でここに放されているかは謎です。普通に放牧でしょうか。牛は乗られた瞬間は怒って暴れていましたが、その後すぐ諦めてそのまま草を食んでいました。おおらかな生き物です。





201707231217531c5.jpg

ネズミっぽい動物がいました。

のんびりというか鈍いというか、割と接近してもポケッとしていました。鈍いと言えば、モンゴルは虫も鈍いです。ハエとか蚊とか謎のでっかい虫とかが簡単に捕まえられます。生存本能が弱いんでしょうか。あるいは、虫たちも暑さにやられているのか。





20170723121753bde.jpg

渓谷の奥の方は岩肌が格好良いこんな道になっており、ハイキングが楽しいです。割と通りにくい道もあるので、行かれる方は歩きやすい靴でどうぞ。




20170723121753ab0.jpg

沢の水でペットボトルを冷やし、ついでに顔や手足を洗いました。水は冷たく、気持ちが良かったです。ビールを持ってくるべきでした。





20170723121753062.jpg

知らない人です。知らない人でしたが、このあと行く先々で再会して挨拶を交わすうちに、いつしか知ってる人になりました。ツアーコースは定番化しているので、名所でも宿でもいちいち同じ人達に会うのです。





20170723122747f74.jpg

本日のキャンプ地へ行く前に、井戸で水を汲みます。晩ご飯用です。井戸水は冷たくて澄んでいて、私はすっかり虜です。これで作ったごはんはひとしおに美味しい気がします。





20170723122747692.jpg
本日の寝床

お待ちかねの!キャンプです!!

こおんな大草原にポツンとテントを張ってしまうんですよ。


羨ましいですか?

でっへっへっへ。


イラっとしますか?

ぐえっへっへっへ。



ああ楽しい。キャンプ大好きです。本当に嬉しいです。

そういや3日目はシャワーがあるとかWifiがどうとか言ってなかったか?とふと思いましたが、そんなことはどうでもいいのです。キャンプが出来るのならシャワーなんていらないし、Wifiなんてこの世から消え失せればいいです。なんならこのスマホ、火に焚べてみせましょう。この後文明世界に帰らないといけないので、実際にはやりませんけど。





20170723122747d43.jpg

先ほどの井戸からそう離れていなかったので、トコトコ歩いて水浴びをしに来ました。

ここ3日シャワーも洗濯も出来ず同じ服を着たままでしたので、服ごと頭から水浴びをしてシャワーと洗濯を同時に済ませます。この水はご覧の通り家畜達の飲み水にもなりますので、もちろんシャンプーや石鹸などは使いません。

着たきり雀に関しては、別に着替えの一枚や二枚持っているのですが、先日書きました通り乾燥のおかげで非常に爽やかに過ごせていますので、別にいっかなと思い同じ服を着ていました。実際3日間着たきりでも全く不快じゃないし臭いも気になりません。私以外も全員着たきりです。


そんな感じで水浴びを楽しんでいたら、この後ヤギと羊がいっぱい来てお水もっともっととせがまれました。まあ愛らしい。しかし汲んでも汲んでも無くなる水に、私は全身ビッタビタのまませっせと水を汲み続けざるを得なくなり、完全に彼らのための補水係と化したのでした。





201707231227479c4.jpg

20170723122747aa1.jpg

草原の真ん中でバーベキューの準備が進められます。

キャンプと言えば!の焚き火ももちろんやります。ただし燃やされているのはヤギか羊のうんこです。乾いたそれはいい燃料になるらしくて。あと牛のうんこなんかも燃料として使われるそうですが、そういえば初日に出会ったうんこ少年は牛のうんこ燃料の上でも飛び回っていました。あの子は本当にうんこでした。





20170723123812372.jpg

ビールも必殺気化熱利用法で冷やしています。この方法もすっかり認知され、気づけば参加者全員がやっていました。





201707231238121ba.jpg

キャンプ地の脇を、馬に乗った青年が駆け抜けて行きました。

夕飯が出来上がる頃には、着たまま洗濯した服もすっかり乾いていました。3日後あたりにもう一度水浴びができれば、ツアーの終わりまでこの服のままいけそうです。むしろ水浴び無しでもいけそうです。砂漠では着替えなんかいらなかったのです。





201707231238125b1.jpg

201707231238128c7.jpg
本日の晩ご飯

モンゴリアンバーベキューと聞いていましたが、ちょっと想像していたバーベキューとは違う光景を目の前にしています。蒸し焼き肉のたんまり入った鍋を囲み、全員素手で肉を掴み、無言でガツガツやる異様な光景。バーベキューと言ったらもっとこう、肉に野菜にビールを囲んでキャッキャウフフみたいな・・・まあいいんですけど。

塩のみで味付けした羊肉はべらぼうに美味しく、そこから出た肉汁スープ(右下に写っている器)も絶品でした。後で調べたところ、これはチャンスン・マハというモンゴルの伝統料理だったっぽいです。だとしたら、蒸し焼きではなく塩茹で肉です。言うほど水分は無かったように思いますが、はたしてチャンスン・マハで合っているのかどうか。

このチャンスン・マハ(仮)、すごく美味しいのですがいかんせん延々続く肉攻めなので、あっという間に脂にやられて体が震えました。塩に震え脂に震え、昨今の私はひところの西野カナさんの次くらいには震えているのではないでしょうか。

底の方に一応にんじん、じゃがいも、玉ねぎが隠れていましたが、そんなんじゃ全然肉の脂には勝てません。コーラを買ってくるべきでした。コーラは肉の脂に対していい仕事をします。パラグアイの豚の丸焼きパーチーで学んだことです。



もうすでに脂に胃をやられているのに、このあと羊の骨髄液まで飲まされました。骨髄液と言ってもそんな大層なものではなく、トロッとしたただの脂です。冷め気味でしたのでイマイチでしたが、しっかり温めて醤油と一緒にごはんにかけたらいけるかもしれません。髄液ごはんです。中々インパクトのあるお名前ですね。いいと思います。





20170723124924544.jpg

バーベキューの後はガイドさんとドライバーのおっちゃんがどこからか木片を持ってきて、キャンプファイヤーが執り行われました。いいですね〜。これぞキャンプです。

木片が何かの柵を破壊してちぎって来たような形状であることは、見なかったことにします。





201707231249243f9.jpg

キャンプファイヤーと言えば!焼きマシュマロです。

いや知りませんが、誰かがそう言っていたので準備してきました。





20170723124924e5d.jpg

焦げました。

しかし焦げたところがサクサクして、カラメルみたいな味がしておいしいです。薪の下にうんこが見え隠れしている件も今回は見なかったことにします。大丈夫です。火にくべれば薪もうんこも大差ありません。

私が焦がした後フランス人が余ったマシュマロを丁寧に焼き始め、流石スイーツの国の男は違いますなと思いながら見ていたら、焼きマシュマロを食べた彼は一言、「これマシュマロじゃないよ」と言い放ちました。

今回のイベントを根底から否定してくれてからに。

まあ私も食べた瞬間何か違う気はしていたのですが、ぶち壊した柵とうんこで焼き上げたマシュマロなんかすでにマシュマロのマシュマロたるマシュマロ感を失っているので、もう何でもいいやと思っていたのです。なのでそんな事は黙ってスルーしてしまえばいいものを、流石スイーツの国の男は違います。妥協は許されないのですね。




20170723124924bf3.jpg

おっちゃんが何か楽しくなっちゃったみたいで、肉やらピクルスやらを焼き始めました。脂を落とした羊は美味でしたが、多少さっぱりしたとは言えもう私の胃は限界です。羊の脂はエグいのです。おにぎりと醤油で中和させてもらえればまだまだ行けますので、次回からはどうか、そんな感じで。


ゴビ砂漠ツアー4日目に続きます。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。

| モンゴル | 22:56 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴビ砂漠ツアー2日目・星降る夜にひとり


201707212142416ed.jpg
岩に登るヤギ

昨夜は大変よく眠れました。最近宿で寝ていてもいちいちうなされるので、やはり夜行バスなり列車なりに揺られていないと眠れないのか・・・と社会復帰がさらに遠退く感覚を覚えていましたが、そういうわけではなかったようです。いざとなったら会社の近くにゲルを建てればいいということです。希望が見えて来ました。





20170721214241d99.jpg
本日の朝ごはん

朝ごはんは山羊ヨーグルトのベリージャム入り、珈琲、パンです。山羊ヨーグルト以外は至って普通の朝食ですが、青空の下で食べるとこうも美味しいのですね。

ヤギヨーグルトは、ヤギ乳の味をそのまま引き継いだヨーグルトでした。草っぽいというか、ヤギのうんこっぽ・・・いやそこまでは言いませんが、まあヤギの香りです。ヤギ乳が好きなら問題ないでしょうが、そうでないならちょっと癖が強いかもしれません。





201707212145028f1.jpg
本日の水確保

ヤギと羊と牛の群れにブーブー言われながら井戸水を汲ませてもらい、本日の命の水確保です。飲み水は1.5リットルのミネラルウォーターを1日1本支給されるので、この井戸水は主に調理用に使われます。





20170721214241b9f.jpg
本日の肉確保

小さな町の小さな売店にたまに寄って貰えるので、足りない飲み水やツマミやビールはそこで買い足します。暑いので、アイスを買ってみたりも。

食材も随時買い足されます。食費はツアー代金に含まれているので、こちらにはお金を出す必要はありません。お酒はもちろん自分で買っています。






20170721214553b45.jpg

本日もひたすら移動です。暇なのでツアー仲間同士で喋ってみたりもしますが、だいたいカナダ人おばあちゃんの独壇場になり、集中しないと全てを聞き取れない私はいつの間にか寝ています。ちょっと集中力の持続性に問題があるようです。

おばあちゃんは74歳だったかな?だいたいそれくらいのお年で、とっても元気です。旦那さんが亡くなってからというもの、こうして一人で世界中を飛び回って遊んでいるのだそうです。格好良くてハイカラなおばあちゃんです。





20170721214241380.jpg

20170721214241047.jpg
本日のお昼ごはん

昼食は元軍事施設の廃墟脇で頂きました。日陰も何もないもはや草原でもなくなった荒野を進んでいるので、廃墟でも何でも日陰はありがたいです。

お昼ご飯はトマトツナパスタと、にんにくマヨネーズで和えたニンジンサラダでした。ツナパスタですが、当然のように羊が入っています。そしてやはりしょっぱく、たっぷり油が効いています。





20170721214749b2c.jpg

そしてまだまだ移動します。砂漠が近づいているのか単に南下している影響か、昨日より暑い気がします。でも空気が乾いているので汗をかきません。というか、かいた端から乾いていきます。

全身サラサラを保てるので不快指数は低いですが、汗と一緒に命も揮発していっている気がします。こんなところに一時間も立っていたら枯れてしまいます。





2017072121474902d.jpg

そんな炎天下の荒野に、馬らしき影が見えました。ガイドさんに聞いたら、野生ではないそうです。「2、3ヶ月したら飼い主が迎えに来ると思うよ」だそうです。それって飼ってるって言うんですかね。






20170721214749d7a.jpg

201707212147491ec.jpg

いよいよ砂漠じみて来ました。ラクダの群れです。何故か皆お日様の方を向いて座っていましたが、うちのドライバーのおっちゃんが脅かしたせいで皆慌てて立ち上がり、ワタワタ土煙を立てていました。おっちゃんやめなさい。





20170721215116608.jpg

20170721215116238.jpg

本日のハイライトはこちら。ナントカカントカ言う名所です。名前は忘れましたが多分ガイドブックに載っていると思います。

壮大な景色です。
地球に立っている、という感じがします。

下の写真は少しカッパドキアにも似ています。懐かしや。





20170721215348f10.jpg

20170721220348c44.jpg

その後30分くらい走って、本日の宿に到着しました。2日走ったかいあって、ウランバートルから結構遠くまで来ているようです。

今日はツーリストキャンプに泊まるようですが、予約とかはしていないみたいで、「空きある?」という感じのやりとりをしていました。ホームステイではなくツーリストキャンプな点は、正直なところ少し残念な気持ちになってしまいました。人が多くて騒がしいし、ゲルが10個くらい並んでいるだけで面白みに欠けます。

物陰はあるにはありますが昨日ほどではなく、そしてこの人の多さ。私はどこで青空トイレをすればいいんですか。いやツーリスト用のトイレがちゃんとあるんですけど、そこはホレ、あれですよ。


ところで誤解を招きそうなのでこれだけは言っておきたいのですが、そういうのは大自然の中だから許されるのであって、町中で立ちションをするおっちゃんとかは絶対イカンと思っていますよ。念のため。





2017072121534872f.jpg

20170721215348da5.jpg

本日の宿は完全なるツーリストキャンプかと思いきや、ラクダ牧場を兼ねているようです。牧場のお母さんが器用にバケツをかかえ、ラクダの乳絞りをしていました。

余談ですが、ラクダのうんこはちょっと臭いです。山羊のそれはそんなに不快じゃないのですが、食べているものの違いでしょうか。ラクダもヤギと同じく、草を食んでいる様子でしたが。


昨日からうんこの話ばかりしていますね。これまでエレガントでシャレオツな旅ブログとしてやってきたのに、台無しです。




201707212207507cf.jpg

201707212207509a8.jpg

ここにもチビッコがいたので、キャンディーをあげました。




20170721220750133.jpg

喜んでいました。




20170721220750e79.jpg
本日の晩ご飯

夕飯は麺入りのトマト羊スープです。昨日と同じ感じ。しかし昨日よりさらにしょっぱくて、食後に身体が小刻みに震えるほどでした。ビールに合うを通り越してビールがないとやってられません。





201707212207503ef.jpg

そんなわけで、本日も当然ビールタイムがあります。

昨日は常温でしたが、今日は気化熱を利用したビール急冷法を試してみました。これがなかなかに良い仕上がりで、キンキンに冷えはしないもののややひんやりな感じに。昼間はあんなに暑かったのに夜はそこそこ冷えますので、これくらいの冷たさでもまあいっかな!と思えます。

我慢できなくて日の入り前の30分ほどしか試していませんので、日の入り後に何時間かやればもっと冷えると思われます。良い風が吹いていますので。





20170721221101db7.jpg

今日も夕焼けが綺麗です。

夜になると、あちこちのゲルから話し声や笑い声が聞こえてきました。人の多いところが苦手でツーリストキャンプに否定的な意見を持っていましたが、こういうのも悪くないなと思いました。

自分がそうであるのと同じように、皆それぞれの旅をして、こうして笑いあっているのです。この騒がしさも、なんだか愛おしく思えてくるではありませんか。





20170721221101557.jpg
夜のゲル村

カメラ以上に私の腕に問題があって写真を提供できませんが、星空が綺麗でした。涙が出るほどに。北斗七星がはっきり見え、天の川も輝いています。



ゲルキャンプから離れて、大地にそのまま寝っ転がり、ひとり星空を見上げていました。

最近親友が結婚しましてね。
それは大変喜ばしく、幸せになって欲しいと思う気持ちに一切偽りはないのですが、少し寂しく思う気持ちもあり。そしてそれが事後報告であったため、彼女にそんな相手がいたことも知らなかった自分にショックを受けました。

勝手に飛び出して友人達とろくに連絡も取らず、自由に生きて、遠くに行ったつもりの自分が実は、置いていかれた側だったのかもしれないと気づきました。

置いていかれるも何も、勝手に道を外れたのですが。

今の生活は楽しくて、幸せです。旅をしていないと息がつまるようで、一度は日本で社会復帰をしようと試みましたが、どうしても苦しくてまたこちらに戻ってきてしまいました。日本でそんなに酷い目にあったわけではありません。ただ、私が弱かったのです。

そうしている間に、親友はちゃんと自分の未来を見つけていました。




私はいつも好き好んで、一人になれる道を探します。人といると色々なことを意識してしまうからです。私はおかしなことを言っていないか、嫌な奴になっていないかと。私は決して出来た人間ではなく、駄目だとわかっていながら人に不快な思いをさせてしまうことも多々あります。感情が不安定になることもあります。きっと誰もがそうであるように。

私はボロを出すのが嫌で、一人になりたがるのかもしれません。

誰だったかが歌の中で、「孤独と自由はいつも抱き合わせ」というようなことを言っていました。一人を選び、自由を謳歌しながらも、身勝手にも孤独を感じる瞬間があります。あの歌はこのことを言っていたのかと、旅の中で気がつきました。

おそらく、他の旅人達も少なからず似た感情を抱いているのではないでしょうか。・・そうであって欲しいと、思ってしまいます。寄り添えなくていいし分かり合えなくてもいいので、ただ、「皆そうだよ」という、それだけの安心が欲しいです。




・・・なーんてことを考えてセンチメンタルに浸っていたら、いつの間にかゲル村の灯りが全部消えていて遭難しかけました。

帰る方角が全然わかりません。これはヤバしです。

こんなときはアレです。方位磁石!!・・・は、ゲルに置いてきてしまいました。では、星を見て方角を知る!!北斗七星があそこにあるから〜・・・北斗七星は北斗七星と言うからには北でいいんですよね?

で、ゲル村は東?西?南?

助けてー!!



その後、半泣きで荒野を彷徨いましたが星空を撮りに来たらしきツーリストを捕まえることができ、方角を聞いて、無事ゲル村に帰ることができました。

センチメンタルはほどほどにしようと思いました。


ゴビ砂漠ツアー3日目に続きます。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。

| モンゴル | 23:59 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

7泊8日ゴビ砂漠ツアー1日目

20170721143218012.jpg

2017072114321891f.jpg
ツアーバン

「さあ明日は朝8:00に出発よ!遅れないでね☆」

とか言われていましたが迎えが来たのは9:00で、出発は9:30でした。早くもモンゴリアンタイムが炸裂しております。いいぞいいぞ〜。

ツアーの足は、こちらのロシアンバンです。人数が少ない場合はランクルなども使うそうです。ロシアンバンは見た目格好良く中は広く、荷物もたっぷり積めます。ですので、我々ツアー参加者はバックパックをそのまま持って来ております。

ツアーの参加メンバーは、フランス人カップル、カナダ人おばあちゃん、宿で知り合った日本人男性と私の計5人です。それに運転手さんが一人に、モンゴル語/英語通訳を兼ねたガイドさんが一人の計7人の珍道中となります。

なお、フランス人カップルは3日で離脱し、別のツアーに参加するためウランバートルに帰るそうです。それって砂漠に着く前に終わりませんかね。砂漠まで結構かかると聞きましたが。大丈夫ですか。





20170713032455cb9.jpg
ビールとつまみ/7泊には全然足りないので随時買い足す予定

あと、最初に聞いた話ではドイツ人の二人組が来るはずでしたが彼らはどこに行ってしまったんでしょうか。ドイツと聞いてビールを沢山買っておきましたのに。聞かなくても買いましたけど。





20170721143218de4.jpg

ゴビは遠いのでツアーの大半は移動時間ですが、その途中で色んなお楽しみが用意されていました。まずはウランバートル近郊の、馬を育てている遊牧民のゲルを訪問。土煙を立てる馬達が格好良かったです。モンゴルの馬はどちらかというと小柄な品種です。





20170721143218e38.jpg

20170721143218ded.jpg

ここで馬乳を飲ませてもらいましたが、これが非常に酸っぱくて不思議な味でした。レモンを効かせたチーズ汁みたいなのを想像して頂ければ、大体そんな感じです。





2017072114393677d.jpg
水飲みヤギと羊達の群れ

まだまだ砂漠は遠いので、水はたっぷりあります。たっぷりと言いつつ、どこまでも続く荒野にポツポツと池や井戸がある程度なので、実際のところは余裕たっぷりというわけではなさそうな印象を受けます。ただ後日聞いた話だと、ウランバートル近郊は地下水を引いているので水問題は特にないよ、とのことです。

遊牧民の姿はそこらじゅうで見かけますが、近年では牧草地を求めて移動を繰り返す遊牧民は減少傾向にあり、購入した牧草を家畜に与えて安定した生活を得る方法が主流となりつつあるようです。





201707211439369f9.jpg

お昼時、バンが急に国道からはみ出して草原に突っ込んで行ったと思ったら、突然のランチタイムです。





201707211439364af.jpg

20170721143936336.jpg

この青空の下で調理器具を広げ、本格的に料理を始めるガイドさん。昼食はもっと簡単にパンとかカップ麺で済ますものだと思っていました。嬉しいです。

そして塩を忘れたガイドさん。通りすがりの別のツアーバンに聞きに行き、無事ゲットォ!していました。袋か何かに分けてもらったのかと思ったら、手のひらに握りしめて戻って来たのには言いようのないモンゴル感を覚えました。





20170721143936104.jpg

ツアー最初のご飯はこちら。羊と根野菜のトマト煮込みです。これがまた美味しいのなんの。モンゴル料理の特徴なのか彼の好みなのかやや塩が効きすぎているのですが、そこだけ目をつぶれば本当に美味しいです。昨日までに口にしたモンゴル料理の半分くらいがしょっぱかったので、多分モンゴル料理全体の特徴です。





20170721144323bfd.jpg

ひたすらに走り続け、何の目印もない所で急にまた荒野に突っ込んで行ったかと思ったらこんな所に連れて来てもらえました。他にもツアーのバンが沢山停まっていたので、ゴビツアーの定番コースなのでしょう。





20170721144323707.jpg

20170721144323b42.jpg
隠れ仏教寺院

ちょっとガイドさんの説明が二転三転して初日から不安になる感じなのですが、要約すると、ここは150年ほど前に作られた仏教寺院跡で、お坊さん達がソ連軍から逃げてここに隠れたものの結局全員殺されてしまった、というようなことを言っていました。

ええと仏教の伝来がいつごろでロシアとモンゴルの関係がどんなんでモンゴル国内の仏教の立ち位置が・・・と頭の中で必死に世界史とガイドさんの説明の辻褄を合わせようとしましたが、所詮は世界史9点の私。知識が乏しすぎて、結局よく分からないまま遺跡観光を終えました。

そういうわけで上の解説は全くの嘘っぱちかもしれないので、参考にしないでください。





20170721144323ac1.jpg

2017072114432363e.jpg
本日の宿

本日はこちらの遊牧民のお家に泊まらせてもらうようです。ご家族が暮らすゲルの後ろに、ツーリスト用に用意されているらしい綺麗なゲルが二つ並んでいました。

ここへ来るまでにいくつものツーリストキャンプを目にしました。ゲルが沢山並んだ、遊牧民ではなく旅行者のためだけの宿泊施設です。そういうのももちろん必要なのですが、どちらかというと現地に溶け込む旅の方が面白いというもの。ツーリストキャンプを通り過ぎてここに連れて来てもらえたことに感謝です。





2017072114475750f.jpg

201707211447576d7.jpg

こちらのご家族は羊とヤギを育てているようです。

私は羊とヤギの区別がつきません。モンゴルの羊は主に食用なので、日本人が一般的にイメージするようなモコモコした体毛は持っておらず、体格も顔もヤギとよく似ているのです。





20170721144757742.jpg

201707211447574c5.jpg
トイレ

トイレはもちろん水洗ではありませんが、綺麗に整えられています。おそらく旅行者のためにわざわざ用意してくれているのでしょう。





2017072114475716b.jpg

20170721144757b42.jpg
トイレ2

こちらもトイレです。

こちらは前述のそれに比べて実に開放的な造り。ご家族はこちらをメインに使っているのかもしれません。




2017072114553101e.jpg
トイレ3

大体全部トイレです。

ゴビツアーは(おそらく他のツアーも)いちいちトイレ休憩を挟んでくれるようなお上品なものではないので、基本的にトイレはそのへんの物陰で済ませます。

移動中のそれが許されるなら、宿泊地もまた然りです。そもそもすでに家畜のうんこまみれなので誰も気にしません。私はチャリ旅以来青空トイレに全く抵抗がないというか、むしろ好んでそちらを選ぶ傾向にあります。こういうことを言っているから結婚できません。





20170721145948f67.jpg

荒野のど真ん中なので水道はなく、もちろんシャワーなぞあるはずがないですが、井戸水を汲んできて簡易の手洗い場を用意してくれています。一応ウェットティッシュも持って来ていますが、ちょっと手を洗えるだけで大変ありがたい気持ちになります。





20170721145948a24.jpg
ヤギの乳絞り体験

を、させてもらいました。

無数のヤギが固定された異様な光景ですが、乳搾りを円滑に終わらせるための策です。写真を見るとヤギの首がコキッと捻られているように見えてしまいますが、こっちを向いている首は全て反対側のヤギのそれですので、ご心配には及びません。




20170721145948a2d.jpg
ヤギチーズ

屋根の上に干しているヤギチーズを一欠片頂きました。

かじった瞬間すごく良い風味がして、2秒後に強烈な酸味が来ます。つい梅干しを食べた時のような酸っぱ顔をしてしまいますが、これがなかなか癖になる美味しさです。同じヤギチーズなだけあって風味はフェタによく似ていますが、あれよりずっと酸っぱいです。





201707211459481dc.jpg

ヤギは近づくと逃げて行くものの、じっと見ていると見つめ返してくれ、ときには向こうから近づいて来ます。そして油断すると服を食われます。ご注意ください。





20170721145948bb5.jpg

子ヤギも沢山いて、つぶらな瞳がすごく可愛いです。一匹捕まえて抱っこさせてもらいましたが、思いの外軽かったです。しかしTシャツがものすごくヤギ臭くなりました。当分シャワーも洗濯もできないというのに。





20170721150350fba.jpg
ヤギ皮(羊皮かも)

そこらへんに無造作に皮が落ちています。これで何を作るんでしょうか。モンゴルでは是非何か革製品を購入したいなと思っております。ブーツとか。もちろん、手の届く値段だったらの話ですが。





2017072115035015c.jpg

遊牧民は大抵犬を飼っているそうです。番犬ですね。割と凶暴なのも多いのであまり近づくなと言われていますが、この子は大変懐っこく、夕飯の残りのホネをあげたらその後ずっと隣に座って待っていました。愛らしいです。





201707211503500b8.jpg
遊牧民の子供

ここに暮らす子供が私達のゲルに遊びに来ました。これまでもツーリスト達に遊んでもらっていたようで非常に懐っこく、そして英語を少し扱います。

このガキンチョが実におてんばで、お菓子を貰っては飛び回り、スマホを見せて貰ってはそれを奪って逃亡。はしゃいで笑って大地を転げまわり、とても微笑ましいのですが君が転がったその大地、ヤギのうんこが敷き詰められていますよ。





20170721150350c62.jpg

おいうんこまみれの体ですり寄ってくるんじゃない。

いや私の体も子ヤギ抱っこのおかげで既にうんこ臭がしますけど、君ほどではないですよ。あっ!私のミネラルウォーターをうんこの上に投げるんじゃない!

ああ、水を飲むたびヤギのうんこ臭が・・・何故初日からこんな目に。





201707211503502ab.jpg
少年の自撮り

カメラを奪われ、これもまたうんこまみれに。

そして特に必要のないハナタレ小僧の連続写真が20枚ほど。得たものに対して失ったものが多すぎます。これがゴビツアーの洗礼・・・大変なものに参加してしまいました。





2017072115080673f.jpg
本日の晩ごはん

晩ごはんはシンプルに、スープとパンです。シンプルというか、何故か量が少ないです。スープはもちろん羊入り。モンゴル料理は羊がなければ始まらないのです。

昼食の山盛り度と夕飯のシンプルさについては、この後のツアーでもずっとこんな感じでしたので、「モンゴルでは夕食より昼食に重きをおくのですね」と質問したらガイドさんは「そうだよ」と答えました。ただこのガイドさん、割と適当なところがあるのでそれがモンゴル全土の特徴なのか、彼の趣向に過ぎないのかは不明です。





20170721150806047.jpg

夕飯後はお楽しみのビールタイムです。

皆で色んな話をしました。先日書きました通り、私はそう社交的な性格ではないのでツアーは苦手なのですが、ツアーで何日も行動を共にすることにより普段は聞けない各国の深い話もぐいぐい攻め込むことができ、知識が増えていくのが嬉しいです。逆にぐいぐい攻め込まれもするので、「そうか日本はそんな感じのイメージを持たれているのね〜」ということが分かって面白いです。日本の話になると、よく聞かれるのは漫画アニメ文化、食文化、宗教、隣国との関係あたりが主なところです。




20170721150943dad.jpg
夕焼け

日の入りは遅く、21:00近くまで明るいです。

夕日を拝んだ後は各々岩山方面に消えて行き、岩の上から星空を見ました。一人になれる時間は大切です。その点、今回のツアー仲間達は個々の時間を大切にしてくれる人達でしたので、精神的引きこもりの私にとってはありがたいことでした。

もちろん、人との会話が嫌いなわけではありません。自分の知らない色んな話を聞くのは好きです。ただ、人と話した後は自分の中でその内容を整頓する時間が必要なのです。




この日は満点の星空を拝む前に眠くなってゲルに戻りましたが、ツアーは今夜を除いてまだ6泊あり、そしてゴビ砂漠はまだ先です。この先きっと、素晴らしい星空に出会えることでしょう。

ツアー2日目に続きます。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。

| モンゴル | 22:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴビ砂漠ツアーに行って来ます


20170713032455b75.jpg
こんな感じのルートらしいです

今日から7泊8日のゴビ砂漠ツアーに行って来ます。

モンゴルには草原で馬に乗るために来たのですが、何故砂漠でラクダに乗ることになったのか自分でもよく分かっておりません。しかも7泊8日。団体行動があまり好きじゃないのでツアーはまあ5泊くらいが限界かな・・と言いつつ実際は3泊くらいしかもたないだろうなと思っていたのに、何を血迷ってこんな地獄の様なツアーに申し込んでしまったんでしょうか。

「wifiは3日目に使えるから心配しないで」とか「その日はシャワーも浴びられるから云々かんぬん」言ってましたがそんなことはどうだって良いのです。問題は朝から晩まで親密団体行動8日間という部分です。





20170713032455cb9.jpg
お楽しみグッズ

まあ実際のところ何故申し込んだのかと言いますと、ツアー内容を聞いている途中で「基本的にはゲル泊なんだけど砂漠でテント張って寝てもいいよ。火も起こせるし」と聞いた瞬間心がゴトリと音を立てて動いたからです。砂漠の星の下でテントを張って焚き火をしてビールを飲みたいと思ったのです。

結果、上の写真からも滲み出ている通り、すっかり遠足前のワクワク小学生みたいになってしまったのであります。

星の下、そして焚き火の隣なら、私も饒舌になれます。他の参加者達と旅の話をするも良し、一人で砂漠の夜に溶けるも良しです。


では、楽しんで参ります。
そして今日から8日間ブログ更新が途絶えるであろうことをお伝えしておきます。

2日目だか3日目だかにwifiが使えるそうなので、Twitterあたりで何か言うかもしれません。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。

| モンゴル | 03:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

国家ナーダムとウランバートル滞在記


201707130110515e0.jpg
ナーダム会場、スタジアム

ウランバートルでは、国家記念日の7月11日から3日間「ナーダム」というお祭が開催されます。年に一度のスポーツの祭典です。

7月中はモンゴル中の町や村で小さなナーダムも開かれますが、ここウランバートルの国家ナーダムが一番大規模で、ここの各競技で優勝することは大変な名誉なのだそうです。

競技はモンゴル相撲、子供達が競い合う競馬、弓射などがあります。
特にモンゴル相撲は大人気で、国中から集まった力自慢達500人以上、ときに1000人以上がそのナンバーワンを決めるために競い合うのだそうです。





20170713011051a88.jpg
スタジアム前のお祭り会場

そんな面白イベント期間中にばっちりウランバートルにいる抜かりない私でございますが、チケットを取っていません。抜かりました。

チケット価格はツーリストは25ドルくらいだとかいう噂を耳にしました。それくらいなら買いますが、私が到着した頃にはもうとっくに売り切れていたようです。あとは送迎込みのナーダム見学1日ツアー・120ドルというのがありましたが、流石にそこまでは出せません。





201707130110514b5.jpg

でも大丈夫です。広場にある大型テレビでナーダムリアルタイム中継をやっているからです。町中のメイン広場でも中継していたし、一般家庭のテレビでももちろん見られます。

モンゴル相撲は是非是非是非ともこの目で見たいですが、それは地方ナーダムまでお預けとします。7月の一ヶ月間この国にいれば、どこかの村でナーダムに出会うチャンスもきっと生まれるはずです。

というわけで、今回の日記では国家ナーダム会場前の雰囲気のみ寂しく書いて参ります。





20170713011051e6b.jpg

VIP用会場入り口では、偉そげな方々が次々に黒塗りの車から降り立ち、会場に吸い込まれていきます。日本大使らしき人もいました。私はあわよくばドルジ朝青龍に会えないかとここで30分ほど張っていましたが、かの人は現れませんでした。





20170713011051d3d.jpg
ナーダムホーショール

ナーダム名物のファストフード、ナーダム・ホーショールです。あちこちの露店で買うことができます。一個40円とか50円くらい。羊肉の肉汁たっぷり揚げ餃子みたいな感じで、すごく美味しいです。





20170713011051a10.jpg
クバス

ロシアや東欧の飲み物だそうですが、ウランバートルでもよく見かけます。甘くて微炭酸でアルコール度数の限りなく低い黒ビール、という感じの飲み物です。少し癖があるので人を選ぶと思いますが、意外と爽やかで私は好きです。





20170713012045e22.jpg

騎馬の選手と思われる子供達です。こっそり隠し撮りのつもりでカメラを構えたのですが、皆いい笑顔を向けてくれました。モンゴルの子供達は素朴で可愛いです。大人達ですら素朴でいい人達で可愛いです。





20170713012045b69.jpg

ナーダム会場を後にし、スフバートル広場を見に来ました。

こちらはウランバートルの街の中心とも言える広場です。ここからナーダム会場まで盛大なパレードが行われると聞いていたのですが、朝から張っていても全くその気配はなく、ついにナーダム会場にて開会式が始まってしまいました。そんな観光客にもバレないくらいこっそり移動するパレードってあるんですか。





201707130120458c2.jpg

この人が、広場の名前にもなっているスフバートルさんです。モンゴルの大英雄の一人です。




20170713012045f11.jpg

こちらはチンギス・ハーンさん。言わずと知れた、モンゴルの偉大なる英雄です。

手前は知らない人達です。皆さんのまとう民族衣装があまりに格好良かったため、隠し撮り・・・はせずにカメラマンの横で堂々とシャッターを切りました。

こちらの皆さんの派手な衣装も格好良いですが、私はどちらかと言うと、普段着っぽいシンプルな色合いのそれの方が好きです。最初の方に載せたVIP入場口に集まる偉い人達は、一見シンプルだけど実は高価そうな上品な色合いのデールを着ていました。

デールとは、モンゴルの人々が日常的に着ている民族衣装のことです。写真のこれもそうです。デールに帯やベルトを締め、ゴタルと呼ばれるブーツを履くのが一般的な着方です。女性はデールにハイヒールやサンダルを合わせることもあります。

詳しいでしょう。今調べました。




20170713012045a0d.jpg

こちらはそのへんに停まっていたラクダのブーブーです。手前のラクダは何故メンチを切っているのでしょうか。お前なぞ大人の私が体重をかければひとひねりやぞ。





20170713012045d09.jpg

夜になると、スフバートル広場はすっかりお祭り騒ぎになっていました。何やら人気歌手らしき人が来て生ライブを披露。花火も大量に打ち上がり、人々は歌って踊って大興奮です。

私はあわよくばドルジ朝青龍に会えるのではないかと一時間ほど張っていましたが、かの人は現れませんでした。





20170713013808073.jpg

引き続きウランバートルです。

この3日間は街全体がお祭り騒ぎ!と思いきやそうでもなく、博物館やマーケットなども普通に営業していました。休みの所も少しはありますが。

写真は、スフバートル広場近くにあるモンゴル民族博物館です。





20170713013808d0b.jpg
大興奮

この博物館が想像の遥か上を行く素晴らしさでした。

この土地の古代史から始まり、中世、近代を経て現在のモンゴルまで。人々の歩みとその生活様式、芸能文化に至るまで、モンゴル人の築き上げてきた全てがここに集約されています。

ここは入場料が8000Tg(380円くらい)なのに写真撮影に追加で1万Tg必要です。なので最初は写真なしでいいやと思い入場したのですが、展示内容があまりに良かったので「これは写真撮らなきゃ!」とハアハア言いながらチケットオフィスに逆戻りし、写真券を購入しました。





20170713013808c90.jpg

201707130138082e8.jpg

2017071301380833b.jpg
その他の興奮した展示物達

また調子に乗って写真を撮りまくってしまいました。各国の民族博物館やら武器博物館やらを訪れてはこうして大量の写真を撮ってくるので、いつか役に立ちそうで今のところ何の役にもたっていない資料写真が大量にあります。

西洋各国で撮った中世武器写真群とか、ゲームやコスプレ好きの人達を興奮の渦に巻き込めそうです。そんな簡単には披露しませんけどねえウェッヘッヘ。

ただの自慢ですよ。イラッとしましたかフフ。





20170713014231ab5.jpg
ザイサン・トルゴイ

ウランバートルを一望できる丘に来ました。バスで15分くらいです。頑張れば歩けますが、バスは500tg(25円くらい)なのであまり頑張らなくていい気がします。





20170713014231a47.jpg

山と草原の中に広がる街です。
街の規模と山に囲まれている感じから、なんとなくボリビアのラパスを思い出します。





20170713014231b22.jpg

丘の反対側は山です。この辺りにもマンションぽいものが建っていますが、建設中なのか建てたはいいもののあまり人が来ないのか、どことなくゴーストタウンみたいな匂いがします。




20170713014231ffa.jpg
ウランバートル猫

見た目は山猫みたいですが割と懐っこかったです。





20170713014827f0e.jpg
ザハ

マーケットです。近代的なスーパーもありますが、何でもかんでも積みます売りますという面白マーケットもまだまだ現役です。小分けのものが安く買えたりするので、ときにスーパーより使い勝手が良いです。





2017071301482785f.jpg
民族音楽と踊りのショー

市内の劇場で毎日見られる伝統芸能のショーです。一時間少々の公演が25,000tg(1200円くらい)と非常にお手頃価格な割に、ホーミーに馬頭琴に名も知らぬ不思議な音を奏でる楽器達に、軟体動物の様な柔軟な女性のダンスショー、お面をかぶった演者達によるちょっとしたお芝居など、もっとお金取っていいんじゃないですか!?と叫びそうになるくらい豪華な内容でした。

特に素晴らしいと思ったのが歌姫の山の向こうまで届きそうな高らかな歌声で、この歌を草原の風の中で聞いた日にはうっかり号泣してしまいそうなくらい感動しました。

なので、CDを買いました。こういうのはその土地で聞くからこそ価値があり、日本の自室で聞いてもこの感動を再び味わえる訳ではないという事は分かっているのですが、つい買ってしまいます。




201707130148276ea.jpg
グリヤシとかゴリヤシとか

続いて、ここ数日で食べたものの写真を少々。

まずはグリヤシみたいな名前の肉料理です。こちらはハンガリーの名物料理・グヤーシュが起源で、グヤーシュは牛肉を主に使うのに対し、グリヤシは羊肉のお料理となっています。すごく美味しいです。グヤーシュが好きで羊肉も好きな人ならドンピシャリです。




201707130148276fb.jpg
バンシタイ・ツァイかな?

こちらは(多分)バンシタイ・ツァイというお料理で、ミルクスープみたいなのに水餃子を浮かべたものです。Wikipedia先生によると、このミルクスープはスープではなくミルクティなのだそうです。




20170712014736280.jpg
スーテイ・ツァイ

ミルクティとは多分これのことなんじゃないかと思います。ザミンウードからの列車の中で飲んだやつ。ミルクティとは言うものの日本で一般的な甘いやつではなく、バターの風味と塩気が特徴の温かいミルクという感じです。

これがまた何とも言えないお味で、マズイとは決して言いませんが一味足りないというか、ダシの要素が皆無というか、ただただ塩気のみを感じる淡白な温かいミルクという感じで本当に・・・何とも言えないお味です。





20170713014827df5.jpg
ビールとつまみ

キャビアといくらが共に一瓶2500tg(120円くらい)だったので、思わず買ってしまいました。正確には、宿で知り合った人と一瓶ずつ買って半分こしようという話になったものの相手が一口食べて頭を抱えてしまい、全部私のものになってやったぜ!という品です。味付けが塩気のみで、ちょっと生臭いんですよね。

手前のワラみたいなのはこう見えてチーズで、ワラみたいな部分も全部食べられます。いわゆるスモークチーズです。こちらもまた塩気が強いものの大変ビールに合う良い味わいで、かなり気にってしまいました。


こうして見ると、モンゴル料理はどうも味付けはシンプルに済ませるものが多いのでしょうか。今のところ塩と素材の味のみかなというお料理ばかり当たっている気がします。あと、羊肉率が非常に高いというか、圧倒的です。羊好きには嬉しい世界ですが、嫌いな人は辛そうです。

今後まだ3週間以上あるので、モンゴル料理は他にも色々試してみたいと思います。



にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。

| モンゴル | 23:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

中蒙国境越え3日目・ウランバートル到着


20170712135431f73.jpg
モンゴル鉄道の朝

列車内はエアコンがついていませんが、日が暮れると一気に涼しくなるので快適に過ごせました。むしろ寒いくらいでした。外はモンゴルのイメージぴったりの草原が広がり、点々と張られた遊牧民のテント・ゲルや、動物たちの姿が見られました。





20170712135431fd3.jpg

ウランバートルが近づくにつれ少しずつ家屋の数が増えてきました。ゲルがそこらじゅうに建っています。モンゴル滞在中に一度はあれに泊まってみたいと思っています。





20170712135431337.jpg

起きてからウランバートルに着くまで数時間あったので、モンゴル語とキリル文字の勉強をしていました。向かいの席の女の子に唐突に「こんにちは、ありがとう」と言ってみたら困惑していました。すみませんね。まだそれしか言えないものですから・・・。

キリル文字はロシアと同じですが、一部読み方が違ったり追加の文字があったりします。以前シベリア鉄道内でしっかり覚えたはずのキリル文字ですが、もうすっかり忘れており、しかし2度目なのですんなり覚えられるでしょうと思っていたのに全く頭に入りません。脳の全盛期が過ぎております。





2017071213543135a.jpg

朝9:00、列車はウランバートルに到着しました。
人が多く見えますが、北京のアレに比べれば実に穏やかな光景です。


さて、昨日の日記に書きました通りウランバートルは明後日からお祭り期間で、観光客及び地方出身の人々が一気になだれ込むと予想されます。そんな中で宿予約を忘れた私は、宿無しを覚悟してこの地に立っております。





20170712135431a63.jpg

が、列車を降りた瞬間に宿勧誘の女性に声をかけられ、あっという間に問題は解決しました。

オウその手があったかと思いました。しかも、簡易民泊ではなくツアーデスクも兼任した立派なホステルのようです。「モンゴル旅行の情報収集をする」という目的も一緒に片付けられるではないですか。

この宿以外にも、多数の宿やツアーデスクの人が観光客を捕獲しに来ていました。右が今回泊まる宿で、左は他の勧誘の人に渡されたパンフレットです。宿やツアーの勧誘と言ってもそうしつこいものでもなければ取り囲まれることもなく、皆さんわりと穏やかに声をかけてくれるので助かりました。





201707121409046fd.jpg

20170712140904f15.jpg
本日の宿

アパートの一角に作られたホステルで、非常に分かり辛い場所にありますがその分静かでとても良いです。ウランバートルにはこうしたコッソリ立地のホステルが沢山あるので、宿探しに困ることはどうやらないのかもしれません。内容の良し悪しはあるでしょうが、部屋数の面だけを見れば充分に足りていそうな印象です。





2017071214090410d.jpg
本当の朝ごはん

まだチェックインもしていませんが、朝ごはんを食べさせてもらえました。




2017071214090449d.jpg
本日のお昼ごはん

2日ぶりのシャワーを浴びた後に宿の共有スペースでのんびりしていたら、お昼ごはんを食べさせてもらえました。

よほどお腹が減っていそうに見えるのか、最近割とごはんを食べさせて貰っている気がします。嬉しいし、人に作ってもらったご飯はひとしおに美味しいです。





20170712140944993.jpg
ウランバートルの街並み

首都でありながら非常に小ぢんまりとしており、しかしさすが首都なだけあって背の高いビルが多く、賑やかです。ナーダム前であることも相まって、観光客の姿も多く見られます。





20170712140944591.jpg

20170712140944695.jpg

20170712140944fd1.jpg
スーパー

スーパーマーケットを覗いて見ました。

流石首都。物が溢れているし、日本食まで売っています。また、モンゴルは乳製品の生産が盛んのようで、牛乳やチーズやヨーグルトが沢山売られていました。



中国があまりに忙しなかったため、モンゴルではのんびり風に吹かれる旅をします。馬に乗ったり、羊を食べたり。とりあえずウランバートルに数泊して、情報収集です。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

○ ウランバートルの宿

「Mongolian vision Tours and Guest House」

ネットで予約できる様子。
国立劇場、スフバートル広場などが非常に近い。街の中心まで徒歩ですぐアクセスできるが宿自体は住宅街にあるので静かでとても快適。清潔、Wifi良好、キッチンあり。朝食無料、コーヒー紅茶飲み放題。ツアーデスクもあり、様々なツアーをアレンジしてくれる。おすすめ。

| モンゴル | 22:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

中蒙国境越え2日目・国境突破と恐竜博物館


20170712011227fca.jpg
朝焼け

バスが停まった気配で目が覚めました。どうやらトイレ休憩のようです。

そういや昨夜バスに乗り込んでから一度もトイレ休憩がありませんでした。
そして今停まっているここは物陰も何もない荒野。せめて岩か何か転がっていて欲しいところですが、まあ別に今トイレに行きたい訳ではないので深く考えないことにします。





201707120112274cc.jpg

朝7:00にはニ連浩特のバスターミナルに到着しました。随分早かったんじゃないでしょうか。遅くとも18:20には出ているはずの他のバス(まっとうなバス)が、同時に到着していました。





2017071019174637b.jpg
現在地は二連浩特

さて、ここから国境越えですが、その方法は公共のバスかジープ相乗りのどちらかのようです。バスは50元(830円くらい)、ジープは交渉次第で一人50~80元とのことです。

バスは本数が少なく一日2、3本。ジープは人が集まり次第随時出発するので、今すぐにでも乗ることができます。が、ジープはザミンウードまで行くと言っておきながら国境ゲート前で客を降ろして勝手に帰ってしまう、というよくある詐欺をやらかすそうです。





20170712011227cc2.jpg
ザミンウード行きバスチケット

別に急いでいるわけでもないので、バスにしました。
朝っぱらからジープ運ちゃんと喧嘩するのもダルイです。

バスは13:00発でした。これから5時間待つのは楽ではありませんが、運賃が50元から40元に値下がりしておりとても嬉しいのでそれくらいは待ちます。10元はおよそ165円です。お菓子とジュースが買えます。





2017071201122713c.jpg

元々ジープを選ぶ人が多いのか、はたまたバスの発車が遅すぎてやっぱりジープを選ぶのか、ザミンウード行きバスの待合室はガラガラでした。

しばらく様子を見ていたらチラホラ人が来てはチケットを買わずに帰っていったり、買った上で荷物を置いてどこかへ出掛けたりしているようです。私もそれに習い、待合室にある個室みたいなところに荷物を置かせてもらって遊びに出掛けました。
 




2017071201122764b.jpg
ニ連浩特の町並み

割と綺麗な町です。
私は調べたいことがあって先ほどからネットカフェを探しているのですが、見つかりません。

調べたいこととは、ウランバートルの宿情報です。モンゴルについて何も調べていないので、とりあえずウランバートルの適当な宿に入って情報収集から始めるか~と思っていたのですが、どうやら私の滞在期間はモンゴル夏の祭典・ナーダムにまるかぶりするようなのです。宿が埋まる可能性があります。





20170712012100829.jpg

ナーダムとは国をあげての文化・スポーツの祭典みたいなもので、だいたい7月いっぱい、モンゴル中の色んな町で行われるそうです。中でも盛大なのが首都ウランバートルで行われる国家ナーダムで、これは国家記念日の7/11から3日間に渡り開催される、国中の注目を集めるお祭りなんだとか。





201707120121008ac.jpg

ナーダムのことを知らなかった訳ではもちろんなく、むしろこの時期のモンゴルを狙って来た私でございますが、ウランバートルの国家ナーダムはチケットも売り切れ必至でふらっと見学できるものではなさそうです。そして街全体が混雑しそうです。ということでウランバートルの国家ナーダムは避け、地方の小さなナーダムを狙うつもりでいました。

・・・ということを忘れていました。

私は何を国家ナーダム直前の一番人が動きそうなタイミングでウランバートルを目指しているんでしょうか。その辺りは出国前にしっかり計画を立てていたはずなのに、その計画ごとまるっと忘れておりました。もしや、昨日の北京発バスチケットが売り切れていたのはナーダムのせいだったのではありませんか。




20170712012100ecd.jpg

というか、よく考えたらナーダム直前の今日明日はウランバートル行きの列車も相当に混みあうんじゃないでしょうか。明日など特に。私はそもそもウランバートルにたどり着けるんでしょうか。

宿が無いようならザミンウードに数日篭るなり、ウランバートルを通り過ぎて別の街に逃げるなりしなければいけません。そういう事情からウランバートルの宿の混み具合を調べたかったのですが、ネットカフェがない・・・






20170712012100d0b.jpg

・・・というわけで、考えるのが面倒臭くなったので恐竜博物館に来ました。
ナーダムの話をしながら非常にさりげなく配置してあった恐竜の写真は、こちらで撮ったものです。

この博物館については、コメント欄で勧めてもらって初めてその存在を知りました。町中ではなく荒野にポツンと建てられている感じがすごく良いです。教えてくださった方、素敵な情報をありがとうございます。

行き方は、公共バスなどはなさそうだったのでタクシーに乗りました。相場が分からなかったので試しに「往復100元でどうだい?」と聞いてみたら一発OKだったので、もっと安くても行けたのだと思います。私はこういうのが下手です。




20170712013120825.jpg

恐竜博物館はだいたいこの辺りにありました。あわよくば歩いて行こうかと思っていましたが、タクシーを飛ばして軽く15分はかかったので歩くのはちょっと厳しそうです。そもそも回りに何もない日陰もないアスファルトの道を延々行かねばならないので、辿り着く前に骨になってしまいます。





20170712013120cbe.jpg

20170712013120cbc.jpg
恐竜博物館

どれが本物でどれがレプリカなのか分からない骨骨ロックが無数に展示されています。この辺りは大量の恐竜の化石が出土しているのだそうです。

つまりは太古の昔この辺りのただっ広い大地を恐竜が走っていたわけで、それをイメージしてか博物館内外の荒野に無造作に恐竜像を走らせている演出が、とても良いと思いました。





20170712013153042.jpg

2017071201315320c.jpg

2017071201315360a.jpg

屋外には等身大なのかな?という大きさの骨格標本や模型があります。





20170712013502d7b.jpg

うんこもありました。(たまごかもしれません)





20170712013502609.jpg

私も小学生の頃に恐竜図鑑を見た覚えがありますが、最近の恐竜想像図は昔とは随分変わって来ているそうですね。サイみたいな固い皮膚だったはずの我らがティラノサウルスも、昨今は羽毛みたいなのが生えた割とモフッとしたお姿で図鑑に載っているのだとか。

写真のこれも、こんな「料理したるでえ〜」みたいな恐竜いたっけ?と大変困惑しております。左のいやにご機嫌な奴も。




201707120135028cd.jpg
国境越えバス

しっかり遊んでからバスターミナルに戻りまして、いよいよ国境越えです。

国境越えバスは40人乗りくらいのいたって普通のバスでした。これに荷物を積み込み人も詰め込まれ、国境越えツアーが始まります。




20170712013502f81.jpg

まずは中国側イミグレーション。なんか虹が出ていますね。

中国側出国審査は長い行列ができていたものの、割とあっさり通過できました。これでしばらく中国とはお別れです。私は前回来たときにしょっぱなから別室連行された記憶を未だ引きずっており、中国の警察及び警備員の類いに恐怖心を覚えていましたが、ここ二週間この国で過ごした感想としては、皆さん優しかったです。

警察に限らず、中国の人は真顔が怖かったり言動が乱暴だったり声が大きくて圧倒されるところはありますが、真顔で乱暴だけど親切にしてくれるので私はそのギャップにやられっぱなしでした。「ああ!?○○に行きたい!?しゃーねーな付いてこい!」みたいな感じです。もちろん、親しみ易い笑顔の方も沢山います。ついでにタンを吐きます。




さて、続いてはモンゴル側イミグレーションにて入国審査です。
写真は撮り忘れました。

こちらもアッサリと終わりましたが、入国カードが見当たらず審査員の人に貰うために並び、書いた後また並び直すというのが予想外でアタフタしました。私の一連の動きを見ていた人達が親切に先に入れてくれたのが嬉しかったです。

なお、ナーダム中はこの国境は数日間にわたり閉鎖されるそうです。ここだけなのか、空路含む全ての国境なのかは存じ上げませんが、一箇所閉鎖されるだけでも旅行者は大パニックです。滑り込めて良かったと思います。





201707120135022c3.jpg
ザミンウード駅前広場

20170712014200152.jpg
チケット売り場

無事国境越えを果たし、ザミンウードに到着しました。
色々心配しましたが、とりあえず中国滞在期限切れという事態は避けられたので良かったです。

しかしここからはまだ、夜行列車に乗ってウランバートルを目指すという行程が残っています。ナーダムの件があるのでまず切符は買えないでしょうが、二等が駄目なら三等(自由席らしい)を聞いてみるとか、一等が一等のくせに2000円しないのでこの機会に試してみるとか、それでも駄目ならザミンウードの宿に泊まるという手もあります。

とにかく、駄目で元々という気持ちでチケットオフィスに並びました。





201707120142005ee.jpg

が、あっさり二等が買えました。

なんと!ここに泊まる気満々でしたのに。そして今日を逃したら明日、明後日、明明後日はますますナーダムの影響を受けるでしょうから、もうザミンウードに3、4日籠城する覚悟を決めていましたのに。

私が一生懸命キリル文字で書いた「ちけっといちまい、うらんばーとる、きょう、22,850とぅぐりっくのやつ。」というお手紙を見てウンウン頷く女性駅員さんの目は、とても優しかったです。

ちなみに二等はちょっと値下がりしており、21,850トゥグリックでした。わあい48円のお得!

・・・というか、よく考えたらこのチケットものすごく安いです。700キロ以上移動する寝台列車の二等が1,050円くらいなのです。一等は先ほど書いた通りだし、三等に至っては600円です。繰り返しますが、700キロ移動する寝台列車です。ありがたい限りでございます。





2017071201420089b.jpg
第一モンゴルケバブ

昨日の朝からまともに食べていないので、本日の遅めのお昼はケバブにしました。駅前で売っていたので。モンゴル初ケバブは羊肉入りでした。それ以外は各国でよく見るケバブと同じです。懐かしくて美味しかったです。





201707120142002a3.jpg

20170712014516e18.jpg

出発まであと1時間を切ったのでそろそろ駅舎に入ろうと思ったら、入った先もまた外でした。そして列車の前で青空待合室を決め込むモンゴル人の皆さんの姿が実に開放的でした。雨の日とかはどうするんでしょうか。

列車も、「まず駅員さんに乗り場を聞いて~」とか考えていたのは全くの無駄だったようで、目的の列車が一本そこに待っているだけ。プラットホームNO.などというものはその概念すら無さそうな、実に簡潔な作りでした。モンゴルを好きになった瞬間でした。





20170712014516323.jpg

201707120145169f4.jpg
本日の寝床

乗車しました。私の寝床は通路側ベッドの上段です。通路側は初めてですが、枠内横向きのベッドに比べると少し落ち着かない感じがします。もしかして48円分の値下げは通路側ベッドだからってこともありますかね。





20170712014516672.jpg

出発しました。走り出したらすぐまた荒野の風景になります。馬やらラクダやらの姿も見られます。ここからウランバートルまで700キロ、およそ15時間の夜行列車の旅です。





20170712014736bad.jpg

20170712014736468.jpg

飲み物をもらえました。

珈琲、緑茶、謎の何かです。あとお湯も配られました。すごく嬉しいです。お湯は自分で汲みに行くこともできますが、給湯器が薪で炊く形式だったのが衝撃的でした。





20170712014736280.jpg

とりあえず謎の何かから飲んでみます。
何でしょうねこれは。温めた加工乳に香ばし小麦と塩を混ぜたような・・・

・・と、後で調べてみたら、スーテイ・ツァイという名のモンゴルの代表的な飲み物だったようです。モンゴル版ミルクティーとか何とか。よく見たらパッケージにもなんとかティーと書いてあります。その中身は、お茶、ミルク、バター、塩だそうです。私の感じた小麦ちゃんはどこへ。そして感じなかったお紅茶ちゃんもどこへ。




その後、寝台に横になってモンゴルの人達の話し声に耳を傾けつつ、反対の窓を光らせる夕焼けをぼんやり見ていたら、いつの間にか眠りについていました。

中蒙国境越え日記3日目に続きます。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

○ ニ連浩特→ザミンウード国境越え

バス13:00発、40元。待ち合い室で無料で荷物を預かってもらえる。預かって貰わなくても、割と皆さん適当に荷物を置いてお出かけしてしまう。未確認だが朝と午後にもう一本ずつあるはず。
国境越えの所要時間は、混み具合にもよるのだろうが私はトータル1時間少々だった。

○ ザミンウード→ウランバートル夜行列車

18:05発の夜行列車、翌朝9:00着。2等が21,850Tg。
ザミンウード駅の黄色い駅舎を正面に見て、左手奥に黒っぽい建物(記事の写真参照)があるのでそこの二階でチケットを買う。要パスポート。

○ おまけ

20170712014736875.jpg

二連浩特発各地行きのバスの時刻表を撮ったので載せておきます。

| 中国 | 23:13 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

中蒙国境越え1日目・初っ端からつまずく


20170710191746c2b.jpg
ルート①案

本日はモンゴルの首都、ウランバートルに向けて出発します。

先日少し触れました通り、北京からウランバートルへは国境を越えて両市を繋ぐ国際列車が出ております。しかしこれは少々お高めです。




2017071019174637b.jpg
ルート②案

一方、バスや列車を乗り継いで行けばその費用は相当安く抑えられるようです。なのでまずは中国国境の町、ニ連浩特(エレンホト)行きの列車のチケットを買おうとしたら売り切れでした!

というのが、これまでのあらすじです。





20170710183926e52.jpg
木樨園長途客汽車站

列車が無理ならバスで行こうということで、バスターミナルまでやって参りました。ここからニ連浩特行きの夜行バスが出ているそうです。

が、




2017071018392640f.jpg

売り切れでした。

なんてこったです。
この後4本はあるはずのバスが、全て売り切れていたのです。

ちなみにこの紙は、中国語を解さない私のためにインフォメーションの女性が書いてくれたものです。口で言ってくれればいいものを、視覚聴覚両面から刺された気分です。




さて困りました。私の中国ノービザ滞在期限はあと2日。明日の夜行バスに乗ってもまあギリギリ間に合いますが、明日以降も乗れる保証はありません。また、その後の国境越えでも何が起こるかわかりません。その辺りの事情については明日の日記に書きますが。

中国の滞在期限が切れたらごめんでは済まされないので、私は今、一日でも早く国境に近づいておく必要があります。

しかし肝心のバスがない・・・列車もとっくに無い・・・と八方ふさがりの状況で途方に暮れていたら、怪しいおっちゃんに声をかけられました。というかさっきから声をかけられていますが適当にあしらっていた人が、まだいました。おっちゃん出番ですよ!


おっちゃん「モンゴルだろ?」
私「ニ連浩特までです」
おっちゃん「よしきた!」

私「いくらですか?」
おっちゃん「220」
私「何時?」
おっちゃん「18:00」
私「よしきた」


交渉成立です。





20170710185009c37.jpg

手招かれるまま、怪しいおっちゃんにノコノコ付いて行きます。なにやら路地裏に入って行きますが・・・大丈夫でしょうか。路地裏でボコられるんでしょうか。




201707101850098fa.jpg

外に出てしまいました。一体どこで私をボコるつもりなんでしょうか。




20170710185009dbd.jpg

あ!なんかバスが停まっています!そして大荷物を抱えた人々がいます!





201707101850093de.jpg

バスはどうやらこれのようです。

バスターミナルで切符を扱っていないということは、どっかの誰かが中古バスでも手に入れて非公式にやっている路線、という感じでしょうか。

本当にバスがあることを確かめるまではお金は払わない構えでしたが、バスはちゃんとありました。そして大荷物を抱えた人々が次々にお金を払ってチケットを受け取っているので、私も覚悟を決める事にしました。




2017071018500923d.jpg
券売中

この青空券売所では、切符も座席表も全て手書きです。エモノはえんぴつです。せめてペンで書いてみては如何でしょうか。そこに日付けとサインでも入れれば、多少は本物っぽくなると思うんです。

しかしここまで怪しいと、怪しすぎて逆に怪しくない気もしてくるから不思議です。




201707101850096f7.jpg

チケットをゲットしました!

チケットか?これ。

まあでも他に道はないし、いやあるんだろうけど今さら面倒臭いし、とりあえずバスには乗れそうなのでもうこれでいいです。金額は、焦るあまり言い値で買ってしまいましたが通常のバスと同じ180元で良かったっぽいです。他の人を見る限り。今思えば値切るべきでしたが、もう買ってしまったものは仕方ないです。

あとはこのチケットに印字してある「ニ連」というのが私の目指すニ連浩特ではなくて、別のニ連ナントカだったよ騙したな・・という可能性が残っていますが、まあ大丈夫でしょう。怪しい割に危険な香りはしないし、こうやってあれこれ心配しているときは大抵大丈夫なのです。(そして油断しているときに事は起きます。)



その後待つこと数時間・・・




20170710190610959.jpg

ようやくバスが来ました!





201707101850093de.jpg

これじゃなかったんかい。





20170710190610e33.jpg

あ、でもちゃんと二連浩特と書いてありますね。
謎の二連ナントカ行きではないようで、ひとまず安心しました。





201707101906101cc.jpg

バスの前でまた小一時間待たされ、何が入っているのか分からない、誰のものかもわからない巨大な荷物を詰め込むのをじっと見守り、さらに30分ほど待たされてようやく私達もバスに乗り込みます。

まとめますと、私は15:00頃におっちゃんの勧誘に乗り、16:00ごろにバス前に移動、実際乗るべきバスが来たのが18:00頃で、荷物を積んだのが19:00。乗り込めたのは19:30すぎ、出発は20:00で、トータル5時間ほどこの駐車場にいたことになります。

18:00発とか言っていたのは何だったんでしょうかね。




2017071019061076d.jpg

バスは予想に反してちゃんとした寝台バスでした。通路に荷物が敷き詰めてあったり通路最後部が無理矢理ベッドにしてあったり本当に「ちゃんとした」を付けていいのか甚だ疑問ではありますが、一応寝台バスです。完全に横になれるやつ。

絶対ハイエースみたいなのに詰め込まれてドナドナされると思っていたので、嬉しい誤算です。



バスがないと聞いてズガビーンとしてからおよそ5時間。どうなることかと思いましたが、なんとかバスには乗れたしちゃんと国境まで行けそうで、ホッとしました。

そして気疲れしたためかあっという間に眠くなった私は、全く洗っていなさそうなくたびれたお布団にくるまれ、心地好い眠りにつくのでした。


中蒙国境越え2日目に続きます。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

○ 北京からニ連浩特までバスで行く

①バスターミナル「木樨園長途客汽車站」で切符を買う。

地下鉄10号線「大紅門」駅C出口から出て大通りを東に進み、最初の巨大交差点で左折。さらに真っ直ぐ進んで左手側。トータル15分くらい。

2017071019101356a.jpg
分かりやすい行き方


②ニ連浩特行きバス

16:30のがあるはずだが電工掲示板では確認できず、代わりに見つけたのは18:20のバス。売り切れてたけど。あとは17:00、18:00など発もあるはずだが、こちらも確認できず。運賃は180元。寝台バス。所要13時間くらいとのこと。 

私が乗った怪しいバスは結局20:00発、220元だったが、180元で良かった模様。

| 中国 | 22:39 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

雨天決行、紫禁城の戦い


20170709221439c81.jpg

そんなつもりじゃなかったんですけども。


11:00前に宿を出て来たにも関わらず、そして宿から故宮最寄り駅まで30分足らずにも関わらず、13:00現在まだ入場券も買えていません。ずっと雨宿りをしながらこの光景を見つめています。

朝の時点で確かに雨は降っていたのですが小雨でしたし、地下鉄降りたらすぐ故宮、くらいの距離感だと思っていたのでカッパも置いてきてしまいました。しかし予想に反して、地下鉄からチケット売り場まで結構歩いた上にどしゃ降りになったのです。いや、晴れの日ならたいした距離ではありません。目と鼻の先です。でも土砂降りは目と鼻の先すらもたないのです。

この雨の中傘もカッパも持たずに歩いている馬鹿は、どうやら私しかいません。流石にちょっと目立つ気がしたので、こうして軒下に逃げこんだという訳です。





20170709220916f96.jpg

20170709220916a6a.jpg

ちなみにこちら天安門広場と天安門です。さっき通りましたが、さっと撮ってバッと走ることしかできませんでした。一応載せておきます。





2017070922091633c.jpg

チケットを入手しました!

時間が遅くなるにつれ人が減っていくのかはたまた豪雨のせいか、チケット売り場の行列が一気に短くなりまして、その隙に滑り込みました。

ちなみに現在13:15を過ぎた頃です。2時間かけてチケットを買ったことでもう本日のミッションを終えた気分になっておりますが、故宮見学ってこんなに疲れるものだったんですか?





20170709220916cd0.jpg

兎にも角にも、あとはあの辺りを目指すだけです。あそこに入り口があるはず。
そこからはめくるめく中華宮殿の世界です。





2017070922172048f.jpg

なんと、ここからも外でした。

一体どれだけ外を歩かせるおつもりですか。

「故宮博物館」なんて言うから当然屋根はあるものだと思うじゃないですか。展示解説なんかを読みながら優雅に見学できるものだと思うじゃないですか。カッパ代わりにかぶったパーカーはもう絞り放題なんですよ!


遠目でも分かる立派な宮殿ですが・・・いや、これもまだ門ですかね。まあ何でもいいのですが、ちょっと雨で視界が悪いのと、人混みに近づくと傘で目を突かれるので行動範囲が制限されております。せめて屋根の下では傘を閉じて欲しいものです。





20170709221720f62.jpg

滅茶苦茶格好良いレリーフがありました。





20170709221720d37.jpg

次から次へと巨大な建物が現れます。

これは確か「太和殿」だったかな。似たような建物が多いので間違っていたらすみませんが、「太和殿」だとしたら中国最大の木造建築です。

雨を避けて端っこの屋根の下をコソコソ移動しているので横からしか撮れませんが、横からもなかなか格好良いです。何でも正面からだけが素晴らしい訳ではないと思うんです。日本の美は、主役を外して余白を楽しむ美です。ここ中国ですけども。





201707092217206bb.jpg

途中、押さえておくべき名所らしきものがちょこちょこあるのですが、そういうところに近づくのは至難の技で、解説を読む余裕などは皆無です。頑張って頑張って揉みくちゃにされても、写真のこれが限界です。

そして揉みくちゃにされたついでに人様のカッパないし傘に着いた雨粒を回収するので、私はさらに濡れていき、雨の中ストリートファイトをしてきた人みたいになっています。まあ実際雨の中ストリートファイトをしているようなものですけど。中国の皆さんは何故そんなに強いのですか。

なお、これまた間違っていたらすみませんが、写真の立派な椅子は映画「ラストエンペラー」で皇帝溥儀が座るシーンを見たような見てないような〜

という不確かな記憶を書いても何の意味もないので、解説は控えます。





20170709222131f1e.jpg
今ここ

もう早くこの地獄を抜け出すことしか考えられません。

私の想像していた「宮殿の中を優雅に歩いてその内装や調度品を見る」という見学方法は、全くの思い違いだったようです。先程から行程の9割が外です。残り一割は軒下で、つまり外です。

端っこの軒下にいるときのみ、少し心が安らぎます。もはや何しに来たのか分からなくなってきました。





20170709222339680.jpg

20170709222339a4d.jpg

20170709222339fd4.jpg

20170709222339d6e.jpg

20170709222339985.jpg

20170709222339265.jpg

でも装飾の写真はいっぱい撮れました。

こういうのはそこらじゅうにあるし、いちいち行列になっていないので落ち着いて見学できます。雨は相変わらず降り注いでいますが、豪雨から普通の雨程度にまで落ち着いたので大丈夫です。





20170709222847ae9.jpg

20170709222847bf2.jpg

目的の調度品や小物類も少しだけ見られました。エリアの端々に別料金の一角があったので、そこに入っていればもしかしたらこういうものも沢山見られたのかもしれません。





2017070922213177b.jpg

もはやこれが何という建物なのかも分かりません。

先程から似たような赤いでっかい建物を何度も通っている気がするのですが、何かそういう異世界に迷い込んでしまったんでしょうか。





20170709223111b81.jpg

いいものがありました。

私は中国の歴史については世界史で聞いた範囲の知識しかありません。そしてその世界史のテストではいつも9点とか取っていたので、9点分の知識しかありません。さらに言えばそれはもう随分昔の話なので、今は2点分くらいしかないと思われます。近代史なら頑張れば6点くらいは・・・

無事帰国した暁には、ラストエンペラーを再視聴するところから人生やり直したいと思います。





20170709223111d3b.jpg

いつの間にか内廷に入っております。

写真のあたりは後宮で、西太后を含む多くの女性達が暮らしていたエリアなのだそうです。多分。ちょっとこのへんゴチャッとしていてよく分かりませんでした。





201707092231117cc.jpg

20170709223111b64.jpg
西太后のお部屋

これだけは中国人と刺し違えてでも見たいと思っていた、西太后の寝所です。

が、薄汚れたガラスに封じられている上に明かりが点いていないため、中の様子が全く分かりません。これ写真だとよく写っていますが、目視だとほとんどガラスに付着した手垢しか見えませんでした。

窓側に置かれた高そうな装飾品は割とよく見えますが、私が見たいのは西太后の生活空間であり、ベッドであり、机と椅子であり、箪笥や本棚なのです。机と椅子あたりはうすぼんやり見えますが、ベッドは柱の影に隠れているのか全く見えません。

ついでに、この近くにラストエンペラー・溥儀が一時期暮らしていた部屋もあったはずなのですが、地図にはあるのにどうにも辿り着けませんでした。閉鎖中だったか、実際は見られたけど私がそれと認識できなかっただけなのか。人混みと柵&ガラスガードのおかげで、見たくても見られないものばかりです。



そんな感じの見学とも言えない見学に息を切らすこと数時間・・・





20170709223440925.jpg

20170709223440b9f.jpg

脱!出!!

しました。


雨とイモ洗いの記憶しか残っておりません。

今この日記を書くために写真を見直した所ろくな写真が残っていませんでしたが、割と頑張ったらしい戦いの記録はありました。中国人のブレた後頭部写真とか。


雨の日ですからそれはやはり辛かったですが、おそらく晴れの日はもっと人が多くてまた別のキツさがあると思います。実際のところどうなんでしょうか。真夏の晴れの日の週末に行った命知らずの方がいらしたら、是非ご報告頂ければと思います。





2017070922344034e.jpg

20170709223440467.jpg
本日の晩ごはん

雨による冷えと人混みによる疲労でクラクラしたので、栄養のつきそうなものを頂きました。

固い餅みたいなものが入ったもつ煮です。生にんにくたっぷりで美味でした。どちらかと言うとご飯にかけたい感じの濃さで、ビールにも合いそうです。


以上、故宮見学記でした。
明日はモンゴル・ウランバートルに向けて出発します。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。

| 中国 | 22:09 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

静寂の古鎮・川底下村


20170707124903aa6.jpg
892路バス

本日は北京近郊に遠足に行きます。目的地は川底下村(せんていかそん)という所です。本来は「爨底下村」と書くようです。以前ブログのコメント欄にて教えて頂き、是非行ってみたいと思っていたのです。


その村の行き方なのですが、難しくはないですがやや遠いのと、バスの本数が少ないので少々行きにくいようです。

上の写真は一本目のバスの停留所リスト。これは少なくとも一時間に一本くらい?は出ていると聞きましたが、この次に乗り換えるバスが一日三本くらいしかないそうで。しかも時間がわかりません。なので、とりあえず早朝6:00に宿を出てみました。二本目のバスでの移動距離は5キロくらいだと言うので、無ければ歩くこともできます。


ところでこの一本目のバス。ネットで調べた行き方だとこの73番停留所「斎堂」で降りてバスを乗り換えるはずなのですが、75番に「爨底村路口」とかいう停留所がありますね。もしやこれゴールなのでは。直接行けるんでしょうか?

先程から真横でタクシー運ちゃんぽい人が「斎堂からのバスはない!今日は天気が悪いから歩けない!俺のタクシーで行くべきだ!」というようなことを身振り手振りで訴えていますので、やはり斎堂で乗り換えなんでしょうか。

ちなみにこの運ちゃんは上の訴えの前に「このバス(892路)はない!俺のタクシーで行くべきだ!」とも言っていましたが、横に立っていたバスの係員の人に「ある。」と一蹴されていました。




20170707124321d67.jpg

およそ2時間かけて、川底下村近くの町まで来ました。さきほど書いた、「斎堂」という停留所です。ネットで見た行き方の真偽を確かめたいので、一旦ここで降りてみました。

さて、ここでM15路というバスに乗り換えるはずですが、どこにもその表記がありません。そして「ここじゃないのかな?」と悩んでいる後ろで、さっきからタクシーの運ちゃんたちが滅茶苦茶うっさいです。今日はタクシー運ちゃんと縁がありますね。一応彼らに質問してみます。

私「M15路バスはどこですか?」
タクシー運転手「ないよ!」

タクシー運ちゃんと言うものは何でも「ないよ(だから俺のタクシーに乗れ!)」と言うものです。ですので改めて隣のご婦人に、

私「すみません、M15路バスは・・・」
タクシー「:$₳€◇₤◯₵₮▷$>*:」

貴方に聞いてないよ!


まあしかし、30元で村まで行くというので乗せてもらうことにしました。もともと、バスがなかったら行きだけはタクシーにしようと思っていたのです。何故なら村の所在地が全く分からないからです。これで道を覚えて、帰りは歩きます。ついでに75番「爨底村路口」停留所の謎も調べてきます。




201707071243213c6.jpg
川底下村入り口

着きました。途中で何故かタクシーを降ろされ別のタクシーに乗せられましたが、というか二台目はどう見てもタクシーではなくそのへんの一般住民でしたが、言い値通りでここまで来られたのでそれはいいです。

問題は、途中にあったチケット売り場をスルーされてしまったことです。「チケット買いたいです!」と主張はしましたが何故か無視され。まあ村の入り口でも買えるかなと思いここまで来ましたが、村にはチケット売り場など無いではありませんか。

運ちゃん「チケットはここにある。35元だ。」

タバコの穴が無数に開いたシワだらけのきったねえチケットを差し出す運ちゃん。金額はネットで見た通りだしチケットにも印字されていますが、これは果たして使えるチケットなんでしょうか。

私「それすごくダーティーよ、ニードバイチケットよ私は。何でチケットオフィス通りすぎたの?」

思わずルー大柴みたいになる私。

運ちゃん「チケットはある!このチケットがホニャラララで35元だ」
私「そのチケットは本当に使えるの?期限は?どこで買ったの?」
運ちゃん「ホニャラララ」
私「ホニャラララララ」

使用言語が違うので会話になりません。


結局もう面倒臭くなった私が立ち去ったことで会話は強制終了したのですが、どうにもこうにも、チケット売り場がありません。そしてチケットチェックもないのでそのまま村に入れてしまいました。





20170707130613d85.jpg

20170707130953b77.jpg

20170707131006047.jpg

ものすごく良い雰囲気の村なのに、無賃見学していることが気になって気になって楽しめません。私はビビリなのです。あの壁の影から警察が飛び出してきて逮捕!されるのでは・・・むしろ、警察の人に呼び止められて謝ってお金を払いたいです。今の状況は大変宜しくないです。




20170707131423273.jpg

そこで、こんなものを用意しました。

「タクシーがチケットオフィスで停まってくれなかったんです!だからチケットが買えませんでした!私はチケットを買う意思があります!ホレここに35元が!」

というようなことを書いたつもりです。中国語がボロボロなことはよく分かっておりますが、言いたいことはきっと伝わる・・といいなと思います。

とりあえずこの紙を携帯して、呼び止められたらこれを見せてお支払い。呼び止められなかったらそのまま村を出て、帰り道でチケットオフィスに立ち寄りましょう。

こういうときに「タダで入れたじゃんラッキー!」と思えたらもう少しご機嫌な人生を送れていると思うのですが、なにぶん生真面目なものですからそういう発想ができず、ハラハラドキドキズキズキと心に変な負荷がかかって行きます。





2017070713105975d.jpg

20170707131212ef6.jpg

20170707131059d41.jpg

20170707131212951.jpg

美しい村です。ここは開発に取り残され昔のままの風景を残している村で、歴史的に見ても価値の高い建物が無数に存在することから、現在は景観保護区になっているそうです。

そんな風景を求めて観光客もチラホラ集まって来ているはずですが、チラホラどころか私以外に観光客っぽい人は2人しか見ていません。あとは地元の高校生みたいな子達がスケッチをしにきているのが5人くらい。平日だからでしょうか。人が多いと文句を言うくせに、少なすぎても気になる愚かな私です。



川底下村は元は「爨底下村」という名前で、「元は」と言いつつ現在でも爨の字の方がメインで使われています。

「爨底下」とは、山の上にあった明代の軍事要所爨里安口の下方という意味。「爨」は「飯を炊く、炊事をする、かまど」という意味でもある。清代の四合院建築がほぼ完全のまま約76戸余り建てられている。

とWikipedia先生がおっしゃっています。





201707071317545fb.jpg

宿も沢山あるようなので、泊まってみてもよかったです。そして観光客のいなくなった夕暮れの村を一人で散策・・・と思いましたが、もとも観光客はいないんでした。ちょっと寂しいです。





201707071314238ea.jpg

裏山みたいなのに登ってみました。良い景色です。小さな村なんですね。
向こうの山にも登れるようなので、後で行ってみたい思います。





20170707131655de3.jpg

その前に少し村を外れて、この一線天というのを見に行きたいと思います。




2017070713165597c.jpg

歩き始めたはいいものの、道がわかりません。途中までは案内板があったのですが途中からめっきりで。車道を外れてそれっぽい方向に結構登ってきたのですが、途中で会った工事現場のおっちゃんに「こっちは違う、あっちだ」と言われてしまいました。そっちは壁ですよ。


その後もあっちこっちと歩き回ってみましたが、見つからず。なのでもういいことにします。なんかそんなに見たいものでもない気がしてきました。炎天下のアスファルトを歩くのも疲れましたし、村に帰ります。




201707071316551b6.jpg

一応、こういうものが見られるはずでした。参考までに。




20170707131245492.jpg
爨底下村犬

201707071312457c0.jpg
爨底下村猫





201707071317545f3.jpg

続いて、村の向かいにある山に登ってみます。展望台か何かがありそうです。





20170707131754c00.jpg

登頂しました。ちょっと山腹の展望台まで・・くらいの気軽さで来たのに、まさかてっぺんまで誘われるとは思いませんでした。





20170707131845431.jpg

20170707131845936.jpg

しかし、ここからの景色は絶景でした。先ほど登った裏山より遥かに高いところから村を見下ろしています。やはり、小さくて可愛らしい村です。





20170707131926443.jpg

さて、思う存分楽しんだので、そろそろ帰ります。

写真のバスはおそらく私が乗ろうと思っていたM15路だと思われますが、まだ出る気配はありません。





20170707131926984.jpg

というかこのバス、北京のバス停(私が乗車した所)が書かれているのですが、もしかして北京から来たんですか?しかも、見なかったふりをしましたが実はこのバス、私が到着した直後にここへ来たのです。もしかして私はものすごく簡単なルートを見逃したんでしょうか?

やっぱり見なかったことにしましょう。




20170707131926d38.jpg

車道を歩いて戻ります。町まで戻らずとも、国道との分岐点に例の75番「爨底村路口」停留所があったのでそこまで歩けばバスにのれるはずです。





2017070713515419b.jpg

位置関係はこんな感じ。
青矢印が現在地の川底下村で、青丸がバス停のある分岐点です。

4キロと出ていますがこれは直線距離なので、実際は5キロ以上あるかと思われます。
が、やや下り気味の道なので一時間もかからないのではないでしょうか。

町から5キロ情報は何だったんでしょうか。町まで行ったらもう少しありそうな感じがしますが。




20170707132035359.jpg
ナイス土管だけど水浸し

20170707132035b17.jpg
ちょっと小さすぎる

車道散歩は退屈ですが、趣味の土管チェックをしながら歩いたのでそこそこ楽しめました。

土管チェックって?と思われた方は、是非アルゼンチンあたりの日記をご覧ください。
私の趣味の一つです。とっても楽しいですよ。





201707071403517fb.jpg

途中にあった別の集落も良い感じでした。川底下村やこの村を含め、この辺り一帯が北京爨柏景区という名前で管理されているようです。




201707071351543f0.jpg

201707071320356cb.jpg

チケットオフィスまで戻ってきました。

村からかなり離れているようですが、バスで来ていたらここはどういう扱いになるのでしょうか。観光客のみ乗せたバスではないと思うのですが、私達がチケットを買う間待っていてくれるのでしょうか?これともここで降ろされるのでしょうか?そこらへん大変気になります。





20170707131423273.jpg
例のアレ

さて、ここで例のアレの出番です。正直に名乗り出たので怒られはしないと思いますが、それよりもこのなんちゃって中国語が通じるかどうかが問題です。

しかし、ドキドキしながらこの紙を差し出したところ、オフィスの人達はこれを回し読んだ後ハハハと優しく笑ってくれ、いいよいいよとそのまま帰してくれたのです。

私は結局、一元も払わずです。

結局払ってないじゃないかという話なのですが、私はすっかり安心して、嬉しくなってしまいました。ここまでは良心の呵責に悶々としていましたが、許してもらえたので、自分でも許してやろうと。

ここ数年の私は地に足がついておらず、まっとうな生き方とは言えない人生を送っているので、その分こういうところだけはちゃんとしておきたいと常々思っています。




20170707132035e8a.jpg

分岐点のバス停まで来ました。

大きく892と書いてあるし、実際892が通ることは反対車線を行くそれを見て確認したので、あとは北京方向が来るのを待つだけです。

・・・だったはずなのですが、一時間待ってもバスは来ず、それだけなら本数が少ないんだろうなで済むのですが、逆方向の同じバスはすでに三台通っていきました。これはおかしいような。

よく見ると北京から出てきたバスは17:50最終となっていたのが、北京へ帰るバスは16:00最終と書いてあります。現在15:15なのでまだバスはあるはずなのですが、どうしましょう。めちゃくちゃ不安です。

まあ実は、今日は帰れなくなった場合を想定して来ているのでここに泊まることになっても困りはしないのですが、できれば帰りたいです。宿代を二重に払うのは御免です。





20170707132137822.jpg

居ても立ってもいられなかったので、とりあえず斉堂バス停のある町まで歩いてみることにしました。歩いている途中でバスが通ったら、101回目のプロポーズを決める覚悟を携えて。





20170707132035797.jpg
斉堂バス停

バスをつかまえ、斉堂バス停まで来られました。プロポーズはしておりません。ちょうど次のバス停の前を通りかかったタイミングでバスが通ったのです。ラッキーでした。

しかし、このバスは北京行きではなかったようです。現に私は斉堂バス停で降ろされています。つまり、私が北京から乗ってきた892路バスはやはり「爨底村路口」には行かないということのようです。そこへ行くには、斎堂バス停で別の892路バスに乗り換えないといけません。

乗り換えるのは構わないのですが、何故バスの番号が同じなんですか。停留所リストも紛らわしいですし。振り回された旅行者が炎天下のアスファルト上で干からびるので、ちょっと修正していただけるとありがたい感じです。


そして待つことおよそ5分。





201707071320351b1.jpg

無事北京行きのバスに乗れました!

おほほほ~ん良かったあああああこれで北京の宿に帰れます。
あのエアコン直下40センチの所にベッドがある木枯らし野宿のような気分にさせられる宿に。




2017070713210646e.jpg
本日の晩ご飯/チャーシューごはん

麺ばかり食べている気がするのでごはんものにしました。
意外とあっさりしていて美味しかったです。



にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。



<情報コーナー>

* 情報がかなり不確かなので、あくまで参考程度に考えてください。

◯ 川底下村の行き方

① 地下鉄1号線終点「苹果園」まで行く。

② A出口から出て車両進行方向道なりに3分くらい歩くと、右手に892路バス乗り場があるのでこれに乗る。私が乗ったのは7:30のバス。「斉堂」まで15元、所要2時間くらい。

③ 「斎堂」で降り、ここでM15路バスというのに乗り換えるらしいが未確認。本数が非常に少ないそう。停留所の地図を見たところ近くにバスターミナルがあるようなので、そこで乗り換えるのかもしれない。

「斎堂」停留所にはタクシーが沢山来ているので、それに乗ると村まで約15分くらい、言い値30元だった。途中でチケットオフィスに寄ってもらうことを忘れずに。

または、「斎堂」でバスを乗り換え(同じ892路、本文参照)「爨底村路口」停留所まで行き、国道からの分岐を右に入り5キロほど歩く。なだらかな登りなので1.5時間くらいかかると予想。

◯ 川底下村

入場料35元。小さな村なので歩いて回れる。宿泊施設や食堂もある。

| 中国 | 23:24 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

万里の長城


201707062028296c2.jpg

豪雨と雷の音で目が覚めました。
今日は万里の長城に行こうと思っていたのに、何てこったです。

しかし半分以上諦めつつも10時頃まで待ってみたら雨は細くなり、そして「雨の日なら長城も空いてるかもしれない!」と思いついたのでやはり行ってみることにしました。



長城はその名の通りえらく長いためいくつも名所があり、そのうち3、4箇所が北京から行ける名所として有名のようです。一番行きやすくて人気なのは「八達嶺長城」という所ですが、相当混雑するようなので止めました。こんな雨の日なら人も減るかもしれませんが、雨の上混雑してたら目も当てられません。

なので、割と空いている上に美しいと噂の「慕田峪長城」に行ってみることにしました。





20170706202829e77.jpg

着きました。

本来は2本の市バスを乗り継いで来るはずでしたが、一本目のバスを降りた際に次のバスについて聞いた人がうっかりタクシードライバーの人で、あれよあれよと言う間に他のご家族連れと相乗りで長城まで行くことになったので早かったです。

まあ一人10元(160円くらい)払えばいいとのことでしたし、何よりご家族連れに「さ、行くわよ!」みたいなノリで来られたら今さら「私はいいです」とは言えなくて。




20170706202829615.jpg
入場券とシャトルバス往復チケット

タクシーの運転手さんはこの先の入り口まで送るよと言ってくれましたが、往復のシャトルバスチケットを買ってしまったので私はここでお別れしました。

チケット売り場から長城入り口までは、5キロほど離れているそうです。






シャトルバス乗り場までは土産物屋やレストランが並んだ通りを歩きます。バーガーキングがありますね。久し振りに見ました。好きです。でも中国は普通の食堂がお安いので、わざわざ高い外国チェーンに入るには勇気が要ります。




20170706213043021.jpg

シャトルバスで移動後、長城エリアに入場しました。ここから長城までロープウェイもありますが、例によって歩きです。




20170706213043dae.jpg

なんか既視感のある光景ですが・・・また「ロープウェイが正解でした」という結論が出ないことを祈ります。





201707062137336db.jpg

2017070621373315a.jpg

20170706222003da3.jpg

20170706222208fc3.jpg
万里の長城

着きました。そんなに遠くなかったです。

曇天ですが、移動している間に雨は上がりました。やや霧が出ていますが、一寸先も見えなかった黄山登山に比べれば可愛らしいものです。そして噂通り、そう混雑していなくて良い感じです。

しかし、よくこんな立派なものを何万キロも作ったものです。長城はどこぞの皇帝が一気に作ったという訳ではなくて、長い年月をかけて少しずつ増築されて行ったんだそうですね。中国の長い戦国の歴史が伺えます。





20170706222343b6f.jpg

20170706222343084.jpg

登ったり下ったりの道のりには長い階段もありますが、見た目に反して比較的緩やかなものも多いので歩けてしまいます。ただ段の高さや幅がバラバラなので、むしろ下りの方が危ないし怖いです。





201707062225367c3.jpg

向こうのお山にも長城が続いているのが見えます。この「続いている」というのがロマンです。バスにはなくて列車にはあるロマンは、この系統だと思います。



長城には中国の人達と同じくらい、欧米の皆さんが沢山いました。

こういう人達はまず間違いなく旅行者でしょうから、私は親近感を覚え「お仲間」くらいに思うのですが、向こうからしたら私は地元中国人にしか見えない訳で、なかなかお仲間認定してもらえなくて寂しいです。

お仲間になれたらタクシー代を割ったりツアー代金の大人数割ができたりするのに。つまりまあ所詮は金目的の薄っぺらい仲間意識という





20170706222536fc8.jpg

入場券の裏には地図が印刷されているので、これを見ながら歩きます。

よく見るとハガキになっていますね。ポケットに入れていたのですでにクタッとしていますが、実家にでも出してみたいと思います。





20170706222343d1f.jpg

塔の中はひんやりしていて気持ちがいいですが、物陰からトイレの臭いがします。





20170706223750ce3.jpg

げんなりする長さの登り階段ですが、これが意外と遠くないです。登り階段に限らず、すごく遠くに見えた場所まで割とすぐ行けてしまいます。視覚マジックですかね。あるいは黄山で鍛えられた私の足が思いの外屈強になっているのか。





2017070622253663b.jpg
ゴール

・・・かと思いきや、まだ先を歩いている人がいます。物売りの姿も。どうみても行き止まりだし、地図を見る限りこの先は立ち入り禁止エリアだと思うのですが。

皆さんあまりにも普通に侵入するので実は私もちょっと付いて行きかけましたが、いい大人がそういうことをすると示しがつかないので伏せておこうと思いました。思いましたがつい書いてしまいました。いい大人の中国人及び欧米系旅行者達がウッキウキで侵入していた点は一応書き残しておきたいと思います。





2017070622430561d.jpg

出口に向かっています。

霧が晴れ、うっすらお日様の気配がしてきました。そこにいたんですね。ずっとお姿が見えなかったのでお出かけ中かなと思っていたところです。

天気が回復したためか、午後2時、3時くらいから長城を歩き始める人も沢山いました。全体を通して人が少なくて見学しやすかったですが、これが元々「この長城は空いている」というあれなのか、今日は天候のせいでことさらに空いていたのかは謎です。

濡れ鼠になることを覚悟して出て来ましたが、結果オーライな良い一日でした。




20170706205514f26.jpg
牛乳

先日練乳入り牛乳を買って自爆しましたが、今日はちゃんとしたのが買えましたので一応報告しときます。


明日は北京郊外の「川底下村」というところに行きます。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

○ 慕田峪長城の行き方

① 地下鉄2号線東直門駅、E出口のバスステーション(東直門枢紐站)から916路バスに乗り、「杯柔北大路」まで所要一時間くらい、12元。

② 杯柔北大路に着いたら道路を挟んで反対車線側のバス停に移動し、ここで936路バスに乗る。所要25分くらい、4元。慕田峪長城前の停留所で下車。未確認だが、H23路バスとやらでも行ける模様。

○ 慕田峪長城

入場券45元、チケット売り場から入場口までのシャトルバス往復15元。
何も言わなければ両方セットで売ってくれる模様。

| 中国 | 22:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

北京1日目・798芸術区


201707052326107a3.jpg
北京駅

北京に着きました。凄まじい人ごみです。いや本当の人ごみではとても写真など撮れなかったので、これはまだマシになった所で撮ったものです。


ここから地下鉄で宿に移動したのですが、切符売り場も大混雑でした。そしてそんな状況に目をつけ、地下鉄切符を売って回る商売人のおばあちゃん達がいました。

買ってみてもいいのですが、何となく料金を誤魔化されそうな気がしてしまいます。3元払ったのに2元の切符を渡されるとか。地下鉄切符はカード式で、いくら分入っているか見ただけでは分からないのです。

手数料として3元+1元払うとかならいいのですが、3元分あるとばかり思っている切符で改札を出ようとしてガツーン!と挟まれたら嫌です。中国の自動改札なんていかにも痛そうです。どっかの国の改札が滅茶苦茶痛かったことが思い出されます。ロシアだったかな・・

そして痛いだけならまだしも、挟まれた瞬間駅員さんが飛んできて

駅員さん「この切符は違う!料金が足りない!」
私「ごごごごめんなさいおばあちゃんが・・・」
駅員さん「あ!?何だって!?もういいや逮捕!」

となったらと思うとうわあああああ




20170705232610816.jpg

20170705232610e4e.jpg
本日の宿

宿は値段だけ見て適当に決めましたが、これが割と落ち着いたエリア、かつ故宮に徒歩で行ける好立地でした。北京には4泊しますので、その間に行ってみたいと思います。

宿はいつものようにドミトリーを予約していたのですが、この宿はつい先日警察のガサ入れがあり、6人部屋を4人部屋にしないといけなくなったから君のベッドが今ちょっと無い、みたいなことを言われました。

宿の人の英語が実に早口でほとんど聞き取れなかったため、上の解釈で合っているのかわかりませんが、やはり中国では民宿も色々ルールがあって大変なんだなと思った次第です。

なお、チェックインは夕方までずれこんだものの、なんだかんだでちゃんと泊まれました。




20170705232610412.jpg
北京駅再び

宿に荷物を置いて北京駅に戻ってきました。もうすぐ中国のノービザ滞在期限が切れるため、モンゴル行きの切符を押さえに来たのです。

モンゴルの首都、ウランバートルには北京から直行の国際寝台列車が出ていますが、これはちょっとお高めです。なので私は北京から中国国境の町まで列車で行き、バスで国境を越え、モンゴル国境の町からまた列車でウランバートルに行くルートを取ろうと思います。

が、この北京発・中国国境の町行きの列車は週に3回のみの運行。そして午前発で夜遅くに着く便なので、この日は中国国境の町で一泊し、国境越えは翌日ということになります。

私が買おうとしているのは土曜発の便ですが、私のビザは日曜に切れるため、国境越えがギリギリになってしまいちょっと怖いなあ・・・と、いうのが今の私がおかれている状況です。



仮に土曜出発、日曜にモンゴル入国に挑んだとして、万が一入国できなかったら私は滞在期限最終日にして船も出てない飛行機も飛んでいない中国国境の町に取り残されることになります。

いや、モンゴル入国に挑んでいる時点で一応中国は出国しているはずなので、中国でもないモンゴルでもない空白エリアに取り残され、映画「ターミナル」状態になる、の方が正しいでしょうか。

モンゴルには入れず、中国にも戻れず、警察のご厄介となり、強制退去処分を受け、二度と二国には入れず日本の国境でも白い目で見られわあああああ


・・・いや、でも待ってください。

モンゴルに入国拒否された日本人の話など聞いたことがありません。(まあ調べてないだけですけど。)それに私にやましいところはないのでまず間違いなく入れるはずです。(やましくないのにたびたび連行されている件はともかく。) 何より、私はその列車に乗りたいのです。是非この列車に乗って、国境間近の風景を見たいのです。

・・・よし、大丈夫何とかなる!やりたいことをやろう!勇気出して行こう!!

私「どようびの切符ください!」
駅員さん「売り切れです。」



あ、そうですか。




20170705232610252.jpg

798芸術区というエリアを見に来ました。

ここは巨大工場群跡地、といいつつまだ使っている工場もあるっぽいエリアに作られた、ギャラリーやカフェが集まるオサレスポットです。

・・と聞いて一応一番綺麗なTシャツを着てきましたが、町は適度に小汚ない感じだったので私でも入れました。





2017070523323690d.jpg

201707052332366be.jpg

こんな雰囲気のエリアです。他にも、あまり近寄れませんでしたがカフェエリアがオシャレで、服屋とかセレクトショップみたいなのもあって、ギャラリーやスタジオの類ももちろん多くて、




20170705233236790.jpg

このスペースなんかはかなりいい感じだなとか思いましたが、そんなことよりも




201707052332360db.jpg

工場群がですね!!

んまあ~興奮するのなんの!




20170705233236dd8.jpg

どなたの発案か知りませんがグッジョブ!な空中回廊があり、工場群の目と鼻の先まで近寄れます。





20170705234148606.jpg

パイプたまらん!




201707052341486a0.jpg

鉄骨たまらん!




20170705234148a53.jpg

洗濯物干してる!
パイプか鉄骨に干してくれたらもっといいのに!





201707052341484a4.jpg

何か分かんないやつ!




201707052344461aa.jpg

あっあれはもしや・・・




20170705234446483.jpg

鳥の巣ううううう!




20170705234148d7b.jpg

棟の上の雑草!




20170705234148f1b.jpg

トイレだった!




201707052344464f4.jpg

何か分かんないやつ2!




20170705234446b3a.jpg

立入禁止そそられるう!


という感じで、なんかもう全部たまらんかったのです!




20170705234812be6.jpg
本日の晩ごはん

はしゃぎ過ぎたので反省してカップ麺にしました。
右は牛乳が飲みたくて買ったのですが、練乳入りの甘いやつでグフっとなりました。



にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

○ 798芸術区の行き方

地下鉄2号線東直門駅のE出口から出たところにあるバスステーション(東直門枢紐站)から市バス401路に乗り、「大山子路口南」下車。所要20分くらい、2元。

◯ 北京の宿

「Beijing Alley Hostel」
地下鉄駅徒歩5分。故宮や北京駅も駅数個分と近い。

| 中国 | 23:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

夜間北上、北京へ


201707040824533e7.jpg

今日は夜行列車で北京へ移動します。

本当はここ黄山から北京へも夜行列車は出ているのですが、黄山登山の日取り次第だからいつ出られるか分からないな~雨だし~ウダウダ~とやっていたら売り切れました。

あとはバスもあたりましたが、昔はそんなバスもあったような記録が宿に残っていたものの、今はもう無いそうで。結局バスで杭州まで出てから列車に乗り換え北京へ行く、という面倒なコースになってしまいました。

面倒はともかく、高くつくのがグヌヌです。




20170704080554ea9.jpg
杭州西バスターミナルのシャトルバス案内板

まずは杭州まで来ました。こないだ利用したばかりの勝手知ったる杭州西バスターミナルです。ここからさらに、杭州鉄道駅へ移動します。

前来たときに「駅行きのシャトルバスがあるなー」と確認したので安心し切っていたのですが、よく見たら肝心の杭州駅行きがありません。杭州駅と言うからには当然これが中央駅だと思っていたのですが、何故一切触れられていないのでしょう。

もしかしたらこの北駅というのがそうか?と思いましたが、マップを見る限り杭州駅はどちらかというと南です。しかもよく見たら北駅はバスターミナルです。その「汽」という漢字ものすごく汽車を連想させるんですよ!日本人限定の罠を張るのはやめてください!




201707040805544d7.jpg
市バス乗り場

最終的には駅のインフォメーションで市バスの番号を教えて貰えたのですが、着いたのは東駅でした。

市バス運転手さんに「杭州駅」と書いたメモ、しかもちゃんと中国漢字の正式名称を書いたやつを見せても、「ここだよ」と返されましたし。ここ東駅でしょうが!



杭州の人達は何故こうも旅行者を東に送りたがるんですか?私はすでに杭州駅、便宜上中央駅と勝手に呼びますが、中央駅発北京行きの切符を買ってしまっているのでそこへ行かないといけないんですよ。

幸い東駅と中央駅は地下鉄で繋がっており、インフォメーションで乗る線も降りる駅も教えて貰えたので事なきを得ましたが。この人は東の息がかかっていなかったようですね。




20170704080554242.jpg
杭州駅列車待合室

そんなこんなで、無事中央駅、もとい杭州駅に着いて、切符を受けとることができました。予約はすでにネットでしてありました。

15:00にバスが杭州に着いて、そこから鉄道駅に移動してチケットを引き換えて荷物検査を受けて、この待合室にたどり着いたのはもう17:45を回る頃でした。列車の発車時刻は18:20です。結果的に充分間に合ったものの、ちょっとハラハラしました。

黄山を出る際、念のため2本早いバスに乗っておいて良かったです。
市バス移動は大渋滞、荷物検査は大行列。いちいち時間がかかります。人が多いって大変です。



ときに、中国では鉄道駅でも地下鉄でもバスターミナルでもいちいち荷物検査があるのがちょっと面倒です。私はバックパックを赤外線チェックにかけるたびに、

係員「ナンチャラカンチャラもってるでしょ!」
私「え?」
係員「ナイフ!」
私「ナイフ?え?」
係員「あーもういいわ行きなさい!」

みたいな会話をしています。

まあ持ってるんですけど。

いや、キャンパーナイフですよ。ワインオープナーとか付いてるやつ。健全な目的のやつです。旅人は皆持ってるんです。あと日本では持ち歩いていませんよ。誤解なきよう。





20170704080554bd0.jpg

20170704080554f93.jpg

201707040805544d9.jpg
本日の寝床

そんなわけで、杭州発北京行きの夜行列車に乗り込みました。私の寝床は中段です。
夜行列車大好きです。適度な揺れと騒音が心地よくてものすごくよく眠れるし。夜行列車に住んで常に移動しながら生きていきたいです。




20170704090508ae0.jpg
本日の晩ごはん

皆大好きカップ麺!5元で幸せカップ麺!10元で二倍幸せカップ麺!です。

シベリア鉄道では各々色んなものを持ち込んで食べていましたが、中国の鉄道は皆揃ってカップ麺なのが面白いです。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

○黄山から杭州へバス

20170704083330ede.jpg

屯渓区バスターミナルから杭州西バスターミナルまで、この表を見る限り一日14本だが、隣の乗り場にも別の時間発杭州行きが2、3本載っていたのでもう少し本数は増えるはず。文字が切れてしまったが左下は10:10と11:20。所要3時間少々、運賃90元。


○ 杭州西バスターミナルから杭州駅の行き方
* 直接行く方法は結局わからなかったので、杭州東駅を経由する行き方。

① 杭州東駅までシャトルバスか市バスで行く。
(1) シャトルバス
ターミナル正面入り口より、右手方向の奥にシャトルバス乗り場がある。マクドナルドの脇。杭州東駅まで5元。所要時間不明。
(2) 市バス
道路を挟んでターミナルの向かい側にあるバス停から、179番バスに乗る。杭州東駅まで2元。所要1時間くらい。他のバスにも杭州東駅と書いてあった気がするが、インフォメーションではこのバスを案内された。

② 東駅から杭州駅までメトロ1番で行く。
4元。所要20分くらい。


○ 杭州から北京、夜行列車

Ctrip http://jp.ctrip.com/ 

予約はこのサイトでした。手数料が30〜40元程かかるが、日本語ページがあり、日本のクレジットカードで決算ができるので大変便利。

| 中国 | 23:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

黄山近郊歴史地区、宏村


20170703212930409.jpg
宏忖行きバス

今日は黄山近郊の宏忖という所に行ってみます。世界遺産にも登録されている美しい村なんだそうです。

チケットは、バスターミナルとツアー会社の間くらいの存在か?と私が勝手に思っている毎度お馴染み旅遊集散中心で買いました。

旅して遊んで、集まって散ってゆく。
伝えたいところが見事に集約されている、素晴らしい名称だと思います。




2017070321293013a.jpg

着きました。

入場料は104元(1600円くらい)。ゴフッとなります。




201707032129308a4.jpg

絵を描いている人が沢山いました。

こんな雨の日に水彩画は危険なのではないですか。




2017070321293020d.jpg

201707032129306ab.jpg

20170703212930432.jpg

村に入る前からすでに美しいです。




20170703213333c6f.jpg

20170703214520db3.jpg

201707032145208b1.jpg

20170703213333ee8.jpg

観光地化されてはいますが思ったほど人で溢れているわけでもなく、雨に濡れる路地がまたいい味を出しています。

というか、雨だからあまり人がいないのかもしれません。

かくいう私も傘も持たずにビーチサンダルでペタペタ来てしまったものですから、上は雨色、下は泥色のハイセンスな水玉模様に。今はお寺の軒下で雨宿りしながらこれを書いております。


中国入国からこちら、連日の雨です。
そろそろ傘を買った方が良いのかもしれませんが、そうすると雨の日にサボる口実が無くなるので買いません。多少自由がきかないくらいが丁度良いのです。




201707032135356bf.jpg
お寺の注意書き

どう気をつければいいのか。




20170703213535515.jpg
本日のお昼ご飯

雨宿りがてら昼食タイムとしけこみました。
辛いラーメンです。「麻(辛い)よ?」と店員さんに心配されるだけあって本当に辛いですが、とても美味しいです。





201707032140250f3.jpg

お店が並ぶエリアは結構人がいますが、




20170703214025c22.jpg

奥の方に行くと静かで、田舎の農村という感じのホッとする風景になります。ただし人がしっかり住んでいる村なので、あちらはホッとしてないと思います。




2017070321402588a.jpg
宏村犬




20170703214025206.jpg

屯渓老街にもこういうのを売っているお店がたくさんあるのですが、すごく良い匂いがするのでいつも吸い込まれそうになります。
一、二個買いたいところですがもうすぐ国境越えがあるし、でも陸路だし色々緩そうだし行けるかな・・と悩みながら結局買わなかったのですが、味見くらいはさせて貰えば良かったです。そしたら買ってしまうんでしょうけど。




20170703214025632.jpg
土産物市場




20170703214336144.jpg
ユース発見

一泊しても良かったですが、どうせならもっと何もない村がいいです。



2017070321333376b.jpg

20170703214520dde.jpg

20170703213333791.jpg

という感じの宏村観光でした。
だいたい雨宿りしてました。





20170703214906a68.jpg
本日のおやつ/毛豆腐

屯渓老街帰宅後。

毛豆腐なるものがそこらで売っていたので、名物なのかと思い試してみました。右上のモサッとしているのがそうです。けどうふと読むと「!?」となりますが、マオドーフなら問題無さそうな感じがしませんか。




2017070321490618e.jpg

で、けどうふなんですけど、焼いてしまえば何ともない見た目になり、そして美味しいです。美味しいのは豆腐ではなくタレのような気も若干しますが。

ふわっともトロッとも言いがたいやわらか食感。毛はすっかり大人しくなっていますが、たまに糸を引くように付いてきてその存在を主張してきます。

この毛は一体何だったのかと後で調べてみたところ、カビの一種なんだそうです。
カビの味は別にしなかったですけどね。いやカビの味は流石に知らないですけどね。



以上、黄山とその近郊観光でした。

明日は北京に向かいます。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

○ 屯渓老街から宏忖の行き方

屯渓区バスターミナル内にある旅遊集散中心でチケットを買い、宏忖まで片道24元、所要1.5時間くらい。西遞行きは同じバスで宏忖より手前、片道18元、所要1時間くらい。


201707032157577a2.jpg
時刻表

| 中国 | 22:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |