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プーチーファーを目指してたらい回された記録





標題のプーチーファーとは、ラオスとの国境付近にあるお山です。
ここからの日の出&雲海の眺めが素晴らしいと聞き、是非行ってみたいと思っていたのです。

しかし、ここまでの公共交通機関はなく一人2500バーツ(約8500円)くらいするツアーやレンタカーやタクシーのチャーターで行かねばならず、とってもお高い・・ということでほぼ諦めていました。

が、町の観光局で貰った地図を広げて見ていたら、片隅に中~長距離バス情報が。そしてそしてその中に、「プーチーファー」の文字があったのです。プーチーファー行きバス、11月~1月限定、7:00と12:30、運賃150バーツと書いてあります。

なんだあるんじゃないですか!行かない手はありません。




というわけで、実は昨日バスターミナルにチケットを買いに行ったのですが、チケット窓口では「うちでは扱ってない、そこのバスに聞け」と追い返されてしまいました。「そこのバスってどこのバス?」という質問にタイ人が丁寧に答えてくれるわけがないので、そこからは会う人会う人に質問責めです。

私「プーチーファー行きのバスってありますか?明日乗りたいのですが」
おっちゃん1「あるよ!あっちだよ!」

あっちに行く私。


私「すみませんプーチーファー行きのバスってありますか?チケットはどこで買えますか?」
おっちゃん2「あるよ!そっちだよ!」

そっちに行く私。


私「すみま(以下略


というのを7、8人繰り返したところでもう嫌になったので、地図の情報を信じて明日7:00前に来てみれば見つかるだろうと、チケット探索を切り上げました。

ちなみに上の会話は全てタイ語と英語のミラクルキャッチボールにより無理矢理成立させております。単語だけで会話している状態です。おかげ様で疲労困憊でございます。





DSC04194.jpg

そして今日。朝6:30から荷物を背負ってバスターミナルに来ておりますが、プーチーファー行きバスはやっぱり見当たりません。

またあっちこっちたらい回され、最終的に「ここに来るから待っていなさい」と言われその場所に待機していますが、大人しく待つ事2時間。バスは来ません。

大人しくと言いつつ20分に一回くらいは立ち上がり「すみませんプーチーファー行きのバスは・・」と聞いて回っておりますが、状況は同じです。バスは来ません。



そして午前9時過ぎ。本日何度目か分からない「すみませんプーチーファーに行きたいんですけど」という台詞を本日何人目かわからないおっちゃんに投げかけたところ、「このバスだよ!」と言ってとある中バスに乗せられました。プーチーファーまでの中継地点にあたる、トゥーンという町に行くバスだそうです。そこでバスを乗り換えろとのこと。

私「トゥーンに行けばプーチーファー行きのバスがあるんですか?」
おっちゃん「ないよ!」

お前いい加減にしろ。


と思いましたがここにいても埒が明かないのも事実で、トゥーンは少なくともここよりはプーチーファーに近いです。何かしら方法があるかもしれません。

というか、もうこのターミナルに飽きました。なんでもいいからここから離れたいです。





DSC04197.jpg
トゥーンバスターミナル

そういうわけで、トゥーンに来ました。

予想ではここにバスや乗り合いタクシーが沢山停まっていて、もしかしたらバックパッカーのお仲間もいたりして、その人達とタクシー代を割にして安く行けやしないかな〜?なんて思っていたのですが、全ては夢でした。



仕方なくインフォメーションデスクみたいな所を覗いてみたら幸いなことに英語が通じたので、プーチーファーに行く方法を聞いてみました。

私「プーチーファー行きのバスってありますか?」
受付のお兄さん「プーチーファー行きはないですね・・」
私「ええ知ってます。」
お兄さん「!?」

困惑するお兄さんに構わず、「どうしてもプーチーファーに行きたいんですが、何か方法はないですか?」とさらに聞くと、お兄さんはおもむろに受話器を手に取りどこかに電話を始めました。

タイ語で何かを話し、電話を切るお兄さん。

お兄さん「30分で来ますよ。」
私「(何が・・?)そうですか。」

私「・・・バスですか?」
お兄さん「バスはありません。車が来ます。」
私「タクシーですか?それはおいくらなんでしょうか?」
お兄さん「800バーツ(2800円くらい)です。」
私「すみませんそれキャンセルしてください。」


今思えばそれくらい出せた気もしますが、150バーツで行けた筈のものが800バーツに化けたものですから、その数字以上にお高く感じたのです。そしてプーチーファー行きのバスが無いということは、プーチーファーから帰るバスも無いということ。悲しいかな、私の財布には1600バーツも入っておりません。

しかしプーチーファー行きを諦めたわけではありません。
改めて、「きっと午後にはチェンラーイ発プーチーファー行きのバスが通るので、それを捕まえます。何時くらいにバスが通るかご存知ですか?」と聞いてみました。

しかしお兄さんはやはり、バスはないと言います。「でもこの地図に11月からバスがあると書いてあります」と例のあれを見せると、カレンダーを指して「それは11/20からですよ」とお兄さん。
何故貴方はチェンラーイでは誰も知らなかったそんな情報を持っているのですか。

その後もう一人のお兄さんもネットでバス情報を調べてくれましたが、
やはり、「今そのバスはありません」という結果が出ました。


分かりました。
チェンラーイに帰ります。





また一時間半かけてチェンラーイに帰り着いたのは、12時少し前でした。例の地図によるとプーチーファー行きは12:30にもあるはずなので、まだ諦めきれない私はさきほどお兄さんに出してもらった結果を頭の片隅に追いやって、また色んな人に聞いて回りました。

私「プーチーファー行きのバスってありますか?」
おっちゃんA「あるよ!あっちだよ」

あっちへ行く私。


私「すみませんプーチーファー行きのバスは?」
おっちゃんB「プーチーファー?そっちそっち」

そっちへ行く私。


私「あの、プーチーファー行きのバス・・・」
おっちゃんC「プーチーファー?トゥーン!」
私「トゥーンはもう行きました。(怒)」


こんなことを朝から通算20回以上繰り返している私は、流石にちょっと疲れを感じていました。
しかし私の虚しさを他所に、プーチーファーではないどこかへ行くバスは次々に出発し、ターミナル内の人はどんどん入れ替わって行きます。

そんな光景を見ながら、行く当てもなく、どうしていいかも分からず、バックパックを背負ったままぼんやり石段に座っていたら、近くにいた乗客勧誘のお姉さんに声をかけられました。

お姉さん「ハロー・・?ゴートゥーチェンコーン?」
私「・・・」
お姉さん「・・・」
私「・・・イエス。」


チェンコーンに行くことになりました。





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チェンコーンバスターミナル正面のセブンイレブンより

着きました。

チェンラーイからここまではおよそ2時間。運賃は65バーツ(220円くらい)でした。
写真の正面、ビルの谷間がチェンコーンのバスターミナルです。
チェンコーンは小さな町で、ターミナルと呼べるほど立派なそれはないみたいです。







なお、チェンコーンはどうせ行くはずだった町なので、本日の選択はそれほど間違ってはいません。ちょっと予定が繰り上がっただけです。

私の次なる目的国はラオスですが、このチェンコーンから隣国ラオスのファイサーイという町まで、国境を越える橋が伸びているのです。しかも2013年に出来たばかりのホヤホヤです。ホヤホヤの橋って足元がすぐ崩れ落ちそうな響きですね。



そうしてついたチェンコーンですが、宿の当てもなく、どのへんに行けばそれが見つかるかの検討もつかず、どうしたものかなあと思いながらとりあえず歩き出してみたら、道端の屋台のお姉さんが「宿を探してるの?」と声をかけてくれました。「そうなんです。どこか安い所ありますか?」と聞くと、お姉さんは「良い所があるわよ」と言ってそこまでバイクで送ってくれました。




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本日の宿

そうして辿り着いた宿が、こちらです。





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こちらドミトリーが100バーツ(350円)、シングルが150バーツとかなりお手頃にも関わらず、メコン川が目の前に見えるナイスビューな宿でございます。

しかもこの宿、バックパッカーの宿泊客が多いのか宿の人は英語が堪能だし旅行情報も多いし、トゥクトゥクを使うと200バーツかかると聞いていた国境までの道を50バーツで送ってくれるサービスがありました。私がどうしたものかと悩んでいた問題が、全て一気に解決したではありませんか。

ここ一週間上手く行かない事が続いてちょっと気落ちしていたところですが、最後の最後に良い所に来られて良かったです。宿は安いし景色は良いし、タイ最後の夜を楽しく締めくくる事ができました。やはり日頃の行いが良(略




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宿の犬猫が仲良し

明日は国境を越えラオスに渡り、一泊二日でルアンプラバーンを目指すスローボートに乗ります。


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<情報コーナー>

○ チェンラーイからチェンコーン

一時間に一本か二本、頻発。所用2〜3時間くらい(バス会社によって表示時間が違う)。チェンコーンバスターミナルの4、5キロ手前に国境への分岐があるので、そのままファイサーイに渡る人はここで降ろしてもらう。そこから国境の橋まで2キロ少々。分岐にトゥクトゥクが数台待っているので乗りたければ乗れる。バス会社によっては、国境の橋まで直接送ってくれるものもあるかもしれない。

○チェンコーンの宿

「Baanrimtaling Guest House」

チェンコーンバスターミナルから徒歩5分くらい。ターミナルに着いたらまず大通り対岸のセブンイレブンに渡り、右折。すぐそこに信号のある交差点があるので、そこを左折。道なりに300mほど進むと左手に看板が見える。看板に従って小道に入ったら、突き当たりが宿。

ドミ一泊100バーツ。トイレシャワー別のシングル150バーツ。その他タブル、ツインなどもあり。メコン川を臨める部屋は450バーツ。併設のレストランからのメコン川の眺めがとても良い。
スローボートの出発時刻に間に合うよう、朝8:30に国境まで送ってくれる送迎サービスあり。一人50バーツ。宿の人は英語が堪能で、旅行情報も多く、各種チケットの手配などもやってくれる。

| タイ | 22:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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