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東ティモールの首都、ディリを歩く

昨日の日記に書きました通り東ティモール滞在を延長することにしたので、ティモール・エアの事務所に行ってフライトの変更手続きをしたり、延長したはいいけどどこで何して遊ぼうかと色々調べ物をしたり、朝からなんだか忙しくしていました。

が、東ティモール観光情報はほぼ皆無でした。ディリの情報はあるのですが。

でもバスターミナルの場所だけは分かったので、あとはその辺の人に写真を見せて「ここに行きたいんです」方式で挑もうと思います。大丈夫、道があることは分かっています。ニューギニアと違って。



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フルーツマーケット

さて、本日はとりあえず、ディリ観光の続きをしたいと思います。
まずは昨日辿り着けなかったキリスト像へ。正直そんなに興味のある場所ではないのですが、ここで引き下がるのは悔しいので絶対行きます。

また、さきほど行ったティモールエアの事務所でフライト変更の理由を聞かれた際、「最初は2泊だけの予定だったのですが、それではとても足りないと思ったので・・」と答えたら、「わーそうなの!?」と窓口の人全員に大喜びされてしまい、「どこに観光に行くの!?ディリ観光はもうした!?キリスト像は!?」と笑顔全開で聞かれたので、もう行かない訳にはいかなくなったのです。


写真は、宿からキリスト像に向かう途中にある海沿いのフルーツマーケットです。昨日はこのあたりでサボってミクロレットに乗り宿に送り返されたので、今日は徒歩で行きます。



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魚売りの人

海沿いの道ではこんな魚売りの人も歩いています。
この暑いのに常温で魚をぶらさげて何時間たったのか分かりませんが、まあ火を通せば大丈夫なのではないでしょうか。体調不良はしばらく御免なので、私は挑みませんが。



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スーパー

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すごいものが売られてる

海沿いには大きめのスーパーもありました。

隣国インドネシアに比べると極端に物が少ない気がする東ティモールですが、スーパーに入ると意外と色々並んでいます。キッコーマンの醤油もありました。このスーパーは特に品揃え豊富で、輸入品も多く並んでいましたが、それらはどうやら外国人長期滞在者向けです。ディリには大使館関係者だとかが多く暮らしており、それっぽい綺麗な身なりの人をよくスーパーで見かけるので。

なお、各国大使館はほとんど全てが海沿いに並んでいますが、
その中にある日本大使館はパリッと綺麗な建物で、何やら異彩を放っていました。



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橋の前

昨日はここでミクロレットがカクッと右折し、キリスト像から離れていきました。
どうやらミクロレットで来られるのはここまでです。ここから先は徒歩かタクシーですが、ここまで来てタクシーに乗るのは悔しいので断固徒歩です。



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なお、キリスト像はこれです。ノミのようですね。

ここまでですでに1時間近くかかっていますが、あまり近付いて来ている気がしません。
距離と時間以上に暑さにやられかけております。

実はニュージーランド旅行中にキャップをなくしてしまったので、それ以来日よけ皆無で頭部はゆだる一方です。だから最近思考が乱れ気味なんですかね。早く買わなきゃとは思っているのですが。



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何かを獲っている人

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ビーチ

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無茶をする犬

海沿いの道をひたすら東進していると、ビーチにぶつかりました。

地元の人もいますが、それ以上に欧米人観光客らしき人々の姿を多く見かけました。ビーチ沿いには良さそうなホテルやレストランもズラリと並んでいます。オーストラリアからの観光客がそこそこいるはずなのに町中で彼らを全然見ないと思ったら、皆さんこんなところにいたんですね。



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海が綺麗です。
さっきまでドブ川と直結したドブ海だったのに、同じ町の海とは思えません。



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ついにここまで来ました。だいたい2時間くらい歩いたでしょうか。キリスト像の下には特に何も無いけどやたら人がいる公園があり、そこから像の足下まで遊歩道が伸びています。

暑いやら疲れたやらペットボトルの水がお湯になってるやらでもう何もかもが嫌ですが、キリスト像は岬の高台にあるのでそこまで歩かなければいけません。もう帰ってもいいでしょうか。神はお許し下さるでしょうか。許してくれなくていいので帰っていいでしょうか。



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着きました。

ちょっと写真のアングルが間違っていますが、このときの私は暑さにやられており、冷静な判断ができませんでした。



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少し休憩した後、気を取り直してもう一枚。

世界で2番目に大きいというキリスト像ですが、正直そんなに大きくないというか片道2時間半かけて見に来る様なものでは・・・・いや、まあ、タクシーを使う事を強くお勧めしたいと思います。



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町側

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キリスト像の向こう

キリスト像は岬に立っているので、振り返るとこんな風に海に挟まれており良い景色です。
海が見た事の無い青さで輝いています。
世界の海が繋がっているというのはきっと噓ですね。

キリスト像の向こう側の海は、こんなに綺麗なのに全然人がいません。
町側の海も、ビーチを過ぎたらほぼ無人ですし。
ここで泳いだら完全にプライベートビーチ気分を味わえると思います。

問題は足が無い事ですが、行きのタクシーに「○時に迎えに来てくれ」とか言っておけば何とかなると思います。それか、メインのビーチまで歩いてそのへんのホテルに頼んでタクシーを呼んでもらうとか。




ゆっくり休憩して水も飲んで体力は戻って来ましたが、また2時間半歩くと思うとかなりゲンナリしたので、私も帰りはタクシーを拾いました。この辺りを走るタクシーは皆、町中からお客さんを連れて来て帰りも同じ人を乗せて帰る感じなのですが、奇跡的に空のタクシーが通りかかったので。

キリスト像までのタクシーは10ドルだと宿の人に聞いていたのでウグゥ・・・と思いながらこれを払ったのですが、もしかしたら往復で10ドルだったかもしれません。もう払ってしまったので、後の祭りですが。



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後から調べて分かったことですが、宿からキリスト像までは約10キロありました。
結構な距離じゃないですか。なんか遠いなとは思ったんです。



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ちなみに最初に検索したときは、こういうワールドワイドな結果が出て大変困惑しました。
10キロとは言え、2万何千キロよりは現実的な数字で良かったなと思いました。

でもこの地図はかなり魅力的ですね。
仮にも旅人を名乗るつもりなら、このくらいの事はやってみたいです。



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タイスマーケット

東ティモールの伝統の織物「タイス」と、それを使った土産物などが集まった市場です。
タイスはかなり分厚く丈夫そうな布で、現地の人は衣服に使ったりもしますが、日本で使うなら壁掛けだとかインテリアに良さそうな感じです。色彩も鮮やかですし。



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本日のお買い物

あまり大きな布は買えませんが、代わりにちょっとしたアクセサリーを購入しました。



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レジデンス博物館

ここはディリで一番重要な博物館であり、
東ティモールがこれまで歩んで来た占領と戦争の歴史についての展示が見られます。

ご存知、東ティモールは、2002年にインドネシアから独立したばかりの非常に新しい国です。インドネシアに占領される前には、ポルトガル、そして日本の占領下に置かれていた時代もあります。さらには私達外国人の起こした戦争で命を落とした現地住民も多く、私達と全く関わりのない国とは決して言えません。

戦時中、そして占領下の悲惨な生活、独立運動中の現地住民虐殺事件。
東ティモールについてはどうしてもそういう出来事ばかりが語られてしまいますが、
私はそのあたりについてあんまり書かないことにします。

もちろん無視出来ない歴史ですし、それらのページはちゃんと読ませてもらいました。
ですが、昨日一日ディリを歩いて、生活は豊かではないものの優しく穏やかなディリの人達を見て、私は絶対浮かれた観光日記を書こうと決めたのです。

歴史、経済問題、治安、危険、未開・・・ネットに書かれている事は噓ではないのでしょうが、それしか書かれていなかったらますます東ティモールのイメージが暗く固定されてしまいます。でも、それだけじゃないんだと言う事を主張したいのです。戦争が終わって新しい道を歩もうとしている国なのですから、浮かれた観光日記がひとつくらいあってもいいじゃないですか。

というわけで、明日は別の町に遊びに行きます。
町と言うか、山に行きます。東ティモール最高峰のラメラウ山に登るのです。


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