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ここから始まる拾われライフ


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本日も10:00出発です。
足は治っていません。何なんでしょうねこれは。

今日も追い風を期待していたのですが、残念ながら横風になってしまっていました。
でも昨日よりだいぶ弱まっているので、走れない程ではありません。

お次の目的地であるフィッツ・ロイという村までは125キロあるので、
頑張れば今日中に着けるかな〜?

と30キロほど走ったところで突然風が凄まじくなり、坂の途中で転倒しました。

これが追い風だったらスイスイ登れるのに、横風を食らいながらの坂登りはかなりキツイです。
それどころか、微風から強風に豹変した風は未だかつて無い程の凄まじさで、
全く進めない状態になってしまいました。
自転車から降りてこれを支え、倒されないように立っているのがやっとです。

数分間そのまま耐え、少し弱まった隙に数メートルずつ進んだりもしてみたものの、
結局また倒されて道端で不貞腐れる私。
ビュービュー風に煽られて、実際問題、立ち上がる事が出来なかったのです。

と、そのままの状態で5分程座り込んでいたら、
横を通り過ぎたトラックが100メートくらい先で止まりました。

あれは・・・救世主!?

必死で立ち上がり、自転車を押しながら「待ってー行かないでー!」と心の中で叫び、
3、4分かけて何とかトラックの元まで辿り着き、これまた必死の形相で

「こんにちは!!」
「やあ、大丈夫?」
「風が強くてちょっと大変です」
「乗ってく?」
「はいぃ!」

やっぱり救世主でした。



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救世主の窓から

トラックに乗っていながらも土管チェックをかかさない私ですが、
これだけ背の高い車体からだと、
死角と思っていても結構見えている場合もあることが分かりました。
土管の中なら全く問題ないですが、最近は土管の外でテントを張る事もあるので注意しなくては。



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救世主の寝床

トラックの人達はブエノスアイレスから南の果て、
あるいは北の果てまで荷物を運んでいるそうなのですが、
この広いアルゼンチンでは北から南の移動はひどく時間がかかります。
例えばブエノスからウシュワイアだと、4日はかかるそうな。

で、その間どこで寝ているかと言うと、ここだそうです。
運転席の後ろにちゃんとしたベッドが作られており、その下は荷物入れになっています。
そして、その中にガスコンロやヤカンや食べ物などが詰まっており、
この空間で充分生活できるようになっているのです。
シャワーや水道やトイレは流石にありませんが、そのためのガソスタです。



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フィッツロイまでの100キロあまりだけ乗せて貰うつもりだったのですが、
止まない風と勾配だらけの風景を見て、強風との戦いで疲弊した体はあっさり負けました。

で、ドライバーさんにどこまで行くのかと聞いてみたら、

「コモドーロ・リバダビアまでだよ」と言うので
「じゃあ出来れば私もそこまで乗せてください」
「いいよ〜」

というわけで一気に250キロのワープです。
いやあちょっと調子こきましたね。



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本日の走行距離

走行距離の記録を取ろうと思ったらちょうど30キロでした。
今日は280キロくらい移動したのに、走ったのはたったの30キロというわけです。
もはやチャリダーではなくヒッチハイカーです。



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そして呪いを受けました。

写真を撮ろうとしたら、カメラのシャッターボタンが取れてどっか行ったのです。

いや、もっと早い段階で取れていたのかも。
暗闇の中で気付き、そして地面はそこそこ背の高い芝生だったので
落とした(かもしれない)ボタンを探し出すのは不可能だったのです。
シャッターボタンが取れたカメラでは、写真を撮る事ができません。

ヒッチハイクの呪いはまだ解けていなかったようです。

パソコン故障、クレジットカード2枚死亡、そしてカメラの故障。
ついでに左足首損傷。

あと被害を受けそうなものと言ったら、アイフォンとシティバンクカードくらいです。
アイフォンも痛いけど、シティバンクカードが使えなくなったらお金を降ろす手段が無くなり
旅が完全終了するので、次の呪いはできればアイフォンの方に降り掛かって欲しいと思います。



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近くに停まっていたトラックの運ちゃんがくれた肉の缶詰

今回着いたガソスタは、大きな街の真ん中にあるのでテントを張るスペースがありませんでした。

店員さんに尋ねたら野宿自体はOKでしたが、どこに張ればいいのか検討がつかず、
「どのへん使ったらいいですかね?」と聞いたら「あのへんは?」と指された先は道端でした。

テントごと轢かれるわ!


というわけで、ガソスタ敷地内の隅っこにある芝生の上に張らせて頂きました。
かなり綺麗に整えられた芝生だったのでここはいかんだろうなと思いつつ、
夜明けまでに撤収すれば バレない 許されるかなと。

もう日が暮れてしまい、今から移動するのは厳しかったのです。
芝生さんごめんなさい。シャッターボタンを返せ。


<情報コーナー>

○ トレス・セロスからコモドーロ・リバダビア/278キロ

(1)トレス・セロスからフィッツロイ/125キロ
途中、ほぼ何もなし。大きな勾配は無かったと思う。エスタンシアは何軒かと、工事基地っぽいのは見かけた。フィッツ・ロイの20キロほど手前にあるRio Desead(川)は川と言うより溜め池で、飲めそうにない。勾配はそこそこ多い。平坦な道と半々くらいか。フィッツ・ロイは小さな村という感じで、入口に大きめのYPFあり(未確認)。出口に名も無きガソスタあり。Wi-Fiはあるが、シャワーはなさそう。

(2)フィッツ・ロイからカレタ・オリヴィア/72キロ
長い下りと登りを繰り返す。海の街に向かうため下りが多いのが救いか。道は工事中らしく、荒廃した感じの風景が続く。工事中なためか普段からそうなのか、町が見えてからかなり大回りしなければならない。
カレタ・オリヴィアはそこそこ大きな町。入り口反対車線側にペトロブラスあり(未確認)。出口に大きめのYPFあり。WiFiなし、トイレ内にシャワーありだが、使えないとの情報あり。町中にもガソスタはあるが、テントを張るスペースがありそうな所は見かけなかった。

(3)カレタ・オリヴィアからコモドーロ・リバダビア/81キロ

海沿いの大きな登り下りを繰り返す。エグイ。平坦な道もあるにはあるけど勾配がほとんど。しかも海沿いなのでおそらく風が強い。コモドーロ・リバダビアの隣町、ラダ・ティジーの15キロくらい手前に検問。横にレストランあり。ラダ・ティジーも割と大きめの町で、こことコモドーロ・リバダビアはほぼ繋がっている。

コモドーロ・リバダビアはかなり巨大な待ちで、大通り沿いだけでガソスタは10軒以上ある。
その他の店も豊富と思われるが、観光向けの街ではない。
私が泊まったガソスタYPFは街の真ん中辺り、左手側。WiFi及び電源あり、シャワーあり。テントを張れるスペースはなかったが、店員さんに聞いたら野宿自体は断られなかったのでその辺に張った。


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| チャリンコ旅 | 23:40 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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