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チャリ旅26日目/今度はクレカの不正使用。私呪われているのか

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暖かいベッドで眠って爽やかに目覚めた朝。
ご夫婦は朝ご飯として手作りの焼きたてマフィンとキッシュを用意して下さり、
残った分をお弁当として持たせて下さいました。
今日は200キロくらい走れそうな気がします。



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・・・気はするものの、実際の所は、今日はコクランに辿り着ける可能性が皆無です。

コクランまでは60キロ。
距離にするといつもと同じなのですが、後半のアップ&ダウンが相当キツいらしいのです。
他のチャリダーさんの話を聞く限り、相当時間がかかるそうな。
なので昨日できるだけ距離を稼ごうとしていたのですが、
嬉しさに負けて15キロ手前でストップしてしまいました。
そして今日もまた、暖かさと美味しさに負けて11:00に出発してしまいました。

今日は、挑む前から無理なことが分かっている戦いなのです。




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まずは昨日到達できなかったプエルト・ベルトランド村までの15キロ。
と、思っていたら、地図には13キロと書いてありました。
「おお減ったぞ!死ぬ気で走ればもしかしたら日暮れまでにコクランに着けるのでは!?」
と喜んだのもつかの間、標識には「ベルトランドまで18キロ」って書いてありました。

やっぱ無理だなと思いました。
そして結局何キロなのかサッパリ分からなくなりました。



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昨日滞在した集落は、湖畔にありました。
集落を出てすぐに丘越えがあったのですが、写真はその丘の上から見た景色です。

昨日ご夫婦から聞いたこの地での生活にも憧れましたが、この景色にもまた、羨ましさを覚えました。
こういう場所での生活にも憧れつつ、やっぱり日本を選んでしまう気がする私ですが、
「自分が食べる物を自分で育てる」という部分に関してはかなり心を揺さぶられました。
日本で個人的にお肉を育てるのは難しいですが、せめて野菜だけでも、
小さなプランターでも何でもいいから育てて食べる生活にしたいです。

パック詰めされた命ではなく、生きていた動物、種から一生懸命育った野菜・果物を
「頂いている」という実感を、もっと強く持ちたいです。
かなりの覚悟がいるとは思いますが、命を肉にする現場も、一度見てみたいです。




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丘越えの後は真っ青な湖の横を走りました。
アウストラル街道には湖がとても多いのですが、そのどれもが違った青、違った輝きを放っていて、
新しい湖に出会う度に何度も立ち止まってしまいます。



結局20キロ近く走ってプエルト・ベルトランド村に到着したのですが、
ここに着く直前に、実家から電話がありました。

私のクレジットカードが不正使用の被害にあった可能性があり、クレカ会社が連絡を取りたがっていると。
ここしばらく圏外の場所にいることも多かったので、私の携帯は繋がらず、実家に連絡が行った様です。

携帯から電話するとお高いどころの騒ぎではないのでスカイプを使いたいですが、
今は走行中なのでネット環境などありません。ベルトランドにはあるかもしれませんが、
コクランは大きな街なので、できればそこに着いてからゆっくり対応したいです。

なのでとりあえずこのまま走って、何としても今日中にコクランに到着して、
それからクレカ会社に電話をしようと決めました。



その後はもう、ため息しか出ませんでした。
3日前にパソコンがぶっ壊れたばかりなのに、今度はクレカの不正使用・・・

保険があるので金銭的被害は避けられるはずですが、クレカ使用停止・再発行となると
それを海外送付するのは色々と難しいところがあるので、実質クレカを一枚失う事になります。
しかも、今回被害にあったのはメインのクレカです。
私はクレジットカードを2枚持っているのですが、サブの方は限度額を最低に設定してあるのです。
なので、メインを失うとちょっと辛いものがあります。




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景色は最高だけどキツイ道

ため息を付きながら無言で走る事数時間。
いや一人なので無言なのはいつものことですが、精神的に無言と言いますか。

それでも早くコクランに着かないといけないのでひたすら漕ぎ続けましたが、
35キロ走ったところで、ついにヒッチハイクすることを決意しました。
時刻は16:30。コクランまでは残り30キロです。
10キロほど前から崖際のアップ&ダウンをひたすら走って来ましたが、
残り30キロもずっとそういう類いの道です。

そんな道を走るのに昼近くに出てしまった時点で、自力では絶対に到着できないことは分かっていたので、
ヒッチハイクする気は最初からあったのですが、一応、ギリギリの時間までは走ろうと思っていました。
でもどうにも心が沈んでスピードが出ず、そして出来るだけ早く着いてモヤモヤを払拭したかったので
予定よりだいぶ早めのワープです。他のチャリダーの皆さんに心の中で謝りながら。



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ワープ中

ヒッチハイクは30秒で成功しました。
荷物を全て積んだ状態の自転車は非常に重いので一旦それらを全部降ろし、
車に積みやすい様にまとめ直していたら一台の車が通りかかったので

ハイッ!!

と前回と同じ勢いで手をあげて飛び上がったら、
車は一度通り過ぎたものの、50メートルほど先で止まって引き返して来てくれました。

今日通った道は交通量が極端に少なく、1時間にせいぜい1、2台しか通らなかったので
これは無理かもしれないと心配したのですが。私ヒッチハイクの才能があるかもしれません。


なお、一度通り過ぎた理由は、乗車率120%だったからだそうです。
車内にはパタゴニア旅行中のチリ人ご夫婦とヒッチハイカー1人が乗っており、空いた席にはご夫婦の旅の荷物とハイカーのリュックが詰まっていて私が入る隙はありませんでした。なので奥さんがギリギリの所まで詰めて下さり、荷物を寄せて寄せてなんとか乗車しました。

自転車と私の荷物は、これまたギュウギュウの荷台の上に紐で無理矢理括り着けて運んでくれました。
括り方が簡易形式なのにもかかわらず凸凹グネグネの道をハイスピードで走るので、
コクランに着く頃には私の荷物は全部無くなってるだろうなとボンヤリ考えていたのですが、
約1時間後、私も荷物も全て無事にコクランに到着しました。



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本日の宿

ご夫婦に何度もお礼を言い、お別れをして宿探しへ。
事前にネットで情報を得ていたWifi付きの宿には空きがなかったので、
近くにある別の宿を何軒か当たってみた結果、非常に良い感じの宿を見つける事ができました。


少し休憩した後宿のWifiでスカイプにログインし、日本の夜明けを待ってクレカ会社に電話しました。
オペレーターさんと話し、いくつか確認した結果、やはり不正使用があった事が判明しました。
もう少し細かく言うと「不正使用しようとしたが失敗した軌跡」が残っており、金銭的被害は避けられたようですが、何者かの手によってクレカが不正コピーされた事は明らかなので、私のクレカは番号を変えなければいけないことになりました。

今私が持っているカードは、もう使えないということです。
新しいカードは実家に届きます。
クレカ会社に海外送付してもらうには海外の勤め先か住まいの住所が必要らしく、
それがない私はこのサービスを利用することができません。

実家からこちらの宿なり何なりに送付してもらうことは可能ですが、危険が伴います。
郵送途中に紛失する可能性もあるし、不届き者の郵送屋がいて勝手に開けられ、カードを奪われてしまったら終了です。ほとんどのカード会社は、勝手に海外郵送した事で発生した損害は保証してくれません。

それでもそれを覚悟で郵送してもらった旅人は沢山おり、ほとんどの人が問題無く受け取っていますが、
失敗した人の話も存在します。なので、ビビリの私はこれを試す気になれません。
比較的信用度が高い、お高い郵送手段もあるのでそれを使おうかというのも考えてはいますが・・


まあ私はいつも国際キャッシュカードで現金を降ろしながら旅をしており、
クレジットカードはほとんど使わないので何とでもなるっちゃなるのですが。
それでも武器をひとつ失ったのはやはり痛く、パソコンの件との合わせ技でだいぶゲンナリしました。
なので、この日はケーキと珈琲で一服してしんみりタイムを過ごし、あとは何もせずにバタッと寝ました。

本当に、何の呪いですかねえ。


<情報コーナー>

○ 湖畔の集落からコクラン/多分65キロくらい

最初からいきなり登り、その後アップ&ダウンの繰り返しで約20キロ走るとプエルト・ベルトランド村。
ベルトランドを出た後もやっぱりアップ&ダウンで、コクランまでの残り35キロくらいは凶悪な坂しかない。
川沿い崖沿いの勾配をひたすら越える35キロ。ダートの状態も悪く、場所によってはこげないくらい。

プエルトベルトランドはツーリスティックな町で、宿も商店もある。
ベルトランドからコクラン方向に数百メートルから1キロくらい行った辺りに、リオ・ベイカー(川)沿いの良い感じの野宿ポイントあり。川は騒がしいが、森の中なので道路から隠れられるし、水にも困らない。町が近いので買い出しも容易で、お勧めの野宿ポイントだと何人かのチャリダーから聞いた。

○ コクランの宿

「Hostel Central」
メイン広場北側の通りを西方向に数ブロック進んだ右手側。広場から徒歩5分くらい。
シングル8000ペソ。使いやすくて全てが揃ったキッチン、Wifi付き。宿のセニョーラは非常に感じが良く、とても親切だった。広い倉庫に自転車を停めさせてくれる。目と鼻の先に商店があるのも便利。


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| チャリンコ旅 | 23:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅25日目/あらこんなところに日本人が


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本日の目的地はプエルト・ベルトランドという村です。走行距離は65キロ。
この村には用はありませんが、次の目的地のコクランという町まではだいぶ距離があるので、
今日はこの村に宿泊して、2日かけてコクランを目指そうという計画です。



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いきなり坂続きで堪えました。
途中に牛が沢山いたり、轢かれ野うさぎが沢山いたりしましたがのんびり見ている余裕はありません。
牛は相変わらずカメラ目線ですが、カメラを出す余裕などあるはずがありません。
一応目は合わせますが。そしてまた道を外れてすっ転びかけましたが。

最近は一日の走行距離をできるだけ60キロ未満に抑えていましたが、今日は65キロです。
勾配の多いダートの道で65キロなので、ちょっと頑張らないといけないのです。




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今日の天気予報は曇りのち晴れな感じ。
朝わりと早めに出たため辺りは薄暗く、そして肌寒かったです。

しかし、そんな空気の中でナンチャラ湖はとても美しく輝いていました。
何湖だったか忘れましたが、綺麗でした。




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青の美しさ、そして水鏡の美しさ。
息を飲むその輝きに、息を飲むのでした。

・・・賞賛系のボキャブラリーが尽きたのです。



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登ったり下ったりの連続でとても疲れるものの、
景色がとにかく素晴らしいため比較的爽やかな気持ちで走れていました。
が、突然の雨です。
アワワワワワと思っていたらちょうど良いタイミングで集落が現れ、バス停があったので雨宿りしました。
屋根さえあれば、こんな待ち時間は嫌いではありません。




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雨は割とすぐ上がったため、出発しました。

その後はしばらく平坦な道が続き、距離を稼ぐことができました。
65キロも走れるか心配でしたが、この分だと無理なくゴール出来そうです。
残り15キロ少々。うまくすれば18:00過ぎには着けるかな〜

・・と思いながら走っていたら、面白い出会いがありました。

少しキツめの登りの途中で立ち止まって休憩していたら、
後ろから追い抜いて来た車が急に止まり、ドライバーの男性が話しかけて来てくれたのです。
スペイン語だったのでよくわかりませんでしたが、
「ここから数キロ走った先にある集落に日本人女性が住んでいるので、是非尋ねてみなさい」
というようなお話でした。

地球の裏側、パタゴニア地方という僻地、さらに僻地のアウストラル街道、
そして私の地図には載っていない小さな小さな集落に、日本人女性が住んでいると。
突然貰ったその情報にはとても驚かされ、そして、是非その人に会ってみたいと思いました。

でも私は人見知り。
私のそれは全然顔に出ないどころか初対面から笑顔でものすごく喋るので、フレンドリーだと思われがちなのですが、テンパって喋りまくっているだけなのです。笑顔の裏は冷や汗ダーダーです。
心の準備もなしにどんな人かも知らない方のお宅を尋ねるなんて怖い!というか迷惑では!?

と思いましたが折角なので尋ねてみました。
旅先のテンションの勝利です。


先ほどの男性に書いてもらった地図を頼りに集落内の小道を進んで行くと、
一番奥に可愛らしいロッジがあり、大型犬3匹と大型羊1匹が出迎えてくれました。

そして外から声をかけてみると、噂の日本人女性Tさんが出て来てくれました。
挨拶だけできればと思っていたのですが、Tさんは私をお家に上げてくれ、紅茶とお菓子を出して下さり、
「ありがとうございます、お腹ぺこぺこだったんです!」と言ったらリゾットを食べさせてくれ、
さらにさらに、お家に泊めて下さったのです。



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わんさん

先ほど声をかけてくれた男性は、Tさんの旦那さんでした。
お二人とも以前はアメリカで働いており、退職した後、
前からよく遊びに来ていたこの地に住む事を決めたんだそうです。
この集落にはスーパーなど無いため、野菜も、肉も、全て自分達の手で育てているものなんだとか。
パンもご自分で焼き、自作できない生活用品だけ別の村に買い出しに行くんだそうです。

素晴らしい出会いと、本当に楽しくてワクワクするお話の数々。
とてもとても美味しいお夕飯に、暖かいベッド。
さらに、お言葉に甘えて泊まらせて頂く事に決めた直後に外は大雨になったので、
本当に「助けて頂いた」気持ちです。あのまま進んでいたら今頃山中でずぶ濡れになっているところでした。

自転車旅をしていなかったら立ち寄る事の無かった小さな集落での素敵な出会いに、
「旅をすること」の意味とその楽しさを、しみじみと感じた夜でした。


<情報コーナー>

○ トランキーロから50キロ地点の分岐にある集落

最初10キロくらい登り続き。15キロ地点から長い下りを挟み、その後はひたすらアップ&ダウン。
25キロ地点くらいから割と平坦。40か45キロ地点くらい(うろ覚え)からまたアップ&ダウン。
ダートの状態は非常に悪いが、昨日までよりはいくらかマシかも。

6キロ地点にキャンプ場「プエルト・マルモル」あり。景色が素晴らしく、お勧めのキャンプ場だと人から聞いた。30キロ地点の村にカバナス&キャンピングあり。50キロ地点、エル・ソルサルとエル・ミテンとの分岐あたりにある集落はカバナスやロッジが沢山あるが、どこも高そう。この集落の手前にカバナス&キャンピングあり。


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| チャリンコ旅 | 20:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅24日目/美しきマーブル・カテドラル、そしてパソコンがぶっ壊れる

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朝起きたらこんな状態だったのでございます。
朝っぱらから変な声が出ました。



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最初はただのバグだと思ったのですが、よく見たら液晶が一部破損しています。
昨夜寝る前は気づかなかったのですが、連日の悪路走行でやってしまったのでしょうか。
あるいは、昨日寝ている間に腕でもぶつけたんでしょうか。

液晶の破損だけなので他の機能はちゃんと働いてくれますが、画面の半分が見えなくなっています。
アイフォンがあるのでネットはそこまで困らないものの、
ブログはいつもパソコンから更新しているのでものすごく困ります。
何より、この人はまだ割と新しいのです。買ったのは約1年前。
まだまだお世話になるつもりだったのに、何故こんなことになってしまったのでしょうか。
そして何故こんな電気屋も修理屋も何もない僻地でなってしまったのでしょうか。

パソコンを買い換えるなり修理するなり出来る大きな町は、まだ一ヶ月近く先です。
そして、旅仲間に教えて貰ったのですが、取り扱いに注意しないともっと悪化する可能性があるんだそうです。
明日の道もまた悪路。明後日も明々後日もずっと悪路です。
そんな道を、私の背中に担がれながらボコボコ越えて行くのです。

もう駄目だコレ\(^o^)/と思いました。





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さて、本日はマーブルカテドラルという所に行きます。
マーブルカテドラルはトランキーロの一大観光名所であり、また、
アウストラル街道のハイライトの一つでもあります。
そのためこの町にはツーリストが溢れ、ツアー会社や宿やレストランも沢山あります。

マーブル・カテドラルとは、マーブルが大理石でカテドラルが大聖堂なので、
大理石の聖堂みたいな感じの意味になります。


朝10:00の小舟に乗り込み出発。マーブル・カテドラルは海の上にあるのです。

この小舟は特に出発時間とかは決まっておらず、取り扱いツアー会社もいくつもあって、
各社人数が集まり次第随時出発するシステムです。
お値段も、最大収容数の6人が集まれば6人割で5,000ペソになりますが、
集まらないうちに出発するならもっと高くなります。一船30,000ってことらしいです。

私は昨日町に着いたときに、ツーリストインフォメーション前に居た謎のおっちゃんに声をかけられ、

おっちゃん「マーブルカテドラルに行きたいのか?」
私「ええまあ、行きたいですね」
おっちゃん「じゃあ明日10:00にここに来てくれ、君で6人だ」
私「おっけ~」

という非常に緩い感じで、かつスムーズに参加が決定したので待ち時間はゼロでした。ラッキーです。




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全員救命胴衣を付け早速出発しましたが、移動中は非常に寒かったです。
私は昨夜洗濯した服が全く乾いていなかったので寝間着でフラフラ出て来たのですが、
念のためダウンを羽織って来たのは大正解でした。

寒さは辛いものの、湖を見下ろす山々は非常に美しく、楽しい移動でした。
私は昨日、あの山の向こうから来ました。なんだか感慨深いです。



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そして、明日はこっちの山をまた越えなければいけないと思うと、
あれ全部ダイナマイトで爆破して更地にしてくれんかなと思うのでした。




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着きました。



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これがマーブル・カテドラルです。
大聖堂の柱の様に入り組んだ洞窟と、美しいマーブル模様。そして湖の青。碧と言った方が近いでしょうか。
静かな洞窟と、ちゃぷちゃぷと波打つ水の音が神秘的な雰囲気を作り出していました。



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船は洞窟の中まで入ってくれます。

ただ、そのために神秘的な写真の撮影はやや困難です。
船は自分のとこのだけではないので、どうしても他のツアー会社の船が写り込んでしまうのです。
もしかしたら、朝一ではなく出発時間がバラける午後を狙った方が良かったのかもしれません。




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マーブルカテドラルもさることながら、湖がまた息をのむ美しさです。
この透明度は何たることでしょうか。

透き通る水の向こうに見えるマーブル模様を見ていると、
嫌なことなんて全部忘れて、その碧に溶けていけそうな気持ちになるのでした。




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嫌な事なんて全部忘れられたらいいのに。

ツアーから帰ってきてもパソコンは奇跡の復活などしておらず、
マーブル・カテドラルの美しさに洗われた私の心を再び濁らすのでした。



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気分転換に買ったケーキ

朝からため息しか出ませんが、ふと海外旅行保険に入っていたことを思い出し、
日本の夜明けを待って保険会社に電話してみました。
実は24時間対応だったので待つ必要は無かったのですが。

そうしたら、どうやら修理代を出して貰えそうだぞという事が分かりました。
まだ書類や証拠を提出しておらず、審査を受けていないので確定ではありませんが、
オペレーターさんと話した限りでは問題無く通りそうな感じです。

パソコンは壊れたままですが、余計な出費は避けられそうだという事が分かっただけでも心は軽くなりました。

あとは出来るだけ悪化しないことを祈りながらアウストラル街道を脱出し、大きな町で修理に出すだけです。
手っ取り早く新しいパソコンを買いたいのは山々ですが、Photoshopとかイラレとかワードとか
お高いソフトを買い直すのは嫌なので、修理してこの相棒を使い続ける方向です。


明日もまたガタガタの悪路。明後日も変わらずグチャグチャの悪路。
悪化しませんようにと祈りつつ、少しだけ、もうどうにでもなれ的な気持ちで眠りにつくのでした。


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| チャリンコ旅 | 22:20 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅23日目/トランキーロへの穏やかな旅路


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本日は山の中からスタートです。

昨日ドイツ人がグレートファイヤー人になる前に話したのですが、
ドイツ人は今日は10:00過ぎにゆっくり出たくて、私は時間がかかるので9:00までには出たくて、
「じゃあまあ別々に出発しましょうか、どうせすぐ追いつかれるし、また後で〜」
ということでまた別行動となりました。

私は9:00ちょうどに出発。
ドイツ人は1時間後に出るので、私に与えられた猶予は1時間です。
この間にできるだけ距離をかせぐのだ!ということで、ものすごく頑張ってこぎました。
もちろん、再会したくないわけではありません。
ただ、あっという間に追いつかれてしまったらさすがに落ち込むので、少しは頑張りたいのです。



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昨日の野宿ポイントは山の上の方だったので、まずは下りからスタート。
山道のそこそこ急な登り下りを数キロ越えたら、広くて平坦な道に出ました。
ダートは少々荒れていて走り辛いのですが、勾配は少ないし、
川沿いの道は広くて綺麗だし、なかなかよい気持ちで走ることが出来ました。

あと良さげな野宿ポイントが沢山あって、なんだかワクワクしてしまいました。
昨日までの道はほとんどフェンスが張られていて川に近づけなかったのですが、
今日の道はもともとフェンスなど無かったり、あってもぶち壊されていたり、
ドアがあるのにおもいっきり開いていたり、どこもかしこも川辺に入り放題だったのです。

川と道の間には良い感じに木々が壁を作ってくれているし、
なんだこのパーフェクト野宿ポイントは・・!と興奮して1泊しそうになりました。
まだ10キロしか走ってないのに。



朝食を食べずに出て来たので休憩したくてバス停を探していたのですが、
全然無かったので道端で朝食休憩を取っていた11:30頃、ついにドイツ人に追いつかれました。
出発から2時間半、20キロ走ったのでまあ頑張った方かな〜と思いましたが、よく考えたら私が2時間半かかった道をドイツ人は1時間少々で来たと言う事で、やっぱり落ち込んだ方がいいかもな〜と思いつつ別にもう諦めているのでした。

ところで、ドイツ人は私にお土産を持って来ていました。

ドイツ人「君にお届け物があるよ!」
私「え、何?」
ドイツ人「これに見覚えは?」

ドイツ人が差し出したのは、私の水筒です。

ドイツ人「山の中に落ちてたよ^^」

私はずっとファンタオレンジ1,1リットルボトルを水筒代わりにしていたのですが、
実はセロ・カスティージョのキャンプ場で仲良くなった女性に水筒を貰っていたのです。
チャリダーがよく使う、片手で飲める水筒です。
そんな大事な貰い物を落とした私です。


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これ

そして実は落とした事には数分前に気付いていたのですが、
そしてきっとドイツ人が拾ってくれると期待して待っていたのですが、
「ええ〜いつ落としたのかしら!?気付かなかった!ありがとう!」
という謎の小芝居をしました。
多分ちょっとテンパってたんでしょうね。



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私はもう少し休憩したかったのでドイツ人には先に行ってもらい、少し後に出発しました。
そしたら、その後10キロほど走った先の木陰で彼は昼寝をしていました。余裕だなオイ。

こなくそ起こしたろかと思いましたが、ウサギと亀の話を思い出してそっとしておきました。
ウサギになれないのなら、寝ちゃったウサギを起こしてあげない狡猾な亀になってみせましょう。
起こさず通り過ぎて、後で「ええ〜どこで寝てたの!?気付かなかった!」と言うのです。



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道を外れた軌跡

前にも書いたかもしれませんが、私は車を避けてできるだけ端っこを走るので、よく路肩の砂利に捕まります。
すぐ余所見をするし、まっすぐ前を見て走っていても何だかフラフラしているので。
ハマってもすぐ脱出できれば良いのですが、割とよくそのまますっ転ぶので結構なスリルです。
すっ転ぶ場所が写真の様に平坦ならいいのですが、川沿いだったり海沿いだったりするともう、もう・・・

いつだったか忘れましたが1,5メートルの溝に頭から落ちてからは、
そういう道では思い切って真ん中を走る様になりました。
というか、あれが小さなトラウマになっている様で、そういう道の端っこを走れなくなりました。
まあ右側通行を無視して真ん中を走ろうが左を走ろうが、
車はほとんど通らないのでそれほど危なくはないのですが。



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昨日火がつかなかったおかげで流木とか薪になりそうなものが気になります。
道端や林の中に落ちている木っ端を見るたびに、ああ、あれよく燃えそう・・・と妄想してしまうのです。
ああこれ良い流木・・この切り株いいな・・・あ、よく燃えそうな枯れ木・・・林・・・廃墟・・・

・・まで妄想したところで「その発想放火魔と一緒だぞ」と気付いたので妄想は打ち止めにしました。




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36キロ走った所で、別の村との分岐に到着しました。
写真は分岐近くにあるレストランです。

ドイツ人は昨日、この分岐をトランキーロとは別の方向にいった村を目指していました。
トランキーロはここから24キロありますが、その別の村は6キロで着くので。キャンプ場もあるそうなので、
ドイツ人の選択は賢明だったと言えます。私の旅の道連れにされ適わなかったわけですが。



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本日のお昼兼おやつ

サンドイッチと珈琲を頂きました。
ネットでこのレストランの情報は知っており、絶対寄ろうと楽しみにしていたのです。
走行途中でレストランやカフェに寄るというのを一度やってみたくて。

牛肉のサンドイッチを頼んだのですが、パンが大きくて肉が分厚くて、
あ、肉でかい!噛みきれない!幸せ!って思いました。




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分岐の後は、素晴らしい景色の連続でした。
遠くに見える雪山と、青く輝く湖や川。空も美しい青です。
アウストラル街道の本気を見た気がしました。

道はどんどん勾配がきつくなり、湖沿いの崖っぷちロードをやたらと登らされたのですが、
カフェ休憩で肉を食べた私は異常に元気でした。
いつもなら40キロくらいから疲れ始め、体力の無い自分と悪路へのスーパー暴言タイムが始まっている頃ですが、今日は鼻歌混じりに走る余裕がありました。登りの時にまで鼻歌を歌うので滅茶苦茶キツイのですが、やたらとご機嫌だったのです。鼻歌ときどき高笑い、のちゼエゼエです。


どんどん増える登り道。
ラスト8キロはやたら登らされ、特に8キロ地点からの500メートルくらいの登りがキツかったです。
砂利が酷くて踏ん張りが利かないし、坂は急だし、とてもこげないので押して登ったのですが、
全然進みませんでした。そして堪らず止まると、砂利に捕まりズルズルと後退しそうになるのです。
進んでも地獄、止まっても地獄。たった500メートルの坂に、30分以上取られてしまいました。



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トランキーロ入り口

そんな困難を乗り越えてなんとか辿り着いたトランキーロ村。
入口で写真を撮っていたら、町から出てきたトラックのおっちゃんに
「オスペダヘ(民宿)・ビージャ・ビスタだ!」と唐突に宣言されたのでそこに行く事にしました。




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キャンピング・イ・オスペダへ・ビージャ・ビスタ

キャンプ場併設の民宿でした。
キャンプだと半額以下なのでほとんどの人がそちらを選択していましたが、
私はこの村ではのんびり休むと決めているのでベッドのあるお部屋を選択。

ドイツ人もこの宿に来ており、ここで再会しました。
ドイツウサギは私がサンドイッチを食べている間に追い抜いて、私より2時間近く早く到着していました。
地道に努力した亀はウサギに勝てますが、サンドイッチを食べていた亀は勝てないのでございます。


夕飯を作るのが酷く面倒臭く、そして今日はとってもパン気分だったので
商店でパンとバターを買って来て簡単な夕食を取り就寝。

この町はマーブル・カテドラルという有名な観光名所があるので、明日はそこへ行きます。


<情報コーナー>

○ 61キロ野宿ポイントからリオ・トランキーロ

最初少し下って山道のアップ&ダウン7キロ。その後しばらくは時々鬼坂があるもののほぼ平坦な道。
ダートの状態はあまり良くない。コルケージョンや砂利がたくさん。
35キロ走ると分岐。最初は比較的平坦だが、だんだん登りが増え始め、最後8キロは登り地獄に。
コルケージョンがかなり酷い。

野宿ポイントから1キロくらいの所に良さげな野宿ポイントあり。7キロの山道を越えた後は、フェンスが無かったり壊れていたり、川沿いに入り放題。無人小屋みたいなのも2つ見かけたが、無人の割に綺麗だったので実は無人じゃないかもしれない。
35キロ地点の分岐をトランキーロ方向(右)に100メートル走ると左手にレストラン&オスペダへ。
サンドイッチ1500〜2000ペソ、ランチ4500ペソ、ミルク珈琲1000ペソなど。
分岐を別方向(左)に6キロ走るとバイア・ムルタという村があり、キャンプ場やオスペダへもある。

○ トランキーロの宿
「Camping y Hospedaje Villa Vista」

7号線を走って村を突っ切り、PTE.CHIRIFO(橋)の手前の道を右折。その道をまっすぐ進むと左手にサッカー場が現れるので、その手前の小道に入る。道なりに奥まで行くと左手に看板が出ている。
有名なので、村の誰に聞いても教えてもらえる。

キャンプ1人3000ペソ:
Wifi、キッチンスペース、仮設小屋のトイレ、ホットシャワー。
キッチンスペースは洗い場と食器と小さな冷蔵庫があるが、火はないので自分のガスで調理。

ドミトリー1人7000ペソ:
Wifi、屋内のガスキッチン、屋内のトイレ・ホットシャワー。


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| チャリンコ旅 | 23:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅22日目/旅はドイツ人を道連れ

朝起きたら空はどんより曇り空。

出発しようか・・もう一日見送るか・・・と悩みながら共同スペースに行ったら昨日のパーティーの惨劇がそのままになっており、食べ損ねたケーキの残骸がドデーンと置いてあったので、このままではこの子は捨てられるね〜可哀想だね〜だから仕方ないね〜と言い訳して勝手に食べました。

そしたら元気が湧いてきたので、出発することにしました。



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朝一では灰一色だった空も、準備を終わらせ村を出るころには少し晴れ間が見えて来ました。
それでも雨が降りそうな雲が遠くに見えているし、今日は山中で野宿の予定なので少し不安でしたが、
ネットもない村に3日缶詰は辛いものがあるのでとにかく行ってみることに。



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ここからはまた未舗装路です。
村を出てすぐに坂があり、時々は下ったりもしながらもほぼ登りの9キロを越えました。
ダートで坂なのでほとんどスピードは出ませんが、とにかく頑張るのみでした。朝っぱらから。



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1時間少々今にも止まりそうなスピードで走って、なんとか1個目の峠に到着しました。
そしてここでタイトルです。ドイツ人チャリダーと出会ったのです。

峠から下を見下ろしたら結構遠くにチャリダーの姿が見え、
しばらく見ていたらあっという間に追いついて来た彼。
なんてこった・・・と思いながら迎えたら、非常に爽やかな笑顔で声をかけてくれました。
坂を登って来た後にその笑顔。あなたどっかおかしいですよ!とは口には出しませんでした。

話してみると、彼はコロンビアからずっとチャリ旅をしている人なんだそうです。
現在は、私と同じくアウストラル街道を南下している最中なんだとか。
そんなわけで行き先は同じなので、とりあえず一緒に走る事になりました。
ずっとではなく、ちょっとの間です。

次の町はプエルト・リオ・トランキーロという所ですが、
そこまではまた100キロ以上あるので私は今日は中間地点で野宿です。
一方、ドイツ人は90何キロ走ったナントカという町まで行くんだとか。
目標距離が違うのに一緒に走るのは難しいので、ちょっとの間だけ一緒に走りましょうか、となったわけです。



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ラグーナ・ヴェルデ

その名も「緑の湖」です。まんまですね。

道は相変わらず登ったり下ったり、むしろ登りが多くて大変なのですが、
今日の私は結構頑張ってそれらを越えられました。
私は相変わらず登り坂に弱いのでものすごくキツイのですが、
一緒に走っているドイツ人を待たせるのは申し訳ないので、ド根性で着いて行ったのです。

そして気付いたのですが、私が坂に弱いのは、体力の問題ではなく気力の問題だった様です。
キツイのは本当なのですが、やってやれないことは無かったのです。
すぐに止まってしまうのも、最近全くスピードが出なかったのも全て気力の問題。
私はちゃんと坂を登る力を持っていました。

ああ、私やれば出来る子だったのね・・と、衝撃の事実に気付いた瞬間でした。



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峠をいくつか越えた後は、美しい景色が待っていました。
久しぶりの空の青、そして水の青です。
こういうものを見たくて、私はこの道を走って来たのです。



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湖を見下ろす坂の上でお昼休憩。

ドイツ人と一緒にのんびりお昼を食べ、ここからは、彼には先に行ってもらう事になりました。
先にも書きました通り、ドイツ人の目標は90数キロ、そして私の目標は60キロです。
30キロ多く走らなければいけないドイツ人は、私と同じペースでちんたらやっている場合ではありません。



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美しい景色を満喫した後は、湖や平原沿いの平坦な道を走りました。

また一人に戻った旅路は少し寂しいですが、ドイツ人とはまた何度でも会えます。
行き先は同じで、アウストラル街道のゴール地点であるオヒギンス村からのフェリーに乗る日もおそらく同じなので。3月に入るとフェリーは週に1本しかないのです。このフェリーにはお互い必ず乗る事が分かっているので、ここでまた会う可能性は非常に高いです。
なので、彼とは「ではまたオヒギンスで会いましょう、グッドラック!」と爽やかにお別れをし、

10分後に再会しました。


私「どしたの?」
ドイツ人「パンク・・・」
私「何か手伝える事ある?」
ドイツ人「ううん大丈夫・・・」
私「じゃあ先行くね、多分すぐ追いつかれると思うから・・・」
ドイツ人「うん、そうして・・・」


そして30分ほど走ったところで案の定追いつかれ、また一緒に走る事になりました。
雨がシトシト降り出したこともあって彼はもうやる気を無くし、
今日は私と同じ60キロ地点で野宿をすることにしたそうです。

旅はドイツ人を道連れ。
一人で山中&雨中野宿はちょっと嫌だったので、ちょっとラッキーと思ってしまいました。



その後しばらくは平坦で走りやすい道だったのですが、雨が酷くなって来て少し辛くなりました。
そんなころ、道端にくたびれたバス停を発見。その直後に坂が待ち構えていたこともあり、ここで休憩しました。

クッキーを食べながら雨がやむのを待つ事30分。
待てど暮らせど止まない雨ですが、少しだけ小振りになったタイミングを狙って出発しました。

が、そこからは3キロほど続く登り坂で、そして坂が佳境に入った頃を見計らって
土砂降りの雨が来たのでもうお天道様とは絶交しようと思いました。
土砂降り+向かい風+強風=向かい風の暴風雨。虐められてるみたいな気持ちになりました。



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本日の野宿ポイント

60キロ程度走った所に良い感じの野宿ポイントがあるというネット情報があったので、今日はここで野宿をしようと決めていました。ネット情報だけでなく知り合った北上チャリダーの人もここの話をしていたので、チャリダーに人気の野宿ポイントなんだと思います。

走って来た山の中には川が流れており、川沿いの良いポイントは沢山あるのですが、どこもフェンスが張ってあって入れません。そんな中で、ここだけフェンスがなく、自由に立ち入る事ができたのです。
道から丸見えなのがちょっと心配ですが、今日は一人じゃないので別にいっかなと思い、
予定通りここで野宿することにしました。



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対岸には謎の小屋がありました。
川には橋がかかっていないので渡れず、私は行く気にはなりませんでしたが、
タバコを切らしたドイツ人が「タバコ落ちてるかも・・」と言って見に行きました。
多分落ちてないだろうなと思いましたが、この寒い中裸足になってまで対岸を目指すその情熱を止める事はできませんでした。

そして十数分後、ドイツ人は薪を数本持って帰って来ました。
小屋は無人で、数年間誰も立ち入っていない感じで、
これまた数年間放置されているらしき薪があったそうなのです。

おまわりさんここに薪泥棒が。



雨が上がったのでテントを張り、盗んだ薪で火を起こしていたら一台の車がこちらに向かって来ました。
「ここで野宿したらマズイかな?」とビビるドイツ人と、
薪の事がバレたらドイツ人を突き出そうと決意する私。

しかし実際は怒られる事はなく、運転手のおじさんが

「オラオラオラ〜!!」

と叫びながら車ごと川を渡って森の中に消えて行っただけでした。
私たちはただポカーンと見ていることしかできませんでした。


なお、「オラ」はスペイン語で「ハロー」の意味なので、
おじさんは別にガラの悪い人ではありません。多分。



薪は少々湿気っていてなかなか着火出来なかったので、
「俺火起こした事ないんだよね〜^^」と言って体育座りで見ているドイツ人の脇で私は頑張りました。

20分ほど格闘してようやく火を起こした後は、ドイツ人は
「おおグレートファイヤー・・・」しか言わなくなり会話が成立しなくなったので、もう寝ました。


<情報コーナー>

○ セロ・カスティージョから野宿ポイント/61キロ

村を出て最初の9キロ程は登り、その後5キロほど下り、10キロほど登り多めのアップ&ダウン、しばらく平坦な道を走って、40キロ地点のバス停から最初3キロくらい登り、その後割と平坦だけどときどき登る山越え。
道の状態はあまり良くなく、砂利っぽい感じ。走れないという程ではない。

13キロ地点にキャンプ場、20キロ地点の橋の側に良さげな野宿ポイントあり。
私は61キロ程走った山の中で野宿。左手側の川沿い。水は綺麗だし、広いし、
流木が多いので薪泥棒はしなくても燃やす物には困らない。ただ道路から丸見えなのだけが難点。

翌日知ったことだが、この後にもいくつか良さげな野宿ポイントがあった。詳しくは明日の日記で。


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| チャリンコ旅 | 22:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅21日目/セロ・カスティージョで雨宿り

夜中に雨が降り出したときから何となくそんな予感はしていたのですが、
朝になってもまだ雨は降っていました。
1時間待っても2時間待っても止まない雨。
基本的にはシトシト降りですが、時折強い雨も来るので今日はもう諦める事にしました。

チャリ旅を始めて以来、お天道様との関係は崩れる一方です。



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昨日の寝床

昨日テントを張っていた場所です。
テントの形を残して雨のシミができております。


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新しい寝床

浸水に怯えながら眠るのはもう嫌なので、屋根の下に移動しました。
赤いテントが私のです。
昨日は緑だったはずの私のテント。何故赤くなったかと言うと、




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レインコートをかけてあるからです。
防水が弱いんですってば。

衝撃の事実を告白しますと、インナーテントしか持っていないのです。
普通はこの上に防水と防風性に優れたカバーをかけます。
しかし、私のテントは格安だったためか、カバーが付いていなかったのでございます。
おかげで浸水するやら寒いやらで・・・
買ったときはまだ暑かったので行けると思ったんですが。

私はレインコートを3枚持っているので、一応これで何とかなっております。
3枚持っている理由ですが、
1枚目はマチュピチュで買った奴でペラペラなので2枚目を買い、
2枚目は使った初日に破れたので3枚目を買い、
3枚目はとても優れた子でしたが念のため1、2枚目も取っておき、
そしたら荷物の防水とテントの防水にとても役に立ったので全部持っている、というわけです。

捨てる神あれば拾う神あり。
私の頭上には両方の神がいます。

・・なんて、日々工夫を凝らす自分は好きですが、
安物買いのナンチャラだなというのも理解しています。
自分で苦労を呼び込んでいる愚かな私ですが、おかげさまで毎日刺激的で楽しいです。



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本日の朝ご飯

お弁当用に作ったはずのおにぎりで虚しく朝ご飯。
今日はツナしぐれが入っています。
とても美味しいですが、青空の下で食べるともっともっと美味しいんですよ。



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本日のお昼ご飯

朝ごはんが足りなかったのでそのまま昼ご飯タイムに突入です。
雨のせいか湿気ったパンしか手に入らなかったので、
ニンニクとラードを挟んで薪コンロで焼きました。
何故ラードなぞ持っているかというと、バターと間違えて買ったからです。



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ヒイイ芝生が燃えてる!

と思ったら暖炉の火が窓に写っているだけでした。
こんなことをブログで報告する必要はないのですが、
たまには刺激的なことも書いた方がいいかなと思ったので書きました。




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猫の群れ

ちょっと目を離すと侵入してくる猫達。
猫やら犬やら鳥やら馬やら、色んな動物がいるキャンプ場です。



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暖炉脇の鉄板に美味しいものが付いているらしく、犬が舐めに来ていました。
多分追い出した方が良かったのでしょうが、暇だったのでずっと黙って見学していました。



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外に出られないと言いつつ、買い出しには行きました。
雨に濡れるのも嫌ですが飢えるのはもっと嫌です。

写真は通り道でみかけた何かです。
オシャレだったので。



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本日の晩ご飯

ネットがないのでブログ更新もできず、一日中火遊びをしていました。
そうしているうちに夜になったので、晩ご飯です。

アウストラル街道上の小さな村は物が手に入らず、
食材もまた然りなのでいつもだいたい同じものしか買えません。
パン、お米、パスタ、缶詰数種に、野菜はトマトとキュウリとタマネギと芋くらい。
アボカドやズッキーニもたまに見かけます。

バナナはどこの村でも必ずあるので、助かっています。
走行中のエネルギー補給にはバナナが最適です。



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羊の丸焼き

突然見知らぬ男性達が入って来て、羊肉を串に刺し、暖炉で炙り始めました。
何事!?と思ったら、どうやら今日は誕生日パーチーらしいです。
誰のかは知りませんが、オーナーの知り合いの誰かです。

この羊の丸焼きはパタゴニア名物なんだそうです。
串に刺して火で5、6時間炙り、脂を落とすんだとか。
写真は、まだ焼き始めの頃です。完成形はもっと良い焼き色が付き、肉は少し縮んでいます。

共同スペースでくつろいでいたら、パーティー参加のお誘いをしてもらったので喜んで承諾しました。
21:00ごろから始まったパーティーに参加し、20人くらいいる現地民達に混じって肉を食べ、
ワインを頂き、サルサに巻き込まれ、良い感じにほろ酔いになったので寝ました。

明日こそは出発したいです。


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| チャリンコ旅 | 23:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅20日目/セロ・カスティージョ


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今日の目標走行距離はたったの36キロ。
コイヤイケから次の目的地であるセロ・カスティージョ村へは100キロ弱ですが、
昨日60キロ走ったので、今日はあと36キロでいいという寸法です。
アスファルトだし、前情報によるとほとんど下りと平坦な道なんだそう。
昨日の10キロチャリ押し地獄のせいでとても膝が痛いので、今日楽が出来るのは嬉しい事です。



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ところでこの看板は急降下しすぎだと思うのですがいかがでしょうか。
下り注意どころの騒ぎではありません。



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実際の道は急降下80度ではなく普通の下りで、しかも7キロあったのでとても気持ちが良かったです。
スタートして最初の道が下りというのは精神的にも良いです。
しょっぱなから登りだとゲンナリするし、最初10キロで遅れをとるとその後も何だかスピードが出ないのです。
単に気持ちの問題なのですが、気持ちの問題はダイレクトに体に伝わるので重要です。




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下り切った後は、勾配の少ないほぼ平坦な道が長く続きました。
平坦な割にスピードが出なかったので多分ちょっと登り調子だとは思うのですが、見た目は平坦です。
私はちょっとの登りやちょっとの下りは見ても分かりません。平衡感覚が鈍いんだと思います。

平坦な道は約15キロ。
元気なときなら1時間もかからなさそうですが、今日は膝が痛いのでゆっくりゆっくり走りました。
それに、今日は急ぐ必要が全く無いのです。なんたって36キロ、そしてアスファルト。
「急がなくていい」というのがあまりに嬉しくて、キャンプ場でお昼までくつろいでしまった程です。



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昨日見たのと同じ美しい地層がここにもありました。
あの青は本当に何なのでしょうか。
写真では伝わりにくいですが、本当に美しい青なのです。



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謎のゲートの下でお昼休憩。

キャンプ場でくつろぎながらご飯を炊いたのですが、
おにぎりを作るのが面倒だったので鍋ごと持って来ました。
中身はただの白いご飯です。これに先日作ったムール貝の佃煮を乗せて頂きました。




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イエーイ

珍しく記念写真なぞを撮ってみました。
何故そんなことをする気になったかと言うと、




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セロ・カスティージョが見えたからでございます。

下りに入って、そろそろ見えてくるかな〜と思っていたらセロ・カスティージョは突然に。
コイヤイケに続き、二度目の絶叫を上げた瞬間でした。

確かにカスティージョ(お城)の様な造形です。
美しいではないですか。
あの険しい山のてっぺんに登って、つま先立ちしてみたいです。



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さて、お城も満喫したので下りの続きです。

これまた美しい道ではないですか。
これが登りだったら暴言の一つも吐いてますが、下りなので愛おしいばかりです。
しかもこの下りはセロ・カスティージョ村まで続いており、全部で15キロあります。
こんなに素晴らしい15キロがこれまでにあったでしょうか。
一気に下るのがもったいなく思えてしまうくらいです。

そういえば最初の7キロの下りのときに北上チャリダーの人に会ったのですが、
彼は私とは逆のルートを走っているので、この15キロを登って来たことになります。
彼の本日のルートは登りばかりということです。

登りがあれば下りがあります。
トータルで見れば南下も北上もキツさは一緒だと思うのですが、
自分が爽快に下った後はいつも、「この逆を行く人は・・」と想像してゾッとしてしまうのでした。




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村への道は、ずっとセロ・カスティージョを見ながら走れるので楽しかったです。
少しずつ角度が変わることで違った表情を見せるセロ・カスティージョがあまりにも美しくて、
何度も止まって写真を撮ってしまいました。おかげで時間のかかること。



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少々曇っているのが残念ですが、灰色の空の下でもまた、
セロ・カスティージョは美しく、神々しくそびえていました。

そろそろ「セロ・カスティージョ」って打つの面倒くさくなって来ました。
長いんですよ名前が。



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ビージャ・セロ・カスティージョ

4時間走った16:00ごろ、本日の目的の村に到着しました。
膝は相変わらず痛いですが、それがなければ余裕で3時間を切れそうな良い道だったので、
今日はそれほど疲れておりません。たまにはこんな日も良いです。

セロ・カスティージョは立派な観光名所なのでかなりツーリスティックな村を想像していましたが、
全然そんなことはなく、小さくてのどかな村でした。
一応ツーリストインフォメーションがあり、旅行者がうろついてはいました。



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本日の宿

本日の宿はこちらのキャンプ場。
できれば普通の宿にしようと思っていたのですが、インフォで聞いたところWifi付きの宿は無いらしく、
じゃあ別にどこでもいいやと思い安いキャンプ場を選びました。

キャンプ場は火を起こせることが多いので好きです。
火は暖かいし、色々焼くと美味しいので。

早速テントを張って夕飯の準備を〜と行きたかったのですが、またしても人っ子一人いませんでした。
お隣に民家があり、おそらくオーナー宅なのですがこちらもお留守です。

仕方が無いので、荷物を置いてそこらに遊びに行きました。
1時間もすれば誰ぞ戻ってくるでしょう。



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村の入り口にあるこれが気になっていたので、来ました。
古いバスを改装したらしいカフェレストランです。
うっかり野犬メインの写真になりましたが、奥の青いやつです。




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本日のおやつ



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寄って来た野犬がおこぼれを求めてお行儀良く座っており、
手招きしたらものすごく寄って来てくれて、
あまりにも愛らしかったのでパンをひとかけらあげたら指ごと食われました。
それでも可愛い野犬。チリの野犬は大型犬が多いのですが、皆おとなしくて本当に可愛いのです。
表情と行動を見る限り狂犬病も持ってなさそうですし。一応気を付けてはおりますが。




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おやつと野犬も満喫したのでキャンプ場に戻って来ました。

ら、猫が自転車を守っていました。
お努めご苦労様です。



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本日の寝床

オーナーさんも戻って来ていたので、お金を払ってキャンプ場の説明を聞き、
早速寝床をこしらえました。



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共同スペース&キッチン

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薪ホットシャワー&トイレ

続いて共同スペースの暖炉と、薪コンロと、ホットシャワー用のストーブに火を入れました。
昨日はあんなに苦労したのに、一晩たったらすっかり火を起こすのが上手くなっており
あっという間に3つ分ファイヤッ!でございます。人は成長するのですね。



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遊びに来た鳥

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遊びに来た馬

明日のお弁当用にツナしぐれを作ったり火遊びしたりしていたら、もう3組お客さんが来ました。
カップルさんと、現地人ぽい親子連れと、女性一人の旅行者さんです。

彼女達と話しているうちにあっという間に夜になり、
私は明日も走らないといけないので早々に引き上げて寝ました。

そして気持ちよく寝ていたらシトシト雨が降ってきて、
防水の弱い私のテントは1時間と持たずにしっとりなさって来たので、
慌てて起きてごく適当な防水対策をしました。

で、また寝ました。


<情報コーナー>

○ ラグーナ・チグアイからセロ・カスティージョ/36キロ

7キロ下り、15キロくらいほぼ平坦、15キロくらい下りで全て舗装。
途中に商店はない。川は沢山ある。

○ ビージャ・セロ・カスティージョ

小さな村だが一応ツーリストインフォメーションと数件の宿、数件の商店あり。
キャンプは村内に二つと、村の手前に一つ。
7号線をそのまま進み、村の外れらへんまで来ると左側にインフォがある。村の地図を貰える。
あと北の入り口あたりにもう一件、メインのインフォっぽいのがあった。

○ キャンプ場「LA ARAUCALIA」

村を挟む長い通り2本のうち、右手側のLos Pioneros通りを一番奥まで行くとある。
キャンプ一人2500ペソ。
暖炉付きの共同スペースがあって暖かい。ホットシャワーもキッチンも薪式。薪は使い放題。
テントを張るスペースは広く、屋根のある場所も一応ある。
ベッドを使える部屋(写真の白いテントみたいなの)もある。


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| チャリンコ旅 | 22:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅19日目/再び南下

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美味しかったコイヤイケ滞在を切り上げ、次の村に出発します。
お弁当用に買っておいたパンを朝食で全部平らげてしまい、絶望の中での出発です。
おにぎりも作ってありますけどね!5個!



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ちなみにコイヤイケ風景はこんな感じでした。これは住宅街。
この町はアウストラル街道の中ではとてもとても大きいのですが、都会というにはあまりにのどかです。
周りをぐるっと山々に囲まれ、空気も美味しいとても素敵な町でした。



さて、次の目的地はビージャ・セロ・カスティージョという村です。
セロ・カスティージョとは「お城の丘」とかそんな感じの意味らしいです。
なんでも、お城みたいなするどい造形の美しい山があるんだとか。
楽しみです。

でもコイヤイケからこの村へは100キロ近くあるので、
本日は中間地点のキャンプ場を目標にします。



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のどかで美しい風景が続きます。
お天気も良く、青い空と小麦色が美しい調和を生み出しています。



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途中、こんな不思議な地層が。
あの青は何でしょうか?とても綺麗です。



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今日の道は坂も多いですが、アスファルトなので越えやすかったです。
前半はかなり順調に、ハイスピードで走れました。



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37キロ地点のエル・ブランコという村を過ぎたあたりのバス停でお昼休憩。
本当はエル・ブランコで休憩しようと思っていたのですが、思ったより小さな村で、
ざっと見た限り商店なども見当たらなかったので通り過ぎました。

お昼にムール貝の佃煮おにぎり5個を平らげ、もう一踏ん張りです。
ただここからは坂が多く、最後20キロあたりからはほとんど登りだったのでかなり消耗しました。

多少は体力が着いて、少しの勾配くらいなら難なく越えられるようにはなりましたが、
少し急だったり長かったりするとすぐ断念してしまう軟弱者の私です。
20キロ続く登り調子の道にはあっという間に音を上げ、膝も痛くなり、
完全な登りになった後半10キロはほとんど押すハメになりました。



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キャンピング・チグアイ

残り5キロ・・3キロ・・1キロと、たったの数キロが大変辛くて道端で息絶えそうになりましたが、
何とか本日の目的地であるキャンプ場に到着しました。
チグアイ湖畔にあるキャンプ場で、通称キャンピング・チグアイです。



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向かい側

キャンプ場をぐるっと回って見ましたが人っ子一人おらず、
どこでお金を払えば良いのか分からなかったので道路を挟んで向かい側の謎の建物へ。
そこにいたおじさんに声をかけた所、ちゃんとお金を払う事も、キャンプ場の説明を聞く事もできました。

そしてキャンプ場へ戻ると、どこから湧いて出たのか家族連れが一組いらっしゃいました。
湧いて出たという言い方は失礼ですが、本当に湧いて出たのです。
10分前にはいなかったはずなのに、ちゃんとテントを張り、火まで起こしてくつろいでいる家族連れ。
早業すぎるでしょう。どんな魔法を使ったんでしょうか。



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本日の寝床

森の中なので薄暗く、ちょっと不気味なので家族連れに割と近いスペースを選びテントを張りました。
屋根付きのテーブル席があるので、雨が降って来ても逃げ込めます。

キャンプ場にはトイレとホットシャワーもありました。
屋外の掘建て小屋で電気もないので明るいうちに利用しなければならず、
またホットシャワーは薪で湧かすタイプなのでちょっと面倒です。
私はちょっとどころかかなり面倒に感じたので、使いませんでした。



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初めて自力で焚き火をしました。なかなか難しかったです。
うまく着かず、着いてもすぐ消えてしまうのを繰り返しながら何とか着火しました。



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本日の晩ご飯

焚き火に苦戦したためにあっと言う間に日は暮れ、暗闇の中での晩ご飯です。
インスタントスープと炊きたてご飯。外で食べる炊きたてご飯は格別です。


ご飯を食べた後は、焚き火で暖まりながら携帯に日記を着け、就寝・・
・・・とはいかず、焚き火が暖か過ぎて離れがたかったのでずっと当たっていました。
当たるというかほとんど引火しそうな距離にずっと突っ立っていました。
火は本当に暖かいですね。そしていくつになっても火遊びは楽しいですね。

数時間いぶされ、すっかり煙臭くなった体で就寝。
ものすごく寒くて夜中に目が覚めましたが、眠気には勝てずまた寝て、朝を迎えました。

久しぶりのテント泊でしたが、ずいぶん寒くなったものです。
冬が近づいている為か、南下してきたからか。
これからの旅が心配になる、本当に寒い夜でした。


<情報コーナー>

○ コイヤイケからキャンピング・チグアイ/約60キロ

勾配は多いものの、アスファルトなので走りやすい。前半にはそこまで大きな登りは無い。
37キロ地点に小さな村エル・ブランコあり。私は見なかったが、商店くらいはありそう。
エル・ブランコを過ぎてからは登りが増え始め、残り13、4キロ地点くらいから本格的な登りに入る。
キャンピング・チグアイはほぼ峠にある。

○ キャンピング・チグアイ

峠からほんの少し下った右手側。コイヤイケ中心部から60〜61キロくらいの地点。
道路を挟んで向かい側の建物がオーナー宅っぽい。

1スペース5000ペソ。6人まで利用可能なので、2人以上で利用するのが割安。
水洗トイレ、薪で沸かすタイプのホットシャワーあり。電気無し。
屋根付きの食事スペース、焚き火場あり。薪は使い放題。


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| チャリンコ旅 | 21:25 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅18日目/コイヤイケで買い出し2

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今日は靴を買いました。
何度か書きました通り、ボロボロで困っていたのです。

サイドと後ろに3カ所大穴が空き、ソールは一部すり切れてしまっていました。
ソールと後ろの破れは修理に出せばなんとかなりそうですが、横の大穴はどうにもなりません。
そして歩きにくいし漕ぎにくいしで、もうアカンと思ったのでお別れする事にしたのです。

でも靴ってとても大切な相棒で、愛着があったのでせめて紐だけは残すことにしました。
新しい靴の紐は固くてイマイチですし、前の靴の紐を移植して使う事にしたのです。
新しい靴の紐も、今は使いませんがもちろん取ってあります。

新しい靴と共にどこまで行けるか、明日からの旅が楽しみです。



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今日は、昨日買ったハーパンのポケットの補強などもしました。
800円くらいで買ったペラペラのハーパンなので、ポケットがとても弱いのです。
補強用の素材は破れズボンから。破れズボンのポケットを切り取って頂戴しました。

下の写真は、これまた破れズボンから拝借した隠しポケットです。
クレジットカードとか入れる用。
これは旅に出る前にうちのおばあさんが付けてくれたものです。
これごと破れズボンを捨てるわけにはいかないので、丁寧に切り取り移植しました。

ここ数週間のエブリデイお裁縫のおかげで、こういう作業にちょっとハマってしまっている私でございます。



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破れズボンは切り刻まれ見るも無惨な姿になったのでお別れしますが、
使えそうな部分は拝借しました。
新しいハーパンやアレやコレがまたすぐ破れるでしょうから、そのときに使います。


ここまで読んで「貧乏くさ!」と思った方に言い訳をひとつ・・

アウストラル街道は本当に物が手に入らないのでございます。
ズボン破れたから買おう〜と思っても売っていないんです。
なので、破れても壊れても、あるもので何とか工夫するしか無いのです。

まあ私のズボンはサンチアゴですでに破れていたので、そこで買っとけよという話なんですけども・・・



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貧乏くさいついでに、こんなものをご紹介。
ドリンクホルダーには普通サイクリング用の片手で飲める水筒を付けるのですが、私のはペットボトルです。
1リットルのファンタボトルがちょうど良いサイズなので、水筒は別にいらないなと思ったのでございます。
あるもので何とかする精神は、父に教えてもらいました。
良い教育をしてもらったなと思う昨今です。




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色んなものを節約している私ですが、こういうものはいっぱい買います。
今の私に一番必要なものはエネルギーなので。

実は先日、宿で日本人チャリダーの青年と知り合ったのですが、
このパン屋が美味しいらしいと教えてくれたのです。

小さな村でもパンは手に入りますが、種類はたいてい一種類。
そのパンは堅くて味気なくて香ばしさが足りない感じで、あまり好きではなかったのですが、
ここのパン屋には甘いパンから食パンからガーリックパンから様々なお洒落パンが売っていたのです。
そりゃもう嬉しくて、沢山買ってしまいました。

菓子パン1個だけ食べてあとは明日のお弁当に・・と思っていたのですが、
翌朝出発する時点で、菓子パンも丸いパンも一つも残っておりませんでした。
妖怪菓子パン荒らしが出た模様です。
最近の妖怪は海外進出が盛んな様で、そろそろ国際問題に発展するんじゃないかと心配です。



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おにぎりの具を作ってみました。
ムール貝の佃煮です。洒落てるでしょう。

日本の美味しいお米と海苔があれば塩むすびも良いのですが、
チリのお米、そして海苔無しの塩むすびはちょっと寂しく、中身が欲しいなと思っていたのです。

明日のお昼ご飯はムール貝の佃煮おにぎりです。
いつもより多めに走れそうな気がします。



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本日の晩ご飯

エブリデイ肉です。
今日は豚。

3日間肉を食べ続けたかいあって、すっかり体力が戻って来た気がします。
朝から晩まで何となく重かった体が軽く、疲れがたまり動かしずらかった足もノビノビです。

体の疲れを取るには、ただ寝るだけではなくビタミンやらタンパク質やら取らないと駄目だったらしいのです。
小さな村では肉も野菜も種類が少なく、また、1泊しかしないし・・ということでいつも適当な食事でした。
野宿やキャンプのときなんてもっと酷いです。道端に商店なんか無いので。

栄養のことを考えていなかったわけではないのですが、
バナナ食べとけばいいかなとかは思っていました。
完全に間違っていた様です。


さて、買い物しかしていない割に楽しかったコイヤイケ滞在も、今夜で終了です。
狙い通り体力も戻ったので、明日また南下を開始します。


<情報コーナー>

○ 美味しいパン屋さん

セントロの公園から徒歩5分くらい。
公園から伸びるAlmirante Barroso通りを歩き、3ブロック目のIgnacio Serrano通りで左折。
ブロック真ん中辺りの左手側。正面にピザ屋があるのが目印。


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| チャリンコ旅 | 22:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅17日目/コイヤイケで買い出し1

コイヤイケには3泊します。
昨日を入れて3泊なので、あと2泊。

ここはアウストラル街道では一番大きな街で、割と色んなものが手に入るため買い出しをしたいのです。
ご存知やぶれパンツとかやぶれトレッキングシューズとかやぶれカッパとかそういうものを。



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セントロのあたり

セントロと呼ばれる町の中心にはカフェやお店が集まっており、
アウトドアメーカーのNoath Faceもありました。
こういうのがあるだけでものすごく都会な印象になります。
これまで通って来た村は、アウトドアメーカーどころか服屋自体無かったのです。
ときには商店すら無い村も。そういうのは集落と言うんでしょうか。

コイヤイケには宿も沢山あります。
私が泊まっている宿からセントロまでは15分ほど歩くのですが、
その間にたくさんのホステルやオスペダへ(民宿)を見かけました。
おかげで宿探しは少し面倒で、少しワクワクしました。
選択肢が多いのは素晴らしい事ですが、3軒くらいしか無かったり、
村内に道が1本しかないので聞いて回りやすかったりしたこれまでの村も、それはそれで好きです。




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パルケ

セントロにある公園です。
結構広くて、木陰も多くて、沢山の人がのんびり過ごしていました。

ツーリストも多いです。
大きなバックパックを枕にして寝ているカップルや、チャリダーらしき男性陣も見かけました。

ツーリストインフォメーションもいくつかあり、
そのうち一番メインの所に行ったら広くて綺麗で英語が通じました。

連日の雨でマップが痛んでしまったので、ここでまたフリーマップを貰い情報を書き写しました。
プエルトモンで買ったお高いマップは全然全く使っておりません。
フリーマップの方が遥かにクオリティが高く、コンパクトで使いやすいのです。




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ホームセンター・ソディマック

チリの大きい町には必ずと言っていいほどあるホームセンターです。
ホームセンターってテンションあがりませんか。
旅行中にこの類いの店を見かけると、用が無くても入ってしまいます。




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ここでカッパを購入。下にしいてある黒いやつです。
これまで着ていたカッパは薄いビニールのポンチョ型でしたが、
今回はちゃんと袖があり、膝下まである長くて丈夫なやつを買いました。
雨の中破れカッパ(しかも風にあおられほぼ意味をなさない)で走るのは辛いものがあるので。

本当は上下セットで軽いやつか、ウィンドブレーカーもかねているものを買いたかったのですが、
前者は売っておらず、後者はお高かったので断念しました。
一応防寒具は持っていますし、重ねればなんとかなるでしょう。

私のチャリ旅はごく短期なので、「安いもので工夫して乗り切る」というモットーでやっております。



コイヤイケには自転車屋もあります。
私の自転車は新品だし、何の問題も起きないかな〜なんて思っていたのに何度もパンクしたため、
パンク修理用のパッチとゴムのりと、予備のタイヤチューブを買い足しました。
カッパの写真に一緒に写っているやつです。

実は、数日前にまた前輪がパンクしたのです。
でも分かりやすく空気が抜けるのではなく、走っている時は気にならないんだけど、一晩置いておくと朝には空気が抜けている・・・何この不思議現象はまさか妖怪の仕業か?と思っていたら、普通にパンクでした。

で、何で前輪ばかりパンクするんだろうと思って再度念入りにチェックした所、
タイヤにとても小さなトゲが刺さっていたのでございます。
それがチューブを引っ掻いてごくごく小さな穴を開けてくれていたわけです。
原因が分かってとてもスッキリしました。

ところで、この自転車屋の前でまたカサ・デ・シクリスタのオーナーと再会しました。
どんだけ通い詰めてるんでしょうか。
もうあの村で自転車屋になってしまえばいいのに。




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新しいパンツも買いました。
チャリダーの人は短いパンツやハーパンを履いている事が多いので、それに習ってハーフパンツです。
レギンスはもともと持っていました。ワイナポトシに登る時に防寒用に買って、
それ以来使わなかったので今にも捨てられそうになっていたものです。役立つ日が来るとは。

これを履いて少し町を走ってみましたが、とんでもなく楽でした。

軽いし、膝を動かしやすいし、スイスイ走れるのです。
チャリダーの皆さんが揃って短いのを履いているのには、ちゃんと理由があったんですね。
私も明日から時速50キロは出るな。肉食べたし。と確信しました。




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本日の晩ご飯

そして今日も肉でございます。
本日の晩ご飯はミートスパゲチーです。ちゃんとミンチ肉を買って来て作りました。
小さな村にはミンチ肉など売っていないので、なんだか珍しくてつい買ってしまったのです。
とても美味しかったです。



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本日のおやつ

そしてケーキもあります。
昨日食べたあれが思ったよりだいぶ美味しかったので、今日も買ってしまいました。
コイヤイケではとにかく食べたいだけ食べると決めているのです。
ここ1週間の自分の遅足っぷりは本当に危機感を覚えるレベルなので、
ここで栄養を取ってしっかり休憩し、完全復活をとげるのです。
そうしないと何ヶ月あってもゴールに辿り着けません。


<情報コーナー>

○ ツーリストインフォメーション

セントロの中心に5角形の大きな公園があり、その中に小さいのがある。
また、ここから伸びるCondell通りにメインの大きなインフォメーションがある。

○ ホームセンター・ソディマック

Av.Ogana通り(町を南に抜ける7号線)直前くらいの右手側にある。かなり大きい店舗。

○ 自転車屋

Almirante Simpson通り(大型スーパーがある通りの1本南)を徒歩10分くらい登った所の右手側。
店はそう大きくなく、そして何故か薄暗いが大抵の物は置いてある印象。ただ、サンチアゴに比べると高め。

ツーリストインフォメーションでとても分かりやすい市内マップを貰えるので、
まずはツーリストインフォメーションへどうぞ。
あと、インフォではアウストラル街道の割と小さい町までカバーした情報誌(無料、英語)を貰えます。
この冊子はアウストラル街道上の他の町のインフォメーションでも見かけます。
宿情報、レストラン情報、銀行の有無など、情報がかなり細かくて便利です。


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| チャリンコ旅 | 22:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅16日目/コイヤイケへ

今日はアスファルトを41キロ走れば走ればいいだけなので気持ちが楽です。
なので、ちょっとのんびり目の10:20に出発しました。



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キャンプ場への道

キャンプ場は国道から2キロ外れた所にあるので、最初だけはダートです。
このダートが結構走り辛くて、しょっぱなからちょっと疲れました。



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コイヤイケへの道は小さな観光スポットが多く、車で回っているらしき人達を沢山見かけました。
皆さんフレンドリーで、自転車で走る私に手を振ってくれたり、写真を撮ってくれたりしました。



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今日の道はとても綺麗なアスファルトで、スイスイ走れました。
川沿いの道は景色も良いし、勾配も少ないし、天気も良いし、とても爽やかな気分です。

時速も割といい感じの10キロ。アスファルトにしては遅めですが、
今日はキツくて遅いのではなく、景色を楽しみながらのんびり楽しい気分で走れたのです。
お昼休憩をしようとバス停を探し、う〜んなかなか無いなあと思っているうちに25キロ走っていた位です。




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本日のお昼ご飯

最後の方にちょっと大きめの坂があると聞いており、
ちょうどそれらしきものの手前に古いバス停があったのでお昼休憩です。

今日はおにぎりを作って来ました。
走行時のお昼ご飯はいつも粗食だったのですが、
それでは走れないと気付いたのでちゃんしたごはんを用意することにしたのです。
少しお焦げが入ってしまいましたが、それもまた美味です。




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おにぎり3個とバナナを平らげ体力を回復させ、ここからは登りです。

写真は、登りの最初に現れたトンネルです。
とても短いものですが、途中20メートルくらい全く灯りの無い真っ暗な場所があるので、ちょっと怖かったです。
チリ在住お化け連合の皆さんではなく、車に轢かれるのが。自分の手元も見えないくらい本当にまっ暗なんです。




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トンネルを過ぎた後は、2度ほど下りを挟みつつ、ほぼずっと登りでした。
だいたい5キロくらいだったと思います。4キロくらいかも。
下りを挟むのでどこからカウントしていいのかよく分かりませんが、
とりあえず、人に聞いて覚悟していたものより短い印象を受けました。

また、この道は景色がとても良く、追い風も助けてくれるので割と頑張れました。
先日知り合ったチャリダーが「後半は坂だけど追い風だから大丈夫」と言っていましたが、その通りでした。
あと、登りの途中で自転車乗りの宿「カサ・デ・シクリスタ」のオーナーと再会しました。
車でコイヤイケに行っていた様です。
コイヤイケには自転車屋があるので、パーツでも揃えに行ったのでしょう。




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坂を登り切ったら「コイヤイケまであと10キロ」の表示が。
そこを過ぎて林を抜けると、素晴らしい景色が広がっていました。

広い空と、広い大地と、穏やかな道。
3台の風車がゆっくりと回っており、ここだけ時間の流れが違うかの様な、優しい景色でした。




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コイヤイケです。

美しい山の上の道を2キロほど走った後はコイヤイケまで7キロの下り。
その直前に展望台があり、そこからコイヤイケの町を見渡せました。

想像の何倍も大きく、美しいその町の姿に思わず感嘆の声が漏れました。



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本日の宿

7キロの下りを時速60キロで突破し、その後何故か1キロ登らされ、
じゃあ何で下らせた・・と憤りながらも本日の宿に到着です。

ここはネットで情報を得ていた宿です。
他にも良い所ないかな〜と数件回ったものの、どこも希望の条件に合わなかったので
結局ここに落ち着きました。ネット情報は偉大です。



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本日の晩ご飯

肉でございます!

久しぶりの大型スーパーにテンションが上がり、
肉やら米やらお菓子やらジュースやら、カゴいっぱい買い込んでしまいました。

肉はうししの牛です。こんな小片で足りるわけはなく、あと2枚焼きました。
ごはんはもちろん大盛りです。そしてもちろんおかわりもします。



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ケーキも買ってあります!

そして調子に乗って珈琲も入れました!

私は食後30分が経過すると猛烈に腹が減るという呪いにかかっているので、
ステーキ3枚とご飯大盛り3杯を食べた後でも余裕のケーキです。
なんだったら食後のデザートにラーメン1杯とかも行けます。


肉を食べてケーキも食べて、久しぶりにお腹いっぱい夢いっぱい。
この町には3泊するので、明日も肉を食べようとワクワクしながら、暖かいベッドで眠りに着きました。


<情報コーナー>

○ キャンプ場入り口からコイヤイケ

キャンプ場正面にレストランあり。2キロ地点にごく小さな商店。10キロ地点にレストラン。
18キロ地点にキャンプ場。コイヤイケの手前2キロ地点よりキャンプ場4つ点在。

かなり綺麗な舗装路で走り易い。勾配は多くなく、ゆるやかなものばかり。通りすがりのチャリダーの話によると、この道は登り調子だかいつも追い風なのでつらくないとのこと。私が走ったときも、確かに追い風だった。
後半残り15キロくらい(トンネルの手前)から約5キロの登りあり。景色がきれいだし、少し下りも挟むし、そこまでキツイ坂ではない。坂を登り切って2キロほど高地を走った後は7キロの下り。最後に1キロだけ登って、コイヤイケ。

○ コイヤイケの宿

「Hospedaje Don Santiago」
住所:Errazuriz No.1040, Coyhaique

シングル7000ペソ。
広くて使いやすいキッチン、Wifiあり。公共スペースも広くて綺麗で、居心地が良い。


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| チャリンコ旅 | 22:13 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅15日目/始めからなんとなく諦めていたコイヤイケへの道

今日は90キロ走ればコイヤイケに着きます。

コイヤイケはこの辺りでは一番大きな街で、大手スーパー・UniMarktがあったり、大手ホームセンター・ソディマックがあったりします。破れパンツと破れトレッキングシューズと破れレインコートとその他色々に悩まされている私は、早くこの町に着いて破れていない色んなものを買いたいのです。

90キロ走れば、コイヤイケです。
90キロは普通一日で走れる距離です。この辺りは全てアスファルトですし。

が、私は全然着ける気がしません。
最近疲れがたまっているらしく、全くスピードが出ないしすぐバテるのです。

というわけで、今日中に着くのは無理だろなというのが本日のタイトルです。



が、一応はコイヤイケを目指すつもりだったので、日暮れまでに90キロ走る為には朝一で出発だ!
・・・と思いながらばっちり寝坊して、10:00に出発しました。

ああ今日は無理だなと、改めて思いました。



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道は前半、比較的勾配も少なく綺麗なアスファルトで、なかなか良い速度で走り出す事ができました。
時速は速いときで13〜15キロほど出ています。
普通のチャリダーさんなら20キロ以上は出すのでしょうが、
ここ数日全くスピードの出ない私にしてはよく頑張っている方です。

「なかなかいい速度だぞ。時速13キロって事は、1時間後には13キロ進んでるってことだぞ!」
とワクワクしながらスピードメーターをチェックした1時間後の11:00。
メーターには「9.8キロ」って書いてありました。

あれぇ〜?



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すっかりやる気をなくし、パチンコに向かうおっちゃんよろしくちんたら走り出しました。
そして気付いたのは、景色が綺麗だと言う事です。

ここ数日間はずっと雨との戦いで、景色など全く見ていませんでした。
見たとしてもどうせ真っ黒で美しくは無かったのでしょうが、
なんだか勿体ない事をしていたんだなと改めて気付きました。

思えば、アウストラル街道を走る目的は美しい景色を見るためだったのです。
ゼエゼエ言いながら今夜の寝床を探す旅をするためでは無かったのでした。
いやそれはそれで楽しいから困るのですが、やはり景色も楽しまなければいけません。

今日もまだ快晴とはいかず曇り空ではありますが、それでもこれだけ良い景色が拝めるのなら、
晴れた日のアウストラル街道はきっと息をのむ様に美しいのだろうなと、今後の旅に胸が高鳴るのでした。




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ここらは道も橋も綺麗に整備されており、所々に屋根付きの休憩所まであったりします。
そして、写真撮影スポットの看板には三脚が付くようになりました。
これまでの看板はカメラだけだったのに、三脚を付ける余裕を見せるアイゼン州。
やはり、大きな街コイヤイケや有名観光スポットの存在が大きいのでしょうか。
金の匂いがチラついております。

なお、上の写真は「坂を撮れ」と言われている様にしか見えなかったため私も非常に困惑しましたが、
もう一個上の写真を見て下さい。ほぼ同じ場所から撮ったものです。多分こっちが正解です。




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分岐です。どちらへ行ってもコイヤイケに繋がります。

事前に聞いていた情報によると、まっすぐ行くとダートで右に曲がるとアスファルトです。
先に聞いておいて良かった!と思ったのですが、よく見るとものすごく分かり易くダートが始まっていますね。
情報の無い人でも選択しやすくて良いと思います。右一択です。

が、本当はまっすぐ行きたかったです。
まっすぐ行った方が23キロ短くなるし、この道には野犬のはなこちゃんがいるかもしれないのです。
チャリダー師匠のトオルさんから、大変愛らしい野犬(トオルさん命名:はなこ)がいると聞いており、
是非会いたいと思っていたのです。今日までは、是非この道を行こうと決めていました。

が、まっすぐ行った先にはキャンプ場は無さそうで、
今の私はダート50キロを越えてちゃんとコイヤイケに着ける自信が無かったので諦めました。
はなこちゃんに会いたかったのですが。



相変わらずスピードは出ませんが、もう完全に諦めていたので気持ちは楽でした。
今日中にコイヤイケに行かないとなると、新たな目標となるのは中間地点のキャンプ場。
ここまでは40キロ少々の走行でいいので、今の私でも辿り着けます。
私は1日だいたい60キロくらいまでなら頑張れるのです。出た時間や道の状態にもよりますが。

曇り空ながらも美しい景色に包まれながら、比較的平坦な道を走ること数時間。
平坦なのに時速7キロくらいしか出なくて「大丈夫か私?」と思いましたが、
全ては肉を食べれば解決すると言う思い込み確信があったので、気持ちは前向きでした。

今日は無理でも、明日は必ずコイヤイケに着けます。
そしたら肉を食べるのです。鳥ではなく、牛か豚を。
肉さえ食べれば筋肉疲労もふっとび、体力も回復し、時速30キロくらい出ると言う思い込み確信があります。
肉です。全ては肉が解決します。

なお、鶏肉では駄目な理由は単に飽きたからです。南米は鳥料理が多いのです。




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本日の宿

に、着きました。

アイゼンとの分岐を過ぎてもキャンプ場は見つからず、地図はアバウト過ぎて読み取れず、
このまま見つからなかったら野宿か、はたまたヒッチハイクをしてでもコイヤイケを目指すか・・
今まだ明るいしあと20キロくらいなら頑張れるかも・・・

・・・などと考えながらスピードメーターを見たら時速6キロくらいしか出ておらず、
「あ、無理だ」と思ったので人に尋ねたら見つかりました。
分岐から7キロ地点にありました。



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本日の宿は、屋根があって火も焚ける小さなキャンプ場です。
キッチンやホットシャワーもあります。
鈍足ながら、ネットが出来るパソコンも置いてありました。
私以外のお客さんは家族連れが2組で、個人旅行者はいませんでした。

よく考えたら、キャンプ場に泊まるのは初めてです。
テント泊は2回やりましたが、どっちも野宿だったので。

キャンプ場は野宿と違って安心感があるし、居心地の良いものだったんですね。




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キャンプ場のオーナーの本職は酪農家で、野菜を育てています。
これから畑仕事をしにいくというので付いて行って見せて貰いました。




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ルッコラの花を食べました。
育ちすぎたルッコラにはこんな可愛い花が咲くのですが、
驚くべき事に、この花はルッコラと同じ味がするのです。
ムシャムシャ食べました。腹が空いていたのでつい。



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どいてくれない犬

夜は火を囲んで皆で談笑・・の中に入る勇気がなく物陰でブログを書いていた私ですが、
皆さん優しく、火で焼いた野菜やらソーセージやら謎の練り物やらを沢山食べさせてくれました。

私ピーマンが苦手なのですが、ピーマンの丸焼きが異常に美味しくて驚きました。
この辺りの野菜はとても美味しいので、ピーマンそのものが美味しいのか、火で焼いたのが良かったのか。
旅をしているうちに、色々な苦手を克服してきている私です。


<情報コーナー>

○ ビージャ・マグワレスからアイゼンとの分岐7キロのキャンプ場

道はよく整備されている。勾配はそこそこあるが、大きなものはない。また、なんとなく下りの方が多い印象。
商店は皆無だが、分岐から7キロ行ったところ(キャンプ場の前)にレストランならある。

13キロ地点で道が2つに別れており、どちらを通ってもコイヤイケには着く。
(1)右に曲がる方が正規の道で、よく整備されているが距離が長い。76キロ。
   通りすがりのチャリダーの話によると、前半は下りで向かい風、後半は登りで追い風らしい。
(2)まっすぐ行く方は53キロだが、ダート。前半登りで、後半下りらしい。

○ 分岐近くのキャンプ場

コイヤイケとアイゼンとの分岐から、コイヤイケ方向に7キロ走ったところの右手にキャンプ場あり。
入り口からキャンプ場までさらに2キロダートを走る。

5000ペソ。キッチン、屋根付きのテントスペースの中央にたき火場があって暖かい。トイレは清潔。シャワーは冷水だが、言えば母屋のホットシャワーを使わせてくれる。オーナー夫妻は少し英語を話し、ものすごく親切。この後の道の詳しい情報や、コイヤイケの地図をくれた。夜はオーナー夫妻も混じって談笑して楽しかった。毎朝、本職の農場を見学する無料ツアーをやってる。

あと、農業をちょっと手伝うと宿泊費がタダになったり安くなったりすると言われた気がする。
よく聞き取れなかったし、手伝う体力が残っていなかったので詳細不明。


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| チャリンコ旅 | 22:40 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅14日目/雨降られチャリダー、今日は曇りで幸せ

宿で知り合ったイギリス人チャリダーは北上してきた人だったので、この先の道の情報を貰いました。
ここはダートだとか、ここの宿が安いとか、ここは店がずっと無いから2日分の食料を用意しておけとか。
最後のが怖いです。野うさぎを狩る術を身に付けておかなくては。



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本日は曇り。
ずっと雨にふられていた私は、空がどんよりでも景色が美しくなくても、
びしょ濡れにならないというだけで最高の天気の様に感じます。

何か間違っている様な気はしています。



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天気が良ければナイスビューらしい場所

村を出てしばらくは勾配の多い道でしたが、
後半は平坦ぎみ&勾配があっても下りが圧倒的に多い印象で、そんなにキツくなかったです。

今日は写真を撮る余裕もありました。
精神的余裕だけでなく、「カメラを出しても濡れない」という安心感があるので。
雨が降ってないって素晴らしい事です。



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また、今日の道にはバス停がいくつもあるので休憩しやすくて良かったです。
今日はほとんど曇りでしたが時々シトシトと降ってくるので、
そんなとき雨をしのげる場所があるというのはとても嬉しいことでした。

先日のケウラット峠越えやその前は、どんなに土砂降りの雨が降っていても屋根のある場所など全く無くて本当にキツかったのです。走るのも雨の中、押して歩くのも雨の中、立ち止まるのも雨の中、休憩するのも雨の中だったので。座る所もあるわけないですし。
マゾタフな私でも流石にちょっとため息が出ちゃう日々でした。

雨の中移動するから悪いんですけどね。
でもなんか、じっとしてる方がキツいんです。私マゾアクティブ派なので。




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目標の村まであともう少し〜というところでちょっと強めの雨が降ったので、バス停で休憩。
おやつのバナナとクッキーを食し、優しい雨の音に耳をかたむけながらしばしのんびりしました。
そういえば私は雨が好きだったんでした。ここ数日虐められすぎて忘れていました。




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10分ほど待ったら、綺麗な青空が見えました。
ずっと曇り空だったお空が、一気に泣いてスッキリしたんでしょうか。強い子ですね。
なんか詩的なこと言いましたね今。




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ビージャ・マニワレス

今朝はかなりゆっくり目の10:30に出たのですが、17:30には目的の村に着けました。
本日の移動距離は58キロ。
と言う事は約60キロを7時間で来たと言う事で、
普通のチャリダーさんは6時間以内で来るところで、
でもいつもの私なら9時間かかっているところで、

速いじゃない!!

ということです。頑張りました!平坦な道だったからだけど!



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本日の宿

本日の宿は「カサ・デ・シクリスタ」。日本語に訳すと「自転車乗りの家」です。
村民の間でもそこそこ有名らしく、10人くらいに道を尋ねたら9人くらい知っていました。
何故10人もの人に尋ねたかと言うと、ホレ、いつものあれですわ。

また、子供達に至っては自転車に乗る私を見るなり「あっちだよ!」と教えてくれました。
しょっちゅう聞かれるんでしょうね。



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表示がものすごく小さくて分かり辛いよ!とイギリス人チャリダーに聞いていたのですが、
思った以上に小さい・・というか小さい以前の問題な気がします。



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本日の宿と書きましたが、ここはホテルではありません。
ホルヘさんというナイスミドルがやっている自転車修理屋さん?なのかな?というよく分からないお家で、自転車乗りだけ無料で宿泊させてもらえるのです。あと3歳の娘さんが滅茶苦茶可愛いです。でも私のバナナを強奪して逃げました。許しません。

修理待ちと思われる自転車やパーツや工具類が並ぶ異空間の中に
マットがどーんと置いてあり、そこをベットとして使わせてもらえます。
シーツやふとんは無いですが、自転車乗りはみんな寝袋を持っているので問題ありません。

マットの他、トイレやホットシャワーやWifiを使わせてもらえます。
なんとWifiがあるとな!そういう前情報は無かったので、驚きでした。



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情報ノート

これまでここに泊まったチャリダー達が残した情報ノートです。
チャリダーの情報ノートなので、道路情報や野宿ポイントや、普通の情報ノートとは少し違う内容でした。

サンチアゴでお世話になったトオルさんやビーニャで出会ったチャリダーのN・Gさんなど、
よく知る人達の書き込みも。彼らと再会できた様な不思議な気持ちがして、とても嬉しかったです。


<情報コーナー>

○ ビージャ・アメングアールからビージャ・マニワレス

道は綺麗なアスファルト。
村を出てしばらくは勾配が多いものの、その後はほとんど平坦な道か、下り坂が多い印象。
景色も雄大で美しく、とても気持ちのよい道だと思われる。曇ってたから知らないけど。

○ ビージャ・マニワレスの宿

「Casa de Ciclistas」
7号線を走って村を突っ切り、右手にガソリンスタンドが見えたらそのすぐ手前の道を左折。
その道を登ると広い公園にぶつかるので、その道を左折。で、少し進んだ左手側。窓に小さく表示が出ている。

自転車乗りのみ泊まらせてもらえる。無料。マットがあるのみなので、寝袋持参のこと。
ホットシャワー、Wifiあり。キッチンなし。頼めば自転車の簡単な整備もしてもらえるらしい。


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| チャリンコ旅 | 22:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅13日目/土手を転がり落ちたり雨に降られたり

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天気予報によると今日は晴れ間が見えるとのこと。
まあでもどうせ雨でしょうよと思いながら8:00前に出発したら、やっぱり雨でした。

どうせ雨だと思っていたのなら最初から雨対策をしておけば良いものを、
サボってそのまま出て来たため、村を出て5キロくらいの所でいそいそと雨天モードに切り替え。
ついでに数日前から調子が悪かったギアを見てやろうかいと思い立ち、
雨の中、屋根も無い道端で30分くらい作業をしました。
阿呆です。



IMG_4324.jpg
ケウラット国立公園入り口

作業終了後から30キロ地点くらいまでは比較的良い速度で進みました。
ダートなのに良い速度が出たものだから私はまたスピードメーターを疑いましたが、
今日もちゃんと合っていました。体感速度とスピードメーターが噛み合いません。


さて、今日の頑張りポイントは約7キロの峠越えです。ケウラット峠とか呼ばれているそうです。
ダートで峠越えでついでに雨なのでそれなりに覚悟を決めて来たのですが、
よしそろそろ登りに入って来たぞ!頑張るぞ!と気合いを入れ直す為に一度止まったところ、



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止まった場所がちょっと端っこすぎたようで、



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このナナメの所でバランスを崩し、



P2158884.jpg

ここに落ちました。 (頭から)


いやあびっくしました。

葉っぱに隠れて見えませんが、1.5メートルくらいの深さがあったみたいで自転車ごと転落でございます。
そして私は半回転くらいしました。傾斜は45度くらいでしょうか。気付いた時には世界が逆でした。

まあ落ちてしまったものは仕方が無いので脱出しようとしたのですが、
自力ではどうにも動けず大変困りました。
で、どうしたかというと、
もがいていたらちょうど4人組のライダーさんが通りかかって助けてくれたのでございます。
自転車も荷物も私も全部引っ張り上げてくれたのです。これぞまさに九死に一生。

草むらから足だけ生えてるみっともないところを見られて恥ずかしい!なんて事はないです。
多分落ちるところから見られていましたから。
恥ずかしいも何も、あちらさんも「えええええ!?」状態だったでしょうよ。

心配そうな顔で「大丈夫?怪我は無い?」と確認してくれるライダーさん達と、
泥だらけで一人笑いが止まらなくなっている私。
「本当に大丈夫?」と再三確認されたのは、頭を打っている可能性を疑われたのかもしれません。



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晴れていたら綺麗だと思われる景色


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増水している川

ライダーさん達と別れた後また何事も無かったかのように走り出しましたが、
峠越えは想像通りの厳しさで、全然登れませんでした。

途中抜かれた2組のチャリダーさん達はこぎながら登って行ったのですが、私はもう全然ダメです。
歩いた方が速いんじゃないの?くらいの速度しか出ないし、すぐ止まってしまいます。
素人だから・・の言い訳が何週間目まで通用するのか分からないので新しい言い訳を考えたのですが、
ギアの調子が悪くて軽い方に入らないのです。今朝調整したはずですがまだ少しおかしい様で。
なので、もう諦めてほとんど押して登ってしまいました。




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特にこのグネグネのあたりがキツかったです。
あと何回曲がれば終われるの・・・と雨の中つぶやき続けましたが、地獄の峠越えは何時間も続きました。




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てっぺんから落ちる川だか滝だか

雨にも負け風にも負け自転車はもう捨てたくなりながらも、3時間くらいかかって峠へ。
おそらく、通常の1.5倍くらいの時間がかかっています。




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登り切ったと思ったら2キロくらい平坦&小さい起伏のある道を走らされ、
あやうくこの世の全てを呪いそうになりましたが、ここからやっと下りになりました。

下りはそりゃもうスカッとしました。

あれだけ苦労して登った高さをこんな短時間で下ってしまうのは惜しいのですが、というかどうせ下るなら
登らせるんじゃないよと憤慨したのですが、自然の中を走るのだから仕方が無いのです。
トンネルでもぶち抜いて頂ければ大分楽なのですが、そしたら景色を楽しめないですし。
まあ私はいつもキツイ&雨の中なので景色は全く楽しんでないんですけども。

トンネルぶち抜いてください。




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プエルト・シスネスとの分岐

坂を下り切ったら急にアスファルトになりました。
ここから当分は綺麗な道を走れるそうです。

ダートからアスファルトになったというだけですごく嬉しくて、どこまででも行ける気がして、
よーしこのまま行ったるでえ!と走り始めましたがすぐに力尽きました。
だってもう60キロ走ったんです。峠も越えたんです。ダメなもんはダメなんです。

次の目標の町はここから30キロ先のビージャ・アメングアール。
そこまでの道にはまた10キロの登り坂があります。
アスファルトとは言え、10キロです。これは無理ですぞお〜
・・と思ったので、実はもともと、今日は60キロ走ったら終わりにしようと決めていました。
峠越え2つ&90キロを越えられる体力など、自分に無い事はよく知っているので。

というわけで、今日はこのあたりの村で宿泊し、明日頑張って10キロの坂を登ろう

・・・と思っていたのに村がありませんでした。

ええええええええええええ

地図を見るとこのあたりに村っぽいものやキャンプ場っぽいものがあるっぽいのですがポイ・・


時刻はこの時点で17:00。
21:00までは明るいのであと4時間あり、普通のチャリダーさんなら行けない距離ではないのかもしれませんが
私は普通じゃないって言ってるでしょ!ばか!助けて!


ヒッチハイク・・・いや野宿・・・でもまた雨が来そう・・・どっか屋根があるとこ・・・
と悩みながら何だかんだと5キロくらい走りましたが、いい場所が見つかりません。

と思ったらキャンプ場発見!

天の助け!と思いさっそく自転車を停め入り口に駆け寄りましたが、誰もいません。
鍵がかかっている入り口の前で「ハロー!誰かー!」と叫ぶこと数十秒。

犬が来ました。

あらカワイイ。でも君に用はないので人を呼んで来てくれますか?
「ワンワン!」走り去る犬。
まあ賢い犬だこと・・と思ったら彼はもう一匹犬を呼んできました。

君達に何ができるって言うの。



その後10分ほど叫び続けましたが結局人は出て来てくれず、
仕方なくまた野宿ポイントを探して走り出しました。

途中、広めの芝生や、少し死角になりそうな木陰や、川沿いなどもありましたが屋根はありません。
あたりまえですが。
しかし屋根の件を抜きにしても、アスファルトの広い道の脇なのでちょっと野宿には適していません。

結構本気で困りながら走る事さらに数キロ。
キョロキョロダラダラ走っていたし、登り気味の道だった事もあり、
あっという間に19:00になってしまいました。

これはもう無理そうです。
日暮れまでに着けるとはとても思えないし野宿もできそうにないので、ここで人生発のヒッチハイクを決意しました。チロエ島で一度乗せてもらいましたが、あれはヒッチでは無く向こうから提案して下さったものなのでノーカウントです。

しかし、決意したのは良いものの、道のせいか時間のせいかあまり車が通りません。
自転車を押してトボトボ歩きながら、つかまるかな・・つかまらなかったらどうしよう・・・
と振り向いた瞬間一台通ったので

ハイッ!!

と高らかに手をあげたら2秒でヒッチ成功しました。

勢い余って30センチくらい飛んだのが効いたのかもしれません。



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ビージャ・アメングアール

おそらくご友人同士と思われる、品の良いおじさまおばさま方の車に乗せて貰って20キロのワープ。
無事、本日の目的地ビージャ・アメングアールに到着しました。
本当にありがたくて嬉しくて、お礼を言って別れた後も、車が見えなくなるまでずっと手を振っていました。

自転車と一緒に荷台に乗せて貰い20分ほど揺られて来たのですが、
通った道は「10キロどころではないのでは?」と疑う様な長い長い登り坂でした。
穏やかな坂で、綺麗なアスファルトではありますがあまりにも長いです。
鈍足の上に疲れ切っていた私の足では、日暮れを迎えるどころか途中で力尽きていたかもしれません。
自力で来なくて良かったと少しゾッとすると共に、乗せて下さったおじ樣方に再び感謝するのでした。



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本日の宿

村に入ったらイギリス人チャリダーの男性が声をかけてくれ、
自分が泊まっている宿が安いからと紹介してくれました。
ドミトリーっぽいですがお客さんが少ない様で、3人部屋を一人で使わせてもらえました。

キッチンが使えなかったので夕飯は作れず、何かを買いに行く体力もなくそのまま寝ました。


<情報コーナー>

○ プユワピからビージャ・アメングアール

最初約40キロは、ダートだが割と平坦で走りやすい。その後約7キロの峠越え→だいたい同じ距離の下りを走り切るとプエルト・シスネスとの分岐に出る。ここからアスファルト。10キロくらい走ったところから登りが増え始め、その後10キロひたすら登り。坂は割と穏やかではある。峠越えの後何キロか下った右手側にビージャ・アメングアール。
なお、分岐からプエルト・シスネスまでもアスファルト。
プエルト・シスネスとの分岐から7、8キロ(だったと思う)の右手にキャンプ場あり。
私が行ったときは無人で入れなかったけど。

後半ヒッチだったので距離とかかなり曖昧です。

○ ビージャ・アメングアールの宿

「Residencial Encanto」
カストロ通りの・・住所不明。

7号線をそのまま下って、村の下の方にあるバス停脇の道から村へ。右手に公民館みたいな大きな建物、左手に小さな公園がある道(ビージャ・アメングアール写真に写っている道)をまっすぐ進むと、右手側にカストロ通りが。カストロ通りを少し進むと、右手側に宿がある。

ドミ一人5000ペソ。キッチンはあるが使えない。Wifiあり。併設の小さな商店あり。
朝食は無いが、追加2500ペソで付く。


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| チャリンコ旅 | 23:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅12日目/天気予報しっかりして

本日は雨宿りdayならぬ雨乞いdayです。

天気予報ではかなり降るとのことだったのに、あんまり降っていないのです。
それどころか、ときどき晴れ間まで見える始末。
どういうことですか。こんな何も無い町で足止め食ってる私を笑ってるんですか。
降るって言ったならどんどん降りなさいよおおおおおおおおお

・・・と、一日中叫んでおりましたがやっぱりあまり降りませんでした。
天気予報の馬鹿!




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宿の犬(裏にいる方)

天気予報も宿の人も「明日は雨だ」と言っていたので夜更かし&朝寝坊をしてしまい、
「あれ、天気良い?行けるか?」と思ったときにはすでに11:00。
次の目的地へは結構距離があるので、こんな時間に出るのは危険です。他の人は知りませんが、私は。

なので、もう知るか!と思い今日も宿に籠ってジメジメしました。
たまには集中してブログを書かないとまた溜まる一方なので、良い機会です。



本日は晴れ間を狙って外出し、宿の裏の犬と遊び、表の犬とも遊び、他所の家の犬とも遊び、
野犬にも片っ端からちょっかいを出し、割と充実した日を過ごしました。
あと洗濯をしたり。昨日まで知らなかったのですが、宿のストーブ脇に洗濯物を干しても良かったのです。
なので2日かけても乾かなかったパーカーや破れズボンを干し、あっという間に乾かしました。


私以外の旅行者の皆さんは、だいたい皆1日の滞在で出発していきました。
ヒッチハイカー達は雨の中でも移動するのです。
ヒッチで乗せて貰える車の多くは荷台付きのそれで、
リュックも人も荷台に乗って移動するので雨の中はキツイはずですが、彼らはたくましいです。

雨に打たれながら荷台に乗るハイカーを見る度に、「ああ大変そう・・可哀想・・」と思うのですが、
多分彼らも、雨の中チャリンコに乗る私を見て同じ事を思っています。




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本日の晩ご飯

今日はトマトリゾットです。よくやります。トマトはどんな小さな町でも手に入るので。

あと最近のお料理写真にやたらとアボカドが乗っているのは、栄養価が高いと聞いたからです。
ボリビアでは30円で買っていたアボカドもここでは120円と、非常にお高いのですが。
でも今の私は食べ物がガソリン代わり。多少高くても、もりもり食べないと先へ進めないのです。


さて、天気予報では明日は一応晴れのち曇り。
まだ少し不安な予報ではありますが、これ以上休憩するのは体がなまりそうなので出発します。


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| チャリンコ旅 | 20:46 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅11日目/プユワピで雨宿り

今日は予定通り雨宿りです。
町には朝から雨が・・と思いきや、一応降ってはいるものの昨日よりは格段に弱いです。
これくらいならなんとか出発できるかなあと思いましたが、昨日濡れ鼠になった衣服が一切乾いていないし、
今日はすっかりお休み気分でとても走る気にはなれないので、予定通り雨宿り休憩をすることにしました。

雨のためほとんど外に出ない一日でしたが、
買い物に出たときに少しだけ写真を撮ったので町のことを書いてみます。




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町なみ

プユワピには国道7号線が町の真ん中を走っており、
チャリンコだと2分で抜けられてしまうくらいの小さな町です。
なお、写真に写っている道が国道7号線(=アウストラル街道)です。

小さな町ながら、宿の数は多いです。
ツーリストインフォメーションもあるし、小さなツアー会社もありました。
ツアー会社はよく見ませんでしたが、入り江で楽しむボートやレンタル自転車をやっている様子でした。

カフェやレストランも一応あり、商店もいくつかあるそこそこ便利な町です。
そのためか、大きなリュックを背負った旅行者もよく見かけました。
このあたりにいるバックパッカーはだいたい皆ヒッチハイカーです。
アウストラル街道はバスも走っていますが、場所によってはそれが全く無いのです。
そこを通りたい場合、移動手段はヒッチハイクしかありません。

道端やバス停でヒッチハイクをしている旅行者をよく見かけますが、大変そうです。雨の中ならなおさら。
自転車旅は肉体的にキツイですが、ヒッチハイクは精神的に来るものがありそうです。
ヒッチに失敗している姿をみるたびに、なんだか自分のことの様に落ち込む私です。
そしてヒッチハイカーが車に対して怒っていると、私も一緒に怒ります。




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入り江の町プユワピには、湖みたいな見た目の海があります。
しかし、雨のせいか潮のにおいもしないし、波の音もしないし、町に魚介が溢れているわけでもないし、
本当に海の町か?と疑いたくなってしまいます。

魚介については、ちょっと期待していたので残念です。
商店でもレストランでも全く見かけませんでした。




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野犬

やたらと犬が多いです。
家犬も多いし、野犬も多いし、家犬なのか野犬なのか分からない犬も多いです。

私が今泊まっている宿も裏庭に立派な犬がおり、犬小屋もあるのですが、表にも謎の小型犬がいます。
こちらは首輪は付けておらず、小屋も無く、いつでも道に出放題なのですが一応段ボールハウスがあります。
餌を貰っているらしく、基本的には宿の敷地内にいます。
どう見てもこの宿の犬なのですが、裏の犬との待遇の違いは何なのでしょうか。



天気予報では明日も雨なので、もう一日雨宿りをする予定です。


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| チャリンコ旅 | 22:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅10日目/今日も雨の中を行く

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天気予報では晴れのち雨とのことだったので、
「じゃあ午前中に距離を稼げばいいんだな!?」と単純に考え出発しました。

そしたら午前中から雨でした。というか宿を出たときから雨でした。




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道端の花

今日は前回より酷い雨に見舞われたので、写真はほとんど獲れませんでした。
ときどき小雨になるときを狙って、何枚か撮影したのみです。


本日の目的地はプユワピという村。
ラ・フンタからの距離は43キロです。
ダートでも無理なく行ける距離ではありますが、雨の中の43キロなのでちょっとしんどいです。

が、最初の25キロくらいは意外にも良いスピードが出ました。ダートにしては、ですが。
あっという間に10キロとか進めたので、メーターが壊れているのかと思い
「信じないぞ!絶対信じないぞ!」と怒りながらこぎ続けました。




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ケウラット国立公園入り口

国立公園を通る様です。
きっと景色が良いのでしょうが、残念ながら本日は大雨でございます。
あたりは灰一色。そして私は目が開きません。水泳用ゴーグルがあれば着けたいくらいです。




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グーグルマップ「ここにいます」

スピードメーターは当てにならないのでグーグルマップに聞いたのですが、もっと酷かったです。
なんか前に聞いたときもココを指していた気がするのですが。ここに何があると言うんですか。




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プユワピ

疑い続けたスピードメーターは実は合っていた様で、
ちゃんと43キロでプユワピに到着しました。

写真はプユワピの1キロ手前から撮影したものです。
写真には写っていませんが、町の向こうには海があります。
昨日まで山の中だったので変な感じですが、プユワピは入り江に作られた町なのです。




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バス停で休憩

すぐに宿探しをしたいところですが、全身ずぶ濡れの姿でドアを叩いても
お家に入れてもらえないかもしれないので、バス停で少し休憩しました。

が、雨は一向に降り止まず、拭いても意味が無いため結局そのまま宿探しに出ました。
ずぶ濡れの可哀想な旅行者として同情を誘う作戦に切り替えます。




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本日の宿

とりあえず最初に目についた宿から尋ねてみたら、
1泊5,000ペソでWifi、キッチンありという好物件だったので即決しました。
外見は怪しいですが、中は清潔で暖かかったです。



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本日の晩ご飯

キッチンがあるので自炊をしようと思い、スーパーを探しに出たのですが
相変わらず雨が酷かったので近くのレストランに飛び込みました。
で、チキンとポテトのセットを頼みました。

最近スピードが出ないのはエネルギー不足と疲れが溜まっているからで、
それは肉を食べれば一発解決!と思っていたので肉です。
が、すっかり飽きているチキンな上に小振りだったので、全然満足はいかず悲しみに暮れるのでした。



先日お伝えしました通り金曜まで雨なので、この町で数日間雨宿りします。


<情報コーナー>

○ ラ・フンタからプユワピ/43キロ

ダートの状態は悪くない。勾配はそこそこあるが、そこまでキツイものは無かった気がする。


○ プユワピの宿

「HOSPEDAJE EVELYN」
7号線沿いに町の中に入り、橋を渡ってすぐの右手側。

シングル5000ペソ。Wifi、キッチンあり。暖炉前に洗濯物を干させてもらえる。


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| チャリンコ旅 | 23:24 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅9日目/ラ・フンタで雨宿り

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本日の朝ご飯

今日は朝から雨です。
予定通り、今日は雨宿り休憩をしたいと思います。


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野犬なのか家犬なのか分からない犬

しかし、今泊まっている宿はお高いので宿替えをします。
昨日行って満室だった宿も、午前中に行けば空いていると思うので。

チェックアウトを済ませ、身支度を整え、出発しようとしたら激しいスコールがおいでなすって
宿の人に「行くの!?やめときなさい」と言われましたが、
「いや50メートル先の宿に移動するだけですし」とは言えず、
「友人が近くのキャンプに泊まっているのでそこに移動します」とホラを吹きました。

ごめんなさいセニョーラ。暖かい宿でとても好きでした。ドアはないけど。




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で、移動した宿はこちらです。
こちらは一泊6,000ペソ(1200円くらい)。昨日の宿の半額に近く、理想的です。
シングルは空いていなかった様で、ツインを一人で使わせてもらいました。

着いた時間が少し早めだったためまだ部屋の準備は整っていませんでしたが、
それを待つ間は宿のお嬢さんらしき4歳の女の子と遊べて楽しかったです。
とても可愛い子でした。



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マニキュア塗りの実験台にされ、土に汚れた指にはみ出した赤いマニキュアという
謎の指にされましたが(しかも右だけ)、私はそれなりに嬉しいです。
洒落っ気の無い破れズボンチャリダーは、はみ出しマニキュアでもお洒落気分になれるのです。




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市役所

宿ではフリーのWifiを拾えるという前情報がありましたが、
状況が変わったらしく見つける事が出来なかったため外までやりに行きました。

公園脇に市役所があり、そこが無料のWifiを飛ばしているのです。しかも結構広範囲に。
50メートルくらい離れた所にあるベンチでもしっかり届くため、そこに座ってネットをやりました。

また、市役所の中には無料で使えるパソコンが並んでいるため、そこに籠ることもできて便利でした。
少し高いものの一応ネットカフェもあるし、アウストラル街道の中では比較的ネット環境の良い町な気がします。




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宿に戻って来ました。
靴の修理をするためです。

私は破れズボンの残念チャリダーですが、靴も破れているのです。残念でなりません。
ついでに言うとフロントバッグの紐も切れたし、カッパも破れたし、足は痣と擦り傷だらけだし、爪は赤いです。



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破れかかと

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破れサイド

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はがれソール

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ついでに破れカッパ

3ヶ月前にクスコで作ったオーダーメイド革靴ですが、たったの3ヶ月でボロボロにしてしまいました。

敗因は靴の作りがもともと弱めだったことと、
これを履いて山に登ったり野山をかけずり回ったりチャリンコを乗り回したりしたことです。

周りの旅人達に言わせると、そういうことをしていい靴では無いんだそうです。オサレ用なんだとか。
トレッキングシューズなのにお洒落のために使えとな。納得いきません。



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とか言いつつそれなりに大事な靴なので、縫って直しました。
普通の針と糸しかないので残念補修ですが、やらないよりはマシです。




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ホレこの通り。
相変わらず小汚いですが、一応履ける状態になりました。




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買った当初の姿と比べると無惨なものですけどね。



こんな痛々しい姿にしてしまった事は非常に申し訳ないのですが、
でもこれは一緒に旅をして来た結果なので、どちらかと言うと感謝の方が大きいです。
破れズボンもそうですが、一緒に沢山歩いたのです。

そういう事情からこれを買い替えることには少し抵抗があるのですが、
でもさすがに、次の大きな街コイヤイケで買い替えたいと思っています。
ズボンも靴も、もう直しきれるものではないので。




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本日の晩ご飯

この町でゆっくりするつもりでしたが、
天気予報を見たら明日午前中は少し晴れ間が見えるとの事だったので、急遽出る事にしました。

なので、体力回復の為のモリモリごはんです。モリモリなのはいつもですが。
以前と違うのは、どれだけモリモリ食べても太るどころかどんどん絞れていくことです。
そりゃ1日中自転車をこいでいればエネルギーも足りなくなります。
映画「痩せ行く男」の気持ちが少しだけ分かる日々です。



明日はプユワピという町に移動して、今度こそ、そこでゆっくりします。
天気予報は金曜まで雨だと言っています。


<情報コーナー>

○ ラ・フンタの宿

(1)名前忘れた。短い名前だった気がする。
7号線から街に入り少し走ると広場が現れる。広場の角に市役所があるのでそれを目印に、その道をそのまままっすぐ進み、次の角の少し手前、左手側。はすむかいにベンチがある何かの建物と、ネットカフェがある。

シングル12,000ペソだが向こうから10,000にしてくれた。朝食混み。キッチンはあるが、家族と共同
でいつも誰かがいるので使い辛い。Wifiはないが、一回のダイニングで市役所のWifiをぎりぎり拾える。
部屋は私が泊まったところは屋根裏部屋だったが、普通の部屋もある。

(2)「Hospedaje Valle el Quinto」
広場を挟んで市役所と反対側の道(消防署がある側の道)をまっすぐ行った左手側。上の宿と割と近い。

シングル6,000ペソ。朝食混みだと6,500か7,000。忘れた。
広くて使いやすいキッチンがあるが、家族と共同なのでタイミングを見て使用。Wifiなし。一度だけ市役所のWifiを拾った。部屋は狭めだが、清潔で居心地は良い。部屋数は8くらい。

○ ラ・フンタでインターネット

公園角の市役所がフリーのWifiを24時間飛ばしており、割と広範囲に拾えるので便利。
(1)の宿の向かいにあるベンチは50メートルくらい離れてるのに、しっかり拾えた。
また、市役所内には平日昼間(14:00前後はシエスタタイムで閉鎖)に無料で使えるPCが10台くらいある。

上のベンチの隣にネットカフェあり。
珈琲1杯2,000ペソで、1時間くらいしかいられない為ちょっと高い。

あと、町の中心あたりは謎のフリーWIfiがいくつか飛んでて、たまに拾える。
ネットセキュリティの甘い町である。


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| チャリンコ旅 | 23:41 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅8日目/雨の中をひた走る

昨夜はよく降ったようです。借りたシートが役に立ちました。
というか、あれが無かったら今頃は何から何までずぶ濡れでした。
テントの防水についてはちょっと考える必要がありそうです。


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本日はここから

「皆行き先は同じだし一緒に行こう」と言ってもらったのですが、
私の走行スピードはあまりに遅く、迷惑をかけることは分かり切っているので先に行ってもらいました。
「また会いましょう」と約束をして。




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出発の時点では雨はやんでいましたが、またすぐにでも来そうなので雨対策です。

私のフロントバッグは防水加工など一切されていないので、ビニール袋をかけました。
また、後ろの荷物は寝袋だけ袋に入れました。他のは別に濡れてもかまわないので。
後輪のサイドバッグは一応防水との触れ込みで、まあ絶対噓だろうなと言うのは分かっているのですが
多少の雨になら耐えそうなのでそのままです。強く降って来たら、ビニール袋でもかけようと思います。
中身は別に濡れて困る物は入っていないし、一応個別にビニール袋に入れてあるので大丈夫でしょう。

というものすごく適当な雨対策を施し、本日も元気にスタートです。




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本日もまた、ダートからのスタートです。
この後はもうずっとダートなんだそうです。
気が滅入ります。

気分が乗らない為か、道が悪い為か、天気が悪いせいか、疲れがたまっているのか、
まあ全部だと思うのですが今日は全然スピードが出ませんでした。
出発して100メートルで休憩しましたからね。
誰ですか「元気にスタート」とか言ったのは。


しかし、今日の目標は野宿ポイントから63キロ先のラ・フンタという町で、
そこでは久々にネットが使えるそうなので是非とも辿り着きたいです。
辿り着いて、のんびり数日間滞在して雨宿りをするのです。
今日から3日間ずっと雨続きだそうなので。




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途中にあった小さな村でお昼休憩。

お昼ご飯はいつも味の無いパンとバナナとお菓子なのですが、
ちゃんとお弁当を作ってくるか、せめてハムとかチーズとかを持ち歩きたいなといつも思っています。
でもまあ次回から・・・とサボったまま、今日も味気ないお昼ご飯です。飽きました。



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坂道で落とした水をなんとなく撮影(撮影後回収)

お昼休憩から出発してすぐ、雨が強くなってきました。
さっきまではシトシト降りで気にならなかったのですが、ここで流石にカッパを着用。
外は雨でも、私は頑張ってこいでいるので暑いです。ムシムシでございます。



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途中で見かけた看板です。

本日の目的地ラ・フンタまではあと38キロ。
さしあたっての目標地点であるコイヤイケまでは307キロと書いてあります。
307キロて。

コイヤイケは、ここらでは一番大きな街だそうなので目標に据えています。
走り出してから気付いた不足品だとかが色々あるので、ここで買いたいのです。
でも307キロ・・・。
速いチャリダーさんなら3日で着く距離ですが、私は一体何日かかる事やらです。
チロエ島でやっていた一日90キロは、ここではちょっと難しいので。
アスファルトとダートの違いは想像以上に大きかったのです。




雨はどんどん酷くなるばかり。

スピードは全然出ないし、雨が強くて前が見えないし、時間だけがどんどん過ぎて行くし、
他のチャリダーさんにはすぐに抜かれたし、急に孤独を感じてちょっと泣きそうになりました。
今なら泣いても雨で隠れて見えないわ・・なんて詩的なことを考えてほくそ笑む余裕はありましたが。
いや、ただの現実逃避だったかもしれませんけども。



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通常タイムより4時間ほどオーバーして、やっとラ・フンタの入り口に到着しました。
時刻は20:00。
なんで63キロ走るのに12時間かかるんじゃと落ち込みましたが、全てを雨のせいにすることにしました。

看板が見えてからラ・フンタの中心地までは少し距離がありましたが、
何故か、この間に何人ものドライバーさんに声をかけてもらいました。
「どこへ行くんだ?」「乗って行くか?」と。
ものすごくありがたくて暖かいお言葉ですが、何故このタイミングで。





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この町で目星をつけていた宿は満室で、他数件に聞いてもやっぱり満室で、
雨も降っているので仕方なく10,000ペソの予算オーバーな宿に。

びしょ濡れの泥だらけにもかかわらず、宿のセニョーラは優しかったです。
あと後から知ったのですが、本当は12,000の宿だった様です。向こうから安値を言ってくれた訳ですね。

が、写真を見たら分かってもらえると思うのですが、変な部屋でした。
屋根裏部屋みたいな。しかも鍵なしドア無しです。
まあそういうのは全然気にならないというかむしろ好きなのですが、
お値段の割に屋根裏部屋だネ・・とかは思うのでした。




P2168889.jpg

ところで、パンツがもう酷いことになっております。

もともと相当ガタが来ておったのですが、
チャリンコに乗る様になってから一気にボロボロになりました。
ずっと座ってるし、座席に引っ掛けたりもするしでお尻のところが破れるのです。
あと両膝も破れているし、腰回りも数カ所穴が空いているし、それはもう酷い有様です。
勿体ないお化けも哀れんでお小遣いをくれるレベルかと。

直しても直しても別の場所がまた破れるので、毎日走行後はお裁縫の時間です。
宿でやるならいいのですが、河原で破れパンツを縫うのはなかなかに虚しいものがあるので
こんな生活は早くやめにしたいのですが、ここらの小さな村にはパンツなんて売っていないのです。
なんか変な婦人服とかなら売っているのですが。

早くコイヤイケに着いて破れていないパンツを買う。
それが当面の目標でございます。


<情報コーナー>

○ サンタルシアからラ・フンタ/68キロ

ずっとダート。一見走りやすそうだが、地面が小さく波打つ様に凸凹している。
平坦な道と起伏は半分ずつくらい。
サンタルシアから3キロ地点に1,500ペソのキャンプ場あり。私は5キロ地点で野宿。
20キロ地点に珈琲ショップあり。「英語を話すよ!」と書いてあった。
ラ・フンタ手前3キロにキャンプ場あり。


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| チャリンコ旅 | 22:31 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅7日目/パンク祭り


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音楽の祭典ではなく、前輪がパンクしたのです。

朝7:00くらいに起きて、のんびり支度をして、のんびり朝食を食べて、
さあ出発しようと橋の上に登ったら前輪がぺちゃんこになっていました。
昨日までは何とも無かったと思うので、つい今しがたやってしまったんだと思います。
釘か金網でも落ちていたんでしょうか。



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幸い、水場が近くにあるのでパンク箇所もすぐ発見出来、修理することが出来ました。
しかし初めてのパンク修理なので色々と手間取り、
橋の下と上とを行ったり来たりしたせいもあって1時間半もロスしてしまいました。
結局、出発は11:00過ぎに。
なんかもうここで連泊したろかなと思いましたが、そうしてまた明日パンクしたら嫌なので出発です。




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本日はここから

今日もまたダートからスタートです。
連泊・・・いやいやいや・・・




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今日の頑張りポイントは6キロの峠越え。

峠にさしかかる前からそこそこ勾配はあったので、登る度に
「峠道入ったかな・・まだだった・・入ったかな・・まだだった・・」
とゲンナリ気分でアップダウンを繰り返しました。

そして、

「まだかな・・まだだった・・まだかな・・まだかな・・まだ・・あれ入ってる?」

と、気付いたら地獄の登りに突入していました。
ああ心の準備もせぬままに。



P2108821.jpg
給水ポイント

峠越えは2時間かかるよ〜と聞いていたのですが、
途中30分ほど行き倒れたこともあり3時間半かかりました。
行き倒れタイムを除いても3時間。ちんたらしすぎです。

峠越えの最中は結構キツかったため、気を紛らわすためにできるだけ楽しい考え事をしていました。
笑える出来事を思い出してみたり、もう一度行きたい国ランキングを作ってみたり、日本旅行の妄想をしてみたり。
あとこの日思いついた脳内暇つぶしは、定食メニューを考えることです。
まずメインを決めて、副菜を三品くらい考えるのです。
コロッケ定食なら、野菜と肉がもうちょっと欲しいからキャベツと、ひじきと、煮物と、肉は何にしようかな

とか考えてるから腹が減る一方ですよもう!

この暇つぶしは駄目です。お勧めしません。




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一人でギャーギャー騒いでいるうちに峠らしきものが。

他チャリダーさんのブログでこの風景は見た事があったのですが、
「いやでも違うところかも。峠だと見せかけて、実はまだ登るんでしょ?信じないぞ〜私は」
と完全に捻くれた視点で登り切りましたが、間違いなく峠でした。
私は自分に都合の悪い情報は信じませんが、都合の良い情報も信じないのです。



P2108827.jpg

ここからは下りです。
下り道なんて久しぶりに見たな・・とか思いました。
登り3時間で体力を削がれ、バナナも切らした私にはしゃぐ元気はありません。

それでも何とか気持ちを持ち直し、ゆずの夏色を口ずさみながら下りました。
彼女を乗せて坂道をゆっくり下っていく、あの青春の歌です。
私は一人ですけどね。そしてこんな未舗装急斜面を彼女を乗せて下ったら、
100メートルも行かないうちに彼女は路肩に落ちてると思いますけどね。



P2108829.jpg

途中、工事現場に遭遇しました。

工事現場では片側一車線通行になるため数分置きに行列ができるのですが、私も一緒に待ちます。
そこまで狭い道ではないので自転車一台くらいは簡単に通れるし、通してもらえるのですが、待ちます。
待つふりをして休憩したいからです。
私は今日も策士です。



P2108834.jpg
サンタルシア

本日の目的の町に到着しました。
時刻は17:00。
今日は30キロしか走っていませんが、峠越えでだいぶ時間を取られました。

雨が降って来たので、さっさと宿を決めたいところですが見つかりません。
唯一見つけた宿は満室。
他に無いかと聞いたら「あっち」と指さされましたが、ここ以外に宿の看板は見当たりません。

雨に打たれながらちょっと途方に暮れていたら、スイス人チャリダーの人が声をかけてくれました。
自分とそこのチャリダー夫婦は今から野宿ポイントを探しに行くから、一緒に行かないかと。

今日はできれば普通の宿に泊まってシャワーを使いたかったのですが、
その人に聞いた宿を見に行ってみてもあまり魅力的な所では無かったので、
結局お三方と一緒に野宿することにしました。




P2108836.jpg

本日の野宿ポイントはこちら。
サンタルシアから5キロほど走った所の、川が近くにある広いところです。



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道路からは川まではちょっと離れており、木々が壁になってくれるので安心です。



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誰かの土地っぽい気もするのですが、柵をなぎ倒した跡があり、入り放題でした。



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牛もいました。美味しそうです。


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野宿仲間達

ライスサラダを作り、皆で食べました。

あとパンク修理もしてもらいました。
サンタルシアからここまで走る間に、また前輪がパンクしたのです。
今朝やった場所とは違うところでしたが、
多分修理の仕方が悪くて異物が残っていたとか、そんなんじゃないでしょうか。

スイス人は15分くらいであっという間に直してくれました。
今朝の私の1時間半は何だったんでしょうか。



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本日の宿

今夜は雨が来るそうで、防水の弱い私のテントは水没の危機に晒されていましたが、
ご夫婦がシートを貸してくれました。それをスイス人が上手い事張ってくれ、防水テントの完成です。

チャリダー初心者だと言ったら色々と教えてくれ、色々やってくれた3人さん。
すごく助かったし、勉強になったし、嬉しい出会いでした。


<情報コーナー>

○ Puerto Cardebasから7キロ地点〜サンタルシア

ずっとダート。最後の方に6キロの登りあり。下りもダートなのでスピードの出し過ぎに注意。
商店はないが、川や湧き水は沢山あるため水には困らない。
Puerto Cardebasから7キロ地点(私が高くて避けた所)、12キロ地点にキャンプ場あり。
また、サンタルシアから3キロ地点にも1,500ペソのキャンプ場あり。

○ サンタルシアの町

私は実際に泊まってはおらず、知り合ったチャリダーから聞いた情報だが、
サンタルシアの宿は計4つ、50,000、7,000、4,000、3,000ペソのがあるらしい。
一番高い所は知らないが、少なくとも下3つはWifiは無く、値段の割に設備は悪い。
小さな町だが商店はある。あと自転車修理をしてくれる人もいるようだ。(野宿仲間がしてもらってた)


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| チャリンコ旅 | 23:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅6日目/アウストラル街道に入る


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本日の朝ご飯

6時間で着くと聞いていたのでそのつもりでいたのですが、全然着きません。
遅れてるのかな?と思いのんびり待っていましたが、
7:00になっても8:00になっても着かないので、グーグルマップで現在地検索をしてみたら



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ここにいますと言われました。

振り出しに戻る。

・・と絶句していたら、グーグル先生お得意のホラだった様です。
その後ちゃんとチャイテンに着きました。
もういい加減にして欲しいですね。




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チャイテンの船着き場

結局、舟がチャイテンに到着したのは9:30頃。

朝早く出発できるのなら80キロ先のサンタルシアまで行こうと思っていましたが、
だいぶタイムロスしてしまったので今日は46キロ地点のPuerto Cardenasという村を目指すことにしました。




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チャイテンの町入り口

荷物を積み直し、ヘルメットを装着し、ジュースをこしらえてから10:20に出発しました。



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ジュースはこれです。すっかりハマっているのです。

走行用に結構薄く作るので、ちょっとくらい味が混ざってもいいやと思いファンタオレンジの残りに
パイナップル粉を入れたりするので、よく分からない美味しいミックスジュースができます。
朝っぱらからベンチで怪しげな調合を始める変なアジア人を、回りの人々はどう見たでしょうか。




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まずはチャイテンの町を通過。

ここは、数年前に起こった災害により町のほとんどが火山灰に埋もれてしまった町です。
現在は機能を回復させ始めている様ですが、心無しか、人はまばらで活気がない様に感じられました。

写真の通り、災害の傷跡もまだ残っています。
早く復旧し、人々がみな町に帰れる日を心より願っています。




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今日からようやくアウストラル街道を走れます。

アウストラル街道は未舗装路が多く過酷な道と聞いていますが、
今日走った道はよく整備されていました。さらに、今日の走行は46キロで良いので楽勝です。
起伏もほとんど無いためスピードを出せ、とても気持ちよく走る事ができました。




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のどかで美しい風景です。

今日は時速20キロ以上を出せているのでノリノリで鼻歌まで歌っちゃいましたが、
後ろから来たチャリダーズ数人にあっという間に抜かれました。
何キロ出しているんですか貴方達は。落ち込むのでやめて下さい。



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牛を追いかけたりも。

カメラを出したときにはすでに止まってしまっていましたが、
ドカドカ走る牛を背後から付け回すのは非常に楽しかったです。
牛はストレスが溜まったでしょうけど。





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14:30ごろ、本日の目的地であるPuerto Cardenasに到着しました。

写真を撮るのを忘れるほど小さな集落で、15秒くらいで通過してしまいました。
写真は集落脇の道から見た山です。

ここを本日の目的地と定めていましたが、あまりにも早く着きすぎたため何となく走り足りない気分でした。
なので、もう少し走ってみる事にしました。
この先に良い野宿ポイントがあるそうなのです。
そして、私は今日とってもキャンプ気分なのです。

キャンプなど野外学習でしかした事がない私は今日までちょっとビビっていましたが、
チャリンコ旅をする以上、いつかはやらなければいけない日が来ます。
ならば、気分が乗っているときにさっさとその壁を乗り越えようではありませんか。
一度経験してしまえばこっちのものです。




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さきほどまでとは打って変わり、ここからの道はひどいダートでした。
ダートとは、未舗装道路のことだそうです。
チャリダー用語ですか?それとも普通に皆さん知っている単語ですか?
私はそういう常識に疎いのです。


ほとんどスピードを出せず、石を踏んでバランスを崩したりしながらも何とか5キロほど走った所で、
バックパックを背負って歩く4人の女の子達と出会いました。

「どこに行くの?」と聞いたら、「ここから2、3キロ先にキャンプ場があるらしいの」とのこと。
良い事を聞きました。
今日はテント泊をしようと決めていましたが、初回は出来ればキャンプ場に泊まるのが安心です。
なので、私もそこへ行ってみることにしました。





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で、見つけたキャンプ場がこれです。
イェルチョ湖という綺麗な湖の湖畔にあり、とても綺麗でWifiありの素敵キャンプです。

が、高かったです。
一人10,000ペソ。
私が普段泊まっている宿がだいたい6,000ペソなのに、それより高いとはこれいかにです。
と言っても日本円にして2,000円程度なのですが、それでも今の私には高すぎるし、
自分のテントを使うのにその金額を出す気にはとてもなれないので宿泊しませんでした。




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で、本日の宿はこちら。

さきほどの村まではたったの7キロですが、ダートがキツイので戻るのは躊躇われ、
どうしようかなと思っていたら目の前に良い感じの橋があったので。橋の下の楽しい我が家です。

橋の下なので人目に付かないし、川があるので水にも困らないし、
キャンプ場の目の前なので何かあってもすぐに駆け込めます。
絶好のキャンプポイントです。そして無料。



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本日の晩ご飯

まずそうに見えますが、まあ見た目通りです。
疲れていたし、何でもいいかなと思って作ったスープパスタでございます。
見た目が乱れた原因はツナ缶です。


今日は16:00には宿を作れたので、結構のんびり過ごせました。
辺りが暗くなって行くにつれ「ちょっと怖いぞこれは」と思いましたが、思っているうちに寝ました。

そんな感じで、私の人生初野宿は楽しく開催され、無事完了したのでした。


<情報コーナー>

○ チャイテンからプエルト・カルデナス

道は綺麗に整備されており、起伏もほとんど無いため非常に走り易い。
途中にある集落Amarilloには宿が何軒かあったが、お洒落で高そうな感じだった。
商店は、チャイテンを出てからは全く見かけなかった。もしかしたらAmarilloにはあるかも。

○ キャンプ場「Yelcho」

プエルト・カルデナスから7キロ走ったところにあるLago Yelcho湖畔のキャンプ場。
Wifiもあり非常に綺麗で過ごし易そうだが、高い。キャンプ地貸し出し一人10,000ペソ。
数人だともう少し安くなるとは思う。


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| チャリンコ旅 | 23:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅5日目/チロエ島からフェリーで本土へ

今日はフェリーで島を出る日です。

フェリーの出港は24:00。
20:30には乗船できるとのことだったので、夕方まで宿にいさせて貰う事に。
今夜乗るフェリーではろくに寝られないと思ったので、
宿泊費の半額で交渉してチェックアウト後もベッドを使わせてもらいました。



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ガレージを使わせてもらい、テントを張る練習もしました。
実は張った事がなかったのです。生涯で一度も。
それでキャンプをしようと言うのだから、無謀もいいとこですテへ☆

テントは「簡単」と書いてある物を選んだかいあって、非常に楽に張る事ができました。
無駄に2人用ですが、一人でも7分くらいでなんなく完了。安心しました。

何故2人用かと言うと、見つけた1人用はちょっと高かったのと、
1人だと襲撃されやすいかなと思ったからです。
アウストラル街道は非常に治安が良く、チャリダーやヒッチハイカーも多く、
危険な目に遭う事はまず無いとは思いますが念のため。




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自転車もこのガレージに置かせてもらっています。
母屋に繋がっており、非常に広くて便利です。

唯一問題があるとすれば、庭にいる小犬があまりに愛らしく、練習の邪魔をしてくることです。
小石をくわえて持って来て、「投げて投げて」としっぽを振り回しながらせがむのです。

あああ可愛い!そーれ!もう一回!?そーれ!!

というのを20回くらい繰り返したところで、「あ、時間ないんだった」と気付いて止めました。
その後も何度もくわえて持って来てこっちを見て来るので、我慢地獄でした。

ところで、石を投げるのではいつかぶつかって怪我をすると思うので、
宿の人はボールを買い与えてあげて下さい。




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対岸の山

港からは、対岸の美しい山々が見えました。
あの麓にあるのが目標のアウストラル街道。
今から胸が高鳴ります。



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港近くにはネットが使えるカフェがありました。
今日ここを発ったらしばらくネットは無いので、しばし休憩してブログの更新やメールをしました。




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ここではなく

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ここ

夜20:00ごろ、港へ移動しました。

チャイテン行きの舟が出る港は、プエルト・ケジョンにあるそれではなく3キロ離れた別の所にありました。
私はそれを知らず、うっかり近い方の港に行って「チャイテン行きの船はない」と言われてガビーンとなりました。実は昼間にも一度確認して「ここじゃないよ」と言われていたのですが、私は自分に都合の悪い情報は信じないのです。

正しい方の港へは直線距離は3キロですが、
町の中を通って行かないといけないので走行距離で言うと4.5キロくらいありました。
しかも結構登ったり下ったり。まあ、20分くらいで行けましたが。



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港にはチャリダーの皆さんが集まっていました。
先日書きました通りケジョン発チャイテン行きのフェリーは週に一便しかないので、
皆この日を目指して集まるのです。

あたりを見渡してみたら、荷台を引いて大荷物を運んでいる人から、
私よりもずっと小さな荷物の人まで様々でした。
2人組の人などは、結構少なく済む様で羨ましかったです。
テントとかキャンプ用品は一つを2人で使えばいいので。

自転車は、私のがぶっちぎり一番のピカピカでした。
なんたって買ってから10日です。
素人丸出しで恥ずかしいとかは別に思いません。
素人だから助けてね!バナナちょうだいね!とかは思います。


港には待合室があり、Wifiも飛んでいました。
「待合室無いよ〜」と聞いていたのですが、その港は私が間違えていた方のそれだった様です。
チャイテン行きが出るこちらの港には、小さいながら待合室もあり、充電も出来、Wifiも使えました。



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結局フェリーに乗れたのは23:00過ぎ。
歩きの人達や車両が全員乗り込んだ後に、ようやく私たちも乗る事ができました。

下の写真は、フェリー乗り場に集結したチャリダーズです。何だか格好良かったので撮りました。
乗り込むときも、舟の上から乗客の皆さんがヒューヒュー言いながら写真を撮ってくれました。
相当目立っておったようです。
自分も一見するとそのイケメンチャリダーズの一人ですが、中身はただの素人です。




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フェリー内部

私が今回乗ったフェリーには、こうした座席に加えちゃんとベッドがあるお部屋もあります。
こちらはもちろんお高いので、私は座席一択でした。
結構空いてたら3席くらい使って寝ようと思っていたのですが、ご覧の通りの混み具合で不可能でした。



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本日の晩ご飯

フェリーの中には小さな売店がありました。
珈琲や軽食が売っていたので、小腹どころか大腹が空いていた私はピザを買いました。
2500ペソ(約500円)と少々お高めでしたが、フェリー内ですしこんなものでしょう。

この売店で、昨日見かけたカップルと再会しました。
さきほどのチャリダーズの中にはいなかったし、彼らのもの以外にも沢山見知らぬ自転車が乗せられていたので、
どうやら私たちより先に乗り込めた人達がいたようです。タイミングを逃しただけみたいですね。

再会した彼らは、昨日はやはりヒッチハイクをしたそうです。
「バスだけど、お金は払わなかったわ」と言っていました。
それ本当にヒッチハイク?ただの無賃乗車じゃないくて?バスジャックでもなくて?と思いました。


船内には、写真を撮るのは忘れましたがテーブル席もあり、
先に乗り込んでいたらしい他の乗客の皆さんはそこで食事を取ったり、カードゲームをやったりしていました。
ネットは使えませんが、電源があったのでパソコンで何かをしている人達もいました。

私は明日もまた朝から走らないといけないので、体力を温存する為とっとと寝ました。
が、椅子はほとんど倒れず、船内は蒸し暑く寝苦しさマックスでした。昼寝しといて良かったです。


<情報コーナー>

○ Wifiが使える港のカフェ

ホテル&レストラン「Tierradel Fuego」

Naviera Australの2軒となりのレストラン。
中は広くて落ち着いている。Wifiあり。
お料理は少々高めかも。珈琲は500ペソくらいだった気がする。

○ ケジョン発チャイテン行きのフェリー

木曜24:00(金曜0:00)発。
20:30には乗船できると言われたが、23:00まで待った。
私は結局21:00にここに着いたので、ちゃんと20:30までに着けていれば早く乗れたのかも。

フェリーターミナルはケジョンのメイン港から3キロ離れたところなので注意。
Naviera Australオフィス前から21:00過ぎにバスが出るそうだが、自転車は乗せられない。
港には待合室があり、充電、Wifiが使える。
港の場所はうまく説明できないので、Naviera Australで場所を聞いて下さい。


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| チャリンコ旅 | 23:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅4日目/カストロからケジョン90kmで、あやうく

今日は7:30に出る予定だったのですが、支度に手間取り7:45に。
さらに、倉庫から自転車を出させてもらうのに手間取り8:00に。
荷物を積んで階段を登り切ってゼエゼエしているうちに8:30に。
少し走ったら軍手を忘れて来たことに気づき、宿に探しに戻って9:00になりました。

実際に走行する日はこれで3日目ですが、未だに予定時刻通り出られた日がありません。




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カストロを出てすぐに、こんな町に入りました。
私が泊まっていた町の中心から1キロくらい離れていますが、
ここもカストロなんでしょうか。それとも隣町か。
結構大きくて、お洒落な感じでした。




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今日は何組かのチャリダーの皆さんに追い抜かれました。皆さん速いです。
ここまであまりチャリダーの人は見かけなかったのですが、
皆やはり明日のフェリーを目指しているのでしょう。

走りだして20キロ目くらいで出会った休憩中のカップルに話しかけてみたところ、
やはり彼女達も明日のフェリーに乗るとのことでした。
別れた後、この人達にもすぐ追い抜かれるんだろうな〜と思いながら走っていたのですが、
その後全然会わなかったのでもしかしたらバスに乗ったか、ヒッチハイクをしたのかもしれません。
そういう手もあるよなーと思いながら、とりあえず頑張ってこぎました。




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カストロからケジョンまでの道には、こんな感じの小さな商店もいくつかありました。
目印はコーラの旗です。非常に分かり易く、助かります。




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ここで行き倒れました。




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本日の走行距離は90キロだと思っていたのですが、20キロほど走ったところで途中の看板を見たら「残り60キロ」と書いてあり、「あれ、カストロからケジョンって80キロだったんだ!ラッキー10キロ減った!勘違いしてた!」と思いちんたら走っていたらやっぱり90キロだったことが分かり、その後はもう、地獄でした。

ただでさえ坂が多い道でしんどいのに、日暮れまでに着くためには急がなければなりません。
でも焦ったところで出ない物はでません。私まだ全然スピードが出ないのです。
他の人達はこぎながら登って行く坂でも、私は割とすぐ止まったり、降りて押したりしてしまいます。
筋肉が足りないんでしょうか。
チャリ旅を続けるうちにだんだん慣れて走り易くなるのかなとも思いますが、
今は未だ、自分の未熟さを痛感する日々です。

・・・って、別にそういうのを目指しているわけではなかったはずですが。
私はのらりパッカーだったはずなのに、何故こんな自分との戦いみたいな旅になっているんでしょうか。




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グーグルマップ「現在地はここです」

そんな状況なのに、グーグル先生は安定の嘘つきです。
何故こういうすぐバレる噓を付くんでしょうか。
私がいくら方向音痴とはいえ、自分が海の上には居ない事くらいは分かります。




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自分の走る速さと、日暮れの時刻。
まだ外は明るいものの、残りの距離と時計を見比べて気持ちは焦るばかりです。

もう駄目かもしれない、どこかに民宿はないか?それとも野宿か?ヒッチハイク?
とグルグル考えながら、とにかく必死にこぐこと数時間。
少しずつ距離は縮まっていますが、やはり、どう頑張っても日暮れまでに着ける気がしません。

しかも、残り10キロほどになったところでまた長く急な坂が現れました。
途方に暮れる私。途方に暮れながらも、とにかく進む私。野宿は嫌です。



その坂の途中で、自転車を載せ易そうな荷台付きの車を見かけました。
男の人3人が乗り込んで今にも出発しようとしています。
なんとなく、その光景をボーっと見つめてしまいました。

それが利いたのか、その後歩き出した私を引き止め、「乗る?」と聞いてくれたお兄さん

ヒャッホオオオオオオオオオオオオオオオオオウ!!!

乗ります!もちろん乗ります!ありがとう!世界の皆さんありがとう!!


と大喜びで車に乗り込み、ニコニコしながら慣れないスペイン語で話しかけまくり、
10キロほどワープして無事ケジョンに到着したのでした。



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本日の宿

車で走って来た道は、疲れ切った私にトドメを刺すかの様に登ったり下ったりの連続でした。
乗せて貰って本当に良かったと思いました。
自転車で頑張っていたら、日暮れまでに着く事は絶対に不可能でした。


今後は一日の走行距離をもう少し減らすか、
もっともっと早く出るかしないといけないなと思った次第です。
少なくとも、体力が付いてスピードが出せるようになるまでは。

あと看板に踊らされない様にしようと思いました。
私はただでさえグーグル先生の手のひらの上で踊るのに忙しいのですから。


明日はケジョンをぶらりとして、深夜24:00発のフェリーで島を出ます。


<情報コーナー>

○ カストロからケジョン

道はよく整備されている。一部工事中で走りずらかったが、そのうち終わると思われる。
平坦な道はほぼなく、全体を通して上り下りの繰り返し。なだらかな坂から急な坂まで様々。
途中、小さな集落は比較的多く、小さな商店もトータル10軒くらい見かけた。

○ ケジョンの宿

「Hospedaje Onde Copito」
住所:Capitan Luis Alcazar 633, Quellon
港のフェリー乗り場やNaviera Australのオフィスがある辺りからさらに西側に行き、
廃れたガソリンスタンドを過ぎて少し行ったあたりの右手側。遠くはないけど、何となく最果てって感じ。

ネットで事前に情報を得た宿。
シングル(バストイレ別)6000ペソ。
値段は知らないが、ドミトリーらしき部屋も沢山あった。部屋数はかなり多い。
ホットシャワー、Wifi共に快適。Wifiは全室通ってるそう。
大型犬と小型犬と猫がいる。猫は気付くと部屋に入って私の缶詰を狙っている。

○ ケジョンの町

大型スーパーUni Marktもあるし、銀行や小さな商店や民宿もたくさんある。
お土産物屋さんもよく見かけた。


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| チャリンコ旅 | 23:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅3日目/カストロで休憩

今日は休憩日です。
カストロは魚介が安くて美味しい町だと聞いたので、一日ゆっくりしてこれを堪能&疲れを取ります。



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まずは港に行ってみました。

カストロはチロエ島で一番大きな町で、ツーリストらしき人達もよく見かけました。
一番大きいとは言っても小振りでのどかな感じで、良い雰囲気です。



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立ち食い魚介コーナーみたいな所でセビーチェを頂きました。
サーモン、ホタテ、ムール貝などがそれぞれパック詰めされており、
その場でタマネギやパクチー、レモンをかけてもらって頂きます。

私が頼んだのは生牡蠣のセビーチェ。
牡蠣の身がとても甘くて、レモンの酸味と合って非常に美味でした。



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続いて、フェリー会社に行ってチケットを購入しました。
ここカストロ発のフェリーは土曜日で、4日後。
一方、ここから90キロ南にあるケジョンからは木曜に出るので、それに乗ることにしました。
明日移動して一泊すれば、翌日の夜に出航なので都合が良いです。

フェリーは深夜24:00に出て翌朝着くそうです。約6時間かかるとか。
チケットは、思ったより高かったです。
座席一人あたり16,000ペソ(約3,200円)+自転車送料7,500ペソ(1500円)です。
座席はともかく、自転車送料が高い感じ。

支払いは現地でも出来るそうですが、前日の18:00までにとのことだったので
ここで払ってしまいました。18:00までに着ける気が全くしなかったので。

チケット購入に際しては、パスポートの提示が必要だったのに加え結構色々質問されました。
ちょっと焦ったのは、「自転車のヌメロは?」と聞かれたことです。
ヌメロとは、ナンバーのことです。
私よくノンブレ(名前)とヌメロ(ナンバー)を間違えるのですが、今回もまんまと間違えたため、
「え、名前付けなきゃいけないの?飛べない鳥1号とかそんなんでいい?」と酷く動揺しました。
なお、私の自転車は名前もなければヌメロも無いので、そこは空欄です。




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チケットの購入を済ませ町をフラフラしていたら、外国人チャリダー達を見かけました。

自分が乗る様になってから、他のチャリダーの皆さんが装備をどうやって積んでいるかがとても気になります。
写真にはうまく写りませんでしたが、一番前、信号機の脇を走っている人は、後ろに荷台を繋げて引っ張っていました。自転車車輪への負担が少なく、良い感じに見えますが走り易さはどんな感じなんでしょうか。

この人達もケジョンからのフェリーに乗るのかな?とぼんやり眺めていましたが、
正解だったようで、後日フェリー乗り場で再会することとなりました。



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大聖堂

カストロには立派な大聖堂があります。
全体が黄色くてなんだかキュートです。



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外装がトタンにしか見えないのが非常に気になりますが、なんか色々理由があるのでしょう。金が無いとか。



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中はオール木製でとても素敵だったので、ここでしばらくのんびりさせてもらいました。
教会は涼しくて静かで心落ち着くため、旅先ではよくお世話になっています。




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買い出しもしました。ジュースの粉と、缶詰です。
チロエ島を出てアウストラル街道に合流したら商店の数も減るでしょうから、その対策に。
少しはマトモなものが食べたいし、疲れたときは甘い物を飲みたいです。
水は、川やわき水がいくらでもあるそうなのでそこから入手します。

下の写真はメロンです。
100円くらいだったので、ジュース代わりにまるごと頂きました。



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本日の晩ご飯

ウニを食べたかったのですが、朝寝坊をして港に行ったのが遅かったためか売り切れており、
かわりに貝のむき身を買って来ました。それを使って貝とトマトのリゾットです。
最近リゾットしか食べていない気がしますが、米が重たいので減らしたいのです。


明日はまた90キロ走って、南の町ケジョンに移動します。


<情報コーナー>

○ カストロ

宿は結構たくさんある。私が見ただけでも20軒以上。Wifi、キッチン完備の宿も多い。
特にメインのサンマルティン通りと、通りと港との間にある複数の小道に集中している感じ。
大手スーパーUni Markt、小さな商店色々、銀行、ATMなどあり。

○ カストロ、またはケジョンからチャイテン行きのフェリー

フェリー会社「Naviera Austral」
サンマルティン通りを大聖堂の角で左折して、アルミランテ・ラトーレ通りに入って右手側だった気がする。

出航日:
カストロ発/土曜24:00(日曜0:00)発。週1本。
ケジョン発/木曜24:00(金曜0:00)発。同上。
出航日は季節によって変わる可能性があるので、事前にインフォメーションかフェリー会社で確認のこと。

運賃:(以下はケジョン発の料金だが、おそらくカストロ発も似た様なもの)
座席一人/16,000ペソ
自転車/7,500ペソ

・ベッドもあるが高かった。値段は忘れた。
・自転車は何故か「いつ購入したものか」を聞かれたので、新品か中古かで運送料が違うのかも。保険料とか?
・ケジョンやプエルトモン、(多分アンクーも?)にもオフィスはあって、そこでも予約出来る。


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チャリ旅2日目/アンクーからカストロ80km

昨日は走行1日目ということもあり、さすがに疲れていたのでネットで調べものをしながら
「明日はもう1泊しようかな、それとも行こうかな、フェリーの日程調べなきゃなあああ」
と考えながらいつの間にか寝てしまいました。

結果、思いっきり朝寝坊しました。

うおおおおやってもうたと思いながら慌てて支度を整える私。
もう一泊しても良かったのですが、フェリーの時間もよくわからないし
早めにカストロに移動した方が良い気がしたのです。

チロエ島を出るフェリーは、島の中央あたりにあるカストロか、南にあるケジョンという町からです。
その出航日を、私はだいたいしか知らないのです。プエルトモンでフェリー会社に聞きに行くのをサボったので。
フェリーはそれぞれ週に1本らしいので、絶対に乗り遅れたくありません。



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アンクー中心部へ登る坂

寝坊した上に宿の人が起きてくれずチェックアウトに時間を食い、
結局予定より2時間ほど遅れて出発することに。
出発時刻は10:00です。

本日の行き先であるカストロまでは80キロなので、1時間10キロ計算なら夕方6時には着きますが、
休憩時間も計算に入れないといけないし、道が平坦とは限らないし、
何より私は素人でまだ全然スピードを出せないし、ついでに昨日の疲れがやや残っています。
日が暮れる前に着こうと思ったら、結構頑張る必要がありそうです。やっぱもう一泊・・・いやいやいや




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今日の道は坂が多かったです。

なので、


ヒャホオオオオオオウ

ゼエゼエゼエ

イヤッフウウウウウ

ゼエゼエゼエゼエ

の繰り返しでした。

下るのは楽しいのですが、どうせまた登る事が分かっているのでちょっと億劫です。
ヒャッホーはもう要らないので、ずっと平坦な道にしてほしいです。
それか、急な登り坂と、ごくごくなだらかな下り坂の連続にして欲しいです。
傾斜は5度とかで十分なのです。そしたらこぎ易くて、距離も稼げます。
急激な下り坂は要りません。坂の無駄遣いはやめて頂きたいものです。




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チロエ島に入ってから、こんな感じの小屋を至る所で見かけます。
古いバス停かなにかでしょうか。こんなところに一人で籠っていたら地蔵みたいで不気味だと思うのですが。

・・と思って、試しに一人で籠ってバナナを食べてみました。
涼しくてなかなか良かったです。



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売店も何軒かありました。
だいたい2、30キロに一回くらい、冷たいジュースを買う権利を自分に与えて活力としました。



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転倒しました。

坂道の途中、たまらず一度立ち止まったらバランスをくずしたのです。
止まってからコケたので大した衝撃はありませんでしたが、コケた先がトゲトゲだったので
そりゃああああああああああああああもう痛かったです。

立ち上がろうにも手をつく場所もトゲなので上手く力を入れられず、
しばらくトゲの大地の上で途方に暮れてしまいました。

で、立ち上がった後、一応記念撮影しておきました。
両手のひらと体の右半分が小さい穴だらけでございます。
こんなに穴が空いたのは8ヶ月前の予防接種以来です。



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休憩タイム

後半20キロくらいの地点からはごくなだらかな理想の下り気味ウェイが続き、
一気に距離を稼ぐ事ができました。
そう、こういう坂を待っていたのです。やればできるではないですか。

さらに、カストロのすぐ手前はかなり長い下り坂でとても気持ちが良かったです。
もちろん、その前には登りがあったのですが。



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今回もまた町の直前で急な坂があって、ウヘア〜(笑)となりました。
なぜ(笑)なのかと言うと、これを登り切れば町の中心だと知っているからです。



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本日の宿

今日もまた10時間くらいかかってしまいました。

到着が日暮れ直前だったためか宿は軒並み満室でしたが、
10軒目くらいでちょっと嫌になって来たときに声をかけてくれた人がいたので、そこに泊まりました。




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港と町とをつなぐ坂の間にたくさんの宿が並んでおり、その真ん中くらいにありました。
なのでこの階段を自転車を持って降りなければいけなかったのですが、
景色は良いし、港も近いし、もう他の宿を探しに行くのもダルいので即決しました。



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本日の晩ご飯

今日は到着時にはスーパーは開いていたのですが、宿探しに手間取っているうちに閉まりました。
八百屋だけは開いていたのでそこでちょっとした野菜を買って、昨日と同じ味のリゾットです。
私はとても悲しいです。


<情報コーナー>

○ アンクーからカストロ

坂が多い感じ。道は綺麗に整備されている。
小さい商店は結構あるので困らない。
カストロの10キロ手前にホットシャワー完備のキャンプ場あり。

○ カストロの宿

「Hospedaje Familiar-Lodging」
サンマルティン通りとソトマヨール通りの交差点を港方向に左折(ソトマヨール通りに入る)。まっすぐ突き当たりっぽいところまで行くと、階段だけの急な坂があるので降りる。坂の真ん中くらいにある黄色い宿。

シングル7000ペソ。
Wifi、キッチンあり。港が近くて景色が良い。オーナーのおじさんはとても親切。
坂の中腹にあり、階段を登るか下るかしないといけないため自転車乗りにはキツイ。
自転車は宿脇の小屋に停めさせてもらったが、使っていない小屋を無理矢理使った感じ。一応鍵はある。
私はこの宿も好きだが、この回りにも何軒も宿はあるのでそちらを先に当たってもいいかも。


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| チャリンコ旅 | 23:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

わたりどりチャリで行く

7:30に出るつもりだったのですが、昨夜夜更かししてしまった為に寝坊しました。
起きたのは7:20。
どうして寝坊するときって、ギリギリ直前に起きるんでしょうね。
いっそ過ぎていれば諦めがつくものを。

まあ急ぐ理由もないので、いやあるけど寝坊したものはどうしようもないので、
ちんたら支度をして8:30に出発しました。

・・・出発しようとして、
「あ、お金なかった」と気付いてターミナルまでATMを使いに行き、結局9:00に出ました。

しょっぱなからグダグダの素人チャリダーの旅、本日よりスタートです。




大きな地図で見る

アウストラル街道は国道7号線のことですが、私が今日走るのは5号線です。
地図に乗っているチロエ島という所に行きたいので、しょっぱなから7号線を外れます。


プエルトモンから国道5号線に合流する為にはどこかで坂を登らねばならないため、
どうせ登るなら最初にやっとけと思い宿を出てすぐ坂に入りました。
結構急な坂なので、いきなり降りて押すハメに。幸先のいいスタートです。




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国道5号線に入ってからは、道はわりと平坦で綺麗に整備されていました。さすが国道。
しかし、ときおり緩やかな登りがあるためなかなかにキツかったです。
身一つならギアチェンジで何とでもなりそうな緩い坂ですが、荷物が重いのです。
それでも、他のチャリダーの皆さんはこれをヒョイヒョイこいで越えるそうです。
私は少しでも急だったり長い坂だとあっという間にバテてしまい、押して歩いています。
いつかは私も、坂に勝てる様になるのでしょうか。



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突如現れるソディマックの看板(なんかよく見かける大型ホームセンター。これは看板だけだった)

道端で立ち止まり少し休憩していたら、
謎の車が近くに停まり、初老のおじいさんが出て来ました。
「乗ってけよ!」とかそういう話かなと思いながら話を聞いたのですが、どうやら違う様です。
しかし、単語単語は聞き取れるものの伝えたい内容がよく分かりません。

「どこにホニャラララ」
「私はチロエ島に行きますが」
「そうか。私はテムコに行くのでホニャララララ」
「そうですか。私はチロエに行きます」
「分かった。私はテムコがホニャラララ」
「貴方はテムコに行くのですね。私はチロエに行きます」
「それは分かった。違うんだ、私はテムコがホニャラララ」
「すみません全然分かりません」

という不毛な会話を1、2分繰り広げた結果、
どうやらおじいさんはテムコに行きたくて、道を聞きたいのだということが分かりました。
「テムコはどこだ」と簡単に言ってくれれば理解できたものを。

この私に道を尋ねるとはおじいさんチャレンジャーですねとは思いましたが、
今回は私でも役に立つ事ができました。テムコは反対方向です。
おじいさんはプエルトモンから走って来たそうなので、実に30分ほど気付かず逆走していたことになります。
貴方は私ですか。大丈夫ですか。




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休憩タイム

道は後半、坂が多くなって来ました。
暑いし坂だしでだいぶ体力を削がれたので、一旦休憩です。
この道はバスもよく通るので、バス停が至る所にあります。
日陰のほとんど無い道なのでとても助かります。

なお、自転車は風で倒れたのです。初日から嫌になって道端に打ち捨てたのではありません。




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15:30ごろ、チロエ島へのフェリーが出る港に到着しました。
ここまでの道のりは60キロで、かかった時間は6時間半。
チャリダーは1時間に10キロ進むのが普通だそうなので、及第点では無いでしょうか。
ただ今回は舗装された比較的平坦な道なので、他の皆さんはもっともっと速い様な気がします。

フェリーは一日中何度も出るそうで、決まった出航時間などはありません。
私が着いたときは、ちょうど船も着いた瞬間で待ち時間はほぼ無く乗り込む事が出来ました。



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自転車は、他の車両と一緒に甲板の隅に置かせてもらえました。
今回自転車を持って来ているのは、私だけの様です。
他のチャリダーの皆さんはもっと前に乗ったんでしょうね多分。

チロエ島まではたったの30分ですが、
船内にはWifiが飛んでいたので本日の宿情報などを集めながら過ごしました。



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チロエ島港付近

チロエ島に着きました。
本日の目的地はチロエ島北側の島アンクー。
ここからさらに30キロ先です。

もう無理そうだったら港付近の町に泊まろうと思っていたのですが、
まだ日が高かったので、予定通りアンクーを目指すことにしました。



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チロエ島に入ってからも、道は綺麗に舗装されており走りやすかったです。



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が、道路脇には何故かこんなトゲトゲの植物が植っており、
自動車を避けて端の方を走ると

イダダダダダダダダ

となるのですがチリ政府は自転車乗りに恨みでもあるんですか。
何故こんな仕打ちを。




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チロエ島に入ってから、急に景色が良くなりました。
広くて、のどかな感じです。

ただプエルトモンからの道に比べると坂が多く、何度も上り下りをさせられました。
平坦な道も多いのでそこで距離を稼ぐのですが、
すでに60キロ以上走っているのでどんどんペダルが重たくなってきました。
やはり初日から90キロ走行は無謀だったのかしらとか思いましたが、
今更気付いても遅いのでただ無心でこぐのみです。



そして、日が傾きだしちょっと焦りを感じ始めた頃、
どこからかとても美味しそうな匂いがして来ました。

ム、この匂いは・・・肉か!?

と思ったら海の匂いでした。

いや、ホラ、疲れてたから。




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海です。

懐かしい海の匂いと、波の音。
なんだか嬉しくなり、少し力が戻って来ました。

そして、その後3キロほど必死にこいだら町に着い・・・たと思ったら
入り口から町の中心までは坂を登らねばならず、もうここで野宿したろかと思いましたが頑張りました。


さて、無事町の中心に着いたものの、ネットで情報を得た宿は何故かお留守で、
他数件に当たってみてもどこも満室だったのでちょっと困りました。
そしたら、通りすがりのセニョーラが声をかけてくれました。
うちも民宿をやっているから、良かったらいらっしゃいと。

「わあ行きたいです。どこですか?」
「こっちよ。着いて来て!」

と言って車で走り去るセニョーラ。

待って〜!!



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本日の宿

極限に疲れていると言うのにさらに全力でこがされ、
必死で追いついた先にあった宿はなかなか綺麗で素敵でした。

8000ペソ(1600円)と希望より少々高めでしたが、
セニョーラは良い人だし、せっかく招待してもらえたのでここに泊まることに決めました。



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本日の晩ご飯

なんやかんやと21:00を過ぎてしまい、ついでに今日は日曜なのでスーパーは閉まっていました。
ここで購入しようと思いろくな食材を持っていなかったので、
インスタントスープとごはんで具無しの簡易リゾットです。
疲れきり腹ぺこの私はとても悲しい気持ちになりましたが、美味しかったです。


そんな感じで、走行初日は無事終了致しました。
明日もまた80キロ走行です。
筋肉痛が心配ですが、頑張ります。


<情報コーナー>

○ プエルトモンからフェリー乗り場

割と平坦だが、後半なだらかな坂が増える。
ちらほら建物はあるが、商店ぽいものは見かけなかった。
日曜で閉まっていただけかも。

○ フェリー乗り場からアンクー

基本平坦な道だが、坂もある。アスファルトなので走り易い。
商店っぽいものは見かけたが、日曜なためかやっている気配がなかった。

○ アンクーの宿

「Hostel Velleda 1/2(オステル・ヴェレーダ・イ・メディア)」
Kalle Goycolea 536(S36かも), Ancud
※ オーナーさんに書いてもらった住所で、一部読めなかったので曖昧です。

シングル8000ペソ。
小さなキッチン、Wifiあり。部屋は狭めだが清潔。町の中心に非常に近く便利。
屋根付きのガレージに自転車を停められる。


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チャリダーへの道7/最後の仕上げ


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こちら、チケットコレクションでございます。

何ヶ月か前に一度書いた覚えがありますが、私は紙ものが好きで、
移動や博物館などのチケットを全て保存しているのでございます。
ノートはスロベニアのスーパーで買った適当なものですが、中は割と丁寧に整頓してあります。

一部紹介します。



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1ページ目

左2枚が出国チケットです。
日本から韓国経由でロシアに渡った船のチケットです。懐かしいです。

そして、右上がシベリア鉄道のチケットです。
私はウェブ予約だったのでもともとチケットは無く、ウェブページの予約画面を印刷したものだったのですが、
現地で本物のチケットと交換してもらいました。やはりチケットの形をしている方がロマンがあります。
憧れのシベリア鉄道なのですから、なおさら。



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これはスロバキアからハンガリーのあたりです。

右下のあたりをご覧下さい。
レシートみたいなのが貼ってありますが、これもチケットです。
中距離バスのチケットはこういうレシート形態のものが多かったです。
財布の中に入れておくと、他のレシートと一緒に捨てそうになって何度か焦りました。



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左下が、ハンガリーの主都ブダペストからスロバキアの主都ブラチスラバへ行く国際鉄道のチケットです。
国際線なのに手書きなのが面白くて。
他の窓口で買った人はちゃんと機械で出したチケットでしたが、
私が並んだ窓口のおばさまは機械が苦手らしいのです。




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右の黄色いのがお気に入りです。

ギリシャのメテオラで回った、崖の上の修道院のチケットです。
なんだかレトロなデザインで、可愛いので気に入っています。



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左下のは、ブルガリアの主都ソフィアのトラムのチケットです。
たまにチケットチェックの人が乗って来て、チケットを半分に切ってくれます。

右下のは、同じくソフィアのメトロバスのチケットです。
面白いのは、一枚のチケットがあるわけではなく、値段に応じてチケットの数字を合わせる事です。
たとえば11ルーブルなら、10ルーブルチケット+1ルーブルチケットという具合に。




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という感じのチケットコレクションでしたが、捨てました。
他の色んなものと一緒に。

プエルトモンのバスターミナルから宿への移動中、
荷物の重さとそれによる後輪の沈みっぷりに危機感を覚えたのです。

ずっと持っていたもの、新しく買ったもの、服の一部。
そして、数日前の日記に載せたブルーシートとテントを固定する金具も捨てました。
ブルーシートは重すぎるし、テントの金具はもともとテントに入っているのに気付いたからです。
間抜けでしょう。

新しい物や、まだ使えそうなものは宿の人に差し上げました。あまりにも勿体ないので。

色んなものを捨てるにあたり、思う所が無かったわけでは無いのです。
でも、妙なしがらみを背負ったままでは走りきれないと思ったので。

こういう部分に関してはもともと潔い方だとは思うのですが、
8ヶ月間の思い出と努力を捨てた自分には妙な清々しさを覚えました。
出国チケットとシベリア鉄道のチケットはさすがに捨てられませんでしたが。

トータルで、だいたい5、6キロは減ったんじゃないかと思います。



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本日新しく購入したものもあります。テントの中で使うマットです。左の銀の方。

右の青いのはサンチアゴで買った物ですが、バスに一晩揺られている間にご覧の有様になったので、
一度も使う事無く買い直すことと相成りました。悲しい末路です。



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日焼け止めとマスクです。

チャリンコ旅をするのだから多少の日焼けは仕方ないと思っていたのですが、
先日知り合ったチャリダーさんの日焼けがあまりに痛そうだったので。

走行中は、長袖と手袋&長ズボンで体を守り、顔にはこのマスクを着けます。
暑いのでずっとは着けていられないでしょうが、一日の半分着けるだけでだいぶ違うと思います。



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フロントバックです。

実際はフロントバッグは手に入らなかったので、その辺のお店で500円で買ったバッグを無理矢理付けました。
後輪への負担を少しでも軽減するため、こちらのバッグに3、4キロ移しました。
微々たるものですが、小さな工夫が大きな成果を生むと思うのです。


以上で、チャリ旅への準備は全て完了しました。

荷造り、明日のルートチェック、最後のブログ更新などをしているうちにあっと言う間に夜中になってしまい、
いきなり睡眠不足でスタートするという悲惨な事になりましたが、泣いても笑っても明日出発です。

明日、出発です。


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| チリ | 22:15 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

サンチアゴ今度こそ脱出

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本日のお昼ご飯

トオルさんと宿仲間の皆さんが作ってくれたカレーを頂きました。

世界の中心で旅人が叫ぶ日本食と言えばカレーかラーメンと相場が決まっていますが、
そのカレーでございます。
カレーはインド料理ではという突っ込みはここでは不要です。美味しいは正義です。



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トオルさんにお礼を言い、宿仲間の皆さんの暖かい声援に見送られながら、
とうとう出発することが出来ました。

思えば長い道のりでした。

プエルトモンまで行ったのに戻って来て、出発しようと思ったのにできず、今日ようやくの門出です。
プエルトモンで自転車探しを探し始めた日から数えると実に2週間近くが経過しています。
でも、色々勉強になったし、昨日も書きました通り「急いては事を仕損じる」です。
こんな遠回りも良いではありませんか。

なんてしみじみした事を言いながら出発後いきなりバスにのる志の低いチャリダーの私ですが、ご容赦下さい。
時間がないのです。そして、パタゴニアはプエルトモンからなのです。何卒ご容赦ください。



自転車は、写真の通りそのまま載せてもらうことが出来ました。
が、値段を聞いておくのを忘れ、相場3,000ペソのところを10,000ペソ(約2,000円)取られてギャフンと言わされました。そしてショックのあまり気絶するように眠りにつきました。

目が覚めたら、因縁の町始まりの町プエルトモン。

到着は9:00過ぎとちょっと遅めなのでここで一泊し、
翌日よりついに、チャリンコ旅スタートです。


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| チリ | 23:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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