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スクレで年越し

暖かいせいか年末感が全くありません。

大掃除もしなくて良いし、忘年会も無いし、紅白歌合戦も無いので
私にとって今日はただの平日でございます。




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が、やはり何かをしなければいけないと思い、飲む事にしました。
年末らしいでしょう。



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ブラックキャビアなんてものも買ってあります。
今日は大晦日なので贅沢をするのです。と言っても400円ですが。



ボリビアに入ってから今までスーパーらしきものを全く見かけなかったのですが、
ここスクレには大きくて綺麗で立派なスーパーがありました。
ワインコーナーも充実しています。

チリのお隣なのでチリワイン!と思いましたが、せっかくなのでボリビアワインにしてみました。
今日は一人で酒盛りです。

なお、お昼間から飲んでいた訳では決してありません。
先日書きました通り、昼は怒涛のブログ更新をしていたのです。
夜も飲みながら更新です。

これは自分がサボったツケなのですが、サボった自分よりブログを毎日書く事に決めた過去の自分を恨みました。
ダラけた日がバレバレではないですか。数日に一回更新にすればいくらでも誤魔化せたものを。




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本日のおやつ

せっかくの食の町なので、メルカドに遊びに行ったりもしました。
年末くらいはレストランに行きたかったのですが、やはり大晦日は閉まっているようなので。

写真はメルカドのフルーツジュース屋さんにあったフルーツサラダです。
ワイナポトシで出会ったカロリーナが、スクレに行ったら是非これを食べなさいと教えてくれたのです。

盛り盛りですがこう見えても一番小さいサイズで、70円くらいです。
中が100円くらい、大が120円くらいだったと思います。

上には生クリームと各種カットフルーツが。底の方にはヨーグルトで和えたフルーツが入っています。
ビタミン不足の旅人を一瞬で蘇らせる奇跡のような70円です。



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書いたり食ったりインコに威嚇されたりしているうちに夜になりました。

日本は、ボリビア時間で言うところの午前11:00に年が明けております。
朝起きてツイッターを見たら紅白の話題で持ちきりで、
昼を迎える前にあけおめ合戦が始まってとても変な感じでした。
時差13時間は大きいです。いっそ23時間くらいだったら一周回って近い時間を過ごせるものを。


写真はスクレのメイン広場です。
まだクリスマス気分が抜けていないことは若干気になりますが、鮮やかで良いと思います。

きっとここで年越しイベントが開かれるだろうと思い、年越し15分前にフラッと来てみました。
狙い通り、広場は沢山の人で溢れとても盛り上がっていました。




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本日のおやつ2

アンティクーチョが売られていたので買いました。

お皿に盛るときに丁寧に串から外してくれたのですが、フォークをくれず、手づかみで頂くことになりました。
周りの人もそうしているので例に習いましたが、できれば串をお返し下さいと思いました。




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明けましておめでとうございます。

アンティクーチョの脂でベッチョベチョになった右手を掲げながら、
私もここボリビアで年越しを迎えました。


年越しの瞬間は、小規模ですが花火も上がりました。

人々は笑い合い、抱き合い、乾杯をし、バクチクを投げつけ、罵り合い、一気飲みをし、吐いていました。
ちょっと落ち着けと思いました。




昨年は素晴らしい年でした。
旅の中で沢山の出会いがあり、人の温かさに触れ、ときに厳しい体験もし、
自分の中の強い部分と弱い部分に気付くことが出来ました。

旅に出る前はひどく悩みましたが、決心して出て来て本当に良かったです。



今年の目標は「根性見せろ」です。

自分を裏切らない様、いつだって全力でいたいと思います。
そして、もっと魂が震える様な体験をしたいです。

命に関わるような無茶はしません。
旅先で命を落とすなど、背中を押してくれた人の信頼を裏切る様な真似は絶対にしてはいけません。


私は引き続き、面白おかしく旅を続けて参りたいと思います。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。


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| ボリビア | 23:05 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

スクレで缶詰


大きな地図で見る

スクレはここです。

ここは実は、ボリビアの憲法上の首都なんだそうです。
が、ここには最高裁判所があるくらいで、実質上の首都はラパスです。

スクレは小さく、のどかで、何も無い街です。
カテドラルくらいはありますが。

私がここに来た理由は年越しのためです。
が、年越しイベントが盛大とか、そういうのはありません。

リアルタイムで見ていただいている方はご存知かと思いますが、ブログの遅れが酷いことになっており、
このまま年を越すのは精神衛生上宜しくないので、
残り2日で追い上げよう!どこで?どこでもいいよ!じゃあスクレ!みたいな至極適当な理由で選びました。
一応、食べ物が美味しいらしいよというのもあります。



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本日の宿

メルカド前にある安宿です。
ここはインコだかオウムだかがいてすごくうるさいと評判だったので選びましたが、
すごくうるさかったです。



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本日のお昼ご飯

美味しかったです。
食べ物が美味しいという噂は真かもしれません。

ピカンテ・ポヨなんとかだったと思います。
日本語名を付けるなら鳥肉の辛いソースがけみたいな感じじゃないでしょうか。



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広場

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町並み

綺麗な町です。
町の規模は小さく、とても私好みな感じです。


この町に年明けまで滞在します。


<情報コーナー>

○ スクレの宿

「Hostal Charcas」

メルカドの目の前、Rovela通り沿い。

ホットシャワーは悪くない。Wifiは全室。朝食は無し。キッチンはあるがゲスト用ではない。
インコがうるさいが夜は黙る。

シングル(トイレ・バス別)40ボリ。



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| ボリビア | 22:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ティワナク遺跡

今日は夜行でスクレに移動します。

お昼間は時間があるので、ティワナク遺跡という所に行こうと思います。

ティワナク遺跡へはツアーが出ています。
料金はだいたい20USドルくらいで、先日行った月の谷にも寄ってくれるそうです。

自力で行けば4分の1で済むので自力で行きます。
月の谷はもう行きましたし。



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まずはコレクティーボ乗り場へ。
この乗り場はラパスの坂の上の方にあって、徒歩で行くにはちょっと遠いです。
なのでここへ着くまでにもコレクティーボを捕まえねばならず、
どこでそれが捕まるか分からないので目星を付けた大通りで該当コレクティーボが通りかかるのを待ち、
あ、いた!待てコンニャロー!!と走って追いかけるという楽しい一幕がありました。

あともう少し遡ると、
遺跡に行く前にターミナルに寄ってスクレ行きチケットを買ったのですが、これにもひと騒動ありました。

ターミナルへは徒歩20分くらいで行けるのですが、
色々やっているうちにお昼近くなってしまったので時間短縮のためこれまたコレクティーボを捕まえました。
が、乗りこみながらリュックを降ろしたらこれがドアにぶつかって車外へログアウト。
ま、止ま、ちょまー!!と叫びながら走るコレクティーボから飛び降り、
30メートルほど逆走してリュックを確保。再び走って同じコレクティーボに飛び乗る羽目になりました。
そして集金係さんに「ナイスファイト!」みたいな事を言われました。


このように、私は今日も楽しく旅をしています。



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話が逸れましたが、ティワナク遺跡行きのコレクティーボについてです。

降りた場所にインフォメーションがあったので聞いてみたら、ちゃんと分かりやすい乗り場がありました。
行ってみたらちょうど出るところだったので早速乗り込みました。

が、何故か3分程走ったところで停車し、30分動きませんでした。

コレクティーボは満席に近くなるまで出発しないのが常なので別にいいのですが、
何故乗り場から離れたところで待つのかが謎でした。
おかげでティワナクに行きたがっている他の旅行者が探し回る羽目に合っていたではないですか。気の毒に。




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着きました。

上に長々と書いた一幕のおかげですでに午後2時でございます。
聞いたところによると、帰りのコレクティーボの最終は3時ごろ。
一時間しかないではありませんか。



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まいて参ります。
遺跡は広いので、早歩きというか小走りというか、人目の無い所ではほぼ走っていました。
今日はやたら走る日です。



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カラササーヤ

父が是非見ておく様にと言っていた遺跡です。
父に質問をすると何処の考古学者ですかというくらい濃い返事が来ます。
ときに天文学者だったり、海洋探査員だったり、冒険家だったりします。
引き出しの多い父です。


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カラササーヤの外壁

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石像

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太陽の門

遺跡の殆どは破壊されており出土品も持ち出されているのですが、一部は綺麗なまま残されています。

太陽の門などは、細かな彫刻がはっきり見て取れました。
私は遺跡や歴史に全く詳しくないですが、分からないなりにこういった装飾を見るのはとても好きです。



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月の門

だと思って撮ったのですが、今調べてみたら違うものでした。
びっくりでございます。
月の門とやらは一体どこにあったんでしょうか。




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遺跡は広く、ほとんどが破損してしまっているので目的のものを見つけるのも一苦労です。
看板と矢印は出ているのですが、その先を見ても「え、どれ?」となります。
近づいてみると確かに遺跡らしきものが転がっていますが、やはり、ほとんどが破壊されてしまっています。




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エアーズロックみたいですが遺跡です。
この上で愛を叫んでも「ティワナク遺跡で愛を叫ぶ」という
「え、どこ?」なタイトルになってしまうので注意です。
しかも主人公は考古学者に限定されます。



この後は博物館に行きましたが、ここの展示品はとても良かったです。
出土品の土器などが展示されているのですが、そのどれもがオモチャの様に小さくて可愛らしい作りでした。

ところで私が見たかったのはティワナク博物館だったのですが、
上記のは土器博物館だったことがたった今調べた事により判明しました。
入り口のお姉さんに「ティワナク博物館はどこですか?」と聞いたら「ここよ!」と言われたので入ったのに、
お姉さんたらとんだ策士でした。こちらも良い博物館だったのでこれはこれでいいのですが。


あと遺跡内に半地下神殿というところがあり、
ここには懐かしのカベッサ・クラバみたいなのが沢山居るらしいのですが、
その場所を探しまわっているうちに時間切れになってしまいました。


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カベッサ・クラバ(差し込み頭) 2012/11/06日記「チャビン・デ・ワンタル」参照




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ラパスへ帰る途中

というわけで、遺跡の全ては見られないままラパスに帰ることになったのでした。
半地下神殿を見られなかったことが特に無念です。




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本日の晩ご飯

夜行は19:00発だったのであまり時間がなく、
そのへんの屋台で適当に夕飯を食べた後急いでターミナルに行き、バスに乗りました。

行き先はスクレ。到着は明日早朝です。


<情報コーナー>

○ ティワナク遺跡

(1)ラパス市内から「セメンテリオ」と書かれたコレクティーボに乗り、20分程でセメンテリオへ。
   セメンテリオ行きは、サンフランシスコ広場の前のAvenida Santa Crus通りを少し登ったあたりから
   ターミナルの途中までの道を走っている所を捕まえたが、もっといい乗り場があるかも。
(2)インフォメーションがある公園の様な所でコレクティーボを降りたら来た道を振り向く。
   すると「Tiwanaku」と書かれた看板があるので、そこが乗り場。
(3)ティワナク行きのコレクティーボに乗り、約1時間半で遺跡の入り口に着く。帰りもここから。


各種料金:
・ターミナル行き、セメンテリオ行きなど、市内移動は1.5ボリ
・ティワナク行きは15ボリ
・遺跡入場料80ボリ(博物館入場料含む)


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| ボリビア | 23:57 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

ラパスの宿情報

今日は朝からずっと雨で、とても出掛ける気にはならなかったので宿でブログを書いていました。
ワイナポトシから帰って以来毎日雨です。しかも結構な土砂降りです。

そういう事情なので、今日はラパスの宿情報を書いて誤魔化したいと思います。



ラパスでは何だかんだあって3つの宿を体験しました。
何だかんだと言っても別に大した理由ではなく、

1軒目/クリスマスが満室で取れなかった
2軒目/予算オーバーだった
3軒目/気に入ったので落ち着いた

と、これだけのことです。

順番に紹介します。



(1)Loki Hostel

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住所:Calle Loayza #420, La Paz

部屋の写真を撮るのを忘れてわびしい朝食写真しかない。
朝食は簡素だが、別料金を払えばいいのも出る。

欧米人がわんさか泊まっているマンモスホステル。
部屋数は多いが、宿泊客も多いので満室になることあり。
建物の中にバーがあり、しょっちゅうパーティーをやっているので騒がしい。
が、従業員は皆英語を話すし、セキュリティーや荷物預かりもしっかりしているし、
清潔で感じの良い頼れるホステル。ホームページあり。

室内にWiFiあり(全室ではなさそうだが、館内の大部分をカバーしている)。
ホットシャワーはなかなか良い。

ドミトリー(男女別、トイレバスあり)/54ボリ
ドミトリー(ミックス、12人くらい、トイレバスは外)/44ボリ
ツイン/140ボリ

など。



(2) Regidencial Latino

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住所:Calle Junín 857, La paz

坂の上の方にあるので登りがキツイが、周りは静かで良い環境。
人通りは多くないので治安が心配だが、すぐ近くにポリスがあるのでそんなに嫌な感じはしなかった。
ムリーリョ広場から2ブロック程度。でも坂。

部屋もトイレ・バスも広くて清潔。
部屋によっては室内にWiFiがあるが、大部分は無い様子。ネットはロビーで。無料PCもある。
タオルは言えば無料で出てくる。朝食代込み。

シングル(トイレ・バス別)70ボリ



(3)Hotel Alem

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住所:Sagarnaga 334, La Paz

サガルナガ通りの上の方にある。
周りはツアー会社やら土産物屋やらATMやらが並んでいて非常に便利。
賑やかな通りに面しているのに館内はとても静か。
部屋数はかなり多く、値段の割に良い宿だと思うが何故か非常に空いている。

室内にWiFiあり(部屋によっては弱い)。
ホットシャワー優秀。朝食代込み。
スタッフはスペイン語のみだが、親切で良い感じ。

シングル(トイレ・バス別)45ボリ




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本日の晩ご飯

けんちゃん3たびでございます。
本当は4度目ですが、一回同じメニューを頼んだので載せませんでした。
かぶったのはミックスフライ定食です。コロッケが美味しいのです。
でもコロッケ定食にするのは何か物足りない感じがするので、ミックスフライ定食が一番好きです。

上の写真は唐揚げ定食。
美味しいですが、ミックスフライ定食の方が好きです。


最近日本食ばかりを食べている理由は、南米料理にちょっと飽きたからです。
旅も半年が過ぎ、そろそろお醤油味が恋しいところ。
そのタイミングで美味しい日本食のお店が現れたので、通っているのでございます。
早く現実に戻らないといけませんね。


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| ボリビア | 22:17 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

月の谷


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宿を変えました。
こちらの方が安くて快適だよと聞いたので。
宿情報は明日まとめて載せます。



本日は休むはずでしたが、やっぱり元気もりもりだったので遊びに行くことにしました。
筋肉痛も来ませんでした。まったく使いやすい体で助かります。

本日の目的地は月の谷という所です。
ラパスから40~50分の所にあり、その名の通り月面を思わせる不思議な風景が広がっているそうなのです。

月の谷へは、ツアーでも個人でも行く事ができます。すごく近いです。
ツアーの場合、これ単独ではなくラパス近郊のティワナク遺跡ツアーとのセットで連れて行って貰える様です。
私は今日は月の谷だけでいいので、自分で行くことにしました。



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来ました。もともと近い上に飛ばしてくれたらしく、30分で着きました。



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チケットを買って入り口から入ったら、地下通路が現れました。
これを抜けると、


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カッパドキアの様な風景が。

月面の様なと言いたいのですが、月面は見た事がないので。




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岩の間を縫う様に通路が作られており、この中を歩くことができます。




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不思議な地形です。

何故こんな地形になったかと言うと、知りません。




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「良い爺さん」

カッパドキアと同じく、こんな遊びもあります。
おそらく、真ん中の飛び出した岩が横を向いた爺さんに見えるということなんだと思います。

しかし、私はこれには納得が行きません。
悪い爺さんかもしれないじゃないですか。





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「悪魔の展望台」

悪魔の展望台だそうです。
多分、真ん中あたりの尖った山を指しているんだと思います。



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月の谷の高い所からは、ラパスの一部を臨むことができました。



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谷底に降りられると聞いていたので道を探したのですが、分かりませんでした。
そして雷が鳴り始めたので撤退しました。



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スコールでございます。
雨季まっさかりですね。

その後30分ほど雨宿りをしていたらお目当てのコレクティーボが通りかかったので、
飛び乗ってラパスに帰りました。

雨はラパスでも豪快に降っており、帰り道は川になっていました。
おかげで行きの3倍の時間がかかってしまいました。



<情報コーナー>

○ 月の谷

ラパスからコレクティーボ273番かミニバス11番で40分程度。
けんちゃん近くのPlaza de Estudiant辺りで捕まる。2.5ボリ。

入場料20ボリ。


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| ボリビア | 23:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ラパスふらふら

今日は昨日の疲れを取る為に休むつもりでしたが、毎度の事ながら、
朝起きたら昨日の疲れなど微塵も残っていなかったため遊びに行くことにしました。



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本日のお昼ご飯

昨日行けなかったけんちゃんです。
今日はミックスフライ定食にしてみました。
コロッケが美味です。



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コカ・ミュージアム

コカ博物館です。

南米旅人にとってはコカはコカ茶として馴染みが深く、
今更なんとも思わないのですが、コカ茶のコカはコカインのコカです。

というわけで、この博物館ではコカインについても深く学べます。
また、コカグッズも売られています。コカTシャツとか。結構オシャレです。
ただ日本でこれを着ると中二病と見なされる可能性があります。


展示については、コカの歴史、栽培について、薬物としてのなんちゃらなど、かなり細かくて面白いです。
解説はスペイン語のみですが、英語の別冊解説書を貸して貰えます。

中でも興味深かったのは、コカの葉っぱの味わい方。
写真数枚を並べ、具体的なやり方を解説してあります。

写真で見るのと同じ事を、ワイナポトシの山小屋でカロリーナがやっていました。
ちょっと英語の解説を読んでみます。


(1)まずコカの葉っぱの芯を取ります。
   〜中略〜
(5)そして15分ほど経てば、アルカロイドが口いっぱいに広がるでしょう。



ん?


アルカロイド:
しばしば薬理作用を示し、医薬や娯楽のための麻薬としてや、幻覚儀式において使用される。
(Wikipediaより)



これちょっと見なかったことにしていいですかね。


カロリーナ・・・伊達に大麻合法国オランダの隣に住んでませんね。

まあ、この国の中でやる分には問題ないのかもしれませんが。
そうで無ければこんな解説を堂々と載せたりしません。




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コカ博物館の二階にはカフェがあり、様々なコカメニューが用意されています。

私が頼んだのはコカアイスティーとコカチョコレートケーキです。
コカアイスティーは香り高くて非常に美味しかったのですが、ケーキについては「何でもコカ入れとけばいいと思うなよ」というお味でした。美味しいには美味しいのですが。合わないだけで。




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博物館から出て大通りに来たら、シマウマが交通整理をしていました。
しかもなんだかノリノリです。

ここに限らず、ラパス市内でよくこのシマウマを見かけます。
この街ふざけてるんでしょうか。




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国立民族博物館

宿から近かったのでふらっと入ってみたのですが、非常に良かったです。

ここにはボリビアの織物や、装飾品、土器や歴史に関する展示物が集められています。
中は広く綺麗で、解説も丁寧です。スペイン語なので読めませんでしたが。

中でも素晴らしかったのは、お面の展示室です。
お祭り用と思われるお面がズラッと並ぶ展示室は圧巻でした。

最近なんとなく自然思考で、町歩きや博物館にはあまり興味が湧かなくなっていましたが、
久しぶりに来てみるとやはり良かったです。
山歩きと博物館めぐりを交互にやるのが良いのかもしれせん。




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ミラドール・キリキリ

変な名前ですが、展望台です。
特にキリキリはしていない様でした。

写真は入り口ですが、斬新なふさがれ方をしてしました。
来るもの拒んでおります。



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が、勇気を持って入ってみた先に広がる景色は素晴らしいものでした。




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ラパスです。

何度か載せていますが、やはり展望台からの眺めは良いものでした。



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写真の上の方、盆地のてっぺんあたりはお隣のエルアルトという町です。
ラパスが大きくなりすぎてもう隣町と繋がってしまっているので、
エルアルト市というよりラパス市内エルアルト地区みたいになっています。

私は行きませんでしたが、ここでは週末に大きな市が開かれたり、
おばさんプロレス、通称おばプロというインティヘナのおばちゃん同士が戦うプロレスを見られたりします。

このエルアルトは標高4000メートルを超えており、世界一標高の高い町なんだそうです。
でも同じボリビアの町であるポトシも確かそんくらいの標高だった気がするので、
世界一はそっちかもしれません。
世界一なんてのは世界中に沢山あるのです。どれが本当かはネットでは分かりません。



以上、ラパス観光でした。
今日は休めなかったので明日休みます。
一日遅れで筋肉痛が来るかもしれませんし。


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| ボリビア | 23:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ワイナポトシに挑む

深夜0:00。

目覚ましが鳴るでもなく、誰からとも無く、全員がゆっくりと起床し準備を始めました。
持ち物は水とチョコレートとカメラのみ。ほとんど手ぶらです。
軽い食事を取り、装備を全て装着し、その時を待ちます。


そして深夜1:00。
登頂開始です。


ハイキャンプまでは様々な大きさの石がゴロゴロと転がった山道でしたが、
ここから上は全て真っ白な雪に覆われています。

ハイキャンプは山の中腹ですが、少し小高い丘と言うか高めにせり出している場所なので、
雪の地面に切り替わるところまで30メートル程下る必要があります。そこでアイゼンを装着しました。




昨日はよく眠れませんでした。
噂に聞いていた通りなかなか寝付けず、結局、睡眠時間は1時間ないし2時間ほどです。
カロリーナと、昨日知り合ったアメリカ人男性アレックスも似た様なものだったそうです。

また、寝入り際からずっと頭痛もしていました。
南米最初の街キトへ到着した直後を除いては、これまで高山病にかかったことは一度もありませんでしたが、
やはり避けられなかったようです。高所で眠ると呼吸が浅くなり、発症しやすいそうなのです。

が、昨日日本人青年からもらった高山病の薬が役に立ちました。
これを飲んだのも初めてですが、1時間ほど経ったらあっという間に頭痛が引いたのです。
ツアー会社の人とこれまでの旅路を確認し、十分高所順応できているだろうと言う事で
高山病の薬は持ち物に入っていなかったのですが、やはり準備しておくべきだったようです。
日本人青年に助けられました。




私、カロリーナ組にガイドさん一人。アレックスと、ガイドさん一人。
それぞれのグループは転落や滑落、及び遭難防止のためロープで繋がれています。
私たちとアレックスは別グループですが、同時にスタートしました。

昨日の練習で氷の上は歩きましたが、アイゼンで雪上を歩くのは初めてです。
風もなく、ヘッドランプの灯りが5つ揺らめくだけの無音の世界の中、
足下からザクザクと心地よい音が響いていました。


歩くスピードはかなりゆっくりでした。
それでももちろん地上と同じ様にはいかず、すぐに息が切れました。
列の順番はガイドさん、私、カロリーナ。
私たちは体力や歩くスピードが近いのか、お互い丁度良いタイミングで立ち止まり、休憩を挟む事ができました。

どちらかが脱落した場合その人を置いて行く訳にはいかないので、もう一方も諦める事になります。
自分だけ頑張っても仕方が無いので、一緒に登る相手との相性は重要です。
今思い返してみても、私と彼女は良いチームだったと思います。




歩き続けているうちに、気付けばどんどん高いところまで登って来ていました。
時計はあまり見ていませんでしたが、おそらく、1〜1.5時間に1回程度ちゃんとした休憩があったと思います。
定期的に挟む休憩は立ったままで数秒間でしたが、上記の休憩では雪上に座って水を飲む時間が貰えます。
この休憩でしっかり息を整え、先へ進む力と気力を呼び戻しました。


雪上の道はちゃんとした道ではなく、昨日までの挑戦者達が残した足跡を辿るだけです。
斜面はときになだらかで、ときに急で、ピッケルを使ってよじ登らなくてはいけない場所もあります。
一カ所、昨日のアイスクライミング体験ほどではないにせよ、かなり急な場所もありました。
ピッケルと左右の足を使い、10メートル程の急斜面をよじ登って行きます。

道幅は60センチ程。両脇には巨大なクレパスが口を開けています。
クレパスとは雪上の巨大な裂け目のことです。突然、ぽっかり穴が空いている場所があるのです。
落ちたらただでは済みません。

暗闇でよく見えないのが幸いでした。
ヘッドランプでは手元だけを照らし、決して、クレパスの中は見ない様にしました。




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半分か、3分の2くらい来たでしょうか。
遠くにラパスの灯りが見えました。

正確な時間は分かりませんが、まだ深夜なのは確かです。
さすが首都と言ったところでしょうか。外国の都会もやはり眠らないのだなと、妙に納得した覚えがあります。




実は、後半1時間を残すくらいまでは結構余裕がありました。
息は苦しいし、慣れない登山の為か足の付け根が痛み始めましたが、
それでも「リタイヤ」という発想は全くありませんでした。
苦しくて辛いけれど、どこか「まあこんな感じかな」という冷静さがあったのです。
具体例は出ませんが、もっと辛い事は他にある様な気がしました。

しかし、最後の方はさすがに厳しくなって来ました。
息は乱れ、足はだんだん力を無くし、さらに追い打ちをかける様に空が明るくなり始めました。
日が昇ると雪が溶けて危険なため、そこで強制ストップをかけられてしまうと聞いています。
日の出に間に合わなかったら、登頂できないということです。

諦めたくありませんでした。
登頂できなかったら、何の為にこんなに苦しい思いをしているのか分かりません。
そして自分の頑張りも、これまでの旅も、これからの旅も、全てが宙ぶらりんになってしまう気がしたのです。

私には経験も技術もなく、武器として使えるのは体力・気力・根性のみ。
心もとないスペックですが、その3つはこれまでの人生と、これまでの旅で培ってきた私の財産です。
本来ならば謙遜するところでしょうが、自分の頑張りは自分が一番よく知っています。
きっと自分なら登頂できるという思いは、最初から最後まで消えませんでした。




「あと30分だよ。頑張って」

ガイドさんに言われ顔を上げると、すぐそこに頂上が見えていました。
あと少し、30分だけ頑張れば頂上です。

しかし目の前に迫るのは急な斜面と、落ちたら怪我どころでは済まない尾根道でした。
普段なら景色を楽しむ余裕もあったと思います。
しかしこのときにはかなり疲れて来ており、息も上がり、体が言う事を聞かなくなっていました。
そしてふと、足を踏み外す自分を想像してしまい、「怖い」と思いました。

不安を隠せず、この先の道から目をそらすように後ろを振り向いたら、
カロリーナが私と同じ表情で尾根道を見つめていました。

目が合った彼女は、小さな声で「行こう」と言いました。
私も同じ言葉を返しました。




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私たちは登頂しました。

頂上へ着いたら何を言おうか、何を叫ぼうかと思っていましたが、
実際の所は2人ともクタクタで、感嘆の声を発することもなくその場に座り込むだけでした。

そして、ただ黙って景色を眺めていました。




静かな山の上に、「頑張ろう」と言う小さな声が聞こえました。

私の声でした。

無意識に口から出た言葉ですが、妙にしっくりと、頭に入って来ました。
今日も明日も明後日も、毎日「頑張ろう」と思いました。
いつも頑張り続ける、格好良い自分でありたいと思いました。



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2分くらい休憩したら、阿呆な写真を撮る気力が戻って来ました。

まあ半分は本気で倒れているのですが。
倒れたはいいものの起き上がれなくなって、ちょっと後悔しました。


なお、地平線のやや右ら辺に見える青はチチカカ湖です。
チチカカ湖からラパスは結構離れていると思いますが、こんなにはっきりと見えるなんて
チチカカ湖はやはりかなり大きな湖なのです。

つい先日まで見ていた湖とこんな形で再会できたことが、なんだか嬉しく思えました。




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日はすっかり昇っていました。

時刻は6:30。
5時間半かけての登頂でした。


ここでふとツアー会社との会話を思い出し、気付いたのですが、

「ハイキャンプから頂上までは5〜6時間」
「日の出は5:00〜5:30の間」
「登頂開始は深夜1:00」


どう考えても間に合わないスケジュールじゃないですか。

なんてこったです。
馬鹿正直に日の出を目指してしまいました。



以前、山頂で日の出を見た人の話を聞いたことがあるのですが、
彼らはよほどペースが速かったということでしょうか。
あるいは、私たちが遅かったんでしょうか。
ツアー会社は最初から、初心者である私のペースを見越して「5〜6時間」と言ったのでしょうか。
あと、日が昇ったら登頂できないという噂は何だったのでしょうか。


よく分かりませんが、登頂できたので私はそれでいいです。




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10分くらいの休憩を挟んだのち、下山を開始しました。
写真は最後に歩いた尾根道です。



少し離れた所に、アレックスの姿がありました。彼は登頂せず、尾根道の前で引き返した様です。
もったいないとは思いましたが、最後のキツさを体験したばかりの私たちは、彼に「頑張れ」とは言えませんでした。



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登頂ルートの脇にはこんな景色もあります。
登りのときは暗かったのと急いでいたのとで写真は撮れませんでしたが、
青い闇に浮かび上がる氷の壁は非常に美しかったです。




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下りは早く、あっという間に山頂は遠ざかって行きました。
真ん中の尖った所がさっきまでいた山頂です。



このとき実は、頭が痛くて気持ちが悪くて意識が朦朧としていました。
登頂するまでは大丈夫だったのですが、気が緩んだんでしょうか。疲れが一気に来ました。

と言っても動けない程ではなく、5分程座って休憩を貰えれば回復しそうだったのですが、
鬼ガイドさんはそれを許してくれませんでした。

OK、分かった。だがこのまま行くとクレパスに落ちて死ぬがそれでもいいのか。

と脅そうかと思いましたが、口を開く体力すらありませんでした。

そんな中で、上の方に書いた「両脇がクレパスの60センチの道」をまた這い降りるのです。
後ろ向きで降りるので、登りの何十倍も危険で難しくて恐ろしいです。
今度は明るいのでクレパスがしっかり見えていますし。


上からガイドさんにロープを引っ張ってもらいながら、言う事を聞かない手足、朦朧とした意識、頭痛、吐き気、滝の様に出る冷や汗と共に少しずつ下って行きました。「早く行け!」と急かされながら。

クレパスに落ちるときは絶対にガイドを道連れにしようと思いました。


いえ、仕方がないのは分かっているんです。
「気温が上がると雪が溶けて危険」だと聞いており、ゆっくりしていられない状況だと言う事は知っています。
が、「雪が溶けて危険」の前に私は今まさに危険なのでございます。
神様タスケテーと心の中で叫びました。



その後は何度も何度も滑って転びながらも、無事にハイキャンプに到着しました。
正確には、ハイキャンプの下の雪と雪じゃない所の境目に到着しました。
ここから小屋までの約30メートルを登るのに20分かかったのです。

3歩登っては肩で息をし、また3歩登っては岩の上に座り込み、なかなか進みませんでした。
私だけでなく、カロリーナもです。
先ほどまで元気に歩いているように見えましたが、彼女も限界だった様です。
そんな中、体調の悪い私をずっと励ましてくれていたカロリーナ。最高の相棒です。



ほとんど地を這う様にして山小屋に到着した後は、2人して共同スペースのベンチに倒れ込みました。
トイレに行きたかったのですがトイレまでの20メートルを歩く体力がなく、もう漏らしたろかと思いました。
なので一応カロリーナに確認してみたところ、「いいと思う」と真顔で言われました。
彼女もまた来るところまで来ています。



軽い昼食を含めた45分程の休憩を挟んだのち、ベースキャンプに向けて下山を開始しました。
私もカロリーナも体力が底をついており、10:00出発と言われていたのに9:59まで寝ていましたが、
15分程遅れてなんとか出発できました。

高度を下げたおかげで頭痛と吐き気は収まっており、また、昼食として頂いたスープともりもり食べた(そしてまた気持ち悪くなった)チョコレートが効いて多少の体力は戻って来ています。
一応、なんとか、ぎりぎり、無理をすればベースキャンプまで戻れそうです。




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水の分がだいぶ減っているものの、また12キロくらいを担いで下りないといけないので大変でした。
だいぶ足に来ているので、このゴロゴロの石を踏み外さない様かなり慎重に行く必要があったのです。
滑って転んで足を捻って頭を岩にぶつけ辺りが血に染まるというイメージが頭から離れなかったので、
本当に、本当に慎重に歩きました。




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そしたら置いて行かれました。
腹いせに撮ったのが上の写真です。
仲間なんて幻想だったのです。



約1時間後、はるか彼方を歩く2人よりだいぶ遅れてベースキャンプに到着しました。

その後は何とか最後の力を振り絞り、装備の返却と再荷造りをすませ、
30分後くらいに来たお迎えの車に乗ってラパスに帰りました。


これにてワイナポトシへの挑戦は終了です。


スカッとしました。





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ヒョウ

ラパスに着いたらヒョウが降り始めました。
クタクタの身に酷い仕打ちです。
腕や顔に当たってとても痛かったです。



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難民バッグ

ワイナポトシ前に泊まっていた宿は欧米人天国で、
クリスマスなんか超ハイシーズンで満員御礼だと言うので宿を替えました。

写真は、ワイナポトシに行っている間宿に荷物を預けるために買ったバッグです。
リマで知り合った人が難民バッグと呼んでいたので私もそれに習いました。

インディヘナのおばちゃんがよく持っており、
かなり重そうなものを入れてズルズルと引きずっても破れない頑丈なやつです。

難民呼ばわりとは失敬ではあるまいかと思いましたが、彼女達は確かに
「夜逃げでもするんか」というくらいいつも大荷物です。写真のバッグはまだ小振りな方です。



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本日の晩ご飯

登頂成功の暁には日本食レストランけんちゃんで一番高いのを頼んでやろうと思っていたのですが、
けんちゃんは結構遠く、辿り着く体力がありませんでした。
なので、宿に比較的近い所にあるバーガーキングで手を打ちました。

五臓六腑に染み渡りました。


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| ボリビア | 22:07 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

ワイナポトシ2日目/ハイキャンプに移動

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本日の朝ご飯

腹ごしらえをすませ、ハイキャンプに移動します。

昨夜泊まったベースキャンプは標高4,700m。
これから行くハイキャンプは5,200mです。
標高差は500m。2時間で行けてしまいます。



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レンタル装備一覧

こちらがツアー会社に借りている装備です。

ハイキャンプまではまだ普通の山道なので、これらを着ける必要はありません。
なので、全てリュックに入れて行きます。
私は普段使っている45リットルのバックパックを持って来ていますが、
全ては入りきらず、リュックの外側に靴やピッケルを括り付けてもらいました。

旅行用リュックとして使っていますが、そういえばこれは立派な登山用リュック。
これまで気にかけていなかった小さなベルトや紐や隙間にあっという間に登山用品をくくり付けられ、
「ああそうやって使うものだったのね」と、旅立ち7ヶ月目にして初めて知るのでした。




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ベースキャンプより

真ん中右寄りに見えている白いのがワイナポトシ山です。
今いるここもワイナポトシですが、頂上はまだ遥か向こうです。

「たった1,400m登るだけホイ」などと能天気なことを申しましたが、1,400mは垂直距離。
実際歩く距離はそんなもんではないのです。しかも雪山で足場が悪く、空気はごく薄いです。

それを知らなかったわけではないですが、
いざ目の前にしてみるとやはり、「ずいぶん遠いな」という感想を抱いてしまいました。

が、遠いなりに近いです。見えているのですから。
ここからハイキャンプまで登れば、残るは900m。
確実に山頂に近づきます。



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予定通り、朝9:00に出発しました。
写真左がガイドさんで、右がカロリーナです。

最初は割となだらかな道を歩きます。
なだらかと言ってもそりゃ坂道ですが、そうキツイものではありません。
しかし、荷物が重いせいでそこそこの時間がかかります。

もともと持っていた荷物は非常に少ないのですが、
買い足した水(3日分で3リットル)と装備を入れたらあっという間に重くなってしまいました。
ちゃんと計った訳ではありませんが、いつもの感じと比較するとおそらく13、4キロはあると思います。

この荷物は、頼めば別料金でガイドさんに持ってもらうこともできるようです。
体力を温存したい方はそれもありかもしれません。



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入山受付

ベースキャンプを出て少し歩いたら、入山受付所がありました。

ワイナポトシの入山料は10ボリ。120円です。
6,000m以上の山に入る為には何千とか何万とかするのが普通らしいので、これは破格です。



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後半は急な登りです。
が、これを登り切ればすぐそこにハイキャンプがあるんだとか。

この斜面の前で、先日会ったイギリス人2人と日本人青年と再会しました。

結果は、「登頂成功」。
彼の頑張りが自分の事の様に嬉しく、一緒にはしゃぎ合いました。

この彼には余った高山病の薬を貰ったり、登り方のコツを聞いたりもしました。

そして最後に、
「頑張って下さいね。絶対登頂出来ますから!」
と、勇気をもらいました。




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ハイキャンプ

急斜面はさすがにキツく、立ち止まって休憩しながらも無事ハイキャンプに到着しました。
体力はまだ大丈夫ですが、空気の薄さがやはり邪魔をしてきます。

5,200mは以前にも一度ワラスのパストルリ氷河で体験しましたが、
明日はここからさらに900m登らなければいけません。
900の違いは、大きな違いなんだそうです。



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左の池のあたりにベースキャンプがあります。

こうして見ると、あまり登って来ていないなという感じがしてしまいます。
しかし目の前を過ぎて行く雲を見ると、やはり「高いところにいるんだな」と言う事が分かります。




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山小屋の中にはたくさんの書き込みがありました。
これらは全て、登頂成功した人達が残したものなんだそうです。
私もここに名前を書きたいです。



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トイレ

小屋の側にはトイレがあります。
ボットンなのですが普通のボットンよりパンチが効いていました。

そんなことより、この斜面を登る前からずっと見えていて、目標にしていた「あれがハイキャンプだよ」が
このトイレだったと知ったときの衝撃はなかなかのものでした。
確かにこれはハイキャンプの一部ですが、もう少し具体的に言うと、トイレだと思うのです。

目標、トイレです。



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共同スペース

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寝床




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本日のお昼ご飯

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コカ茶

ベースキャンプもでしたが、ここでもお湯はたくさん貰えます。
なので買ってきた水は今のところほとんど消費しておらず、重たいだけです。
が、実際のところはもっとどんどん飲まないといけないそうです。
水か、できればコカ茶をどんどん飲んで、どんどんトイレに行く事が高山病の予防になるんだとか。




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本日の晩ご飯

お昼にはもうハイキャンプに着いてしまい暇だったのですが、
体力を温存しなければいけないのでずっとゴロゴロしていました。

少し昼寝をしたりもしつつ、あっという間に夕方5:00。
明日深夜1:00、今日に直すと25:00には登頂開始なので、
早めに夕食を取って少しでも寝ておかなければいけないのです。




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ここでクリスマスケーキの登場でございます。
1人で食べようと思っていましたが、嬉しい事にカロリーナがいます。
また、別ツアーで来ているアメリカ人男性も加わったので3人になりました。
ガイドさんはどっか行きました。

カロリーナは街中で買ったサンタの指人形を持って来ており、おかげでちょっとクリスマス気分が出ました。
登頂前に無理はしたくないのでお酒も何もありませんが、ささやかなクリスマスパーティーとなりました。
どれくらいささやかかと言うと、2分で終わるくらいです。




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夕飯を食べた後は、すみやかに電気を消し就寝時間となりました。
標高が高いとなかなか寝付けないと聞いてはいましたが、
私も例にもれずなかなか寝付けず、少し外に出てみました。

日暮れ直後、眼下には幻想的な風景が広がっていました。

世界を覆い尽くす青い雲と、そこから顔を出す雪山と、月。
反対側を見上げれば、ワイナポトシの頂上がこちらを見下ろしています。

明日は必ずあの上から世界を見るのだと、「絶対登り切ってやる」と、小さく声に出して誓いました。


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| ボリビア | 23:41 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

ワイナポトシに逃げる

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動機は2日前のブログに書いた通りでございます。


本日はついにワイナポトシへ出発します。
実際アタックするのは明後日深夜なので、今日はとりあえず山に入るだけです。

本日の宿泊先であるワイナポトシのベースキャンプへは、車で行けてしまいます。
車に乗っているのは私と、ベルギー人女性のカロリーナ(仮)と、
イギリス人青年2人と、日本人青年1人です。

イギリス人青年2人と日本人青年は一泊二日ツアー、
私とカロリーナは二泊三日ツアーなので、私の相方は彼女ということになります。

申し込み時は私一人だったのですが、昨日飛び込みで増えたそうです。
お仲間ができたことは嬉しいですが、その反面、止む無くリタイアする場合は彼女も一蓮托生で巻き込んでしまうため緊張も増しました。彼女の邪魔をしないためにも、何としても登頂したいです。



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ベースキャンプへ移動中の風景です。

何やら七色の湖が。あまり美しくありません。


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お墓でしょうか。
まさかワイナポトシで亡くなった人のお墓ではないでしょうが、不安をかきたてられます。



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ベースキャンプ

本日の宿はこちら。
ここまではツアー会社の車で来たので、特に感慨深いものはありません。

ところで、イギリス人青年の一人が水たまりの上にリュックを置いて中身を探り、
その後水浸しのリュックを持ち上げて「シット!」と言っていました。

阿呆なのかなあまりに衝撃的な事件だったので、一応報告まで。




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トイレ

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寝床

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食堂

本日はここに泊まり、明日さらに高い所にあるハイキャンプに移動。
そこから頂上を目指します。

先日も書きました通り私は二泊三日で申し込んだので、

23日(今日)/車でベースキャンプ(4,700m)に移動、登山練習、同地で宿泊。
24日/ハイキャンプ(5,200m)に移動、同地で宿泊。
25日/深夜1時より登頂開始、登頂(6,088m)、下山、ラパスへ帰還。


というスケジュールとなっております。

一泊二日で申し込む人が多い様ですが、私は初心者&これほどの高地に行くのは初めてなので、
念の為余裕を持った日程にしました。練習もしたいし、高山病予防でゆっくり行きたいので。

行くからには是が非でも登頂したいので、慎重にいきます。
登頂率50%だということは、失敗の可能性も十分にあるのです。




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本日のお昼ご飯

登山ツアーはご飯代込みです。
こういうのは嬉しいです。

値段どうこうの話ではなく、何を出して貰えるのかな~という楽しみがあるからです。
自分で好きなものを選ぶのももちろん楽しいですが、
言葉の分からない、食文化もよくわからない国においては「おまかせ」に敵う楽しみはありません。




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食事の後は装備の確認です。
そしてそのまま、練習に出掛けます。

写真に写っているのは一泊二日で登頂を目指す皆さんです。
彼らはこの後すぐハイキャンプに移動し、今夜、頂上に向けて出発します。
日本人青年とは、「絶対登頂しましょうね!」と誓い合って別れました。




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私とカロリーナは今日はここで練習します。
岩の様に見えますが、氷の塊です。



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アイゼン(靴の裏につけるトゲトゲ)

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ピッケル

ここでは、明日の装備を全て着用してのアイスクライミングの練習をします。
私はアイスクライミングどころかピッケルを持ったのさえ初めてです。
それどころか雪山ブーツもアイゼンも初めてで、「歩きにくいなこれ!」と早くもキレ気味です。

が、全ては明日の登頂のため。真面目にやります。

まずは傾斜60度ほどの氷を登る練習。
最初の2メートル程度は「無理だこれ(笑)」と思いましたが、
割とすぐ慣れてサクサク登れる様になりました。




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問題はこちら。

どうみても80度、場所によっては90度を超えてそっくりかえっております。
が、「これを登ってみましょう!」と明るく言われました。

やめときましょう!

ってスペイン語で何て言うのかが分からなかったので、覚悟を決めました。



もちろん、ちゃんと命綱は付けて貰っています。
私は山に登りに来たのであって、命を捨てに来たのではないのです。

下で命綱を引っ張ってくれているガイドさんは、私を鼓舞するため
「モイビエーン(ベリーグッド)、ワンダホー、グレーイト」
と褒めてくれます。

投げやりに褒めるのやめて貰えませんかね。

と心の中で思いましたが、ツッコミを入れている余裕はありませんでした。



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途方に暮れる私

8割くらいまでは何とか行けたのですが、
推奨ルートよりかなり右寄りに登ってしまった為に立ち往生しております。

方向音痴は氷の上でも方向音痴の様です。
これ手術とかで治らないものでしょうか。



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カニの動きでルート修正し、なんとかゴールに到達しました。

あとは降りるだけですが、足は動くものの握力をすっかり失くしてしまい身動きが取れません。
後から確認したところ、カロリーナも同じ症状に見舞われたそうです。何現象でしょうか。

ピッケルを握る事が出来ずもはやこれまでかと思いましたが、ガイドさんの指示により、
ロープに体重を預けてスルスル降りる方法でなんとか生還しました。

実際はスルスルズルッギャータスケテー!でしたが。素人なんですってば。



なお、明日の実際の登山ではこんなことはしないそうです。
これはあくまで体験コーナーなんだとか。

必要ないならやりたくなかったです。



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本日の晩ご飯

15:00には練習が終わってしまったのでえらく暇だったのですが、
山小屋の周りをぐるぐるしたり小屋にいた少女にちょっかいかけたりしつつ、何とか乗り切りました。

夕飯は18:00ごろ。
温かくて美味しいお夕飯でした。

そして、その後もまた何もやる事がないので携帯に日記を付けましたが、寒さに手がかじかんでろくに進まなかったので諦めて食堂でボーッとしました。相方のカロリーナはとっくに寝てしまったので。

そして、ボーッとするのも一時間くらいで限界が来たので、諦めて寝ました。
20:30就寝。明日は7:30起きだそうです。


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| ボリビア | 22:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ワイナポトシ準備

ワイナポトシに登るのは明日からです。
2泊3日で申し込んだので、

23日ベースキャンプに移動
24日ハイキャンプに移動
25日深夜登頂開始


というスケジュールで天皇誕生日からクリスマスまでまるっとカバーしてあります。

そういうわけで、本日は明日の出発に向け足りないものの調達に参りたいと思います。



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本日のお昼ご飯

まずは腹ごしらえ。

ラパスには「けんちゃん」という名前の有名な日本食レストランがあり、
とても美味しいと聞いたので来てみました。

頼んだのはトゥルーチャちらし寿司。
トゥルーチャとは、先日のコパカバーナ日記にも出て来ましたがマスのことです。

その名の通りトゥルーチャの入ったちらし寿司で、
淡水魚のわりにあまり泥臭くなく、サッパリしていて美味しかったです。
また写真でも分かる通り、小鉢を沢山つけてくれるのでボリューム満点で幸せでした。



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市場

続いて買い出しへ。

雪山登山なので着の身着のままでももちろん駄目ですが、
装備のほとんどはツアー会社が用意してくれるので安心です。

寝袋、ヘッドランプなどはレンタル装備に含まれておらず、私も持っていないので困りましたが、
「レンタルします、ツアー代金に入れてください」とお願いしたら叶いました。
料金もレンタルの内約も、わりと融通が利く様です。


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買ったもの

そんな訳なので、私自身が用意すべきものは少ないです。

装備の下に着る服については、山用の立派なものなど持っていないので重ね着で何とかします。
今回買い足したのは、毛糸の靴下、レギンス、マフラー、非常食などです。
全てそこら辺の道端で買ったご当地ものです。

写真真ん中上に写っているのはコカの葉っぱです。これにお湯をかけ、コカ茶として飲みます。
コカ茶は高山病によく効くんだそうで、ツアー会社から渡された持ち物リストに入っていました。

ツイッターにも書きましたが、このコカ茶の葉っぱはまんまコカでコカインの原料なので、
このまま持って帰国すると空港で捕まります。
また、行き先日本に限らず、これを持って出国しようとすると普通に捕まります。
「コカ茶」としてちゃんとティーパックなどになっているものは大丈夫だと聞きましたが、
万が一にも空港でワンコに吠えられたくないので、私は持って帰る気にはなれません。


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散々暴言吐いといてなんですが、クリスマスのお菓子も買いました。
よく知らないのですが、これはエクアドル、ペルー、ボリビアとどこの国でも見かけるお菓子で、
ディスプレイの感じからして多分クリスマス用のそれなんだと思います。

山小屋で1人クリスマスをやるのです。
わびしくて良いでしょう。
こうなったらとことんまで自分を追いつめようと思いまして。



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ツアー会社で装備の確認もしました。
これは雪山登山用のブーツ。
スキーブーツの様な、固くて水を通さないやつです。

何故左右の靴ひもの色が違うのかは不明です。


その他についても、リストを一つ一つ読み上げながら全て足りているかの確認をしました。
私はそんなに服をもっておらず、大体いつも身につけているものが全てなので

「トレッキングシューズ」
「これでいい?」
「OK」

「フリース」
「これしかないけどいい?」
「OK」

「デイバック」
「これは?」
「OK」

という感じで次々とOKを貰い、全ての確認作業をクリアしました。


と、こんな感じで準備は整ったわけです。
明日からワイナポトシに登ります。


<情報コーナー>

○ ワイナポトシツアー

私が選んだツアー会社は「Travel Track」。
Sagarnaga通りを登り、1ブロッグ目のMurillo通りとの交差点を過ぎて10メートルくらい歩いた左手側。
看板は大きくないので、ちょっと分かり辛いかもしれない。

2日ツアー(1泊2日):500ボリ前後
3日ツアー(2泊3日):900〜1000ボリくらい
値切れば800台後半くらいにはできると思う。
私は言い値の1000で、値切る代わりにいくつかの不足品のレンタル料を込みにしてもらった。

移動費、宿泊費ほか装備の大部分は料金に含まれる。
寝袋は含まれないが、レンタルできる。


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| ボリビア | 23:29 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

クリスマスさんこっちこないで

もうすぐクリスマスですね。

日本は今ごろクリスマスムード一色でしょうが、
ここ南米もそれなりに一色です。夏のくせに!夏のくせに!



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が、南米、少なくともここラパスのクリスマスは私たち日本人が想像するものより控えめで、
「一応ツリー立ってますけどね」くらいのものです。
単にイメージの問題なのですが、白い雪やコート姿の人々がいないと、クリスマス感が出ないというものです。


しかし、旅人達はここ一ヶ月ほど前からクリスマスとお正月をどこで過ごすかの話題で持ちきりです。
私はクリスマスの雰囲気自体は好きなのですが、旅を中断してまで楽しみたいものでは無いので
非常に鬱陶しい困惑していました。

偶然立ち寄った街がクリスマスで盛り上がっていたらそれは嬉しいですが、
何週間も前からこの日に向けて計画を立てる程の情熱はないのです。

しかも、クリスマスは一部の宿が閉まったり混んだりするのです。
何故望んでもいない行事に巻き込まれないといけないのか。
ファッキンクリスマスなのでございます。

そんな私の心などつゆ知らず、旅人達はいつも私に聞いて来ます。

旅人A「クリスマスはどこで過ごすの?」
私「いや〜まだ決まってなくて」
旅人B「クリスマスはどこで過ごすの?」
私「うーん、どうしようかと」
旅人C「クリスマスはどこで過ごすの?」
私「いや、未定で・・」
旅人D「クリスマスはどこで過ごすの?」
私「いやだから・・・」
旅人E「クリスマスはど

うっさいなもうクリスマスなんか無い所に行ってやる!!


という会話をしたというのはまあ半分以上噓ですが、それなりにヤケになっていたのは本当です。

というわけで、クリスマスはワイナポトシ山に登ることにしました。




大きな地図で見る

ワイナポトシ山はラパス近郊にある雪山で、標高は6,088メートル。

地上がクリスマスに沸き立とうが、お正月に浮かれようが、豆撒きに勤しもうが、
かの山はいつも変わらぬ姿でそこにいるのです。
それどころか、吹雪いて登山者を拒絶したりもします。
なんともクールではありませんか。


「クリスマス何してた?」
「山頂で凍えてた」

クールではありませんか。



ワイナポトシ山は、「世界で最も安く登れる6,000m級」とか言われています。
詳しくは知りませんが、例えばキリマンジャロ登山などは軽く10万はかかるんだそうで。

一方、ここワイナポトシ山は、一泊二日なら6,000円程度、
二泊三日でも1万円少々で挑戦できてしまうのです。

また、アタックのスタート地点からして既に高く、4,700メートルから始められます。
つまり、1,400メートル登ればいいだけなのです。
もうゴールが見えている様なものではありませんか。


その割に登頂率は50%と高くなく、結局簡単なのか難しいのかよく分からない謎の山なのですが。



登頂率はさておき、そんなに挑戦し易い山ならこれに乗らない手はありません。

正直、これほど高い山への登山にはこれまで興味を持ったことはありませんでしたが、
クリスマスに追い詰められていたこと、デスロードでデスらなかったこと、なんかヤケになったこと、
など様々な理由の合わせ技により、急に

「よし、ワイナポトシ行こう」

と「そうだ京都行こう」くらいの気軽さで思いついてしまったのです。

早速ツアー会社に申し込みをしに行き、お金を払い、店を出た後ようやく

「え、ほんとに行くの?」

と思いました。


生きて帰れるでしょうか。


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| ボリビア | 22:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

デスロードを駆け抜ける

本日はデスロードツアーというのに参加します。

デスロードツアーとは、ラパス近郊の4,700mのお山から1,200mのナンチャラいう村まで、
自転車で一気に駆け抜ける面白ツアーのことです。
標高差は3,500メートル。約5時間かけて下るんだそうです。

何故デスロードと言うかというと、人がよく亡くなるからです。
この道は2006年まで公道として使われており、崖っぷちの未舗装の道路ということで
バスやら車やらバイクやらがしょっちゅう転落。年間うん百人という死者を出していたんだそうです。

現在は別の道が作られ、死者数はガクンと減りました。
が、ここがデスロードツアーなる狂った遊びに使われる様になってからは、その参加者が時々死にます。


私はこれに参加するわけですが、大丈夫です。
今ブログを書いているという事は生きているという事です。




PC207446.jpg
スタートポイント

朝ホテル前でピックアップしてもらい、ツアーの車でスタート地点まで来ました。
標高が高いので、そこそこ冷えます。




20-12-12 007
ツアー参加者達

本日のお仲間は私を入れて7人。
ツアー会社に借りた装備に身を包み、早速出発です。

なお、カメラや携帯以外の持ち物は全てツアーの車に乗せてあります。
ツアーの付き添いはガイドさんが2人と運転手さんが1人。
ガイドさん1人が先頭を走り、最後尾にもう1人が付きます。
また、このガイドさんはツアー中ずっと写真や動画の撮影をやってくれ、最後にCDに焼いて渡してくれます。
運転手さんは、私たちの荷物と予備の自転車を乗せた車で後ろから付いて来てくれるので安心です。

至れり尽くせりでしょう。
良く出来たツアーなんです。




20-12-12 004

最初はちゃんとした道を走ります。30分くらいでしょうか。
これを練習代わりにし、本番のデスロードに備えるわけです。




20-12-12 003

20-12-12 019

景色の良いところでは止まり、撮影大会が催されます。
陽気なツアーです。

私はすっ転んでカメラを壊してはかなわんので携帯しか持って来ておらず、
さらに、手袋をしているためそれを出すのが面倒臭くて、ほぼ撮影はしていません。
今日載せている写真の多くはガイドさんが撮ったものです。
よって、世界中のブログなりフェイスブックなりに同じ写真がアップされているかと思われます。
世界中と言っても7人なので、見つけるのは難しいと思いますが。




20-12-12 051

やって参りました。ここからが本番です。




20-12-12 058

20-12-12 067

デスロードはこんな感じ。

そんなにデスな感じはしないでしょう。
実際走ってみると、意外と命もってかれそうな道なんですよ。




20-12-12 087

目を凝らしてご覧下さい。
真ん中のゴミみたいなのは私たちです。

道幅は5メートル強と言ったところでしょうか。もう少しあるかも。
その道がウネウネと曲がりくねり、片側は崖。さらに、拳大の石ころがゴロゴロしているため結構大変です。
小さいのと大きいのは良いのですが、この拳大の石は誤って踏むとタイヤを取られ転ぶのです。

実際、私も2度程これを踏んでしまい豪快にスライディングし、壁に突っ込みました。
反対側に滑っていたら死んでいるので、いやあ生きてて良かったねと思います。

あと私ではありませんが、ドイツ人少女がブレーキを左右かけまちがえて空を舞っていました。
こちらの自転車はブレーキが左右逆ということもあるそうなので、参加される方は必ず事前に確認を。
舞う方向が崖だった場合、もれなく死にます。




20-12-12 110

ときおり全員で止まって、撮影大会をします。

なお、この写真はガイドさんの撮影の腕が絶望的に悪いだけで、実際は平らな道です。
本当にこんな傾斜が付いているとしたら、この後一人崖下に消える事になります。

この撮影大会は、先頭集団と最後尾の差を縮めるためにも重要です。
先頭集団は自殺願望があるので、ほとんどブレーキをかけないのです。
放っておけば先頭と最後尾の差は広がるばかりです。

なお、私は後ろから2番目でした。
最初は一位を狙っていたのですが、何がいけないのか、あまりスピードが出なかったのです。
先頭の欧米人共はあっという間に見えなくなってしまったので、
その後はもうどうでも良くなって鼻歌混じりにチリンチリン走りました。

鼻歌混じりに壁に突っ込んだりはしたのですが、
プロテクターのおかげで無傷なので別にどうということはありません。



IMG_3531.jpg

途中休憩です。

午前中の車内ではバナナとチョコレートを貰え、
ここではサンドイッチとコーラを貰え、
さらにゴールの後には昼食が待っているそうです。

素晴らしい包囲網ではないですか。
これで行き倒れるのは至難の業です。




20-12-12 175
チリンチリーン

私です。

どうですこの爽快な走り。
まるで近所のスーパーに買い出しに行く主婦の様な爽やかさでしょう。

ちょっとツアーの趣旨を理解していなかったかなと、反省している次第です。




20-12-12 134

20-12-12 128

途中、滝の下を走ったりもします。
一瞬の事なのに、ビッシャビシャになりました。カメラをお持ちの方は注意です。

デスロードを走っていると、沢山の十字架や供えられた花をみかけます。
この道で亡くなった人へ捧げられたものだそうです。
また、崖下に転落した原型を留めていない車両も見ました。
割とゾッとしました。




20-12-12 181

川を渡ったりもします。
川と言うか、単に浸水した道と言うか。

そこそこ深いので一気に走り抜けないとならず、
ガイドさんは冗談混じりに「ハマった人はラパスまで歩いて帰るんだよ〜(笑)」なんて言っていましたが、
私はもちろんハマりました。


IMG_3535.jpg

この通りです。
防水スプレーなんて何の役にも立ちません。




20-12-12 186

で、ゴールです。

文にするとあっさりですが、トータル5時間ほど走って来たので結構汗をかきました。
上の方は涼しいのですが、下は熱帯地方だとかでかなり熱いのです。

35番が私です。
チェケナーみたいなポーズをしているやつ。やれと言われたものですから。



IMG_3536.jpg

ゴールの後はリフレッシュタイム。
シャワーやプールを借りられるとは聞いていましたが、
まさかタオルとシャンプーまで貸して貰えるとは思いませんでした。
非常に気が利いています。




IMG_3537.jpg

IMG_3538.jpg
本日のお昼ご飯

ビュッフェスタイルのご飯でした。
私は嬉々として全部盛り、当然おかわりもしました。2回。



PC217463.jpg

ラパスに帰って来ました。

デスロード完走は14:30。
その後昼食、休憩をはさみ、約2時間かけてラパスまで戻るので、
このころにはもう日が暮れかけていました。

最後まで気の利いたツアー会社で、景色の良い丘の上で車を停め、撮影タイムを作ってくれました。



IMG_3573.jpg 表

IMG_3574.jpg 裏

デスロードTシャツとCDです。
なかなかお洒落。

Tシャツはどこの会社でも貰えるそうです。
こちらで知り合った友人などは、Tシャツのデザインで会社を決めていました。


以上、デスロードツアーでした。
私は生きています。


<情報コーナー>

○ デスロードツアー

ツアー会社「Free bikes」
Sagarnaga通りを5分程(3ブロック)登り右折。
Av.llampu 通りを20メートルくらい歩いたところの右手側。

何軒か聞いたうちで一番安く、説明も丁寧で好感が持てた為決めた。
ツアー終了後にデスロードTシャツ、写真と動画を焼いたCDを貰える。
朝食(希望者)、軽食、ツアー終了後のシャワー、昼食、装備代込み。
朝7:30〜8:00ごろ出発、夜19:00〜20:00ごろラパスに帰還。

自転車のグレードによって値段が違う。300〜500ボリくらい。
私は一番安い300ボリのにしたが、問題無かった。
デスロードの入場料25ボリは別。


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| ボリビア | 22:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ラパス観光

PC207436.jpg
ムリーリョ広場

PC207441.jpg
マヨール広場(サンフランシスコ広場)

ラパスの観光の中心地はこの2つなんだそうです。
両者間の距離は徒歩10分くらい。
観光客は、だいたいこのどちらか周辺をうろついています。

マヨール広場に関しては、私はずっと「サンフランシスコ教会の前にある広場だからサンフランシスコ広場だろう」と思い込んでいたのですが、今グーグルマップを見たらマヨール広場と書いてあって衝撃を受けました。
けれど、タクシーやコレクティーボに乗ったときに「サンフランシスコ広場」と言ったら通じたので、別にそれでいいと思います。



PC207442.jpg
サガルナガ通り

上の2つの広場以上に観光客が集まるのがこの通りです。
ここはサンフランシスコ広場から伸びている小さな通りで、
両脇にはお土産物屋、ツアー会社、安宿がひしめき合っています。



PC207443.jpg
魔女市場

みたいな名前だったと思いますが忘れました。
何故こんな名前が付いているかと言うと、



PC207444.jpg

こういうものが売られているからです。

リャマだかアルパカだかのミイラです。
何だったか忘れましたが、何かに使うそうです。
呪いとかでは無かった気がするので、多分占いか魔除けかその辺りでしょう。




PC207445.jpg
闇市場

みたいな名前だったと思いますが忘れました。
さらに、地図を見る限り闇市場は実際にはここでは無い気がするのですが、分かりません。

何故闇市場などという名前が付いているかと言うと、別に鍋にチョコレートが入っているからとかではなく、
「何でもそろうから」とかそんな理由だったと思います。よく知りません。



PC207438.jpg
都会っぽい風景

やる気の無い文章を書いてしまいましたが、そんなにやる気がないわけではなく、ちょっと無いだけです。
何度も書いてますが、都会はあまり好きではないのです。
着いた町に「大きい」という感想を抱いた瞬間テンションが下がるのが、最近の私です。
大きな町は探し物が見つかりにくいし、人が多いし、やりにくいです。

けれど、ラパスはペルーの首都リマに比べれば格段に面白い町でした。
「世界で一番標高が高い首都」というキャッチフレーズにも惹かれます。
昨日載せた通り、盆地に張り付く町なので景色も面白いです。
標高が高いので空気が薄く若干寒いですが、慣れてしまえば心地よいです。


今日の観光は実はついでで、
実際にはデスロードツアーを扱っている良いツアー会社が無いかと探し回っていました。

デスロードツアーとは、未舗装の崖っぷちロードを自転車で駆け抜けるという面白ツアーのことです。
明日はこれに参加します。


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| ボリビア | 23:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

ラパスに移動

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太陽の島の朝焼け

宿の窓から日の出が見られました。
今日も今日とて曇り気味なのでお日様の顔は拝めませんでしたが、美しい朝焼けです。



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コパカバーナに戻る舟は10:30発。
それまでは昨日行けなかった謎の遺跡を探しに行こうかと思っていたのですが、寝てました。
昨日夜更かししすぎました。真っ暗な湖を眺めていたらいつのまにやら深夜になっていまして。

私はネットジャンキーですが、ネットが無いという状況も必要なのかもしれません。
無いものは仕方が無いと諦めれば、驚く程穏やかな時が過ごせるのです。
きっと現代人にはこういう時間が必要です。現代日本では意外と難しい事なのですが。



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出航

この島にいました。
小さな島に見えますが、見た目通りの小さな島です。
港は北と南にあり、南の方がやや観光色が強いんだそうです。




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本日の昼ご飯

コパカバーナに戻ってから頂きました。

トゥルーチャスペシャルみたいな名前のメニューを頼んだら、
明らかにトゥルーチャじゃないものが出て来ましたが、美味しかったです。




大きな地図で見る

コパカバーナに戻った後は、1時間後のバスに乗ってラパスに向かいました。
ラパスはボリビアの首都。
コパカバーナからはバスで約4時間です。



PC197405.jpg
途中の景色

コパカバーナからラパスへは、最初のうちはチチカカ湖の近くを走るのでとても景色が良いです。
湖の向こうにワイナポトシらしき雪山が見えたり、湖が光り輝いていたり、素敵な道でした。




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途中、こんな舟で湖を渡りました。
上がバス用で、下が人用です。

荷物は全てバスに残したまま、人だけ別の舟に乗って渡ります。
舟は後から渡って来るので、またそれに乗ってラパスに向かうわけです。

湖の渡し賃は1人1.5ボリ(18円くらい。)
それくらいバスチケット料金に入れといて下さいよと思うのですが、
そうしたらこれを集金する人のお仕事が無くなってしまうので、必要な手間なのかもしれません。

舟はたった10分程で向こう岸まで渡ります。写真からも分かる通り、対岸は非常に近いのです。
なら橋をつくった方が手っ取り早いのでは・・と思うのですが、こちらもまた、上と同じ理由でつくらないのかもしれません。あるいは、単に建設費の問題か。外国の事情はよく分かりませんが、分からないなりに、色々と考えさせられます。



PC197427.jpg

ラパスに入りました・・・が、とんでもないものにお出迎えされてしまいました。
何でしょうかこれは。

良く見たらお人形でしたが、怖い事に変わりはありません。
さらに恐ろしい事に、ここだけではなく、割と色んなところでこのお人形を目にするのです。
この町どうなってるんでしょうか。コパカバーナに帰りたいです。



PC197432.jpg

ラパスは盆地につくられた町です。
外から来たバスは盆地の上の方から入るので、車窓からはこんな景色を拝む事が出来ます。
器をひっくり返した様な地形に土色の建物がビッシリ張り付いていて、面白い景色です。

そんな地形なので、町は坂だらけです。平坦なところなどほとんど無いくらい。
なので、バスを降りたあと宿を探すのがとても大変でした。

だいたいこのあたりに安宿があるらしい〜というのは知っていたのですが、
宿自体の目星をつけていなかったので、重い荷物を持って坂の町を彷徨い歩く羽目にあってしまいました。
安い宿は多いのですが、ネットがある宿がなかなか見つからなかったので。
で、結局1時間半くらい彷徨い歩き、なんとか良い条件のホステルに入りました。
色々あってラパスの宿は3つ体験したので、宿情報はラパス編の最後に載せたいと思います。


例によって勉強不足のため知らなかったのですが、この町は標高約3,800メートル。
富士山より高いようです。
道理で息が苦しいと思いました。



IMG_3503.jpg
本日の晩ご飯

シルパンチョという名前のボリビア料理なんだそうです。

肉の下にはご飯と芋が入っていました。
たまごを崩しながら食べると美味です。



今日からしばらくラパス編です。


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| ボリビア | 22:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

太陽の島 イスラ・デル・スル

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本日の朝ごはん

朝8:30の舟に乗るつもりが起きられず、ついでに雨も降っていたので、
次の13:30の舟に期待をかけて二度寝しました。




大きな地図で見る

本日の目的地は太陽の島です。
チチカカ湖に浮かぶこの島には遺跡があったり、夕陽が綺麗だったりするそうです。

なので、今日はこの島に泊まるつもりでコパカバーナの宿に大きい荷物を置いて来ました。



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これで行く様です。
小さい船ですが、船内にギッチリ、船上にもギッチリで結構な人数を運んでいました。



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船はちんたら進みます。

結構近そうに見えるのに所要1時間半と言われウソこけと思っていたのですが、納得しました。
あと、前半は比較的穏やかに進みましたが後半の一部で酷く揺れたので、船酔いする方は注意です。



IMG_3481.jpg

グーグルマップで見る限り太陽の島はコパカバーナと地続きなのでチャリンコでも借りて行こうと思っていたのですが、実際行ってみたら完全に独立した島でした。またグーグル先生に騙されるところでした。
私はいつかグーグル先生に殺されると思います。チャリンコで走っていたら崖下に転落、とか。



PC187250.jpg

到着&上陸しました。



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もっとパアーッと宿やレストランが並んでいると思っていましたが、見たところ非常に寂しい感じです。



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中腹あたりから

とりあえず坂を登ってみたら、続々と宿が現れました。
しかし何軒聞いてもWiFiのある宿が見つかりません。

コパカバーナからそう離れていないし、
Wifiのひとつくらいあるだろうと思い特に宣言もせぬまま出て来てしまったので少々困りました。
できればこの島に2泊ほどしたかったのですが、私の中で「事前連絡無しの音信不通が許されるのは1泊まで」
と決まっているので、どうやら明日には島を出ないといけなさそうです。


PC187254.jpg
太陽の島の犬

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ロバ

PC187271.jpg




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PC187276.jpg

絶対条件のWiFiが無いと分かると全てがどうでも良くなったので、
適当に人気のなさそうな宿に入りました。25ボリ、約300円でした。
客は私一人です。

この宿は室内に電源すら無いというシンプルさなので、
物価の安いボリビアにおいては別にお得な宿では無いと思いますが、景色は素晴らしいです。私以外に誰もいなかったため、東側の一番景色の良い部屋に入れて貰えたのです。ここなら窓から朝焼けが見られます。早起きして出かける手間が省けました。



PC187274.jpg

宿に荷物を置いてその辺を歩いて見ましたが、気になるのは宿とレストランの多さです。
観光客の数に対し、それらがあまりに多いのです。

おかげで多くの宿は閑散とし、やっているのかいないのか分からない状態です。
上に登れば登るほど深刻な状況でした。多分、3分の2くらいの宿を閉じても十分間に合うと思います。

写真は私が見た中で一番上品そうなホテルですが、アルパカ以外は客も授業員も誰もいませんでした。
あと、このアルパカはちょっと前髪を切った方がいいんじゃないかと思いました。



PC187282.jpg

南の斜面を登り切ってみたら、反対側が見えました。
日が沈むのはこちら側。正確にはもちろん西側ですが、島の北側であるここから綺麗に見えそうです。
ただ、今日も曇り空なのですが。最近お天気に恵まれません。雨期は伊達じゃないのです。



PC187299.jpg

特にすることもないので、そのまま散歩にでかけました。
うろ覚えですが、島の北側がのどかでとても良いと聞いた気がします。
あと、島のどこかに遺跡があるとか聞いた様な気がするようなしないような気がします。



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北側に入るには入場料がいる様です。
15ボリ(約190円)です。

この先に何があるかと聞くと、やはり「遺跡」とのお答えでした。
20分で行けるとのこと。
現在18:00ですが、日の入りは19:00なので行って帰って来れそうです。



PC187313.jpg

そこそこの登り坂でした。
なんか息苦しいなと思ったのですが、そういえばここは標高が高いです。
今調べましたところ、チチカカ湖の標高は3,800メートルだそうです。
道理で苦しいわけです。



PC187316.jpg

登っても、


PC187321.jpg

登っても、


PC187323.jpg

登っても次の坂が現れました。
心を砕かれそうです。


PC187331.jpg

約20分ほど歩いたころ、こんなものが現れました。
何でしょうかこれは。

今だいたい20分くらい歩いたので、
料金所のお兄さんが言っていたのはこれなんじゃないかと思うのですが、

何でしょうかこれは。



PC187339.jpg

向こうにはまだ道が続いています。

さっき見たあれは多分違うと思うのでおそらくこの先に遺跡があるのですが、タイムリミットです。
速く戻らないと日が暮れてしまいます。
懐中電灯はコパカバーナの宿に忘れて来たし、携帯の電池も切れそうだし、街灯ももちろん無いし、
暗くなる前に帰らないとこの寒空の中遭難してしまいます。

料金所で私に「20分」と言ったお兄さんは、どこまでの所要時間を教えてくれていたのでしょうか。
休憩は挟まずスタスタ来たので、人より時間がかかっている可能性は低いです。

南米人の時間設定は本当にどうなっているんでしょうか。
カバナコンデのオアシスしかり、オジャンタイタンボのお山しかり、今回しかり。



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で、同じ道を帰った訳ですが、またおかしな物を発見しました。
道端にあったのですが、来たときは気付きませんでした。

バッド・エンドですかね。
何故こんな道端でバッド・エンドを迎えないといけないんでしょうか。


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ひっくり返してみました。

プルプル?

何なんですか本当に。



PC187348.jpg
料金所の壁

あの先へ進めばコレがあったと言う事でしょうか。
これは・・・・何ですかね。

別に見なくても良かった気がして来ました。


なお、夕焼けについてはやはり曇り空のため綺麗に見えませんでした。
あと遺跡については、今思えば、道を間違えた可能性があります。
地図通り進んだと思うのですが、どうせ私の感覚です。間違えたのでしょう。いつものことです。



IMG_3476.jpg
本日の晩ご飯

オムレットとやらを頼んだらこれでした。
見た目よりも美味しかったです。


<情報コーナー>

○ 太陽の島行きの舟

8:30/13:30の一日2本。所要1時間半。
帰りは、10:30/16:00の2本。

他、行って帰る日帰りツアーもある様子。
こちらだと島の北側に寄ったり、 お隣の月の島に寄ったりもしてくれるらしい。


○ 太陽の島の宿

自分で見て回ったのと他の旅行者に聞いて回ったのとを総合すると、どうやらWifiのある宿は無い。
あるかもしれないけど、少なくとも南側で2時間探した範囲では無い。

「Hostel Illanpu」
島の南側の坂を3分の2くらい登ったところの右手側。看板がとても小さいので見つけ辛い。
インターネットと大きく書かれたレストランと同じ通り、100メートルくらい先。
なおこのレストランにもWifiはないが、PCを借りられるらしい。

シングル25ボリ。電気とベッドがあるだけの簡素な部屋。Wifi、朝食など何もなし。
ホットシャワーと言っていたが夜断水したので不明。電源は併設のレストランか、別室のを貸して貰える。
2階一番端っこの部屋がとても見晴らしが良い。部屋から朝日が見られる。


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| ボリビア | 23:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

プーノに行くはずだった

バスは早朝5:30にプーノに到着しました。

プーノは言わずと知れているかは分かりませんがチチカカ湖の最寄り町で、
トトラという植物で作った浮き島や、そこに暮らす人々の生活に触れられることが魅力なんだそうです。

このチチカカ湖はかなり巨大で、ボリビアとの国境をまたいで広がっています。
この湖を越えればボリビアです。
なので、今日はここプーノでチチカカ湖を楽しみ、トトラで作ったなんちゃら島にも上陸し、
ちょっと贅沢してワインを買ったり良い宿に泊まったりして、ペルー最後の夜を満喫したいと思います。


思っていました。




PC177178.jpg
コパカバーナ

ふと気づくと、私はコパカバーナという町にいました。

コパカバーナはチチカカ湖畔、ボリビア側の町。
国境を越えています。


事の起こりはこうです。


朝5:30、私を乗せたバスはプーノに到着しました。
バスを降りた私は、とりあえずトイレに行きました。
トイレから出たら、宿の客引きの人が寄って来ました。
窓の外を見たら、雨が降って来ました。
客引きの人から離れ、ベンチに座ってしばらくじっとしていました。
ふと、何もかもが面倒臭くなりました。

「コパカバーナ行きのバス出るよ~」
「あ、乗りまーす」


以上です。



PC177179.jpg

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本日の宿

そしてコパカバーナです。

ボリビアはおろかコパカバーナの事も何も知らずに来てしまったので、
とりあえずバスを降りて徒歩5秒の所にあった宿に入りました。





大きな地図で見る

私はここにおります。

まだチチカカ湖畔なので、ここをプーノ代わりにすればいいかと言うことで脳内低橋会議はまとまりました。


なお、国境越えは簡単でした。

国境でバスを降りるとまず両替屋に立ち寄る時間が貰え、そのまま歩いてペルーの出国審査へ。
ハンコを貰って建物を出たらバスがいなくなっていたので、周りの人達と顔を見合わせながら、
バスが進んだと思われるゲートの向こうへ歩いて行きました。
おそらくこれがペルーとボリビアの国境でした。
ゲートをくぐった後は、ボリビアの入国審査を受けに小さな建物の中へ。
こちらも簡単で、特に何も聞かれること無くあっさりと30日分の滞在許可を貰えました。

で、またバスに乗り込み、少し走り、ここコパカバーナに到着し今に至るというわけです。


調べたところ、ボリビアとペルーには1時間の時差があります。
ボリビアの方が1時間先に進んでいます。
さっそく時計を直し、あっさりと1時間奪われました。

日本との時差は13時間。
日本がお昼の12:00を迎えているころ、私はまだ昨日の23:00を生きています。



PC177184.jpg
本日のお昼ご飯

雨がポツポツ降っていますが、少しその辺を歩いてみました。

ボリビア最初のご飯は、包み焼きのような何かです。
じゃがいもや肉やゆで卵が入っていて、少し濃い味で、美味しかったです。

たった今調べましたところ、サルテーニャというお料理だったようです。



PC177180.jpg

でっかい教会がありました。



PC177183.jpg
第一ボリビア犬

南米に入ってからあまり猫を見かけません。
犬99に対して猫1という感じ。
猫だらけなギリシャと足して2で割るとちょうどいいかもしれませんね。



PC177225.jpg
宿の窓から

雨が強くなったので一度宿に帰り、夕方また出かけました。
この丘の上からの夕日が綺麗だそうなのです。



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道がわからないので適当に目指しましたが、当たりました。
途中で小型犬と一戦交えつつも、無事お山の入り口へ。



PC177198.jpg

宿からは30分、山道に入ってからは約15分で登頂できました。
思ったより小さい丘でした。



PC177196.jpg
コパカバーナ

可愛らしい町です。おもちゃみたい。


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反対側に回ってみたら、良い感じに日が沈みかけていました。
ただ、少し曇っているので茜空は拝めなさそうです。

だいたいあのお日様の下辺りがプーノだと思います。
知りませんけど。方向音痴だって言ってるでしょうが。



PC177210.jpg

しばらく空と湖を眺めていましたが、寒いのでもう帰る事にしました。
よく考えたら、日の入りは19:00です。
現在まだ18:00過ぎ。凍えてしまいます。


帰りは湖側の急斜面を下る事にしました。
「急斜面を下る」に関してはつい先々日酷い目にあったばかりですが、
今回はちゃんと道が見えているので大丈夫です。




PC177216.jpg

のんびり写真を撮りながら下っていたら、
下界に着く頃にはすっかり日が落ちていました。




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本日の晩ご飯

港にたくさんレストランがあったので、夕飯にしました。

チチカカ湖名物のマス料理です。スペイン語ではトゥルーチャと言います。
調理法は焼く、揚げるなどがあり、中でもバターソテーが美味しいそうです。
そうとは知らず普通に焼いたトゥルーチャを頼みましたが、美味しかったです。



明日は太陽の島というところに行こうと思います。
グーグルマップで見つけ、調べたら面白そうな島だったので。


<情報コーナー>

○ プーノからコパカバーナ

朝7:30、または14:30発のバスで約4時間。15ソル。
コパカバーナの直前で国境審査あり。

○ コパカバーナの宿

「Hostal Colonial」
バス会社やツアー会社が集まる一角にある巨大なホテル。
プーノやラパスからのバスはおそらくここの目の前に着くので、すぐ分かると思う。
シングル(バス・トイレ共同)35ソル、シングル(バス・トイレ付き)50ソル。
シャワーは悪くない。Wifiは全部屋で使える。朝食付き。併設のレストランあり。


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| ボリビア | 22:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ペルーまとめ


大きな地図で見る

次の目的地はチチカカ湖畔の町プーノ。
こちらをペルー最後の町にして、その後はボリビアに入ろうと思います。

プーノへの移動は夜行なので、それまで暇です。
なのでそれまでは市内観光を・・・というのを書きたいのですが、今日は何もしていません。
仕方が無いので「本日のお昼ご飯」でも載せようかと思ったら、何の写真も残されていませんでした。
何も食べなかったんでしょうか。そんな馬鹿な。


本当に仕方がないので、ペルーのまとめを書こうと思います。
まだ次のプーノが残っていますが、別にいいです。


<ペルーまとめ>

ペルーには結構長い事いた気がします。
今パスポートを見ましたところ、入国日は10/23。
ということは2ヶ月近くいたということに・・・見なければ良かったです。
イースター島の分1週間を考慮したとしても、私は2ヶ月も何をしていたんでしょうか。
後半のダラけっぷりが悔やまれます。




大きな地図で見る

ペルーでの行程をまとめました。
実際はクスコから一度リマに戻りイースター島に行きましたが、
イースター島はチリなのではぶきました。

ペルーは大きく分けて、
西側が湾岸地帯、真ん中(左寄り)がアンデス山脈、東側がジャングル地帯です。
私は湾岸地帯と山岳地帯をジグザグと南下して来たことになります。

こうして見ると、私は東側には全く行かなかった様です。
しかし、最近ペルー北東部のジャングル地帯ではテング熱が大流行していると聞いたので、
行かなくて幸いだったかもしれません。

テング熱とは、蚊を媒介して感染するいわゆる熱帯病の一種で、感染すると頭痛、発熱、発疹などの症状が現れます。予防接種はなく、的確な治療法もありません。ただ、マラリアなどに比べ症状が重くなる事は少なく、生命の危険もそう高くはありません。が、もちろんかからないにこしたことはありません。



<ペルーの町感想>

ペルーで個人的に好きな町は、カハマルカです。
町の規模が大きい割に遊べる範囲は狭く、かつ狭すぎず、賑やかでとても楽しかったです。
あと乳製品の店が沢山あったり、温泉があるのも良かったです。

チャチャポヤスやワラスも好きです。
町自体はとても小さいですが、私は小さい町が好きです。
そして、周りを大きな山に囲まれているので景色がとても良く、
チャチャポヤスには立派な遺跡が、ワラスには立派なトレッキングルートがあるのが良いです。

アレキパには特に惹かれませんでしたが、アレキパ近郊のコンドルの谷はやはり、最高でした。
ただ、メルカドはアレキパのが一番良かった気がします。
アレキパは食の町とも言われ、何を食べても美味しいのです。


ペルーの見所は南部に集約されていますが、私は断然北部が好きです。
北部はほとんど観光地化されていないので人々がガツガツしておらず、穏やかで良い町が多いのです。
観光費用や宿代を筆頭に、物価もだいぶ違います。
北部のんびり、南部弾丸で旅をするのがお勧めです。



<ペルーごはん>

ペルーのごはんは美味しいです。


IMG_2764.jpg
アンティクーチョ

一番好きになったのはアンティクーチョ。ハツの串焼きです。
夕方ごろになると町中に屋台が現れます。1本1〜2ソル程度。


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セビーチェ

レモンたっぷりマリネです。
朝一でメルカドに行くと新鮮なものが食べられます。
お店によってかなり味が違い、評判のセビーチェレストランなどは本当に感動の味が出て来ます。


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アヒ・デ・ガジーナ

個人的に、一番衝撃を受けたペルー料理はこれでした。
材料の少なさに対して味の深みが素晴らしいのです。
帰国してもまだ作り方を覚えていたら、必ず作ります。



<ペルーの人>

ナスカ人はくたばれ

明るくて良い人が多いです。
ただ、タクシーやツアー会社など、商売人の男の人は小賢しい人も多いです。特に南部。
ボラれたりおつりを誤摩化されたりする事があるので注意です。

インディヘナのおばちゃんなどはいつも笑顔で可愛らしく、とても好きです。
あとちびっ子の愛らしさが尋常ではありません。
人じゃないけど、野犬も可愛いです。でも狂犬病に注意。むやみに触ってはいけません。


<治安>

悪いようです。

私は運良く無事ですが、スリにあった人、首閉め強盗にあった人、宿で荷物を盗まれた人など、たくさん見かけました。とくに、大きな町や観光地化された町は犯罪遭遇率が高いようです。また、日本人はお金を持っていて狙い易いということで、日本人宿の周りも危ない場合がある様です。

あと、長距離バス内での盗難にも注意が必要です。
荷物を頭上の棚に置いておくと寝ている間に盗まれるので、必ず目の届く所に置かなくてはいけません。
私は、短距離の場合は膝の上にしっかりかかえ、長距離ないし夜行の場合は足下に置いていました。
足下に置く場合、後ろの席の人が座席の下から手を伸ばして荷物を引き抜く、という方法でスられる場合もあるそうなので、私はリュックに南京錠をかけ、かつ椅子の手すり等に鍵付きワイヤーで固定していました。
これで絶対大丈夫というわけではありませんが、今のところ無事です。


以上です。


プーノ行きの夜行は翌朝5時頃着。
がっつり寝ようと思います。


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| ペルー | 23:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

オジャンタイタンボの山で途方に暮れる


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昨日決めた通り、本日はこの山に登ります。
広場の脇にあるツーリストインフォメーションで聞いた所、「2時間で登れるわよ」とのこと。

今日はのんびり村を出て、片道3時間のハイキングでマラスの塩田という所に寄って、それからクスコに帰る
という予定だったのですが、これを急遽変更して、
午前中で登頂して、下って、午後に村を出て、マラスの塩田までハイキングして、それから帰る
というスケジュールで参りたいと思います。
一日中歩き回ることになりますが、そういう苦労は好きです。

なお、マラスの塩田とはクスコ近郊のマラス村にある塩田のことで、
山の斜面に広がる真っ白な塩田風景が大変美しいんだとか。
こちらもツイッターで教えて頂き、是非行こうと決めました。

が、少しのんびりしすぎた為に、雨期になり塩の作成期間は終わってしまったようです。
先日行った人に尋ねた所、「もう茶色くなっちゃってた」とのこと。

「それは楽しめるんですか?」
「楽しめるかどうかは本人の気持ち次第です。」

何かを試されている気がしました。




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お山の入り口

とりあえず、お山に登ります。

お山は「Pinkuylluna」という名前の様ですね。
愛らしいではないですか。




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写真の真ん中に写っている遺跡に寄りつつ、てっぺんまで行く事が目標です。
お天気も良いですし、気持ちよく登頂できそうです。



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道はこんな感じ。ゴロゴロしていますが、歩きにくいと言う程でもありません。



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少し登っただけでこんな風景が。
入れなかった遺跡の全景がよく見えます。私はこれで満足です。




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本日の相方

気付いたら付いて来ていました。



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30分くらい歩いたでしょうか。
あっという間に遺跡に着いてしまいました。

遺跡の近くではヨーロピアンらしきカップルが座り、のんびりと景色を楽しんでいます。
先ほど道端に投棄されたリュック2つを見かけましたが、どうやら彼らの物の様です。
そこそこの傾斜のある山道なので、途中で重たくなったのでしょう。

かくいう私も、宿のセキュリティがゆるそうだったので鍵の無い荷物を預ける気にならず、全て持って来ているので重いです。何故山を登るのにパソコンを持って来ているのか・・もう治療不可能な所まで来ているネットジャンキーみたいで、虚しい気持ちです。



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さて、道に迷いました。

遺跡を過ぎて以来どんどん狭く細くなってはいたものの、さっきまで一応道らしきものはあったのです。
しかし、気付いたら岩の上というか崖の上というか、明らかにおかしな所にいました。



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下を向いても岩で、


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上を向いても岩です。



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なお、山頂はまだ遥か彼方です。

これはおかしいですね。
ツーリストインフォメーションのお姉さんは「2時間で着くわよ」と言っていたのに、
現在すでに2時間半が経過しています。岩の上で1時間昼寝したことを差し引いても、1時間半です。
山頂まであと30分で行けるとはとても思えません。

そこで、「どこで道を間違えたんだろう?」と地図を広げてみたら、
地図には遺跡までのルートしか載っていませんでした。
ということは、お姉さんの推奨ルートはもともと遺跡までだったということでしょうか。
そういえば、私はお姉さんに「あの山に行きたい」とは言いましたが、「登頂したい」とは言っていません。

ということで、今思えばお姉さんは「遺跡まで2時間」と教えてくれていたと考えるのが妥当かと思うのですが、
ところがどっこい、遺跡までは30分でした。

私は一体、どこへ導かれていたのでしょう。
あまりにも解せぬ展開に、岩の上で首をひねるのでした。



が、首を何十度ひねろうが、道に迷っている事実は変わりません。
とりあえず今は道を探すのが先決です。
「解せぬのう」と思いながらまた岩の上で1時間寝てしまったので、もう午後なのです。
マラスの塩田に寄る時間が無くなってしまいます。

山頂付近に2、3人の人影を見たので登頂ルートがある事は確かなのですが、
どうにもこうにも、道が分かりません。
もしかしたら入り口からして別だったのでしょうか。
あるいは、幻覚でも見ていたのでしょうか。



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辺りを散策すること幾数分。
上り道は見つからず、ついでに下り道も見失って、完全に身動きが取れなくなってしまいました。

何故来た道が消滅しているのでしょうか。神隠し的な何かを感じます。




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半分諦めている私

下の方に村は見えていますが、私が今居る岩の周りは急斜面の草むらなので、これを下るのは危険です。
実際、ここ数分の散策で何度も滑り落ちかけたのです。
この斜面は、ひとたび滑ったら簡単には止まれなさそうなくらい急です。
村まで滑り落ちれば誰かに発見してもらえるでしょうが、
できれば大きな怪我はしたくないし、生きて帰りたいのです。

ちょっとお山に登って登頂して風に吹かれたかっただけなのに、
私は何故こんな所で遭難しているのでしょうか。
村はすぐそこに見えていて一見すると簡単に帰れそうな分、虚しさもひとしおです。




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バナナ

諦めることにしました。

いえ、生還することをではなく、正しい道を探す事をです。

もうどうにも道は開けないので、軽く命をかけて急斜面を下る事にしました。
石の上にも3年などと言いますが、ここに3年座っていても骨になるだけです。

時刻はすでに13:30。
登頂もできず、道に迷い、石の上にも3時間。
とうもころしという最強ツールを渡してもらえれば、泣ける自信はあります。




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30分程急斜面を這い回りながら奮闘した結果、なんとか道を発見しました。
そして、もう登頂する気力も時間もないので、大人しく下山しました。

下から山を見上げた人々は、急斜面に張り付く家庭内害虫の様な私をどう思ったでしょうか。
事態を察してくれたでしょうか。あるいは、楽しげに見えたでしょうか。
後者であれば幸いだと、2本目のバナナを食べながら静かに思うのでした。




下山完了時刻は14:30。
マラスの塩田に寄る時間はありません。

本来、塩田へはマラス村からタクシーをチャーターして行くもの。
公共交通機関がないので、タクシーか3時間ハイキングしか道はないのです。

私はタクシーはあまり好きではなく、ハイキングが好きです。
塩田も魅力的ですが、そこまでのハイキングもまた同じくらい楽しみにしていたのです。

しかし今の私には、体力はあっても気力がありません。時間も。
そして辿り着けたとして、そこにあるのは茶色い塩田。

「楽しめるかどうかは本人の気持ち次第です。」

虚しい気持ちになりそうです。


雨が降って来て疲れきった心にトドメを刺されたので、そのままクスコに帰りました。


<情報コーナー>

○ オジャンタイタンボのお山「Pinkuylluna」の行き方

メイン広場の北側の道「Calle Principal」を東方向へ。
1ブロック目を左折し、「Lares Calle」に入る。この道を1分少々歩くと右手に入り口が現れる。
遺跡までは片道30〜40分。入場無料。


○ マラスの塩田の行き方

(ルート1)
クスコからマラス村まではコレクティーボで1時間〜1時間半くらい。
クスコからウルバンバ行きのコレクティーボに乗り、マラスで途中下車。

(逆ルート)
オジャンタイタンボからマラス村までは45分〜1時間くらい。
1、オジャンタイタンボからウルバンバ行きのコレクティーボに乗る。
2、ウルバンバからクスコ行きか、チンチェーロ行きのコレクティーボに乗ってマラスで途中下車。

マラス村から塩田までは公共交通機関は無いので、
タクシーをチャーターするか片道3時間のハイキングで行く。
タクシーは往復で30〜40ソルくらいらしい。

また、クスコの各ツアー会社が、マラスの塩田と近郊のモライ遺跡をセットにしたツアーを扱っている。


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| ペルー | 22:22 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

オジャンタイタンボに遊びに行く


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バスは朝方クスコに到着しました。

今日はクスコ近郊のオジャンタイタンボという町に一泊旅行に行きたいので、
クスコではとりあえず以前と同じ宿に行き、大きい方の荷物を預かって貰いました。

相方も別路線でクスコに戻っていたのですが、ここでお別れです。

ここからはまた一人旅。
旅先での出会いにはすぐ別れの日が来るということは分かっていたはずなのに、
別れた後はなんとなく、足に力が入らない感じがしました。




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オジャンタイタンボ

コレクティーボで約1時間半。
オジャンタイタンボに到着しました。

クスコからオジャンタイタンボはとても近いのです。

オジャンタイタンボはマチュピチュへの道のちょうど中間くらいにあり、
マチュピチュ行き列車が出る町でもあります。
以前書きました通り、マチュピチュ行きのルートはいくつかあるのですが、
旅行者の多くが選択し、経由するのがこの町です。

オジャンタイタンボについては、
以前ツイッターで「のんびりするのに良い町だよ」と教えて貰って以来とても気になっていました。
そこで、マチュピチュの帰りに寄ろうとしたのですが、色々あって叶わなかったのでございます。
詳しくは11/29の日記をご参照下さい。



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ここオジャンタイタンボにも、立派な遺跡があります。
上の写真に写っているのがそうです。

この遺跡へは、クスコのサクサイワマン遺跡などとの共通券で入る事ができます。
共通券は70ソル(約2,400円)です。

ナスカ以来「ペルー人とお金の食い合わせ」状態になっている私は、
もちろん払う気がありません。払わないので、入れません。

せっかくの貴重な遺跡なのにずいぶん貧相な思考回路になってしまったなと、反省している次第です。




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ここは町の作りがとても魅力的です。

小さな町・・というより村と言った方がいいかもしれませんが、
小さな村に、石造りの小道が綺麗に並んでいるのです。

小道の脇には小さな水路が引かれていたり、子供がしゃがんで遊んでいたり、子犬が寝ていたり。
そして村のまわりは美しい緑の山々です。

聞いていた通り、とてものどかで素敵な村でした。



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広場から辺りを見回すと、なんだかそそられる山が見えました。

路肩でアクセサリーを売っていたお兄さんに尋ねたところ、
この山には登ることが出来るんだとか。
山の中腹に遺跡が見えますが、こちらは入場料はかからないとのこと。

なので「じゃあ行ってきます!」と立ち去ろうとしたら、
「あと30分で日が暮れるからやめなさい」と真っ当な事を言われたので、明日に持ち越しです。
これは困った事になりました。今日が暇です。



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本日の宿

安宿を探したのですがどこもWiFiが無かったので、ちょっと良い宿にしてみました。
オジャンタイタンボはネット事情がイマイチの様です。


<情報コーナー>

○ オジャンタイタンボの宿

最安値15ソルくらいからあるが、安い所は基本Wifiもネットもない。
目についた宿10軒くらいを尋ねた範囲では、WiFi付き宿の最安値は35だった。

私が泊まった宿については、名前をメモするのを忘れたので名称不明。
メイン広場から遺跡方向に坂を下り、橋を渡る直前の道を左折した角あたりのホテル。入り口脇にミニマーケットがある。シングル(バストイレ付き)35ソル。Wifiはフロントと中庭のみ。部屋は綺麗。ホットシャワーはガス式でかなり優秀だが、使う時間を事前指定する必要あり。朝食無し。



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| ペルー | 20:37 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

クスコへ戻る

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クスコ仲間が「モンゴルトゥグリックが両替できなくて困っている」と言うので、
面白半分でペルーソルと交換しました。

なのでちょっとモンゴルでも行こうかなと思い、ウランバートル行きのフライトを探しましたが、
最安値でも片道20万超えと大変お高かったのでやめました。アジアは遠いです。

そもそも、交換した21,900モンゴルトゥグリックは日本円にして1,370円です。
到着したその日に使い切って終了です。




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本日はクスコに移動します。

もともとクスコから南下してボリビアに入る予定でしたが、
急遽イースター島に遊びに行く事になりリマに戻ったわけです。
なので、本日再びクスコに舞い戻り、そこからまた南下を開始します。
また、クスコでやり残した事もいくつかあるのでそれもやりたいと思います。

写真は席からの風景です。

私は2階1番前の窓側席が好きです。
横と前に大パノラマが広がっていて楽しいからです。
この席を取るため、バスはいつも前日のうちに予約をするようにしています。

そういうわけで、今回も「パノラミコ(パノラマ)の席にして下さい」とお願いして
OKを貰ったはずなのですが、乗ってみたらこれでした。
きっとカーテンを開ければパノラミコが・・・と思いましたが、
そこにあるのは運転手さんの後ろ頭だけでした。
私はそっとカーテンを閉じ、側面の窓からの眺めを楽しむのでした。




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本日のお昼ご飯

以前一度書きましたが、リマからクスコは20時間の旅路なので車内食が出ます。
お昼ご飯はリョモ・サルタードでした。

今回乗ったバスはTEPSAという会社のものです。
ペルー最高のバス会社と言えばクルス・デル・スルですが、
ここTEPSAも負けず劣らず、良い会社でした。

まず添乗員さんがスッチーの様な格好をしています。
清潔感と高級感があり、非常に良いです。
毛布と枕も当然ついています。しかもフカフカで良い素材でした。
そしてWifi付き。電源まで付いているという素晴らしさです。
Wifiは山に入るとほぼ働かなくなりましたが、電源があるのはやはりありがたかったです。





大きな地図で見る

地図を見る限り、リマからクスコまではアヤクーチョ辺りを経由して行くと思っていたのですが、
実際はナスカ辺りまで海岸沿いを走り、そこで左折し山岳地帯に入って行く様です。
遠回りに見えますが、山道の揺れっぷりとタイムロスっぷりは相当なものなので、
こうやって遠回りした方が結果的には早くなるのでしょう。

なお、リマからクスコへのバスの旅は酔うことで有名です。
正確にはナスカからクスコへの道でしょうか。この道は山を越えて行くので、すごく揺れるのです。
また、標高の低いリマから高いクスコまで一気に登るので、高山病に悩まされる人も多い様です。

他人事の様に書いてますが、他人事です。
私は自分でもちょっとどうかと思うくらい、バスにも高山病にも強いのです。
高山病については一応キトでなったので、慣れたと言った方がいいかもしれません。
「移動大変だよね」トークに参加できないのは、正直ちょっと寂しいです。



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本日の晩ご飯

トンカツみたいなやつでした。


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翌朝、朝食

3食昼寝付きとはこのことです。

バスの中ではブログを書いたり、ネットをやったり、映画を見たり、寝たり。
良いバスに乗ると本当に快適で、
のんびりした時間を過ごしながら目的地へ近づけるのでとても嬉しいです。移動式ホテルみたいです。


で、クスコに戻って来ました。
朝8:00着です。明日、というか今日は、クスコ近郊のオジャンタイタンボに遊びに行きます。


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| ペルー | 23:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

動物園でコンドルをゴリ押しする

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今日は動物園に行きました。
変わった動物が多くて面白いらしいのです。



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コンドル

お久しぶりのコンドルです。
檻の中では飛べず、あの格好良さを拝むことはできませんが。


で、タイトルですが、相方にコンドルの素晴らしさを熱く語ったわけです。

相方だけではありません。知り合った旅人のうち、アレキパに行くという人には必ず
「コンドルを見に行くんですよね?」と脅迫まがいの質問をしています。

が、結果は惨敗です。

誰もコンドルに興味を示さないのです。
じゃあ何のためにアレキパに行くんでしょうか。
アレキパなんてコンドルの谷への経由地って以外なんの魅力も無いのに

コンドルって世界中の人が憧れてる鳥だと思っていたのですが、そんなことは無かった様です。
私は大変ショックでございます。



そんなわけで、私の中のリマ動物園ハイライトは終了したので、
あとは動物写真を垂れ流したいと思います。


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以上です。



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中華街

旧市街にある中華街に来ました。
以前来たときは全く知らなかったのですが、安くて美味しいらしいのです。



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本日の晩ご飯

できるだけ内容の想像できないものを頼む遊びをした結果、なんか赤いのが来ました。
美味しいのですが、とても甘くて後半は苦行みたいになりました。



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出前一丁

を買いました。

ヨーロッパでも見かけましたが、ここ南米にも進出している様です。
日本で食べるあの出前一丁の味では無く、エセ中華味です。これはこれで美味しいです。


以上です。
明日はクスコに戻ります。


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| ペルー | 23:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

リマで食べる

宿のWiFiが死んでいたのと腹が空いていたのとで、朝マックに行きました。
写真はありませんが、パンケーキを食べました。



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本日のお昼ご飯

お昼になると、宿の人何人かで近所のレストランへ。
ここのセビーチェがべらぼうに美味しいらしいのです。

そして食べてみた結果、べらぼうに美味しかったです。
他のはイカフライと魚介パエリアみたいなやつです。




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本日の晩ご飯

夜になると、これまた宿近くのレストランで、ラーメンを食べました。

美味しかったです。



この日、他に何をしたのか全く思い出せません。

まさかご飯を食べただけで一日が終わったはずはないと思うのですが、
カメラにはご飯写真しか残されていませんでした。

不可解です。


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| ペルー | 22:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

イースター島5日目/最終日

本日はイースター島最終日。
リマへ戻る飛行機は夕方発なので、それまではもう少し遊べます。


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博物館

小さな博物館ですが、イースター島についての理解が深まる重要な施設です。
日本語の解説書もあり、内容は非常に充実しています。

イースター島の歴史、文化、モアイ像についての研究など、本当に細かく記載されているため、
これを初日に見てから島巡りをした方が良かったかもしれません。



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途中にあった墓所


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謎の彫像



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博物館の後は、村の近くのお山に行ってみる事にしました。
山頂が湿地になっており、非常に美しいそうなのです。




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同じ宿の人に聞いた情報をもとに、海沿いの道なき道を歩いて行きました。
途中、明らかにホテルの敷地だよねという所も横切りましたが、
見つかって笛を鳴らされることはありませんでした。
イースター島の宿はどこもガードが甘いです。野っぱらに建ってたりするし。



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天上画の洞窟

途中に洞窟があったので寄りました。鳥の絵の様です。

大陸から離れた孤島と、自由に飛び回る鳥の絵。
色々と考えてしまいます。



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この断崖絶壁を登って行くつもりでしたが、
なんだかんだと道に迷っているうちに森の中の道に入ってしまいました。



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しかし、振り返るとこんな素晴らしい風景が。
絶景と言うよりは、爽やかで心落ち着く景色です。



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到着しました。
村からだいたい1時間半くらいだったでしょうか。

先日行った人の話によると、
「あそこを越えればもう着くかな~?って思ってからが本番」

とのことでしたが、全くその通りでした。



湿地の緑と、その向こうにうっすら見える海の青が良いです。

私はこれまで島の風景というものにあまり馴染みが無かったので、
どちらを向いても海という景色はとても珍しく、また、美しく思えました。



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宿に戻ってシャワーを借りて、荷造りをしていたらあっと合う間に時間が来てしまいました。
本日も、離陸の2時間半前に宿の人が空港まで送ってくれました。


空港は小さいながらもカフェやお土産物屋が入っており賑やかですが、
ここが使われる時間は限られているため、普段は閉鎖されています。

飛行機が着く時&出る時の前後数時間だけ営業するという形なため、
私達が空港に着いたときはまだおみやげ物屋さんは完全開店しておらず、
店員さんがのんびりと店を開けていました。

あと、意外にもこの空港にはWifiが飛んでいます。
乗客達が一斉に使うので、混んでいてひどく鈍足ですが。



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離陸直後

来たときは夜明けのタイミングだったのでよく見えませんでしたが、
イースター島はこんな島だったようです。

車で通った道や、登った山がよく見えます。
写真には写せませんでしたが、15体並ぶモアイ像も見る事ができました。



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機内食

機内食がとても美味しかったです。

実は行きの飛行機でも出たそうなのですが、私は熟睡していて食べていないのです。
機内食が出た事すら知りませんでした。夜中の3時とか、わけの分からんタイミングで出たらしいのです。
ガッデムでございます。今後は水をかけてでも起こすか、降りるときにお弁当にして渡して下さい。



飛行機は18:15発、23:10着。
夜遅くにリマに到着した私達は早速タクシーを捕まえ、荷物を預けてあった宿に帰りました。



急遽決まって、急いで飛び立ったイースター島への旅。
たった5日間の島での日々は現実感が無く、ふわふわと夢を見ている様でした。

また、イースター島の歴史には、色々と考えさせられました。
人口爆発、食糧難、戦争。この島の歴史は、地球の未来の姿なのかもしれません。



遠いからと敬遠せず、行ってみて本当に良かったと思います。
明日からはまた、地を這う南米の旅です。


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| チリ | 23:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

イースター島4日目/チャリンコぶらり旅

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本日はチャリンコを借りてそこらを走ることにしました。
相方と、リマの空港で知り合った人と三人で行きます。



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レンタル屋のお姉さんにオススメを聞いたら「全部よ!」と言われ非常に困惑しましたが、とりあえず出発しました。

イースター島内の3分の1くらいは、自動車では入ることができません。
そういう地区はチャリンコで回ったり、トレッキングしたりなんてのが人気があるそうです。

イースター島は実はトレッキング天国です。
とは言っても小さな島ですし、高い山も無いので本格的なものではなく、
のんびりハイキングと言った方が正しいかもしれません。

最近、トレッキングとハイキングとバーガーキングの違いがなんとなく分かってきたので、
さっそく使い分けてみました。私は日に日に賢くなっています。




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モアイの前でコンサート。

実は、空港で知り合った人とはシンガーソングライターのタニザワトモフミさんなのです。
一緒に朝焼けを見に行ったり、その辺を歩いたり、相方と共に沢山遊んでもらいました。
なお、ブログ掲載のお許しは頂いております。

「風来坊」を歌って貰いました。

優しい声と、タニザワさんの想いのこもった詞。
旅人の集まりということで選んでくれた曲なのですが、
今の私の心に本当に強く響く、穏やかだけれど魂を掴まれる様な歌でした。

この日以来、移動中も、休憩中も、デスロード爆走中も、口ずさむのは決まってこの曲です。

(デスロードについてはまた後日。)




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道端に 突如現る 馬の骨

良い句が出来てしまいました。
季語が無いのが残念なので精進します。

イースター島には野良馬やら野良牛やらが沢山います。
いや、実は飼われているのかもしれませんが、とにかく沢山います。

生きとし生けるもの最後は骨になるのが自然の摂理。
なので別に彼の最後に文句をつける気は無いのですが、
こんだけバラバラになっているということはこれを解体した輩がいるということで、そやつは肉食獣だと言うことで、骨はここにあって、私もここにいて、もしかしたら肉食獣もこの近くに・・・




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それはさておき本日のお昼ご飯です。
長いパンを3ぶんこしました。



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ヒャッハー!と言わんばかりに寄ってくる野犬。

君か?肉食獣は。




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海がとても綺麗です。

青い空と、碧い海。

この美しい景色に包まれながら私は、
「これだけ綺麗な大海に囲まれていながらあの魚市場の品揃えの悪さはどういうこった」
と、ロマンチックな思考にふけるのでした。



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なんか格好良く撮れた肉食獣

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野良牛

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野良馬




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孤独のモアイ像

ここでも歌って貰いました。

曲は「Why Don’t You Come With Me?」。

こんな地球の裏側の小さな島で、素敵な人に会えて、素敵な歌を聴けて、
どんなコンサートよりも素晴らしい体験でした。

この歌もまた、旅をしながらよく口ずさんでいます。




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本日の晩ご飯

イースター島にあるただ一つの日本料理店「甲太郎」に行きました。

お寿司ですが、イースター島で獲れた魚を使うので風変わりでおもしろ美味しいです。
お味噌汁や前菜も付いていたのが嬉しかったです。



オーナーさんがイッテQのイースター島お祭り編のビデオを見せてくれました。
ご覧になった方も多いかと思いますが、宮川大輔が小高い山の斜面を命懸けで滑り降りるやつです。

明日あれやろう!と提案しましたが、却下されました。

冒険が足りません。


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| チリ | 22:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

イースター島3日目/のんびりする


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レンタカーは24時間借りてあるので、昨日と同じメンバーで朝焼けを見に来ました。
少々お天気が悪く、雲がかかってしまったものの美しい紅を見る事ができました。



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本日の朝ごはん

本日はトレッキングに行こうか、チャリンコを借りようか、馬に乗ろうかなど話し合っていましたが、
お天気も安定しないし、まあいっかという事でのんびりすることにしました。




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本日のおやつ

島の西側、シュノーケリング屋のお隣のアイス屋が異常に美味しいです。




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多分郵便局の写真だと思いますが忘れました。

イースター島には郵便局が1軒だけあり、
そこに行くとパスポートにイースター島スタンプを押してもらえます。
私は、なんとなくパスポートに押すのは躊躇われたので手帳に押してもらいました。

あと日本へのエアメールが90円と、異常にお安いです。
物価の高いチリだし離島なのでもっと高いかと思っていたのですが。




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朝7時ごろになると、メルカドの前が魚市場になります。
2店舗くらいしか出ておらず、その日穫れた魚が少量並ぶのみですが、新鮮さはピカイチです。

マグロが並ぶこともあるそうですが、今回は残念ながら無し。
並んでいるのは鯛と、謎の青魚と、謎の巨大魚(左上の塊)でした。

また、近くには野菜市場もあります。
こちらも朝7時を過ぎると続々と軽トラックや車両が集まって来て、
その場にぽんぽん野菜が置かれていきます。

商店にはあまり野菜や生ものは売られていないので、
こういう市場で購入することになります。



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小振りな鯛を一匹購入しました。

包丁を持つ手はお隣の宿だか家だかのおばちゃんです。
突如現れ、貸しなさい!と言ってあっという間に捌いてくれました。
かっちょいいおばちゃんでした。



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本日の晩ご飯

鯛のお刺身と、お吸い物と、市場で買った巨大な葉野菜の煮浸しです。
イースター島にいるのに日本食というのも乙なものです。


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| チリ | 22:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

イースター島2日目/モアイめぐりの旅


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本日はレンタカーに乗れるだけの同志を集め、イースター島ツアーに行きます。

イースター島は小さい島ですが、歩いて回れるほどは小さくありません。
色んな人の話を聞き、行くとしたらチャリンコかなと思っていたのですが、
相方が国際免許を持っているのでレンタカーで一気に回れることになりました。
スペックの高い相方です。



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ハンガロア村を出ると、広大な景色が広がっています。

イースター島の全周は約60キロ。
車ならあっという間に回れてしまうこの小さくて穏やかな島には、
実は、長く痛ましい歴史が詰まっています。

詳しくは10年前の宇宙船地球号の特集をご覧頂くのが一番分かりやすく、胸にも響くと思うのですが、なにせ10年前、正確に言うと12年と6ヶ月程前の特集なので、僭越ながら私めが代理で語らせて頂きたいと思います。



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倒されたモアイ

島内には、こんな風に倒されたモアイが沢山転がっています。

実は、この穏やかな島では、過去に大きな争いが起きています。
他国とではなく、島内で起きた部族間紛争です。


イースター島の起こりは17世紀ほど前。
遠くインドシナ半島からやって来たポリネシア人の一部が、この島に住み始めました。
最初は、本当にごく少数の民族だったそうです。しかしそれが数百年の時を経て少しずつ増えて行き、
ある時期を境に激増。イースター島はいつしか、住民一万人を超える人口密集島となりました。



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博物館より

イースター島の人々は、長きに渡り集落の守り神としてモアイ像を作り続けていました。
かつてモアイ達は、集落を守る様に林立していたのだと言います。

本来、モアイ像には目が付けられていました。
この目には霊力が宿っており、その力で集落は守られていたんだそうです。


しかし、その平和な日々はいつまでも続きませんでした。

モアイの製造・運搬には大量の木材を必要とします。
大量伐採により島の森林資源はいつしか枯渇し、土壌は流され、島は痩せていってしまったのです。
痩せた土地と、大勢の人々。
食料不足に陥った島で起こるのは、生き残りをかけた戦争です。


現在のモアイ像に目が無いこと、そして多くがうつ伏せに倒されているのは、その戦争の傷痕です。
人々は敵対部族を攻撃する際、まずモアイ像を倒し、目を破壊し、その力を失わせようとしたのです。



1722年のイースターの日に、この島はオランダ海軍によって発見されます。
また、その後何度かヨーロッパの探検家などがこの島に上陸しています。
が、そのころには、木々の一本すらない痩せこけた土地、倒されたモアイ像、
そして、資源不足により全てを失い、時代に取り残されたかの様な生活を送るイースターの人々が、
そこに残されているのみだったそうです。


以上、12年前の宇宙船地球号の記憶と、
ウィキペディア先生と、
島内の博物館で得た知識のまとめでした。

とりあえず宇宙船地球号を見てください。




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こんな話を書いた後に悪ふざけもいいとこですが、私です。
モアイがあまりに見事な倒れっぷりだったのでつい。



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ラパ・ヌイ国立公園

イースター島全土はチリの国立公園に指定されています。
写真の場所を含め、島内の二箇所で国立公園入場券の提示を求められます。



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小高い山に沢山のモアイ像が立っています。
立っているというか、生えているというか。



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砂風呂みたいで一見気持ち良さそうですが、好きでやっているわけではないと思います。



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島内で一番大きなモアイ像。

何故写真が二枚あるかというと、どっちがそれだったか忘れたからです。
どっちかです。


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モアイ誕生の場所

モアイ像はこの岩山から削り取られ、各集落に運ばれたんだそうです。
その運び方については、未だ謎のままです。
丸太の上を転がしたとか、テコの原理を利用したとか、色々な説がある様です。


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反省中のモアイ

・・というわけではないと思いますが、見事な正座でした。


モアイ像の造形は全て同じなわけではなく、いくつかのバージョンがあります。
時代ごとに、少しずつデザインが変わって行ったんだそうです。
私達がテレビでよく目にするあの形は、割と最後の方の時代のものです。



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極限のモアイ

おそらく、イースター島内で一番過酷な姿勢を強いられているモアイはこの人です。



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続いて15体のモアイ像のもとへ。

彼らも最初は全て倒れていたそうですが、
日本企業がクレーン等を無償提供したことにより、こうしてまた立つことが出来たんだそうです。

こういう話は非常に誇らしいです。
何故かあまり語られませんが、世界中で、人々の助けになる活動をしている日本企業はとても多いです。

自分でした事でも無いのに自慢して回るのはおかしいですが、
その活動を賞賛し、同じ国の人間として誇りに思う事は決して悪い事ではありません。
私は、モアイ像に再び空を見せた日本の企業を誇りに思います。



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本日のお昼ご飯

お弁当を作って来ました。
モアイ像を遠巻きに眺めながらのお弁当タイムです。

友達100人作りたいところですが、そんな体力も社交性もありません。




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イースター島のお楽しみはモアイだけではありません。

こちらは岩に描かれた絵だそうです。
解説にはこれが舟だとか鳥だとか書かれていますが、若干無理矢理感があるのが悲しいところです。



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この石は磁力を持っていて、コンパスを狂わせるとかなんとか。
私の方向音痴はもしやこの石のせいなのでしょうか。
まさか遠いイースター島から影響を受けていたとは。これは受け入れざるを得ませんね。



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ビーチもあります。
青く、美しいビーチです。

ただ波が高い様で、ビーチから聞こえてくる声は

「キャ〜キャ〜☆」ではなく

「ギャアアアアアアア」でした。

このビーチ怖いです。



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ビーチの近くにはモアイもいます。
イースター島の主役であるはずのモアイですが、ビーチには勝てない様です。
絶叫水着ギャル達はモアイには見向きもしません。



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一度宿に戻り、日の入りの時間を狙って再び出かけました。
夕日を背に立つモアイはどこか神々しいです。後光が射してる感じ。



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沈んで行くこの太陽は、今頃日本を照らしているのでしょうか。


<情報コーナー>

○ 国立公園入場券

公園入り口でも買えるが、空港の到着ゲートで買った方がだいぶ安い。
入国審査の手前、左手側に窓口がある。25,000ペソ。使用開始日から4日間有効。5日だったかも。


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| チリ | 22:23 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

イースター島1日目/その辺を歩く

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乗ってきた飛行機

イースター島に到着しました。
写真は何故か暗雲たちこめてますが、ここは爽やかな南の島のはずです。



大きな地図で見る

こんな所まで来てしまいました。

イースター島はチリの首都サンティアゴから3,700km離れています。
付近に人が住む島はありません。



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一仕事終えた犬

入国審査に酷く時間がかかりました。
私は割と前の方にいたので良かったものの、出遅れた人達は一時間待ったそうです。

写真は麻薬捜査犬です。
働いてる最中からしっぽフリフリであまり真面目そうには見えませんでした。


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客引き、あるいは客待ちの皆さん

前日に宿にメールをしてあったので、空港まで車で迎えに来て貰えました。
本日の宿、というか全ての宿(多分)は空港と同じくハンガロア村内にあるので歩けないことはないのですが、
こういうサービスは助かります。ハンガロア村とは、イースター島にある唯一の村のことです。



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本日の宿

イースター島での宿はテントです。

もちろん、普通のホテルも沢山あります。
割とお手頃なホステルからザ・バカンスな感じのお洒落ホテルまで。
背の高いビルは無く、一棟一棟が独立したコテージ風ホテルが多い様です。

そして、一番安いのがこのキャンプ場なんだそうです。
イースター島内にはいくつかこういったキャンプ場があるらしいのですが、
そのうち、おそらく一番有名なのがここキャンピング・ミヒノアです。

テントと寝袋、言えばランプも貸して貰えるし、自分のテントがある人は場所だけ借りることも可能です。



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屋根のあるお部屋もあります。
上の写真はロビー。テント内にはもちろん電源はないので、
電子機器の充電はここでさせて貰います。

写真を取り忘れましたが、広くて綺麗なキッチンがあり、
各ゲストごとに小振りなロッカーと各種食器類を貸して貰えます。
ロッカーに自分で持ってきた南京錠をかけて、セキュリティロッカー代わりにもできます。

あと、またしても写真を取り忘れましたが、清潔なトイレ&シャワー室があります。男女別。

施設は全体的に清潔に保たれているのですが、家庭内害虫Gが非常に多いのが難点です。
イースター島自体、多いんだそうです。
キャンピング・ミヒノアの場合、多いとは言ってもせいぜいトイレで数匹くすぶっている程度なので、
よほど苦手な人でなければまあ問題無いかと思います。たいてい見つけた時には死んでますし。



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施設の写真は撮り忘れても犬の写真は忘れません。

ミヒノアでは成犬一匹、仔犬二匹が飼われています。
成犬は外に繋がれていますが仔犬はキャンプ内に放し飼いで、さらに、何の嫌がらせか知りませんが女子トイレの横に寝床があるので、トイレに行く度に襲いかかって来ます。子犬なので大したダメージは受けませんが、暗闇で襲いかかって来るのは止めて頂きたいです。

この子達が成犬になるのが楽しみです。おそらく大きくなるので、でっかい犬が3匹になるわけです。夢の様ではありませんか。ただ、襲いかかり癖は直しておいてもらわないとキャンプ内で死人が出ます。



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本日はとりあえず村の散策をすることにしました。

ちょっと歩けばすぐ海です。
そもそも、キャンプ場の前がもう海です。

ちょっとお天気が悪かったので良い写真が撮れませんでしたが、
青くて澄んでいて、とても美しい海でした。


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イースター犬

イースター島内にも野犬は多いです。
大きくて可愛い子がほとんどですが、ときどき元気のない子もいます。
離島ですし、狂犬病は無さそうな気がするのですが一応注意です。



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メルカド

写真はメルカドですが、私の知ってるメルカドとは違いお土産物屋ばかりの建物でした。
朝に来ると、野菜なども並んでいる様です。


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買い出し

イースター島の物価は確かに高かったです。
しかし、南米感覚でいるから高く感じるだけで、日本の感覚に戻ればどうということはありません。

・・と思ったのですが、相方や島内で知り合った日本の人達と話し合った結果、
「いやこれは日本より高いぞ」という意見が大多数を占め、結果、
「北欧感覚で行こう」という結論に達しました。

今後イースター島に行かれる皆さんへ。
イースター島は北欧です。

なお、私は北欧に行ったことがないのでその感覚はよく分かりません。


しかし、物によってはそこそこお手頃価格で買えます。

高いのは水、ジュースなど飲み物です。これは本当に高いです。
飲み物に関しては、ティーパックを持って行って自作するのが最善かと思います。
野菜、パン、パスタなどは、店によってバラつきがありますがそこまで高くありません。

ビールやワインは普通のお値段です。
異常に高い水を買う事を考えると、むしろお手頃に感じました。
ワイン大国チリの恩恵でしょうか。


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本日のおやつ

エンパナーダです。色々な具が入った包み焼き。
マッシュルーム&チーズ味が美味でした。


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本日の晩ご飯

レストランのお値段はどこも爆笑ものなので、ここでの暮らしは自炊中心です。
キッチンが優秀なのでとても助かります。


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夕焼け

キャンプ場の目の前の海に日が沈みます。
これも、この宿の人気を高めている理由の一つです。
残念ながら本日はお天気が悪く、穏やかでない写真になってしまいました。


イースター島の日の入りは、12月上旬現在で午後9時です。ヨーロッパみたい。
ただ、イースター島は南米大陸からウン千キロも離れているのに時刻設定がペルーと一緒なので、
その設定自体が間違っている気がしてなりません。
そもそも何故チリ本国ではなくペルーの時刻なのかが分かりません。

日の入り21:00に対し、日の出は7:00。
時計を2、3時間戻せば全てがしっくりくると思うのですが、如何でしょうか。


明日はレンタカーを借りてモアイめぐりをします。


<情報コーナー>

○ イースター島の宿

「Camping Mihinoa」
http://www.mihinoa.com/

・施設は全体的にかなり整っていて清潔。
・ホットシャワーもなかなか良い。
・家庭内害虫Gについては島自体の問題なので諦めるしかない。
・オーナー夫人は規則に厳しい人なので、散らかしたりせずお行儀良く過ごすのが原則。
・忙しくない時期なら、オーナーが毎日BBQパーティーをしてくれるらしい。

テント泊(持参)一泊6,500ペソ/3泊以上宿泊する場合は1泊5,000ペソ。
テント泊(レンタル/マット、寝袋込み)一泊6,500ペソ/3泊以上宿泊する場合は1泊5,500ペソ。

WiFi使用料(充電料金含む)一人5,000ペソ/1泊でも10泊でもこの値段。支払い一回。
充電のみの場合一人2,000ペソ。
チェックアウト後のキッチン・シャワー使用料2,500ペソ。

当然ながら夜は真っ暗なので、懐中電灯を持参すること。
ランプも、確か有料だけど貸して貰える。


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| チリ | 22:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

イースター島へ

昨日乗った夜行バスは20:00発ですが、朝になってもまだリマには着きません。
到着は午後16:00。
クスコ・リマ間のバスは約20時間かかる長い旅路なのです。



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昨日の晩ご飯

そういうわけで食事付きです。
なんとアヒデガジーナでした。やっぱり美味しいです。



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本日の朝ごはん

朝ごはんも貰えました。
今のところ、ペルーの長距離バスが出してくれる朝ご飯は必ずジャムパンです。

頂いた食べ物に文句を言うのは良くないですが、乾いている&甘さ全開のパンにはいつも負けそうになります。
できればパンと飲み物を出す順番を逆にしていただきたいと、切に、切に願います。




予定より1時間遅れた午後17:00。リマに到着しました。

先に着いていたイースターの相方と宿で合流し、さっそく食料品の買い出しへ。
イースター島はドン引きするくらい物価が高いそうなのです。
なので、宿に荷物の半分を置かせてもらい、その隙間にいくらかの食料品を詰めて飛び立ちます。



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本日の晩ご飯

ペルー日本交流会館みたいなところで日本食を少し買い、
ついでに同じ館内にある日本料理店に行きました。

この何とか会館の事を情報コーナーに載せたいところですが、場所が分かりません。
私は誰かと一緒に居ると全く道を覚えないのです。(1人でいても覚えない点はさておき。)
徒歩3分くらいまでなら何とかなりますが、
徒歩5分くらい、さらに何度か道を曲がった辺りで置き去りにされたら、生きて帰れない自信があります。
とうもころし抱えて泣くレベルでは済まされません。ネコバスは成人を迎えに来てはくれないのです。


写真の話に戻りますが、天丼です。

天ぷらうどんにするか非常に悩みました。
どことなく異国の香りがする天丼でしたが、とても美味しかったです。



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たまに飛ぶ

お久しぶりの飛行機です。
あまり乗らないので、結構緊張します。

飛行機はあまり好きではありません。
いえ、飛行機自体は大好きなのですが、旅の手段としては電車やバスの方が好きです。
途中の景色を見ずに急に違う所へ飛ぶと、現在地がどこだったか分からなくなるので。
本当はヨーロッパから南米も舟で渡りたかったのです。



イースター行きの飛行機は深夜1:20発、朝6:50着。リマとの時差はありません。

寝て起きれば、イースター島です。


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| ペルー | 22:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

乗馬体験&クスコ仲間とお別れ

本日の夜行でリマに向かいますが、それまで暇なので宿の有志3人で馬に乗りに行きました。


イースターの相方が見つけてくれたのですが、
クスコの裏山で待ち構えているおっちゃんに着いて行くと、乗馬体験が出来るのです。
そういえば先週キリスト像まで歩く道中、おっちゃんに「馬ニノリマセンカ?」
と話しかけられた覚えがあります。日本語で。

本日もそこへ行ってみたら同じ様に声をかけられ、話はまとまりました。

ところで、私がいつも裏山と呼んでいる山は私が泊まっている宿から見て裏山なだけであって、
一般的にはそういう呼ばれ方はしていないので、行かれる方はご注意ください。
キリスト像やサクサイワマン遺跡やサンクリストバル教会があるお山の事です。あしからず。




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本日の相棒

私の相棒は白馬です。素敵ですね。
メルヘンに浸りたいなら白馬に乗った王子様を待たねばならず、自分が乗ってもしょうがないのですが、
まあその辺りは話し合いで解決したいと思います。



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世界の馬上から

わたくし乗馬は二度目ですが、一回目はワラスのパストルリ氷河で乗った
まっすぐ歩くだけのそれだったので、ほぼ素人と言えます。

しかし、今回の乗馬体験は素人向けの優しいものではありませんでした。



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相方2

スペイン語なので説明がよく分かりませんでした。
イースターの相方が乗馬経験があったので教えて貰い、
とりあえず馬の止め方だけは覚えましたが、それだけの状態でいきなりスタートしました。

しかも、ついて来てくれた10代くらいの少年がそれはもう無邪気で、
後ろから私達の馬のお尻を叩いてくれるものだから馬は急に走り出し

ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア


落ちない様に掴まるだけで精一杯でした。



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恐怖体験の現場は、よく見ると爽やかで美しい山の中でした。
しかし写真はあまり撮れませんでした。
ものすごく揺れるのです。



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途中、2度ほど休憩を挟みました。
遺跡みたいなのと、洞窟です。
馬酔いしている身体にはこの休憩はありがたかったです。

しかし、のんびり休憩していると少年に口笛で呼ばれます。
私達はちょっと待ってワンと叫びながら慌てて戻る羽目にあうのでした。




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乗馬体験は約2時間。
最後の方にはかなり慣れ、結構リラックスして乗れるまでになりました。
全速力で走られるのにはゴメンナサイしそうになりますが、小走りくらいなら何とか。



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本日の被害状況

首から下げたカメラに左腕をやられました。
馬が走るとカメラが一定のリズムで跳ね、同じ場所を何度も殴打するのです。
結果、全治1週間ほどの強烈なアザを貰いました。
見た目の控えめさに反して、非常に痛いです。

しかし、乗馬自体は怖いながらもかなり楽しかったので、いつかまたやりたいです。
馬に乗れる様になって帰国するというのも良いではありませんか。




乗馬の後はお昼を食べに行ったりなんだりで、あっという間に夜になりました。

私は今日の夜行でここを発ち、賑やかな仲間たちもまた、今夜のバスで別の町に移動します。

今日が最後ということです。

こんなに日本人の多い宿に来たのも初めてなら、こんなにのんびり過ごしたのも初めてです。
また、こんなに沢山の仲間達と一緒に過ごしたのも、この旅の中で初めての経験でした。

最初は、戸惑いばかりでした。
何故旅をしないのか、何故日本人だけで固まっているのか。
これまでずっと一人で、ほとんど休まず次の街を目指していた私には、
彼等の過ごし方が理解出来なかったのです。

しかし、同じ時を過ごし、沢山の話をして、ようやく気づきました。
彼等はちゃんと彼等の旅をしていたのです。
単に、その日々の過ごし方が私の中の常識に当てはまらなかっただけだったのです。

そして私は、彼等の旅が少し羨ましいと感じていました。

私はいつもせかせかと、何かを探し回るような旅をしてきました。
その日々はとても楽しいけれど、心落ち着く時間というのは少なかった様に思います。

ここで出会った彼等が、本当に何もしない、何もできなくなった沈没者だったら、
私はここまで心を揺さぶられなかったと思います。
彼等が本当に毎日楽しそうで、自分の時間を大切にしていることに気付いてしまったから、
そんな旅の仕方を知らなかった私はショックを受けたのです。

同じ町で何日ものんびり過ごすことについては、やはり勿体無いなと感じずにはいられません。
また、日本人宿ばかりを転々とし、異国の人達と触れ合わないことも、旅の中の大切な部分を逃している様に思えます。
しかし私もまた、急ぎ、走り、全力を尽くしているつもりの中で、
小さな何かを見落としているのかもしれません。

それでも私はきっと、彼等と同じ旅はできません。
これが私の性格なので、仕方が無いのです。

この日々の中で私の弱い心は簡単に掻き乱され、今でも、少し混乱しています。
何が正しいのかなんて、答えは無いことは分かっているのに。


しかし、彼等に出会えて良かったという事は、本当に本当です。
本当に素敵で、楽しくて、面白くて、大好きな人達なんです。


でも見送りの歌がサライなのはどうかと思いました。


<情報コーナー>

○ クスコで乗馬体験

キリスト像に向かう途中の道で声をかけて来るおっちゃんに着いて行く。
約2時間で35ソル。値切る事も可能。


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| ペルー | 20:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

イースター島に行く事になった

事の起こりは、昨夜遅く。

いつもの様に宿のテラスでくつろいでいたところ、
先日増えた新しい宿仲間が火曜からイースター島に行くという話を耳にしました。

イースター島はチリの離島ですが、ペルーの首都リマから行く方が安いんだそうです。
なので、これからリマに戻ってイースター島に飛ぶんだよ、とのこと。

イースター島については、10年程前に宇宙船地球号の特集で見て以来非常に気になっていました。

しかし大陸から離れており、飛行機で行かないといけないため少々お金がかかります。
なので、あまりお金のない私は行こうかどうしようか悩んでいました。

でもとりあえず、チリのサンティアゴあたりから行くものだと思っていたので、
決めるのはまだ先の話かな~と考えていたのです。その矢先の出来事です。


「イースター島いいなあ」
「じゃあ一緒に行く?」
「え、はい。」

行くことになりました。



実際には一晩悩ませて貰いましたが、決断力皆無の私にしてはべらぼうに素早い回答です。

そういうわけで新たな目的地が見つかったので、
さっそく新しい相方に聞きながらネットでLAN航空のイースター行きチケットを予約。
何故かクレジット決算が出来なかったので、クスコ市内のLAN航空窓口に直接出向いてチケットを入手しました。

ついで、中心部から徒歩40分の所にあるガッデムなバスターミナルまで行ってリマ行きのバスチケットを購入。


お膳立ては整いました。

明日リマに移動し、明後日イースター島に飛びます。


<情報コーナー>

○ リマからイースター島へのフライト

LAN航空のフライトで深夜1:20発、朝6:55着。約6時間。時差無し。
便は週2しかないとか言ってた気がする。忘れた。
2012年12月現在、往復で380US$くらい。窓口で手配すると手数料が+30ドルくらいかかる。


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| ペルー | 22:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

泥棒市を冷やかしに行く

クスコでは、毎週土曜に泥棒市というのが開かれます。

表の顔は普通の市場兼フリーマーケットなのですが、並んでいるものの何割かは盗品です。
クスコで物を盗まれた場合、この市場を探すと見つかる事があるそうです。
また、この市を歩いているときに物を盗まれ、それが店頭に並ぶという狂ったサイクルも起きているそうです。

その場合、どんなに腹がたっても売り子をタコ殴りにしてはいけません。
何故なら、売り子は単に売っているだけで盗人は別の人間だからです。
売り子は盗人から商品を買い、お店に並べているだけです。

なので10発くらい打ち込んでおけば十分かと思います。



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泥棒市に向かう途中で、何かのパレードに遭遇しました。

鮮やかな民族衣装や、ひょうきんなお人形に仮装した人々が踊りながら街を練り歩いています。
後から聞いたところによると、全ペルーから集まった警官達のパレードなんだそうです。

そう聞くとなんだか余計に格好よく見えました。



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泥棒市

泥棒市に来ました。
散らかっていますが、好きな雰囲気です。



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どこから盗って来たのか、そして誰が買うのか。
あまりにも乱雑な商品展開に眩暈を覚えました。

特に目立ったのが、ビクトリノックスのコンパクトナイフです。
これを持っている旅人はとても多いのです。私も持っています。

そして、盗まれる人も多いのでしょう。
店頭に並ぶナイフの裏には、マイク、ミシェル、なんちゃらジュニアなど、元持ち主の名前が書かれていました。
売るときはせめて名前を消しなさいよと思いました。



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本日のおやつ

そのへんで売っていたジュースです。15円でした。


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本日のおやつ2

その辺で売っていたパイナップルです。30円でした。



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本日の晩ご飯

アヒ・デ・ガジーナというお料理です。
宿仲間の青年が宿の人に作り方を尋ねたところ、皆の夕飯として作ってくれました。

カレーみたいに見え、味も近いですが味付けは塩コショウのみです。
黄唐辛子によってこの色になり、味の深みは鳥肉から来ています。

ギョッとするくらい美味しいです。
慌てて作り方を教わりました。

これで私も「得意料理はアヒデガジーナです。」とか言えます。
聞き返されること請け合いです。



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突然、花火が上がりました。

宿のテラスは特等席です。


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| ペルー | 23:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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