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グラーツ観光&今度こそスロベニアへ

車両切り離しによる邦人連れ去り事件から一夜明けて。



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ホテルの星の数を見てビビり、朝食を食べに行くだけなのに
一番綺麗な服を来て髪型を整えて準備体操をしてから臨みました。

が、実際行ったら周りはTシャツ短パンとかで拍子抜けしました。





さて、今日こそはスロベニアに渡りたいです。

次なる目的地であるスロベニアのポストイナへはユーロナイトという夜行2本で行けることが分かったので、これを買いに朝一で駅に行きました。が、残念なことに早くも満席になっていました。

なので行き先を変更して首都リュブリャナへ。
これなら午後発の良い便があります。乗り換え一回、所要3時間半です。

本当はポストイナまでの便も沢山あるのですが、乗り換えの少ない、良い時間のものが見つからなかったので。
今日は半日グラーツ観光をしたいので3時くらい発の便が良かったのです。

なお、マリボルは経由地であって目的地ではないので未練はありません。



マックのWiFiでリュブリャナの宿の予約もしました。

昨日の失敗はグラーツの宿の事はもちろん、予約しておいたマリボルの宿に行けなくてキャンセル料を100%取られているのも効いてるのでかなり躊躇しましたが、ここで「宿は取らない方がいい」という発想に行ったらミシュコルツ事件の二の舞を踏む事は目に見えています。なので、シーズンが明けるまでは可能な限り事前予約をすることに決めました。

参考までに、

(1)ミシュコルツ事件:安宿が見つからなくて高い宿に泊まらざるを得なかった事件。
(2)グラーツ事件:予約した宿に行けずにキャンセル料を取られた上、予定外の地で高い宿に泊まった事件。


のことを言います。

そのうち
(3)○○事件:高い宿すら見つからなくてマックで夜を明かす事件。
(4)△△事件:マックが無く駅も閉まって路上でとうもころし抱えて泣く事件。


が追加される予定です。
(3)はともかく(4)は断固避けたいです。

あと、

(5)コシツェ事件:宿は見つかったけどマックでマックラップの開封方向を間違えて中身が全部出た事件。

というのもあります。
宿が見つかったからといって油断は禁物なのです。




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グラーツ市内

そういえば以前グラーツに来たくて堪らなくなったことがあります。

でも何が目的だったのか思い出せないので、とりあえずツーリストインフォメーションに行って地図とパンフを貰って隅々まで探してみました。すると、「収蔵量の多さが自慢の武器庫」というのが載っていました。

これです。




今日は結構時間があるので、まずは展望台に行ってみることにしました。
グラーツ市内には小高い山があり、その上には時計塔という観光名所があります。さらにその上の頂上まで行くと、グラーツ市内が一望できる展望スペースになっているようです。


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頂上まではケーブルカーに乗って行きました。帰りは歩いたのですが、
これが結構な距離とキツイ坂だったのでケーブルカーを選んで正解だったと思います。



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頂上から見たグラーツの街並みはオレンジの屋根が鮮やかでとても綺麗でした。

ただ、頂上に点在するカフェの傘が邪魔であまり良い写真が撮れないのが難点です。




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時計塔

お城が無くなった今、グラーツのメインシンボルとも言えるのがこの時計塔です。
お城はハプスブルク時代にフランス軍に壊されてしまったそうです。

そういうわけで山の上は広い公園になっており、時間をかけて見学する場所はないので早々に下山しました。


私は歩きましたが、時計塔の近くからエレベーターで降りることもできます。
エスカレーターではなくエレベーターです。山を突き抜けて下っていくと思うとちょっと可笑しいような。



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途中、謎のトンネルがあったので入ってみました。

中は所々洞穴のような場所があり、観せる目的っぽい照明が付けられているのですが、電気ケーブルが散らかっていたり光量がたりなかったりであまり完成された空間とは言えず、何を目的としたものなのかよく分かりませんでした。



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トンネルの先は街に繋がっていました。横にはエレベーター乗り場もあります。
この写真の風景が面白いので、ケーブルカーで登った方も是非裏から街へ降りてみて下さい。




お次は数年前に行きたくてたまらなかった場所だと思われる武器庫です。

これまでにも「武器庫」という名前の展示施設には色々行きましたが、これまでのそれは「武器博物館」であって「武器庫」ではなかったんだなと認識を改めました。

ここはまさに武器庫でした。


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こんなんです。すごいでしょう。

入口からして結構狭く、小さそうな建物なので「ここに本当に4万点あるの?」と思いましたが納得。
今にも兵士達が現れ、武器を手にとって出陣しそうな雰囲気です。


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触らないで下さいって書いてあるけど触りたくなる気持ちちょっと分かります。
触りたいというより、あまりにも大量に積まれているので展示物ということを忘れそうになるんです。



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カブトを被り、剣を持って写真を撮れます。
写真の子は良いノリですね。


武器庫は本当に圧巻でした。
興味がない人でも入った瞬間思わず吹き出すと思うので、是非足を運んでみて下さい。





グラーツは美しい街で他にも見所は沢山あるのですが、
あっという間に時間が過ぎてしまったので駅に戻って電車に乗りました。

オーストリアの鉄道はよく整備されており、ECなどの長距離列車は全く揺れないし静かです。

書いてなかったですがシベリア鉄道は滅茶苦茶揺れます。トイレで着替えるなんて至難の業ってくらい。
あとポーランド鉄道も結構揺れた気がしますが、鈍行に近い列車だったので仕方ない気もします。



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列車の乗り換えは国境付近でありました。

またおかしな所に連れていかれてはたまらないので、

1、ネットで調べたプラットフォームを確認し、(そこに電車はいなかった)
2、駅の時刻表を確認し、(何故か載ってなかった)
3、駅員さんに聞き、(ようやく目標を発見)
4、列車入口の行き先表示を三度見し、(一応全車両見たけど全部リュブリャナ行きだった)
5、乗り込む前に「この"車両は"リュブリャナに行きますか?」と車掌さんに確認し、

ようやく安心して乗りのみました。
グラーツで植え付けられたトラウマは深いです。


2時間後、無事リュブリャナにたどり着き、プラットホームに降りた瞬間ガッツポーズをした私を、他の旅行者が奇異の目で見ていました。



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| オーストリア | 08:06 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

スロベニアを目指していたはずだった

今日は想定外のトラブルに見舞われました。
たまにはパンチを食らいたいとか阿呆な事言うから・・・




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今日はブラチスラバ観光はせぬままスロベニアに移動します。

ブラチスラバに来た理由である首都観光とスロバキア料理を食べることのどちらも果たしておらず、次の行き先であるポストイナという街へはブダペストからの方が近いので一体何の為にここまで来たのかさっぱりわかりません。




大きな地図で見る

今日の目標はスロベニアの首都リュブリャナか、東よりの街マリボルです。
電車でのアクセスは分かりますが、できればバスを使いたいのでタイムテーブルなどは今のところ不明です。

リュブリャナまでだと結構距離があるので、まずはマリボル辺りまで行ければ上等だろうと言う事で、この町の宿を予約しておきました。ミシェコルツの失敗をすぐに活かす、日々成長する旅人・私です。




まずはブラチスラヴァから1時間の距離のウィーンに向かいます。
言わずと知れたオーストリアの首都です。
現地語では「ヴィエナ」と言います。周辺諸国でもこちらの呼び名の方が通じやすいようです。

首都同士がこんなに近いって珍しいんじゃないでしょうか。
仲良くしておかなければ面倒なことになってしまいますよね。


ウィーンへの移動はさっそくバスを使いました。
ブラチスラバのメインバスターミナルは旧市街からそう遠くないです。15分くらいでしょうか。
私は宿から近かったので歩いて行きました。




バスは予定通りの時間にウィーンに着きましたが、着いたターミナルがわけのわからない場所でした。広大な敷地にバスが無数に停まっているのに人っ子一人おらず、チケットオフィスらしきものも見当たらず、周りの道路の騒音に反して静まり返っているそこはまるで異世界の様でした。

あとで調べたところ、ウィーンのバスターミナルは一つではなくいくつかあるようです。この異空間がどのターミナルだったかまでは調べてませんが、存在しないターミナルだったら怖いので絶対に調べません。

そんな異世界バスターミナルでは続きのバスの切符なぞ買えそうに無いので、仕方なく近接の地下鉄に乗り鉄道駅へ。ウィーンはいくつか大きな駅がありますが、そのうち一番近いところにとりあえず行ってみました。

東駅だか南駅だか(忘れた)の構内にあった市内地図でバスターミナルを探しましたが、コレと思われるものは発見できず、まあ仕方ないかと思い鉄道のタイムテーブルを調べたらよい時間にマリボルへの直行便があったのでこれに決定。

ウィーンは見なくていいのかい?というお話ですが、実はウィーンは数年前に大学の卒業旅行で来た記念すべき初めての海外旅行先でして、非常に思い出深い場所であると共に、割と見尽くした感があるので今回はいいです。



というわけで、さっそく指示された通りの駅に行き、マリボルまでの直行便の切符を買いました。
およそ3時間半の道のりで47ユーロです。急に交通費が高くなってしまいました。
オーストリアの物価は他の東欧諸国に比べあまり安くなく、ウィーンなどはかなり高いです。

物価と言えば、同じマクドナルドでも都市によって値段が違うのに驚きました。
例えばマックラップセットは、スロバキアのコシツェでは450円くらいだったのにウィーンでは690円でした。
まあ、レートの関係もあるのでしょうが。


ここWien Meidling駅からポストイナまでは普通は2.3度乗り換えて行かなければならず本数も多くないのですが、一日一本あるかないの直行便もあり、これに乗ると3時間半で着けます。私はこれに乗りました。

が、

乗る車両を間違えました。


欧州の列車は最初は一緒に走り出しても、途中で切り離して別のところに行くことも多いのです。
そのことは知っていたはずなのですが、今回全く確認せずに乗ってしまいました。

で、スロベニアのマリボルに行くはずが

オーストリアのグラーツに連れて行かれてしまいました。

あさっての方向に連れて行かれなかっただけマシでしょうか。




大きな地図で見る


一応修正のチャンスはあったんです。
乗車後いくらか過ぎたころに車掌さんが切符を切りに来て、そのときに教えてくれました。

しかし、
「この電車の後ろ4車両は切り離されてグラーツに行くよ。向こうの車両に移動してね」
と言ってくれたらしいところを私は
「グラーツで切り離される」
と勘違いしてしてしまい、こういうことになりました。

正しい車両もグラーツを経由するので、そのあたりも勘違いの原因かと思います。


一応車掌さんの話と自分の解釈に何か違和感を覚えはしたのですが、車掌さんは忙しそうに次へ行ってしまったので「ん?今なんて言われた?えーとこの電車の終点が○○だから・・」なんて考えているまさにこのとき切り離し作業が行われていたらしく、電車が動き出してから車内を見て回ったときには時すでに遅し。さっきまであった続きの車両がすっかり無くなっておりました。

このときようやく全てを悟り、吹き出しました。
人は思わぬ事態に直面したとき笑うのですね。


グラーツはウィーンとマリボルの間です。
そして、グラーツとマリボルは電車で一時間程度と比較的近いです。
なので、グラーツで降りてまたマリボル行きを探せばいいやと気楽にかまえる私です。

が、

到着したグラーツ中央駅の窓口で
「今日はもう便ないわよ」
と言われて目玉がポーン!となりました。

「え?ウィーンから来たの?」

「はい。乗る車両を間違えてしまって」
「まあ・・・」
「今晩泊めて下さい」

最後の一行は妄想です。




その後が大変でした。

マリボルの宿はとってあるのですが当然グラーツのは無いので宿探しをしなければなりません。
が、もう19時なのでツーリストインフォメーションは閉まっています。

しかし幸いなことにインフォメーションの外にグラーツのパンフレットが置いてあり、
そこからホテル情報を見つける事ができました。神の助けです。「おお・・!」って小声で叫びました。

さっそくパンフから探し、徒歩20分かけて行った最初の宿は満室。
冷静さを欠いていたようでバスにも乗らず、荷物を背負ったまま歩いてしまったのであっという間に体力は削がれ、このままでは行き倒れると思いとりあえず駅に戻りました。徒歩で。横をバスが走っているのに。やっぱり冷静さを欠いています。

だんだん暗くなってきたのでこれはいかんと思い、直接行く作戦はやめてパンフの安い宿から順番に電話をしてみることにしました。やっと見つけた公衆電話が死んでいたのでiPhoneからかけましたが、普通に繋がって助かりました。来月の請求が怖いです。

しかし5軒程かけても全て満室で、もうすぐ夜9時をまわろうとしていたのでこれはマズイぞと思い、マックで夕飯を食べました。ビッグマック食ってる場合ではないのですが、腹が減ってはなんとやらなのです。

でもマックではWIFIが使えるので、予約サイトでホテル探しをすることができました。
そして、空室があるホテルは全部高い上に遠いという結論を得て終了しました。頭を抱えるばかりです。

で、もう仕方が無いので最終手段に据えていた駅前のイビスホテルに行くか!高いけど!
という覚悟ができたので行ってみました。

が、満室でした。
ぽぽぽぽーん。

「どっかホテル紹介して」と言ったら
「そのへんにいっぱいあるけどどこも満室だと思うよ」
と放り出されました。そんな殺生な。

外国のホテルも金曜は満室になるんですかね。
もうすぐシーズン到来で混み始める時期でしょうし。

また駅に戻り、もうここで野宿したろかなと思いつつ再びマックのWIFIで宿予約サイトを見た所、比較的現実的な距離のホテルに空室があるのを見つけました。チェックインリミットを過ぎているので直接電話をして交渉。

「空室あるでしょうネタは挙がってんですよ」と聞いた所、その場で予約を入れてくれました。

「今から行きます。ちなみにタクシーってそこまでいくら?」
「12ユーロくらいじゃないかしら」
「じゃあ5分で行きますので。」

実際は7.5ユーロで飛ばしてくれ、無事宿に着く事ができました。

なお、タクシーの運転手さんに聞いた所グラーツ中央駅は12時くらいには閉まるそうなので、
駅泊という手を取らなくて本当によかったです。深夜に街に放り出されるところでした。

ミシュコルツで痛手を受けたばかりなのにあれよりさらに高い宿。
さらに、マリボルの宿が当日キャンセルなので全額取られ、懐に大ダメージです。

宿を取っていても取っていなくても痛手を受けることがあるということを痛感した事件でございました。



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