| PAGE-SELECT |

エベレスト街道9、エベレスト・ベースキャンプ


<10/30 トレッキング15日目>

20181218195620b9a.jpeg

本日はゴラクシェプとの中間地点にあるロッジ村、ロブチェまで参ります。

ロブチェまでは2、3時間の距離ですし今いるゾングラとの標高差はたったの100mですし、今日で一気にゴラクシェプまで行っても構わないのですが、体調が悪いので行きません。主に下痢と疲労です。身体に力が入らないんですのよ。

まあそうでなくても、宿確保問題があるので一気に行くのは得策ではありません。ゴラクシェプなんか特に大混雑が予想されるので、二日に分けてでも午前中早めの時間に着かなくては。



20181218195620ad9.jpeg

20181218195620eab.jpeg

ゾングラからロブチェへの道は楽勝ウェーイでした。Wayとウェーイwwをかけました。だから何と言われても困ります。

そして実際には全くウェーイではありませんでした。体調が悪いと言っているでしょうが。これだから話を聞かないパーリーピーポーは困ります。



20181218195620d9e.jpeg
ロブチェ(標高4,910m)

2時間半ほどでロブチェに到着しました。

途中山を降りていくトレッカー達と沢山すれ違いましたが、皆さんニッコニコでした。おめでとうございます。頑張ったんですね。



20181218195620ad8.jpeg
ロブチェの宿「Alove the Cloud Lodge & Restaurant」

ロッジ村の入り口辺りに宿チケットカウンターっぽいものがありましたが、面倒臭いので無視しました。でも何も問題はありませんでした。なお、ロブチェの宿は高くてどこで聞いても一部屋700ルピー(=円)でした。ハイシーズン価格なのか、いつもこうなのかは不明です。

でもまあ仕方ないし受け入れるかと思ったら、宿のおかみさんが「誰かと同室でもいいって言ってるオールドガイがいるから、その部屋なら一人350ルピーになるわよ」と提案してくれたのでそのようにしました。

そして部屋でぐったり昼寝をしていたら件のオールドガイが帰って来たのですが、



2018112420191973f.jpeg

トマークおじさんでした。


おじさん久しぶり〜!まさか本当に再会できるとは!

ところでトマークおじさんはまだ51歳ですので、オールド呼ばわりは止めてあげてください。まだまだ元気なナイスガイですので。



20181124231905b0c.jpeg
懐かしの牛歩隊

さて、ゴラクシェプからエベレスト・ベースキャンプとカラパタール(エベレスト展望の丘)という二大目的を果たし、これからチョラパスを越えゴーキョに向かうというトマークおじさんは予定通りのルートを歩いていますが、はて、女神二人はどこへ?

と聞いてみましたら、マリアンはゴラクシェプまで行ったけどエベレスト・ベースキャンプだけで力尽き、カラパタールは未踏のまま下山。ティファニーに至っては、ここロブチェよりさらに手前のディンボチェでリタイアしてしまったそうです。

帰国便の関係から日数にリミットがあるし、このハイシーズンにおいてはルクラからのフライトに希望通り乗れるとは限らないので、これ以上先へ進むのは怖いと。


真似事とは言えガイドまがいのことをやらされていた立場としては、妙に責任を感じてしまいました。

私はあくまで素人なのでこんな気持ちになる必要はないし、そもそもガイド代わりをやれていたと思うこと自体が勘違い甚だしいのですが、なんと言いますか、ホレ。自分の離脱のせいでチームのリズムが崩れた可能性を考えると、何かスマンと思うわけです。

皆一緒なら行けたんでしょうか。それとも共倒れになっただけでしょうか。

あまりにも寂しい、牛歩隊の解散報告でした。



20181218195747068.jpeg

ロブチェには立派な水場があり、トレッカーや宿従業員の人達がここで水をくんだり洗濯をしたりしていました。皆さん割と普通に石鹸を使っていますが、この水は川に一直線です。ナチュラル石鹸的なものであると信じます。

私はここでくめるだけの水をくんでおきました。何故なら明日行くゴラクシェプには水場が無いらしいからです。

トレッキング中は通常、川、湧き水、共同の水場、あるいは宿のキッチンなどから飲み水(念の為浄水タブレット使用)を貰っていますが、ゴラクシェプではそのどれも使えないそうです。そうなるとペットボトルの水を買うしかありませんが、ゴラクシェプのそれは1リットル500ルピー(円)ほどします。買えません。

なので、明日の荷物が多少重くなろうが何だろうが、ありったけの水を持っていく必要があるわけです。



20181218195620d37.jpeg
本日のお昼ごはん/フライドヌードル

お昼に食べたフライドヌードルがあまりに油びたしで、体調が悪化しました。よって夕飯は食べられませんでしたが、飲み物だけで許して貰えました。

エベレスト街道の宿は二食食べることを条件に無料〜安価で泊まらせて貰えていますが、それは夜と朝でも昼と朝でも何でもいいし、体調が悪いのに無理矢理二食食べさせられたりはしません。ただ宿側はそれで採算を取っているので、こちら側もせめて飲み物を頼むとか、それなりの誠意を見せるのが良いと思います。



<10/31 トレッキング16日目>

201812181957473c4.jpeg
雪の結晶

20181218195747778.jpeg
本日の朝ごはん/クリームスープ

チョラパスに向かうトマークおじさんと別れ、また一人で出発です。

本日はゴールのゴラクシェプまで参ります。体調はすこぶる悪いです。めでたく血便が出ました。でも高山病の症状に血便は無かった気がするので、見なかったことにしました。

結論を先に書きますと、下山後ピタリと治ったので大丈夫です。



20181218195747867.jpeg

20181218195747ecb.jpeg

ゴラクシェプ行きの道は既に大混雑していました。そして人混みが苦手な私はますます具合が悪くなりました。



20181218195747045.jpeg
ゴラクシェプ(標高5,140m)

およそ2時間半後、口からタマシイが洩れ出そうになりながらも何とかゴラクシェプに到着しました。

ここにも宿チケットカウンターらしきものがありましたが、無視しました。何も問題ありませんでした。



20181218200411a32.jpeg
ゴラクシェプの宿「Buddha Lodge & Restaurant」

2軒聞きましたが満室で、3軒目で空きを見つけたのでそこに決めました。ロブチェと同じく、一部屋700ルピーでした。

まだ朝の10:00なのに噂通りの混雑ぶりで、ラウンジもまさに芋洗い状態でした。うへぇでございます。まあチェックアウト前のお客さんも混ざっているのでしょうけど、それにしたって芋洗いすぎです。給食センターですか。

トレッカーの殆どが目指すゴールなのに部屋数は限られているので、こうなるのは仕方ありませんが、かと言って宿を増やすのも容易では無いのだと思います。資材の運搬問題もそうですし、国立公園保護の問題もあるので。人が増えればゴミも増えます。ビールの空き瓶とか、おそらく永遠に回収できず山に溜まっていくのでしょう。

ハイシーズンとローシーズンではトレッカーの数は文字通り桁違いですから、こうなるのが嫌ならシーズンを外すしかないです。



20181218200411983.jpeg
本日のお昼ごはん/ヌードルスープ

山中では節約及び夕飯を最高の状態で楽しむため昼は抜く主義(携帯食で代用)のわたくしでございますが、ここ数日は食べています。少しでも体力を回復させるためには、エネルギー補給と休息が最重要課題だからです。お高いにも関わらず卵を積極的に食べているのもそのためです。今のところあまり効果は表れていませんが。



20181218200411bca.jpeg

お昼を食べて少し休憩したあとは、水だけ持ってエベレスト・ベースキャンプに向かいました。



201812182004117c4.jpeg

20181218200411fe6.jpeg

道中こんなものを見かけました。記念碑と言うか、お墓と言うか。

これを見たときから、何かお腹の底からこみ上げてくる感情を抑えるのに必死でした。



20181218200548c1f.jpeg

20181218200548fd1.jpeg

エベレスト・ベースキャンプです。  

今はエベレスト街道トレッキングのハイシーズンですが、エベレスト登山のシーズンではありません。なので、本日ここにテントを張っている登山隊の姿は一つもありませんでした。



2018121820054831b.jpeg
エベレスト・ベースキャンプ(標高5,364m)

「エベレスト・ベースキャンプ」とは言っても、ここからエベレストは見えません。近すぎて、手前の別の山に隠れてしまっているのです。

なら何故皆さんここに来るのかと言うと、上の写真のようなことをするためです。一つの思い出と、ここまで頑張った達成感の記録ですね。

エベレスト登山の視点で言うとベースキャンプはゴールでは無くスタート地点なのですが、私達素人トレッカーが来られるのはここが限界です。素人が素人なりに頑張り、それを自分で褒め称えることに何の問題がありましょうか。私達はとっても頑張ったのです。

まあ私は記念撮影をしていないのですけども。並ぶのが面倒くさくてね。



20181218200548993.jpeg

エベレストです。奥の黒いお方。先述の通りベースキャンプからはエベレストは見えませんので、これは少し手前の高台から撮った写真です。



20181218200654933.jpeg

ここでもう耐え切れなくなって来た私は、キャーキャーヒューヒュー楽しそうな人々に背を向け、そっと10m程の距離を取り、岩陰に隠れて一人メソメソ泣きました。

先程お墓を見てしまったためか、今年亡くなったかの登山家の無念を想像してしまったためか、目の前にある世界一のお山が酷く恐ろしく、憎く、そして悔しくてたまらなくなったのです。

世界中の登山家達が憧れ、挑み、そしてそんな人々を飲み込んで帰さなかったエベレスト。

帰らなかった彼らは、いえ、無事帰ってきた人々も含めた全ての登山家達は、何故あんな悪魔みたいな山に挑んでしまうのでしょう。あの山が人間を優しく受け入れる気などないことは、皆分かっているはずなのに。



201812182006544a2.jpeg

それでも、だからこそ挑むのでしょうか。達成感に、征服感。「命を懸けて」なんて言いながら、本当は皆死にたくなんてなかったし、死ぬ気も無かったはずです。ただ登頂して旗を立てて写真を撮って、その勲章を胸に笑顔で帰りたいという、単純で壮大で最高に格好良いその瞬間のために、どれだけの命がこの地獄みたいな風景の中に沈んだのでしょうか。

もちろん、エベレストは多くの登山家達が輝かしい歴史を残したお山でもあります。でもこのときの私は、高山病による酷い体調不良と蓄積された疲労により、かなり情緒不安定になっていたのでしょう。

何かもう、この風景とエベレストが、地獄と悪魔にしか見えませんでした。



<11/1 トレッキング17日目、カラパタール>  

20181218200654896.jpeg
カラパタール(標高5,550m)

翌朝、夜明け前から登ったカラパタールです。

こちらはゴラクシェプより400mほど高いところにある展望ポイントで、ベースキャンプと並ぶ人気の名所となっています。

寒すぎて写真を撮る余裕が無かったのであっという間に着いたみたいな書き方になってしまいましたが、実際のところは2時間近くかかっているし、滅茶苦茶キツかったです。道はごくなだらかな登りですが、標高が高いのと体調不良が以下略。

何度諦めようと思ったか分かりませんが、顔色を失いながらも断固登り切る私です。負けず嫌いと書いてバカと読みます。緊急搬送されなくて良かった。何故か頭痛や睡眠障害はすっかり引き、下痢と疲労だけなんですけどね。



201812182006546a6.jpeg

エベレストです。左奥の黒いお方です。

美しいですね。

地獄も悪魔も、美しいのです。だから皆誘われて飲み込まれます。私はもう、一刻も早くこの地獄から逃げ出したいです。つまるところ下山して飲みに行きたいです。



20181218200826928.jpeg

帰り道で振り向いたら、宝石みたいなお山がそびえていました。

こんなんありましたっけね。登っている途中は何も見えていなかった様です。



20181218200826ff5.jpeg
ゴラクシェプ

2018121820082614d.jpeg
本日の朝ごはん/ガーリックスープ

ゴラクシェプに帰還しました。朝ごはんを頂いて少し休んだら、今日はこのまま下山ルートに入ります。



こうして、わたくしのエベレスト街道トレッキングはめでたく「ゴーキョ・ピーク」「エベレスト・ベースキャンプ」「カラパタール」という3大目標全てを達成いたしました。エベレストもしっかりこの目に焼き付けました。
 
実は道中知り合ったトレッカー達に勧めて貰った名所が他にもいくつかありますが、そんなもんは無視して帰ります。体調不良だと言うてるでしょうがこう見えてもだいぶ限界なんですよバッキャロー。


以上です。

次回は下山日記です。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

◯ ゾングラからロブチェ、ゴラクシェプ

Dzonglaからロブチェはなだらかな登りとフラット。LobcheからGorakshepは小さめのアップダウンを繰り返す。途中他の集落や宿は無し。ロブチェもゴラクシェプも入り口に宿チケットカウンターらしきものがあったが私はスルーしてしまった。しかし特に問題は無かった。

◯ ゴラクシェプからエベレスト・ベースキャンプ、カラパタール

エベレスト・ベースキャンプまでは登り気味の緩やかなフラット、一部登り。カラパタールは標高400mアップだが比較的緩やかに登って行く。朝行くと滅茶苦茶寒いので十分な防寒対策を。

◯ ロブチェの宿

「Alove the Cloud Lodge & Restaurant」 
ツイン一部屋700ルピーをシェアで一人350ルピー。全宿共通ぽいが、ハイシーズン価格かも。おかみさんが肝っ玉母ちゃんみたいで温かい。ダルバート790ルピー。

◯ ゴラクシェプの宿

「Buddha Lodge & Restaurant」
ツイン一室700ルピー。全宿共通ぽいが、ハイシーズン価格かも。大きな宿で団体客も多い。ダルバート850ルピー。

| ネパール | 03:53 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

エベレスト街道8、チョラパス越え


<10/28 トレッキング13日目>

20181218142525836.jpeg
朝から何度も見かけるヘリ

201812181425254f1.jpeg
本日の朝ごはん/エッグトースト

昨日は一昨日よりはよく眠れましたが、まだ体調は悪いです。十中八九高山病にかかっていますが、下山するほどではないんじゃないかな〜た〜ぶ〜ん〜と自己判断したので先へ進みます。



20181218142525e52.jpeg
本日の目標:チョラパス突破の拠点村ドラグナ

まあ、今日は二時間しか歩かないので大丈夫です。そして無理ならそこからの下山ルートもあるので大丈夫です。たぶん。今日は様子見なのです。



20181218142525eca.jpeg
出発5分後

もうむりですぅ。

っておもいました。

高山病もそうなんですけど、高山病の薬ダイアモックスの副作用で顔面と手足が痺れまくっているのが辛いです。痛いとか苦しいとかじゃないけど、未知の辛さです。

でも進みます。何故なら戻ったところで標高4,790m(=地獄)だからです。一方、本日の目標村は標高4,700mです。90m低いぞやったああぁ〜・・



20181218142525fc6.jpeg

20181218142525402.jpeg
ゴジュンバ氷河

土砂がドシャーとなってるだけだと思っていた白い大地は、実は氷河でした。でも氷の上に土砂がドシャーしているので埃っぽいでシャー。



20181218142601fac.jpeg
ドラグナ(又はタンナック、標高4,700m)

2時間と書かれていた道を2時間半かけて、本日の目標ドラグナに到着しました。体調不良の割には頑張ったんじゃないでしょうか。



20181218142601553.jpeg

201812181426017db.jpeg
ドラグナの宿「Thagnak Guest & House Restaurant」

ロッジ村に着いたのは10:30なので流石に部屋は空いていましたが、午後到着した人と相部屋になりました。やはりここも混雑しているようです。



20181218142601986.jpeg
チョラパスへの道

宿前の休憩スペースにて、「朝5:45に向こうの拠点村を出て9:30にここへ着いた」というおじいちゃんトレッカーと出会いました。通常6時間はかかると言われているチョラパスを、3時間45分で越えて来たことになります。ガイドさん及びポーターさんを連れた空荷の人とは言え、いくらなんでも速すぎませんかね。ましてやおじいちゃんですし。格好良い人もいたもんです。


ところで先程から書いている「チョラパス」ですが、正確には「チョ・ラ」又は「チョ・パス」のはずです。「ラ」がパス(=峠)という意味なので。つまり「チョラパス峠越え」なんて書くと、チョ峠峠峠越えになってしまう訳です。何が悲しくて一日で三つも峠を越えないといけないんでしょうか。迂回した方が得策です。



20181218142601f0e.jpeg
本日の晩ごはん/シェルパシチュー

さて、明日挑むチョラパスは「人が少なく道も分かり辛く危険なので、絶対一人では行かないように!」と言われていますが、私は一人です。いつだって一人です。永遠に一人です。なので他のお一人様と結託して一緒に行ってもらいあわよくば結婚してもらうつもりでいましたが、宿にいるのはカップルばかりでした。世知辛え世の中だぜ。

しかしロッジ村のこの混雑具合からして、わざわざ誰かと約束しなくても峠越え道はトレッカーで溢れているのでは?と思い至りました。

念の為周りの会話に耳を傾けてみると、皆さんだいたい朝5:00〜7:00の間に宿を出る様です。と言うことは、5:00組と一緒に出ればその後ズルズル遅れを出しても6:00組、7:00組と合流できます。この作戦で行きましょう。



<10/29 トレッキング14日目 チョラパス越え>

20181218142639afc.jpeg

朝は飲み物だけでサッと済ませ、5:15に出発しました。

トイレに行っている間に5:00組に置いていかれ早くも作戦失敗☆しておりますが、宿を出たらちょうど他の宿から団体さんが出発したので、何食わぬ顔でその隊列に加わりました。でもちょっとのんびりペースな団体さんだったので、あっという間に先頭に躍り出てしまいました。今日は調子が良いです。ダイアモックスが効いたんでしょうか。


それはさておき、滅茶苦茶寒いです。全身が凍てつき、歩き始めて30分でもう手足の感覚が無くなってしまいました。凍傷が心配になる寒さです。カイロか何か持ってくるべきでした。

日が昇りさえすれば温かくなると信じて歩き続けましたが、こちら山の西側です。待てど暮せど歩けど休めど、お日様の光を浴びることはありませんでした。



201812181426399ba.jpeg

その後広い場所に出てどこが目標なのかよく分からなくなりましたが、通りすがりのガイドさんに聞いたら「あの山の谷間がチョラパスだよ」と教えてくれました。「どの山の谷間だ」と思いました。



20181218142639196.jpeg

ここまでは割と歩きやすい登りでしたが、最後はかなりの急勾配でした。しかも道らしい道が見当たらず、ほとんどよじ登る感じです。荷物を背負って越えるには少々骨が折れます。いや慣用句ではなく本当にスッテンボキィと行きそうな道なのです。気をつけなくては。


そして、背負っている荷物をどっせいしたくなる気持ちをこらえ岩石ゴロゴロウェイをゼエゼエ言いながらさらに登ると、

ついに



20181218142639c55.jpeg
チョラパス(標高5,420m)

チョラ峠に到達しました。

時刻は9:30。ここへ来てようやく、お日様の光を全身に浴びることができました。奇跡みたいに暖かいです。思わずショーシャンクの空にみたいになってしまいました。



20181218142639634.jpeg

人がワンサカいます。

ここまでも常に誰かしらが前後にいてくれましたし、少なくともこのハイシーズンにおいてはお一人様問題はそう気にしなくて良さそうです。

が、ローシーズンの場合はやはり、一人では行かない方がいいんでないかなと思いました。いや、絶対行かない方がいいです。道がよう分からんのもそうですが、このコースは割と怪我をしやすいと思うんです。ちょっとバランスを崩したら一気にガラガラ行く感じ。一人で歩いていてそうなったら、そして何時間も誰も通らなかったら、想像したくもないですが悲惨な事になってしまいます。



20181218142716733.jpeg

さて、凍った身体も溶けて来たので反対側へ下ります。

チョラパスの東側には立派な氷河が広がっていました。綺麗ですが、どう見ても滑りまくるやつです。



20181218142716b9e.jpeg

私はアイゼンを履いてこなかったウッカリ橋兵衛でございますが、周りのトレッカー達も半分以上が私と同兵衛でした。やーい馬鹿共が。

まあ無くても歩けないことはないのですが、とっても大変だしすんごい怖いです。おそらくここにいるアイゼン無し兵衛全員が、その事を後悔していたと思います。

ポーターの皆さんもアイゼン無しで、そればかりかペラペラのスニーカーで歩いています。見てるこっちがハラハラドキドキツルッ痛ってえ!ですが、彼らは一歩一歩声を出し気合いを入れながら、着実に進んでいました。尻餅をついたまま不貞腐れている私とは大違いです。



2018121814271646f.jpeg

一時間以上かけて氷河を越えその後少し下ると、ご褒美とばかりに絶景が迎えてくれました。

ゴーキョ側のロッジ村は登山口ギリギリにある感じでしたが、こちら側のそれは結構遠いです。なんとなく、こちらから登った方が大変そうだなという印象を受けました。でもこちらはおそらく朝から日が当たるので、寒さはだいぶマシかもしれません。



20181218142716e18.jpeg
ゾングラ(標高4,830m)

そこからは一気に下り、11:30にはチョラパス東側拠点のロッジ村、ゾングラに到着することができました。出発からここまで6時間15分でした。



20181218142716f67.jpeg
ゾングラの宿「Himalayan View Lodge &  Restaurant」

まだギリギリ午前中なのに、宿はどこも混雑していました。でも何とか部屋を確保する事ができました。



2018121814273228b.jpeg
本日のお昼ごはん/シェルパシチュー

峠越えのご褒美ごはんです。



20181218142732213.jpeg
本日の晩ごはん/ベジモモ

昼寝をして少し体力を回復させ、晩ごはんです。相変わらず食欲はあまりありませんが、食べないと明日歩けません。

でも昨日みたいに頼んだものを残すのは絶対に避けたいので、最初から量が少ないモモにしました。



その後さっさと眠りに入り、夜中にトイレに起きた際見上げた空は満天の星空でした。

最大の難関を無事越えられて、本当に良かったです。今日はやや落ち着いていたとは言え、体調不良を押しての峠越えだったので正直かなり不安だったのです。前日に「何らかの理由で峠が塞がったので迂回するしかなくなったぞお〜」「やったあもう峠越えはしなくていいんだね今夜は鍋にしよう」みたいな都合の良い夢を見てしまう程度には。


次の目標は、ついに最終ゴールであるエベレスト・ベースキャンプ。の、拠点村ゴラクシェプです。標高は高いですが、チョラパスの様なハードな道ではありません。

そしてゴラクシェプを済ませてしまえば、あとはもう下山するばかりです。

高山病による体調不良がしんどくてしんどくて、もうずっと下山の事ばかり考えてしまっています。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

◯ ゴーキョからのチョラ・パス越え

ゴーキョからDragnag(Thagnak)はごく小さなアップダウンを歩き2時間程度。Dragnagは宿が4、5軒あるだけの小さなロッジ村。Dzonglaも似たような感じ。

チョラパス越えは人によって5〜9時間と開きがある様子。平均的には6、7時間くらいだそう。日が昇ると氷河や雪が溶けて危険が増し風も出てくるため、朝早く出るのが鉄則。ゴーキョ側拠点Dragnagからゴラクシェプ側拠点Dzonglaへの道は山の西側を登るので日が当たらず、すごく寒い。十分な防寒対策、特に手袋と靴下はしっかりした物を。氷河がかなり滑るのでアイゼンや杖もあった方が良い。また、一部道が分かり辛いためトレッカーの溢れるハイシーズン以外は案内人を雇うべきだと思う。宿の張り紙によるとドラグナやゾングラでもお願いできる模様。

◯ ドラグナの宿

「Thagnak Guest House & Restaurant」
ツイン一部屋200ルピーを他の人とシェアで一人100ルピー。ダルバート750ルピー。

◯ ゾングラの宿

「Himalayan View Lodge & Restaurant」
シングル300ルピーを100にしてもらった。ダルバート700ルピー。

| ネパール | 02:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

エベレスト街道7、エベレスト展望の村・ゴーキョへ


<10/25 トレッキング10日目>
 
20181217202502aeb.jpeg
タンボチェの朝

20181217202502ed0.jpeg
本日の朝ごはん/目玉焼きトースト

今日からは牛歩隊と別れ、一人で歩きます。

私はゴーキョへ、牛歩隊はエベレスト・ベースキャンプ方面へ。私もゴーキョのあとベースキャンプ方面へ向かうので、牛歩隊がいつも通りの牛歩っぷりを発揮してくれたらその辺りで再会できてしまうかもしれません。

なお、ガイド代わりの便利屋・私を失った牛歩隊はようやく宿確保問題に真剣になってくれたようで、昨夜「明日は5:30に起きて6:00に出ましょう!」とか話し合っていたくせに、6:30を過ぎても誰も起きてきませんでした。トマークおじさんだけは6:50に起きました。というか私(同室)が叩き起こしました。

大丈夫でしょうかこの人達。いや、もう知らんですけど。



20181217202502c52.jpeg

20181217202502394.jpeg
ゴーキョ方面への道(タンボチェ・ゴンパの左脇から裏手へ)

さて、そんなわけで一人になりましたので、ここからはサクサク歩いて参りたいと思います。



20181217202502c3c.jpeg

201812172025026a9.jpeg
タンボチェからポルツェへ

ベースキャンプではなくゴーキョに向かう人は通常ナムチェからの分岐でそのルートを決めますが、私はナムチェを通り過ぎタンボチェまで来てしまったので、地図に載っていないマイナーな道を歩いてゴーキョルートへの乗線を目指します。

地図に載っているちゃんとした道もありますが、かなり遠回りなので。このマイナールートはツイッター及び地元民からのアドバイスで発見しました。教えて頂いた方、ありがとうございました!



201812172036421c3.jpeg

雪の花が咲いていました。どうやってこんな奇跡が起こるのでしょう。あまりにも美しいです。



20181217203642994.jpeg

この枯れ草は風に吹かれるとカラカラと良い音がします。是非自室の窓際で歌って欲しい存在ですが、年中枯れていて頂くわけにもいかないので諦めざるを得ません。



20181217203642f62.jpeg

2018121720364228c.jpeg
Phortse

ひたすら山を登って反対側に出たら、突如広大なポルツェ村が現れました。宿も割とあるし景色も雰囲気も良いし、一泊してみたい気持ちになりましたがまだ朝10:00なので先へ進みます。



20181217203642b42.jpeg

その辺の宿で借りたトイレが枯れ葉式でした。



20181217203642ae4.jpeg
ナムチェ→タンボチェ間で撮影

ときにこの村、ナムチェからタンボチェに向かう途中で見たこれ(画面中央の村)だった様です。こうやって知らない道や知らない土地を確かめながら歩いていくのは、実に楽しい体験です。



20181217212541112.jpeg
現在地・ポルツェ

丁度良い看板があったので。

先程も書きましたが、通常ゴーキョに向かう場合はナムチェ直後に分岐があり、タンボチェだと来すぎだしポルツェも通りません。

ナムチェからゴーキョまでは2、3日、ナムチェからエベレスト・ベースキャンプ(最寄り村ゴラクシェプ)までは4、5日とのことです。ゴーキョは標高4,790m、ゴラクシェプに至っては5,140mとなりますので、途中で一度高度順応日を設けるのが安全です。

ゴーキョとゴラクシェプはチョラ・パスというちょい難関な峠越えで繋ぐことが出来ます。私もこれを越え、ゴラクシェプまで行くつもりでおります。



20181217203846f6d.jpeg
ゴーキョへの道(谷沿い左側。右でもいいけど)  

という訳で、まずはゴーキョ方面へ。道は谷を挟んで二本ありますが、向かって左側の方が行きやすそうだしロッジ村も多そうなので私はこちらを選びました。



20181217203846241.jpeg

201812172038463f2.jpeg

秋も深まって参りました。春夏秋冬それぞれに違った美しさがありますが、私は新緑香る初夏と、山が色づきススキの揺れる秋が好きです。



20181217203846e3e.jpeg

201812172038469ba.jpeg
本日歩いた道

201812172040081a1.jpeg
モフモフのヤク



20181217204008862.jpeg
ドーレ(標高4,110m)

201812172040088a1.jpeg
本日の宿「Himalayan Lodge & Restaurant」

ドーレというロッジ村に到着しました。まだ13:00ですが、今日はここまでにします。何故なら酷く疲れたからです。

今朝はサクサク歩くぞとか言っていたのに、牛歩隊と別れた途端急に私も牛歩になってしまいました。何かそういう病が移ったのか、一人になって気が緩んだのか、標高が上がって身体が悲鳴を上げ始めたのか。


標高4,110mと言ったらもう高山病の危険が伴う高さですが、その症状が自分にも出ているのかどうかがイマイチ分かりません。

下痢はしていますがそれはトレッキング開始前から(多分感染症)だし、もっと言えば10ヶ月前から(だいたいインドのせい)だし、今更気にすることではありません。感染症についてはここ一週間ほど抗生物質を飲んでいますが、下痢を治したくて飲んでいるのに「副作用:下痢」とか書いてあるのでもう何も信用できません。

睡眠障害は今のところ出ていません。頭痛も大丈夫。ただ今日はやたらと疲れ、正直かなりキツかったのです。



20181217204008742.jpeg
本日の晩ごはん/ダルバート

まあたまにはそんな日もあらぁなと言う事で、折角早めに宿に入ったので洗濯と5日ぶりの洗髪なぞしてサッパリしました。いやサッパリはしてないかな。ヒャーヒャー言いながら氷水でやったので。手が見たことのない赤紫色になってしまいました。

そして夜も大変寒くて布団から出られず、ぼちぼち魔のエリアに入って来たことを実感するのでした。



<10/26 トレッキング11日目、ゴーキョへ>

2018121720400889b.jpeg
本日の朝ごはん/チベタンブレッド

今日は出来ればゴーキョまで行きたいです。そのためには昨日もっと歩いておくべきだったのですが、先述の通りです。

同じ宿にいたガイドさん達に聞いたら「今日一日でゴーキョまで行けるよ〜」とのことで、宿のおかみさんも「電話してゴーキョの宿予約しようか?」と言ってくれましたが、予約は止めておきました。下痢も酷くなって来ましたし、疲れもいまいち取れていないからです。今日中に辿りつけるとは限りません。

たった6時間ほどの距離なんですけどね。一昨日までの超健脚な私なら「通常6時間なら私は余裕で4時間を切るぜ」なんて調子に乗った発言をしていたのに、今の私は完全に自信を喪失しています。森林限界を超えたからでしょうか。低橋さん緑が見えないと急に弱るから・・



20181217204123761.jpeg

20181217204123f4e.jpeg

まあ言っても仕方がないので歩きます。今日は前半緩やかなアップダウンと平坦、後半はゴーキョまで一気に登りです。maps.me調べ。



20181217204123978.jpeg
Luza

201812172041231be.jpeg
Machhermo

ロッジ村をどんどん越えて行きます。



20181217204123b6a.jpeg

201812172041232ee.jpeg

後半の登りは大変辛かったです。もう歩きたくないと何度も思いましたが、ここからゴーキョまではもう宿は無いので行くしかありません。



20181217204235bab.jpeg

小さめの湖を越え、その後碧く大きな湖が見えたら、



2018121720423571d.jpeg
ゴーキョ(標高4,790m)

ゴーキョです。



20181217204235fdc.jpeg

と言うことはあれがゴーキョ・ピークですかね。山頂からのエベレスト景が素晴らしいと噂の。



201812172042352f6.jpeg
ゴーキョの宿「Friendship Lodge & Restaurant」

ゴーキョ・ピークは明日行くとして、とりあえず宿に入りました。

こちらラウンジに見えるかもしれませんが、私の寝床です。いやラウンジですけども。13:30に着いたのですが、既にどこも満室だったのです。ゴーキョは比較的空いているはずなのですが、ハイシーズンは恐ろしいですね。



20181217204235860.jpeg

食べ物オーダー票兼領収書にも「ダイニング・ホール」と書かれてしまいました。いやルームナンバーは仕方ないですけど、ゲスト名までダイニング・ホールにするのは止めて貰えませんかね。わたくしダイニングホール低橋です。漫才師みたいですね。

ちなみに、私がダイニング寝床ですっかりくつろぎ始めた午後にも何人ものトレッカーが来て満室と言われ撃沈していましたが、「ダイニングなら空いてるよ」「ホラ、この日本人もここで寝るよ」と紹介され笑顔で手を振ったら、皆さん「オーマイガー」とだけ呟いて去って行きました。神に祈るほどのことですか?ここストーブもあるし長椅子は広いし布団は借りられたし部屋より暖かいし無料だし、意外と悪くないですよコンニャロー。



20181217204235546.jpeg
本日の晩ごはん/トマトスパゲティ

ゴーキョは流石ハイマウンテーンなだけあってお食事価格がべらぼうでしたが、食べないわけにも参りません。何だか食欲がないのですが、宿で食事を取るのがルールなので。

そして頼んだトマトスパゲティですが、衝撃的な残念さでした。わたくし基本的に「美味しい」「すごく美味しい」「ミラクル美味しい」の三つでしか食べ物を分類しないのですが、残念ながらちょっと具合が悪くなるほどに残念でした。なんか「水と小麦粉で薄めた無味のトマトソースを申し訳程度にパスタにかけました」みたいな味が。残念でした。

そしてこのパスタのせいか高山病のせいかその両方か、この日の夜は気持ち悪さと息苦しさと頭痛でろくに眠れませんでした。あと下痢も悪化しました。本当に残念でした。(ガッデム。)



<10/27トレッキング12日目、ゴーキョ>

2018121720431399c.jpeg

本日はゴーキョ・ピークを目指したいと思います。

夜明け前から登り始めてご来光をとか夕焼けが云々言う話も聞きましたが、体調が優れないので朝6:00過ぎの出発です。体調不良の割に早起きですが、これはもう癖になっているので苦では無いのです。夜は8:00とか9:00くらいに寝て、朝は夜明け前に自然と目が覚めます。



20181217204313a81.jpeg

救助ヘリが来ていました。

これだけ標高を上げたら急病人も出ますよね・・と、自分の体調不良も相まって祈るような気持ちでこれを見送ったのですが、その後も何度も来訪するヘリを見ていたら、特に病気では無さそうな人達も荷物と一緒に元気いっぱい乗り込んでいました。どうも通常の足としても使われている様な気がします。もちろん滅茶苦茶高いのでしょうけど。



20181217204313fc0.jpeg

美味しそうな鳥がいました。丸々肥っちゃってまあ。私チリチキンが好きなんですけど、今晩空いてますか。



20181217204313397.jpeg

たった570m標高を上げるだけなのですが、それが始まるのがすでに4,790mなので大変キツイです。

頭は痛いし気持ちは悪いし下痢で力が入らないし滅茶苦茶寒いし、何故私はこんな地獄みたいな所に来てしまったんでしょうか。石と岩だらけで景色も全く良くないではありませんか。関係ない話ですけど私小学生のころ地域緑化委員会の副委員長だったんですよね。本当に関係ないですね。



20181217204313aa8.jpeg
ゴーキョ・ピーク(又はゴーキョ・リ、標高5,360m)

とか言ってる間に登頂しました。辛すぎて登頂後10分くらい動けませんでした。貴方本当に頑張り屋さんですね。馬鹿め。



20181217204416569.jpeg

20181217204416f2f.jpeg

ゴーキョです。



20181217204416d43.jpeg

2018121720441614c.jpeg

エベレストです。(左)

美しいではないですか。そりゃ美しいですよね。天国に一番近い場所なのですから。地理と生命と、二つの意味で。

なんだか見ていられなくなって来ました。下山します。



20181217204416f99.jpeg

下山しました。

今日はこのままチョラ・パス(峠越え)拠点のロッジ村、ドラグナに移動するつもりだったのですが、生きて辿り着ける気がしないのでゴーキョにもう一泊します。たった二時間の距離ですけど、今は無理です。健康健脚だった低橋さんはタンボチェ以降行方不明です。



20181217204501d49.jpeg
ゴーキョの宿2「Gokyo Mountain View Lodge & Restaurant」

昨日の宿は今日も満室だそうなので、別の所に移動しました。朝10:00に訪ねたので流石に空いていました。昨日の宿はツアー団体が多かったので、恐らく旅行会社を通した予約で埋まっているのでしょう。



20181217205416df1.jpeg
ゴーキョ湖

折角の休息日なのだからパン屋に行ってお高いけど超美味しそうなパンを食べて昼寝して体力回復をはかろう!

と思ったのに、身体に力が入らずパン屋までの二分も歩けませんでした。完全に高山病ですね。頭痛吐き気はそれほど酷くないのですが、下痢と疲労が重度です。あまり薬に頼りたくなかったのですが、諦めて高山病の薬ダイアモックスを飲み部屋で安静にしました。

なお、ダイアモックスはネパールの薬局で10錠100円前後で買えますので、日本の高いそれをわざわざ買ってこなくても大丈夫かと思います。



20181217204501077.jpeg
本日の晩ごはん/炒め芋

体調不良と食欲不振が酷く、晩ごはんは半分も食べられませんでした。食材の手に入りにくいこの高所で、大変罪深い失態でした。本当にごめんなさい。


次は峠越え日記です。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

◯ (10〜11日目)タンボチェからゴーキョ

タンボチェ・ゴンパの左側の道から裏に回るとPhortse方面への道があるが、私の地図には載っていなかった。maps.meには載っていた。Phortseまでは一旦谷底まで降りて橋を渡ってまた登る。Phortseは広い高台にある景色も雰囲気も良い村で、宿も何軒かある。PhortseからDoleはまた一度谷底まで下り、そこから谷沿い左側の道をひたすら進む。登り調子で平坦もあり。途中チェックポストあり。Doleは宿が10軒近くあるロッジ村。

DoleからGokyoは、まず丘を一つ越えた辺りにLhabarma、ロッジが1軒あるだけ。Luzaは宿2軒、Machhermoは大きめのロッジ村で、多分7、8軒はある。ここから道が二手に分かれている?っぽく、私は下の道を進んだが小一時間歩いた辺りに宿2、3軒あり。そこからGokyoまでは宿も村も見なかった。DoleからMachhermo辺りまでは登ったり下ったりを繰り返し、そこからは平坦のちひたすら登り。

◯ ドーレの宿

「Himalayan Lodge & Restaurant」
ツイン200ルピー、充電一時間300ルピー共に無料にしてもらった。ダルバート650ルピー。若いおかみさんが優しくて感じが良い。ゴーキョの宿を電話予約してくれるそうなので、ハイシーズンに来た人は是非頼むと良いと思う。

◯ ゴーキョの宿

「Friendship Lodge & Restaurant」
ラウンジで寝たので部屋の値段は分からない。ラウンジで寝るのは無料で、布団は貸してくれた。テントもあり。ダルバート750ルピー。スタッフの皆さんは明るく良い感じ。

「Gokyo Mountain View Lodge & Restaurant」
ツイン300ルピーを100にしてもらった。部屋は湖に面しており景色が良い。家族経営のアットホームな宿。

| ネパール | 01:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

エベレスト街道6、タンボチェ・ゴンパの仮面舞踏祭(初日)


<10/23 トレッキング8日目、タンボチェへ>

20181211222237fc5.jpeg
ナムチェの朝

ダラリと二泊したナムチェに別れを告げ、ついでに牛歩隊にも別れを告げて次なる目的地タンボチェに向け歩き始めました。

いや牛歩隊に別れを告げたと言うのは嘘ですが、一人で出発したのは本当です。本日の目的地タンボチェは明日から三日間、仮面舞踏祭「マニ・リンドゥ」というのが開催されるため、宿が大混雑することが予想されます。牛歩隊に付き合っていたら日が三回くらい暮れて宿確保どころか祭が終わるので、私だけ先行して4人分のベッドをゲットォするのです。


牛歩隊は皆すごく優しいので、

「皆で行きましょうよ。部屋が取れなかったらロビーで寝ればいいじゃない。」byマリアン
「君が僕らの分までプレッシャーを感じる必要は無いんだよ。」byトマークおじさん

なんて言ってくれましたが、

「じゃあ6:00出発ね!先に行っちゃ駄目よ!」byティファニー

とか言ってたくせに6:00を過ぎても誰も起きて来ませんでした。



2018121122223767f.jpeg
6:15出発

遠くの雲海が綺麗です。一人で見るとなおさら綺麗ですバカヤロー!



20181216191224ed3.jpeg

2018121122223724b.jpeg

タンボチェまでの道は、前半はなだらかな登りと平坦でした。標高はとっくに3,500mを越えているので大変寒いですが、良い景色の中を歩けるので気分爽快です。



2018121122223723a.jpeg

綺麗な鳥がいました。



201812112222372e4.jpeg

20181211222237934.jpeg
宿ブッキングカウンター

途中の村に宿の予約カウンターがありました。

タンボチェ含む三つの村に泊まる場合は、全員必ずここで予約しなければならないそうです。そんな情報は無かったぞと不思議に思いましたが、ハイシーズンのみのシステムだと言うので最近始まったのかもしれません。マニ・リンドゥは特に関係なく、あくまでトレッキングハイシーズンへの対応との事です。てことはこの先のロッジ街でも同じ措置が取られているんですかね。

なお、お値段は一部屋(ツイン)500ルピーでした。ここまでの宿は無料〜200ルピー程度でしたのでかなり高く感じますが、致し方ありません。

また、ここはお金を払うだけのカウンターで部屋を確保出来るわけではないという何じゃそらなシステムなため、「部屋が取れなかったらお金はどうなるんですか?」「今からでもタンボチェの宿は取れますか?」という質問をしましたが、「そしたら返金する。」「午前中早めに着ければ取れると思う。ガンバ!」とのことでした。頑張ります。



20181211222650db6.jpeg
10:30 タンボチェ着(標高3,860m)

頑張りました。



201812112226501e8.jpeg
タンボチェの宿「Tengboche Guesthouse」

ギリギリ最後の二部屋でした。



20181211222650a33.jpeg

201812112226501ba.jpeg

タンボチェは山の上の広々とした場所にゴンパと宿5、6軒があるだけの、気持ちの良い場所でした。一応全ての宿を訪ねましたが、どこも「今日はギリギリ空いてるけど明日以降は満室」とのことで、二泊取れるのは上記の宿だけでした。また、明後日からは本当に全宿満室なので、二泊取るのが限界でした。

お祭りは明日から三日間。一番盛り上がるのは最終日だそうなのでそれが見られないのは残念ですが、初日だけでも見られるだけ良しとしたいと思います。



20181211222650d2f.jpeg
本日のお昼ごはん/炒飯
 
牛歩隊を迎えるため村の入り口にてしばらく待っていましたが、2時間待っても全然全く影も形も見えてこないので一人でお昼ごはんにしました。

山小屋ご飯は芋、炒飯、焼きそば辺りが安いのでよく頼みますが、炒飯はどこも量が少なめに感じます。いや炒飯が少ないというか、芋と焼きそばが多めなのかも。一番量が多いのはおかわり自由のダルバートですが、その性質上少し高いので毎回は頼めません。



2018121122293264c.jpeg

昼食後再び見に行ってもやっぱり誰も来ないので、一人でタンボチェ・ゴンパの見学に行きました。ゴンパ内ではマニ・リンドゥの踊りの練習みたいなのをやっていました。明日の本番が楽しみです。

その後、夕方のお祈りの時間に合わせて再びゴンパを訪れましたが、割と面白かったです。お教を唱えながら鈴を鳴らしたり手先をコチョコチョ謎の動きを繰り返したり、ルンビニやブッダガヤで見学した各国寺院のお祈りとはまた違うやり方をしていました。

とある小国の家出王子が始めた個人的な修行に過ぎなかったはずのそれが、いつの間にやら信者を増やし、勝手に宗教になり、何千年もかけて宗派を増やしに増やし、もはや原型は留めていないのではないでしょうか。天界におわしますかもしれないしおわしまさないかもしれないかの元王子様・仏陀も、今頃「何がどうなってこうなったのやら」と首を傾げていらっしゃるのではないでしょうか。



20181211222932ce9.jpeg
本日の晩ごはん/ダルバート

さて牛歩隊でございますが、待てど暮らせど全然来ないので諦めて昼寝でもしたろかとベッドに潜った15:00頃、待ち時間にして4時間半後に、ようやくトマークおじさんが到着しました。そしてさらに30分後、女神二人も降臨しました。

到着直後の牛歩隊の様子ですが、トマークおじさんは割と元気、ティファニーは疲れ切って無表情、マリアンは無言のままベッドに崩れそのまま動かなくなりました。

皆さんお疲れ様でした。



<10/24 タンボチェ、マニ・リンドゥ初日>

2018121122293252c.jpeg

外に干しておいた靴下が凍って形状記憶靴下になっていました。



20181211223145666.jpeg
タンボチェ・ゴンパ

マニ・リンドゥは毎年10月の満月の日から始まり、三日間にわたり開催されます。場所はタンボチェ・ゴンパです。これはチベット仏教の仮面舞踏祭で、似たような(同じ?)お祭りは他の村のゴンパでも見られるそうです。どこもかしこもでは無いと思いますが。



20181211223145e0b.jpeg
マニ・リンドゥ入場券

201812112231459db.jpeg
スケジュール

マニ・リンドゥについてはネットに情報が殆ど無く、開催日と場所は分かったけど三日間のうちどの日が一番盛り上がるのか、開催は昼なのか夜なのか等、タンボチェに着くまで全く分かりませんでした。ここまで泊まってきた宿のオーナーや出会ったガイドさん達にも聞いて回ったのですが、皆さんお祭りの存在は知っていても詳細まではご存知無くて。

出会った一般トレッカーの皆さんに至っては、お祭りの存在自体知りませんでした。先日のナムチェ大混雑はマニ・リンドゥは特に関係がなく、単純にハイシーズン真っ只中だからというだけなのかもしれません。



20181211223145189.jpeg

201812161840350df.jpeg

初日である本日は仮面は身につけていないものの、踊りは最終日と同じものが見られる様です。

ゴンパの最高位と思われる方々もいらしていました。何故かお二人ともチョイ悪サングラスをしているのが気になります。



2018121122352681c.jpeg

201812112235261e0.jpeg

20181211223526880.jpeg

20181211223526d18.jpeg

20181211223526221.jpeg

大勢で輪になっての踊りや、ゆったりしたおじいちゃん僧侶の踊り。楽器を使った不思議な雰囲気の踊りや、若い僧侶達の激しい踊りなど。その内容は意外と多岐に渡っており、とても楽しかったです。

でもやっぱり、仮面と衣装付きで見たかったななんて贅沢なことを思いました。さらに迫力が増しただろうなあと。

踊り手(僧侶)の皆さんはかなり薄着ですが、寒がるどころか汗をかいていました。ゆったりダンスのおじいちゃん僧侶でさえも。動きはゆったりでも、かなりのエネルギーを使うのでしょうね。素晴らしいものを見させて頂き、心から感謝します。



20181211223615839.jpeg

そんな充実したタンボチェ滞在も二日で終わり、明日からまたトレッキングの日々です。

そして私は明日から一人です。チーム・ガーリックから離脱し、彼らとは別の道を行く事にしたのです。

理由はいくつかありますが、一番はやはり団体行動に疲れてしまったという事です。ルートを調べたり所要時間を調べたり道の状況を調べたり宿確保に奔走したり、もう疲れたのです。自分一人だったらどうなっても構いませんが、他三人の命運を握っていると思うと適当には出来ません。

まあ何故私がそんなガイドさんの真似事をしなければいけなかったのかは甚だ疑問ですが。だって何故か全員私に聞いてくるんですもの。知らんがな。(←でも調べる。)(←のでまた聞かれる。)(←自業自得な気がしてきた。)

また、予定とは別のルートを行きたくなったからという理由もあります。皆で行くはずだったエベレスト・ベースキャンプ方面はこの時期本当に大混雑で、先日知り合った日本人ガイドさんも「山頂付近はどこも満室で宿確保が本当に大変」と言っていました。なので、ベースキャンプよりは空いていると噂のもう一つのゴール地点、ゴーキョに先に行き、そこから峠を越えて一気にベースキャンプを目指す方がいいかなと思ったのです。

トマークおじさんはベースキャンプの後ゴーキョにも行くそうですが、女神二人はタイムリミット(帰国便)の関係からそんな時間は無いので、どうしてもここでお別れする必要があったと言うわけです。



そんな感じです。牛歩隊は良い人達ですが、私は絶望的に団体行動が苦手です。大人数でいるだけでみるみる体力精神力が削られて行くのです。裏切る様で大変申し訳ないですが、ぼちぼち一人になりたい頃合いだったのでございます。

以上です。

あ~せいせいした 寂しいなっと!


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

◯ ナムチェからタンボチェ

最初は登りつつの平坦もあり、一回下って最後一気に登る。道中は集落や宿、売店も多い。登りの前(Tasinga辺りだった様な)にタンボチェその他の宿の予約カウンターあり。ただしここではお金を払い予約券を受け取るだけで、部屋が確保出来るわけではない。ハイシーズンのみのシステムとのこと。本文参照。

◯ タンボチェの宿

「Tengboche Guesthouse」
ツイン一部屋500ルピー(全宿共通、ハイシーズン価格。本文参照)、充電無制限250ルピー、ホットシャワー500ルピー。wifi不明。おかみさんががちゃきちゃき元気で素敵だが、やや気が強くちょっと怖い。

◯ マニ・リンドゥ

タンボチェ・ゴンパ(Tengboche)にて、毎年十月の満月の日から三日間に渡り開催される。入場料500〜1,000ルピー。宿泊はもちろんタンボチェがベストだが、部屋が取れなかった場合は山を20分ほど下った先のデボチェも候補に入れると良い。

| ネパール | 00:37 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

エベレスト街道5、ナムチェバザール


<10/21〜22 ナムチェ>

20181204194937495.jpeg

サレリ(ファプル)から一週間かけ、ようやくナムチェに辿り着いた我らチーム・ガーリック。トマークおじさんは更に遠いジリから来ているので、トレッキング開始からもう二週間が経とうとしています。

そういうわけなので、我々はそこそこ疲れが溜まっております。ナムチェ(3,440m)では高度順応のため二泊するトレッカーが多いそうなので、私達もこれ幸いとそれに習うことにしました。



201812052356275ec.jpeg

20181205235627e4f.jpeg

ナムチェ入り口には立派な門と、 



20181205235627e3c.jpeg

20181207230203bd7.jpeg

エベレストで亡くなった地元出身の女性登山家の像が。台座には彼女の残した輝かしい記録と、37歳という若さで亡くなったという悲しい事実が刻まれていました。

こういうのは苦手です。何か色々考えてしまって。



20181205235721d78.jpeg

2018120523572163a.jpeg

20181205235721b01.jpeg

201812052357212c7.jpeg

ナムチェは山中らしからぬ賑やかな町で、物が溢れています。そしてトレッカーも溢れています。外国人トレッカーの好みに合わせたカフェやレストランやバーも沢山あるため、この町は厳しい山歩きの途中に突如現れるオアシスのような存在であると言えます。



20181205235721926.jpeg

行きそびれましたが、日本食屋もありました。

どうして外国にある日本料理屋ってトモダチとかキズナとかむず痒い店名が多いんでしょうね。もっとこうアラナミとかドンゾコとかでもいいと思うんですけど。



20181205235721c46.jpeg
写真撮り忘れたので子牛

ナムチェにはATMもあります。私の知る限りエベレスト街道上でお金を降ろせるのはここだけ(行ってないけど多分ルクラも可能)ですが、わたくし念には念を入れて札束を持参しておりますので、当分尽きる予定はございません。

一方、早くもお金が尽きかけているマリアンとティファニーは慌ててお金を降ろしていましたが、「山の物価がこんなに高いなんて知らなかったんだもの!」なんてプンスカ言っていました。マリアンはともかくティファニーに関しては400円のパンをその辺の人にあげちゃうのが一番の原因だと思いまーす。(←食い物の恨み)



201812052358038cc.jpeg

20181205235803c3c.jpeg
ナムチェの宿1 「International Foot Rest Lodge」

宿は最初こちらに入りましたが、



20181205235803100.jpeg
ナムチェの宿2「Lhasa Guest House」

翌朝急に「今日は予約でいっぱいだから」と追い出されてしまったので、別の所に移りました。数軒聞いて周りましたが、どこの宿も大変混み合っていました。 

今がトレッキングのハイシーズンなのが主な原因でしょうが、加えて、近郊の村タンボチェで明後日から始まるマニ・リンドゥの待機組も集まっているのではないかと推測します。三日間に渡り開催される、チベット仏教の仮面舞踏祭です。私もこれが狙いで、わざわざこの混雑甚だしい時期に来ております。



20181205235803f0d.jpeg
充電

ここナムチェ辺りまでは無料で充電できる宿が多いですが、ここからは難しくなるそうです。一応どこの村の宿でも充電は出来ますが、どんどん値段が上がっていくとのこと。

今このブログは2ヶ月遅れで書いていますので私は答えを知っておりますが、一番高い所だと一時間400ルピー(=円)とかそんなんです。私は充電にお金を払いたくないのでスマホは極力使わないようにして、カメラ充電もポータブル充電器だけで乗り切りました。

ついでに告白しますと、ホットシャワーにお金を払うのも嫌なので一度も使いませんでした。ではどうしていたかと言うと、標高4,000m辺りまでは水タオルで身体を吹いたり頭と顔と足だけは洗ったりして誤魔化し、そこから先はウェットティッシュで乗り切りました。頭は洗いませんでしたし、氷水で洗濯するのはなかなかの苦行なので2、3日同じ服を着ていたりと、日本の皆さんが聞いたらドン引きしそうな生活をしていました。

一応弁明しますと山では皆そんなもんですし、私下界ではちゃんと毎日お風呂も洗濯もしてますからねっ。誤解の無いようお願いします。



20181205235803173.jpeg

ナムチェ・ハザールで売られているものは、当たり前ですが地上のそれより割高です。写真に写っているものに関して言えば、水は地上では20〜30ルピー、トイレットペーパーは40〜80ルピーで買えますので、だいぶ値段が上がっていることがお分かりいただけるかと思います。しかしこれが、一番エベレストに近いゴラクシェプ村まで行くと水もトイレットペーパーも500ルピーに達しますので、それに比べればまだまだ良心的な値段と言えます。

いや、ゴラクシェプか非良心的という訳では決して無いんですけどね。何日もかけて人力または動物力で運んだ物資なので、値段が上がるのは当然です。



20181205235840821.jpeg

メインバザールを出て少し外側の寂れた方向に歩くと、地元民やポーターさん達向けのやや安価な店にも出会えます。



2018120523584057b.jpeg
アルミ水筒

20181205235840a91.jpeg
湧き水

私はここで携帯食(スニッカーズとか)とウェットティッシュ、そしてアルミ水筒を買い足しました。先程少し触れました通り気温の低下が思いの外厳しくて、ここから先は顔を洗うどころか手もろくに洗えなくなったので、買い足して正解でした。水が凍って出てこないのです。

アルミ水筒に関しては、普通の水筒は持っているのですがアルミ水筒があればストーブの上に乗せてお湯を沸かせるなあ・・とズルいことを思いついてしまったので買いました。お湯はどこの宿でも売って貰えますが、高いのです。今のところはカップ一杯40〜80ルピーくらいで買えていますが、ここからもっと高くなります。水はその辺で汲めますし宿のキッチンでも無料で貰えます。なので、ストーブとアルミ水筒さえあれば無料でお湯が作れるわけです。

・・とは言うものの、当たり前ですが宿の人はあまり良い顔をしないので、そう頻繁にはやりませんでした。他の人もやっている場合のみ、ドサクサに紛れて私もやる程度の小者的犯行でした。



<ナムチェで食べたもの(一部)>

20181205235923ca5.jpeg
ヤクチーズ

ヤクの乳で作ったチーズがよく売られていました。100グラム150円くらいだったかな?マリアンが買ったものを少し分けて貰いましたが、思いの外クセが無く、食べやすいチーズでした。先日食べたチーズトーストも同じ味でしたので、あれもヤクチーズだったのでしょう。



201812052359237b9.jpeg
トマトチーズパスタ

これもヤクチーズです。山小屋ご飯はどこも似たり寄ったりで、どれくらい似たり寄ったりかと言うとメニューの9割5分が一致しているくらい似たり寄ったりなのですが、もちろん値段と味は違います。

そんな中でよく食べていたのはダルバート(おかわり自由)、フライドヌードル(安い)、炒め芋(安い)、トマトパスタ(山小屋ご飯に飽きてきた頃に)あたりでした。



20181205235923690.jpeg
オサレカフェのオサレモモ 

20181205235923ce6.jpeg
オサレカフェのオサレチョコレートムースケーキ

普段の私(ドケチ)なら絶対やらないんですけども、懲りずにお金を湯水の如く使うティファニーとマリアンに釣られてカフェ巡りなんぞしてしまいました。一日の予算の倍額があっという間に飛んで行きましたが、大変美味しゅうございましたし、非日常感に若干癒されました。



20181205235923241.jpeg
シェルパシチュー

この辺りにはシェルパ族の皆さんが多く暮らしています。彼らは観光客向けの宿をやっていたり、ポーターやガイドのお仕事をしていたり、エベレスト街道トレッキング、そしてエベレスト登山に絶対不可欠の存在となっています。

で、写真のシェルパシチューですが、その名の通りシェルパ族の伝統シチューなんだろうなと思います。割とどこの宿でも見かけますが味付けや具材は結構違って、あっさり塩味のとろみスープにすいとんやお米が入っているのもあるし、カレー味にじゃがいもたっぷりのものもありました。



20181205235923a62.jpeg
ポカポカ陽気

ナムチェ滞在二日目は高度順応のため近郊のビューポイント(標高3,800mくらい)まで日帰りトレッキングに行くつもりだったのですが、わたくし体調を崩しまして、行けませんでした。軽めですが、昨夜熱を出したのです。

感染症再びか?と思いましたが、今回はそこまで高熱にはならなかったし喉が痛くクシャミが止まらなかったので、十中八九風邪ですねと言うことで一日安静にしました。風邪を引いた原因は、間違いなく牛歩隊にあります。一時間歩いたらその後一時間(寒空の下で)待たないと奴ら追い付いて来ないのです。毎度毎度どこで干し草食っていやがるのでしょう。

そんなわけでナムチェ二日目は完全休息日でしたが、日向ぼっこをしながら昼寝したり、カフェ巡りをしたり、大変穏やかな一日を過ごせました。


次の目標はタンボチェです。タンボチェ寺院のお祭りマニ・リンドゥを見学するため、またしても連泊です。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

※部屋の値段は有って無いようなものなので、参考までに。交渉次第でこれより高くもなるし時には無料にもなる。宿で一日二食食べるのが条件。また、wifiや充電の値段も交渉次第で前後するのでチェックイン時に必ず確認のこと。

◯ ナムチェの宿

「International Foot Rest Lodge」
ツイン一室200ルピー。wifi、チャージ(ラウンジのみ)無料。ホットシャワーは確か400ルピー。ダルバート700ルピー。

「Lhasa Guest House」
ツイン一室100ルピー。wifi、チャージ共に有料だが無料にしてもらった。ホットシャワー不明。ダルバート500ルピー。

| ネパール | 23:13 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

エベレスト街道トレッキング4(5〜6日目)


<10/20 トレッキング5日目>

20181204193347cd8.jpeg

20181204193347412.jpeg

本日も良いお天気です。

昨夜泊まった村(チェプルン)辺りからはルクラ組も合流し、トレッカーの姿が一気に増えました。ここまではどの村も宿はガラガラで、このハイシーズン中のハイシーズンにガラガラってことはつまり・・考えるのは止そうとか思ったのですが、ここからはだんだん混み合ってくるようです。山頂近くはもう部屋の争奪戦状態で、皆さんそれを回避するためにガイドさんに先行してもらい宿を確保したり、午前中早めに着けるよう頑張ったり大変なんだとか。


そんな戦争を前にしてのうちの牛歩隊ですが、徐々に山歩きに慣れてきて歩行速度は上がったものの、疲れも溜まって来ている様で休憩タイムが増えました。結果、一日に進める距離はさらに短くなりました。

一人でガシガシ歩きたい私は最初この牛歩トレッキングを辛く感じていましたが、だんだんと、「こういうのもいいかもな」なんて思えて来ました。彼等は登りではかなり辛そうにしますが、平坦や下りなど楽な道では写真を撮ったり地元民と交流したり買い物したり、本当に楽しそうに過ごすのです。

私にとっての登りは自分との戦い(楽しい)であり、平坦及び下りは距離を稼ぐためのボーナスステージ(楽しい)でしかなかったので、「そうかそんなのんびりした楽しみ方があるのか」ということを知りました。いや私は私で楽しんでましたけど、なんかガツガツした気持ち悪い楽しみ方だったので。


しかし、ここからさらに標高が上がりキツくなりますし、下りや平坦はほぼ無くなり登り一辺倒になりますし、先程書いた宿確保問題もあります。正直なところ、「大丈夫かな?私達ちゃんとゴール出来るのかな?」なんて不安は、かなり大きくなって来ています。まあ無理なら全員置いて行くだけの話で



20181204193347fd5.jpeg

20181204193347b54.jpeg
ポーターさんとその荷物

トレッカーの過半数はツアーグループに所属しているか、ガイドさん及びポーターさんを雇っています。

確かガイドさんもポーターさんも、一人辺りの日給2,000ルピー(=円)でやってくださるとか聞きました。ガイドさんの方が少し高めのようです。

ポーターさんは一人辺り40キロ以上、凄い人は100キロ近くを運んでいますので、それガイドさんより大変なのでは?なんて一瞬思ったのですが、よく考えたらガイドさんは客の命を背負っていますし、語学力や専門知識も必要です。こちらはこちらで大変なお仕事なんですよね。やったこともない仕事を、勝手な想像だけで「そっちの方が楽なんじゃ」とか考えてはいけませんでした。



20181204193347d33.jpeg
動物ポーター

ポーターさん達が運ぶのは客の荷物、各宿への食料や生活用品など様々ですが、人間以外に動物達もこれを運んでくれています。ロバや馬やヤクなど。そしてそんな動物ポーターよりも、人間が運んだ方が断然安いそうです。

これにはちょっと「おおう・・」と思ってしまいました。動物より人間の方が上だの下だの言う話をするとややこしくなるのでここでは避けますが、そうか、人間の方が安いのか・・と。

ちなみにでございますか、我がチームの女神二人はポーター反対派です。トレッカーが雇うポーターについて、「人に自分の荷物持たせて何様のつもりよ!」「自分の荷物は自分で運びなさいよ!出来ないなら来るんじゃない!(怒)」とのことでした。


私、以前見たテレビ番組で非常に印象に残っているシーンがあります。それは有名なバラエティ番組で、日本を自転車で旅する親子連れを追いかけた記録だったのですが、坂を上手く登れず自転車を降り、辛そうにそれを押す奥さんを番組スタッフが手伝おうとしたら、その奥さんは「手伝わなくていいわ。自分の力で出来ない事ならやらない方がいいのよ」と言ってそれを断ったんです。

すごくハッとする台詞でした。全く持ってその通りだなと。

もちろん、「誰の手も借りるな」とか言うつもりはありませんし、人は一人では生きていけないことも分かっております。ですが、最初から人の助けを当てにするのと、自分の力で頑張りたかったけどどうしても無理だったので助けて貰った、というのは、全くの別物だと思うんです。


トレッカーの中にはご年配の方もいらっしゃいますし、身体の強くない人や体力に自信の無い人もいます。うちの女神達は、そういう人達にまで「無理なら行くな」とか言うつもりはもちろん無いと思います。多分、若くて体力がありそうな人達まで軽装で歩いているのが気に入らなかったのかなーと。別に個人の自由だと思いますけどね。お金を払って、かつ感謝の気持ちを忘れない限りは。

それはともかくとして、私が非常に気になったのは、彼女達はポーター制度そのものを嫌っているらしいことです。「動物じゃないのよ!」「あんな仕事をさせて!」みたいな事を言って大層お怒りのご様子でした。

しかしポーターというのも立派なお仕事の一つですし、現地の人々にとっては大事な収入源です。それを自分の感じ方一つで全否定するのも、ちょっと失礼な話かもなあと思いました。本人達には言えなかったんですけどね。だって怖いんですもの。


色々と難しい問題なので上手くまとめられませんが、私としましてはポーターを頼むこと自体は別にいいんじゃないかなと思っていて、しかし「金払ってんだからいいだろ」とかぬかす奴は言語道断で、人間に対しても動物に対しても「ごめんなさい、ありがとう」の気持ちは忘れたくなくて、こんなに重いものを運べるなんて逞しくて格好良いな!という気持ちも大事にしたいなと、そんな感じでございます。

おわり。



20181204193446788.jpeg

20181204193446313.jpeg
パクディン

この日経由したパクディンという村はかなり賑やかで、宿やレストランも多いし色んな物が売っていました。かなり高いですが、美味しそうなパン屋もありました。チョコパン一個400円とか。

そしてそのすごく高いパンをヒョイッと難なく購入したティファニーは、一口食べた後私とマリアンにも勧めてくれ、さらにくれようとするのを私達が(申し訳ないからと)断ると、そのパンを通りすがりの知らないお兄さんにあげてしまいました。

よ、四百円〜!!



20181204193446cb7.jpeg
無茶をやらされるトマークおじさん

途中にあった滝を見て、「10年前に来たときここで水浴びしたよ。懐かしいなあ」なんて呟いてしまったトマークおじさん。

その呟きを聞き逃さなかったパパラッチ姫&女王様コンビによって、迂闊なトマークおじさんはこの寒いのに10年前の再現をやらされていました。口は災の元とはこのことです。



20181204193446ba6.jpeg
自分も無茶をやるパパラッチ姫

でも、ちゃんと自分もやるところがティファニーの良いところです。マリアンも、頭部だけですが挑戦していました。

なお、私は水に触れてもおりません。やる意味が分からなかったからです。ノリが悪いとでも何とでも言えば良いですよこのノリだけで生きてるパーリー野郎共が。



20181204193446f00.jpeg
その辺の村のチビッコ

山のチビッコは皆ほっぺ真っ赤の鼻タレで、滅茶苦茶可愛いです。



2018120419353807e.jpeg
なんかのチケットオフィス

201812041935381f1.jpeg
なんかのチケットオフィス2

20181204193538cdb.jpeg
チケット二枚

モンジョという村の入り口と出口で、二回のカツアゲ・・じゃないやチケット購入を求められました。

前者は去年までカトマンズで登録・購入しなければならなかったTIMSの代わりだとかで、2,000ルピー(=円)の支払い。後者は国立公園入場料だったかな?で、3,000ルピーを支払いました。二つ合わせて5,000円なので結構なギャフンですが、まあ3週間くらい楽しませてもらう代金と思えば安いものです。

それに、これほど壮大なトレッキングコースを整備・維持しようと思ったら一人5,000円払っても足りないくらいなので、特に文句はありません。カツアゲとか言っちゃったけど。(つい本音が。)



20181204193538e72.jpeg
ジョルサッレ(標高2,740m)

モンジョも居心地が良さそうでしたが、本日はもう15分ほど進んだ隣村のジョルサッレまで行くことに。



201812041935381a1.jpeg
ジョルサッレの宿「Budda Lodge & Restaurant」

ジョルサッレに向かう途中でこの宿のおかみさんが声をかけてくれ、「部屋も充電も無料にするからウチに泊まんなさいな!」と言ってくれたのでそうしました。もちろん、夕飯と朝食を宿で食べるのが条件です。



20181204193538dea.jpeg
本日の晩ごはん

安定のダルバートです。



<10/21 トレッキング6日目>

20181204193644b63.jpeg
本日の朝ごはん/チーズトースト


201812041936442b1.jpeg

201812041936441b1.jpeg
途中にあった二段橋

本日はナムチェまで参ります。

ナムチェはエベレスト街道最大の町で、地上より高くつくものの何でも手に入るためここで不足品を買い足したり、カフェやレストランが充実しているのでそこらでホッと一息ついたり、標高3,400mまで来ているので高度順応のために二泊したりと、とにかく重要な通過点となる町です。



20181204193644c7b.jpeg
動物達

今日はひたすら登りで特に書くことがないので、ちょっと脱線。

エベレスト街道はよく整備された道ですがまごうことなき山の中なので、野生動物が沢山います。こうして見るとかなり危険な動物もいるようです。向こうからわざわざ寄ってくることは無いでしょうけど、ちょっとドキッとする情報です。  



20181204193644d2d.jpeg

20181204193644107.jpeg
動物達

よく出会う動物達は家畜ばかりで、ヤギ、鶏、ロバ、水牛、馬などです。実のところ、ヤクにはまだ会っておりません。彼等はその体質上、ナムチェより上の寒いエリアにしか生息していないんだとか。



20181204194837631.jpeg

20181204194837d55.jpeg
植物達

標高3,000mを超えるこの辺りでは見かけなくなって来ましたが、ここまでの道中では沢山の草花に出会いました。暖かいエリアでは鮮やかなお庭を持つ宿や民家も多く、その光景に大変癒やされていました。



20181204194837ddd.jpeg

20181204194837c49.jpeg
祈りの道

この辺りはチベット仏教徒が少なくない他ヒンドゥー教徒などもいらっしゃるので、その道はさながら祈りの道となっています。

私もマニ車を見るたび、旅の安全を祈るため立ち止まり、これをクルクル回しております。



20181204194837697.jpeg

201812041948376b3.jpeg

ルクラ上空では旅客機を頻繁に見かけましたが、それを過ぎると今度はヘリコプターを一日何回も見かけるようになりました。

旅客機に乗っているのはトレッキング開始前のワクワクトレッカー達かトレッキング終了後のニコニコトレッカー達なので何も問題ありませんが、ヘリに乗っているのは高山病患者や怪我人ばかりです。なので、プロペラの音は出来るだけ聞きたくないものです。

実際は割と元気な人も乗っている場合があるようですが、それについてはまた後日。



20181204194937169.jpeg

20181204194937e15.jpeg
エベレスト・ビューポイント

ナムチェに向かう登りの途中で、今旅初のエベレスト・ビューポイントに辿り着きました。が、肝心のエベレスト様はおシャイであらしゃりましたので、そのお姿はあの雲の向こうです。



20181204194937319.jpeg
チェックポスト

ナムチェ手前で入域許可証のチェック及び入山登録を済ませ、



20181204194937495.jpeg
ナムチェ(標高3,440m)

ついにナムチェに辿り着きました。

ナムチェにはのんびり二泊しましたので、次回はナムチェ日記としてまとめたいと思います。大して書くこと無いですけども。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

◯(5日目)チェプルンからジョルサッレ

登り調子のアップダウン。途中のPhakdingはかなり大きい村で宿も売店も多い。Monjoも宿多めの村。そこから10分ほど下るとJolsalleがあり、谷底の小さな集落だが宿は10軒近くある。日光が届きにくいので寒い。

Monjo入り口辺りでTIMSの代わりだという何かの入域許可証発行カウンターあり、2,000ルピー。ルクラ出口で払った人はそれでOK。Monjo出口にもう一つカウンターがあり、ここでは国立公園入域料を支払う。3,000ルピー。

◯ ジョルサッレの宿

「Budda Lodge & Restaurant」
部屋、充電(ラウンジのみ)共に無料にしてもらった。ホットシャワー(ソーラー)は200ルピー。wifiは聞かなかった。

◯(6日目)ジョルサッレからナムチェ

ほぼずっと登り。途中に村は無いが、エベレストビューポイントにトイレあり。ナムチェ手前に入域許可証のチェックポストあり。

◯ ナムチェの宿

次回の情報コーナーに書きます。

| ネパール | 22:36 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

エベレスト街道トレッキング3(3〜5日目)


<10/18 トレッキング3日目>

201811301848114be.jpeg
本日の朝ごはん/チベッタンブレッド

チベッタンブレッドは薄い揚げパンみたいな感じで、香ばしくてとても美味しいです。ジャム等甘い物と合わせても良し、チーズや目玉焼きと合わせても良し。この日以来すっかりハマり、度々頼むことになりました。

奥に見えているのはトマークおじさんとマリアンが頼んだ茹で芋です。どこの宿にも必ずあって値段が安く、食べ残したらビニール袋に入れてランチにもできると言う便利なメニューです。塩と生ニンニク(トマークおじさん提供)と合わせるとさらに美味しくなります。



2018113018481122f.jpeg
いいかんじの棒を手に入れた!

ここらの道はかなりアップダウンが激しいのにステッキを用意して来なかった私でございますが、道端でいいかんじの棒を手に入れました。このネイチャーズバンブーステッキ訳してその辺で拾った竹の棒のおかげで、この後の山歩きが随分楽になりました。

なお、ちゃんとしたステッキはカトマンズのタメル地区などで安く購入出来る他、レンタルもあるとかないとか、そんな感じです。殆どの人が使っていましたし、実際あった方が良いと思います。



20181130184811150.jpeg
ブプサまでの登り

牛歩隊が死にかけていました。



201811301848116e0.jpeg
ブプサ

ブプサはカリコッラを見下ろせる大変景色の良い村です。この時は霧でよく見えませんでしたが、午前中早い時間なら素晴らしい展望だと思います。

宿も沢山ありますし、カリコッラを通り過ぎてこちらに泊まるのも素敵なのではないでしょうか。カリコッラから2時間くらいです。



20181130184811706.jpeg
ブプサのゴンパ

トマークおじさんが馬にちょっかいをかけて後ろ足で蹴られました。ものすごい音がしたのでチーム・ガーリックも解散かと思ったのですが、大丈夫だったようです。

なお、その様子をティファニーが動画に撮っていましたが、そこに映る私は馬に蹴られるおじさんを前に顔色一つ変えず微動だにせず、ただ無言でその様子を眺めていました。この人心が無いのかなと思いました。



20181130185042403.jpeg
1,000m峠越え中

牛歩隊が一言も喋らなくなりました。



201811301850427b0.jpeg
登頂

急坂でしたのでかなり疲れましたが、なんとか登頂しました。ここは厳密には山のてっぺんではありませんが、トレッキングルート上ではてっぺんのはずです。

が、看板にも「山頂」と書いてあるにも関わらず、この後も登らされました。山頂とは。

また、通りすがりのガイドさんにこの後の道について尋ねたら「ここからしばらくは平坦だよ〜!」と返ってきたにも関わらず、実際は登ったり下ったり忙しい道でした。平坦とは。



201811301850423e3.jpeg
反対側へ下山中

時期的なものなのか何なのか判りませんが、エベレスト街道トレッキング中は毎日午前中快晴、午後は霧が出て視界が悪くなりました。標高も2,000mを越えて来ましたので、お日様に隠れられると結構寒いです。

この辺りでの服装は、午前中は半袖Tシャツ一枚、午後は上に薄手のパーカーを羽織っていました。休憩中は一気に身体が冷えるので、さらにダウンなどを羽織る感じです。

荷物を増やしたくないので着替えは最低限しか持って来ておらず、朝になっても洗濯したそれが乾かない場合は、バックパックに括り付けて乾かしながら歩きました。午前中ならあっという間に乾きます。一度ティファニーがまとめて洗濯をしすぎて、全員でそれを乾かしながら歩きましたが、明らかに女物のレギンスをバックパックに括って歩くトマークおじさんは若干犯罪の香りを漂わせていました。



201811301850425de.jpeg
パイヤ(標高2,730m)

本日の目標村に着きました。



20181130185618839.jpeg
パイヤの宿「Everest Guest House」

エベレスト街道の宿はどこも無料〜せいぜい200円程度という格安っぷりですが、夕飯と翌日の朝食を宿で食べるのが条件です。さもなくば宿泊費は一気に千円以上に跳ね上がります。だったら食べた方がいいですよね。我がチームは基本的にランチ休憩を取らず軽食やお菓子で済ませるので、宿到着時には全員腹ペコなのです。

ただこの条件はそこまで厳しい訳でもなくて、例えば私達は4人グループでしたので一人くらい朝食を抜く人がいても不問(というかバレないと言うか)でしたし、体調が悪いときはそう申し出て「すみません飲み物だけ下さい」とかでもOKでした。



2018113018561895f.jpeg
本日の晩ごはん

早くも山小屋版ダルバートに飽きてきたので、今日は芋にしてみました。フライドポテト&ベジタブルです。ここで言うところのフライドポテトは私達の想像する揚げた芋では無く、炒めた芋です。揚げた芋はフレンチフライまたはフィンガーチップスです。

この炒め芋がなかなか美味しくて量も多く、さらに比較的安価という優秀なメニューでしたので、この後も何度も頼みました。芋は過酷な環境でも育ってくれますから、この辺りのエリアでも栽培しやすいようです。



<10/19 トレッキング4日目>

20181130185618f51.jpeg
本日の朝ごはん

寒いのでポテトスープにしました。どこの宿も夜は薪ストーブをつけてくれますが、朝は無しなのです。

なお、山小屋の朝ごはんは前日のうちに時間と食べたい物を注文しておくのが良いとされております。ただしお客さんが全然いない場合や、ゆっくり起きてゆっくり食べます〜と言う場合は当日朝の注文でも大丈夫です。



20181130185618e62.jpeg
ルクラ(標高2,850m)/写真右辺りの山の中腹

本日も登ったり下ったり頑張りまして、ようやくルクラが見えるポイントまで来ました。頭上を小型の旅客機が飛び交っております。だいたい10分間隔くらいでしょうか。

上記の通りこちらはカトマンズからの旅客機が降り立つ町で、多くのトレッカーのスタート地点となっております。我々は4日目にして、ようやくスタート地点に辿り着けたと言う事になります。



20181130185618fe1.jpeg

とは言え私達は今更ルクラに用は無いので、別のルートを通って先へ進みます。



20181130185816a5f.jpeg

20181130185816242.jpeg
Chaurikharke(読み方が分からない)

途中通った村のうち、写真のChaurikharkeはチベット文化が色濃い独特の雰囲気を持つ村でした。

霧の深い午後に通ったせいもあり、神秘的と言っていいのか若干不気味と言っていいのか、何やら異世界に迷いこんでしまったかのような不安を覚えました。村人達があまり顔を見せてくれなかったのも要因かもしれません。



20181130185816fb2.jpeg
ナマステのポーズ

しかし村の後半に入ると皆さんそっと顔を出し手を振ってくれ、無邪気な子供達の姿も見え、とてもホッとしました。そしてそんな光景にティファニーのパパラッチスイッチが入り、写真撮影のため30分ほどロスしました。



201811301858169f7.jpeg
チェプルン(標高2,660m)

本日はこの村に泊まります。



20181130185816ea6.jpeg

20181130190219645.jpeg
チェプルンの宿「Sherpa Road House」

ここが大変居心地の良い宿で、リラックスして過ごせました。



20181130190219cb6.jpeg
本日の晩ごはん

昨日に引き続き芋です。



20181130190219b3f.jpeg
お湯スモールポットと持参した飲み物

宿の飲み物メニューにはカップの他にスモールポット、ビッグポットなどもあり、スモールポットでも1リットルを超える大容量なので、これを頼めば何杯も楽しめてかなりお得です。ただ、一人で飲むには多いです。

ところがどっこい、今の私は4人グループの一員です。皆さんよくお菓子や食べ物やニンニクを分けてくれるのに私は何もお返しできていないので(ガイド役はやらされとるけど)、皆のためにポットを頼んでティータイムとしけ込むことにしました。

皆が何を飲みたがるかは分からないけど、聞いたら絶対奢らせてくれないのでお湯にしました。緑茶とインスタント珈琲なら持って来ているので、好きなのを飲めこの牛歩野郎共と。

・・なんて思いつつ、この作戦は上手くいかないだろうなとは思っていました。手持ちの駒は安物のインスタントだけだし、トマークおじさんなんか特に嫌がりそうです。加工物大嫌いなので。貴方の飲んでるクロレラは思いっきり加工物ですけどね。

なのでターゲットは女性二人だけで、一、ニ杯だけでも飲んでくれたら嬉しいななんて思いながらこれを勧めたのですが、



20181124201919cf8.jpeg

「へえ〜ポットなんてのがあるのね!
じゃあ私マサラチャイのポットを頼むわ!皆で飲みましょ☆」



結果、私の頼んだお湯ポットは見事に余りました。

まあお湯ですしね・・お湯はチャイには勝てませんよ・・そして無職はサウジアラビアの銀行員には勝てません・・経済力的な意味で・・・


でも、私には女神様がいました。



201811242019193c5.jpeg

「私緑茶が飲みたいわ。貰っていい?」


どうぞどうぞ!そして結婚してください!!


マリアンたら・・もう女王様タイム(夕方4時以降)に入っているはずなのに、なんて優しいんでしょう。まあ彼女の性格からして気遣いとかではなく単に緑茶気分だっただけなんでしょうけど、それでも嬉しかったです。



<10/20 トレッキング5日目>

20181130190219c12.jpeg
ゴンパ

今日は朝食前にちょっとお散歩。村の何処からでも見える崖に張り付くゴンパ(写真中央)が気になったので、見に行くことにしたのです。



201811301902196d3.jpeg

20181130190219ac0.jpeg

ゴンパには誰もおらず鍵がかかっており、周辺が若干とっ散らかっておりましたが、まあ良い運動にはなりました。

なお、今回のお散歩にトマークおじさんとティファニーは同行してくれましたが、マリアンは「眠い」という理由で来ていません。女王様はいつだってマイペースです。協調性&同調圧力地獄のジャパンに降臨して欲しい人材。「貴女もそう思うでしょ?」→「思わないわ。」とか言って欲しいです。



20181130190435e83.jpeg
本日の朝ごはん

トースト&目玉焼きにしました。エベレスト街道ではあまり肉を見かけず、あってもすごく高いので卵は貴重なタンパク源です。

しかしこちらもまた標高が上がるごとにべらぼうな値段になっていき、どんどん頼めなくなりました。具体的には、ゆで卵(2個セット)が地上では確か100ルピー以下で頼めていたものが、山に入ると安くても130ルピーくらい、一番高いところでは500ルピー近くになりました。その辺を飛んでる鳥をパチンコで撃ち落とせないものかと何度妄想したか分かりません。肉が食べたいです。


中途半端ですが、また長くなり過ぎたのでここで一旦おしまいにします。次回はこの日の続きからです。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

※ 部屋の値段は有って無いようなものなので、参考までに。交渉次第でこれより高くもなるし時には無料にもなる。宿で一日二食食べるのが条件。また、wifiや充電の値段も交渉次第で前後するのでチェックイン時に必ず確認のこと。

◯(3日目)カリコッラからパイヤ

Kharikholaは通り沿いに大きく広がった村で、石畳が美しい。宿も多い。Paiyaまで1,000mの峠越え。途中のBupsaも宿は多く、Kharikholaを見下ろす景色の良い村。峠越え、山頂はNcellシグナル(極弱)を拾える。Paiyaは宿多分10軒くらい。のどかで可愛い村。

◯ パイヤの宿

「Everest Guest House」
ツインに泊まって一人100ルピー。wifi250ルピー。充電150ルピーは無料にしてもらった。パイヤの村を通り過ぎ10分くらい歩いた辺り。

◯(4日目)パイヤからチェプルン

登ったり下ったり。PaiyaからSurkeに向かう途中でルクラが見える。この辺りで初めてNcellネットワークをまともに拾う。しかしここからまた途切れる。Surkeは宿5軒くらいの小さな集落だが、日本の里山みたいで雰囲気が良い。この後ルクラ方面への分岐があるが、私達はルクラに寄らないルートへ。Chaurikharkeには宿があった様な無かった様な。チベット文化の色濃い独特の雰囲気の村。Chheplungは宿結構ある。ルクラからの合流点で、崖に張り付くゴンパがある村。

◯ チェプルンの宿

「Sherpa Road House」
部屋一人50ルピー。ホットシャワー(バケツ式)100ルピー、充電ロビーのみだが無料。wifiはあった気がするが忘れた。宿の人達が皆さん親切で、居心地が良かった。

| ネパール | 20:42 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

エベレスト街道トレッキング2、チーム・ガーリックそして牛歩隊


<10/17 トレッキング2日目>

201811222234563c5.jpeg
本日の朝ごはん

エベレスト街道トレッキング、初めての朝ごはんは無難にパンケーキとミルクティーにしました。

パンケーキのバターもミルクティーのミルクも、宿のお母さんが水牛の乳から手作りしたものだそうで独特の風味がありました。具体的には、干し草の匂いがグイグイ遠慮なく来る感じでした。私は好きでしたが、苦手な人も多そうです。



2018112222345676b.jpeg
ヌンタラ

宿を出て少し歩くと、だんだん霧が晴れて昨日行くはずだったヌンタラの村が見えて来ました。

本日はトレッキング2日目ですが、昨日はほとんど歩いていないので今日が初日みたいなものです。旅は道連れ情け容赦無いお二人さんも今日はすっかり回復し、ニコニコのペラペラのフリフリです。最後のはダンスの擬音です。ブラジルちゃんが朝食後突然踊り出しましてね。

寝てる間に別の人と入れ替わったんですかね。昨日の彼女はピクリとも笑わないクールな女性だったはずなのですが。



201811222234563f3.jpeg

40分ほど山を下り、ヌンタラに到着しました。村内の写真を撮り忘れましたが、宿が10軒ほど並ぶ小さくて小奇麗な村でした。



20181122223456577.jpeg

と、ここで変な人に会いました。

彼の名前はトマークさん(仮)。第一印象は巨大キュウリとニンニクでした。なんか知らんけど巨大キュウリを小脇に抱え、生ニンニクと一緒に丸かじりしていたのです。



201811222234563f5.jpeg

その後何故か彼も一緒に行くことになり、私達は4人になりました。そしてこの4人は、一緒にエベレスト・ベースキャンプを目指す仲間となりました。

そういう訳ですので、ここでひとつ




20181124201919d4d.jpeg

我がチームのイカれたメンバーを紹介するぜえ〜!!



20181124201919ba9.jpeg

まずはボーカルのティファニー(仮)だぜえ!
こいつはファッ◯ンマシンガントーク野郎で



ちょっと疲れるんで止めますねこれ。




20181124201919cf8.jpeg

<一人目:ティファニー(仮)>

・パキスタン人。
・美人。
・マシンガントークが止まらない。
・自撮り他撮りも止まらない。


彼女とはカトマンズの旅行代理店で知り合い、一緒にシェアジープチケットを買いに行ったことから付き合いが始まりました。

非常に明るく優しく誰にでも親切で、お菓子やご飯を分けてくれる女神様です。また、ヒンディー語が出来る事から常に現地民とのコミュニケーション役を引き受けてくれ、大変助かる存在でした。かなり割高な山小屋ご飯やお菓子にガンガンお金を使うので金銭感覚麻痺してるのか?と思ったら、現在はサウジアラビアで銀行員をしているとの事でした。そりゃ金銭感覚麻痺するわと思いました。



201811242019193c5.jpeg

<二人目:マリアン(仮)>

・ポルトガル系ブラジル人。
・美人。
・ブロガー。
・夜は女王様、昼は女神様。


彼女ともカトマンズで知り合いました。

ブロガーであるため常にwifiとスマホ充電と撮影スポットを求め、「小川で遊ぶ私」的な自撮りをした際に大量のヒルに襲われ大流血していました。それブログに書いたらいいんじゃないかなと思いました。毎日夕方から夜にかけては疲れ切り、顎で人を使う女王様になりますが、昼はクールながらも愛に溢れた癒やしの女神様になります。



2018112420191973f.jpeg

<三人目:トマークおじさん(仮)>

・ベルギー人。
・健康オタク。
・ニンニク丸かじりの生卵丸呑み。
・エベレスト街道は10年ぶり2回目。


2日目の朝、ヌンタラ村で知り合って以降行動を共にすることになりました。

健康オタクで食にうるさく、胃腸の殺菌と高山病予防のため常にニンニクを丸かじりしています。他にも生卵丸呑みやクロレラ一気飲みを欠かさない他、「薬だとかの人工物は不自然極まりないから絶対飲まない!」と豪語していますが、ニンニク半キロをぶら下げてトレッキングしている貴方の方がよほど不自然ですよと思いました。


2018112420191930b.jpeg

<四人目:私>

・日本人。
・離脱に失敗。
・ほぼガイドと化す。
・一人になりたい。


特にお伝えすることはありません。




20181124231905ee5.jpeg

そんな多国籍四人チームですが、チーム・ガーリックと名付けました。

トマークおじさんの影響で全員毎日ニンニクを丸かじりするようになったからです。周りの人達はさぞ臭くて迷惑だったろうなと思います。本当にすみませんでした。




20181122225653978.jpeg

201811222256536ff.jpeg

チーム・ガーリック結成後の行程は、ヌンタラからはしばらく下りで、その後はそこそこ長めの登りでした。

それは良いのですが、先述の通りティファニー(仮)がスマホによる写真撮影大好きっ子なものですから、橋や動物や地元の子供達を見かける度にパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパパラッチ並みにシャッターを切ってくれ、タイムロスがえげつなかったです。

1、2分の話じゃないんですのよ。橋で5分、動物で7分、子供達で20分って感じです。

置いて行こうにも、「待って貴方の写真も!」「貴女も!」「みんなで!」と続くので付き合わざるを得ません。途中の町ナムチェでwifiを掴まえた際、「写真送るわね!」と言ってアプリ経由で寄越したそれが500枚くらいありましたからね。しかも殆どが連写でした。ある程度選抜して頂きたかったです。



201811242018115a7.jpeg

本日の目標はカリコッラという村にしましたが、先述の通りそこまで結構な登りでしたので、途中で牛歩隊が死にかけていました。



20181124231905b0c.jpeg

牛歩隊とは、チーム・ガーリックの私以外の三人の事です。先程名付けました。何故なら全員衝撃的な牛歩だったからです。写真撮影によるタイムロスを抜きにしても。

歩行速度や楽しみ方は人それぞれですし、否定する気も馬鹿にする気も全くないのですが、おじいちゃんお婆ちゃんばかりのツアーグループにも抜かれるのは流石にどうかと思いました。

牛歩隊の歩行速度について具体的な数字を出しますと、通常5時間の距離に10時間かかるくらいです。

牛の方が先に着くわ。



2018112420181116e.jpeg
カリコッラ

何とか日暮れ前にカリコッラに着きました。

カリコッラは石畳の美しい村ですが、いくつかのツアーグループとぶつかった為に半分の宿が満室状態で困りました。残り半分はガラガラなのですが、うちの夜間限定女王様がwifiが無いと嫌だと駄々をこねるものですから。



20181124201811b8a.jpeg
カリコッラの宿「Namaste Hotel & Restaurant」

まあ結局、泊まった宿のwifiは使い物にならなかったみたいなのですが(女王様談)。有料だったのに酷い話です。

しかし女王様は腹を立てても人に当たったり愚痴ったりはせず静かに諦めるタイプの人なので、私は実のところ、この女王様がとても好きです。



20181124201811026.jpeg
本日の晩ごはん

晩ごはんはまたダルバートにしました。一日歩いて腹ペコの身体には、お代わり自由のダルバートは大変魅力的なのです。


明日も引き続きトレッキングです。長くなり過ぎるので、次回から数日分をまとめて一本の日記にしたいと思います。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

◯ ヌンタラからカリコッラ

Nunthalaは小さな村で宿は10軒くらい。そこから一旦下り、橋を渡った後一気に登る。途中のJubhingは宿6、7軒だったと思う。Kharikholaは通り沿いに大きく広がった村で、石畳が美しい。宿は10軒以上ある。ここまでwifi付きの宿は沢山あるが、Ncellネットワークは一切拾えず。

◯ カリコッラの宿

※部屋の値段は有って無いようなものなので、参考までに。交渉次第でこれより高くもなるし時には無料にもなる。宿で一日二食食べるのが条件。

「Namaste Hotel & Restaurant」
ツイン200ルピー、ドミ200ルピー(4人で割って一人50ルピー)。ホットシャワー200ルピー、wifi無制限500ルピー(動作しない模様)。ダルバートは400ルピー。

| ネパール | 00:34 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

エベレスト街道トレッキング1


<10/16 トレッキング一日目>

20181121221154144.jpeg

今日からエベレスト街道トレッキングに行きます。言うまでもないですが、登山ではなくトレッキングの方です。



201811212211543cf.jpeg

目標はエベレスト・ベースキャンプ(略してEBC)及び、エベレストが良く見えると評判のカラパタールの丘にしようと思います。両地は同じゴラクシェプという村から行くことが出来、エベレスト街道で最も標高の高い村であるそこが、大半のトレッカーのゴール地点となっているそうです。

ついでにもう一つ、ゴーキョという村にも行ってみます。こちらもまた人気のゴール地点でありエベレストがよく見えるそうですが、ゴラクシェプに比べるとだいぶ人は少ないそうです。ふたつ合わせるとだいたい三週間くらいの行程になるかなという予想です。


・・というわけでエベレスト街道トレッキング日記を始めさせて頂きますが、まずはじめに、今回トレッキングに行くにあたりツイッターやコメント欄などで多くの方に沢山の情報を頂きましたことを、先にお礼申し上げます。

堅いですね。皆さんありがとうございました!そんじゃ行ってきますホホーイ!!



20181121221154854.jpeg

エベレスト街道トレッキングはまずカトマンズからルクラという山中の町まで飛ぶのが主流ですが、お金ナイナイの私は陸路で参ります。飛ぶ場合は、確か片道17,000〜20,000ルピー(=円)とか聞いた気がします。

陸路で行く場合は、ジリという村(ルクラまで一週間くらい)か、サレリという村(ルクラまで三日くらい)をスタート地点にするそうです。私はそこまで頑張りたくないので、ルクラに近い方のサレリを選びました。カトマンズからサレリまでシェアジープで3,000ルピーでした。これはダサインという大きなお祭りにぶつかった事による特別価格で、本来はもっと安いそうです。

ダサインの祝日前はネパールの人々が一斉に里帰りするし、祝日に入ったら入ったでバスの本数がかなり減るみたいな話は事前に聞いていたのですが、その影響は想像以上に大きなものでした。

まず先述したルクラ行きの飛行機ですが、この期間だけフライトの本数が減るとかで席が全然取れず、多くの人が何日も待機、または諦めて陸路に切り替えざるを得なくなっていました。私が乗りたかったサレリ行きのバスに関しても、来るか来ないか、そして席があるかどうか分からないと言われてしまい、少し割高のシェアジープで行くしかありませんでした。さらにこのジープも、タメル地区の旅行代理店では全然予約出来ず、ジープ&バス乗り場の窓口でも全て断られ、最後の一軒でようやく買えたという混雑ぶりでした。



2018112120560666b.jpeg

そんな苦労の末に押さえたジープですが、朝の3:30発でした。普通は5:00〜5:30発なのに、これまたお祭りのアレで道が混むから早めに出よう!なんて電話がジープ会社からかかってきまして。それはいいんですけど、言うのが遅いんですよ。今もう22:00なんですけど。5時間しか寝られないではないですか。

そしてですね、ジープ乗り場はやや遠いので宿の人にタクシーを呼んで貰ったのですが、予約した夜中の3:00に宿を出たつもりが実は既に3:15で、遅刻しそうになりました。

何故こんなことが起きたかと言うと、一週間前までいたインドはネパールより15分遅い時間を生きており、私のポンコツインドスマホは自動で時刻調整なんて芸当は出来ず、そして私が手動で時刻を直すのを今日まで忘れていたからです。

私はこの一週間、全く気付かずに15分遅れで生きていたということになります。恐ろしい話ですね。これだから時間感覚の乏しい無職は。



20181122002149708.jpeg

ジープは最初川沿いのよく整備された道を走ってくれましたが、後半は山道に入りました。そして私は、道が曲がりくねっているのと運転が荒いのと昨日2時間しか寝ていないのとで、割と酔いました。なんかワクワクして寝付けませんでして。遠足前の小学生のようですね。

ジープには10人のお客が乗っていましたが、半分が地元民、半分が外国人トレッカーとガイドさんでした。私はお一人様ですが、カトマンズの旅行代理店で知り合ったパキスタン人女性とブラジル人女性も一緒なので、三人連れと言えないこともありません。二人もちょうどサレリ行きを探しているところだったので、一緒にチケットを買いに行ったのです。

とはいえ、彼女達とはジープを降りるまでの付き合いです。そこからは一人で歩くことになるので、まあ気楽なもんかなーと

他の乗客「君達3人でベースキャンプで行くのかい?」
パキスタン人女性「ええそうなの!」

え、そうなの?



201811212056069a5.jpeg
ファプル

ジープはサレリを通り過ぎ、お隣のファプルまで行ってくれました。両村は隣同士で繋がっているため、乗車時間は5分ほどしか変わりません。

ここまで長い道のりでしたが、ようやくスタート地点に着けました。現在の時刻は14:00。ぎゅうぎゅう詰め10時間ジープのおかげで腰を痛めましたし今日はここに泊まっても良いのですが、日暮れまでまだ少しありますし、行けるところまで行ってみたいと思います。



2018112200243061b.jpeg
タクシンドゥ行きジープ

・・・と意気込んだのに、初っ端からワープさせられてしまいました。

ファプルから先はトレッキング道しかないかと思いきや実はタクシンドゥという村まで車道が通っていまして、カトマンズからのジープで乗り合わせた人々が「タクシンドゥ行きのジープがあるんだって!」と盛り上がってしまったものですから。

「僕ら6人いるからワリカンすれば一人1,000ルピーだよ!」なんて言われて「私はいいです」とか言えます?言えるんですか貴方は?この小心者の私に言えると思うんですかバッキャロー!(八つ当たり)




20181121205606297.jpeg
タクシンドゥ・ヒルトップ

と言う訳で、トレッキングスタート地点のサレリ改めタクシンドゥです。

到着時点で15:00だったのにさらにティータイムなんて取るものだからもう15:30になってしまいましたが、今から歩き始めるそうです。

一緒にジープに乗ってきたのは我が多国籍三人チーム(仮)とカップルさんがひと組、及びそのガイドさんなのですが、ガイドさんが「次の村のヌンタラまで一時間半だから、僕らは今日そこに泊まるよ」というのに私達も便乗する事になりまして。私達はガイド料を払っていないのに付いて行くのはマズイのでは?と糞真面目な私は思ったのですが、あちらさんは特に気にしていないようです。



201811212056067af.jpeg
タクシンドゥ村

そうして歩き始めましたが、5分でカップルチームとはぐれました。正確には、私から「先に行ってください」と伝え、意図的に別れました。

何故かと言うと、我がチームメイト(仮)のブラジルちゃんが「サングラス落とした」とか言いながらフラフラと来た道を引き返していき、待てど暮せど戻って来なかったからです。日暮れも近いですし、彼等を巻き込む訳にはいきません。


その後、たっぷり40分してから戻ってきたブラジルちゃんは「サングラス見つからなかったわファック」と呟いただけで、ずっと待っていた私達へのお礼もお詫びもありませんでした。此奴めと思いました。

目的の村ヌンタラまでは下りのみなのでキツイ行程ではありませんが、日暮れまで時間がありません。そしてチームメイト(仮)の二人はトレッキングが初めてで、この5分の距離でも分かるくらいの亀さんだったので、私は山中で日が暮れる可能性が非常に高いと見て「今日はここ(タクシンドゥ)に泊まろうよ」と提案しました。が、「たったの一時間半でしょ?行けるわよ(^^)」と却下されました。行けないわよと思いました。

途中何度か分かれ道があり、そのたびに私は小走りで先を見に行き正しいルートを選び、二人を迎えに戻りました。私はガイドか?と思いました。

日暮れ直前に「もう10分もすれば真っ暗になるから今のうちにライト出した方がいいよ」といった私の提案は、「電池節約しないとだから使いたくないの」と言われ却下されました。私は自分のヘッドライトを出し、後ろから二人の足元を照らしながら歩きました。何やってんだ私と思いました。

そして案の定ヌンタラに着く前にガッツリ日が暮れ、道が全く分からなくなりました。

私達は遭難しました。



20181121205702d97.jpeg

と思いきや!

少し先に民家の灯りが見えたのでそこまで地を這うようにして進み、ドアをガンガン叩いて「ヘルプミー!道を教えてください!ていうか泊めてくださいお願い!!」と大騒ぎしたところ、無事今夜の寝床を確保することが出来たのでございます。



2018112120570247d.jpeg
本日の宿(翌朝撮影)

真っ暗闇では看板が見えず普通の民家とばかり思いつつ突撃しましたが、実はこちら、立派な宿でした。ヌンタラまではまだ40分ほどある山中ですが、ここは小さな集落で、宿も他にあと2軒ありました。これまた木々と霧と暗闇に紛れており、夜が明けるまで全く気付かなかったのですが。

何はともあれ、遭難を回避できたことは本当に幸いでした。本当に本当に幸いでした。危険である事は分かっていたのですから、二人をふん縛ってでも喧嘩になってでも、タクシンドゥに泊まらせるべきだったのです。そして私だけヌンタラに行くんです。だって私の脚(ど健脚)なら普通に行けるもんね〜ざまみろベロベロリ〜ン。

よし。

一刻も早くこいつらを撒こう。



2018112120570269e.jpeg
本日の晩ごはん・たまご載せダルバート(豆スープごはん定食)

本日の晩ごはんですが、ネパールの国民食・ダルバートを頼みました。以前一度書きましたが、正確にはダルバート・タルカリ。ダル(豆スープ)、バート(ごはん)、タルカリ(おかず)がセットになった定食みたいなものです。地上で頼むとおかずが何種類も付いてくるのですが、山小屋バージョンは比較的シンプルでした。山の中では食材や調味料の調達が困難ですし、致し方無い事なんだと思います。

この日作って貰ったダルバートは、薄焼きたまごが載っていた他手作りのアチャール(ピクルス)も付けて貰えたので、とっても食が進みました。たったのニ時間半(実際は一時間の距離)しか歩いていないのに「もう歩けない」とかこぼしていたパキスタンちゃんも、ダルバートで少し回復出来たようです。

なお、ブラジルちゃんは夕飯も食べられないくらい疲れ切り、既にお休みになっておられます。明日以降はもっと長い時間歩かなければいけないし道もどんどん険しくなるのに、大丈夫なんでしょうか。この二人地図も持っていないですし、ゴールまでの必要日数も調べていないですし、山中は色々と値が張ることも知らなかったですし、二人だけでちゃんとゴール出来るのかすごく心ぱいや知らんぞ!私は知らんぞ!!


トレッキング2日目に続きます。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

◯ カトマンズからサレリ(またはファプル)

私が行ったときはダサイン(大きなお祭り)中だったのでバス2,000ルピー、シェアジープ3,000ルピーだったが、通常はバス1,500ルピー、シェアジープ2,000ルピーくらいで行けるとのこと。普通は朝5:00〜5:30くらいの出発。バスよりジープの方が早く着くらしい。私のときは朝4:00発の、ファプル14:00着だった。朝食及び昼食休憩あり。

◯ サレリ(ファプル)からタクシンドゥ

サレリ、ファプル共にゲストハウス多数あり。物価もまだカトマンズとそう変わらない。サレリからファプルは登り2キロくらい。ファプルからタクシンドゥは最初は緩いアップダウンで、後半ひたすら登り。シェアジープでも行くことが出来、私のときは一人1,000ルピーだったが、お祭り期間でなく人数さえ揃えば本来は500ルピーくらいで行けるとのこと。所要40分くらいだったと思う。

◯ タクシンドゥからヌンタラ

タクシンドゥはヒルトップに宿二軒、少し下った所にある村の中心にも数軒あり。タクシンドゥからヌンタラはひたすら下り。ヌンタラの手前あと40分くらいの所に集落あり、宿三軒。ヌンタラにはwifi付きの宿多数。実際繋がるかどうかは知らない。(エベレスト街道のwifiは繋がらない所が多いとのこと)

◯ 初日の宿

「Valley view Lodge & Restaurant」
ヌンタラまで残り40分くらいの位置に唐突にある宿。ツイン500ルピーだが300にしてもらった。(3人で泊まったので一人100ルピー)レストランメニューはたまごダルバート450ルピー、バターパンケーキ250ルピー、ミルクティー50ルピーなど。山の斜面に建っているので、霧が出ていなければ最高の眺めであると思われる。この集落には他にも二軒宿がある。

| ネパール | 23:16 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

アンナプルナ・トレッキングに行って来ます(3週間ほど更新が途絶えるかもしれないお知らせ)


20181119073930136.jpeg

明日からアンナプルナ・トレッキングに行って来ます。

アンナプルナ一周とアンナプルナ・ベースキャンプを組み合わせたルートにしようかなと思っていますが、それだと3週間どころじゃ済まないので、一部ワープなどして時間短縮を図るかもしれません。あるいは、寒さにやられて途中で帰ってくるかもしれません。

更新に関してですが、今回は多分最初から最後まで一人で歩くので暇な時間を作れますし、エベレスト街道と違ってwifiや充電を無料で使える宿も多いらしいので、結構普通に更新出来てしまうかもしれません。そしたら、前回のエベレスト街道日記から順番に書いて参りたいと思います。もしブログ更新もツイッター更新も途絶えたら、意外と通信環境が上手く行っていないんだなとご理解頂ければ幸いです。

このタイミングでこんなお知らせをすると滅茶苦茶ややこしいですが、前回の記事で書いた「次回からトレッキング日記ですキャピ!」は既に歩き終わったエベレスト街道トレッキング(10/16〜11/6)のことで、今回お知らせしている「明日からトレッキングですグヒ!」はアンナプルナ・トレッキング(11/19〜)の事です。

そんな感じです。それじゃあ行ってまいります。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。

| ネパール | 22:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

カトマンズ日記


<10/9〜15 カトマンズ>

20181118211855330.jpeg
カトマンズの宿「Himalayan hostel」

カトマンズではだいぶダラダラしました。いやこう見えても瞑想修行漫画を描いたりトレッキングの準備をしたり一生懸命生きていたのですが、宿の人に「まだトレッキング行かないの?」と度々聞かれる程度にはダラダラしていました。

また、カトマンズには美味しいお店が沢山あることから、毎日食べ歩きをしていました。



20181118211423e69.jpeg
タメル地区

201811182114237d0.jpeg
の、飲み屋

飲みに行ったり、



2018111821142318b.jpeg

201811182114238c5.jpeg
「Japanese restaurant KIZUNA」天丼、カツ丼

安くて美味しいと評判の日本食屋に行ってみたり、



20181118211423acc.jpeg
隣の韓国料理屋

その隣の韓国料理屋もまた美味しかったり、



20181118211423ce9.jpeg
New Everest Momo Center

人気のモモ屋さんはヨーグルトっぽいソースが大変美味だったりしました。

なんてことをしていたらみるみるお金が減ってギョエーとなったので、夜は自炊をして節約したりもしていました。



201811182118553a5.jpeg

201811182118552d7.jpeg

20181118211855b49.jpeg

ただ食うだけの日々だった訳では勿論なく、一応観光もちょっとはしました。まあここしか行っていないのですが、名前は何だったかな。忘れましたが丘の上の寺院です。



20181118211855ade.jpeg

こちらはモンキー・テンプルとも呼ばれているとかいないとかで、お猿がいっぱいいます。私はもう猿には飽きているので、こういうのは別にいいです。



20181118212004b24.jpeg

丘の上の寺院なので景色が良いです。



20181118212004e02.jpeg

このジトっとした目はブッダ・アイと言って、その名の通り仏陀のおめめです。仏の顔はとうの昔に使い切っていそうですね。無言の圧力で部下を退職に追い込みそうです。



201811182120043a2.jpeg

こちらは土産物屋に売っていたポータブルマニ車です。

回した分だけお経を唱えたことになるという都合の良い御利益のあるマニ車ですが、このポータブルマニ車さえあればいつでもどこでもお経唱え放題。わたくし以前バングラデシュの呪いにかかった際に藁にも縋る思いでこのポータブルマニ車を買いかけましたが、すんでのところで踏みとどまりました。そしてその代わりにチベット寺院を見かける度そこにあるマニ車を回しまくり、呪いの解除を願い続けました。そのかいあってか、ここ数ヶ月は何とか無事に過ごせております。困ったときの神頼みです。



20181118212120e8e.jpeg

その他の時間は、主にトレッキング準備に当てていました。皆大好きエベレスト街道トレッキングです。登るやつではなくエベレストがよく見える所まで行って帰ってくるだけのやつです。ルートや費用などの情報を調べるところから始めたので、思いのほか準備に時間がかかってしまいました。

写真は防寒用に買い足した、ノースフェ◯スと書いてありますがノー◯フェイスな訳がないウィンドブレーカーです。1,500円。旅行者ホイホイ地区のタメルにはトレッキング用品店が過剰にあり、トレッキングに必要なものは全てここで揃える事が出来ます。日本で買うより格段に安いので(パチモンだから)、手ぶらで来てここで全て揃えてしまうのも有りです。持って帰れないですけどね。偽ブランド品は税関で引っかかります。

防寒着については私は手持ちのそれだけで乗り切るつもりだったのですが、その辺の旅行会社数軒に聞いてみたら「山の上の方は朝夕マイナス十度くらいになるよ」みたいな事を明るく言われ、聞いただけで凍死しそうになったので慌てて買いました。



2018111821212022a.jpeg

厚めの手袋や靴下も買いました。手袋は防寒着としてあまりにポンコツで、靴下は伸縮性皆無で使い物になりませんでしたが。手袋200円の靴下400円。安物買いの何とやらですね。



2018111821212035b.jpeg

左からサブバッグ、日焼け止め、フェイスマスク、エマージェンシーシート、トレッキング地図です。

サブバッグは村歩きや宿に荷物を残してのミニトレッキング用で、いつも使っているサブバッグでは大きすぎるので新たに購入しました。こちらも北顔と書いてありますがそんな訳がありません。600円でした。そして二日でジッパーが壊れました。

フェイスマスクは防寒と防塵用です。かなり乾燥しているらしいので。100円。防寒には薄すぎますが、ネックウォーマーを持っているのでそれと併用します。

エマージェンシーシートは防寒用に使えるかなと思い購入しましたが、買ったことを忘れ、そのまま下山まで陽の目をみることはありませんでした。確か250円くらい。

トレッキング地図はワクワクしながら買いました。確か500円くらいでした。



201811182121202d1.jpeg

水筒と浄水タブレットです。水筒350円とタブレット一箱200円。エベレスト街道では湧き水が簡単に手に入るらしく、しかしそのまま飲むのは危険なので、浄水器か浄水タブレットを使用するのが良いそうなのです。

タブレットは水1リットルに対し一錠放り込み、30分ほど待てば浄水完了、という代物です。インドで鍛えた私の腹は湧き水ごときでやられない気がするのですが、最近よく襲われる謎の下痢と高熱はどう考えても感染症の類なので、阿保な事を言わず大人しくタブレットを使用します。

件の下痢と高熱に関しては、カトマンズでもまた襲われました。今回は39.5℃まで上がり、やはり38度台とはヤバさが違いますなあとフラフラの頭で思いました。そしていくらなんでも一ヶ月で三回の高熱はおかしいとようやく気付いたので、薬局に行って症状を説明し、抗生物質を貰って来ました。お陰様で熱は出なくなりました。多分治ったのかなと思います。



20181118212120414.jpeg
トイレットペーパー

わたくしとうの昔にインドスタイル(水洗式)に切り替えているのでトイレットペーパーは必要ないのですが、山頂は水が凍っていて使えないですよと聞いたので、大人しく買いました。しかも山頂でこれを買うと一個500円するそうなので、念のため多めに用意しました。



20181118212433f33.jpeg
おやつ

おやつはいくらまででもOKです。だって大人ですものオホホ。あとは乾燥対策に飴ちゃんと、宿でのお楽しみに珈琲や緑茶を買いました。飴ちゃんは買っておいて大正解でした。トレッキングルートの一部は本当に乾燥と土埃が酷くて喉を痛めたので。珈琲と緑茶は意外と使いませんでした。お湯を買うのもコップに粉を注ぐのも面倒臭くて。トレッキング日記でまた書きますけども、だいぶ体調を崩し色々と余裕が無かったのです。



20181118212433f30.jpeg
札束

山中でお金を切らしたら命も一緒に終わるので、かなり多めに用意しました。一応一箇所だけ、山中のナムチェという町にはATMがあるそうなのですが、私のシティバンクカードはネパールと相性が悪いのかほとんどのATMで使えないので、ナムチェで確実にお金が下ろせるとは言い切れません。

心配性なので予想金額の倍+α用意しましたが、当然そんなに使うはずはなく、半分以上はそのまま持って帰って来ました。


そんな感じで準備が整ったので、次回はエベレスト街道トレッキング日記です。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

◯ カトマンズの宿

「Himalayan hostel」
ネットで予約できる。タメル地区まで徒歩5分くらいの所にあり、静かでなかなか良い環境。wifiそこそこ優秀。キッチンあり。ホットシャワーは時間にもよるが、タイミングが良ければ熱々のお湯が出る。屋上に洗濯物を干せる。徒歩すぐの所にスーパーや八百屋あり。

| ネパール | 04:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チトワン国立公園


<9/27 チトワンへ>

2018111414253064e.jpeg
チトワン、サウラハ村

ルンビニから4本のバスを乗り継ぎ、サウラハ村という所に移動しました。

こちらはサイやベンガル虎に出会えたり出会えなかったりするチトワン国立公園の最寄り村で、小さな村内には観光客向けのレストランや宿がひしめき合っています。あと象が普通に歩いております。うんこ爆弾も落ちまくりです。



20181114150738b74.jpeg
バッファロー・モモ

観光客向けですのでレストランは高めで、レストランだけでなく何故か売店も割高です。「それインドルピー表示だから、ネパールルピーに直したらコレ」等と言って酷いボッタクリをかましてくれるお店があるので行かれる方はご注意ください。価格調査が甘かったです。(引っかかりました。)



2018111414253065f.jpeg

201811141425302cd.jpeg

201811141425306d6.jpeg
サウラハの宿「Happy Lemon Tree Lodge」

サウラハで泊まった宿はこちら。バスの中から適当に予約した宿ですが、大変良かったです。

竹製のバンガローが良い味を出しており、スタッフの皆さんは大変穏やかかつ親切で良い感じ。そして何より、バンガローや庭からの景色が最高でした。



2018111414253063c.jpeg

201811141425302fc.jpeg
サウラハ村風景2

実にツーリスティックなサウラハ村ですが、少し外に出ると大変のどかです。伝統家屋なども見られるし、地元民向けの比較的安価な食堂もあります。



<9/28 チトワン国立公園徒歩ツアー>

到着翌日は、「チトワン国立公園を丸一日歩き回ってサイとベンガル虎を探すツアー」に参加しました。

ここに来た目的は「象に乗ってサイを見に行くツアー」に参加するためだったのですが、宿の人が「あのツアーは象を一日中働かせて酷使してるからあまり推奨したくない」とか言うものですから。



20181114150943bca.jpeg
象に乗ってサイを見に行くツアー

タイやカンボジアなど、どこの国でも同様の問題を抱えていたので何となく予想は出来ていましたが、それでも「象に乗ってサイを見に行く」というキャッチフレーズには惹かれていました。なので「チトワン国立公園では象を大切にしており、無理のないスケジュールで働いて貰っております」なんて返答を期待していたのですが、そんなことは無かったようです。

ツアーガイドさん曰く、「欧米人はだんだん象ツアーには参加しなくなってる。今でも参加したがるのはアジア系の観光客が多い」との事でした。

いつだって始めるのは欧米人で、問題を指摘するのも欧米人で、見切りをつけるのも欧米人です。日本を含むアジア系は二年くらい遅れてそれに付いていっている感じ。どちらが愚かかと言うと、多分全員愚かです。もちろん私も愚かですヒャッホーイ。



何が問題かと言うと、動物達に過剰労働させるのもそりゃ問題ですが、自分達が望んだくせにあっという間に手のひらを返す観光客です。

彼らが立ち去った後には宿とレストランとクラブの立ち並ぶプチヨーロッパと化した不格好な村と、仕事を無くした人々と、行く宛のない動物達が残ります。そして観光客は「あそこはツーリスティックになっちゃったからもう終わり」とかぬかすのです。アジアはそんなんばっかです。乗せられて事業拡大して村を改造して動物達をビシバシした現地民も良くないかもしれませんが、やらせたのは私達です。それを何正義みたいな顔して上から目線で批判しているのでしょう。

それでも一時的にでも現地が潤ったのなら悪いことばかりでは無いでしょうし、自分達の望んだ事が間違いだったと気づくのも良い事なのだと思います。が、やりたい!思ったのと違った!もういらない!などという極端な変化ではなく、現地民も動物達も観光客も皆がホクホクできるやり方に移行していくことは出来ないものなのか?なんて思うのです。

それこそ、「当国立公園では象を大切にしており、無理のないスケジュールで働いて貰っております」というような。ジャングルに入る際に象達の巨体が大変お役立ちでありがたい点は事実なのですから、働いて貰ったお礼に林檎を沢山食べてもらったりして、何かこういい感じの関係を築いていけたらいいのにね〜なんてお花畑を思い描いてしまいます。

そんなものは理想論に過ぎず、実際はそう簡単ではないことは分かっていながらも。人間のエゴと言ってしまえばそれまでですし、そうでなくても私のような素人には想像できない色んな問題が絡んでくるでしょうし、それぞれの主義主張もありますし、お金もかかりますし。というかお金がかかりますし。お金です。



・・以上、「象に乗ってサイを見に行きたかったな」という無念からくる長ったらしく答えの出ない八つ当たりでした。

なんか考え過ぎて辛くなって来たので唐突におわり。



20181114150738d74.jpeg

さて!

今日の国立公園ツアーはジャングルを歩き回る前にカヌーにも乗れますよイエアー!!



20181114150738fd9.jpeg

のどかです。

川沿いにはススキ畑が広がり、水鳥達がピチピチと可愛らしい声を響かせています。



20181114231158f34.jpeg
ワニの巣

そんなのどかな川にはワニがワンサカ住んでおり普通にようけ見かけるので、カヌーが転覆しませんようにと祈らずにはいられません。まあ10人くらい乗ってるので大丈夫だとは思いますけど。若くて美味しそうな子の背中をトンとしてあげれば良いだけの話です。



20181114150738de0.jpeg

一時間ほどかけてゆっくり川を下ったあとは、いよいよジャングルトレッキングです。

カヌーには大勢乗っておりましたが、ツアーグループとしては客二人、ガイドさん二人の小規模なものです。今回の相方は宿が一緒だっただけの知らないお兄さん(確かイギリス人)です。他のグループも大体同じ様な規模でしたので、安全確保の関係であまり大人数での徒歩ツアーは組んでいないのかもしれません。

この国立公園にはサイが千頭近くいる他、様々な動植物が暮らしているとのことです。中には危険な動物もいるということで、まずはそれらに遭遇した際の対処法を学びました。虎から逃げる方法とか。実際遭遇したらちびってるうちに食われて終了だと思いますけど。

とか何とか言ってるうちに、さっそくサイに遭遇しました。サイは警戒心が強くなかなか出てきてくれないとかで、丸一日歩いて一頭も会えない日もあるそうですので、本日は大変ラッキーなスタートを切れたと言えます。



201811141508401f5.jpeg

2018111415084040a.jpeg

20181114150840db2.jpeg

わたくし個人トレッキングも好きですがトレッキングツアーも大好きでして、その理由はガイドさんが面白い話を沢山聞かせてくれるからです。この葉っぱは美味しいよとか、これは毒があって昔の人はこれで毒矢を作ったんだよとか、そういう話を。

で、今回も色々聞いて「へえー!」と思いながら沢山写真を撮ったのですが、いかんせんブログが一ヶ月半遅れていますので何を教わったんだか全く覚えていませんよっと。



20181114150840ec6.jpeg

虎は簡単には出てきませんが、虎に食われたらしい動物のされこうべは点々と落ちていました。わざとらしいほどに。絶対ツアー会社の手が入っています。



2018111415084002f.jpeg
森風景とガイドさん達とイギリス君

2018111415084098e.jpeg
お昼休憩中に見た風景。お弁当は持参(バナナとお菓子)



20181114150943f0e.jpeg
サイ再び

もともと期待していませんでしたがやっぱり虎には会えず、しかしサイにはもう一度会えました。その他、猿や綺麗な鹿の群れにも会えましたので、一日歩いた成果は上々ではないかと思います。

そんなわけで大変良い汗をかき、気分爽快な一日でしたので、



20181114150943ccd.jpeg
ネパールビール

ビールです。

いや、そんなに安くないのでネパールでは出来るだけ禁酒の方向で行くつもりだったのですが、ツアー仲間のイギリス君がこれを買ってその場で飲みだすものだからランボー怒りの私も下さいですよ。仕方ない仕方ない。



20181114231158127.jpeg
宿のお庭にて

そういえば瞑想修行明けに一杯やったろかなと思いつつそのまま忘れていたので、この一本を瞑想修行完了記念ビールということにしました。夕焼けが美しいです。



20181114150943819.jpeg

一本ばかしじゃ止められない止まらない。うっかりそのまま飲みに行ってしまいました。ツマミのポークチリ(豚肉の唐辛子炒め)が大変美味でした。

無理ですね禁酒は。楽しく生きて参りましょう。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

◯ ルンビニからチトワン(サウラハ村)

ローカルバスを使う場合は結構ややこしい(もう少し簡単な乗り換えもあるかも)。ルンビニからバイラワまでバス頻発、所要一時間、50ルピー。バスを降りた所から大通りに出て分岐の町ブトワル行きに乗り、ブトワル・バスパーク下車、所要一時間弱、50ルピー。ナラヤンガード行きに乗り換え所要4時間弱、300ルピー。ナラヤンガードでチトワン方面行きバスに乗り換え、20分くらい、30ルピー。サウラハ・チョークで下車し、ハイエースみたいなミニバスに乗りサウラハまで20分くらい、25ルピー。
あとは、ツーリストバスの直行便もあるかもしれない。

◯ サウラハの宿

「Happy Lemon Tree Lodge」
竹製のバンガロー宿。トイレ冷水シャワー共同のシングル5ドル。wifi良好、ファン、共同キッチンあり。川沿いにあるため景色が素晴らしく、日の入りも見られる。村の中心から少しだけ外れるので静か。宿の人達は穏やかで大変親切。川沿いなので蚊が多いのだけ難点だが(蚊帳はある)、とってもお勧めの宿。

◯ ジャングルを丸一日歩くツアー

私は宿で予約。同じ宿の人と二人で参加・割り勘し、ツアー代金は一人4,000ルピー。ガイド料、カヌー、国立公園入場料(1,700ルピー)などを含むが、昼食は自分で用意する。

| ネパール | 23:50 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

ヴィパッサナー瞑想・後編(終)


瞑想修行漫画まとめ、後編です。

まとめ前編(1〜4話)
まとめ中編(5〜17話)



20181112232537282.jpeg

20181112232537613.jpeg


10日間の瞑想修行もついに最終日となりました。

修行中は一切の私語やアイコンタクトが禁止されていますが、最終日だけはこれが解除されます。

音声ガイドの解説によると、このお喋り解禁デーは特殊な修行の日々から日常生活に戻るために非常に重要で、これを受けずに修行を終えることは許されないそうです。


恥を偲んで漫画にしましたが、私は集団の中に入っていくことにかなりの苦手意識を持っています。しかし一応いい大人なので、仕事と思えば場の空気に合わせて盛り上がってるふりをするくらいの事はできます。

が、9日間黙りこくった反動か、周りの盛り上がりが常軌を逸していたためか、このときはもう修行仲間達の楽しそうな声が怖くて怖くて怖くて怖くて空気を読むどころではありませんでした。9日間の修行で得た精神力や忍耐力の類が一瞬で塵と化すのを感じました。この日本当に必要か?と思いました。



2018111223253728f.jpeg

20181112232537501.jpeg

施設卒業の日。
 
最初のうちは永遠の様に感じられた10日間ですが、終わってしまえばあっと言う間で、最後の3日などは「延長できないかなあ」なんて思った程でした。それくらい静かで穏やかで心地良い10日間だったのです。(最終日以外は)


修行の成果がどうだったかと言うと、もちろんそんな短期間で悟りを開ける訳は無かったし、修行の目標であった「心の濁りを取り去る(受け流せるようにする)」というのも叶ったとは言えません。

が、以前より冷静になったことは確かです。もともと結構な根暗なので冷静になるよりむしろ元気だせよと自分でも思いますが、漫画にも描いた通り感情の波を落ち着けるのが早くなったのは良かったなと思います。これでインド人共といちいち喧嘩せずに済みます。いや喧嘩は絶対しますが、回数を減らせます。



20181114172105159.jpeg
どっかの洞窟

また、完全な「無」などというものは存在しないのでは?と思えたのも、テーマとして興味深かったです。(「無」が「存在」するという言い方はおかしいのではという点は目を瞑ってください。)

これまでの人生で、空間的、物理的な「無」を体験したことは一応あります。あれは東欧のハンガリーだったかスロバキアだったか、洞窟巡りにはまっていた頃に参加したあるツアーで「完全な静寂を体験してみよう」みたいな時間があったのです。地下深い洞窟の中でライトを消し、数名しかいないツアー客全員がジッと身を潜めると、本当に全く何も見えず、何も聞こえず、何の匂いもせず、自分自身も闇に溶けて消えてしまったのでは?私は本当に今ここにいるのか?と、強い恐怖に襲われました。あの空間は、空間だけで言えば完全な「無」でした。

しかし、空間は「無」でも脳は動いていますので、内から湧き上がる「有」がありました。それは不安や恐怖などの「感情」です。そしてこの感情が、このときの私を支えていました。あれほど完璧な「無」の空間で「無心」になろうとしたら、その心は二度と戻って来られないんじゃないかと思います。それくらい、「完全な無」という状況は恐怖でしかありませんでした。



20181005185047128.jpeg
瞑想室

瞑想室は静かではあるものの全くの無音ではありませんし、目を瞑っていても光は感じますので、絶対的な「無」の空間ではありません。そしてその中で過ごした私自身も、「無」になることはありませんでした。むしろそうなろうとすればするほど有が溢れ、あんたの頭ん中そんな色々詰まってたんかいと驚いたほどです。

また、内面ばかりではなく、一見静かな空間に存在する有もこの時はとても大きな存在に感じられ、愛おしかったです。小さな鳥の声、遠くの読経、長時間の座禅で手足が痺れる感じ、そして部屋の温度すらも、退屈な・・って言っちゃ駄目ですけど、自分しか見るもののない長い瞑想タイムには最高のおやつでした。まあインド人ばりに存在を主張されると流石に滅してたもれと思いますが、普段は無視している身の回りの小さな「有」達はとても重要だったのです。先程も書きましたが、完全な「無」の中での瞑想など恐ろしくてとても試せたものではありません。ベテランの人ならバッチコイかもしれませんが、少なくとも素人の私には難易度が高すぎます。

一見「無」に思える場所も実は有が溢れているし、空間的な「無」に放り込まれた場合は内なる「有」が黙っていないし、自分が生きて感じている限り、「無」なんてものはありえないぞというのが私の出した結論です。


・・ところで。

ここまで「有」とか「無」とか得意げに語っておいて何ですけども、私が勝手に無心を目指して撃沈しただけで、実際のヴィパッサナー瞑想では「無になれ」などとは一言も言われておりません。(居眠りしている間に聞き逃したとかでなければ。)この瞑想法は、どちらかというと「達観しなさい」とか「落ち着きなさい」みたいな方向の大らかな教えであり、そのための訓練なのです。「無心には中々なれないから気をそらしましょう」というのが近いかも。個人的な解釈ですけども。

本当に今更ですね。漫画にも無心だなんだと書いてしまいましたし、嘘こくなと協会に怒られないと良いのですが。



20181114172105497.jpeg
ルンビニ、韓国寺再び(出所後に一泊)

さて、ガイダンスでも言われましたが、この10日間はお試し期間というか準備体操と言うか、施設側としてもたったの10日で悟りを開けるなどとは考えていないようです。これはあくまできっかけに過ぎず、この後も自分の意思で瞑想を続けていくことが大事なんですよ、とのことでした。

旅先で会う人、西洋人に多い気がしますが、度々ドミトリーのベッドの上で座禅を組み目を瞑ったまま微動だにしない人に出会うのはそういうアレだったんだなあと、今なら分かります。そしてその時間がとても心地良く、確かにたまにやりたくなるなと言うのもよく分かります。

そういう訳で私も、瞑想コース終了後の今でも定期的に(本当は毎日やるべきなのですが)瞑想の時間を作っています。一時間は流石にダルいので、15分とかせいぜい30分とかですが。そして教わったヴィパッサナー瞑想法に逆らって勝手に別の方法を試したりもしていますが。頭がスッキリするなら別に何でもいっかなと思いまして。駄目な生徒です。



そんなこんなで、迷走したり脱走しかけたりカレーを作り過ぎたりしたヴィパッサナー瞑想10日間コースでございましたが、結果はどうあれ、個人的には大満足のうちに終了したのでした。

機会があれば、いえ、是非積極的にその機会を設けまして、また参加したいと思っています。今度は是非日本で。きっと外国以上に瞑想仲間達との付き合いにビビり、参加したことを後悔するんでしょうけど。


以上、ヴィパッサナー瞑想日記でした。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。

| ネパール | 23:23 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

ヴィパッサナー瞑想・中編


瞑想修行漫画のまとめ・中編です。(5〜17話)

前回までのまとめ(1〜4話)



20181016014957c4b.jpeg

20181016014957e25.jpeg
瞑想修行中は色々なルールがあって、他はともかく「殺生禁止」と「動くな」のコンボが地獄でした。

ただ、瞑想室は朝から蚊取り線香を焚くなど対策をしてくれているし、私は部屋でも持参した蚊取り線香を使っていたので毎日苦しめられていたという程ではありません。地獄を見たのは10日間でせいぜい2回くらいでしょうか。あとはまあ無意識に殺っちま・・いや、何でもないですけど。



201810160149577b6.jpeg

2018101601495707e.jpeg

20181016014957207.jpeg

最初の2、3日は肉体的苦痛が。それを過ぎると今度は集中力切れまくり問題が深刻になりました。

最初の5分程は鼻トライアングルと密なお付き合いをしていたはずなのに、気付いたら他事を考えておりいかん集中集中!・・ポークカレー食べたい・・・はっ!集中集中!!というのの繰り返しでした。

ちなみに後から他の皆さんに聞いたところ、皆さんそれぞれ「チーズとワイン・・」「ハンバーガー・・・」「小籠包・・・」など故郷の味を思い出し瞑想の邪魔をされていたそうです。



201810160149571ac.jpeg

先生のお声が聞こえないのは本当に困りました。あと創設者さんの英語が聞き取れないのもかなり困りました。今から何をすればいいのかがよく分からないので。

その日の目標は瞑想室前にも掲示されるのですが、元々大して英語が得意でない私は、専門用語とどう考えても常用ではない謎英単語の羅列に毎日でっかいハテナを浮かべていました。

が、希望すれば貸してもらえる各国語版アナウンス(日本語もあり)がかなり細かく指示をくれることが分かったので、必要に応じてこれを借り、修行に励んでいました。  



20181114182554ba0.jpeg

20181114182554a72.jpeg

Twitterやブログでも度々吐露しておりますがわたくしメンタル最弱でして、二十代前半くらいまではむしろ強気で社交的でよく喋る奴だったはずなのに、歳を重ねるごとにみるみる自信を無くし弱っていき、口数が激減してきたところをインド人にトドメを刺された感じなのでございますが、それを治したいと常々思ってきました。誰にやられてもいいけどインド人だけは返り討ちにしたいと思っていました。正当防衛の域を越えるくらい完膚なきまでに叩きのめしたいと思っていました。

今回参加したヴィパッサナー瞑想は、「身体や心の状態を冷静に観察する訓練をすることで、心の中にある濁りや恐れを受け流せるようにする」という様な修行法です。(ちょっと雑な解釈してるかもですが、多分そんな感じです。)

実際、毎日脚の痛みや痺れをただの現象として捉え、肉体、精神の両面から来る心の乱れを受け流す練習をすることで、どんどん心が落ち着いて行く感覚がありました。

が、たかだか数日間の修行で無の境地に到達できるはずはなく、無理矢理心の波を打ち消そうとした反動か度々襲い来る激情に翻弄された私は、悔しくて悔しくてこっそり半ベソをかいたりもしていました。

聞けば、同じ様に心の荒波に襲われ、瞑想中や休憩時間にワッと泣き出してしまう人もいるそうです。



201810160152073ea.jpeg
三日間の鼻トライアングル地獄が終わると、急に全身に意識を向けることが許されました。そして私は上記のような体験をしました。私の腕よ、背中よ、脚よ、そこにいたのですねとか思いました。三日間無視していたので。

久しぶりに全身に意識を向けたことで全身が受け取る感覚もまとめて襲って来て、空気の暖かさと冷たさ、振動、音、その他全ての事象を完全に把握・理解できているかのような錯覚を覚えました。

今思えばちょっと過敏になっていただけであり、場の空気に飲まれたに過ぎない気もしますが、そうだったとしてもこの時の感覚が10日間のうちで一番気持ちよく、感動的でした。



2018101601520755b.jpeg
コース後半に入ると皆この環境に慣れて来て、どんどん緊張感が無くなっていきました。

私も集中力切れまくり問題が再発したし、瞑想にも飽きて疲れを感じて来たし、脳内カレーの生産スピードは上がる一方でした。野菜ゴロゴロにんじん多めのポークカレーが好きです。



20181016015207cbf.jpeg
瞑想センターは世界中にありますが、ここルンビニで行う最大の特典はこの周辺寺院から聞こえる読経ではないかと勝手に思っています。

瞑想に集中するためには本当は無音が良いのでしょうが、私はこの読経が聞こえる時間が大好きでした。ちなみに朝(4:30〜6:30)の瞑想中にも聞こえて来ますが、一瞬で眠らされるので心地良さに浸っている余裕はありません。



20181112232537925.jpeg

201811122325370dd.jpeg

瞑想センター内のお庭には色んな生き物が生息していて、連日大暴れしてくれる野猿には参りましたが、虫達の合唱にはいつも癒やされていました。蛍もチラホラ飛んでおり、満月と蛍の光の共演が大変美しかった事が強く印象に残っています。

・・が、いつものように夜のお散歩を楽しんでいた8日目の夜。アシスタントさんに突然「池の周りは蛇がいっぱいいるから歩き回っちゃ駄目!ゼッタイ!」と言われました。そういう事はもっと早く教えてくれいと思いました。


修行の日々も残すところあと2日。後編に続きます。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。

| ネパール | 22:52 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

エベレスト街道トレッキングに行って来ます(更新が途絶えるかもしれないお知らせ)

明日からエベレスト街道トレッキングに行きます。

登るやつではなく、登る直前辺りまで歩いてエベレストを見上げて帰って来るやつです。ネパールは現在トレッキングの大ベストシーズンなのです。前回行こうと思ったときは雨季真っ盛りだったのに、北東インドでチンタラした甲斐がありました。

そんなエベレスト街道トレッキングですが、なにせ距離があるので多分3週間くらいか、下手すると一ヶ月くらい帰って来られない予想です。

飛行機で街道の途中にあるトンデモ天空空港に降り立つという大変面白そうな手段もあり、こちらだと一週間くらい短縮できるのですが、お値段が高いので止めました。そうでなくても、今がハイシーズンだからか大きなお祭りの最中だからか、現在チケットが全然取れない状況だそうなのでどちらにせよ無理な話でした。

と言うわけで行ける所まではバスで行って、そこからせっせと歩きます。


そんなこんなですが、流石にそんなに長いことブログを放置するのもどうかと思うので(一年単位で放置した前科はさておき)、電波が届く辺りまでは一、二回何か書きたいな〜と思いつつ思うだけで終わるかもしれません。山の上は電波どころか充電も有料なので、色々余裕が無さそうなのです。とりあえず、Twitterでの生存報告だけは出来るだけして参りたい所存です。

現在Twitterにて更新中の瞑想修行漫画は、一旦お休みします。

ブログもだいぶ前の所で止まっているのでこれ以上遅れてどうすんだという気持ちですが、山に呼ばれては断れないのでお許しください。犯人は山です。

それでは行って参ります。まずは丸一日かけてサレリという村だか町だかまでバス移動です。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。

| ネパール | 02:53 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

ヴィパッサナー瞑想・前編


20181001041233d67.jpeg
ルンビニ、ヴィパッサナー瞑想センター

本日より10日間の瞑想コースに参加します。

初日である今日と最終日を入れると、12日間のスケジュールとなります。



201810051850475e7.jpeg
お庭

20181005185047128.jpeg
瞑想室

コース中はスマホ、PC、貴重品など全て施設に預けるため、これらはコース終了後に撮った写真です。

瞑想期間中は外出は出来ず、寝床も食事も全て施設内に用意して貰えます。また、コースの参加費は寄付制で、最終日に各々これと思う金額を置いて行きます。非営利団体なので先生やアシスタントさんも基本ボランティアなのだそうです。

施設内の生活空間は全て男女別に分かれており、夫婦やカップルで参加した場合も10日間顔を合わせることは出来ません。瞑想室だけは同じ(着席スペースは男女別)ですが、男女の別に限らず10日間他者と口を聞いてはいけない、目も合わせてはいけないというルールがあるため、どちらにせよ誰とも関わることはできないと言う精神的引きこもりには夢のような環境で

なお、先生やアシスタントさんとは多少話をする機会はありますし、質問も出来ます。

コースは10日間ですが、初日(集合日)と最終日(解散日)を入れると12日間です。初日を0回と数えると、0日目午後集合、部屋割り、イントロダクションなど。1日目〜10日目まで瞑想修行で、11日目の朝食後に解散となっております。初日はまだ喋っても大丈夫です。



20181005185047e5c.jpeg

201810051850479b9.jpeg
宿舎

宿舎は最初二人部屋を与えられましたが、部屋数に対し参加者が半分程度しかいなかったため全員個室に移らせて貰えました。人と話してはいけないというセンターのルールからしても、そちらの方が合理的と言えます。

参加者は男性20人くらい、女性15人くらいだったと思います。ネパール人、欧米人、その他のアジア系など、色んな国の人が参加していました。



・・・という感じの瞑想修行日記を漫画にしたので、ここからは漫画と文章入り混じりでお送り致します。

漫画はTwitterにて順次更新中です。(低橋Twitter



20181005185116170.jpeg

201810051851160d3.jpeg

まずはイントロダクションですが、私は施設入り直後から原因不明の高熱を出し、非常に幸先の良いスタートを切りました。知恵熱ですかね。イメージトレーニングのかいあってか、翌日の夕方までにはなんとか熱は下がりましたが。初日深夜に39度を超えかけた際には、本当に「リタイア」の4文字が浮かびました。



<一日のスケジュール>

一日のスケジュールは、

4:00 起床
4:30〜6:30 瞑想
6:30〜8:00 朝食、休憩
8:00〜11:00 瞑想
11:00〜13:00 昼食、休憩
13:00〜17:00 瞑想
17:00〜18:00 夕食、休憩
18:00〜19:00 瞑想
19:00〜20:30 講話
20:30〜21:00 瞑想
21:00〜21:30 先生への相談、質問(希望者)
21:30 就寝


という感じでした。

しかし実際には、講話は60〜100分と開きがあったし、瞑想中にちょこちょこ相談タイムが設けられていたりして、上記スケジュールを外れることもしばしばありました。

瞑想は瞑想室に全員集まるグループ瞑想と、瞑想室か自室どちらでやってもいい個人瞑想の二種類あります。しかし何故か、個人瞑想でも全員瞑想室に来ていました。まあ自室で一人になったら絶対寝てしまいますしね。

時間の管理については、スマホを預けてしまったのでアラームが使えずどうしたものかと思いましたが、置き時計や腕時計は持ち込める他、起床時間や集合時間には鐘を鳴らして貰えるので特に困りませんでした。



20181005185116e29.jpeg

20181005185116faf.jpeg

瞑想は3時間や4時間ぶっ通しでやる訳では無く、一時間に一回程度、5分間の小休憩を挟んで貰えます。

ただ、早め早めの集合が原則だった事から部屋に戻ってトイレを済ませたらもう集合の鐘が鳴るので、休憩と言うほどの休憩にはなりませんでした。が、少し身体を動かせるだけでも拝みそうになるくらいありがたかったです。



<食事>

2018100518504772b.jpeg

食事が一番の楽しみでした。

最初は味気無く感じたのですが、二日目くらいからすごく美味しくなったのは身体が馴染んだのか、あるいは最初の二日は熱で味覚が鈍くなっていただけかもしれません。

昼食が一番豪華で、朝夕はサッと済ませ・・ることに異論は無いのですが、謎のポップコーン攻めとポン菓子攻めには後半やられかけました。贅沢を言っていい立場ではないのですが、毎日だと流石に飽きるのです。

なお、私達初心者は三食食べられますが、参加二回目以降の経験者さんは夕食抜きなのだそうです。水やお茶くらいは飲めますが、正午以降の絶食も修行の一環なのだそうで。なお、上のイラストには夕食と書いてしまいましたが、実際これは「ティータイム」と呼ばれていました。


中編へ続きます。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>
 
◯ ヴィパッサナー瞑想

世界中にセンターがあり、日本にもある。1日体験、10日間コース、1ヶ月コースやそれ以上のものもある。海外で参加した場合も日本語音声によるサポートがあるはず(施設によると思うので要確認)。申込みは各センターの公式HPより。

| ネパール | 23:38 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

仏陀生誕の地ルンビニ


<9/12 バイラワへ>

20181001040637cac.jpeg

2018100104063792b.jpeg
バイラワの宿「HOTEL KALASH」

本日はルンビニに移動する予定でしたが、ジャナクプルからだとそこそこ距離があり到着前に日が暮れてしまったので、手前のバイラワで手を打ちました。



<9/13 バイラワ散策、ルンビニへ>

201810010406376dd.jpeg

バイラワでは毎週二回青空市が開かれるそうで、ちょうど今日がその日だったので覗きに来ました。

まだ開店直後(11:00頃)だったためか思ったより規模の小さなマーケットに見えましたが、色々と必要な物が買えて良かったです。破れタイパンツの代わりとか。



20181001040637184.jpeg
本日のお昼ごはん

本日もダルバート・タルカリ(定食)を食べております。安くて栄養満点ですし、どこでも食べられるのが良いと思います。



20181001040637f54.jpeg
バイラワ、ルンビニ行きバス乗り場

20181001040637e67.jpeg
ルンビニ霊園入り口

ルンビニに移動しました。

ルンビニはかのシッダールタ王子(後の仏陀)の生誕の地で、四大仏跡の一つです。

私がここに来た理由は、瞑想修行をするためです。仏陀の教えを継承する瞑想法としてヴィパッサナー瞑想と言うのがありまして、それを学べるセンターがここルンビニにあるのです。実はルンビニだけでなく世界中に何百施設とあり、日本にもあるくらいですが、仏陀縁の地でやってみたかったのでルンビニにしました。

なお、知った風な説明をしましたが実際は初めての参加ですし、私は瞑想の仕方も何も知らない素人でございます。



201810010407199e0.jpeg

20181001040719ff0.jpeg
ルンビニの宿「韓国寺」

申し込んだ10日間瞑想コースが始まるのは明後日からなので、それまではルンビニ観光をしようと思います。

拠点として選んだのはこちら、韓国寺です。ルンビニの霊園内には日本寺、中国寺、ミャンマー寺、ドイツ寺など様々なお寺が建ち並んでおり、いくつかのお寺は宿泊できるようになっているのですが、そのうち韓国寺が安くて部屋数が多くて観光客に人気と聞いたので。ちなみに日本寺は色々と規則が厳しく、気軽に泊まれる類のお寺ではないそうです。

また、霊園の入り口前にはホテルも沢山ありますが、韓国寺に泊まれば朝昼晩食べさせて貰えると聞いて釣られました。



20181001040849330.jpeg
韓国寺の朝ごはん



201810010408492e6.jpeg

20181001040849871.jpeg
昼ごはん



20181001040849fb3.jpeg

20181001040849541.jpeg
晩ごはん

お寺ごはんはこんな感じです。

お寺なので菜食メニューのみですが、山盛りごはんにカリーっぽい味付けや韓国っぽい味付けのおかずが数品、スープ、キャベツの浅漬けキムチなどもあり、どれもとっても美味しいです。そして食べ放題です本当にありがとうございます!

これだけ豪華な食事を三食も付けてくれ、さらにwifiまであるという何ともサイバーなお寺ですが、宿泊費は500ルピー(500円)でいいそうです。一昔前なんか300円だったそうですが、500円でも十分ありがたいお値段です。

なお、wifiは最初はレセプション付近でしか使えませんでしたが、瞑想修行の後もう一晩泊まったら宿泊棟でも使えるようになっていました。



2018100104095217a.jpeg

韓国寺では(他のお寺でも)朝夕に礼拝の時間があり、宿泊客もこれに参加することができます。というか、本来は参加するべきなんだと思います。・・といいつつ私も朝の礼拝はサボったんですけども。だって早朝4:30からだったんですもの。起きられなくて。

夕方の礼拝には行きましたが、立ち上がって頭を下げ座り直して土下座をし、また立って頭を下げ右を向き左を向きまた正面を向いてと非常に忙しい礼拝でした。同じ仏教でもお国(宗派)によって随分やり方が異なるのですね。面白いです。



20181001040952f9b.jpeg

201810010409528a9.jpeg

2018100104095213b.jpeg
霊園散策

先述の通り霊園内には沢山のお寺があり、それらを巡るのが楽しいです。

霊園内は広いので韓国寺のレンタル自転車を利用したり、力車個人ツアーをお願いすると良いと思いますが、時間さえあれば歩いて回るのも十分可能です。霊園内に売店やレストランはありませんが、お寺によっては水くらいは買える他、(確か)ゴータミー尼僧院の前には簡易の茶屋がありました。

広い霊園を日中に歩き回るのは暑くて汗をかきますが、そんな中にも少しずつ秋が近付いている気配が感じられました。早朝や夕方のお散歩は静かで涼しくて、大変気持ちが良かったです。



20181001041055cde.jpeg

201810010410552b0.jpeg

20181001041055288.jpeg

20181001041055e58.jpeg

各国のお寺は建築も装飾もそれぞれ異なる特徴があり、同じ宗教が描く方向性の異なるそれには、それぞれの持つ全力の愛、信仰心、そして美意識を感じました。私の描く仏陀、私の描く天上界。内から滲み出る、愛と癒しの世界です。



<9/14 ティラウラコット>

20181001041147376.jpeg
ティラウラコット、王宮跡地

翌日は朝少し霊園内を散策し、その後はルンビニ郊外にある仏陀の実家を見に行きました。シャカ国の王宮跡地です。



20181001041147fdd.jpeg

もうすっかり打ち崩れており何が何だか分かりませんが、シッダールタ王子(仏陀)はここですくすく育ち立派な王子をやっていたそうです。しかし30になる手前で外界のアレコレに気付き、急に出家するとか言い出したので王宮はもう大パニックだったと思います。



20181001041147f5f.jpeg
東門

仏陀が出家のため王宮を出て行った、東門です。私も厳かな気持ちでこれを出てみましたが、通りすがりの牛が目の前で脱糞してくれ、何とも言えない気持ちになっただけでした。



20181001041147de4.jpeg
王宮前の道

20181001041147174.jpeg
仏陀のご両親のお墓

王宮の周りは現在はのどかな田園地帯ですが、当時はもう少し栄えていたのでしょうか。あるいは、シャカ国はそんな栄華を誇った大帝国!みたいなのではなく穏やかな農業国だったそうなので、今とそう変わらぬ良い風が吹いていたのでしょうか。

しかし王子が出家を決めたのは王宮外で病や死や修行者や様々なものを見てしまったからだと言うので、実際はもっと光と陰の渦巻いたややこしい世界だったんですかね。かなりの混沌だったのか、あるいは普通の世界だけど何不自由なく暮らしてきた王子にとっては衝撃だったのか、どうなのか。

何せお母さんの脇から産まれて産声が「天上天下唯我独尊!」だったとかいう非凡なお人ですので、出家に至るその胸中がいかなるものだったかは、凡人の私には計り知れません。私が王子だったら生涯王宮に引きこもって自分だけ幸せに暮らしますけどね。



20181001041147ac3.jpeg
博物館/入場100ルピー、写真撮影有料だったと思うけど忘れた

王宮跡地の近くには小さな博物館があります。本当に小さな小さな博物館で、考古学の知識が全く無い私にはよく理解できない展示が多かったです。私は今日も勿体無い旅をしています。



<9/15 仏陀生誕の地>

201810010412331df.jpeg
日本山妙法寺

今日から瞑想修行が始まりますが、集合は午後からなので午前中は引き続き霊園観光をしました。

こちらは霊園の北の外れにある日本寺です。韓国寺の近くにもう一つ日本寺がありますが、工事中だったのでそちらは遠慮しました。



20181001041233c09.jpeg

ストゥーパはミャンマー風ですが、脇の本堂は懐かしの日本を思わせる内装でした。内部は写真撮影禁止なので、やや遠目から撮影しております。



201810010412335b8.jpeg
仏陀像

霊園の中心部に戻って参りました。こちらは例の天上天下唯我独尊像です。仏陀と言えば立像や坐像、涅槃像などが一般的ですが、ルンビニはやはり仏陀生誕の地と言うことで、チビッコ王子の像をよく見かけます。

王子の実家は先述のティラウラコットですが、誕生したのはここルンビニなのだそうです。王妃(お母様)が里帰り出産に向かう途中で、脇からポロリしてしまったそうで。ビックリなさったでしょうね。



20181001041233920.jpeg
博物館入り口

博物館と言うか、仏陀生誕ど真ん中とアショーカ王の石柱とやらがあるのがこのエリアで、ここだけ有料となっております。外国人500ルピー、写真撮影は別途2ドルです。何故通貨を統一しないんでしょうね。イラッとします。

ところで、この入場料はこのエリアに対してではなく、霊園全体のものだったかもしれません。来たときは近道したせいかチケット売り場を通らなかったのですが、後から霊園の各入り口にも料金案内が掲げられていることに気が付きまして。霊園内はお寺群を含め絶賛建設中なので、ゲートやら監視塔やらそういったものの建設がまだ完了しておらず、入場システムも未完成なのかもしれません。


それはさておき仏陀生誕の地とアショーカ王の石柱ですが、前者に関しては何か赤子の跡が付いているような付いていないような岩が大切に展示されており、後者に関しては見そびれました。どこにあったのでしょう。

何でも、仏陀がこの地で産まれたことの証明になったと言う文の刻まれた石柱なのだそうで、歴史的大発見どころの騒ぎじゃない伝説を現実に変えた石柱ですので是非見たかったのですが、本当、どこにあったんでしょう。人が多過ぎて逃げるように出てきてしまったのが失敗でした。



20181001041233d67.jpeg
ヴィパッサナー瞑想センター入り口

その後は、荷物をまとめて呼吸を整え、瞑想修行の場に向かいました。


次回は瞑想修行編です。よせばいいのに漫画を描き始めてしまったので、完結には少し時間がかかると思いますが、Twitterにて小出しにして参りたいと思っています。   


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

◯ ジャナクプルからルンビニ

ジャナクプルからバイラワ(シッダールタナガル)への直行バスは朝6:30、8:30など。私は7:00過ぎに幹線道路沿いの町ダルケバール行きのバス(頻発)に乗り、運賃30ルピー、所要40分。8:00過ぎに分岐近くのバス停でバイラワ行きバスを捕まえ、運賃700ルピー、所要9時間少々。バイラワ行きのバスが見つからなかった場合は、途中のナラヤンガード乗り換えにすればバスの本数は一気に増える。ダルケバールからナラヤンガードまで400ルピー、ナラヤンガードからバイラワまで300ルピー。

バイラワからルンビニは、ルンビニ方向への分岐にあるバス乗り場からバス頻発、運賃50ルピー、所要一時間少々。

◯ バイラワの宿

「HOTEL KALASH」
Devkota ChowkとMilan Chowkのちょうど中間くらい。トイレ冷水バケツシャワー付きのシングル500ルピー。wifiなし、ファンあり。宿のご夫婦が穏やかで素敵。

◯ ルンビニの宿

「韓国寺」
バス停「ルンビニ」で下車後、すぐ脇にあるメイン入り口から韓国寺まで、近道すれば2.2キロ、徒歩30分弱。力車でも行ける。
部屋は男女別のドミトリーで、各部屋に広いトイレ冷水バケツシャワーが付いている。質素だが清潔。ファンあり、wifiあり。部屋数はかなり多いのでそうそう満室にはならないと思う。朝昼晩のビュッフェ式ごはん付き。温かいお茶と煮沸済の水はいつでも貰える。レンタル自転車一日200ルピー。

◯ ティラウラコット

ルンビニから30キロくらい。霊園を東西に横切るTaulihawa通りに出るとそれがそのままティラウラコット方面へ伸びているので、ここで拠点となる町タウリハワまでのバスに乗れる。運賃50ルピー、所要1時間ほどで行けそうだが行きも帰りも謎の停車時間が何度もあり、2時間近くかかった。バスの本数はそこそこある模様。タウリハワからティラウラコットまでは4、5キロあり、私は半分くらいまで歩いた所でシェア力車に拾われ運賃50ルピーを払った。

| ネパール | 22:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ジャナクプルとミティラー・アート


<9/10 ジャナクプルへ>

20180929132303fd9.jpeg

ジャナクプルに移動しました。



20180929132303fa5.jpeg
ジャナクプルの宿「HOTEL CITY STAR」

事前にネットで調べた限りだと安宿も沢山ありそうだったのに、2時間歩いても見つからず結局やや高めの宿に泊まることになりました。



20180930142543025.jpeg

20180930142543604.jpeg
現在のジャナクプル風景

どうやら、昨年起きた南アジア一帯の大洪水にてジャナクプルも甚大な被害を受け、殆どの宿が閉鎖してしまったようなのです。町のあちこちが写真のような状態で、マップアプリでは表示されている銀行や飲食店も殆ど無くなってしまっていました。

何十年もかけ力を合わせて作り上げた町が壊されるのは一瞬で、再建するのにはまた何年も何十年もかかります。天災なので逆らいようがないとは言え、やはり、やるせない光景です。



20180929132619974.jpeg
ラッシー

入国時に両替したネパールルピーが残り少ないのでまずはATMを探したのですが、お金が全然降ろせませんでした。インドでもバングラデシュでも同じ事はよく起きたので最初は気にせず別のATMに移動したものの、5台、10台と試しても全て「このカードは使えません」みたいな表示が出るので、これってもしやカードの破損なのでは?と不安になってきました。

写真はATM巡りの途中、一回落ち着こうと思い飲んだラッシーです。この時はまだいくらか余裕があったと言えますが、このあとまた2時間以上歩き回り町中のATMを試しても全て駄目で、不安はついに絶望に変わりました。


先々月あたりの日記で書きましたが、私はバングラデシュでクレジットカードのスキミング被害に遭い、これが使えなくなっています。クレジットカードは予備を入れて合計3枚持っていましたが、1枚目は上記の通り、2枚目はカード会社都合(提携店が詐欺被害に遭ったとか何とか)でこちらも使えなくなっており、最後の1枚は元々キャッシング枠を設けておりません。オンラインでのキャッシング枠追加申請もできますが、私は現在無職の身。おそらくその申請は受け入れられず、そればかりかカード自体の利用継続も危うくなってしまいます。下手な動きはしたくありません。

今回ATMに弾かれまくっているのは国際キャッシュカード(シティバンク)ですが、上記のような状態のため別のカードを試す事もできず、これはカードの問題なのかATMの問題なのか、それが分かりません。

もしカード破損だとしたら、旅の継続は難しくなります。

国際キャッシュカードはオンラインで再発行してもらう事ができず、一度帰国して手続きし直すしかないようなのです。家族に代理申請を頼む事は出来るかもしれませんが、かなりの手間ですし流石にどうかと思います。また、再発行後のクレカを送って貰うという手もありますが、どうせまたスキミングされるのでクレカキャッシングは極力避けたいです。元々好きじゃないですし。

つまり、一時帰国もやむなしという事になります。

というか、今後の旅以前に今回の宿代を払うと残金がほぼゼロになり町から出られなくなるのですがどうしたらいいですか。一時帰国すら出来ずにジャナクプルで終了ではございませんか。ラッシーなんて飲んでる場合じゃなかったです。



<翌9/11、朝から銀行探しへ>

昨日は節約のため水しか買えず、ラッシー以外何も口に出来ませんでした。お腹と背中が文字通りくっつきそうで、空腹を通り越して頭がクラクラします。ジ・エンドの文字が頭上にチラ付く絶望の朝です。

が、今にも倒れそうになりながら何とか外貨両替をやっている銀行まで辿り着くことが出来ました。件の洪水被害で銀行自体の数が少ないので、宿から結構歩かなければいけませんでしたが。

私「ドルからの両替はできますか?」
銀行員「できますよ。パスポートを見せてください。」
私「忘れました。」

倒れるかと思いました。



201809291326195e7.jpeg
本日の朝ご飯

久々にエネルギー切れによるバタンキューの危機に直面しましたが、なんとかドルを両替し、ネパールルピーの現金を得ることが出来ました。

100USドルが11,565ルピーになったのですが、このときの公定レートが100ドル11,572ルピーでしたので、相当の良レートで替えて貰えたことが分かります。手数料も無しです。

カトマンズなどの大きな街なら日本円からの両替も難しくないそうですし、ネパールのATMは殆が300〜500ルピー(300〜500円)の手数料を要求してくるそうなので、日本から直接ネパール旅行に来られる方はATMより現金の両替の方がお得かもしれません。日本円からの両替もドルと同じく良レートであれば、のお話ですが。

なお、大手銀行の前に寄ってみた小さな両替屋ではいくら何でも酷すぎるレートを提示され、それを断って店を出たらしつこく追いかけられ、何とか撒いて銀行に行き同じ道を戻ったら今度はバイクで追いかけられ非常に鬱陶しい思いをしたので、両替の際は大手銀行かちゃんとした両替屋を選ぶことを強くお勧めしたいと思います。



2018092913261936c.jpeg


カード問題はひとまず置いておくとして、とりあえずジャナクプル観光です。

ドルと円の現金をそこそこ持っているので当分は大丈夫です。そして早々にネタバレしますと、このあと行った町で何台目かのATMが応えてくれ、カード破損ではないことが分かったので本当に大丈夫です。

絶望のあまりツイッターを連投し大変ご心配をおかけしましたことを、改めてお詫び申し上げます。


さて、ここジャナクプルはヒンドゥー教の聖地です。ネパール自体ヒンドゥー教徒の多い国ですが、チベット仏教などもそこそこの勢力を持っており、色々な宗教や民族の混ざりあった非常に色彩豊かな国なのだそうです。現在のところまだ標高の低いエリアを中心に移動していますが、ヒンドゥー教色が強いように思います。というかインド色が強いです。ここジャナクプルなどはもうほぼインドですし。いや単にイメージの話ですけども。

町には池が沢山あり、それらは沐浴場となっているので、朝から気持ち良さそうに水浴びをする人々を沢山見かけました。



20180930141733248.jpeg
線路

ジャナクプルにはネパール唯一の鉄道があるらしく、ローカル色溢れる光景が見られるそうなのですが、こちらは現在運行していませんでした。当分は動かないとのこと。

そういえば銀行で両替した際に入国航空券の提示を求められ、「陸路で来たから無い」と答えたら「じゃあバスか列車の切符は?」と聞かれましたが貴方のとこ列車止まっとるではないですか。どうしろと言うのですか。



20180929132734412.jpeg
ミティラー・アート

ジャナクプル名物の一つに、ミティラー・アートというものがあります。何千年も前からこの辺りの女性達が描いてきたもので、祈りやおまじないの類だそうです。南インドのコーラムと似た感じですかね。

写真のこれは町を装飾する意図で描かれたものなので、鮮やかで描き込みも多いですが、女性達が家の壁などに日常的に描くそれはもっと色が少なく、デザインもシンプルなのだそうです。



2018092913261938e.jpeg
ジャナキ寺院

ジャナクプルの中心的寺院です。



20180929132734287.jpeg

201809291327344c6.jpeg

2018092913273461a.jpeg

寺院自体の装飾も良いですが、内部のミティラー・アートが実に見事で必見です。



20180929132734f9c.jpeg
ナンチャラ結婚寺院

ジャナクプルはかのラーマーヤナの舞台の一つで、主人公ラーマ王子とシータ姫の結婚式が執り行われた町ということになっています。そんなわけで、ジャナキ寺院の裏手にあるこのナントカ結婚寺院には、二人の結婚式の様子を再現したお人形達が展示されています。

写真は撮れませんでした。半裸のおじさん達がダルそうに警備していたのでカメラを出し辛くて。



201809291329350fe.jpeg

20180929132935548.jpeg
クワ村

ジャナクプル近郊のクワ村というところを訪ねてみました。徒歩30〜40分くらいと近かったです。



20180929132935af0.jpeg

20180929132935984.jpeg
クワ村、女性開発センター

村の外れにはこの地域の女性達が働く工房があり、ミティラー・アートを施した陶器、布製品、織物やオモチャなどを生産していました。それらの製品はジャナクプルの町でも買えますが、ここで買うのが彼女達への直接の支援になりますのでより良いかと思います。

私もひとつお土産を購入しました。件のカード破損疑惑がこのときはまだ晴れておらず、もう八割方帰るつもりでいたので腹いせに陶器とかけったいな造形のヌイグルミ(めちゃんこ可愛い)を大量購入したろかと思いましたが、念の為抑えておいて良かったです。大量のお土産を抱えて旅を続けることになるところでした。まあ、送れば良いだけの話ではありますが。



20180929132935761.jpeg

センターの後で村を散策しミティラー・アートを探したかったのですが、雨が来そうだったので急いで帰りました。残念ながら途中で雨雲に追いつかれてしまいましたが、10分ほどで止んだので良かったです。

雨季もそろそろ終わりかけだそうです。良い時期に来ました。



2018092913293591f.jpeg
本日の晩ごはん/カリーっぽい何か

お腹は減っていたのですが現金ナイナイ問題のトラウマが晴れず、お安くて量の少ないご飯しか食べられませんでした。土産は買おうとしたくせに。

こちらは芋っぽいけど芋じゃないっぽい何かを揚げたものに、玉ねぎのみじん切り、スライス人参、豆カリー、揚げ麺をかけ、その上に柘榴をちらしたスナック感覚っぽいお料理でした。柘榴の甘みが良い仕事をしており、サクサクプチプチトロッと色んな食感も楽しめる美味しい一皿でした。


明日はルンビニに移動します。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

◯ ダランからジャナクプル

私は朝7:00発のビールガンジ行きに乗り、ジャナクプルへの分岐少し手前でサービス係さんの案内により途中下車、ここまで300ルピー。その場でジャナクプル行きのバスに乗り換え、ジャナクプルまで50ルピー。所要時間はトータルで6時間半くらいだった。どちらも大きめの町なので、直行便もあるかもしれない。無い場合は幹線道路沿いの町ダルケバールで乗り換えられる。

◯ ジャナクプルの宿

「HOTEL CITY STAR」
トイレ冷水シャワー付きのシングル1,200ルピーを800ルピーにしてもらった。wifi、ファンあり。レストラン併設。全体的にシンプルだが奇麗な宿。ジャナキ寺院から徒歩5分くらい。Google Mapで出る。
ジャナクプルは2018年9月現在、昨年の洪水被害の影響が色濃く残っており、宿もほとんどが閉鎖してしまっている。安宿は見つからなかったが、大きめの宿や中級ホテルは営業している。

| ネパール | 20:20 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

ネパール入国


<9/8ネパール入国>

20180929131539c77.jpeg
インド・ネパール国境の橋

ネパールに入国しました。


さらばインド!もう二度と来るまいぞガハハ!



20180929200142939.jpeg
ネパール側イミグレ(この坂を登った上)

私はネパールビザを持っていないので、ここで一ヶ月アライバルを取得しました。

が、一つ大きな失敗をしました。 

ネパールビザは15日、一ヶ月、三ヶ月の三種類あり、入国後の延長も可能です。私は「一ヶ月じゃ足りないけど三ヶ月も要らないから、まずは一ヶ月取得して後から一ヶ月延長して、計二ヶ月にしよう」という考えから一ヶ月ビザを取得したのですが、実はその「延長」って奴が大変割高だったのです。実は、一ヶ月+延長一ヶ月の計二ヶ月と、最初から三ヶ月取るのとは同じ100ドルでした。

それでも二ヶ月で出国するなら特に問題はありませんが、入国後に真剣にネパールプランを立て始めたら「あれ、これ二ヶ月じゃ全然足りないのでは」という事に気づきまして。最初から三ヶ月取っておけば100ドルだったのに、延長二ヶ月で計三ヶ月にした場合はなんと160ドルです。

延長料金が割高な事を知らなかった訳ではないんです。それはちゃんと事前に知っていて、「延長は最初の二週間までが一律30ドルでその後は一日2ドルか。ということは一ヶ月延長したら45ドルだね!」

ってどういう計算をしたらそういう答えが出るんですかこの脳筋が!!



20180929131539c8d.jpeg
カーカルビッタ・バスパーク

201809291315396ef.jpeg
両替屋通り

まあそれはそれとして、ネパール入国です。今日はこのまま移動したいので、まずはバスパーク(バスターミナル)近くの両替屋で余ったインドルピーをネパールルピーに替えました。

100インドルピーは160ネパールルピーで固定なのだそうで、4,040インドルピーがほぼそのままのレート計算で6,215ネパールルピーになりました。

なお、100ネパールルピーは98円くらいなのでほぼ100円で計算でき、とっても楽チンです。なのに私は一度インドルピーに換算しないと物の値段が分からない可哀想な頭になっているので、100円と言われても全然ピンと来ません。



20180929131539294.jpeg
本日の朝ごはん

とりあえず腹ごしらえ。

その辺の屋台で「何でもいいから食べさせてください」的な注文をしたら、出て来たのは毎度お馴染みカリー&ロティでした。

そうかネパールもカリーなのですね。何となくモモやトゥクパのイメージが強かったですが、そうか、カリーなのですね。そうか・・・(飽きております。)

でも、インドとは若干趣の異なるカリーだったので良かったです。サラッと爽やかな感じ。それにカリーと一言で言ってもその種類や味付けは様々ですから、まだまだ色んな味を楽しめそうです。(でも飽きております。)



<同日9/8、イラムへ>

20180929131847666.jpeg

本日はこのままイラムという山の上の町に移動します。以前コメント欄にてお勧めして頂いた町です。教えてくださった方、ありがとうございます!



20180929131539734.jpeg
12:30頃イラム到着

8時過ぎにカーカルビッタのバスパークを出て、隣町でシェアジープに乗り換え、昼過ぎにはイラムに着きました。ここまで大変スムーズでしたが、スムーズだったのは沢山の人に親切にして頂いたからです。     

カーカルビッタで両替屋まで連れて行って貰えた事から始まり、乗り場の分かり辛い隣町行きバスまで案内して貰え、その人は私がイラムに行きたがっている旨を運転手さんにしっかり伝えてくれ、それを受けて運転手さんは私をイラム行きの分岐で降ろしてくれ、サービス係さんも「あのジープに乗りなさい」と親切に教えてくれました。

誰も「バスは無いよタクシーしかないニヤニヤ」とか言わないし、「バス乗り場は遠いよタクシーで行くしかないニヤニヤ」と言って実際は徒歩2分だったりしないし、「◯◯まで200ルピーだニヤニヤ」と言われたけど本当は30ルピーだったりしないし、約束と違う場所に連れて行って「え、◯◯まで行きたかったのぉ?じゃあ追加300ルピーだニヤニヤ」とか言って来たりしません。何ということでしょう。ここは本当にインドなんでしょうか。あ、ネパールだった大・混・乱!!


世界ってどうしてこんなに違うんですかね。陸続きのすぐ隣の国じゃないですか。同じ太陽に照らされ、同じ風が吹いているんですよ。

そりゃ両国色々な背景があるのでしょうけど、似たような顔をした人々にそんな急に親切にされると、昨日までの体験とのあまりの違いに頭が混乱して人間と言うものが分からなくなります。



20180929131539cee.jpeg
イラムの宿「FRIEND'S HOTEL &  LODGE」

まだネパールSIMを買っていないので検索が出来ず、GPSも働いてくれなかったため宿探しに苦労しました。どのへんに宿があるのか、そもそもジープを降りたここはどこなのかも分からなくて。

でもまあ何とかギリギリ予算オーバーの宿を見つけたので、そこに収まりました。そして後から安価そうな宿を沢山見つけ、キイ悔ちいとなるのでした。



20180929131847291.jpeg
イラム紅茶

イラムは紅茶生産の盛んな町で、爽やな風味をもつイラムティーにはファンも多いそうです。

実際飲んでみたそれは、その辺の茶屋の安価なお茶だったにも関わらずとっても美味しかったです。



20180929131847c29.jpeg

2018092913184750d.jpeg

20180929132105867.jpeg
茶畑散歩

イラムの町は茶畑に取り囲まれるようにして家々が建っているので、少し歩けばすぐ素敵なお茶ロードに出る事ができます。



20180929131847ee4.jpeg
イラムの町並み

特別何かがある訳ではない小さな小さな町ですが、そんなのどかな雰囲気に惹かれ、三泊くらいゆっくりしたい気持ちになりました。酒屋も飲めるレストランも沢山ありますし。

でも、実際は一泊で出て来ました。理由は宿の冷水バケツシャワーがこの高地では辛すぎることと、ビザが(今のところ)一ヶ月しか無いということで気持ちが落ち着かなかったからです。


<9/9 ダランへ>

20180929132105649.jpeg

20180929132105c2a.jpeg
ダラン・バスパーク

次はジャナクプルに行きたいのですが、少し遠いので中継地点としてダランまで移動しました。今日はここに泊まり、明日ジャナクプルを目差そうかと。

しかしダランはなかなか大きな町で騒がしく、暑いしGPSは相変わらず動かないし宿は全然見当たらないし、次々に声をかけてくるカトマンズ行きバス勧誘に乗りかけました。夜行に乗れば今すぐ寝れるという理由で。

その後「どうせ乗るならジャナクプル行きでしょう」と我に返ったのでその辺のバス会社窓口数軒に聞いてみたものの、夜行バスも今日の昼便ももう無い様でした。



201809291321057ad.jpeg

20180929132105f9e.jpeg
ダランの宿「Hotel Janaki」

まだ午後二時ですしローカルバスを乗り継げば行けると思いますが、バス窓口の人が近くの宿を紹介してくれたので予定通りダランに泊まりました。

で、荷物を置いて町を歩いてみたら、ネパールの携帯会社最大手だという「Ncell」の公式ショップがあったので、ここでSIMカードを購入しました。インドより前までは現地SIMなぞ無しで旅をしていましたが、人は一度便利さを知ってしまうともう元には戻れないのです。

ネパールのSIMカード購入はとっても簡単でした。パスポートと顔写真だけ持って行ったら後は全部やってくれ、五分ほどで手続きは完了、ネットも電話もすぐ使えるようになりました。内約はよく分かりませんが、30日間ネット5G+通話いくらかが付いたプランで、SIMカード代を含め595ルピー(600円)でした。



20180929132303ac3.jpeg
本日のお昼ごはん/ポーク・ダルバート・タルカリ

お昼ごはんはダルバート・タルカリにしました。ダルが豆スープ、バートがご飯、タルカリがおかずの事だそうで、北インドで言うところのターリー、南インドでのミールス、北東インドでのライスと似た感じの定食メニューということになります。

何が嬉しいって、ご飯もおかずもおかわり自由なことです。メインの肉系おかず(今回はポーク)は駄目みたいですが、野菜のおかずはたらふく食べさせて貰えます。

思えば南インドミールス、北東インドライスもおかわり自由でしたが、北インドだけはおかわりをくれないと言う北インドへの恨みがまた一つ(以下略) 



20180929132303d54.jpeg
本日の晩ごはん/ポーク・モモ

ネパールでは豚肉も食べるのかこの町だけなのか、豚肉料理に沢山出会えました。ネパールはヒンドゥー教徒が多いので牛は食べないようですが、チキンやバッファローなどの肉料理はよく見かけます。インドほどベジタリアン色は強くないようですね。


明日はジャナクプルに移動します。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

◯ インド北東部からネパールへ

シリグリのニュージャルパイグリ駅前から、国境の町カーカルビッタ(ネパール側)行きのシェアジープが出ている。所要40分くらい、運賃150インドルピー。外国人はインド側イミグレ前で途中下車する。

その他、シリグリのバススタンド付近から国境行きのバスも出ているそうで、こちらの方が安いと思われる。

◯ 国境越え、ネパール入国

インド側イミグレは橋の手前左手(林の奥にあり分かり辛い)。そこから徒歩または力車で国境の橋を渡り、ネパール側イミグレは橋の先、右手の坂を登った所。ビザを事前取得していない場合はここでアライバル取得。2018年9月現在、15日間25ドル、1ヶ月40ドル、3ヶ月100ドル。入国後の延長もできるがだいぶ割高。
イミグレ付近に両替屋やATMは見当たらず、私はバスパーク近くの両替屋を利用した。国境から徒歩1、2分。

◯ カーカルビッタからイラム

直行バスは無いようで、まずは西方向に行くバスに乗り、隣町チャラリーChaaraliで下車、所要20分くらい、運賃20ルピー。イラムに行きたいと言えば分岐前で降ろして貰える。分岐にはイラム行きのシェアジープ乗り場がある。イラムまで所要3時間少々、運賃300ルピー。

◯ イラムの宿

「FRIEND'S HOTEL & LODGE」
バスパークを出て少し坂を登った右手側。トイレ冷水バケツシャワー付きのツイン1,000ルピーを800ルピーにしてもらった。wifiあり、ファンあり。トイレシャワーは奇麗じゃない。高地なので冷水シャワーは辛い。トイレシャワー共同の部屋もあるっぽかったが聞きそびれた。

◯ イラムからダラン

バスパークからビルタモード行きのシェアジープに乗り所要3時間、300ルピー。ビルタモードのバスパークでダラン行きに乗り変え3時間、200ルピー。チャラリーの分岐でも乗り換えられるかも。

◯ ダランの宿

「Hotel Janaki」
トイレ冷水シャワー付ダブル700ルピー。トイレシャワー共同の部屋もあったらしい。wifi、ファンあり。部屋もトイレシャワーも割と清潔。
バスパークと公衆トイレの間の道(Koshi Rajmarge)を南に進み、最初の角(Shanti Path通り)を左折、徒歩すぐの左手側。看板が現地語で読めない。

| ネパール | 19:51 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

10日間の瞑想修行に行ってきます(しばらく更新が止まるお知らせ)


20180915142940c1e.jpeg
ヴィパッサナー冥想センター、ルンビニ

本日より、仏教の聖地ルンビニにて10日間のヴィパッサナー瞑想コースに参加します。厳密には9/15〜/26の11日間です。いや12日ありますねこれ。うち10日間瞑想するって事でしょうか。

まあ10日も12日も大して変わらんのでそれは良いとして、この期間中は瞑想センターに軟禁され、外部との連絡が一切取れなくなります。

スマホを見たり音楽を聞いたり本を読んだり何か書いたりなどの行為は全て禁止で、人と話したり目を合わせるのも禁止、一日中ただひたすらに瞑想し自己と向き合うのだそうです。

ちなみに瞑想中は一切動いちゃいけないそうです。足が痺れようが蚊に食われようが。

・・と、言うのを10日間やります。


何故そんなマゾじみたことをやろうと思ったかと言うと、6年程前の旅立ち初期の頃にこの話を聞き、ずっと興味深いと思っていたからです。極限まで自分と向き合ってみたら何かに気付けるのではないかと。なので、インドに来たら必ずやろうと決めていました。ここネパールですけど。

いや、インドのブッダガヤ(仏陀目覚めの地)でやろうと思っていたのですが、鉄道チケットは取れないわ瞑想コースのスケジュールは合わないわで、機会を逃したのです。

でもインドに拘っていた訳ではなく、出来れば仏陀縁の地でやってみたいなーと思っていただけなのでルンビニで大丈夫です。なんたって仏陀さんの生まれ故郷ですので。


そういう訳で、9/26まで諸々の更新が途絶えますのでご了承ください。

また、たった10日で悟りを開けるとは思っていませんが、終了後急に徳の高い事しか言わなくなるなどの変化はあるかもしれないのでその辺りもご了承ください。

それじゃあ行って参ります。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。

| ネパール | 14:33 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |