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リトアニア/ビリニュス


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リトアニアと言えば、外交官の杉原千畝さんがいたところです。
見知らぬ国だと思っていてもどこかで日本と繋がっているものなんですね。

リトアニアの学校では今でも杉原さんの行った事について子供達に語り継いでくれているそうです。
日本人は性格上「日本の偉人」みたいな話をしようとしませんが、私はその控えめな態度を美しいと感じつつも、杉原さんの残したものをリトアニアの人が大切に語ってくれるのならば、私たちもまたその気持ちを受け取る事が杉原さんとリトアニアの人への礼儀なのかなと思っています。



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今日はビリニュス観光をします。ビリニュスはリトアニアの首都で、東の端の方にあります。


朝起きてからさっそくビリニュス観光の中心地、旧市街に向かいました。
宿は旧市街に片足つっこんだ場所にあるのでアクセスは容易です。

ビリニュスの旧市街はタリンとは違い明確な区分けがされておらず、
新旧入り交じった風景もよく見かけます。

とはいえ、なんとなく入り口と言える場所もあります。


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夜明けの門

この門をくぐって数百メートルの通りが旧市街観光のメインで、琥珀やリトアニア名産のリネンなどのお店が集中しています。レストランのテラス席が並んでいるのも爽やかで素敵な光景です。

旧市街の観光のメインとなる部分についてはそう大きいわけでもないので、1日あれば満足できると思います。
ただ、沢山ある名所をくまなく回ったり、郊外にまで範囲を広げてみると見所は沢山あるので、できればゆっくり過ごしたいところです。個人経営の小さな店をひとつひとつ見て行くと良い掘り出し物があるかもしれません。


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聖ペテロ・パウロ教会

街のはずれにあります。少し遠いですが歩いて行けます。
入場料はなく、寄付金の箱があるのみ。少し入れたらパンフレットをくれました。
内部はウエディングケーキの様に真っ白です。全て細かな彫刻でできています。


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展望台とビリニュスの街

街の外れの小さな丘の上にあります。そんなに高さはないですが、ここからはビリニュスの街が一望できます。
内部の小さな博物館との共通チケットで150円くらい。


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ハレなんとか

名前を忘れてしまいました。市場です。内部はかなり広く、食べ物から洋服までなんでも売っています。山盛りの薫製肉などは日本では見ない光景なので一見の価値ありです。混んでいたので4時にもう一度行ったらほとんど閉まっていたので、営業時間は短めなんだと思います。


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琥珀の首飾りを買いました。
今の私にできる精一杯の贅沢、80リタス(約2300円)です。宿代より高いのでございます。

バルト海沿岸は琥珀の産地として有名です。モスクワ、サンクトペテルブルクあたりから始まり、バルト各国はもちろん、ポーランドの南の街まで琥珀を扱った店が数多く存在します。琥珀の街としては以前ポーランド北端のグダニスクにも行ったことがありますが、こちらも安くて奇麗な琥珀が沢山売っていました。デザインの豊富さはグダニスク、アクセサリーとして美しいものやこったものが多いのはサンクト、素朴なものが多いのはバルト、値段は南に行く程安い、という印象です。あくまで個人的な印象なのであてにならないですが。

バルト周辺の琥珀は日本で買うのに比べべらぼうに安く、いいものが手に入ります。偽物も多いそうですが私には見分けがつかないので何でもいいです。どうせ安物なのであとは気分の問題です。
また、ここらの琥珀は乳白色のものが多いそうなのですが、私はキラキラしたいかにもな物を選んでしまいました。本当は虫入りのが欲しかったのですがそういうのは高いです。

琥珀は現地の人の間ではお護りになると考えられているそうです。
日本で頂いたお護りに背中を守ってもらっているので、琥珀は首にさげて前からの敵を迎撃します。



一通り遊んだ後でバスターミナルに戻り、明日の朝発のワルシャワ行きの便を探しました。
が、何も調べずに行ったらワルシャワ行きは1日1本、夜行便のみでした。しかも欧州サッカーカップのユーロ2012のおかげで明日の便は満席とのこと。今年はポーランドとウクライナの共同開催で、ワルシャワのスタジアムも使うのです。で、今夜か土曜しかないがどうすると聞かれたので今夜にしました。宿の人にもう一泊したいと伝えてしまっていたので、さっそく宿に戻って今夜の宿泊をキャンセルし、荷物を纏めました。

まあ、後から気づいたのですが土曜って明後日だったので、1日くらい遅らせてもよかったのですが。すごく先かと思ったんです。日にちの感覚はかろうじてありますが曜日の感覚がなくなってしまって。



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本日の晩ご飯

宿代バス代を計算して現地通貨を降ろしたのですが、
宿代が1泊分浮いてしまったのでこれを使い切るため思い切って贅沢しました。そこそこちゃんとしたレストランに入りましたがこれで900円くらいです。写ってないけどパン付き。物価が安いんです。

リトアニア料理のページから選びました。野菜が食べたいな〜と思いつつ何だかよく分からないメニューを頼んでみたら魚でした。白身魚のローストで、バジルとニンニクのソースがかかっていました。まわりの丸いのは芋です。
困ったことに滅茶苦茶美味しかったです。今後の貧乏旅行に影響が出てはいかんのでこの記憶は早めに消去しようと誓いました。



<バルト3国まとめ>


各国間の移動はバスが便利です。鉄道はバスの勢いに押されて縮小しており、あまり使えません。その分バスがあちこちへ格安で走っています。

どの国も英語はかなり通じます。観光に力を入れているだけあって英語表記も多く、案内は親切です。
3カ国合わせて、一般人を含め何十人の人と話しましたが英語通じる率脅威の100%でした。
一般人に関してはできるだけ若い人を狙っているので実際は100%ではないのでしょうが、現地語が分からなくて困るという事態にはまずなりません。

バルト3国は南に行く程物価は安くなる傾向にあるようです。
なので上から順に回った方が後々嬉しいです。でも南に行く程都会度は下がるので、好みによっては反対周りもいいかもしれません。観光大国とは言えあまりガツガツしてないので、楽しくのんびりと過ごせるかと思います。

日本からのアクセスとしては、とりあえずフィンエアーでヘルシンキへ、船でタリンへ、バスで各国を南下し、ビリニュスからヘルシンキ経由の便、またはヨーロッパのどこか経由の便で帰国という6泊7日程度の旅を推奨します。バスは是非Lux Expressをご利用ください。宣伝おわり。

通貨は北から言うと、
エストニアはユーロを導入したばかり、
ラトビアは独自通貨ラッツ。
リトアニアは独自通貨リタスで、2013年にユーロ導入予定です。

実は1ユーロ硬貨を集めている私はリトアニアのユーロ導入を心待ちにしています。
ユーロコインは各国でデザインが違うのです。国によっては1ユーロと2ユーロでそれぞれデザインを変えていたりもするので、その場合は2ユーロコインも集めます。私があと持ってないのはポルトガル、サンマリノ、モナコ、スロバキア・・・・あ、結構あるな・・・もっと集まってると思ってました。悲しくなって来ました。

最近フィンランドではマリメッコの特別ユーロコインを作ったんだとか。このためにタリンからヘルシンキに渡るべきでした。忘れてました。そういえばエストニアのユーロコインも探すの忘れましたワアアアアアアアアアどんなデザインなのかも知らないよおおおおおおお


私の心に深い傷跡を残してバルト編終わり。



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| バルト | 16:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

バルトを南下する


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リガービリニュス間のバスの車窓から


朝8:30のバスに乗り、隣国ラトビアの首都リガへ向かいました。
このバスに私を含め5人もの日本人が乗っていました。バルトへの日本人旅行者はそんなに多く無いはずですが、面白い偶然もあるものです。

このうち一組とは何も話さず、もう一組とは「良いご旅行を」とだけ言い合って別れました。
この一言に全てが詰まっています。こんな出会いと別れも乙なものだなと感じました。

13:00にはリガにつき、ここで一泊したい気持ちあったのですが、今はただ先に進みたい気持ちが強かったのでこのままリトアニアに進むことにしました。ラトビアにはいつかまた来たいです。きっとここもいい街だと思うので。



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バスターミナルにはこんな感じの時刻表が置いてあり、国内線も国際線もどんなものがあるか一目瞭然です。ただ行き先の街の名前が現地語読みで、知ってる名前とだいぶ違ったりするので見つけるのが大変です。地図が一緒に貼られていると助かるのですが無い場合もあるので、wikipedia先生あたりに聞いて何通りか知っておいた方が良さそうです。

大きなターミナルには必ずいくつかのバス会社が入っているので、目的の会社があれば該当オフィスへ直接買いにいきます。そういうこだわりがなければ時刻表を見て目星をつけ、ターミナルの総合切符売り場で買います。適当に買えば大抵ユーロラインかその系列会社です。ユーロラインとはヨーロッパ最大手のバス会社で、国によって色々な系列会社があります。

私が買った切符は、14:00リガ発、18:20ビリニュス着のユーロライン系列会社でした。1000円。
1000円はラトビアの通貨でいうと7ラッツで、ATMで10ラッツ降ろした私は残りの3ラッツでパンとジュースを買いました。物価が安いので買っても買ってもおつりがきます。


バスはぼろく運転手は一人で、wifiも電源も使えませんでしたが、水をくれたことと乗客が4人しかいなかったことからリラックスして移動できました。すいてる時間帯だったのでしょう。


ラトビア入りのときもそうでしたが、リトアニアに入国するときも特に何もありませんでした。
シェンゲン協定国同士なので国境審査等は一切ないのです。ただ、細い鉄のゲートみたいなものをくぐっているのは確認したので、一応国境ラインは意識しているようです。そりゃそうか。


予定より10分早い18:10にリトアニアの首都ビリニュスに到着。ターミナル近くの宿に目星をつけておいたので、そこへ直接行って「今夜部屋あいてますか」と聞いたらOKでした。

バスターミナル近くのcome to Vilniusというホステルです。ツインなどの部屋もあります。booking.comあたりで調べると利用者コメントが絶賛の嵐ですが、実際素晴らしい宿です。オーナーの女性は優しく、ホステル内はどこも清潔でオシャレです。旧市街の雰囲気と相まって、独特の穏やかな空気が流れています。
オーナーさんはいちごやらキュウリやらお菓子やらスープやら色々くれるし、朝はパンケーキを焼いてくれました。手作りのジャムが添えられていてどこの大草原の小さな家かと思いました。この宿に泊まるためにまたビリニュスを訪れたいくらいです。

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私は4人部屋のドミトリーに泊まったのですが、同居人の女の子がPCで何かを見ながら笑いを堪えていたので空気を読んでしばらく外出しました。


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ビリニュス猫をパパラッチして時間をつぶしたのち帰ってきたら、まだ肩をふるわせてたのでもう気にせず寝ました。彼女はいつまでも笑っていました。楽しそうでなによりですが不気味なので普通に笑ってもらった方が良かったです。



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| バルト | 22:17 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

エストニア/タリン

本当は昨日がタリン一日目だったのですが、ロシア脱出の衝撃でタリンについて書くのを忘れました。

無事タリンに着いた私は、とりあえずエストニアのお金を入手すべく両替所に行きました。エストニアの通貨は確か「クローン」とか言ったなと思い両替屋にクローンくださいと頼みましたが、「うちはユーロしか扱ってないよ」と言われました。んなわけあるかいと思い今度はATMでいくらか降ろしてみましたが、ユーロしか出て来ませんでした。意味が分からなかったのでそのへんにいた人に「エストニアのお金って何?」と聞いたら、「ユーロ」と言われました。去年導入されたみたいです。



さて、無事現地通貨も手に入ったので、前日のうちに予約しておいた宿に向かうべくバスに乗りました。
ところが、乗ったつもりのバスはバスではなくトラムで、しかも反対方向でした。

しかしロシアで鍛えられた私の心はその程度のアクシデントでは毛程も動かないので、あっさり正しい方向のトラムに乗り直し宿に向かいました。ついこないだまでピカピカのバックパッカー1年生だったのに、ロシアのせいで早くも可愛げを失いつつあります。



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本日の宿

予約していた宿はお値段相応の窓の無い囚人部屋でしたが、疲れていたのであっさり就寝。
ロシア出国審査時のトラブルにより囚人になるイメージトレーニングは完璧だったので、思いのほかリラックスして過ごせました。これでこの日の行程は終了にございます。



ここから6/12の日記です。

9時くらいに起き、タリンの見所についてネットで調べました。エストニア観光局によると旧市街が美しいとのこと。あと宿の裏が港で、2時間でフィンランドのヘルシンキまで行けるようでした。旧市街で遊ぼうかヘルシンキに日帰りしようか天秤にかけ、とりあえず旧市街に行ってみる事にしました。

ところでエストニアは大関把瑠都(バルト)の出身国です。バルト3国から名前をつけた訳ですね。



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旧市街には琥珀の店があったほか、季節外れの可愛らしいセーターが沢山売られていました。このあたりの名産のようです。エストニアは北寄りの国なのでまだ涼しく、寒がりの私は涼しいどころか毎日凍えているので思わず買いかけましたが、周りはそろそろ半袖の人が増えて来たので空気を読みました。

旧市街をぐるっと周った後は、再び昨日着いたバスターミナルに向かいました。
バルト3国2カ国目、南隣のラトビア行きのバスチケットを買うためです。Lux expressのオフィスがあるので直接行き、目星をつけておいたバスの空きがあったのでそれを購入しました。
翌朝8:30発、ラトビアの首都リガ行き、所要時間5時間半ほど、24ユーロです。

現地で行き先を決めるなんてやっとバックパッカーらしくなってきたなと嬉しくなり、ビール(60円)を買ってささやかなお祝いとしました。


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その後はビールを小脇に抱えたまま旅客船ターミナルをひやかしに行き、時刻表の前で悩むふりをしたり、腕時計をチラチラ見て船の到着を待つふりをしながら30分ほど楽しみ、満足したので宿に帰りました。

タリン編おしまい。



<エストニア(タリン)まとめ>


ロシアにおちょくられた直後だからかもしれませんが、タリンはすごくさわやかで輝いて見えました。人も穏やかで親切です。宿や店や通りすがりの色んな人に話しかけましたが、皆なんでも教えてくれました。トラムの中で切符に刻印をしようと全然違うところに突っ込んでいたら、近くの人が「違うわよ、こっちよ」と教えてくれました。うおお優しい・・・私も日本で違う所に切符突っ込んでる外国人がいたら教えてあげようと思いました。

大きなスーパーやデパートが沢山あり、必要なものはすぐに手に入りました。物価もお安めなので助かります。というか最近ユーロが安いのがありがたいです。

唯一気になったのは、酒屋が異常に多いことです。
私の宿がある通りなんて宿以外全部酒屋ですからね。人通りと酒の量が釣り合ってません。

でも酔っぱらいなど見かけませんでしたし、全体的に治安は良いので何の心配もいりません。
空気というか、雰囲気からして穏やかで優しい街であることは一目瞭然でした。

そんなわけで懸念されていたスリには一切遭いませんでしたとさ。



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| バルト | 23:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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