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本日はケップにもう一泊して、蟹を食べに行きます。昨日まで一緒だったカップルは今朝方チェックアウトしてプノンペンに戻って行きましたので、今日からまた一人です。




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大通り

蟹市場を目指して歩いておりますが、ご覧下さいこの無駄に広い道を。交通地獄名古屋じゃないんですから、こんなに道幅いらないでしょう。脱走牛も心無しか戸惑い顔をしているではありませんか。





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蟹市場

蟹市場に着きました。

蟹市場と言っても蟹以外の魚介も売っているし、野菜や果物やお土産物も並んでいます。十中八九まがい物ですがカンポットペッパーも沢山売っています。とってもお安いです。




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本日のお昼ご飯

そして蟹です。蟹市場には新鮮な蟹を調理してくれるレストランがズラリと並んでおり、お手頃価格で蟹料理を楽しむ事ができます。

本日の蟹料理はお店の人の勧めにより、カンポット産グリーンペッパー炒めとなっております。確か一皿7ドルくらい。多分ココナッツミルクも入っており、一昨日食べたそれとよく似た味がします。グリーンペッパーはかなりの量が入っていますが、辛さよりも香りがよく効いていてとても美味しいです。

蟹は一昨日のものより大きく、流石に丸かじりは出来なかったので蟹ばさみで殻を割りながら頂きました。蟹って食べるの難しいんですね。我が人生を振り返ってみると、こういう大きな蟹を食べた記憶はもう何年前か・・・何年・・・・・あれ、全く記憶にありません。もしかして初めてでしょうか。もう30年も生きているのに。

でも蟹を見た記憶はあるので、きっと家族旅行か何かの席でこれに遭遇したことはあるのでしょう。そして幼少期の私は魚介類が苦手だったので、頑に手をつけなかったのでしょう。




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ケップビーチ

ベッタベタになった手を洗って店を出た後は、腹ごなしにその辺を歩きました。
ケップと言えばケップビーチですが、水もそんなに綺麗ではないしサーフィンをやるには波が大人しすぎるし、町の目玉に据えるにはやや弱い感じがします。




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蟹の像

ですので、やはり町最大の目玉は蟹ということになるのではないでしょうか。だからと言ってこういう像は作らなくてもいいと思うのですが、きっと税金が余っていたのでしょう。




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バスターミナル

一応ここがバスターミナルということですが、大型のバスは来ず、ツーリストバンの運行会社が数軒並んでいるだけです。私はこの後プノンペンに戻ってそこからベトナムに向かうつもりでしたが、ケップから直接行けるみたいなので早速明日の便を予約しました。行き先はベトナム南部のカントーという町です。




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宿からの夕焼け

ものの数時間で観光を切り上げ、宿に戻って来ました。明日から入るベトナムが思った以上に過密スケジュールになりそうなので、無駄の無い旅行計画を立てなければいけません。

今までスケジュール通りに行った事があるのかと問われると聞こえなかったフリをするしかありませんが、今回はビザの関係、および帰国便の関係からしっかり14泊15日で出ないといけないので、いつになく本気です。

長くて短い東南アジア旅行も残り3週間。
ベトナムと中国に渡ったら、行き着く先は日本です。


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| カンボジア | 21:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ケップ国立公園


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本日はうさぎ島を出てケップに戻ります。

忙しなく移動していますが、距離で言うとほぼ動いておりません。
日帰りで行ける範囲を点々と泊まり歩いているだけです。




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本日の宿

ケップに戻って来ました。

本日の宿はこちら。
ケップは町の規模としてはすごく小さいのですが、宿も食堂も売店もやたら広い範囲に点在しているという嫌な作りです。そのため、安宿を求めて渡り歩くのが大変でした。一応ビーチ沿いに色々まとまったエリアがあるのですが、ちょっとゴチャッとしているので静寂を求める私達の望むところではありません。

「私達」とは、昨日ツアーで出会ったカップルと私のことです。
何故か未だに行動を共にしております。





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それはさておき、本日見つけた宿が非常に良かったです。
広い敷地内に藁葺き屋根のバンガローが点在し、村の様になっています。しかも、これだけの規模なのに全室WiFiが届くという本気っぷり。そこまで頑張らなくてもいいんですよと言ってあげたいです。





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本日のお昼ご飯

併設のレストランは見晴らしがよく、海が見えます。爽やかな風が気持ち良いです。

頼んだヌードルスープは相場1.5~2ドルくらいのところを2.5ドルなのでやや高めですが、写真の通りのオサレ料理に仕上がっておりまして、野菜も肉もたっぷりですごく美味しいのですが麺がインスタントでした。手の抜きどころがよく分かりません。




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少し休憩した後は国立公園トレッキングへ。

ケップには小さな国立公園があり、それを一周するトレッキングコースが作られているのです。町中に突然ある感じなので、アクセスも容易です。入場料1ドル。一周2時間半くらいとのことです。入り口近くにカフェがあるそうなので、一周ぐるっと回り、そのカフェをゴールとしたいと思います。





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入り口まで行くのが面倒だったので適当な獣道から勝手に侵入したのですが、管理局の人がバイクで見回りをしているらしく、あっという間に捕まりました。

いや、逃げるつもりはなかったんですよ。「入場料がいる」ってさっき書きましたがそれを知ったのはまさに今ですからね。確かに無賃入場はしましたけど、知らなかった訳ですから叙情酌量の余地はあるんじゃないですかねえ本当にすみませんでした。





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今回はカップルとは別れ、一人で歩いております。仲間とのんびりトレッキングというのも良いですが、私は山歩きは一人ガシガシ行くのが好きなんです。

しかしトレッキングコースは車両も通れる綺麗な道で、トレッキングコースと言うにはちょっと面白みにかけるものでした。実際は一般車両は侵入禁止なので静かなものですが、もう少しジャングルめいた感じを希望します。





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などとブツブツ言いながら歩いていたのですが、実は色々分岐があることが分かりました。
しかもその分岐の先にあるものが展望台だったりナントカ畑だったりそそられるものばかり。ワクワクするではありませんか。これは隅々まで歩いたら一日遊べそうです。今すでに午後3時を回っておりますが、もう少し早く宿を出てくるべきでしたね。




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しかし「展望台」の文字は見過ごせなかったので、ちょっと寄り道しました。
先ほどまでのただの車道とは打って変わり、急に面白いです。




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割とすぐつきました。
真ん中に見えている一番大きな島が、昨日滞在したラビットアイランドです。




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ジャングルトレック

メインの道に戻りまた少し歩いて、今度はジャングルトレッキングのコースに入りました。

「難易度:高。注意」との表示がありましたが、まあそれは観光客向けの大げさな表現であって実際は「難易度:中」くらいだろハハーンと思って侵入したら、本当に難易度:高でした。疑ってすみませんでした。




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難しいというか、大変なのです。

岩だらけの急斜面をロープに捕まりながらよじ登らなくてはならず、ものすごく楽しいですが、一歩間違えたら大怪我に繋がるので緊張します。人が必死になっているのに蚊の大群が冷やかしに来ますし。今忙しいんで後にしてもらえますか。

私が登る道を下って来る人々に何組か会いましたが、皆さんすっかり表情を失くしていました。こういう道って登るより下るほうが怖いし危険だと思うので、心中お察しすると共に、私も下山時これをやらなきゃいかんのかとかなり不安になるのでした。




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岩山エリアを抜け、山頂に到着しました。
なんか、普通です。何の感動もありません。




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リトル仏陀

しかしその先に、ちょっと心が救われるものがありました。リトル仏陀さんです。特に歴史的何かというわけでもない小さな座仏像なのですが、こんな山奥で出会うとなんだかホッとします。





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サンセットロック

さらに歩いて反対側から山を下ると、サンセットロックというのがありました。その名の通り夕焼けを見られる岩場です。ただ、まだ夕焼けにはちょっと早いですし、それを待つと暗闇の中を下山しないといけないので今回はパスします。




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向こう側のジャングルトレックは険しい道でしたが、反対側のコースは難しくありませんでした。道は狭いですが比較的歩きやすく、あっという間に広い道に出ました。

今後この国立公園に来て、サンセットロックを目指したいけど岩をよじ登るのはちょっとという方は、地図を見て電波塔脇を通る道を選んでみてください。なお、入り口(写真)の階段の下5段くらいが消失しており、暗闇でこれを降りたら間違いなく転落するので必ずライト持参で。




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カフェ

下山しました。

メインコースに戻った後は少し歩き、入り口を通過してそのすぐ先にあるカフェに来ました。
これを楽しみに歩いて来たのです。

頼んだものは、お勧めの品だというライムジュースとチョコバナナパンケーキです。
どちらもとても美味しかったです。体を使った後なのでなおさら。

ただ、後ろでどこか英語圏のテレビ番組の撮影をしており、

「スタート!」
「ワーオなんて美味しいライムジュースなんだ!」
「カット!もう一度やろう」
「ワーオなんて美味しいライムジュースなんだ!」


みたいなことを延々繰り返しているので全然リラックスできませんでした。
撮影の邪魔をするまいと奥の席に座っていたせいで夕焼けを逃しましたし。テレビめ。





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しかも店を出るタイミングがまたテレビと被り、コソコソそれを避けて歩いたら行く方向を間違えてよく分からん所に出てしまいました。どこですかここは。テレビめ!




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大通りに出たので買い物でもして帰ろうと思ったのですが、何もなかったです。腕の多い像はありましたが。狭いくせに広く、どこに何があるのかよく分からない町、ケップです。





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本日の晩ご飯

結局屋台街も何も見当たらず、宿で晩ご飯となりました。最近ちょっと散財気味ですが、もうすぐ旅終わっちゃうし少しくらいはいいかという投げやりな気持ちです。


明日は蟹市場に行きます。


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○ ケップの宿

「Tree Top Bungalows」

ネットで予約出来る模様。
1泊5ドル〜20ドルくらいまで様々な部屋があり、高い部屋はかなりお洒落で良い感じ。5ドルの部屋もなかなか良い。全室Wifi完備。見晴らしの良いレストラン併設。町の中心(ケップビーチ)からは徒歩30分程離れている。同じ通りに他数軒の宿あり。

○ ケップ国立公園

入場料4,000リエル、または1ドル。
外周一周コースは綺麗に整備されており歩きやすく、2時間少々あれば足りる。一般車両は進入禁止のはずだが、レンタルバイクで走っている旅行者を何組か見かけたのでバイクはいいのかも。この道以外に沢山のトレッキングコースがあり、難易度も様々で楽しい。

| カンボジア | 20:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

色々寄りながらうさぎ島を目指すツアー


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本日はカンポット周辺観光をしながら隣町ケップを目指し、小舟でラビットアイランドという島に渡り、またカンポットに帰って来るという1日ツアーに参加します。が、私はラビットアイランドに泊まりたいので島に渡ったところで勝手に離脱します。

ちなみにラビットアイランドには別にうさぎがいるわけではなく、
確か島の形がうさぎに似ているからとかそんな理由だったと思います。




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本日のツアーバス

本日のツアーの見所は、塩田、洞窟寺院、漁師村、胡椒農家、カニ市場でランチ、ウサギ島、の6本立てです。参加者は3人しかいないということで、バスではなくトゥクトゥクで行く事になりました。私以外の2人はカップルでの参加なので、必然的に私は邪魔者ポジションに収まることになります。辛い一日になりそうです。





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塩田

まずは塩田から。

真っ白に輝く塩の大地を見られるはずでしたが、ご覧の通りの土気色です。
通常この時期にはもう塩作りが始まっているそうなのですが、今年は雨季が上がるのが少し遅れたため、作業開始も繰り下がっておりまだ手つかずなんだとか。

こんなこともあろうかとツアー申し込み時に「今の時期は塩田は見られますか?綺麗ですか?」とポスターを指差しながら聞き、「ああ、見られるよ!」と親指を立ててもらったのですが、あのやり取りは意味が無かったようです。




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移動中





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続いては洞窟寺院へ。

川の向こうの岩山にその洞窟があるのですが、橋がぶっ壊れております。靴を脱いで渡ってくれとのこと。とっさにラオス北部でのパンツ一丁川渡りが思い出されましたが、この川の流れは速くなく水深も浅かったので、大事には至りませんでした。

ちなみにいつ壊れたの?とそこらへんにいた子供に聞いたら、「だいぶ前だよ!」とのことでした。直さないの?という質問には、「お金ないからねー!」と明るく返されてしまいました。逆に反応し辛いです。

「そこらへんにいた子供」は本当にそこらへんにいた子供なのですが、英語がものすごく上手く、この後も洞窟の案内役をやってくれました。いつもここで観光客が来るのを待っていて、洞窟の案内をすることで貰えるチップを家計の足しにしているのだそうです。10歳くらいにしか見えませんが、15歳だそうです。女の子です。

この子以外にも何人か子供たちが集まっていましたが、皆英語が上手でした。英語の勉強は学校で、7歳くらいから始めるんだそうです。昨日参加したツアーのガイドさんも「英語が話せれば給料が倍になる」とリアルな話をしていましたし、アンコールワットのお膝元シェムリアップではほとんどの人が片言以上の英語を操っていましたし、この国は観光事業が貴重な収入源なんだろうなと思った次第です。




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プノン・チュニーク洞窟寺院

100段を越える階段をせっせと登り、洞窟寺院に着きました。




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何故洞窟”寺院”なのかと言うと、洞窟内にお堂の遺跡があるからです。これが作られたのは1000年近く前とのことです。いや、2000年くらい前だったかもしれません。メモしておくのを忘れました。





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洞窟はすぐに行き止まりかと思いきや小さな穴が奥まで続いているとのことで、冒険に行くことになりました。洞穴内に明かりはなく、かなり狭いところをよじ登ったり降りたりするので本当にサバイバリャーな大冒険です。そうと知っていたらヘッドライトを持って来たのに、失敗しました。携帯の灯りを灯すため片手が塞がっており、非常に厳しい状況となっております。

ちなみに写真中央に見えるのは偶然写りこんだ少女の霊とかではなく、積極的に写りこんで来たガイドの少女です。無邪気で可愛らしいですが、暗闇で突然飛び出して来るのはやめて頂きたいです。私が除霊師だったら必殺技を仕掛けているところですよ。





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来た道を戻るかと思ったら、階段下のチケット売り場前に出ました。ここに繋がっていたんですね。




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出口のすぐ近くにはまた別の洞窟があったので、ここにも入りました。
しょっぱなから池を渡るなど冒険色が強く、非常に楽しいです。





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ここでもまた洞窟内ロッククライミングをして、今度は洞窟寺院の入り口脇に出て来ました。
そこかしこが繋がっているんですね。

ここから階段を降りてもいいのですが、狭い穴を通るために洞窟内にリュックを放置して来てしまったので、来た道を戻りました。

洞窟内には他のツアー客もいたようで、どこからか知らない声が聞こえていたのですが、話し声の後にドボーン!と明らかに人が池に落ちたであろう音が聞こえました。あらら誰か落ちちゃったのね・・・確かに険しい道だし、不慣れな観光客には厳しいですよね・・分かります・・・と思いながら音の先まで行ってみたら、ガイドさん(成人男性)が落ちていました。何やってるんですか。





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続いては漁師村へ・・行くはずだったのですが、ここがそうなんでしょうか。
売店みたいなのや何かの掘っ建て小屋みたいなのはありましたが、漁をしている人はおらず、ガイドさんの説明は何やら工事の音に掻き消されて何も聞こえず、そして一瞬で通り過ぎてしまいました。





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胡椒畑

続いては胡椒農家の見学です。

カンポットは胡椒の生産で有名な町で、限られたエリア、農場、製法で作られる「カンポット・ペッパー」といったら世界一とも評される最高級品なんだそうです。へーそうなんだと思い今ちらっと通販サイトを見てみたら、結構なお値段が付いていて目がパチクリしました。買ってこれば良かったです。

私は胡椒と言えば普通の白いのとブラックペッパーしか知りませんでしたが、レッドペッパー、グリーンペッパーというのもあるんだそうですね。
グリーンペッパーは今まさに生っているものを味見させて貰いましたが、胡椒特有の辛さがしっかり効いているだけでなく香りも爽やかで、とっても美味でした。





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その他の色の胡椒も試食しましたが、どれもすごく風味が良かったです。全然グルメじゃない私でもその良さが分かるくらいなので、品質の善し悪しによってかなりの違いがあるのだと思います。日本でも通販サイトなどで買えるようなので、気になる方は是非試してみてください。(と宣伝しておけば通販サイトからお小遣いが貰えるんじゃないかと思いました。)





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ラビットアイランド行きボート

ケップに到着し、そのままラビットアイランド行きの船着場に連れて来られました。

おい蟹市場はどうした。

・・とは思いましたが、まあケップもラビットアイランドの後で一泊する予定があるので、そのときに自分で行くことにします。カンボジアのツアーにいちいち異議申し立てをするのは面倒臭いです。郷に入りては郷に従えって良い言葉だと思います。




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着きました。
ラビットアイランドはケップの港から5、6キロしか離れていないので、あっという間の移動でした。




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本日の宿

島内には宿が6、7軒しかなく、その全てがバンガロー宿です。
お値段は大体5、6ドルから。10ドル以上出せば小綺麗なお部屋もあります。

私は最初5ドルの部屋を見せて貰いましたが、室内に電源か無かったので隣の宿に移動したら6ドルで電源、トイレシャワー付きだったのでそこにしました。




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軽く腹ごしらえを済ませた後は、島内一周トレイルへ。
ラビットアイランドはビーチくらいしかない小さな島ですが、その島をぐるっと一周できるトレイルが整備されており、ちょっとしたお散歩にはもってこいなのです。




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整備されている全く整備されていないトレイルは海風に吹かれながらのジャングルトレッキングで、開放感と冒険感が交互に訪れる気持ちのよい道でした。虫除けは必須でした。

ところで先程から写真に写りこんでいる男女は、本日一緒にツアーに参加していたカップルです。彼らも私と同じくラビットアイランドに着いたところでツアーを離脱する計画だったそうで、3人中3人が離脱したツアーのガイドさんは一人寂しくカンポットに帰って行きました。

そして私達はと言うと、別に一緒に行動する理由はないのですがなんとなく同じ宿に納まり、なんとなく一緒にトレッキングを楽しみ、なんとなく明日の島脱出ボートも同じ時間に予約しました。カップルの邪魔をすまいと努めて地味に過ごしている私ですが、気にせず仲良くしてくれる優しいお二人です。スウェーデン人男性とコロンビア人女性の異色カップル、結婚間近です。




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島内にはほとんど住人はおらず、ビーチ沿いにある宿&レストランを覗けば民家は4つしか見かけませんでした。皆さん漁業を生業にしているようです。ここからならケップの港が近いですし、そちらに卸す魚を捕っているのでしょうか。




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1周2時間もかからない簡単なトレイルですが、最後は舟になりました。

もうすでに3分の2以上来ておりもう少しで完歩だったのですが、島民の少年に「ここから先は道が潰れてて行けないよ!道無き道が4キロくらいあるよ!僕が舟で送ってあげるよ!あと30分したらこの辺りは渡航禁止になるから今しかないよ!一人3ドルでいいよ!」と畳み掛けて来たのをカップルが「一人2ドルにして」と交渉してくれ、まあ2ドルならいいやと乗ることになったのです。

最初は全く乗る気は無かったのですが、「まず残りは1.5キロしかないし(GPSで確認済)、道があることも分かっているし、この島で夜は舟に乗っちゃいけないなんてルールあるはすがないし、君の言う事は全部うそっぱちだって分かってるんだぞお」と指摘したときの少年のテヘ☆という顔があまりに可愛かったので負けました。チョロい私達です。




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夕焼け




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本日のビール

この島は夜は何もすることがないので、とりあえず飲むことにしました。
カップルも一緒です。




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本日の晩ご飯

晩ご飯には、昼間食べ損ねた蟹を頂きました。
蟹はケップ周辺の名物なのです。この一皿は6ドル。

蟹のスパイス&ココナッツミルク炒めというのにしましたが、これが何だかものすごく美味しかったです。蟹ももちろんですが、ソースがもう絶品。ココナッツミルク以外何が入っているのかさっぱり分からなかったのですが、是非もう一度食べたい味でした。

ところで、蟹は割と小さかったので中身をうまくほじくり出せず、試しに丸ごとかじってみたら行けたのでそのままバリバリ頂いたのですが、この食べ方は合っていたのでしょうか。隣のスウェーデン人が「うちの国でも蟹は食べるから僕は食べ方知ってるけど、君は間違ってる。」と真剣な顔で言っていたのですがどうですか。蟹の国の人、教えてください。


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◯ カンポットからラビットアイランドに行くツアー

塩田、プノン・チュニーク洞窟寺院、漁師村、胡椒農家、ケップの蟹市場でランチ(ランチ代は別)、ラビットアイランド上陸、脱出、でカンポットまで帰ってくるツアーが一人20ドル。英語を話すガイド付き。
私はラビットアイランドでツアーを離脱。塩田は時期があるので注意。

◯ ラビットアイランド(Koh Tunsai)

ケップのラビットアイランド用船着場(町の中心から4キロくらい)からボートに乗り、15分くらい。ボートは一隻25ドルで、6人まで乗れるため他の人とシェアするのが良い。9:00と13:00に出るボートがある他は不定期。チケットは往復で、復路の時間は島内、船着き場正面の店で予約できる。

◯ ラビットアイランド

船着場の周りに6、7軒のバンガロー宿がある。だいたい5、6ドル~10ドル程度。電気は来ているが17:00くらいから21:30くらいまでしか使えず、それ以降は真っ暗になるので懐中電灯必須。充電もこの時間内に。島にネットはない。

◯ ラビットアイランドの宿

「Orm Koh Tunsai Guest House」
※ Ormの前に何か単語が入っているっぽいのだが、看板が途中で折れていて読めなかった。

船着場から右に3軒くらい行ったところ。
バンガローシングル利用で6ドル、二人なら8ドル。バンガロー内にコンセントはあるが、使える時間は上記の通り。シャワーは冷水。レストラン併設。

| カンボジア | 23:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

カンポットのゴーストタウン

本日はカンポット周辺観光に行きます。
行きたいのは「Bokor Hill Station」という所で、カンポットの町からは片道40キロくらいです。

そこまでのアクセスとしてレンタルバイクが真っ先に思い浮かんだのですが、カンボジアは警察が腐り切っているらしく、よく分からない理由で止められ罰金だか賄賂だかを取られる事があるそうです。そもそも私は国際免許を持っていないので、至極真っ当な理由で止められ罰金を取られる可能性があります。





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という訳で、結局ツアーに落ち着きました。

私が行きたい「Bokor Hill Station」と、ついでに夕焼けクルーズとお弁当をセットにしたツアーがお一人様12ドルです。





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「Bokor Hill Station」に着きました。
読み方はボーコーヒル・ステーションです。

こちらはボーコー国立公園内に作られた避暑地で、作ったのは植民地支配時代のフランス人。最盛期は1950〜1960年代。そして現在は完全なゴーストタウンと化しています。

写真のこれは確か、割と偉い人の別荘だとか何とか説明がありました。




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教会

廃墟と化した教会です。
が、やはり宗教施設ですので、祭壇は綺麗に整えられていました。




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教会の裏には小高い丘と天然の展望台があり、そこからの眺めが素晴らしいです。




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ふと後ろを見ると、青空の下にポツンと佇む教会が。

ゴーストタウンとは言っても小さな避暑地ですので、建物は多くありません。広い高原にポツポツと廃墟が残されていて、そこに乾いた風が吹いて行くのがまた何とも寂しげです。




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あちらに見えますのは旧カジノホテル。

最盛期には毎夜大量の札束が舞い、訪れた人々に夢と地獄を見せた一大エンターテイメント施設でしたが、今はその夢も消え、悲しく佇むだけです。




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一方こちらは新カジノホテル。

2012年にまた性懲りも無く建てられたこの巨大ホテルは、十数年もすれば立派な廃墟となる予定です。何故また作ってしまったのですか。


近景を撮り損ねたのでこんな写真しかないのですが、写真右側がカジノホテルです。分かり辛いと思いますが、かなり大きく立派な建物です。左はアパート群(多分)やら複合施設やら、色々なものがどんどん新設されている様子です。ガイドさんの説明によると、この辺り一帯を観光地及びニュータウンとして発展させていく計画があるんだそうです。

一応ここ動植物溢れる国立公園なわけですが、
開発の方向性を間違えているのではないかと心配している外野の私です。





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本日のお昼ご飯

チャーハンでした。
大抵のものは美味しいと言う私でも、ちょっと無言になる味でした。





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旧カジノホテルを見に来ました。
ナイス廃墟です。





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中は良い感じに廃れているものの、観光客が結構来るので綺麗に片付けられています。
中途半端なニコちゃんマークの落書きが妙な味を出していますね。




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裏庭

ここからの景色もとても良いです。しかし場所が場所だけに、カジノで全財産をすってしまった客がよくアイキャンフライしたとか何とか。




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カジノホテルですので客室も沢山あり、バルコニー付きの結構立派なお部屋だったらしい跡が残されていました。




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これなんかは私向き。
この部屋に二段ベッドを2つほど入れて頂き、トイレバス別朝食無しの2.5ドルなら泊まります。
できれば電気は入れてほしいですが、ロウソクでもいいです。




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この部屋をトイレシャワー別ベッド無し朝食無し、シングル料金2ドルでの貸し出しなら飛びつきます。底冷えしそうなのでマットだけは貸して欲しいところです。





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なんとかの滝

最後にゴーストタウン近くにある滝に寄り、これで昼のツアーは終了しました。

この滝だけ入場料が別ですが、チケット料金は0.5ドルで、しかもミネラルウォーターを1人1本くれるので実質無料みたいなものです。





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昨日書いた観光向け通り


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本日のおやつ

本日のツアーは夕焼け鑑賞クルーズもセットになっているので、夕方まで一旦解散です。
その間に少しカンポットの町を歩き、おやつタイムとしけこみました。

写真上は揚げパンみたいなものですが中はスカスカで、しかし妙に美味しかったです。お値段500リエルで15円くらい。下は昨日の日記で触れたパンプキンプリンで、かき氷と練乳をかけてひんやりデザートにしてくれました。確か100円くらい。




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クルーズ船

夕方もう一度集合し、小さなクルーズ船に乗り込みました。
小振りながらも内装はお洒落で、お酒や軽食の注文もできるようです。

本日はこの船の上から日の入りを楽しみます。




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オールドブリッジです。

こちらはその名の通り古い橋で、今はもう使われておらず通行禁止になっていますが、徒歩の人はバリケードを乗り越えて勝手に歩いています。少し離れた所にすでにニューブリッジができているので、車両はそちらを利用します。




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あちらに見えますのは我が宿です。

早くも大音量音楽祭りが始まっていました。帰りたくありません。




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対岸のゲストハウス

私が泊まっている宿やカンポットの町の中心は川の東側にありますが、西側にも沢山のゲストハウスがあることが分かりました。写真の様な小粋なバンガローが沢山並んでおり、客層はほぼ欧米系旅行者のようでした。欧米の皆さんはこういう良い場所を見つけるのが上手いです。日本人はだいたい数年遅れでその情報を掴みます。

英語を操るバックパッカー御用達の旅行ガイドブック「ロンリープラネット」と、日本人御用達の某歩き方はやはり掲載情報がだいぶ異なるなあと思う昨今です。ロンプラはバックパッカーに美味しい情報が多いのに対し、歩き方は幅広い層に向けて発信している印象です。




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ゲストハウス数軒に寄って荷物の受け取りらしきことをしている間に、お日様は沈んでいました。
クルーズの目的は何だっただろうかと、日が沈んだ後の空を見ながらぼんやり考える黄昏時でした。


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○ 「Bokor Hill Station」ボーコーヒル・ステーション

ゴーストタウン、滝、お弁当、夕焼け鑑賞クルーズをセットにした1日ツアーが一人12ドル。滝のみ別料金で+0.5ドル。8:30発、14:30帰宅で一度休憩を挟み、夕方から日没後まで2時間程度のクルーズツアーをして19:00ごろツアー終了。

| カンボジア | 21:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

カンボジア南部・カンポットへ


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本日はプノンペンに戻り、バスを乗り換えて南部の町カンポットまで行きます。

本当はセンモノロム発カンポット行きがあった様なのですが、そうとは知らずプノンペン行きを買ってしまいました。どうせプノンペンは通り道ですし、大したロスにはならないから良いのですが。





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プノンペン・セントラルマーケット

プノンペンに着きました。所要5時間。

このままカンポットに向かいたいところですがバスの出発は1時間半ほど先だったので、
暇つぶしにセントラルマーケットに来てみました。




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本日のお昼ご飯

とは言ってもマーケットには何の用もないので、お昼ご飯を食べました。
わざわざ写真を載せるまでもない、いつもの米粉ヌードルです。完全に飽きていますが、調味料がいっぱい並んでいるので辛くしてみたりすっぱくしてみたり、色々誤摩化して楽しんでいます。





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本日のおやつ

まだ時間があるので、食後のデザートに謎の甘味を一杯。ココナッツミルクに餅っぽいものや寒天ぽいものを入れたデザートで、滅茶苦茶甘くて頭痛がしましたが美味しかったです。お値段は50円くらい。

カンボジアのデザート屋台は写真上のように沢山の甘味を並べており、指差しでアレコレと注文できるのが楽しいです。1個選ぶと「これは入れる?」「氷は?」という具合にミックスデザートの提案をしてくれるので、言葉がわからなくても問題ありません。

あと、カンボジアデザートと言えば有名なのがカボチャプリンなんだそうです。
写真で言うと左上のがそうです。くり抜いたカボチャにココナッツミルクのプリン液を流して蒸したデザートで、「カボチャプリン」と言うよりは「カボチャとプリン」という感じの味の分裂っぷりですが、美味しいです。




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カンポットに着きました。所要3時間。

本日の宿は、バスを降りてすぐのところで見つけた3ドルのドミトリーです。
オーナーがひょうきんなフランス人で、これはきっとアレな宿だぞと予想したらやっぱり大音量音楽をたしなむ類の宿で、アレでした。安さには代えられないので我慢です。一晩越せば慣れます。





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カンポットの町並み

私の宿は町の外れですが、中心の方に行ったら分かりやすい観光向け通りがあり、そこには欧米人バックパッカーがチラホラいました。こっちの方が便利だったかもしれません。写真は観光向けじゃなく、普通の通りです。観光向けの方は宿やレストランが並んでいるだけで、別に面白いものではないです。





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ナイトマーケットと本日の晩ご飯

ナイトマーケットがあったので行ってみましたが、マーケットというよりはミニ遊園地とちょっとしたお店十数軒の小さなスペースでした。腹が空いたので、売店で焼そばを食べて本日の活動は終了です。


明日はカンポット周辺観光に行きます。


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○ センモノロムからプノンペン

7:00、13:00など。センモノロム中心部にあるバス会社各社が出しており、だいたいどこもこのくらいの時間発。所要5時間。11ドル前後。

○ プノンペンからカンポット

色んなバス会社が出している。私が利用したのは「Kampot Express」の乗り合いバンで、8:00/13:00/16:30の1日3本。所要3時間。運賃5ドル。

○ カンポットの宿

「TIKI GUESTHOUSE」

ニューブジッジすぐ手前、右手側の道(川沿いの道)を50mほど行った左手側に看板あり。小道を奥まで入ると、左手に落書きだらけの派手な入り口があり、そこが宿。ドミ1泊3ドル。併設のバーでライブ音楽などをやるので、日によってはかなりうるさい。

観光向け通りは正確な場所は覚えていないが、オールドブリッジの通り(国道3号線)より南側に何本か行った辺りだったと思う。

| カンボジア | 20:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

カンボジア最大の三段滝ブースラー

本日はセンモノロム周辺のちょっとした観光名所を見に行きます。

昨日一緒にトレッキングツアーに行ったマルタ人の女の子が誘ってくれ、昨日のガイドさんに電話をして個人ツアーの手配までしてくれたので、私は鼻をほじりながら付いて行くだけです。

ところで一緒に行く女の子ですが、マルタ人って初めて会ったので嬉しくて明記しました。




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マルタはここにあります。

正式名称の日本語訳は「マルタ共和国」で、首都はバレッタ。ヨーロッパに属します。
面積は東京23区の約半分しかない小さな国です。
小型犬マルチーズの発祥の地で、その名はマルタから来ています。

ウィキペディア先生より。




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このままマルタ観光としけこむにはちょっと飛行機に乗らないといけないので、
今日はあきらめてカンボジア観光の続きをします。

こちらが本日の目的地である「ブースラー滝」です。
カンボジア最大の三段滝とのことです。

三段滝なので当然三段階になっていまして、写真のこれは一段目です。





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一段目の目と鼻の先にあるこちらが二段目で、
結構な高さがある割に柵も何も無いのでかなり怖いです。

そして三段目は、ここから200メートルほど先のジャングルの中にあるので見に行けないそうです。最大のアイデンティティが活かせていませんよブースラーさん。




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一段目に戻り、滝壺に近づいてみました。ここで泳ぐこともできるよと提案するガイドさんに対し、「寒いから嫌だ」と断固拒否する私達。




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そんな中、缶ビール片手に滝に突っ込んで行く勇敢なおっちゃんを見つけました。




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なんでしょうこの異様な恰好良さは。

おっちゃん何者ですか。




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その後滝に打たれに行ったと思ったら、




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打たれながらビールを一杯。

滝の水でビール薄まりませんか。




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滝観光が思いのほかあっさり終わってしまったので、
その後はセンモノロムを見下ろす高台に連れて来てもらいました。
ここからは夕焼けも綺麗に見られるそうです。




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夕日が沈む部分にだけ嫌がらせのように雲がかかっていましたが、
最後は少しだけお顔を見る事ができました。


明日はプノンペンに戻り、そのままカンボジア南部に移動します。


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○ ブースラー滝

センモノロムから車で一時間少々。レンタバイクでも行けないことは無いが、道はあまり良くない。私は個人手配のツアー(4人参加)で、一人頭12.5ドルで連れて行ってもらった。
滝の入場料は5,000リエル。

| カンボジア | 18:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

カンボジア東部発、象と遊ぶツアー


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本日の朝ごはん

本日は象と遊べるトレッキングツアーに出かけます。

ツアーは8:30スタートで朝食&昼食付きということで、車での移動中に朝食を提供してもらえるものと思っていたら、ツアー会社で朝食を食べてから出かけるという斬新なスタイルでした。




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本日のツアーバス

さあバスが来たよ!と案内されたそれはどうみても乗用車でしたが、
ツアー客は私を入れて4人なのでまあ間に合うかと思います。
これにドライバー兼ガイドさんを入れて、5人で出発しました。





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走り始めて10分。早くもトレッキングスタート地点に着いたようです。本日の目的地は「プノン族の村」で、プノン族とはこのあたりに多く住むカンボジアの少数民族なんだそうです。

私「どれくらい歩くんですか?」
ガイドさん「5分くらい!」

もうちょっと歩きましょうよ。

トレッキングツアーに参加したつもりでしたが、ちょっと想像と違ったようです。





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車を降りた後は、草木が生い茂ったケモノ道をずんずん下って行きました。
プノン族の村は山を降りた川沿いにあるんだそうです。

本日は参加者の一人が足を怪我しており、ガイドさんがその人を庇って後ろを歩くため、私が先陣を切って蜘蛛の巣回収係を勤めております。あまり人が通らない道なのでしょうか。所々に糸の壁ができており、頭の先からつま先までワサワサになってしまいました。





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歩き始めて20分後(5分はどうした)、プノン族の村に到着しました。





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こちらがガイドさんの家だそうです。

家とは言っても仕事用の仮住まいに近いもので、ガイドさんはここで寝たりセンモノロムに戻ったりプノンペンまで出張に行ったり、定住は出来ていないようです。





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ガイドさん家にいらない荷物を置いて、村のすぐ下にある川に降りて来ました。今から象に会って、一旦ガイドさん家に戻って昼食を取って、ランチの後は象と川で遊ぶんだそうです。

ツアーの全貌がここでようやく掴めました。
参加する前に掴んでおけという話ですが、こういうツアーはだいたい発表とは異なる内容に化けるので意味がないかなと思い、説明を全く聞いていませんでした。





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森に入った途端なんかガサガサ聞こえて来たと思ったら、さっそく象に会えました。
この子は比較的高齢のメスで、ナンチャウという名前なんだそうです。





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ガイドさんが用意しておいてくれたバナナをあげ、象にご挨拶。
鼻先を器用に使ってバナナを受け取る様子は、実際この目で見るとかなり感動的でした。





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フラッと川に向かった象を追うと、何やら不思議な行動を始めました。





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川岸の土を堀り水を入れ、前足でかき混ぜています。




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そして、できた泥を自分の身体に噴射する象さん。

この泥を全身に吹きかけることで、虫除けの代わりにしているんだそうです。

長い鼻を背中、お腹、足の方まで伸ばして泥をかけ、後ろ足は互いに擦り付けて泥をのばし、あっという間に全身泥まみれになってしまいました。器用なものです。ついでに私達も泥まみれです。たまに誤爆するんです。





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スリスリ

痒い所は木にこすりつけてかきます。
なので、周辺にあるほとんどの木は象の背丈まで泥まみれです。




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満足したのか、また食事を始めました。





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村のちびっこ達

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キッチン兼寝床

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竹筒のスープ作り

象のお食事タイムに合わせ、こちらも昼食をとることに。
村ではガイドさんのご友人がすでに昼食の支度を始めてくれていました。

村に建つ家々はみな竹と木材で作ったシンプルな作りで、調理の際は室内の地面で直接火を焚きます。室内が煙まみれにならないのが不思議ですが、壁にも天井付近にも小さな隙間が沢山あるので、意外と大丈夫なのかもしれません。





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本日のお昼ご飯

本日のお昼ご飯は、村の人が炊いてくれたごはん、野菜炒め、そして竹筒のスープです。

ラオスでのトレッキングでも思いましたが、このサッと作った感じにしか見えない野菜炒めの異常な美味しさは何なんでしょうか。いつも度肝を抜かれるのです。

竹筒のスープは、何味かと問われるとちょっとよく分からないのですが、トロッとしていて美味しかったです。ほんのり竹の香りがして、爽やかでした。




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食後のデザート/パッションプルーツとスイカ




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私達が昼食をとっている間も、像は川の向こう岸でガサガサやっていました。
近くで見るとその大きさに圧倒されますが、遠目で見るとオモチャみたいで可愛いです。




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食後はいよいよ象と遊びます。

こちら名目としては「象ウォッシング」で、象の身体を川の水で洗ってあげよう!というイベントです。洗うのはかまいませんが、象さん先程自分で泥を塗ったくったばかりなので、それを洗い流されるのは不本意なのではないでしょうか。





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川に入った象は、予想に反してかなり気持ち良さそうでした。
自分の背中に鼻シャワーをかけたり、うっとりと目をつぶったり、ご機嫌です。

目の下まで水に浸かってしまっていますが、呼吸は鼻から出来るので問題ない様です。
便利ですねそれ。





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象と戯れるツアー仲間の皆さん

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川に流される私

この川実は結構流れが速いので、油断すると流されるのであります。




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川の水をしっかり飲んでしまいオエップとなったところで、川遊びは終了しました。
せっかく綺麗にしたのに、さっそくまた土まみれになってくれる象さんです。




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まあ貴方が幸せならそれでいいんですよ。




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農作業中の村人達

以上、象の生態に触れられた、大満足のトレッキングツアーでした。

余談ですが、川の水を飲んだのは流石にまずかった様でこの後お腹を壊しました。


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○ 象トレッキングツアー

私が参加したツアーは、日帰りで一人35ドル。会社によって値段も内容も異なる。

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| カンボジア | 21:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

カンボジア東部へ


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本日はカンボジア東部のセンモノロムという町に行きます。

カンボジア東部はまだ観光客が少なく自然景が広がっており、リアルカンボジアを見たいなら是非東部に!と先日ラオスで出会ったイタリアンドレッド君が強くお勧めしてくれたので。あと、エコトレッキングが盛んなんだそうです。

エコトレッキングとトレッキングの違いについてはよく知りません。
エコトレッキングの方がやや響きがお洒落かな、というくらいでしょうか。





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本日のバス

本日のバスはこちらです。

こちらはセンモノロムとプノンペンを往復することに全力を注いでいるバス会社で、「センモノロム行きが1日2本、センモノロムから帰って来るのが1日2本。以上です!」という大変潔い経営方針です。
分かりやすくて良いですが、店構えが地味すぎて見つけるのに苦労しました。





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本日の朝ごはん

バスは朝7:00発のものを予約していますが、ちょっと早く来すぎたのでその辺の屋台で朝ごはんを買ってきました。焼き豚ご飯とスープと漬物のセットで、お値段は75セント。肉の上にかかっているタマネギ入りライムソースみたいなのが美味でした。





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センモノロム

センモノロムに着きました。
所要時間は5時間少々で、道も悪くなかったです。

センモノロムは小さな町ですが、宿やツアー会社やカフェの類は意外と多いです。
「エコツーリズム」は欧米人旅行者に人気が高いので、その需要に答える様に町が変化して行ったのだと思います。しかし観光地特有の騒がしさはなく、良い雰囲気です。




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本日の宿

バス会社に宿の呼び込みの人が来ており、ドミ1泊2ドルと素敵なことを言うので決めました。町の中心から少々離れており、バンガローというより山小屋のような雰囲気なのが良いです。





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ドミトリー

ドミトリーはこちら。ザ・2ドルって感じです。




チェックインを済ませた後は、早速町に繰り出してツアー会社を探しました。
この町へ来た目的はもちろんトレッキングツアーに参加することです。

これまたバス会社に来ていたツアー勧誘の人にチラシを貰っていたのですが、地図を見てもツアー会社の場所が分からず道に迷っていたら、先程の勧誘お兄さんが偶然通りかかり

お兄さん「やあ僕を探してるの?」

違います。




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ツアー会社

そんわけで、明日は日帰りのトレッキングツアーに行って来ます。
近郊の少数民族を尋ねたり象と遊んだりするツアーです。




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本日の晩ご飯

毎度おなじみ、米粉麺のヌードルスープにしました。
正直そろそろ飽きて来たのですが、値段が安くて早くて簡単という誘惑に勝てません。


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○ センモノロム行きバン

プノンペン市内に何軒か、センモノロム行きの乗合バンを出している会社がある。私が利用した会社は「CHIM VUTH MONDOLKIRI EXPRESS/St. 169 Phnom Penh」で、7:00/13:00の1日2本。11ドル。所要5〜6時間。

○ センモノロムの宿

「Happy Elephant Bungalow」

ジャングルの中のバンガローという感じで、とても雰囲気がいい。ドミ1泊2ドル、シングル1泊5ドル。各部屋にトイレシャワー付き。5ドルの部屋は知らないが、ドミのシャワーは冷水だった。レストラン併設だが高めなのと、町から1キロほど離れているのが難点。

| カンボジア | 22:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

プノンペンへ


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本日はカンボジア首都のプノンペンに移動します。




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バス会社の青空カウンターです。昨夜は看板だけが立っておりバス会社らしきものは見当たりませんでしたが、営業時間になると移動式チケットカウンターが出現するようです。

そんなわけなので昨日はチケット予約が出来なかったのですが、そこらへんにいたバス関係者なのか何なのか分からない人が「明日?プノンペン?オッケーオッケー」と口約束をしてくれたので、一応あれが予約だったかもしれません。




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本日の宿

およそ8時間後の16:00少し前、プノンペンに到着しました。

実はプノンペンには用事はなく、これから行く町への経由地点にしただけです。しかし、もう少し早く着いたらこのまま目的地に乗り込みたかったのですが、接続便が見つからなかったので本日はここまでです。

本日の宿は、かなりの有名どころであるらしいキャピタル・ゲストハウスという所にしました。
「カンボジアを旅する者でこのゲストハウスを知らない人はいない」とか何とか。
私知りませんでしたけどね。

カンボジアには基本的にはバスターミナルというものがなく、色んなバス会社のオフィスが町中に点在しています。それは旅行者にとっては非常に面倒くさいのですが、その点、今回の宿にはバス会社が併設しており移動に便利なので、それが人気の秘密であると思われます。値段がお手頃で部屋数が多いのも良いです。




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本日の晩ご飯1

宿近くに屋台が出ていたので、久しぶりに屋台飯にしました。
牛肉の煮込みと白ごはんです。

こういうお店はメニューを置いていないので注文が面倒ですが、
言葉は通じなくても、簡単なジェスチャーで通じるので大丈夫です。




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しかし注文のときはこんな感じの仕草をすれば何かしら出してもらえるし、




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こんな感じの仕草をすればお金も払えるので、別に問題ありません。


明日はカンボジア東部のジャングル地帯に行きます。
定期恒例のトレッキングです。


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○ スラエム発プノンペン行きバス

ロータリー前8:00発、所要約8時間、10ドル。

○ プノンペンの宿

「Capital Guesthouse」

シングル1泊4ドル〜、ツイン5ドル〜。部屋の設備によって値段が様々ある。部屋数がかなり多い上、姉妹店があと2つある。バス会社併設なので移動が便利。レストランも併設。街の中心に比較的近い。この宿の付近に似た様な安宿が並んでいるので、とりあえずここを目指すといい。

| カンボジア | 23:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

プレアヴィヒア遺跡


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本日はスラエムという町に移動します。この町から約25キロ、タイ国境にまたがる山の上にプレアヴィヒア遺跡というのがあり、その見学拠点とするためです。

プレアヴィヒアまではシェムリアップからのツアーもありますが、距離が距離なだけに時間がかかり、お値段もそれなりにします。

お値段に関して言えば、ゲストハウスなどから出る10人くらいの日帰りバンツアーに便乗するのが最も安く済むようですが、「皆で一緒に行こうよ!☆」「いいねー♪」というノリに着いて行かないといけないので断念しました。人には得手不得手と言うものがあるんですよバーロー。





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というわけで、バスで参ります。

シェムリアップからスラエムに移動するには、バス、または満員になると発車する類の乗合バンがあります。私は後者のバン狙いでしたが、宿の人にその話をすると「絶対バスの方がいいよ」「電話予約してあげるから」と非常に親切だったので、そうしてもらうことにしました。

これが間違いだったことは、割とすぐ分かりました。




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宿へピックアップに来てくれたバスは8:00ごろにシェムリアップを出発し、その後順調に走って現在の時刻は10:30。シェムリアップからスラエムまで3〜4時間だと考えると、もう半分くらいは来ているはずです。なので、ちょうどトイレ休憩でバスが停まったところで「今どのへんかな~」と携帯のGPSを確認してみたところ、





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何故こんなところに。


GPS壊れたかな?お~いしっかりしろ~バシバシと感情を込めて携帯をタコ殴りにしましたが、うんともすんとも言いません。それどころか勝手に電源が落ちる始末。しまった叩きすぎたか。

GPSがおかしいのか、はたまた本当にここまで連れて来られてしまったのか。自分が置かれている状況を知ろうにも、運転手さんも車掌さんもどこかへ行ってしまったので聞けず、八方ふさがりです。

しかし、およそ20分後。
バス近くのベンチで途方に暮れていたところ、見覚えの無い女性が「スラエム?」と声をかけてきました。そうです。私がスラエムです。




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スラエム行きバス

ここでスラエム行きのバスに乗り換えるんだそうです。最初からそういうルートだったようですね。時間はかかりますが、一応スラエムには行けそうです。

ただ、電話予約した時点では「バスはスラエム直行便だからバンより早いよ!」みたいな話だった気がするなあと。乗合バンなら10ドルかからないのにバスは18ドルもする理由については、「乗客の数が少ないから頭割りで高くなるんだよ」と言っていた割にバスは乗車率120%だなあという気も。

「ラオス国境からのシェムリアップ直行バスを避けたら痛い目にあった事件(11/23の日記参照)」があるため、少し高くついても安全策を取る方針に変えたのですが、結局食らうこの仕打ち。作戦とか無意味だなこの国、と思った次第です。





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その後さらに走って見覚えのある町(ラオス国境からの(略)事件参照)を通り過ぎ、どんどん飛ばして15:00すぎ。予定時刻を大幅に越えてようやくスラエムに到着しましたが、のんびりしている暇はありません。私は今日中にプレアヴィヒア観光をすませたいのです。スケジュールは押し押しの轟々です。

スラエムからプレアヴィヒア遺跡までは25キロほど離れており、片道1時間近くかかるそうなのですが、現在15:00過ぎなのでタイミングとしてはギリギリです。日暮れがだいたい17:30ですので、遺跡見学の時間を考えると全く余裕がありません。



とにかく宿を探して荷物を置いて、バイクタクシーを探してすぐに遺跡まで行って・・・と考えながらバスを降りたら、客の来訪を待ち構えていたらしきバイタクのお兄さんが

「遺跡行く?往復15ドルでどう?」

よし君に決めた!



私「でもその前に荷物を置きたいんだけど、どっか安い宿知ってる?」
お兄さん「8ドルのとこなら知ってるけど」

よしそこに決めた!





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プレアヴィヒア遺跡(山の上)

というわけでプレアヴィヒア遺跡にやって参りました。

山の麓に立派なチケットオフィスがあるので、ここで入場料10ドルを払います。
チケット購入時にはパスポートの提示が必要です。

歩き方先生が言うにはこの遺跡に「入場料」の支払いは必要なく、「ガイド料」という名目で10ドルを徴収されているんだそうです。しかも値段交渉が可能なんだとか。
しかし私がその事実を知ったのは見学後だったので、交渉もしていないしガイドが付いて来なかった点も気にしませんでした。私は一体何に10ドルを支払ったんでしょうか。


チケットオフィスの話に戻りますが、チケット購入と同時に山頂行きのバイクタクシーも手配します。こちらは往復5ドル。

遺跡までの道はかなりの急勾配で危険なので、一般車両は立ち入る事ができないそうなのです。なので、ここまで乗って来たバイタクには駐車場で待っていてもらい、許可状持ちの別のバイタクで遺跡に向かいます。複数人なら、4駆車という選択肢もある模様です。




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プレアヴィヒア遺跡

着きました。

ここまでは想像以上にそっくり返った道で、こりゃ一般車両は無理ですわと納得しました。多分10台挑んだら5台くらいはひっくり返ってお空を仰ぐことになります。写真は撮れませんでした。私は記録より命が大事です。





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こちらもアンコールワットと同じくクメール王朝の遺跡です。
入り口から入ってすぐのこちらは、かなり損傷が激しく修復中のようでした。




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参道



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これ何の穴なんでしょうか。




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あちらに見えますのは、懐かしのタイです。

プレアヴィヒア遺跡はタイとの国境ギリギリ、というか国境線の真上に位置している遺跡で、そのために長きに渡り領土問題を抱えて来ました。

国際司法裁判によりここがカンボジア領と決まったのは1962年ですが、その後も緊張は続き、2008年に遺跡が世界遺産に登録された際には両軍が衝突、激しい銃撃戦が繰り広げられました。2015年現在は一応は落ち着きを取り戻していますが、現在でも少し道を外れた森の中は地雷地帯だし、銃を抱えた兵士達が何十人も常駐しています。

こうやって書くと怖い感じがしますが、いえ、実際ここは渡航注意エリアなのでのほほんと観光していいものではないのですが、実際来てみたらそこまで物々しい雰囲気ではありませんでした。閉館ぎりぎりの時間にもかかわらず結構観光客はいましたし、あちこちに立っている兵士達も割とフレンドリーで、声を掛けると笑顔で返してくれます。





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遺跡は損傷が激しいですが、レリーフは比較的綺麗に残っている気がします。この三角屋根近くの壁の部分、何て言うんでしょうか。破風ですかね?このあたりのレリーフがどれも素晴らしく、沢山写真を撮りました。





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こちらはカンボジア側です。断崖絶壁の端っこまで行けるので、かなりスリルがあります。
遺跡ももちろんですが、実はここに立つのが一番の楽しみでした。

写真下の、四角い池の左下に見えるのがチケットオフィスです。
かなりの高さを登って来た事がわかります。

崖には枝の細い木がいくらか生えており、写真上のお猿さん達が器用にそれを掴み飛び回っていました。命知らずで見るだけでヒヤヒヤしますが、その身軽さは羨ましくもあります。





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バイタクのおっちゃん

遺跡入場がだいぶギリギリの時間だったので、退場もギリギリです。

そのため、「門が閉まるよ〜」と言って遺跡の中までおっちゃんが迎えに来てくれました。この人がうちのおっちゃんだとすぐには気付かず、呑気に写真を撮っている私でございます。どちらかと言うと目当ては僧侶君たちです。


以上、プレアヴィヒア遺跡でしたが、時間があればもっとくまなく歩き回りたかったです。
後から地図を見てみたら「旧道」だとか「石段」だとかそそられる単語が沢山見つかり、悔しさに悶絶しております。

あと、タイ側にも行ってみたかったです。タイ側からだと、この遺跡は「カオプラヴィハーン」と呼ばれます。現在は国境の門は閉じられていますが、以前はタイ側から遺跡にアクセスすることが(おそらく逆も)できたそうなのです。タイ側もまた景色が素晴らしく、また断崖絶壁に彫られたレリーフなどもあるそうで、それはカンボジア側からは見られないのでとても気になったのですが。




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本日の晩ご飯/野菜カレー

町に戻る頃にはすっかり暗くなっていたため、宿併設のレストランで晩ご飯にしました。
高かったです。




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本日の宿

本日の宿は前述の通りものすごく適当に決めた所ですが、トイレシャワー付きの個室で8ドルなので、まあ許容範囲かなウググと思って泊まっております。そもそもスラエムは観光向けの町ではないので宿自体少なく、安宿が見つからないのは致し方ないのですが。

スラエムは今でこそ宿の選択肢も観光客向け施設(レストランとか)もほぼ皆無の田舎町ですが、プレアヴィヒア遺跡も世界遺産に登録されたことですし、今後どんどん栄えて行くのではないでしょうか。今後の発展が楽しみです。



ところで本日の宿ですが、南京虫が出ました。

南京虫とは、主に発展途上国の安宿に多く生息する吸血虫で、これに咬まれると蚊やダニの比じゃない猛烈なかゆみに襲われる上、そのかゆみや跡がいつまでたっても消えず、ついでに虫除けなど全く効かないという点から、世界中のバックパッカーに怖れられている最強の害虫です。

私はこやつに遭遇したことはありますが咬まれたことはなく、いや、そういえばギリシャの安宿で私の美脚を晩年のトリケラトプスみたいにしてくれたアレはもしかして南京虫だったのか?・・・と思ったので今回ちょっと左手の小指を咬ませてみたのですが、経験した事の無い類のかゆみに襲われ激しく後悔しました。本当に一瞬試しただけなので、大事には至りませんでしたが。

そんな南京虫から逃れる方法ですが、まずは南京虫のいる宿に泊まらない事です。当たり前ですが。宿泊を決める前にベッドのシーツやマット、特に木のベッドだった場合はその四隅をくまなくチェックし、南京虫(5、6ミリの大きさなので目視できます)やその糞などが無いか確認します。それをしなかった結果が本日の私です。

うっかり泊まってしまった後に南京虫と遭遇した場合は、部屋を換えてもらいます。事件現場からできるだけ離れた部屋がいいです。南京虫被害は宿にとっても死活問題に発展するので、よほど満室だとかで無い限り部屋は換えてもらえます。ただし換えてもらった先にも南京虫がいた場合は、おそらく宿中浸食されているので逃げ場はありません。本日の私のように。


しかし南京虫は、明るい所には出て来ないという特性があるそうです。逆に言えば、暗いと出て来るということになります。それを聞いた私は結構遅くまで部屋を煌々と照らし戦いましたが、いいかげん眠いので諦めて明かりをつけたまま寝ました。そうしたら被害には遭いませんでした。

ただ思い返してみれば、私は寝る前の明るい部屋に現れた南京虫を発見した訳ですし、その対策は万全ではないように思います。なのでやはり、泊まる前にくまなく部屋をチェックするのが最も有効な手段なのではないでしょうか。


以上、とっても疲れたスラエムの夜でした。

明日は首都のプノンペンに移動します。


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○ シェムリアップからスラエム

多くのバス会社に聞いて回ったが、直行便を扱っている会社は見つからなかった。
宿の人に予約してもらったバスはかなりの大回りで時間がかかる上、18ドルと高め。
乗合バンは利用していないので分からないが、ネット検索すると乗り場などの情報も出る。

○ スラエムの宿

「Sok San Guest House」

ロータリーから真西方向に800m、徒歩10分くらい。シングル一番安い部屋が8ドル。トイレシャワーテレビ付き。WiFiあり。レストラン併設だが高め。周りに何もなくちょっと不便。
紹介しておいて何だが、部屋に南京虫が出たので当分は利用しない方がいい。

○ プレアヴィヒア遺跡

麓のチケット売り場までバイクタクシー言い値が往復15ドル。チケット売り場から遺跡入り口まで専門のバイクタクシー往復5ドル一律。プレアヴィヒア遺跡入場料(ガイド料)10ドル。チケット購入時にパスポートの提示が必要。
開門7:30~16:30。17:00までに退場すること。

| カンボジア | 20:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

4・ベンメリア遺跡


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本日の目的地は郊外の遺跡、ベンメリアです。




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トゥクトゥク

シェムリアップからベンメリア遺跡までは片道60キロ、往復120キロあり流石にダルいので、本日はチャリはやめてトゥクトゥクで参ります。

そのへんにいたトゥクトゥク乗りの集団の中から英語を話す人を見つけ、ベンメリアと市内の遺跡3つを回る個人ツアー(ガイドなし、移動のみ)を30ドルで交渉成立しました。各ツアー会社が出しているベンメリアのみのツアーでも25〜30ドルだったので、こんなものかと思います。バイクツアーならもう少し安いですが、今日はトゥクトゥクの座席でふんぞり返りたいので却下です。

なお、シェムリアップでは観光客のレンタルバイクの使用は禁止されており、借りられません。電動のレンタルバイクなら良いみたいですが、これで郊外まで行くと充電ポイントがなく帰ってこられなくなるので、完全に市内観光向けです。





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ベンメリア遺跡

着きました。
時計を見てみたら、ここまで1時間半かかっていました。意外と遠いです。

トゥクトゥクのおっちゃんには駐車場で待っていて貰い、一人で遺跡に乗り込みます。




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崩壊しきっております。

ベンメリア遺跡は損傷が激しく、ほとんどそのままの状態で放置されていますが、苔むし、木の根が張ったその退廃的な光景が大変人気なのだそうです。

その光景はジブリ映画「天空の城ラピュタ」のモデルになったと囁かれていますが、遺跡の発見・公開は1990−2000年代でラピュタの公開は1986年です。





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と言う感じのベンメリア遺跡でした。

ほぼ全壊しており原型を留めていないのは悲しいですが、苔むし森に飲み込まれた遺跡の姿はロマンそのものでした。歩道があってないようなもので、瓦礫の山を歩いて回れるのも楽しかったです。が、はやく整備しないと無法地帯になってしまう気もします。

この遺跡はまだ公開から10数年ですし、今後どうなって行くのでしょう。
全修復はまず不可能だとは思いますが、一部だけでも直していくのでしょうか。





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移動中

市内に戻ります。

写真は個人経営のガソリンスタンドです。
どこにでもあるので便利ですが、得体が知れないのでレンタバイクを利用する際は普通のガソリンスタンドに行きたいです。レモンジュースとか入れられそうじゃないですか。




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ロレイ

シェムリアップ市内に戻って来ました。こちらは「ロリュオス遺跡群」のひとつである「ロレイ遺跡」で、市内とは言っても街の中心からは少々離れています。




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ブレア・コー

ロリュオス遺跡群2つめ。





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バコン

ロリュオス遺跡群3つめ。


このロリュオス遺跡群はアンコールワットより古く、クメール王朝の最初の王都なんだそうです。アンコールワット周辺に遷都するまでの数百年間は、こちらが使われていたとか。

こちらの遺跡群も十分規模が大きいのですが、それでもやはり、アンコールワット遺跡群に比べるととても小さく感じます。それだけアンコールワットが巨大だということです。クメール王国は一体どれほど大きかったのかと思うと、そしてその壮大な歴史がジャングルの中から発見された瞬間のことを思うと、想像するだけでドキドキしてしまいます。





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本日の晩ご飯/ナス炒めとごはん

以上、アンコールワット遺跡群でした。

さすが世界のアンコールワット。そこらの観光名所とは規模が違いました。
今回ばかりはガイドブックを買って来るべきだったと、心から思いました。



シェムリアップ周辺の見学はこれで終わりますが、クメール遺跡見学の旅はもう少し続きます。
明日はカンボジア北方の町に移動し、プレアヴィヒア遺跡というのを見に行きます。


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○ ベンメリア遺跡

バイクツアーなら20ドルくらいから、トゥクトゥクツアーなら25ドルくらいから。遺跡はアンコールワット入場券は使えず、別途5ドルの支払いが必要。

○ ロリュオス遺跡群

アンコールワット入場券で入れる。

| カンボジア | 21:56 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

3・近郊遺跡を目指して長距離サイクリング


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本日はちょっと遠出したいと思います。

シェムリアップ郊外に「バンテアイ・スレイ」と「クバール・スピアン」という遺跡がありまして、ちょっと遠いですが今日はこの2つを見に行きます。




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本日の相棒

本日もチャリンコです。

クバール・スピアンまでは片道49キロなので往復するとほぼ100キロですが、一応元チャリダーという設定なので大丈夫です。空荷ですし。

ただ、流石にママチャリで100キロはいかんだろうと思い、本日はマウンテンバイクにしました。ママチャリ2ドルに対し、マウンテンバイクは5ドルです。やっぱママチャリで良かった気がします。




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バナナフライと餅米バナナフライ

遠方でエネルギー切れを起こして帰れなくなったら嫌なので、とりあえずエネルギー補給をしました。手前はよくあるバナナフライですが、奥のボールみたいなのは餅米のボールの中央にバナナが入っており、砂糖でもかけてくれればいいものを何から何まで無味なので全然美味しくなかったです。





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移動中に見た風景




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プレ・ループ

途中にあった遺跡に寄りました。
良いお天気ですね。

こちらはピラミッド型寺院遺跡の「プレ・ループ」で、
昔はここで火葬の儀式が行われていたと考えられているそうです。




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ヤシ砂糖

自転車をジャカジャカこいで町の郊外へ。ひとつめの目的地「バンテアイ・スレイ」には午前中に着きたいのでやや急ぎ目ですが、道沿いにヤシ砂糖の露店が並んでいたのでちょっと寄ってみました。

なんだかロウソクみたいですが、こちらがヤシ砂糖です。砂糖椰子の樹液を数時間火にかけて煮詰め、とろとろになったものを冷まし固めると写真下のようになります。

この砂糖はカンボジアだけでなく東南アジア全般で食べられているそうで、上白糖やグラニュー糖よりまろやかな甘さですごく美味しいです。試食させてもらってすごく気に入ったので、お土産に買って帰りました。カバンの中で溶けてえらいことになりましたが。





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バンテアイ・スレイ

1つ目の目的地、「バンテアイ・スレイ」に着きました。

こちらの遺跡には赤っぽいレンガが使われているのですが、東を向いているため日のよく当たる午前中に来るとそれが真っ赤に照らされて美しいんだそうです。

実際見た時は「こんなものかな?」と思いましたが、写真で見ると確かに赤いですね。





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こちらはヒンドゥー教寺院なので、シヴァ神などヒンドゥー神話のレリーフが多く見られます。他の遺跡群のそれも見事ですが、こちらのレリーフはより細かくて彫りが深い感じがしました。私見ですが。レリーフ見学が好きなので、いま非常に楽しいです。




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東洋のモナリザ

こちらは「東洋のモナリザ」と呼ばれている彫刻ですが、こちらじゃないかもしれません。似た様なべっぴんさんが何体も並んでおり、どの人が本当か分からなかったのです。もしかしたら全員かもしれません。
モナリザ同士の称号争奪戦を想像し、いますごくゲンナリしています。





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コッコジュース

ここまで37キロ走って、残りはあと12キロ。日が昇って気温もぐんぐん上がる中、もうひとっ走りしないといけないので生コッコジュースで体力回復をはかりました。これを飲むとみるみる元気になるということは、南米で実証済みです。





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移動中

この辺りまでくるとトゥクトゥク個人ツアーのお客さんもあまり見かけず、車通りも少ないので非常に快適でした。ただ日陰がほぼなく、滝の様に汗をかき喉が渇くのが辛いところです。





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本日のお昼ご飯

クバール・スピアンに着きましたが、とりあえず昼食を食べております。

ここまでは寄り道を含め3時間半くらい。こちらが本日の最終目的地ということで、これで50キロ達成です。さすがにこれだけこぐと腹が減りますね。最近は昼は抜く方針でしたが、今日は流石に無理でした。エネルギー切れで電源が落ちてしまいます。

ちなみに駐車場に並ぶレストランは軒並み高いですが、奥2軒はちょっと安いです。参考までに。




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山を登って遺跡を目指します。

クバール・スピアンはお山の上にあるので、そこまで行くのに山道を1500メートルほど登らなければいけないのです。1500、1400、1300・・・と100メートルごとにカウントダウンしてくれる看板が非常に鬱陶しいです。




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着きました。




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こちらです。

ここ「クバール・スピアン」にあるのは巨大建造物の遺跡ではなく、川の中に点在する彫刻群です。
これらの彫刻は川石に刻まれているため、一部は水の中に沈んでいます。

レリーフの細工はさほど細かくなく、数も少ないですが、森や川の中からそれを見つける行程が実に楽しいです。事前に歩き方先生で勉強して来なかったら絶対見つからなかったであろう隠れんぼ上手もいましたし、勉強して来たにも関わらず結局見つからなかった忍者野郎もいます。(入り口前にも地図があるので、先に見ておくといいです。)

何故こんな山の上、しかも川の中なぞに神々の彫刻を施したかと言うと、ここがアンコールワットに続くシェムリアップ川の源流であり、神聖な場所と考えられていたため、と推測されているそうです。





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川は途中で滝になり、その下は絶好の水浴びスポットになっていました。
せっかくなのでここで軽く汗を流してリフレッシュを図り、山を降りました。
ここからまた50キロをこいで帰らなければいけません。





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本日の晩ご飯

意外と快速で進み2時間少々で帰って来ました。

しかしさすがに疲れたので、本日の晩ご飯はちょっと豪華な2本立てにしました。
生春巻きと、イエローカレーです。生春巻きは塩とごま油が効いており、すし酢みたいなソースを付けて食べました。イエローカレーは想像通りの味でした。この店に限ったことではないですが、1人前ずつパパッと作ってくれるので野菜が煮えておりません。


明日は郊外のベンメリア遺跡というのに参ります。


<情報コーナー>

○ バンテアイ・スレイとクバール・スピアンまで自転車で

シェムリアップ中心部からバンテアイ・スレイまでおよそ37キロ、クバール・スピアンまで49キロ。クバール・スピアンの手前数キロはなだらかなアップダウンがあるが、そこまでは平坦。市街地を抜けさえすれば車も少なくなり、とても走りやすい。日陰がないので日射病対策を忘れずに。水や軽食は道中でも買える。

どちらの遺跡も駐輪代の支払いが必要。各2000リエル。
入場はアンコールワット遺跡群のチケットで。


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| カンボジア | 23:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

アンコール2・アンコールトム


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本日の朝ごはん

本日の無料朝食は、フランスパンにひき肉を挟んだサンドイッチでした。
なんとなく肉じゃがっぽいお味。美味です。




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本日の相棒

本日もチャリで参ります。

本日の相棒は、昨日より0.5ドル高い2ドルのレンタルチャリにしてみました。竹製の前カゴがとってもキュートです。ブレーキは当然のように効きませんが(昨日も効きませんでした)流石にそれは直してもらい、チリンチリンが壊れていて鳴らないのはまあいいとして、昨日より0.5ドル分調子の良いチャリにご機嫌です。




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アンコール・トム南大門

本日はこちら。
昨日の帰り道に敷地内を通り過ぎたアンコール・トムから参りたいと思います。

アンコール・トム境内にはいくつもの名所がありますが、それらはだいたい東向きなので見学は午前中がベスト!と歩き方先生が言っています。が、本日もそれに逆らっております。あと30分で午後です。ちょっと寝過ごしましてね。




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この赤い印が立っている、水色の枠(水堀)で囲まれた部分がアンコール・トムです。画像右下の目盛りにご注目下さい。アンコール・トムがどれだけ大きな敷地面積を誇っているかお分かり頂けると思います。すごくダルイです。

なお、すぐ真下にある小さめの水色枠がアンコールワットで、シェムリアップと書かれている辺りが町の中心です。この地図のエリアには大小様々、何十個か何百個か数える気にもならないほど多くの遺跡が点在しており、この地図に入り切らない郊外にもアンコールワット遺跡群のお仲間がいます。




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本日のおやつ/パッションフルーツシェイク

まだ何もしていないのに早くも疲れを感じたので休憩にしました。
遠いんですよ遺跡が。




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雨宿り

ジュースを飲んでいたら雨が降って来たのでもう帰ろうかと思いました。





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ピミアナカス

5分程したら止んだので諦めて遺跡見学に乗り出しました。

最初に来たのはこちら。
アンコールトムの西側には以前王宮が建っていたエリアがあり、その一角にあるピラミッド型の寺院がこのピミアナカスです。写真下は羊みたいに見えますが、実は象なんだそうです。かなり損傷が激しいです。




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ピミアナカスの脇を通り薄暗い森を抜けると、ひっそりと何かを護る門が。「何か」と言うか、王宮を護る門が。実はこのとき道に迷っており、自分がどこにいるのか分からなかったのでございます。上のピミアナカスがピミアナカスだと分かったのも、ここを出た後のことです。やはりガイドブックは必携アイテムでしたね。





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この先にはピミアナカスよりさらに大きなピラミッド型寺院のパプーオンがありますが、このときはそれが分からなかったので、門の先を少しだけ覗いたあと怖くなって一旦ここで引き返しました。

一応地図は持っているのですが、あまり役立っておりません。
敷地が広すぎる上、似たような遺跡がゴロゴロあって何が何だか分からなくなるのです。





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このあたりも何だか分からないまま迷い込みましたが、人がほとんど来ない森の中に静かに横たわる石像やレルーフが、えも言われぬ雰囲気を醸し出していました。




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プリア・パリライ



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ライ王のテラス


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象のテラス



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バイヨン

こちらがアンコール・トム見学の主役、仏教寺院のバイヨンです。
ここがもう、すごかったです。




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すごいでしょう。
でもこの感動と衝撃を言葉にしようと思ったら

菩薩の顔がなんかバーンでワーッとなってドーン!

みたいなことになりかねないので自重します。


正直なところ、私はアンコールワットよりこちらの方に心を奪われました。単に派手好きだというのもありますが。興奮しすぎてちょっと倒れそうになったくらいです。(酸欠)




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バプーオン

続いて、さきほど道に迷って行きそびれたバプーオンです。およそ200メートルの参道を歩いて辿り着くこちらは大きなピラミッド型の寺院で、途中まで登る事ができます。




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寺院の中央、一番高い部分には写真の様な建造物がありますが、こちらは登る事ができませんでした。あの扉をくぐったら違う世界に行けそうなのに。





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感動したのがこちら。
写真では伝わりづらいですがこの壁は波打っており、実は涅槃図の仏陀の形になっています。




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こんな感じです。

なんかそんなのがあるらしいということは例の歩き方で勉強済みでしたが、それがこれだということは気付かず通り過ぎ、急にハッと見つけたものですから、その感動ときたらもう。
「ぶ、仏陀様ー!!」って思いました。




さて、日暮れが近付いて参りましたが、本日はもう一仕事残っています。
遺跡の上から夕焼けを見るのです。



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プノン・バケン

訪れたのはこちら。小高い丘の上にある遺跡、プノン・バケンです。

この遺跡は丘の上にあるため、アンコール遺跡群を360度見渡せるというのが特徴です。夕焼けももちろん綺麗に見られるということで、夕焼け鑑賞ポイントとして人気なんだそうです。




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360°観光客しか見えません。




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以上、夕日に照らされる環境客鑑賞でした。





帰宅時は夕焼け観賞後の人々が殺到して道が混雑し、なかなかスリルのあるドライブとなりました。ドライブと言ってもこちらは自転車です。車間距離1メートルを切る渋滞の中をバイク、トゥクトゥクと共に走るわけなので、ちょっと命がけです。

しかし帰らない訳にもいかないので、なんとか走りながら導きだした方法は、「自分はバイクだ」と思い込むことです。バイク乗りみたいな顔をして、バイクと同じスピードで走り同じタイミングで曲がるのです。ママチャリですけど。
カンボジア人の運転は奇想天外で横断逆走なんのそのなのでよく轢かれかけますが、そういうのに巻き込まれない為には、他のバイク乗り達と一緒にカタマリとなって動くのが効果的だということが分かったのです。

フルスロットルでこがないといけないので大変ですが、自伝車で遺跡巡りをする方は是非一度お試し下さい。ただし未来ある方は絶対に真似しないでください。




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転んだ

本当にお気をつけ下さい。


明日は郊外の遺跡まで長距離サイクリングをします。


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| カンボジア | 22:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

アンコールワット1


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本日の朝ごはん

まさにリラックス&リゾートなくつろぎスペースで無料朝食を頂いております。
パンか何かだと予想していたらまさかの麺類で嬉しいです。



さて、本日はアンコールワット見学に参ります。

私はこの町に着くまで知らなかったのですが、アンコールワット遺跡は1つではなく、遺跡「群」としてものすごく広大なエリアに点在していました。メインの遺跡にしても宿から歩いて行けるという認識は完全な勘違いで、少し外れにある我が宿からだと9キロくらいあるし、宿が集まる街の中心からでも7キロくらいあります。




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本日の相棒

というわけですので、自転車で参ります。

宿にあった地球の歩き方アンコールワット編で勉強しそれを元にルートを決めたのですが、どう頑張っても1日で回れるものではないので3、4日かけて半攻略するつもりでおります。全攻略は無理です。本当に目眩を覚えるほどの大規模遺跡なのです。




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券売所

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アンコールワット入場券

遺跡群の入場券は遺跡入り口ではなく町中にある券売所で買います。そもそも何をもって「遺跡入り口」とするか分からないふざけた広さなので、独立した券売所を作るのは最善策であると思われます。

入場券は1日券、3日券、7日券があります。
3日券は使用開始から1週間、7日券は1ヶ月間使用できるので、その使用期限内の好きな日に遺跡に行けばいいです。私は行きたいところを数えたら3日あれば足りそうな気もしましたが、その予定は間違いなく狂うので7日券にしました。

券は顔写真入りなので転売不可です。
写真はその場で撮ってもらえます。




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アンコールワット

歩き方先生によると、「アンコールワットは西を向いているので午後からの方が正面に光が当たって美しく見える」とのことです。一方で、「アンコールワット以外の遺跡はだいたいが東向きなので午前中が良い」とも書いてあります。しかしやはり遺跡群見学の一つ目はアンコールワットとしておきたいもの。なので歩き方先生のアドバイスをドン無視して、午前中に乗り込みました。




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以上、アンコールワットでした。

いや、「アンコールワットとは・・・」などと無知な私が書かなくてもネット大先生が詳しいですし、間違ったことを書いてもアレなのであっさり終わらせようかと。


しかし、アンコールワットはすごかったです。
こんな数枚のシケた写真じゃ何も伝わらないと思いますが、縦にも横にもついでに上にも巨大な敷地はただ広いだけでなく、そこらじゅうに散りばめられた石像やレリーフの数々がそれはもう見事でした。




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ヒャッハー!

このはしゃぎっぷりはもしやハヌマンさんだろうかと思い後で調べたら、ハヌマンさんでした。
ハヌマンさんは大面積レリーフの至る所にいました。うるさそうです。




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これは大部分修復済みのものだと思いますが、こういう感じの細かなレリーフが沢山残されています。1つ1つをじっくり見ていたら時間がいくらあっても足りませんが、つい足を止めて見入ってしまいます。




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歩き方先生が「漫才のように見える彫刻」と書いているのでどんなもんかと思い見に来たのですが、これはまさか「なんでやねーん」みたいに見えるっていうことでしょうか。

天下の歩き方先生が何しょうもない事言ってるんですか。





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アンコールワットと言えば周囲の池に写りこむ「逆さアンコールワット」が有名ですが、この日は風が強くて上手く写りませんでした。

私はあと3日はこの町にいるので毎日確認に来る事もできますが、すごく面倒くさいので逆さアンコールワットは諦めます。どうしても見たければ写真を逆さまにすればいいのではないでしょうか。



という感じのアンコールワットでした。

では次に参ります。
ものすごい数の遺跡があるので、サクサク回らないと何ヶ月あっても終わりません。




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自転車移動中




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バンテアイ・クディ

アンコールワットから東に数キロ移動したところにあります。化け物遺跡アンコールワットほど巨大ではないものの、こちらも十分大きな遺跡で見応えがあります。




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本日のおやつ/揚げバナナ

遺跡周辺にあるごはん屋は高いので、昼は抜いてちょっとしたおやつで済ませました。

あと、自転車で走っているとやはり大量に汗をかき水分補給が必要になってきますが、遺跡前で売っているお水は町で買うものの2、3倍の値段を言われます。しかし、「じゃあいらない」と言って立ち去ろうとするとすぐ普通価格に戻るので簡単です。意外とちょろいカンボジア人です。




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タ・プローム

バンテアイ・クディの比較的近くにある遺跡です。こちらの魅力は何といっても遺跡を飲み込む何本もの巨大樹で、人の作った文明が植物に飲み込まれた風景は息を飲むくらい美しく、神秘的でした。

私が行った時間は芋洗いのごとく混んでいて写真を撮るのも一苦労でしたが、ここは是非早朝の人が少ない時間に来て、その独特の空気を味わうのが良いと思います。




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タ・ケウ

こちらは数基の高い塔が特徴的な遺跡で、塔のてっぺんに続く階段は高所恐怖症でなくてもちょっとひるむくらいの傾斜と高さがあります。そのせいかこの遺跡は見学者が少なく、遠くの景色を見ながらのんびりすることができました。





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アンコール・トム東門

こちらはアンコールワット以上の広さを誇る巨大遺跡アンコール・トムですが、もう日が暮れそうなので明日に回します。ただここを通った方が近道なので、そのついでに写真を撮った次第です。



さて、本日は天下のアンコールワット様に対して失礼なくらいあっさりとした日記になってしまいましたが、感動しなかった訳はありません。「すごい・・」と何度感嘆の息をもらしたことでしょうか。ただどれもこれもすごすぎて、そしてまた美しく、規模が大き過ぎて、だんだん感覚が麻痺して来ている感は否めません。人は圧倒され続けると無心に帰るということが分かりました。

というわけで、明日以降もこんな感じでさらりと行こうと思います。でも大丈夫です。遺跡漬けの日々はこれから数日続くので、読んでくださる皆さんもすぐに飽きて「いいからはよ終われ」って思うと思います。




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遺跡からの帰り道。
橋の向こうで急に爆発音がしたのでかなり驚き、
このご時世なので本気でテロかと思い身構えましたが花火でした。




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シェムリアップは今日から3日間「水祭り」というのをやるらしく、町は文字通りお祭り騒ぎでした。・・とは言ってもどういうお祭りなのかよく知らないので、私はお祭りフードだけ楽しんで退散しました。人混みが苦手なのです。




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本日の晩ご飯

本日も宿併設のレストランで頂きました。
こちらはロック・ラックという牛肉料理で、プルコギみたいな味でした。


明日もアンコールワット観光の続きです。


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<情報コーナー>

○ アンコールワット入場料

・ 1日券20ドル
・ 3日券40ドル、一週間有効
・ 7日券60ドル、一ヶ月有効
顔写真をその場で撮られ、すぐ発行してもらえる。

○ レンタル自転車

1日相場1~2ドル。
駐輪代は基本無料だが、場所によっては支払いが必要。
本日行った中では、アンコールワットのみ有料、2000リエルだった。

| カンボジア | 22:47 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

カンボジア入国と、シェムリアップまでの長い道のり


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よっこら


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せっと。


どなたか存じませんがうちのテラスでくつろがないでください。





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さて、本日はラオスを出国し、カンボジアに入ります。

本日の目的地はシェムリアップ。かの有名なアンコールワットがある町です。
やや距離がありますが、今日は珍しく宿の予約を取ってあるのでちゃんと辿り着きたいです。




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4000アイランド脱出中

先日書きました通り4000アイランドには旅行会社が入っているので、チケットは事前に予約しておきました。アイランドからナカーサンへ渡るボートと、目的地までのバスをセットにした通しチケットです。

バスの行き先には当然シェムリアップもありましたが、私はそこまでのチケットは買わず、カンボジア入国後最初にぶつかる大きな町・ストゥントレンまでのチケットを購入しました。

ナカーサンから直接シェムリアップに行けるチケットを買うと33ドル(現在のレートで4000円くらい)と非常に高く、これは国際バス特別価格だろうと思ったので避けたのです。ストゥントレンまでのチケットも16ドルとまあ高いのですが、ストゥントレンからシェムリアップは現地で買えば絶対17ドルもしないだろうと踏んだのです。

ですので本日の行程としては、
(1)まずラオス出国、カンボジア入国、そのままストゥントレンまで行く。
(2)ストゥントレンでシェムリアップ行きのバスに乗る。

ということになります。


が、この判断は大間違いだったのでした。


詳しくは日記の後半で。




さて、私はコーン島のツアー会社でバスチケットを予約したのですが、ほとんどの会社は「ストゥントレン13:00着」と書いているのに、私が買った所だけ「11:00着」と書いてありました。理由を聞いたら、「直行バスだから速いのよ」と言っていました。「他の会社は直行じゃないのよ!直行なのはウチだけ!☆」とも言っていました。豪快なウィンクもくれました。

私「だいたい午前中には着きますかね?」
売り子さん「そうね、遅くても11:30には着くわね!」
私「バスは何時にナカーサンを出ますか?」
売り子さん「9:00よ!」
私「国境越えはスムーズ?」
売り子さん「ええ、貴方はバスの中で待ってるだけ!」

とのことでしたが、いざナカーサンのバスターミナルで予約確認書とチケットを引き換えたら、それぞれ別の会社で予約したはずの乗客達は皆同じバスに詰め込まれました。「直行なのはウチだけ!」は普通に噓でした。そして出発は10:30でした。


大丈夫。想定の範囲内です。



さて、ナカーサン発のバスは移動だけでなく、カンボジアビザ代行のサービスもしていました。「ここで乗務員にパスポートとビザ申請用紙と手数料を預ければ、乗客はただ待っているだけで全て片が付く」と言っています。

カンボジアの陸路国境は悪名高く、ビザ取得時に必ず賄賂を要求されて腹立つので事前取得がお勧め!と歩き方先生が言っていたので私はそうしたのですが、代行サービスがあるのならそれでも良かったかもしれません。手数料も5ドルと、良心的です。



そんなこんなでバスに乗り、出発後20分ほどでもう国境に着きました。
まずはラオスの出国審査です。

代行サービスを利用せず、自分で国境を越えようとする乗客(ビザ持ちの人もまだの人も)は私以外にも結構いたようで、皆で仲良く列に並びました。うっかり最前列に躍り出てしまった私は国境審査官に「2ドル。」とVサインをされて思わず後ろを振り返りましたが、皆一様に「やっぱりね・・・」という顔をするので大人しく払いました。

噂には聞いていましたが、これは正規の手数料ではなく賄賂なのです。こういうのはカンボジア側だけの話かと思っていましたが、ラオス側にも浸透しているようです。

「賄賂」という後ろ暗いお金のはずなのに堂々と要求してくる国境審査官にも腹が立ちましたが、これを大人しく払うしかない自分自身にも腹が立ちました。過去には払わなかった人ももちろんいます。しかしそういう人達はスタンプひとつに数時間待たされたり、ビザの氏名欄をわざと間違えて発行されたりと、およそ国営の機関とは思えない理不尽な目にあってきたそうです。私には、そうと分かっていて挑む勇気はありませんでした。




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ラオスとカンボジアの間

なんとか憤りを抑え無表情を貫き、ラオス出国スタンプを貰いました。

向こうに見えているのがカンボジアのパスポートコントロールです。
普通こういう所は撮影禁止なのですが、2ドルの腹いせに撮りました。

その後、そのまま入国審査窓口に並ぼうとしたら、謎の仮設テントを構えるおっちゃんに呼ばれました。「健康チェックシートに記入しろ」とのことです。まあこれはよくある話です。
が、何故かここでパスポートを回収され、「1ドル払え」と言われました。

何の費用か全く分からないので「なんで?」と聞いたら、「別に払わなくてもいいけどそしたらパスポートを返さないだけだよ。それで君が困ろうが俺の知ったことじゃない。」と言って鼻で笑われました。

なるほど、そういうことなら仕方がないと思い、おっちゃんを鈍器で殴って道路脇に埋めときました。今後の旅人のため、尊い犠牲です。


・・という訳にもいかないので周りの旅人達と目配せした後しぶしぶこれを払いましたが、せめてもの腹いせに小さく舌打ちしておきました。パスポートを取り返した後で、おっちゃんには聞こえないように。




その後はパスポートと、バスで貰って書いておいたカンボジア入国カードを持って入国審査窓口へ。ここでも当然のように2ドルを要求されましたが、大人しく払いました。いつもは笑顔全開で礼儀正しく国境審査に臨む私ですが、今回ばかりは最初からキレ顔です。

他の人たちも、審査官に聞こえないように小さく「○ァック」とか「シット」とか呟いています。みんな心は同じです。腹は立つけど、入国許可を貰えないと困るので不正に屈しているのです。

結局、ラオス出国印のために2ドル、健康チェックシートのために1ドル、カンボジア入国印のために2ドルの、計5ドルの不正なお金を支払ってカンボジア入国が完了しました。歩き方先生は「国境で嫌な思いをしないために事前のビザ取得がおすすめ」と言っていましたが、事前に取っておいても嫌な思いをしたではありませんか先生のばかばか。


ところで健康チェックシートが確認も回収もされずにまだ手元にあるんですけど、これはあれですか。「呪」って書いて新月の夜に燃やせばいいんですか。





カンボジア入国後、同じバスに乗り込み走ったストゥントレンまでの道はまあ酷いものでした。穴に溝に傾斜に砂利山。日本の土建屋が見たら無言で重機を持ち出すレベルです。あれだけ毎日毎日賄賂を受け取っているのだから、少しくらいこの道に投資してみては如何ですかね。どうせあのお金はカンボジア政府にも流れているのでしょうし。


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ストゥントレンの路上

舗装済みとは言いがたい道を鈍足蛇行運転したバスは、ストゥントレン近くの国道沿いに私を置き去りにし、走り去って行きました。バスターミナルで降ろして貰えると思っていましたが、ちょっと予想と違う展開です。

時刻は12時半。「ストゥントレン11:00着」とは何だったのかという点は今後の旅人に伝えるためにとりあえず大文字にしておきましたが、答えは闇の中です。





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ストゥントレンバスターミナル

バス乗務員が「バスターミナル?歩いて?5分だよ!」と吐き捨てるので実際は10分くらいかかるのかと思いきや、30分かかりました。町のどこにバスターミナルがあるのか分からず、道ゆく人も当然カンボジア語のみなのでここに来るまでにだいぶ苦労しましたが、結果着けたのでまあいいです。一応補足しますと、迷ったから30分かかったわけではありません。迷った時間を入れると45分です。くそ乗務員め。

何にせよ一応バスターミナルには着けたので、とりあえず「シェムリアップ行きのバンはないか」と片っ端から聞いてまわりました。

が、「シェムリアップ行きはもう出てしまった。それは朝だけだ」と言われてしまいました。またまた〜そんなこと言って実はあるんだろ?と思い再度バス探しをしましたが、やっぱりありませんでした。

遠くを見る私。

大人しくシェムリアップ行きのチケットを買っていれば炎天下で20キロの荷物を背負って1時間近く歩き回ることもなく、スムーズに着いていたのに・・・と頭の中で誰かがささやきます。

しかしそれはもう過ぎたこと。それに、そのチケットは高かったではありませんか。
諦めてはいけません。ストゥントレンとシェムリアップは同国内なのですから、移動手段は必ずあるはずです。シェムリアップ直行便はなくても、その近くまで行ければまだ可能性はあります。私はなんとしてでも今日中にシェムリアップに着かなくてはいけません。宿のキャンセル料を払いたくないからです。今日は奮発して7ドル(900円)の宿なのです。900円をドブに捨てるくらいならシェムリアップまで歩きます。


なので何とかシェムリアップに近付こうと、「何かいい方法ない?」とバス乗務員らしき少年に聞いてみると、「このバンがプレアヴィヒアに行くから、そこからシェムリアップ行きを探したらどうか」「ただしこの時間にあるかは分からない」というような事を、片言の英語と身振り手振りで教えてくれました。

ほおプレアヴィヒア・・・と地図を開いてみたら、その町は今いるストゥントレンからシェムリアップに行くちょうど中間くらいに位置しています。カンボジアには同じ名前の有名な遺跡があり、それは全く違う場所にありますが、少年が言っているのはまず間違いなく町の方でしょう。素晴らしい提案です。少なくとも、ここよりはシェムリアップに近づけるではないですか。

というわけで、バスの詳細を聞いてみました。

私「何時に出るの?」
少年「スリーオクロック!(3時だよ!)」
私「(3時か・・・あと一時間半あるな・・・)何時間かかるの?」
少年「ツーオクロック!(2時だよ!)」
私「2時か・・・2時?」


私「ツーアワー(2時間)のこと?」
少年「イエス!ツーオクロック!」
私「3時に出るんだよね?」
少年「イエス!スリーオクロック!」
私「2時に出たりする?」
少年「イエス!ツーオクロック!」


どっち!


・・・とかなり困惑しましたが、よく考えたら2時に出て3時間かかろうが3時に出て2時間かかろうが着くのは同じ5時なので、これ以上追求するのはやめました。

しかし、そうなると今度はプレアヴィヒアでの乗り継ぎが心配になってきます。遅くなればなるほど、シェムリアップ行きのバスが見つかる可能性は低くなります。なので「ちょっと考えてみる」と言ってその場を離れ、ツアー会社か何か無いかと探してみました。

そうしたら、ターミナル脇のカフェみたいな所に西洋人バックパッカーが集まっているのに気が付きました。よく見たら、ゲストハウスのようです。にしては人が多すぎだし、これは怪しいです。バスの匂いがします。

早速このカフェ兼ゲストハウスに入り、ここのオーナーだと言うイタリア人ぽい男性に事情を話すと、「14:00にシェムリアップ行きのバンを出すよ」というナイス情報が得られました。

が、すでに満席だといいます。
「明日朝の便なら席が空いてるから、今日はうちに泊まったら?」と。

「そうですか・・・せっかくですが、私は今日すでにシェムリアップの宿の予約を取っていて、どうしても行かないとならないんです。何か他に方法はないですか?」
と困った顔をする私。というか本気で困っている私。

オーナー「うーん詰めれば乗れるかも・・とりあえず2時まで待ってみて。多分行けると思うんだ」
私「待ちます、お願いします。」

ということで、カラカラに渇いた喉をスプライトで潤し咳き込みながら待つこと20分。バンに荷物を積み始めたオーナーさんをハラハラしながら見つめていると、彼は小さく頷きこちらを見て、

「OK!行けそうだ」とウィンクしてくれました。


ウィナアアアアアアア!!!やりました!


・・・と思ったら別の男性が「あれ、満席?僕の席は?」と言いながら現れました。

オーナーさん「・・・・」
私「・・・・」
オーナーさん「・・・ごめん数え間違えたテヘ☆」
私「・・・いいんです」





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プレアヴィヒアバスターミナル

というわけでプレアヴィヒアにやって参りました! 沈め!イタリア!


ちなみにプレアヴィヒア行きのバンは2時でも3時でもなく2時40分に出ました!
結局何時発のバスだったんでしょうか!



それはさておき、現在時刻は17:00ちょっと前。もう日も沈みかけていますし、こんな時間にこんな小さな町から、観光地であるシェムリアップに向かうバスがあるとは思えません。

この町にも一応宿はあるようだし、なんだかすごく疲れたし、今日はここまでか・・・と半分以上諦めつつも、「いやまだ何か方法があるはずだ」と自分で自分を励ます私。バスはなくてもトラックの荷台に乗せてもらうとか一般車両をヒッチハイクするとか牛を捕まえるとか、何かあるはずです。

そうやってめげそうになる自分を奮い立たせ、「さあ頑張ろう!もう一踏ん張り!」とバンを降りた瞬間。
ここまで乗せてくれた運転手さんが、

「シェムリアップに行くんだろ?このバンで直接行っちゃるよ」
「他にもシェムリアップ行きたい奴が何人かいるみたいだし」


というような事を片言の英語で提案してくれました。
そして3人程新しい乗客が乗り込んで来て、バンはシェムリアップに向けて出発しました。


道が開けました。





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本日の宿

最後に奇跡が起こったことにより、無事シェムリアップに到着いたしました。

予約したんだ7ドルなんだワーワーと騒いでいたこちらは人に勧めてもらった宿で、
「リラックス&リゾート アンコール・ゲストハウス」と言います。

名前からして私には敷居の高いホテルかと思いましたが、最安値7ドルからと実は結構お手頃です。写真はシングルが空いていなかったことによりツインの部屋ですが、シングル価格7ドルで泊めてもらえました。





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本日の晩ご飯とビール

というわけで、無事着いた記念にカンボジア産のビールで一人乾杯です。
アンコールビール。カンボジアらしい名前でいいですね。

晩ご飯は、宿併設のレストランで食べた「アモック」というカンボジア料理です。鶏肉をココナッツミルクで煮たものですが、カレーっぽいようでカレーではなく、ココナッツミルクソースが卵とじのようにふわふわで、とても美味しかったです。




さて、ではここで本日の復習ですが、

ストゥントレン発、プレアヴィヒア経由シェムリアップ行きのバンは運賃15ドルでした。
ナカーサンから直接シェムリアップに行っていたら33ドルでしたが、私はこの15ドルとナカーサン発ストゥントゥレン行きの16ドルを足して、31ドルで移動できたことになります。

これだけ苦労してたったの2ドル

・・・いや、考えてはいけません。
お金で買えない価値があるって某カード会社も言っていたではありませんか。

何の価値があったのか

考えてはいけません。



明日からお楽しみのアンコールワット見学です。


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<情報コーナー>

○ コーン島からストゥントレン

コーン島からならボート代込みで18ドル、または145,000キープ。ボート8:00発。
ナカーサンからなら16ドル、136,000キープ。バスは9:30発13:00着。

○ ラオスーカンボジア陸路国境越え

国境付近には何も無い。ATMもない。カンボジア国境側には小さな売店と食堂がある。

ラオス側出国印2ドル、カンボジア側健康チェックシート1ドル、カンボジア側入国印2ドルの計5ドル徴収される。ビザを国境で取得する場合、さらに何か払わされる可能性がある。これは正規の請求ではないので断ってもいいが、そうするとしょうもない嫌がらせを受ける事がネットで報告されている。

○ ストゥントレンからプレアヴィヒア(遺跡じゃない方)

片道2時間程度、7.5ドル。私が乗ったバンは14:40に出たが、午前中にもある模様。
また、ストゥントレン発シェムリアップ行きの直行バスも午前中なら何本かあるとのこと。

○プレアヴィヒアからシェムリアップ

片道2時間程度、10ドル。私は運良くストゥントレン発プレアヴィヒア行きがシェムリアップ直行に化け、通し料金15ドルにしてもらった。プレアヴィヒア発シェムリアップ行きは通常は午前中から昼過ぎくらいで終わるとのことなので、注意。

○ シェムリアップの宿

「Relax & Resort Angkor Guesthouse」

http://www.angkorresort.com/

ホームページを見る限り日本人宿っぽいが、そう言う訳ではない。私が行ったときはシーズンオフで空いていたが、繁盛記は日本人で溢れるのかも。市街地からやや離れている(2キロくらい)のが難点だが、総合的に見るととってもお勧め。

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