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プーチーファーを目指してたらい回された記録





標題のプーチーファーとは、ラオスとの国境付近にあるお山です。
ここからの日の出&雲海の眺めが素晴らしいと聞き、是非行ってみたいと思っていたのです。

しかし、ここまでの公共交通機関はなく一人2500バーツ(約8500円)くらいするツアーやレンタカーやタクシーのチャーターで行かねばならず、とってもお高い・・ということでほぼ諦めていました。

が、町の観光局で貰った地図を広げて見ていたら、片隅に中~長距離バス情報が。そしてそしてその中に、「プーチーファー」の文字があったのです。プーチーファー行きバス、11月~1月限定、7:00と12:30、運賃150バーツと書いてあります。

なんだあるんじゃないですか!行かない手はありません。




というわけで、実は昨日バスターミナルにチケットを買いに行ったのですが、チケット窓口では「うちでは扱ってない、そこのバスに聞け」と追い返されてしまいました。「そこのバスってどこのバス?」という質問にタイ人が丁寧に答えてくれるわけがないので、そこからは会う人会う人に質問責めです。

私「プーチーファー行きのバスってありますか?明日乗りたいのですが」
おっちゃん1「あるよ!あっちだよ!」

あっちに行く私。


私「すみませんプーチーファー行きのバスってありますか?チケットはどこで買えますか?」
おっちゃん2「あるよ!そっちだよ!」

そっちに行く私。


私「すみま(以下略


というのを7、8人繰り返したところでもう嫌になったので、地図の情報を信じて明日7:00前に来てみれば見つかるだろうと、チケット探索を切り上げました。

ちなみに上の会話は全てタイ語と英語のミラクルキャッチボールにより無理矢理成立させております。単語だけで会話している状態です。おかげ様で疲労困憊でございます。





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そして今日。朝6:30から荷物を背負ってバスターミナルに来ておりますが、プーチーファー行きバスはやっぱり見当たりません。

またあっちこっちたらい回され、最終的に「ここに来るから待っていなさい」と言われその場所に待機していますが、大人しく待つ事2時間。バスは来ません。

大人しくと言いつつ20分に一回くらいは立ち上がり「すみませんプーチーファー行きのバスは・・」と聞いて回っておりますが、状況は同じです。バスは来ません。



そして午前9時過ぎ。本日何度目か分からない「すみませんプーチーファーに行きたいんですけど」という台詞を本日何人目かわからないおっちゃんに投げかけたところ、「このバスだよ!」と言ってとある中バスに乗せられました。プーチーファーまでの中継地点にあたる、トゥーンという町に行くバスだそうです。そこでバスを乗り換えろとのこと。

私「トゥーンに行けばプーチーファー行きのバスがあるんですか?」
おっちゃん「ないよ!」

お前いい加減にしろ。


と思いましたがここにいても埒が明かないのも事実で、トゥーンは少なくともここよりはプーチーファーに近いです。何かしら方法があるかもしれません。

というか、もうこのターミナルに飽きました。なんでもいいからここから離れたいです。





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トゥーンバスターミナル

そういうわけで、トゥーンに来ました。

予想ではここにバスや乗り合いタクシーが沢山停まっていて、もしかしたらバックパッカーのお仲間もいたりして、その人達とタクシー代を割にして安く行けやしないかな〜?なんて思っていたのですが、全ては夢でした。



仕方なくインフォメーションデスクみたいな所を覗いてみたら幸いなことに英語が通じたので、プーチーファーに行く方法を聞いてみました。

私「プーチーファー行きのバスってありますか?」
受付のお兄さん「プーチーファー行きはないですね・・」
私「ええ知ってます。」
お兄さん「!?」

困惑するお兄さんに構わず、「どうしてもプーチーファーに行きたいんですが、何か方法はないですか?」とさらに聞くと、お兄さんはおもむろに受話器を手に取りどこかに電話を始めました。

タイ語で何かを話し、電話を切るお兄さん。

お兄さん「30分で来ますよ。」
私「(何が・・?)そうですか。」

私「・・・バスですか?」
お兄さん「バスはありません。車が来ます。」
私「タクシーですか?それはおいくらなんでしょうか?」
お兄さん「800バーツ(2800円くらい)です。」
私「すみませんそれキャンセルしてください。」


今思えばそれくらい出せた気もしますが、150バーツで行けた筈のものが800バーツに化けたものですから、その数字以上にお高く感じたのです。そしてプーチーファー行きのバスが無いということは、プーチーファーから帰るバスも無いということ。悲しいかな、私の財布には1600バーツも入っておりません。

しかしプーチーファー行きを諦めたわけではありません。
改めて、「きっと午後にはチェンラーイ発プーチーファー行きのバスが通るので、それを捕まえます。何時くらいにバスが通るかご存知ですか?」と聞いてみました。

しかしお兄さんはやはり、バスはないと言います。「でもこの地図に11月からバスがあると書いてあります」と例のあれを見せると、カレンダーを指して「それは11/20からですよ」とお兄さん。
何故貴方はチェンラーイでは誰も知らなかったそんな情報を持っているのですか。

その後もう一人のお兄さんもネットでバス情報を調べてくれましたが、
やはり、「今そのバスはありません」という結果が出ました。


分かりました。
チェンラーイに帰ります。





また一時間半かけてチェンラーイに帰り着いたのは、12時少し前でした。例の地図によるとプーチーファー行きは12:30にもあるはずなので、まだ諦めきれない私はさきほどお兄さんに出してもらった結果を頭の片隅に追いやって、また色んな人に聞いて回りました。

私「プーチーファー行きのバスってありますか?」
おっちゃんA「あるよ!あっちだよ」

あっちへ行く私。


私「すみませんプーチーファー行きのバスは?」
おっちゃんB「プーチーファー?そっちそっち」

そっちへ行く私。


私「あの、プーチーファー行きのバス・・・」
おっちゃんC「プーチーファー?トゥーン!」
私「トゥーンはもう行きました。(怒)」


こんなことを朝から通算20回以上繰り返している私は、流石にちょっと疲れを感じていました。
しかし私の虚しさを他所に、プーチーファーではないどこかへ行くバスは次々に出発し、ターミナル内の人はどんどん入れ替わって行きます。

そんな光景を見ながら、行く当てもなく、どうしていいかも分からず、バックパックを背負ったままぼんやり石段に座っていたら、近くにいた乗客勧誘のお姉さんに声をかけられました。

お姉さん「ハロー・・?ゴートゥーチェンコーン?」
私「・・・」
お姉さん「・・・」
私「・・・イエス。」


チェンコーンに行くことになりました。





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チェンコーンバスターミナル正面のセブンイレブンより

着きました。

チェンラーイからここまではおよそ2時間。運賃は65バーツ(220円くらい)でした。
写真の正面、ビルの谷間がチェンコーンのバスターミナルです。
チェンコーンは小さな町で、ターミナルと呼べるほど立派なそれはないみたいです。







なお、チェンコーンはどうせ行くはずだった町なので、本日の選択はそれほど間違ってはいません。ちょっと予定が繰り上がっただけです。

私の次なる目的国はラオスですが、このチェンコーンから隣国ラオスのファイサーイという町まで、国境を越える橋が伸びているのです。しかも2013年に出来たばかりのホヤホヤです。ホヤホヤの橋って足元がすぐ崩れ落ちそうな響きですね。



そうしてついたチェンコーンですが、宿の当てもなく、どのへんに行けばそれが見つかるかの検討もつかず、どうしたものかなあと思いながらとりあえず歩き出してみたら、道端の屋台のお姉さんが「宿を探してるの?」と声をかけてくれました。「そうなんです。どこか安い所ありますか?」と聞くと、お姉さんは「良い所があるわよ」と言ってそこまでバイクで送ってくれました。




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本日の宿

そうして辿り着いた宿が、こちらです。





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こちらドミトリーが100バーツ(350円)、シングルが150バーツとかなりお手頃にも関わらず、メコン川が目の前に見えるナイスビューな宿でございます。

しかもこの宿、バックパッカーの宿泊客が多いのか宿の人は英語が堪能だし旅行情報も多いし、トゥクトゥクを使うと200バーツかかると聞いていた国境までの道を50バーツで送ってくれるサービスがありました。私がどうしたものかと悩んでいた問題が、全て一気に解決したではありませんか。

ここ一週間上手く行かない事が続いてちょっと気落ちしていたところですが、最後の最後に良い所に来られて良かったです。宿は安いし景色は良いし、タイ最後の夜を楽しく締めくくる事ができました。やはり日頃の行いが良(略




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宿の犬猫が仲良し

明日は国境を越えラオスに渡り、一泊二日でルアンプラバーンを目指すスローボートに乗ります。


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<情報コーナー>

○ チェンラーイからチェンコーン

一時間に一本か二本、頻発。所用2〜3時間くらい(バス会社によって表示時間が違う)。チェンコーンバスターミナルの4、5キロ手前に国境への分岐があるので、そのままファイサーイに渡る人はここで降ろしてもらう。そこから国境の橋まで2キロ少々。分岐にトゥクトゥクが数台待っているので乗りたければ乗れる。バス会社によっては、国境の橋まで直接送ってくれるものもあるかもしれない。

○チェンコーンの宿

「Baanrimtaling Guest House」

チェンコーンバスターミナルから徒歩5分くらい。ターミナルに着いたらまず大通り対岸のセブンイレブンに渡り、右折。すぐそこに信号のある交差点があるので、そこを左折。道なりに300mほど進むと左手に看板が見える。看板に従って小道に入ったら、突き当たりが宿。

ドミ一泊100バーツ。トイレシャワー別のシングル150バーツ。その他タブル、ツインなどもあり。メコン川を臨める部屋は450バーツ。併設のレストランからのメコン川の眺めがとても良い。
スローボートの出発時刻に間に合うよう、朝8:30に国境まで送ってくれる送迎サービスあり。一人50バーツ。宿の人は英語が堪能で、旅行情報も多く、各種チケットの手配などもやってくれる。

| タイ | 22:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チェンラーイ観光とやりすぎな寺


今日はトレッキングに行くはずでしたが、昨日書きました通りの残念な理由により市内観光に切り替わりました。



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宿を出て、まずはワット・プラケオへ。
狙ったわけではないのですが宿はこのお寺の真裏にあり、アクセスは徒歩1分となっております。

で、難なく辿り着いたワット・プラケオですが、写真のように非常に俗っぽい感じでした。この町一番の観光名所だとは聞いていますが、ここはあくまでお寺であり本当のところは観光名所ではないのですから、そんなにウェルカムしなくていいと思うんです。





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だそうです。




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中はこのようになっております。こちら本堂でしょうか。分かりませんが、境内にはこのお堂以外にももう1つお堂があり、仏塔やお坊さん達の宿舎らしきものもあります。

当たり前ですが、お坊さん達もよく見かけます。
映画ビルマの竪琴で見られるあのオレンジ色の衣装です。

タイに入って以来そういう姿のお坊さん達はよく見かけますが、写真を撮らせてもらえるものかどうか・・そもそも話しかけてもいいんだろうか・・と悩んでいるうちにどんどん日々が過ぎ、今に至ります。





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博物館

寺院内には博物館もあります。




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時計塔

バスターミナルとワット・プラケオの間くらいの、大通りにある時計塔です。この辺りがだいたい町の中心とのことです。しかし実際には、この付近よりもバスターミナル付近の方が宿もツアーオフィスもレストランの類も多く、町の中心という感じがします。




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夜の時計塔

ちなみにこの時計塔は夜になるとライトアップされます。
そして夜7時になると、壮大な音楽と共に次々に色を変える時計塔ライトアップショーが見られます。どピンクとか、エメラルドグリーンとか、なんちゃらブルーとか、とにかく派手な上に特に音楽と合っているわけではありません。謎のショーです。

私は偶然このショーに遭遇しましたが、これが毎晩やっているものかどうかは不明です。




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本日のお昼ご飯

既にお昼を回っているので、その辺の食堂でお昼ごはんにしました。作り置き指差し型食堂で頼んだカレーっぽい何かにスープがついて、40バーツ(150円くらい)でした。




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ワット・ロンクン

続いてバスに乗り、チェンラーイ市内から10キロほど南下した所にあるお寺もどきに来ました。

いえ間違いなくお寺なのですが、チェンラーイ出身の新進気鋭の芸術家が現在進行形で製作中のものらしく、造形が色々とおかしいのです。写真では分かり辛いですがコーンの上に赤いドクロが乗っております。入場前からもうアレな気配ぷんぷんです。

なお、左の人は偶然風景と呼応していますが係員とかではなく、普通のお客さんです。





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まだ入っておりませんが、既に色々おかしいです。




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特にこの人がおかしいです。




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お寺は入場無料ですが、その周りには土産物屋やレストラン・カフェスペースが展開しており、立派な観光名所となっているようです。実際、チェンラーイ発のトレッキングツアーにはこのお寺の見学が含まれているものも多いです。自然と触れ合う事がトレッキングの目的の1つなのに、こんな不自然極まりないお寺に連れて行かれる参加者達の気持ちを考えると不憫でなりません。





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入場しました。
遠目で見ると真っ白な美しいお寺ですが、




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近付くと実はこんなんであり、




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一歩足を踏み外せばこんなんであり、




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ナマモノすらもこんな感じであり、




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守護神はちょっと格好良いですが、




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そしてこの人も美しいですが、

本堂に至っては壁画にドラえもんはスーパーマンが描かれています。
中は撮影禁止だったので写真は無いのですが。一番肝心な写真が。




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他の建物

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他の建物2

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コインまみれの池

メインのお堂以外もいちいち気合いが入っており、圧倒されます。
この他にも建設中の建物がいくつかあり、また凄いものが出来上がりそうな気配が漂っていました。




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ちなみにこの人が作者さんです。
さきほどの撮影禁止のお堂の中で制作していた人は、多分この人でした。




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この人です。




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この人も作者さんです。




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しつこいようですが作者さんです。

このポーズがお好きなんですね。肩書きとしては「芸術家」の筈ですが、本日見せられた作品とこのポーズの合わせ技で新興宗教の開祖にしか見えません。

しかし、その芸術に対する熱意は素晴らしいなと思います。
センスはともかく。

一番最後の写真は彼の作品を展示した博物館の入り口なのですが、中の作品は彼の趣味満載!こういうのが好きです!こういう作品を作ってます!これが僕です!と言う感じで、非常に暑苦しいものの好感が持てました。作りたくてしょうがないんだろうなと言う感じがします。センスはともかく。

岡本太郎氏の「芸術は爆発だ!」理論がすっかり古いものとされがちな昨今ですが、センスの良い作品を作れる人より、多くの人に否定されてもそれを貫き続ける彼らの様な人間の芯の強さと情熱にしびれます。




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本日の晩ご飯

本日の晩ご飯は屋台のピリ辛麺にしました。屋台飯の割にちょっと高かったのですが、妙に混んでいるので試しに頂いてみたら非常に美味しく、色々納得した次第です。



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| タイ | 20:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チェンラーイへ


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チェンマイ鉄道駅

本日はバスでチェンラーイに移動します。

が、その前に、チェンマイ鉄道駅前のカフェのマンゴーチーズケーキが美味しいとツイッターで教えて貰ったので食べに来ました。

宿近くのスタバでも同じものが食べられるとの情報もありましたが、残念ながら置いておらず、しかしもう完全にマンゴーチーズケーキ気分だったので辛抱たまらず荷物を担いだままやってきた次第です。




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マンゴーチーズケーキ

こちらです。

滅茶苦茶美味しかったです。「ホ!?」って声が出ました。
甘さ控え目濃厚レアチーズケーキに、生マンゴーが沢山入っています。底に敷いてあるクッキー生地にやや塩気があるのも良く合っています。

ケーキのお値段は80バーツで、現在のレートで言うとわずか275円。日本でこのお値段でこの味はなかなか出会えないと思うので、チェンマイに起こしの際は是非召し上がるべきです。



というわけで、チェンマイ最大の用事であるトレッキマンゴーチーズケーキ実食も済みましたので、お次の町チェンラーイに移動したいと思います。






チェンラーイはこちらです。
もうだいぶラオス国境が近づいております。

なお、チェンマイだのチェンラーイだのややこしいですが、チェンコーン、チェンセーンというのもあります。チェンが「街」という意味なんだそうで。その後ろのコーンとかセーンの意味は存じません。マーイラーイコーンセーンって繋げるとちょっとお経みたいですね。




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チケット売り場

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チェンラーイ行きバス

駅前でトゥクトゥクを広い、昨日と同じアーケード・バスターミナルへ。

他の町への切符売り場はガラガラなのに、チェンラーイ行きのそれだけ異常に賑わっていました。チェンラーイ行きバスは結構大きく一日にかなりの本数が出ているにも関わらず、中はほぼ満席で、8割が欧米人バックパッカーでした。バックパッカー大移動という感じです。

チェンラーイは小さな落ち着いた町だと勝手に思っていたのですが、もしかしてそれは完全な勘違いで、バックパッカー向けの賑やかな町なんでしょうか。




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チェンラーイバスターミナル

着きました。




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本日の宿と宿猫

宿はこちらにしました。
少し町から遠いですが、ドミ一泊100バーツ(350円)と良い数字を出しています。

チェンラーイの町は思ったより大きいですが恐れていたよりは小さく、安心しました。一応宿と観光範囲とバスターミナルは徒歩圏内なので、好きな部類です。ここでトレッキングツアーを探したいと思います。

・・・と思い、1時間前まではワクワクしていました。

しかし、この町にも問題がありました。
今度は人が少なすぎたのです。

旅行会社は10軒くらいあるのですが、どこも客が不足しており、一人参加なので料金超割高!おめでとう君は一人ぼっちだよ!な状態だったのです。そりゃチェンマイに比べれば人気は低いとは予想できましたが、ここまで差があるとは思いませんでした。チェンマイさん市場の独占は良くないですよ。

一応一軒だけ、トレッキング客を既に3人抱えており私を入れると4人、比較的現実的な値段でツアーを遂行できますよという会社もあったのですが、チェンマイの同じ内容のツアーに比べると、3割ほど割高でした。むしろチェンマイまで戻り、バス代とチェンマイ発トレッキングツアー代を払った方が安いくらいです。これは悩みます。

あの明るい街にはもう戻りたくないし、高いツアー代金も払いたくない・・というかタイバーツがもうあんまり無い・・・ならば、答えはひとつ。

トレッキングは止めにします。

大丈夫です。現在1ヶ月遅れでブログを書いている私は、1週間後の私がラオスの野山ではしゃぎ回っていることを知っています。悲しいのは今だけです。




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ナイトマーケット

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本日のおやつ

チェンラーイのバスターミナルの近くには、夜になると民芸品を扱ったマーケットが出ます。

そこで何とも美味しそうな何かを焼いていたので、一つ購入しました。蕎麦粉クレープみたいな感じでしょうか。覚えのある香りと黒糖の甘みが癖になるお味でした。




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本日の晩ご飯

マーケット脇には広いフードコートがあったので、そこでビッグヌードルとやらを頼みました。ビッグとは量が多い訳ではなく、麺が大きいという意味のようです。きしめんのような麺で、味付けはタイでよくある醤油っぽい甘辛い感じでした。


明日はチェンラーイ市内と周辺の観光をします。


<情報コーナー>

○ チェンラーイの宿

「Chat Guest House」
バスターミナルから徒歩15〜20分くらい。ワット・プラケオの北側の小道を100mくらい入った右手側。ドミ一泊100バーツ。レストラン併設。Wifiはレストランのみ。

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| タイ | 22:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チェンマイへ


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トゥクトゥクで移動中

朝から土砂降りでございます。

本日はチェンマイに移動します。
バスターミナルは土砂降りの中歩けるほど近くなく、バイクタクシーでも同じことなので、トゥクトゥクを利用しました。やはりバイクタクシーより割高の80バーツ(300円くらい)でしたが、仕方ありません。ちなみに一昨日同じ道で使ったバイクタクシーは40バーツでした。




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本日のバス

本日はこれでチェンマイに帰ります。
一昨日のチェンマイ発メイホンソーン行きはまさかの売り切れでしたが、今回は前日のうちに買っておいたためか、無事乗る事ができました。




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休憩中のサービスエリアにて

タイ北部の名物だとか言う、豚の皮の唐揚げを買いました。せんべいのようにサクサク軽く、お、こりゃ美味しいと調子に乗って何枚も食べるとあっという間に脂にやられます。揚げたてにライムと醤油を絞れば酒の肴に最適と見ましたが、冷めたものは胃に優しくないです。





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本日の宿

6時間半後、チェンマイに到着しました。

本日の宿は、ドミ一泊100バーツ(350円)とお安いです。
こんな感じの宿を辺りでゴロゴロ見かけたので、チェンマイはバンコクより宿代平均は安いものと思われます。




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本日の晩ご飯

タイ北部の名物料理と言ったらこのカオソーイなんだそうです。具沢山のカレースープの中に細めの平たい麺が入っており、その上に揚げ麺が載っています。食べるまでは「麺どっちか1つでいいのでは?」と思っていましたか、ツルツル麺にサクサク食感が加わって、これがなかなか美味しいです。




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本日の晩ご飯2

腹ごなしに辺りを散策していたら「マッサマンカレー」の文字を見かけまして、
これは検証が必要だなと思い注文しました。


※ 「検証」とは
色んな店で食べてみないと分からないしという理由から、同じ食べ物を何度も注文する行為のこと。
使い方:「あんた食べ過ぎじゃない?」「大丈夫、これは検証だから。」



しかしこの店のそれはマッサマンカレーとは名ばかりで、写真と全然違うしナッツも入ってないし野菜が生煮えだったのでマッサマンカレーとは認めないぞコンニャロー。




さて、ここチェンマイに来た最大の目的はトレッキングなのですが、止めました。

チェンマイはトレッキングのメッカであり、周辺の山岳民族を尋ねるもの、象に乗れるもの、カヌー川下りなど内容は様々。期間も日帰りから4泊5日のものまで、あらゆる要望に答えた充実の品揃えとなっております。

なのに何故やめたかと言うと、メッカすぎるからです。
トレッキングを扱ったツアー会社が何十軒もあるのです。

これでは会社を選ぶだけで疲れてしまうし、そう何度も「チェンマイと言えばトレッキング!」「トレッキングと言えばチェンマイ!」とか言われると逆にやりたくなくなるって言うか〜。(←ひねくれ者)



そういう訳なので、何もしていませんが明日チェンマイを出てチェンラーイという町に移動します。
こちらもトレッキングのメッカ、ただし小メッカらしいので。それくらいがちょうどいいです。



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<情報コーナー>

○ メーホンソンからチェンマイ

ミニバスや普通バスが一日10本以上出ている。これらはパース経由のものが多い。よってパース行きも頻発。運賃普通バス(1日2本)140バーツ、エアコン付きのミニバス(10本近く)250バーツ。チェンマイまで所要6~7時間。

○ チェンマイ・アーケードバスターミナルから市街地へ

路線バスが15バーツ、所用15分くらい。だいたい一時間に一本くらい出ている様子。

○ チェンマイの宿

「Nature's Way House」

ブッキングコムで予約したらドミ一泊120バーツだったが、現地受付では100バーツ~と書いてあった。
旧市街東門から徒歩5分少々。周りは静かだがカフェや屋台もあるし、少し歩けば賑やかな通りにもすぐ出られるという好立地。部屋まで届く無料WiFiあり。エアコンなしファンのみだがチェンマイの夜は涼しいので問題ない。スタッフ親切。部屋は掃除は行き届いているが、なんとなく下水臭いのが難点。

| タイ | 23:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

メイホンソーン観光、首の長いカレン族の村

本日はレンタバイクを借り、メイホンソーン近郊の目玉をいくつか見に行こうと思います。

メインとなるのは首長族の村。メイホンソーンには首長族の村が3つあり、
市内からもそう遠くないためツアーやレンタバイクなどで気軽に尋ねることができます。

首長族の皆さんについては、行く前にちょっと調べたところ、彼女達はミャンマーからの難民であり苦しい生活を強いられているとか、人間を動物園の様に見世物にして人道的にどうなんだとか、闇ブローカーが彼女達を利用して観光資金をどうこうとか、そもそも首長族という呼び方が差別的でうんぬん・・とかいう様な内容が目にとまりました。

しかし一方で、村を観光地化し民芸品を売ったお金が生活費の重要な部分となっているとの情報もあり、結局行っていいのかやめたほうがいいいのか、どうすれば・・・と一晩悩んでしまいました。

で、ちょっと止めかけましたが、とりあえず行ってみます。

行ってみて、あちらさんが嫌そうだったらごめんなさいして帰ればいいかなと。逆にしっかり観光地化されているようであれば、何か買って見学のお礼とすればいいかなという結論です。





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本日の相棒

レンタバイクです。オートマで24時間150バーツ(500円くらい)。
明日のこの時間までに返せばいいそうです。

日本の感覚からすると格安ですが、格安なりのクオリティです。
とりあえずスピードメーターと距離メーターは壊れています。
ブレーキは利きます。それは流石に確認しました。
バックミラーは歪んでいますが、5分に一回直してやれば働きます。




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道中風景

地図を見ながら村を目指しております。
メイホンソーンはミャンマーとの国境に近い為か、警備隊らしき人達の姿をよく見かけました。



メイホンソーンから一番近い首長族の村はフアイスアタオ村と言って、市内から17キロほどの所にあるそうです。メイホンソーンには他にも二つ首長族の村がありますが、一方は最終的にボートで渡らねばならずそのボートが高く、一方はバイクで行けますが首に輪っかを付けた例のお姿の人々はほとんど見当たらないため、一番お勧めなのはフアイスアタオ村なのよ〜とレンタバイク屋の女性が教えてくれたので、そこに絞りました。

ちなみに首長族というのは当然正式名称ではなく、彼女達はカヤン族とかカレン族とか言うそうです。正式にはカヤン族ですが、カレン族系に見なされているためこうも呼ばれるとか。Wikipedia先生より。

この辺りに暮らす彼女達はカレン族という名前で固定されているようなので、以下、カレン族で統一します。ちなみに案内板には「ロング・ネック・カレン」と書いてあります。なんと分かりやすい。







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で、迷いながらも比較的順調に走りもう少しで着くというところで、川にぶつかりました。

確かに、「途中川になっている箇所があるので雨期の走行は注意」というような情報を見た覚えがあります。今は乾期に入っているので川も枯れているんじゃないかと期待していたのですが、そんなことは無かったようです。注意して渡りたいと思います。

スピードを落として慎重に川を横断。川と言っても道路をまたいでいるだけで地面はちゃんとコンクリートだし、深さも5センチ〜せいぜい10センチほどなので割とあっさり渡れました。これなら何とかなりそうです。

その後も次から次へと川が現れ、
5つめ~6つ目~と数えながら順調に渡っていきようやく7つ目!


で、盛大にすっ転びました。


見事なスライディングをかまし、全身川に浸かる私。
バイクのエンジンは勝手に止まり、とりあえずヨレヨレと起き上がりバイクを起こし、これを押して川を渡りきった私。エンジンがかからなくなったバイク。ついでにカメラ(デジイチ宮崎君の方)も電源が入らなくなりました。




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お魚がいますね・・・ (現実逃避)


バイク初心者の私はそのへんよう分からんのですが、バイクは川に突っ込むとエンジンが切れるのですね。そしてかからなくなるのですね。どうしたらいいですか。




・・・・と、5分程途方に暮れてしまいましたが、
3度目の正直と思い再び試してみたら、エンジンはやや唸っていたものの一応かかりました。

ここで体育座りで魚を見ていても仕方が無いので、
とりあえずカレン族の村を目指そうと思います。あと3キロもありません。

その後また3つの川を越えなければならず、そのうち1つでまたすっ転びましたが、もうすでに全身びしょ濡れの私はあまり動じません。受け身も鮮やか。ちょっと全身生傷まみれですが、それもいつものことです。あと青痣も定期的に更新されます。これだから嫁に行けません。原因はそれだけじゃないと思います。





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満身創痍の状態になりつつも、カレン族の村に到着しました。

濡れ鼠でふらふら到着した私を見て、チケット売り場の近くにいた地元民達の半数が心配してくれ、半数が爆笑してくれました。ありがとうございます。どうぞ笑ってください。この惨めな私を。




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干せるものは干す

地図(座席の上の白いゴミ)がだいぶ残念なことになってしまいましたが、幸いお天気は良いのですぐ乾くと思います。このまま放置して、カレン族の皆さんに会いに行きたいと思います。




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入り口からすぐは地元の人が開いている土産物屋で、カレン族の村はこの奥にあるようです。





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こちらがカレン族の村です。村と言うより、土産物市場と化しております。

というわけで、心配していた「カレン族の人を見せ物に〜」問題について、背景は色々あるのでしょうが見た目はしっかり観光地になっていたということで、観光客たる私は深く考えずそれに乗っかろうと思います。





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カレン族のおばあちゃんです。

確かに首が長くていらっしゃる・・・なんだか痛そうですが、凛としており美しいです。





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可愛い

お店で働く人達はほとんど全員が首に輪っかをつけた例のお姿をしており、
また、身に付けた民族衣装が鮮やかで素敵です。

実際にはカレン族全員がこれを付けている訳ではなく、もともとその絶対数は少ないそうです。
なのでおそらく、ここにいる人々の半分以上は、観光用にその恰好をしてくれているだけだと思われます。
実際、輪っかは付けているものの首はそんなに長くないような?という女性も多いです。


こういう観光サービスについては色んな意見があると思いますが、
私は提供されるがまま受け入れる姿勢で参りたいと思っています。

「観光用でしょう。本物じゃない」という意見は分かりますが、
観光客がそれを喜ぶから彼女達はそのようにしているのです。

「○○村に行ったけど民族衣装の人全然いなくてガッカリ」という意見も分かりますが、時代が変わっているのだから、それは仕方のないことです。マサイ族だって携帯で会話する時代です。

「観光客だらけだった、ガッカリ」という意見はものすごく分かりますが、
私も観光客なので言えた義理ではないのでございます。


せちがらい時代です。
叶うならば、沢木耕太郎氏の時代に私も旅人をやってみたかったという気持ちがあります。




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民芸品の一部、織物の類は彼女達自身の手で制作されており、今まさに制作している場面にもいくつか遭遇しました。すばやく模様をこしらえていく様は実に見事で、鮮やかでした。




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本日の戦利品(一部)

写真を撮らせて貰うお礼にいちいちお土産物を買っているので、財布がみるみる薄くなって行きます。「撮るなら買え」と強要されるような事は全くなく、何か買う前でも彼女達は快く撮影に応じてくれるのですが、だから余計に何かお礼をしたい気持ちになるのです。




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輪っか

首を伸ばす輪っかは、色んな形があるようです。長い金属の線をぐるぐる巻いていくもの、いくつかの輪っかを重ねていくもの、写真の様な形が前と後ろで別れる様になっており、カチッとはめられるもの、など。

観光客は、希望すれば上のうち最後のやつを試させてもらえます。
私ももちろんやらせてもらいましたが、私首長族かもしれないなと思いました。
もともと短くはないと思うのですが、輪っかをつけたらさらにこれが伸びた感じになり、なんとなく妖怪みたいな様相に。カレン族の皆さんは美しく仕上がるのに、何故私は妖怪になるのでしょうか。土台の違いって残酷です。





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カレン族のレントゲン写真

村の入り口には、カレン族の首のレントゲン写真が飾られています。

なんでも、彼女達の首は実際伸びている訳ではなく、輪っかをはめる事によりアゴが持ち上がり、肩が下がり、結果的に首が長く見えるだけとのこと。「だけ」というにはあまりにも長い人がいる気がしますが、首の骨が増える訳は無いので、医学的にはそういう結論になるのでしょう。

「らしいよ〜」と言わんばかりにその結果を村の入り口に掲げる彼女達の大らかさが、とても好きです。




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そこどいて

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地図

さて、かなり気が重いですが、また川を越えて町に戻らなければいけません。

地図はもう使い物にならない感じですが、こんなこともあろうかと地図はもう一枚貰ってあるので、そちらを見ながら走りたいと思います。





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第一関門

この1時間でもう川が枯れている訳は無く、また10のそれが待ち構えています。

しかし先程カレン族の女性に「スピードを落として、急ブレーキをかけず、ハンドルは切らずに、まっすぐ進むのよ」と教えてもらったので、そのようにしたいと思います。カレン族の人もバイクに乗るのですね。是非あの姿のまま乗っていただきたいです。しびれます。




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生還しました。

カレン族の教えに従ってゆっくり走り、深めの川はバイクを降りて歩き、行きの倍の時間をかけて慎重に渡ったところ、今回は転ぶ事なく10の川を渡りきることができました。思わずガッツポーズです。ガッツポーズをした後、それを写真に収めるためテイク2をする余裕さえあります。




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さて、町に戻った後はそのまま北上し、レンタルバイク屋のお姉さんにお勧めしてもらった滝を見に来たのですが、どこにあるか分かりませんでした。写真は滝の代わりに撮った川です。地図を紛失したのでここまで何キロだったかは忘れましたが、結構な距離を走ったにも関わらず非常に残念な結果です。

しかもガソリンメーターがよくない位置を指しております。
このあたりにもガソリンスタンドはあると思い、油断しました。




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そんな状況ですが、もうひとつ行きたい所があるので寄りました。
こちらはタム・プラー洞窟といい、不思議な青い魚が群生しているのを見られるそうです。




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なんかいい感じの公園を横切り、




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洞窟へ。



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そして洞窟の下に隠れた川を覗き込むと、




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きもちわるっ。


神秘的な青い魚が・・・とかいう触れ込みだったのでだいぶキラキラと綺麗なものを想像していましたが、ちょっとこれは集まり過ぎじゃないですかね。整然と泳いでいるのも不気味です。




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しかもあまり青くないですよね。
確かに多少青みがかってはいますが、これはむしろ黒か、灰色です。
思ったより巨大なのも怖いです。大きい個体は50センチくらいあるんじゃないですかね。


私は一体何を見せられたのだろうかと釈然としない気持ちですが、
これ以上ここにいてもすることもないので帰ります。
滞在時間はものの15分でした。




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九死に一生

ガスメーターがかなり危険な位置を指しておりだいぶ焦りましたが、
無事ガソリンスタンドまで辿り着けました。

ガスを満タンにし、心も満タンに。
某ガソリンスタンドのあの歌は正しいです。

なお、ガソリンスタンドを見るとテントを張る場所を探してしまう癖は未だ抜けません。


<情報コーナー>

○ カレン族、フアイスアタオ村

入場料250バーツ。
レンタバイクで行く場合、時期によっては10の川を横断しないといけないので走行注意。

○ タム・プラー洞窟

入場料100バーツ。

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| タイ | 21:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

メーホーンソーンへ


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昨日の夜食

昨夜はまた深夜2時にディナーとは名ばかりの夜食を取らされ、
タイ人の夕飯は深夜2時に取るのが普通だという説が私の中で濃厚になってきています。





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チェンマイバスターミナル

バスは予告通りの朝7:00にチェンマイに到着しました。

ピマーイを出てからここまでおよそ12時間。
すでにちょっと腰が痛いですが、本日はもう少し移動が続きます。







チェンマイももちろん寄るつもりなのですが、今都会の気分じゃないのでちょっと後回しにして、今日はメーホーンソーンという村に行ってみようと思います。ミャンマーとの国境近くにある、山間部の村です。チェンマイからは大体6〜8時間くらいとのこと。

チェンマイのバスターミナルは1~3までありそれらは隣接しているようで、
人に聞きながら歩いてお隣のターミナルに移動し、メーホーンソーン行きのバスを探しました。

すると、目当てのバスは今まさに出ようとしています。
なので慌てて切符売り場に駆け込んだら、

「満席です。」

と言われました。
なんと。では次の便は?

「オーマイガー今日は夜まで全て満席です。」

だそうです。

それは非常にオーマイガーですね。今日はメーホーンソーンで何かあるのでしょうか。

平静を装いながらだいぶ困っていたら、売り場の女性は「パーイ行きなら席があるからそれに乗って、パーイでローカルバスに乗り換えれば行けるわよ」と教えてくれました。パーイはチェンマイとメーホーソーンのちょうど中間くらいにある町です。パーイ行きのバスもまた今出るところだと言うので、慌ててチケットを買ってそのバスに乗り込みました。




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トイレ休憩中

夜行バス明けのさらなる移動なのであっという間に寝入ってしまった私ですが、気づいたら山岳地帯のグネグネ道を激しく揺さぶられていました。よく座席から放り出されなかったものです。

先ほどは急いで乗り込んだために写真を撮れませんでしたが、乗ってきたバスはこんなのです。
エアコンがよく効いておりものすごく寒いです。





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パーイバスターミナル

7:30にチェンマイを出発したミニバスは、3時間少々で無事パーイに到着しました。
メーホーンソーン行きの市バスは11:00に出るとのことなので、ちょうどいい待ち時間です。最近ハマっているセブンイレブンのタイ式アイスミルクティー(45円)を飲んで、のんびりしたいと思います。




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パーイ

パーイは小さいながらも一丁前にコンビニがあり、土産物屋もあり、オサレなカフェやレストランもあるし、それでいて地元民向けの安価な屋台や食堂もあるという、非常に過ごしやすそうな町でした。

そして欧米人バックパッカーがものすごく大勢います。景色はタイなのに、道ゆく人が8割方欧米人です。ここはのんびり滞在を好む彼らの、小さな聖地なんだそうです。そういえばオーストラリアにいるときに、日本人バックパッカーカップルにこの町を強く勧められました。

「バックパッカーの聖地だし、日本人が集まる小さな村があるし、皆で盛り上がったりのんびりしたり毎日超楽しいよ~☆」とのことでした。

絶対行きたくねえ と思いました。





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メイホンソーン行きローカルバス

これに乗ればメイホンソーンに行けるそうです。

先ほどまでメーホーソーンと書いていたのが急にメイホンソーンになったのは、地元の人の発音がそんな感じであることに気づいたからです。ソーンを強調する感じです。メイをはぶいてホンソーンと言っている人もいました。

と言うわけで、以下メイホンソーンで統一します。




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バス車窓からの景色がどんどん山岳地帯のそれになっていくのが、とてもワクワクしました。
むき出しの岩肌とか田園風景とか、すごく好きな感じです。メイホンソーンに着くのが楽しみです。




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メイホンソーンバスターミナル

3時間半くらいでメイホンソーンに着きました。

ここから市街地までは3キロくらいだそうなので歩くつもりでしたが、一緒にバスに乗っていた人達が次々バイクタクシーを捕まえて去っていくのでなんか不安になり、私もそのようにしました。そしたら町は結構遠く、バイタク正解だったなと思いました。ちょっと登り坂気味でしたし。




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本日の宿

町の中心あたりで降ろしてもらい、歩いた範囲で一番安かった宿に入りました。
トイレシャワー別のシングルが150バーツ(500円くらい)です。

見た感じ町中でドミトリーは見かけませんでしたが、シングルでもバンコクのドミ平均より安いです。この町のシングル平均は200〜400といったところ。300出せば選択肢はかなり広がります。小さな田舎の観光地はこういうところが良いです。




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観光地と書きましたが、実際のところは観光客の姿はほとんど見かけません。
同じ宿にバックパッカーが数人泊まっている他は、ほぼ全く。夜に屋台街に行ったらそこそこ会いましたが、それでもバンコクやパーイに比べたらものすごく少ないです。全くのゼロだと寂しいですが、これくらいの感じはとても好きです。

町は小さいですが、私が見た範囲だけでも10軒以上の宿があり、コンビニも2軒、ツアーデスクも数軒、レストラン、郵便局、銀行、市場など、大抵のものはあります。





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まだ日暮れまで時間があるので、市内散策に出かけました。まずは市内で一番高いところにあると思われるお寺さんへ。上の写真の山の上に見えている白いのがそうです。

下から見るとかなり近そうでしたが、階段は思った以上に段数が多く、息が切れました。




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しかし登り切った先にある空は綺麗で、真っ白な仏塔とよく合っていました。




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メイホンソーンの眺めです。
小さい町でありながら、なんと空港があります。

ここまでの山道はかなりグネグネでちょっと酔ったので、
車酔いが心配な人は飛行機でひとっ飛びするが良いのかもしれません。





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ワット・チョーン・クラーン

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ワット・チョーン・カム

下界に下りて、有名な2つの寺院も見に行きました。

ちょっと勉強不足でして、ここが有名だということは聞いていますが何がどのように有名なのかは全く存じませんので、外から見て「ほーこれが噂の・・・」と呟いてみるだけで終わりました。
いけませんね。せっかく知らない国の有名な何かを見ているのに。





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屋台街

町の中心には大きな池があり、夜になるとその周りに屋台が出ました。
飲食系だけでなく、民芸品を売っているお店もあります。
どこにいたのか、観光客達もちらほら集まっていました。





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本日の晩ご飯

豚レバーのマリネみたいなお料理にお米を付けてもらいました。お米は手前の袋に入っているやつです。

辛さ控えめにしてもらいましたが、やっぱり辛かったです。
私も辛いものは好きな方だと思うのですが、タイ人の舌と胃はどうなっているんでしょうか。


明日はレンタバイクを借りて、首の長い民族の人達に会いに行きます。


<情報コーナー>

○ チェンマイからメーホーンソーン

直行バスが一日10本くらいある様子。所要7〜8時間。
または、パーイまで行ってバスを乗り換える。チェンマイからパーイへは1時間に1本程度と頻発。所要3.5〜4時間。パーイからメイホンソーンへは8:30発と11:00発の二本。所要3.5〜4時間。

○ メーホーンソーンの宿

「Friend House」

町の中心、チョーン・カム湖の北側。グーグルマップで検索すると出る。
トイレバス別のドミが一泊150バーツ。トイレバス付きは200と言っていたような。
Wifiあり。朝食なしだが簡易レストラン併設。すぐそばにレンタバイク屋、徒歩圏内にコンビニがあり便利。


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| タイ | 22:16 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

ピマーイ遺跡

本日はピマーイ遺跡を見に行きます。

ピマーイは遺跡を囲むように作られたとても小さな町なので、
宿を出て30秒ほど歩けばもう遺跡にぶつかります。非常にお手軽です。

しかしそれもなんだか味気ないので、先ずは郊外の目的地を片付けることにしました。




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市街地から2キロほど歩き、サイガーム公園というところに来ました。
写真のこれはベンガル菩提樹といい、これが20×50mもの範囲に広がり、森の様になっています。





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森と書きましたが、この光景を作り出しているのは樹齢350年という大高齢の、一本の木です。

ベンガル菩提樹は横方向に枝を伸ばし、さらに下に向かって根っこを生やし、それが幹になってさらに両手を広げ、どんどん大きく広がっていくのだそうです。つまり、一本の菩提樹が350年かけて育って行った結果、ここまで大きな森に育ってしまったということになります。

森の中は木漏れ日が美しく、さっきまで歩いていた外とは別世界のように涼しいです。
中には小さな寺院もあり、そのためか森全体に神秘的な雰囲気が漂っています。




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サプルン池

町に戻る途中、市街地とサイガーム公園のちょうど中間くらいにある池に寄り道しました。蓮の花が綺麗です。今は咲いている花は少なくほとんどが蕾ですが、聞くところによるともう1、2ヶ月待てば蓮の花の開花シーズンが訪れ、それはもう美しい光景が見られるんだとか。そのため、開花シーズンにはこの町はお花見目当ての客で賑わうんだそうです。


ちょっと話がずれますがうちの実家の近くにはかつて蓮華畑があり、幼少期はよくそこでキャッキャしたものですが、今そこは何かの工場になってしまいました。

さらに話がずれますが私はラベンダー畑というのに憧れており、もっと言えばコスモス畑にもヒマワリ畑にも憧れており、でもそこはおそらく恋人達の楽園なのであまり近寄れません。





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ピマーイ遺跡入り口

市街地に戻り、そのままピマーイ遺跡に突入しました。

正面入り口から入ってすぐ右手側にビジターセンター兼小さなギャラリーがあり、そこで日本語パンフレットが貰えました。今後ピマーイに来られる方は、是非これを入手してみてください。しかしこのビジターセンター、遺跡は7:00から入れるのに対し8:30からしかやっていないお寝坊さんなので、注意が必要です。でももしかしたら、パンフだけは入り口でも貰えるかもしれません。

というわけで、本日はこのパンフレット先生と一緒に遺跡探検と参りたいと思います。





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プラップラ

いきなり滅茶苦茶良いではないですか。

しょっぱなから興奮させてくれたこちらは、「プラップラ」という名前の建物です。王や貴族が用いた、儀式を行う際の控えの間なんだそうです。「控えの間」、そして「プラップラ」。この二つの単語を並べるとかなりダラけきった光景が想像できてしまうのですが、このイメージは正しいのでしょうか。




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竜王橋

続いてはこちら。遺跡中央に堂々と建つこちらは竜王橋と呼ばれ、入口の欄干にはナカラート(竜王)と呼ばれる7つの頭を持つ竜が・・・

・・とパンフ先生か仰っていますがそれ見てませんでしたね。ちょっと引き返します。




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引き返しました

「欄干にはナカラート(竜王)と呼ばれる7つの頭を持つ竜が縁取られており、



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橋の袂にはシンハと呼ばれる2頭の獅子が据えられている。」


だそうです。
まったく先生ときたら、もう少し早く言ってほしいものです。



「なお、この石橋は人界と天界を繋ぐ橋とされており、ナカラートとシンハの様式から推定して12世

というところで文章が終わっているのですが先生どうしたんですか!
応答してください!






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参道

「ぐように配されている。」

何ぐようにですか先生!

仰ぐようにですか?跨ぐようにですか?先生ちょっと!先生!





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中央祠堂

こちらはピマーイ遺跡のメインとも言える建物です。
外観の堂々たる姿もさることながら、入り口や建物内の天井近くに彫られた装飾が素晴らしいです。





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また、内部では座像が静かに微笑んでおり、その周辺はシンとした不思議な空気が流れています。

なお、この坐像含めピマーイ遺跡内にある像はほとんどがレプリカで、実物は同市内にある国立博物館で大切に保存されているとのことです。後でそこにも行ってみようと思います。




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ホ・ブラム(左)とプラン・ヒン・デーン(右)

「ホ・ブラムからは1954年、砂岩でできた7つのリンガが出土している。」
「プラン・ヒン・デーンの~中略~クリシュナが野生動物を殺す場面が描かれたリンテルが発見されているが、」


先生リンガって何ですか!?リンテルは!?

説明を!専門用語にはどうか説明をお願いします!


そんな当たり前のようによく分からんカタカタを混ぜられても普通の旅人は対応できません。そんな当然知ってる前提で話さないでください。ついでに聞きますが最近よく聞くデコルテ?デコルタ?って何ですか先生。デルタ航空の子会社ですか。ちょっと油断した隙に皆当たり前の様に知らんカタカナ用語を使いこなしていてもう全然付いていけないんですよ日本コワイ。




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プラン・ブラマタット

中には両腕が欠けてしまった座像があります。しかし、それがまた妙に美しく感じられます。ミロのヴィーナスのように。なんかいい位置に鳥がとまっており神妙な雰囲気が台無しですが。




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回廊

祠堂を中心とした遺跡群の周りは写真のような回廊にぐるっと囲まれており、この回廊は実際歩くこともできます。




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回廊の周りは広い庭園のようになっており、随分長生きしていそうな木々や、小さな池などがあります。




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庭園の周りはさらに巨大な外壁で囲まれており、遺跡は厳重に守られています。
しかしそのさらに外側は適当な柵や植木でしか囲まれておらず、あまり守られていません。しかも所々低い所があり、おそらく侵入し放題です。というか、ヤンチャな若者とかが間違いなく夜間侵入しているでしょうね。そしてツイッターに阿呆な書き込みをして炎上するのです。





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ピマーイ国立博物館

遺跡観光を終え、博物館に来ました。
広い館内には貴重な出土品や遺跡の一部が展示されており、かなり見応えがあります。




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こうして実物を見ると確かにレプリカより重厚感がありますが、あちらはあちらで結構上手く出来ていた気がします。私に本物を見る目が無いだけでしょうか。それとも先日の地獄寺ですっかり目がおかしくなってしまったのでしょうか。

あれ以来、彫刻作品を見る度に「あらまあ上手にできてること」とオカンみたいな事を思ってしまうのですが。考古学者に聞かれたらハリセンでめった打ちにされてしまいます。





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屋外展示場にも沢山の遺物が並んでいます。
私は歴史の知識に乏しいのでパンフレットを見ながらへーほー言うくらいしかできませんが、そういう知識が無くても、十分美しいと思える作品達でした。

私は彫像より、レリーフの類が好きです。
遺跡観光をすると、何かの資料写真のようにこのレリーフを沢山撮ってしまいます。
クメール遺跡群はレリーフが素晴らしいものが多いので、毎回大興奮です。




やや駆け足でしたが、遺跡観光を終えた後は宿に戻って預けてあった荷物を受け取り、
市バスに1時間揺られてコラートに戻りました。

本日はこのまま、タイ北部のチェンマイに移動します。

本当はピマーイ近郊の別の遺跡や、カンボジアとの国境近くにある国立公園やら何やらにも行きたかったのですが、例によってあまり時間の余裕がないので泣く泣くカットしました。

タイにはおそらくまた来られるので、その辺りは次回に持ち越しです。




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ナコンチャイツアー社

さて、本日は夜までにバンコクに戻り、夜行バスに乗り換えてチェンマイに行くつもりでしたが、コラート発チェンマイ行バスがあることが分かったのでそれに乗ることにしました。




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このチケットは・・!

次のバスがVIPだったのでそれにしたのですが、チケットを見る限りどうやら夕飯付きのようです。うふふ。今度はできれば、0時を回る前に出して貰えると良いのですが。

チェンマイまでは所要約12時間とのことです。
19時発のバスに乗ったので、明日の朝には着けると思います。


<情報コーナー>

○ サイガーム公園のベンガル菩提樹

市街地から西北西方向に進みサプルン池の南側を通り、さらに500mほど行ったところで左折、直進、左手側。市街地から2キロくらい。タイ語以外の案内板が一切ないので、事前に地図で確認してから行かないと多分迷う。私の案内だけを頼りに行ったら必ず迷う。私はGPSを見ながら行ってもちょっと迷った。バイタクか何かで行くのがいいかも。入場無料。

○ ピマーイ遺跡

入場料100バーツ。7:00-18:00。
日本語のパンフレットあり。

○ 国立博物館

入場料100バーツ。9:00-16:30。
日本語のパンフレットあり。

○ コラート(ナコーン・ラーチャシーマー)発チェンマイ行きバス

コラートの新バスターミナルにあるナコンチャイツアー社が、早朝3:00から夜20:30まで、一日11本のバスを出している。所要12時間。VIP630バーツ。一等の値段は知らないけどVIPより安いのは確か。二等なし。


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