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ニューギニア脱出

おはようございます。

昨日は夜中にまた熱が上がり、ついに39度後半を叩き出したのでもはやこれまでかと思いましたが、朝起きたら37度まで下がっていました。尋常じゃなく汗をかきましたが、気分は悪くありません。

マラリアだと信じ込み絶望していましたが、どうやら違ったようです。じゃあ何だったのかというと全く分からんのでこれはこれで怖いのですが。心当たりがあるとすれば蛇ですが、まあ私はそういう非科学的なものはししし信じておりませんので。


こう見えても昨夜は結構不安で、枕元に海外旅行保険証書とパスポートと各種予防接種記録を置いて、いつでも運び出してもらえるように備え、入院して治ったとしても一度日本に帰ろうかなあ・・・なんて弱気な事を思ってしまいました。

健康って素晴らしいですね。
自分の体の丈夫さに感謝したいと思います。



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マダン空港

本日はいよいよ、パプアニューギニア脱出の日です。

とても楽しかったので寂しい気持ちももちろんありますが、それよりも、
「ようやくシャバに出られるぜえ・・」みたいな気持ちの方が強いです。

ネットがなく(あったけど高く)、外界と遮断されている感覚が強かったのが原因かと思われます。あと物価と治安とその他諸々のせいであまりちゃんと食べていませんでしたし、マラリア未遂でしたし、ちょっと文明世界に立ち戻って落ち着きたい気分です。



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本日の飛行機

マダン発ポートモレスビー行きの国内線ですが、これが1時間半遅れてくれました。

私はポートモレスビーでのトランジットが6時間近くあったので大丈夫でしたが、私と同じ飛行機に乗っていた日本人お二人は乗り継ぎ便に逃げられ、そのせいで次の帰国便にも乗れず、日本帰国が1日遅れるばかりかポートモレスビーで一泊しないといけない事態にみまわれてしまいました。

今回は航空会社側の不手際なので色々対処はしてもらっていましたが、それにしても、飛行機の遅れとは恐ろしい物だなと再確認しました。私も最近は飛行機をよく利用するので、トランジットに余裕を持つなど工夫したいと思います。というか、もうあんまり飛行機を使いたくないです。最近チェックイン時のトラブルが多過ぎるし、やっぱり空路は味気ないので。




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ポートモレスビーに到着しました。

写真は、荷物のピックアップベルトを流れて来た謎の何かです。
山芋にしか見えませんが、山芋でしょうか。あるいはタロイモ?



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山芋(仮)以外にも、ニューギニア国内線のお預け荷物は摩訶不思議なものが多くて面白いです。写真の様な手作りバッグは荷物の半数以上を占めているし、他にも謎の葉っぱの束とか、ボコボコと何かが飛び出した不気味な包みとか。

国際線だったらいちいちレッドカードでしょうが、国内線なので問題ありません。ニューギニア人は今日も通常運転です。



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ポートモレスビー空港、国際線&国内線連絡通路

私はこの後オーストラリア行きの国際線に乗りますが、
国内線と国際線のターミナルは別なので移動する必要があります。

ポートモレスビー到着の日の日記で、「この連絡通路を歩くだけでも盗賊集団ラスカルに襲われる例がある」と書きましたが、今は真っ昼間で人も多いので流石に大丈夫だろうと思い、徒歩でアクセスしております。というか、100mくらいしか離れていないので徒歩以外どうしようもありません。あとはガラガラに乗って空港職員に押してもらうとかでしょうか。




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ポートモレスビー空港、国際線ターミナル

しかし、不思議です。ニューギニア到着初日に見たポートモレスビー空港はとても恐ろしい物に感じられたのに、9泊を経てもう一度見たここは明るくて綺麗で小洒落ていて、危険な香りなど微塵も感じられません。
もちろん安全そのものではないでしょうが、少なくとも空港内でラスカル君に襲われる心配などは無用に思えます。私がニューギニアの空気に慣れたのか、そもそも初日はビビリすぎていただけか、あるいは前回は夕方だったのに対し今回は真っ昼間だからか。

なんか、これなら空港泊もできそうな気がしてしまいます。
24時間開いているかどうか定かじゃないので、何とも言えませんが。
聞いても誰も教えてくれないんですよね。



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謎の仮装集団


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空港職員の人にカップケーキもらった

本日はニューギニアの独立記念日なので、それに伴ってか浮かれた恰好をした人が沢山いました。上の写真の仮装集団ほど突き詰めていれば良いのですが、空港職員が頭に旗やら鳥の羽根やらを指して真面目な顔で業務に励んでいるのには、突っ込んでいいのかスルーした方がいいのか、気になってチェックインどころではありませんでした。



そんなこんなで、その後数時間のトランジットを経て、無事パプアニューギニアを脱出することができました。昨日は早く文明の国オーストラリアに戻りたい一心でしたが、こうやって離れてみると、やはりやり残した事が沢山あるような気がしてしまいます。もっとすみずみまで回りたかったし、昨日高熱が出なければ国鳥の極楽鳥も見に行くつもりでした。

でもまあ、後悔があるということは次の機会を残して来たとも言い変えられるので、そう落ち込む事でもありません。どうしても来たかったら、きっと何が何でも来ます。たかが地球4分の1周。そう遠い国ではありません。



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機内食/スナック

オーストラリアに戻って来ました。
懐かしのブリスベン空港です。1年いたガトンのすぐ近くです。
しかし空港の写真は取り忘れた・・・と言うか、それどころじゃありませんでした。

なんか知らんけど入国審査で引っかかったのです。私は今回は観光ビザを取って来ているし、出国チケットも持っているし、何の問題もないはずなのに何故か国境警備隊呼び出しボタンを押されてしまったのです。

ブリスベン空港は近代的で入国は半機械化されているのですが、私がこの機械を通過しようとしたら「ブー」とアラームが鳴り、「入国出来ません。あちらへお並び下さい」みたいな表示が出ました。そして係員に導かれるままに対人間の入国審査を受けたら、一応ハンコは貰えたものの、上記の通り呼び出しボタンを押され強面のお姉さんを召還され、お預け荷物を受け取ったのち別室に連行されました。

私を質問攻めにしながら荷物を隅々までチェックする係員のお姉さん。ブログにはいちいち書いていませんが、ニュージーランドからこちら、2回に1回は何かしらの理由で止められる為もうウンザリな私。いつもはだいたいチェックインの際に引っかかっており、入国の段階で止められたのは初めてではありますが。

オーストラリアに関してはワーホリで1年間滞在したのに加えての今回の観光ビザ取得なので、不法就労目当ての入国を疑われた可能性は十分考えられます。が、私はちゃんと出国チケットもさらにその先のチケットも持っているのですから、不法就労なぞしようがないでしょう。たった2日でどうしろと言うんですか。ブロッコリー刈りましょうか?しかもそれだったら、荷物検査は関係ないでしょうがコンニャロー。



今回は結局20分ほど拘束されたのち無事解放されたのですが、なんかこう、心の体力が少しずつ削がれて行く感じがします。この後も数本フライトが待ち構えているので、そのたびにまた何かひっかかるのかと思うとますます飛行機が嫌いに・・・。

私の何がそんなに怪しいんですかね。今時バックパッカーくらい珍しくないでしょうに。

島国地帯から出たら、一国も早く地繋ぎパッカーに戻りたいです。私はやっぱり陸路か海路が好きです。空路なんて糞食らえです。チェックインって何だ日本語で言えバカヤロー。




さて、既にクライマックス感がありますが本日の最終目的地は実はブリスベンではなく、
オーストラリア北方の町、ダーウィンです。本日はフライト3本の大移動日だったのです。

雷様の襲来によりダーウィン行きの飛行機はやや遅れたものの、
深夜0:00過ぎ、無事本日の最終目的地に到着しました。

ところで、先程までいたブリスベンとダーウィンの間には時差がありますが、この時差が30分でした。時差って万国共通1時間刻みだと思っていたのですが、30分なんていう単位があったんですね。ちょっと驚きました。



さて、そんなわけでもう夜中なので、今夜はダーウィン空港に泊まります。
今から宿に移動するのも宿泊費を払うのもダルイからです。

一応病み上がりですけどそうとは思えないくらい元気だし、ダーウィンは暖かいしまあ何とかなるでしょう。それよりお腹が減りました。オーストラリアドルがあまり残っていないのでごはんが買えません。でもスーパーに行くくらいのお金はあるので、明日まで我慢しようと思います。


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| パプアニューギニア | 23:40 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

突然の高熱。まさかマの付くあれか。


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ブルガリ君と一緒に朝焼けを見に来ました。ブルガリ君は朝からとても元気です。
20代前半くらいかと思っていたら、まさかの年上でした。そのエネルギーはどこから。

私もよく寝てだいぶ疲れは取れましたが、代わりに背中にベッド木枠の跡が付いております。



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曇っており朝焼けははっきり見られませんでしたが、
雲の隙間から見えるお日様のクッキリした円形が印象的でした。



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朝焼けの余韻に浸っていたら、ヤシの木の葉っぱが落ちて来て鼻先をかすめました。葉っぱと言っても全長3メートルくらいあり、茎も立派です。朝っぱらから大怪我するところでした。ヤシの葉っぱで怪我をするって、豆腐の角で頭をぶつけるに通じるものがある気がします。



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村のちびっ子達


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村内風景



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ビーチへ

朝食の後はチェックアウトもそこそこに、ビーチに案内してもらいました。
宿と言うより人ん家に泊まらせてもらっている感じなので、チェックアウトとかそういう概念がありません。



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ビーチ

釣り中の地元の人と村の子供達以外は誰もおらず、プライベートビーチみたいです。



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海の中

先日買ったばかりの防水カメラが火を吹くときが来ました。
火を吹いても海水ですぐ鎮火だとかそんなことはどうでも良いのです。
こんなに早く活躍する日が来るとは思いませんでした。

ただ、防水カメラを持っていないブルガリ君がこれにハマってしまって返してくれなかったので、
撮った写真はほぼブルガリ君撮影です。あと私が撮らされた撮ったブルガリ君の水泳写真。
ブログにさらしちゃおうかしらと思いましたが、肖像権侵害なので一応やめておきます。



その後、一昨日からの付き合いの日本人男性2人も合流し、旅行者4人と地元のちびっ子達でキャッキャして遊びました。あまり泳ぎが得意でない私はあっという間に海に体力を奪われたので、滞在時間の8割は海面にプカプカ浮いていました。この日一日でかなり焼けたと思います。


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珊瑚

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ウニ

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マングローブ林

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マングローブの根っ子

海って綺麗ですね。

私は日本海の荒波の中でしかまともに泳いだことないので、海と言えば暗くて黒くて波が高くて水底に引きずり混まれて殺人犯が自白するイメージしかありませんでしたが、こんなに綺麗なものなんですね。

父の趣味がスキューバダイビングなのですが、ハマる理由が分かった気がしました。
私は完全に山派ですが、ちょっとだけ海派に片足突っ込んでしまいそうです。



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お昼時になったので、沖合で釣りをしていた地元の人を呼んで釣りたての魚を売ってもらい、宿で焼いて食べる事になりました。



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毒蛇

宿への帰り道で毒蛇を見かけました。かなり最強に近い部類の毒蛇だそうです。たまごを抱いておりますが、そのたまごも既に毒を持っているのでしょうか。赤ちゃん蛇って見た目は可愛いんですけどね。

ところで、ビーチまでの案内をしてくれたちびっ子が「あれの写真を撮ると病気になるんだよ」と言っていました。撮った後に。もっと早く言ってほしいものです。




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本日のお昼ご飯

先程の魚を宿で焼いてもらい、本日のお昼ご飯です。塩をふっていない無味の魚は意外と美味しかったですが、私はあまり食べられませんでした。何故なら、ここで私の身に異変が起きたからです。というか魚を焼いてもらっているあたりから既に異変は起きていました。

ビーチから帰ってきた直後から何か体調がおかしかったのですが、それがここ30分で急激に悪化し、全身のけだるさと目眩と猛烈な吐き気に襲われたのです。体の節々もじんわり痛む気がします。

最近ゴロカショーなどで人混みに行きましたし風邪の可能性もありますが、風邪ってこんな急に悪化するものでしょうか。つい30分前までは全く何ともなかったんですよ。

では、仮に風邪じゃないとすると、これはもしや・・・マラリア?
それか蛇の写真を撮ったからですか?そんな非科学的な。


蛇は置いておくとして、マラリアだとするとかなり厄介です。

マラリアの症状は、突然の高熱、悪寒、頭痛、吐き気、下痢、全身の怠惰感などがあげられます。私は今のところ下痢ではなく熱もなさそうですが、それ以外は全て当てはまります。間接が痛いので、おそらくじきに熱も出ます。

マラリアは蚊を媒介にして感染し、潜伏期間はおよそ1〜3週間、場合によってはそれ以上です。1〜3週間前と言うと私はニューギニアないしインドネシアにおりましたが、これらの国はマラリア感染地域でございます。そして私は、非常に阿呆なことに蚊避け対策が甘く、めっちゃ刺されております。

嫌な予感しかしません。



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本日の宿

ブルガリ君と日本人のお二人に助けてもらいながら、なんとか島から脱出しました。
ブルガリ君はこの後のフライトでマダンを出るため、ここでお別れです。
私は明日早朝の便でここを経つので、今夜は本島に宿を取りました。

助けてくれた3人には、感謝してもしきれません。
この体調不良のなか大荷物を抱えての移動は、一人では絶対に無理でした。



さて、マラリアにかかると高熱が出てとてもじゃないけど動けなくなり、約1週間の入院が必要だそうです。私はもちろん保険に入っているので入院くらい喜んでしますが、いや喜ばしくはないけど死にたくないのでしますが、できれば、パプアニューギニアじゃない国で入院したいです。もっとこう、文明が進んでいる国で。

私は明日のフライトでマダンからポートモレスビーに移動。その後およそ6時間のトランジットをはさみオーストラリアのブリスベンに移動。ここでまた3時間半のトランジットを経て、同国ダーウィンに移動します。ダーウィンでは2泊して、その後東ティモールです。

フライト予約が駄目になるのは、この際仕方ありません。そんな事よりも、できればブリスベンまで辿り着いてから倒れたいです。オーストラリアなら医療機関もしっかりしているし、ネットがあるので家族に連絡ができるし、何よりシドニーに姉がいます。彼女も仕事があるので来て貰うわけにはいきませんが、近くに家族がいるというのはそれだけで安心感があります。

ブリスベンまでが無理でも、せめてポートモレスビーまでは辿り着きたいです。森とラスカルに浸食されているとは言え一応は首都ですので、大きな病院がありそうです。

なので、明日は体にむち打ってでも起き上がり、ここから脱出したいと思います。


というわけで、熱が39度の大台に乗ったので寝ます。
これがただの風邪で、明日には全快していることを心から祈りながら。


・・・まあ、結論から言うとマラリアでは無かったんですけどね。


<情報コーナー>

○ マダンの宿

「CWA」

トイレ、ホットシャワー付きの3人部屋一泊135キナ。
この日は埋まっていたみたいで泊まれなかったが、シングルもある。上記はシングル料金だった模様。シングルにトイレシャワーが付いているかは不明。キッチンあり。wifiなし。港から徒歩5分くらい。すぐ近くにマダンリゾートホテル、ルーラントゲストハウスなどあり。ルーラントゲストハウスも割と安めの宿なはず。


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| パプアニューギニア | 18:21 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴロカ脱出。マダンへバスで6時間、体育座りの旅


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本日は海沿いの町、マダンに移動します。ここまではバスで5、6時間とのことです。

特に何の用もないのですが、ニューギニアの海も見てみたかったので選びました。
一応ビーチリゾートだそうなので、泳げたら泳ごうと思います。

そんなことより、地図を出したことによりわたくし今初めてマダンの場所を知りまして、ゴロカからかなり近い事にかなりのショックを受けております。もっと長距離大冒険をしたつもりでいました。何ですかこの見事なS字カーブは。そんな遠回りをして私を騙して・・・!




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バス発着所/青空市脇

それはそれとして。バスは青空市の脇から出ます。

マダン行きのバスは運転手が窓から「マダンマダン〜!」と叫んでいるのですぐ見つかりますよ、とのことでしたが、見つけるより前に宿からの送迎バスをほぼ体当たりで止められ、「マダン!?」「い、イエス」「OKマダン!」と言って荷物を先に奪われ私も腕を引っ張られ、無理矢理バスに乗せられました。熱烈な歓迎ありがとうございます。

写真左に写っているミニバスに乗ったのですが、これは出発時刻が定まっているものではなく、満席になるまで出発しません。そういうわけで、バスに乗って青空市周辺を「マダンマダンマダン〜」と回りながら2時間待ちました。昨日ゴロカショーで知り合い、同じくマダンに移動する日本人旅行者のお2人などは3時間待ったそうです。

マダン行きのバスは同時に何台も出るのですが、それらは共通の会社ではなく商売敵なので、客の取り合いが起こります。私が乗ったバスは乗車時点で半分くらいは埋まっており、最大8割くらいまで客が集まったのですが、全く出発する気配を見せないので一人また一人と客が去って行き、私も別の満室に近いバスに勧誘されたためこれを捨てて移動しました。

バスは計3、4台は出ていたと思いますが、私の知る限り全てのバスが2時間以上客探しをしていました。せめて止まって待てばいいのに、同じところをグルグル回り同じ人に「マダン!?マダン!?」と何度も聞きます。

その人どう見ても今ソーセージ焼いて売っているところでしょう。乗ると思いますか?何度も聞けば「じゃあちょっと行ってみようかしら・・」ってなると思いますか?ちょっと落ち着いて考えてみてください。

・・・とは思いますが、言って分かる人なら言われる前に気付く筈なので、私は黙って青空市周辺を回されるのみです。他所の国のバス事情になど口を出すものではありません。

乗り換えたバスには、先程書いた日本人お2人と数人の欧米旅行者も乗っていました。
日本人ももちろんですが、欧米パッカーがいるとすごく安心感があります。
勝手に仲間意識が芽生えるというか、何かあったら協力し合えるので。




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バスの車窓から

車窓からの景色が綺麗でした。
写真下が赤く染まっているのは、窓の下に蛍光オレンジの作業着が置いてありこれが写ったためです。撮影前にどければ良かったですね。割と命がけで写真を撮っているので、そこまで気が回りませんでした。


ミニバス移動なのですが、私は運転席と助手席の間の補助席を与えられ、
6時間耐久体育座りの旅だったので非常に辛かったです。

写真では結構綺麗な道に見えますが、実際にはグネグネひん曲がりボコボコ穴が空いた山道で、そんな道を120キロ出して飛ばすのでめちゃくちゃ跳ねます。しかもシートベルト無し。衝突事故でも起こそうものなら、最初に死ぬのは間違いなく私です。

さらに言えば、私の席はシートを車体に固定するパーツが壊れており、席が置いてあるだけという状態です。ですのでカーブの度にこれが浮いて座席ごと左右に投げ出されます。そうならない為に私は必死で運転席やら助手席やらに捕まりますが、こちらもグラついているため、私はもうシェイクされまくりでブギーな胸騒ぎです。

ニューギニアだし過酷な旅になるとは予想していましたが、まさか自分の体だけでなく座席も守らなければいけなくなるとは思いませんでした。予想の斜め上を行くニューギニアです。




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休憩中

途中一度、トイレ休憩をはさみました。
写真は撮り忘れましたが、そのトイレは小川の上に設置されており、流さなくても勝手に流れて行くシステムでした。画期的ですが、川下には絶対住みたくないです。

おそらくサービスエリアと呼ばれる類のそこは、湖の近くなので魚が沢山売られていました。
なのに魚ではなく焼きバナナを買う私。甘い物が食べたかったものですから。
しかし焼きバナナは全く甘くなく、食感も味も芋でした。残念でなりません。



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4時間ほど走ると山岳地帯を抜けて、熱帯の地上世界に降りて来ました。
急に気温があがり、車内は常夏に。窓が開いているので風が入って来て気持ちが良いですが、一緒に砂埃も入って来るので快適とは言いがたいです。



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その後も道なのかこれ?意義あり!という道をぐんぐん進み、



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ようやくマダンに到着したころには、時刻は17:00になっていました。

8:30にバスに乗り込みましたがゴロカを出たのは結局11:00近かったので、6時間のバス旅だったことになります。いや9時間半の・・と言いたいのは山々ですが、一応カウントは移動時間のみにしておきたいと思います。

写真に写っているのは、ご覧の通りボートです。紹介してもらった本日の宿は島の中にあるため、マダンの船着き場からボートに乗り込み、その島に向けて移動しているところです。ボート代片道1キナ(40円)、所要時間5分です。

バスの中で知り合ったブルガリア人旅行者、命名ブルガリ君も是非そこに泊まってみたいというので、旅は道連れで急遽2人組旅行者になっております。



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島の船着き場

着きました。



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本日の宿

ニューギニアのだいたいの安宿が80キナ越えしている昨今に、こちらの宿はまさかの30キナです。
しかし破格にもかかわらず、かなり良い雰囲気ではありませんか。島に住むとあるご家族の家の庭に建てられた、小さな宿です。村に住む人達も素朴でフレンドリーだし、素晴らしいです。

でもこの宿は昨日書いたかの人の楽園なので、それを壊さない為にあまり情報は載せない感じでお送りしております。普通に宿名が写っているしマダンの島と言えばここしかないので、その気遣いは全く意味をなしていませんが。



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部屋

部屋はこんな感じ。網戸がありますがあちこち破れており、その役目を果たしておりません。
また、マットが非常に薄く、ベッドの木枠のぬくもりを感じる非常に自然志向な仕様です。

電気は一応来ていますが、この日はストップしているとかでランタンを貸してもらえました。



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トイレ

トイレは半分外で、ドアがありません。
でも壁があるだけ良いと思うので、私は別に気にしません。



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井戸

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シャワー

シャワーはありませんが、井戸水をバケツに汲んでくれるのでそれで水浴びします。
今は乾期で水不足なので、節水に努めながらの利用です。
水浴び部屋は藁で囲まれており、結構ちゃんとした個室です。ドアはもちろんありません。


そんな宿です。
こういうの大好きなので嬉しくて飛び跳ねたいくらいですが、
私以上に興奮している人(ブルガリ君)が横にいるのでちょっと冷静になる私です。



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本日の晩ご飯

夕飯はブルガリ君が持っていたお米を宿の人に炊いてもらい、島内に唯一ある売店でツナ缶を買ってツナごはんにしました。こういうところで食べるこういうご飯って、滅茶苦茶美味しいですよね。



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マングローブ林

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海を見に来ました。見は宿のすぐ裏にあるので、徒歩30秒です。

ここでブルガリ君と旅人トーク。

ブルガリ君もまた仕事を辞めてバックパッカーに転身したそうですが、それはわずか2ヶ月前のことなのだそうです。なので、仕事を辞めた不安とこれからの旅へのワクワクで、悩みいっぱい幸せいっぱい胸いっぱいな状態なんだとか。でも幸せいっぱいの方がだいぶ勝っているそうです。

彼は写真もやっており、行く先々で撮った恰好良い写真を沢山見せてくれました。
そこには、パプアニューギニアの人々の輝く笑顔も沢山収められていました。

ブルガリ君の見せてくれる写真はどれも美しい以上に旅のワクワク感が写っていて、笑顔でそれを紹介するブルガリ君の顔も光り輝いて見えました。好きなものの話をする人の顔って、どうしてこんなに魅力的なんでしょうか。私もこんな顔をしているんでしょうか。ちょっと想像ができません。一人旅で笑うことってあんまりないですし。

中島みゆきさんの「With」という曲で、「一人きり泣けても一人きり笑う事はできない」って歌詞がありますが、本当そうだよなあと思う昨今です。いい大人なので泣く事もないのですが。




ブルガリ君はこの後モンゴルに行って、馬を買って旅がしたいな〜と言っていました。


それだ、と思いました。


というわけでブルガリ君の持つモンゴル馬旅知識を全部吐き出してもらったので、
いつ行けるかは定かではないものの、割と現実的な旅行プランが頭の中に描かれております。
大変でしょうが、それって絶対楽しいです。

問題は私は馬に乗れないという点ですが、まあ、練習すれば。

余談ですが、私はモンゴル人横綱の鶴竜がとても好きです。力士としての力もそうですが、その人柄が。日本人力士にもっと頑張ってほしい気持ちもありますが、それはさておき鶴竜が好きです。それとこれとは別問題なのです。



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夕闇の宿

ニューギニアにいながら何故か鶴竜の話で終わります。
明日はそのへんに泳ぎに行きます。


<情報コーナー>

○ ゴロカからマダン行きのバス

運賃50キナ。青空市の脇から出る。ミニバスやハイエースが「マダンマダン」と叫んでいるのですぐ見つかる。バスは満席にならないと出発しないので、ある程度人が集まっているバスを選んだほうがいい。
マダン行きの道は大半が整備されているが整備不良で、かなり飛ばすし跳ねるので車酔いする人は注意。途中一回トイレ休憩を挟んだ。


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| パプアニューギニア | 22:01 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴロカショー最終日


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ゴロカショー3日目。最終日です。




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本日も沢山の人が集まっております。
やはり最終日が一番参加者も見学者も多く集まるんだそうです。

また、昨日まではだいたい朝10:00から始まっていたものが、今日は8:00くらいからやっていました。徐々にスタートという感じではありますが、少しでも会場がザワつき出したらもう気になって起きない訳にはいきません。夜は夜でバンド練習がやかましいですし、ここ数日完全に寝不足です。




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本日の朝ご飯

まずは朝ご飯から。赤いソーセージのホットドッグです。
このソーセージは道端で焼いているのもよく見かけますが、比較的安くて柔らかくて、割と好きな感じです。

ゴロカショーが始まって以来、宿と会場の往復以外どこにも出かけておらず飢え気味です。

宿と会場の間にも入り口があり、祭の入場カードと宿の宿泊カードを下げているとここを通らせてもらえるので、外に出る必要がないのです。また、宿の周りの道にも人が溢れ返っていて、危ないからあんまり外に出るなと言われているので。3日前まではなかった路上販売なんかが来ていたりして、面白そうではあるのですが。



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朝ご飯のホットドッグと一緒にゴロカ珈琲も頂いております。
何故か売店のカウンターの中で。

ホット珈琲を頼んだのですが、紙コップか何かに入れてくれると思ったら普通のカップで出て来て持ち歩けなかったのです。そいで途方に暮れていたら、まあここで飲んでけと言って売店の中に入れてもらえたというわけです。



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この暑いのにホット珈琲なんて飲んでしまったので、アイスクリームでクールダウン。
120円くらいでした。乳製品はやっぱりちょっと高めです。



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本日の朝ご飯2

こういうバーベキューみたいなのもよく見かけます。
芋の焼いたのが美味しいです。




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各民族の皆さん。

顔ぶれはだいたい昨日と同じですが、最終日なのでパフォーマンスにも気合いが入っています。私も勝手に気合いが入っており、ビビリの壁を乗り越えて「写真を撮らせてください!」と聞いて回りました。皆さん笑顔で応じてくれます。たまに無表情の方もいますが、「うむ」と頷いて応じてくれるのがなんか格好良いです。

なお欧米人観光客の皆さんはと言うと、「ポーズ決めて!」「君も入って!君はこっちへ!」と強気です。私もそういう強さを手に入れたいです。良い写真が撮れるので、被写体側も嬉しそうですし。



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こちらに矢を向けポーズを決めてくれる人も。格好良いですが、手を滑らせないで下さいね。
未だに弓矢やら石オノやらで民族紛争をしている人達ですから、その武器も殺傷力が高いのです。
なんでも、弓矢には鳥用、小型動物用、人間用などがあるそうです。
今向けられているこれが人間用(使用済み)とかでないことを祈るばかりです。



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なんか毛色の違うのもいます。まあどの民族も毛色は違うのですが。
上のは分かりませんが、下のは伝統衣装とかではないらしいです。地元ツアーデスクの人談。

伝統衣装及び伝統パフォーマンスが集まっているかと思いきや、意外と悪ふざけも多いようです。お祭りは基本的には「伝統色を出して来い」という方針なのですが、たまに変なのも混ざるそうなのです。観光客としては、それも含めて面白いと感じてしまいますが。



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1日目に載せたシネシネ族(仮)よりよっぽどシネシネ族っぽい連中がいました。

変な怪獣を追いかけヒューヒュー言いながら会場を走り回るパフォーマンスが面白いのですが、それ以上に、残念なものを見る様な目で彼らを遠巻きに見つめる、他の民族の皆さんの反応の方が面白かったです。やっぱりニューギニアの人達から見ても奴らは変なんですね。



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本日のマッドメン

本日のマッドメンはちゃんと働いていました。
いや昨日と一昨日も働いていましたけどね。ちょっと仕事と休憩の割合がおかしかっただけで。

写真の真ん中の人は、アサロ渓谷で会ったマッドメンリーダーでした。
確かにリーダーっぽい出で立ちではありませんか。
ちょっと表情が素っ頓狂ですが、全体的に見ると格好良いです。



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本日の収穫

今日もまた蚤の市を周り、色々買いました。

昨日はいなかった粘土板首飾りの売店が一個増えており、クオリティが高かったのでまた買ってしまいました。今回のはニューギニアの国鳥である極楽鳥と、オウムが描かれた首飾りです。下の白いのは貝殻の足飾りです。あと上のは、ご覧の通りマッドメンの仮面です。ちっこいのが売っていたので。10キロ超の本物は持って帰れませんが、これなら50グラムくらいです。



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午後になると一気に見学者の数が増えました。
なんでも、祭の最後はゲートが壊され、外でくすぶっていた人達が一気になだれ込むらしいのです。この時間には治安も一気に悪化するので、財布やカメラの扱いには充分注意する事とのことです。

ちなみに今日に限らず、ゴロカショー会場内では酔っぱらいなのかジャンキーなのか、人間が地べたに転がっていてピクリともしない・・・!という事がままあります。最初はギョッとして警備員を呼びに行ってしまいましたが、「ただの酔っぱらいだよ。放っときなさい」と言われたのでそれ以来そうしています。




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お祭りの最後には全ての民族が高台の前を踊りながら歩き、自分たちのグループ名や地名が書かれたプラカードを掲げて自己紹介をします。プラカードに書かれている「Sing Sing(シンシン)」とは歌ではなく、踊りの事をいいます。

私もこの高台に登らせてもらい、ショーの締めくくりを見学しました。
こちらはVIP席なのでで初日はお偉いさんらしき人等が座っていましたが、
3日目の今日はすっかり観光客に開放されていたので。

ゴロカショーは長らく「民族ナンバーワンを決める」お祭りだったそうですが、結果発表後の喧嘩が多いので、これは廃止になったそうです。そもそも民族間紛争を止めるために始めたお祭りなのに、それでまた喧嘩になっていては本末転倒です。

そういう事情ですのでランキング発表はなく、一気に盛り上がる感じではありませんが、最後に参加民族全ての顔が見られて良かったです。

お祭りが終わって徐々に人が減って行く会場を見て寂しい気持ちも抱きつつ、
私は頭の中で繰り返し流れる歌と音楽を聞きながら、その余韻に浸りました。




来て良かったです。
チケットがなんだ宿の予約がどうだと諦めなくて、本当に良かったです。

ゴロカショーは年々人気が高まっており、今年は過去最高である400人の外国人観光客が集まったんだそうです。しかし、それでもまだ400人なのかというのが正直な感想です。これだけ大規模で派手なお祭りなのですから、40,000人くらいは集まってもいいと思うんです。収容人数の如何については置いておくとして。

この数字からは、ニューギニアを訪れる観光客がまだまだ少ないという事実が伺えますが、今後環境は変わって行くことでしょう。できれば良い方向に変わって行く事を願うばかりですが、実際のところはニューギニアはどんどん物価が上がり、ますます旅行し辛い国になって行っているそうです。

物価が上がり生活水準も上がるならまだしも、その差は開く一方です。
そしてそのアンバランスは、さらに治安の悪化を招きます。

本当なら最低1ヶ月は滞在してあちこち見て回りたかったですが、
今後もそれは容易ではなさそうです。



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溢れる笑顔と人々の優しさと色彩の洪水と、そして実は危険で刺激的なこの国に、是非もう一度来てみたいです。今度は小金と勇気をためて、ちゃんと隅々まで見て回れる様に。




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ファミューファ村

なーんてまとめに入りましたが、どっこい!まだまだゴロカで遊びます。
ついでに明日から2泊はマダンという町で遊びます。
初訪問だからと言って、そんな大人しく引き下がると思ったら大間違いですよ。



上の写真は、ゴロカ市内にあるファミューファという村です。

実はゴロカショーに毎年参加し踊っている日本人の方がいらっしゃいまして、
絶対会いたいと思い探していたところ、無事お会いする事ができたのです。

そしてその方が所属しているのが、上に載せたファミューファ村なのです。
今年はかの村はショーはお休みだったそうでその勇姿は見られませんでしたが、
代わりに村を案内してもらうことができました。

貴方のことをブログで紹介してもいいですか?
と聞く以前に自分のブログを人に見せる勇気が無い私は、結局これを聞けず許可を得られなかったため、名前は載せずにひっそりお送りしております。分かる人には分かってしまうと思いますが。



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キッチン

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トイレ

村は本当はもっと大きいのですが、今回見せて貰ったのは家族単位で住んでいる一部のエリアです。藁葺き屋根の家に廃車を利用したキッチンに、だいぶ開放感のあるトイレ。シャワーはなく、川の水などで済ませるんだそうです。

た、たまらない・・・ここに泊まりたい!

と強く思いましたが、急にそんなことを言い出したら迷惑だろうと思いこれも聞けず、うずうずしていたら、そのうずうずが伝わったのか明日から行く予定のマダンの宿を紹介してもらえました。こんな感じの村に泊まれる宿です。明日が滅茶苦茶楽しみです。




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村の子供達

かの人はもう10年以上この村の人との付き合いがあるためすっかりこの地に慣れ、見た目は日本人なのに現地人のようです。最初にニューギニアに来た時は全くそんな予定はなかったそうですが、あれよあれよとこの地にとけ込み、一緒に踊るまでになったんだそうです。きっとニューギニアに呼ばれたんでしょうね。

世界のどこかに、私を呼んでくれている国はあるのでしょうか。


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<情報コーナー>

○ Goroka Show ゴロカショーまとめ

チケットはバードオブパラダイスホテルの受付で買える。
1日券150キナ、2日券200キナ、3日券250キナ。(2015年9月現在)
当日でも買えるはず。前日に買った人は沢山いるので前日買えるのは確か。

ショーはニューギニアの独立記念日(9/16)前の金土日に開催される。
だいたい10:00くらいに始まり、14:00くらいから徐々に人が引き始める。ダンスショーが終わった後もライブイベントは16:00くらいまでやっている。盛り上がるのはやはり土日で、それに比べると金曜はかなり静か。出店も少ないし、民芸品蚤の市が出ていない。蚤の市は値段交渉制だが、ひどくふっかけられたりはしないし比較的簡単に安くしてくれる。

宿はほとんど満室になるが、宿無しで来て民宿に飛び込めた人もいるので、何とかなる可能性あり。ただし祭り期間中は人が溢れ返り治安が悪化するので、その中を大荷物で歩き回るのはちょっと危険。
お勧めはやっぱり「National Sports Institute」。祭り期間中はかなり騒がしいが、それでもこの立地条件は魅力的。値段もかなり安い部類。詳しくは9/8の情報コーナーで。

| パプアニューギニア | 22:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴロカショー2日目


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ゴロカショー2日目です。

土曜である今日は、昨日よりずっと盛り上がるんだそうです。
夜までやるという噂もあるので、それに備えて朝はゆっくりして昼ごろから見に行こうと思ったのですが、会場から賑やかな歓声と歌声が聞こえて来るものだから全然落ち着けません。

ちょっと会場を見に行ってみようと思います。




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GO・RO・KA

ショーオオオオオオオオオ

オオオオオォォォウ!!!




おっと失礼。
また取り乱してしまいました。



聞いていた通り、今日は滅茶苦茶盛り上がっております。
部族の皆さんが昨日の何倍も多く集まっているし、昨日はなかったお店もいっぱい出ています。

飲食店の数も増えているし、何よりニューギニア不思議グッズの青空市がまあああああああああああたまらんではありませんか。何ですかこれ!これは!?あ!マッドメンの仮面だ!と私はもう興奮を通り越して倒れそうです。酸素酸素。



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ニューギニア名物の織物ビルンに、


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貝殻やビーズの手作りアクセサリー。


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豚の歯の首飾りに、


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各種武器、


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家にあったのでとりあえず持って来ましたみたいな何かや、


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旅行者をナンパするマッドメン、


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小鳥のミイラの髪飾り(!)や、


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呪われそうなバッグ。


もう何なんでしょうかこの国。面白過ぎます。
全部下さい!買える物はマスターカードで!(※カード不可)



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本日の収穫

首飾りをいくつか購入しました。
ネックレスと言わず首飾りというところがミソです。

一番右の子供のイタズラ描きみたいなのは、粘土版に引っ掻いて描かれたいい大人のイタズラ描きです。リバーシブルで、裏面にもけったいな落書きがあります。面白可愛いのですが、日に当たるとものすごく熱くなるのが難点です。

この落書き首飾りシリーズは大きさもデザインも沢山あって、どれにしようかすごく迷った結果、最終的に3つ買いました。残り2つは明日の日記で。

今日買ったものの他、本当は豚の歯の首飾りと鳥のミイラの髪飾りとマッドメンのお面が欲しかったのですが、歯はともかくミイラは確実に税関で引っかかるので断念しました。隠して行けば日本の税関突破は容易でしょうが、この後オーストラリアをもう一度通るので。あの国厳しいんです。嫌いです。

あとマッドメンのお面は一個10キロくらいあるので、どう考えても無理でした。日々グラム単位で荷物の削減に勤めているのに、その努力が阿呆みたいじゃないですか。送ったら確実に割れますし。




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今日も沢山の部族の皆さんが集まっています。
というか、昨日の比じゃなく本当に沢山来ています。
一体何十チームいるんでしょうか。



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それぞれの部族で固まって、歌い、踊ります。



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誰よりも大きな声で、



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誰よりも派手に、



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誰よりも高く。



民族の誇りと、魂の証明です。
俺たちを見ろ!と叫んでいるようです。

私のチャチな文章では、というか文字なんかでは、到底伝えきれません。

私はこんな風に歌わないし、踊る事もありません。でも私もきっと、ずっと叫んでいたんだと思います。旅なんかして、ブログなんて書いたりして、日本の社会から外れてもう後戻り出来そうにない私も、世界のどこかでちゃんと生きている事を誰かに見てもらいたかったのかもしれません。

目立ちたくないなんて言っていますが、いえ、それは本心ではありますが、でも誰にも知られず死んで行くのはきっと寂しいんです。見られたい、でも見られたくない。私はこの矛盾をどう解決すればいいんでしょうか。



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フラワーボール

解決できないのでお昼ご飯にしました。
食って寝れば大抵のことは大丈夫です。今日も頑張りましょう!

なお、写真は店頭に並んでいるお皿をそのまま撮っただけで私が買った分ではありません。
私もさすがにここまでは食べません。あしからず。




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マッドメン

今日もマッドメンは休んでいます。
頭部のアイデンティティーが外れていますよ。大丈夫ですか。




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皆さんあまりに個性的で鮮やかすぎて、私はどれにしようか天の神様の言う通りにしている場合じゃありません。この遊び歌って地域によって歌詞が違うみたいですね。それはさておき、どれにしようかと言うのは、ブログ上部のイラストのことです。アレもコレも描きたいし、さらにはインドネシアのソレも描きたいです。もっと言えばニュージーランドのアレも描きたかったです。

ブログの遅れが酷いことになっているので、それどころじゃないんですけども。
もう少し物価の安い国に移動したら、ちょっとブログ休暇が必要かもしれません。


明日はゴロカショー最終日です。
なお2日目の今日は、夜まで何かしらやっていた時代もあるそうですが、最近は明るいうちに終わるそうです。ゴロカショーはだいたい10:00くらいから15:00くらいまでの営業です。それが終わると民族の皆さんはトコトコ帰って行きます。あの衣装のまま。


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| パプアニューギニア | 20:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴロカショー1日目


GO・RO・KA

ショーオオオオオオオオオ

オオオオオオォォォ!!!




失礼、ちょっと取り乱しました。



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ゴロカショー1日目です。



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一応始まってますが・・・

でも今日のはあんま面白くなさそうなんですよね。
ゴロカショーのメインは土日で、金曜の今日は子供向けイベントであまり人は来ないらしいのです。ゴロカショー初日の今日は「ピキニニ・フェスティバル」。訳、子供祭りです。

子供マッドメンとかが出て来たら見ない訳にはいかないので、一応チケットは今日の分も買ってありますが、今のところ普段着の人がわずかに集まってワーワー言っているだけなので、宿から様子見中です。

バンド演奏みたいなのもしているようですが、別にわざわざ聞きに行きたいものでもないですし。昨夜散々聞きましたしたからね。(怒)

なんにせよ、もう少し盛り上がって来たら行こうと思います。



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と思ったら始まっていました!

何勝手に始めてるんですか!
私の部屋の死角でそういうことしないでください。怒りますよ!

そんなことより、何かいますねワラワラと!カラフルなのが!



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会いたかった人たちが、こんなに沢山います。
そんな一気に出て来られたら感極まってしまうではありませんか。
お手柔らかにお願いします!


自慢の衣装に身を包んだ彼らは、各部族ごとに伝統の踊りを披露してくれます。

それぞれ適当な場所をとり、適当なタイミングで踊り始めるので私はあっちが盛り上がってる!今度はこっちが!とニヤニヤしながら大忙しです。

それにしても、各部族の衣装のなんと鮮やかなことでしょうか。日頃は普段着で生活している人々ですが、これが彼らの本当の姿です。そのド派手な衣装が自信ありげで、自慢げで、本当に格好良いです。

やはり伝統衣装を着ている瞬間こそ、その人の本当の格好良さ、美しさが見えると思います。スーツで決めた英国紳士、着物をまとった日本人、鳥の羽根や草木で着飾ったパプアの人々。全てが、誰にも真似出来ないその民族固有の美しさです。

あまりに嬉しくて楽しくて格好良くて、私は一人大興奮でニヤニヤが止まりません。ただの変な人ではありませんか。ただでさえアジア人は目立つのに。



各民族の踊りは独特で、その衣装も歌も音楽も「俺たちが一番だ!」と主張しているようで心を鷲掴みにされます。ナンバー1じゃなくてオンリー1さ〜ハンハ〜ンなんていうのではありません。彼らはナンバー1もオンリー1も全部狙っており、その中のさらにトップ1である事を全力で主張してくるのです。

こういうのが見たかったのです。
ちょっと勢い余って言わせてもらいますが、日本でたまに聞く「2番くらいがちょうどいい」とか、何を言ってんだと思います。頑張って結果的に2番になるのなら、それはすごく立派です。でも最初から2番を目指している人は3番にもなれません。2番ってそういうものじゃないんです。2番の人の努力を馬鹿にしないで頂きたい。

いや、今は1番の話をしているんでした。

競争だけが全てではないですが、競争なくしては成長も発展もあり得ません。
「大人しく」「空気を読んで」という言葉を盾にして、ただ挑まないだけの人が増えている昨今。
たまには本気で1番を奪い合ってみませんか、というのが私の主張です。



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マッドメンが来ていました!

地味です!


他の部族の皆さんが大所帯で、派手な衣装を身にまとい、歌いながら踊っているのに対し、
マッドメン達は4人で、全身灰色で、一言も発せず楽器も使わず、



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のそり・・・・・・がさり・・・・・・・


地味です!(大好き!)


どんな派手なパフォーマンスにも対抗できる彼らの異質さと来たらどうでしょうか。
地味なのにすぐ見つかるし、なんか目で追っちゃいますもの。




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会場には親子連れも沢山来ており、民族衣装を纏って踊りに参加している子や、お父さんに肩車されて見学している子など、皆それぞれにお祭りを楽しんでいて大変可愛らしかったです。

というか、パプアニューギニアの子供って滅茶苦茶可愛いです。
目がおっきくてマツゲが長くてやわらかそうなほっぺに浅黒い肌にチリチリの黒髪。
日本人の子供もそりゃあ可愛いですが、ニューギニアの子供も同じく素朴で可愛いのです。


そういえば、今日はちびっ子フェスティバルでしたね。明日はちびっ子達はあまり来ないということでしょうか。でも今日もちびっ子フェスティバルにしては大人が大量出演しているし、明日からのと何が違うんでしょうか。楽しみです。



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マッドメン休憩中

ほとんど動いてないでしょうが。どんだけ省エネモードなんですか。



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本日のお昼ご飯

ラム肉を焼いていたので買いました。
パンも水もなくこれだけ食べたら流石に胃にもたれましたが、美味でした。



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この人達シネシネ族かもしれません。私が名付けた訳ではなく、そういう部族がいるのです。何故そう思ったかというと、ダンスをしながら「シネシネ〜♪」と歌っていたからです。思春期の少年のように。




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綱渡りをしている人がいました。またこのおっちゃんの格好良いこと。
望遠レンズが火を吹いてしまいました。



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何かの撮影か、小型ヘリのドローンが現れました。

これを追いかけ、歓声を上げ手をふる人々。
これほどまでに全力の、沢山の笑顔を私は見た事がありません。

涙が出そうになりました。

私達日本人は、こんなこと絶対にできないでしょう。
「たかがドーロンでしょ」「恥ずかしい」「みっともない」なんて事を言って、
小さなヘリコプターを追いかける事もできないのです。

一日一ドル以下で生活している人もいる、間違いなく私達より「貧しい」立場にいる彼らは、
私達の何倍も何十番も輝く笑顔で空を仰いでいました。

彼らは普段、あまり娯楽がありません。
日本のようにクラブやカラオケやゲームセンターやデパートやテーマパークなどはあるはずもなく、日々を生き抜く為に働き、娯楽と言えばお喋りやダーツや煙草などの嗜好品くらいです。

だから・・・と一言で片付けるのは乱暴です。
でも、だからこそ、今回の様なお祭りを誰よりも全力で楽しめるのかもしれません。
本当に嬉しそうな笑顔で。

裕福とか幸せとかって、何なんでしょうね。
日本には何でもあるけど、こんな風に笑えている人は一体どれだけいるでしょうか。
私達は与えられるものへの感謝もそこそこに、いつも何かに文句を言っていませんか。

寂しいです。自分の国をそんな風に考えてしまう、自分自身も。


明日はゴロカショー2日目。
今日よりもっと沢山の民族が集まるそうです。


<おまけ>

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宿の受付前に怪しい人達がいました。
それ絶対伝統衣装じゃないでしょ。悪ふざけでしょ。


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| パプアニューギニア | 23:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴロカ3、マッドメンに会いに行く


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アサロ渓谷、マッドメンショーの見学に参りました。
渓谷とか言ってますがそれほど渓谷感はなく、車道沿いにある普通の村でした。
未開の地じゃなかったんですか。

写真にある「ムームー」とは、パプアニューギニアの伝統料理で芋や肉などをバナナの葉につつみ、焼け石と共に地中に埋めて蒸し焼きにするお料理です。

是非食べてみたかったのですが、これを頼むと+5000円だと聞いてどうでもよくなりました。
こんなもん実家の庭に穴掘って石焼いてアルミホイルに包んで焼いたらいいでしょうが。
バナナの葉がなんだと言うんですか。



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マッドメンの村です。

写真の緑の芝がマッドメンショー会場で、右の小屋で今マッドメンが準備をしています。
ちょっと10分くらい待って!今泥塗ってるから!と言われました。
そういう舞台裏は黙っておくものなんですよ。



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マッドメンを待っている間暇なので、村内をちょっと見学。
マッドメン仮面の中途半端な笑顔が愛らしいです。




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始まりました。

いつもツアー客相手にパフォーマンスをしてくれるマッドメンの皆さんですが、今日は私一人しかいないので、私のためのショーだと思うと感慨深いです。すみませんね、この暑いのに。



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このシュールさ。

夢にまで見たマッドメンですが、想像を遥かに越えるシュールっぷりに言葉も出ません。
話には聞いていましたが、マッドメンは音楽も歌も言葉も無く、

のそり・・・・のそり・・・・

とこちらに近付いて来ます。
あたりはシンとしていますが、私の心の中はザワザワしています。



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あ、なんか子供を連れています。
その子供をどうするつもりですか。食すんですか。その土仮面の小さな口からチュルッと。

そして後ろの人がまた意味不明なのですが。
なんか葉っぱみたいなのをパタパタ振りながら歩いて来ますが、その葉っぱに何の意味が。



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こっち来ないでください。

あと仮面の中で吹き出すのはやめてください。
中の人がはみ出していますよ。もっと集中して!



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マッドメンとはそもそも、他民族からの攻撃をのらりとかわすために考え出された仮装なんだそうです。800を越える部族がいるニューギニアの中で、この村の人達は争いを好みませんでした。しかし他民族は容赦なく攻撃してきます。そこで、全身に泥を塗り、不気味な仮面をかぶり、悪霊や精霊のふりをすることで相手民族をおどかし、撤退してもらうよう工夫したんだそうです。




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いやしかし、連行される子供達の可愛らしいこと。

ガイドさんに「何故子供を連れているんですか?」と質問したところ、「マッドメンは他民族の攻撃から・・・」と始まり全く質問の答えになっていなかったので、なんか面倒くさくなりそれ以上聞きませんでした。多分生け贄とかそんなんじゃないですかね。



およそ2分に及ぶシュールな劇は体感10分くらいの苦しい時間でしたが、何とか終劇しました。「わあ〜」と言っていいのか黙って見ていればいいのか、こんなにリアクションに困るパフォーマンスは初めてです。もちろん、マッドメンに会えた感動はあります。でもその感動を吹き飛ばすほどの異様な空気だったものですから。これは泣く子も黙ると思います。そしてトラウマになる恐れがあります。




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仮面を被らせてもらいました。

重そうだなとは思っていましたが、想像以上に重いです。おそらく10キロは軽く越えています。私は腕で支えてようやく被っていられますが、マッドメンはこれを被って歩かなければいけないので、そりゃ動きもゆっくりになるわなと納得です。仮面を体に固定するものは何もないので、激しく動くと中の人がコンニチハしてしまいます。


ショーが終わった後は仮面を脱いだマッドメン2人と、村の人と談笑しました。村の人はこのショーは何百回と見ているでしょうが、何故か一緒に見ていたので。ショーというか、観光客である私の反応を見るのが面白いのかもしれません。

マッドメンに会いたかった理由となる漫画「マッドメン」の話をしたら、ちょっと「ああ〜」みたいな反応だったので知っているのかもしれません。と思い後から調べたら、作者の諸星大二郎さんは最近ゴロカを訪問しており、マッドメンにも会っていたんだそうです。逆に、これまで会わずにあの漫画を描いたことの方が驚きであり、漫画家の想像力及び創造力ってすごいなと思ったのですが。

そしてちょうど今(もしかしたら終わったかもですが)、諸星大二郎の「マッドメンの世界」という展覧会が日本巡回中なんだそうです。ちょっとそれ、私の帰国まで待っていてもらえませんかね・・・。



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村の子供達

これからマッドメンの村の見学をさせてもらいます。
写真は村にいた子供達です。
小さな村ですが立派な小学校があり、子供達も沢山いました。




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ガイドさん(左)とマッドメンリーダー(右)

俺たちの写真を撮ってくれと言われたので。
右の人はマッドメンリーダーと名乗っていましたが、おそらく村長さんです。




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村の人達

私達の写真を撮ってくれと言われたので。
ニューギニアの人達は写真が好きです。

そして彼らはこの後もずっと、ニコニコしながら私の後をついて来ました。ついでに犬も付いて来ています。一方、ガイドさんとマッドメンリーダーは私を置いてスタスタ先に行ってしまいました。
この温度差。ニューギニアの人ってよく分かりません。



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村の居住エリア

期待した通りの村の光景が広がっており、感動しました。
こういうところに泊まってみたいです。

実はガイドさんの故郷の村に宿泊する個人ツアーを提案されましたが、ツアー料金が笑っちゃうくらい高かったので断りました。観光地じゃない村の訪問体験は魅力的ですが、高いお金を払ってそれをするのはだいぶ違う気がするのです。



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珈琲の実と花

ゴロカは珈琲の産地です。ゴロカ珈琲と言えば世界的に有名・・・なんですか?私はそういう知識に乏しいのです。とりあえずお土産に買ってみたので、お母様、近日中に送りますね。ついでにインドネシアのうんこ珈琲も送りますので、飲んでもいいし飲まなくてもいいですよ。飲まない場合はトイレに流さず取っておいてくださいね。




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宿に帰って来ました。
ゴロカショーの会場設営が着々と進んでおります。
いよいよ明日ですからね!すごく楽しみです。



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本日の晩ご飯

宿の食堂でいただきました。

食堂に行ったら私以外に客はおらず、キッチンにいたおっちゃんに「夕飯食べれますか?」と聞いたらそれ以上何も聞かれずにこれが出て来ました。どうやらメニューは決まっているようです。思ったより豪華なものが出て来て、身も心もほくほくになりました。

しかしこれは宿受付にて前払いするものだったそうで、おっちゃんには料金を請求されず受付も閉まっていたため、結果的に食い逃げになりました。もちろん、翌日払いに行きましたが。




その後、ゴロカショーの会場設営は夜が更けても引き続き行われており、
ああ間に合ってないのかなあと心配になりました。

そして現在深夜1時過ぎですが、会場からは大音量の音楽が流れて来ております。スピーカーの確認なら100歩譲って許しますが、それにしてはここ数時間流れっぱなしです。ついでにバンド練習らしきものも聞こえて来ております。この馬鹿どもが。


明日はいよいよゴロカショーです。
3日にわたって開催される民族の祭典です。


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| パプアニューギニア | 19:50 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴロカ2、ネット対策に奔走するが

昨夜は夕方4時頃に仮眠を取ろうと布団に入ったまま、翌朝9時まで目覚めませんでした。
夜9時なのになんでこんなに明るいのかしら・・と思いました。

意外と疲れていたようですね。
特に何をしたわけでもないので、おそらく緊張疲れでしょう。



さて、本日はちょっとネット対策をしようと思います。

何度か書きました通り、パプアニューギニアはネット環境がよくありません。一部の超高級ホテルになら無料Wifiがありますが、少し高級くらいのホテルではそれがありません。有料ネットはあっても、1時間1,000円近くとかなり高額です。そして私が泊まっている安宿・・・安くないけど一応安い部類の宿では、有料ネットすらありません。

パプアニューギニアには全部で9泊しますので、この間ずっとネットが使えないのはちょっと困ります。ですのでたまにネットカフェに行くしかないか・・と思っていたのですが、そういえば私はプリペイドWifiを持っていました。オーストラリアで買ったものでSiMロックがかかっていますが、これを解除できればニューギニアでも使える筈です。



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プリペイドWifi、ポケットWifiなど色んな呼び名が

実は私もよく知らないのですが、ご存知ない方のために私のなけなしの知識を披露しますと、プリペイドWifiというのは小型のインターネット受信機のようなものです。これを持っていれば、どこでもwifiを使えるという代物です。



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SIMカード

そしてSIMカードというのは、電話およびインターネットアクセスカードのようなものです。写真右の小さなチップのようなものがSIMカードです。携帯電話やプリペイドwifiにこれをセットして使用します。

「SIMロック」がかかっている機種だと、決められたSIMカードしか使えません。
「SIMフリー」の機種だと、行く先々の国でSIMカードを購入し差し込む事で、現地の安い回線を使えます。

で、私のプリペイドWifiは「SIMロック」がかかっているというお話ですが、
これをむりくり解除する方法をネットで見つけました。今回はそれを試したいと思います。
決戦はインターネットカフェです。1時間20キナ(800円)。

・・・と長々と説明しましたが、結論から言いますと、できませんでした。

何がいけなかったのかは分かりませんが、1時間800円のインターネットカフェではこれを調べる時間もろくになく、1200円ほど使ったところで諦めて出て来ました。

そういう事情で9日間ネットがやれなかった事から、今ブログが激しく遅れているのでございます。
原因はそれだけではなく私の遅筆 全部!ニューギニアが悪いのでございます。



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ゴロカ市内風景

ゴロカ市内ではおばちゃん達がビルンを編み、売っています。
ビルンとは写真に写っている鮮やかな織物のことで、ニューギニア伝統工芸の一つです。
ニューギニアの人達は皆このビルンを下げて歩いています。
中には肥料袋みたいなので手作りしたバッグを下げている人もいて、意外とイカしてます。



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謎の物売り

町中は人で溢れ帰っており、変な人がたくさん歩いています。写真の人は何かの生き物の皮を売っていました。しかも背中とお腹の両方に下げて。新しいファッションかと思う所です。

私も歩いているとこういう物売りの人に声をかけられますが、「それ買うと思うの?」と聞き返したくなるような訳のワカランものを売ってくる人もいます。石斧とか。それで誰を倒せばいいんですか。

あと別の物売りの人が遠くから走って追いかけて来るので話を聞いてみたら、全長80センチほどの淡水魚を嬉しそうにかかげ、「50キナ!(約2000円)」と言われました。意外と安いなと思いましたが、買ってどうしろと言うのでしょうか。



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フラワーボール

安いと言えば、物価の異常に高いニューギニアでも市民の口にするものは安いです。写真はニューギニアの代表軽食であるフラワーボールですが、これは一個20円です。薄い塩気のあるドーナツみたいな感じです。他にも、揚げバナナとか焼き芋も20円で買えます。あと市バス。こちらも20円です。他に安いと思ったものは、ツナ缶くらいでしょうか。一番安価なものは50円くらいで、種類も豊富です。

逆に高いと思ったのは、まあ色々ありますが食材に限定すると、パスタ1袋200円とかです。オーストラリアだと60円くらいのがあるのですが、日本だといくら位でしたっけね。
あと牛乳500ccが250円とか、乳製品も高かったです。お菓子は自国製品は比較的安く買えますが、オーストラリアのメーカーとか、何故か売ってる日本のお菓子とかはすごく高いです。


ゴロカの特色なのかニューギニア全体がそうなのかは分かりませんが、異常にスーパーが多いのも気になるところです。5軒も6軒も隣同士でこれが建っており、裏の道に行くとさらにまた5、6軒あったりします。品揃えも値段も似た様なもののくせに、意味が分からないです。

でもこれだけスーパーが多いのに生鮮品、特に野菜を置いているスーパーは少ないです。野菜は市場で買えということなのでしょうが、市場は治安が良くないので旅行者はあまり近づけません。困ったものです。



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町の中心から少し外れたところにある公園です。公園というかただの広い場所ですが、人々の憩いの場所となっているそうです。彼らはそこかしこで憩っているので場所なんかどうでもいい気もしますが、のんびりと気持ち良さそうなので何も言いません。

こういうのを見ながらふらふら宿を目指していたら、自称ツアーガイドの男に声をかけられました。そしてそのツアーを申し込みました。毎度おなじみ、ガイドさんと2人きりで行くしんみりゲンナリ個人ツアーです。

ツアーの内容は、「アサロ渓谷のマッドメンショー見学」です。




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マッドメンこれです。単数系メッドマンです。

マッドメンは私がパプアニューギニアで一番見たかったものであり、最大の目的です。ゴロカショーももちろんそうですがこれは割と最近知ったもので、長年見たいと思っていたのはやはりマッドメンです。諸星大二郎という不思議漫画家の作品に「マッドメン」というのがありまして、子供の頃にこれを読んで以来気になっていたのです。

マッドメンはおそらくゴロカショーにも来ますが、
ちゃんと彼らの村にいるそれを見たいのでツアーに参加しました。


本当は、このツアーは誰か他の旅行者と行けるかなと思っていました。
パプアニューギニアは観光客の多い国ではありませんが、最大のお祭りゴロカショーの目前なのでいつもよりこれが増えると踏んでいたのです。そして、その人達に声をかけて一緒にツアーを申し込めば安くあがるだろうと。

でも誰も来ないんですよね。広い宿に旅行者は私一人だけです。
ちょっと来るのが早過ぎたんですかね。

仕方が無いので一人で町のツアーデスクに聞きに行ったら、やはりすごく高かったです。
ゴロカには日本人女性が働くPNGジャパンというツアーデスクがあるのですが、ここで聞いたら私が行きたいツアーはどれも1万円越えでした。ニューギニアは宿泊費に続き、観光費用もすごく高いのです。もっとも、大勢で頼もうが一人で参加しようが値段は一緒だった様ですが。

で、ツアーの参加は諦めゴロカショーまでの数日間どうすっかなと思っていたら、自称ツアーガイドの男に声をかけられた、という訳です。そして交渉の結果、町のツアーデスクで頼むよりだいぶ安くすんだので決めました。

安いと言っても驚きの250キナ(一万円くらい)なのですが、ツアーデスクで頼んだら内容はかなりグレードアップするとは言え390キナ(一万六千円くらい)払わないといけないので、これに比べればまだ払える値段です。

それでもかなり悩みましたが、自力では危なくて行けないと言うのならこれを受け入れるしかありません。わざわざニューギニアまで来ておいて、行きたい所に行かなかったら必ず後悔します。

というわけで、明日はマッドメンに会いに行きます。



その後すぐ宿に帰ってシャワーを浴び、夕飯を食べる事にしました。
実は昨日からろくに食べておらず、空腹を通り越して何も感じなくなってきております。
あんまり出歩くなとか言うから・・・。

宿にキッチンがあるのでそれを使わせて貰おうと材料を買ってきてあるのですが、今日は何故か閉まっていました。なのでその辺を歩いていた警備員さんに開けてもらえないか頼んだ所、なんだか大事になりました。


警備員さんは鍵を持っていなかったので、ボスに聞いてみるねとまずは敷地内のボスの家へ。
  ↓
そしたらボスは留守で、代わりにその娘さんが出て来てくれた。
しかし娘さんでは勝手が分からず、隣の謎の人の家へ。
  ↓
謎の人も鍵は持っておらず、私がボスを捜してくるわ!
と走り去るその人をアワワ・・と思いながら見送る私。
  ↓
5分ほどして戻って来たその人は結局ボスを発見できておらず、
キッチン近くの謎の人2の部屋をノックする謎の人1。
  ↓
謎の人2は鍵を持っており、ついにキッチンの扉が!と開けてもらったは良いもののキッチンは昨日見たそれとは別室のように綺麗に片付けられており、調理器具なども一切ない。
  ↓
すると謎の人2がそれらを貸してくれ、お礼を言いつつさっそく調理開始。
  ↓
早めに終わってさっさと引き上げたいのに、先程の警備員さんが何故かずっとキッチンにいて延々と話しかけて来て、さらにはもう2人警備員さんが増殖し3人の警備員さんに取り囲まれながらパスタを茹でる私。
 
なんだこの状況。


息つく間も無く書き殴ってしまいましたが、
息つく間も無くパスタを茹でていた私の気持ちを理解して頂けたでしょうか。

協力してくれた沢山の人々に感謝すると共に、もう二度とキッチンは使うまいと固く心に誓った夜でした。


明日はアサロ渓谷、マッドメンショーです。


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| パプアニューギニア | 21:05 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴロカ到着!までにまた色んな目に。


20150908.jpg

本日はついに、ゴロカショー開催の地、ゴロカへ移動します。
地図を見る限りたいした距離ではないですが、地上の道が整備されておらず、
ポートモレスビーからゴロカへのアクセスは飛行機を用いるしかありません。

ですので、私はここへ行く為に6:45発、ラエという町経由のフライトを予約しています。

この飛行機に乗る為に、朝5:00に宿を出ました。
そしたら夜明け前の薄暗がりの中でわずかな段差を踏み外し、豪快に右足首を捻りました。
ゴキャッという鈍い音が聞こえた気がしました。

荷物ごとすっころんだ私を目撃して慌てて駆け寄ってくれた送迎車の運転手さんに対し、私は思いっきり足を引きずりながら、「大丈夫、何ともないです!」と意味の無い強がりを言いました。

そして、今思えばこれが全ての始まりでした。



その後なんとか車に乗り込み、5分少々走ってポートモレスビー空港、国内線ターミナルに到着しました。この頃には、足首に痛みはありますが我慢すれば歩ける程度にはなっていました。どうやら軽い捻挫ですんだようです。軽くない捻挫でも、私は意地でもゴロカに行きますが。

本日利用する国内線ターミナルと昨日到着した国際線ターミナルは隣接しており、徒歩1分ほどの距離です。しかしこの徒歩1分の間に盗賊集団ラスカルに襲われる例もあるそうで、ポートモレスビーの治安の悪さがうかがえます。

この話さえなければ、空港泊して早朝フライトにそなえたかったのですが。危険危険とうるさい町に出るより、ガードされている空港にいたほうが安全です。普通は。しかし、ネットで調べたら「ポートモレスビー空港泊は勧めない。駄目!ゼッタイ!」とやたらめったら警告されていたので、流石に挑めませんでした。夕方4時から12時間篭城できるほど大きな空港でもないですし。




車から降りて空港に入り、さっそくチェックインカウンターへ。

の前に空港に入る為のセキュリティチェックがありますが、
入場券代わりの予約確認書を見せる場面でまた面倒がおきました。

リュックのジッパーが壊れ、開けられなくなったのです。私をじっと見つめる警備員さん2人の目に見おろされながら、体感およそ5分・・・実際にはおそらく2分くらいにわたり、壊れジッパーと戦う私。視線が、視線が痛いです。

その後なんとかリュックを開け、予約確認書を見せて空港に入りましたが、
すでにだいぶ疲れております。本番はこれからだと言うのに。


そして本番、チェックインですが、またしても問題が起きました。

私が乗るはずのフライトがありませんでした。

これはちょっと・・・・予想外です。

経由地であるラエ行きはあったのです。
しかし、肝心のラエからゴロカへ行く便が「無い」と言われました。

な、無いってどゆこと・・・?と困惑しながら食い下がると、チェックインカウンターの男性か女性か分からない中性的な係員さんは、「貴方は今日のラエ行きと、明日のラエ→ゴロカ便を予約してます。なので今日はラエまでしか行けません」「今日はラエ発ゴロカ行きの便は飛んでいません」と、とんでもない事を言い出します。

しかし、予約確認書ではどちらのフライトもちゃんと今日の日付になっています。
係員さんはもう一度調べてくれましたが、「やはりラエ→ゴロカ便は明日の予約になってます。」「便を2つとも明日に変更しますか?それとも今日ラエまで行って、明日の便でゴロカに飛びますか?」と言います。

私は今日ゴロカに行かないといけません。いやゴロカショーは金曜からなので明日(水曜)の便になってもぶっちゃけ問題はありませんが、もうゴロカの宿は予約してあるし、送迎も頼んでいるし、ポートモレスビーの馬鹿高い宿にもう一泊する予算もラエの宿情報もありません。

なので私は今日!絶対に!ゴロカに行かないといけないんです!!
と、最後の部分だけ必死に係員さんに訴えました。

係員さんは少し考え、どこかに確認に行ってくれました。
そして3分ほどして戻って来た係員さんは、以下の様なことを言います。

「ラエからゴロカに行く便は今日はありませんが、ポートモレスビーからゴロカに行く直行便があります。」「あちらにエアPNG(私が利用する航空会社)のサービスデスクがあるので、そこで聞いてもらえますか?」

係員さんの英語には少しクセがあり全ては聞き取れませんでしたが、だいたい上記のようなことを言っていました。なんだか分かりませんが、本日出る直行便に変更できるかもしれません。

その場合のキャンセル料と追加料金はどうなるんだ?私か?私が払うのんか?と冷や汗が流れ出るのを感じましたが、ポートモレスビーまたはどんな宿があるかも分からないラエに1泊し、ついでにゴロカの宿のキャンセル料を払うよりは安くつく気がします。



サービスデスクに行くと、私の予約確認書を手にした係員の女性はすでに何かの手続きを始めてくれていました。今回の女性の英語も難解でしたが、「直行便に変更するということでいいですか?」「はい、お願いします」という確認だけはすることができました。

しかしまずは、席に空きがあるか確認しないといけないそうです。ああ、そういう問題も・・・当日ですもんね。ところでその直行便は何時なんでしょうか?席があったとして、私はちゃんと間に合うでしょうか?そして変更料金はいかほどでしょうか?と疑問はつきませんが、とにかくまずはゴロカに行かなければと、祈る様な気持ちでその作業を見守りました。

と、そのとき突然、空港全体が停電しました。

「あ」という顔でその手を止め、直後「あーあ・・・」という顔をする係員さん。
画面が消えたんですね?システムダウンしたんですね?そうなんですね?

神よ。



朝から次々と襲い来る災難にちょっと付いて行けなくなっていた私は、何だか無性に笑えてきて、つい「ふふ・・・」となりました。係員さんが不審者を見る様な目で「大丈夫?」と聞いてきます。ふふふ。大丈夫に見えますか?

その後1分程して停電から回復した空港内は、通常の空気に戻りました。
そしてさらに5分程待って、ついに私の登場便の変更が完了しました。

「変更できました。今すぐチェックインカウンターに行ってください」と係員さん。

「今すぐですか?」
「はい」
「急いだ方がいいんですね?」
「そうです」
「分かりましたありがとう!」

慌てて荷物をかつぎ走った私は、数人並んでいた人達に「すみませんちょっと緊急なので、先に通して頂けますか?」と謝りながらチェックインカウンターに辿り着き、先程と同じ中性的な係員さんにチェックイン手続きをしてもらいました。そして、ついに待望のゴロカ行き航空券を受け取ることができました。

ほっと一安心・・・してる場合ではありません。
はやく登場ゲートへ行かないと!ええと便名は!?搭乗口は何番!?

と航空券を見たら、離陸は2時間後でした。


なんで急げって言ったの。



そんなわけで、誰よりも早く搭乗口前までやって来た私。
搭乗開始まではまだ相当ありますので、ひとまずベンチに腰掛けてほっと一息つきました。

するとドッと疲れを感じるとともに、さっきまで忘れていた右足首がひどく傷み始めました。
これは折れているかもしれませんね。(心が。)


ここがパプアニューギニアでなかったら、こんなに慌てなかったと思うんですけどね。
もっと一泊の宿代が安い国だったら、空港間を1分歩くだけで盗賊に襲われるような国じゃなかったら、インターネットが無理なく使える国だったら。ここが普通の国だったら、別にどうとでもできたのです。たかがフライトが1日ずれたぐらい。

でもこういうトラブルが起きる事もまた、ニューギニアならではなのかもしれません。捻挫は完全に自分の不注意だし、リュックのジッパーが壊れたのは古くなっていたからだし、おかしな経由便を売ってくれたのはどっか別の国(知らない)の旅行会社ですけど。

そういえば混乱の中で一時忘れていましたが、フライトの変更手数料は要求されませんでしたね。
変更手数料は元々かからなかったとしても、少なくとも経由便より直行便の方が割高だったことは確かなので、そのあたりはサービスして貰えたのでしょうか。それとも後で請求が来るのでしょうか。
何も言われなかったということは大丈夫だと信じたいですが、ちょっと怖いです。



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本日の飛行機

本日の搭乗便はこちら。小型プロペラ機です。

機内はやはりニューギニア人らしき人がほとんどで、一人だけ白人ぽい女性が混じっていました。彼女も旅行者でしょうか。ゴロカショーに行くんですか!?と鼻息まじりに声をかけたかったのですが、席が遠かったこともあり結局話しかけられませんでした。

代わりに、隣の席に座っていたニューギニア人の男性が声をかけてくれました。1歳くらいの可愛い女の子を膝にかかえており、これから故郷に帰るところですが、仕事の関係で少しゴロカに立ち寄るんだと言っていました。

パプアニューギニアに来る事は私の夢だったということを伝えると彼はとても喜んでくれ、しかし二言目にはやはり、「治安が良くないからあまり一人で出歩かない様にね」と言います。「日中でも危険ですか?」との質問には、「ゴロカならまあ日中は大丈夫だと思うけど、人気の無い方には行っちゃ駄目だよ」「できれば誰かと一緒に歩くほうがいいね」だそうです。

確かにポートモレスビーの送迎車の窓から見た景色は、お世辞にも「平和そのもの」とは言えないものでした。すこしピリッとした気配を感じたのも事実です。でもそれは私が警戒しているからで、実際にはとても明るい国なのではないかと信じたい気持ちがあります。南米が意外と大丈夫だったように。



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ゴロカ空港

ゴロカに着きました。

飛行機を降りて外に出たら、すぐそこにフェンスで区切られた外界が見え、そこに何者か分からない人々が張り付いていました。ギョッとしましたが、どうやらそこはいわゆる「アライバルゲート」のようです。彼らはおそらく、飛行機から降りて来る誰かを待っている人達なのでしょう。まぎらわしいことをしないで欲しいです。取って食われるかと思いました。

というか、アライバルゲートが近すぎるんじゃないですかね。普通はまず建物の中に入って、荷物の受け取りがあって、アライバルゲートがあって、それから外に・・・・ってそういえば荷物は!?

と、いうのが上の写真です。
まさかの、荷物の受け取りアンダー・ザ・サンです。
荷物は私達が通ったのと同じ道をガラガラ運ばれて来ました。

飛行機から降りて→1個目のフェンスを抜けて→荷物を受け取って→もう一個のフェンスを抜けたら空港の外なのです。すべて青空の下です。

開放的すぎるわ。



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本日の宿/宿舎

本日の宿に着きました。
今回もまた、送迎サービス利用です。比較的安い宿なので絶対ないと思っていた無料送迎サービスが、意外にもあったのです。空港から宿までは徒歩20分ほどですが、荷物を背負って歩くのは防犯上よくないらしくて。

私は本日11:00にゴロカに到着する筈が、これが直行便に変わった事で9:00に着いてしまいました。なので宿まで歩くか、駄目ならタクシーを使うか・・・と思っていたらこれを空港職員の女性に止められました。「宿の送迎サービスがあるんでしょ?電話しなさい、絶対来てくれるから」と。

私がいつまでも空港から出ず何かを考え込んでいるので、気になったんだそうです。それで声をかけてくれ、私が宿に電話をし送迎車が来てくれるまでの5分間、ずっと一緒にいてくれました。

「一人旅なの?わざわざ来てくれてありがとうね。」
「ゴロカショーに行くんでしょ?楽しんでね。でもここは危ない国だから、気を付けてね。」


その優しさと、優しい人々に見合わない治安の悪さ。
私はどうしても、その違和感に慣れる事ができません。



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宿の庭

さておき、本日の宿です。

本日の宿の名は「National Sports Institute」。
ゴロカショーに行きたいけどどこの宿も高すぎる・・・!と血反吐を吐いていた時に見つけた、比較的安価な宿です。安価と言っても一泊88キナ(3800円くらい)ですが、次に安いホテルは1万円くらいするのでそれと比べれば格安です。

でもネット予約できない類の宿なら、もう少し安いものもあるはずです。しかしゴロカはお祭り期間中なので、宿の事前手配は最重要事項だったのです。テントを張っての野宿も考えましたが、食人族の皆さんに補食されてしまうかもしれないのでやめました。




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ジムというか体育館というか

「National Sports Institute」、通称「NSI」は、その名の通りスポーツ関係の滞在者の為の施設のようで、敷地内には大きなジムや、食堂や、図書館や、教室や、簡易キッチンや、洗濯スペースなどがあります。

旅行者ではなくここに住んでいる人も沢山いるようです。どちらかというとそっちがメインで、空いた部屋を旅行者にも貸してくれているといった印象です。



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部屋

部屋はこんな感じです。宿舎は2階建てのものが2棟あり、こういう部屋がずらっと並んでいます。
トイレシャワーは別ですが、部屋は個室で居心地が良さそうです。
デスクもクローゼットも戸棚もあるし、確かに長期滞在者向きだと思います。



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この宿を選んだ最大の理由はその値段ですが、もうひとつの理由がこちらです。

今は何も無いただっ広いグラウンドですが、
こちらなんと、ゴロカショーの会場なのでございます。

宿とゴロカショー会場が隣同士なのです。チケットを買わなくても宿から見られちゃう勢いです。いやもちろん買いますが、わざわざ入場しなくても、朝から晩まで会場が見えてしまう素晴らしい立地なのです。

朝起きてすぐゴロカショー会場に行けるし、疲れたら戻って来て、また見に行って、クタクタに疲れるまで参加してもすぐそこに宿があるのです。まさにゴロカショーの為の宿泊施設ではありませんか。

そういう感じですので、この宿はやはり、ゴロカショー期間中は満室になるそうです。
取れてラッキーだったわね、と受付の人にも言われました。

なお、私がここを予約したのは3ヶ月前ですが、5ヶ月前に問い合わせたにもかかわらず、返信無しで予約できなかったという人もいました。なので、一度メールをして返事がなくても、繰り返し問い合わせることが重要であると思います。



さて、宿のチェックインを済ませた後は、少し休んでから町に出かけました。

受付の女性はチェックインの際に「出かけるなら声をかけなさい」と言っていましたが、出かける際には受付は閉まっており誰もいなかったので、勝手に出てきました。一応ゲートを守る警備員さんに声をかけましたが、笑顔で見送ってくれたので大丈夫だと思います。


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宿の外

宿の外は、なんだかワイルドです。

これは一本内側の道で、もう一本外に出れば広い車道に車がビュンビュン、そして人もワンサカなのですが、そこでカメラを出す勇気がなかったのでこんな写真だけです。カメラは盗られてもいいですが、カメラ欲しさに命を取られてはたまらんので。ついでに腕時計も外して来ました。アフリカかここは。アフリカ行った事ないけど。




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ゴロカショーチケットを手に入れました!

パンパカパーン!!



おめでとうございます。ありがとうございます。

チケットが3枚ありますが、これは3日分です。
ゴロカショーは金、土、日の3日に渡って開催されるお祭りで、そのうち1日目は前座の様なものでお客さんもあまり来ませんよとのことでしたが、せっかくなので全部見たいと思い3日分購入しました。

よく見たら各チケットに番号が振ってありますが、初日のは「15」になっております。
もしかして私を入れて15人しかこれを買っていないということでしょうか。

まあ何はともあれ、買えて良かったです。
ゴロカショーチケットの予約をしようにもその方法が分からず徹夜で探した3ヶ月前。そして「当日買えますよ」という答えが得られたものの、万が一の場合を想像して不安でたまらなかった3ヶ月間。その不安の日々が報われました。

購入場所は、「バード・オブ・パラダイスホテル」の受付です。
空港から宿に送ってもらっている途中、運転手さんに「ゴロカショーのチケットをまだ持ってないんですが、当日買えますよね?」と聞いたら、「今日買いに行けばいいじゃん」と言ってこのホテルの名前を教えてくれたのです。何故にホテル・・・?と半信半疑で来ましたが、普通に買えました。どういうホテルなんでしょうかここは。

思い返してみれば、ゴロカショーチケットを求めてパプア、日本、ついでにオーストラリアのツアーデスクに手当り次第にメール問い合わせをして、たった2つ戻って来たメールのうち1つに、「バード・オブ・パラダイスホテルに聞いてみてください」というのがありました。

そんなこと言って高いホテルに泊まらせるつもりでしょ!その手には乗りませんからねっ!と記憶の片隅に追いやったメールですが、まさかこれが答えだったとは。人のアドバイスは聞かなきゃいけませんね。

なお、チケット料金は3日分で250キナ(一万円くらい)でした。すごく高いですが、今日聞くまでは3万円くらいするかもと覚悟していたので安心しました。地元民は千円もしないそうですが、観光客は高いよと聞いたのでその30倍くらいはするかなと。ちょっとニューギニア人を疑いすぎたようですね。

・・・と思っていたのですが後日地元の人にチケット料金を尋ねたら、地元民は10キナ(420円)でした。25倍ですね。ちなみに去年までは5キナだったそうなので、50倍でしたね。

ニューギニア人め。




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青空市

ゴロカショーチケットも無事手に入ったので、青空市に来てみました。
何故かスーパーの警備員さんがついて来てくれています。

青空市に来る前にスーパーで買い物をしたのですが、そこを出る際に警備員さんに青空市への道を聞いたところ、危ないからと付いて来てくれたのです。青空市まではミニバスで来たのですが、そのバス停までの案内かと思ったら一緒にバスに乗り込み、一緒に市場で降りて、一緒に買い物までしてくれました。スーパーの警備は?

ときにこの警備員さん、やたらと「危ない」「一人で歩くな」を連呼します。
警備員さんが仕事を抜けて来たことが気になって「もう一人で大丈夫ですから」と言っても、「危ないから駄目だ」「君の命を守らなければいけない」と頑なです。そしてついには、いいと言っているのに宿まで送ってくれる始末。

まだ日中ですけど、どんだけ危ないんでしょうか。これは本当にとんでもない所に来てしまったのでは?・・・と思いましたが、その後ガード料を要求されて気が抜けました。

つまり、危ないのはそりゃ事実だろうけど、この人があれほど連呼したのはガード料が欲しかったためで、結局のところ言うほどは危なくはないんだなと。少なくとも、この人以外は皆「”できれば”一人で歩かない様にね」「まあ日中なら大丈夫だと思うけど、念のため」という言い方でしたし。

もちろん「絶対大丈夫」なんて馬鹿なことは思っていませんし、警戒を緩める気もありませんが。
それでも危ない目にあうときはあうのでしょうが、そんな事を言っていたら何もできないではありませんか。私は観光客です。観光しないと始まらないのです。

ちなみに、青空市は本当に荒れてるみたいで、会う人会う人に「青空市は絶対一人は駄目」と言われたので、このブログを読んで「なんだ大丈夫なんだ〜」と果敢に挑まないでください。具体的には、スリ・引ったくりのほか、ジャンキーにいきなり切りつけられたりするそうです。


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<情報コーナー>

○ ゴロカの宿

「National Sports Institute(通称NSI)」

シングル1泊88キナ。ダブルやツインがあるかは分からない。
ゴロカショー会場のとなり。空港及び市内からは徒歩20くらい。無料送迎バスあり。ゴロカショー期間中は満室になるので、できるだけ早めの予約を。予約はメールで。メールアドレスはNational Sports Instituteで検索すると沢山出てくる。電話番号は3つくらい出てくるが、正しいのは+675 532 2391。

トイレ、ホットシャワー別。ジム、簡易キッチン、洗濯場あり。Wifiなし。無料朝食は無いが、食堂があり事前(多分当日もOK)予約&支払いで朝食、ランチ、夕飯すべて用意してもらえる。周りには何も無いが、5分程歩けばスーパーがある。

○ ゴロカショーチケット

市内中心部にあるバード・オブ・パラダイスホテルの受付で購入できる。
1日券150キナ、2日券200キナ、3日券250キナ。
当日でも買えるらしいが、会場で買えるのかホテルに行かなきゃいけないのかは不明。

| パプアニューギニア | 20:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

バリ→ケアンズからのポートモレスビー到着

昨夜のフライトチェックインはちょっと面倒でした。

私はバリ島からオーストラリア・ケアンズに飛ぶフライトを予約していましたが、オーストラリアは入国にビザが要るいけ好かない国なので、観光であっても入国者は全員これを取得する必要があります。

ビザはオンラインで申請でき、一回500円〜2000円くらいかかります。何故金額が違うのかと言うと、ビザ自体にはお金はかからないのですが、頼む業者によって手数料が違うからです。ちなみにオーストラリアのビザ総本部に頼むのが一番高くつくという、意味不明な状態になっています。

しかし特例として、このビザを取得しなくていい場合があります。
それは、トランジット(乗り継ぎ)のために空港を利用するだけという場合です。
それには以下のようなルールがあります。

・オーストラリア出国チケットを持っている事。
・入国から8時間以内に出国する事。
・トランジットエリアから出ない事。

私はこれを満たしているので、観光ビザを取得する必要はありません。
が、案の定チェックインカウンターでこれに引っかかりました。

私は以前ニュージーランドからオーストラリア経由でバリ島に飛んだ時も同じ理由で引っかかりましたが、最終的に解放されています。その時も上の条件を満たしていたからです。なので今回も慌てる必要はありません。ちゃんと説明すれば済む話です。

ただ今回は、この後の予定が複雑だったため話がこじれ時間がかかりました。


まずオーストラリア行きのフライトですが、
これは上記の理由から登場拒否される言われはありません。
そのように説明します。

係員「オーストラリアのビザは持ってる?」
私「持ってません。トランジットなので必要ありません」
係員「経由便のチケットは持ってるの?」
私「もちろんです。これです」

予約確認書を見せる私。
トランジットの時間を指折り数える係員。

「大丈夫だね。オーストラリアの後はどこへ?」
「パプアニューギニアのポートモレスビーです」
「ニューギニアの入国ビザは持ってる?」
「(えっ)現地で取得します」

パソコンで何かを調べる係員。
確かにニューギニア入国にはビザが必要だけど、他国を経由してのさらに他国の入国事情が貴方に何の関係があるのかと戸惑う私。

「うん、大丈夫だね」
「はい」
「パプアニューギニアの出国チケットは持ってる?」
「(えっ)持ってます。これです」

予約確認書をまじまじと見る係員。
確かにニューギニア入国には出国チケットの提示が必要だけど、他所の国の入国事情に何故そこまで首をつっこんで来るのかとイラつく私。

「うん、大丈夫だね」
「はい」
「ニューギニアの後はどこへ?」
「オーストラリア経由で東ティモ・・・」
「え?」
「・・・・・。」

疑いの目で私を見る係員。
ニューギニアの後はオーストラリア経由で東ティモールだけど、インドネシアと東ティモールの関係を考えるとこれを言うのは得策ではない気がして黙る私。しかも今度のオーストラリアは2泊するので観光ビザが要ることを思い出して黙る私。実はすでに申請済みだけどまだ受け取っていないので、今それを言うともっと面倒になる気がしてもう何も言えない私。

「えーと、何て国だったかな・・・日本語でなら言えるんですけど英語名がわからなくて・・・予約確認書はバックパックの奥底なのでちょっと出すのに時間かかりますが、見たいですか?」

ホラを吹く私。

「いや、まあいいや。楽しんでね」
「はい。ありがとうございます」

勝った私。




IMG_3027.jpg
本日のお昼ご飯

というわけで、ケアンズです。

ニュージーランドから利用したときと違い、今回は2つのフライトを別の会社で予約したのですが、ケアンズではトランジットエリアから出られず2つ目のチェックインができないと言う事で、一つ目の会社(上記)が代行でこのチェックインを済ませてくれました。荷物もそのままポートモレスビーまで運んでくれるそうです。
なので私は今、身軽で悠々自適にケアンズトランジットを楽しんでいるわけであります。


ところで、ケアンズ空港が日本でした。

日本人利用客が多すぎるのです。
多いどころではありません。8割9割が日本人なんじゃないかというくらい溢れ返っているのです。利用客だけではなく、免税店や飲食店の店員の日本人率の高さも異常です。何なんですかここ。流石に怖いです。




IMG_3030.jpg
キャメラ

免税店でデジカメを買いました。

ニュージーランド以降、愛用のデジイチカメラ・宮崎君の調子が悪く、ほぼ使い物にならない状態になっていたためです。このまま壊れたカメラを抱え、メインイベントのゴロカショーに挑むわけにはいきません。

また、かねてから防水防塵カメラ、及び、防犯上あまり目立たない小型のカメラを持っておきたいと思っていたというのもあります。治安の悪いところであまり派手なカメラをぶら下げて歩きたくないので。(ド派手なオレンジ色の買ってもうたけど。)

もちろん、宮崎君も直り次第使います。あくまで宮崎君がメインです。また、かのカメラの不調の原因はカメラ本体ではなくレンズにあるようなので、絶好調の望遠レンズの方は引き続きゴロカショーでも活躍してもらう予定です。




IMG_3032.jpg
ポートモレスビー行きフライト

さっそくニューデジカメを使っております。
ポートモレスビー行きのフライトは小型でした。




DSC00003.jpg
機内食

ケアンズとポートモレスビーは近く、2時間弱で着きます。
なのに機内食が出ました。さすがはカンタス航空。



DSC00004.jpg

機内食を食べてうとうとして、
次に目を開けたらもうニューギニアの大地が広がっていました。

夢にまで見た、パプアニューギニアの空を飛んでおります。



DSC00006.jpg
ポートモレスビー空港にて

パプアニューギニアに来ました。

治安悪い悪いと散々脅されているので感動している場合ではなく、気を引き締めないといけませんが、それでもやはり、これは写真に収めずにはいられませんでした。この3枚の写真から放たれる、圧倒的なパプアニューギニア色はどうでしょうか。この人達に、会いに来たのです。



DSC00007.jpg
本日の宿

宿の送迎サービスを利用して、本日のホテルに到着しました。
本日の「ホテル」です。安宿ではありません。

12,716円(税込み)のホテルです。


つい字が大きくなってしまいました。
何故こんな阿呆みたいに高いホテルに泊まっているのかを、ご説明申し上げます。


<説明>

パプアニューギニアは、治安の悪い国です。
田舎の方にいけばまだマシなようですが、食人族の末裔がいます。
首都ポートモレスビーには食人族は(多分)いませんが、盗賊集団ラスカルがいます。
ラスカルとか可愛らしい名前をしていますが、盗賊です。
夜間出歩くのは問題外として、日中でも一人歩きはするなと言われるような町です。

パプアニューギニアは、生活水準と物価が噛み合っていない国です。
特に宿はとても高く、安宿と呼べる様なものは皆無です。
パンは一個20円なのに宿は最低2500円はします。そしてそんな宿はまれです。
高い宿でも、その値段に見合ったクオリティを期待してはいけません。

空港から出るタクシーはぼったくり位ならまだマシで、強盗である場合があります。
私は明日早朝のフライトを予約しているので、夜明け前に宿を出る必要があります。
強盗タクシーを避けラスカルにもカリカリされない為には、宿の送迎サービスが必要です。
送迎サービスをやっているような宿は、当然それなりのお値段がします。
私は12,716円で、自分の命を買ったというわけです。

<以上です。>



・・・そういうわけで、高いホテルに泊まっているのでございます。
しかも、そのお値段の割にトイレシャワーは別、朝食は無しです。
阿呆みたいでしょ。


本当は、現地で直接安宿を探すとか空港泊するとかも考えたのです。それはもう真剣に。空港泊は聞きませんが、直接安宿探しは実際している人がいます。噂によれば、ポートモレスビーにも3,000円くらいの宿ならあるようなのです。

でもニューギニア最大規模のお祭り・ゴロカショーの目前なので、ここポートモレスビーの宿も混雑する恐れがあります。それに、夢のゴロカショーを前に万が一にもトラブルに巻き込まれたら嫌だという思いがありました。なので、安全策を取りました。

その選択は間違いなく正しいのでしょうが、12,716円。今までどんな事情があっても6,000円までの宿しか泊まらなかったのに、12,716円。朝ご飯ももらえないのに12,716円。普段1,000円以下の宿に泊まっているのに12,716円。

苦しいです。財布も胸も。


<情報コーナー>

○ ポートモレスビーの宿

「Wellness Lodge」

booking.comで予約したが、2015年9月現在何故か予約を受け付けなくなっている。
空港から車で10分。24時間対応の無料空港送迎サービスあり。トイレ、シャワー別の一番安い部屋が300キナ。エアコン、TV、タオルは付いてる。Wifiはあるが、有料。値段は聞かなかった。館内にレストランあり。入り口はガードマンに守られており、安全そうな感じ。


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