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ウブド4、インドネシア最終日


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本日のお昼ご飯

今日もバビグリンにしようと思いましたが混んでたので、隣の北京ダック屋さんに入りました。出て来たのは無味の肉でこの店がいつもお客ゼロな理由が分かりましたが、タレを付けたら割と美味しかったです。




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今日は夕方のバスでウブドを出るので路地裏探検くらいしかせず、
あとは宿に戻ってブログを書いたりしていました。



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本日のおやつ

これから空港に向かうのでその前に食料を買って篭城準備です。

フライトは深夜2:30発なのですが、バスが一番遅いものでも夕方18:00発しかなかったので、待ち時間は6時間ほどあります。バスはこちらへ来る時も使った、プリマ社のあれです。



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3度目のデンパサール空港にやって参りました。すっかり慣れ親しんでおります。
ちなみに2週間後にもう一回来ます。今度は観光するか分かりませんが。



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2F謎のフロア

腰を落ち着けたのは2Fのただっ広いフロアの床です。
1Fが到着エリア、3Fが出発エリアですが、ここ2Fは何なのか全くの謎です。何もありません。あるものといったらその辺に転がっている地元の屍達くらいです。私もその中に混じっていたわけですが。



で、6時間の待機の後、深夜のフライトでオーストラリア、ケアンズに飛びました。
ここはただの経由地で、目的地はパプアニューギニアの首都、ポートモレスビーです。
このフライトのチェックインでまたごたついたのですが、続きはまた明日。


<情報コーナー>

○ ウブドから空港

プリマ社のバスが1日に6本ほど空港行きのバスを出している。最終18:00発。片道60,000Rp。ウブドのプリマ社オフィスは市内から徒歩2〜30分の外れにある。


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| インドネシア | 22:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ウブド2、モンキーフォレストとバロンダンス


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町中でこういうのをよく見かけます。
竹カゴ等にドライフラワーを入れて、お香を焚いたものです。女性達がこれを道や軒先や色んな所において、水をパパッとまいて、何かの儀式のように見えます。

このカゴ自体もその女性達の動きもなんだか神秘的なのですが、香を炊き終わり花もしおれたこれが道に沢山落ちており、人々が蹴飛ばして歩いています。ちなみに私も一度踏んでしまい、お香で火傷しました。

神聖なものとかではないのか、なんなのか。気になります。



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バビグリン・グンチュン

本日はまず、インドネシアかバリ島の名物である豚の丸焼き料理「バビグリン」を食べに来ました。通常は祭事のために作られる料理なんだそうです。

バビグリンはウブド宮殿の真横にある「イブオカ」という店が有名だそうですが、こちらのお店も美味しいと聞いたので来てみました。イブオカ店長の息子さんのお店なんだそうです。あ〜あの店長のねえ・・・と言おうにもイブオカに行ったことがないので、特に感想はありません。



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バビグリン

こちらです。
豚の丸焼きとは言ってもさすがにそのまま出て来る訳は無く、美味しい所を盛り合わせたプレートを出してもらえます。私が頼んだのはスペシャルというやつで、スープ付きです。このスープがまた濃厚で美味でした。

バビグリンは肉の部分もさることながら、パリッと焼けた皮が美味しいです。豚肉料理なので当然脂っぽい感じがあるのですが、肉に添えられている香味野菜のみじん切りみたいなのと合わせて食べると、意外とサッパリします。

久しぶりの豚肉料理は本当に美味しかったです。
あっさりハマったので、明日は本店「イブオカ」に行ってみようと思います。



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お久しぶりの

久しぶりに揚げせんべいを買いました。

「いくら?」と聞いたら「2,000Rp(18円)」と返って来て「相変わらずお安いねえ」と思い買ってしまったのですが、よく考えたらこれ高かったです。本当は5円くらいで買えるものです。おのれまんまと。




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その辺りをふらふらしながら、モンキーフォレストという場所を目指しました。
モンキーフォレストとはその名の通り猿達のねぐらとなっている森で、中には寺院遺跡も沢山ある神聖な場所なんだそうです。

そしてモンキーフォレストが見えて来た辺りで、早くも猿が登場しました。人里にも出て来るようです。イタズラ好きでカメラを奪って行ったりするそうなので、遠巻きに撮影。




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モンキーフォレスト

こちらです。
入り口からして早くもうっそうとしており、外界との境界線を感じます。




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チケットを購入して入場し、さあ猿はいるかな〜?と思ったらさっそくいました。
全く探す必要はありませんでした。奴らはどこにでもいます。



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森の中にはこういう不気味な像とか猿の像が沢山あります。
猿の像の上に本物の猿が乗っていたりして、ちょっと見分けがつかない時があります。



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毛繕い

猿達は人間をまったく恐れておらず、至近距離でくつろいだり、ときには人間の肩に乗って来たりします。そして帽子やカメラを奪って行ったりするそうです。食べ物なんて持っていようものなら、おそらく一瞬でしょう。私が行ったときにはそういうイタズラをする子はいませんでしたが、万が一取られたら嫌なのでやっぱり遠巻きに撮影しました。こういうときのための望遠レンズです。



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寺院

メインの寺院は修復中なのか閉まっていました。


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遊歩道



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餌やりタイム


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猿の親子達

やんちゃに動き回る小猿と、そのしっぽを掴んで遠くへ行かない様にしている母ザルの姿が人間の親子そのままで、妙に可愛らしく、親近感を覚えました。実際かなり近い存在ですし。



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本日の晩ご飯

本日は夜の舞踏公演を見に行きたいので、その前に腹ごしらえです。

今回私が見に行く舞踏はウブド中心部ではなく、40分程歩いたところにある劇場で行われるものだったので、その近くにある大衆食堂で頂きました。これくらい中心地から離れると、観光客の姿はなくありがたいお値段の食堂も多くなります。

晩ご飯ですが、今回に限ったことではないのですが、量が少ないです。インドネシア人って小食なんでしょうか。それともこういうのは軽食扱いなんでしょうか。

私は確かに大食漢ですが、だから「少ない」と文句を言っている訳ではなく本当に小振りなのです。OLのお弁当よりかは入ってますが。私の中のインドネシア7不思議の一つです。あ、でもマレーシアもフィリピンも少なめでした。特にマレーシア。

どこも小振りということは、もしかしてやはり、私が大食漢なだけでしょうか。でもヨーロッパとかオーストラリアとかだとそんな少なく感じませんでしたよ。あの人達が大食いなだけですか?いやいや。・・・・でも本当に、インドネシアの大衆食堂はお安いぶん量も少ないです。これは本当です。



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劇場?

劇場は少し遠いので観光案内所前から無料シャトルバスが出ているとのことでしたが、チケット予約をしていない私はできるだけ見やすい席が欲しいので、かなり早めに出発しました。

今夜の公演はティルタ・サリという劇団のそれで、劇場はウブド郊外のプリアタン村という所にあります。一応地図で確認してここまで来たのですが、公演ができそうな広いスペースはあったものの人っ子一人見当たりません。今まだ公演の一時間前なので早過ぎると言えば早過ぎますが、もう少し人の気配があってもいいのでは。



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人の気配を探して寺院内(?)を彷徨っております。
灯りは点いているし全くの無人という感じではないものの、人の姿は見かけません。猫の姿が一匹ありましたが、道を聞いても答えず逃げて行きました。ちゃんとインドネシア語で聞いたのに。

そして彷徨い歩くこと約15分。
ようやく第一村人を発見して劇場の場所を聞いたら、全然ここじゃありませんでした。
地図の確認が大雑把すぎたようです。小道が多いんですってば。



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プリアタン村、バレルンステージ

ちゃんとした劇場スペースでした。もっと座敷席みたいなのを想像していました。

お客さんはほとんど日本人で、劇場内は日本語が溢れ返っていました。前列を占めている予約席も、全て日本人のものでした。団体予約だけでなく、ウブド市内にあるHISなどでも予約できるんだそうです。隣に座っていた日本人談。

私は日本人なのでもちろん日本語は好きなんですが、しばらく聞かずに久しぶりにこうやって沢山の日本語を聞くと、脳の受け入れ態勢が整っていないようですごく混乱します。音として聞き流せないので、情報過多な状態になるというか。勝手に耳に入って来てしまうのです。聞き耳をたてているようですごく申し訳ないのですが。

そう考えると、母国語が英語の人はもっと大変だろうなと思います。英語が聞こえて来ない場所なんて滅多にないですし。もしかして、だから彼らは安息を求めてちょっと外れた場所に旅行に行くんですかね。・・とは言っても、そういう所で見かけるのは大抵フランス人かドイツ人なのでちょっと違う気もしますが。

今度機会があったら、僻地旅行者にそのあたり聞いてみたいです。その為には私も僻地に行かないといけないので、どっかいい僻地があったら教えてください。できれば現実的な移動手段がある場所でお願いします。



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始まりました。

本日の公演内容は、「レゴン&バレルダンス」となっております。

バリ島には3大ダンス(3大舞踏かも)と言うのがあるそうで、

・レゴンダンス
・バレルダンス
・ケチャックダンス

の3つがそれにあたります。

レゴンダンスは前回ウブド宮殿で見たので、私が見るべきなのはあと2つ。
うち、2番目のバレルダンスの為にこの公演を見に来ました。
3番目のケチャックダンスは明日見に行きます。

バレルダンスがどういうものなのかは、わざと調べずに来ました。お楽しみです。


まず始まりました写真の踊りは、「ブスバ・メガール」です。
人々を歓迎し、祝福するために作られたものなんだそうです。



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このあとソロ舞踏へと続きましたが、この人のダンスがものすごく激しく、圧巻でした。
ティルタ・サリの公演はすごく評判が良いそうなのですが、早くも納得です。



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レゴン・ラッサム

今回も日本語パンフレットを貰えたのでそれを見てみますと、これはレゴンダンスの中でも最も有名な部類の演目で、「レゴン・ラッサム」というそうです。物語は古典文学「マラット」を題材にしています。
その物語は、大きくまとめるとこうです。

ダハ王国の王女ランケサリは、黄金のとんぼを追って森に迷い込みます。それを保護したラッサム王子。王子はランケサリの美しさに惹かれ求婚しますが、既にバンジ王子という婚約者がいた彼女にこれを拒まれます。ラッサム王子は怒りのままにダハ王国に攻め入りますが、ここに神の鳥ガルーダが現れ、「お前は戦場で死ぬだろう」と予言します。王子はそれを振り切り出陣しますが・・・

というところまでしか書かれていませんが、なんか、どっかで聞いた事ありますねこれ。
もしかしてハヌマン氏を出せば全て片がつくんじゃありませんか?


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参考:ハヌマン氏/ウブド宮殿ラーマーヤナより



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クビャール・トロンボン

続いて、「クビャール・トロンボン」です。
トロンボンとは楽器の名前だそうで、下の写真がおそらくそれです。

ダンサーは男性にしか見えませんが、その通りです。男性です。
男性による中性的な表現を売りにしたダンスです。



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レゴン・ジョボック?

パンフレットの目次からするとこれは「レゴン・ジョボック」という演目だと思うのですが、よく分からなくなってきました。これはラーマーヤナの物語の一部で、「猿に姿を変えられてしまった兄弟が・・・」とのことなので、2週間前にウブド宮殿で見たあれと同じものだと思います。が、どうも内容が合っていない気がします。

「魔物を退治しようと兄が洞窟に入り、魔物を退治するが、弟は兄がやられたと思い込み兄ごと洞窟を封鎖。兄はなんとか脱出するが・・・」というようなことがパンフレットに書いてありますが、この魔物からはみ出した下の衣装がどう見てもさっき兄弟を演じていたうちのどっちかなので、え、これ魔物?兄?弟?ん?と私は大混乱でした。

で、今パンフレットを三たび熟読しているのですが、この中にそれっぽい写真がありました。この写真と照らし合わせるなら、この演目は「レゴン・スマランダナ」というやつです。パンフレットの内容とダンスの内容も合っている気がします。

順番通りやって頂きたいものです。
もう混乱してダンスを楽しむどころじゃありません。
脳内ストーリーがだいぶ無茶な感じになってきました。



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なんか出て来ました。
どうやらここからがバロンダンスのようです。



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ポメラニアンっぽい

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ふせ

日本にもこういうのいますよね。獅子舞ですか。



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この後濃いキャラクターが大量に登場して喜劇のような小芝居を繰り広げるのですが、すでにストーリーを理解する事を諦めている私は、それをぼけっと見ているだけです。脳内ストーリーはかなりお花畑なことになっております。

一応今写真を見ながらパンフレットを読み返してみたら合点が行ったのですが、もう色々と疲れたので割愛します。しかしストーリーはともかくとして、ポメラニアンは意外とよく動くし、他のキャラクター達のチャンバラも賑やかで面白かったです。

評判が良いとウワサのティルタ・サリの公演ですが、内容も充実しているし、とても良かったです。



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本日の晩ご飯2

宿までまた40分歩いたら小腹が空いたので、コンビニでカップ麺を食べました。
あと昨日載せたパン屋が本日の晩ご飯3です。

特別面白いものでもないので載せてませんが、カップ麺は割とよく買います。40円くらいで買えるし、お湯も貰えるし、コンビニ前にテーブルと椅子がある場合も多いので。観光地ウブドでこれをやったら割と目立ちましたが、知った事かお前ら何見てんだああん?と思いました。


<情報コーナー>

○ バビグリン Gung Chung

イブオカと同じ通りを5分くらい奥に進んだ左手側。豚のマークの青い看板が目印。

○ モンキーフォレスト

入場料30,000Rp。多分9:00くらい〜17:00まで。

○ ティルタ・サリ、バロンダンス

毎週金曜19:30〜約2時間。チケット100,000Rp。
チケットは当日、入場口で購入出来る。予約もできるそう。「ウブド 舞踏」とかで検索するとウブド周辺公演スケジュールなどがわんさか出て来るので、詳しくはそちらから。


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| インドネシア | 19:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ウブド再び


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クタ/プリマ社オフィス

本日はウブドに移動します。

昨日書きました通りクタからウブドへは安いバスが出ているので、そのバスを利用します。プリマ(PERAMA)社という小さなバス会社です。ほぼツーリスト専用と化しているようです。

プリマ社のバスは2日前までならネットで予約できるのですが、前日および当日は電話しろとのことなので面倒臭いなと思い、朝早くに直接オフィスを訪ねてみたら昼の便が問題なく買えました。



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チケットも無事購入できたので、ちょっと街歩きをしております。とりあえず海に来ました。ここクタはビーチリゾートなので、周辺にはサーフボードのお店やサーフィンスクールが沢山並んでおります。

ビーチの前にはリゾート感溢れるホテルがずらっと並んでおり、私も来世でお金持ちになったら、背の高い高級ホテルに泊まるよりこういうリゾートホテルに憧れるなあと思いました。
今生では、せめて4つ星ホテルに泊まるのが夢です。2回だけ叶いましたが生きた心地がしなかったので、ちゃんと余裕のある感じで泊まってみたいのです。




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クタはウブドとだいぶ雰囲気が違い、ちょっと新しめというかお洒落というか、色々物価が高そうなイメージがあります。しかしところどころ写真の様な建造物もあり、インドネシアだなあということを思い出させてくれます。でも、私はどちらかというとウブドのゴチャゴチャした感じの方が好きです。




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ディスカバリーモール

クタ最大のショッピングモールだというので来てみましたが、割と手軽な規模のデパートでした。あまりに大き過ぎると迷うので、これくらいが丁度良いと思います。中は綺麗で、お洒落な雑貨屋や土産物屋が沢山入っていました。



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本日のお昼ご飯

モール内にあるパン屋が美味しいと聞いたので買いました。一個100円とかなのでインドネシア感覚で言うとちょっと高いですが、日本感覚で言えば安めでしょうか。でも日本のお洒落なパン屋は高いけど、スーパーのパン屋だと100円くらいで買えますよね確か。浦島太郎なので忘れましたが。

あんぱんとか明太フランスとか、日本特有のパンが恋しいです。あとふかふかの厚切り食パン。外国で意外と見ないんです。食パンはもちろんありますが、薄切りだったり硬めだったりで。



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プリマ社待合所

13:30のバスを予約していたので、それより少し前にオフィスに来ました。
プリマ社オフィスは道沿いの小さなものですが、奥には涼しくて良い感じの待ち合いスペースがありました。簡易のカフェもあります。珈琲紅茶無料と書いてありましたが、気付くのが遅くて頂きそびれました。あと割と安価な食堂もありました。



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本日の宿

ウブドに着きました。

たった一泊ですが2週間前にも一度来ているので、
多少は見知った町ということで妙な安心感があります。

前回奮発して予算倍の個室宿に泊まったのに対し、今回は通常予算に収まるドミトリーにしたら、これが非常に良い宿でした。前回の宿の半額であるにも関わらず、ものすごく清潔、シャワーはちゃんと暖かい、マットが沈んでない、薄汚れてない、鍵が壊れてない、スタッフさんは英語を話してくれる、Wifiはもちろんある・・・などに加え、この宿は各ベッドにカーテン、電源、読書灯、セキュリティロッカーなどが付いております。

ついでに、宿の敷地内にはもう一個クオリティの高いドミトリー宿があります。さらに道路を挟んだ反対側にも、評判の高いドミがあります。何故泊まってもいないのにそんなことを知っているのかというと、全てネットの安宿予約サイトでチェックしていた宿だからです。まさかここまで集中しているとは思いませんでしたが。

そういう感じですので、低予算のウブド滞在にはドミトリーの利用がお勧めです。wifiだとかに特にこだわらないのなら、さらに安いゲストハウスもありそうですが。




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本日の晩ご飯

ウブドもまた観光客向けお高いレストランの宝庫ですが、少し路地裏に入れば安めの大衆食堂もあります。本日の晩ご飯は、レストランと食堂の中間くらいに位置する中途半端な値段のレストランです。中途半端な値段なので、サラダとスイカジュースを付けてレストラン価格に近づけてみました。散財する自分に逆転の発想で言い訳し、結果として質より量を取るという有効な作戦です。

上はパイナップル入りのサラダで、
下はテンペ(インドネシア版とうふ)のカレーです。
テンペは道端でも買えますが、結構とうふっぽくて美味しいです。



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本日の晩ご飯2

なんか全然足りなかったので帰りにパン屋に寄りました。
写真上は翌日明るいときに撮った店の外観なのですが、「パン」と書いてあります。

バリ島には日本人がすごく多いので外国にいる感覚が麻痺してきて、この店を見つけたときも「あ、パンだ」と違和感無く入り日本語の表示も普通に読んで購入して出て来てしまったのですが、あとから急に「え、パン?」と気付いて翌日慌てて店を見に行きました。

日本人経営のお店なんでしょうか。店員さんはインドネシア人の女の子達でしたが、ひらひらのメイド服コスプレみたいなのを着て、ニコニコしていて、なんか色々可愛かったです。パンも美味しかったですし、この後毎日通いました。


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| インドネシア | 18:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

バリ再び

夜行バスは早朝5:00にマカッサル空港に到着しました。

良いバスだったのでシートも快適でぐっすり眠り、
もう一声というところで着いてしまったのでちょっと寝たりない感じです。

なのでとりあえず空港ベンチに座り休息を取り、現在4時間が経過したところです。
私はこの程度の待ち時間なら何とも思わない程度には外国感覚に染まっていますが、フライトは16:40なので、あと7時間40分待たないといけません。これはちょっと暇かもしれません。

大きい割にあまり店やカフェがないマカッサル空港ですので、歩き回って気分転換をするにも限界があります。でも市内まで出ると往復500円くらいかかるので、それならそのお金を使って空港内のオサレカフェでオサレ料理を食べたいです。それに荷物を預けられる場所も見当たりませんし、市内観光をしようにも何の情報も持っていません。

なのでランチタイムまでもう3時間くらい粘ってみようと思います。



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マカッサル空港内

お昼になりました。ランチの時間です。フライトの待ち時間はあと4時間40分ですが、チェックインの時間を考えるとあと3時間も待てば動き出せそうです。

マカッサル空港は外から見ると巨大なのですが、中は結構狭いです。ではあの外観は一体?と思い空港内マップを探して見たところ、今私がいるのはチェックインカウンターとそれを待つ人々のためだけに区切られた、ごく狭いエリアでした。道理で狭いわけです。

一度外に出れば向こう側にも行けるのかもしれませんが、面倒臭いのであと3時間ここにいます。幸い一軒だけあったお高いカフェに電源とWiFiがあったので、今そこでブログを書いています。1週間遅れのブログを。

ところで、写真にも写っていますが荷物ラッピングサービスが多過ぎます。写真に写っている以外にも数社出ており、数えたらこの狭いスペースに6社出ていました。

そして彼らは、我先にと「バガシ?(荷物)」「ナンチャラ?(聞き取れない)」と呼び込みをしていました。やはりインドネシア人は供給過多です。他にないビジネスとか、隙間を狙っていく発想があまりない気がします。一カ所に同じ店が何十軒あっても客の奪い合いになるだけでしょう。

あと、さきほど隣の店でそれを断った私が、何故貴方の店でならラッピングをすると思うのですか。全ての店に同じ事を聞かれればさすがにゲンナリしますよ。6店全部でラッピングして原型留めなくしてやろうかコンニャロー。自分が困るだけだけど。




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搭乗ゲートと待合室(の写真がなかったのでタナトラジャの野犬)

時間になったのでチェックインを済ませ、搭乗エリアに移動しました。

そしたらここは、一階のチェックインエリアとは雲泥の差とも言える広さと綺麗さを誇る別世界でした。ここはヨーロッパかどこかの空港でしょうか。カフェやレストランが沢山あるし、スタバがあるし、コンビニもあるし、下界との差が大き過ぎます。

という写真をお見せしたかったのに、確かに撮ったはずの写真が見つからないので、タナトラジャで一番可愛かった野犬の写真を載せております。うまく誤摩化しきれているか不安ですが、多分大丈夫でしょう。




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で、バリ島デンパサール空港に到着しました。
飛行機は何故か1時間遅れました。

およそ2週間ぶりのバリですが、なんだか懐かしいです。
そしてこの溢れんばかりのインドネシア感。2回目なのに浮かれてバシバシ写真を撮ってしまいました。外国人を多く迎えるのが国際空港のひとつの役割ですから、どこの国の空港もこれくらい押しが強くていいと思います。

日本だってまず三つ指ついてお出迎えし、鳥居をくぐって入国審査。荷物を運ぶポーターさんは関取が務め、ガードマンにはサムライが。そしてタクシーの代わりに牛車が待ち構えてるくらいのサービスをしてみようではありませんか。



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本日の宿

本日の宿はこちら。ウブド以上の観光エリアであるクタの、ドミ一泊70,000Rp(630円くらい)の宿です。言うまでもありませんが、上の写真は翌朝撮ったものです。現在午後7時過ぎです。

ネットで予約しておいたのですが、交通の便や清潔感など大変評判が良い割に随分お安いなと思ったら、2段ベッドどころか3段ベッドでした。感動を覚える程のギュウ詰め感。良いではありませんか。ただ私は一番上のベッドしか空いていなかったので、なかなかのスリルを味わいました。



クタにはこれといって用事はないのですが、空港から近いので泊まることにしました。フライトの到着が18:00と、結構遅かったものですから。しかも1時間遅れたので、この選択は大正解であったと言えます。

また、空港からウブドまではタクシーくらいしか移動手段がなく2,500〜3,000円くらいかかるのに対し、ここクタからウブドなら安いバスがありそのお値段は60,000Rp(540円)。桁が一個違います。

空港からクタまでタクシーを使うと450円くらい。徒歩なら40分はかかるけど無料。クタの宿が630円、バスが540円なので、一泊してから移動してもまだこちらの方が安いというわけです。

なお、前回はそんな事とは梅雨知らず、それ以前に空港とウブドの位置関係なども全く調べず、ウブドの宿の送迎サービスを利用して2500円くらいかかりぎゃふんと言わされました。自分でタクシーを捕まえるよりは安かったんですけども、まさかここまで高額だとは思っていませんでした。せいぜい1000円くらいかと・・。普段は10円でも節約しようとするくせに、こういう阿呆な出費をするからお金がなくなるのです。



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本日の晩ご飯

そういうわけで今夜はクタでのんびりできます。とりあえず晩ご飯です。

クタはビーチリゾートであり観光客に人気の町なので、ヨーロピアンや日本人観光客も沢山見かけます。そして、並ぶレストランも観光価格でお高いです。でも観光客向けに写真が掲示してあるのが異常に美味しそうで、私はまんまと引きずり込まれてしまいます。

本日の晩ご飯は、その中でも比較的安そうだったインドネシア料理と中華料理の合作みたいなお店で頂きました。ピリ辛の鶏肉料理を頼んだのですが、久しぶりにがっつり肉を食べてごはんもおかわりしたので、すごく元気が出ました。


<情報コーナー>

○ クタの宿

「Bed Bunkers Hostels 2」

ドミ一泊70,000Rpで予約したが定価は75,000Rpだった模様。ホットシャワー、トイレ別。全体的に清潔。スタッフは皆親切で感じが良い。宿が出している各観光名所への安いツアーがあり、利用価値は高そう。一部屋に3段ベッドが3つ入っており、ベッドに登ってしまえば快適だが床面積はかなり狭い。各ベッドの枕元にはロッカー、室内灯、電源があり便利。ミックスドミと女性ドミとがあるが、各ドミトリー間にカーテンの無いガラス窓があるのであまり意味が無い。

空港から徒歩40分くらい。タクシーなら多分10分かからないくらい。空港とメインエリアのレギャン通りの間くらいにあり、大型ショッピングモール「ディスカバリー・ショッポングモール」が徒歩2分と非常に近い。辺りはレストランやコンビニもあり便利。

3段ベッドがネックだが、値段と合わせて総合的に考えればおすすめ。


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| インドネシア | 23:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

スクーターでタナトラジャ散策


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本日の相棒

本日はスクーターをレンタルしてランテパオ周辺の村を見に行きます。
スクーターは、毎度お馴染みマルコスさん家で借りたものです。

チャリダーからライダーに華麗に転身した私ですが、スクーターなぞこれまでの人生でトータル30分くらいしか乗ったことがありません。なのでちょっと怖いです。

でもスクーターとかバイクとか言うから危ない感じがするだけで、日本語に直すと原動機付き自転車ですからね。大丈夫、要は自転車です。これは自転車自転車自転車自転車(暗示)




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ロンダ

というわけで、本日最初の目的地であるロンダという村にやって参りました。ランテパオからここまでは4キロと非常に近いです。電動機付きじゃない自転車で来ても良かったですね。

ランテパオは田舎なのでそこまで交通量は多くなく、数年振りのスクーターでも少し走ったらだいたい慣れることができました。その「だいたい慣れる」までに心の体力が3分の2くらい磨り減りましたが、あと3分の1あるので何とか乗り切れると思います。


で、ロンダです。
ここには洞窟内に作られた変わったお墓があるので、それを見に来ました。

スクーターを停めて見学チケットを買っていると、自称ツアーガイドの男が話しかけて来て、「洞窟はガイドと一緒じゃないと入れないよ。ガイド料60,000Rp(550円くらい)」と相場(マルコスさん情報)の倍額を言って来ました。心の体力が10分の1くらいまで減りました。



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これ以上体力を削がれると家に帰れなくなるので、自称ガイドを振り切って一人で来ました。

「洞窟内のお墓」が見所のロンダですが、洞窟の外のアレコレも非常に面白いです。
岸壁には所狭しと棺が積み上げられ、さらにはつり下げられています。
棺の扱いってこういう感じで良かったんでしたっけ。ちょっと昨日からその辺りの感覚がおかしくなっていて、頭が働きません。あと、

お気づきだろうか・・・・

写真に無数に浮かび上がるしゃれこうべ達・・・骨のような白い物体・・・

これらはこの地に残る浮かばれない魂が
(以下略)



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しゃれこうべです。
なんか普通にあるのです。

ところで、今回は「しゃれこうべの写真がありますので苦手な方はご注意ください」って書きませんでしたが大丈夫ですかね。どういう考え方の人がこのブログを見てくれているか分からないので、結構そのへん気を使っているつもりなのですが、そもそも自分の感覚が(主に東南アジアのせいで)大いに狂わされている気がするので、その気遣いに自信が持てません。



洞窟の中に入るには、ガイドさんを雇う必要があります。先ほどそのガイドさんを振り切って来たわけですが、一人で勝手に入って自分のライトで照らしたら暗過ぎて見られたものじゃなかったので、結局別の人を雇ったのでございます。中で迷って新米しゃれこうべになりたくないですからね。

ガイドさんは他の観光客と共に洞窟から出て来たところを突撃!隣のガイドさん形式で頼み、30,000Rp(270円)であっさり話が着きました。何が60,000Rpでしょうか入り口の男め。それどころか「本当は60,000だけど50,000にしてあげるよ」とかしたり顔で言ってましたよアンニャロー。



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ガイドさん改め、15歳くらいのガイド少年と一緒に洞窟に入りました。洞窟内にも棺が所狭しと安置されています。「所狭し」と「安置する」は普通一緒に使う単語ではないと思うのですが、実際そんな感じだったので仕方ありません。


タナトラジャの棺の安置方法は大きく分けて3つあるそうです。

一昨日バトゥトゥムンガで見た様な岩や断崖に彫られた石室、ここロンダにあるような洞窟、そして、今回見た中には無さそうでしたが、木や断崖にロープで吊るす形です。このつり下げ型は特に子供や赤ん坊の棺を安置するために用いられるのだそうで、wikipedia先生によると「ロープが朽ちて地面に落下するまで何年もの間そのままにされる例もある。」そうです。いや「何年もそのままに」よりも「ロープが朽ちて落下」の方が気になるのですが、いいですかねそれは。やっと落ちたねみたいな言い方してますけど、棺は普通落としてはいけません。

上記の中で一番良いお墓は石室型で、これは結構お金がかかるのである程度裕福な人しかできないんだそうです。また、上記以外にも普通のコンクリート製石室などもありますが、これはかなり最近の形なんだとか。現在でも、主流は上記3つの伝統形式なんだそうです。




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洞窟内にはこんなコーナーも。
明らかに人の手によって並べられたしゃれこうべ達の裏側には人間一人が回りこめるスペースがあり、ここで記念撮影をするのが流行りなんだそうです。私もガイド少年の強い押しに負けて撮ってもらいましたが、何の記念か分からないし何も嬉しくありません。骨達も心無しかゲンナリ顔です。



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ロミオとジュリエット

詳しく聞きませんでしたが、恋人同士のお骨なんだそうです。
親族に反対され一緒になることができず、共にこの洞窟内で心中をはかったとか何とか。ただ頭蓋骨の並び方がどう見ても人為的なので、はてその伝説やいかに・・・とか思ってしまう心の濁った私でございます。



そんな感じで、あっという間に洞窟見学を終えました。ものの5分でした。
一人で行くと迷うのでうんぬんという情報を見た覚えがあるような無い様な気がするので、今回は短縮して入り口付近しか見なかったのかもしれません。そんなに深い洞窟にも見えませんでしたが。



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帰りは遊歩道をぐるっと回って入り口まで戻ります。

先程の洞窟は実はこんな大きな崖に開いているものですが、よく見ると、崖の中腹にも棺らしき物体が詰められているのが見えます。確かフィリピンでもこんな感じの(あちらは吊るしてありましたが)崖を見た覚えがあります。日本や他の外国でもそういう考え方があるように、空に近い所や、海が見える場所、景色が良い場所に亡くなった方を葬ってあげたいというのは、万国共通の思いなのかもしれません。



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ところで、よく見るとさきほどのガイド少年が農作業をしていました。
農作業の傍らガイド業もしているのでしょうか。働き者です。



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謎の道

ロンダの後は同じ道沿いのレモという村に行くつもりだったのですが、通り過ぎてしまいました。そしてそのままマカレまで来てしまいました。マカレとは、タナトラジャに到着した日に通り過ぎたこの辺りの中心都市です。ランテパオから車で約30分です。

なのでせっかくだしと思い、マカレよりさらに先にあるタンパンガロとかいう村に行ってみようかと思いましたが、道がよく分かりません。マカレの人達に聞いても誰もその地名にピンと来る人はいませんでした。そして、仕方なく適当に走ってみた結果が上の写真です。良い感じの田舎道ではありませんか。

そのなんとか村ですが、多分、さきほど書いた「木につり下げる赤ん坊のお墓」がある場所だと思います。今回はマルコスさんに聞いたのではなく、宿に出入りしていた自称ツアーガイドさんの話を適当にメモしただけなので詳細不明ですが。ちょっと情報収集が足りませんでした。




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レモへの道(なのか?)

タンパンガロとやらは諦めて、来た道を引き返しレモを目指しているところです。

先程はこの村への分岐を見落として失敗したので、今回はかなり早い段階から「レモはこっち?」と聞いて回り、ジワジワ距離をつめていく作戦で来ております。

で、何人もの人に聞いて辿り着いたはずのレモ行きの道が上の写真なのですが、これが正解な様にはとても思えません。というか、合っていたとしてもあまり行きたくありません。明らかに道路整備中ではありませんか。私はバイク初心者なのですから、こんな砂の山を避けて進むアクロバット走行は無理です。




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レモ

結局バイクは置いて、徒歩でここまでやって参りました。
バイクはその辺の民家の人に頼み、安全な場所に停めさせてもらっています。

後から分かった事ですが、私が入って来た道は2つあるうちメインじゃない方の入り口で、メインの方はちゃんと走りやすい道だったようです。



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レモ村のタウタウ(お人形)です。タウタウと聞いて割とタウタウな感じを想像していたのですが、思ったよりタウタウしていなかったので思わず「うわ〜・・・」という声が出てしまいました。有り体に言うと、不気味です。


タウタウとは、墓地用の木彫りのお人形です。死を象徴するものだそうです。
それ以上の情報は、実はよく分かりません。wikipedia先生もチラッとしか触れていないからです。今こそマルコスさんの解説が求められますが、今日は一人で来てしまいました。バイクレンタルだとツアーの4分の1の値段で来られるものですから、つい安い方を取ってしまって。あと一人で風を切りたくて。

タウタウはトラジャ地方の至る所で見る事ができますが、これほど沢山並べられているのはレモくらいのようです。1、2体なら意外と可愛げがあるし、お土産様のミニタウタウは結構キュートなのですが、ここまでズラリと並ばれるとやはり儀式的な意味合いを強く感じてしまいます。




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タウタウ集会所の側には、古くなったタウタウが打ち捨てられていました。
何故こんなくたびれた研究職員のような造形なんでしょうか。40代後半独身の。

死を象徴するお人形ということは、「魂が宿る」とか「亡くなった方のお供に」とかそういう感じの意味もあるんじゃないかと思っていたのですが、この放置っぷりです。
「生と死が近い」という考え方については理解したいと思っていますが、それにしても扱いが大雑把すぎます。死がその辺にゴロゴロしているではありませんか。もっと境界線をしっかり引いてください。




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ケテ・ケス

続いて、ケテ・ケスという村にやって参りました。

トラジャ地方では本当に至る所で伝統家屋トンコナンを見る事ができますが、こういったズラッと並んだトンコナン群を見ようと思ったら、ここケテ・ケスが良いみたいです。さらに、こちらのトンコナンは全て古い竹製のものなので、やはり見応えがあります。

最近のトタン屋根のトンコナンもパリッとしていて格好良いのですが、やはり、竹製の古いトンコナンの重厚感は素晴らしいです。壁の装飾が薄くなっていたり、柱がささくれて来ていたり、屋根が苔むしていたり。長い歴史を感じさせる風情のある出で立ちです。



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トンコナン群の真ん中あたりから、さりげなく伸びている小道がありました。案内も何もないので通り過ぎそうになりましたが、不自然に土産物屋が並んでいるのが気になり入ってみると・・・




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こんな立派なお墓がありました。

真ん中のこれは、まさか棺でしょうか。上に遺影が飾ってあるので間違いないと思いますが、それにしても立派です。よほど裕福な方だったのでしょう。



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タウタウ

これは2軒隣のお墓ですが、このタウタウ・・・リアルすぎませんか。生き写しのようではありませんか。いや生前のお姿は知りませんけど、ここまでリアルな造形で「実は似てません」とかだったら嫌なので、おそらく生き写しなのでしょう。




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お墓群の横には、こんな良い感じの階段もありました。
しかし軽い気持ちでこれを登ってみると、



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骨骨骨の、骨ロックです。
この放置っぷりは何事ですか。



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頭蓋骨をチャームポイントみたいに棺に添えるのはやめてください。
ふざけてるんですか。



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そしてこの何故か閉じ込められているタウタウですけど、



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怖過ぎます。

心霊とか呪いの類はあまり信じていない私でも、
流石にちょっと大丈夫かこれ・・・と思ってしまいました。
でももう散々写真を撮ってしまったので、手遅れかもしれません。



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階段をてっぺんまで登ってみると、こんな感じの道が。

骨骨ロックが道端に散らばってますけど、これ面白半分に持って帰っちゃう人いませんかね。アメリカ人あたり。いや名指しで言いがかりをつけるのもアレですけど、そういうことしがちでしょう、あの人達。



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道の先には岩窟墓がありました。



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そして洞窟の入り口にはこんな生活感溢れるエリアが。
ようこんな所でくつろげますね。
生と死が近いってそういうことなんですか?本当に?



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帰りにお土産物屋に寄りました。トンコナン壁面に使われる木彫りのお土産が美しかったので。これらは全て手作業で彫られ、顔料は岩石や木の実など、自然素材で作られているのだそうです。

あまりにも見事なのでいくつかお土産に買おうかと散々、散々悩みましたが、
カバンの中で破損してしまいそうなのでやめました。

以前トルコで欲しいものを買わなかった時に結構後悔したので、次そういう機会が訪れたら今度はちゃんと買ってすぐに送ればいいでしょう、と自分に言い聞かせて来たのですが、今回も頑固な理性に負けてしまいました。というか、やはり万が一にも破損したら悲しいという気持ちが強くあって。

布系とかアクセサリーの類とか、軽くて壊れにくいものならたまに買うんですけどね。あとバックパックじゃなくて強固なスーツケースだったら、買えるものの幅ももっと広がるのかもしれません。




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本日の晩ご飯

ナシ・ラパン・アヤムというお料理を頂きました。あとアボカドジュース。

ナシがご飯でアヤムが鶏なので鶏の何かだろうと思って頼んだら、こういうのでした。ミントが添えてあります。味はまあ見た目通りですが、それよりもアボカドジュースが印象的でした。甘いシロップが入っているのですが、これが合うのです。とても美味しかったです。濃厚なのでアイスクリームにかけたい感じ。



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夜行バス

宿に戻って少し調べものをし、夜行バスでマカッサルに戻りました。
明日の便でバリ島再びです。



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<情報コーナー>

○ バイクレンタル

マルコスさん家で一日80,000Rp+ガソリン代自腹。ガソリン代込みなら10,000Rp。
他の店もだいたいそれくらいが相場。

○ ロンダ、レモ、ケテ・ケス

入場料各20,000Rp。ロンダはオイルランプのガイドさんを雇うのに+30,000Rp。

○ ランテパオからマカッサル

夜行バス21:00前後発、所要約8時間。本数は少ないが、昼便(朝便かも)もある。
私が乗ったのはBintang Prima社のバスで、エアコン付き快適バス150,000Rp。これはかなり良いバスだったそうで、現地の人いわく安いものだと70,000Rpからあるそう。バス会社はランテパオのメイン道路沿いに点在しており、出発は各オフィス前から。

| インドネシア | 20:58 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

タナトラジャの伝統葬儀、ランブソロ


※ 本日の日記には水牛の屠殺シーンがあるので、苦手な方はご注意ください。



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バトゥトゥムンガの朝焼け

おはようございます。インドネシア、スラウェシ島は現在朝の5:30でございます。

日の出が何時か確認しておくのを忘れたので、念のため朝4:00から30分おきに起きております。日の出は結局5:45だったのでただの自己安眠妨害でしたが、おかげで綺麗なものが見られました。

バトゥトゥムンガは山の中腹にあるため標高が高く、眼下の町並みが雲に沈んで見えます。その中にぼんやり浮かび上がる棚田がなかなか神秘的です。

そして15分程待つと、



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ご来光です。
今日も良い一日になりそうですね。

というわけで、おやすみなさい。(2度寝)



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本日の朝ごはん

おはようございます。

宿の朝食はパンケーキでした。なんか色々選べましたが、なんだかよく分からず「ピサン(バナナ)」だけ聞き取れたのでそれをお願いしたらこれでした。美味しかったです。



さて、本日のイベントは、いよいよ伝統葬儀ランブソロです。

「ランブソロ」というのがこの伝統葬儀を指す固有名詞なのか、
単に「葬儀」や「儀式」などの意味なのかは全然知りません。

・・・と思って今となりに座っているインドネシア人に聞いて見たところ、「ランブ」とは水牛、「ソロ」とは儀式のことを指すそうです。トラジャ地方の伝統葬儀では水牛が重要な役割を持つので、それに関した単語であったようです。

現在、バリの空港のベンチでこれを書いております。
ブログが1週間遅れです。追いつける気がしません。



ランブソロの話に戻ります。

タナトラジャの他の観光名所は個人でも行けそうですが、葬儀の参加だけは勝手に行って何か無失礼があってはいけないので、現地のガイドツアーをお願いしました。ガイドさんはもちろん、ランテパオでツアーデスクを営むマルコスさんです。昨日の日記からちょくちょく登場している人です。



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マルコスさん

昨日は日曜で、葬儀は日曜はやらないそうなので代わりにバトゥトゥムンガに遊びに来たわけですが、昨日ランテパオを出発した時点では翌日(今日)この葬儀が見られるかは分からなかったので、夜になってからマルコスさんに電話をしました。

「明日はどっかでランブソロやりますか?」「うん、明日はパラワって村で一軒あるよ。バトゥトゥムンガから近いよ」「じゃあ朝バトゥトゥムンガの宿まで迎えにきてくれませんか?そこからツアースタートという形に。」「いいともー!」という融通ききまくりの個人観光ツアーです。足はスクーターです。私は後ろに乗っているだけ。

なお、マルコスさんは待ち合わせの8:00より30分早く宿に迎えに来て、一人で朝ご飯を楽しんでいました。あまりに溶け込んでいるので宿の従業員かと思い一瞬見落としました。



というわけで今日から始まる本格トラジャツアーですが、監修は全てマルコスさんなので、情報が間違っていてもそれは私の英語理解力マルコスさんの説明不足なので全部マルコスさんのせいですよっと。

では早速、ツアーに行きます。



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バトゥトゥムンガからパラワに向かう途中の道も、棚田が綺麗でした。
朝早くから稲の収穫をしている人達がいます。「写真を撮ってもいいですか?」と聞いたら、笑顔で「いいよ!」と答えてくれました。優しい人達です。

この辺りの稲刈りはほとんど手作業で行われていますが、最近は機械を使う農家さんもちらほらいるようで、それらの機械は日本から中古で買っているんだとマルコスさんが教えてくれました。しかしこの辺りの畑はご覧の通りの段々畑なので大型の機械は導入できず、主に使われるのは手押しの稲刈り機なんだそうです。



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本日の葬儀会場に到着しました。

お葬式というからには日本のそれをつい想像してしまいますが、
想像とは異なり、かなりワイワイと賑やかな声が遠くまで聞こえていました。



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お土産

葬儀には、なんらかのお土産を持参することになっています。
現金でもいいし、タバコやお米やお砂糖などでもいいそうです。
私はマルコスさんと相談し、お店に並んでいるうち一番良いブランドだというタバコ1カートンを購入。150,000Rp(約1300円)でした。インドネシアはタバコが安いです。

お土産は特にラッピングなどをする必要はなく、そのまま遺族の方にお渡ししました。その際、あいさつも忘れずに。遺族の方は悲しみに暮れている様子はなく、穏やかな表情にときおり笑顔をのぞかせながら、忙しく動き回っていました。その理由はまた後ほど。



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葬儀の会場です。

トラジャ地方の各村にはこういった会場が最低1カ所は作られており、ほとんどの葬儀はここで行われるそうです。その他、ご自宅などでやる場合もあります。

葬儀はだいたい9:00〜10:00ぐらいからスタートし午後までもつれ込むそうで、この時点ではまだ参加者の姿はまばらでした。地元の人々に混じり、観光客と思われるヨーロピアンの姿が多く見られます。アジア人は私と、もう一人日本人なのか韓国人あたりか、国籍不明の人がいたくらいです。タナトラジャ観光はフランス人、ドイツ人、イタリア人、スペイン人あたりに人気があるとのことです。マルコスさん情報。



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会場脇では、男性達が豚肉料理を作っていました。

内蔵を取り除いた豚を豪快に丸焼きにし、表面に火が通ったらこれを切り分けて皮を剥ぎ竹につめ、蒸し焼きにするのが伝統の調理法なんだそうです。本日のそれは、竹の替わりにドラム缶を使っています。



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会場にいくつも作られている来客用のスペースの一角に通されました。これはちゃんとお客様ごとに分けられているので、勝手に座ってはいけません。観光客用にもスペースを空けてくれているようで、私が座った場所には他にもスペイン人らしき人達が腰掛けていました。

写真下は、遺族の方が出してくれた珈琲とお菓子です。



本日の葬儀は、この村で亡くなった女性を送るものです。会場の一角には赤い布で美しく飾られた建物があり、そこにこの女性の写真と、棺に収められたご遺体が置かれていました。

この女性が亡くなったのは、なんと1年も前のことだそうです。
なぜ1年間も葬儀をせずにおいたのか。
ここに、葬式なのにベストシーズンがあるという意味不明な情報の答えがあります。


トラジャ地方に住む人々、「トラジャ族」には、生と死は繋がりの深いものであるという考え方があります。「死」は突然訪れる悲しいものではなく、「プヤ」と呼ばれる魂の行き着く先、あるいは来世とも言うべき場所へ向かう一つの流れであるのだと考えられているのだそうです。

そしてこの流れのうち、亡くなった方をプヤへ送る「葬儀」はとても重要で、できるだけ盛大に、沢山の人を迎え、多くの供物を捧げることによって、亡くなった方が早く「プヤ」に到達できるようにしてあげるのだそうです。

ですので、この葬儀を盛大に執り行うための費用が十分に集まるまで、葬儀は数ヶ月から十数年も先になることもあるんだとか。それだけ亡くなった方を盛大に送ってあげたいという気持ちが強いのです。

そういう考え方ですので、裕福な方の葬儀ほど供物となる水牛の頭数が多く、葬儀は派手なものになります。供物とされる水牛の数は、100を越える場合があるのだとか。水牛は良いものだとメルセデスベンツが買えるほどの値段がつくというので、その葬儀に一体いくらかかっているのか、考えるだけで目眩がしそうです。


なお、葬儀のベストシーズン、言い換えれば葬儀が多く執り行われるのが6〜8月である理由は、これが乾期であり天候に左右されないのが良しとされるのと、収穫期に合わせて執り行うのが習わしだからだそうです。

また、日曜に葬儀が開催されないのは、トラジャ族の実に90%がクリスチャンだからだそうです。キリスト教がこの地に上陸したのは1905年のことで、伝道師はオランダ人。当時の人々は最初はキリスト教を否定したのですが、「トラジャの伝統を辞める必要は無い。その道を進みながら、キリスト教の考えも受け入れて欲しい」というような話を聞いて、徐々にこれが浸透していったんだそうです。



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今回の葬儀には全部で10数頭の水牛が用意されていました。

これらの水牛は周辺の家や村々から送られたり、遺族が買い取ったりして用意されるのだそうです。集められた水牛は全て供物となるわけではなく、この中から数頭選ばれ、儀式に用いられます。本日は7頭の水牛が供物として選ばれました。



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会場には巨大スピーカーが用意されており、マイクを持った司会の男性がリングアナウンサーの様に激しいスピーチを繰り広げています。それに対して、葬儀の参加者達が合いの手を入れたりドッと笑ったり叫んだり、まるで何かのイベント会場のようです。


司会「なんちゃらかんちゃら~!?」

参加者達「イエー!」

司会「なんちゃらかんちゃら~!?」

参加者達「イエー!!」



さきほどまで割と厳かな気持ちで参加していた私ですが、何か「葬儀」という言葉に対するイメージとは違う気配が漂ってきた事実に、動揺を隠せません。



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供物となる水牛達に、何か水のようなものをかけています。これも儀式の一環なのだそうです。そしてそれと同時に、水牛達のまわりを何かかかしの様な人形をかかげた男性が回り始めました。



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かかしの人「アハ!オイ!アハハハーイ!」

参加者達「アハハハーイ!」

かかしの人「アハ!オイ!アハハハーイ!」

参加者達「ハハハーイ!」


私「・・・・・・。」


お葬式なんですよね?



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そしてここからいよいよ、供物を捧げる儀式が始まります。


先述しました通り、このあと水牛の屠殺シーンの写真などがありますので、苦手な方はすみませんがこのまま画面を閉じて下さい。一応あまりにも生々しい写真は載せないようにしていますが、私の感覚と見る人の感覚が一緒とは限らないので。また、動物を殺す行為に嫌悪感を抱く方も当然いらっしゃると思うので。




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水牛の大きさに対し、想像よりずっと小さなナイフを持った男性がこれを振りかぶり、一気に牛の喉を斬りつけます。

喉元を切られた牛は血を吹き出しながら暴れ、個体によってはそのまま卒倒します。
通常は1回で片をつけるそうですが、切り込みが甘い場合は2度ナイフを入れることもあるそうです。




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何頭もの牛を次々と、一切の躊躇を見せず素早く斬りつけて行く様。そして10秒と待たずに一頭また一頭と倒れて行く牛の姿は、覚悟はしていたつもりでも、かなり衝撃的な光景でした。

卒倒できず暴れた牛がこちらの客席に突っ込んで来て、慌てて全員避難するという一幕も。


ナイフで斬りつける瞬間よりも、血を吹きながらこちらに突っ込んでくる牛よりも、倒れた後まだ意識を失えず、ぼんやりと虚空を眺めるその目があまりにも印象的で、未だに頭から離れません。




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しばらく置いてから水牛達は解体され、この後参加者達に振る舞われたそうですが、それには数時間待たなければいけないため私は参加することができませんでした。解体は見られましたが、この方法がナタのようなものでガシガシ叩き切っていくという豪快な方法だったのもまた衝撃的でした。

私の個人的な感覚としては、死んだ生き物が自分の口に入ればその屠殺の瞬間も「いただきます」「ごちそうさま」の言葉とともにストンと心に収まるのですが、今回は食べられなかったので、ちょっと屠殺の瞬間が衝撃のままに残ってしまっている部分があります。

しかしこれがこの地方の人々が選んだ方法であり、亡くなった方への最大の慈しみと敬意であると考えれば、否定する気などは起こる筈がありません。「供物」というのは現代日本では聞き慣れない風習ですが、こういう形もあるのだと、一つの世界を学ばせて頂いた思いです。



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水牛ファイト

本日のメインイベントは葬儀への参加ですが、
この他にも周辺の村々を巡るツアーを組み込んでもらっています。

葬儀の後、ガイドのマルコスさんが「近くのボリという町でいま闘牛をやってるって」という情報を入手したため、本日2つ目の目的地はここボリとなりました。が、闘牛・・・スペインのあれではなく牛同士を戦わせるものですが、これはすでにほとんど終了していました。

写真は本日最後の闘牛ですが、水牛達は全く戦わず草を食んでおります。



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テコ入れがはいりましたが、
それでも戦わなかったのでこの後強制終了となりました。


なお、この闘牛イベントも伝統葬儀の一環です。
葬儀は約5日間、長いものだと数ヶ月かけて執り行われるそうで、さきほど見せて頂いた盛大な儀式や、今見ているこの闘牛もその一部なんだそうです。言われてみれば、黒い衣装を来た人々が回りに集まっています。

ここトラジャでも、葬儀の際は黒い衣装を纏うそうです。
ただし全身黒にするわけでもなく、衣服の一部が黒とかでもいいそうです。中には全然黒じゃないどころか、アロハシャツみたいなのを着ている人もいます。帽子にサロン(腰巻き)という伝統スタイルの人もいますが、約半数は普段着です。

私は一応、できるだけ地味めな服に黒いパーカーを羽織っていきました。
まあいつも地味なので、ただいつも通りの服装で行っただけとも言えるのですが。



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ボリ

ここボリでは、こんな光景も見られます。

この不思議な石柱達も、お墓の一種なんだそうです。
ただしこれは裕福な人のみが持てるもので、そうどこにでもある訳じゃないんだとか。

マルコスさんに説明してもらったもののちょっと全ては理解できなかったのですが、裕福な人は「2回目の葬儀」を行う事ができ、その象徴がこの石柱なのだそうです。大きな石ほど裕福な人、あるいは偉い人のものなんだとか。また、この光景はなんだか遺跡の様にも見せますが、これは墓地としてしっかり現役で、石柱は今後も少しずつ増えて行くそうです。



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石柱エリアの裏山では、岩窟簿を彫っている人がいました。
昨今は重機でガリガリやるものかと思っていたのに、まさかの手作業です。

「彫り上げるのにどれくらいかかるんですか?」と聞いた所、だいたい数ヶ月から、大きいものだと数年かかるとの回答です。「では急に家族が亡くなったら大変ですよね」との質問には、通常その人が元気なうちからお墓の準備は始めるし、急に亡くなってもすぐに葬儀と埋葬をするわけじゃないから大丈夫、とのことです。また、この岩窟簿は基本的に家族ごとに使われるので、すでに入れるお墓が用意されている場合も多いそうです。この辺りは日本と同じですね。

なお、気になるご遺体の保存方法ですが、以前は植物由来の保存液が使われていたそうですが、現在は新しい医薬品(おそらくホルマリンなど)が用いられているそうです。また、防腐処理されたご遺体は葬儀までお家の中で保管され、家族と一緒に過ごすんだそうです。



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続いて、サダンという村に来ました。この村はトラジャ名物の織物生産が盛んで、写真の様に、女性達が一枚一枚丁寧に織り上げている様子を見せてもらう事ができました。購入もできます。皆さん丁寧に説明してくださり、ちょっと一枚に注目しただけで「この布はね〜」と広げてくださるのでアワワちょっと待ってくださいと焦るばかりでした。ゆっくり悩む時間など一切与えられません。



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次々に広げられる布を見て目を回しながら考えた結果、
私も一枚、パイナップルの木の繊維から作られた織物を購入しました。
トンコナンに彫られているのと同じ、水牛の柄です。格好良いでしょう。




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本日のお昼ご飯

だいぶ遅くなりましたが、本日のお昼ご飯です。豚の丸焼きにヨダレが出ていたのですが、それは食べられなかったので近所の大衆食堂にマルコスさんと入り、異常に辛い鳥肉とスープのセットを頼みました。
辛いことよりも、鶏の骨がそのままゴロゴロ入っているのがつらかったです。



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パラワだったかな

ちょっとメモを紛失しましたが、確かここはパラワです。
お葬式があったのと同じ村の、トンコナンが沢山残っている一角に連れて来てもらいました。

この村の多くのトンコナンは修復中あるいは新しく建造中で、ご覧の通りの光景なのですが、これがかえって良かったです。トンコナンの構造や建造の過程を知る事ができたからです。



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屋根の修理中


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古い竹製の屋根と、最近のトタン屋根

屋根は長い間竹と木の繊維で作られてきましたが、最近のものはトタン屋根です。なお、竹製のものでもかなり分厚いし木の繊維がぎっしり詰められているため雨漏りなどの心配は全くないし、修繕を加えつつ100年は持つそうです。



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この部分は開くようです。装飾が施された綺麗な壁だと思っていたら、窓でした。



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トンコナンの正面には、写真の様に水牛の角や牛の首が飾られている場合があります。
牛はもちろん本物ではなく木製の彫り物ですが、埋め込まれた角は本物です。

この牛の彫像は、地域の長の家の象徴なのだそうです。集落内にはこういった家が何軒もありますが、それは長の親族の家なんだとか。そして親族はだいたい固まって住む為、牛の頭付きの立派な家は大抵一カ所に集中しています。

牛の角のミイラは、その数が多いと言う事はそれだけ多くの水牛を供物として捧げたということ。つまり、一族の歴史が長い、あるいは裕福であるという証明になります。



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米蔵

トンコナンには大きいものと小さいものがありますが、大きいものは家屋、小さいものは米蔵です。米蔵にはネズミ返しの替わりにツルツル滑る木の幹が使われています。

聞いて一番「へえー!」と思ったのは、トンコナンには男女の別があるということです。大きい家屋が女性で、奥さん。小さい米蔵が男性で、旦那さん。2つは常にセットなんだそうです。言われてみれば、家屋の列と米蔵の列は綺麗に横並びになっています。ご夫婦だったのですね。




最近ではトンコナンに住む人はどんどん減っており、空き家は増える一方ですが、この村では伝統を守る為に今でもトンコナンの修復と建造が続けられています。

最近トンコナンに住む人が減った理由は、単純に、その構造上住み易いか家屋ではないからだそうです。トンコナンは風通しが悪いし、中で火を使えないし、キッチンもトイレもお風呂も外付けにしないといけません。ですので、みんな今風の家に住みたがるんだとか。

それでも、トラジャ一族の象徴としてトンコナンの保存は続けられています。
トンコナンの形の意味ですが、これは舟を形取っているのだそう。トラジャ族は現在は山岳地帯に住んでいますが、ある人類学者の説によれば、元は海の民であったと考えられているのだそうです。
私は見ていませんが、トンコナンだけでなく棺も古いものは舟の形をしているのだとか。

住む土地を変えても、生まれた場所の記憶は何らかの形で残っていくのですね。
ロマンを感じるお話です。

こういう長い年月や人々の記憶にまつわるお話には、いつも心を揺さぶられます。



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本日の晩ご飯

日が暮れる前に本日のツアーは終了し、2日ぶりにランテパオに戻って来ました。
本日の晩ご飯は、バクソ・バビという印象的な名前の麺料理です。バクソとは、お団子のことを言うそうです。肉団子が沢山載ったインスタント麺でした。生麺にしてほしいところです。


<情報コーナー>

○ 伝統葬儀&周辺観光ツアー

スクーターツアー、マルコスさんのところだと一人500,000Rp。葬儀だけだと450,000Rp。ツアー料金はバイク、ドライバー(兼ガイドさん)雇い賃、ガソリン代込み。葬儀のお土産代、各種入場料(2015.8月現在、各所一律20,000Rp)は別。周辺観光は、行きたい所を言えば柔軟にアレンジしてくれる。ガイド料は375,000Rpで、これにバイクとドライバー雇い賃が頼む相手によって変わって来る感じ。「ガイド料は自治体が定めているものだからどこも一緒」とは、ガイドさん達談。実際誰に聞いても一緒だった。


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山腹の集落、バトゥトゥムンガに泊まりにいく


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本日の朝ごはん

トラジャ珈琲がとても美味しいです。
トラジャ珈琲とはその名の通り、この辺りの名物珈琲のことです。ポスターや看板をよく見かけますし確かバリ島ウブドのお土産物屋でも見ましたが、世界的にも有名なんでしょうか。日本でも聞きますか?

トラジャ珈琲は香りがとにかく良いですし、味も深くてすごく好みです。
いや、珈琲の味とか種類とか全然詳しくないんですけどね。お子ちゃま舌なんで砂糖とミルクを入れてしまいますし。強いて言えば、酸味の強いキリマンジャロがあんまり好きじゃないって事くらいです。



さて、腹ごしらえも済ませまして本日の予定ですが、バトゥトゥムンガという集落に行ってみようと思います。

バトゥトゥムンガはトラジャ地方にあるセセアン山という山の中腹にある集落で、景色が穏やかで素敵らしいのです。あと、そこから見える棚田の朝焼けが綺麗とのことです。なので一泊してこようと思います。

大きい荷物はランテパオの宿に預かってもらうことにしました。「明日帰ってきてもう一泊するからヨロシクネ」となんとなく予約っぽい事もしておいたので、明日の宿の心配もいりません。

というわけで、宿を出てまずは昨日覗いたツーリストインフォメーション(の名を騙るただのマルコスさん家)に行きました。昨日書いたツーリストインフォメーションではなく、その後にもう一軒行ったものです。マルコスさんとは、オーナー兼たった一人のツアーガイドさんの名前です。完全個人経営です。

マルコスさんに「バトゥトゥムンガってどうやって行くの?」と聞いたところ、「ベモ(市民の足、ミニバン)と乗り合いタクシーを乗り継いで1時間半くらいかな」との事です。意外と近いですね。宿でのんびりし過ぎてすでに昼前ですが、なんとかなりそうです。




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乗合タクシーの車窓から

で、現在乗合タクシーに乗り、山道を跳ねているところです。もうちょっとマシな道は無いものですかね。これはこれで楽しいですが、後部座席に4人詰まって乗っているので、車が跳ねる度に右腕をドアに強打してかなり痛いのです。



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でも、景色が良いです。山道を挟むように立つ民家と、そこに生活する人々と、その周りに点在する棚田。岩がゴロゴロ転がる不思議な棚田は、以前フィリピンで見た広大なそれとはまた雰囲気が違い、かなり味があります。



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謎の集落

着いたよ~と謎の集落で降ろされました。ここはどこでしょうか。

「バトゥトゥムンガまで行きたい」と頼んだので普通に考えたらここはバトゥトゥムンガなのでしょうが、もっと広い目で見ればここはインドネシアです。普通に考えてはいけません。

また、マルコスさんに聞いた情報だと乗合タクシーで「デリ」という村まで行き、そこからバトゥトゥムンガまでは徒歩1時間かかるとのこと。ということは、ここはデリなのでしょうか。でも乗合タクシーの運転手さんはそんなこと一言も言っていません。彼はあっという間に走り去ってしまったので、何も聞けませんでした。

ここはバトゥトゥムンガなのか、デリなのか。はたまた、全然違う何処かなのか。
私は一体どこにいるんでしょうか。



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とりあえず現状を把握しようと、その辺に座っていたおっちゃんに「バトゥトゥムンガ?」と聞きつつ適当な方向を指差してみました。そしたら「そうだ」と良い笑顔です。ほう・・ということはバトゥトゥムンガはこっちの方向で合っていて、歩いて行くのに無理はない距離にあるということです。ということは、やはりここはデリなんでしょうか。

とりあえず、歩いてみようと思います。




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集落の風景が素敵です。伝統家屋トンコナンも、それに準ずる何かも沢山あります。
そして人々がとにかく感じが良いです。皆ニコニコしていて、ハローと挨拶すると笑顔で返してくれます。子供達などは自分達から「ハロー!」と元気良く挨拶してくれ、同じ様に返すと大喜びで「ハロー!ハロー!」といつまでも終わらないハローの応酬になってしまう程です。

なんと可愛らしい人達なんでしょうか。
ボッタクリーヌな日々に若干ささくれ始めていた心が癒されていく様です。

そんな人々の反応が嬉しくて、会う人会う人にバトゥトゥムンガ?バトゥトゥムンガ?と指差し確認を繰り返す私。その度に、人々は「ああそうだ」と頷いてくれます。



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少し歩くと、こんな素敵な風景に出会えました。
私以外にも、インドネシア人ご夫婦と思われる二人連れが車を停めて写真を撮っています。

と、この人達に声をかけられました。「やあどこから来たの?」とかそんな感じで。これが英語だったので、これ幸いと思い「ここはどこですか?」と聞いてみました。インドネシア語ではうまく聞けずに困っていたのです。でも何故か、うまく伝わりませんでした。ご夫婦は首を傾げています。なので聞き方を変えて、「バトゥトゥムンガはこっちで合ってますか?」と聞いてみました。

そしたら、「え、あっちだよ。反対だよ」とまさかの回答です。
そんな馬鹿な。村人AからFまでは皆こっちだと言っていたではありませんか。

ご夫婦「ここまでどうやって来たの?」
私「すぐそこまで乗合タクシーで来て、そこからここまで歩きました」
ご夫婦「誰かに道聞かなかったの?」
私「聞きましたが、皆こっちだと・・・」
ご夫婦「ふむ。」

何がフムなんでしょうか。
そして結局ここはどこで、バトゥトゥムンガはどっちなんでしょうか。

ご夫婦「今日は日帰り?それともバトゥトゥムンガに泊まるの?」
私「バトゥトゥムンガに泊まります」
ご夫婦「ふむ。」

だから何がフムなんですか。ここはどこなんですか。
何故そんなに英語が堪能なのに「ここはどこですか」だけ通じないのですか。


とにかくこの道が違うというのなら、戻るしかありません。
しかし私が来た道を戻ろうとすると、ご夫婦は「今からこの近くの観光名所を見に行くから、一緒に行く?その後バトゥトゥムンガの宿まで送ってあげるよ」と提案して下さいました。

「バトゥトゥムンガまで車で行けるんですか?」とか、「結局ここはどこなんですか?」とか気になることは山盛りでしたが、それよりも「この近くの観光名所」とやらが滅茶苦茶気になったので、お言葉に甘えることにしました。




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そして連れて来て貰ったのがここです。
お二人と出会った場所からここまでは、車で5分くらいの近さでした。




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この謎の扉はお墓なんだそうです。
岩に直接穴を開け、ご遺体を収め、木戸で蓋をするのだとか。

ところで、この光景には見覚えがあります。確か昨日行った一個目の観光案内所にこんな写真が飾ってありました。そして手帳に書き込んだメモによれば、その場所の名は「ロコ・マタ」。マルコスさんにもらった地図でその名前を探し、私はようやく、今自分がどこにいるのかを知ることができました。ここはロコ・マタで、バトゥトゥムンガ近郊の観光名所です。



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本日の宿

そして、その後「バトゥトゥムンガの宿」として連れて来て貰ったのがこちらです。
ここは先ほどご夫婦と知り合った場所の先、わずか数百メートルの位置にある宿です。

つまり、私が最初に乗合タクシーを降ろされた場所、まさにこの辺りの集落こそが、バトゥトゥムンガだったわけです。私はバトゥトゥムンガにいながら、バトゥトゥムンガを探し歩いていたということに。方向音痴も突き詰めるとこういう迷い方をするのですね。



この後ご夫婦にお礼を言って別れ、
一人になってから事の顛末をゆっくり考えてみたら、色々と合点がいきました。

まず、村人AからFまでが示してくれていたのは、おそらくこの宿の事だったということ。後から分かったことですが、バトゥトゥムンガの宿は大体が(と言っても3つくらいしかないのですが)この辺りに集中していたのです。バトゥトゥムンガにいながら「バトゥトゥムンガはこっち?」と聞くおかしな私を見て、「多分宿に行きたいんだろうな」と推測して返事してくれたのだと思います。

また、ご夫婦が「バトゥトゥムンガはあっちだよ」と答えたのは、おそらく中心部のことでした。そして、今日はここに泊まると言った途端「フム」となっていたのは、やはりこの宿を意識してのことだと思われます。「ああ、宿を探しているならこの道で合ってるか」と。

蓋を開けて見ればこんなものです。実は全てが正しく、順調に行っていたのですね。

マルコスさんの「デリからバトゥトゥムンガまで歩け」情報以外は。

全ての原因は貴方な気がしますよコンニャロー。




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バトゥトゥムンガ散策

宿のチェックインを済ませ、辺りの散策に出掛けました。
とは言っても先ほどご夫婦の車で走り回ってしまったのでだいたい見学済みなのですが、車窓からでは見られないものもあります。ですので、先ほどの道を今度は徒歩で散策しております。ロコ・マタももう一度ゆっくり見たいですし。

集落には沢山のトンコナンが建っています。それらは大きいものから小さいものまで様々ですが、共通するのはその形と、壁を彩る細かな装飾です。よく見ると、この装飾のデザインも皆共通しているようでした。




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岩窟墓

お墓もあちこちにあります。

ただ扉だけのものならまだいいのですが、写真付きのお墓はさすがに撮影を躊躇います。申し訳なくて。でも先程のご夫婦も「写真撮って平気だよ」と言っていたし、今まさにご遺体を収めている遺族らしき人達も「ハロー!」と明るく声をかけてくれるので、そう気にする必要はないのかもしれません。

いや気になりますけどね。色んな意味で。




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かなりオープンな状態のお墓もありますが、これは事前ですか。事後ですか。いや自分で言っといてなんですが事後って何ですか。・・・いや、深く考えるのもアレなんでやはり事前ということにしましょうか。きっといつか誰かがここで眠るのでしょう。




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水牛

時々水牛を見かけます。近々屠殺される個体でしょうか。明日の日記で詳しく書きますが、この辺りのお葬式は水牛を大量に絞めて盛大に執り行うそうなのです。そのための牛かもなと、なんとなく予想です。まあそれとは関係なく、今夜のすき焼きパーティー用かもしれませんが。

なお、水牛は下の写真のようなピンク色の個体が一番高値が付くそうです。



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棚田

道の両脇には棚田が広がっています。

やはり岩がゴロゴロしていますが、土の状態はいかほどでしょうか。その土壌が米作りに適しているのか気になる所ですが、この辺り一体は田園地帯だそうなので、きっと適しているのでしょう。



さて、この後ロコ・マタ付近まで行きましたが、見学料を徴収されそうになったので止めて引き返してきました。さっき一度見ましたし。そういえばこの辺の観光地は全てチケット制だと聞いた事がありますが、さきほどは払っていません。地元インドネシア人と一緒だったからか、はたまたチケット売り場を車で通り過ぎたからでしょうか。

道沿いにある、しかもお墓に見学料を取るというのが何か変な感じがしますが、お墓を見学にいく私達観光客の方がもっと変なのかもしれませんね。でも見学料が年々すごい勢いで値上がりしており、今年は去年の額(ネット調べ)の倍になっていたのは、ちょっと残念です。



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本日の晩ご飯

宿に帰ってきました。

本日の晩ご飯は、宿併設のレストランにてナシゴレンです。悩んだらナシゴレン。便利なメニューです。個人的にはミゴレンの方が好きなのですが、安い店だとインスタント麺そのままを出してくれるのでちょっと考えてしまいます。まあ美味しいんですけど、そのインスタント麺コンビニで18円で買えるので、じゃあ自分で作った方が・・・と。



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本日の宿についてです。

ご覧の通り、伝統家屋トンコナンに泊まれるオモシロ宿です。
先ほども書きました通り、バトゥトゥムンガには私が知る限り3軒しか宿がなく、そのうち「安い宿がいいなら」と言ってご夫婦が案内してくれたのが、こちらの宿です。



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併設のレストラン

昼過ぎに着いたときにはヨーロピアンらしき観光客達で賑わっていましたが、散歩から帰ってきたら人っ子一人いなくなっていました。皆さん日帰りだったようですね。静かな夜になりそうですが、ちょっと寂しいです。



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私が泊まったのは、一番安い150,000Rp(1300円くらい)のお部屋です。トイレシャワーは別、ついでにシャワーは冷水、室内にはマットと布団しかありませんが、そんな事は問題になりません。

まず伝統家屋に泊まれる面白さ。そして明かりもあるし、布団もあるし、電源もあるという贅沢さです。山小屋みたいなのを想像していましたが、どっこい充分すぎるほど恵まれた環境ではありませんか。正直、もっと何もない宿に泊まりたかったと残念に思ったくらいです。

ペルー南部、コンドルの谷底の明かりのない宿が、私の心のベスト宿です。次点はフィリピン、バタット村の棚田に臨む宿です。あとトルコ、ネムルトダーの神々の首に見下ろされる宿も好きでした。

何もないけど月がある。虫の声がする。そんな夜が好きです。


明日は伝統葬儀「ランブソロ」を見せてもらいに行きます。


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○ バトゥトゥムンガの行き方

(1)ランテパオからバルBaluまで市民の足ベモで40分、5000Rp。この間2キロしか離れていないはずだが、何故こんなにかかったのかは謎。
(2)バルからバトゥトゥムンガまで、普通乗用車の乗合タクシーで1時間弱、相場15,000~20,000Rp。私は黙って20,000渡したら何も言われなかった。

○バトゥトゥムンガの宿

「Guest House Mentirotiku」
バトゥトゥムンガの中心(なのか?)のT時路から、Rempo方向(麓側を背にして右方向)に5分くらい歩いた道沿い。この集落に宿は3軒くらいしかないので、聞けばすぐ分かる。なお、このT路路を左に行くとロコ・マタ。

一番安いトンコナン部屋150,000Rp。朝食付き、トイレ、冷水シャワー別。倍くらいの値段の部屋もあったので、そこにはホットシャワーが付いているのかも。レストラン併設。というかこの集落にレストランはここしかない気がする。Wifiなし。

○ ロコ・マタ

バトゥトゥムンガから徒歩40分。見学料20,000Rp。

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タナトラジャ到着、この地方での見所は。


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本日の朝ごはん

宿の無料朝食です。朝からなんと豪勢な。



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朝食と荷造りをさっさと済ませ、朝9:30くらいに宿を出ました。
その後大通りまで少し歩いて、現在トラジャ行きのバスを待っているところです。
この道をトラジャ行きのバスが通ることは昨日の時点で確認済みですので、それを捕まえようと思います。

木陰でバスを待っていると、道端のおっちゃんが「どこ行くんだ?トラジャ?そーかそーか」と話しかけてきました。そして知り合いらしき乗合バンの運転手さんを引っ張って来て、「トラジャ行くならこれだ!」と言っています。

私「いえ、バスで行きます」
おっちゃん「バスはないよ!」
私「ノー、バスはあります」
おっちゃん「バスは12:00しか来ないよ!」
私「いいえ、すぐ来ます」
おっちゃん「来ないよ!」

私はインドネシア語が分からないのでほとんど単語とジェスチャーと心の会話ですが、だいたいそんな感じのやりとりでした。

そして、



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バス車内風景

その10分後に来るトラジャ行きのバス。

バスに乗り込む私に対し、「気を付けてなー!」と笑顔で手を降るおっちゃんです。
貴方という人は悪びれもせず。



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本日乗ったバスは大型長距離バスではなく、地元民向け中距離バスみたいなやつです。車内はいい感じに薄汚れており、英語はもちろん通じません。そして値段が分かりません。でもまあどうせ相場の2、3倍あたりを言ってくるでしょうから、その半額を払えば充分かと思います。



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車窓から見える風景は、マカッサル〜パレパレ間とはまた雰囲気が違います。どんどん山岳地帯の村の方に向かっているので、大きな建物を見なくなり、替わりに木製やトタン屋根の民家が立ち並ぶ様になりました。また、写真の様に、大きな山も見え始めました。



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休憩中

運転手さんが何も言わずにお昼休憩に入ったので、それを確認して私もおやつ休憩です。一応、バスから目を離さないように気を付けながら。バナナチップとジュースを買いましたが、このジュースが美味でした。

写真下は、店の軒先に吊るしてあったお菓子です。
吊るす用の道具がS字フックなどではなく、木の枝なのが素敵です。
こういう知恵というほどでもない小さな生活の知恵が、とても好きです。



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バス車窓から

山岳地帯に入ったようで、こんな感じの風景が見え始めました。



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トンコナン

トラジャ地方に入りました。
このあたりの名物といえば、やはり伝統家屋トンコナンです。

私がトラジャに来たかった理由のひとつがこれですが、目的地に着く前に早くも見る事ができました。道沿いの至る所に建っているのです。トンコナンはかなり古い伝統だと思っていましたが、しっかり現役のようです。

トンコナンはまた後日しっかり見に行くので、そのときに詳しく書きたいと思います。



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マカレ

マカレに到着しました。

タナトラジャ観光の中心地(位置的に)は今向かっているランテパオですが、この辺りで一番大きな町はここマカレです。町の真ん中にでっかい人工池があり、わかりやすく栄えている良い感じの町です。

私が泊まるのはこの先のランテパオですが、
マカレからランテパオは車で30分と非常に近く、アクセスも容易とのことです。



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本日の宿

最終目的地、ランテパオに到着しました。

バスが宿まで送ってくれると言うので、
ランテパオで一番有名っぽい「ウィスマ・マリア」という宿で降ろしてもらいました。

なおバス運賃はと言うと、最初は「100,000Rp(900円)」というマカッサルからトラジャまで行けてしまう値段を言われたので無言でその半額を渡しましたが、集金係の少年が運転手の方をチラチラ見て困った顔をするので、なんだか気の毒になってもう20,000追加しました。つまり70,000Rp(630円)です。



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なんかパレード

町が異常に賑やかだと思ったら、何かのパレードをやっていました。
ツーリストインフォメーションを探したいのに、道を横断することすらできません。



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ツーリストインフォメーション

なんとか標識を見つけ出し、ツーリストインフォメーションに来ました。
想像していたツーリストインフォメーションとは違いましたが、少なくともツーリスト向けのインフォメーションはくれそうなので、その名に間違いはないのでしょう。

最初はインドネシア語のおっちゃんが出迎えてくれましたが、何故かどこかに電話をかけ、私に受話器を渡しました。誰ですかこの人は・・と思いながら話した相手は、英語を操るツアーガイドの人でした。あと10分で行くのでそこで待っていろと。

10分後、到着したツアーガイドさんと話をしました。しかし目的の個人ツアーの金額が聞いていたよりだいぶ高かったので、ちょっと他の所でも聞いて見ようと思い一度外に出ました。



私がタナトラジャに来た最大の目的は、「ランブソロ」というこの地方伝統のお葬式を見る事です。

お葬式を面白半分に見学するなんて不謹慎ではないかと当然思いますが、この辺りのそれは沢山の人を招いてできるだけ派手に、盛大に執り行うのが良しとされているそうなのです。なので、見学するにあたりいくつかのルールはあるものの、不謹慎とかは気にせずどんどん参加して良いとのことです。

なお、お葬式ですのでいつでも見られる訳ではない、そもそも「お葬式見られるかな〜」と思いながら行くのは誰かが亡くなるのを期待しているようで、それはいくらなんでも駄目だろうと思っていましたが、6、7、8月辺りはお葬式のベストシーズンなのでほとんど毎日どこかの村でこれが見られるそうです。


・・・葬式のベストシーズンって何。


何かおかしな世界に迷い込んでしまった気分ですが、その詳細はまた後日の日記で。


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本日の晩ご飯

宿近くの食堂にて、「チョト・マカッサル」というスープを頂きました。
その名の通りマカッサル名物ですが、彼の地では食べ損ねたので。
濃厚な牛の煮込みスープです。

また、昨日パレパレで食べられなかった臓物スープバルバサですが、このチョト・マカッサルと良く似ているそうです。なので、これでパレパレの無念は晴らしたこととします。


明日は近郊の山に泊まりにいきます。


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<情報コーナー>

○ パレパレからランテパオ

Jl. Jendral Ahmad Yani通りを通る中型バスを捕まえて、所要約5時間。多分50,000Rpも渡せば充分と思う。知らんけど。私の見間違えでなければ、大型バスもこの道を通るはず。

○ タナトラジャの観光拠点

町の大きさと宿の多さで選ぶなら、おそらくマカレの方がいい。単に位置的な中心地、及び観光中心地と呼ばれているのはランテパオ。こちらは小さいが、コンビニなどはあり必要なものは揃う。マカッサルからのバスはランテパオまで行ってくれる。
どちらの町にもツーリストインフォメーションっぽいものやツアーガイドはいる。
両町間の移動は中型バスやバイクタクシー、あとおそらく市民の足ベモもあり、所要約30分。

○ ランテパオの宿

「Wisma Maria」

Ratulangi通り沿い。有名なので人に聞けばすぐ分かるはず。シングルまたはツイン一泊115,000Rp。トイレ,冷水シャワーつき。ホットシャワーの部屋は確か170,000Rpくらいだった。無料朝食つき。ラウンジに無料Wifiあり。犬やら猫やら鶏やらが歩き回る自由すぎる宿。庭が広い。安い部屋は水回りが古く蛇口が壊れていたりするが、高い部屋はもう少しちゃんとしてると思う。

○ ランテパオのツーリストインフォメーション、バイクレンタル

(1)Penanian通り沿いのツーリストインフォメーション
(2)サッカーグラウンド脇のツーリストインフォメーション(マルコスさん家)
(3)Wisma Mariaのレセプション

ツーリストインフォメーションを語る店は少なくとも2軒あるが、どちらも町の公式という感じはしなかった。どちらかと言うと(1)の方がちゃんとしており、英語が堪能なツアーガイドを何人も抱えている。
(2)は完全に個人経営だが、オーナー兼ツアーガイドのマルコスさんが良い人。Wisma Mariaを出て左に曲がり、最初の角(サッカーグラウンドの角)を左折してすぐ。
(3)は文字通りウィスマ・マリアの受付だが、3つの中で一番綺麗な地図をくれた。宿には英語を話す自称ツアーガイドが何人も出入りしており、その人達にツアーを頼むのもあり。多分どこの宿でもこういう人達はいる。上記3つとも、バイクレンタルもやっている。

詳しいツアー金額などについてはまた後日の情報コーナーで。

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スラウェシ島上陸


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スラウェシ島

スラウェシ島に上陸しました。

グーグル先生が提示してくれた地図だと車とフェリーで59時間とか言っていますが、
私は普通に飛行機で渡らせてもらったので2時間でした。でもフェリーにしたら良かったです。

朝6:00発の飛行機は8:00過ぎにはマカッサル空港に着きましたが、
バンドゥンとマカッサルでは時差かあるので時計を一時間進めて、現在午前9:20です。



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マカッサル国際空港

大きいし、なんだか国際的です。ごった煮的インドネシアっぽさが全くありません。



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空港シャトルバス

このままバスターミナルに向かいます。マカッサルは大きな街ですが大きな街である故にあまり長居したくないので、さっさとタナトラジャに移動しようと思います。



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ダヤ・バスターミナル

空港からここまで30分でした。空港とバスターミナルは5キロほど離れており、
街まではさらに遠いそうです。空港から街の中心へは20キロとか25キロとか。

マカッサルにはいくつかバスターミナルがあるそうですが、
トラジャ行きのバスはこのダヤ・バスターミナルから出ます。

移動に時間をとられ現在時刻は10:30ですが、ほとんどのトラジャ行きバスは午前8時までに出てしまっており、次の便は夜しかないというネット情報を掴んでおります。しかしそれらは現地バス会社の人などが言っていることであって、実際のところは他にもあるはずだと思ったので来てみました。

他の会社は昼便を出していても、自分のところになければ彼らは「バスは夜しかない」と言います。残念ながら、インドネシア人の言うことはあまり信用できないことが最近分かって来ました。彼らは客を得るためなら笑顔でホラを吹くのです。商売さえ絡まなければ明るい良い人たちだと思うのですが。



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ターミナル構内

寂れております。

この写真を見るとなんだか綺麗そうですが、これは奇跡の一枚であり、
実際はなかなかの荒廃っぷりなのでご注意下さい。

カウンターはほとんどがしまっており、利用客らしき姿もまばらです。
ターミナル自体は結構巨大なので、その寂れ具合が余計に際立ちます。

そんな感じなのでどれがバス会社のカウンターなのか、どれがただの売店なのか、あの店はなんなのか、さっきから後ろを着いて来る謎の男は何なのか、自分が置かれている状況が全くつかめません。

「トラジャ?トラジャ?」と声をかけてくる人はいますが、連れて行かれる先はターミナルの端っこにある何かのオフィスで、バス会社っぽくありません。そしてやはり、バスは夜しかないと言います。「別の会社に聞くからいい」と言っても、「無いよ!夜しかない!」「チケットはここでしか買えないよ!」と主張してきます。

そこで、バスやタクシー絡みではない一般のお客さんぽい人から、チケットカウンターが並ぶ場所を教えてもらいました。昨日の夜インドネシア語を少しでも勉強しておいて本当に良かったです。全くと言っていいほど英語が通じないので、スラウェシ上陸1時間にしてジ・エンドとなるところでした。



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チケットブース

なんとかチケットブースの場所を聞き出しここまで来ましたが、ご覧の通りの有様です。最大手・リタ社とやらのチケットカウンターは唯一開いていましたが、看板にはクモの巣がはっています。利用客の少ない時間だから寂れて見えるだけかと思っていましたが、時間は関係なく本当に寂れているのでしょうか。

それはさておき、リタ社の受付の人は次のトラジャ行きのバスは13:00発、
そしてパレパレ行きは無いと言っています。

でも、午後発トラジャ行きはありましたね。ほれ見いホラ吹きどもめ。



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さて、突然登場した謎の地名パレパレですが、つい先ほど決定した本日の目的地(改)です。
本日はトラジャではなく、トラジャに行く途中にある町パレパレに行くことにしたのです。

トラジャへのバス旅は車窓からの景色が魅力的だと聞いています。
ですが、午後からの便だと最後の数時間は日が暮れてしまい、それが見られません。
地図を見る限りパレパレはマカッサルとトラジャのだいたい中間くらいにあり、トラジャまでの距離を詰めておくには最適な位置です。なので、今日はその辺りで勘弁してやろうというわけです。


パレパレへの行き方ですが、この町はトラジャ行きのバスが必ず通るので、基本的には乗るバスは同じはずです。が、リタ社の受付の人は、「パレパレ行きは無い」とのたまいます。いやいやそんなはずはあるまいと、つたないインドネシア語で食い下がる私。

私「パレパレ!マカッサル、パレパレ、トラジャ」
(訳:トラジャ行きはパレパレを通るでしよ。知ってるんですからね)

受付嬢「ノ~ペラペラトラジャペラペラパレパレペラペーラ」
(訳:無いと言ったらないのよ、本当はあるけどトラジャ行きの方がお金になるからそっちに乗って欲しいのは内緒なのよ)

私「トラジャマラム、パレパレストゥンガ、サヤマウクパレパレアッチョンブリケ」
(訳:トラジャ着くの夜になるでしょ、パレパレは中間地点でしょ、だから今日はパレパレまででいいの)」

受付嬢「ペラペラペラペラペラペラトラジャ」
(訳:いいからトラジャ行きに乗りなさいよ、そしてボッたお金で私は新しいバッグを買うの)

私「パレパレペラペラパラパラパラリラ(訳省略

私もしつこいですが受付嬢も全く引かないので、このバスはやめにして別の手を探すことにしました。なお、ボッタクリに関してはただの言いがかりです。後から分かったことですが、彼女が言っていたのはおそらく適正価格でした。


さておき、残念なことにパレパレ行きのバスは見つかりそうに無いというのが現状です。そこで、5分ほど前からずっと私の後ろをゴチャゴチャ言いながら付いて来ている謎の男の出番です。

聞くところによると、この人はワゴン型普通乗用車を用いた乗合タクシーの運転手か関係者で、この時間にパレパレに行くならこれしか方法はないと言っています。しかしこの乗合タクシーはその性質上バスより高くなりがちで、おそらく出発時刻も定まっていません。詳しくは知りませんが、人数が集まらないと出発しない仕組みであると想定されます。

でも一応聞いてみようと思います。
以下、覚えたてのインドネシア語で会話しているので片言です。

私「パレパレ行き、いくら?」
男「240,000Rp(2200円くらい)」
私「たかい、いらない」
男「いくらなら乗る?」
私「70,000」
男「駄目駄目、200,000ならいいよ」
私「70,000」
男「駄目」
私「70,000」
男「駄目」
私「70,000」
男「駄目」

~省略~

私「80,000」
男「よし、わかった80,000だ」

交渉成立です。

トラジャ行きも安いものだとそれくらいのがあるそうなので、その半分の距離と考えるとかなり割高ですが、いつ来るか分からないバスを待つより良いかと思い決めました。

なお出発時刻ですが、何時に出るの?と聞いたら「今今、11:00!」と言うのでおそらく13:00くらいかと思います。でもパレパレまでは3時間少々なので、遅くなっても問題ありません。また、それまでには別のバスが出るかもしれないので、一応こちらをキープしておいて別の線も探りたいと思います。



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乗り合いタクシーはワゴンどころか普通の車でした。勧誘男もこれを指差して「ミニカー!(笑)」と吹き出していました。貴方んとこの車でしょうが。



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一時間ほど待ってもやはり出発しなかったので、「ちょっと水買ってくる」と嘘をついて
ミニカー(笑)から離れ、待合いスペースのベンチに座っております。

実は、さきほどトイレに行くふりをして停車中または洗車中のバス全てに出発時刻を聞いて回ったところ、14:00発のトラジャ行き、パレパレ止まりなら60,000Rp(550円くらい)というエアコン付き大型バスがあったのです。待ち時間はちょっと長くなりますが、なかなか魅力的な値段設定です。値切ってないのに最初からこの値段を言ってくれた点も好感が持てます。

なので是非このバスで行こうと思いましたが、ミニカーのおっちゃんがせっかく捕まえた客を逃がすはずがありません。なので、口八丁インドネシア語八丁でなんとか預けた荷物を取り戻し、上手い事ここまで逃げてきたわけです。あとはおっちゃんの目を盗んで行方をくらまし、14:00までに狙いのバスまで到達するだけです。




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ミニカー車内風景

逃走失敗しました。

不穏な気配を察したのか、まだ客は集まっていないのに「おい出るぞ!はやくはやく!」とお呼びがかかってしまったのです。おっちゃんは一枚上手でした。なお、出発時刻は1時間半遅れの12:30でした。何が早く早くじゃ。




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ミニカーの車窓から

道端の客を乗せたり降ろしたりしながら、ミニカーはパレパレを目指します。この暑いのにエアコンをつけてくれませんが、窓からの風が気持ちいいのでまあいいです。

車窓からの風景は、穏やかで素敵ではあるものの普通のインドネシア風景でした。
ですのでやはり、「車窓からの眺めが良い」とはトラジャ行き後半の事だと思われます。



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本日の宿

予定よりかなり早く、3時間もしないうちにパレパレに着きました。かなり飛ばしていましたので。

パレパレは全く泊まる予定のなかった町なので宿情報も何もなく、運転手さんに「どっか安宿で降ろしてください」と頼んだらここに着きました。一泊150,000Rp(1300円)と完全に予算オーバーですが、他に宿は見当たりませんし、値段の割に良い感じの部屋だったのでここに決めました。

しかもwifiがありました。今朝「今日からしばらくネットが使えませんので!キリッ!」と言ったその日にこの有様です。ちょっと恥ずかしいです。



ではせっかくですし、パレパレ観光をしたいと思います。

パレパレについては何も知らないと申しましたが、実は少しだけ情報を持っています。
手帳の一角に私の筆跡で書かれた全く記憶にないメモによりますと、

パレパレ、夕日、臓物スープパルバサ

とのことです。

おそらくパレパレは夕日が綺麗な町で、パルバサと言う名前の臓物スープが有名なんだと思います。ですので、本日の目標は「夕日を見ながら臓物スープを飲むこと」といたします。



宿の受付の少年が少し英語を話してくれたので、パレパレ中心部への行き方を聞きました。ここから中心部までは3キロくらい離れていますが、ベモという乗合バンに乗ればすぐとのことです。でも夕暮れまでまだ時間がありますし、散歩がてら歩いて行ってみることにします。



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宿は高台にあるため、町の中心および港に行く為には坂を下って行く事になります。
その途中に町全体を見下ろせるポイントがありました。海も見えます。



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パレパレ中心部を通り過ぎ、すぐ近くの港まで来ました。
港町と聞いたら船を見ないわけにはいきません。

船はいいです。船旅って聞くだけで心が沸き立ちます。
いつかノルウェーの1週間だか10日だかのフィヨルド船旅に行くのが夢です。



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港近くには小さなマーケットが出ていました。さすが港町なだけあって、新鮮な魚が並んでいます。久しぶりに魚介が食べたいですが、本日の目標は臓物スープですので、魚はまたの機会に。



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海沿いの食堂

海沿いに並んでいるレストランのひとつに入りました。


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夕焼け

「夕焼けを見ながら臓物スープを飲む」という目的で立ち寄ったはずのパレパレですが、ご覧のように夕日は雲にかくれています。



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本日の晩ご飯

そして、食べているのはナシゴレンです。
臓物スープが全然見つからなくて。

何しに来たんでしたっけね。


明日はタナトラジャの中心の町、ランテパオに移動します。


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○ マカッサルの空港

スルタン・ハサヌディン国際空港。マカッサルの別名がウジュン・パンダン Ujung Pandangであることから、航空券などにはこの名前が記載されることもあるので注意。空港コードは(UPG)。
無料Wifiはあったが、私はアクセスできなかった。

○ 空港から市内

Damri社の青いミニバスで所用30分、27000Rp。
空港メイン出口から出て右側に下階におりる広い通路があり、その突き当たりにチケットブースがある。この金額が大きく書かれていたので何も聞かずに買ってしまったが、バスターミナルへは市内へ行くより大分近いのでもっと安く行けたのかも。
この他、市民の足ペテペテ(ベモと同じ)でいく方法もあるとのこと。私は利用していないので、詳しくは他の方のブログで。

○ マカッサルからトラジャ、又はパレパレ行きのバス

ほとんどのバスは8時までに出てしまうそう。実際は13:00、14:00発などがあったが、その本数が極端に減るのは本当みたい。夜まで待てば21:00前後発の夜行がたくさんある。

トラジャ行きのバスは、エアコン付きの綺麗なものだと表示価格140,000Rp(Lita&Co社)、150,000Rpまたは170,000Rp(Bintang Prima社)など高額だが、エアコン無しの安いものだと700,000Rpのがあるらしい(トラジャで知り合ったおっちゃん談)。所要10時間。

パレパレ行きは、私が乗った乗合タクシーは交渉価格80,000Rp、大型のエアコンバスは言い値60,000Rpだった。所要3〜4時間。

○ パレパレの宿

「Hotel Platinum」
住所: Jl.Indurtri Kcil No.38 Parepare


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このへん。

トラジャ行きの長距離バスが通るJl. Jendral Ahmad Yani通り沿い左手に看板が出ているので、そこを左折して200m。この辺りには他に宿は見当たらなかった。

シングル一番安い部屋150,000Rp 。もう少しグレードの高い部屋もある。温水シャワー、トイレ備え付けだが何故か手洗い場がない。部屋には届き辛いが一応無料WiFiあり。朝食、テレビ、エアコン付き。フロントの人何人かは少し英語を話す。町の中心からかなり離れており、徒歩40分。しかし200mほど歩いて大通りに出ると一回30円くらい(未確認)で乗れる市内交通ペテペテが走っており町まで5分とのことなので、町に出るのには困らない。付近にはコンビニ、小さな食堂もあり。

港付近、海沿いの通りや1本陸側の通りには、いくつか安そうな宿や良さそうな宿もあった。
宿を探すならこの辺を当たってみると良さそう。中心地だし。

| インドネシア | 22:47 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

休息日 in バンドゥン

バンドゥン観光がこんなにスムーズに行くと思わず4日も取ってしまったので、今日は一日中宿に籠って、今後の旅行計画やらフライトの予約やらブログの更新やらをしていました。

1週間に1回くらいはこういう日を作らないと、色んなことが溜まって行く一方だということに旅行歴3年を越えてようやく気付くことができました。道理で時間が足りないと思っていました。


バンドゥンの宿に4泊している間、他の旅行者が何組も来ましたが皆大抵1、2泊で去って行き、4泊もしているのは私だけでした。バンドゥンには魅力的な景勝地がありますが、バリやジョグジャのように見所わんさか!というタイプの町ではないのです。

宿の人もそこらへんの自覚があるようで、到着初日に「4泊します」と言ったら、「とりあえず1、2泊にしたら?もっといたければ延長すればいいし・・・」と言っていました。もっと自信を持ってくださいと思いましたが、結果として私も1日余っているのでもはや何も言えません。




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インドネシア語

インドネシア滞在も残り半分(全20日、残り10日)となりやや今更感がありますが、インドネシア語の勉強を始めました。バリ、ジョグジャまでは英語のみでほとんど問題なかったのですが、バンドゥンに入ってからこちら急に現地の人との会話に困る事態になり、焦ったためです。

バンドゥンはそれほど観光地化された町ではないので、人々は当然母国語のみで穏やかに生活しています。私はこの後スラウェシ島というところに行きますが、そうすると今よりさらに英語だけでは厳しくなるそうです。
ついでに、「あちらの人はバリやジョグジャみたいに観光客イラッシャーイ!(そして金を落としていけ!)という感じではなく割と冷たいところがあるので、これまでのとのギャップに驚くだろう」というような情報をネットで目にしてちょっとビビっています。

で、少しでもいいからインドネシア語を覚えようと思い、勉強を始めたわけなのであります。あいさつは最低限として、値段の聞き方と道の聞き方、及び数字くらいは分かる様にしておきたいところです。


写真に写っている主要会話集はジョグジャの宿で貰ったものです。さらに、この後ツイッターを介して教えてもらった主要フレーズもどんどん書き込み、カンペを作成。一晩中これを睨みつけながらブツブツ言って、なんとか必要最低限の会話を頭に叩き込みました。

バリ〜ジョグジャにいるときは「ありがとう」一言を覚えるだけで2日かかったのに、人は追いつめられるとやれるものです。というか、実際必要にならないとやれないものなのです。


というわけで、明日からスラウェシ島です。
そこで何をするのかは、ちょっと勿体ぶって言わないでおこうと思います。


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| インドネシア | 22:12 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

伝統音楽見学、サウン・アンクルン・ウジョーが怖い


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本日はアンクルンを用いた民族音楽を見に来ました。
アンクルンとは、ジャワ島西部に期限を持つと言われる竹製の打楽器です。

タイトルのサウン・アンクルン・ウジョーとは、劇場及びジョーの名前です。ここはウジョ−さん(故人)が作った劇場なので、その名が使われています。なお、パンフレットには「ウジョー竹楽器小屋」と書いてありますので、楽器製作もしているのだと思われます。




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ショーは15:00からと聞いたのでちょっと早めに出たら早く着きすぎまして、現在13:30でございます。が、すでに始まっていました。本当は何時からだったんでしょうか。

パンフレットを見てみると、「上演は15:30~17:30ごろです。ご注意ください」と書いてあります。今13:30ですが上演しておりますね。それどころかだいぶクライマックスっぽい雰囲気です。注意するのは貴方の方です。即刻パンフレットの修正をお願いします。



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サウン・アンクルン・ウジョーは伝統文化継承、演芸教育施設としての役割もかねているそうで、ショーにはちびっこ達が沢山参加しています。しかし子供のショーだと思って学芸会みたいなのを想像するとこれが大間違いで、かなり派手でレベルの高いショーを見せてもらえます。

なお、写真の子供達がその手にもっているのがアンクルンです。
後でまた写真を載せますが、アンクルンは竹を組み合わせた楽器で、その長さによって音階を調整しています。竹はしっかり固定されておらず、左右に揺らす事でコロコロコロ・・・と心地よい音が鳴ります。また、ひとつのアンクルンが出せる音は一音だけです。なのでこれを使って演奏するために、大勢で別の音階アンクルンを持ち、協力してメロディーを奏でるという面白い楽器なのです。

アンクルン隊の後ろには、他の竹製楽器やガムラン(青銅打楽器)演奏隊がいます。
これは大人が担当しているのですが、中には15歳くらいと思われる子供の姿もあります。



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ところで、司会のお姉さんがさっきチケットを売ってくれた人でした。
チケット売り場の人にしては妙に着飾っているし美人さんだとは思ったのですが、
まさか司会のお姉さん自ら出て来てくれていたとは。この働き者め。

チケット代は100,000Rp(900円)と結構お高いのですが、
貴女になら払いましょうとオッサンみたいなことを思ってしまったのは内緒です。



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アンクルン

子供達のアンクルン大合奏および大合唱の後は、観客全員にアンクルンが配られました。

ひとつひとつ音が異なるアンクルンですが、ちゃんと番号がふられており、自分がどのアンクルンを持っているか分かります。そして司会のお姉さんが「1番の人はドです。ハンドサインはこれ。私がこの手の形をしたら1番の人は音を鳴らしてくださいね!」という様なことを言っていると思われますが、いかんせんインドネシア語なのでさっぱり理解できません。

私は2番なのでおそらく「レ」なのですが、何度鳴らしてみても「レ」に聞こえません。そもそも1番が「ド」なのかどうかも推測の域を出ません。でも、じゃあ私のコレは何なのかと聞かれると、絶対音感など持っているはずが無い私はよう分かりません。さらに、さきほどから観客の奏でる色んな音に完全包囲されており、感覚は狂って行く一方です。



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最初は「ドレミ」の音合わせ。
それで私が何の音を持っているかはだいたい分かりましたが、その後がまた大パニックでした。

お姉さんのハンドサインに合わせて音楽を奏でるのですが、サインが速いのなんの。
最初はゆっくりでしたが、どんどんスピードを上げて行くのです。
しかしその曲はインドネシア人は皆知っているものの様で、ほとんどの人は、サインに合わせて上手い事メロディーに参加しています。ズルイぞお前ら!



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「そこ音違いますよ〜!(笑)」なんていう面白おかしな司会のおかげで会場は和気あいあいとしていますが、こんな言葉も分からないところで下手に目立ちたくない私は一人戦慄を味わっています。絶対名指しされたくありません。大人しくしていなくては。


そして大合奏の後はお客さん達も舞台に上がって演奏し、



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果ては踊り始める始末。

一体何が始まってしまったんでしょうか。
こんなに怖いショーだとは思いませんでした。



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そのへんにあったヤシの実

あまりの恐怖に私は一人裏庭へ逃げ、そのへんにあったヤシの実を撮影しております。
インドネシア人のメンタルはどうなっているのでしょうか。それとも私が弱すぎるのでしょうか。日本でなら・・・と思いましたがそれはもっと怖いです。注目されたくありません。土管があったら入りたいです。



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お土産物コーナー

恐怖!サウン・アンクルン・ウジョーの公演が終わったので、
併設されている土産物屋を見に来ました。

結局最後の方しか見られなかったので、15分程度の休憩後に再開されるらしい、次の上演を見させてもらうことにしました。そしてダンスパーティーが始まる前に帰ります。

写真は、土産物屋の一角にあったアンクルンの叩き売りです。180円だそうです。

何か楽器と共に旅をしたいと常々思っておりましたので買っても良いのですが、アンクルンはその性質上一つだけ持っていてもあまり意味がありません。一音しか出ないので。それに、私が欲しいのはどちらかと言うと管楽器です。山の上とか荒野で一人ピーヒョロやりたいのです。

あるいは、弦楽器がいいてす。モンゴルのあれとか。名前知りませんが。
しかしこちらはそう小さいものはないでしょうから、やはり狙いは管楽器です。



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このように、沢山の音を一人でならせるアンクルンもあるようです。「アンクルン・モダン」と書いてあったので、割と最近開発された形なのかもしれません。解説がインドネシア語で理解できないので、実際の所は分からないのですが。



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アンクルン演奏のCD

CDを購入しました。こういうの結構買いがちです。

でも買う度思うのですが、民族音楽や路上音楽の類ってその場の空気と合わせての良さがあるので、家に帰ってCDで聞いてもピンと来ない場合が多いです。まあクラシックとかもきっとそうですよね。行ったことも買った事もないですが、歌手のライブCDとかも。



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無料アイスキャンディー

そろそろ始まりそうなので再入場しました。怒られるかなと思いましたが入場口のガードは緩々で、怒られるどころかアイスキャンディーをくれました。ありがとうございます。



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ワヤン・ゴレンの操り人形

今回は早めの入場なので、最前列・・・は何かに巻き込まれそうで怖いので前列二番目に腰を落ち着けました。写真は、始まる前に暇だったのでなんとなく撮ったお人形です。舞台袖に並んでいたので。この不気味な人形もまた、伝統芸能の一つである人形劇に用いられるものです。



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ワヤン・ゴレン

並んでいたお人形を使った人形劇、ワヤン・ゴレンが見られました。

バリで見た芝居ラーマーヤナも、ジョグジャで見た影絵芝居ワヤン・クリもそうだったのですが、演じ手の低くてもったりした喋り方が妙に落ち着きます。偶然か、それともこういう喋り方が伝統なんでしょうか。申し訳ないですが、落ち着きすぎてちょっと眠たくなってきます。ガムランの音も妙に眠気を誘うんです。




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ところでこの人もしやハヌマン氏ではありませんか?
芝居には出ず、さりげなく舞台袖に鎮座しておられたのですが。


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参考/ハヌマン氏(バリ島にて)




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喧嘩するお人形達


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共倒れ




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続いては子供達の演奏とダンスです。

ワーワーギャーギャーと賑やかに登場しましたがただ賑やかなだけではなく、
飛んだり跳ねたりのダンスの派手さに圧倒されてしまいました。

そして何やら偉そげな坊ちゃんが登場しました。
年上のお兄さん達に担がれて手を振っています。可愛らしいではないですか。



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子供特有の大きな動きは実にエネルギッシュです。
左の子なんてブレすぎてもはや未確認生物みたいになっているではありませんか。

この子達に限らず、2時間の公演中みんな激しく動き過ぎで全然写真が撮れません。
未確認生物か心霊写真かと思う様な写真が増えて行くだけです。



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と、ここまで見たところでさっき見た演目まで一周したので、
演目入れ替えのタイミングでこそっと退席しました。




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本日のおやつ

バス乗り場まで歩くためのエネルギー補給に。一個20円。
名前を忘れたのでネットでそれらしいものを探してみたら、「ラッラッ」というお菓子が非常に良く似ていました。が、それはシロップをかけた甘いお菓子であるのに対し、私が食べたこれはどちらかというと塩気がある食べ物でした。真ん中の粉は魚介のフレークのような風味がありました。



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本日のおやつ2

バス車内で買った揚げパンです。一個9円。通常砂糖かチリソースを付けて食べるものだそうですが、なんとなくそのまま頂きました。美味しかったです。



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本日の晩御飯

ちょっと気分を変えて中華が食べたくなったので、昨日見つけた中華屋に行ってその隣の丼もの屋に入り、アメリカンBBQソースのチキン丼を食べました。ちょっと疲れてたみたいで、途中で自分を見失いました。中華は。



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本日の晩御飯2

チキン丼が小ぶりだったのでもう一軒。宿の近くに並んでいる屋台群のうち一軒の、一番上の謎メニューを指差してみたらこれが出てきました。なんかモチみたいなすいとんみたいな何かと卵を炒めた何かです。不思議食感ですが、何でできているのかよく分かりません。私は一体何を食べているんでしょうか。


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○ サウン・アンクルン・ウジョー

サウン・ウジョーという劇場で行われる、伝統楽器アンクルンの演奏を中心としたショー。
入場料100,000Rp。公演約2時間。開始時間は結局よく分からないが、おそらく15:00くらいまでに行けば見損ねることはないと思われる。

○ サウン・ウジョーの行き方

鉄道駅南口正面通りの、一本南側の通りKabon Jati通り(一通)を通る大型市バスを捕まえ、約1時間。バスは二種類あり、青色のバスは3,000Rp、白色のバスは乗っていないので分からないが、宿の人曰くこちらの方が少し安くて2,000~3,000位だろうとのこと。どちらのバスもCibeureum→Cicaheum行きと書いてあるのが目印。CibeureumかCicaheumのどっちだったか忘れたが、これは終点のバスターミナルの名前。終点で降りて、サウン・ウジョーまでは徒歩10分程度。ターミナル前の大通りを左に向かって歩き、(たしか)500mくらい歩いた1つ目の角を右折、そこからまっすぐ行って、右手側。ちょっとちゃんと見てなかったので、正しい道順はそのへんの人に聞いてください。


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| インドネシア | 21:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

インドネシア鉄道でバンドゥンへ


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ジョグジャカルタ鉄道駅

本日はインドネシア鉄道に乗って、バンドゥンという町に移動します。



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バンドゥンとはこちらです。ジョグジャカルタから列車で8時間、ジャカルタからだと2、3時間の場所にあり、結構大きな街なんだそうです。具体的には、インドネシアで5番目に大きいんだそうです。なお、今朝までおりましたジョグジャカルタはそのランキングには入っていません。結構大きな街に見えたんですけどね。インドネシアには都会が多いようです。




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鉄道駅構内

切符は2日前に一度ここへ来て買っておきました。
他にネット予約という方法もあるのですが、何故かクレジットカードがはじかれてしまったので。また、ネット予約だと乗車一時間前に駅に到着して発券作業をしないといけないとか何とか書いてあったので、そいつぁ面倒くせえと思い町歩きついでに駅に寄って買っておいた次第です。

ジョグジャカルタからバンドゥンに向かう列車は、1日に5、6本はあるようでした。夜間に走る列車もあり、そちらの方が安い様ではありますが、景色を見ながら移動するのが目的なのでもちろん昼便を選択しました。



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車内風景

本日乗る列車はこちらです。

インドネシア鉄道は一等から三等まであるそうですが、この列車には一等と二等しかなかったので、二等の切符を購入しました。長距離列車になると、三等は無い場合が多いという話をネットで目にしました。ということは、2、3時間という短い距離のジャカルターバンドゥン間なら三等があるのかもしれません。庶民の足、という意味ではこの三等が一番地元感があって面白いと思うので、また機会があったら乗ってみたいです。

なお、一等、二等は全席予約席です。もちろん窓際をお願いしました。車内は広々としており、各座席には電源もあるので充電し放題です。また、二等はエアコンは付いていないと聞いていましたが、付いてました。そうとは知らず薄着で来てしまったのでちょっと寒いです。

ご覧の通り、普通のエアコンが付いています。確かパナソニック製でした。
コンビニなどにあるエアコンもこんな感じなのですが、15畳程のコンビニの壁一面にこういうエアコンが6台くらいくっついており、どんだけ暑がりなんだと驚愕しています。



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ジョグジャを出てすぐに、車窓から見える景色はこんなのどかなものに変わりました。
季節はちょうど刈り入れ時だったようで、手作業で稲の収穫をしている人達を沢山見かけました。穏やかで美しい景色です。本人達は暑くて大変でしょうが。



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本日のお昼ご飯

何時間ものどかな光景が続き、さすがに眠くなってしまいました。
列車はさほどスピードは出ておらず、ガタンゴトンと気持ちのよい音を響かせているので、どうしても眠たくなるのです。そこそこ揺れるので、それも揺りかご代わりになります。

そして気が付いたら完全に眠りこけており、すでにお昼前です。

お弁当の車内販売もありますが、乗車前にお菓子を買ってしまったので本日のお昼ご飯はこちらです。揚げ餃子のような形をしたスナック菓子です。中身は魚介の味がする甘い何かで、甘いのと脂っこいのとで沢山食べるとかなり胃に来るのですが、なんだか癖になり、ついサクサクいってしまいます。そしてもれなく体調不良になるという、恐ろしいお菓子です。



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その後も延々と続く田園風景と人々の暮らしの中を、列車はガタンゴトン進んで行きます。
「絶景」というのではなく、とにかくのどかで優しい景色が続きます。

なお、各写真に浮かび上がる心霊写真のようなモヤは車窓の汚れ及び傷です。
なかなか年期の入った車体なのです。



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ときどき、こんな景色も見られます。
でも油断しているときに突然現れるので、大抵写真撮影に失敗します。



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山あいに隠れるようにある、小さな集落です。長距離バスなんて絶対止まらなさそうなこんな場所に、2、3泊してゆっくりしたいです。何をするでもなく、村の子供達と戯れながら。



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バンドゥン鉄道駅

バンドゥンに到着しました。大きな駅です。
そしてさりげなく日本語で「ようこそバンドゥンへ」と書いてあります。
日本人そんな来ないでしょう。日本人どころか観光客があまり来ないと聞いていますよ。




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本日の宿

本日の宿はこちらにしました。鉄道駅から徒歩5分少々の良物件です。



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本日の晩ご飯

なんとか麺。名前忘れてしまいました。
鶏そぼろと野菜がのっている、ラーメンみたいな感じでした。



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本日の食後のデザート

宿の近くにデザート屋さんを見つけたので。
ドリアン入りフルーツかき氷みたいなのを頼んだのですが、ドリアンって確か臭いやつですよね?
前にも何度か食べたことがありますが、臭いと思ったことが一度もありません。
確かに少し変わった風味ではありますが、臭いというほどでは。種類にもよるんでしょうか。

なお、一番上に載っているのはドリアンではなくアボカドです。
デザートにまさかのアボカド!と思いましたが、これが意外といけるのです。



その後は宿の人に聞きつつ、バンドゥン観光の予定をたてました。

バンドゥン周辺には地熱地帯や茶畑など景色の綺麗な場所が沢山あり、それらがバンドゥン観光の要になっているのですが、これらを回るための公共交通機関がありません。いえ実際は地元民向けのものがあるのでしょうが、旅行者が気軽に使える感じのものがありません。なのでこれらを回るにはツアーかバイクのレンタルという感じになります。

しかし、ツアー・・・というか運転手つきのバイクか車をチャーターして連れて行ってもらう感じになるのですが、一人で行くとなるとこれが結構高くつきます。

では自分でバイクをレンタルして・・・となると、インドネシアのおイカれ遊ばした交通事情に打ち勝たなければいけません。道を渡るだけでも軽く命をかけているのに、その輪の中に自らバイクで参加する勇気はありません。

なので、うーんどうしたものかなと悩んでいたら、同じ宿に泊まっているスイス人旅行者に声をかけられました。
彼も明日バンドゥン観光をしたいそうで、「良かったら一緒に行かないか。その方が車で行けるし安くなるし」ということで願ってもないお話だったので、明日一緒に景勝地まるめぐりツアーに行こうという事になりました。

見も知らぬ運転手さんとスクーター2人乗り丸一日観光ランデヴー☆という考えただけで気が滅入る方法を選ぼうとしていたのですが、良かったです。2人より3人の方が色々と楽ちんです。


というわけで、明日はバンドゥン近郊景勝地巡りに行きます。


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○ インドネシア鉄道の予約

駅窓口か、ネットまたはコンビニでも予約できるらしい。
ネットで買うには以下の2つのサイトのどちらかで。


http://kereta-api.co.id/
(インドネシア鉄道/インドネシア語)
http://en.tiket.com/train(Tiket.com/世界中の色んなチケットが買えるサイト。英語OK)

ネットで買うと手数料が別途7,500Rpほどかかるが、駅窓口だとこれがかからないのが地味にうれしい。また、ネット購入だと出発一時間前に駅に行って発券手続きをしないといけないが、駅購入だとその場で発券してもらえるので当日はせいぜい30分前でいいのも嬉しい。でも混雑が予想される時期は、ネットで早めに予約した方がいい。1、2等なら席予約もできるので、窓際を取りたい場合はなおさら。

○ バンドゥンの宿

「Hunny Hostel Bandung」

booking.comに載ってる。男女別ドミ一泊110,000Rp。結構速い無料Wifi、簡易キッチン、ホットシャワーあり。簡単な朝食付き。珈琲紅茶ミネラルウォーターは飲み放題。部屋は広々としており清潔だが、水回りがやや古い。鉄道駅から徒歩5〜10分程度と近く、立地条件は非常に良い。が、線路の真裏なのでちょっと騒がしい。Hyper Squareという複合センター内にあるので一見便利そうだが、ほとんどのお店は閉まっており閑散としている。でもまあ便利。4軒くらい隣にコンビニがあるし、食事どころも徒歩5分以内に色々ある。スタッフは皆親切で、観光案内やツアーの手配もしっかりやってくれる。過去にインドネシアホステルランキングで一等を取ったことがあるらしく、確かに良いホステルだと思う。

| インドネシア | 22:41 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

ジョグジャカルタ王宮見学とか食べ歩きとか


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本日の朝ごはん

ミゴレンでした。焼きそばです。そして大好きなおせんべい「クルプッ」も。朝から豪勢です。

ちなみにいつも故意に撮り忘れますが、この他に食パンや蒸しパンやお饅頭やフルーツもあるので、それも食べています。その日の観光の充実度は朝ごはんの質と量で決まるのです。今日もいっぱい食べて全力で遊びたいと思います。



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王宮(誤)

3日前のリベンジ、王宮にやって参りました。
しかし3日前にも書きましたが、写真のこれは全然王宮じゃありませんでした。

本日の王宮(誤)は誰か偉い人の歓迎パーティーの準備をしており、そうとは知らず入場しようとしたら普通に「どうぞ」と入れてくれたのですが、私出席者に見えますか?いいんですか入れて。偉い人をゴム鉄砲で狙うかもしれませんよ。



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王宮(正)

こちらが王宮(正)です。地図に入口の場所が書いていなかったし案内表示もなかったので探り探りでここまで来ましたが、土産物屋やタクシーの出待ちが沢山いるのを見たことで、ああやっと正しい入り口に来られたんだなと確信しました。

ところで土産物屋その他についてですが、インドネシア人は売れるものを見つけるのが上手い気がします。ボロブドゥールとプランバナンで、強くそれを感じました。遺跡前の広大な市場とそこを歩く行商達から買えないものはないのではと思うほど、必要なものはなんでも売っているのです。
そういう人達に近づくと、

行商A「帽子!?」
B「日傘!?」
C「メモリーカード!?」
D「タクシー!?」
E「水!?」
私「あ、それそれ最後のやつ」

という感じで必要な物が向こうからやってくるので、ちょっと助かっています。

それだけ仕事がなく必死なのでしょうが、
そのあたり真面目に考え出すとゴールが見えなくなるので割愛。



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王宮内はこんな感じです。

ところで今日は9:30からお芝居「ワヤン・オレン」やガムランの演奏が見られると
聞いていたのですが、どこでやっているのかが分かりません。

聞くところによると、ここ王宮では月曜は○○、火曜は△△という具合に、
毎日何かしらの公演が見られるそうなのです。

でも王宮のどこでそれが見られるかが分からないので、その辺にいた王宮勤務の人に「ワヤン・オレンはどこで見られますか?」と英語で聞いてみるも通じなかったようで、「ワヤン・オレン?イエス、グット!」と良い笑顔で親指を立てられてしまいました。聞きたいのはそういうことでないのです。



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もう9:30は過ぎていますが、なんだか全然見つからないので諦めて王宮見学をすることにしました。王宮内は半分博物館になっており、写真のような調度品があちこちに展示されています。




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王宮勤務の人達

展示物も良いですが、それを守る王宮勤務のおっちゃん達が格好良いです。皆お揃いの民族衣装を着て、背中には武器みたいなのを差しています。比較的年輩のおっちゃんが多いのも素敵です。民族衣装はたいてい、若造より爺様が着たほうが格好良いのです。




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なんか始まりました。目当ての公演でしょうか。
その割には10:10ごろという謎のタイミングで始まりましたが、果たして。

女性たちの踊りは本番ではなく練習のようで、先生と思われる人が2人、踊る人達に指導を入れていました。




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続いて、同じ曲でおっちゃん達の踊りです。
綺麗な女性達からおっちゃん達に代わった途端、観光客がザザッと減りました。
皆さん正直すぎます。


その後もしばらく博物館鑑賞を続け、



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そろそろ出ようかと思ったら、別の広場でこれに遭遇しました。

これはまさしく、私が見たがっていた本日の公演ではないでしょうか。
しかし、既に11:00を過ぎております。
だいぶ見逃したっぽいですねこれは。タイムロスが悔やまれます。

しかし、途中からでもしっかり楽しませて貰えました。演目は色々あるようで、お客さん達も自分のタイミングで出たり入ったり、好きな演目を選んで楽しんでいます。



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ひょっとこダンス

フラフラと回ったり転んだり、酔拳のようなコミカルなダンスが面白いです。ぱっと見は滑稽なのですが、ずっと見ていると結構難しい動きをしていて、かなり上手い人なんだろうなというのが分かります。



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道端で見かけた床屋さん

王宮見学の後は、せっかくここまで来たしと思いもう一度マリオボロ通りを訪れてみました。

前回は見ませんでしたが、ここには衣料品や布などを扱った巨大マーケットもあり、
流石メイン通りと言える賑やかさを見せていました。




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本日のお昼ご飯

マーケット前の屋台にて、お好きなものを盛り合わせて差し上げましょう形式のご飯屋です。

私はミゴレンと、ピーナッツソースをかけたゆで野菜のサラダと、
内臓感あふれる謎の串焼きを盛ってもらいました。



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よく分からないもの追加

何かエグい見た目の肉だと思ったら、豆でした。甘辛いです。

インドネシア到着一週間にしてようやく分かって来たのですが、インドネシア料理って甘い味付けが多い気がします。ピーナッツソースとかよく使いますし。
私はすき焼きとか肉じゃがとか甘露煮とかの甘い料理も好きですが、にしても、インドネシア料理の甘みはもう半分くらいにしてくれた方が好みかなという感想です。美味しいんですけどね。たまに糖分にやられて醤油が飲みたくなるんです。



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本日のおやつ

おやつというか飲み物です。ココナッツミルクジュースを頂きました40円也。

こういうジュース売り以外にも、お盆に紅茶をたくさん乗せて売り歩いている人もよく見かけます。
一度氷が溶けているのを買ってしまいましたが、20円なのでまあいっかです。



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本日のおやつ2

お饅頭っぽいものが売っていたので買いました。一個9円。
5個買ったら一個おまけしてくれました。



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本日のおやつ3

サテです。文字通り道端で売っています。5本で10,000Rp(約90円)だというのであらお安いと思い購入。甘いものに若干飽きていたのでチリソースをかけてもらったら、非常に美味でした。



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本日のおやつ4

なので10mくらい隣の店でまた買ったら、今度は10本で10,000Rpでした。見た目は全く一緒なのに、まさかの半額です。もしかしてさっきのはボリ価格だったんでしょうか。安いと思ったのですが。
でもボリサテの方がちょっと美味しかったです。なのでまあいっかです。



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本日のおやつ5

生マンゴージュースを買いました。
せっかく生絞りなのに、写真のような謎デザインの包装をしてくれるので台無しです。一杯55円。



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本日のおやつ6

ルンピア。春巻きです。中身はチキンとか卵です。一本確か20円か30円くらい。



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タマンサリ(水の王宮)の裏側

散々食べ歩いて満足したので、観光の続きです。

毎度おなじみ道端のおっちゃんがここまでの近道を教えてくれ、ついでにガイドもやってくれました。地元の人ならではの近道は、狭い路地をくぐったり人ん家の庭を横切ったり、自由そのものでした。

なお、おっちゃんは王宮勤務。おっちゃんの弟は王宮公演のガムラン隊で、姪は同公演のダンサーだそうです。すごい芸術一家ですねと言ったら、この辺に住んでる人は割とそんな感じ。だそうです。



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明らかに入り口ではない勝手口みたいな所から入場しましたが、
こちらはタマンサリの地下通路です。外より少し温度の低い空気が心地よいです。



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タマンサリの一部は、2006年に起きたジャワ島中部地震の影響で壊れてしまっています。
写真の池も、地震の前は水が流れていたんだとか。



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このまま無賃見学するつもりかとハラハラしていたら、ここからはちゃんとお金を払って入場できました。おっちゃんは近所の人だからいつでも入り放題なんだそうです。まあ庭みたいなもんだし。だそうです。



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「スルタン(王様)はこのプールで美女達の中からお気に入りを選び、プライベートルームに連れて行くんだ。いいだろうフフン」とおっちゃんですが、貴方スルタンじゃないでしょう。何を得意げに。



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バティック更紗

先日も載せた、インドネシア伝統工芸のバティック更紗です。タマンサリ内のお店で、店員さんの押しの強さに負けてつい買ってしまいました。もともと欲しかったのも本当です。

最初は1,000,000Rp(9000円くらい)と言っていましたが、「日本人はお得意様だから500,000Rpでいいよ!」といきなり半額になり、じゃあ200,000Rp(1800円)なら買うよと言ってみたら少し悩んでから「ウーンOK!」と売ってくれました。

ということは、本当は500円くらいだったのでしょう。

でも結構気に入ってます。
買うなら絶対このデザインと決めていました。詳しくは分かりませんが、この木は生命の木だとかなんとか。この木と鳥たちの組み合わせは、バティック更紗だけでなく色んな所で見かけます。



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タマンサリ見学を終え、おっちゃんにお礼を言って別れました。
その後、宿に帰る途中で撮った良い感じの路地写真です。

いつものことなのでわざわざ書く事もないかと思いましたが一応白状しますと、
宿に帰る途中と言うのは半分噓で、道に迷っているところです。



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本日のおやつ7

道に迷っている途中でこの店の前を4回通ったので、食べました。
食べた後は驚くほどすんなり宿に帰れました。
甘味パワーで何かの呪いが解けたんでしょうか。


明日はジョグジャカルタを出て、西方の町バンドゥンまでインドネシア鉄道の旅です。


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| インドネシア | 21:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

プランバナン遺跡とラーマーヤナ・バレエ


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本日の朝ご飯

サテでした。
サテとは、インドネシア風焼き鳥のようなものです。マレーシアにも同じ名前の同じような料理がありました。ピーナッツベースの甘辛いタレがたっぷりかかっており、美味しいです。

朝食は朝7:00から提供してもらえるのですが、私はいつも一番乗りです。
連日連夜遊び歩いているおかげで完全に寝不足なのですが、早起きできるのは一年間の農夫生活の後遺症および、ドミトリーに泊まっているおかげです。朝早い便で出発する人やツアーに参加する人が早起きしていて、もちろん彼らは静かに支度してくれるので叩き起こされるということは無いのですが、人の気配でなんだか無理なく起きられるのです。
早起きすると一日が長いですし、そういう理由もあってドミトリーは結構好きです。




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プランバナン遺跡

来ました。

プランバナン・ヒンドゥー教寺院遺跡、「チャンディ・プランバナン」です。
「チャンディ」とは寺院のことだそうです。

ジョグジャカルタの町からここまでは市バス・トランスジョグジャに乗って約一時間、運賃32円です。バスを降りてから入り口まではわずか徒歩10分です。何てお手軽に来られる世界遺産なんでしょう。

入場料は225,000Rp(2000円くらい)ですが、私は昨日ボロブドゥールとのコンボチケットを買っておいたのでもっとお安く入れますイヒヒ。コンボチケットについて、詳しくは昨日の情報コーナーをご覧ください。

ボロブドゥール遺跡がひとつの巨大建造物であったのに対し、こちらはビルの様に背の高い塔が何本も立ち並ぶ、ご覧の通りの圧巻遺跡です。

現在は観光客に解放されており、修復中のものを除き綺麗に整備されていますが、こうやって綺麗にしてもらう前は木々に浸食されたり苔むしたりしていたんじゃないかな〜と想像すると、そちらの方がずっと心惹かれます。森の中でそんなものに突然出くわしたら、感動のあまり全身打ち震えて泣いてしまいます。遺跡って、そういう力があります。



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昨日行ったボロブドゥール遺跡と本日のプランバナン遺跡は、非常に近いところに建っています。
ボロブドゥールは仏教遺跡、プランバナンはヒンドゥー教遺跡です。

こんなド派手な寺院が目と鼻の先にあって宗教対立が起きないものかと心配になりますが、仏教とヒンドゥー教の関係から考えると、別に不自然なことでなないのかもしれません。両者、信仰の根源は同じ所にありますし。もちろん複雑な歴史があるし、仲良しこよしというわけではないことは知っていますが。

昨日も書きましたが、そのあたりの知識を深めたいです。
今ネット文献を読み始めたら日が暮れてしまうので、ちょっと止めときます。

しかし本日も、私には遺跡入り口でゲットした強い味方、無料パンフレット先生が付いております。
なのでこれを頼りに、そしてときにWikipedia先生にも質問しながら、書いて行きたいと思います。



さて、パンフレット先生がおっしゃいますには、これが建てられたのはおよそ1200年前だそうです。しかし建立開始直後にこれを命令した王国が首都移転でゴタついたため、作業は中断。そのまま100年ほど忘れられたそうです。その後また建立が再開されましたが、およそ500年後に大きな地震が起こり崩壊し、そのまま再び忘れられたそうです。

可哀想。

地震は仕方ないですが、忘れないであげてください。



それはさておき、パンフレット先生の誤字脱字の多さが気になります。先生ちゃんと読み直しましたか。また、ボロブドゥールのパンフレットもそうでしたが、日本語版だけ何故かパンフの色が違うのも気になる所です。現地版含め他の言語のパンフレットは皆同じデザインなのですが、日本語版ができたのは割と最近なんでしょうか。




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塔にはそれぞれ名前があり、一つ一つが独立したものです。
高さ47mだという一番大きなチャンディには、ヒンドゥー教の三大神の一人であるシヴァ神が。左右には、同じく三大神であるヴィシュヌ神とブラフマー神が祀られているお堂もあります。




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遺跡内はかなり崩壊ししっちゃかめっちゃかになっており、修復中で近寄れないものもあります。

そして瓦礫の山の上には、明らかに捕食者の類に分類される強面の何かが。
無法地帯です。なんとなく、イメージ的に。

しかしシヴァ神堂含め、半分くらいの塔は修復が完了しており、入場することもできます。




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でっかいです。見上げすぎて首が痛くなってきました。




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よく見る象の神様、ガネーシャさんもいらっしゃいました。商業、学問の神様だそうです。
三大神をさしおいて、何故かこの人が一番印象深いです。何故かっていうか、顔でしょうね。

塔の中にはいくつも小部屋があり、このような神々の像が一部屋一部屋を守っています。いや、部屋が像を守ってるんですかね。細かいことはわかりません。

中には誰もいない部屋もあります。もともと居ないのか、まさか攫われたのか・・・。でも塔のパーツの中には明らかに彫りかけで止まってしまっている部分もありますし、単にまだ造る途中だったのかもしれません。



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ボロブドゥール仏教遺跡と同じく、こちらの遺跡にも美しいレリーフがあります。
こちらはヒンドゥー教遺跡ですので、ラーマヤーナなどヒンドゥー教にまつわるお話が描かれています。




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別の角度から

別の出口から外に出ると、こちらにも崩壊したお堂が沢山並んでいました。
もとはどれだけ沢山これが建っていたのでしょうか。今はもう想像するしかありませんが、きっとそんなチャチな想像など遥かに越える物凄いものがここにあったんだと、息を飲んでしまいました。


そんなこんなで、色々知りたい事が蓄積される一方でほとんど消化不良のまま、メイン遺跡見学を終えました。うーん勉強したい。本を読みたい。悶々です。



さて、敷地内には「プランバナン遺跡群」として他にも3つ遺跡があるそうなので、それも見に行こうと思います。敷地内は結構広いのですが、チャリンコレンタル(100円くらい)もやっています。でも別に歩けない距離じゃないので、今回は徒歩です。



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チャンディ・ルンブン

ほとんど崩れてしまっています。ヤグラを見る限り修復しようとしている感じもありますが、
人は誰もおらず、なんとなくそのままになってしまっている様子です。



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チャンディ・ブブラ

こちらも崩れてしまっており、見る影もありません。
元はどんな立派な姿だったのでしょうか。崩壊が悔やまれます。



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崩れた遺跡の横には頭の吹っ飛んだ釈迦らしき像が。
大丈夫ですかこれ。えらいことなのでは。



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チャンディ・セウ

3遺跡全部崩れきっているのかとちょっと寂しくなってきたところで、
最後に素晴らしい遺跡が現れてくれました。



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遺跡を守る大きな二つの像、そして、こちらもほとんどの部分が崩れてしまっているものの、一部しっかり建っている塔もあります。

崩れた遺跡群は長い年月のせいか幾度も起こったであろう地震の影響か、見るも無残な姿ではありますが、その広大な敷地に積み上がる何千年も前に加工された岩石の山が実にロマンを感じさせるではありませんか。

個人的には、最初に見たメインの遺跡よりこちらの方が好きです。

こちらはメインの遺跡から800mほど離れており少し歩くためか、
人がほとんどおらず、遺跡に漂うその独特の空気を存分に楽しめます。



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全部で240あるはずのチャンディはほとんどが崩壊しており、
まともに立っているのは数える程しかありません。




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パズルに失敗した感じの部分も。

しかしこれだけ散らかっていたらもう何が何だか分からないと思うので、
ここまで修復しただけでも拍手喝采ものです。




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この現役の塔の中には自由に入ることができます。こちらもまた、レリーフが見事です。
外とは打って変わって薄暗くひんやりした塔の中は、まるで別の世界のようです。



しかし崩れてしまった塔の石の山を見ると、やはり残念でなりません。
本当にほとんど全ての塔が崩れてしまっているのです。何百年、何千年前の人々の信仰の結晶が。

修復は不可能なんでしょうか。本当はできるけどもうゲンナリなんでしょうか。そして、こうなる前は敷地一面240もの塔が立ち並んでいたわけで、それはどれほど壮大な光景だったのでしょうか。

是非、見てみたかったです。可能かどうかは分かりませんが、いつか修復されることを願わずにはいられません。できれば私が生きているうちに。

生きてるうちにと言えば、プランバナン遺跡と全く関係ない話で恐縮ですが、スペインのサグラダ・ファミリアはもうじき完成するようですね。もうじきって、来年とかではありませんがここ数年くらいの間に。何百年かかるとか言われていましたが、建築技術の工場で作業スピードが格段にアップしたとかで。


ですので、プランバナン遺跡にもその技術を持って来て頂いて、早く修復して欲しいなっと。

ズレた話をむりやり戻してみました。



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というわけで、たっぷり楽しんでプランバナン遺跡見学を終えました。

帰りはボロブドゥールと同じく終わらない土産物屋地獄です。店員さんと目を合わせないように、ただ前だけを見て進みます。まるで人生のように。私はどちらかというと後ろ向きな人生を送っている件はさておき。



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ニョニャ・スハルティ

プランバナンの帰り道で、だいぶ遅めのお昼ご飯です。

ツイッターで教えて貰ったお店で、アヤム・ゴレンというインドネシア風フライドチキンを食べられます。店名は、アヤム・ゴレンの生みの親、マダム・スハルティから来ています。看板の女性がその人です。




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アヤム・ゴレン

左のお皿がアヤム・ゴレン、右のはご飯とお惣菜の盛り合わせです。

アヤム・ゴレンは鳥一羽か半羽か選べたので一羽は流石に・・・と思い半羽にしたのですが、手脚は付いて来ずそこまで大きいわけじゃないので、一羽でも行けた気がします。結構塩気が強いのでそのままでは濃く感じますが、セットの唐辛子ソースと一緒に食べるとご飯にとてもよく合います。サクサクを通り越してサラサラな衣が、不思議食感でとても美味しかったです。




腹もふくれたので一度宿に帰り、15分ほど休憩した後、



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プランバナン・ラーマーヤナ・バレエ劇場

再びプランバナンにやって参りました。
夜19:30から行われる、屋外公演のラーマーヤナ・バレエを見に来たのです。

何故たった15分のためにわざわざ宿に一度帰ったかと言いますと、15:00くらいにはプランバナン見学及び昼食タイムが終わり、宿までは1時間少々なので一度帰って仮眠を取ろうかと思ったら、市内交通トランスジョグジャがトラブルにつぐトラブルで大いに遅れ、帰宅に3時間かかったからでございます。ただの計算外です。疲れました。

なお2度目のプランバナンへは、乗り合いバンによる有料送迎サービスを利用しました。
詳しくは情報コーナーに。



こちらの屋外劇場は、ご覧の通りプランバナン遺跡を背景に背負った特別な舞台です。

座席は4つほどのクラスに分かれており、VIP、スペシャル、ファースト、セカンドと続きます。当然高い席の方がステージに近く、背後のプランバナン遺跡も綺麗に見えます。

ニュージーランド滞在による金銭感覚崩壊、略してニュージー崩壊の私は調子に乗ってVIP席(3500円くらい)を買おうとしましたが、いやでも流石にアレかな、やっぱ1個下のクラスのスペシャル席にしよう・・・でもスペシャル席ならファースト席とあんまり変わらない気が・・・やっぱファースト席にしよう・・・・じゃあもういっそ一番安い席でいいんじゃないのか?うん、そうしよう・・・・とみるみるクラスを落としていきましたが、落ちる所まで落ちる直前でハッと我に返り、下から2番目であるファーストクラスのチケットを買いました。中途半端な位置を選ぶのが、私の常です。




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VIP席

我々庶民の席は石造りなのに対し、VIP席はソファーです。

というか、この距離・・・この壁を飛び越えれば私もあちら側へ行けるのに、低いようで高いこの2000円の壁が私を拒絶します。

それでも早めに入場したおかげで、ナナメ横最前列の席を取ることができました。ナナメですが舞台はとても近いので、これなら役者さんたちの顔もよく見えそうです。正面ではありませんが、プランバナンの頭もちろっと見えています。




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ちょっとこちらをご覧ください。
このステージからVIP席に繋がる怪しげな橋を。

ハヌマンが走って来そうです。




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バリ島でやりたい放題だったハヌマンさん

あいつはそういう奴です。絶対何かをやらかします。



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始まりました。

ラーマーヤナはバリ島で一度見たので大体のストーリーは知っていますが、
今回はモダンバレエが基にあるので、バリ島のものとはまただいぶ雰囲気が違います。

裸足で広い舞台を飛び回る役者さん達は躍動的で、エネルギッシュです。
そして、衣装が本当に素晴らしいです。色彩と柄物と金色の装飾を組み合わせた超ド派手な衣装なのに、どうしてこうもピタッと決まるんでしょうか。華やかで艶やかで格好良くて、釘付けになってしまいます。




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ラーマ王子とシータ姫

主役とヒロインのお2人。彼は侍女ではなく、王子です。予習済みです。

そしてこのラーマ王子は、実はヒンドゥー教三大神、ヴィシュヌ神の化身でした。
まさか神様だったとは知らず、侍女だの目立たないだの散々言ってしまいました。
近いうちに天罰が下るかもしれません。今のうちにゴメンナサイしておかなくては。



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鹿

今宵の鹿も愛らしいです。
今回はバリ島の鹿に比べややお姉さんなので、可愛いというより綺麗と言った方がいいでしょうか。
でもどちらかと言うとバリ島の鹿の方が好きです。ちびっこが好きなんです。



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踊って回って戦って。場面がコロコロと変わり、
次々に現れるたくさんのダンサー達とそのきらびやかな衣装に大興奮です。




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聖獣ジュターユ

聖獣ジュターユもグッドデザインです。
デザインだけで言えば、このジュターユが一番好きです。お面が格好良いんですよね。

シータ姫を助けようとするも魔王にやられてしまう役どころのジュターユは、今回もあっという間に退場してしまいましたが、バリ島のそれと同じく激しく動き回る姿は素敵でした。



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ハヌマン

やりたい放題猿のハヌマンです。今回もジャジャーン!と登場し、何かやらかしそうな気配濃厚です。

主役の王子を差し置いてあまりにも目立つハヌマンですが、やはり彼がこの芝居の花形なんでしょうか。入り口前に立っていた像も、ポスターの写真もハヌマンでしたし。ポスターはさすがに、主役の王子とシータバージョンも沢山ありましたが。

そんなハヌマンさんですが、この人も神様だったようですね。wikipedia先生によると、体の大きさを自由に変えられたり空を飛んだり、孫悟空のモデルになったりしたそうです。




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小道具も効いています。写真がブレブレですみません。皆さんよう動くんです。

王子のメインの武器として弓矢が何度も使われるのですが、何が凄いって、本当に当てるんですよね。毎夜舞台上で殺傷事件を起こしていたら役者がいくらいても足りないので、もちろん怪我しないように作られた特別な矢なのですが、結構離れたところから見事に敵の腹とか胸とかにバシバシ当てて行くものだから感心します。どんなトリックかと思ってしまいました。バレエダンサーなのに弓の練習もしないといけないとは、役者さんって大変です。




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ダンスやお芝居も派手カッコスバラシイですが、脚本に散りばめられたユーモア溢れるシーンが好きです。登場人物が見せるコミカルな動きや、軽いギャグシーン、ちびっこ猿達のやんちゃな動きに、魔王と姪の掛け合い漫才のようなシーン。魅せ方が上手く、2時間に及ぶ長いストーリーでも全く飽きさせません。



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物語は後半へ。戦いのシーンで兵士達が松明を持って来たと思ったら、
それがよりにもよってハヌマンの手に渡されました。




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そして大炎上。


だからハヌマンには気をつけろとあれほど・・・・

私は最前列ナナメ横にいたためか、こちらまで熱気が伝わって来て迫力満天でした。

しかしやはり、こういうことをするのはハヌマンなのですね。
さっきも言いましたが、主役を差し置いて目立ち過ぎです。
登場が後半からでなかったら、この人が主役かと思うところです。



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前回バリ島での反省を活かし、今回はクライマックスも写真に収めました。

魔王と王子の戦いは迫力があり、王子の格好良さが際立ちます。さすが王子。最初から最後まで格好良いです。前回こき下ろした件を誤摩化す為に無理におだてているわけではありません。



激戦の末、ラーマ王子は見事勝利し、シータ姫は無事取り戻されました。
そしてハヌマンはやっぱりドサクサに紛れて魔王の姪と結ばれ、物語は終幕しました。




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終幕あいさつです。
むくりと生き返った魔王と王子が談笑していました。中の人は仲良しさんみたいです。



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「ステージに上がって好きな役者さんと記念撮影をどうぞ!」とのことだったので、早速ステージに飛び上がりました。なお、最初の方に載せた「ハヌマンが走って来そうな橋」は別にハヌマン用ではなく、VIP席のお客さんがステージに上がるためでした。というわけで庶民席の私は出遅れ、知り合いなど誰もいない団体写真を横からむなしく撮っています。

団体写真のあとは個別の撮影に応じて貰えるようだったので、私も一緒に撮ってもらおう!と思い真っ先に探したのは、聖獣ジュターユでした。私ジュターユファンだったみたいです。知りませんでした。噛ませ犬とか言ってたくせに。

しかし、ジュターユは出番がかなり早い段階で終わるので先に帰っちゃったのか、どこにも見当たりませんでした。

ならば是非ハヌマンと、と思いましたが彼はやはり大人気で、大行列でした。あと意外と人気なのが魔王でした。ラーマ王子は格好良いですが、なんだかキリッ!と格好良過ぎて近寄りがたかったので頼めませんでした。

最終的に、私もハヌマンと一緒に写真を撮ってもらうことができました。
「ハヌマン」と声をかけ振り向いて貰ったときのあの感情は、まるで恋のようでした。
恋人はおろか好きな芸能人すらいない枯れた人生を送っている私の心にも、まだこんな感情が。

でも「好きな人いる?」「うふ、ハヌマンさん」とか言って分かってくれる人いますかね。
ただの痛い人ですよねそれは。やめときましょうか。




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夜のプランバナン

ラーマーヤナ・バレエを見終わっての感想ですが、あれですね。ストーリーを知っていると面白いですね。当たり前ですが。ラーマーヤナの物語も神話の神々についても、もっとよく知りたいです。

とにもかくにも、ものすごく楽しかったです。
皆さんに勧めた上、私ももう一回見たいくらいです。

以上、朝から晩までプランバナン観光でした。



明日はジョグジャカルタ市内観光です。王宮などを見に行きます。


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<情報コーナー>

○ プランバナン遺跡

入場料225,000Rp(2000円くらい)。
ボロブドゥールとのコンボチケットだとお得。詳しくは昨日の情報コーナーに。

○ プランバナン遺跡の行き方

(1)トランスジョグジャ1Aに乗って終点まで行き、そこから徒歩10分くらい。
トランスジョグジャ片道3600Rp、市内中心部からだと所用約1時間。

○ ニョニャ・スハルティ

トランスジョグジャ1Aに乗り、空港やプランバナン遺跡に行く途中にある。ソロ通り沿いの左側。行きはJanti通りからSolo通りに入ってすぐの停留所で降りると近い。帰りは空港の次の停留所が一番近いと思うが、ここからは進行方向に徒歩10分くらい歩く。

○ ラーマーヤナ・バレエ( OPEN AIR THEATRE/屋外公演 )

乾期5〜10月に、週3〜5くらいの割合で上演される。19:30〜21:30。
座席クラスは4種あり、料金は100,000〜375,000Rp。

http://charterjogja.com/10bauetramayana.html(日程表が載っているサイト/2015年版)

上演終了後はトランスジョグジャの運行が終わっているので、タクシーなどで帰らないといけない。タクシーの出待ちはたくさんいる。または、チケット売り場横に市内までの送迎サービス窓口(片道40,000Rp)があるのでそれを利用する。それか、市内の宿に18:00ごろピックアップに来てくれるトランスポートサービス(往復50,000Rp)が便利。

バレエチケット、トランスポート共に、宿や市内ツアーデスクなどで申し込める。

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仏教遺跡、ボロブドゥール


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本日の朝ごはん

宿の無料朝食が豪華です。

今日はパンが、昨日はシリアルが並んでいたのでそれが朝食かなと思いきや、写真左の様な日替わり朝食を一人一皿提供してもらえます。パンやシリアルは、それじゃ物足りない人とか口に合わない人向けです。

よく思うのですが、ヨーロピアンはアジア人と比較すると見知らぬ食に対する警戒心が強い気がします。「それなに?」と聞かれて「これこれこういうお料理だよ〜変な味しないよ、美味しいよ」と答えても、首を振って食べない場合が多いです。それともアジア人がなんでも食いすぎか、単に同じアジアだから異食文化でも割と親しみ易いってだけでしょうか。

それはさておき本日の朝食メニューですが、写真左は揚げバナナの「ピサン・ゴレン」、下のは名前は分かりませんがパンケーキのようなもの、右のお皿のチマキみたいなのはご飯をヤシの葉で包んで蒸した「クトゥバット」、そしてスイカとお好みで食パン、という感じでした。バターかと思って塗ったのがラードだったのが、やや驚きでした。



さて、腹ごしらえも済ませ、本日はジョグジャカルタ郊外にある「ボロブドゥール仏教遺跡」を見に行きます。ジョグジャ観光といえば、このボロブドゥール遺跡ともう一つプランバナン遺跡を押さえておけば間違いない!というくらい有名な観光名所です。ついでに世界遺産です。

ボロブドゥールは町から少し離れているので、市バスの「トランスジョグジャ」2本と中距離バスを乗り継いで行きます。もちろん、ツアーもあります。そんなに割高ではないし、日の出見学ツアーとか日の入り見学ツアーとか1日でボロブドゥールとプランバナン両方を回れるツアーとかもあるので、利用価値は高そうです。



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トランスジョグジャ車内風景

私が利用したこの市バス「トランスジョグジャ」ですが、非常に便利です。10本くらいある路線が市内を縦横無尽に走っており、運賃は一律3600Rp、およそ32円と格安です。乗り場は6畳ほどの小さなスペースになっており、そこから出ない限り他の路線と何度でも乗り換え可能です。

これに乗れば市内のだいたいのところは行けるので、私はよく利用しています。



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バイクタクシー

トランスジョグジャとバスを乗り継ぎ、
1時間半ほどかけてボロブドゥールの最寄りバスターミナルに到着しました。

ここから遺跡までは徒歩15分くらいのはずですが、バスを降りたらすかさずバイクタクシーのおっちゃんが声をかけて来て、「遺跡まで3キロくらいあるよ〜歩くのは大変だよ〜」と言われました。徒歩15分じゃなかったっけ?と思いながらもちょっとバイクタクシーに乗って見たかったので、「そんなに遠いの?歩くのは無理なの?」と念入りに確認したのち、15,000Rp、約130円で承諾。乗ってみました。

すると、1分も走らないうちにボロブドゥールに着きました。
さ、3キロ・・・

私「3キロも無かったでしょ絶対」
おっちゃん「ちがうよここまでは近いけどここから遺跡までが遠いんだよ~」
私「じゃあそこまで送ってくれるの?」
おっちゃん「いや、バイクは中入れない」
私「うおおいこの大ホラ吹きがっ」

と言うような不毛な会話をして、4,000Rp、約35円を半分投げるように渡し、その場を立ち去ろう・・・としましたがなんかちょっとアレかなと思い10円足し、立ち去りました。
まんまと騙されたとは言え送って貰った事は事実なので、一応お金は払います。おっちゃんは後ろで何かギャーギャー言っていましたが、これでも最大限譲歩したつもりです。

そして「入り口、チケットこちら」と言う表示を見ながら歩いて行った結果、その入り口はさっき降りた所よりずっとバスターミナルに近いことが分かりました。距離を誤摩化す為か、わざと遠くの入り口に降ろしたというわけです。うーん流石。インドネシア人強しです。やっぱ20円にすれば良かったと思いました。



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おっちゃんと戦って疲れたので、早めのお昼ご飯です。
昨日食べたのと同じ、ソトアヤム(鶏のスープおかゆ)です。美味しいことが分かっているので、つい連続して同じものを頼んでしまいました。



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ウェルカムドリンクとやら

昼食後、チケット売り場とは別にあるホテル受付の様な妙に小綺麗なカウンターでチケットを買いました。単体チケットではなく、プランバナンと併用できる割安の「コンボチケット」というのを買ったので、売り場が別だったのかもしれません。

そしたら「無料ウェルカムドリンク」とやらが付いて来て、ミネラルウォーターか紅茶か珈琲をくれると言うので紅茶にしてみたら、普通のティーカップ入りの優雅なお紅茶が出て来ました。

さあ今から遺跡を見るぞと意気込んでいたのに、入り口前で優雅に紅茶を飲むと言う謎の状況に陥っております。他の人達はミネラルウォーターをもらいサクサク入場していくので、こんな入り口脇のベンチで紅茶を飲んでいるのは私だけです。かなり目立っております。



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遺跡内公園

嫌な汗をかいただけの紅茶タイムを終え、遺跡の敷地内に入場しました。

仏教遺跡ですので、教えとマナーの関係上、入場者は全員腰にサロン(布)を巻かれます。
老若男女おそろいのサロンで歩く姿はなんだか面白いです。



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ボロブドゥール仏教遺跡

少し歩いて、メインの遺跡見学へ。

遺跡の姿はポスターなどで見た事がありますが、実際この目にするとその巨大な姿に圧倒されます。
写真を撮ろうにも画面に全体が収まらないくらい大きいです。



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ボロブドゥール遺跡は幅の広い塔の様な格好をしており、下から段々と面積が狭くなっていきます。

ボロブドゥールとは二つの単語を組み合わせた言葉で、「ボロ」はサンスクリット語の「ビヤラ(寺、堂)」から派生したもの、「ブドゥール」はバリ語で「丘の上」を意味する単語ではないかと言われているそうです。

Wikipedia先生監修・・・と見せかけて、本日の監督は遺跡入り口で貰ったパンフレットです。日本語版があったので百人力なのです。それを見ながら今日も我が物顔で解説して参ります。



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写真に写っている不思議な形の物体は「ストゥーパ(仏塔)」と言い、中には仏像が収められているそうです。何故そんな又聞きみたいな言い方かと言うと、そうとは知らず中を覗き込まなかったからです。また、遺跡頂上にある一番大きなストゥーパには、釈迦の遺骨を収めたとされているそうです。何故そんな又聞きみたいな言い方かと言うと、こちらのストゥーパには隙間がなく確かめようが無いからです。

それはさておき、釈迦の遺骨ってここインドネシアにあるんですか。私、仏教についての知識は義務教育で習った範囲+αくらいしかないのですが、少なくとも釈迦あらためシッダールタさんが亡くなったのはインドネシアではなかったような、全然知らないような。インド人ですよねあの方。今、釈迦の生涯含めその辺りの知識を養うために、仏教関連の書籍を読みあさりたい気分です。

実際こういう遺跡だとか施設だとかを見ると、やはり知りたい、学びたい事が増えて行きます。
しかし旅中にすぐ得られる知識と言ったらネットを介してのものしかなく、関連書籍はおろかWikipedia先生各ページを熟読する時間も充分に取れないので、中途半端な知識で悶々としたまま次の地へ移動することになります。

見るもの全て、じっくり勉強しながら旅をしてみたい気持ちもあるのですが、そんなことをしていたら旅の終わりが何十年先になるか分からないので、どうしても「広く浅く」になってしまうのが無念です。



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この巨大なボロブドゥールは、約200万個の岩石ブロックを積み上げられ作られています。
もちろん一枚岩な訳はないのですが、近くで見ると、思ったよりずっと小ぶりな石を重ねて、ひとつの巨大な建造物に仕上げているのが分かります。巨大な岩を用いての建築もすごいですが、これはこれで凄いです。根気などと言う言葉では片付けられない、凄まじい所業だと思います。

しかも、これらの組み立てに接着剤などは一切用いられていないそうです。
インドネシアと言ったら結構地震の多い国なので、そりゃあ長い年月を経て崩れ落ちてしまうのも頷けます。にもかかわらず、それを何十年もかけて修復した人々の根性には脱帽及び五体投地をしたい思いです。

なお、遺跡の高さは35.29m。
これは長い時を経て破損した結果の高さで、もとは42mあったそうです。

また、底辺一辺の長さは119m。そして総重量は約350万トンと推測されるそうです。
まあ350万トンなんて言われてもどれほどの重さかピンと来ないかと思うので、分かり易く横綱白鵬に例えますと、白鵬およそ2千2百50万人分ということになります。これは重たいですぞ。

巨大建造物ですが、中は空洞ではありません。かといって全て石を積み上げているわけではなく、天然の丘の回りを石で固め、形作られているとのことです。



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遺跡の最大の魅力の一つが、このレリーフの数々です。

レリーフは全部で3000枚近くあり、半分が装飾レリーフ、残り半分は仏陀の人生を描いたものになっています。そのひとつひとつが丹精込めて彫られており、一枚一枚を丁寧に見て行きたい衝動にかられるのですが、あまりにも数が多くてたった1日でそれは不可能です。

ボロブドゥール遺跡はピラミッドの様に積み上げられた9層の土台と、真ん中にそびえる塔が縦に重なる形で造られているのですが、この壁面にびっしりと描かれたこれらのレリーフを下から順に、時計回りに鑑賞し登って行くことで、参拝者の心は清められ救われ・・・・って書いてあるのを今確認したのですが、私全部見ませんでしたね。救われそびれました。



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遺跡には沢山のレリーフがありますが、仏像もまた、実に504体あるそうです。ちなみに白鳳は22,500,000人ですけどね。本当に、着工から完成まで何十年何百年かかったことか、そしてどれほどの人間がこの救いの塔の建立に関わってきたかと思うと、特に仏教徒ではない私でも、ぐっと胸に来るものがあります。



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一通りの見学を終え、別の出口から遺跡の外に出ました。
こちらからだと木々などに遮られることもなく、遺跡全体の大きさがよく分かります。


この後は広い公園内を通り、入り口の隣にある出口へと向かいました。が、



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歩いても



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歩いても延々と続く、土産物屋地獄。

お店はともかく個別で商品を売り歩いている行商達は一目でも合わせるといつまでも付いて来るので、そちらを見ない様に必死で前を向き、スタスタ歩かないといけません。どうせ買わないのに申し訳ないじゃないですか。1ドルとかで売っている安っぽいミニボロブドゥールキーホルダーは、ちょっと欲しいと思ってしまいましたが。



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完全に外に出る前に、博物館があったので寄りました。
博物館自体は係の人も入場者も誰もおらず寂しいものでしたが、博物館周辺のスペースが写真のようにゆったりとしており、涼しくて休憩にもってこいでした。



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博物館のまわりに並べられていた石です。

「遺跡の欄干に使われていた石」と書いてありました。
ということは、今は手すり無しってことでしょうか。うーんあったようななかったような。



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ただの四角い石ではなく、こんなレリーフもさりげなく転がっているのでギョッとします。
手癖の悪い観光客が一個持って帰っちゃっても気付かないんじゃないでしょうか。


〆の言葉も何もありませんが、以上、ボロブドゥール見学でした。



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本日の晩ご飯

夜はまた別のイベントが待ち受けています。インドネシアの京都とか言われているらしい古都ジョグジャには面白そうな場所やイベントが多く、朝から晩まで観光してもまだ足りません。

ボロブドゥールから帰って、休憩もそこそこに目指しておりますのは、ソノブドヨ博物館という所で演じられるワヤン・クリ(影絵人形劇)のショーです。

でもその前に腹ごしらえ。

例によって道端のおっちゃん・・・今回は日本滞在歴があり流暢な日本語を話すハイパー道端のおっちゃんに勧められ、「グデッ」というぐでっとした煮込み料理を頂いております。ジョグジャの名物料理のひとつで、鶏肉各部をジャックフルーツや調味料で甘く煮たものです。かなり甘いですが、ご飯によく合います。



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すっかり仲良くなったハイパーおっちゃんと共に、目的地であるソノブドヨ博物館にやって参りました。

この博物館では毎夜20:00〜22:00までワヤン・クリが上演されており、入場料はわずか20.000Rp(約180円)。壮大な民族音楽ガムランの生演奏、生歌、生人形劇であるにもかかわらず、かなりお手軽に伝統芸能を楽しめるスポットなのでございます。



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この博物館のショーの面白い所は、影絵上演を正面からも、裏側からも見せて貰える事です。芝居中に両者間を移動するのも、写真を撮るのも問題ありません。カメラ持ち込みは有料だったかもです。忘れましたが、30円くらいだったでしょうか。

ガムラン隊と人形劇の裏側が見られる事から、裏側席の方が人気が高い様で座席スペースが大きめに作られていました。



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芝居に使われる人形は5、6体はありますが、それらは全て一人の人が動かしています。この操り師を「ダラン」と呼ぶそうです。ダランのおっちゃんは人形を動かすだけでなく声の出演もこなしており、人形の腕を激しく動かしときには人形ごと投げて回転させるという激しい芝居と共に、「ガッ!」「バッ!」という台詞だか効果音だかも入れてくれます。この「バッ!」がなんだか面白格好良くて、かなりハマってしまいました。

が、語りはインドネシア語で内容まで理解できないのと、連日の観光によりちょっと疲れていたので途中で眠くなってきてしまい、1時間少々のところでおいとましました。

博物館のワヤン・クリは毎晩見られます。お勧めです。


明日はプランバナン遺跡を見に行きます。夜はラーマーヤナバレエです。イベント目白押しです。


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<情報コーナー>

○ ボロブドゥール遺跡とプランバナン遺跡の入場料その他

2つの遺跡に入れる「コンボチケット」375,000Rp。ボロブドゥール単体の入場料250,000Rp、プランバナン入場料が225,000Rpなので、両方行くならコンボチケットがお得。ただし有効期限が2日なので、2つの遺跡には同日か、2日続けて行かないといけない。なお、学生証があると入場料半額。日本の学生証でも何でもいいという緩さ。

2つの遺跡には荷物預かり所があるので、大きい荷物を持って行っても大丈夫。また、プランバナンとジョグジャカルタ空港はトランスジョグジャで約15分と非常に近いので、空港から直接アクセスするのもあり。

○ ボロブドゥール遺跡の行き方

(1)トランスジョグジャでジョンボールバスターミナルまで所用20~40分。運賃3,600Rp。路線や時間は始点がどこかによる。
(2)ジョンボールバスターミナルからボロブドゥール行きの中型バスに乗り、所要約1時間。運賃25,000Rp(約220円)。
(3)バスターミナルから遺跡入り口まで徒歩10〜15分くらい。

それか、ツアー、スクーターやバンのチャーター、ガイド付き個人ツアーなど。このあたりは宿やツアーデスクで申し込める。

○ トランスジョグジャ

路線は10本くらいある。路線図は各停留所に貼ってあるが配布はしておらず、観光案内所でももらえなかった。運賃は2015年8月時点で、一律3600Rp。少しずつ値上がりしている模様。停留所に入る時に支払う。停留所は通常6畳ほどの小さなスペースになっており、そこから出ない限り他の路線と何度でも乗り換え可能。追加料金はかからない。ただし停留所を出たら、もう一度支払わないといけない。停留所の集金係の人や車内の案内係の人に行きたい場所を聞くと、降りる場所や乗り換えなども親切に教えてくれる。

市内に3つある長距離バスターミナル、空港、マリオボロ通り、プランバナン遺跡にもトランスジョグジャで行ける。運行時間は朝5:30から21:30ごろまで。だいたい10~15分間隔で運行。

| インドネシア | 22:08 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

ジョグジャカルタ到着、町ふらふら


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本日の宿

ジョグジャカルタに到着しました。

ジョグジャカルタのバスターミナルに着いたのは朝9時くらいで、ジョグジャカルタとバリは時差があるので時計の針を1時間戻し、現地時間は朝8時となりました。

そこから市バスで「ブマラウィロタマン地区」という何度聞いても覚えられない名前の安宿街に移動して、目星を付けていた宿を訪ねたら空きがあったのでそこにしました。ドミトリー1泊750円です。

ここのオーナーと思われるオスカーさんという人が滅茶苦茶親切でした。
無料の地図にお勧めの観光スポットやら美味しいレストランやらをどんどん書き込んでくれ、私はあっという間にジョグジャカルタ情報通に。バリ島では観光情報どころか宿への帰り方すら分からなかったと言うのに、ジョグジャ観光はかなり順調に行けそうです。

なお、「ジョグジャ」とは日本人的単語短縮法ではなく、地元の人も使うジョグジャカルタの愛称です。



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宿に荷物を置いて少し休憩した後、とりあえず町歩きに出掛けました。宿の近くに王宮があるので、それの見学に行こうと思います。でもその前に腹ごしらえを。

王宮に向かう途中にあった屋台で、ソトアヤムというお料理と何か甘いデザートを頂きました。ソトはスープ、アヤムは鶏だそうです。鶏スープのおかゆみたいな感じで、さっぱりしていて朝ご飯に最適でした。
デザートの方は、ピーナッツシロップみたいなのをかけて頂く、寒天とゼリーとういろうのミックスみたいなものでした。文章で読んでも味の想像がしにくいかと思いますが、実際食べても頭上に「?」が浮かぶ不思議な食べ物でした。共に6,000Rp、約55円です。お安い!



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バリ島・・・と言っても私はごく狭い範囲しか知らないのですが、私が見たウブドの観光区域ど真ん中と比べると、ジョグジャには写真のような地元民向けの屋台食堂が多いと感じます。こういうお店を「ワルン」というそうです。広めのテーブル席が作られているワルンもあれば、屋台の横に椅子が2、3個並んでいるだけというお店もあります。

ワルンには小さな調理スペースが作られており、注文すると下ごしらえ済みの食材をポンポン載せて、あっという間に料理を提供してくれます。スープなどはちゃんと温めてあるため、冷たいものを出されるということはありません。

屋台の他にも歩きながら食べ物や飲み物を売っている人もいて、聞くと10円とか30円とかなので、つい色々と手を出してしまいます。



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王宮入り口

王宮は白い壁にぐるっと囲まれた敷地内にあります。なのでまずはこの門をくぐらないといけないのですが、写真のように大量のライダーが排出されてくるので、迂闊に踏み込むと轢き殺されそうでなかなか入れません。優雅に王宮散策のはずが、なぜ入場するだけで命をかけないといけないのでしょうか。



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家庭内害虫の動きで壁を這いようやく入場しましたが、ご覧の通り普通の町です。



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そしてやっぱりバイクがビュンビュン走り回っております。
怖いです。王宮は、安息の地はどこなんですか。



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王宮が見えて来ましたが、その前にこんな広場がありました。
オスカーさん曰く、そして頼んでもないのに突如解説を始めてくれた道端のおっちゃん曰く、この二つの木の間を北から南に向かい、目をつぶって願い事をしながら真っ直ぐ歩き切ると、その願いは叶うんだそうです。
ちょっとやってみようかと思いましたが、神頼みしないといけない類の願い事はなかったのでやめました。それに真っ直ぐ歩ききれなかったらケチがつくみたいで嫌でしょう。



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王宮?

そんなこんなで、10分で着くはずの王宮に1時間半かかってようやく到着しました。ら、王宮はすでに営業終了していました。朝から13:00までの営業だったそうで。ちょっと道草を食い過ぎたようです。

というか、私が王宮だと思っていたこれは王宮ではなかったようです。
道端のおっちゃんはこれを指差しながら「王宮は今日はもう閉まっちゃってるよ」と言いましたが、後日また来た所、この中は何かのパーティー会場みたいになっており、王宮入り口は別のところにありました。この建物は一体なんだったんでしょうか。この面構えを見るに、ただ者では無さそうですが。

まあ、王宮は逃げないので見学は後日にするとして、予定を変更してマリオボロ通りというところに行ってみることにしました。マリオボロ通り一帯は、ジョグジャ最大の繁華街なんだそうです。



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ワヤン・クリ制作工房兼販売所

マリオボロを目指す途中、道端のおっちゃんに教えて貰ったワヤン・クリ制作工房に立ち寄りました。

「ワヤン・クリ」とは、インドネシア伝統芸能の影絵芝居、及び、その芝居に使われる薄い人形の事を言います。「ワヤン」は影、「クリ」は皮を意味するんだそうです。その名の通り、この人形は牛の皮で作られています。



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ワヤン・クリは、牛の皮にカナヅチと長い釘で穴をあけて加工して行きます。
そして、写真のようにそのままでも充分美しいのですが、この後鮮やかに着色されて劇に用いられます。影絵ですのでその色は客席には届きませんが、この人形自体が影絵芝居を彩る大切なパーツであり、インドネシア美術工芸の結晶なのです。

ワヤンクリは購入もでき、お値段も1000円くらいからと日本人感覚で言うとそう高くもありません。なので一体買おうかと思いましたが、旅の途中で骨が折れてしまわれることは容易に想像できたので、やめときました。可哀想ですし。
それより、一緒に売られていた木製のお面が欲しいです。呪いのようにビッシリ彫刻と色付けがされている、イカした奴があったんです。インドネシア滞在中に悩んで悩んで我慢できなかったら買います。こちらは頑丈そうですし、被って帰れば荷物にもなりません。不審者として空港で拘束されるかもしれませんが。



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王宮敷地内も外と変わらない普通の町なのですが、なんとなく高級感のあるエリアもあり、オシャレなカフェや伝統工芸の衣類店などが並んでいます。また、つい吸い込まれそうになる魅力的な狭い路地も多く、散策が楽しいです。でも道に迷います。ちょっとややこしいんですよね。

そんなエリアに住むのは随分お高いのでは?と思い道端のおっちゃんに聞いて見たところ、特に家賃は発生していないそうです。むしろ王宮やら何やらに勝手に入れるし、観光関連の仕事にありつけるし、良い所だよ~だそうです。



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本日のおやつ/揚げうどん

未だに名前を知りませんが、先日食べて以来ハマっている揚げうどんです。一個5円。多分揚げ油のせいだと思うのですが、独特の風味があってクセになります。

<8/26 追記>

コメント欄で教えてもらいました。
謎のあげうどんは「クルプッ」という名前の、魚かエビのすり身のおせんべいなんだそうです。
独特の風味にも納得です。揚げ油にはなんの罪もありませんでした。



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なんとかアカデミー

道端のおっちゃんに勧められ、バティック更紗の制作アカデミーに寄ってみました。

先程から道端のおっちゃんが何回も出て来ますが、全部違う人です。皆さんフレンドリーをこじらせており、やたらめったら話しかけてくるのです。でもお勧めのお店を教えてくれたり道案内をしてくれたりするので、右も左も地図も読めない私には大変ありがたいことです。



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バティック更紗

で、バティック更紗ですが、これまたインドネシア伝統工芸のひとつで、ロウを使って模様を描き染料で染め上げるという、非常に手間と時間のかかる美しい布の事を言います。1m×1mくらいの大きいものだと、完成までに1ヶ月以上を要するそうです。
衣類や小物への加工に向いていそうなパターン化されたデザインから、絵画の様に風景や人物が描かれているものもあります。

とても人気の高い商品なのでプリントしただけのものも多く、マリオボロ通りにはその手のお店がズラリと軒を連ねているといいます。ただ、バティック更紗にこだわらずそのデザインを楽しむのが目的なら、プリントもありだと思います。綺麗なデザインの布が、安価で沢山売っています。


さて、さすがに染色とプリントの違いくらいは素人目でも分かりますが、染色作品の出来の良し悪しとなると、色々見ていかないと判断は難しそうです。その点、このお店は工房兼学校だからちゃんと作っているし、良い作品も多いよ~・・と通りすがりのおっちゃんAからDまでが教えてくれたので、よほど有名な工房なのでしょう。全員がここの回し者とかでなければ。



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バティック更紗制作中

学生さんが見世物に実演をしてくれていました。
こうして溶かしたロウを塗ってから染色液に付けるとその部分が染まらずに残るので、それを利用してカラフルな模様を描いていくんだそうです。いわゆる「ろうけつ染め」です。

工房内に所狭しと並べられている作品の中には学生さんのものもあるので、そういうのはへたっぴで可愛らしいのですが、講師やプロの人が描いた作品はやはり見事です。

そのうちの一枚にものすごく繊細で明らかに時間がかかっていて、とにかく美しくて釘付けになってしまった作品があったのですが、やはりというか、高かったです。作品の前で固まっていたらそこからかなり割引してくれたのですが、それでも手が出ず諦めました。

あれがどういうレベルの作品なのか、その値段の価値があるのかなんてことは心底どうでもよく、ただ純粋に心を掴まれた作品だったので、買うべきだったかなあ・・・と今でも少し思っています。



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マリオボロ通り

もう誰も覚えていないかもしれませんが、こちらが本日の目的地です。ようやく着きました。

マリオボロ通りはさすが一番の繁華街と言うだけあって、店も人も多く、賑やかです。
聞いていた通りバティックバティックバティック・・・本当にバティック更紗のお店が多いです。いちいち入っていたらキリが無いですが、外から見るだけでも、やはり綺麗でした。


マリオボロ通りはちょっと行ってみただけで特に用事はないので、この後すぐ帰りました。ちょっと行ってみただけで往復5時間かかっていれば充分だと思います。有意義な一日でした。

しかし本当に、物価が安いというのはそれだけで楽しいです。オーストラリアやニュージーランドの様に、何かを買う度にいちいちウッ…とならなくて済むんです。食費もかからないのでお腹を減らすこともありません。水も安く買えるので、初日に買ったペットボトルに水道水を入れて3週間大事に持ち歩かなくていいんです。先週まで350円で売られていたペットボトル入りコーラが急に50円ってどういうことなんですか。本当にニュージーと同じ星なんですかここは。

でもそんな物価の急落に浮かれ、散財し過ぎない様に注意が必要です。
宿に帰る前にスーパーに寄ってみたら、あまりの(ニュージーと比較しての)割引率にテンションが上がりアレもコレも要らないものまで買い物カゴに入れてしまい、数分後、「ハッ、私は今何を・・・」と我に返り商品を戻して回るという阿呆な行動をしました。目を覚ましてください。洗顔フォーム4つも要らないでしょう。



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本日の晩御飯

宿で教えてもらったインドネシア家庭料理レストランに来ました。
注文したものは、名前が全く思い出せませんがラム肉の煮込みとかナスの何とかを添えたごはんプレートです。

お皿の左側に乗っている、厚揚げポテチを甘辛タレで絡めたみたいなおかずが美味しかったです。


明日はボロブドゥール仏教遺跡を見に行きます。


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<情報コーナー>

○ ジョグジャカルタの宿

「Ostic House」
booking.comで予約できるが、直接行った方が安かった。ドミ一泊85,000Rp。ブマラウィロタマン地区にある。看板がないが、住所の10Bが大きく書かれているのでそれが目印。スルタンパレスまで徒歩10分くらい。最寄りのトランスジョグジャ停留所からも徒歩10分くらい。無料WiFi、個人ロッカー、タオル、朝食付き。清潔感があり、ベッドも大きいし、ゆったりと過ごしやすい。無料の朝食は毎朝違うインドネシア料理を出してくれ、楽しくて美味しい。オーナー?のオスカーさん始めスタッフは皆滅茶苦茶親切でフレンドリーで感じが良い。すごくお勧め。

○ ジョグジャカルタの安宿街

大きく分けて2か所安宿が集まるエリアがある。一つは中心街マリオボロ通り付近のソスロウィジャヤン地区。マーケットやレストランが多く、観光の拠点と言えるエリアなので色々便利。観光案内所もある。もう一つはそこから南へ3キロほど下ったブマラウィロタマン地区。中心街からは外れるが、安い屋台もあればオシャレなレストラン、カフェなどもあり、特に困る事はない。ソスロウィジャヤンより落ち着いた雰囲気。中心街へ行くには歩くと1時間くらいかかるので、トランスジョグジャの利用が便利。

| インドネシア | 22:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

バリからジョグジャカルタへ、二島間海越えバスの旅


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本日の朝ごはん

宿が朝食付きでした。10種類くらいあるうちから選べたのでバナナなんとかと言う得体の知れない料理を頼んでみたら、ホットサンドでした。そしてデザートにもバナナがついていたので、結果的にバナナまみれに。体には良さそうですがお口に優しくありません。



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さて、本日はバリ観光もそこそこに、ジャワ島・ジョグジャカルタに移動します。
「魅惑のバリがたったの一泊!?」とお思いでしょうが、大丈夫です。東南アジア諸国間移動の関係上、バリ島には2週間後にもう一回、そしておそらく4週間後にもう一回寄ります。なので、小分けにして遊びまわります。

実は、バリ島には出来れば行かないか行ってもすぐに離脱するつもりでいました。
バリ島というとハネムーンか恋人同士、あるいは友人グループで行く島という勝手なイメージがあり、なんだか立ち入るのが恐ろしかったためです。一人でフラフラヨレヨレしていたら後ろ指差されてプフーッ!クスクスされるんじゃないかと・・・完全に被害妄想、及びただの劣等感ですねこれは。

でも行く前にツイッターでそれを呟いたら、「一人旅の人も結構多いですよ」と教えてもらえたので安心してバリ島へ上陸しました。そして実際に足を踏み入れてみたら、これがもうあまりにも魅力的な島で、もちろん一人でも充分楽しくて、今まで誤解していてゴメンナサイと思ったのでした。

なので、次来るときはちゃんと時間を取ってあちこち見に行きます。

そして、私の中の三大立ち入り禁止観光地であるバリ、ハワイ、グアムの一角が崩れたので、いつかハワイとグアムにも挑みたいと思います。難易度が一気に跳ね上がりますが、いつか・・いつか・・・・。

・・・ちなみに、ハワイとグアムはバックパックを背負ってヨレヨレ行っても大丈夫な感じですか?空港で「お客様何の御用ですか?」とか言われませんか?知っている方がいたら、是非教えてください。



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ベモ

さて、では早速移動します。朝9時過ぎに宿を出て、まずはバスターミナルを目指しました。バリからジョグジャカルタへ行くにはもちろん飛行機という手もありますが、陸路の方が安いし面白そうだったので。

バスターミナルはウブドから結構遠いので、ベモという乗合タクシーみたいなものを2つ乗り継いで行きます。こういう観光地では必ず起こる事ですが、案の定運賃をふっかけられたので、朝から料金交渉をして疲れました。

物価が安い国は好きですが、こういうのは面倒くさいです。気が弱いので値切るとかあまり上手くないんです。得したいんじゃなくてただ無意味に損をしたくないだけなので、最初から正規運賃か、それよりちょっと高め程度なら別に黙って払うんですけどね。



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ウブンバスターミナル

ベモは9:30くらいにウブドを出て、一回乗り換え、
ウブンバスターミナルに着いたのは11:00ごろでした。

目的のバスを見つけるのは簡単でした。
一つ目のベモを降りると次のベモの人が「どこ行くんだ?ウブン?じゃあこっちだ!」と案内してくれるし、ウブンターミナルに着いたら着いたで「ジョグジャか?ジョグジャだな?じゃあこっちだ!」とバスまで案内してくれるからです。案内役の人が沢山いて、「こっちだ!」「いやこっちだ!」「やれこっちだ!」と忙しいのが難点ですが。



さて、ネットで調べたのと昨日ウブド市場のトラベルデスクで聞いた情報では、
ジョグジャ行きバスの出発は14:00〜15:00頃とのことでした。

本来ならウブドから目的地のウブンバスターミナルまで小一時間もあれば充分のはずですが、ベモはある程度人数が集まらないと出発しないと聞いたので、何十分も待たされてタイムロスする事態を想定して早めに宿を出てきました。

しかしどちらのベモもほとんど待たずに出発してくれたので逆に予定が狂い、かなり早くターミナルに着いてしまいました。バスが出るまであと3、4時間あります。6時間前行動はちょっとやりすぎたようです。



バスはどれも14:00か15:00発とは言うものの、乗客が集まればそれより早く出る場合もある様です。実際、私が最初に声をかけられたバスは11:00の時点ですでに8割方席が埋まっており、その後すぐに出発しました。通常の倍額を言われたので乗らなかったのですが。通常価格は18〜22万ルピア(1600円〜2000円くらい)のはずです。

ふっかけられるのはいつものことなのですが、「いくらなら乗るんだ?」と聞かれて正規料金を言うと「オーゥ何を馬鹿な事をそんな安いわけないだろう」みたいな小芝居をしてくるのがイラっと来・・・いや、まあ全然何とも思わないんですけど、面倒くさいですよね。

そういうのはいつも鼻で笑い返して立ち去るんですが、「じゃあ30万ルビア(2700円)にしてやろうか!?どこよりも安いぞ!」とか言いながら延々と後ろを付いて来るのがまたイラァッ・・・・・・いやいや、私はいつも平常心なんですけどね?

で、それも無視してバス会社カウンター1軒1軒に値段を聞こうとするも、私が聞く前に「ジョグジャ行くんだと!安くても35万ルピアだよなあ!?」とわざわざこちらに聞こえるように先手を打ってくるのでちょっと誰かハエ叩き持って来て!


・・・で、結局他のバス会社何軒かと交渉して22万ルピア(2000円くらい)まで下げ、そのチケットを購入しました。エアコン付きなので格安バスよりはいくらか高いでしょうが、その点を差し引いても正規運賃よりやや高めでしょうか。しかし、私の交渉力ではこれくらいが限界です。



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ウブンバスターミナル待ち合いスペース

チケットを買ってベンチに座ってしまうと、もうチケット売りの人達は話しかけてこなくなり安息の時間が訪れます。しかしその代わりに、その辺に座っているタクシー運ちゃんとか、地元民らしき乗客達とか、バス会社関係の暇な人とかがからみにくるので退屈はしません。

タクシー乗りのおっちゃん「日本人かい?」
私「そうです。バリは日本人多いですよね」
「そうかい?でも俺は日本人に会ったことないよ。君が初めてだな」
「ええ〜そんなわけないでしょ」
「ビーチの方に行けばいるだろうけど、このターミナルには日本人はあまり来ないから」
「ああ、そうなんですか」
「こないだ俺が会った日本人はね〜」

「会ってるじゃないですか。」

嘘かすぐバレる迂闊なインドネシア人が好きです。


そんなおっちゃんも別のバスが到着すると「ちょっと行ってくる!」と走り出し、聞き覚えのある「タクシー?タクシー?」という声をあげていました。自分がやられると少々面倒に感じるその呼びかけですが、実際その人と話してみると普通のおっちゃんで、普通にいい人で、こうやって話さない限り観光客と地元業者との間には分かり合えない壁みたいなものがあるよな、とふと思い至りました。

できればどんな相手とも、「観光客とタクシー運転手」ではなく、
「旅人と地元のおっちゃん」として付き合えるような旅の仕方をしていきたいです。



そんな時間を過ごしながら待つこと数時間。

「バスは2時出発よ!」とチケット売り場のおばちゃんは言っていましたがチケットには14:20発と書いてあり、「バスは1時に来るから気をつけて!」「え、1時間も早く来るの?」という会話があった割にはバスは13:30に来て、そして、15:00に出発しました。もう何を信じればいいのか全然分かりません。



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バス車内

バスは明日朝の8時か9時くらいにジョグジャカルタに到着するとのことです。
17〜18時間のバス旅と言う事になります。

ちょっと長めですが、バスはエアコン付きだし、おやつと夕飯のサービスがあるし、座席はちゃんと倒れるし、毛布と枕も貸してくれたし、なかなか快適な旅になりそうです。



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本日のおやつ

ちなみにおやつはこちらです。チョコクリーム入りのやわらかいパン1個。
全然足りませんがとっても美味しかったので幸せです。



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バス車窓より

バリ島内ではほとんどずっと人の居る町や集落を走っていましたが、こんな風に、ジャングルに半分飲み込まれたような集落が沢山あるのが素敵でした。人々の顔つきや瓦屋根の家には既視感を覚えるのですが、やはり、常夏の東南アジアにいるんだなあと嬉しくなります。

そういえば私、3年前に世界一周を始めたときは東南アジアは(ついでにアフリカも)行きたい地域リストには入っていませんでした。そして、

お医者さん「東南アジアに行くなら日本脳炎は絶対打ちなさい」
私「東南アジアは行きません」
お医者さん「いいから打ちなさい」

と有無を言わさず打たれた日本脳炎予防接種が役に立つ日が来ております。お医者さんはこうなることが分かっていたんでしょうか。打ってて良かった日本脳炎。蚊でも何でもバッチコーイ!です。あ、でもマラリアには対応していないのでやっぱり来られると困るかもしれません。



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テンペ?

話があっちこっち行って恐縮ですが、17時間耐久バス旅の続きです。

バスに乗り込んで来た物売りの人が謎の食べ物を売っていたので買いました。30円也。
名前を忘れてしまったのですが、ネットでそれっぽいものを探してみたところ、多分「テンペ」がそうじゃないかと思います。インドネシア版のお豆腐みたいなものだそうです。厚揚げと油揚げの中間みたいな感じで、笹の葉に包まれた甘味噌が付いてきました。ただ甘味噌の存在に気づいたのは完食後だったので、無味のテンペと味噌を別々に楽しむ残念な結果となったのですが。




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フェリーターミナル

3時間半ほど走った18:30ごろ、フェリーターミナルに到着しました。バリ島と言うからには島ですので、別の島であるジャワ島に渡るためには船に乗る必要があります。泳ぐにはちょっと距離がありますので。

バスごとフェリーに乗れるので、乗客は特に何もする必要はありません。
バスの中にいてもいいし、フェリーの客席に座っていてもいいです。

そして日もすっかり暮れた1時間後。ジャワ島到着直前にフェリーが岸壁にオフセット衝突した以外は特に問題もなく、私達を載せたバスはジャワ島に上陸しました。



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本日の晩ご飯

夜10時ごろ、バスは道端の大きな食堂みたいな所に停まり、遅めの夕飯タイムとなりました。この夕飯はバス料金に含まれているので、支払いの必要はありません。そして用意された料理を自分でお皿に盛るシステムでしたので、当然おかわりしました。

さらっとしたカレーと、ミゴレン(インドネシア版焼そば)と、鳥の揚げ物と、揚げたうどんみたいなサクサクスナックでした。揚げうどんが面白美味しかったです。


お腹いっぱいになった後またバスに戻り、横になったり縦になったりしながらぐっすり眠りの世界に誘われ、長い夜は更けていきました。


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<情報コーナー>

○ バリ島ウブドからジョグジャカルタへバスで行く

(1)ウブド市場前、ウブド王宮との間にある道沿いに停まっているベモに乗り、「バトゥブランバスターミナル」まで所要約50分。運賃15,000Rp(約120円)。運賃は最初3万ルピアとか言われるが、観光案内所では15,000と言われたのでそう交渉した。実際はもっと安いはずなので、これは観光客価格と思われる。

(2)「バトゥブランバスターミナル」でベモを乗り換え、「ウブンバスターミナル」まで約30分、15,000Rp。こちらも同じくもっと安いはずだが、上に同じ。

(3)ウブンバスターミナルからジョグジャカルタ行きの長距離バスに乗って、ジョグジャカルタの「ギワンガンバスターミナル」まで16〜30時間。通常20時間以内で着くが、道の混み具合などによってかなり遅れる場合もあるとのこと。

ジョグジャ行きのバスを出しているバス会社は10社以上あるが、ほとんど全て14:00〜15:00の間に出発する。満席になれば、もっと早く出るバスもある。当日12:00〜14:00くらいに行けば何台もバスが並んでいるので、車内を見せて貰って好きなバスを選べば良い。インドネシアの連休中など混む時期は早めに。

バスは通常トイレ付き。トイレ、エアコンなど何も無しの格安バスとエアコン付きのちょっと良いバスがある。当然エアコン付きの方が高いが、2、3ドルの違いとのこと。私は後者を22万ルピアで買った。ネットで見た限り、相場は18〜22万ルピアである様子。

| インドネシア | 23:32 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

冬から夏へ、バリ島に移動

まずは昨夜の空港泊について。

クライストチャーチ国際空港は一応24時間開いていますが、空港泊は禁止という謎ルールがあります。「ただし、一定の条件を満たしていれば空港内のベンチに座っていてもいいですよ。ただし寝るな。」みたいな無茶なことが公式サイトに書いてあります。

深夜も警備員が巡回し、彼らは夜間空港にいるお客さんがその条件を満たしているかどうかを一人一人確認して回るんだそうです。そして当てはまらなければ割と容赦無く追い出すとかなんとか。ご苦労な事です。

一定の条件とは、
・搭乗していた飛行機が夜22:30以降に到着すること。
・または、乗る予定の飛行機が朝8:00より前に出発すること。
そして、それらを証明できること(予約確認書などを見せられること)、です。

私の搭乗機は朝6:15発で後者に当てはまるので、これはいけるかなと思いちょっと挑んでみることにしました。そして警備員さんに厳しい顔で「ここは宿泊禁止だ!」と言われたら、「早朝発のフライトなんですけど?ふふん」とドヤ顔で逆らうのです。

さて、テカポから夕方発のバスに乗り、私がクライストチャーチ国際空港に着いたのは22:00過ぎのことでした。なのでまだお客さんも多いでしょうし、まずはそれに紛れてどこかのベンチに座っておこうと思い空港に入ったのですが、予想に反してお客さんはほとんどいませんでした。具体的に言うと、私を入れて3人しかいませんでした。予想外です。

若干動揺しつつも、きっと皆2Fにあるというフードコートにいるんだろうと思い移動することにしました。その途中で、2人組の警備員さんに遭遇し早速とっ捕まりました。戦闘開始から2分後の出来事でした。

戦います!キリッ!とか言いましたが今追い出されるとだいぶ困るので、オドオドしながら明日早朝便の予約確認書を差し出しました。難しい顔で確認書を見つめる警備員さん。駄目だと言われたらどの辺りに隠れて篭城しようかと考え始める私。

しかし予想に反して、割とあっさり宿泊の許可がでました。口調も意外と優しいです。ただフードコートはもう閉まっているとかで、1Fの高そうなカフェまで連行され、「ここに居なさい」と言って置き去りにされてしまいました。なので「わかりました」と答えてカフェに入り、警備員さんが立ち去ったのを確認して、速やかにカフェを出てカフェ横のベンチに腰掛けました。お金が無いので。

その後どこからか飛行機が到着したらしく、閉まっていたお店やカウンターも一部再開し、お客さんの数は30人くらいに増えました。皆ベンチに座り人によっては半分横になって眠っていましたが、警備員さんに怒られている様子はありませんでした。なんだかんだ、寝ても良いみたいです。ただし寝袋などの使用は禁止なので、皆あくまで「仮眠」のスタイルです。



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機内食

そんな夜を越えて、結局一睡もできないまま朝になりました。

フライトは朝6:15発、メルボルン経由のバリ島デンパサール空港行きです。
バリ到着は現地時間13:30です。

時差の関係上ころころと現地時間が変わりややこしいですが、
クライストチャーチからメルボルンまで約4時間、
メルボルンからバリまで6時間弱のようです。

飛行時間と乗り換え時間合わせて計11時間の移動でしたが、昨夜の徹夜によりあまりにも眠たくて飛行中はほぼ意識が飛んでおり、気が付いたらバリに着いていました。加え、わずか数時間とは言え時差のため時間が2回変更になり、もう自分がどこにいるのか、今何時なのか、それ以前に今日は何日なのかがよく分からなくなりました。




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本日の宿

で、本日の宿です。
バリ島のメイン観光地のひとつ、ウブドという所に宿を取りました。

バリ島は観光業の盛んな島なので、全体的に物価の安いインドネシアにおいても色々と高くなるんだそうですが、オーストラリア及びニュージーランドからの渡航者である私の金銭感覚は今狂いに狂っているので、バリ島価格でも充分安く感じます。

ですので、探せば10万Rp(ルピア)の宿もある所を、その倍額の20万Rpの宿に泊まっております。でも、日本円にするとわずか1,800円です。いつもの感覚で言えば10万Rp(900円)でもちょっと高いと感じるのですが、一昨日泊まったニュージーランドの宿なんてドミトリーなのに2,800円でしたし、その日々を思い返せば1,800円でも安いものです。明日からまた100円の違いに1時間悩むような生活に戻るので、ニュージーランド感覚の今のうちに贅沢してしまえと思いちょっと奮発しました。



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本日の宿はまさにインドネシアのイメージそのままで、とても素敵でした。
が、宿の入り口からしてもうよく分からず、どこからどこまでが宿の敷地なのか全然分からず、敷地内(多分)に写真2枚目のような謎のスペースもあり、ああ、異国だなと思いました。

思えば、ここまで異国感のある国に来たのはこれが初めてかもしれません。ヨーロッパの町並みや南米のそれも間違いなく異国だったのですが、インドネシアは文化芸能デザインの類の押しが強くて、とにかく見慣れない風景という感じがするのです。同じアジアなので、路地裏などに少し懐かしい雰囲気も漂わせつつ。



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ウブド市場

宿のチェックインを済ませ、町歩きに出かけました。
空港からの道が混んでおり宿に着いたのは結局16:00ごろとなってしまいましたので、あまり時間はありませんが。今夜は王宮で開催される「レゴンダンス」のショーを見たいので、それまで少し観光です。

まずはウブド市場へ。市場というから野菜市みたいなのを想像していたのですが、観光客向けの土産物屋やツアーデスクが多く立ち並ぶエリアでした。

バリ雑貨はとてもカラフルで可愛らしくしかも安いので、いちいち買いそうになりますが今それどころではありません。宿への帰り方が分からず困っているのです。

バリ島についてほとんど調べず来てしまったので、情報収集をするため観光案内所を目指していたのですが、人に道を聞いて目指している途中でカフェの女の子に明るく声をかけられ、ホイホイ着いて行って勧められるままに珈琲を飲み、そのままのノリで他の店やら路地やらに入り込み、あっという間に方向感覚を失ったのです。

こうなることは分かっていたので先に観光案内所に行って地図を貰いたかったのですが、うかつでした。インドネシア人がフレンドリーすぎるのが悪いです。もちろん商売がらみでもあるのでしょうが、あの笑顔は反則です。嬉しくなっちゃうんです。


結局ウブド市場を一回りし観光案内所を発見しましたが、無料市内地図は売り切れで有料のしかなかったので、地図は手に入らないまま終わりました。
なお、宿には奇跡的に帰れました。私の帰巣本能もたまには仕事をするようです。




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ウブド宮殿、レゴンダンス公演会場

宿で少し調べものをした後、再び出かけてウブド宮殿にやって参りました。

スキューバダイビングが趣味で定年後あちこち飛び回っては潜っているハイカラな父の勧めで、このウブド宮殿の定期公演を見たいと思い、日程を合わせていたのです。毎日なにかしら、そしてどこかしらでバリの伝統芸能を見る事はできますが、父の勧めは毎週火曜の夜19:30から演じられる、ウブド宮殿の「レゴンダンスとラーマーヤナ」でした。なので、それを見に来ました。

チケットは当日ギリギリの時間まで購入できます。混み具合にもよるとは思いますが。
当日、ウブド宮殿の周りで5m置きくらいにチケット売りの人が立っており、積極的に声をかけてもらえるのでその人から買うだけです。チケットは一律80,000Rp、約720円です。

席は自由で、早い者勝ちなので私は30分前に入場したところ、前から3列目あたりを取る事ができました。この時点ですでに結構人は来ていたので、最前列を狙うなら1時間くらい前に行った方が良いかもしれません。



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始まりました。まずはレゴンダンスからです。

これは2人の女性が演じます。
異国情緒溢れる生演奏に合わせ、足の先から指の先まで美しく、魅惑的に踊る2人の女性。2人が演じているのは兄弟の王子役で、仲睦まじい兄弟が魔法の力により猿に姿を変えられてしまい、嘆き悲しむというストーリーです。



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続いて、ラーマーヤナ舞踏。

最初のレゴンダンスが10分程度と比較的短かったのに対し、
こちらは1時間くらいかけて演じられる長いお話です。

2つは続けて上演されますが、それぞれ独立した演目です。レゴンダンスで演じられた兄弟の話もラーマーヤナ物語の一部ではあるそうですが、この後演じられるラーマーヤナ物語と直接のつながりはありません。

それぞれのストーリーは英語版のパンフレットにも書いてありますが、
宮殿入り口で日本語翻訳版も配っているので、それを読むとより理解が深まります。

私ももちろん、それを読んでから公演見学に臨みました。
が、結構長いのと、登場人物が多いのと、ちょっと疲れていて脳が機能していなかったので、全然頭に入りませんでした。そうしたら、私の中の脳内ストーリーがとても残念なことに。

ですので、まずは私の脳内ストーリーから紹介したいと思います。



<ラーマーヤナ舞踏/誤回答編>


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お姫様(左)と侍女(右)

時は何百年か何千年前。どっかの国(多分インドネシア)の美しいお姫様は、2人の侍女と共に歌って踊る楽しい日々を送っていました。



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ある日現れた間の抜けていそうな魔王は美しいお姫様に惚れ込み、自分のものにしようと企みます。



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なんだかわからないけど急に出て来た鹿がすごく可愛いです。子役が演じています。
お姫様と侍女2人も「鹿カワイイ!」と思ったらしく、この子を捕まえようと奮闘します。



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勇ましい侍女1は鹿を射ようとします。侍女ってこういう感じでしたっけ。



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奏者のおじさんがちょっと演奏に飽きてきました。

そうこうしている間に、お姫様は魔王に攫われてしまいました。



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魔王に攫われたお姫様を助けに現れた謎の鳥。しかしあっさり魔王に負け、侍女2人に介抱されていました。何しに出て来たのかよく分かりませんでした。そして弓矢を片手にキリッとする侍女が格好良すぎてもうこの人何なのかと混乱する一方でした。



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一方そのころ。猿に姿を変えられてしまった王子は一体何の恨みがあるのか、魔王に戦いを挑みます。



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お姫様がもうひとり増えました。便宜上さっきまでのをお姫様1、今回のをお姫様2としますが、衣装もメイクも似ているのでどっちがどっちか全く分かりません。そしてお姫様2がどこから、何の目的で現れたのか全く説明のないまま物語が進んで行きます。



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そんな中、猿王子は観客席の中を飛び回り子供を泣かせカメラに向かって親指を立て、やりたい放題していました。


この後、ストーリーが難解すぎてちょっと色々諦めてしまって、
肝心のクライマックスの写真を取り損ねました。

なので文章で説明いたしますと、
この後 侍女1が魔王と勇敢に戦って勝つ というミラクルプレイを見せ、ついでにお姫様(多分1の方?)が猿王子ににじり寄るシーンがあったので、多分惚れたんだと思います。猿王子は登場人物の中で一番良い動きをしていましたし、お姫様と結婚して王様になったんじゃないかと思います。


途中から出て来た猿王子が全てを持って行った件が若干納得いきませんが、めでたしめでたし。

おわり。


・・・わけの分からないお話でした。
あまりにもわけが分からないのでもう一度日本語解説を読み直してみたところ、
色々と誤解していたことが発覚したので、ここからは答え合わせです。



<ラーマーヤナ舞踏/正答編>


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まず、この人は侍女ではなく王子様でした。

女性が演じているしスカートみたいなのを履いていたので、てっきり侍女だと思ったのです。
また、この王子は姫の旦那さんだったようです。ちなみにもうひとりの侍女は王子の弟でした。

というわけで正しいストーリーとしては、王子とその弟と仲良く暮らしていた姫が、魔王に見初められ、狙われるというところから始まります。



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急に出て来た鹿は、魔王が姫を捕まえる為に遣わした家来が化けた姿でした。つまり、罠だったということです。あと、この鹿はただの鹿ではなく黄金の鹿であったそうなので、3人は「鹿カワイイ」という純粋な気持ちではなく、おそらく金目当ての犯行であったと思われます。

不純な動機が災いしてか、この鹿捕獲騒動のゴタゴタで姫は魔王に攫われてしまいます。



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その後現れた謎の鳥は「聖獣ジュターユ」という神聖な生き物で、魔王に連行されていく姫を助け出そうと奮闘した良い奴でした。しかしやっぱり、あっさり魔王に負けてしまいます。そして弱って倒れている所を王子2人に発見され、姫が魔王に連行された件を報告しました。ただの噛ませ犬でした。



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魔法で姿を変えられてしまった王子が大活躍・・・と思っていたのは完全なる誤解で、
猿は猿。王子とはまったくの別人でした。

王子が猿に変えられたのは最初に見たレゴンダンスです。完全に話が混ざっています。

なお、猿はただの猿ではなく勇敢な猿で、名を「ハヌマン」と言うそうです。
全く記憶にないのですが、解説書によりますと彼は魔王じゃない別の敵も倒し、それから魔王に挑んだんだそうです。そんな奴いたっけ、そしてそんなシーンあったっけ・・と私はいま首をかしげています。



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突如増殖したかと思われたお姫様2はお姫様ではなく、魔王の姪でした。
彼女は魔王に攫われた姫を慰めたり魔王の暴走を止めたり、かなり良い働きをしました。



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クライマックスで魔王と戦ったのは当然、侍女ではなく王子で、かなりの激戦でしたがハヌマンの尽力もあって王子は魔王に勝利しました。そしてこのあと猿の人ハヌマンににじりよったのは姫ではなく、魔王の姪の方でした。何があったのかは知りませんが、猿ハヌマンはドサクサにまぎれてこの子と結婚しました。


めでたしめでたし。



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本日の晩ご飯

なんか疲れたのでレストランでナシゴレンを食べて帰って寝ました。


明日はバスでジャワ島・ジョグジャカルタに移動します。


<情報コーナー>

○ バリ島、ウブドの宿

「Kabera Bungarow 1」

booking.comで予約。「Kabera Bungarow 2」もあるらしい。ダブル1泊20万Rp。シングルはもともと無いのか売り切れていたかで見つからなかったので価格不明。ウブド市場、及びウブド宮殿まで徒歩3分で非常に便利。狭い路地を入った先にあるので静か。無料朝食、Wifi付き。Wifiは室内は届き辛いのと、全体的に速度は遅め。一部屋一部屋が独立しており、テラス付き。庭や宿全体にインドネシア独特の雰囲気があり良い感じ。シャワーがすぐぬるま湯に変わってしまうのと、家屋全体が古くやや清潔感にかけるのが難点。ただしそれが逆に雰囲気があるとも言える。


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