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弓場農場到着


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今日はあと60キロほど走れば弓場農場に着きます。

ラスト60キロをしっかり走りきるために、
いつもより念入りに乗車前のチェックをし、
いつもより丁寧に荷物を積みました。

そして全部積み終わった後でブルーシートを入れ忘れたことに気づき、
やり直したら完全にやる気をなくしたので結局いつもどおりの適当な積み方になりました。



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ちょっと走ったらすぐにアンドラジーナに着きました。

昨日見た標識ではここまで10キロのはずでしたが、
今日見かけた標識では「残り7キロ」になっており、
実際走った距離は13キロでした。

南米の道路標識は大らかです。
10キロ未満の間違いなど間違いのうちに入りません。



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これまで走ってきた道から外れ、国道300号線に入りました。
ここをあと35キロほど走ると、弓場農場への分岐にぶつかります。
調子に乗って600キロほど走ると、サンパウロに辿り着きます。

昨日までの道は路肩が凸凹で走りづらかったのですが、
300号線は非常に綺麗に整備されており、急に走りやすくなりました。

綺麗な料金所もありました。
今日はもうこのまま弓場に着くので用はありませんが、
宿泊するにはもってこいな感じです。

などと考えながらそのまま通過したら警報が鳴り、ビビリました。

慌てて係員の方を振り向いたら、
係員のおばちゃん全員が爆笑の渦に包まれていました。

なんだかよく分からないけど楽しそうで何よりなので、そのまま立ち去りました。



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ポテチとジュース

ここでお昼休憩。

無性にポテチが食べたくなったため、
先ほど通り過ぎた町、アンドラジーナで買っておきました。

道の脇の木陰でポリポリやっていると、
目の前にある柵から牛が一頭脱走しました。

牛と目が合いましたが、私には何ともしようがないのでそのまま見送りました。

そして5分ほどすると、今度は坂道の上の方からおじさんが走ってきました。

「バカ!?」
「誰が馬鹿だコラ」


と一瞬喧嘩を買いかけましたが、
よく考えたら「バカ」はスペイン語で「牛」のことです。
ポルトガル語でも多分そうです。

なので「むこうに行きましたよ」と教えてあげると、
おじさんは「オブリガード(ありがとう)!」と叫んで坂を駆け下りていきました。

忙しい国だなと思いました。



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300号線からアリアンサ地区への分岐を曲がり、



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さっきまでより細くなったのどかな道を4.5キロ走り、


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弓場農場に到着しました。

チャリ旅4、ついにゴールです。

5でしたっけ。

忘れましたが、まあ何でもいいです。



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弓場農場のメイン広場へは、
こんな砂の道を300メートルほど進まなければいけません。

チャリでここを走ると砂に足を取られてあっという間に転倒するので、
ここはチャリを降りて押して歩きました。

チャリを駆り颯爽と登場するとそれはもう格好良いと思うのですが、
実際のところはゼエゼエ言いながらチャリを押す旅人一人、行き倒れ寸前の到着です。




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と思ったら弓場農場はここではありませんでした。
しばらく進んだのですが人の気配がなく、引き返してきました。

砂に埋まりながら必死にチャリを押して歩いた軌跡が残されております。

弓場農場は一体どこにあるんでしょうか。
看板を見る限りこのあたりのはずなのですが、
1本前の道に入ってしまったのでしょうか。



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と思ったらやっぱりここで合ってました。

来た道を戻りきったところで地元の少年達が通りかかったので、

「弓場農場ってどこ?」
と聞いたら

「ここだよ」
と、彼らは私が戻ってきた道を指差していました。

砂に足を取られながらの300メートル、再びです。
私は何故さっき「弓場はここではない」と判断してしまったのでしょうか。
そんなだから道を間違えたり道に迷ったり人生に迷ったりするのです。
いい加減にしてほしいですこのおバカ(牛)!



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今日からの寝床

弓場農場に着きました。

メイン広場に着く30メートルほど手前で豪快に転倒し、
砂を吐きながらこの世の全てを呪っていたら通りすがりのブラジル人に助けられ、
代わりにチャリを押してもらえました。

チャリ旅4(または5)、謎のブラジル人と共に感動のゴールです。



メインの食堂にいた弓場の女性達は笑顔で私を迎え入れてくれ、
美味しいおにぎりを食べさせてくれました。

人の気配が全く無かったのは、
今日はアリアンサ地区の野球大会が催されており、
住民のほとんどが出かけているからでした。




今日からしばらくこの弓場農場に滞在します。
今回はちょっと長め、だいたい1ヶ月くらいの予定です。

と、この記事を書いている時点ですでに1ヶ月が過ぎておりますが、
もうしばらくは出る予定はありません。

農作業のお手伝いに追われる忙しい日々を送っておりますが、
そんな日々の日記を少しずつ更新して参りたいと思います。


<情報コーナー>

○ アンドラジーナ手前のガソスタ~弓場農場/60キロ

13アンドラジーナ入り口。入り口はここから17キロ地点までの間にいくつもある。17キロで300号合流、右折。町に寄り道して戻ったところでメーターは22キロ。48ガソスタ、54アリアンサ入り口左折。59弓場農場入り口、砂の道300mほど進んでメイン広場と食堂。


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| チャリンコ旅 | 22:22 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

私のテントに何をする


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本日の朝ごはん2

ぐっすり寝たおかげで、昨日までの疲れが吹っ飛びました。
流石はベッドさんです。

爽やかに目覚めた後は、昨日の夕飯の残りで朝ごはんを済ませましたが、
食べた後でこの宿は朝食付きだということを知りました。

もちろんこちらも食べます。




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町を出て国道沿いに復帰しました。

9日間走り続けたかいあって、もうゴール間近まで来ております。
標識にあるアンドラジーナという町は弓場農場から約40キロなので、
もうあと160キロ程度でゴールということです。
明日の午後には到着できそうです。



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5キロほど走ったところでブレーキがキーキーやかましいことに気づき、
ブレーキゴムを見てみたら中身がベロンチョしていたので交換しました。

走り始めた当初はアウストラル街道(1,200キロくらい)しか走らないつもりだったので、
代えのパーツなど何も持っていませんでしたが、
うっかり6,000キロほど走ってきてしまったので色んなところがガタガタです。

最後は売るつもりだった安物の自転車ですが、
半年も付き合っているので流石に愛着が沸いてしまっています。
扱いは雑ですが。




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今日も相変わらず登ったり下ったりの繰り返しです。

気温も高いので体力は削られる一方で、
今日はもう短めで終わらせようかな・・・と考え始めたタイミングで
ココナッツジュースの屋台を発見したので寄ってみました。



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こちらです。

ココナッツの実に専用の機械で穴を空け、
そこにストローを刺して中に入っている天然のジュースを飲みます。

私は今回初めて飲みましたが、適度な甘みとまろやかな酸味が効いた不思議な味でした。
ココナッツはまるごと冷蔵庫で冷やされていたため、ひんやり冷たくてとても美味しかったです。




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ジュースを飲み干した後は実を真っ二つに割ってもらい、
種の中身をくり抜いて食べました。
こちらはほんのりココナッツミルクの味。
あまり甘みは無いので、蜂蜜か何かつけて食べたい感じでした。


そしてびっくりしたのが、この後の体力の回復っぷりです。
先ほどまでグダグダゼエゼエ走っていたのに、
急に時速20キロ超えで坂道を登りだす自分にドン引きしました。

後から聞いた話なのですが、ココナッツジュースは実は栄養満点なんだそうです。
「点滴するのと同じくらいの栄養があるのよ」とのこと。

皆さん、時代はココナッツです。
お見舞いにはメロンではなくココナッツを持ち込むのが良いと思います。



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本日の寝床

ココナッツパワーで疾走し、本日も無事ガソスタに辿り着くことが出来ました。

目星を付けていた町への分岐に無かったため久々に沢山走らされましたが、
「5,6キロ先にあるよ」と聞いたのに実際は追加15キロ走らされましたが、
最後まで容赦なくアップダウンに責められ続けましたが、
一応暗くなる前に着けたので良かったです。


テントを張っていたら、暇を持て余した店員さんがフラフラと近づいてきました。
割といつものことです。
会話の内容もだいたいいつも同じです。

が、

「どこへ行くんだ?」
「アンドラジーナです」

と答えたのは間違いでした。

アンドラジーナは、弓場農場の40キロほど手前にある町です。
ブラジル人の皆さんは弓場農場はご存じないだろうと思い昨日までこう答えてきたのですが、
10日間せっせと走って来たかいあって、今日到着したこのガソスタはアンドラジーナの10キロ手前なのです。

「どこへ行くんだ?」
「アンドラジーナです」
「今日行けよ」

って話です。



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本日の寝床(第一案)

今日は寝床確定に時間がかかりました。

どこにテントを張ればいいか店員さんに聞いたらお勧めされたのがこの場所、レストランの裏なのですが、
テント設営後にレストランの店主さんにNGを出されてしまったのです。
店主さんの許可無くこの場所をお勧めして来たガソスタ店員さんの自由っぷりに驚愕しました。


仕方が無いので奥にある建物(女子トイレ)の裏に引っ越したのですが、
そこは地面が斜めになっており、寝心地がいまいちでした。

泣く泣く、二度目の引越しです。
もう日は暮れていて真っ暗なので、非常に面倒な作業です。



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本日の寝床(最終案/翌朝撮影)

結局、最初のレストランから50メートル以上離れたところにある
男子トイレの裏に寝床を構えることと相成りました。

本当はもっと奥にある別の建物の裏にしようとしたのですが、
その建物は誰かが使っている気配がありテントを張りづらく、

仕方が無いので男子トイレの裏の林の中に張ろうとしたら
車が入ってきてテントごと轢かれかけ、

苦肉の策として、
男子トイレの壁にできるだけ接近してテントを張りました。

あ~やれやれ・・・とテントの中に入りため息をついたときには、
時刻は20:00を回っていました。


そしてその直後、疲れた心身にトドメを刺す出来事が。


テント内でぐったりしていたら、何やら人の足音が近づいて来ました。

ビビる私。

どんどん近づく足音。

テント前で止まる足音。

息を潜める私。


響く水温。

私のテントに立ちションしている誰か。

のおおおおおおおおおおおおおお 

何すんじゃい
許すまじブラジル人
いやブラジル人か知らんけど
とにかく許すまじ
いやほんと止めて下さいそういうの




怒りと悲しみを通り越して虚しい気持ちになりながらテントを洗っていると、
また新たな訪問者が現れました。

なんじゃいまた立ちションかトイレに行けコノヤロー

と思いながら顔を上げると、
先ほどのレストランの店主さんと店員さんが立っていました。

何を言っているのかはよく分かりませんでしたが、
何故か、夕飯をご馳走してくれました。

美味しいステーキとフライドチキンとごはんと、豆のスープでした。

心と体が温まって、
ブラジルの人って本当に優しいなと思いました。

でも立ちション野郎は許すまじと思いました。


<情報コーナー>

○ プレジデンテ・ヴェンセスラウ~ノヴァ・インデペンデンシア近くのガソスタ/112キロ

3キロ走って国道に復帰。51分岐。52、65ガソスタ。66トゥピー・パウリスタ入り口。97ノヴァ・インデペンデンシアへの
分岐。112ガソスタ。路肩は広いが、穴が開いていたりボコボコで走りづらい。


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| チャリンコ旅 | 22:47 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

ホテル泊万歳


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町を出て国道沿いに復帰しました。
本日の目標は78キロ先の町です。

それを過ぎると50キロ近く町は無いですし、
ここまで順調に来られているので急ぐ必要もありません。



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今日の道はほぼ何も無かったです。

これまでは長くても2.30キロに一回は町なり集落なりガソスタなりあったのですが、
今日は途中で一度町への分岐がある以外はずーっと何もありませんでした。
ガソスタが一軒ありましたが、潰れてるっぽかったですし。

とは言っても民家や農家っぽいものはあるので、アルゼンチンのような絶望感はありませんが。

アンデス越えをしているチャリダーさんなんかは、もっと何もなくてキツイ旅をしているんでしょうね。
アジア横断とかアメリカ横断とかも、場所によっては本当に何も無さそう。

でもキツければキツイほど、それを越えた後の感動もひとしおなのでしょう。
今はそれが少しだけわかる分、憧れる気持ちがあります。




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昼寝

ガソスタ休憩が出来ないのでその辺の道端に腰を降ろしてお昼休憩です。
木陰もないのでチャリの影に収まって。

今日は途中でパンでも買おうと思っていたのに、
町が無いのでクッキーをサクサクやるくらいしかできません。
わびしいです。腹に溜まりません。


朝早く出たのに目標まで80キロも無いので、今日はすごく余裕があります。
なのでそのまま昼寝しました。

車が応援のクラクションを鳴らしてくれる度にビクッと起きるので、スッキリはしませんでしたが。



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プレジデンテ・ヴェンセスラウ

目標の町に着きました。

国道沿いにガソスタがあると助かるのですが、無くてもまあ町の入り口あたりにあれば行きやすいです。
まだ時間も早いので、スーパーで買い物したりなんかして町泊をエンジョイしたいと思います。

・・・思っていました。



狙っていた国道沿いにも、町の入り口あたりにもガソスタが無かったのです。

なので仕方なく町の中まで入りましたが、一軒見つけたのは町の中すぎて人で溢れ、
もう一軒見つけたのはちょっと治安が気になる雰囲気の場所にありました。

どちらもキャンプに向かなかったので、
今度は私が走ってきた道と交差している別の高速道路沿いを探してみました。

が、こちらにも結局、ガソスタはありませんでした。

町に到着したのは16:00ごろだったのに、気づけば時刻は18:00を回っています。
スーパー日暮れタイムの始まりです。

沈み行く夕日。
茜色に染まる空。
藍色に染まる私の顔面。


町の近くでの野営は防犯上断固避けたいし、かといって今から長距離を走る時間はありません。

しかしそんな八方塞がりな状況に頭を抱えていたら、
通りすがりの町人が助け舟を出してくれました。

「安いホテルがあるわよ」と。

ホテル泊は選択肢にありませんでしたが、聞けばそこは20へアイス(800円くらい)だと言います。
無料のガソスタ泊には到底かないませんが、ブラジルの宿にしては格安です。

ここ一週間でまだ1000円くらいしか使っていないし、
たまには贅沢も良いんじゃないかしらと思えたので、今宵はホテル泊としけこむことにしました。



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こちらがそのホテルです。

が、



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お隣にガソスタがあるではありませんか。

何ということでしょう。

ガソスタ一択です。


いつものように「ここで寝ていいですか?」と聞くと、
ガソスタのおじさんは快くOKをくれました。

が、しばらく経ったら心配になってきたようで、
「やっぱりホテルに泊まった方がいいと思う」と言いに来ました。

ポルトガル語なので要所要所しか理解出来きませんでしたが、
「ここは町中だから強盗が出るかもしれないし、やっぱり危ないよ。
隣のホテルに聞いて来たけど、20へアイスだって。そこに泊まった方がいいよ。」
みたいな事を言っています。


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本日の寝床

というわけで、やっぱりホテル泊になりました。

チャリ旅の途中では滅多にホテル泊はしないので、なんだか嬉しいです。
屋根も壁もあるし、灯りがあるし、ベッドがあるし、電源もあります。
やはり、お金を払えば払っただけの快適さを得られるんだなと再認識しました。



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贅沢ついでに外食でも行ったろかなと思ったのですが、
付近に安食堂は見当たらず、夜歩きも宜しくないのでいつものように自炊しました。

「ホテルの部屋で火なんて使っていいの?」と思われるかもしれませんが、
そんなん駄目に決まってるでしょうが。


<情報コーナー>

○ テオドーロ・サンパイオ~プレジデンテ・ヴェンセスラウ入り口あたり/80キロ

49ガソスタ(営業してなさそうだった)、ポリシア。50左折多分3キロくらいでマラバ・パウリスタ。私は寄らずに直進。80プレジデンテ・ヴェンセスラウ入り口1。83入り口2。私が泊まったホテルは入り口1から3,4キロくらいだったと思う。

○ プレジデンテ・ヴェンセスラウのホテル

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ホテル名忘れたけど、場所はここ。
2,3人に「安いホテルある?」と聞いたら皆ここを教えてくれたので、結構有名なのかも。
シングル1泊20へアイス。トイレ・バス共同。朝食込み。wifiありだが私はアクセスできなかった。
30へアイスの部屋もあるようなので、そちらはトイレバス付きなのかも。

入り口1を左折(267号線に入る)、最初の高架を右折して登ると大通りのチラデンテス通りに出るので、それを突き当たり(ジョアン・ペソーア通り)まで進む。左折して3ブロック目を右折。で、5ブロックくらい先の左手側(右手にガソスタ)だったと思うけどちょっとうろ覚え。


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| チャリンコ旅 | 04:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

やたら日本語で話しかけられる走行8日目

いつも通りの時間に起床して朝ごはんを済ませると、
昨日は見かけなかった女性店員さんがテントを訪ねて来ました。

店員さん「ご飯食べる?」
「食べます」

朝ご飯を済ませた後だという点は、大した問題ではありません。



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本日の朝ごはん2

店員さん用だと思われるサンドイッチと珈琲をご馳走になりました。
とても美味しかったです。

人に貰った食べ物は世界で二番目に美味しいです。
一番はそりゃお母さんのご飯ですけども!
って言っておけば実家帰ったときにご馳走を食べさせて貰えるかもしれな



二回目の朝ごはんとおかわりを平らげ、
出発の準備をしていたら先ほどの女性店員さんが再来しました。

「写真撮りましょうよ!」
「え、はい」


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私のカメラを使い、店員さんと記念撮影。

「撮れた?オッケー!じゃあね!」

「写真送ってね」とかそういう会話はありませんでした。
彼女は何がしたかったんでしょうか。


自由すぎる女性店員さんに首を傾げながら荷造りの続きをしていると、
今度は店員さんではなさそうな見知らぬおじさんが現れました。

「こんにちは。(日本語)」

「こんにち・・・

日本語!?

その方は、この町にお住まいだという日本人男性でした。
いわゆる日系移住者さんです。

随分長いこと日本には帰っていないそうで、
また、ここは日系コミュニティではないため普段日本語は使わないそうで、
おじさんの日本語は少し片言気味でした。

それでも、ブラジルの田舎町で突如聞こえた日本語には本当に驚きました。



おじさんと話しこんでいたら、店員さんやお客さん達がゾロゾロ集まって来ました。

おじさんの通訳によると、
「こんな観光地でも何でもない町に何をしに来たのか」「これから何処へ行くんだ」など、
皆さん聞きたいことが色々あったんだそうです。

本当は昨日ここに到着してから沢山質問されていたのですが、
ポルトガル語を全く解さない私はほとんど答えることができなかったので。

おじさんに通訳してもらいながら全ての質問に答えると、

「へえ~素敵な旅だね」
「君は強い人だね」
「へえ自転車で・・気が狂っとる」

などと褒めてもらえました。



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今日の行き先について話すと、
店員さんの一人が地図を描いてくれました。

「分岐が少し分かりづらいので注意してね。途中までは真っ直ぐだけど、分岐で右折するんだよ」
とのことです。

私は重度の方向音痴なので、うっかり間違えそうです。
気を付けて行かなくては。


そんなこんなで支度が終わったので、少し遅めの10:00に出発しました。



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軌道修正中

道を間違えました。

店員さんの言う通り、分かりづらい分岐・・・ではなかったです多分。

看板か何か出ていたはずなのですが、分岐に牛がいたんです。
そっちが気になって右折どころではなかったのです。
仕方の無いことです。



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正しい道に復帰

幸い、間違えて進んだのはほんの5キロほどだったようで、
来た道を戻らなくても迂回して正しい道に復帰することができました。

いやあ焦りました。
分岐に牛を仕掛けるなんて、酷い罠です。



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昨日から大きな高速道路を逸れ、
ちょっと田舎道っぽい所を走っているので景色が良いです。
途中で現れる村々も小さくてのどかで良い感じ。
そんな道ではやはり外国人チャリダーの私は目立つようで、よく手を振って貰えます。

途中でトイレ休憩のために小さな集落のガソスタに寄ったら、
トイレから出た途端に10人くらいのブラジル人に取り囲まれてビビりました。 

しかし私の覚悟に反して彼らはとても懐っこくて陽気で、
素敵な笑顔で話しかけてきてくれました。

でも私はポルトガル語はさっぱり分からないので、
英語かせめてスペイン語を話す方はいらっしゃいませんか・・とオタオタしていたら、
ブラジル人修理工みたいな人の口から

「ニホンジン?(日本語)」
「はいそうで・・・

日本語!?

以前少し日本語を勉強したことがあるそうです。

びっくりしました。



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その後また数十キロ走りましたが、後半は向かい風とエネルギー切れで
全然スピードが出なかったため、もうこの辺で止めることにしました。



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分岐

進むべき方向は右ですが、直進して町へ入ります。

この先数十キロ町も大きな分岐もなくガソスタの気配皆無なので、
今日は無理せずこの町で泊まることにしたのです。
寄り道嫌いのわたくしですが、暗闇で行き倒れるくらいなら多少の寄り道は我慢します。



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本日の寝床

町で泊まるとは言っても、まあいつも通りのガソスタ泊です。

国道沿いには無かったので町中のガソスタなのが残念ですが。
町中のガソスタはキャンプスペースが無かったり人の出入りが多かったりで、居心地が宜しくないのです。
私は国道沿いにポツンとあるガソスタや、小さな集落のガソスタが好きです。


テント設営の後は、外はまだまだ明るいのでスーパーに行ってみることに。



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嗜好品

今日食べると思うと重さや保存の心配をする必要がないため、
テンションが上がって嗜好品を沢山買ってしまいました。

牛乳とかハムとか味が付いてるパンとか、
あると嬉しいけど無くても走れるものは全部嗜好品です。

嗜好品シリーズのうち、右上のパンが異常に美味しかったです。
ただ完食後に思ったのは、これ多分焼いて食べるものだったなということです。
生にんにくとニラが胃にガツンと来ました。


間食(夕飯はまた別)も済ませたのでシャワーを借りようと思い支度をしていたら、
中国人ぽい店員さんが片言の日本語で話しかけてきました。
今日はやたらと日本語を聞く日です。

で、何のご用事かと聞いてみると、

「社長が呼んでるよ」

だそうです何ですかごめんなさい私何もしてません



社長・・・おそらくガソスタのオーナーさんだと思うのですが、
その人はガソスタ泊をする私を心配し、話をするために呼んだんだそうです。

実際に会って話してみた社長はとても良い人で、
「一晩なら泊まっていいけど、悪い人もいるから気をつけてね」
と言ってくれました。

また、
「うちは24時間警備員が張ってるから大丈夫だと思うけど」
とも教えてくれました。

心強いです。

さらに、
社長とのお話が終わった後、シャワーを借りるためレジにお金を払いに行ったら、
社長の一声で無料になりました。

社長・・・!


あんまり優しくされると私が耐えられる優しさの許容量を越えて頭がパーン!するので、
ちょっと、そろそろ、私に冷たくしてくれるブラジル人を募集中です。


<情報コーナー>

○ パラナシティ~テオドーロ・サンパイオ/79キロ

22イナジャー、28あたりで正しい道に復帰(多分19あたりで間違えた)。30分岐、左折。31小さい集落、商店あり。43町、ガソスタあり。56ジャルディン・オリンダ。57小さい橋渡ってからダート、60アスファルトに復帰。78テオドーロ・サンパイオ入口。町に入り、79ガソスタ、シャワーあり、併設のレストランにWiFiありだがアスセスできなかった。さらに1キロくらい先にスーパーあり。
道は一部(3キロのダート)を除いて全てアスファルト。路肩は広いが、穴が開いていたり雑草が茂っていたり、非常に走り辛い場所が多かった。


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| チャリンコ旅 | 23:47 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

疲れを通り越すと割とスピード出てくるよ走行7日目


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ガソスタ犬

出発します。

朝からダルさ最高潮です。
暑さがいけません。
冬はどこへ行ってしまったんでしょうか。



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分岐

今日も今日は特筆すべき出来事もなく黙々と走り続けました。

だいたい60キロほど来た所に町があったので、いつも今日はサボりたい私は
もうここで泊まっちゃおうかしらと思ったのですが、町の手前に分岐がありました。
町は直進、私の行き先は右折なので、町に入るには少し寄り道しなければいけないということです。

面倒くさいので寄らずに先へ進みました。
寄り道と言っても1,2キロなのですが、
私は1,2キロの寄り道は20キロの進行に匹敵するくらい寄り道嫌いだということがたった今判明したのです。




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あの辺に多分神様が

いつものように迫りくる日暮れに焦りつつ、




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本日の寝床

割とあっさり100キロ近く走り、ガソスタを発見しました。
明るいうちに寝床を確保できたのは久しぶりです。

今日も「雨が来るから」と言って屋根の下を貸して貰えました。
ブラジルのガソスタ店員さんは優しいです。

てか、雨が来るんですか。
困ります。やめてください。



シャワーを借りた後は、小さなガソスタなのに予想外に飛んでいたWiFiを捉えようとしたのですが、
今日もアクセスできませんでした。WiFi戦争、今のところ全敗です。

仕方が無いのでもうとっとと寝ようと思いテントにもぐりこんだら、外から声をかけられました。
テントから這い出ると、店員さんが何かを言っています。
ポルトガル語はさっぱりなのでジェスチャーを読み取るしかできませんが、
どうやら、「もう一人ここに泊まりたい旅人がいるんだがいいか」という質問らしいです。

私もここを借りている身なのに、わざわざ聞いてくれるなんてまあご親切に・・・
と思い「okです」と答えたのですが、
その旅人さんもテントを張るのかと思っていたら、地面に直接寝袋を敷いて寝始めました。

夜中にトイレに立った際、踏みました。
ほんとすいませんでした。


<情報コーナー>

○ マリンガ25キロ手前の分岐のガソスタ~パラナシティ/97キロ

18ガソスタ、このへんからマリンガ都市圏。36町、ガソスタ。36あたりからマンダグアス圏内、40マンダグアス、ガソスタ。50料金所とインフォセンター。57ガソスタ、プレジデンテ・カステーロ・ブランコ。64分岐、直進でノーヴァ・エスペランサ、進行方向は右折。76ガソスタ。78町、国道沿いには特に何もなし。80ガソスタ。92クルゼイロ・ド・スー、国道沿い何も無し。97パラナシティ、入ってすぐ右側にガソスタあり、シャワーあり、WiFiありだがアクセスできず、カフェスペースあり、外の席に電源あり。
道は緩いアップダウンを繰り返す。路肩は広いが、一部舗装されていない場所あり。


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| チャリンコ旅 | 22:48 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

ちょっと疲れてきた走行6日目


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今日も良いお天気です。

今日はまず20キロほど先にある町で買い物をしたいと思います。
火を通さずに食べられる食糧が尽きたために
朝ごはんと昼ごはん用に軽く食べられるものがなく、
何も食べずに出てきたので朝っぱらから倒れそうなのです。



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本日のお昼ご飯

無事町に着いて、大きなスーパーに寄って、数日分の食料を買い込みました。
そしてお昼ご飯にパンを少々。

お昼を食べた後は先程までの鈍足が嘘のように坂もスイスイ登れました。
やはりエネルギー補給は重要です。ガソリン補給と一緒です。



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本日の命の水

通りすがりのお巡りさんがジュースと水をくれました。



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本日のおやつ

WiFiがありそうな綺麗なガソスタがあったので休憩です。
が、WiFiはあるものの従業員用だか何だかでアクセスできませんでした。

もう4日も生存報告をしていません。
気持ちは焦っているのですが、なかなか使えるWiFiに巡り合えません。

しかも、最後のツイートが
「WiFi結構あるみたいなんでちゃんと生存報告できますぅ」
だったのでヤバしです。ほんとに死んだと思われてしまいます。



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鍋の町

途中で通った町で、やたらと鍋が売られていました。

パラグアイでは花ばかり売っている町や椅子ばかり売っている町を見かけましたが、ここもそういう類でしょうか。
マトリョーシカの様に積み上げられた色とりどりの鍋にちょっと惹かれましたが、
ただでさえ荷物が多いのに鍋積んで走ってる場合じゃありません。



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トウモロコシ畑

その後、57キロまで来たところで手持ちの地図に無い小さな集落に入りました。
ガソスタもあります。
目標の60キロに届いていませんが、
休憩しすぎてすでに17:00なのでこの辺で手を打ちたいところです。

しかし、このガソスタにはテントを張るスペースがありませんでした。
いえ敷地は広いのですが、駐車場なのでテントごと轢かれます。

というわけでもう少し行くことにしました。

やっぱり懲りていません。



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多分山火事だと思うけど集落とかだったらどうしよう。いや山火事でも問題だけど。

案の定、日が暮れました。
チャリ旅4の恒例イベントでございます。
チャリ旅3までは毎日ちゃんと日暮れ前に片を付けていたんですけどね。

・・・いや、そう言えば何度か暗闇走行してましたね。
学習していないのですね。



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いや、でもよく見たら向こうが何やら明るいです。
この見覚えのある緑の光はもしかして・・・



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やはり、料金所でした。
なんか料金所めぐりの旅みたいになって来ています。



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本日の寝床

それを避けた訳ではないのですが、料金所はスルーして今夜はガソスタ泊にしました。

料金所の人に聞いたら3.4キロ行けばガソスタがあるとのことだったので、
もしかしたらシャワーとWiFiがあるかもしれないと思ったのです。

まあ、どっちも無かったんですが。
しかも電源もありません。携帯の電池が切れそうなのに、由々しき事態です。

まあパソコンに繋いで充電すればよいのですが。
壊れパソコンが今や携帯充電用の予備バッテリーと化しているのです。
こんな重たくてかさばる予備バッテリー聞いたことありませんが、
ホテル泊をしないチャリ旅においては便利に使われています。



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本日の晩ご飯

走行日もそろそろ1週間近くなり、体力の消耗っぷりが甚だしいので
昼間寄ったスーパーでベーコンを買っておきました。
ほぼ脂身のベーコンが叩き売りされていたのです。約60円でした。

ガソスタ近くの商店にフラフラ出かけてビールも買いました。
私はチャリ旅中は全くお酒は飲まないのですが、
それは別にポリシーでも何でもなく重いから持ち歩きたくないだけで、
寝床付近で売っていれば飲むのです。

一日走った後のビールは最高です。


<情報コーナー>

○ カンポ・モウラン20キロ手前の料金所~マリンガ25キロ手前の分岐のガソスタ/88キロ

4.5ガソスタ。15ポリシア。20カンポ・モウラン。34ガソスタ。39ピアビル。46ガソスタ。57エンジェニェイロ・ベルトラン。国道沿いにガソスタ二軒。84料金所、インフォセンター付き。88分岐に小さな町、ガソスタ1軒、wifiもシャワーもなし、営業時間多分20:00までかな?隣にコメドール、近くにバー、ポリシアあり。


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| チャリンコ旅 | 22:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

そして今日も日が暮れる


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ぐっすり寝ました。
出発します。


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謎のチャリダーのマシンを勝手に激写

謎のチャリダーは私が起きた時にはすでに出ていましたが、10キロほど走ったらあっさり追いつきました。
その後バス停でサボっていたらまた追い抜かれましたが、すぐまた追い越しました。

彼の自転車は普通のママチャリっぽいので、上り坂に弱いようです。
いや私も弱いですが。21速のくせに。

そんなことより、荷物の少なさと荷台に括られた謎の木の枝が気になります。
その枝はキャンプ用品を省いてまで積まなければいけないものなんですか?
何なんでしょうかこの人は。


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今日は良いお天気です。溜まった洗濯物もよく乾きます。
空が青いと写真を撮る気にもなります。
この写真は確か途中で通った小さな町です。

ここで補給をしようと思っていたのですが、
今日は日曜なので多分どこも閉まっているだろうと思い素通りしました。



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ブラジルの道はまだ数百キロしか走っていないので全体のことは分かりませんが、
今のところ、休憩所やバス停が多くて助かっています。

ガソスタも数キロから数十キロおきにあります。
結構大きくて綺麗なのや、小降りの個人経営みたいなの、
レストランや土産物屋併設のやたらオシャレなのもあります。

最後のはロッジみたいな見た目で、オシャレ過ぎてビビって入れませんでした。
今の私は雨のせいで未だかつてないくらい薄汚れているので。
まあ雨に降られなくても基本小汚いですけども。



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本日も最低目標は80キロ、できれば100キロと思っていましたが、
70キロほど来たところで一軒のガソスタを発見しました。

目標には程遠いですが、時刻は16:30。
この先しばらく町がないので、ガソスタも無い可能性があります。
次の町は40キロくらい先なので、日暮れまでには絶対辿り着けません。



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そして夕暮れの道へ

でも途中に小さな町への分岐はあるので、こういうところには高確率でガソスタがあるんだぞ~
と、性懲りもなく走り出してしまいました。日暮れが近いというのに、懲りてません。

案の定、その後10キロ走っても20キロ走ってもガソスタはありませんでした。

期待した町への分岐にも無かったし、
「10キロ先にガソスタ」という看板を信じて行った先にも無かったし、
日はとっくに暮れていますし、天の川が綺麗です。

日暮れ前後はすごく焦っていたのですが、
どっぷり暗くなってからは何かが吹っ切れたようで、
星空関連の歌謡曲を歌いながらチンタラ走りました。

だってもう3回目の暗闇走行です。
懲りるどころか慣れてしまいました。

70キロ地点のガソスタで決めなかったのが運の尽き。
とにかく走り続けなければ寝床は無く、明日もありません。



そして目標の80キロはとっくに過ぎ、95キロを越え、
もうこのまま朝まで走っちゃおうかしらと思い始めたころ、
遠くに小さな明かりを発見しました。

あれは町でしょうか。
このあたりに町は無かったはずですが、
疲労が溜まってついにマボロシを見るまでになってしまったんでしょうか。



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と思ったら料金所でした。

ナイスです。
泊まってもいいか聞いてみたいと思います。



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本日の寝床(撮影失敗)

泊めてもらいました。

国営(多分)の施設ですし、綺麗なインフォメーションセンターが併設されており
24時間開いてるそうなのでガソスタより安全です。警備員みたいな人もいます。


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本日の寝床(翌朝撮影)

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職員さんが貸してくれた毛布

自業自得とは言え、今日は頑張り過ぎました。無駄に。
明日は短めにしたいです。

そしてそろそろWiFiとシャワーのあるガソスタに泊まりたいです。
昼間は綺麗で良さげなガソスタをいくつも見かけるのですが、
いざ寝床探しとなるとWiFiどころかガソスタそのものが見つからず、今日みたいなことになるのです。


<情報コーナー>

○ ウビラタン手前、239号との分岐のガソスタ~カンポ・モウラン20キロ手前の料金所/100キロ

20ガソスタ。24ウビラタン。27休憩所、トイレ、インフォ、電話などあり。41ガソスタ(2013/08/11現在まだ開店前)、コメドールはやってた。52ガソスタ、なんかオシャレすぎて入れなかった。63、69ガソスタ。100料金所。


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| チャリンコ旅 | 23:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

毎度おなじみ雨天走行2


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昨日はこんな所で寝ていました。

夜中から朝にかけて大雨だったので、屋根の下を使わせてもらえたのは幸いでした。
流れてきた雨水で床上浸水した件はさておき。


そして、上の写真から分かって頂けると思うのですが、朝からパンク修理をしております。
朝起きたら後輪がペシャンコだったのです。

パンクは一箇所でしたが、タイヤに細かい鉄クズが5本ほどぶっ刺さっていました。
パラグアイを抜けたらしばらく安心だと思っていたのに、ブラジルお前もかです。




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未だ降り続いている雨とパンク修理に阻まれ、出発は結局11:00になってしまいました。
昨日一昨日の遅れを取り戻したいのに、なかなか上手くいきません。



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今日も曇り時々雨ですが、昨日ほど強い雨は来ず、霧もありません。
なのでまだ走りやすいです。

異常に寒いのがちょっと辛いですけども。
雨濡れジャケットと冷風の合わせ技で体の芯からしっかり冷えてしまいました。

と、あまりの寒さにクシャミをしたタイミングで、
西洋人ぽいチャリダー男性とすれ違いました。

チャリダーに会うのは随分久しぶりです。

あちらさんは坂を登ってる最中で、私は豪速で下ってる最中だったので
一瞬手を振り合うことしか出来ませんでしたが、なんだか嬉しかったです。




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本日の寝床

追い風だったため最低目標の80キロを割とあっさり走り切ったところで、
本当はもっと行きたいのですが、今日は早めに寝床を確保しました。
次の町は20キロ以上先で、日暮れまでに辿り着けるか非常に怪しいからです。

ブラジルは治安が心配なので慎重に・・・
とか言っていたくせに初っ端から暗闇走行をやらかし、
翌日も懲りずにまたやらかしたので。
3日目の今日は流石にその反省を活かしたいです。




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世界の寝床から

本日の寝床もまたガソスタで、屋根つきの良物件ではありますが、道路から見えてしまうのが難点です。
でも今日は野宿仲間がいるので心強いです。

お仲間とは、チャリダーさんです。
さっきすれ違ったのとは違う人が、私の到着から5分ほど遅れて現れたのです。

その人は確かに自転車に乗っていましたが、
どう見てもチャリダーではなく荷物を積んだ地元民って感じだったので
しばらく怪しんで様子を見ていたのですが、
自転車を停めるとすぐにテントを張りだしたためチャリダーと判断しました。



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本日の晩ご飯/イグアス移住地で買った出前一丁

あちらさんは少し離れたところにテントを張りました。

ものすごく興味があったのですが、あちらから距離を置かれると
その殻をぶち破る勇気など私には無いので、会話は生まれません。

お仲間に出会える可能性など皆無に等しいこのブラジルの田舎道で
運命的に出会ったチャリダー二人は、
仲良くテントを並べて(ただし間隔は50m以上開けて)静かに眠りについたのでした。


<情報コーナー>

○ サンタ・テレザ・ド・オエステ真ん中あたりのガソスタ~ウビラタン手前、239号との分岐のガソスタ/80キロ

9.5ガソスタ。11ガソスタ、ここからカスカベールに入る。長い。27分岐、弓場農場へは369号方面へ。31ガソスタ。50コルベーリア。59料金所、トイレ、電話、インフォなどあり。64分岐に小さな集落、小さいガソスタあり。67小さい集落。80分岐にガソスタあり。


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| チャリンコ旅 | 22:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

毎度おなじみ雨天走行


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朝から空が不穏な色です。
ずっと晴天続きだったのに、出発に合わせて雨が降るのは何とかならんのでしょうか。

それでもガソスタ連泊は嫌なので出発しましたが、開始5キロで雨が来ました。
良いタイミングで見つけたガソスタで雨宿りしましたが、結構な豪雨な上に雷まで鳴り出す始末。
まだ午前9:00ですが、もうここで寝たろかと思いました。

その後は小雨になったタイミングを狙って出発し、騙し騙し走りましたが、
なにぶんすぐ雨宿りを余儀なくされるので距離を稼げません。
霧が立ち込めてしまい、視界も悪いです。
そして寒いです。



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雨宿り兼お昼休憩

クッキーのつくりが雑だったのでとりあえず証拠写真を押さえておきました。


その後も小雨の中を走り続け、
60キロ少々行ったところで大きくて綺麗で良い感じのガソスタを発見したのですが、
まだ目標距離に届いていないのでもう一踏ん張りする事にしました。

ら、その後割と早い段階で後悔することになりました。



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霧が立ち込め、ほぼ何も見えなくなってきたのです。
写真はまだ序の口で、この後20m先も怪しいくらい酷い状態になりました。

車に轢かれるのは嫌なので、
私はここにいますよアピールのためにライトを点けながら走りましたが、
だんだん日も暮れ始め、本気で視界ゼロに近くなって来ました。
目標距離とか言っている場合ではありません。


霧と薄暗がりの中を爆走すること数十キロ。

完全に日が暮れてからの走行はたかが数キロですが、
視界の悪さに緊張していたせいか体力の消耗が著しく、
本日の寝床を見つける前に道端で行き倒れました。

チャリをこぐことはおろか、押して歩くことも困難で、最終的には立ち上がることすら出来なくなったのです。
こんな風になったのは、ペルーのオアシス行き倒れ事件(去年11/18の日記参照)以来です。



一応目標にしていた町には入っているのですが、真っ暗闇と霧のせいで何がなんだか分かりません。
ライトは点けていますが、そんなに遠くまで照らせないのです。

なのでとにかくエネルギー補給をしようとクッキーをサクサクやっていたら、
地元民らしき女の子達が「どうしたの?」と話しかけてくれました。
ポルトガル語ですが、何となく心配してくれていることはわかりました。

「大丈夫、休憩してるだけだよ」
と伝えるほどのポルトガル語力は無いため、とにかく知ってる単語を繋いで

「この辺にガソスタある?」
と聞いて見ました。

「そこにあるわよ」

と言って彼女達が指差した先に、ガソスタらしき明かりが見えました。
距離にしておよそ100mです。

あ、目と鼻の先だったんですね・・・



女の子達にお礼を言って、さあラストスパート!

・・・が、出来ませんでした。
クッキーくらいじゃ私は動かんぞコノヤロー。



先日、
イグアスの宿でライダーの人とバックパッカーの皆さんとチャリダーの端くれたる私で話しているときに、
バックパッカーさんが

「自転車は疲れてもとにかくこげば進むけど、
バイクはガソリンが尽きたら本当に進めないから怖いですよね」

と言っていました。

そのときは「確かにそうだよなー。その点チャリは安心。」
とか思った私ですが、残念ながらチャリだってエネルギーが切れたら進めないという事実が判明しました。

まあ、ガソリンスタンドに辿り着かない限りどうにもならないバイクに比べ、
その辺の雑草でも行けないことはないチャリダーはまだマシなのですが。
このあたりの道はみかんとか落ちていますし。



20分ほど休憩してなんとか少し回復し、辿り着いたガソスタ。
疲れきっており、写真撮影は忘れました。

キャンプ断られたら道端で寝てやるぞワレと思いながら
「ここで寝ていいですか?テントを持ってます」
と真っ先に覚えたポルトガル語で聞いて見たら、ガソスタのお兄さんは快くOKをくれました。

しかも、屋根のある場所を貸してくれました。

さらに、寒さで固まっている私を見て「シャワー使う?」と聞いてくれました。
しかも無料で使わせてくれました。
ここは神様のガソスタだったのです。



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とりあえず間食

シャワーを浴びるエネルギーを得るために買ったコロッケみたいのが超美味しかったです。
確かブラジル名物でこんなんがあったはずなので、多分それです。


雨は夜中降り続きました。
明日は晴れるといいのですが。


<情報コーナー>

○ サンミゲウドイグアス手前のガソスタ~サンタテレサドオエステのガソスタ/86キロ

3ガソスタ?看板だけかも。3.5サン・ミゲウド・イグアス。10ガソスタWiFiあり、広いカフェ&電源あり。16ガソスタ。20メジアネイラ。26ガソスタ。36マテランジア。44名前分からない集落、ガソスタ。52ポリシア、57セーウ・アスー、62ガソスタ、WiFiあるっぽいが未確認。大きいとこなので多分シャワーもある。70くらい(うろ覚え)ガソスタ、キャンプは駄目。85サンタ・テレサ・ド・オエステ。86ガソスタ、シャワーあり。ちょっとぬるめだが十分。WiFiなし。


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| チャリンコ旅 | 22:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅4初日のやり直し

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フロントディレイラー

チャリを取りに行ったら、店主さんが昨日頼んだ所以外も直してくれていました。
「大分傷がついていたので交換しました。こちらはサービスです。」と。

お昼を頂いたり荷物を預かってもらったり散々お世話になっているのに、
その上整備の追加サービスまでしていただけるなんて。
感謝の気持ちが限界を越えて泡を吹きそうになりました。



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newスタンド

こちらは購入したものです。
4代目のスタンド。

先週くらいの日記にも書きましたが、

1代目:折れた(寿命半年くらい)
2代目:曲がった(寿命3日)
3代目:取れた(寿命1週間)
4代目:なう

です。


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newゴム紐

ついでにゴム紐も新調。

長らく世話になりましたが、
半年使ったら流石にベロンベロンになってしまったのです。



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チャリライト

そしてライトを購入。

夜道は走りません宣言を半年前にした気がしますが、
私の希望に反して容赦なく日は暮れるのです。



以上で、チャリ修理&カスタマイズは完了しました。

チャリ屋さんの店主さんとお母様に何度もお礼を言ってお別れし、
さて、では、今度こそブラジルに向け出発です!



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と思ったら後輪がパンクしました。

先ほどチャリの試乗をした際にやられたようです。
たかが100mだか200mしか走っていないのに、パラグアイの道恐るべしです。

そしてパラグアイの思い出がすごく嫌な感じで
締めくくられてしまった事実。
ガッデムでございます。



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パンクも直したので、今度こそ再出発したいと思います・・・

気合を入れるとまた何か起きそうなのでテンション低めでお送りしております・・・



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チャリ屋は国境の町にあるので、ちょっと走ればすぐそこにイミグレがあります。
出国印を貰い、あっさりとパラグアイを出国しました。




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国境越え中

右がパラグアイで左がブラジルです。



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ブラジルに入国しました。
ビザもちゃんと持っていますし、入国審査はあっさりでした。

ブラジル入国時にはイエローカード(黄熱病の予防接種証明)の提示を求められるはずですが、
そういう指示はありませんでした。陸路は規制が緩いんですかね?
まあ私もすっかり忘れていて、イエローカードはリュックの奥底なので助かりましたが。


というわけで無事ブラジル入国を果たしましたので、

いざ、走るぞブラジル!



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ブラジルのチャリ屋

の前に、またチャリ屋に行く羽目になりました。
こちらはフォス・ド・イグアスのセントロ(中心街)にあるチャリ屋です。
ツーリストインフォで教えてもらいました。

昨日色んなパーツを替えて完治したはずのチャリですが、ここまで10キロ程走ってみたところ、
やはりまだ完全ではないことが分かったのです。事態は結構複雑だったということでしょうか。

このまま行こうかとも思いましたが、不具合箇所が箇所だけにこれ以上悪化すると
近い将来全くこげなくなる可能性があるので、やはり直さなければいけません。



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そして、ブラジル人修理工さんの鬼チェックにより犯人があぶり出されました。

問題箇所はフロントスプロケットです。
いや、ボトムブラケットの方かも。

や、ネットで調べながら書いてるだけでパーツ名なんか知らんと言ってるでしょうが!

相手はポルトガル語なので難解極まりなしでしたが、
要するにこのあたりがなんかアレだったみたいです。



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昨日チェーンと後輪のナンチャラケッタを交換した上、さらに今日のこれです。
結果として重要パーツがまるっと新しくなったので、
自分のチャリが生まれ変わったようでなんだか嬉しく、力が湧いて来ました。

お金は飛びましたが。

あ、力抜けて来ました。



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そして今度こそ再出発。
初めてのブラジルの道です。

地図も買いました。
画像がひっくり返ってますが直すのが面倒くさいので、逆立ちして見て頂くと良いと思います。



パラグアイとブラジルは時差があるので、一時間持っていかれて現在の時刻は15:00です。
パンクと国境越えとチャリ屋で時間を食いましたので、致し方ありません。

でも1時間ずれたおかげで、パラグアイでは17:00過ぎだった日の入りがここでは18:00過ぎになります。
日の入りまではまだ3時間ありますので、頑張って距離を稼ぎたいと思います。



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本日のお昼ご飯兼おやつ

でもその前に腹ごしらえです。

なんか力が出ないと思ったら、そういや朝から何も食べていなかったのです。
色々忙しくて忘れていました。

なお、下はどこからともなく現れた野犬です。
初ブラジル野犬だなと思い撮ってみました。



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本日のガソスタ

今日は結局50キロくらいしか走れませんでした。

到着したときには完全に日が暮れていたので翌朝の撮影ですが、
ブラジル初の夜もやっぱりガソスタ泊です。

ブラジルはこれまでの国に比べるとちょっと危なそうなので、今後はその辺での野宿は避け、
できるだけ24時間営業のガソスタを選んでいきたいと思います。

一応チェックしましたが土管もありませんでしたし。


<おまけ>

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猫きた


<情報コーナー>

シウダー・デル・エステ・キロメトロ7~サン・ミゲウ・ド・イグアス手前のガソスタ/52キロ

6キロ地点パラグアイイミグレ。7ブラジルイミグレ。13フォスセントロあたりのチャリ屋。19、迂回して国道に復帰。31料金所。38サンタ・テレニージャ・デ・イタイプ、ガソスタ何軒かあるが野宿スペースはなさそう。52ガソスタ、シャワーあり、WiFiなし。
道は広くて綺麗なアスファルト。傾斜はキツくないが、アップダウンがひたすら続く。
会社や工場っぽいもの、車やバイク関係の店が点々とある。


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| チャリンコ旅 | 22:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

チャリ旅4初日が何かグダグダに


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最後のパラグアイの道

十分すぎるくらいのんびりしたパラグアイとお別れし、ブラジルに向けて出発です。

行き先はここから北東へ830キロくらいの地点にある、弓場(ゆば)農場です。
坂が割と多いらしいことを考慮しても、10日くらいあれば着くかなという感じです。

初ブラジルですが、治安について色んな噂を聞いているのでちょっと心配です。
人によっては大丈夫大丈夫と言ってくれるのですが、やはり気をつけるに越したことはありません。
これまでの南米の国々よりも気を引き締めて参りたいと思います。



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ブラジル入りの前に、ちょっと寄り道してチャリ屋へ。

こちらはイグアス移住地から33キロ、国境の町シウダー・デル・エステから7キロの位置にある自転車屋さんです。
以前にも一度来ております。日系の方が運営されているので、日本語で相談できるのです。

実は数日前よりチャリの調子が良くないのです。
どう良くないかと言うと、坂道などでペダルを強く踏み込もうとするとガギャーン!痛え!
となる感じです。

伝わりましたか。



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本日のお昼ごはん

チャリ屋さんの裏のお宅でお昼ごはんを頂いております。
不思議な状況です。

何故こんなことになったかと言いますと、
まず、私がチャリ屋に到着したのが11:30。
そしてチャリ屋がシエスタ(お昼休憩)に突入するのが、同じく11:30でした。

シエスタが明けるのは13:30です。
閉まっているチャリ屋の前で呆然としてしまいました。


そしたら、そこに店主さんの弟さんが通りかかったのです。

弟さんは、
「店主は今出かけていますが、良かったらうちで待ちますか」
と言って下さいました。

なのでお言葉に甘え、チャリ屋さん裏にある母屋のお庭で荷物をまとめていると、
店主さんのお母様がお昼ごはんを持ってきてくださったのです。

ありがたすぎてびっくりして泣きそうになりました。

その後、食後のみかんを頂きながらお母様と世間話をしたり、
中学生になる息子さんのお迎えにノコノコ着いて行ったり、
謎の状況を力いっぱい満喫しているうちに13:30になったのでチャリを見てもらいました。




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チャリチェック中

こちらのお店は基本的に修理は請け負っていないそうで、
それでも丁寧に見てくださったのですが、
原因を突き止めることはかないませんでした。



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なので、とりあえず後輪のこれを交換してみました。
これの中にツメと呼ばれる部品があり、それが劣化すると
現在私が抱えているような問題が起こると人に聞いたからです。

えー今調べましたところ、このぐるぐるはカセットスプロケットと言うそうです。
ややこしい名前ですね日本語で言わんかいニャローが。



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古いほう

しかし、原因はこれではなかったようです。
なんちゃらスプロケットを交換したチャリに乗ってみても、問題は解決していなかったのです。



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チェーン

次に、チェーンを替えてみました。

近所にあるチャリ屋・・というかチャリ好きの謎のパラグアイ人がいる謎の小屋を紹介してもらい、尋ねたところ、
「ああこれはチェーンが伸びているからだねえ」と言われたからです。

が、原因はチェーンでもありませんでした。
チェーンを交換したチャリに乗ってみても、問題は解決していなかったのです。
謎のパラグアイ人よ・・・・


ですが、この事実が分かったのは実は翌日のことです。

この日はチェーンの交換をお店の人にお願いし、
修理完了チェック前にイグアス移住地に帰ったのです。

あと1時間でスーパー日暮れタイムだったので。

このままチャリを受け取って走り出したとしても、国境越えした時点でアウトでございます。
初めてのブラジルの、治安が乱れがちな国境の町で、
夕焼けに染まりながら途方に暮れる自分の姿が容易に想像できます。



今朝方チェックアウトをすませ、
「では行ってきます!」と爽やかに出発したペンション園田に

「恥ずかしながら戻って参りました・・・」

と言って帰るのは言葉通り非常に恥ずかしかったです。


なお、チャリンコと荷物はチャリ屋さんに預かって頂き、バスで戻って参りました。
明日のチャリ屋開店時間に合わせてまたバスで出発し、
チャリと荷物を受け取らせてもらい、再出発します。



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本日の晩御飯

国境越えに備えて残金を残さないようにしていたため、
パラグアイのお金はあと6,000ガラ(130円くらい)しかありません。

それなのに、うっかりバターを買ってしまいました。
普段持ち歩いている食材のうち、バターを最近切らしていたのです。(キャンプの朝ごはん用)

食材袋はチャリ屋に置いてきたことを失念しており、
何も考えずにバターの補給をしてしまったために
残金は残り1,500ガラ(33円くらい)。
そして夕飯はバターのみです。

何でしょうかこの意味の分からない状況は。



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本日の晩御飯(助っ人)

宿にパンが沢山ありました。
先日スープ祭りをした際に皆で大量に購入したパンが余っていたのです。



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本日の晩御飯(完成形)

災い転じて福と為すとはこのことです。
パンを焼いてバターを塗って食べれば良いではありませんか。

なお、本日の宿代は無料なので計算には入っておりません。
ペンション園田は1週間滞在すると7日目の料金が無料になるのです。
今日は7日目なので、無料で滞在できます。

まあ結局、この後10ドルをガラニーに両替したのでビールと野菜も買ったのですが。
明日のバス代のことを失念しておりまして。


計画的に出国するはずが、
1から10まで全て計画破綻したチャリ旅4の初日でした。

明日こそブラジルに入国します。


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| チャリンコ旅 | 22:40 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

アスンシオン到着

昨日は夕涼みをしていたら遠くの空が光りだし、
おお不穏な気配が・・・と思っていたら案の定大雨になりました。

が、明け方にはしっかり止んでくれたため、今日も無事出発することができました。



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5キロくらい走ったところ

アスンシオンまであと85キロだそうです。
一日中雨かと思ったらそうでもなさそうなので、問題なく着けると思います。

頑張って参りたいと思います。



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チーパ休憩

バス停で休憩していたら、チーパ売りのお姉さんが来たので一個買いました。
チーパとはパラグアイ名物のパンで、チーズ風味で固めの食感です。

町中にも国道沿いにもチーパ屋は沢山あって、
チーパ売りの女性達が大きなザルを抱えてこれを売り歩いています。
プロのチーパ売りは重たいザルを頭に載せて歩いており、見事なものです。

一個の値段はだいたい2000ガラ(45円くらい)です。
チーパ売り達はバスの中にも売りに来てくれるので、手軽に買えてありがたいです。



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本日のお昼ごはん

そういえばパラグアイ料理を全然食べていないなと思い、国道沿いの簡易食堂に入ってみました。
でも本日のランチはミラネッサ(ミラノ風カツレツ)だったので、パラグアイ料理を食べたと言えるかどうか・・。

お値段は15,000ガラ(300円ちょっと)でした。
パラグアイの物価は思ったほど安くありません。
アルゼンチンやチリに比べればそりゃちょっとは安いですが。



そんなことより、店内に停められている小ぶりなチャリンコがパンクしているのが気になりました。
お店では12,3歳と見られる少年が働いていたので、おそらくこの子の持ち物です。

一生懸命働いている姿に心を打たれたので、よおし任せろ私が直してやるぞお~
と思いタイヤ見てみたら、タイヤチューブが入っていませんでした。
そしてタイヤそのものに、3センチ×4センチくらいの大穴が開いていました。
どういう走り方をしたらこういう事態になるんでしょうか。

呆然とタイヤを見つめていたらいつのまにか少年が背後に立っており、
期待を込めた眼差しでこちらを見てきたのでものすごく心が痛みましたが、
ちょっと直せそうにないです。

なので、「新しいタイヤとタイヤチューブを買ってね・・」と言い残してお店を後にしました。

通りすがりのヒーローになりたかったです。




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後半は小さな町がいくつも繋がっており、
気づいたらアスンシオンの街中に入っていました。

アスンシオンはそこまで巨大な街ではありませんが、
やはり首都なだけあって人も車も多いです。
そして、一番端っこを走る私は必然的に市バスのお尻を追いかけることになり、
正面から排気ガスを食らい続けるのでした。



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日暮れまでに宿に着くのは難しそうだったので、
早々に諦めてスーパーに寄り、のんびりちんたら走って来ました。

日暮れから30分ほどすぎた18:00前。
無事、本日の宿に到着です。

チャリ旅のゴール地点では、まずビールを飲むのがチャリダーの神への礼儀です。



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本日の晩御飯

そして晩餐。
先日作ってどハマりしたトマトカレー再びです。


本日の宿は、去年できたばかりの「らぱちょ」という日本人宿です。
とても快適だと評判だったので是非来てみたいと思っていたのですが、叶いました。

オーナーご夫妻の一人娘、まなちゃん(1歳半)が超かわいいです。


アスンシオンは特に観光向けの街ではありませんが、
私はカメラ修理など色々とやりたいことがあるので、1週間ほど滞在します。


<情報コーナー>

○ イタクルビ・デ・ラ・コルディジェア入り口あたりのガソスタ~アスンシオン、民宿らぱちょ/91キロ

町の手前からスタート。町にはガソスタ数件、商店などあり。7、15ガソスタ。16分岐。右手500メートル先にガソスタあり。アスンシオン方向は左手側の道。26ガソスタ。35あたりからカアクペ(町)。40あたりからイバラカイ(町)、ここからアスンシオンまでいくつかの町があるが、全て繋がっているためずっと町中の道を走っていく。
今日は昨日より阪が多い印象を受けた。真ん中あたりで7キロくらいの爽快な下りがある。
アスンシオンに入ってからは人も車も多く、排気ガスがひどいため結構つらいかも。

○ アスンシオンの宿

「民宿らぱちょ」
http://minsyuku-lapacho.net/

シャワー、キッチン、共同スペースなど何もかもが快適で、素晴らしい宿。
オーナーご夫妻は共に世界一周ライダーさんで、色々なお話を聞ける。
ネットが少し遅いが、宿というよりパラグアイ全体の問題な気がする。
ドミ一泊40,000ガラ。一週間以上の滞在で35,000ガラ。
バスターミナルとセントロの中間くらいにあり、ターミナルから宿へは市バス+徒歩で15分くらい。


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| チャリンコ旅 | 22:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

アスンシオン行き2日目


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ガソスタ犬

鶏が夜明け前からやかましく5:00くらいに起こされたのですが、
昨日遊び倒したちびっ子達と8:30に出ると約束してしまったので待っていました。



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今日は空模様がいまひとつです。
子供達も「今日は雨だから行くのやめなよ!」と騒いでおります。

でも残念だけど明日も雨なんですよね。
むしろ、天気予報によると明日の方がよほど降る可能性が高いので、
今日中にどれだけ距離を稼げるかが勝負の別れ目なのです。

なので、子供達にそのように伝え(る語学力などあるはずもなく)、出発しました。



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今日の道はこんな感じです。
緑も多いしお天気は良いし、気持ちが良いです。

暑いのだけが難点ですが、走っていたらどうしても暑くなるのでこれは仕方がありません。



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ファンタ休憩

でもやっぱり暑くてバテるので、冷たいファンタで休憩しました。
パラグアイの国道沿いにはバス停や良い感じの木陰が沢山あるので、休憩場所には困りません。
木々の間に簡易のベンチがあったり、屋台が出ていたりも。

ただバス停やベンチと同じく民家もやたらめったらあるので、
そして民家の軒下には必ずと言っていいほど人が座ってくつろいでいるので、
一人でのんびり休憩したい私はちょっとソワソワします。



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ファンタ休憩2

ファンタは好きですがそこまで好きなわけではなく、
どこの店にも必ずあるコーラとスプライトとファンタオレンジの中では一番好きというだけです。
でも運動後のファンタはスカッとするので、やっぱりすごく好きかもしれません。



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さらにテレレ

明日の雨に備えて今日中に距離を稼ぐ大作戦中ではありますが、
朝早く出たのと思ったより坂が少ないおかげでなかなか良いペースで来られています。

なので、もう少し休憩。

これは「テレレ」という飲み物で、マテ茶のお冷版です。
どんなものかと思い今回初めて飲んでみましたが、
お湯が冷水になる以外は作り方も見た目もマテ茶と全く同じでした。

マテ茶と違うのは、ミントだとかのハーブ類が入っていることです。
必ず入るわけではなく、お好みで調合するようですが。
スーパーのマテ茶葉売り場の横には乾燥ハーブコーナーがあります。

また、パラグアイの路上では謎の薬草売りをよく見かけるのですが、
これもまたテレレに入れる用なんだそうです。
「頭が痛い」とか「頭が悪い」とか言うと、お勧めの薬草を包んでくれるんだとか。


写真の、テレレにささっている棒はボンビージャと呼ばれるストローです。
マテ茶もテレレもお茶っ葉を直接コップにつめ、お湯ないし水を注ぎ、ボンビージャを使って飲みます。
ボンビージャは普通のストローと違って先が塞がっており、代わりに小さな穴が沢山空いています。
茶こしを使わない代わりに、飲むときにこれで茶葉を取り除くわけです。



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マテセット

パラグアイ人はもうマテ中毒みたいになっていて、
皆さん必ずmyポット、myカップ、myボンビージャのセットを持っています。
そして結構な割合で、それを持ち歩いています。
完全に中毒です。



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本日の寝床

そんなこんなで最低目標の90キロを走り切り、明日のためにもう少し稼いで104キロ。
日の入り前のベストタイミングでガソスタを見つけたので、今日はここに決めました。




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本日はここまで

アスンシオンまで3日かな4日かな~と考えていましたが、
残り100キロを切っているので、3日目の明日にはもう着けそうです。



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本日の晩ご飯はトマトカレースープとごはんにしました。
生姜とニンニクたっぷりです。
適当な思いつきで作りましたが、ミラクル美味かったです。



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テントの中が暑かったので、ガソスタで働く人やお客さん達を眺めながら夕涼み。

良い夜です。


<情報コーナー>

○ カグアスの少し手前のガソスタ~イタクルビ・デ・ラ・コルディジェア入り口あたりのガソスタ/104キロ

7キロ地点ガソスタ、10カグアス(町)、29、56ガソスタ。60コロネル・オビエド(町)、69料金所(チャリはスルーできる)、ガソスタ、商店。89サン・ホセ・デ・ロセ・アロヨス(町)、104イタクルビ・デ・ラ・コルディジェア(町)、入り口あたりのガソスタ冷水シャワーあり。
今日は昨日より坂が緩く、少なくなった印象。
上に書いた以外にも商店や集落はやたらあるので、補給の心配はいらない。


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| チャリンコ旅 | 22:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

アスンシオン行き1日目

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使い物にならない壊れパソコンと言うことを聞かないnewパソコンのおかげで
予定より長居してしまいましたが、アスンシオンに向けて出発します。

まあ、またすぐ戻ってくるんですけども。

アスンシオンの次の行き先はブラジルで、
イグアス近くの国境からブラジル入りしたいので。




大きな地図で見る

イグアス移住地からアスンシオンまでは約290キロあります。

先日走った道と同じ感じでまた坂が多いようなので、
頑張れば丸3日、のんびり行けば3日半といったところでしょうか。



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お昼休憩

開始30キロで早くもバテたり、
やたらある集落や町の人達の見世物になったりしながら75キロ。

3日半で行くならこの辺で終わりにしても良いのですが、
まだまだ日が高いのでもう少し行きます。

でも疲れたのでお昼休憩です。
久しぶりにおにぎりを作ってきました。



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本日の寝床

ああそろそろ日が暮れるし寝床探さなきゃな~
と考え出したときに限って良い場所は見つからず、結局100キロ走ってしまいました。

本日の寝床は、毎度おなじみガソスタの裏です。



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毎度おなじみじゃないのは、子供達がいることです。

ガソスタの隣に民家があり、そこの子供達とそのお友達がワイワイ集まってきたのです。
ついでに大型犬2匹と子犬2匹も。

非常に懐っこくて愛らしい子供たち(と犬)でしたが、
あまりにも懐っこいため全力で遊ぶことを余儀なくされ、
気がついたら日が暮れていました。


その後、子供達はお母さんに呼ばれてお家に帰っていきましたが、
夕飯が済んだ後また襲来し、また全力で遊び倒してしまい、
くたびれ果てた私はガソスタの冷水シャワーを浴びて早々に寝ました。


<情報コーナー>

○イグアス移住地~カグアスの少し手前のガソスタ/100キロ

今日はガソスタがやたらとあってメモが追いつかなかったので、数字ちょっと自信ないです。

19、27、28、38、46ガソスタ。ここまで集落や商店が頻繁にあるが、ここからしばらく無い。
70から点々とガソスタあり、そのまま町に続く。何キロか忘れたけど料金所があった。チャリとバイクは4000ガラだが端を通ればスルーできる。89くらいにガソスタあったような。94、98検問。100ガソスタ、冷水だがシャワーあり。
最初30キロくらいは坂続きだが、その後だんだんなだらかになり、平坦な道も増え始める。
集落や商店やガソスタはやたらとある。町も短い間隔であるため、補給の心配はいらない。


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| チャリンコ旅 | 23:18 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

イグアス移住地到着

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昨日の寝床

昨日はこんなところで寝ていました。

アルゼンチンでのガソスタ泊は大抵いつも大型トラック達に囲まれていましたが、
このガソスタでは1台しか停まっていませんでした。
パラグアイはアルゼンチンに比べるとだいぶ小さな国ですし、
トラックもあまり長距離移動をしない=ガソスタ泊をしないのかもしれません。



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さて、昨日予定より多めに走ったおかげでイグアスまではあと100キロ。
今日もおそらく坂続きなのでちょっと大変ではありますが、
早めに出れば1日で走れない距離ではありません。

頑張ります。



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お昼休けええええい!!!

出発したばっかじゃないのとお思いの方、誤解です。
特筆することがないだけで、ここまで30キロは走りました。
今日も坂が多いので体力を削られ腹が減ったのです。

本日のお昼ご飯も引き続き、北村さんお手製のお弁当です。
最後の一個です。

本当はこれは今朝の分だったのですが、
やはりお弁当は青空の下で食べるのが一番なので取っておいたのです。
今日は涼しいですし、痛みにくいように工夫して作って下さったので全く問題ありません。



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良いお天気です。

国道沿いの木の下で胡坐をかいて食べているので滅茶苦茶目立ちますが、
そんなに見たけりゃ見るがいいですよホレおにぎりですよ羨ましいでしょうププー!



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牛乳休憩

坂にはもう飽き飽きです。

でもここまでで50キロは走りました。あと半分です。



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トウモロコシ畑見学休憩

疲れました。

今80キロ地点まで来ています。
そして水が切れました。

坂がキツイのでできるだけ重量を減らそうと思い補給をしなかったのですが、
坂がキツイので汗をかき、喉が渇き、沢山水が要ることを計算に入れていませんでした。
阿呆でした。

まあパラグアイは国道沿いに商店やガソスタが沢山あるので、ちょっと我慢すれば大丈夫です。
と油断していたらしばらく商店もガソスタもなくて困っていますなうなのですが。
阿呆でした。


それはさておき、

現在80キロ地点で、
イグアスまではあと20キロで、
時刻は16:00を回っております。
日暮れは17:00です。

つまり時速20キロオーバーで走れば明るいうちにイグアスに着ける計算ですが、
疲れが溜まっているようで、先ほどから8キロくらいしか出ていません。

これは大丈夫なんでしょうか。



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本日の宿

全然大丈夫じゃなくあっという間に日が暮れましたが、一応着きました。


エンカルナシオンからイグアス移住地に行くには6号線を0から終点まで走り、
終点でぶつかる国道7号線を左折してさらに11キロ走ります。

この7号線に入った時点で、お天道様は完全に引きこもっていました。
そして国道沿いには外灯がありませんでした。
あはーん真っ暗。

でもいくらなんでも目標の11キロ手前で野宿する気にはならなかったので、
暗闇の中を走ってイグアスを目指したのです。



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ヘッドライトの間違った使い方

私のチャリはライトを付けていないのでヘッドライトの灯りを頼りに走りましたが、
これはあまり使い物にならなかったため、
前から後ろからぞくぞくと現れる車達のライトで路肩が一瞬照らされる隙に

「路面状態チェック!」
「異常無し!」
「30m先にトペあり!」


と叫びながら走るという 危険人物 危険走行をしました。

広い路肩を走っているのでまあ轢かれることはないでしょうが、
だいぶ怖かったので二度としたくないです。


さて、そんなこんなで辿り着いたイグアス移住地ですが、
ここは日系移民の町なので、宿も必然的に日本人宿になります。

いくつかある宿の中で一番有名なペンション園田というところに行ってみたら、
ブエノスで一緒の宿だった人が一人いて、ついこの間の事なのにちょっと懐かしさを覚えました。



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とりあえず到着祝いのビール

腹が減っていたのでそのまま商店に行ったら、
お店の前でくつろいでいたお客さんらしき人に

「君はもしかしてブエノスアイレスから来たんじゃないよね?」
と聞かれました。

「えっ、来ましたが何故ご存知なのですか」
「トオル君がそろそろチャリダーの子が来るって言ってたから。そうか君かあ」

チャリダー師匠のご友人でした。

何を隠そう、いや何度も書いてるので何も隠せてないですが、
この町に来た最大の目的はチャリダー師匠のトオルさんに会うことなのです。

トオルさんはサンチャゴの宿で出会った人で、
チャリンコを買ったはいいものの荷物の積み方が無計画すぎて出発できずにいたところを助けてくれた人です。
詳しくは1月31日の日記をご参照ください。

「着いたはいいけど師匠とどうやって連絡を取りましょうかね、
メールだと確認が遅れますかね、どうしましょうかね」と考えていましたが、
商店前で偶然出会ったその方が電話して下さったお陰で、明日早速再会です。


<情報コーナー>

○ 名前知らない集落のガソスタ~イグアス移住地41キロ地点/100キロ

7キロ地点あたり(だったと思うけどちょっと失念)料金所か検問。チャリも有料(4500ガラニー)らしいが、端っこの道を通ればスルーできる。10キロ集落、商店あり。31集落。40ガソスタ2軒。このあたりから町っぽくなりそのままサンタ・リタに続く。サンタ・リタは銀行、大きなスーパー、ガソスタ、ホテルなどがあるそこそこの規模の町。63集落、ガソスタ、商店あり。67分岐。左の小道に入るとイグアスまで10キロくらい近いが畑の中の赤土ダートを走る道なので、現地の人達曰くこちらではなく6号線直進がオススメ。87から小さな町、ガソスタ、商店あり。89キロ地点に7号線との分岐。この分岐はキロメトロ30(30キロ地点)と呼ばれ、バスでエンカルナシオンからイグアスに向かう場合は、ここでイグアス方面行きバスに乗り換える。イグアス方面へはここで左折、11キロ走る。100イグアス移住地41キロ地点、ガソスタessoあり。ペンション園田へはesso前の道を右折して100メートル走った左手側。

○ イグアスの宿

ペンション園田
http://pensono.web.fc2.com/

二段ベッドドミ7ドル、普通ベッドドミ8ドル。他、トイレバス付きのシングルが一室とツイン一室あり。WiFi、快適シャワー、キッチンあり。米、味噌などの日本食材販売あり。スタッフの人達が面白くて親切。秋田犬が沢山いる。

シウダー・デル・エステから41キロ地点にあるガソスタesso前の道を右折し、100メートルくらい行ったところの左手側。看板あり。バスで来る場合、「キロメトロ・41(クワレンタ・イ・ウノ)」と言うとガソスタ前で降ろしてもらえる。41キロ地点にはガソスタの他「スーパマーケット41」という目立つ看板もあるので分かりやすい。


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| チャリンコ旅 | 22:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

イグアス目指して再出発とお弁当天国

もういっそ住ませて頂きたいくらい温かくて美味しくて優しい北村さん家とお別れし、
再びイグアス目指して出発です。

またも美味しい朝食を用意して頂いたばかりか、お弁当とおやつと非常食まで持たせてもらっちゃいました。
アワワワワワそんなすみませんありがとうございますイヤッホオオウ!って思いました。多分そのまま口に出てました。

北村さん、本当にありがとうございました。
またここに来て、がんばって走ってますよと伝えたいです。
次はレベルアップしてバイクか、ある意味レベルアップして徒歩かで。



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イグアスに行くには東寄りの北東方向に走らないといけないので、午前中はご覧の通りの眩しさです。

強烈な日差しは顔面をこんがりウェルダンにしてくれるため、
私は日焼けどめを塗った上に防塵&UVカットのマスクをかぶっていますが、
鼻から上は思いっきり日差しを浴びているためここだけ焼けます。

丸一日太陽の下にいるので日焼け止めでは戦い切れないのです。
かといってサングラスをするとマスク&サングラスで強盗にしか見えないので、それは避けたいです。
すれ違うドライバーさんや道行く人が手を降ってくれなくなってしまいます。
それが楽しくて走っているのに。



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本日の坂

ご覧くださいこの凶悪な坂を。

アルゼンチン側も後半は坂が多かったですが、ここまで責められはしませんでした。
途中で足をつきそうになる程の坂は久し振りです。
そしてしつこい様ですが、暑いです。



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休憩

今日は上記の通りの坂地獄ですが、
2日間ゆっくり&たらふく食べさせて頂いたおかげで元気モリモリだったので割と無理なく走れました。
今日の目標距離は70キロなのに、50キロ片付けた時点でまだ昼過ぎです。



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というわけでお昼ご飯タイムゥ!!

すごいでしょう!
北村さんに持たせてもらったお弁当です!



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海苔!



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おにぎりぃ!!



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デザートのぽんかんに!



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おやつのドーナツまでヒャッハアーー!!!!




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非常食のカップ麺もあるよ!

こんなに良くして頂いて、うれしくて美味しくて涙が出ちゃいそうです。
幸せですモグモグひあわふぁへれふ。



腹を満たした後はまた黙々とアップダウンをこなし、
本日の寝床を見つけた頃にはどっぷり日が暮れていました。
本日は、パラグアイでは初のガソスタ泊です。

昼過ぎ時点で残り20キロだったものがどうして日が暮れるのかと言いますと、
北村さんに情報を頂き目標にしていた70キロ地点のガソスタに14:30くらいに着いてしまい、
まだまだ走れるけどまあ今日はこの辺にしとくかと思いガソスタの人に

「その辺にテントを張ってもいいですか?」
「うーん、あっちの人に聞いてみて」
「その辺にテントを張ってもいいですか?」
「あっちのお店の人に聞いてみて」
「その辺にテントを張ってもいいですか?」
「あっちのレストランの人に聞いてみて」
「その辺にテン・・・もう知るかバーロー」

ということがあり、追加30キロほど走ってしまったからです。

疲れました。



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夕飯はまたお弁当だよおおおお(^^)

実はお弁当は3つあるのでございます!

今日のお昼用と、夕飯用と、明日の朝用の3食分持たせてもらったのでございます!
つまりこれを食べても、もう一個あるということです!
そして食後のぽんかんもドーナツもまだあります!

SHI・A・WA・SEですヒャハー!


<情報コーナー>

○ 6号線沿いピラポ集落の出口らへん~名称不明の集落を過ぎて坂を下った所にあるガソスタ/95キロ

14キロ地点ガソスタ。20キロ町、ガソスタ3軒、商店などあり。31、38,39、47キロ地点ガソスタ。このあたりから54キロくらいまでマリア・アウヒリアドーラの町で、国道沿いに商店、ガソスタ、銀行など沢山ある。69ガソスタ。71ガソスタessoとレストラン。ここは野宿できなかったが、頼めば絶対駄目とは言われないと思う。私は名前の分からない小さな集落を過ぎた95キロ地点左手のガソスタでキャンプ。シャワーあり、水道水はシンナーの臭いがしてとても飲めなかった。


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| チャリンコ旅 | 23:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ピラポ日本人移住地

貸していただいた暖かいお布団で泥の様に眠り、
朝起きると温かい朝食(しかも手作り納豆が!手作り納豆が!!)
用意されていました。

あまりのありがたさと美味しさに、
20回くらい美味しい美味しい言ってしまいました。



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本日のお昼ご飯

午前中は猫の群れと番犬くん達と戯れ、午後はピラポ市街地見学へ。
でもその前に、お昼ご飯に連れて行って頂きました。
国道沿いにあるアサード(炭焼き)レストランです。

とりあえずバイキングを取っていいとの事だったので食い尽くす勢いで頂いていたら、
給仕係のお兄さんが「肉は如何ですか?」と次から次へと色んな部位を持って来て切り出してくれ、
わんこ肉状態に。何ここ楽園?って思いました。



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ピラポ市街地に行く途中には、青年海外協力隊の事務所がありました。
そこでは私と歳の近そうな日本人女性が働いており、色んな話を聞くことができました。

彼女は農業を、他の方は料理や裁縫を。
日本から来た隊員たちは、それぞれの得意分野をパラグアイの人々に教えながら共に働いているそうです。

私が見学している間にも、近くにお住まいのパラグアイ人のおじさんが種を買いに来ていて、
現地の人々とよい関係を築いている様子が伺えました。



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ピラポ日本人会

続いて、ピラポ市街地へ。
ピラポの住人の多くはここに住み、農業を始めとした様々なお仕事をしながら生活しています。

ピラポの歴史は今年で53年。
53年前に第一次移民の人達がこの地に渡ってきたときは、
この辺りはジャングルそのものだったと言います。

移民の人々は、日本から船で一ヶ月半かけてブエノスアイレスまで渡り、
そこからまた移送車に揺られてこのピラポの地まで辿り着いたのです。

移民政策とは「農耕地を求めて」という目的のものだったはずですが、
移民の人達は田畑を耕す前にまず、密林を切り開くところから始めなければいけませんでした。




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資料館

資料館を見学させてもらいました。

小さなお部屋の中には当時の様子を知ることができる沢山の写真や、生活用品の数々が展示されています。

日本政府はまず新たな農耕地としてこの地を買い取り、
移民希望者達を募り、何回にも分けて何百世帯もの日本人達を移住地へ送り出しました。

遠い外国に新しい夢を見た人、仕事が無くやむにやまれず移住を決意した人など、
皆それぞれ、様々な理由を持ってこの地へ渡ってきたのだそうです。



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移民の人々は、地球の裏側にある祖国・日本から様々なものを持ってきました。

なにせ、当時の南米は現在とは比較にならないほど遠い場所だったのです。
一度ここへ渡ったらそう簡単には日本へは帰れないし、日本の物もなかなか手に入りません。

移民の人々は長く続くであろう海外生活に備え、
樽いっぱいのお味噌、お醤油、鰹節やお米など、慣れ親しんだ味を持って渡航したんだそうです。



展示されている当時の生活用品は、私にはとても美しいものに見えました。

見た目どうこうの話ではなく、壊れても、汚れても、同じものを
大切に大切に使い続けたんだろうなという点に深い感銘を受けたのです。

戦中、戦後のつらい時代を生き抜いた人々は、物の大切さをよく知っています。
加え、この地へ移住してきた人々にとっては特に日本の製品は貴重なので、
本当に大切に、宝物のように使ってきたのだろうなと思うのです。


着物などの生活用品もですが、特に愛おしさを覚えたのがお人形や置物などです。

日本にいるときはそういった物にはほとんど興味が湧かなかった私ですが、
海外生活や海外旅行をしていると、日本を思い出させる品々や、
自分の持ち物の一つ一つが本当に大切に思えます。
リュックにつけていた小さなキーホルダ一を1つ無くしただけで、しばらく落ち込んでしまうほど。

気を取り直して「また買えばいい」と思えても、実際には手に入らないことが多いので、
旅人は現代人が無くしつつある「物を大切にする」精神を持ちやすいのかもしれません。



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移民の人々は、この南米の地でも盆踊りや七夕まつりなどの日本の行事を行っています。

53年前、どんな所かもよく分からない地球の裏側に渡ってきた人達は、
この地へ大切な祖国の欠片を持ってきたのです。

着物やはっぴなどを着て楽しげにしている人々の写真を見て、
「日本人は日本人のままここに生きている」ということに、妙な嬉しさを覚えました。

さらに、「パラグアイ人達も面白がって参加してるよ」というお言葉には、
おかしいやら嬉しいやら、温かい気持ちがこみ上げてきました。



日本にいると自分が日本人であることや日本の文化についてそう意識することはありませんが、
外国にいると、日本という国はなんと不思議で面白いものかということに気づかされます。

外国に来てようやく気づくというのもおかしな話ですが、私は、良い点もちょっと困った点も含め
自分の生まれ育った日本という国をとても愛しているし、誇りに思っています。



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北村さん家の猫

帰宅後は、また美味しいお夕飯とお酒を頂きながら北村さんご夫婦とゆっくり話をしました。

旅行者としてこの地を訪れた私と、何十年も前からここで生きてきた北村さんご夫妻。
同じ日本人でありながら、日本に居たらすれ違うことも出来なかった人たちです。

どこへ行き、何をするのか。
どこに住み、どう生きるのか。
どこで、どんな人と出会うのか。

旅をしていると常に頭に浮かぶこれらの問いかけが、
今日は特に、私の心を強く揺さぶりました。


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| チャリンコ旅 | 23:41 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

あらこんなところに日本人移住地

昨夜はテントから頭だけ出して星空を見るという、非常にロマンチックな夜を過ごす事ができました。
昼間は暑いですがその分夜は涼しくて快適なのです。もちろん凍えることもありません。

ただ、テントからデロッとはみ出した私はどう見てもただの変死体なので、
うっかりこれを目撃してしまった人は背筋が凍る思いをするかもしれません。




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テントを開けて朝の風を受けながら優雅な朝食タイムとしけこんだ後、
9:00に出発しました。
今日も良いお天気です。暑いです。



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昨日今日はこんな感じの道を走っております。

エンカルナシオンから離れるにつれて、こんな風景が増えてきました。
パラグアイは大豆や小麦の生産が盛んな国で、今は確か大豆の時期です。
風に揺れる新緑は本当に鮮やかで美しく、坂道の大変さも吹き飛ばしてくれます。



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10キロ程走ったところでガソスタを発見したのでお手洗いを借り、
ついでに隣にあったミニスーパーに寄ったら日本の食材が沢山売られていました。
さすが日系移民の多い国パラグアイ。
こんな国道沿いの小さな集落にも日系スーパーがあるのですね。

そういえば先ほど通り過ぎた分岐の先には、イグアスとは別の日本人居住区があるそうです。
名前はピラポ移住地。移住開始当時はアルトパラナ移住地と呼ばれていたそうです。
正直かなり気になったのですが、そこへ行くには片道6キロほど国道を逸れないといけないため、
少し考えた末、訪問を断念しました。結構な坂が見えていましたし。

ここはその分岐からまだ3キロくらいしか離れていないので、
きっとその町の人がお店をやりにここまで出張してるのかな〜
なんてことを考えながらチャリンコの脇でジュースを飲んでいたら、

「どうもこんにちは、日本の方?(日本語)」

突然日本語で話しかけられました。

話しかけてくれたのは、この近くにお住まいだという日系移民の方でした。

話を聞いてみると、私が通り過ぎたと思っていた「6キロ先のピラポ」は単に市街地(中心部)で、
まわりに広がる広大な畑含め、この辺り全体がピラポ移住地なんだそうです。
別の集落だと思っていた今いるここも、ピラポの一部だったのです。

ああなるほど、だから日系スーパーが国道沿いにもあるのねガッテン・・と1人納得していたら、
話しかけてくれた方、北村さんは、一人チャリ旅&夜はその辺で寝てますと答えた私を心配して、
「良かったらうちに泊まってく?」と提案して下さいました。

ええええそんなご迷惑では!
とは思ったものの、このピラポ移住地についてお話が聞きたくてたまらなかった私は、
北村さんの優しいお言葉に甘えさせてもらいました。



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北村さん家のネコの群れ

北村さんのお家は農家なので、国道から10キロほど離れた場所にポツンと穏やかに建っていました。
そこまでは未舗装路だしチャリンコでは少々遠いということで、
チャリだけ国道沿いのお宅に預かって頂き、荷物と私は北村さんの車で移動させてもらいました。

人様のお宅なので写真撮影は控えましたが、お家の中には日本のお人形や装飾品、
日本語の書籍やポスターなどがあり、懐かしい日本の雰囲気に包まれていました。

北村さんのお家は、娘さんお二人がお嫁に行ってからは北村さんと奥さんとの2人暮らし。
娘さんお一人は近くにお住まいで、もうお一人はイグアス移住地に嫁がれたそうですが、
「孫を連れてよく遊びにくるんですよ」、とのことでした。

お家に着いて少し休憩させて貰った後は、奥さん手作りのお昼ご飯をご馳走になりました。
ごはんに、お味噌汁に、お漬け物に、美味しい日本のおかず達。
久しぶりの温かな日本の食卓に、お腹も心もほっこりです。



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ピラポの歴史

ピラポ移住地は、イグアス移住地よりも2年程早く始まった町です。
その歴史は50年以上。
開拓当初から今に至るまでは、沢山の苦労があったと言います。

これについてはまた明日の日記で。



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お昼ご飯の後は、パラナ川を見に連れて行って貰いました。

パラナ川とはパラグアイとアルゼンチンの間を流れる長い川で、
両国間の国境線でもあります。

なので、対岸はアルゼンチンです。

ここで会ったが100年目だコンニャロー!

とか言ってみましたが、前にも書きました通り別にアルゼンチンに恨みはありません。
何か言っとかなきゃと思っただけです。


私は普段のパラナ川を知らないのでよく分かりませんが、
北村さんがおっしゃるには、今のこの風景は普段の何十倍も増水している状態なんだそうです。

先日少し触れましたが、
現在、この川の上流にあるイグアスの滝近辺は何週間も雨が続くという異常気象にさらされており、
滝はなんと通常の十数倍も増水しているんだそうです。
おかげで遊歩道が水没したり、近くの町が床上浸水の被害に遭ったり、それはもう大変な事態なんだとか。

で、ここはイグアスの滝の下流にあたるので、もれなく増水しているというわけです。

長く続いているだけであって集中豪雨とかでは無いため、
幸いにして人々の避難はちゃんと出来ており、水害による死者だとかの話は聞きませんが、
ときどき家の一部なんかも流されてくるそうです。



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この辺りの景色は全て、赤土の大地と緑の畑で構成されています。
鮮やかな赤と緑のコントラストは、チャリをこぎながら1日中見続けていても飽きません。

「同じ景色が続く」という点はアルゼンチン地獄の国道3号線でも同じでしたが、
灰色の荒野と草木の大地ではえらい違いです。

パラグアイ→「ああ、今日も緑が綺麗だなあ。どこまでも続くなあ。綺麗だなあ。」
アルゼンチン→「ああ、今日も大地が荒れ果ててるなあ。てかここ昨日も通らなかったっけ・・・」

えらい違いです。



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帰宅途中で奥さんのお姉さんのお家に寄りました。

奥さんは小学生の頃にご家族でこの地に移住して来たそうで、
お姉さんや弟さん達もまた、新しい家族と共にこのピラポにお住まいです。

お姉さんのお家は大家族で、旦那さんや、息子さんご夫婦や、
お孫さん達に囲まれてお話しするのはとても楽しかったです。

全員参加の記念写真も撮ってもらったのですが、
まだ写真のデータを頂いていないのでまたそのうちに。


上の写真は、こちらの旦那さんに頂いた地図です。
パラグアイの地図が未だ見つからず買えていないので、
どこに行ったら売っているだろうかと相談したら、これを下さったのです。

大事な地図を下さるその優しさがとても嬉しく、また、本当に本当に助かりました。
大切に使いたいと思います。



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五右衛門風呂

これまた美味しいお夕飯(しかも手作り豆腐が!手作り豆腐が!!)を頂いた後は、
ビールまで飲ませて頂いて旅の話をしたり、移住の話を聞いたりしました。
お互いがお互いの話にとても興味があるので話は尽きず、とても楽しい夜を過ごしました。

そしてお風呂も使わせて頂いたのですが、古き良き五右衛門風呂でした。
久しぶりの湯舟は卒倒しそうなくらい気持ちが良く、全身がとろけました。


<情報コーナー>

○ エンカルナシオンから65キロ地点〜国道沿いのピラポ集落/12キロ

7キロ地点左折6キロでピラポ日本人居住区(市街地)。6号線をそのまま直進10キロ地点にガソスタペトロブラスとエッソ、日系スーパー。この辺りもピラポの一部で、日本人の方が多く住んでいる。12キロ地点左手ガソスタ、レストラン。


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| チャリンコ旅 | 22:06 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

師匠をたずねて68里

だいたい270キロです。


実は3、4日前から患っていた微風邪が悪化して「今日はやめとけ」と騒いでいますが、出ます。
風邪なんてもんはちょっと汗をかいて山盛りご飯を食べて寝れば治るのです。大丈夫です。

そんなわけで速やかにチェックアウトを済ませ、10:00に出発しました。



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町を出る橋

エンカルナシオンは大きな町ではありませんが、坂があるので脱出には思ったよりも時間がかかりました。
とはいってもせいぜい20分くらいですが、暑いやら排気ガスが臭いやらで辛かったです。
町を出たら排気ガスはマシになりましたが、坂は相変わらず続きました。そして暑さも。

パラグアイに入ってから急に暑くなり、普通に町を歩くだけでも汗をかくのに、
そんな気候の中でチャリに乗って坂を駆け登っております。

真正面から照りつける太陽。
真夏日のパラグアイ。
滝の様に流れる汗。
長々と続く坂。



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それでも日本のうだる様な暑さに比べりゃマシじゃいと思い頑張りましたが、
10キロ走った辺りでクラッと来て、廃ガソスタでバタンキューしました。

ここでとりあえず水分補給と、ついでにエネルギー補給をしました。
つい先日まで割と涼しい中を走っていたので油断していましたが、
今後はちょっと気を付けた方が良さそうです。



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本日の道はこんな感じ。

初パラグアイ走行ですが、聞いていた通りの赤土の大地と繰り返し続く坂の道でした。
坂は結構急だし長いので大変ですが、その分下りは爽快です。
ただしトペ(スピード落としの段差みたいな)があるので、時々はじき飛ばされて死ぬ思いをします。



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さて、突然ですが観光します。

ここはトリニダー遺跡といい、世界遺産にも登録されている立派な観光名所です。
それが通り道にあったので、寄ってみました。
エンカルナシオンからだいたい30キロくらいの地点にあります。



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チケット売り場の脇にチャリンコを停めさせてもらい、さっそく遺跡の中へ。

思ったより広いです。

えーパンフレットによると、300年ほど前にイエズス会がつくった町の跡ですとのこと。
保存状態は結構良いです。


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多分教会


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巨大建造物

知識が無くても、こういうのには無条件で心奪われます。ロマンです。


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装飾も見事


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地下墓地?



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小さい割に結構内容の濃い遺跡なのですが、予習なしで来てしまったのが痛いです。
あまり詳しい情報を知らないために、遺跡の歴史的なんちゃらとか文化的なんちゃらとかよりもまず



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テント張るならここだな

とかそんなことばかり考えてしまう自分がいました。

自分の発想の貧しさが残念でなりません。



さて、エンカルナシオンからイグアスまでは270キロなので、
一日90キロ走れば3日で着ける計算なのですが、
今日は観光を一つ予定に入れてしまったので短めで打ち切ることにしました。

アルゼンチンより1時間早い時を過ごすパラグアイでは、日暮れは17:00です。
なので、あまり長い距離はこなせないのです。
その分日の出も早くなっているので早起きして出発すればいいのですが、
そこはホレ、朝はダルイじゃないですか。無茶言わないで下さいよもう。

そんなわけで本日の目標は60キロ地点あたりにあると思われる、町外れのガソスタです。

・・・でしたが、町が予定の10キロくらい手前にありました。
どこで足し算を間違えたんでしょうね。

しかしさすがに50キロで打ち切るのは明日以降の予定に大打撃ですし、
まだ日暮れまで1時間以上ありますし・・ということでもう少し走ることにしました。




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本日の寝床

日暮れ直前のものすごく良いタイミングで
ものすごくベストな場所にガソスタを発見しましたが、
そこは通り過ぎて、今日は電波塔の空き地で野宿しました。

空き地なのでただっ広いのですが、ただっ広いおかげで奥に入れば車道からは見えません。
また、電気会社の人を除いてはここに用のある人などいないので、夜は誰も入って来ません。多分。



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そしてテント脇にはみかんの木が。
全然甘くありませんでしたが、それはそれで美味しかったです。

一応誰かの所有物かもしれない可能性は考えたのですが、
どう見ても森に侵食されており、人の手が加わっていない状態だったので良いかなと思いまして。

トルコ周遊中にトルコ人が
「その辺の畑になってる果物は食べてもOKなんだよ。いっぱい持って帰るのは駄目だけど、
その場で一つ二つ食べるくらいなら怒られないよ」
と言っていましたし。

まあここトルコじゃないんですけど。



さて、本日は久しぶりの何も無い所での野宿なわけですが、
何かと便利なガソスタを避けてこういう所を選んだのには、理由があります。


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これをお見せしたか・・・

すみません撮れませんでした。


満天の星空を、撮りたかったのです。

なのに写真に写っているブレた物体は星はおろか月ですらなく、電波塔の灯りです。

最近はガソスタ泊が多かったのですが、荒野の土管や森の中で寝るときは周りに灯りが無いために、
本当に素晴らしい、息をのむ程の満天の星空と天の川を見ることができます。
たった1人で見上げる星屑の空は、宇宙そのものなのです。

その光景を是非ブログに載せたいと思っていたのですが、
カメラの知識が無さ過ぎてこれまでずっと撮れずにいました。

なのでブエノスで詳しい方に教えて貰って練習したのですが、
ちょっとまだ練習不足だった様で今回も撮れず。私は機械に弱いです。
また勉強し直してリベンジします。



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本日の晩ご飯/相変わらずパスタラーメン

イグアスまではあと200キロ少々。
あと3日ほどかかりそうですが、頑張って参りたいと思います。


なお、風邪は治りました。


<情報コーナー>

○ エンカルナシオンバスターミナル〜ビージャ・ビスタを通り過ぎた先にある空き地/65キロ

21キロくらいまで町や集落が繋がっていて、商店やガソスタも沢山ある。31キロ地点トリニダーの村。一番最初の小道(なんか建物あり)を右折して、一本目を左折、4ブロック行って右手側を見るとトリニダー遺跡入口とチケット売り場がある。32.5キロ、大人1枚25,000グアラニー。「22:30までやっててライトアップが綺麗でチケットは3日間有効」みたいなことを言っていた気がするけど全然違うかもしれない。
トリニダー遺跡に寄ったため2キロほど余分に走り、33キロスタート。寄らない人は2キロ引いてください。
48キロ地点にビージャ・ビスタの町。トリニダーからビスタまでの間にはドイツ人移住地オエナウなどいくつか町があるが、全てがほぼ繋がっており、この間には商店、ガソスタなどが沢山ある。町には銀行もある。53キロあたりでビージャ・ビスタの町を出るが、この辺りにガソスタペトロブラスあり。町を出た後も民家は点々とある。小さい森など野宿に良さそうな場所はあるが、数十〜数百メートル置きに民家があるので人目に付かない所を探しにくい。61キロあたり?(うろ覚え)にポリシア、検問あり。裏に広い芝生があったので頼めばキャンプできるかも。63キロ右手ガソスタ、民家に囲まれているが野宿スペースはありそう。私は65キロ地点左手の電波塔の空き地で野宿。


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| チャリンコ旅 | 23:26 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

エンカルナシオン雨宿り2日目

今日は朝から晴天で異常に暑かったです。
雷雨予報はどうしたんですかコンニャロー。


午前中は警戒して引きこもっていたものの、午後からは地図を探しに出かけました。
私はアルゼンチンの地図しか持っていないので、
これからイグアス、アスンシオンと行くためにはパラグアイの地図が必要なのです。



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で、手に入れたのがこちら。
本屋数件とガソスタ数件を周り、人に聞いて回ってもどこにも売っておらず、
結局ツーリストインフォメーションで貰いました。
しかしこの地図はあくまでツーリスト用で、
正確な距離などが書かれていないのでチャリ旅には向きません。



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なので、とりあえず今はネットで距離を調べて書き込み、仮のチャリ旅用マップとしました。
国道沿いのガソスタも覗いて、売っていたら即購入したいと思います。



明日の朝は小雨予報が出ていますが、
午後からは晴れ、数日間は晴天が続く様なので明日出発します。

お次の目標、イグアス日本人居住区までは270キロです。
坂が多そうなので、3日か4日かけて辿り着きたいと思います。


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