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隣国に行きたいだけなのにすごく面倒い。ギリシャ/アテネへ

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宿の飼い犬が可愛いかったのでもう1泊しようかと悩みましたが出て来ました。



今日は夜行バスでギリシャのアテネに移動します。

ティラナにはバスターミナルと呼べるものはなく、バスの切符は旅行会社から直接購入します。
ツーリストインフォメーションで聞いたら各会社が扱っている主要な路線の一覧表をくれたので、
表の一番上に載っている会社のチケットを買いました。




バスは16時発なのでそれまではティラナを少し見て回りました。



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ピラミッド

登れます。他の旅行者のブログを見て是非登ろうと思っていたのです。

廃屋のような状態で、現在は使われていない様子でした。
入り口があり、中は広い空間になっていそうですが、もとは何の建物だったんでしょうか。




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ティラナの町並み


登ったはいいですが降りられなくなり、膝を抱えて20分くらい途方に暮れていましたが覚悟を決めて降りました。転がり落ちるかと思いましたが、降りてみればあっという間でした。あっという間に転がり落ちたという意味ではなく。




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本日のお昼ご飯

アルバニア家庭料理のミックスプレートなるものを頼みました。
茄子に野菜を乗せて焼いたものと、ミートパイみたいなのと、豆の煮物と、オクラの煮物と、パプリカとチーズの和え物でした。あとレモンの白鳥。
全体的にちょっと甘くて不思議な風味です。残念ながら私はあまり好きな味ではありませんでした。
というか豆とオクラがあまり好きじゃないという・・ただの好き嫌いでございます。




30分くらい早めにバスの発車場所へ行ったらもうだいぶ込み合っていました。
普通の路肩なので思いっきり通行人の邪魔になっています。

待っている間、バスの前で水とお菓子を売っているおっちゃんが「お水いかが?」と言うので
「これしかない」と言って全財産(35円くらい)を差し出したら1本売ってくれました。
初めて現地通貨の使い切りに成功しました。ものすごく清々しいです。




バスは予定通り16:00に出発しました。
乗車時にチケットの確認と、乗客リストのチェックをしていました。
加え、足りない客を「○○さんは乗ってますか?」と確認するなどかなりちゃんとしていました。
○○さんは乗っていなくて結局置いて行かれましたが。


さて、昨日少し触れましたが、アルバニア人の乗車マナーがあまり良く無かったです。

あとついでに言うと乗車直前にスリに遭いかけました。
すぐ気づいて顔を見たらそそくさと逃げて行きましたが。

まあ盗られたところで一銭も入ってないんですけども。


乗車マナーの話に戻りますが、同乗者のアルバニア人達は出発から日が暮れるまでの数時間、車内で大声で喋り続け、ときに叫び、通路を塞ぎ、小学生かお前らはと突っ込みたくなるような騒ぎっぷりでした。

そして運転手とマネージャーも色々とおかしく、何度かハリセンで殴ってやりたくなりました。

乗客に負けず劣らずの叫び合いをしていたのもどうかと思いますが、
一番物申したいのは消灯後にテレビを大音量で流し始めたことです。何故このタイミングで!?

あとトイレ休憩のときに、自分がすませたら他人の事などおかまい無しにクラクションを鳴らして乗客全員呼び戻したのにはハリセンどころか鈍器で殴ってやろうかと思いましたが、この人を撲殺したら私はアテネにたどり着けないので耐えました。

こうして見ると乗客より運転手達の方が難ありですね。


また、アルバニアは経済状況の悪さからか道がほとんど整備されておらず、
バスは走るというより飛び跳ねるという感じの動きで進んで行きます。

そういう事情もあり、「このバスであと何時間も過ごすのか・・」という困惑と、「そもそも何時間かかるの?(バス会社の人は明日の朝としか教えてくれなかった)」という不安と、「無事にアテネにたどり着けます様に」という願いの方がだいぶ強かったので怒りは持続しませんでした。あとは耐えるのみです。




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途中休憩した場所から



大音量のテレビ中継にもあっという間に慣れてぐっすり寝ていたら、
夜11時ごろにギリシャとの国境に到達しました。


まずはバス車内でパスポートを回収。
ここまではいつも通りですが、今回は荷物検査がありました。

全員車外に出て荷台から荷物を出し、中身が見える状態にして並べます。一人当たり5秒くらいでサッと見るだけでしたが、初めての経験なのでとても緊張しました。武器の持ち込みとかを疑われてるんでしょうか。


検査が終わりバスに戻ると、すぐにパスポートも返って来ました。
アルバニアの出国印が押されています。入国印は無いのに。

その後またさっきの荷物検査の人が乗り込んで来てパスポートチェックを始めました。
そういうのはハンコを押す前にするべきなのではと思いましたが従うのみです。


全行程に40分程かけて、ようやくアルバニアの出国が完了しました。





バスは100メートルほど進み、今度はギリシャの入国審査です。

私は勘違いしていたのですが、ギリシャもシェンゲン圏だったんですね。
シェンゲンカウントが回ってしまうではないですか。



今度は一人ずつ名前を呼ばれて順番に並び、
パスポートを見せ、シェンゲン入国印を貰ってギリシャ入国完了です。

私は2番目に呼ばれたので何か問題があって呼び出しを食らったのかと思いドキドキしました。
何もやましいことは無いのにいつもビビっています。



審査は一人ずつなので時間がかかり、早く終わった人達は暇を持て余して私にからみに来ました。
来ないで下さい。

「どこから来たの?」
「日本です」
「どれくらい旅してるの?」
「今1ヶ月と少し経ったところです」
「どこ周った?」
「まだヨーロッパだけです」
「ヨーロッパで一番好きな国どこ?」
「うーん・・どこだろう・・・」
「アルバニアって言って」
「アルバニア」

「ほんとの事言ってよ!」


あんたが言えって言ったんでしょうが!


こうして夜は更けて行くのでした。





バスは翌朝9:00にアテネに到着しました。
17時間かかったことになります。さすがに足腰がガタガタになってしまいました。

宿にチェックインし、仮眠をとろうとして夕方までガッツリ寝てしまい、本日は何もせずに終了しました。




<情報コーナー>

ティラナにはバスターミナルはない。

地図を見る限り行き先によってバスが来る場所が決まっている様子だが、
買った会社の真ん前から出る場合も多い。チケット購入時に発車場所を確認のこと。

ツーリストインフォメーションで聞けばバス会社のリストをくれ、オフィスの所在も教えてくれる。
旅行会社はツーリストインフォメーション付近に集まっているので行き易い。

取り扱い路線や発車時刻は頻繁に変更される様で、インフォメーションで貰った表と違っている場合も少なくない。早めの確認、購入を心がけたほうが良さそう。

アテネ行きはどの会社も25〜30ユーロだった。




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| アルバニア | 23:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

首都に行きたいだけなのにすごく面倒い。アルバニア/ティラナへ


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今日はアルバニアの首都ティラナに移動します。

旧ユーゴスラビア圏は未だ紛争の記憶も新しく、危ないイメージがあるので全く通る気は無かったのですが、スロベニア、クロアチア共に予想外の明るさと賑やかさと治安の良さを誇っていたのでズルズルと南下してきてしまいました。




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しかし同じ旧ユーゴスラビアでもモンテネグロとアルバニアはあまりに得体が知れないのでそこまで行く気はなく、アドリア海を臨む景勝ルートを体験したら引き返して迂回し、ルーマニアとブルガリアを通ってトルコへ行こうと思っていました。

が、アドリア海の真珠ドゥブロブニクに呼ばれ、深い入り江の城塞都市コトルに誘われ、
気づいたら「あ、ここモンテネグロだった」という状況でした。

私の中で得体の知れないユーゴスラビア3トップである、モンテネグロ、マケドニア、アルバニアの一角が崩れたので、なんかもう行ってしまえと思い本日はアルバニアを目指すことになったという次第です。

アルバニアを抜ければギリシャです。ユーロ危機で荒れてるとは言え、中身が分かっている分アルバニアよりは安心感があるので早く行きたいです。そして隣はもうトルコです。だんだん近づいて来ました。





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さて、ティラナへの行き方ですが、ネットの情報は少ないものの一応ありました。
ここを通った人達がちゃんと残してくれているのです。なので私も分かる限り残します。
ここを通る方は一番下の<情報コーナー>をご参照下さい。

電車も一応ありますが、私は全てバスを利用しました。
モンテネグロ、アルバニアともに鉄道はあまり発達しておらず、バスが主な足となっています。

ティラナへの行き方は一応情報はあるとはいえやはり少なく、また、お国柄というか経済状況上というか、
時間やルートがあまり安定していないイメージがあるので朝一で出発することにしました。
訳の分からない街で夜になってしまったら嫌だからです。





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まずは朝7時半ごろの始発のバスでバールに移動。
本当は首都のポドゴリツァに向かいここから直行でティラナに行けないものかと思っていたのですが、そういうルートは無い様です。首都同士を結ぶルートが無いとはどういうこっちゃと思い調べてみたら、モンテネグロとアルバニアはあまり仲が良く無くて〜という情報を目にして何か納得してしまいました。



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約2時間後、バールのバスターミナルに到着しました。
小さいながら割とちゃんとした所でした。




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続いて、モンテネグロとアルバニアの国境付近の街、ウルツィニへ移動します。
マイクロバスみたいなので所要30分でした。

このバスが小さくてボロくて、ドアを全開にしたまま走るので風が通り抜けて気持ちいいやら荷台に入りきらなくて通路に摘んだ荷物が転がり落ちそうやらでスリルがありました。




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ウルツィニのバスターミナルに到着しました。

モンテネグロのバスターミナルは、3つしか見ていませんがうち2つはバス乗り場と待ち合いスペースの間が簡易の柵みたいなので塞がれており、小さな入り口の前には係の人が立っていました。この人に切符を見せると「あのバスだよ」とか「まだだよ」とか教えてくれるので分かり易かったです。




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お次はとうとう国境越えです。
直接ティラナに行けるわけではなく、モンテネグロ側の国境付近の街ウルツィニから、アルバニア側の国境付近の街シュコダルまでの移動です。

このルートはバスは無く、タクシーを拾って国境まで行ってもらうんだという情報でしたがバスが運行されるようになったようです。タクシーかヒッチハイクかという覚悟でしたが思いのほかラクチンでした。

国境越えについては、乗車時運転手さんにパスポートを預け、国境審査通過後返してもらうというシステムでした。国境審査ゾーンは渋滞してましたがバスは優先的に通してもらえるのか、あっという間に通過しました。
ハンコはもらえませんでした。



そして1時間半後、シュコダルに到着しました。

まあ、ここまでは順調です。
なんとかアルバニア入国までは完了しました。

ここからが正念場です。

・・・と思っていました。


事前情報では、
駅でもターミナルでもない訳の分からない所でバスを降ろされ、ティラナ行きのバスがどこから出るのか分からない、というかここがどこかも分からない、人に聞いても英語は通じない、かろうじて通じても誰も知らない、というネタ満載の出来事が待ち受けているはずでしたが、バスを降りたら隣にティラナ行きのバスが停まっていたのです。あらお迎えが来てる。


乗客は全員このバスに乗り込みました。
考えてみたら、シュコダルに用がある人なんていないのです。いや失礼極まりない発言ですが、少なくとも旅行者でここに用がある人はいません。数少ない旅行者とは言え、大切なお客さんです。一日たった2本しか来ないバスの乗客を待ち受けておくのは当然の行動なのかもしれません。
バスは公的なものには見えず、乗り合いタクシーみたいなミニバスでした。



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なお、「訳の分からない所で降ろされる」という情報は全くその通りでした。
なんか大通り脇の、工事中のビルの前でした。駅ではなさそうです。





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ついに最後の行程です。バスはこのままティラナまで一直線でした。
バスというかハイエースみたいな小さなもので、荷物入れも後ろのトランクでした。
料金は5ユーロ。アルバニアの現地通貨はレクですが、ユーロでいいそうです。しかも後払いでした。何も言われないからそのまま忘れて立ち去りそうになりました。

着いた場所はこれまた訳の分からない所で、他の乗客に聞いても「さあ。僕も分からないからとりあえずタクシーを捕まえる事にするよ」というお返事ばかりでした。私はタクシーに乗る気は無かったのでとりあえず駅を目指したかったのですが、ティラナ駅は首都のメイン駅とはとても思えない貧相なものだという話を聞いていたので止めて、そのまま宿を目指すことにしました。グーグルマップが働いてくれて現在地を把握できたのでなんとか行けそうです。2キロくらいありますが。

途中で現地通貨レクを降ろしたかったのですが、使おうとした銀行脇のATMが機械の前に立ったとたん反対側からガタッという音がして、そのあと何もせず見ていたら催促するようにガタガタと揺れたので何これ中に人でも入ってんの?と思い怪しすぎるのでやめました。カードを入れたら二度と戻ってこなさそうです。



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アルバニアは残念ながら欧州最貧国で、最近まで鎖国していた歴史から「欧州最後の秘境」とか「欧州の北朝鮮」とか言われているそうです。写真は広場にあった像と国旗です。国旗が悪役っぽ・・・格好良いです。



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でもいざ入ってみれば結構明るい健全な国に見えました。女性もオシャレな服を着てますし、観光客の姿も見かけます。
ただ、メインの大通りにもかかわらず廃墟みたいなのが建っていたり、道に穴が空いていたり、崩れていたり、脇道に至っては舗装されていなかったり、確かにあまり観光向けの国ではなさそうです。

1泊しかしてないので治安はよく分かりませんが、少なくとも「良い」という印象は受けませんでした。
首都とは言え田舎の雰囲気があるのでそう荒んでいない感じもするのですが、着いたばかりのときは夕方だったこともあり、何とも言えない緊張感がありました。


実はユーゴスラビア紛争の流れから銃等の武器がかなり流通してしまっており、安全な国とは言いがたいようです。特に国境付近は(アルバニアに限ったことではないですが)治安が良く無く、通るバスや車が襲撃されることもあるんだとか。邦人がそういった事件に巻き込まれたことは無いようですが、可能性があるだけで怖すぎます。


アルバニアの人については、道に迷っていたらすかさず声をかけてくれたり、遠くから手を振ってくれたりと明るい感じで第一印象は良かったのですが、このあとギリシャ行きのバスの中でその印象は大分悪くなってしまいました。また明日の日記に書かせて頂きます。

あと運転マナーが悪いです。何度轢かれかけたことか。
なんで歩いてる人に向かって全速力で突っ込んでくるの。
そしてクラクションがうるさいです。
アルバニア人の車はクラクション押したら爆発する仕組みにして下さい。



<情報コーナー>

コトルからティラナへの行き方:
(2012年7月現在)

(1)コトルからバールへ
バスは一日10本くらいある。始発は7:38、最終18:40。
所要2時間、6ユーロ。

ウルツィニへの直行便もある。一日2本、12:15と22:10。
なお、首都のボドゴリツァへは一日30本くらい出ている。

(2)バールからウルツィニへ
私はマイクロバス10:15発に乗った。
電光掲示板で確認して「聞いてた通り一日2本・・・あれ、3本ある?」と思った覚えがあるがメモを紛失。
「1本目は間に合わないな」と思った覚えもある。役立たずでまことに申し訳ないです。
所要30分、2.5ユーロ。

バールのバスターミナルは一応ちゃんとした面構えでカフェもある。券売所は英語通じた。
裏にはひっそりとツーリストインフォメーションがあるが、あまり機能してなさそう。

(3)ウルツィニからシュコダルへ
マイクロバス一日2本、6:00か12:30。
所要1時間半、6ユーロ。

ウルツィニのバスターミナルにはカフェとキオスクがある。
バールよりこちらのターミナルの方が新しくてキレイだった。
ターミナルを出てすぐのところに小さいスーパーがある。
ここを右に曲がって割とすぐの所にツーリストインフォメーションがある。
バールから来るときに見えるので分かると思う。

(4)シュコダルからティラナへ
シュコダルでは街中のよくわからない車道脇みたいなところで降ろされる。
横にティラナ行きのミニバスが待っており、乗客はほぼ全員これに乗り変えた。
全員乗ったら即出発した。このバスがいつも来てくれるのかは不明。所要2時間、5ユーロ。

鉄道もあり、2ユーロ以下で行けるらしいが本数は一日1本という噂。
そもそも駅がどこにあるかも分からず私は利用しなかったので詳細は不明。

(5)ティラナ
よくわからない所で降ろされたが、一応街の中心部で人通りも多く、周りには店やカフェなどが沢山あった。
あとタクシーが大量に待ち構えていた。




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| アルバニア | 05:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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