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コトルの城塞に登る

昨日知り合ったおばあさんが朝一で街を出るということで、あーじゃあ起きれたら見送ります起きれたらと適当な事を言ったら起こしにいらしたので起きました。



本日のメインイベントは登山です。

この街の魅力は街の所在そのものが面白いのと、その街を見下ろす城塞に登れることです。
城塞は高い岩山の斜面に作られており、頂上からの眺めは絶景なんだそうです。
そうと分かれば行かないわけには参りません。山とか崖とか塔とかには登りたくなるのが人の常です。
馬鹿と煙は高いところが好きだって言いますし。誰が馬鹿ですか失敬な。


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この山の、


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ここが目標です。

全然写っていませんが頂上には旗が建っています。
こういうのを撮るための望遠レンズなのですがそういえばまだ一度も使ってません。


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城壁の山を夜見るとこんな感じ。
城壁がライトアップされ、夜の街に不思議な形を作り出しています。




山はあまり植物が繁っていないので日陰も少なく、炎天下でこれを登っていくのはいかにもキツそうなので午前中のうちに登頂しようと思い、8時の開門と同時に登り始めました。



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旧市街の奥の、普通の民家みたいな所の脇を通って入り口まで行きます。
入り口と言っても立派なゲートとかは無く、どこかから持って来た机と椅子とおじさんが居るだけです。

入山は3ユーロで、入るときに地図を貰えます。山には高い木などはあまりなく、目指す場所もふもともよく見えるので遭難することは無いと思いますが分かれ道は結構多いので地図は必須です。



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コースは

・ハイキングゾーン
・少しリスクがあるゾーン
・ハイリスクゾーン

の三種に色分けされています。

ハイリスクってどんなリスクだろうと思いつつ、道と一緒に礼拝堂だとかの見所もしっかり記載されているのでまあ自己責任というだけで普通に入れるんだろうなと思いとりあえず歩き出しました。だってコースのほとんどが黄色と赤のリスクゾーンなのです。ここを通らないと頂上に行けません。



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こんな感じの道を登っていきます。
結構滑りやすく、普通のショボいスニーカーを履いている私は一度滑ってずっこけました。だいぶ遠くにいる人に「大丈夫かー!?」と叫ばれるくらいの愉快な転び方をしました。壁が崩れているところで転ばなくて良かったです。あやうく登頂前に転がって下山するところでした。



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今登っている山は街の東側にあるので、早くから登れば日差しを避けられます。
暗かった街がだんだん白く輝いて行く様は、まさに夜明けを目の当たりにしている気分でした。



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少し登っただけでこの景色。
頂上への期待が高まります。



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地図に載っていない小さな分岐なども沢山あり、そこかしこが繋がっているので迷路みたいで楽しいです。
私は獣道みたいな方に入りたがりますが、所々崩れていたり、崖っぷちだったり、結構危ないところでした。

そしてふと思い出し地図を見てみたら、早くも「少しリスクがあるゾーン」に入っていました。閉鎖とか立ち入り禁止とかにはなってないんですね。気をつけて歩いていればどうということはない道ですが、私は普通のゾーンで滑って転けた阿保なので他の人より気をつけた方が良さそうです。



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ときどきこんなのがあります。
何かの跡地です。

どっかやってしまいましたがふもとのインフォメーションで貰った地図にはナントカ教会とかナントカカントカとか書いてありました。日本語の地図もありました。



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目標が見えて参りました。

だんだん日が昇ってきたので急いで登りきらなければ吸血鬼のごとく干からびることは必至です。




そしてついに、


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登頂!!


休憩しながら約1時間半の道のりでした。
短いながらも達成感があります。



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これがコトルです。
この街をこうやって見たかったのです。


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眼下に見えている海のさらにの向こう側がアドリア海ですが、あまりに深い入江な為見えません。



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連なる山々が街を囲んでいます。



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海の背中側はこんな感じ。本当に全て山に囲まれている事が分かります。
この街に入るため、バスはトンネルをくぐって来ました。



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コトルはこんな所にあるのです。

前は深い入江、後ろはそびえる山々というどっからでもかかって来んかい!な作りです。格好良いですね。




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頂上から山の反対側を見たら谷になっていました。
街とその向こうを隔てる山は一枚ではなく、私がいま居る山の向こうにはさらに高い山がそびえていました。



お弁当を持ってくるのを忘れてしまい、腹が空いたのでさっさと下山することに。

頂上から先はレッドゾーンが伸びているのでちょっとだけ入ってみようかと思ったのですが、
入り口が分かりませんでした。閉鎖されてるのかもしれません。というか、道と呼べる道はないのかもしれません。

なので来た道を戻ることにしました。



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途中、分岐点から別の道に入りました。
この先にはもう一個レッドゾーンへ繋がる場所があったので覗いてみたのですが、こちらは一応道がありましたが草が生い茂り、とても歩けそうにありませんでした。


で、入り口とは別の道から出て、下山完了です。
こちらからだとチケット売りの人がいないので入り放題なのでは?と心配になりましたがどうなんでしょうか。地図を貰わず入ったらちょっと危ないと思うのですが。人が多ければ平気かな。




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コトル旧市街ではアートフェスタをやってました。旧市街自体小さいので小規模ですが。




まだお昼前ですが本日の行程が終了してしまいました。
仕方が無いので宿に帰ってお昼を食べてから寝て夕方またフラつきに行きましたが、このやり方は正解でした。地獄の様に暑い時間を避けられるから体力を温存できるし、涼しい朝と、美しい夕焼けの両方を満喫できます。
スペイン人は正しかったのです。シエスタ万歳です。朝起きられればの話ですが。



<おまけ>

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鮮魚の並べ方が斬新でした。




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| モンテネグロ | 06:39 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

寝ても覚めても国境。越えてもまた国境。




大きな地図で見る


次の行き先はモンテネグロのコトルです。
朝7時のバスでモスタルを発ったのですが、約4時間で着くはずが8時間かかってしまいました。

ボスニアとクロアチアの国境で2時間渋滞したせいです。
あともう一個モンテネグロの審査とか、別の渋滞とかその他もろもろで4時間です。

最初の渋滞について。
2時間かけてほとんど進まなかったのですが、私達のバスの国境審査は全員合わせて15分くらいで終了したのでそう厳しい部類とも思えず、何が原因の渋滞だったのかは不明です。単に出国希望者がこの時間に集中したのか、あるいはものすごく怪しい人でもいたんでしょうか。

バスはドゥブロブニクを経由するんですが、ドゥブロブニク10:30発コトル行きのバスがあって、このあとドゥブルブニクから乗って来た乗客に「このバス遅れてる?」と聞いたら「2時間以上の遅れよ」と言っていたので、私が乗っていたのはこれだと思われます。実際は13:00にドヴブロブニクを出ました。



このあとクロアチアとモンテネグロの国境審査も少し時間がかかりました。

まず国境審査ゾーンに停まって審査官がパスポートを回収。そのあと5分ほど停まっていましたが急に走り出し、パスポートは返して貰えないままゾーンを出てしまったので乗客全員「え、パスポートは?」とザワザワしていました。

結局その後30分くらい走ったところでバスのマネージャーさんから返却されましたが、この人がいつ審査官からパスポートを受け取ったのか全く分かりませんでした。少なくとも審査ゾーン内でなないです。ということは我々のパスポートを持ってあの道を走って来た人がいる・・・?なんという無駄なガッツ。




モンテネグロ入国後は割とちゃんと走ってましたが、コトルまであと1時間足らずというところで小さな休憩所みたいな所にバスが停まり、マネージャーさんが「10分間!」と叫んだので休憩かな~と思って降りようとしたら、先に降りた他の乗客達が全員慌てた様子で戻って来て全ての荷物を持って降りてしまいました。

なんだなんだと思い周辺を見回したら、荷台が開放されており空っぽになっています。

私のリュックは?

マネージャーさんを捕まえて「私の荷物どこ?」と聞くと、

「あっちのバスにもう積んだよ!」

とのこと。
隣にミニバスが停まっており、確かに私のリュックが詰め込まれています。

なので、さっきまで一緒だった乗客達がほぼこのバスに乗っていることを確認し、「コトル行き?」と聞くと「そうみたい。よくわからないけど・・」という返答だったので私もよく分からないまま乗り込みました。


運転手「コトル行く人~!?」
半分くらいの乗客「はーい」(挙手)



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で、何回か停まりながら一時間くらいでコトルに到着しました。


何から何まで何だったんでしょうか。
特に最後の修学旅行みたいなノリ。



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宿は海の真ん前にありました。
ものすごく泳ぎたかったけど水着がないので夜こっそり浸かろうかと思いましたが、夜は涼しいのでその思いは消えました。暗い海にプカプカ浮かんで月を見たかったです。海に引きずり込まれたら嫌なのでしませんが。



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宿で久しぶりに日本人と会ったので、一緒に夜の浜辺を散歩しました。
ロマンチックなシチュエーションですが相手はおばあさんです。

おばあさんながらかなりタフな人で、定期的にバックパッカーの旅をしているそうです。

実は、私はこの人とモスタルで会っていました。
モスタル到着の日にバスターミナルに行った際、私の2人前に並んでいたのがこの人だったのです。
ただこの人は肌は日焼けで浅黒く見た目もタフで、一見日本人には見えなかったので声はかけませんでした。

旧ユーゴスラビアで旅行者が通る街はだいたい決まっているので起こるべくして起きた偶然とも言えますが、
滅多に会わない日本人とのまさかの再会にびっくりしました。




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本日の晩ご飯

パプリカに野菜とかを詰めて煮たもの。
自炊すると野菜不足は補えるけど肉が不足します。



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