<2019/02/06 高雄→花蓮 移動日>
券売機(かわゆい)

切符


南廻線、普快車
本日は花蓮に移動します。
相変わらず普通列車を乗り継ぎちんたら移動しておりますが、今日は途中に普快車という人気列車を挟んでおります。車体が旧型でレトロなのと、車窓からの風景が良いということで人気の路線なんだとか。

海側の席が取れなかったので台湾人の後ろ頭を見ておりますけども、久しぶりの海の青と楽しそうな後ろ頭のコントラストは大変元気の出る光景でした。

なお、海の反対側は山が見えます。わたくし山派なのでこれで満足です。

ところで見て下さいこのミチミチなメモを。
本日の移動は乗り継ぎに乗り継ぎを重ねており、しかも結構距離があり早朝から日暮れまでかかるので、上手く乗り継げず日をまたぐなんてことが無い様メモしておいたのです。
私は重度の心配性ゆえ、常にプランA〜Dくらいまで用意するクセがあります。でもその心配性な自分にストレスがたまるので、情報がなく準備できない旅の方が好きです。ふっきれるから。

台東駅

本日のお昼ご飯
乗り換えの台東駅で少し時間があったのでお昼ご飯。駅弁をねらっていたのですが、売り切れておりコンビニ弁当です。でもしっかり台湾の味がして楽しかったですよ。

本日の宿
花蓮についたのはもうすっかり日が落ちてからで、駅から宿までそこそこの距離を歩いたこともあり私はもうクタクタです。


東大門夜市
というわけで今日も夜市だぞお!
こちらは東大門夜市。ネットで調べると東大門国際観光夜市というのも出てきますが、おそらく同じものです。違っても責任は取らんけど。
今回の夜市は今まで行った中で一番規模が大きくそして人も多く、大通りを抜けるだけで大変でした。特設ステージや大きな半野外飲み屋みたいなの、道の脇でダンスを披露するグループもいたりして、大層賑わっておりました。


本日食べたのはこちら。
上はでっかいフライドチキンで、割と色んな夜市にある定番&人気メニューなんだそうです。ビールが欲しくなりますね。下は官財板と言って、パンにお好みの具を入れたホカホカサンドイッチみたいな感じです。パンの種類はお店によって様々とのこと。ビールより赤ワインに合いそうですね。
とにかく人が多くてとっとと逃げたかったので本日の晩ご飯はこんだけです。こんなんで足りる訳がないので、あとは宿ロビーにあったお茶とお菓子でごまかしました。ガーッと飲んでガーッと食いたい今日この頃です。ツマミ天国なのにねえ・・・
<2019/02/07 花蓮、タロコ>
花蓮駅の荷物預かり所
本日は太魯閣(タロコ)という景勝地に行きます。
日帰りで観光した後はまたセカセカと移動がありますので、荷物は駅に預かってもらいました。
11泊というのは短いですね。なんでその日数にしたのか全然思い出せませんが、もう少し一つ一つの街をじっくり見たかったなと今でも思います。

花蓮駅前バス乗り場
調べておいた路線バスが見つからず苦戦しましたが、最終的には西洋人の皆さんに着いて行く作戦(絶対タロコ行くでしょと思って)で目的のバスを発見しました。本来はもっと分かりやすいはずなのですが、どうもこの時は特別バス?だか特別ダイヤ?だかになっていたっぽいです。そこら辺は後述します。

太魯閣
駅前からバスに乗った後、目的地近くと思われるよく分からない広場で一回降り、観光バスみたいなのに乗りかえました。現在太魯閣国立公園内を走っております。
素晴らしい景色ですね。
太魯閣というのは何かそういう広い場所があるのかと思いきや、広い場所は広い場所なんですけどどちらかと言うと長い場所で、「巨大な自然公園の中に見所が沢山あるので好きな所で降りて勝手に見学してね!」みたいな感じでした。

もらったチラシ
今乗っているこちらのバスですが、無料でした。
どうも春節中の特別ダイヤだかなんだかにぶつかったようなのですが、普段はどういうダイヤなのか、そして無料なのかそうじゃないのか、そのあたりがよく分かりません。
あと先程バスを乗り換えたよく分からない場所も、本当によく分かりませんでした。
本来は新城駅というところで降りるはず・・・と私は思っており、このチラシにも新城駅が始点として載っているのですが、乗客全員が降ろされた場所はどう見ても駅ではなかったのです。周りのお客さん達のうち、西洋人達も私と同じ顔でキョロキョロきょとんとしていました。
まあ乗り換えのバス(渓谷を走るバス)はちゃんと来てくれ、しかも無料だったので結果オーライなのですが。

燕子口歩道?
結果オーライじゃありませんでした。
ここで降りなきゃいけなかったのに降りそこね、見たかった燕子口歩道というのを見損ねたのでございます。
なんか全員降りてるな〜ここが燕子口歩道か〜とは思ったのですが、私は最初に終点の「天祥」まで行ってそこから歩き、あるいは復路のバスに乗り、途中下車しながら観光したかったのです。ところがどっこい、帰りのバスは燕子口歩道に止まらなかったのでございます。
何故ちゃんと確認しなかったんでしょうね。事前の調べものはしっかりするくせに、いざ現地に着くとこの体たらくですよ。


まあいいやと言うことで、本日のお昼ご飯はみんな大好き魯肉飯(ルーローハン)とちまきです。
どこで食べても美味しい魯肉飯ですが、どこで食べても胃もたれする悪魔のご飯です。

終点の「天祥」という場所には、こんな立派なお寺がありました。

歩いております。
せっかくの景勝地だし出来るだけバスには乗らずにハイキングしよう〜というのは最初からの計画ですが、計画と違うのは道が思いっきり車道だったことです。全線遊歩道が伸びてる感じかと思っていました。歩いてるの私しかいないんですけど。


緑水歩道
基本は車道ですが、ところどころにちゃんと遊歩道もありました。
良いではないですか・・・最近街ばかりで全然歩けていなかったので、心が洗われるようです。

布洛湾
車道を歩くのは割と迷惑な気がしたので、大人しくバスに乗りました。
こちらは広い駐車場に小さな博物館がある他、小規模ですがよく整備された遊歩道があります。
燕ナントカに行くつもりで近くのここで降りたのですが、どうも行けなさそうです。現在地と燕ナントカはそこそこの高低差があるので徒歩では時間がかかるのと、対岸に渡る橋がどうやら工事中だったからです。やはり行きに寄るべきでしたね。

長春祠
またバスに乗って別のポイントへ。
こちら壮大な風景ですが見た目より近く、写真の祠までは歩いてすぐ行けます。そこからまたいい感じの山道がありそうだったのですが、こちらも封鎖されていました。

歩いております。
もうひとつ行きたい遊歩道があるのですが、近くにバス停が無く致し方なかったのです。
普通は歩かない道だということはよく分かっております。でも他に道がないのです。私だってもっと明るい所を歩きたいですよ。私は暗がりも洞窟も好きですがトンネル(車道)はそうでもないのです。

砂卡礑歩道
目的地に着きましたが、帰りのバスまでちょっとだいぶ時間がないです。急いで参りたいと思います。


すんごい楽しく一人競歩をしていましたが、

この辺りまでで
時間切れとなってしまいました。結構な無念です。


遊歩道の途中で売っていたこのソーセージも食べてみたかったのですが、そこそこ並んでおり本当に時間が無かったので断念。どれくらい時間が無かったかというと台湾の若者達と一緒にバス乗り場まで全力疾走したくらいですが、幸いバスには十分間に合ったのでもう全部良い思い出です。
で、その後は花蓮駅に戻って荷物を回収、そのまま慌ただしく列車に乗り、台北に帰って参りました。あんまり覚えてないけど終電ギリギリだった気がします。でも海外でそんなおっそろしいマネをする性格じゃないので終電の一個前くらいだったんじゃないかと推測します。


本日の宿
本日の宿はこちら!台北駅近くのインターネットカフェでございます。
安宿が埋まってたんですよね。
あとネットカフェに一回泊まってみたかったんです。日本でも行った事がなくて、ずっと憧れておりました。漫画とかいっぱいあるんでしょ。噂によると。
写真の寝床ですが、狙いのオープン席が埋まっていたので個室を借りております。
全然寝れますねこれ。今後の旅はネットカフェ泊も候補に入れてみたいと思います。
と、そんなネットカフェですがネットびんびんのジュース飲み放題ソファ座り放題ということでテンションが上がってしまい、ほぼ徹夜となりました。でも寝床体験もしたかったので、2時間くらい全力で寝ました。
楽しかったです。
<情報コーナー>○高雄から花蓮
私が乗ったのは
高雄→潮洲区間車48元、潮洲→枋寮区間車33元(この二つは悠遊カード使用、割引額)
枋寮→台東普快車104元、台東→花蓮220元(切符購入、普通料金)
○花蓮の宿
「博愛泊旅読心境」
私が泊まったときはドミ一泊500元。東大門夜市に比較的近く便利。駅は遠いが近くにバス停がある。二段ベッドのドミ部屋一つと、その前の半ロビーみたいなところにロフトベッドがある。私が使ったのはこちら(本文中の写真参照)。やたらと広いと言うか廊下が長く、よく分からない構造。他に部屋があるのかないのか・・。宿の人にはとても親切にして頂いた。
◯花蓮駅の荷物預かり所
広場から駅舎を正面に見て、左の端っこ。8:00〜20:00まで。料金は荷物のサイズによって異なり、私のバックパック(45リットル)は30元で預かってもらえた。
○太魯閣(タロコ)行き方
花蓮駅前にあるバス乗り場から太魯閣行き(いくつか路線あり)に乗る。一時間に一本程度しかなく、終了時間も早いので事前に確認の事。私が乗ったバスは往路は花蓮駅前乗車のよく分からない広場下車、復路は太魯閣遊客中心乗車の花蓮駅前下車で、運賃はどちらも85元(悠遊カード使用)くらいだったと思うがちょっと記録が不確か。太魯閣渓谷内を走るバスが全線無料だったが、春節中の特別バスだったからなのかいつもそうなのかは不明。
ツアーやタクシーで行く方法もある。
◯花蓮から台北
花蓮→宜蘭区間車143元(切符)、宜蘭→台北自強号126元(友遊カード割引)
○台北のネットカフェ
「QTime 站前店」(他にも支店がある)
台北駅から徒歩5分かからないくらい。私が使った個室は一晩で300元だった。細かい料金プランがあるが、ネットに情報を載せて下さっているサイトやブログが沢山あるので詳しくはそちらで。