ゴビツアー最終日・お家に帰ろう


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良いお天気です。

長かったようなあっという間だったような7泊8日のゴビツアーも、ついに最終日。今日はもうウランバートルに帰る日です。

昨日はベッドはあるのに布団がない謎ホテルで寝袋にくるまって寝ましたが、お陰様でしっかり眠れて気分は爽やかです。さあウランバートルに帰りましょう。とっとと。今すぐに。




昨日の件は、宣言通りおばあちゃんがガイドさんと話してくれました。

おばあちゃん「宿代の件だけど」
ガイドさん「うん」

「今回の宿代は4ドルよね?これまで泊まった宿はいくらだったの?同じ4ドル?では私達のために一日に払った金額は?食費が三食分で何ドルだったら車レンタル代に貴方達のお給料にナンチャラがいくらでどうちゃらがいくらだから私達が払ったうち何%が会社の取り分でコミッションがどうたらで税率がうんちゃらで還元分がどうちゃらこうちゃら」

ちょっと待ってよく分からなくなってきた! 

・・・いえ、そんな数学的な怒り方をするとは思っていなかったのです。すみません私ときたら「全部込みって言ったのにまた払うのヤダヤダぶーぶー」くらいの単純な思考で怒っていました・・・すみませんなんか・・・ほんとすみません・・・・



そんなわけで、数字と難しい英単語を並べるおばあちゃんを前に私は何だか目が回ってしまって、昨日の怒りはすっかりふっ飛んでしまいました。誰かが怒っていると自分は妙に冷静になってしまう事ってありますよね。いや今の私は冷静なのではなく目が回っているだけですが、それはともかく。

ガイドさんはその後もコロコロ言うことを変え、おばあちゃんもヒートアップしてきましたが、話は平行線のまま。「もういいわツアー会社の社長と直接話すから」ということになりましたが、私もおばあちゃんも結局それはしませんでした。なんとなく納得できなかっただけで、別に怒り心頭という程では無かったからです。面倒臭くなったとも言います。



しかし、やはりツアーって苦手だなと思いました。

客として期待してしまう部分と、期待通りに行かないのは仕方ないと思う部分のせめぎ合いが、時として大きなストレスを生む事があるからです。他の人達との顔色の伺い合いにも、なんだか疲れました。いっそイタリア人でも交じっていてくれれば、しっちゃかめっちゃかごきげんツアーになってかえって気持ちがいいのですが。スケジュールは崩壊しますけど。

やはり個人旅行が好きです。楽しいも苦しいも全部自分で処理できるので、気が楽なのです。





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ゴビからすっかり離れウランバートルに近づいて来たことで、景色も草原色になってきました。





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靴が死にかけています。

3年ほど前に買って以来、あまり旅が出来なかったのでそんなに負荷はかけていないつもりでしたが、いつの間にこんなことになっていたのでしょう。意外と歩いていたのでしょうか。あるいは、ゴビにやられたのでしょうか。

靴ってバックパックの次に付き合いの深い旅の友なので、あまり買い換えたくありません。





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ゴビツアー最後の食事タイムは、草原の真ん中で無数のハエに公転されながらでした。

しかも料理中にガスが切れ、慌ててうんこを集めて火を起こすというスペシャルイベント付き。昨日の雨のせいでうんこが湿気っており大きな火は起こせず、結局、通りすがりのバイク少年にガスを持ってきてもらってようやく昼食が完成しました。





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本日のお昼ごはん

本日の、そして最後のお昼ご飯は、ヌードル入りのツナスープでした。これまで朝食以外の全ての食事に羊が入っていたのに、ここへ来てようやく品切れとなったようです。

ガスを持ってきてくれた少年も一緒にごはんを食べ、食後あっさりと走り去っていく姿が、なんだかモンゴルっぽくて良いなと思いました。





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その後、どんどん大地が緑に染まり民家の数が増えていき、





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本日の宿/前と同じ

無事ウランバートルに帰って来ました。


一週間ぶりに浴びたまともなシャワーはサッパリしましたが、ヤギ達と共に浴びたあの井戸水の気持ち良さには叶わず。そして久しぶりに自炊したトマトパスタは、あの空の下で食べた麺の伸びきった塩辛い羊パスタの美味しさに到底及びませんでした。

なんだかんだ言って、楽しかったんだなあと思いました。


そして夕食後ネットを開いたら、別のツアー会社から「明日からゴビツアーに行くグループがいるけど君もどう?」というメールが来ており、宿のロビーでは別の日本人がゴビツアーの説明を受けるための解説と通訳の真似事をさせられ、ほんとゴビくそ食らえと思いました。


ゴビツアー編、終わり。

以下にツアー代金などの情報をまとめます。


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<情報コーナー>

○ ゴビ砂漠ツアー

私が参加したのは宿から申し込んだ7泊8日のゴビ周遊ツアーで、複数人割で一人一日65米ドル×8日間、総額は520ドル。食費、宿代、各種入場料、運転手付きバンのチャーター代、ガイド料など全部混み。これが一人参加だと一日120ドル、二人なら95ドル、三人なら75ドル、四人なら65ドル、五人なら55ドルと金額は下がっていく。

これより高い会社も沢山あったし、逆に安い会社もあった。ただし安いツアーは食事なし(自分で調達)ということもあるので、内容をよく確認のこと。

モンゴルは物価は安いが、ツアー代金は決して安くない。とにかく人数を集めることが安くあげるコツなので、人の多い時期や人気の宿を選ぶと良いかも。

今回のツアーでは、水は一日1.5リットルボトルが一本支給された。寝袋必須。なければツアー会社から借りられる。トイレットペーパー、懐中電灯なども必須。トイレが真っ暗で紙もないため。その他、ウェットティッシュがあると便利。

| モンゴル | 21:26 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴビツアー7日目・地方ナーダムでモンゴル相撲


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出発

昨夜は雨が降りました。靴をちゃんとゲルの中に入れておいたのに、雨漏りしていたせいで結局水浸しです。お陰でゲルの床は無事ですよ。全て私の右靴が受け止めましたからねっ。

しかし、雨になったということは結局昨日キャンプをしなかったガイドさんの判断は正しかったと言えます。彼はこれを知っていたのでしょうか。そうは思えないぞーブーブー





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ナーダム会場

本日はなんと、地方ナーダムを見られるとのことです。そういえばウランバートルの国家ナーダムを見られず、地方のそれに賭けていたのでした。ゴビの熱波にやられて忘れてました。





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でもその前にお昼ごはん。作ってもらっている間少し会場を見に行きましたが、まだ何も始まっていない様子でしたのでまずは腹ごしらえです。

本日の昼食は、トマト風味のさっぱりスープにペンネが入ったものです。美味です。






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昼食後、再びナーダム会場へ。今回もナーダム・ホーショールを食べました。揚げたてで美味しいです。
ナーダム名物のこの軽食ですが、ホーショール自体はいつでもどこでも食べられるそうです。




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ナーダム会場には、民族衣装で着飾った格好良いじいちゃんや、麗しのおばあちゃんが沢山いました。若いお兄さんやおっちゃんも割とこれを着ていますが、若い女性は洋服の人が多かったです。

この衣装はデールといい、老若男女関係なく皆着ます。小さな子供は肩をつめてあったり、女の子のはドレスみたいにアレンジしてあったりして可愛いです。





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デールとバイクの組み合わせが粋

男女関係なく着るデールですが、男性は比較的ゆったりした着方、女性、特に若い女性は体の線に沿った細身のものを着ているのをよく見かけました。男性用と女性用があるのだと思います。多くの人は帽子をかぶり、男性はブーツ、女性はハイヒールやサンダルと合わせて各々のお洒落を楽しんでいました。

人によって・・なんとなく年配の男性に多かった気がしますが、袖がすごく長いデールを着て腕をプラプラさせながら歩いている人もいて、なんだか可愛いかったです。





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また、デールは無地のものや柄入りのものなど様々ですが、どちらかというと年配の方の方が大きな柄入りの派手なデールを着ており、これがまた最高に決まっていました。

若い人の中には、暑いのか片袖を脱いだり、上着部分を腰に巻いて着崩している人もいました。中身は白いカッターシャツだったり、ポップなTシャツだったり。これもまた格好良かったです。





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ナーダムと言えば!のモンゴル相撲を見学したいのですが、なかなか始まりません。

代わりに、本日出場する相撲レスラーの方に写真を撮らせてもらいました。さすが相撲レスラーなだけあって恰幅が良く、格好いいです。でも日本の力士だって、負けず劣らず滅茶苦茶格好良いです。世界一格好良いスポーツだと思っています。





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子供達による騎馬勝負を見学。

子供の部とかではなく、この競技はもともと子供しか参加できないのだそうです。大体小学生くらいの子供達が参加しているように見えますが、ガイドさんに「6、7歳から10歳くらいまでですかね?15歳くらい?」と聞いたところ、目を泳がせながら「あー、うん」と言っていました。知らないなら知らないと言ってもいいんですよ。





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馬乳酒

馬乳酒とやらを飲ませてもらいました。アルコール度数はかなり低く、お酒という感じは全くしません。お味は、馬乳がそうであったのと同じように強い酸味と、謎の風味があります。

不味くはないし割と癖になりそうな味とも言えるのですが、かなり独特なので、私も全部は飲めませんでした。
 




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ナーダムメイン会場 

その後しばらく待ちましたが相撲も何も始まらず、そして誰に聞いてもスケジュールを知らないという素晴らしきかなモンゴリアンタイムに翻弄された私達は、ひとまず宿を探しにいくことにしました。もちろんキャンプの話は無かったことになっていますが、今日は雨ですのでどのみちその選択肢はありません。

ですが、ここでうっかりガイドさんと衝突してしまいました。軽くですが。

こんな話は読む人も楽しくないと思うので省略しますが、全額込みのツアー代金だったはずなのに追加で宿代を徴収されたことと、そういえばモンゴリアンバーベキューも何故か追加で払ったぞという点を中心に、その他諸々の不信感が限界突破してしまいまして。

キャンプができない悲しみで少々冷静さを欠いていた可能性も、恥ずかしながら否定できません。





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本日の宿

結局、一人あたり10,000Tg(460円)を追加で払い、こちらの宿に泊まることに決まりました。

460円ばかし、そしてモンゴリアンバーベキューの250円ばかしを払いたくなくて怒っていた訳ではありません。いや払わなくていいなら払いたくないですけど。

そうではなくて、契約内容を曖昧にされたこと、それに対する説明が足りていないこと、返答が二転三転すること、そしてあまり誠実とは言えないここ数日の彼の態度が、堪忍袋に切れ込みを入れたのです。

衝突と言うほどではない、静かなやり取りではありましたが、結果的に場の空気を冷やしてしまいました。私もヤーヤーフヒヒを貫いた方が、きっと皆幸せのまま終われました。彼は正しかったのです。





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その後少なからず落ち込む私に対し、おばあちゃんが「今日は何も言えなかったけど、私も変だと思ったわよ。明日私からもちょっと話してみるわね」と、優しく話しかけてくれました。おばあちゃんありがとう。その一言でなんだかもういいかなって思えました。味方がいるって、それだけで慰められますね。




で、おばあちゃんとの心暖まるやりとりとは全く関係ないスキャンダラスな写真を載せてしまいましたが、ナーダム会場再びです。モンゴル相撲がついに始まったのです。

横殴りの雨に、雷まで鳴っています。嵐が来るぞお~

地方ナーダムですので参加選手は少なく、たったの4人です。「割と少ないんですね」と聞いたら、ガイドさんは「まあ100人くらいかな」と答え、この人の目には私には見えない96人が写っているのか?と頭上にでっかいハテナが浮かびましたが、まあ多分昨日までに予選でふるい落とされたのだろうと想像することにしました。





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二組同時開催しましたが、一組は1分も待たずにあっという間に決着がつき、もう一組は10分ほどの長い戦いになりました。何度も組み直しぶつかり合う、白熱した素晴らしい戦いでした。が、雨で前が見えずおまけに寒すぎたせいで、決着の瞬間は見逃しました。決まり手は足技だった気がします。

勝者の証である帽子を与えられ、誇らしげに舞う選手。鳥の羽ばたきを模しているそうです。これも撮りそこねました。すみませんポンコツで。思考停止するくらい寒かったのです。


モンゴル相撲は日本の相撲と違い土俵がなく、手をついてもOKなので、決着はつきそうで中々つかないです。まわしが無く、胴体に直接組み付いて投げないといけないのでやりにくそうな感じ。しかし日本の相撲には無い様々な手技足技その他諸々があるので、相撲とはまた違った楽しみ方ができます。





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衣装はぱっと見ハレンチですが、よく考えたら日本の相撲レスラーの方がよほど露出度が高く、豪快な脱ぎっぷりです。でも適度に露出度を下げた方がよりセクシーという説もありますから、モンゴル相撲のこの衣装は着衣と裸体の間を攻めた絶妙な・・・

何を言ってるんでしょうね私は。
思ったより疲れているのかもしれません。


取り組みの動画を撮ったので、あとでツイッターに上げてみます。もし48時間ほど経っても上がってこなかったら、こいつは本当に文明に付いて行けてないなと思って頂ければ、そういうことです。






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本日の晩ごはん

本日の晩ごはんは、透明なカタクリ麺っぽいものに羊入り塩味ソースかけたものでした。

これまで超絶塩辛かったのに、ここにきて急に無味に近い薄味に。何でしょうこの極端から極端に行く感じは。私が塩辛いのに慣れただけでしょうか。そんな急に味を感じなくなるほど慣れるものですか?






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本日の晩ごはん2

ドライバーのおっちゃんが羊肉餃子とミルクティを持ってきてくれました。おっちゃんはこの町の出身だそうで、今でも家族や親戚が住んでいるんだとか。なのでおっちゃんは、今日は自宅に泊まります。

おやすみおっちゃん、また明日。




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普通の宿で飲んでも面白くないので、結果ビールが余りまくってしまいました。

ゴビツアー8日目(最終日)に続きます。


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| モンゴル | 23:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ゴビツアー6日目・キャンプがしたいです


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ハリネズミ

ガイドさんのゲルに潜り込んでいたそうです。





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道を塞ぐラクダの群れ

本日もひたすら移動です。昨日から曇っているのか黄砂なのか、お日様が隠れているためちょっと涼しいです。少しずつゴビ砂漠のエリアから離れて行っているのを感じます。




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途中、ちょっとだけ雨が降りました。雨なんてすごく久しぶりに見た気がします。

でも今日は天気が良ければ小川の近くで!!キャンプ!!!しようという話になっているので、雨はこれ以上降らないで頂きたいところ。私はもはや、キャンプのためだけにこのツアーに参加していると言っても過言ではありません。





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ゲル訪問

なんだか分かりませんが唐突に人様のゲルにお邪魔することになりました。うちのガイドちゃんは最近こちらから聞かない限りろくに説明をしてくれません。そして私も特に聞かなくなったので、謎は謎のまま終わります。

ゲルの中は、普通の家と同じようにベッドや家具類が揃っています。こちらのゲルにはテレビまでありましたが、昨今はそう珍しいことでもないそうです。





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ここでちょっとゲルの作り方について、聞きかじった知識を披露しようと思います。写真に写っているのは、ゲルの骨です。

ゲルを組み立てるにはまず①の柵のようなものを円形に広げ、壁を作ります。同時に②のドアも設置しますが、これは小さいのでここから家具は入れ辛いです。ですので、大きな家具は柵を広げる前に中に配置しておくそうです。

続いて、③の二本の柱を支えつつ、④の大量の棒と⑤の天井中心に来る部分を繋ぎ、屋根部分を組み立てます。壁と天井はしっかり釘打ちするわけではなく、乗っているだけ、あるいは紐やネジなどで簡単に固定してあるだけの場合が多いようです。柱は地面にしっかり固定するわけでは無く、ただ支えあいながら立っているだけなので、ぶつかるとおそらく家ごと倒れます。

と、これで骨組みは出来上がりました。





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天井部分

あとは、柵の内側に壁紙代わりとなる薄手の布を、外側全体に分厚いフェルトの生地ともう一枚丈夫な白い布を被せ、布が飛んで行かないようロープを巻きつけ、いくつかの重しを下げます。そして、地面に床材や絨毯などを敷き詰めたら完成です。



ゴビのツーリストキャンプでは見かけませんでしたが、一般家庭のゲルでは中央に暖炉と煙突を設置するそうです。モンゴルの冬は冷え込み、マイナス20度とか30度とかを叩き出すので暖炉は必須です。ゴビもしっかり冷えるのですが、夏季のみ営業のキャンプが多いそうなので、そちらには暖炉は必要ないのかもしれません。

簡易な作りですので、組み立ても解体も小一時間で出来てしまうそうです。そして写真の通り材料はコンパクトにまとまりますので、移動も容易です。

ドアはしゃがまないと通れないくらい低いものの、中に入ると意外と広く天井は高く、しっかり立って歩き回れます。天井の真ん中は天窓になっており、日中は光が入ってかなり明るいです。夜はロウソクやランプの灯りを用いますが、昨今は太陽光やエンジン式の発電機、町中だとゲルまで電気を引いているご家庭もあるそうです。

安価なツーリストゲルだと床と壁の間に隙間が空いており、外と内の境界が曖昧になっている場合も多いです。草が侵入していたり。ですが夏季の日中は暑いので、そこから風が入って来てかえってありがたいです。ご家庭のちゃんとしたゲル、特に冬季に住まう場合は、ちゃんと隙間風対策をするものと思われます。

以上です。日本にある材料で作れます。





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毎度お馴染みモンゴリアンミルクティーの、スーテイ・ツァイを御馳走になりました。今回使われているのはラクダの乳だそうです。私が昨日ラクダの乳を飲んでみたいと言ったからここのご家族に頼んでくれたのかな?と思いましたが、ガイドさんは何故か私と目を合わせようとしません。さては嘘だなコンニャロー。

・・と思いきや、後でネットで調べてみたらラクダ乳の味の解説が私の持った感想と同じだったので、これは本当にラクダ乳だったようです。ガイドさん、何故そんな紛らわしい真似を。

それでラクダの乳ですが、牛乳よりサッパリしていて、少し香ばしいような風味がありました。まあこれはスーテイ・ツァイ由来の風味かもしれませんが。どちらにせよ乳自体の癖は強くないので、どなたでも飲める味だと思います。





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ラクダチーズだそうです。これが異常に固くて、噛み砕けずこのあとしばらくポケットに入れていたらポケットが乳臭くなりました。後日ちゃんと食べましたので感想を述べますと、ヤギチーズのように酸っぱくないので食べやすく、強すぎない爽やかなチーズの風味と塩気の組み合わせがとっても美味でした。削って料理にかけると良さそうです。





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本日のお昼ごはん

本日のお昼ごはんは、小麦粉麺みたいなミニすいとんみたいなのが入ったスープです。ちょっとお粥っぽい仕上がり。料理名はパンタンと言うそうで、モンゴルのご家庭ではよく食べられているんだとか。麺になりきらなかった小麦粉がスープにとろみを出し、これがなかなか美味でした。日本でも気軽に作ってみたい感じです。






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本日のハイライトはこちら。仏教施設の遺跡です。

しかし、解説板はモンゴル語ばかりだしガイドさんはほぼ機能しなくなっているため、どういう遺跡なのかよくわかりません。





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博物館

でもよく分からないなりに、古い物達の展示は興味深いです。

建築なり宗教美術なり、そのデザインを見るのが好きです。仏教についてちゃんと学んだならここに並ぶ物一つ一つに対する理解も深まるのでしょうが、どうもそのデザインであったり、色彩についてばかりに興味が行ってしまいます。特に国や宗教の境ではそのデザインが混ざり合って新しい発想が生まれているので、それが面白くて好きです。





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こちらはぐるぐる回る作りになっており、回すとお経を1回だか1ページだか唱えたことになるそうです。持ち運び出来るポータブルお経ぐるぐるも販売されています。お経とは。そして修行とは。と、仏教事情に明るくない私は一人頭を抱えるのでした。





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その後本日のキャンプ地探しへ!!川沿い川沿い!!

・・・と思ったら、悩むそぶりさえ見せずにすぐ隣のツーリストキャンプに入りました。キャンプは?

私「キャンプは?」
ガイドさん「明日だよ」


今日って言ったのに・・・言ったのに・・・・

というか、私はもう気付いているんですよ。貴方がここ一週間、何に対しても今日だ明日だ明後日だと適当な返事を繰り返して来たことを。そしておそらく、明日もキャンプはしないということを。





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川はありました。
その川を見つめ、ボーっとしました。

そもそも、ツアーでキャンプに連れてきてもらおうというのが間違いだったのかもしれません。自分で行かなくてはいけなかったのです。しばらくこういう事をしていなかったので、ちょっと間違えました。

私のゴビツアーは、もはや一秒でも早く終わるのを待つばかりとなりました。






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ツーリストを一本釣りする気としか思えない、わざとらしくかつそそられる風景があったので見に来ました。岩山の上に立つ、ヤギの彫像です。近くで見ると割と雑な造り。






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反対側

しかし、ここからの景色は悪くないです。日の入りの頃になったら、ビールを持ってもう一度来てみましょう。ポジティブシンキングよ!ってカナダ人おばあちゃんが言っていました。ありがとうおばあちゃん。とりあえずビールにトイレットペーパーを巻いて水をかけ、風に当ててきます。





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先程の川に戻り、軽く水浴びをしました。ちょっと手足を洗った程度ですが。

本日のゲル村には立派なトイレシャワー及び水道がありますが、鍵がかかっていて自由に入れません。代わりに、トイレは少し離れたところに半野外のよく見るそれがあります。シャワーは5,000Tg(230円くらい)と、少々高額です。水のないゴビでももっと安かったらしいというのに。カナダ人おばあちゃん曰く。

私は水浴びは好きでもシャワーに対する興味はすでに失っているので、どうでもいいのですが。日本に帰るまでにこの呪いを解かないと、ただの不潔な人になってしまいます。






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よく見ると、川沿いには良い感じの木陰があります。こっちで飲むのもいいですね。

先程まで無の境地にいましたが、落ち着いて見渡して見ればなかなか良い所ではないですか。というか、ここにテントを張ればいいのでは?ヤギのうんこが敷き詰められている点に目をつぶれば、最高のロケーションだと思うんです。





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何故かニッコリ顔のヤギ

さっきはいなかったヤギ達がどこかから集まって来ていました。モリモリ草を食べています。こうして見ると、草もなかなか美味しそうです。

ところで、ヤギはものすごくわざとらしく鳴くのですね。メ~という声がなんかこう発音が良すぎるというか、人がやるヤギ真似の方がよほどヤギらしいというか。ヤギのメ~って、すごくメ~なんですよ。はっきりと「めー」って言ってるんです。奴らきっと素人です。





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本日の晩ごはん

晩ごはんはトマト羊根野菜丼です。ガイドさんのトマト味料理は大抵美味しいです。塩辛いのにも随分慣れて来ました。羊はもともと好きですが、毎日食べたことによりすっかり私の中で無くてはならない存在になりました。好きな肉ランキング1位に躍り出る勢いです。





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ヤギの歯占い(羊だったかも)

4つの歯を転がし、その結果から運勢を占うというモンゴルの遊びです。同じものがウランバートルの土産物屋で売られていた気がします。

私の出した結果は、「沢山の困難と障害が君を待っている」みたいな内容でした。

待ってなくていいですよ。先行っててください。後から行けたら行くんで。





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岩山に夕焼けを見に来ました。もちろん、ビールとツマミを持って。しかしやはり皆考えることは同じのようで、山頂は結構な人口密度でしたのでビールを出すのは控えました。人がいなくなってから、一人でゆっくり飲むことにします。

と、ここでモンゴル人の少女に話しかけられました。14歳だそうです。現在日本語を勉強中で、私が日本人っぽかったから話しかけてみた、とのことです。

彼女は日本語ばかりでなく、英語、韓国語も同時に学んでいるそうです。英語で話しましたがこれも上手で、そればかりか私が投げ掛けるモンゴルに関する質問にも全て的確に答えてくれ、色々な疑問が解決しました。なんと聡明な子なんでしょう。

彼女は大人になったら世界中を旅して、色んな国の人と関わる仕事に就きたいんだそうです。

君なら何にだってなれるよ!




その後、彼女と一緒に来ていたらしい父親が岩の上に立ち何故か外国人ツーリスト達相手に講演会を初め、

「バイカル湖はモンゴルのものだ!だって語源がモンゴル系だもん!」
「プーチンはモンゴル人だ!だって名前がモンゴル系だもん!」


と無茶なことを言い出しましたが、後ろでお母さんが肩を震わせていたので私も話半分に聞いて楽しむことにしました。仲の良い、素敵なご家族連れでした。

あと、聴衆の中にいたスペイン人がドサクサに紛れて「日本語の源流はスペイン語だ!アリガトウはオブリガード(ありがとうの意)から来ているんだ!だって発音が似てるもん!」と言っていましたが、それは否定しておきました。




講演会終了後、すっかり暗くなってから皆で下山しました。ちょっと仲良くなってしまったので、私だけここに残るとは言い辛くて。

しかし今日の私はいつも以上に一人で飲みたい気分。その後も人気のないところを探して頭にはヘッドライト、右手にビール、左手にピクルスの瓶という、シルエットだけ見れば丑の刻参りみたいな出で立ちでゲル村の回りを徘徊しましたが、良い場所は見つからず。

結局、ベンチでさっと一本だけ飲んでゲルに帰り、眠りについたのでした。


ゴビツアー7日目に続く。


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ゴビツアー5日目・ひとり流血沙汰


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おはようございます。

ちょっとゴビ砂漠をもう一度見に行きます。昨日のあれだけではやはりちょっと寂しい気がしたので、朝焼けでも見て砂漠満足度の向上を目指します。

・・・と思っていたのに早くも夜が明けそうです。うちのおおらかうっかりガイドさんが日の出は3時か4時か5時とか曖昧なことを言うから、一時間置きに目が覚めて疲れ果て、肝心なときに起きられなかったではありませんか。そして朝ゲルを出ると同時に何故か大量の鼻血を吹いたではありませんか。左鼻からだけ。

暑さでのぼせたのか、昨日の砂漠ショックでのぼせたのか。なんだか分かりませんが、とにかく時間がないので鼻血をぬぐって出発します。





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川を裸足で渡っております。昨日渡ったはずの橋が見つからなかったからです。橋どころか道も最初から分かっていませんが、砂漠はそこに見えているので大丈夫です。あの方角を目指して歩くだけです。





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帰ります。

砂漠はまだ遠いですが、あそこまで行っていたらツアーバンの出発時間までにゲル村に戻れないからです。

砂漠リベンジ編おわり。





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ゲル近くから見た夜明け

なお、日の出は結局6時でした。
そして7時に出るというから急いで帰ったのに、出発は8時半でした。

あのガイド野郎。






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バイクでラクダを追う少年

今日は暑くない場所とやらに移動する以外、特に予定を聞いていません。しかし暑くない場所というからには、砂漠から離れ結構遠くまで行くつもりでしょうか。どうか見所は端折らずにちゃんと連れて行って欲しいものです。






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本日の命の水確保

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野うさぎ

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どこかの村の犬

砂漠付近では買い物はできないと聞いていましたが、今のところ毎日どこかの村のミニマーケットに寄っています。南へ行くほどに品数は減り値段もやや上がりますが、そう酷い変化ではありません。やや割高でも、冷たい飲み物が買えるのはありがたいことです。



ところで、実は先ほど怪我をしました。

荒野を飛ばすツアーバンの中でいつものようにウトウトしていたら、何があったか急ブレーキを踏まれ、向かいに座るおばあちゃんと激突したのです。このバン、酷いダートを走る割にシートベルトが無いので、とっても危険です。

結果、おばあちゃんは前頭部を、私は顔面を強打。唇が上下共にバックリ割れ、結構な流血沙汰になってしまいました。正直悶絶するほど痛いし服も手も血まみれですが、私よりおばあちゃんが心配です。何故ならおばあちゃんだからです。ご老人が頭部強打はマズイのでは。

痛い思いをしたのは二人共ですが、怪我の程度が派手なのは私なのでどうしてもこちらに注目が集まってしまいます。暑くてのぼせているせいもあってか血はその後2時間止まらず、唇は腫れる一方。そんな私を見て焦ったのか、ガイドさんは場を和ませようと

「あー結構腫れてるな・・でもアンジェリーナ・ジョリーみたいでいいと思うよ!」

まあほんと?ありがとう蜂の巣にするぞお前


しかし今日は鼻から流血口から流血と、随分景気が良いではありませんか。私のことは今日から低橋ジョリバシーナと呼んで頂いても構いませんけど、それはさておき顔の怪我くらいで済んで良かったです。おばあちゃんが吹っ飛んだ先には木製棚の角があったので、ひとつ間違えばとんでもない事態になっているところでした。不幸中の幸いでした。






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本日の宿

昼過ぎ、早くも本日のキャンプに到着しました。

暑いです。暑くない場所に移動とは何だったのか。しかも完全なるツーリストキャンプではありませんか。訳のワカラン建物はあるし・・・あ、水洗トイレにシャワーまであります。Wi-Fiは流石に無いですが発電機により充電ができるようになっています。

そんなものは、いらないのです。私が求めているのは広い大地にテントに水場にヤギに羊に青空トイレです。ここは色んな物があるものの、ヤギのうんこ不足が深刻です。こんなのモンゴルじゃありません。

でも久しぶりのシャワーは気持ちが良かったです。お湯は出ないし水圧は残念ですが、充分です。自然が好きとか言っておきながら、結局文明に手懐けられている私。せめてもの腹いせに服を着たままシャワーを浴びましたが、洗濯が同時に済まされ血痕も落ち、全身とってもスッキリしただけでした。敗北感・・・






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本日のお昼ご飯

本日のお昼ご飯は、ピリ辛トマトペンネです。

口が痛いと言うとるのに何故わざわざピリ辛にするのか。昨日まで辛い料理なんか一度も出さなかったでしょうが。何故このタイミングで。





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本日の晩ご飯

昼食後たっぷり4時間自由時間を取り、特に何も出来ぬまま再び食事の時間が来ました。いつものように塩辛いスープです。滅茶苦茶傷に沁みます。くそおビールも飲めない。飲むけども。






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流石にいかんと気がついたのか、夕食後ちょっとした観光に連れて行ってもらえました。

バヤンザグという所です。世界で最初に恐竜の化石が発見された場所なんだとか。それを見つけた人は、さぞかしビックリしたでしょうね。なんだこの生き物は!?って思ったでしょうね。想像するだけでウフッとなります。


ゴビツアー6日目に続きます。


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ゴビ砂漠ツアー4日目・砂漠ツアーとは


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山羊の鳴き声で目覚めると、一匹群れから外れこちらに遊びに来ていました。




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フランス人カップルは朝8:00のウランバートル行きバスに乗るため、早朝に出発してしまいました。残された私達3人は、何もない草原でボケ~っとツアーバンが戻ってくるのを待つだけです。お腹を空かせた黒山羊にじっと見つめられながら。パン食べるかい?




ところで、昨日参加者全員を脂まみれにした羊肉の残りは残念ながら捨てられてしまいました。野性動物が食べるから平気だよとのこと。あの脂身の多い羊肉でもカレーにしたらきっと美味しいでしょうに、残念です。

野性動物と言えば、モンゴルは狼が出るんだそうです。
モンゴルの治安の話をしているときに、

ガイドさん「ああ治安ね、結構悪いよ。ときどきツーリストが行方不明になったり」
私「ええ〜、拐われちゃうんですか?」
ガイドさん「うん。狼に食われてる。」

それ治安の問題か?


という会話から発覚しまして。モンゴルを長期個人旅行する外国人旅行者も少なくないけど、徒歩だと野生動物から逃げ切れないから危険だよとのこと。馬やバイクで旅するならいいけど、と。

チャリ旅ならどうですかね?襲われるなら夜寝ているときが多いでしょうから、馬とか徒歩とか関係ない気もしますが。





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バイクで羊を追う少年

そんなわけで本日も元気に出発しましたが、今日はついに砂漠に着けるそうです。道理で暑い訳ですね。日に日に体感温度が上がってきています。風も熱風で、全く涼しくありません。

私の両腕及び首の後ろは、早くも真っ黒に焼けて皮膚が剥がれてきています。日焼け止めは塗っていたんですけども。暑くても長袖を着るべきでした。

顔面は帽子にガードされていたのでそんなに焼けていないものの、この夏休み明けの小学生みたいな腕ときたら。いい年をした大人がこんなんでいいんでしょうか。






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本日のお昼ご飯

本日のお昼ご飯は、岩影にてトマトピラフです。いい感じの岩場なのにここはランチの為に寄っただけで、また熱風の荒野に戻るとのこと。

それはさておき、ピラフの油と塩気が強すぎます。私は別に、特別に薄味やさっぱり味が好きなわけではありません。とんこつラーメンとか好きです。ただモンゴル料理ときたら、羊が塩背負って油を振り撒きながら攻めて来る感じがなんともこう・・

羊と塩はともかく、油はうちのガイドさんの好みに過ぎないような気もしているのですが。





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昨日買った羊が少し残っており、未だ段ボールの中、そして常温保存されています。でも何の問題もなさそう。冷凍・解凍を繰り返すことにより肉が傷むというのは理解しているのですが、それにしたって常温でもちすぎじゃないですかね?塩漬け肉とかじゃないんですよ。

本当に謎です。肉に詳しい方がいらしたら、是非教えてください。





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今日は早めの16:00ごろにツーリストキャンプに到着しました。
日が長いので、まだまだ真昼の明るさです。

今回のキャンプも5、6個ゲルがありますが、一昨日のそれに比べれば小規模です。しかし2、300メートルほどの間隔をあけて似たようなツーリストキャンプがいくつも点在しています。きっとここが、ゴビ砂漠の最寄りキャンプエリアなのでしょう。





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で、ゴビ砂漠はあれだそうです。

ここでガイドさんから提案が。

「普通ここで二泊して砂漠を歩いたりするんだけど、暑いから一泊にして明日は別の所に泊まろう」

とのことです。

ん?それは砂漠では遊ばないということですか?砂漠ツアーなのに?

しかしカナダ人おばあちゃんは砂漠に興味がないのか、「いいわねそうしましょう」と乗り気です。唯一の味方と思われた日本人男性も、ガイドさんの話を理解しているのかいないのか、何を聞かれても「ヤーヤーフヒヒ」しか言いません。

ちょっとよくない流れです。





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二時間ほどの自由時間を挟み、夕方から一時間のラクダ乗り体験をしました。ラクダはこの2こぶの間に乗るとさぞかし安定感があるだろうと思っていたのですが実際はそうでもなく、馬と似たようなものでした。むしろ、馬より横幅がある分座りづらいです。





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そして砂丘に突っ込むかと思いきや、荒野を歩いただけで終わりました。

でもラクダの間抜け顔は可愛いかったです。頭や首を撫でると気持ちいいのか、顔をこちらに寄せてきます。とても大人しいいい子でした。

あと、ラクダのコブは意外とやわらかかったです。軟骨みたいなソフトな手触り。中身は水か油かというのが幼少期から長年持ち続けた謎でしたが、正解は油だそうです。油というか、脂肪です。エネルギーを蓄えているのだとか。






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本日の晩ごはん

夕飯はさっぱり塩味の羊スープでした。いやさっぱりはしていますが、しょっぱいです。いつもの感じです。でもちょっと慣れて来ました。




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夕飯を食べ終わるか食べ終わらないかくらいのタイミングで、「夕日見に行くから急いで」と言われ連れ出されました。夕日は見たいですが、何故先に言っておかないのか。おばあちゃんは「私はいいわ」と言ってすっかり休息モードに入ってしまいました。

そして案の定そのタイミングはギリギリで、「もう間に合わないからここから見ればいいよね」とのたまうガイド野郎ガイドさん。ツアーも中盤に差し掛かりガイドさんも疲れて来たのか、急に怠惰というか適当というか、おや?と思ってしまう振る舞いが増えて来ている気がします。

仏の顔無限野郎と名高い私でも、これには流石に反論せざるを得ません。いや仏のくだりは嘘ですけど。

私「明日はもうここを離れるんですよね?」
ガイド「そうだよ」
私「じゃあ砂漠はこれで終わりですか?遠くから見ただけで?」
ガイド「そうだね」
私「それは残念すぎます。これを楽しみに来たのに」
日本人男「ヤーヤーフヒヒ」





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結局、「間に合わなくてもいいから私は砂漠に行く。止めてくれるな」と言ってこれをかけ登った私は、こうして綺麗な夕焼けを見ることができました。ひとまずホッと一安心。砂の上に一度も立つことなく、後悔と悲しみと小さな怒りを抱えてツアーを終えるところでした。

これだけでツアー最大のハイライトが終わってしまうのは寂しいですが、残念ながら今の私には味方がいません。スタッフを含め3人がここを離れたがっており、残る1人はヤーヤーフヒヒ。ここは空気を読んでグッとこらえ、ビールでも飲んで忘れることといたしましょう。

砂漠でキャンプ、砂漠でビール、砂漠で火を囲んで旅人達の語らい・・・楽しみにしていたそれらのイメージが頭のなかを駆け巡っていることに、気づかないふりをしながら。

あのヤーヤーフヒヒ男がっ(やつあたり)


いや、いい人なんですよ。いい人すぎてイエスしか言わない事が、今の私にはコンニャロー案件なだけで。ガイドさんも、ちょっと適当だけどいい奴なんですよ。暴言吐いてすみませんでした。






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さてさて、そんなわけで今この瞬間のゴビを全力で楽しむ必要が出てきたわけですが、ゴビ砂漠は私が想像していた広大な砂漠とは、ちょっと違ったようです。

こちらはホンゴル砂丘というゴビ最大の砂丘ですが、長さは100キロだか200キロだかあるものの、幅は数百メートルから数キロ程度しかありません。非常に細長い形をしています。

あの砂丘の向こうには行く時間がありませんでしたが、行った人に尋ねたところ、こちら側とほぼ同じ光景が広がっているだけだったそうです。越えようと思えば簡単に越えられ、そして砂漠はそこで終わっていたと。

ではゴビとは一体?というところですが、「ゴビ砂漠」と言ってしまえばそりゃもちろん砂漠をイメージしますが、実際の「ゴビ」とはこれまで見てきた荒野、昨日見た草原、そして緑溢れる渓谷などの全てをひっくるめた、実に様々な色を持った地域全体のことを指していたのでした。思い返して見れば、ツアー名は「ゴビ砂漠ツアー」ではなく、「色とりどりのゴビツアー」でした。

ああそうだったのね、と思いました。
そして、ならまあいっかと。

砂漠はいずれ行くであろうサハラ砂漠あたりに期待をして、今回は色とりどりのゴビ地域を楽しもうではありませんか。キャンプももう一回やるそうなので、主にその辺りを。

あのヤーヤーフヒ(まだちょっと気持ちの整理がつかない)




その後はゲル村に戻り、昨日少し触れた、何度も会う他グループの旅行者と一緒にビールを飲みながら語らいました。暗闇で全く顔が見えませんが、聞くところによるとトルコ人だそうです。後からわかったことですが、昨日の渓谷写真に写っていた映画のポスターみたいな人がそうです。

ゴビ砂漠肩すかし事件のやけっぱちで割と多めに飲んだ私と、すでに飲んだくれて出来上がっていたらしいトルコ人は、

私「トルコのさあ、東のさあ、あそこ行ったんだよホラあれあれ名前出てこないけど」
トルコ人「あーはいはい、アレね、アレアレ名前出てこないけど」

という全く身にならない話を小一時間繰り広げ、結局お互いの顔も名前も分からないまま別れました。最後に「またどこかで」みたいな会話をしたものの、お互い全く顔が見えなかったので会ってもわからないと思います。

・・・思いましたが、翌朝普通に会いお互いの声でそれと認識し、そしてその日の宿も次の日の宿でもまた会い、割と仲良くなったのでした。


ゴビ砂漠ツアー改め、ゴビツアー5日目に続く。


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ゴビ砂漠ツアー3日目・草原でキャンプ!!


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出発

今日も良い天気です。これは暑くなりそうですね。





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休憩

暑くなりました。知ってましたよ。それはさておき、何故こんな何もないところで休憩するのでしょうか。ツアーバンが何台も仲良く並んで。





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ダランザドガドかな?のバスターミナル

明日は残念ながらフランス人カップルとお別れする日なので、街に寄ってバスの切符を事前購入しました。地図を見た感じ、ここは多分ダランザドガドという街じゃないかと思います。南ゴビの中では比較的大きな街です。

バス会社の看板にダランザドガドって書いてありますか?私はもうキリル文字はすっかり諦めましたので、読めません。

今回はガイドさんにここまで連れてきてもらえたからいいものの、個人でここに来ていたらこれをバスターミナルと認識できる気がしません。あまりにも小ぶりだし、中に入ってもここは本当にバスターミナルなのか・・・それ以前に営業しているのか?という感じです。このあたり、やはりゴビ地域はかなり旅行者泣かせな気がします。そうでなかったら、そりゃもちろん個人で来たかったです。





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ついでに肉屋に寄って、羊肉の塊を買いました。今夜はキャンプ!でバーベキュー!!だそうです!!!ついにこの日が!!!!!!!!!!!

肉は塊で買ってもかなり安く、ツアー客5人で割ったら一人250円くらいでした。バーベキュー代もツアー代金に含まれるとか言ってなかったっけな、と思いながらも大した金額ではないので払いましたが、この辺りの曖昧さがツアー後半で争乱を巻き起こすことに。





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肉はダンボール箱に直で入れられました。保冷材などあるはずがありません。そもそも店で売られている時点から思いっきり常温でしたので、今更気にすることではありません。

南米や東南アジアのマーケットでも肉は常温で叩き売りされていましたが、日本のスーパーで見るものよりよほど新鮮で美味しそうに見えました。実際買って食べてみても、問題はなかったように思います。

肉はおろして常温に置いてそのまま食べるのが美味しい、・・んだとは思いますが、日本ではなかなか難しいですよね。ところで話の流れとはちょっと関係ないのですが、熊鍋を食べてみたいです。グリズリー鍋でもいいです。全日本のクマ出没地域の皆さん、及び北米全土グリズリー出没地域にお住いの方がいたら、熊鍋情報をください。あれは料亭とかに行けば食べられるんですか?あるいは、猟師さん宅に突撃隣の晩ご飯をすればいいんですか?アポ無しで突撃したら撃たれませんか?





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本日のお昼ご飯

本日のお昼は、競馬場か何かの脇にてモンゴル焼きそばです。焼きそばというか焼うどんというか、蒸しうどんという感じ。ツォイワンという名前のお料理だそうです。思えば、ウランバートルに着いた日にご馳走になったお昼ご飯もこれでした。モンゴルの定番家庭料理のようですね。





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日に日に暑くなり、そして緑がなくなっていく荒野を走り抜け、もうすっかりゴビだわねと思っていたら急にこんな所に出ました。ここはヨリーン・アム渓谷。南ゴビ地域のハイライトのひとつです。





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なんと、緑に溢れ川が流れているばかりか、花まで咲いているではありませんか。どうしたんですかゴビさん。ご所属は一応砂漠ってことになってませんでしたか。アイデンティティが崩壊していますよ。





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この渓谷は馬をレンタルして歩くことが出来ますが、牛に乗った少年もいました。この牛達がどういう目的でここに放されているかは謎です。普通に放牧でしょうか。牛は乗られた瞬間は怒って暴れていましたが、その後すぐ諦めてそのまま草を食んでいました。おおらかな生き物です。





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ネズミっぽい動物がいました。

のんびりというか鈍いというか、割と接近してもポケッとしていました。鈍いと言えば、モンゴルは虫も鈍いです。ハエとか蚊とか謎のでっかい虫とかが簡単に捕まえられます。生存本能が弱いんでしょうか。あるいは、虫たちも暑さにやられているのか。





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渓谷の奥の方は岩肌が格好良いこんな道になっており、ハイキングが楽しいです。割と通りにくい道もあるので、行かれる方は歩きやすい靴でどうぞ。




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沢の水でペットボトルを冷やし、ついでに顔や手足を洗いました。水は冷たく、気持ちが良かったです。ビールを持ってくるべきでした。





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知らない人です。知らない人でしたが、このあと行く先々で再会して挨拶を交わすうちに、いつしか知ってる人になりました。ツアーコースは定番化しているので、名所でも宿でもいちいち同じ人達に会うのです。





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本日のキャンプ地へ行く前に、井戸で水を汲みます。晩ご飯用です。井戸水は冷たくて澄んでいて、私はすっかり虜です。これで作ったごはんはひとしおに美味しい気がします。





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本日の寝床

お待ちかねの!キャンプです!!

こおんな大草原にポツンとテントを張ってしまうんですよ。


羨ましいですか?

でっへっへっへ。


イラっとしますか?

ぐえっへっへっへ。



ああ楽しい。キャンプ大好きです。本当に嬉しいです。

そういや3日目はシャワーがあるとかWifiがどうとか言ってなかったか?とふと思いましたが、そんなことはどうでもいいのです。キャンプが出来るのならシャワーなんていらないし、Wifiなんてこの世から消え失せればいいです。なんならこのスマホ、火に焚べてみせましょう。この後文明世界に帰らないといけないので、実際にはやりませんけど。





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先ほどの井戸からそう離れていなかったので、トコトコ歩いて水浴びをしに来ました。

ここ3日シャワーも洗濯も出来ず同じ服を着たままでしたので、服ごと頭から水浴びをしてシャワーと洗濯を同時に済ませます。この水はご覧の通り家畜達の飲み水にもなりますので、もちろんシャンプーや石鹸などは使いません。

着たきり雀に関しては、別に着替えの一枚や二枚持っているのですが、先日書きました通り乾燥のおかげで非常に爽やかに過ごせていますので、別にいっかなと思い同じ服を着ていました。実際3日間着たきりでも全く不快じゃないし臭いも気になりません。私以外も全員着たきりです。


そんな感じで水浴びを楽しんでいたら、この後ヤギと羊がいっぱい来てお水もっともっととせがまれました。まあ愛らしい。しかし汲んでも汲んでも無くなる水に、私は全身ビッタビタのまませっせと水を汲み続けざるを得なくなり、完全に彼らのための補水係と化したのでした。





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草原の真ん中でバーベキューの準備が進められます。

キャンプと言えば!の焚き火ももちろんやります。ただし燃やされているのはヤギか羊のうんこです。乾いたそれはいい燃料になるらしくて。あと牛のうんこなんかも燃料として使われるそうですが、そういえば初日に出会ったうんこ少年は牛のうんこ燃料の上でも飛び回っていました。あの子は本当にうんこでした。





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ビールも必殺気化熱利用法で冷やしています。この方法もすっかり認知され、気づけば参加者全員がやっていました。





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キャンプ地の脇を、馬に乗った青年が駆け抜けて行きました。

夕飯が出来上がる頃には、着たまま洗濯した服もすっかり乾いていました。3日後あたりにもう一度水浴びができれば、ツアーの終わりまでこの服のままいけそうです。むしろ水浴び無しでもいけそうです。砂漠では着替えなんかいらなかったのです。





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本日の晩ご飯

モンゴリアンバーベキューと聞いていましたが、ちょっと想像していたバーベキューとは違う光景を目の前にしています。蒸し焼き肉のたんまり入った鍋を囲み、全員素手で肉を掴み、無言でガツガツやる異様な光景。バーベキューと言ったらもっとこう、肉に野菜にビールを囲んでキャッキャウフフみたいな・・・まあいいんですけど。

塩のみで味付けした羊肉はべらぼうに美味しく、そこから出た肉汁スープ(右下に写っている器)も絶品でした。後で調べたところ、これはチャンスン・マハというモンゴルの伝統料理だったっぽいです。だとしたら、蒸し焼きではなく塩茹で肉です。言うほど水分は無かったように思いますが、はたしてチャンスン・マハで合っているのかどうか。

このチャンスン・マハ(仮)、すごく美味しいのですがいかんせん延々続く肉攻めなので、あっという間に脂にやられて体が震えました。塩に震え脂に震え、昨今の私はひところの西野カナさんの次くらいには震えているのではないでしょうか。

底の方に一応にんじん、じゃがいも、玉ねぎが隠れていましたが、そんなんじゃ全然肉の脂には勝てません。コーラを買ってくるべきでした。コーラは肉の脂に対していい仕事をします。パラグアイの豚の丸焼きパーチーで学んだことです。



もうすでに脂に胃をやられているのに、このあと羊の骨髄液まで飲まされました。骨髄液と言ってもそんな大層なものではなく、トロッとしたただの脂です。冷め気味でしたのでイマイチでしたが、しっかり温めて醤油と一緒にごはんにかけたらいけるかもしれません。髄液ごはんです。中々インパクトのあるお名前ですね。いいと思います。





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バーベキューの後はガイドさんとドライバーのおっちゃんがどこからか木片を持ってきて、キャンプファイヤーが執り行われました。いいですね〜。これぞキャンプです。

木片が何かの柵を破壊してちぎって来たような形状であることは、見なかったことにします。





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キャンプファイヤーと言えば!焼きマシュマロです。

いや知りませんが、誰かがそう言っていたので準備してきました。





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焦げました。

しかし焦げたところがサクサクして、カラメルみたいな味がしておいしいです。薪の下にうんこが見え隠れしている件も今回は見なかったことにします。大丈夫です。火にくべれば薪もうんこも大差ありません。

私が焦がした後フランス人が余ったマシュマロを丁寧に焼き始め、流石スイーツの国の男は違いますなと思いながら見ていたら、焼きマシュマロを食べた彼は一言、「これマシュマロじゃないよ」と言い放ちました。

今回のイベントを根底から否定してくれてからに。

まあ私も食べた瞬間何か違う気はしていたのですが、ぶち壊した柵とうんこで焼き上げたマシュマロなんかすでにマシュマロのマシュマロたるマシュマロ感を失っているので、もう何でもいいやと思っていたのです。なのでそんな事は黙ってスルーしてしまえばいいものを、流石スイーツの国の男は違います。妥協は許されないのですね。




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おっちゃんが何か楽しくなっちゃったみたいで、肉やらピクルスやらを焼き始めました。脂を落とした羊は美味でしたが、多少さっぱりしたとは言えもう私の胃は限界です。羊の脂はエグいのです。おにぎりと醤油で中和させてもらえればまだまだ行けますので、次回からはどうか、そんな感じで。


ゴビ砂漠ツアー4日目に続きます。


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ゴビ砂漠ツアー2日目・星降る夜にひとり


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岩に登るヤギ

昨夜は大変よく眠れました。最近宿で寝ていてもいちいちうなされるので、やはり夜行バスなり列車なりに揺られていないと眠れないのか・・・と社会復帰がさらに遠退く感覚を覚えていましたが、そういうわけではなかったようです。いざとなったら会社の近くにゲルを建てればいいということです。希望が見えて来ました。





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本日の朝ごはん

朝ごはんは山羊ヨーグルトのベリージャム入り、珈琲、パンです。山羊ヨーグルト以外は至って普通の朝食ですが、青空の下で食べるとこうも美味しいのですね。

ヤギヨーグルトは、ヤギ乳の味をそのまま引き継いだヨーグルトでした。草っぽいというか、ヤギのうんこっぽ・・・いやそこまでは言いませんが、まあヤギの香りです。ヤギ乳が好きなら問題ないでしょうが、そうでないならちょっと癖が強いかもしれません。





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本日の水確保

ヤギと羊と牛の群れにブーブー言われながら井戸水を汲ませてもらい、本日の命の水確保です。飲み水は1.5リットルのミネラルウォーターを1日1本支給されるので、この井戸水は主に調理用に使われます。





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本日の肉確保

小さな町の小さな売店にたまに寄って貰えるので、足りない飲み水やツマミやビールはそこで買い足します。暑いので、アイスを買ってみたりも。

食材も随時買い足されます。食費はツアー代金に含まれているので、こちらにはお金を出す必要はありません。お酒はもちろん自分で買っています。






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本日もひたすら移動です。暇なのでツアー仲間同士で喋ってみたりもしますが、だいたいカナダ人おばあちゃんの独壇場になり、集中しないと全てを聞き取れない私はいつの間にか寝ています。ちょっと集中力の持続性に問題があるようです。

おばあちゃんは74歳だったかな?だいたいそれくらいのお年で、とっても元気です。旦那さんが亡くなってからというもの、こうして一人で世界中を飛び回って遊んでいるのだそうです。格好良くてハイカラなおばあちゃんです。





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本日のお昼ごはん

昼食は元軍事施設の廃墟脇で頂きました。日陰も何もないもはや草原でもなくなった荒野を進んでいるので、廃墟でも何でも日陰はありがたいです。

お昼ご飯はトマトツナパスタと、にんにくマヨネーズで和えたニンジンサラダでした。ツナパスタですが、当然のように羊が入っています。そしてやはりしょっぱく、たっぷり油が効いています。





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そしてまだまだ移動します。砂漠が近づいているのか単に南下している影響か、昨日より暑い気がします。でも空気が乾いているので汗をかきません。というか、かいた端から乾いていきます。

全身サラサラを保てるので不快指数は低いですが、汗と一緒に命も揮発していっている気がします。こんなところに一時間も立っていたら枯れてしまいます。





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そんな炎天下の荒野に、馬らしき影が見えました。ガイドさんに聞いたら、野生ではないそうです。「2、3ヶ月したら飼い主が迎えに来ると思うよ」だそうです。それって飼ってるって言うんですかね。






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いよいよ砂漠じみて来ました。ラクダの群れです。何故か皆お日様の方を向いて座っていましたが、うちのドライバーのおっちゃんが脅かしたせいで皆慌てて立ち上がり、ワタワタ土煙を立てていました。おっちゃんやめなさい。





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本日のハイライトはこちら。ナントカカントカ言う名所です。名前は忘れましたが多分ガイドブックに載っていると思います。

壮大な景色です。
地球に立っている、という感じがします。

下の写真は少しカッパドキアにも似ています。懐かしや。





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その後30分くらい走って、本日の宿に到着しました。2日走ったかいあって、ウランバートルから結構遠くまで来ているようです。

今日はツーリストキャンプに泊まるようですが、予約とかはしていないみたいで、「空きある?」という感じのやりとりをしていました。ホームステイではなくツーリストキャンプな点は、正直なところ少し残念な気持ちになってしまいました。人が多くて騒がしいし、ゲルが10個くらい並んでいるだけで面白みに欠けます。

物陰はあるにはありますが昨日ほどではなく、そしてこの人の多さ。私はどこで青空トイレをすればいいんですか。いやツーリスト用のトイレがちゃんとあるんですけど、そこはホレ、あれですよ。


ところで誤解を招きそうなのでこれだけは言っておきたいのですが、そういうのは大自然の中だから許されるのであって、町中で立ちションをするおっちゃんとかは絶対イカンと思っていますよ。念のため。





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本日の宿は完全なるツーリストキャンプかと思いきや、ラクダ牧場を兼ねているようです。牧場のお母さんが器用にバケツをかかえ、ラクダの乳絞りをしていました。

余談ですが、ラクダのうんこはちょっと臭いです。山羊のそれはそんなに不快じゃないのですが、食べているものの違いでしょうか。ラクダもヤギと同じく、草を食んでいる様子でしたが。


昨日からうんこの話ばかりしていますね。これまでエレガントでシャレオツな旅ブログとしてやってきたのに、台無しです。




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ここにもチビッコがいたので、キャンディーをあげました。




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喜んでいました。




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本日の晩ご飯

夕飯は麺入りのトマト羊スープです。昨日と同じ感じ。しかし昨日よりさらにしょっぱくて、食後に身体が小刻みに震えるほどでした。ビールに合うを通り越してビールがないとやってられません。





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そんなわけで、本日も当然ビールタイムがあります。

昨日は常温でしたが、今日は気化熱を利用したビール急冷法を試してみました。これがなかなかに良い仕上がりで、キンキンに冷えはしないもののややひんやりな感じに。昼間はあんなに暑かったのに夜はそこそこ冷えますので、これくらいの冷たさでもまあいっかな!と思えます。

我慢できなくて日の入り前の30分ほどしか試していませんので、日の入り後に何時間かやればもっと冷えると思われます。良い風が吹いていますので。





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今日も夕焼けが綺麗です。

夜になると、あちこちのゲルから話し声や笑い声が聞こえてきました。人の多いところが苦手でツーリストキャンプに否定的な意見を持っていましたが、こういうのも悪くないなと思いました。

自分がそうであるのと同じように、皆それぞれの旅をして、こうして笑いあっているのです。この騒がしさも、なんだか愛おしく思えてくるではありませんか。





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夜のゲル村

カメラ以上に私の腕に問題があって写真を提供できませんが、星空が綺麗でした。涙が出るほどに。北斗七星がはっきり見え、天の川も輝いています。



ゲルキャンプから離れて、大地にそのまま寝っ転がり、ひとり星空を見上げていました。

最近親友が結婚しましてね。
それは大変喜ばしく、幸せになって欲しいと思う気持ちに一切偽りはないのですが、少し寂しく思う気持ちもあり。そしてそれが事後報告であったため、彼女にそんな相手がいたことも知らなかった自分にショックを受けました。

勝手に飛び出して友人達とろくに連絡も取らず、自由に生きて、遠くに行ったつもりの自分が実は、置いていかれた側だったのかもしれないと気づきました。

置いていかれるも何も、勝手に道を外れたのですが。

今の生活は楽しくて、幸せです。旅をしていないと息がつまるようで、一度は日本で社会復帰をしようと試みましたが、どうしても苦しくてまたこちらに戻ってきてしまいました。日本でそんなに酷い目にあったわけではありません。ただ、私が弱かったのです。

そうしている間に、親友はちゃんと自分の未来を見つけていました。




私はいつも好き好んで、一人になれる道を探します。人といると色々なことを意識してしまうからです。私はおかしなことを言っていないか、嫌な奴になっていないかと。私は決して出来た人間ではなく、駄目だとわかっていながら人に不快な思いをさせてしまうことも多々あります。感情が不安定になることもあります。きっと誰もがそうであるように。

私はボロを出すのが嫌で、一人になりたがるのかもしれません。

誰だったかが歌の中で、「孤独と自由はいつも抱き合わせ」というようなことを言っていました。一人を選び、自由を謳歌しながらも、身勝手にも孤独を感じる瞬間があります。あの歌はこのことを言っていたのかと、旅の中で気がつきました。

おそらく、他の旅人達も少なからず似た感情を抱いているのではないでしょうか。・・そうであって欲しいと、思ってしまいます。寄り添えなくていいし分かり合えなくてもいいので、ただ、「皆そうだよ」という、それだけの安心が欲しいです。




・・・なーんてことを考えてセンチメンタルに浸っていたら、いつの間にかゲル村の灯りが全部消えていて遭難しかけました。

帰る方角が全然わかりません。これはヤバしです。

こんなときはアレです。方位磁石!!・・・は、ゲルに置いてきてしまいました。では、星を見て方角を知る!!北斗七星があそこにあるから〜・・・北斗七星は北斗七星と言うからには北でいいんですよね?

で、ゲル村は東?西?南?

助けてー!!



その後、半泣きで荒野を彷徨いましたが星空を撮りに来たらしきツーリストを捕まえることができ、方角を聞いて、無事ゲル村に帰ることができました。

センチメンタルはほどほどにしようと思いました。


ゴビ砂漠ツアー3日目に続きます。


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| モンゴル | 23:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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